このことを考慮して、本発明の実施形態は、圧力によってバーン・アフター・リーディング・メッセージを設定するための方法及び装置を提供する。ユーザは、接触力(force touch)により、前記ユーザが削除、リコール、又は破棄(destruct)したいメッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに迅速に設定し、ユーザのプライバシーを保護しながら、ユーザに大きな利便性と望ましい経験をもたらす。
第1の態様によると、本発明の実施形態は、圧力によってバーン・アフター・リーディング・メッセージを設定するための方法を提供する。前記方法は、メッセージ交換インターフェースを表示するステップであって、前記インターフェースは、少なくとも1つのメッセージを具備する、ステップと、ユーザによる第1メッセージ上の画面タッチの圧力値を検出するステップであって、前記第1メッセージは、前記少なくとも1つのメッセージの1つである、ステップと、前記圧力値が予め設定されたしきい値より大きいことが検出された場合に、前記第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定するステップと、を含む。
可能な設計では、前記第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定する前記ステップは、バーニング時間マークを前記第1メッセージに追加するステップを含み、前記バーニング時間マークは、時間tを具備し、前記時間tは、受信端末又はサーバに、前記第1メッセージが受信され、前記時間tが経過した後、前記第1メッセージを削除するように指示するために使用される。
可能な設計では、前記第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定する前記ステップは、前記第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定するために、端末又はアプリケーションにおいて、バーン・アフター・リーディング機構をトリガするステップを含む。
可能な設計では、検出された圧力値が大きいほど、前記第1メッセージに追加される前記バーニング時間マーク内のtはより短い又はより長い時間tを示す。具体的な設定は、システム又はユーザにより予め設定される。
可能な設計では、前記第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定する前記ステップの後に、前記方法は、指示アイコンを表示するステップをさらに含み、前記指示アイコンは、前記第1メッセージがバーン・アフター・リーディング・メッセージであることを前記ユーザに通知するために使用される。
可能な設計では、前記指示アイコンは、カウントダウンアイコンであり、前記カウントダウンアイコンは、前記第1メッセージが削除されるまでの残り時間を前記ユーザに知らせるために使用される。
可能な設計では、前記第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定する前記ステップの後に及び前記第1メッセージが削除される前に、前記ユーザによる前記指示アイコン上での画面タッチ操作が検出される場合には、前記方法は、プロンプト情報をポップアップするステップをさらに含み、前記プロンプト情報は、復元オプションを含み、前記復元オプションは、前記第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定することのキャンセルをトリガする。
可能な設計では、前記第1メッセージがN個のメッセージの1つであり、前記N個のメッセージが一括して選択されるとともに編集ステートに入る場合、前記方法は、前記N個のメッセージのすべてをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定するステップをさらに含む。
可能な設計では、前記予め設定されたしきい値は、通常の動作をトリガできる圧力検出値より大きい。前記予め設定されたしきい値より大きくない圧力は、前記第1メッセージの選択のみ、又は前記第1メッセージに対する簡単な編集操作を実施できる。
可能な設計では、圧力のリアルタイムの大きさはtと正の相関があるか、又はtと負の相関があり得る。
可能な設計では、前記ユーザによる圧力調整の間、適用される圧力に対応する時間をユーザに通知するためにプロンプトウィンドウがポップアップされてもよい。あるいは、ユーザが一定時間圧力を保持した後、この時間における強さの平均値に従って時間tが決定される。あるいは、ユーザが時間tを選択して決定するために、期間選択オプションがプロンプトウィンドウに直接表示される。
可能な設計では、複数のメッセージについては、バーン・アフター・リーディングの存続期間をメッセージの内容のサイズに従って異なるようにさらに設定し得る。内容が豊富である場合には、存続期間はより長くてよい。
可能な設計では、バーン・アフター・リーディング・メッセージがバーンされた(burned)後に、削除マークが表示されても、リコールマークが表示されてもよく、又はメッセージが送信されていなかったかのようにトレースが表示されなくてもよい。
可能な設計では、前記バーン・アフター・リーディング機構は、特定の操作又はキーを監視することにより、別のユーザによる保存又はスクリーンショットの取得をさらに監視又は防止することができる。
第2の態様によると、本発明の実施形態は、バーン・アフター・リーディング・メッセージを設定するための装置、すなわち、スマートデバイスを提供する。前記装置は、メッセージ交換インターフェースを表示するように構成された表示モジュールであって、前記インターフェースは、少なくとも1つのメッセージを含む、表示モジュールと、ユーザによる第1メッセージ上の画面タッチの圧力値を検出するように構成された検出モジュールであって、前記第1メッセージは、前記表示モジュールにより表示される前記少なくとも1つのメッセージの1つである、検出モジュールと、前記検出モジュールが、前記圧力値が予め設定されたしきい値より大きいことを検出する場合に、前記第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定するように構成されている設定モジュールと、を含む。
可能な設計では、前記設定モジュールは、バーニング時間マークを前記第1メッセージに追加するように特に構成されており、前記バーニング時間マークは、時間tを具備し、前記時間tは、受信端末又はサーバに、前記第1メッセージが受信され、前記時間tが経過した後、前記第1メッセージを削除するように指示するために使用される。
可能な設計では、前記設定モジュールは、前記第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定するために、端末又はアプリケーションにおいて、バーン・アフター・リーディング機構をトリガするように特に構成されている。
可能な設計では、前記検出モジュールにより検出された圧力値が大きいほど、前記設定モジュールによって前記第1メッセージに追加される前記バーニング時間マーク内のtはより短い時間を示す。
可能な設計では、前記第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定した後、前記設定モジュールは、指示アイコンを設定するようにさらに構成され、前記指示アイコンは、前記第1メッセージがバーン・アフター・リーディング・メッセージであることを前記ユーザに通知するために使用される。
可能な設計では、前記指示アイコンは、カウントダウンアイコンであり、前記カウントダウンアイコンは、前記第1メッセージが削除されるまでの残り時間を前記ユーザに知らせるために使用される。
可能な設計では、前記設定モジュールが前記第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定した後、及び前記第1メッセージが削除される前に、前記検出モジュールが、前記ユーザによる前記指示アイコン上での画面タッチ操作を検出する場合には、前記設定モジュールは、プロンプト情報をポップアップするようにさらに構成され、前記プロンプト情報は、復元オプションを含み、前記復元オプションは、前記第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定することのキャンセルをトリガする。
可能な設計では、前記第1メッセージがN個のメッセージの1つであり、前記N個のメッセージが一括して選択されるとともに編集ステートに入る場合、前記設定モジュールは、前記N個のメッセージのすべてをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定するように特に構成されている。
第3の態様によると、本発明の実施形態は、スマートデバイスを提供し、前記端末は、少なくとも、表示画面、プロセッサ、メモリ、及びバスを具備し、前記表示画面、前記プロセッサ、及び前記メモリは、バスを使用して互いに接続されるとともに通信し、前記表示画面は、ユーザの操作を受信するように構成され、前記メモリは、プログラム及び命令を格納し、前記プロセッサは、前記メモリ内にある前記プログラム及び命令を起動し、前記表示画面により受信される前記ユーザの操作に従って、前述の方法を実施するように構成されている。
本発明の実施形態は、圧力によってバーン・アフター・リーディング・メッセージを設定するための方法を提供する。方法は、少なくとも1つのメッセージを含むメッセージ交換インターフェースを表示するステップと、前記少なくとも1つのメッセージの1つである第1メッセージ上のユーザによる画面タッチの圧力値を検出するステップと、前記圧力値が予め設定されたしきい値より大きいことが検出された場合に、前記第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定するステップと、を含む。この方法によれば、ユーザは、接触力(force touch)により、前記ユーザが削除、リコール、又は破棄(destruct)したいメッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに迅速に設定し、チャット内容のプライバシー及び注意を制御でき、ユーザのプライバシーを保護しながら、ユーザに大きな利便性と望ましい経験をもたらす。
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下で実施形態を説明するために必要な添付の図面について簡単に説明する。以下の説明における添付の図面は本発明のいくつかの実施形態を示すものにすぎず、それでもなお、当業者が創造的な努力なしにこれらの添付の図面から他の図面を得ることができることは明らかである。
本発明の実施形態における添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態における技術的解決策について以下で明確かつ完全に説明する。説明する実施形態は、本発明の実施形態のすべてではなく、一部にすぎないことは明らかである。創造的な努力なしに本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られるすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲内に入るものである。さらに、以下の実施形態において、多くの特徴の詳細及び説明が存在する。多くの冗長性を避けるために、詳細及び説明は同じ原理の下での同じ特徴に適用される
図1を参照すると、図1は、チャットアプリケーションのグループチャットにおける情報交換シナリオを示し、例えば、WeChat、QQ、Weibo、Tieba、Mop、Tianya、Douban、ショートメッセージサービス、及びマルチメディアメッセージサービスを利用した情報交換がある。オンラインの友人は、通常互いに交流し、さまざまな情報を交換する。しかし、オンラインでのコミュニケーションでは、情報は、広く知られてしまう。どのユーザでも、すべてのオンラインの友人は親しい友人ではなく、オンラインのユーザは通常興味を共有する見知らぬ人である。ユーザは、インターネットをプラットフォームとして使用することにより、生活の詳細を友人と共有することを熱望している。特に、人々は、通常、いくつかのドラマチックな話題に関し非常に熱心であり、オンラインでの交流をよりエキサイティングにする。しかし、これらの非常にドラマチックなトピックには、通常機密情報が含まれる。個人の個人情報が関与する場合、ほぼすべてのユーザが情報の拡散に関して非常に注意深くなる。ユーザは機密メッセージを提示したいが、証拠は残したくない。したがって、ユーザは、これらのメッセージがポストされてから特定の時間が経過した後これらのメッセージをバーンする。このようにして、他の人々は、現在のチャットアプリケーションでこれらのメッセージを見ることができなくなる。本発明で提供される方法により、ユーザは、接触力(force touch)により、ユーザが削除、リコール、又は破棄を望むメッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに迅速に設定し、ユーザのプライバシーを保護しながら、ユーザに大きな利便性と望ましい経験をもたらす。
図2を参照すると、図2は、本発明の一実施形態による、圧力によりバーン・アフター・リーディング・メッセージを設定する方法を示す。方法は、具体的には、ステップ101から103を含む。
ステップ101:メッセージ交換インターフェースを表示する。インターフェースは、少なくとも1つのメッセージを含む。
通常、本発明において説明されるメッセージ交換インターフェースは、スマートデバイス上の交換アプリケーションにより具体的に表示される。交換アプリケーションは、QQ、Tieba、WeChat、Weibo、Renren、Mop、Qiushibaike、Jingdong、Taobao、モバイルバンキング、モバイルサービスホール、facebook、ツイッター(登録商標)、instagramなどのすべてのアプリケーションと、メッセージをポストするためにユーザが使用できる種々のコミュニティ及びフォーラムを含む一般的な概念である。ユーザは、メッセージ公開インターフェース(message publishing interface)に入り、従来技術のいくつかの操作によってメッセージを受信及び送信することが可能である。この特許において論じられているスマートデバイスは、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ウェアラブルデバイス、及び他の端末デバイス、特にモバイル端末デバイスを含むが、これに限定されるものではない。
ステップ102:ユーザによる第1メッセージ上の画面タッチの圧力値を検出する。第1メッセージは、少なくとも1つのメッセージの1つである。
ユーザが第1メッセージ上で画面タッチ操作を行う場合、スマートデバイスは、ユーザによる画面タッチの位置と、画面タッチの位置に対応する操作オブジェクトとを検出するとともに、画面タッチの圧力値も検出する。これらは、スマートデバイスの画面に統合された圧力センサ等のデバイスを使用することにより取得することができる。
ステップ103:圧力値が予め設定されたしきい値より大きいことが検出された場合に、第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定する。
これは本発明の革新的な点の1つである。メッセージ属性を設定するステップが接触力によりトリガされる。従来技術では、接触力は、通常の強さのタッチ操作と区別されていない。本発明において論じられる予め設定されたしきい値は、通常操作をトリガできる圧力検出値より大きい。例えば、ユーザにより加えられた圧力がF1に達すると、ユーザは、第1メッセージの選択のみ、又は第1メッセージ上の簡単な編集操作を実施し得る。ユーザにより加えられた圧力がF2に達すると、第1メッセージの属性の変更がトリガされ、第1メッセージを、恒久的に保持し得るメッセージからバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定できる。F2はF1より大きく、F2は、予め設定されたしきい値であり、スマートデバイスの製造業者によって配送時に設定されても、ユーザによりカスタマイズされてもよい。
特定の実装では、ユーザにより第1メッセージに加えられた画面タッチ圧力が予め設定されたしきい値より大きい場合、第1メッセージのためにバーン・アフター・リーディング機能がトリガされる。実装形態は、第1メッセージの属性をバーン・アフター・リーディング機能としてマークすることであり、交換アプリケーションに含まれるバーン・アフター・リーディング機構は、第1メッセージを識別し、バーン・アフター・リーディング制御及び実行を実施し、バーン・アフター・リーディング機構は、第1メッセージが受信され所定の時間が経過した後、受信端末又はサーバに第1メッセージの削除(バーン)を指示する。別の実施形態では、バーニング時間マークが第1メッセージに追加され、バーニング時間マークは、時間tを含み、時間tは、受信端末又はサーバに、第1メッセージが受信され所定の時間tが経過した後、第1メッセージを削除するように指示するために使用され、第1メッセージは、削除後は、ユーザに見えなくなる。時間tの具体的な持続時間は、バーン・アフター・リーディング機構によりデフォルトで設定されてもよく、又はユーザによりカスタマイズされてもよく、又はユーザの圧力が予め設定されたしきい値に達した後、所要のバーン・アフター・リーディング持続時間の選択ボックスがポップアップされたときに、ユーザにより決定及び選択されてもよい。
可能な設計では、ユーザにより第1メッセージに加えられた圧力が予め設定されたしきい値より大きくなった後、ユーザは、第1メッセージに加えられる圧力の大きさを調整することにより、メッセージがバーンされるまでの時間を設定できる。例えば、 検出された圧力値が大きいほど、第1メッセージに追加されたバーニング時間マーク内の時間tがより短くなることを示し、又は検出された圧力値が大きいほど、第1メッセージに追加されたバーニング時間マーク内の時間tがより長くなることを示す。圧力のリアルタイムの大きさは、tと正の相関を有するか、又は負の相関を有し得る。ユーザによる圧力の調整の間、加えられている圧力に対応する時間をユーザに通知するためにプロンプトウィンドウがポップアップされ得る。あるいは、ユーザが一定時間圧力を保持した後、この時間における強さの平均値に従って時間tが決定される。あるいは、ユーザが時間tを選択して決定するために、期間選択オプションがプロンプトウィンドウに直接表示される。あるいは、時間tが別の方法を用いて決定された後、時間tを設定する。したがって、この方法を用いることにより、ユーザは、第1メッセージがバーンされる時点を柔軟に設定することができ、これにより、第1メッセージの存続期間を効果的に制御することができる。
可能な設計では、第1メッセージがバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定された後、ユーザは、第1メッセージのそばに指示アイコンを表示することをさらに選択し得、指示アイコンは、第1メッセージがバーン・アフター・リーディング・メッセージであることをユーザに通知するために使用されるが、指示アイコンは別のユーザには見えない。このタイプの情報は、通常、私的な且つ機密情報である。
可能な設計では、第1メッセージがバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定された後、ユーザは、第1メッセージのそばに指示アイコンを設定することをさらに選択し、指示アイコンを、すべてのユーザに見えるようにすることができ、すべてのユーザに、第1メッセージがバーン・アフター・リーディング・メッセージであることを通知するために使用され、すべてのユーザに第1メッセージに集中するように促すために使用され得る。ユーザは、メッセージが恒久的に消えるまでにメッセージを見る必要がある。そのようなメッセージは、必ずしも私的な且つ機密情報である必要はなく、時間依存のメッセージであってもよい。
具体的には、指示アイコンは、できるだけ早く情報を読むようにユーザを促すために使用されるカウントダウンアイコンであってもよく、ユーザが、情報の存続期間を直感的に知ることができるように、ユーザがメッセージを閲覧するための残りの時間を明確に思い出させることができる。このようにして、他のユーザは、ユーザにより送信されたメッセージにより注意を払うことが可能となる。
ユーザの具体的な操作が図3に示されている。図3は、接触力によりバーン・アフター・リーディング・メッセージを設定する方法の概略図である。例えば、予め設定されたしきい値は2Nである。ユーザが加えた力をFとすると、Fが2N以下である場合には、メッセージの属性変更操作は、トリガされず、長押しで、基本編集がトリガされる。Fが2Nより大きくなると、バーン・アフター・リーディング属性のための設定機能がメッセージに対しトリガされる。バーン・アフター・リーディング機構が正常に設定された後、そのメッセージは通常のメッセージではなくバーン・アフター・リーディング・メッセージであることを示すために識別子が追加され得る。表示識別子の具体的な形状は限定されない。具体的な実装において、圧力値が予め設定されたしきい値より大きい場合、バーン・アフター・リーディング機構は、ユーザにより加えられた圧力のリアルタイムの大きさ、又はある期間に加えられた圧力の平均値に従って、メッセージの具体的な存続期間を決定し得る。
本発明において論じられる第1メッセージでの画面タッチ操作は、現在の画面上の第1メッセージに対応する表示位置における画面タッチを意味し、画面タッチの位置での画面タッチ操作は、第1メッセージに対し基本的な識別及び編集操作をトリガすることができることを理解すべきである。
ユーザの異なる操作シナリオのために、技術的解決策の様々な実装が存在する。等価な又は代替として使用され得る任意の技術的解決策及びアプリケーションシナリオは、本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
本発明のこの実施形態では、添付の図面におけるグラフィックラベルは単なる表示であり、実際の操作時における画面タッチの位置や画面タッチの範囲の大きさを限定するものではないことに留意すべきである。ユーザは多様な利用操作を行うので、本発明の操作の機能的効果と等価な機能を有する任意の操作は、本発明の技術的解決策に該当するはずである。詳細は、以下では再び説明しない。
本発明のこの実施形態の具体的な実装において、ユーザが表示インターフェース上で複数のメッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに一括して設定する場合には、まず、複数のメッセージが一括して選択され得、複数のメッセージが編集ステートに入ることを可能にすることができる。次いで、複数のメッセージの任意のメッセージ上でフォース画面タッチ(force screen touch)が実行される。圧力が予め設定されたしきい値より大きい場合、複数のメッセージは、一括してバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定される。一部の指示情報は、すべてのメッセージが既にバーン・アフター・リーディング・メッセージであることをユーザ又は他のユーザに示すために各メッセージのそばに別個に存在してもよい。さらに、複数のメッセージの場合、メッセージのコンテンツのサイズに従って、バーン・アフター・リーディング存続期間が異なるようにさらに設定されてもよい。コンテンツが豊富であれば、存続期間はより長くなり得る。これらは、特定のアルゴリズムに従って、バーン・アフター・リーディング機構と協調して圧力値を使用することにより決定され得る。
本発明のこの実施形態の具体的に実装において、第1メッセージがバーンされる前に、ユーザが、第1メッセージの属性を、恒久的に表示し得る通常のメッセージに戻したい場合には、ユーザは、指示アイコン又は別の特定のアイコンをタップし得る。指示アイコン又は他の特定のアイコンがタップされた場合に、プロンプト情報がポップアップされてもよい。プロンプト情報は、メッセージ属性を復元するための機能オプションを含み、復元のための機能オプションは、第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定するステップのキャンセルをトリガする。この場合には、ユーザの柔軟な操作が容易になり、ユーザは、パーソナライズされた方法で、メッセージがバーン・アフター・リーディング属性を有しているかどうかを設定し、チャット内容のプライバシー及び注目を効果的に制御できる。
可能な設計では、バーン・アフター・リーディング・メッセージがバーンされた後、削除マークが表示されてもよく、リコールマークが表示されてもよく、又はメッセージが送信されていなかったかのようにトレースが表示されなくてもよい。
可能な設計では、バーン・アフター・リーディング機構は、特定の操作又はキーを監視することにより、別のユーザによる保存又はスクリーンショットの取得をさらに監視又は防止することができる。
本発明のこの実施形態は、圧力によってバーン・アフター・リーディング・メッセージを設定するための方法を提供する。方法は、メッセージ交換インターフェースを表示するステップであって、インターフェースは、少なくとも1つのメッセージを含む、ステップと、ユーザによる第1メッセージ上の画面タッチの圧力値を検出するステップであって、第1メッセージは、少なくとも1つのメッセージの1つである、ステップと、圧力値が予め設定されたしきい値より大きいことを検出した場合に第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定するステップと、を含む。方法により、ユーザは、パーソナライズされた方法で接触力(force touch)により、ユーザが削除、リコール、又は破棄を望むメッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに迅速に設定し、ユーザのプライバシーを保護しながら、ユーザに大きな利便性と望ましい経験をもたらす。複数の例を実装することにより、ユーザはチャット内容のプライバシーと注目を効果的に制御できる。
図4を参照すると、図4は、本発明の一実施形態によるスマートデバイスの機能モジュールの概略構成図である。スマートデバイスは、本発明による圧力によってバーン・アフター・リーディング・メッセージを設定するための装置である。装置/スマートデバイス400は、ウェアラブルデバイス、スマートフォン、タブレット、又は別のスマートデバイス、特にモバイルスマートデバイスであり得る。スマートデバイス400は、表示モジュール401、検出モジュール402、及び設定モジュール403を含む。
表示モジュール401は、メッセージ交換インターフェースを表示するように構成され、インターフェースは、少なくとも1つのメッセージを含む。表示モジュールは、携帯電話に組み込まれた交換アプリケーション又はサードパーティの交換アプリケーションを使用することにより実装され得る。
検出モジュール402は、ユーザによる第1メッセージ上の画面タッチの圧力値を検出するように構成され、第1メッセージは、表示モジュール401により表示される少なくとも1つのメッセージの1つである。検出モジュール402は、携帯電話の画面に統合された圧力センサを使用することによって実装され得、プロセッサは、特定のプログラムを起動し、特定の分析を実行する。
設定モジュール403は、検出モジュール402が、圧力値が予め設定されたしきい値より大きいことを検出した場合に、第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定するように構成されている。設定モジュール403は、プロセッサにより特定のプログラムが起動されることにより実装され得る。具体的な実装において、現在の交換アプリケーションに含まれているスマートデバイスの組み込みバーン・アフター・リーディング機構又はバーン・アフター・リーディング機構が接触力によりトリガされてもよい。
具体的な実装において、設定モジュールがバーン・アフター・リーディング機能の設定をトリガするかどうかは、検出モジュールにより検出された圧力が予め設定されたしきい値より大きいかどうかに主に依存する。予め設定されたしきい値は、スマートデバイスの製造業者によって配送時に設定されても、ユーザによりカスタマイズされてもよい。
可能な実装において、設定モジュールは、第1メッセージの属性をバーン・アフター・リーディング機能としてマークするための接触力によりトリガされ得、交換アプリケーションに含まれているバーン・アフター・リーディング機構は、第1メッセージを識別し、バーン・アフター・リーディング制御及び実行を実施し、バーン・アフター・リーディング機構は、受信端末又はサーバに、第1メッセージが受信され、所定の時間が経過した後に、第1メッセージを削除するように指示する。別の実施形態において、バーニング時間マークが第1メッセージに追加され、バーニング時間マークは、時間tを含み、時間tは、受信端末又はサーバに、第1メッセージが受信され所定の時間tが経過した後、第1メッセージを削除するように指示するために使用され、第1メッセージは、削除後は、ユーザに見えなくなる。時間tの具体的な持続時間は、バーン・アフター・リーディング機構によりデフォルトで設定されてもよく、又はユーザによりカスタマイズされてもよく、又はユーザの圧力が予め設定されたしきい値に達した後、所要のバーン・アフター・リーディング持続時間の選択ボックスがポップアップされたときに、ユーザにより決定及び選択されてもよい。
可能な設計では、ユーザにより第1メッセージに加えられた圧力が予め設定されたしきい値より大きくなった後、ユーザは、第1メッセージに加えられる圧力の大きさを調整することにより、メッセージがバーンされるまでの時間を設定できる。例えば、 検出された圧力値が大きいほど、第1メッセージに追加されたバーニング時間マーク内の時間tがより短く又はより長くなることを示す。圧力のリアルタイムの大きさは、tと正の相関を有するか、又は負の相関を有し得る。ユーザによる圧力の調整の間、表示モジュールは、加えられている圧力に対応する時間をユーザに通知するためにプロンプトウィンドウがポップアップされ得る。あるいは、ユーザが一定時間圧力を保持した後、この時間における強さの平均値に従って時間tが決定される。あるいは、ユーザが時間tを選択して決定するために、期間選択オプションがプロンプトウィンドウに直接表示される。あるいは、時間tが別の方法を用いて決定された後、時間tを設定する。
可能な設計では、設定モジュールが第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定した後、設定モジュールは、第1メッセージのそばに指示アイコンを設定し得、指示アイコンは、第1メッセージがバーン・アフター・リーディング・メッセージであることをユーザに通知するために使用されるが、指示アイコンは別のユーザには見えない。このタイプの情報は、通常、私的な且つ機密情報である。
可能な設計では、第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定するステップの後に、ユーザは、第1メッセージのそばに指示アイコンを表示することをさらに選択し得、第1アイコンはすべてのユーザに可視であり、すべてのユーザに、第1メッセージがバーン・アフター・リーディング・メッセージであることを通知するために使用され、すべてのユーザに第1メッセージに集中するように促すために使用され得る。ユーザは、メッセージが恒久的に消えるまでにメッセージを見る必要がある。そのようなメッセージは、必ずしも私的な且つ機密情報である必要はなく、時間依存のメッセージであってもよい。具体的には、指示アイコンは、できるだけ早く情報を読むようにユーザを促すために使用されるカウントダウンアイコンであってもよく、ユーザが、情報の存続期間を直感的に知ることができるように、ユーザがメッセージを閲覧するための残りの時間を明確に思い出させることができる。このようにして、他のユーザは、ユーザにより送信されたメッセージにより注意を払うことが可能となる。
本発明のこの実施形態の具体的な実装において、ユーザが表示インターフェース上で複数のメッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに一括して設定する場合には、まず、複数のメッセージが編集ステートに入ることを可能にする選択機構を使用して複数のメッセージが一括して選択され得る。次いで、複数のメッセージの任意のメッセージ上でフォース画面タッチが実行される。検出モジュールが、圧力が予め設定されたしきい値より大きいことを検出する場合には、複数のメッセージは、一括してバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定される。一部の指示情報は、すべてのメッセージが既にバーン・アフター・リーディング・メッセージであることをユーザ又は他のユーザに示すために各メッセージのそばに表示されてもよい。さらに、複数のメッセージの場合、設定モジュールは、メッセージのコンテンツのサイズに従って、バーン・アフター・リーディング存続期間が異なるようにさらに設定されてもよい。コンテンツが豊富であれば、存続期間はより長くなり得る。これらは、特定のアルゴリズムに従って、バーン・アフター・リーディング機構と協調して圧力値を使用することにより決定され得る。
本発明のこの実施形態の具体的に実装において、第1メッセージがバーンされる前に、ユーザが、第1メッセージの属性を、恒久的に表示し得る通常のメッセージに戻したい場合には、ユーザは、指示アイコン又は別の特定のアイコンをタップし得る。指示アイコン又は他の特定のアイコンにおいて、メッセージ属性を復元する機能オプションがある。検出モジュールは、ユーザによる指示アイコン上の画面タッチ操作を検出し、設定モジュールは、プロンプト情報をポップアップするようにさらに構成される。プロンプト情報は、ユーザが選択するための復元オプションを含み、復元オプションは、第1メッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに設定するステップのキャンセルをトリガすることができる。この場合には、ユーザの柔軟な操作が容易になり、ユーザは、パーソナライズされた方法で、メッセージがバーン・アフター・リーディング属性を有しているかどうかを設定し、チャット内容のプライバシー及び注目を効果的に制御できる。
可能な設計では、バーン・アフター・リーディング・メッセージがバーンされた後、表示モジュールは、削除マークを表示してもよく、リコールマークを表示してもよく、又はメッセージが送信されていなかったかのようにトレースが表示されなくてもよい。
可能な設計では、バーン・アフター・リーディング機構は、特定の操作又はキーを監視することにより、別のユーザによる保存又はスクリーンショットの取得をさらに監視又は防止することができる。
前述の方法の実施形態に対応する等価な概念は、ここでは再び説明しない。当業者による創造的努力なしになされた等価な任意の置換は、方法と装置の違いと制約の影響を受けることなく、本発明の保護範囲内に入るものとする。
本発明のこの実施形態は、スマートデバイス400を提供する。スマートデバイスは、表示モジュール401、検出モジュール402、及び設定モジュール403を含む。端末により、メッセージが表示モジュール401を使用して表示される場合、ユーザは、検出モジュール402により検出された接触力により、設定モジュール403をトリガし、実行中の接触力に関するメッセージの属性をバーン・アフター・リーディング・メッセージに変更できる。この方法によれば、ユーザは、パーソナライズされた方法で接触力(force touch)により、ユーザが削除、リコール、又は破棄を望むメッセージをバーン・アフター・リーディング・メッセージに迅速に設定し、チャット内容のプライバシーと注目を制御でき、ユーザのプライバシーを保護しながら、ユーザに大きな利便性と望ましい経験をもたらす。
図5を参照すると、図5は、本発明の一実施形態によるスマートデバイスのハードウェアの概略構成図である。スマートデバイス500は、少なくとも1つのプロセッサ501(例えば、CPU)、メモリ502、少なくとも1つのネットワークインターフェース503、少なくとも1つの通信バス504、ディスプレイ505、及び圧力センサ506を含む。プロセッサ501、メモリ502、ネットワークインターフェース503、ディスプレイ505、及び圧力センサ506は、通信バス504を使用して互いに接続され、通信し、スマートデバイスの機能を完成させるように協働する。
プロセッサ501は、メモリ502に格納されているコンピュータプログラム、命令、又は他のデータなどの実行可能命令モジュール5021を実行するように構成されている。圧力センサ506は、圧力を感知するように構成され、圧力の値を取得し得る。一般に、圧力センサ506とディスプレイ505は統合されている。メモリ502は、高速ランダムアクセスメモリ(RAM: Random Access Memory)を含み得、不揮発性メモリ(non-volatile memory)、例えば、少なくともeMMC (Embedded Multi Media Card, 組み込み用マルチメディアカード)メモリをさらに含んでもよい。ネットワークデバイスと少なくとも別のネットワーク要素の通信及び接続は、少なくとも1つのネットワークインターフェース503(有線であっても、無線であってもよい)により実装され、インターネット、広域ネットワーク、ローカルエリアネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、などが使用され得る。
実行可能命令モジュール5021は、本発明の方法を実施するための機能プログラムを格納し、前述のステップ101から103のステップに対応する方法及び等価的に置き換えることができる方法が含まれるがこれに限定されるものではない。このようにして、プロセッサ501は、ディスプレイ505及び圧力センサ506と組み合わせて、実行可能命令モジュール5021内のプログラム及び命令を起動することにより、前述の実施形態における方法及び等価な方法を実行する。
装置及びシステムにおけるモジュール間の情報交換及び実行プロセスなどの内容は、本発明の方法の実施形態と同様の考え方に基づくものである。したがって、詳細な内容については、本発明の方法の実施形態における説明を参照し、詳細はここでは再び説明しない。
説明を簡潔にするために、前述の方法の実施形態は、一連の動作として表現されることに留意すべきである。しかし、本発明によれば、いくつかのステップは他のシーケンスで実行されても、又は同時に実行されてもよいので、本発明は説明された動作シーケンスに限定されないことを当業者は評価すべきである。また、当業者であれば、本明細書に説明されたすべての実施形態は、例示的な実施形態であり、関連する動作及びモジュールは、本発明に限定されないことを評価すべきである。
当業者であれば、実施形態の方法のプロセスのすべて又は一部を、関連するハードウェアに指示するコンピュータプログラムにより実施することができることを理解し得る。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に格納され得る。プログラムが実行されると、実施形態の方法のプロセスが実行される。上記記憶媒体は、磁気ディスク、光学ディスク、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory, ROM)、又はランダムアクセスメモリ(Random Access Memory, RAM)が含まれ得る。
本発明の明細書、特許請求の範囲、及び添付の図面において、「第1」、「第2」、「第3」、「第4」など(存在する場合)という用語は、類似の物体を区別することを意図しているが、必ずしも特定の順序又はシーケンスを示すものではない。本明細書で説明された本発明の実施形態は、本明細書に例示又は説明された順序を除き、順番に実施できるように、そのように付与されたデータは、適切な状況において交換可能であることを理解すべきである。さらに、「含む」、「具備する」、及び任意の他の変形例は、非排他的な包含をカバーすることを意味し、例えば、ステップ又はユニットのリストを含むプロセス、方法、システム、製品、又はデバイスは、必ずしもそれらのステップ又はユニットに限定されるものではなく、明示的にリストアップされていない、又はそのようなプロセス、方法、システム、製品、又はデバイスなどに固有の他のステップ又はユニットを含むことができる。
本明細書では本発明の原理及び実施方法を説明するために特定の例が使用されている。前述の実施形態の説明は、単に本発明の方法及び思想を理解するのを助けることを意図するものである。さらに、実施方法及び適用範囲に関し、本発明の思想に従って当業者により変更され得る。したがって、本明細書は、本発明に対する限定として解釈されるべきではない。