JP6948615B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置に関する。
近年、LED(Light Emitting Diode)を用いた照明装置が普及している。従来、この種の照明装置として、長尺状の筐体と、筐体内に直線状に配置された複数のLEDモジュールとを備える長尺状のLED照明が知られている(例えば特許文献1)。
また、長尺状のLED照明を実現するために、光源が収納された長尺状の照明ユニットを直線状に複数連結する技術も提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2012−84367号公報 特開2009−99363号公報
光源が収納された照明ユニットを直線状に複数連結する場合、隣り合う2つの照明ユニットの接続に凹凸構造が使用される場合がある。この場合、凸構造は、施工時に作業者によって掴まれ、破損してしまう可能性がある。
本発明は、他の照明装置との連結に用いられる凸構造(突出部)の破損を抑制することができる照明装置を提供する。
本発明に係る照明装置の一態様は、光源を収納し、前記光源の光を透過する透光部を有する長尺状の照明ユニットと、前記照明ユニットの長手方向の一方の端部に設けられた連結部と、前記照明ユニットの長手方向の他方の端部に設けられた被連結部とを備え、前記連結部は、前記照明ユニットの外方に向けて前記照明ユニットの長手方向に突出する第1の突出部及び第2の突出部であって並んで配置された第1の突出部及び第2の突出部と、前記第1の突出部に設けられた爪部とを有し、前記被連結部は、前記第1の突出部が挿入可能な挿入孔と、前記爪部が係止可能な係止穴とを有する。
本発明の照明装置は、他の照明装置との連結に用いられる突出部の破損を抑制することができる。
実施の形態に係る照明装置を第1の連結部(オスコネクタ)側から見たときの外観斜視図である。 実施の形態に係る照明装置を第1の被連結部(メスコネクタ)側から見たときの外観斜視図である。 実施の形態に係る照明装置の分解斜視図である。 実施の形態に係る照明装置の断面図である。 実施の形態に係る照明装置の一方の端部の拡大図である。 実施の形態に係る照明装置の他方の端部の拡大図である。 別の形態の第1のエンドカバーの外観斜視図である。 電源入線用の照明装置を一方の端部から見たときの斜視図である。 電源入線用の照明装置を他方の端部から見たときの斜視図である。 実施の形態に係る2つの照明装置を連結する施工例を説明するための図である。 ガイド治具の構造を説明するための第1の斜視図である。 ガイド治具の構造を説明するための第2の斜視図である。 実施の形態に係る2つの照明装置の連結状態を解除する方法を説明するための図である。 別の形態の治具の外観斜視図である。 別の形態の治具を用いて2つの照明ユニットの連結状態を解除する方法を説明するための図である。 治具の取り付けを説明するための第1の図である。 治具の取り付けを説明するための第2の図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態等は、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化される場合がある。
また、本明細書及び図面において、X軸、Y軸及びZ軸は、三次元直交座標系の三軸を表しており、本実施の形態では、Z軸方向を鉛直方向とし、Z軸に垂直な方向(XY平面に平行な方向)を水平方向としている。X軸及びY軸は、互いに直交し、且つ、いずれもZ軸に直交する軸である。
(実施の形態)
まず、実施の形態に係る照明装置1について、図1〜図4を用いて説明する。図1は、実施の形態に係る照明装置1を第1の連結部210(オスコネクタ)側から見たときの外観斜視図である。図2は、同照明装置1を第1の被連結部310(メスコネクタ)側から見たときの外観斜視図であり、(a)は保護キャップ170を装着した状態を示しており、(b)は保護キャップ170を外した状態を示している。図3は、同照明装置1の分解斜視図である。図4は、同照明装置1の断面図である。なお、図3において、保護キャップ170は省略している。
図1に示される照明装置1は、例えば住宅のリビング又は寝室等に設置されてコーブ照明又はコーニス照明等の間接照明として用いられたり、キッチン等に設置されてキッチン照明等として用いられたりする。なお、照明装置1は、間接照明ではなく、天井等に設置されるベースライト等の主照明として用いられていてもよい。
図1に示すように、照明装置1は、全体として薄型で長尺状の照明器具(スリムライン照明)であり、ライン状の照明光を発する。本実施の形態における照明装置1の全体形状は、扁平な略直方体であるが、これに限らない。
図1及び図2に示すように、照明装置1は、長尺状の照明ユニット100と、照明ユニット100の長手方向の一方の端部に設けられた第1の連結部210及び第2の連結部220と、照明ユニット100の長手方向の他方の端部に設けられた第1の被連結部310及び第2の被連結部320と、天井又は壁等の造営材に照明ユニット100を取り付けるための取付板400とを備える。
図1〜図4に示すように、照明ユニット100は、発光モジュール110と、長尺状の筐体120と、筐体120の長手方向の一方の端部に取り付けられた第1のエンドカバー130と、筐体120の長手方向の他方の端部に取り付けられた第2のエンドカバー140と、金属板150と、絶縁シート160とを有する。
照明ユニット100は、照明装置1の光源となる発光素子112を収納する。本実施の形態において、照明ユニット100は、発光素子112だけではなく、発光素子112を発光させるための電力を生成する電源を収納している。つまり、照明ユニット100は、電源内蔵型の発光ユニットである。
以下、本実施の形態に係る照明装置1の各構成部材について、図1〜図4を用いて詳細に説明する。
[発光モジュール]
発光モジュール110は、照明ユニット100の光源部の一例であり、例えば白色光を発する。本実施の形態において、発光モジュール110は、LEDによって構成されたLEDモジュールである。なお、発光モジュール110の発光色は、白色光に限るものではない。
発光モジュール110は、照明ユニット100に収納されている。具体的には、発光モジュール110は、筐体120内に収納されている。発光モジュール110の光は、筐体120の透光部121aを透過し、照明光として筐体120の外部に放射される。
図3及び図4に示すように、発光モジュール110は、基板111と、発光素子112と、第1の接続端子113と、第2の接続端子114と、回路素子115とを備える。
基板111は、Y軸方向を長手方向とする長尺状の板部材である。基板111は、例えば、樹脂基板、セラミック基板、又は、メタルベース基板等である。なお、基板111は、リジッド基板に限るものではなく、フレキシブル基板又はフィルム基板であってもよい。
基板111には、複数の発光素子112が配置されている。複数の発光素子112の各々は、照明装置1の光源であり、照明ユニット100に収納されている。具体的に、発光素子112は、筐体120に収納されている。各発光素子112は、電源回路を構成する回路素子115から供給される直流電力によって発光する。
図3に示すように、複数の発光素子112は、基板111の長手方向に沿って基板111にライン状に配列されている。ライン状に配列された複数の発光素子112は、ライン状に光を発するライン光源として機能する。
本実施の形態において、各発光素子112は、LEDによって構成されたLED光源である。具体的には、各発光素子112は、LEDチップがパッケージ化されたSMD型LED素子であり、凹部を有する樹脂製又はセラミック製の白色の容器と、容器の凹部の底面に一次実装された1つ以上のLEDチップと、容器の凹部内に封入された封止部材とを有する。封止部材は、例えばシリコーン樹脂等の透光性樹脂材料で構成されている。封止部材は、蛍光体等の波長変換材が含有された蛍光体含有樹脂であってもよい。
LEDチップは、所定の直流電力により発光する半導体発光素子の一例であって、単色の可視光を発するベアチップである。LEDチップは、例えば、通電されれば青色光を発する青色LEDチップである。この場合、白色光を得るために、封止部材には、青色LEDチップからの青色光を励起光として蛍光発光するYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)等の黄色蛍光体が含有される。
このように、本実施の形態における発光素子112は、青色LEDチップと黄色蛍光体とによって構成された白色LED光源である。具体的には、黄色蛍光体は青色LEDチップが発した青色光の一部を吸収して励起されて黄色光を放出し、この黄色光と黄色蛍光体に吸収されなかった青色光とが混ざって白色光となる。なお、封止部材には、黄色蛍光体だけに限らず、赤色蛍光体及び緑色蛍光体が含まれていてもよい。
基板111には、第1の接続端子113及び第2の接続端子114が配置されている。第1の接続端子113は、基板111の長手方向の一方の端部に配置されており、第2の接続端子114は、基板111の長手方向の他方の端部に配置されている。第1の接続端子113及び第2の接続端子114の各々は、リード線等の電線が接続される一対のコネクタ端子であり、例えば、速結端子である。
第1の接続端子113は、発光モジュール110の外部から電力が入力される入力側端子である。つまり、第1の接続端子113は、発光モジュール110の外部から電力を受電する受電用端子である。第1の接続端子113は、リード線(不図示)等によって第1の連結部210に電気的に接続されており、第1の接続端子113には、第1の連結部210に入力された電力が入力される。例えば、第1の接続端子113には、第1の連結部210を介して商用電源からの交流電力が入力される。
第2の接続端子114は、発光モジュール110の外部に電力を出力する出力側端子である。つまり、第2の接続端子114は、発光モジュール110の外部に電力を送電する送電用端子である。第2の接続端子114は、リード線(不図示)等によって第1の被連結部310に電気的に接続されており、第2の接続端子114から第1の被連結部310を介して外部に電力が出力される。
第1の接続端子113と第2の接続端子114とは、送り配線(不図示)によって電気的に接続されている。送り配線は、例えば、一対の金属配線であり、基板111のパターン配線として形成されている。一例として、一対の送り配線は、平行に形成された2本の金属配線であり、両端が一対の第1の接続端子113及び一対の第2の接続端子114と接続されている。送り配線は、金属配線のみによって構成されており、第1の接続端子113と第2の接続端子114とは、送り配線の抵抗成分を除けば、同電位となっている。これにより、第1の接続端子113に入力された交流電力は、送り配線(AC送り配線)を介して、周波数及び振幅が変わることなくそのままの交流波形で第2の接続端子114に供給される。例えば、第1の接続端子113にAC100Vの交流電力が供給された場合、第2の接続端子114には、AC100Vの交流電力がそのまま供給される。したがって、この場合、第2の接続端子114は、AC100Vの交流電力を発光モジュール110の外部に送電する。これにより、第1の連結部210から第2の連結部220への交流電力の送電が実現される。
また、第1の接続端子113に入力された交流電力は、複数の回路素子115によって構成された電源回路にも供給される。例えば、第1の接続端子113にAC100Vの交流電力が供給された場合、電源回路には、AC100Vの交流電力が供給される。つまり、第1の接続端子113は、電源回路に交流電力を供給する給電端子としても機能する。
このように、本実施の形態における発光モジュール110では、第1の接続端子113に交流電力が供給されると、送り配線を介して第2の接続端子114に交流電力が供給されるとともに、複数の回路素子115によって構成される電源回路にも交流電力が供給される。
複数の回路素子115は、基板111の長手方向に沿って配置されている。複数の回路素子115は、複数の発光素子112の素子列と並列に配列されている。つまり、複数の回路素子115は、複数の発光素子112と横並びに配列されている。
複数の回路素子115は、複数の発光素子112を発光させるための電力を生成する電源回路(電源)を構成する電子部品を含む。電源回路を構成する複数の回路素子115で生成された電力は、基板111形成されたパターン配線を介して複数の発光素子112の各々に供給される。
本実施の形態において、発光モジュール110は、ACダイレクト方式で駆動されるので、第1の接続端子113には交流電力が供給される。この場合、電源回路を構成する複数の回路素子115は、第1の接続端子113に供給された交流電力を、発光素子112を発光させるための直流電力に変換する。したがって、複数の回路素子115には、例えば交流電圧を整流して直流の整流電圧に変換する整流素子が含まれており、複数の発光素子112は、この整流電圧に応じて発光する。電源回路を構成する複数の回路素子115は、例えば、電解コンデンサ又はセラミックコンデンサ等の容量素子、抵抗器等の抵抗素子、整流素子、ヒューズ、ノイズフィルタ、ダイオード、スイッチング素子、又は、集積回路素子等の半導体素子等である。
なお、複数の回路素子115には、電源回路を構成しないものが含まれていてもよい。例えば、複数の回路素子115には、発光素子112の発光状態を制御するための制御用回路素子又は他機器との通信を行うための通信用回路素子等が含まれていてもよい。
[筐体]
図1〜図4に示すように、筐体120は、照明ユニット100の外郭をなす外郭筐体であり、発光モジュール110を収納している。具体的には、筐体120は、Y軸方向を長手方向とする略角筒状である。
図3及び図4に示すように、筐体120は、長尺状のカバー121と、カバー121に対向する長尺状の基体122とを有する。カバー121は、発光モジュール110の表側(発光素子112側)を覆う上カバーであり、基体122は、発光モジュール110の裏側を覆う下カバーである。
カバー121は、複数の発光素子112を覆う透光部121aと、複数の回路素子115を覆う遮光部121bと、筐体120の幅方向の外側に庇状に突出する庇部121cとを有する。透光部121a、遮光部121b及び庇部121cは、X軸方向に並んで配置されており、各々がY軸方向に延在している。
透光部121aは、発光素子112(光源)から出射する光を透過する。透光部121aは、例えばアクリル又はポリカーボネート等の透光性樹脂材料又はガラス材料等の透光性材料によって構成されている。透光部121aは、例えば、ポリカーボネート等の樹脂材料を用いた押し出し成形によって形成される。
透光部121aは、さらに光拡散性(光散乱性)を有していてもよい。透光部121aに光拡散性を持たせることで、発光素子112が指向性の強いLED光源であっても、発光素子112の光を散乱させることができるので、複数の発光素子112の発光の明暗差によるつぶつぶ感(輝度むら)を抑制できる。
透光部121aに光拡散性を持たせる場合、透光性樹脂材料に光反射微粒子等の光拡散材を分散させて透光部121aを作製したり、透明部材からなる透光部121aの表面(内面又は外面)に光拡散材等を含む乳白色の光拡散膜を形成したりすることで、透光部121aに光拡散性を持たせることができる。あるいは、光拡散材を用いるのではなく、シボ加工等を施すことで透明部材からなる透光部121aの表面に微小凹凸を形成したり、透明部材からなる透光部121aの表面にドットパターンを印刷したりすることで、透光部121aに光拡散性を持たせてもよい。
透光部121aの上面は、遮光部121bの上面と略同一平面をなしている。つまり、透光部121aの上面と遮光部121bの外面とは面一であり、透光部121aの上面と遮光部121bの上面とは段差のない連続面となっている。これにより、薄型の筐体120を容易に形成することができる。
本実施の形態において、透光部121aは、断面形状が略L字形状に形成されている。つまり、発光素子112の光は、筐体120の透光部121aの上面部及び側面部の両方から出射する。
遮光部121bは、発光素子112の光を遮光する。遮光部121bは、遮光性材料によって構成されている。例えば、遮光部121bは、白色の絶縁性樹脂材料によって構成されている。したがって、遮光部121bは、可視光に対して光反射性を有する。つまり、遮光部121bは、光を反射することで遮光している。本実施の形態において、遮光部121bは、白色のポリカーボネートによって構成されている。
なお、遮光部121bは、樹脂材料ではなく、アルミニウム又は鉄等の金属材料によって構成されていてもよい。また、遮光部121bの材料は、光を反射することで遮光するものに限らず、光を吸収することで遮光するものであってもよい。この場合、例えば遮光部121bを黒色の絶縁性樹脂材料で構成すればよい。また、遮光部121bは、入射する光を100%遮光する非透光部に限らず、光透過率が低くて一部光を透過するものであってもよい。
庇部121cは、筐体120の上部に設けられている。具体的には、庇部121cは、遮光部121bの上部から筐体120の幅方向の外側に突出するように板状に形成されている。本実施の形態において、庇部121cは、遮光部121bと同一材料であり、遮光部121bと一体で形成されている。遮光部121b及び庇部121cは、例えば、遮光性樹脂材料を用いた押し出し成形によって形成される。
このように構成されるカバー121は、透光部121aと、遮光部121b及び庇部121cとが接合されることで一体となっている。例えば、透光部121aと遮光部121b及び庇部121cとは、2色成形等の多色成形によって一体となっていてもよいし、透光部121aと遮光部121bの各々に係合する構造を設けることで一体となっていてもよいし、接着剤又はネジ等で固定することで一体となっていてもよい。本実施の形態では、カバー121は、2色押し出し成形によって形成されている。
基体122は、発光モジュール110を支持する支持部材である。基体122は、遮光性材料によって構成されている。例えば、基体122は、遮光部121bと同じ白色の絶縁性樹脂材料によって構成されているが、これに限らない。
基体122の内底面には、突条の一対の突起が形成されている。一対の突起の間には、金属板150が配置される。金属板150は、発光モジュール110で発生する熱を放熱するための放熱板であり、例えば、アルミニウム等の金属材料によって構成されている。金属板150は、発光モジュール110の基板111と基体122との底部との間に配置される。また、絶縁性を高めるために、基板111と金属板150との間には、例えばポリプロピレン等の絶縁性樹脂材料によって構成された絶縁シート160が挿入されている。なお、金属板150及び絶縁シート160は、配置しなくてもよい。
また、基体122の内側面の各々には、発光モジュール110の基板111の幅方向(X軸方向)の端部が挿入される溝部が形成されている。一対の溝部によって、基板111の幅方向の動きが規制される。一対の溝部は、筐体120の長手方向に延在しており、筐体120内で基板111をスライド移動させるときのガイドレールとして機能する。
カバー121には、筐体120の長手方向に延在する第1の側壁部121dが形成されている。また、基体122には、筐体120の長手方向に延在する第2の側壁部122aが形成されている。カバー121の第1の側壁部121d及び基体122の第2の側壁部122aは、照明ユニット100の隔壁を構成している。つまり、照明ユニット100の内部領域は、隔壁を構成する第1の側壁部121d及び第2の側壁部122aによって、照明ユニット100の幅方向に分けられて空間的に分離されている。
具体的には、図4に示すように、照明ユニット100は、このような隔壁を隔てて照明ユニットの幅方向に分けられた第1のハウジング領域A1と第2のハウジング領域A2とを有する。第1のハウジング領域A1と第2のハウジング領域A2は、照明ユニット100内の空間領域である。
第1のハウジング領域A1には、発光素子112(光源)が配置されている。本実施の形態において、第1のハウジング領域A1は、発光モジュール110が収納された筐体120の内部空間を構成する閉空間領域である。また、第1のハウジング領域A1は、発光素子112及び回路素子115等の電気的要素を接続するための電気接続領域である。
具体的には、第1のハウジング領域A1は、発光素子112が配置された光源領域ALと、電源回路(電源)を構成する回路素子115が配置された電源領域APとを有する。光源領域ALと電源領域APとは、照明ユニット100の幅方向に並んでいる。本実施の形態において、光源領域ALは、カバー121の透光部121aで覆われている領域であり、電源領域APは、カバー121の遮光部121bで覆われている領域である。つまり、光源領域ALと電源領域APとの境界は、カバー121における透光部121aと遮光部121bの境界である。
第2のハウジング領域A2には、照明装置1を天井又は壁等の造営材に取り付けるための取付部材が配置されている。具体的には、第2のハウジング領域A2には、そのような取付部材として、照明装置1を造営材に固定するためのネジ等が配置されている。
本実施の形態において、第2のハウジング領域A2は、照明ユニット100の長手方向に交差する断面において、取付板400の第1の板部410(はみ出し部412)と第2の板部420とカバー121(庇部121c)と筐体120の側壁とで囲まれる領域である。
また、第2のハウジング領域A2には、カバー121と基体122とを固定するためのネジ193のネジ頭が位置している。つまり、本実施の形態において、第2のハウジング領域A2は、照明装置1を造営材に機械的に接続するための領域だけではなく、カバー121と基体122とを機械的に接続するための領域としても機能する。
このように、第2のハウジング領域A2は、照明装置1に関する機械的な接続を行うための機械接続領域である。なお、第2のハウジング領域A2は、発光素子112及び回路素子115等の電気的要素が配置されておらず、電気的要素を接続するための電気接続領域にはなっていない。
カバー121と基体122とをネジ193によって固定する場合、カバー121の第1の側壁部121dに形成された貫通孔121d1と、基体122の第2の側壁部122aに形成されたネジ孔122a1とを用いる。本実施の形態では、基体122の第2の側壁部122aがカバー121の第1の側壁部121dに対して内側となるように、基体122の第2の側壁部122aとカバー121の第1の側壁部121dとを重ね合わせて、カバー121側から、カバー121の貫通孔121d1と基体122のネジ孔122a1とにネジ193を挿通し、基体122のネジ孔122a1にネジ193をねじ込む。これにより、カバー121と基体122とをネジ193によってねじ止めすることができる。このようなネジ193の取り付け作業によって、ネジ193のネジ頭が第2のハウジング領域A2に位置することになる。
なお、カバー121の貫通孔121d1にはネジ山が設けられていないが、基体122のネジ孔122a1にはネジ山が設けられている。これにより、ネジ193を容易にねじ止めできるとともに、第2のハウジング領域A2から第1のハウジング領域A1に虫や埃が侵入することを効果的に抑制できる。
[エンドカバー]
図1〜図3に示すように、第1のエンドカバー130及び第2のエンドカバー140は、照明ユニット100の長手方向の端部に設けられている。具体的には、第1のエンドカバー130及び第2のエンドカバー140は、筐体120の長手方向の端部を覆うエンドキャップである。第1のエンドカバー130は、筐体120の長手方向の一方の端部を覆っており、第2のエンドカバー140は、筐体120の長手方向の他方の端部を覆っている。また、第1のエンドカバー130及び第2のエンドカバー140の各々は、第1のハウジング領域A1及び第2のハウジング領域A2の長手方向の端部を塞いでいる。
図3に示すように、第1のエンドカバー130の上部には、筐体120の長手方向に凹む第1の段差部131が設けられている。つまり、第1の段差部131は、照明ユニット100の長手方向の一方の端部の上部に設けられている。
同様に、第2のエンドカバー140の上部には、筐体120の長手方向に凹む第2の段差部141が設けられている。つまり、第2の段差部141は、照明ユニット100の長手方向の他方の端部の上部に設けられている。
第1のエンドカバー130の第1の段差部131と第2のエンドカバー140の第2の段差部141とは、照明ユニット100の長手方向からの側面視において、少なくとも一部が重なっている。本実施の形態において、第1の段差部131と第2の段差部141とは、同じ幅を有しており、照明ユニット100の長手方向からの側面視において、互いの幅の両端が一致している。
また、第1のエンドカバー130には、貫通孔132が設けられている。第1のエンドカバー130は、貫通孔132に挿通されるネジ181によって筐体120に固定される。具体的には、筐体120のカバー121の長手方向の一方の端部にネジ孔が設けられており、第1のエンドカバー130を筐体120の端部に嵌め込んで、ネジ181を第1のエンドカバー130の貫通孔132にY軸方向に挿通して筐体120のネジ孔にねじ込むことで第1のエンドカバー130を筐体120に固定することができる。
同様に、第2のエンドカバー140にも、貫通孔142が設けられている。第2のエンドカバー140は、貫通孔142に挿通されるネジ182によって筐体120に固定される。具体的には、筐体120のカバー121の長手方向の他方の端部にネジ孔が設けられており、第2のエンドカバー140を筐体120の端部に嵌め込んで、ネジ182を第2のエンドカバー140の貫通孔142にY軸方向に挿通して筐体120のネジ孔にねじ込むことで第2のエンドカバー140を筐体120に固定することができる。
なお、第1のエンドカバー130及び第2のエンドカバー140は、ネジ181及び182によって固定するのではなく、接着剤又は爪構造等によって筐体120に固定してもよい。
また、図3に示すように、第1のエンドカバー130は、ネジ181だけではなくネジ191によっても筐体120に固定されている。ネジ191は、筐体120のカバー121の第1の側壁部121dに形成された貫通孔をX軸方向に貫通し、第1のエンドカバー130に設けられたネジ孔にねじ込まれる。
同様に、第1のエンドカバー130は、ネジ182だけではなくネジ192によっても筐体120に固定されている。ネジ192は、筐体120のカバー121の第1の側壁部121dに形成された貫通孔をX軸方向に貫通し、第2のエンドカバー140に設けられたネジ孔にねじ込まれる。
このように、第1のエンドカバー130及び第2のエンドカバー140は、Y軸方向にねじ込まれるネジ181及び182と、X軸方向にねじ込まれるネジ191及び192とによって筐体120に固定されている。つまり、第1のエンドカバー130及び第2のエンドカバー140の各々は、直交する2方向からねじ込まれた2本のネジによって筐体120に固定されている。これにより、第1のエンドカバー130及び第2のエンドカバー140を筐体120に確実に固定して筐体120を塞ぐことができるので、第1のハウジング領域A1及び第2のハウジング領域A2に虫や埃が侵入することを抑制できる。
このように構成される第1のエンドカバー130及び第2のエンドカバー140は、例えばポリプロピレン又はポリブチレンテレフタレート等の樹脂材料によって形成されている。なお、第1のエンドカバー130及び第2のエンドカバー140は、樹脂材料に限らず、金属材料によって形成されていてもよい。
第1のエンドカバー130には、第1の連結部210及び第2の連結部220が設けられている。本実施の形態において、第1の連結部210及び第2の連結部220は、例えば樹脂材料によって第1のエンドカバー130と一体に形成されているが、これに限らない。
また、第2のエンドカバー140には、第1の被連結部310及び第2の被連結部320が設けられている。本実施の形態において、第1の被連結部310及び第2の被連結部320は、例えば樹脂材料によって第2のエンドカバー140と一体に形成されているが、これに限らない。
なお、第1の連結部210及び第2の連結部220と、第1の被連結部310及び第2の被連結部320とについての詳細な構造は、後述する。
[取付板]
図1〜図4に示すように、取付板400は、照明装置1を天井又は壁等の造営材に取り付けるための取付部材であり、Y軸方向を長手方向とする長尺状部材である。取付板400は、例えば、鉄又はアルミニウム等の金属材料によって構成された金属板を用いて形成される。本実施の形態において、取付板400は、鉄を主成分とする鉄板を用いて所定形状に形成されている。
図3及び図4に示すように、取付板400は、第1の板部410と、第2の板部420と、第3の板部430とを有する。
第1の板部410は、筐体120の裏面側を支持する支持部411と、支持部411の端部から筐体120の幅方向の外側にはみ出すはみ出し部412とを有する。
第2の板部420は、第1の板部410の幅方向の一方の端部に設けられている。具体的には、第2の板部420は、第1の板部410のはみ出し部412に立設している。本実施の形態において、第2の板部420は、第1の板部410の主面に対して略垂直な方向に第1の板部410の端部を折り曲げるようにして形成されている。
第3の板部430は、第1の板部410の幅方向の他方の端部に設けられている。具体的には、第3の板部430は、第1の板部410に立設している。本実施の形態において、第3の板部430は、第1の板部410の主面に対して内側斜め方向に第1の板部410の端部を折り曲げるようにして形成されている。
取付板400は、例えば、ネジによって天井又は壁等の造営材に固定される。このため、取付板400には、ネジが挿通される第1の貫通孔401及び第2の貫通孔402が設けられている。
第1の貫通孔401は、第1の板部410に設けられている。したがって、第1の板部410の外面を取付面として造営材に取り付ける場合、第1の貫通孔401にネジを挿通することで取付板400を造営材に固定することができる。
第2の貫通孔402は、第2の板部420に設けられている。したがって、第2の板部420の外面を取付面として造営材に取り付ける場合、第2の貫通孔402にネジを挿通することで取付板400を造営材に固定することができる。
また、取付板400には、取付ばね403が設けられている。取付ばね403は、照明ユニット100を取付板に保持するための金属ばねであり、取付板400の幅方向の一方の端部に設けられている。具体的には、取付ばね403は、取付金具を介して第2の板部420の内側に設けられている。取付ばね403によって照明ユニット100を取付板400に付勢することで、照明ユニット100を取付板400に保持させることができる。
具体的には、取付板400の第2の板部420に向けて照明ユニット100を押し込むことで取付ばね403が押圧されて縮み、照明ユニット100が取付板400に嵌め込まれると、取付ばね403は縮んだ状態から元の状態に戻ろうとしてバネ復元力が発生する。照明ユニット100は、取付ばね403のバネ復元力によって第3の板部430に押さえ付けられて取付板400に保持される。なお、取付板400に保持された状態の照明ユニット100は、照明ユニット100の長手方向(Y軸方向)に沿ってスライド可能となっている。
[連結部、被連結部]
次に、第1の連結部210及び第2の連結部220と、第1の被連結部310及び第2の被連結部320とについて、図1〜図4を参照しつつ、図5及び図6を用いて詳細に説明する。図5は、実施の形態に係る照明装置1の一方の端部の拡大図であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。図6は、実施の形態に係る照明装置1の他方の端部の拡大図であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
図5の(a)及び(b)に示すように、第1の連結部210は、第1のエンドカバー130に設けられている。一方、図6の(a)及び(b)に示すように、第1の被連結部310は、第2のエンドカバー140に設けられている。したがって、第1の連結部210と第1の被連結部310とは、照明ユニット100の長手方向の反対側に設けられている。
第1の連結部210及び第1の被連結部310の各々は、互いに電気的接続が可能な構造を有する。本実施の形態において、第1の連結部210及び第1の被連結部310の各々は、電気的接続が可能なだけではなく、機械的接続が可能な構造を有する。
図5(a)に示すように、本実施の形態において、第1の連結部210は、オス型給電構造を有するオスコネクタである。一方、図6(a)に示すように、第1の被連結部310は、オスコネクタに電気的及び機械的に連結可能なメス型給電構造を有するメスコネクタである。つまり、第1の連結部210と第1の被連結部とは、互いに嵌合する形状を有しており、例えば2つの照明ユニット100を連結する際に、一方の照明ユニット100の第1の連結部210と他方の照明ユニット100の第1の被連結部310とが嵌合される。これにより、第1の連結部210と第2の被連結部とが電気的及び機械的に接続される。
図5(b)に示すように、第1の連結部210は、照明ユニット100の長手方向からの側面視において、第1のハウジング領域A1と重なる位置に設けられている。具体的には、第1の連結部210は、第1のハウジング領域A1における電源領域APと重なる位置に設けられている。
図6(b)に示すように、第1の被連結部310は、照明ユニット100の長手方向からの側面視において、第1のハウジング領域A1と重なる位置に設けられている。具体的には、第1の被連結部310は、第1のハウジング領域A1における電源領域APと重なる位置に設けられている。
このように、第1の連結部210及び第1の被連結部310は、いずれも第1のハウジング領域A1(具体的には、電源領域AP)と重なる位置に設けられている。なお、本実施の形態において、第1の連結部210と第1の被連結部310とは、照明ユニット100の長手方向からの側面視において、丁度重なる位置に設けられている。
上述のように、照明ユニット100は、例えば、第1の連結部210を通じて交流電力の供給を受けることで発光する。具体的には、第1の連結部210は、リード線等によって第1の接続端子113と電気的に接続されている。したがって、第1の連結部210で受電した電力は、第1の接続端子113に供給される。これにより、電源回路を構成する回路素子115によって発光素子112を発光させるための電力が生成されて、この電力が発光素子112に供給されて発光素子112が発光する。
また、第1の連結部210の反対側に設けられた第1の被連結部310は、リード線等によって第2の接続端子114と電気的に接続されている。したがって、第1の連結部210を介して第1の接続端子113に供給された交流電力は、発光モジュール110の送り配線によって第1の接続端子113から第2の接続端子114に送電されて、第1の被連結部310に供給される。
このように、照明ユニット100は、第1の連結部210に入力された交流電力を第1の被連結部310に出力することができる。これにより、例えば、一の照明ユニット100の第1の被連結部310に他の照明ユニット100の第1の連結部210を連結した場合、一の照明ユニット100を介して他の照明ユニット100に交流電力を供給することができる。
また、図5の(a)及び(b)に示すように、第1のエンドカバー130には、第1の連結部210の他に、第2の連結部220が設けられている。同様に、図6の(a)及び(b)に示すように、第2のエンドカバー140には、第1の被連結部310の他に、第2の被連結部320が設けられている。
第2の連結部220及び第2の被連結部320の各々は、互いに機械的接続が可能な構造を有する。本実施の形態において、第2の連結部220及び第2の被連結部320の各々は、電気的接続及び機械的接続のうち機械的接続のみが可能な構造を有する。したがって、例えば、2つの照明ユニット100を連結する際に、一方の照明ユニット100の第2の連結部220と他方の照明ユニット100の第2の被連結部320とが機械的に接続される。
具体的には、図5の(a)及び(b)に示すように、第2の連結部220は、照明ユニット100の外方に向けて照明ユニット100の長手方向に突出する突出部221と、突出部221に設けられた爪部222とを有する。
突出部221は、第1のエンドカバー130に設けられている。突出部221は、第2の被連結部320の挿入孔321に挿入可能な構造を有する凸状体である。突出部221は、例えば板状に形成されているが、挿入孔321に挿入することができる形状であれば、これに限らない。
爪部222は、第2の被連結部320の係止穴322に係止可能な構造を有する係止爪である。爪部222は、例えばテーパ面を有する断面形状が台形の突条であるが、係止穴322に係止することができる形状であれば、これに限らない。
第2の被連結部320は、第2の連結部220の突出部221が挿入可能な挿入孔321と、第2の連結部220の爪部222が係止可能な係止穴322とを有する。つまり、挿入孔321及び係止穴322は、例えば2つの照明ユニット100を連結する際に、一方の照明ユニット100の突出部221が他方の照明ユニット100の挿入孔321に挿入されるとともに、一方の照明ユニット100の爪部222が他方の照明ユニット100の係止穴322に係止する構造であればよい。
挿入孔321は、照明ユニット100の長手方向の側面に設けられている。具体的には、挿入孔321は、貫通孔であり、第2のエンドカバー140に設けられている。挿入孔321は、一例として、横長矩形のスリット状の貫通孔であるが、第1のエンドカバー130に設けられた突出部221が挿入できる形状であれば、これに限らない。
また、係止穴322は、照明ユニット100の上面に設けられている。具体的には、係止穴322は、筐体120のカバー121の遮光部121bに形成されている。一例として、係止穴322は、矩形状の貫通孔であるが、第1のエンドカバー130に設けられた爪部222が引っ掛かることができる形状であれば、これに限らない。したがって、係止穴322は、貫通孔に限らず、底部を有する凹部であってもよい。ただし、係止穴322を貫通孔にすることで爪部222が露出するので、係止穴322に爪部222が係止されている場合に、爪部222を奥側に押し込むことで爪部222と係止穴322との係止状態を容易に解除することができる。
このように構成される第2の連結部220は、図5(b)に示すように、照明ユニット100の長手方向からの側面視において、第2のハウジング領域A2と重なる位置に設けられている。
また、第2の被連結部320は、図6(b)に示すように、照明ユニット100の長手方向からの側面視において、第2のハウジング領域A2と重なる位置に設けられている。
このように、第2の連結部220及び第2の被連結部320は、いずれも第2のハウジング領域A2と重なる位置に設けられている。なお、本実施の形態において、第2の連結部220と第2の被連結部320とは、照明ユニット100の長手方向からの側面視において、丁度重なる位置に設けられている。
また、照明ユニット100の上面視において、第2の連結部220は、第1の連結部210の側方に設けられている。つまり、照明ユニット100の上面視において、第1の連結部210と第2の連結部220とは、照明ユニット100の幅方向に並んで設けられており、第1の連結部210と第2の連結部220とは重なっていない。これにより、第1の被連結部310と第2の被連結部320とついても、照明ユニット100の幅方向に並んで設けられている。
[第2の連結部の別の形態]
第2の連結部220の突出部221は、照明ユニット100の外方に向けて照明ユニット100の長手方向に突出しているために、施工時に作業者によって掴まれ、破損してしまう可能性がある。そこで、例えば、突出部221を分厚くすることにより、突出部221の強度を高め、突出部221の破損を抑制することができる。しかしながら、2つの照明ユニット100を連結するとき、つまり、爪部222を係止穴322に係止させるときには、突出部221のたわみが利用されており、突出部221を分厚くすると突出部221がたわみにくくなるため、2つの照明ユニット100を連結しづらくなる。
そこで、第2の連結部220は、もう一つ突出部を有してもよい。図7は、このような別の態様の第1のエンドカバーの外観斜視図である。
図7に示される第1のエンドカバー130aには、第2の連結部220aが設けられている。第2の連結部220aは、照明ユニット100の外方に向けて照明ユニット100の長手方向に突出する突出部221及び突出部223、及び、突出部221に設けられた爪部222を有する。突出部221は、第1の突出部の一例であり、突出部223は、第2の突出部の一例である。突出部221及び突出部223は、上下方向に間隔をあけて並んで配置されている。
突出部221は、上下方向を厚み方向とする板状であり、爪部222は、突出部221の上側の主面に設けられている。つまり、爪部222は、突出部221の上側に位置している。
突出部223は、上下方向を厚み方向とし、照明ユニット100の長手方向に沿って長い板状である。突出部223は、突出部221の下側に位置している。爪部222が設けられる主面と反対側の主面側に位置している。つまり、突出部223の上側の主面は、突出部221の下側の主面と対向する。
照明ユニット100の長手方向からの側面視において、突出部223の幅は、突出部221の幅よりも短い。また、照明ユニット100の長手方向における突出部223の長さは、突出部221の長さよりも短い。したがって、上方から見た場合、突出部223は、突出部221に隠れている。そうすると、作業者が突出部221を掴む際には突出部223も同時に掴まれやすくなる。
このように、作業者によって突出部221に加えて突出部223が掴まれれば、突出部221の破損が抑制される。突出部223によれば、突出部221の厚みを分厚くしなくても突出部221の破損を抑制することができる。つまり、突出部223によれば、突出部221のたわみやすさを確保しつつ、突出部221の破損を抑制することができる。
また、2つの照明ユニット100の連結を解除する際には、突出部221(爪部222)が治具などによって下側(奥側)に押し込まれる。突出部223は、突出部221が下側に押し込まれる場合に支持部材として機能し、2つの照明ユニット100の連結解除時に突出部221の破損及び突出部221の変形を抑制することができる。
なお、一方の照明ユニット100の突出部223は、例えば、他方の照明ユニット100の第2のエンドカバー140に設けられた挿入孔321に挿入される。これにより、2つの照明ユニット100の連結時に一方の照明ユニット100の突出部223が、他方の照明ユニット100に干渉することが抑制される。なお、突出部223は、第2のエンドカバー140に設けられた、挿入孔321とは別の挿入孔に挿入されてもよい。
[照明装置の施工例]
次に、照明装置1の施工例について説明する。本実施の形態では、図1に示される照明装置1と、図8及び図9に示される照明装置2とを連結する場合について説明する。具体的には、図8及び図9に示される照明装置2は、電源入線用の照明器具である。この電源入線用の照明装置2に、図1に示される照明装置1を連結用の照明器具として連結する。
まず、電源入線用の照明装置2について、図8及び図9を用いて説明する。図8及び図9は、電源入線用の照明装置2の斜視図である。
照明装置2は、照明ユニット100Aと、照明ユニット100Aの長手方向の一方の端部に設けられた端子ユニット500と、照明ユニット100の長手方向の他方の端部に設けられた第1の被連結部310及び第2の被連結部320と、取付板400とを備える。
照明ユニット100Aは、第1の連結部210及び第1の被連結部310を有していない点で、上記実施の形態における照明装置1の照明ユニット100と異なる。それ以外は、照明ユニット100Aは、上記照明ユニット100と同様の構成である。
また、端子ユニット500は、端子台510と、端子台510を覆うカバー520と、スイッチ530とを有する。端子台510は、商用電源等の外部電源と接続されたVVFケーブル等の電線3が接続されている。本実施の形態では、端子台510には、交流電力が投入される。スイッチ530は、端子台510に投入される電力のオンオフを切り替える。つまり、スイッチ530を操作することで、端子台510から照明ユニット100Aに供給する電力のオンオフを切り替えることができる。
次に、図10を用いて、図1に示される連結用の照明装置1と、図8及び図9に示される電源入線用の照明装置2とを連結する具体的な施工例を説明する。図10は、実施の形態に係る2つの照明装置を連結する施工例を説明するための図である。
まず、図10(a)に示すように、2つの取付板400を直線状に並べて造営材に固定する。この場合、取付板400の第1の貫通孔401又は第2の貫通孔402に木ネジ等のネジを挿通して取付板400を天井又は壁等の造営材に固定する。
次に、図10(b)に示すように、2つの取付板400の一方に、端子台510が取り付けられた照明ユニット100Aを取り付けて、照明ユニット100Aを取付板400に保持させる。具体的には、照明ユニット100Aの側面に取り付けられたL字金具を取付板400の取付ばねに引っ掛けるようにして照明ユニット100Aを回動させながら取付ばねに押し込む。これにより、照明ユニット100Aを取付板400に保持させることができる。
次に、図10(c)に示すように、端子台510に電線3を接続して、端子台510にカバー520を取り付ける。また、2つの取付板400の他方に、照明ユニット100を取り付けて、照明ユニット100Aと同様の方法で、照明ユニット100を取付板400に保持させる。具体的には、照明ユニット100の側面に取り付けられたL字金具を取付板400の取付ばねに引っ掛けるようにして照明ユニット100を回動させながら取付ばねに押し込む。
そして、図10(c)の矢印に示す方向に、取付板400に保持された状態の照明ユニット100をスライドさせて、図10(d)に示すように、照明ユニット100を照明ユニット100Aに連結する。
具体的には、照明ユニット100の第1の連結部210(オスコネクタ)を照明ユニット100Aの第1の被連結部310(メスコネクタ)に連結するとともに、照明ユニット100の第2の連結部220を照明ユニット100Aの第2の被連結部320に連結する。
このように、第1の連結部210と第1の被連結部310とが連結されることで、照明ユニット100と照明ユニット100Aとが電気的に接続される。これにより、端子台510に投入された電力を、照明ユニット100Aを介して照明ユニット100に供給することができる。
また、第2の連結部220と第2の被連結部320とが連結されることで、照明ユニット100と照明ユニット100Aとが機械的に接続される。具体的には、照明ユニット100における第2の連結部220の突出部221が照明ユニット100Aにおける第2の被連結部320の挿入孔321に挿入されて、図10(d)に示すように、照明ユニット100における第2の連結部220の爪部222が照明ユニット100Aにおける第2の被連結部320の係止穴322にスナップインで係止する。これにより、照明ユニット100と照明ユニット100Aとは、引き離すことができない状態で互いに連結されて固定される。
以上のようにして、電源入線用の照明装置2と連結用の照明装置1とを連結することができる。つまり、電源入線用の照明装置2と連結用の照明装置1とを電気的及び機械的に接続することができる。
ところで、図10(a)に示すように2つの取付板400を直線状に並べて造営材に固定する場合、目視では直線性を確保することが難しい。そこで、例えば、図11及び図12に示されるようなガイド治具600が用いられてもよい。図11及び図12は、ガイド治具600の構造を説明するための斜視図である。
ガイド治具600は、2つの取付板400を造営材に固定する際に、2つの取付板400の第2の板部420及び2つの取付板400の第3の板部430の間に嵌め込まれる。このとき、ガイド治具600は、一方の取付板400の端部と、他方の取付板400の端部の境界部分に配置される。
作業者は、ガイド治具600がこのように嵌め込まれた状態で2つの取付板400のそれぞれを造営材にネジで固定する。これにより、2つの取付板400が、直線性が確保された状態で造営材に固定される。ガイド治具600は、2つの取付板400が固定された後、取付板400から取り外される。照明ユニット100A及び照明ユニット100のそれぞれは、ガイド治具600が取り外された状態の取付板400に取り付けられる。
ガイド治具600は、例えば、ASA樹脂またはABS樹脂などの樹脂材料によって形成される。ガイド治具600は、具体的には、ベース部610と、ベース部610に立設したガイド壁620とを備える。
ベース部610は、第1の板部410と対向する。ベース部610は、基本的に平板状であるが、湾曲部630を含む。湾曲部630は、ベース部610を第1の板部410側から見た場合に第1の板部410の長手方向に延びる溝を形成する。この溝の断面形状は、例えば、U字状である。
このような湾曲部630は、ガイド治具600に弾性を付与する。湾曲部630は、例えば、ガイド治具600を取付板400に嵌め込む際に、ガイド治具600を第1の板部410の短手方向にたわませることができる。
ガイド壁620は、2つの取付板400を造営材に直線状に並べて固定するために、一方の取付板400の第2の板部420及び他方の取付板400の第2の板部420に内側から同時に接触する。ガイド壁620は、基本的には平板状であるが、第3の板部430側に凹んだ凹部640を有する。凹部640は、ガイド治具600を取付板400から取り外す際に、作業者がガイド治具600を把持するためのスペースを形成する。作業者は、例えば、凹部640によって形成されたスペースに指を挿入してガイド治具600を把持することができる。
以上のように、ガイド治具600によれば、作業者は、2つの取付板400を直線性が確保された状態で造営材に固定することができる。
[照明装置の連結状態の解除例]
なお、照明ユニット100と照明ユニット100Aとの連結状態を解除する場合は、図13に示すように、爪部222を治具4等によって奥側(照明ユニット100の高さ方向向)に押し込んで爪部222を係止穴322から外すとともに、照明ユニット100Aの第2の段差部141と照明ユニット100の第1の段差部131との合わせ部分の隙間にマイナスドライバー5等を挿入して回転させて照明ユニット100Aと照明ユニット100とを引き離すことで、照明ユニット100Aと照明ユニット100との連結状態を解除することができる。
このように、本実施の形態では、第1の連結部210と第1の被連結部310との連結位置(連結解除位置)と、第2の連結部220と第2の被連結部320との連結位置(連結解除位置)とを異ならせているので、オスコネクタである第1の連結部210に不要な応力をかけることなく、照明ユニット100Aと照明ユニット100とを分離させることができる。
また、本実施の形態では、照明ユニット100Aと照明ユニット100との連結状態を解除する際に、爪部222及び係止穴322の係止状態を解除した上で、照明ユニット100Aと照明ユニット100とを引き離している。つまり、2か所の作業によって連結状態を解除している。したがって、照明ユニット100と照明ユニット100Aとの連結状態を解除するには、両手の作業が必要となる。
このように、あえて両手での作業を促すことにより、照明ユニット100Aと照明ユニット100とが不意に外れてしまうことをなくすことができる。例えば、照明ユニット100Aと照明ユニット100との連結状態を解除するつもりがないときに爪部222を押し込んでしまっても、爪部222を押し込んでだけでは照明ユニット100Aと照明ユニット100との連結状態は解除されない。このように、本実施の形態では、一旦連結した照明ユニット100Aと照明ユニット100とを、一般ユーザによって簡単に取り外すことができないようにしている。
ところで、照明ユニット100と照明ユニット100Aとの連結状態を解除するためには、治具4のように専用の治具が用いられるとよい。専用の治具の形態は、治具4のような形態に限定されず、例えば、図14及び図15に示されるような形態であってもよい。図14は、別の形態の治具の外観斜視図である。図15は、別の形態の治具を用いて2つの照明ユニットの連結状態を解除する方法を説明するための図である。
図14及び図15に示される治具540は、爪部222が係止穴322に係止しているときに、爪部222を押圧するための治具である。治具540は、ポリプロピレン又はポリブチレンテレフタレート等の樹脂材料によって形成されている。治具540は、具体的には、治具本体541と、凸部542と、2つの傾斜リブ544とを有する。
治具本体541は、治具540のうち作業者に保持される(つままれる)部分である。治具本体541は、断面L字状であり、頂部(一方の端部)よりも底部(他方の端部)が大きい形状を有する。治具本体541の底面543には、凸部542が形成されている。
凸部542は、治具本体541から突出した略直方体状の凸部であり、爪部222の押圧に用いられる。係止穴322に係止した爪部222を奥側に押し込むために、凸部542の大きさは、係止穴322の大きさよりもわずかに小さい。
凸部442によって爪部222が奥側に押し込まれるときに、凸部542の周辺に位置する底面543は、係止穴322を形成する縁部(照明ユニット100の外表面)に当接することにより、凸部442による爪部222の押圧量を規制する規制面として機能する。底面543によれば、爪部222が必要以上に押し込まれて破損してしまうことが抑制される。
傾斜リブ544は、治具本体541に立設し、治具本体541の長手方向に沿って延びるリブ構造であり、治具本体541の側面に、治具本体541の長手方向と交差する方向に2つ並んで配置されている。2つの傾斜リブ544のそれぞれは、頂部側の高さが底部側の高さよりも低くなるように直線的に傾斜している。このような傾斜リブ544は、治具540を照明装置2内に保持する(取り付ける)ために用いられる。図16及び図17は、治具540の取り付けを説明するための図である。
図16及び図17に示されるように、治具540は、例えば、照明装置2のうち端子ユニット500の内部に取り付けられる。言い換えれば、治具540は、カバー520によって覆われた空間内に保持される。なお、図16及び図17では、端子ユニット500の内部構造を示すために、カバー520の図示が省略されている。
治具540は、端子ユニット500内の、保持部550と底板560との間の隙間(空間)に挿入される。保持部550は、例えば、底板560の一部が折り曲げられることによって形成される。治具540は、傾斜リブ544の高さの低い側が高さの高い側よりも先に隙間に入るように挿入される。これにより、保持部550と底板560との間の隙間に嵌まり、保持部550は、当該保持部550に傾斜リブ544が当接した状態で治具540を挟持することができる。
このように、照明装置2に治具540が同梱されれば、2つの照明ユニットの連結状態を解除する際に工具を準備する必要がなくなる。また、照明装置2内に治具540が保持されることで、治具540の紛失が抑制される。
なお、治具540は、専用の治具の一例であり、保持部550は、専用の治具の保持構造の一例である。専用の治具は、爪部222を押圧できるのであればその他の構成であってもよい。保持構造は、その他の構造体であってもよい。また、専用の治具が端子ユニット500内に保持されることは必須ではなく、専用の治具は、照明ユニット100内に保持されてもよい。
[作用効果等]
以上、本実施の形態に係る照明装置1は、図5及び図6に示すように、長尺状の照明ユニット100と、照明ユニット100の長手方向の一方の端部に設けられた第1の連結部210及び第2の連結部220と、照明ユニット100の長手方向の他方の端部に設けられた第1の被連結部310及び第2の被連結部320とを備える。照明ユニット100は、隔壁を隔てて照明ユニット100の幅方向に分けられた第1のハウジング領域A1と第2のハウジング領域A2とを有し、第1のハウジング領域A1には、発光素子112が配置されている。そして、第1の連結部210及び第1の被連結部310の各々は、互いに電気的接続が可能な構造を有し、かつ、照明ユニット100の長手方向からの側面視において、第1のハウジング領域A1と重なる位置に設けられている。一方、第1の被連結部310及び第2の被連結部320は、互いに機械的接続が可能な構造を有し、かつ、照明ユニット100の長手方向からの側面視において、第2のハウジング領域A2と重なる位置に設けられている。
このように、本実施の形態に係る照明装置1では、電気的接続が可能な構造を有する第1の連結部210及び第1の被連結部310が、発光素子112が配置された第1のハウジング領域A1と重なる位置に設けられているとともに、機械的接続が可能な構造を有する第2の連結部220及び第2の被連結部320が、隔壁を介して第1のハウジング領域A1と隔てられた第2のハウジング領域A2と重なる位置に設けられている。つまり、電気的接続が可能な構造を有する第1の連結部210及び第1の被連結部310と、機械的接続が可能な構造を有する第2の連結部220及び第2の被連結部320とが分離して設けられており、照明ユニット100を他の照明ユニットに連結する際における電気的な接続をするための部分と機械的な接続をするための部分とが異なる位置に設けられている。
これにより、第2のハウジング領域A2には発光素子112及び回路素子115等の電気的要素が配置されていないので、第2のハウジング領域A2に虫や埃が侵入したとしても、虫や埃によって照明ユニット100内の配線等の導電部分がショートしたり回路素子115が劣化したりすることを抑制できるとともに、侵入した虫の死骸によって照明ユニット100の見栄えが悪くなることを抑制できる。
また、仮に第2のハウジング領域A2に虫や埃が侵入したとしても、第1のハウジング領域A1と第2のハウジング領域A2とは隔壁によって分離されているので、第2のハウジング領域A2から第1のハウジング領域A1に虫や埃が侵入することを抑制できる。
以上、本実施の形態における照明装置1によれば、例えば、第1の連結部210及び第2の連結部220と第1の被連結部310及び第2の被連結部320とのうちの少なくとも一方を有する他の照明ユニットに、上記実施の形態における照明ユニット100を連結する際に、発光素子112が配置された第1のハウジング領域A1内に虫や埃が侵入することを抑制しつつ、照明ユニット100と他の照明ユニットとの電気的及び機械的な接続を簡単に行うことができる。
また、本実施の形態における照明装置1において、照明ユニット100の上面視において、第1の連結部210と第2の連結部220とは、照明ユニット100の幅方向に並んで設けられている。
これにより、第1の連結部210と第2の連結部220との物理的な干渉を回避できるので、照明ユニット100を他の照明ユニットに連結する際に、照明ユニット100の第1の連結部210と他の照明ユニットの第1の被連結部310との電気的な接続を容易に行うことができるとともに、照明ユニット100の第2の連結部220と他の照明ユニットの第2の被連結部320との機械的な接続を容易に行うことができる。
しかも、第1の連結部210と第2の連結部220とを照明ユニット100の幅方向に並んでいることで、照明ユニット100の高さを低くすることができる。これにより、薄型の照明装置1を実現することができる。
また、本実施の形態における照明装置1において、照明ユニット100は、発光素子112を発光させるための電力を生成する電源を収納しており、第1のハウジング領域A1における光源領域ALと電源領域APとは、照明ユニット100の幅方向に並んで位置している。そして、第1の連結部210及び第1の被連結部310は、照明ユニット100の長手方向からの側面視において、電源領域APに重なる位置に設けられている。
これにより、照明ユニット100を他の照明ユニットに連結する際に、照明ユニット100の第1の連結部210と他の照明ユニットの第1の被連結部310との電気的な接続を行ったときに、第1の連結部210及び第1の被連結部310と照明ユニット100内の電源との電気的な接続を容易に行うことができる。
また、本実施の形態における照明装置1において、第2の連結部220は、照明ユニット100の外方に向けて照明ユニット100の長手方向に突出する突出部221と、突出部221に設けられた爪部222とを有しており、第2の被連結部320は、突出部221が挿入可能な挿入孔321と、爪部222が係止可能な係止穴322とを有する。
これにより、照明ユニット100を他の照明ユニットに連結する際に、照明ユニット100の第2の連結部220と他の照明ユニットの第2の被連結部320との機械的な接続を容易且つ確実に行うことができる。したがって、照明ユニット100と他の照明ユニットとを容易に連結できるとともに、照明ユニット100と他の照明ユニットとが簡単に引き離されないように確実に固定することができる。
さらに、本実施の形態における照明装置1において、挿入孔321は、照明ユニット100の長手方向の側面に設けられており、係止穴322は、照明ユニット100の上面に設けられている。
これにより、照明ユニット100の第2の連結部220と他の照明ユニットの第2の被連結部320との機械的な接続を確実に行うことができるだけではなく、係止穴322が照明ユニット100の上面に設けられているので、照明ユニット100と他の照明ユニットとの連結状態を容易に解除することができる。つまり、照明ユニット100と他の照明ユニットとの連結及び分離を容易に行うことができる。
また、本実施の形態における照明装置1において、第1の連結部210は、オスコネクタであり、第1の被連結部310は、そのオスコネクタに電気的及び機械的に連結可能な構造を有するメスコネクタである。
これにより、照明ユニット100を他の照明ユニットに連結する際に、照明ユニット100の第1の連結部210と他の照明ユニットの第1の被連結部310とを電気的に接続すると同時に機械的にも接続することができる。したがって、より確実に照明ユニット100と他の照明ユニットとを連結固定することができる。
また、本実施の形態における照明装置1において、照明ユニット100の長手方向の一方の端部の上部には、当該長手方向に凹む第1の段差部131が設けられ、照明ユニット100の長手方向の他方の端部の上部には、当該長手方向に凹む第2の段差部141が設けられている。そして、照明ユニット100の長手方向からの側面視において、第1の段差部131と第2の段差部141とは、少なくとも一部が重なっている。
これにより、照明ユニット100と他の照明ユニットとを連結したときに、照明ユニット100と他の照明ユニットとの連結部分に、照明ユニット100の第1の段差部131(又は第2の段差部141)と他の照明ユニットの第2の段差部141(又は第1の段差部131)とで隙間が形成される。これにより、この隙間を利用して照明ユニット100と他の照明ユニットとの連結を解除することができるので、照明ユニット100と他の照明ユニットとを容易に分離することができる。
また、本実施の形態における照明装置1において、照明ユニット100は、長尺状の筐体120と、筐体120の長手方向の一方の端部に取り付けられた第1のエンドカバー130と、筐体120の長手方向の他方の端部に取り付けられた第2のエンドカバー140とを有する。そして、第1の連結部210と第2の連結部220とは、第1のエンドカバー130に設けられている。
これにより、第1の連結部210及び第2の連結部220を容易に形成することができるとともに、第1のエンドカバー130を筐体120に取り付けるだけで、第1の連結部210及び第2の連結部220を照明ユニット100に設けることができる。
さらに、本実施の形態における照明装置1において、第1のエンドカバー130及び第2のエンドカバー140の各々は、第1のハウジング領域A1及び第2のハウジング領域A2の長手方向の端部を塞いでいる。
これにより、第1のハウジング領域A1及び第2のハウジング領域A2に虫や埃が侵入することを抑制することができる。
また、第1のハウジング領域A1は、筐体120で囲まれる空間であるので、第1のハウジング領域A1に虫や埃が侵入することを抑制することができる。
さらに、本実施の形態における照明装置1において、照明装置1を造営材に取り付けるための取付板400を備えている。そして、筐体120の上部には、筐体120の幅方向の外側に庇状に突出する庇部121cが設けられ、取付板400は、筐体120の裏面側を支持する支持部411及び筐体120の幅方向の外側にはみ出すはみ出し部412を有する第1の板部410と、はみ出し部412に立設する第2の板部420とを有する。そして、照明ユニット100の長手方向に交差する断面において、第2のハウジング領域A2は、はみ出し部412と第2の板部420と庇部121cと筐体120の側壁とで囲まれる領域である。
これにより、断面視における第2のハウジング領域A2の上下左右を囲んで閉じた空間にすることができるので、第2のハウジング領域A2に虫や埃が侵入することを抑制できる。したがって、第2のハウジング領域A2から第1のハウジング領域A1に虫や埃が侵入することを抑制できる。
さらに、本実施の形態における照明装置1において、筐体120は、透光部121a及び遮光部121bを有する長尺状のカバー121と、カバー121に対向する長尺状の基体122とを有している。そして、第2のハウジング領域A2には、カバー121と基体122とを固定するためのネジ193のネジ頭が位置している。
第2のハウジング領域A2を取付作業領域として用いると、第2のハウジング領域A2には虫や埃が侵入してくるが、上述のように、第2のハウジング領域A2に虫や埃が侵入したとしても、隔壁によって第2のハウジング領域A2から第1のハウジング領域A1に虫や埃が侵入することを抑制できる。つまり、第2のハウジング領域A2は、虫や埃の侵入を許容することができる。これにより、第2のハウジング領域A2を取付接続領域(機械接続領域)として利用して、ネジ193によってカバー121と基体122とをねじ止めすることができる。
また、本実施の形態における照明装置1において、第2のハウジング領域A2には、照明装置1を造営材に取り付けるための取付部材が配置されている。
これにより、虫や埃の侵入を許容することができる第2のハウジング領域A2を取付部材による取付作業領域(機械接続領域)として利用することができる。
[作用効果等2]
照明装置1は、第1のエンドカバー130に代えて図7に示される第1のエンドカバー130aを備えてもよい。この場合、照明装置1は、発光素子112を収納し、発光素子112の光を透過する透光部121aを有する長尺状の照明ユニット100と、照明ユニット100の長手方向の一方の端部に設けられた第2の連結部220aと、照明ユニット100の長手方向の他方の端部に設けられた第2の被連結部320とを備える。第2の連結部220aは、照明ユニット100の外方に向けて照明ユニット100の長手方向に突出する突出部221及び突出部223であって並んで配置された突出部221及び突出部223と突出部221に設けられた爪部222とを有する。第2の被連結部320は、突出部221が挿入可能な挿入孔321と、爪部222が係止可能な係止穴322とを有する。発光素子112は、光源の一例であり、突出部221は、第1の突出部の一例であり、突出部223は、第2の突出部の一例である。
これにより、作業者によって突出部221に加えて突出部223が掴まれれば、突出部221の破損が抑制される。突出部223によれば、突出部221の厚みを分厚くしなくても突出部221の破損を抑制することができる。つまり、突出部223によれば、突出部221のたわみやすさを確保しつつ、突出部221の破損を抑制することができる。
また、突出部221は、板状であってもよい。爪部222は、突出部221の一方の主面に設けられ、突出部223は、突出部221の他方の主面と対向してもよい。
これにより、突出部223は、突出部221が爪部222と反対側に押し込まれるとき(2つの照明ユニット100の連結解除時)に支持部材として機能し、突出部221の破損及び突出部221の変形を抑制することができる。
また、突出部223は、板状であり、突出部223の主面は、突出部221の他方の主面と対向してもよい。
これにより、板状の突出部223によって、突出部221のたわみやすさを確保しつつ、突出部221の破損を抑制することができる。
また、照明ユニット100の長手方向からの側面視において、突出部223の幅は、突出部221の幅よりも短くてもよい。
これにより、突出部223が見えにくくなるため、作業者が突出部221を掴む際には突出部223も同時に掴まれやすくなる。作業者によって突出部221に加えて突出部223が掴まれれば、突出部221の破損が抑制される。
また、挿入孔321には、突出部221に加えて突出部223が挿入可能であってもよい。
これにより、照明ユニット100が他の照明ユニットと連結されたときに、突出部223が他の照明ユニットの挿入孔321に挿入されるため、突出部223が他の照明ユニットに干渉することが抑制される。
また、さらに、照明ユニット100は、発光素子112を発光させるための電力を生成する電源を収納してもよい。
これにより、照明ユニット100は、発光素子112を発光させるための電力を生成することができる。
また、挿入孔321は、照明ユニット100の長手方向の側面に設けられ、係止穴322は、照明ユニット100の上面に設けられていてもよい。
これにより、照明ユニット100の第2の連結部220aと他の照明ユニットの第2の被連結部320との機械的な接続を確実に行うことができるだけではなく、係止穴322が照明ユニット100の上面に設けられているので、照明ユニット100と他の照明ユニットとの連結状態を容易に解除することができる。つまり、照明ユニット100と他の照明ユニットとの連結及び分離を容易に行うことができる。
また、照明ユニット100は、透光部121aを有する長尺状の筐体120と、筐体120の長手方向の一方の端部に取り付けられた第1のエンドカバー130aと、筐体120の長手方向の他方の端部に取り付けられた第2のエンドカバー140とを有してもよい。第2の連結部220aは、第1のエンドカバー130aに設けられ、第2の被連結部320は、第2のエンドカバー140に設けられていてもよい。
これにより、第2の連結部220aを容易に形成することができるとともに、第1のエンドカバー130aを筐体120に取り付けるだけで、第2の連結部220aを照明ユニット100に設けることができる。
[作用効果等3]
また、照明装置2は、図14〜図17に示されるような治具540を備えてもよい。このような照明装置2は、発光素子112を収納し、発光素子112の光を透過する透光部121aを有する長尺状の照明ユニット100と、照明ユニット100の長手方向の一方の端部に設けられた第2の連結部220であって、他の照明ユニットの長手方向の端部に設けられた第2の被連結部320と機械的に連結される第2の連結部220と、第2の連結部220及び第2の被連結部320の一方が有する爪部222が第2の連結部220及び第2の被連結部320の他方が有する係止穴322に係止しているときに、爪部222を押圧するための治具540と、治具540を保持する保持部550とを備える。発光素子112は、光源の一例である。
このように、照明装置2に治具540が同梱されれば、2つの照明ユニットの連結状態を解除する際に工具を準備する必要がなくなる。また、照明装置2内に治具540が保持されることで、治具540の紛失が抑制される。
また、治具540は、治具本体541と、治具本体541から突出した、爪部222を押圧するための凸部542とを有してもよい。治具本体541は、係止穴322を形成する縁部に当接することにより、凸部542による爪部222の押圧量を規制する規制面を凸部542の周辺に有する。規制面は、上記実施の形態では、底面543である。
これにより、爪部222が必要以上に押し込まれて破損してしまうことが抑制される。
また、治具540は、さらに、治具本体541に立設した傾斜リブ544を有してもよい。保持部550は、当該保持部550に傾斜リブ544が当接した状態で治具540を挟持してもよい。
保持部550は、傾斜リブ544を利用して治具540を保持することができる。
また、照明装置2は、さらに、照明ユニット100Aの長手方向の他方の端部に隣り合って配置された端子ユニット500を備えてもよい。端子ユニット500は、保持部550と、交流電力が投入される端子台510と、端子台510から照明ユニット100に供給する電力のオンオフを切り替えるためのスイッチ530と、保持部550及び端子台510を覆うカバー520とを有してもよい。保持部550は、カバー520によって覆われた空間内に治具540を保持してもよい。
このように、端子ユニット500に治具540が同梱されれば、2つの照明ユニットの連結状態を解除する際に工具を準備する必要がなくなる。また、端子ユニット500内に治具540が保持されることで、治具540の紛失が抑制される。
[作用効果等4]
また、照明装置1は、図11〜図12に示されるようなガイド治具600を備えてもよい。このような照明装置1は、発光素子112を収納し、発光素子112の光を透過する透光部121aを有する長尺状の照明ユニット100と、照明ユニット100が取り付けられる取付板400であって、長尺状の第1の板部410、並びに、第1の板部410の短手方向における照明ユニット100の移動を規制する、第1の板部410に立設した第2の板部420及び第3の板部430を有する取付板400と、取付板400を造営材に固定する際に、取付板400の第2の板部420及び第3の板部430の間に嵌め込まれるガイド治具600とを備える。ガイド治具600は、取付板400及び他の取付板400を造営材に直線状に並べて固定するために、取付板400の第2の板部420及び他の取付板400の第2の板部420に内側から接触するガイド壁620を有する。発光素子112は、光源の一例であり、第1の板部410は、底板の一例であり、第2の板部420は、第1の側壁の一例であり、第3の板部430は、第2の側壁の一例である。
このようなガイド治具600によれば、作業者は、2つの取付板400を直線性が確保された状態で造営材に固定することができる。
また、ガイド壁620は、第3の板部430側に凹んだ凹部640を有していてもよい。
これにより、ガイド治具600を取付板400から取り外す際に、作業者は、凹部640によって形成されたスペースを利用してガイド治具600を把持することができる。したがって、ガイド治具600の取り外しが容易となる。
また、ガイド治具600は、第1の板部410と対向するベース部610であって湾曲部630を含むベース部610を有してもよい。湾曲部630は、ベース部610を第1の板部410側から見た場合に第1の板部410の長手方向に延びる溝を形成してもよい。
これにより、ガイド治具600を取付板400に嵌め込む際に、ガイド治具600を第1の板部410の短手方向にたわませることができる。したがって、ガイド治具600の嵌め込みが容易となる。
また、ガイド治具600は、取付板400が固定された後、取付板400から取り外されてもよい。照明ユニット100は、ガイド治具600が取り外された状態の取付板400に取り付けられてもよい。
これにより、照明装置1の完成状態においてガイド治具600用のスペースが不要であるため、照明装置1の小型化等が容易となる。
(変形例)
以上、本発明について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態において、照明ユニット100の内部空間を第1のハウジング領域A1と第2のハウジング領域A2とに分離する隔壁は、第1の側壁部121d及び第2の側壁部122aの両方を用いた2重構造であったが、これに限らない。例えば、照明ユニット100の内部空間を第1のハウジング領域A1と第2のハウジング領域A2とに分離する隔壁は、第1の側壁部121d及び第2の側壁部122aのいずれか一方で構成されていてもよいし、第1の側壁部121d及び第2の側壁部122a以外の構造で構成されていてもよい。
また、上記実施の形態では、1つの筐体120内に1つの発光モジュール110を配置したが、これに限らず、1つの筐体120内に複数の発光モジュール110を配置してもよい。この場合、複数の発光モジュール110を発光モジュール110の長手方向(基板111の長手方向)に沿って隣接するように配置して、隣り合う2つの発光モジュール110を電線等によって電気的に接続すればよい。これにより、各発光モジュール110を中継して交流電力を順次隣りの発光モジュール110に送電することができる。
また、上記実施の形態において、電源入線用の照明装置2と連結用の照明装置1とを連結したが、これに限らない。例えば、電源入線用の照明装置2と連結用の照明装置1とに加えて、さらに連結用の照明装置1を連結して、3つ以上の照明装置を連結してもよい。これにより、連結用の各照明装置1を中継して交流電力を順次隣りの連結用の照明装置1に送電することができる。なお、電源入線用の照明装置2を用いずに、連結用の照明装置1のみを複数連結してもよい。
また、上記実施の形態において、第2の連結部220は、突出部221と爪部222とによって構成され、第2の被連結部320は、挿入孔321と係止穴322とによって構成されていたが、これに限らない。例えば、これとは逆に、第2の被連結部320が、照明ユニット100の長手方向に突出する突出部と、当該突出部に設けられた爪部とによって構成され、第2の連結部220が、第2の被連結部320の突出部が挿入可能な挿入孔と、第2の被連結部320の爪部が係止可能な係止穴とによって構成されていてもよい。
また、上記実施の形態では、第1の連結部210をオスコネクタとし、第1の被連結部310をメスコネクタとしたが、これに限らない。例えば、第1の連結部210をメスコネクタとし、第1の被連結部310をオスコネクタとしてもよい。
また、上記実施の形態では、図5に示すように、照明ユニット100の長手方向の一方の端部側(第1のエンドカバー130側)においては、第1のハウジング領域A1(電気接続領域)における第1の連結部210を凸構造(オスコネクタ)とし、第2のハウジング領域A2(機械接続領域)における第2の連結部220を凸構造(突出部221、爪部222)としたが、これに限るものではなく、凸構造及び凹構造の組み合わせは任意である。
例えば、第1のハウジング領域A1における第1の連結部210を凹構造(メスコネクタ)とし、第2のハウジング領域A2における第2の連結部220を凸構造(突出部221、爪部222)としてもよい。また、第1のハウジング領域A1における第1の連結部210を凸構造(オスコネクタ)とし、第2のハウジング領域A2における第2の連結部220を凹構造(挿入孔321、係止穴322)としてもよい。また、第1のハウジング領域A1における第1の連結部210を凹構造(メスコネクタ)とし、第2のハウジング領域A2における第2の連結部220を凹構造(挿入孔321、係止穴322)としてもよい。
なお、これらの場合、照明ユニット100の長手方向の他方の端部側(第2のエンドカバー140側)における第1の被連結部310及び第2の被連結部320の凸構造及び凹構造については、第1の連結部210及び第2の連結部220の凹構造又は凸構造とは逆の構造(つまり互いに嵌合する構造)になっていればよい。例えば、第1の連結部210が凸構造である場合は、第1の被連結部310は凹構造であればよいし、第1の連結部210が凹構造である場合は、第1の被連結部310は凸構造であればよい。同様に、第2の連結部220が凸構造である場合は、第2の被連結部320は凹構造であればよいし、第2の連結部220が凹構造である場合は、第2の被連結部320は凸構造であればよい。
また、上記実施の形態において、発光モジュール110は、発光素子112としてSMD型LED素子を用いたSMDタイプであったが、これに限るものではなく、COBタイプであってもよい。この場合、発光素子112としてLEDチップ(ベアチップ)を用いて、基板111に複数のLEDチップを配列し、複数のLEDチップをライン状の封止部材で一括封止又は個別封止すればよい。
また、上記実施の形態において、発光素子112は、LEDによって構成したが、これに限るものではない。例えば。発光素子112としては、半導体レーザ又は有機EL(Electro Luminescence)等のその他の固体発光素子を用いてもよい。
また、上記実施の形態において、回路素子115と発光素子112とを同一の基板111に実装したが、これに限るものではない。例えば、回路素子115が実装された基板と発光素子112が実装された基板とを別々に分けてもよい。この場合、回路素子115が実装された基板(回路基板)と、発光素子112が実装された基板(光源基板)とは、横並びで筐体120の底部に載置するとよい。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
例えば、本発明は、ガイド治具600を用いた照明装置1(または照明装置2)の造営材への取り付け方法として実現されてもよい。
1、2 照明装置
100、100A 照明ユニット
112 発光素子(光源)
120 筐体
130a 第1のエンドカバー
140 第2のエンドカバー
220a 第2の連結部(連結部)
221、223 突出部
222 爪部
320 第2の被連結部
321 挿入孔
322 係止穴

Claims (8)

  1. 光源を収納し、前記光源の光を透過する透光部を有する長尺状の照明ユニットと、
    前記照明ユニットの長手方向の一方の端部に設けられた連結部と、
    前記照明ユニットの長手方向の他方の端部に設けられた被連結部とを備え、
    前記連結部は、前記照明ユニットの外方に向けて前記照明ユニットの長手方向に突出する第1の突出部及び第2の突出部であって並んで配置された第1の突出部及び第2の突出部と、前記第1の突出部に設けられた爪部とを有し、
    前記被連結部は、前記第1の突出部が挿入可能な挿入孔と、前記爪部が係止可能な係止穴とを有し、
    前記第2の突出部は、前記照明ユニットの長手方向に沿って長い板状である、
    照明装置。
  2. 光源を収納し、前記光源の光を透過する透光部を有する長尺状の照明ユニットと、
    前記照明ユニットの長手方向の一方の端部に設けられた連結部と、
    前記照明ユニットの長手方向の他方の端部に設けられた被連結部とを備え、
    前記連結部は、前記照明ユニットの外方に向けて前記照明ユニットの長手方向に突出する第1の突出部及び第2の突出部であって並んで配置された第1の突出部及び第2の突出部と、前記第1の突出部に設けられた爪部とを有し、
    前記被連結部は、前記第1の突出部が挿入可能な挿入孔と、前記爪部が係止可能な係止穴とを有し、
    前記照明ユニットの長手方向からの側面視において、前記第2の突出部の幅は、前記第1の突出部の幅よりも短い、
    照明装置。
  3. 前記第1の突出部は、板状であり、
    前記爪部は、前記第1の突出部の一方の主面に設けられ、
    前記第2の突出部は、前記第1の突出部の他方の主面と対向する、
    請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記第2の突出部は、板状であり、
    前記第2の突出部の主面は、前記第1の突出部の前記他方の主面と対向する、
    請求項に記載の照明装置。
  5. 前記挿入孔には、前記第1の突出部に加えて前記第2の突出部が挿入可能である、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. さらに、前記照明ユニットは、前記光源を発光させるための電力を生成する電源を収納する、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記挿入孔は、前記照明ユニットの長手方向の側面に設けられ、
    前記係止穴は、前記照明ユニットの上面に設けられている、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記照明ユニットは、前記透光部を有する長尺状の筐体と、前記筐体の長手方向の一方の端部に取り付けられた第1のエンドカバーと、前記筐体の長手方向の他方の端部に取り付けられた第2のエンドカバーとを有し、
    前記連結部は、前記第1のエンドカバーに設けられ、
    前記被連結部は、前記第2のエンドカバーに設けられている、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の照明装置。
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