JP6951087B2 - 回転機械 - Google Patents

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彰宏 中庭
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彰範 田▲崎▼
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Description

本発明は、回転機械に関する。
産業用圧縮機やターボ冷凍機、小型ガスタービン、ポンプ等に用いられる回転機械として、回転軸に固定されたディスクに複数のブレードを取り付けたインペラを備えたものが知られている。上記回転機械は、インペラを回転させることで、ガスに圧力エネルギー及び速度エネルギーを与えている(例えば特許文献1参照)。
特開平9−310697号公報
ところで、近年、より高い揚力を得ることができるインペラの実現が求められている。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、高揚力を得ることができる回転機械を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用している。
即ち、本発明の一の態様に係る回転機械は、軸線回りに回転する回転軸と、前記回転軸と一体に回転することで、前記軸線方向から導入される流体を径方向外側に排出するインペラと、前記回転軸及びインペラを収容し、前記インペラの径方向外側に接続されて前記インペラから排出される前記流体を径方向外側に導くケーシングと、を備え、前記インペラは、前記軸線回りに回転される円盤状をなすディスクと、前記ディスクの前記軸線方向を向く面側に周方向に間隔をあけて設けられ、径方向外側に向かうにしたがって回転方向後方側に延びる複数のブレードと、を備え、各前記ブレードは、径方向内側から外側に向かうにしたがって回転方向後方側に延びて、後縁が前記ディスクの外周縁部よりも径方向内側に位置する主翼と、各前記主翼に対応するように該主翼の回転方向前方側に間隔をあけて設けられて、前縁が前記主翼の前縁よりも径方向外側に位置し、後縁が前記ディスクの外周縁部に位置する副翼と、を有し、前記副翼のコード長は、前記主翼のコード長の5%〜30%であり、前記副翼は、互いに隣り合う一対の前記主翼のうち、対応する前記主翼側に近接して配置されており、前記主翼の圧力面の後縁側領域と、該主翼に対応する前記副翼の負圧面の前縁側領域とが互いに対向しており、複数の前記ブレードを前記軸線方向から覆うカバーをさらに備え、前記軸線方向に対向する前記ディスクと前記カバーとの間の領域をディスク側領域、カバー側領域及びこれらディスク側領域とカバー側領域との間の中央領域に区分した際に、前記副翼は、前記中央領域に設けられずに、前記ディスク側領域及び前記カバー側領域の少なくとも一方に設けられている。
このような回転機械では、主翼の圧力面(回転方向前方側を向く面)の下流側に向かうに従って成長する境界層が、主翼の後縁と副翼の前縁との間で切り取られる。境界層が切り取られた流れは、副翼の圧力面によってディスクの外周縁まで移送される。これによって、高い揚力を得ることができる。
即ち、主翼と副翼との間で、境界層が一旦リセットされることになるため、その後に副
翼で効果的に揚力を得ることができ、インペラ全体として高い揚力を実現することができ
る。
また、副翼が対応する主翼の圧力面で成長した境界層を、当該副翼によってより確実に切り取ることができる。
また、主流におけるディスク側及びカバー側の少なくとも一方での全圧が上昇する全圧分布を得ることができる。
また、この場合、主翼の圧力面の後縁側領域と副翼の負圧面の前縁側領域とが、流体の流れに直交する方向に重なり合うことになる。そのため、主翼の圧力面で成長した境界層は、負圧面の前縁によって切り取られた後、そのまま主翼の圧力面に従って径方向外側に移送される。したがって、主翼間の流れから境界層をより確実に切り取ることができる。一方、主翼は、ディスクの外周縁部まで至っていないため、該主翼によって剥離が発生してしまうこともない。
また、副翼のコード長が長すぎれば、流れに対する主翼の圧力面によるエネルギーの供給が妨げられる。また、副翼のコード長が短すぎれば、境界層が切り取られた後の流れに対する副翼の圧力面によるエネルギーの供給量が低下する。
副翼のコード長を上記範囲に設定することで、主翼、副翼による流体へのエネルギー供給の最適化を図ることができる。
上記回転機械では、前記副翼は、前記径方向外側に向かって順次配列された複数段の副
翼片を有しており、隣り合う前記副翼片のうち後段側の前記副翼片の前縁は、前段側の前
記副翼片の後縁よりも回転方向前方側に位置していてもよい。
これによって、副翼によって移送される流れに生じ得る境界層を、互いに隣り合う副翼片同士の間で切り取ることができる。よって、副翼全体での揚力をより効果的に得ることができる。
上記回転機械では、前記軸線方向から見て、互いに隣り合う前記主翼の後縁及び前記軸線を結ぶ線分同士がなす角をθ1とし、前記軸線方向から見て、前記主翼の後縁及び前記軸線を結ぶ線分と該主翼に対応する前記副翼の前縁及び前記軸線を結ぶ線分とがなす角をθ2とした際に、0<θ2/θ1≦0.1が成立することが好ましい。
これにより、上記同様、主翼、副翼による流体へのエネルギー供給の最適化を図ることができる。
本発明の回転機械によれば、高揚力を得ることができる。
第一実施形態に係る回転機械の縦断面図である。 第一実施形態に係るインペラの縦断面図である。 第一実施形態に係るインペラを軸線方向から視た際のブレードの形状を示す模式図である。 第一実施形態に係るインペラを軸線方向から視た際のブレードの形状を示す模式図であって、インペラの作用を説明する図である。 第二実施形態に係るインペラを軸線方向から視た際のブレードの形状を示す模式図である。 第三実施形態に係るインペラの縦断面図である。
以下、本発明に係るインペラを備えた圧縮機(回転機械)について、図1〜図5を参照して説明する。
図1に示すように、圧縮機1は、回転軸2、ジャーナル軸受5、スラスト軸受6、インペラ20、及びケーシング10を備えている。本実施形態の圧縮機1は、インペラ20を複数段備えたいわゆる一軸多段遠心圧縮機である。
回転軸2は、水平方向に沿う軸線O方向に延びる円柱状をなしている。回転軸2は、軸線O方向の第一端部3側(軸線O方向一方側)および第二端部4側(軸線O方向他方側)で、ジャーナル軸受5によって軸線O回りに回転可能に支持されている。回転軸2は、第一端部3がスラスト軸受6によって支持されている。
インペラ20は、回転軸2の外周面に外嵌されており、軸線O方向に間隔をあけて複数段が設けられている。これらインペラ20は、回転軸2とともに軸線O回りに回転することで、軸線O方向から流入するガス(流体)を径方向外側に向かって圧送する。インペラ20の詳細構造については後述する。
ケーシング10は、筒状に形成された部材であって、回転軸2、インペラ20、および、ジャーナル軸受5等を収容する。ケーシング10は、ジャーナル軸受5を介して回転軸2を回転自在に支持している。これによりケーシング10に対して回転軸2に取り付けられたインペラ20が相対回転可能となっている。
ケーシング10は、導入流路11、接続流路13及び排出流路16を有している。
導入流路11は、複数のインペラ20のうち最も軸線O方向一方側に配置された最前段のインペラ20に対してケーシング10の外部からガスを導入する。導入流路11は、ケーシング10の外周面に開口しており、当該開口部はガスの吸込み口12とされている。該導入流路11は、径方向内側の部分で最前段のインペラ20の軸線O方向一方側に接続されている。
接続流路13は、軸線O方向に隣り合う一対のインペラ20を接続する流路である。接続流路13は、前段側のインペラ20から径方向外側に排出されるガスを、後段側のインペラ20に軸線O方向一方側から導入する。接続流路13は、ディフューザ流路14及びリターン流路15を有している。
ディフューザ流路14は、インペラ20の径方向外側に接続されており、インペラ20から径方向外側に排出されるガスを径方向外側に導きながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換する。リターン流路15は、ディフューザ流路14の径方向外側に接続されて径方向外側に向かうガスを径方向内側に転向させて後段側のインペラ20に案内する。
排出流路16は、複数のインペラ20のうち最も軸線O方向他方側に配置された最後段のインペラ20から径方向外側に排出されるガスをケーシング10の外部に排出する。排出流路16は、ケーシング10の外周面に開口しており、当該開口部はガスの排出口17とされている。該排出流路16は、径方向内側の部分で最後段のインペラ20の径方向外側に接続されている。
次に、図2及び図3を参照して、インペラ20の詳細構成について説明する。インペラ20は、ディスク30、ブレード40及びカバー36を有している。
ディスク30は、軸線Oを中心とした円盤状に形成されている。ディスク30には、軸線Oを中心とした円形をなして軸線O方向に貫通する貫通孔31が形成されている。貫通孔31の内面が回転軸2の外周面に嵌まり込むことによって、インペラ20が回転軸2に一体に固定されている。
ディスク30における軸線O方向他方側を向く面は、軸線Oに直交する平面状をなすディスク背面32とされている。ディスク30における貫通孔31の軸線O方向一方側の端部からディスク背面32の径方向外側の端部にかけては、軸方向一方側から他方側に向かうに従って漸次径方向外側に向かって延びるディスク主面33が形成されている。ディスク主面33は、軸線O方向一方側の部分は、径方向外側を向いており、軸線O方向他方側に向かうにしたがって軸線O方向一方側を向くように漸次湾曲している。即ち、ディスク主面33は、軸線O方向一方側から他方側に向かうに従って漸次拡径している。ディスク主面33は、凹曲面状をなしている。
本実施形態では、ディスク主面33の軸線O方向一方側の端部と貫通孔31の軸線O方向一方側の端部との間には、軸線O方向に直交する平面状をなすディスク前端面34が形成されている。ディスク主面33の軸線O方向他方側の端部とディスク背面32の径方向外側の端部との間には、軸線O方向に延びてディスク30の外周縁部となるディスク外端面35が設けられている。
ブレード40は、ディスク30におけるディスク主面33に軸線Oの周方向に間隔をあけて複数設けられている。各ブレード40は、径方向内側から径方向外側に向かうに従ってインペラ20の回転方向R後方側(周方向一方側)に向かって湾曲している。各ブレード40は、回転方向Rの前方側に向かって凸となる凸曲面をなしながら延びている。
カバー36は、複数のブレード40を軸線O方向一方側から覆っている。カバー36は、ディスク30との間にブレード40を挟むように、ディスク30と対向して設けられている。カバー36の内周面37は、軸線O方向一方側から他方側に向かうにしたがって漸次拡径するように形成されている。カバー36の内周面37は、ディスク主面33と対応するように該ディスク主面33同様に湾曲している。カバー36の内周面37には、ブレード40におけるディスク主面33側とは反対側の端部が固定されている。
カバー36の内周面37、ディスク主面33及びブレード40によって、これらの間に軸線O方向一方側から他方側に向かうに従って、回転方向R後方側に湾曲するように延びる流路が形成されている。
ここで、本実施形態では、各ブレード40は、主翼50及び該主翼50に対応する副翼60によってそれぞれ構成されている。
主翼50は、径方向内側から外側に向かうにしたがって回転方向R後方側に延びている翼形状をなしている。主翼50の前縁51は、カバー36の軸線O方向一方側の端部に近接した位置に配置されている。主翼50の後縁52は、ディスク30の外周縁部よりも径方向内側に位置している。即ち、主翼50の後縁52は、ディスク30の外周縁部まで至らずに、該外周縁部の径方向内側に該外周端部と間隔をあけて配置されている。
主翼50における回転方向R前方側(周方向他方側)を向く面は、圧力面53とされており、回転方向R後方側を向く面は負圧面54とされている。
副翼60は、対応する主翼50の後縁側かつ回転方向R前方側に間隔をあけて設けられており、径方向内側から外側に向かうに従って回転方向R後方側に延びる翼形状をなしている。副翼60の前縁61は、主翼50の前縁51よりも径方向外側に位置している。副翼60の後縁62は、ディスク30の外周縁部に至っている。
副翼60における回転方向R前方側(周方向他方側)を向く面は、圧力面63とされており、回転方向R後方側を向く面は負圧面64とされている。
副翼60は、主翼50を後縁62から外周縁部まで滑らかに延長させた際の仮想湾曲線を、そのまま主翼50の圧力面53が向く方に遷移させた湾曲線上に位置している。副翼60の前縁61は、主翼50の後縁52よりも該主翼50の圧力面53に沿うガスの流れの上流側、かつ、主翼50の圧力面53の向く方向に該主翼50から離間した位置に配置されている。
ここで、主翼50における圧力面53の後縁52を含む部分である後縁側領域53aと、副翼60における負圧面64の前縁61を含む部分である前縁側領域64aとは、互いに対向している。これによって、主翼50の後縁側領域53aと副翼60の前縁側領域64aとは、主翼50の圧力面53に沿うガスの流れ方向に直交する方向に互いに重なっている。換言すれば、主翼50及び副翼60におけるガスの流れ方向に直交する方向に重なる部分が、主翼50の後縁側領域53a、副翼60の前縁側領域64aとされている。このように、主翼50の後縁側領域53aと副翼60の前縁側領域64aとが互いに対向することで、これらの間には主翼50同士の間を流れるガスから剥離を切り取るための剥離切り取り流路70が形成されている。剥離切り取り流路70は、軸線O方向から見た際の幅が下流側に向かうに大きくなってもよいし、小さくなっていてもよい。
副翼60のコード長(軸線O方向から見て副翼60の前縁61と後縁62とを結ぶ線分の長さ)は、主翼50のコード長(軸線O方向から見て主翼50の前縁51と後縁52とを結ぶ線分の長さ)の5%〜30%の長さ、より好ましくは5%〜20%の長さに設定されていることが好ましい。
ここで、軸線O方向から見た際に、互いに隣り合う主翼50の後縁52及び軸線Oを結ぶ線分同士がなす角をθ1とする。また、軸線O方向から見た際に、主翼40の後縁52及び軸線Oを結ぶ線分と該主翼50に対応する副翼60の前縁61及び軸線Oを結ぶ線分とがなす角をθ2とする。この際、本実施形態では、θ2/θ1≦0.1が成立していることが好ましい。
なお、換言すれば、角θ1は、軸線Oと互いに隣り合う主翼50のうち回転方向R前方側の主翼50の後縁52とを通る直線と、軸線Oと互いに隣り合う主翼50のうち回転方向R後方側の主翼50の後縁52とを通る直線とがなす角である。一方、角θ2は、軸線Oと副翼60の前縁61とを通る直線と、軸線Oと当該副翼60の後縁2とを通る直線とがなす各である。
主翼50に対応する副翼60の角θ2の範囲内に、当該対応する主翼50の後縁52が位置していることが好ましい。
主翼50に対応する副翼60は、該主翼50の回転方向R前方側に位置する主翼50よりも対応する主翼50に近接して配置されていることが好ましい。
上記のようなインペラ20を、例えば3Dプリンタを用いて作成してもよい。
次に、本実施形態のインペラ20及び圧縮機1の作用効果について説明する。
回転軸2の回転に伴ってインペラ20が回転すると、該インペラ20内の流路に軸線O方向一方側からガスが導入される。このようにインペラ20内に導入されたガスは、流路内を径方向外側に向かう過程で、主翼50の圧力面53からエネルギーが付与されて昇圧される。
ここで、インペラ20の流路内では、図4に示すように、下流側(径方向外側)に向かうに従って、主翼50の圧力面53の粘性の影響で当該主翼50の圧力面53上に境界層Bが成長していく。本実施形態では、このように成長した境界層Bは、主翼50の圧力面53に従って該圧力面53と副翼60の負圧面64との間に形成された剥離切り取り流路70内を進行していく。即ち、主翼50の後縁52と副翼60の前縁61との間の領域で、境界層Bが切り取られる。
一方で、主翼50の圧力面53から回転方向R前方側に離間した境界層Bの影響が小さい流れ、又は、境界層Bの影響を受けていない流れは、副翼60の圧力面63によってエネルギーが付与されて昇圧される。
このように本実施形態では、主翼50と副翼60との間で流れの境界層Bが一旦リセットされる。仮に境界層Bがリセットされなければ、その後にさらに昇圧されることで剥離が生じてしまう場合もある。本実施形態では、主翼50で成長した境界層Bが途中で切り取られることで、その後に副翼60によってガスをさらに昇圧することができる。即ち、剥離が生じることなく、副翼60によって効果的に揚力を得ることができるため、インペラ20全体として高い揚力を得ることができる。
なお、切り取られた境界層Bは、主翼50の負圧面54付近の流れに合流する。これによって、負圧面54付近にエネルギーを供給することができ、当該負圧面54付近での剥離防止の効果を得ることができる。
また、仮に主翼50の後縁52がディスク30の外周縁部まで至っていれば、当該主翼50で境界層Bが剥離する可能性があるが、主翼50は外周端部まで至っていないため、剥離することはない。
また、本実施形態では、主翼50の圧力面53の後縁側領域53aと副翼60の負圧面64の前縁側領域64aとが流体の流れに直交する方向に重なり合い、これらの間に剥離切り取り流路70が形成されている。そのため、主翼50の圧力面53で成長した境界層Bは、副翼60の前縁61によって切り取られるようにして、そのまま主翼50の圧力面53に従って径方向外側に移送される。したがって、主翼50間の流れから境界層Bをより確実に切り取ることができる。
さらに、副翼60は、互いに隣り合う一対の主翼50のうち、対応する主翼50側に近接して配置されているため、該対応する主翼50の圧力面53で成長した境界層Bを、副翼60によってより確実に切り取ることができる。なお、対応する主翼50からの副翼60の前縁61の離間距離は、該副翼60の前縁61の位置での主翼50の圧力面53で発達した境界層Bの厚みよりも同等か大きいことが好ましい。
ここで、副翼60のコード長が長すぎれば、流れへの主翼50の圧力面53によるエネルギーの供給が妨げられる。また、副翼60のコード長が短すぎれば、境界層Bが切り取られた後の流れに対する副翼60の圧力面63によるエネルギーの供給量が低下する。
本実施形態では、副翼60のコード長が主翼50のコード長の5%〜30%の範囲に設定されているため、主翼50、副翼60によるガスへのエネルギー供給の最適化を図ることができる。
また、角θ1と角θ2との間にθ2/θ1≦0.1の関係が成立するため、上記同様、主翼50、副翼60による作用効果を一層高めることができる。
次に本発明の第二実施形態について、図5を参照して説明する。第二実施形態で第一実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第二実施形態のインペラ20Aは、副翼80の構成が第一実施形態と相違する。第二実施形態の副翼80は、複数段の副翼片81から構成されている。
副翼片81は、互いに間隔をあけるように径方向外側に向かって複数段が順次配列されている。本実施形態では、2段の副翼片81から副翼80が構成されている。各副翼片81は、径方向外側に向かうに従って回転方向R後方側に延びる翼形状をなしている。各副翼片81では、回転方向R前方側を向く面が圧力面とされ、回転方向R後方側を向く面が負圧面とされている。
前段の副翼片81の前縁(副翼80の前縁)は、主翼50の後縁52よりも該主翼50の圧力面53に沿うガスの流れの上流側、かつ、該主翼50の圧力面53が向く方向に離間して配置されている。前段の副翼片81の後縁は、ディスク30の外周縁部から径方向内側に離間している。
後段の副翼片81の前縁は、前段の副翼片81の後縁よりも該前段の副翼片81の圧力面に沿うガスの流れの上流側、かつ、該前段の副翼片81の圧力面が向く方向に離間して配置されている。後段の副翼片81の後縁は、ディスク30の外周縁部に至っている。
第二実施形態のインペラ20Aによれば、主翼50の圧力面53で成長した境界層Bは、前段の副翼片81との間で切り取られる。また、前段の副翼片81の圧力面で成長した境界層Bは後段の副翼片81との間で切り取られる。したがって、下流側に向かうに従って、境界層Bを順次リセットすることができるため、副翼80全体での揚力をより効果的に得ることができる。
なお、第二実施形態では、3つ以上の副翼片81を有していてもよい。この場合、互いに隣り合う副翼片81同士の関係は、上記前段の副翼片81と後段の副翼片81との関係と同様になる。また、最後段の副翼片81の後縁がディスク30の外周縁部に位置する。
次に本発明の第三実施形態について、図6を参照して説明する。第三実施形態で第一実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第三実施形態のインペラ20Bでは、主翼50に対応するように、ディスク30側及びカバー36側に離間して一対の副翼90a,90bが設けられている。
即ち、軸線Oを含む断面視において、流路をディスク側領域91、カバー側領域92及び中央領域93の3つの領域に区分けした際に、ディスク側領域91及びカバー側領域92にのみ副翼90a,90bが設けられており、中央領域93には設けられていない。
これによって、ディフューザ流路14内では、軸線O方向の壁面付近の全圧が上昇する全圧分布となる。そのため、ディフューザ流路14での剥離が抑制され、ディフューザ流路14での大きな圧力回復を期待することができる。その結果、圧縮機1全体のコンパクト化及び段数の低減を図ることができる。
なお、第三実施形態では、例えば、ディスク側領域91のみに副翼を設けてもよいし、カバー側領域92のみに副翼90a,90bを設けてもよい。これによって上記同様、ディフューザ流路14での軸線O方向いずれかでの剥離を抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
実施形態では、インペラ20,20A,20Bをそれぞれカバー36を備えたクローズインペラとして説明したが、本発明をカバー30を備えていないオープンインペラに適用してもよい。
実施形態では、回転機械として圧縮機1を例に説明したが、例えばポンプ等の他の回転機械に本発明を適用してもよい。
1 圧縮機
2 回転軸
3 第一端部
4 第二端部
5 ジャーナル軸受
6 スラスト軸受
10 ケーシング
11 導入流路
12 吸込み口
13 接続流路
14 ディフューザ流路
15 リターン流路
16 排出流路
17 排出口
20 インペラ
30 ディスク
31 貫通孔
32 ディスク背面
33 ディスク主面
34 ディスク前端面
35 ディスク外端面
36 カバー
37 内周面
40 ブレード
50 主翼
51 前縁
52 後縁
53 圧力面
53a 後縁側領域
54 負圧面
60 副翼
61 前縁
62 後縁
63 圧力面
64 負圧面
64a 前縁側領域
70 剥離切り取り流路
80 副翼
81 副翼片
90a 副翼
90b 副翼
91 ディスク側領域
92 カバー側領域
93 中央領域
B 境界層
O 軸線
R 回転方向

Claims (3)

  1. 軸線回りに回転する回転軸と、
    前記回転軸と一体に回転することで、前記軸線方向から導入される流体を径方向外側に排出するインペラと、
    前記回転軸及びインペラを収容し、前記インペラの径方向外側に接続されて前記インペラから排出される前記流体を径方向外側に導くケーシングと、
    を備え、
    前記インペラは、
    前記軸線回りに回転される円盤状をなすディスクと、
    前記ディスクの前記軸線方向を向く面側に周方向に間隔をあけて設けられ、径方向外側に向かうにしたがって回転方向後方側に延びる複数のブレードと、
    を備え、
    各前記ブレードは、
    径方向内側から外側に向かうにしたがって回転方向後方側に延びて、後縁が前記ディスクの外周縁部よりも径方向内側に位置する主翼と、
    各前記主翼に対応するように該主翼の回転方向前方側に間隔をあけて設けられて、前縁が前記主翼の前縁よりも径方向外側に位置し、後縁が前記ディスクの外周縁部に位置する副翼と、
    を有し、
    前記副翼のコード長は、前記主翼のコード長の5%〜30%であり、
    前記副翼は、互いに隣り合う一対の前記主翼のうち、対応する前記主翼側に近接して配置されており、
    前記主翼の圧力面の後縁側領域と、該主翼に対応する前記副翼の負圧面の前縁側領域とが互いに対向しており、
    複数の前記ブレードを前記軸線方向から覆うカバーをさらに備え、
    前記軸線方向に対向する前記ディスクと前記カバーとの間の領域をディスク側領域、カバー側領域、及びこれらディスク側領域とカバー側領域との間の中央領域に区分した際に、前記副翼は、前記中央領域に設けられずに、前記ディスク側領域及び前記カバー側領域の少なくとも一方に設けられている回転機械。
  2. 前記インペラにおける前記副翼は、前記径方向外側に向かって順次配列された複数段の副翼片を有しており、
    隣り合う前記副翼片のうち後段側の前記副翼片の前縁は、前段側の前記副翼片の後縁よりも回転方向前方側に位置している請求項1に記載の回転機械。
  3. 前記インペラにおける前記軸線方向から見て、互いに隣り合う前記主翼の後縁及び前記軸線を結ぶ線分同士がなす角をθ1とし、
    前記軸線方向から見て、前記主翼の後縁及び前記軸線を結ぶ線分と該主翼に対応する前記副翼の前縁及び前記軸線を結ぶ線分とがなす角をθ2とした際に、
    0<θ2/θ1≦0.1が成立する請求項1又は2に記載の回転機械。
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