JP6949422B2 - 電気機器収納用箱 - Google Patents

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本発明は、電気機器収納用箱に関するものである。
特許文献1に記載されているように、開口を有した筐体と、その開口を塞ぐ扉で構成される電気機器収納用箱が知られている。電気機器収納用箱には、開口周囲の水切り部と扉裏面を当接させることで、止水する場合がある。また、水切り部にパッキンを設け、パッキンと扉裏面を当接させることで、止水する場合がある。
特開2013−172123号公報
ところで、通常、水切り部と扉裏面とを密着させて使用する構造のものに対して水切り部と扉裏面との間にパッキンを介在させると、扉が閉まらなくなる。また、水切部と扉裏面との間にパッキンを介在させて使用する構造のものに対してパッキンを取り付けなかった場合、水切り部と扉裏面との間に看過できない隙間が生じる。したがって、電気機器収納用箱は、パッキンを介在させて使用する形態のものと、パッキンを介在させずに使用するものを分けて製造する必要があった。このため、サイズの異なる筐体や扉を複数用意する必要があり、コスト高となっていた。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明の課題は、扉が閉じ位置にある場合の開口周囲と扉裏面との距離を調整可能な電気機器収納用箱とすることである。
上記課題を解決するため、開口を有した筐体と、開口を塞ぐ扉を備えた電気機器収納用箱であって、軸を嵌めることで筐体と扉を連結可能な第一の軸受部と第二の軸受部を備え、第二の軸受部に軸を嵌めた場合の扉の回動中心は、第一の軸受部に軸を嵌めた場合の扉の回動中心と異なる電気機器収納用箱とする。
第一の軸受部と第二の軸受部を筐体の前後方向にずらして設けた構成とすることが好ましい。
軸が第一の軸受部に嵌められており、扉が閉じ位置となった場合に筐体と扉との間に生じる隙間にパッキンを介在させた構成とすることが好ましい。
本発明では、扉が閉じ位置にある場合の開口周囲と扉裏面との距離を調整可能な電気機器収納用箱とすることが可能となる。
実施形態の電気機器収納用箱の斜視図である。但し扉を開放している。 実施形態の電気機器収納用箱の分解斜視図である。 第一の軸受部に軸を嵌め込んだ場合の電気機器収納用箱の斜視図である。 図3のIV−IV断面図である。 第二の軸受部に軸を嵌め込んだ場合の電気機器収納用箱の斜視図である。 図5のVI−VI断面図である。 第一の軸受部に沿った切欠部と第二の軸受部に沿った切欠部が同一方向に延びるように設けられていることを表した図である。 第一の軸受部に沿った切欠部と第二の軸受部に沿った切欠部が異なる方向に延びるように設けられていることを表した図である。 実施形態における筐体側の鎖錠部周りを表した図である。
以下に発明を実施するための形態を示す。本実施形態の電気機器収納用箱1は、開口12を有した筐体11と、開口12を塞ぐ扉13を備えている。また、軸23を嵌めることで筐体11と扉13を連結可能な第一の軸受部21と第二の軸受部22を備えている。この第二の軸受部22に軸23を嵌めた場合の扉13の回動中心は、第一の軸受部21に軸23を嵌めた場合の扉13の回動中心と異なるものとなる。このため、扉13が閉じ位置にある場合の開口12の周囲と扉13の裏面との距離を調整可能な電気機器収納用箱1とすることが可能となる。
図1に示されていることから理解されるように、本実施形態の電気機器収納用箱1は、筐体11と扉13と屋根14を備えている。本実施形態の筐体11は、内部に基板91を備えているが、この基板91上には電気機器などを配置する。図2に示されていることから理解されるように、筐体11と扉13は、それぞれ接続部31,32を有し、それらの接続部31,32が接続されることで、扉13が筐体11に対して回動自在に取り付けられる。より具体的には、軸23を第一の軸受部21又は第二の軸受部22に嵌めることで扉13と筐体11が回動可能に連結される。
本実施形態の筐体11と扉13は樹脂で形成されており、各接続部31,32は筐体11や扉13に一体に形成されているが、筐体11と扉13は金属製でも構わないし、別体で形成された蝶番を筐体11や扉13に取り付けてもよい。
筐体11と扉13は、接続部31,32が設けられた側面部とは反対側の側面部に、鎖錠部が設けられている。筐体11側の鎖錠部81に対して、扉13側の鎖錠部82が嵌合されることによって、電気機器収納用箱1は鎖錠される。なお、本実施形態では筐体11の上部に屋根14を設けているが、このようにすることで、鎖錠された電気機器収納用箱1の筐体11と扉13との間から筐体11の内部に水が浸入することを抑制することができる。
ところで、本実施形態の筐体11の接続部31には、複数の軸受部を備えている。このように筐体11の接続部31に軸受部を複数設けることで、扉13側に設けた軸23の取り付け位置を変更することができる。例えば図3及び図4に示したように軸23を取り付けた場合と、図5及び図6に示したように軸23を取り付けた場合では、軸23の取り付け位置を変更したため、扉13の回動軌跡が変わり、扉13を閉じ位置にした際の扉13と筐体11との位置関係が変わる。このため、サイズの異なる筐体11や扉13を用意することなく、筐体11と扉13の間の空間の変更に対応することができる。
本実施形態では、軸受部が筐体11の前後方向に並ぶように配置している。このような位置関係とすることで、構造を複雑化させることなく、筐体11と扉13の間の空間の変更に対応することができる。なお、ここでは前側の軸受部を第一の軸受部21、後側の軸受部を第二の軸受部22ということにする。
図7及び図8に示す形態では、一部に切欠き部25を設けた穴形状の軸受部とするとともに円柱状の軸23としている。この場合、切欠き部25から軸23を挿入することで軸23と軸受部を組み合わせることができる。軸23は軸受部から容易に外れない構成であることが好ましいが、例えば、円柱状の軸23の側面に凹部を設け、その凹部のみが切欠き部25を通過することができるようにすることで、扉13をある一定の角度開いた状態でのみ筐体11から扉13を取り外せるようにするようにすれば、軸23が軸受部から容易に外れないものとなる。なお、軸受部を弾性変形させて切欠き部25を大きくすることにより、軸23が軸受部内に挿入されるような構造としてもよい。
図7に示す例では、第一の軸受部21の切欠き部25と第二の軸受部22の切欠き部25が同じ方向に設けられている。したがって、軸23を軸受部に嵌め込む際の移動方向は同一となる。より具体的には、いずれの軸受部に対して軸23嵌め込む場合でも、軸23を筐体11の左右方向に移動させることになる。一方、図8に示す例では、第一の軸受部21の切欠き部25は筐体11の左右方向に向かって延びるように設けており、第二の軸受部22の切欠き部25は筐体11の前後方向に向かって延びるように設けている。このようにすると、軸23を第一の軸受部21に嵌め込む場合と第二の軸受部22に嵌め込む場合で、軸23を動かす方向が変わるため、軸23を取り付ける際の位置確認を容易にすることができる。
本実施形態では、筐体11側の接続部31が穴形状の軸受部を備え、扉13側の接続部32が軸23を備えた構成としたが、筐体11側の接続部31も扉13側の接続部32も、ともに穴形状とし、別部材からなる軸23を両者の穴に挿入することで接続する構成としても構わない。
ところで、本実施形態では、軸23の取り付け位置を変更可能としているが、鎖錠部もそれに対応させたものとしている。本実施形態では、扉13側の鎖錠部82に係止する筐体11側の鎖錠部81に係止部を複数設けている。より具体的には、第一の軸受部21を利用する場合に用いられる第1係止部71と、第二の軸受部22を利用する場合に用いられる第2係止部72を備えたものとし、筐体11側の鎖錠部81に係止する構造としている。
本実施形態の筐体11側の鎖錠部81の構造としては、第1係止部71と、第2係止部72とが扉13の前後方向に並んで配置されることが好ましい。図9に示す例では、必要に応じて、第1係止部71と第2係止部72との間を切り離すことのできる形状としており、第1係止部71を使用する場合には、第2係止部72を切り離す。なお、係止部を複数備える構造は、筐体11側ではなく、扉13側であっても構わない。
本実施形態では、第二の軸受部22に軸23を取り付けた場合には、筐体11の開口12の周囲の水切り15と、扉13の内側の当接面とが当接することで、筐体11の内部に水が浸入することを防ぐ。また、第一の軸受部21に軸23を取り付けた場合には、扉13が閉じ位置となった場合でも、筐体11の水切り15と、扉13の当接面との間に隙間が生じる。しかし、この筐体11と扉13との間に生じる隙間にパッキン6を介在させることで、筐体11内部への水の浸入を防ぐことができ、水切り15と当接面を当接する構造よりも防水性能を高めることができる。なお、本実施形態ではパッキン6を扉13に貼り付けているが、パッキン6を貼付する位置は、筐体11の水切り15でも、扉13の当接面でも構わない。
以上、一つの実施形態を中心に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、第一係止部を使用する際に第二係止部を折り曲げて使用する形態とすることも可能である。また、筐体側に軸、扉側に複数の軸受部を形成する形態としても構わない。
実施形態では二つの回転中心のいずれかを選択できるように軸受部は二つであるが、回転中心を三つ以上の中から選択できるように、軸受部を設けても良い。
1 電気機器収納用箱
6 パッキン
11 筐体
12 開口
13 扉
21 第一の軸受部
22 第二の軸受部
23 軸

Claims (2)

  1. 開口を有した筐体と、開口を塞ぐ扉を備えた電気機器収納用箱であって、
    軸を嵌めることで筐体と扉を連結可能な第一の軸受部と第二の軸受部を備え、
    第二の軸受部に軸を嵌めた場合の扉の回動中心、第一の軸受部に軸を嵌めた場合の扉の回動中心と異なるように、筐体の一方の側面部に、第一の軸受部と第二の軸受部を筐体の前後方向にずらして設け、
    筐体の他方の側面部に、第一の軸受部を利用する場合に用いられる第1係止部と、第二の軸受部を利用する場合に用いられる第2係止部を備えた電気機器収納用箱。
  2. 開口を有した筐体と、開口を塞ぐ扉を備えた電気機器収納用箱であって、
    軸を嵌めることで筐体と扉を連結可能な第一の軸受部と第二の軸受部を備え、
    第二の軸受部に軸を嵌めた場合の扉の回動中心が、第一の軸受部に軸を嵌めた場合の扉の回動中心と異なり、
    軸が第一の軸受部に嵌められており、扉が閉じ位置となった場合に筐体と扉との間に生じる隙間にパッキンを介在させた電気機器収納用箱。
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