JP6956689B2 - 乗用型田植機 - Google Patents
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Description
以上のように、苗のせ台への苗の補給は、運転者にとって比較的大きな動作が必要となるので、苗のせ台への苗の補給の作業性という面で改善の余地がある。
苗のせ台が設けられて機体の後部に支持された苗植付装置と、上下方向に沿って複数の載置部が設けられて前記機体に支持された予備苗のせ台とが備えられ、
前記予備苗のせ台と前記苗のせ台との間に配置された中継部と、
前記予備苗のせ台の複数の前記載置部のうち、選択された前記載置部と前記中継部とに亘る姿勢に姿勢変更自在で、選択された前記載置部の苗を前記載置部から前記中継部に供給可能な供給部と、
前記載置部の苗を前記供給部に供給する載置部送り装置と、
前記供給部の苗を前記中継部に供給する供給部送り装置と、が備えられて、
選択された前記載置部の苗が、前記載置部から前記供給部を介して前記中継部に供給され、前記中継部から前記苗のせ台の上部に供給される。
前記中継部の苗を前記苗のせ台の上部に供給する中継部送り装置が備えられていると好適である。
前記供給部が前記中継部の前部の左右方向の軸芯周りに上下に揺動自在に支持されて、
前記供給部を上下に揺動操作することにより、前記供給部の姿勢変更を行う姿勢変更装置が備えられていると好適である。
前記供給部の前部が接続される複数の前記載置部の後部が、前記供給部の前部の移動軌跡に沿うように、側面視で円弧状に配置されていると好適である。
本発明によると、予備苗のせ台の載置部の各々の後部が、供給部の前部の移動軌跡に沿うように側面視で円弧状に配置されているので、供給部を上下に揺動操作しても、予備苗のせ台の載置部の各々の後部と供給部の前部との位置関係が一定の状態に維持される。
これにより、予備苗のせ台の載置部の苗を供給部に供給することが安定して行えるようになって、苗のせ台への苗の補給の作業性を向上させることができる。
前記苗のせ台の上部に設けられて、苗の存否を検出する上部苗センサーと、
前記苗のせ台の下部に設けられて、苗の存否を検出する下部苗センサーとが備えられていると好適である。
前記上部苗センサーが苗を検出しない状態になると、前記載置部送り装置と前記供給部送り装置とを作動させる制御部が備えられていると好適である。
これにより、予備苗のせ台の載置部の苗を、供給部に供給すること、及び供給部から中継部に供給することが楽に行えるようになって、苗のせ台への苗の補給の作業性を向上させることができる。
前記中継部の苗を前記苗のせ台の上部に供給する中継部送り装置が備えられて、
前記制御部は、前記下部苗センサーが苗を検出しない状態になると、前記中継部送り装置を作動させると好適である。
これにより、中継部の苗を苗のせ台の上部に供給することが楽に行えるようになって、苗のせ台への苗の補給の作業性を向上させることができる。
図1及び図2に示すように、乗用型田植機は、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2を備えた機体11の後部に、リンク機構3が支持されて後側に延出され、リンク機構3を昇降操作する油圧シリンダ4が備えられており、リンク機構3の後部に苗植付装置5が支持されている。
図1及び図2に示すように、苗植付装置5は、左右方向に所定間隔を置いて配置された植付伝動ケース6、植付伝動ケース6の後部の右部及び左部に回転自在に支持された回転ケース7、回転ケース7の両端に備えられた植付アーム8、フロート9、苗のせ台10等を備えており、6条型式に構成されている。
苗が接触することにより苗の存否を検出する上部苗センサー16が、苗のせ台10の苗のせ面10aの上部に設けられている。苗が接触することにより苗の存否を検出する下部苗センサー17が、苗のせ台10の苗のせ面10aの下部に設けられている。
図1及び図2に示すように、機体11の右部の前部及び左部の前部に、予備苗のせ台18が設けられている。
図1,2,3に示すように、機体11の後部において、運転座席12の右後側及び左後側に位置するように、中継部27が設けられており、中継部27が側面視及び平面視で予備苗のせ台18と苗のせ台10との間に配置されている。
図1,2,3に示すように、中継部27の前部の左右方向の軸芯P1周りに、供給部34が上下に揺動自在に支持されている。
姿勢A1は、供給部34の前部34aが載置部21の後部21aに近接して、供給部34が載置部21と中継部27とに亘る姿勢である。
姿勢A2は、供給部34の前部34aが載置部22の後部22aに近接して、供給部34が載置部22と中継部27とに亘る姿勢である。
姿勢A3は、供給部34の前部34aが載置部23の後部23aに近接して、供給部34が載置部23と中継部27とに亘る姿勢である。
図1,2,3に示すように、制御装置43(制御部に相当)が、機体11に設けられている。上部苗センサー16及び下部苗センサー17の検出信号、載置部苗センサー26の検出信号、中継部苗センサー31の検出信号、供給部苗センサー41の検出信号が制御装置43に入力されており、制御装置43により、電動モータ25,30,33,38,40が、以下の説明のように作動操作される。
前述の(苗のせ台への苗の補給の第1段階)に記載のように、載置部20、供給部34及び中継部27に苗が無い状態において、植付作業の進行により、苗のせ台10の右(左)の2つの苗のせ面10aの上部苗センサー16が、苗を検出しない状態になると、警報ブザー(図示せず)が作動し、操縦パネル(図示せず)に表示されて、以下のような操作が行われる。
前述の(苗のせ台への苗の補給の第2段階)に記載のように、中継部27に苗が載置された状態において、植付作業の進行により、苗のせ台10の右(左)の2つの苗のせ面10aの苗がさらに消費されて、苗のせ台10の右(左)の2つの苗のせ面10aの下部苗センサー17が、苗を検出しない状態になったとする。
中継部27を、図4に示すように構成してもよい。
機体11の後部において、運転座席12の後側に位置するように、苗のせ台10の横幅と同じ横幅を備えた横長状の中継部27が設けられている。
フロア45において、運転座席12の右前部及び左前部の下側の部分に、右及び左の作動ペダル46が設けられている。
前述の(発明の実施の第1別形態)において、苗を左右方向に送る送り装置(図示せず)、及び送り装置を回転駆動する電動モータ(図示せず)を、中継部27に設けて、苗が中継部27に供給された後、苗のせ台10の所望の苗のせ面10aに対応する中継部27の位置に、苗が送り装置により送られるように構成してもよい。
載置部送り装置24及び電動モータ25、載置部苗センサー26、中継部送り装置29及び電動モータ30、中継部苗センサー31、供給部送り装置39及び電動モータ40、供給部苗センサー41を備えないように構成してもよい。
これにより、載置部20〜23から供給部34への苗の供給、供給部34から中継部27への苗の供給、中継部27から苗のせ台10の上部への苗の供給を、運転者が手で苗を押して行うことになる。
10 苗のせ台
11 機体
16 上部苗センサー
17 下部苗センサー
18 予備苗のせ台
20〜23 載置部
24 載置部送り装置
27 中継部
29 中継部送り装置
34 供給部
34a 供給部の前部
35 姿勢変更装置
39 供給部送り装置
43 制御装置(制御部)
A0〜A3 姿勢
P1 軸芯
Claims (7)
- 苗のせ台が設けられて機体の後部に支持された苗植付装置と、上下方向に沿って複数の載置部が設けられて前記機体に支持された予備苗のせ台とが備えられ、
前記予備苗のせ台と前記苗のせ台との間に配置された中継部と、
前記予備苗のせ台の複数の前記載置部のうち、選択された前記載置部と前記中継部とに亘る姿勢に姿勢変更自在で、選択された前記載置部の苗を前記載置部から前記中継部に供給可能な供給部と、
前記載置部の苗を前記供給部に供給する載置部送り装置と、
前記供給部の苗を前記中継部に供給する供給部送り装置と、が備えられて、
選択された前記載置部の苗が、前記載置部から前記供給部を介して前記中継部に供給され、前記中継部から前記苗のせ台の上部に供給される乗用型田植機。 - 前記中継部の苗を前記苗のせ台の上部に供給する中継部送り装置が備えられている請求項1に記載の乗用型田植機。
- 前記供給部が前記中継部の前部の左右方向の軸芯周りに上下に揺動自在に支持されて、
前記供給部を上下に揺動操作することにより、前記供給部の姿勢変更を行う姿勢変更装置が備えられている請求項1または2に記載の乗用型田植機。 - 前記供給部の前部が接続される複数の前記載置部の後部が、前記供給部の前部の移動軌跡に沿うように、側面視で円弧状に配置されている請求項3に記載の乗用型田植機。
- 前記苗のせ台の上部に設けられて、苗の存否を検出する上部苗センサーと、
前記苗のせ台の下部に設けられて、苗の存否を検出する下部苗センサーとが備えられている請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の乗用型田植機。 - 前記上部苗センサーが苗を検出しない状態になると、前記載置部送り装置と前記供給部送り装置とを作動させる制御部が備えられている請求項5に記載の乗用型田植機。
- 前記中継部の苗を前記苗のせ台の上部に供給する中継部送り装置が備えられて、
前記制御部は、前記下部苗センサーが苗を検出しない状態になると、前記中継部送り装置を作動させる請求項6に記載の乗用型田植機。
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