JP6962121B2 - 乗物用シート - Google Patents

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Description

本発明は、シートパッドとシートフレームとシートカバーを備え、シートパッドの着座面と側面に沿ってシートカバーが被覆された状態において、シートカバーの端部が、シートパッドの裏側でシートフレームに係止されている乗物用シートに関する。
この種の乗物用シートは、乗員を弾性的に支持するシートパッドと、シート骨格をなすシートフレームと、シートの意匠面をなすシートカバーとを備えている(特許文献1を参照)。シートパッドは、シート外形をなす部材であり、シートフレーム上に配置された状態とされている。またシートカバーは、シートパッドの着座面から側面にかけての部分などを被覆しており、シートカバーの端部は、シートパッドの側面から裏側に回り込んでシートフレームの係止部に係止されている。
ここで上述の乗物用シートでは、シートカバーをシート形状に沿って見栄えよく配置することが望ましい。例えばシートカバーをシートパッドの側面に沿って配置しようとする場合、シートパッドの側面後端でシートカバーが過度にシート内に引き込まれることが懸念される。そこでシートフレームに、本発明の形状出し部に相当するワイヤ状の部材を配設するとともに、このワイヤ状の部材を、シートフレームの側面の後縁に沿って配置しておく。そしてシートカバーを、シートパッドの側面と形状出し部とを経由してシートパッドの裏側に導いたのち係止部に係止する。こうしてシートフレームにワイヤ状の部材を設けることで、シートパッドの側面後端でシートカバーが過度にシート内に引き込まれるといった不具合を極力回避することができる。
特開2002−66174号公報
ところで乗物用シートの側方には他の内装品が隣接していることが多く、このような場合には、乗物用シートの側面と他の内装品が干渉したり、これらの間に若干の隙間が生じたりすることがある。そこでシートカバーを、他の内装品との位置関係を踏まえてシートパッドの側面に見栄えよく配置するのであるが、このときシートパッドの構成や形状出し部の配置位置を大幅に変更することは極力回避すべきである。すなわちシートフレームやシートパッドの形状などを大幅に変更したり、シートパッドの側面全面にパッド材等の別部材を貼り付けたりすることは、シート構成の複雑化や製造コストの増加を招くおそれがある。本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、シートカバーを、比較的シンプルな構成によって、他の内装品との位置関係等を考慮しつつシートパッドの側面に見栄えよく配置することにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の乗物用シートは、シート外形をなして乗員を弾性的に支持可能なシートパッドと、シートパッドを裏側から支持するシートフレームと、シートパッドを被覆するシートカバーとを有するシートバックを備えている。またシートフレームは、起立状態を基準として上下方向途中で前側に中折れ可能であるとともに、シート幅方向におけるシートパッドの側面の縁に沿って延びている形状出し部と、シートカバーを係止可能な係止部とを有している。そしてシートカバーは、シートパッドの着座面から側面にかけての部分を覆っているとともに、シートパッドの側面から裏側に回り込んだシートカバーの端部の一部が、形状出し部を経由した状態とされて、シートカバーの端部の一部に設けたフック部材が係止部に係止されている。この種の構成においては、シートカバーを、比較的シンプルな構成によって、他の内装品との位置関係を考慮しつつシートパッドの側面に見栄えよく配置することが望まれる。
そこで本発明の乗物用シートは、シートカバーの端部と形状出し部との間に配設され且つ弾性的に伸縮可能な干渉部材を有し、シートフレームの中折れ基点の上側と下側とには、各々、形状出し部と干渉部材とが設けられており、中折れ基点の上側のシートカバーの端部の一部は、シート幅方向から上側の干渉部材に固定されることなく干渉した状態で、上側の形状出し部を経由しているとともに、中折れ基点の下側のシートカバーの端部の一部は、シート幅方向から下側の干渉部材に固定されることなく干渉した状態で、下側の形状出し部を経由している。本発明においては、シートカバーの端部が、シート幅方向から干渉部材に干渉した状態とされて形状出し部を経由している。そしてこの種のシート構成では、シートカバーの配置位置を、乗物用シートと他の内装品との配置関係等を踏まえて変更することがある。このとき本発明では、シート幅方向に干渉部材を弾性的に伸縮させて厚み寸法を変更する比較的シンプルな構成にて、シートカバーの端部の位置を変更することにより、シートカバーをシートパッドの側面に見栄えよく配置することができる。また本発明では、シートカバーの端部の一部を係止するため、対応する干渉部材と形状出し部をシートフレームに部分的に設けるだけでよく、シート構成の更なるシンプル化に資する構成となる。
第2発明の乗物用シートは、第1発明の乗物用シートにおいて、干渉部材は、形状出し部に取付けられている。本発明では、シートフレームの形状出し部に干渉部材を安定的に取付けることで、シートカバーと干渉部材をより適切に干渉させておくことができる。
第3発明の乗物用シートは、第2発明の乗物用シートにおいて、干渉部材は、形状出し部に巻き付けられて取付けられている。本発明では、形状出し部に干渉部材を巻き付けて更に安定的に取付けることで、シートカバーと干渉部材を更に適切に干渉させておくことができる。
発明の乗物用シートは、第1発明〜第発明のいずれかの乗物用シートにおいて、シートフレームは、形状出し部の延びている方向において、形状出し部に対する干渉部材の移動を規制する規制部を有している。本発明では、規制部によって、形状出し部に干渉部材を位置決めして適切に配置させておくことができる。
本発明に係る第1発明によれば、シートカバーを、比較的シンプルな構成によって、他の内装品との位置関係等を考慮しつつシートパッドの側面に見栄えよく配置することができる。また第1発明によれば、シートカバーを、よりシンプルな構成によって、シートパッドの側面に見栄えよく配置することができる。また第2発明によれば、シートカバーを、シートパッドの側面により安定的に配置することができる。また第3発明によれば、シートカバーを、シートパッドの側面に更に安定的に配置することができるそして第発明によれば、シートカバーを、シートパッドの側面に見栄えよく適切に配置することができる。
乗物用シートとアームレストの斜視図である。 図1のII‐II線断面に相当するシートバック一部の断面図である。 図1のIII‐III線断面に相当するシートバック一部の断面図である。 シートフレームの概略裏面図である。 シートフレーム一部の概略拡大裏面図である。 形状出し部と干渉部材の拡大断面図である。 干渉部材が縮小した状態を示す乗物用シート一部の拡大断面図である。 干渉部材が伸長した状態を示す乗物用シート一部の拡大断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図8を参照して説明する。各図には、乗物用シートの前後方向と上下方向と左右方向を示す矢線を適宜図示する。なお図2及び図3では、便宜上、シートカバーを二点破線で図示している。図1の乗物用シート2は、乗物室内に配設される内装品であり、シート幅方向である左右方向に長尺なシートクッション4と、シートバック6とを備えている。そしてシートクッション4の後部左側には、起立状態のシートバック6の下部が起倒可能に連結されている。またシートバック6の右方には、他の内装品に相当するアームレスト7が隣接して配置されている。このアームレスト7は、後方に配置されている支持部材8を有するとともに、起立姿勢と前倒し姿勢との間で変位可能である。起立姿勢のアームレスト7は、図1に示すように支持部材8によって支持された状態で、シートクッション4の後部から起立している。また前倒し姿勢のアームレスト7(図示省略)は、シートクッション4側に倒れた状態となって乗員肘部などを支持する肘掛として使用可能である。
本実施例では、乗物用シート2のシートバック6が、図2及び図3を参照して、シートフレーム6Fと、シートパッド6Pと、シートカバー6Sと、一対の干渉部材(下側の干渉部材50,上側の干渉部材52)を有している(各構成の詳細は後述)。シートパッド6Pは、シートフレーム6Fに支持された状態でシートカバー6Sにて被覆されている。このシートカバー6Sは、シートパッド6Pの着座面6Pa(各図では前面)からシートパッド6Pの側面6Pb(各図では右側面)にかけての部分等を覆っている。またシートカバー6Sの端部SEは、シートパッド6Pの側面6Pbから裏側(各図では後側)に回り込んでシートフレーム6Fに係止されている。このときシートカバー6Sの端部SEが、シートフレーム6Fに設けた各形状出し部30,40(詳細後述)を経由していることで、シートカバー6Sがシートパッド6Pに沿って見栄えよく配置されている。
そして上述のシート構成では、シートカバー6Sを、後述するようにアームレスト7との位置関係を踏まえてシートパッド6Pの側面6Pbに隙間が発生しないように見栄えよく配置することが望まれる。このためシートカバー6Sの配置位置を、アームレスト7とシートバック6の位置関係に応じて適宜調整するのであるが、このときシートパッド6Pやシートフレーム6Fの構成を大幅に変更することは極力回避すべきである。そこで本実施例では、シートカバー6Sを、後述する比較的シンプルな構成(干渉部材50,52)によって、アームレスト7との位置関係等を考慮しつつシートパッド6Pの側面6Pbに見栄えよく配置することとした。以下、各構成について詳述する。
[シートパッド]
シートパッド6Pは、シート外形をなす正面視で略矩形の部材であり、弾性的に伸縮して乗員(図示省略)を支持可能である。ここでシートパッド6Pの素材は特に限定しないが、例えばポリウレタンフォーム(密度:10kg/m3〜60kg/m3)等の発泡樹脂で形成できる。そしてシートパッド6Pは、図2及び図3を参照して、乗員の着座が可能な着座面6Paと、シート幅方向を向いている側面6Pbとを有している。シートパッド6Pの着座面6Paは、シートパッド6Pの前側の面であり、シート幅方向における中央に比して右側と左側が前方に突出している。この着座面6Paの右側(左側)には、シートカバー6Sを補強するためのマット状の補強部材MMを配置することができる。またシートパッド6Pの側面6Pbは、着座面6Paの右端から後方に延びている面であり、アームレスト7に隣接して配置されている。また側面6Pbの後縁Eは、概ね上下に直線的に延びているとともに、後述する各形状出し部30,40の前方に配置されている。そして本実施例では、シートパッド6Pの側面6Pbの後縁Eが、本発明のシートパッドの側面の縁に相当する。
[シートフレーム]
シートフレーム6Fは、図4を参照して、正面視で略アーチ状の骨格体10と、バックパン20と、複数のワイヤ材W,W1〜W4とを備えている。なお骨格体10とバックパン20の裏側には、複数の電装部品EMが取付けられており、この種の電装部品EMとして、モータや制御機構やセンサ類や送風装置を例示できる(図4では、便宜上、各電装部品の外形を一点破線で図示し、各電装部品に共通の符号EMを付す)。そして骨格体10は、シートフレーム6Fの主骨格となる部分であり、金属製のパイプ材などの剛性に優れる素材で形成できる。この骨格体10は、上下方向途中で二分割されており、概ね逆U字をなす上側骨格部位12と、上側骨格部位12の左右の下端に連なっている直管状の各下側骨格部位14とを有している。そして上側骨格部位12は、左右のヒンジ部位16によって前方に屈曲可能な状態で各下側骨格部位14に連結されており、さらに左右のヒンジ部位16には板状の補強部位18が橋渡されて固定されている。
またバックパン20は、図4を参照して、骨格体に固定された板状部材であり、ロアパン22と、アッパパン24と、後述する各部(上下の形状出し部30,40、複数の規制部32a,32b,42a,42b、上下の係止部34,44)を有している。ここでアッパパン24は、バックパン20の上側を構成する板状部材であり、シート幅方向に長尺な矩形状をなしている。またロアパン22は、バックパン20の下側を構成する板状部材であり、シート幅方向の寸法はアッパパン24と同一であるが上下の寸法は相対的に大きくされている。そしてシートバック6を起立させた状態では、ロアパン22の右側縁22aと左側縁22bとがそれぞれ概ね上下方向を向いて直線的に(略垂直に)延びている。また同様にアッパパン24の右側縁24aと左側縁24bもそれぞれ略垂直に延びており、シート幅方向においてロアパン22の対応する縁22a,22bと概ね同位置に配置されている。さらにロアパン22の右側縁22aとアッパパン24の右側縁24aとは、図2及び図3に示すシートパッド6Pの側面6Pbの後縁Eに沿うようにその後方位置に配置させることができる。
そして本実施例のシートフレーム6Fは、上下方向における途中で前側に屈曲(中折れ)可能であり、アッパパン24と上側骨格部位12を、ロアパン22と下側骨格部位14に対して前方に傾倒可能である。すなわち上側骨格部位12は、左右のヒンジ部位16によって前側に屈曲可能な状態で各下側骨格部位14に連結されている。またロアパン22は、下側骨格部位14に固定されており、アッパパン24は、上側骨格部位12に固定されている。そしてアッパパン24の下縁は、ロアパン22の上縁に対して左右に延びるヒンジピン(図示省略)で連結されており、アッパパン24の下縁が、ロアパン22の上縁に対してヒンジピンの軸周りに回転可能とされている。そしてアッパパン24と上側骨格部位12とが、ヒンジピン及びヒンジ部位16を基点にロアパン22と下側骨格部位14から前方に傾倒することで、シートフレーム6Fが中折れ状態となる。
またバックパン20の裏面には、図4に示すように複数のワイヤ材W,W1〜W4が固定されている(図4では、特定のワイヤ材に特定の符号W1〜W4を付し、その他のワイヤ材には共通の符号Wを付す)。そして各ワイヤ材W,W1〜W4は、対応するバックパン20の縁に沿って配置されるように所定の方向を向いた状態で配設されている。例えばロアパン22の右側縁22aの近傍には、右側下ワイヤ材W1と左側下ワイヤ材W2が取付けられており、右側下ワイヤ材W1の方が右側縁22aに近接して配置されている。これら各下ワイヤ材W1,W2は、概ね上下方向を向いた状態とされてロアパン22の右側縁22aに沿って配置されている。またアッパパン24の右側縁24aの近傍には、後側上ワイヤ材W3と前側上ワイヤ材W4が設けられており、後側上ワイヤ材W3が、前側上ワイヤ材W4よりも後方に配置されている。これら各上ワイヤ材W3,W4は、概ね上下方向を向いた状態とされてアッパパン24の右側縁24aに沿って配置されている。
[形状出し部・規制部]
そしてロアパン22には、図5を参照して、右側下ワイヤ材W1によって、下部形状出し部30と、上下一対の下部規制部32a,32bとが形成されている。すなわち右側下ワイヤ材W1は、正面視で横U字状のワイヤ材であり、上部と下部が左方に曲がっているとともに中央部分が上下方向に直線的に延びている。この右側下ワイヤ材W1の上下方向に直線的に延びている部分が下部形状出し部30となっている。そして下部形状出し部30は、ロアパン22の右側縁22aに沿って配設されており、図2に示すようにシートパッド6Pの側面6Pbの後縁Eに沿うように(前後に並列するように)配置可能である。また右側下ワイヤ材W1の下部は、下部形状出し部30の下端から左方に向けてクランク状に屈曲しており、このクランク状に屈曲している下部部分が第一の下部規制部32aとなっている。なお右側下ワイヤ材W1は、第一の下部規制部32aとなっている部分から下方に直線状に延びたのち略U字をなすように上方に屈曲している。また右側下ワイヤ材W1の上部は、下部形状出し部30の上端から左方に向けて屈曲しており、この屈曲している上部部分が第二の下部規制部32bとなっている。
[係止部]
またロアパン22には、図5を参照して、左側下ワイヤ材W2によって下部係止部34が形成されている。すなわち左側下ワイヤ材W2は、正面視で概ね直線状のワイヤ材であり、右側下ワイヤ材W1よりも左方に配置されている。そして左側下ワイヤ材W2の上下方向に直線的に延びている部分が下部係止部34となっており、この下部係止部34は、左右方向に適宜の間隔をあけて下部形状出し部30の左方に並列配置されている。
またアッパパン24にも、図5を参照して、各上ワイヤ材W3,W4によって、上部形状出し部40と各上部規制部42a,42bと上部係止部44とが形成されている。すなわち後側上ワイヤ材W3は、側面視で略U字状のワイヤ材であり、上部と下部が前側に曲がっているとともに、中央部分は、上下方向に直線的に延び且つ上部側が緩やかに左方に傾斜している。この後側上ワイヤ材W3の概ね上下方向に延びている部分が上部形状出し部40となっている。そして上部形状出し部40は、アッパパン24の右側縁24aに沿って配設されており、図3に示すようにシートパッド6Pの側面6Pbの後縁Eに沿うように配置可能である。また後側上ワイヤ材W3の下部は、上部形状出し部40の下端から前方に向けて屈曲しており、この屈曲している下部部分が第一の上部規制部42aとなっている。また後側上ワイヤ材W3の上部は、上部形状出し部40の上端から前方に向けて屈曲しており、この屈曲している上部部分が第二の上部規制部42bとなっている。そして前側上ワイヤ材W4は、正面視で上下に直線的に延びているワイヤ材であり、後側上ワイヤ材W3よりも前方に配置されている。この前側上ワイヤ材W4の上下方向に直線的に延びている部分が上部係止部44となっており、この上部係止部44が、上部形状出し部40の前方に配置されている。
[干渉部材]
一対の干渉部材(下側の干渉部材50,上側の干渉部材52)は、弾性的に伸縮可能な部材であり、図2及び図3を参照して、シートカバー6Sの端部SEと対応する形状出し部30,40との間に配置されている。ここで干渉部材(50,52)の素材は、シートカバー6Sからの押圧の有無に応じて弾性的に伸縮可能な素材であればよい。この種の素材として、スラブウレタンなどの発泡樹脂製のマット材、ゴム弾性を有するゴムやエラストマ製の板材、3Dネットなどの繊維を網目状に交絡させている面材、エア又はガスが充填されたエアバッグを例示できる。本実施例においては、下部形状出し部30に下側の干渉部材50が取付けられ、上部形状出し部40に上側の干渉部材52が取付けられている。これら各干渉部材50,52は、概ね同一の基本構成を有する発泡樹脂製のマット状の部材であり、適度な弾性を有しているとともに、復元性に優れて元の形状に戻りやすい。
そして図6を参照して、右側下ワイヤ材W1の下部形状出し部30には、下側の干渉部材50を巻き付けて取付けることができる。この下側の干渉部材50は、取付け前の状態では平坦なマット状(図6の二点破線で示した状態を参照)であり、内折り状態において内側となる内面には接着層50aが設けられている。そこで下側の干渉部材50を内折りして下部形状出し部30に巻き付けつつ、対面状に配置された干渉部材の内面同士を接着層50aで接着する。こうすることで下側の干渉部材50を、下部形状出し部30に巻き付けた状態で比較的強固に接着して取付けることができる。さらに図5を参照して、下部形状出し部30に取付けられた下側の干渉部材50は、第一の下部規制部32aによって下方への移動が規制され、第二の下部規制部32bによって上方への移動が規制されている。こうして本実施例では、各下部規制部32a,32bにて、下部形状出し部30に対して下側の干渉部材50を位置決めして適切な位置に配置させておくことができる。
また図3を参照して、後側上ワイヤ材W3の上部形状出し部40にも、下側の干渉部材50と同様の手法で上側の干渉部材52を巻き付けて取付けることができる。そして図5を参照して、上部形状出し部40に取付けられた上側の干渉部材52は、第一の上部規制部42aによって下方への移動が規制され、第二の上部規制部42bによって上方への移動が規制されている。こうして各下部規制部42a,42bにて、上部形状出し部40に対して上側の干渉部材52を位置決めして適切な位置に配置させておくことができる。
[シートカバー]
シートカバー6Sは、図1を参照してシートの意匠面を構成する面材であり、板材9と、上下一対のフック部材FMとを有している。シートカバー6Sの素材は特に限定しないが、典型的には布帛(織物,編物,不織布)や皮革(天然皮革,合成皮革)で形成できる。またシートカバー6Sの裏側に、スラブウレタンなどのパッド材や裏基布を一体化することもできる。このシートカバー6Sは、複数の表皮ピースを袋状に縫合することで形成されており、シートパッド6Pの着座面6Paや側面6Pb等を覆うことができる。そして図1〜図3を参照して、シートパッド6Pの側面6Pbを覆うシートカバー6S部分は、上下に長尺な略矩形の右側表皮ピース6SPで形成されている。この右側表皮ピース6SPの意匠面後部には、上下に長尺な矩形の板材9が取付けられている。この板材9は、例えば樹脂などで形成することができ、シートカバー6Sの補強や意匠性向上のために用いることができる。そして板材9は、シートカバー6S被覆時を基準としてアームレスト7に対面状に配置される。
またシートカバー6Sの端部SEには、図1〜図3及び図5に示すように一対のフック部材FMが取付けられている。これら一対のフック部材FMは、適度な剛性を有する樹脂製の部材であり、上下に適宜の間隔をあけて右側表皮ピース6SPの末端に縫合されている。下側のフック部材FMは、上下方向に長尺な板状部材であり先端側が折り返されている。この下側のフック部材FMは、右側表皮ピース6SPの下部に縫合されており、シートカバー6Sの被覆時を基準として、図5に示す下部係止部34に係止可能な位置に配置される。また上側のフック部材FMは、下側のフック部材FMと概ね同一構成を有する部材であり、右側表皮ピース6SPの上部に縫合されている。そして上側のフック部材FMは、シートカバー6Sの被覆時を基準として、図5に示す上部係止部44に係止可能な位置に配置される。
[シートカバーの配設作業]
図2及び図3を参照して、シートパッド6Pを、シートフレーム6F上に配置しつつシートカバー6Sで被覆する。このときシートカバー6Sで、シートパッド6Pの着座面6Paからシートパッド6Pの側面6Pbなどを覆う。さらにシートカバー6Sの端部SEを、シートパッド6Pの側面6Pbの後方位置で裏側に回り込ませつつ、各フック部材FMを、図5に示すシートフレーム6Fの対応する係止部34,44に係止する。そして本実施例においては、シートフレーム6Fに上下一対の形状出し部30,40が設けられ、各形状出し部30,40は、シートパッド6Pの側面6Pbの後方でその後縁Eに沿って延びている。そこでシート裏側に回り込んでいるシートカバー6Sの端部SEを、シートカバー6Sを見栄えよく配置するため、上下の形状出し部30,40の裏側を経由して各係止部34,44に係止している。そして上述の構成では、シートカバー6Sを、アームレスト7との位置関係を踏まえてシートパッド6Pの側面6Pbに見栄えよく配置することが望まれる。すなわちアームレスト7とシートバック6の位置関係に応じて、シートカバー6Sの配置位置を適宜調整するのであるが、このときシートパッド6Pやシートフレーム6Fの構成を大幅に変更することは極力回避すべきである。
そこで本実施例の乗物用シート2は、弾性的に伸縮可能な一対の干渉部材50,52を有しており、各干渉部材50(52)は、シートカバー6Sの端部SEと対応する形状出し部30(40)との間にそれぞれ配置されている。すなわち図2を参照して、下部形状出し部30には、下側の干渉部材50が巻き付けられて安定的に取付けられている。そしてシートカバー6Sの端部SEの下部側は、下側の干渉部材50の右側と裏側(図2では後側)に干渉した状態で上部形状出し部40の裏側を経由して上部係止部44に係止されている。また図3を参照して、上部形状出し部40にも、上側の干渉部材52が巻き付けられて安定的に取付けられている。そしてシートカバー6Sの端部SEの上部側も、上側の干渉部材52の右側と裏側に干渉した状態で上部形状出し部40の裏側を経由して上部係止部44に係止されている。そしてシートカバー6Sの配置位置を、シートパッド6Pの側面6Pb(シートバック6)とアームレスト7の配置位置を踏まえて変更する。このとき本実施例では、シートカバー6Sの端部SEを各干渉部材50,52の伸縮(厚み寸法の変化)を利用して、シート幅方向の適宜の位置に配置させることが可能である。
例えば図7を参照して、シートバック6とアームレスト7とが近接又は干渉して配置されることで、これらの間のクリアランスC1が小さくなっている場合を想定する。この場合には、例えばシートカバー6Sの端部SEの下部側を、下側の干渉部材50を弾性的に左方に収縮させながら下部係止部34に係止しておく。そしてシートカバー6Sの端部SEの下部側を下側の干渉部材50の縮小で相対的に左側に配置することで、シートカバー6S及び板材9を、シートバック6とアームレスト7との間の隙に収めつつ見栄えよく配置することができる。なお図3に示すシートカバー6Sの端部SEの上部側も、上側の干渉部材52を弾性的に左方に収縮させながら上部係止部44に係止することができる。
また図8を参照して、シートバック6とアームレスト7とが離間して配置されることで、これらの間のクリアランスC2(C2>C1)が大きくなっている場合を想定する。この場合には、例えばシートカバー6Sの端部SEの下部側を、下側の干渉部材50に単にあてがった状態として下部係止部34に係止しておく。このとき下側の干渉部材50は、シートカバー6Sの端部SEからの押圧が弱くなることで自然と伸長して元の形状に復元する。そしてシートカバー6Sの端部SEの下部側を下側の干渉部材50の伸長復元にて相対的に右側に配置することで、シートカバー6S及び板材9を、シートバック6とアームレスト7との間の隙を埋め合わせるように見栄えよく配置することができる。なお図3に示すシートカバー6Sの端部SEの上部側も、上側の干渉部材52を伸長復元させて上部係止部44に係止することができる。
更に本実施例では、図1及び図5を参照して、シートカバー6Sの端部SEの一部(フック部材の取付けられている部分)だけを対応する係止部34,44に係止している。このように本実施例では、シートカバー6Sの端部SEの一部のみを係止することから、対応する各干渉部材50,52と形状出し部30,40とをシートフレーム6Fに部分的に設けている。このため本実施例では、シートフレーム6Fの構成を過度に複雑化する必要がなく、シート構成の更なるシンプル化に資する構成となる。さらに本実施例では、中折れが予定されているバックパン20等の構成を踏まえて、シートカバー6Sの端部SEの上部と下部に各フック部材FMを設けている。このためシートカバー6Sを、シートフレーム6Fに対して上下にバランス良く係止することができる。さらにシートカバー6Sの端部SEの一部にのみフック部材FMを設けて、シートカバー6S自体の可撓性を適度に確保しておく。こうすることでシートフレーム6Fが、シートカバー6Sを適度に撓ませながら中折れ状態にスムーズに変位することが可能となる。
以上説明した通り本実施例では、シートカバー6Sの端部SEが、シート幅方向から各干渉部材50,52に干渉した状態とされて各形状出し部30,40を経由している。そしてこの種のシート構成では、シートカバー6Sの配置位置を、シートバック6(乗物用シート)とアームレスト7(他の内装品)の配置位置等を踏まえて変更することがある。このとき本実施例では、シート幅方向に各干渉部材50,52を弾性的に伸縮させて厚み寸法を変更する比較的シンプルな構成にて、シートカバー6Sの端部SEの位置を変更することにより、シートカバー6Sをシートパッド6Pの側面6Pbに見栄えよく配置することができる。こうして本実施例では、シートパッド6Pやシートフレーム6Fの構成の大幅な変更を要することなくシートカバー6Sの位置変更が可能であるため、シートの製造コストの低減に資する構成となる。このため本実施例によれば、シートカバー6Sを、比較的シンプルな構成によって、他の内装品との位置関係等を考慮しつつシートパッド6Pの側面6Pbに隙間が発生しないように見栄えよく配置することができる。
さらに本実施例では、シートフレーム6Fの各形状出し部30,40に各干渉部材50,52を安定的に取付けることで、シートカバー6Sと各干渉部材50,52をより適切に干渉させておくことができる。特に各形状出し部30,40に各干渉部材50,52を巻き付けて更に安定的に取付けることで、シートカバー6Sと各干渉部材50,52を更に適切に干渉させておくことができる。また本実施例では、シートカバー6Sの端部SEの一部を係止するため、対応する各干渉部材50,52と各形状出し部30,40をシートフレーム6Fに部分的に設けるだけでよく、シート構成の更なるシンプル化に資する構成となる。また本実施例では、各規制部32a,32b,42a,42bによって、各形状出し部30,40に各干渉部材50,52を位置決めして適切に配置させておくことができる。
本実施形態の乗物用シートは、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。本実施形態では、各干渉部材50,52の構成(形状,寸法,配設数,配置位置,取付け手法など)を例示したが、干渉部材の構成を限定する趣旨ではない。例えば干渉部材は、シートカバーと形状出し部の少なくとも一方に取付けることができ、可能ならばシート内に配設される別の部材に取付けることもできる。また干渉部材の取付け手法も適宜選択可能であり、形状出し部に対して一体成形や接着や融着などの手法で取付けることができる。また干渉部材は、面ファスナや線ファスナなどによって形状出し部に着脱可能に取付けることができ、ステープルやクリップなどの接合部材を用いて取付けることもできる。
また本実施形態では、各形状出し部30,40や各規制部32a,32b,42a,42bや各係止部34,44の構成(形状,寸法,配設数,配置位置など)を例示したが各部の構成を限定する趣旨ではない。例えばこれら各部は、他の内装品の配置位置に応じてシートの右側と左側の少なくとも一方に配設することができる。また形状出し部は、ワイヤ状(線状)や板状や柱状やパイプ状などの各種形状を有することができる。また形状出し部は、シートフレームの縁の一部(本実施例では上部と下部)に設けられていてもよく、シートカバーの端部全てを係止する場合などにはシートフレームの縁の全長に渡って設けられていてもよい。
また規制部は、形状出し部をなしている部材を屈曲や湾曲などさせて形成することができ、別部材で形成することもできる。例えばワイヤ材で形状出し部を形成する場合、このワイヤ材にナット状の部材を固定したり、他のワイヤ材を交差状に固定したりすることで規制部を形成することができる。またパイプ状の部材の一部をつぶして径小とした場合、径小とされた部分を形状出し部とし、径大とされた部分を規制部とすることができる。また規制部は、形状出し部の両端側に設けることができ、一端側(例えば下部側)にのみ設けることもでき、省略することもできる。また係止部も、ワイヤ状(線状)や板状柱状やパイプ状などの各種形状を有することができ、さらにシートフレームの縁の一部に設けられていてもよく、シートフレームの縁の全長に渡って設けられていてもよい。なお形状出し部と係止部は、これらの配置関係が適切に設定可能であるならば同一の部材で構成することもでき、例えば二股に分かれたワイヤ材で構成することもできる。
また本実施形態では、他の内装品としてアームレスト7を例示したが、他の内装品として、他の乗物用シート(シートバック等)やドアパネルやセンターコンソールなどの各種部材を想定できる。また本実施例では、シートバック6を一例に説明したが、本実施例の構成は、シートクッションなどの各種シート構成部材に適用できる。なおシートクッションでは、シートフレームが、シートパッドを下側(裏側)から支持し、シートカバーの端部は、シートパッド側面から下側(裏側)に回り込んでいる。またシートクッションでは、形状出し部は、シートパッドの側面の下縁に沿って延びている。なお本実施例では、他の内装品との配置関係を考慮して、シートフレームやシートパッドの構成を若干変更することもできる。このような場合においても、干渉部材によって、シートフレームやシートパッドの構成変更を最小限に止めることができる。なおシートフレームやシートパッドの構成も適宜設定可能であり、中折れ不能のシートフレームを用いることもできる。そして本実施形態の構成は、車両や航空機や電車、船舶などの乗物用シート全般に適用できる。
2 乗物用シート
4 シートクッション
6 シートバック
7 アームレスト(他の内装品の一例)
8 支持部材(他の内装品の一例)
9 板材
6S シートカバー
6SP 右側表皮ピース
SE シートカバーの端部
6P シートパッド
6Pa シートパッドの着座面
6Pb シートパッドの側面
6F シートフレーム
10 骨格体
12 上側骨格部位
14 下側骨格部位
16 ヒンジ部位
18 補強部位
20 バックパン
22 ロアパン
22a ロアパンの右側縁
22b ロアパンの左側縁
24 アッパパン
24a アッパパンの右側縁
24b アッパパンの左側縁
30 下部形状出し部
32a 第一の下部規制部
32b 第二の下部規制部
34 下部係止部
40 上部形状出し部
42a 第一の上部規制部
42b 第二の上部規制部
44 上部係止部
50 下側の干渉部材
52 上側の干渉部材
50a 接着層
E シートパッドの側面の後縁(本発明のシートパッドの側面の縁)
EM 電装部品
FM フック部材
MM 補強部材
W ワイヤ材
W1 右側下ワイヤ材
W2 左側下ワイヤ材
W3 後側上ワイヤ材
W4 前側上ワイヤ材

Claims (4)

  1. シート外形をなして乗員を弾性的に支持可能なシートパッドと、該シートパッドを裏側から支持するシートフレームと、前記シートパッドを被覆するシートカバーとを有するシートバックを備え、
    前記シートフレームは、起立状態を基準として上下方向途中で前側に中折れ可能であるとともに、シート幅方向における前記シートパッドの側面の縁に沿って延びている形状出し部と、前記シートカバーを係止可能な係止部とを有し、
    前記シートカバーは、前記シートパッドの着座面から側面にかけての部分を覆っているとともに、該シートパッドの側面から裏側に回り込んだ前記シートカバーの端部の一部が、前記形状出し部を経由した状態とされて、前記シートカバーの端部の一部に設けたフック部材が前記係止部に係止されている乗物用シートにおいて、
    記シートカバーの端部と前記形状出し部との間に配設され且つ弾性的に伸縮可能な干渉部材を有し、
    前記シートフレームの中折れ基点の上側と下側とには、各々、前記形状出し部と前記干渉部材とが設けられており、
    前記中折れ基点の上側のシートカバーの端部の一部は、シート幅方向から上側の干渉部材に固定されることなく干渉した状態で、上側の形状出し部を経由しているとともに、前記中折れ基点の下側のシートカバーの端部の一部は、シート幅方向から下側の干渉部材に固定されることなく干渉した状態で、下側の形状出し部を経由している乗物用シート。
  2. 前記干渉部材は、前記形状出し部に取付けられている請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記干渉部材は、前記形状出し部に巻き付けられて取付けられている請求項2に記載の乗物用シート。
  4. 前記シートフレームは、前記形状出し部の延びている方向において、前記形状出し部に対する前記干渉部材の移動を規制する規制部を有している請求項1〜3のいずれか一項に記載の乗物用シート。
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