JP6949503B2 - 部品製造システム及び部品製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、部品製造システム及び部品製造方法に関し、特に板状部材であるスキンと、長尺状部材であるストリンガーを組み合わせて製作される航空機部品を製造する部品製造システム及び部品製造方法に関するものである。
主翼等の航空機部品は、例えば、板状部材であるスキンと、スキンに設けられる長尺状部材であるストリンガーを組み合わせて構成される。航空機部品が例えば鞍型形状等の3次元曲面を有する場合、例えば、ピーン成形方法によって、所定の曲面を有する形状となるようにスキン及びストリンガーに対して加工が行われる。ピーン成形方法は、ショットと呼ばれる鋼球(例えば直径5mm)を被加工対象(ワーク)に投射して、被加工対象を塑性変形させる加工方法である。
例えば、図9(A)に示すように、平板状のスキン51と、スキン51に設けられたストリンガー52からなる一体化材50に対してピーン成形を行って、一体化材50を塑性変形させる。その結果、図9(B)に示すように、鞍型形状の航空機部品55が製作される。
下記の特許文献1では、平板部(主翼外板)において補強部(ストリンガー)が設けられた側の面とは反対側の面に向かってショットを高速投射して塑性歪を持たせることによって成形する主加工工程と、主加工工程の後、補強部に対してショットを高速投射する修正加工工程とを有する技術が開示されている。修正加工工程では、補強部の長手方向に沿った方向の板状金属部材の塑性歪が修正される。
特許第3740103号公報
ピーン成形方法において、被加工対象に対してショット(鋼球)を高速投射している間、被加工対象は逐次変形しており、それに伴い、ショットが当たる位置も変化するため、その変形過程の精密な予測が困難である。そのため、ショットを当てるのに適切な位置を予測して、ティーチング等によってショットの投射方向を事前に設定しておくことは難しい。
また、ピーン成形方法には、ショットを投射する手段としてノズル又はインペラ(複数の翼を有する回転翼)を用いる方法があるが、いずれの場合も、ノズル又はインペラと被加工対象との間の距離を所定の距離以上離しておく必要がある。そのため、ショットを精度良く当てることが困難であるという問題がある。
ショットが被加工対象の角に当たり被加工対象の角が変形すると、強度が低下するため、航空機部品の場合、飛行時等において負荷が作用したとき亀裂等の原因となるおそれがある。そのため、被加工対象の角などピーン成形方法によって変形を施したくない領域に対しては、ゴムシート等を用いてショットが直接当たることを防止する技術がある。この場合、ピーン成形を実施する前にショットを当てたくない領域に対しゴムシートを貼る作業が発生し、時間と手間がかかるという課題がある。また、ショットを高速投射している間にゴムシートが剥がれるおそれがあり、ゴムシートが剥がれた場合は、被加工対象の角をショットによって変形させてしまう。
複雑な3次元形状を有する航空機部品を形成する場合、被加工対象の加工部分を予め複数の領域に分割し、領域ごとに曲率半径や板厚の目標値を設定しておく。この場合、領域ごとに設定された目標値に応じて、ショットの投射条件(例えば、ショット流量、ノズルの場合、エア圧、インペラの場合、回転数)が領域ごとに設定される。従来の技術では、被加工対象に対してショットを連続して投射しながら、ショットの投射条件を変更しつつショットの投射位置を移動させているため、二つの領域を移動する間(過渡期間)もショットの投射が行われている。そのため、ショットの投射条件が安定しない間にも被加工対象に対してショットが投射されるため、予期しない変形が生じるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、被加工対象の変形が生じている間にも、ショットを被加工対象に対して精度良く当てることができ、精度の良い加工を施すことが可能な部品製造システム及び部品製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の部品製造システム及び部品製造方法は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係る部品製造システムは、複数のショットを被加工対象に向けて投射するノズル部と、前記被加工対象までの距離を検出する検出部とを有するピーニング装置と、前記ピーニング装置が取り付けられたハンド部と、前記検出部で検出された前記距離に基づいて、前記ハンド部を制御し、前記ピーニング装置の位置又は向きを調整する制御部とを有するロボット装置とを備え、前記ノズル部は、前記被加工対象を間に挟むように設置される少なくとも一対のノズルを有し、前記ピーニング装置は、前記ノズルから投射された前記ショットの流れ方向を前記被加工対象へ向くように前記ショットを反射する一対の反射板を備え、前記ノズルは、前記被加工対象に対して両側から前記ショットを投射可能であり、前記ピーニング装置は、前記被加工対象の一部を覆う保護部を更に備え、前記保護部は前記ピーニング装置と一体化されている。
この構成によれば、複数のショット、例えば鋼球がノズル部から被加工対象に投射され、被加工対象が変形される。また、検出部によって被加工対象までの距離が検出されて、ロボット装置によって、検出部で検出された距離に基づいて、ピーニング装置の位置又は向きが調整される。その結果、被加工対象の所定位置に向けてショットを精度良く当てることができる。
またこの構成によれば、複数のショット、例えば鋼球がノズル部から被加工対象に投射され、被加工対象が変形されるとき、保護部によって被加工対象の一部が覆われることから、保護部によって覆われた被加工対象の一部の変形を防ぐことができる。
上記発明において、前記被加工対象は、長尺状部材であり、前記検出部は、少なくとも二つ設けられ、前記制御部は、少なくとも二つの前記検出部で検出された前記距離によって算出される前記被加工対象までの平均距離に基づいて、前記ピーニング装置の位置を調整してもよい。
この構成によれば、少なくとも二つの検出部によって、被加工対象までの距離が検出されて、被加工対象までの平均距離が算出される。そして、ピーニング装置の位置が、算出された平均距離に基づいて調整される。
上記発明において、前記被加工対象は、長尺状部材であり、前記検出部は、少なくとも二つ設けられ、前記制御部は、少なくとも二つの前記検出部で検出された前記距離によって算出される前記被加工対象の傾斜角度に基づいて、前記ピーニング装置の向きを調整してもよい。
この構成によれば、少なくとも二つの検出部によって、被加工対象までの距離が検出されて、被加工対象の傾斜角度が算出される。そして、ピーニング装置の向きが、算出された傾斜角度に基づいて調整される。
上記発明において、前記ピーニング装置は、前記ノズル部から前記被加工対象までの前記ショットが通過する通路部への設置と、前記通路部の外部への設置が可能な遮断部を更に備え、前記遮断部は、前記通路部へ設置されたとき、前記ノズル部から投射された前記ショットを前記被加工対象とは異なる方向に反射させてもよい。
この構成によれば、遮断部は、ノズル部から被加工対象までのショットが通過する通路部へ設置されたり、通路部の外部へ設置されたりし、遮断部が、通路部へ設置されたとき、ノズル部から投射されたショットは、被加工対象への方向とは異なる方向に反射する。その結果、遮断部が通路部へ設置されている間は、複数のショットが被加工対象に投射されず、被加工対象の変形が抑制される。
本発明に係る部品製造方法は、ノズル部が、複数のショットを被加工対象に向けて投射するステップと、検出部が、前記被加工対象までの距離を検出するステップと、前記ノズル部と前記検出部を備えるピーニング装置が取り付けられたロボット装置が、前記検出部で検出された前記距離に基づいて、前記ピーニング装置の位置又は向きを調整するステップとを有し、前記ノズル部は、前記被加工対象を間に挟むように設置される少なくとも一対のノズルを有し、前記ピーニング装置は、前記ノズルから投射された前記ショットの流れ方向を前記被加工対象へ向くように前記ショットを反射する一対の反射板を備え、前記ノズルは、前記被加工対象に対して両側から前記ショットを投射可能であり、前記ピーニング装置は、前記被加工対象の一部を覆う保護部を更に備え、前記保護部は前記ピーニング装置と一体化されている。
本発明によれば、被加工対象の変形が生じている間にも、ショットを被加工対象に対して精度良く当てることができ、精度の良い加工を施すことができる。
本発明の一実施形態に係る航空機部品製造システムを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るピーニング装置を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るピーニング装置を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態に係るピーニング装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るピーニング装置を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る航空機部品製造システムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る航空機部品製造システムを用いた航空機部品の製造方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るピーニング装置の変形例を示す斜視図である。 図9(A)は、一体化材を示す斜視図であり、図9(B)は、一体化材に対しピーン成形が施された航空機部品を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る航空機部品製造システム1は、ピーン成形(ピーニング加工)方法によって被加工対象を変形することができる。航空機部品製造システム1は、例えば、航空機部品を製作するために用いられる。ここで、航空機部品とは、例えば、航空機の主翼などである。
以下では、航空機の主翼を製造するため、板状部材であるスキンと、長尺状部材であるストリンガーとを組み合わせた場合について説明する。また、以下では、図9(A)に示すような、ピーン成形方法によって加工を施す前のスキン51とストリンガー52が一体的に組み合わされた一体化材50や、加工を施す前のスキン51又はストリンガー52を被加工対象(ワーク)という。
さらに、説明の便宜上、被加工対象であるストリンガー52の長手方向に対して平行な方向をX軸とし、ストリンガー52の長手方向に対して垂直である幅方向に対して平行な方向をY軸とし、ストリンガー52の高さ方向に対して平行な方向をZ軸とする。
複数のストリンガー52は、スキン51の一面に対して、一方向に対して平行に配置され、スキン51と一体的に組み合わされる。その後、一体化されたスキン51とストリンガー52(被加工対象)に対してピーン成形を施し、一体化材50を塑性変形させることによって、3次元曲面を有する主翼等の航空機部品が製作される。ピーン成形方法は、ショットと呼ばれる鋼球(例えば直径5mm)を被加工対象に投射して、被加工対象を塑性変形させる加工方法である。ピーン成形後の航空機部品55は、図9(B)に示すように、例えば鞍型形状を有する。すなわち、XZ平面に対して平行な面で切断した断面は下側に凸形状の曲線を有し、YZ平面に対して平行な面で切断した断面は上側に凸形状の曲線を有する。
本実施形態では、被加工対象であるストリンガー52を長手方向に沿って複数の領域に分割し、領域ごとに曲率半径や板厚の目標値を変化させる。これにより、一体化されたスキン51とストリンガー52が、一方向に曲がった単純な曲面形状(円錐形状又は円筒形状)のみならず、二方向に曲がった複雑な曲面形状(鞍型形状)を有するように加工を行うことができる。
本実施形態に係る航空機部品製造システム1は、図1に示すように、ピーニング装置2と、ピーニング装置2がハンド5に取り付けられた加工用ロボット3などを備える。
加工用ロボット3は、図1に示すように、アーム4を備え、アーム4の先端には、ピーニング装置2が固定された、又は、ピーニング装置2を把持したハンド5が取り付けられている。加工用ロボット3は、ハンド5の位置又は向き(姿勢)を制御することによって、ピーニング装置2の位置や向き(姿勢)を調整する。加工用ロボット3は、制御部6によって制御される。
ピーニング装置2は、図1〜図3に示すように、ケーシング7と、ショット供給部8と、ノズル9と、遮断板10と、反射板11と、センサー12と、保護部13などを備える。
ケーシング7には、上述したショット供給部8、ノズル9、遮断板10、反射板11、センサー12及び保護部13などが取り付けられている。
ショット供給部8は、外部の供給管(図示せず。)と接続され、供給管を介して複数のショットが連続して供給される。
ショット供給部8の先端、すなわち、ショット流れの下流部には、ノズル9が設置される。ノズル9からはショットが被加工対象へ向けて投射される。ショット供給部8及びノズル9は、ケーシング7に対して、位置及び向きが固定されている。本実施形態では、図5に示すように、ノズル9から投射されたショットは反射板11に当たり、その後、被加工対象であるストリンガー52に当たる。
ノズル9は、Y軸方向に沿って、被加工対象であるストリンガー52を間に挟んで一つずつ設置される。二つのノズル9によって、ストリンガー52の両側の板面にショットを投射できる。
ショットは、ノズル9から反射板11まで通路部15を通過する。遮断板10は、遮断部の一例であり、通路部15へ設置されたり、通路部15の外部へ設置されたりするように、移動可能にケーシング7に設置される。遮断板10が通路部15へ移動し設置されたとき、ノズル9から投射されたショットは、ストリンガー52に向かう方向とは異なる方向に反射する。その結果、遮断板10が通路部15へ設置されている間は、複数のショットがストリンガー52に投射されず、ストリンガー52の変形が抑制される。一方、遮断板10が通路部15の外部へ設置されたとき、ノズル9から投射されたショットは、反射板11へ投射され、反射板11で反射したショットは、ストリンガー52へ投射される。
反射板11は、通路部15の下流側に設置され、ショットを反射させる板状部材である。反射板11は、ショットが当たることによって変形しにくい材料が用いられる。反射板11は、例えば、ノズル9から投射されたショットの流れ方向をストリンガー52へ向くように変更するように設置される。ストリンガーへ向くショットの流れ方向は、例えばストリンガー52の板面に対して概ね垂直となる方向、又は、板面に対してなす角が60°以上90°以下の範囲である。
ピーニング装置2の一端部には、ストリンガー52を挿入することが可能な開口部16が形成されている。また、長尺状のストリンガー52を挿入できるように、ケーシング7の側面部には凹部17が形成されている。開口部16には、ショットがスキン51に当たることを防止するシール材14がX軸方向に沿って設けられる。シール材14は例えばゴム製である。
センサー12は、ケーシング7に設置され、被加工対象であるストリンガー52又はスキン51との距離を検出する。センサー12は、例えば、レーザー変位計であり、レーザー光を照射し、反射したレーザー光を受光することによって、被測定対象までの距離を検出する。センサー12は、ケーシング7に対して位置及び向きが固定されており、ノズル9とセンサー12の相対位置及び相対方向は一定である。したがって、センサー12の検出結果に基づいて、ノズル9の位置や向きを変更することができる。なお、センサー12の設置方向は、被測定対象に対して垂直でもよいし、必ずしも垂直でなくてもよい。センサー12の設置角度に応じて換算した測定値に基づいて、センサー12と被測定対象までの距離が検出される。
センサー12A,12Cは、図4に示すように、ピーニング装置2に設置されるストリンガー52の長手方向、すなわち、X軸方向に沿って、ストリンガー52の一側でそれぞれ配置される。センサー12A,12Cは、ピーニング装置2に被加工対象が設置されたとき、スキン51の板面へ向けてレーザー光を照射する方向に設置されている。センサー12A,12Cは、センサー12A,12Cからスキン51までの距離を検出する。
センサー12D,12Eは、図4に示すように、ピーニング装置2に設置されるストリンガー52の長手方向、すなわち、X軸方向に沿って、ストリンガー52の一側でそれぞれ配置される。センサー12D,12Eは、ピーニング装置2に被加工対象が設置されたとき、ストリンガー52の板面へ向けてレーザー光を照射する方向に設置されている。センサー12D,12Eは、センサー12D,12Eからストリンガー52までの距離を検出する。
センサー12A,12Bは、図4に示すように、ピーニング装置2に設置されるストリンガー52の長手方向に対する垂直方向の幅方向、すなわち、Y軸方向に沿ってストリンガー52を間に挟んで配置される。センサー12Aは、ストリンガー52の一側に配置され、センサー12Bは、ストリンガー52の他側に配置される。センサー12Bは、ピーニング装置2に被加工対象が設置されたとき、スキン51の板面へ向けてレーザー光を照射する方向に設置されている。センサー12Bは、センサー12Bからスキン51までの距離を検出する。
加工用ロボット3の制御部6は、図6に示すように、位置算出部18,19と、傾き算出部20,21,22と、位置調整部23と、傾き調整部24と、投射制御部25と、メモリ26等を有する。制御部6の動作は、予め記録されたプログラムを実行して、CPU等のハードウェア資源によって実現される。
位置算出部18は、センサー12Aとセンサー12Cによって検出された距離、センサー12Aとセンサー12Bによって検出された距離、又は、センサー12A,センサー12B及びセンサー12Cによって検出された距離に基づいて、センサー12A,12B,12Cからスキン51までの平均距離を算出する。なお、センサー12A,12B,12Cの設置位置が同一高さに設けられない場合があるため、その場合は、加重平均で距離が算出される。
位置算出部19は、センサー12D及びセンサー12Eによって検出された距離に基づいて、センサー12D,12Eからストリンガー52までの平均距離を算出する。なお、センサー12D,12Eの設置位置が同一高さに設けられない場合があるため、その場合は、加重平均で距離が算出される。
傾き算出部20は、センサー12A及びセンサー12Cによって検出された距離によって、水平面に対するストリンガー52長手方向の傾斜角度を算出する。すなわち、傾き算出部20によって、Y軸周りの回転角度が算出される。
傾き算出部21は、センサー12A及びセンサー12Bによって検出された距離によって、水平面に対するストリンガー幅方向の傾斜角度を算出する。すなわち、傾き算出部21によって、X軸周りの回転角度が算出される。
傾き算出部22は、センサー12D及びセンサー12Eによって検出された距離によって、X軸方向に対するストリンガー長手方向の傾斜角度を算出する。すなわち、傾き算出部22によって、Z軸周りの回転角度が算出される。
位置調整部23は、位置算出部18,19によって算出された平均距離に基づいて、ピーニング装置2の位置を調整する。
具体的には、位置調整部23は、位置算出部18によって算出されたセンサー12A,12Cからスキン51までの平均距離を用いることによって、Z軸方向の投射位置を調整する。また、位置調整部23は、位置算出部19によって算出されたセンサー12D,12Eからストリンガー52までの平均距離を用いることによって、Y軸方向の投射位置を調整する。
その際、位置調整部23は、算出されたスキン51又はストリンガー52までの平均距離が所定閾値で定められた範囲内となるように補正距離を算出する。そして、位置調整部23は、算出された補正距離に基づいて、加工用ロボット3のアーム4及びハンド5をZ軸方向又はY軸方向に沿って移動させて、ピーニング装置2の位置を移動させる。所定閾値は、例えばメモリ26に予め記録されている。
傾き調整部24は、傾き算出部20,21,22によって算出された傾きに基づいて、ピーニング装置2の向きを調整する。
具体的には、傾き調整部24は、傾き算出部20によって算出されたY軸周りの回転角度を用いることによって、ピーニング装置2のY軸周りの向き(姿勢)を調整する。また、傾き調整部24は、傾き算出部21によって算出されたX軸周りの回転角度を用いることによって、ピーニング装置2のX軸周りの向き(姿勢)を調整する。さらに、傾き調整部24は、傾き算出部22によって算出されたZ軸周りの回転角度を用いることによって、ピーニング装置2のZ軸周りの向き(姿勢)を調整する。
その際、傾き調整部24は、算出されたX軸、Y軸、Z軸周りの回転角度が所定閾値で定められた範囲内となるように補正角度を算出する。そして、傾き調整部24は、算出された補正角度に基づいて、加工用ロボット3のハンド5をX軸、Y軸、Z軸周りに回転させて、ピーニング装置2の向きを変更する。所定閾値は、例えばメモリ26に予め記録されている。
投射制御部25は、算出された距離や角度が所定閾値で定められた範囲内であると判断されたとき、ストリンガー52に対してショットを投射する。これにより、ピーニング装置2の位置や向きがピーニングの実施に最適な状態でショットを投射できる。
投射制御部25は、ピーニング装置2の位置や向きが、予め定められた範囲内にあると判断されたとき、ストリンガー52に対してショットの投射が実施されるように通路部15の外部へ遮断板10を移動する。一方、投射制御部25は、ピーニング装置2の位置や向きが、予め定められた範囲外にあると判断されたとき、ストリンガー52に対してショットの投射が実施されないように通路部15へ遮断板10を移動する。
投射制御部25は、投射開始後、ストリンガー52の板厚又は曲率の検出結果に基づいて、ストリンガー52の板厚又は曲率が目標値に到達したか否かを判断し、板厚又は曲率が目標値に到達したと判断されたとき、ショットの投射を停止する。この場合、ストリンガー52の板厚又は曲率を検出する検出部(図示せず。)が設けられる。または、投射制御部25は、投射開始後、所定流量の投射が完了したか否かを判断し、所定流量の投射がされたと判断されたとき、ショットの投射を停止する。ショットの投射を停止するため、投射制御部25は、通路部15へ遮断板10を移動させる。
保護部13は、図2及び図3に示すように、ストリンガー52の上端部を覆うカバー部27と、カバー部27をストリンガー52に対して押圧する方向に力が作用する弾性部28とを有する。カバー部27は、例えば合成樹脂製又はゴム製部材であり、ストリンガー52の長手方向、すなわち、X軸方向に沿って一方向に長い部材である。これにより、複数のショットがノズル9から被加工対象に投射され、被加工対象が変形されるとき、保護部13のカバー部27によって被加工対象の一部が覆われることから、カバー部27によって覆われた被加工対象の一部の変形を防ぐことができる。カバー部27は、ストリンガー52と接する側の形状が傘状に傾斜していることで、被加工対象の角を確実に保護できる。
弾性部28は、例えば圧縮ばね又はシリンダ機構である。弾性部28は、開口部16にストリンガー52が挿入されて、ストリンガー52の上端部がカバー部27に当接したとき、カバー部27をストリンガー52に対して押圧する方向に力が作用する。
なお、上述した実施形態では、X軸方向に沿って、ストリンガー52の一側でセンサー12A,12Cが配置される場合について説明したが、図8に示すように、センサー12Fが更に設置されてもよい。センサー12Fは、センサー12Bと共に、X軸方向に沿って、ストリンガー52の他側で配置される。これにより、ストリンガー52の一側と他側でスキン51の板厚が異なる場合にスキン51までの距離をより正確に検出できる。
次に、図7を参照して、本実施形態に係る航空機部品製造システム1を用いた航空機部品の製造方法について説明する。
まず、加工前の被加工対象のうちピーン成形を実施する領域にピーニング装置2を設置する(ステップS1)。このとき、加工用ロボット3は、位置決め用のマークなどに基づいて、加工を施す領域を検出し、検出結果に基づいて、ピーニング装置2を移動してもよい。この場合、加工用ロボット3には、加工を施す領域を検出する検出部(図示せず。)が設置される。
ストリンガー52がピーニング装置2の開口部16に挿入される(ステップS2)と、保護部13のカバー部27が、ストリンガー52に当接し、弾性部28がカバー部27をストリンガー52に対して押圧する方向に力を作用させる。
そして、位置算出部18,19が、センサー12によって検出された距離に基づいて、スキン51又はストリンガー52までの平均距離を算出し、位置調整部23が、算出されたスキン51又はストリンガー52までの平均距離を用いることによって、ピーニング装置2の位置を調整する。位置調整部23は、算出された補正距離に基づいて、加工用ロボット3のハンド5をZ軸方向又はY軸方向に沿って移動させて、ピーニング装置2の位置を移動させる(ステップS3)。
また、傾き算出部20,21,22が、センサー12によって検出された距離に基づいて、ピーニング装置2の傾きを算出し、傾き調整部24が、ピーニング装置2の向きを調整する。傾き調整部24は、算出された補正角度に基づいて、加工用ロボット3のハンド5をX軸、Y軸、Z軸周りに回転させて、ピーニング装置2の向きを変更する(ステップS4)。
また、位置算出部18,19や傾き算出部20,21,22によって算出された距離や角度が所定閾値で定められた範囲内であるか否かが判断される(ステップS5)。算出された距離や角度が所定閾値で定められた範囲から外れているときは、ステップS3及びS4におけるピーニング装置2の位置や向きの調整が継続される。
算出された距離や角度が所定閾値で定められた範囲内であると判断されたとき、ストリンガー52に対してショットが投射される(ステップS6)。ショットが投射されている間、位置算出部18,19や傾き算出部20,21,22によって算出された距離や角度が所定閾値で定められた範囲内であるか否かが判断される(ステップS7)。算出された距離や角度が所定閾値で定められた範囲から外れたときは、ステップS3及びS4におけるピーニング装置2の位置や向きの調整が行われる。すなわち、ショットが投射されている間、被加工対象であるストリンガー52とスキン51は逐次変形することから、ピーニング装置2の位置や向きが、常に予め定められた範囲内にあるように、ピーニング装置2の位置や向きが調整され続ける。
そして、投射開始後、ストリンガー52の板厚又は曲率の検出結果に基づいて、ストリンガー52の板厚又は曲率が目標値に到達したか否かが判断され(ステップS8)、板厚又は曲率が目標値に到達したと判断されたとき、ショットの投射が停止される(ステップS9)。または、投射開始後、所定流量の投射が完了したか否かが判断され(ステップS8)、所定流量の投射がされたと判断されたとき、ショットの投射が停止される(ステップS9)。このとき、ストリンガー52に対するショットの投射を停止するため、通路部15へ遮断板10が移動される。
そして、ピーン成形を施す全ての領域に対してピーン成形を実施したか否かが判断される(ステップS10)。全ての領域に対してピーン成形を実施していない場合は、ピーン成形を施す別の領域へピーニング装置2を移動する(ステップS11)。ピーニング装置2を移動した後、上述した方法と同様に、ピーニング装置2の位置や向きを検出しながら、ピーン成形を実施する(ステップS1以降)。一方、全ての領域に対してピーン成形を実施し終えていると判断された場合は、一連の動作を終了する。
以上、本実施形態によれば、ピーニング装置2によってショットが投射されている間、ピーニング装置2の位置や向きが検出されつつ、ピーニング装置2の位置や向きが調整される。被加工対象であるストリンガー52とスキン51が逐次変形されている間も、予め定められた所定の位置又は向きになるようにピーニング装置2の位置や向きが調整されることから、常に予め定められた被加工対象の所定の位置に向けてショットを精度良く当てることができる。その結果、ストリンガー52及びスキン51からなる被加工対象に対して精度の良い加工を施すことができる。
また、保護部13によって、ストリンガー52の上端部がショットから保護されることから、ショットがストリンガー52の角に当たることによる変形を防止でき、亀裂等の発生や強度低下のおそれがなくなる。従来、ストリンガー52の角など変形を施したくない領域に対してゴムシート等を用いてショットが直接当たることを防止していたが、本実施形態によれば、ゴムシートを貼る作業にかかる時間と手間を低減でき、ゴムシート等の副資材の使用を削減できる。また、ケーシング7に取り付けられた保護部13によって保護されつつ、カバー部27にはストリンガー52に向けて押圧力が作用していることから、ショットを高速投射している間に保護部13が外れるおそれがない。そのため、ゴムシートを貼る場合に比べて、ストリンガー52の端部が確実に保護される。
さらに、遮断板10によって、ショットの投射及び非投射を切り替えることができることから、2箇所のピーン成形を施す領域を移動する間(過渡期間)にショットの投射を停止できる。そのため、ピーニング装置2の位置や向きが確実に決定されている間のみストリンガー52に対してショットを投射でき、ショットの投射条件が安定しない間にショットが投射されることがないため、予期しない変形が生じにくい。したがって、ストリンガー52及びスキン51からなる被加工対象に対して精度の良い加工を施すことができる。
1 :航空機部品製造システム
2 :ピーニング装置
3 :加工用ロボット
4 :アーム
5 :ハンド
6 :制御部
7 :ケーシング
8 :ショット供給部
9 :ノズル
10 :遮断板
11 :反射板
12 :センサー
12A :センサー
12B :センサー
12C :センサー
12D :センサー
12E :センサー
12F :センサー
13 :保護部
14 :シール材
15 :通路部
16 :開口部
17 :凹部
18 :位置算出部
19 :位置算出部
20 :傾き算出部
21 :傾き算出部
22 :傾き算出部
23 :位置調整部
24 :傾き調整部
25 :投射制御部
26 :メモリ
27 :カバー部
28 :弾性部
50 :一体化材
51 :スキン
52 :ストリンガー
55 :航空機部品

Claims (5)

  1. 複数のショットを被加工対象に向けて投射するノズル部と、
    前記被加工対象までの距離を検出する検出部と、
    を有するピーニング装置と、
    前記ピーニング装置が取り付けられたハンド部と、
    前記検出部で検出された前記距離に基づいて、前記ハンド部を制御し、前記ピーニング装置の位置又は向きを調整する制御部と、
    を有するロボット装置と、
    を備え、
    前記ノズル部は、前記被加工対象を間に挟むように設置される少なくとも一対のノズルを有し、
    前記ピーニング装置は、前記ノズルから投射された前記ショットの流れ方向を前記被加工対象へ向くように前記ショットを反射する一対の反射板を備え、
    前記ノズルは、前記被加工対象に対して両側から前記ショットを投射可能であり、
    前記ピーニング装置は、前記被加工対象の一部を覆う保護部を更に備え、前記保護部は前記ピーニング装置と一体化されている部品製造システム。
  2. 前記被加工対象は、長尺状部材であり、
    前記検出部は、少なくとも二つ設けられ、
    前記制御部は、少なくとも二つの前記検出部で検出された前記距離によって算出される前記被加工対象までの平均距離に基づいて、前記ピーニング装置の位置を調整する請求項1に記載の部品製造システム。
  3. 前記被加工対象は、長尺状部材であり、
    前記検出部は、少なくとも二つ設けられ、
    前記制御部は、少なくとも二つの前記検出部で検出された前記距離によって算出される前記被加工対象の傾斜角度に基づいて、前記ピーニング装置の向きを調整する請求項1又は2に記載の部品製造システム。
  4. 前記ピーニング装置は、前記ノズル部から前記被加工対象までの前記ショットが通過する通路部への設置と、前記通路部の外部への設置が可能な遮断部を更に備え、
    前記遮断部は、前記通路部へ設置されたとき、前記ノズル部から投射された前記ショットを前記被加工対象とは異なる方向に反射させる請求項1から3のいずれか1項に記載の部品製造システム。
  5. ノズル部が、複数のショットを被加工対象に向けて投射するステップと、
    検出部が、前記被加工対象までの距離を検出するステップと、
    前記ノズル部と前記検出部を備えるピーニング装置が取り付けられたロボット装置が、前記検出部で検出された前記距離に基づいて、前記ピーニング装置の位置又は向きを調整するステップと、
    を有し、
    前記ノズル部は、前記被加工対象を間に挟むように設置される少なくとも一対のノズルを有し、
    前記ピーニング装置は、前記ノズルから投射された前記ショットの流れ方向を前記被加工対象へ向くように前記ショットを反射する一対の反射板を備え、
    前記ノズルは、前記被加工対象に対して両側から前記ショットを投射可能であり、
    前記ピーニング装置は、前記被加工対象の一部を覆う保護部を更に備え、前記保護部は前記ピーニング装置と一体化されている部品製造方法。
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