JP6946234B2 - 積込機械の制御装置および制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、積込機械の制御装置および制御方法に関する。
特許文献1には、積込機械の旋回の自動停止制御において、設定停止位置に対するオーバーシュートを抑制する技術が開示されている。特許文献1によれば、積込機械の制御装置は、設定停止位置と現在位置との偏差に基づいて目標旋回速度を決定し、旋回速度が目標旋回速度より小さい場合に旋回速度を増加させ、目標旋回速度より大きい場合に旋回速度を減少させるようにフィードバック制御を行う。ここで、オーバーシュートを抑制するため、フィードバック量の積分項を、旋回速度が設定値より小のときに増大させ、旋回速度が設定値以上のときに減少させる。
特開昭62−258025号公報
特許文献1に記載の発明は、旋回体の旋回速度が目標旋回速度に近づくように常にフィードバック制御を行うが、旋回体を旋回させる油圧モータは、油圧回路に設けられたリリーフ弁のリリーフ圧力を超える制動力を発揮することができない。そのため、旋回速度が目標旋回速度より大きい場合にフィードバック制御は旋回速度を減少させるように作用するが、油圧回路の内圧がリリーフ圧力に達する状態で旋回体を制動する場合、旋回速度を目標旋回速度に近づけることができない。この場合、旋回速度のフィードバック制御により旋回速度の大小に関係なくフィードバック制御の積分項は増大し、旋回体が設定停止位置を超えて停止した後、フィードバック制御により旋回速度が反転して、設定停止位置に戻そうとするが、積分項が過大となっていて再度設定停止位置を超える可能性がある。
本発明の目的は、必要に応じて旋回制御を行うことで旋回体が向く方位を制御する積込機械の制御装置および制御方法を提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、制御装置は、旋回モータと、前記旋回モータの回転により旋回中心回りに旋回する旋回体とを備える積込機械の制御装置であって、前記旋回モータの制動中に、前記旋回体の方位、旋回速度、および目標停止方位に基づいて、前記旋回体が停止するときの前記旋回体の方位と前記目標停止方位とがなす角度が、許容角度未満となるか否かを判定する調整判定部と、前記旋回体が停止するときの前記旋回体の方位と前記目標停止方位とがなす角度が前記許容角度以上となると判定した場合に、前記旋回モータを駆動させる旋回制御信号を出力する操作信号出力部とを備える。
上記態様のうち少なくとも1つの態様によれば、制御装置は、必要に応じて旋回制御を行うことで旋回体が向く方位を制御することができる。
第1の実施形態に係る積込機械の構成を示す概略図である。 第1の実施形態に係る油圧装置のうち旋回体の旋回に寄与する構成を示す概略油圧回路図である。 第1の実施形態に係る制御装置の構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態に係るバケットの経路の例を示す図である。 旋回速度と許容角度差範囲との関係を示す図である。 制御量決定部の動作を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態に係る自動積込制御方法を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る自動積込制御方法を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る制御装置による旋回制御動作の第1の例を示す図である。 第1の実施形態に係る制御装置による旋回制御動作の第2の例を示す図である。
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
〈第1の実施形態〉
《積込機械の構成》
図1は、第1の実施形態に係る積込機械の構成を示す概略図である。
積込機械100は、土砂を運搬車両などの積込対象200へ積込むため作業機械である。第1の実施形態に係る積込機械100は、油圧ショベルである。なお、他の実施形態に係る積込機械100は、油圧ショベル以外の積込機械100であってもよい。また図2に示す積込機械100はフェイスショベルであるが、バックホウショベルやロープショベルであってもよい。積込対象200の例としては、運搬車両やホッパなどが挙げられる。
積込機械100は、走行体110と、走行体110に支持される旋回体120と、油圧により作動し旋回体120に支持される作業機130とを備える。旋回体120は、旋回中心を中心として走行体110に旋回自在に支持される。
作業機130は、ブーム131と、アーム132と、バケット133と、ブームシリンダ134と、アームシリンダ135と、バケットシリンダ136と、ブーム角度センサ137と、アーム角度センサ138と、バケット角度センサ139とを備える。
ブーム131の基端部は、旋回体120にピンを介して取り付けられる。
アーム132は、ブーム131とバケット133とを連結する。アーム132の基端部は、ブーム131の先端部にピンを介して取り付けられる。
バケット133は、土砂などを掘削するための刃と掘削した土砂を収容するための容器とを備える。バケット133の基端部は、アーム132の先端部にピンを介して取り付けられる。
ブームシリンダ134は、ブーム131を作動させるための油圧シリンダである。ブームシリンダ134の基端部は、旋回体120に取り付けられる。ブームシリンダ134の先端部は、ブーム131に取り付けられる。
アームシリンダ135は、アーム132を駆動するための油圧シリンダである。アームシリンダ135の基端部は、ブーム131に取り付けられる。アームシリンダ135の先端部は、アーム132に取り付けられる。
バケットシリンダ136は、バケット133を駆動するための油圧シリンダである。バケットシリンダ136の基端部は、ブーム131に取り付けられる。バケットシリンダ136の先端部は、バケット133に取り付けられる。
ブーム角度センサ137は、ブーム131に取り付けられ、ブーム131の傾斜角を検出する。
アーム角度センサ138は、アーム132に取り付けられ、アーム132の傾斜角を検出する。
バケット角度センサ139は、バケット133に取り付けられ、バケット133の傾斜角を検出する。
第1の実施形態に係るブーム角度センサ137、アーム角度センサ138、およびバケット角度センサ139は、地平面に対する傾斜角を検出する。なお、他の実施形態に係る角度センサはこれに限られず、他の基準面に対する傾斜角を検出してもよい。例えば、他の実施形態においては、角度センサは、ブーム131、アーム132およびバケット133の基端部に設けられたポテンショメータによって相対回転角を検出してもよいし、ブームシリンダ134、アームシリンダ135およびバケットシリンダ136のシリンダ長さを計測し、シリンダ長さを角度に変換することで傾斜角を検出するものであってもよい。
旋回体120には、運転室121が設けられる。運転室121の内部には、オペレータが着座するための運転席122、積込機械100を操作するための操作装置123、検出方向に存在する対象物の三次元位置を検出するための検出装置124が設けられる。操作装置123は、オペレータの操作に応じて、ブームシリンダ134の操作信号、アームシリンダ135の操作信号、バケットシリンダ136の操作信号、旋回体120の左右への旋回操作信号、走行体110の前後進のための走行操作信号を生成し、制御装置128に出力する。また操作装置123は、オペレータの操作に応じて作業機130に自動積込制御を開始させるための積込指示信号を生成し、制御装置128に出力する。積込指示信号は、バケット133の自動移動の開始指示の一例である。操作装置123は、例えばレバー、スイッチおよびペダルにより構成される。積込指示信号はスイッチの操作により生成される。例えば、スイッチが押下されたときに、積込指示信号が出力される。操作装置123は、運転席122の近傍に配置される。操作装置123は、オペレータが運転席122に座ったときにオペレータの操作可能な範囲内に位置する。
検出装置124の例としては、ステレオカメラ、レーザスキャナ、UWB(Ultra Wide Band)測距装置などが挙げられる。検出装置124は、例えば検出方向が積込機械100の運転室121の前方を向くように設けられる。検出装置124は、対象物の三次元位置を、検出装置124の位置を基準とした座標系で特定する。
なお、第1の実施形態に係る積込機械100は、運転席122に着座するオペレータの操作に従って動作するが、他の実施形態においてはこれに限られない。例えば、他の実施形態に係る積込機械100は、遠隔操作によって動作するものであってもよい。
積込機械100は、位置方位演算器125、傾斜計測器126、油圧装置127、制御装置128を備える。
位置方位演算器125は、旋回体120の位置および旋回体120が向く方位を演算する。位置方位演算器125は、GNSSを構成する人工衛星から測位信号を受信する2つの受信器を備える。2つの受信器は、それぞれ旋回体120の異なる位置に設置される。位置方位演算器125は、受信器が受信した測位信号に基づいて、現場座標系における旋回体120の代表点(ショベル座標系の原点)の位置を検出する。
位置方位演算器125は、2つの受信器が受信した各測位信号を用いて、一方の受信器の設置位置に対する他方の受信器の設置位置の関係として、旋回体120の向く方位を演算する。
傾斜計測器126は、旋回体120の加速度および角速度(旋回速度)を計測し、計測結果に基づいて旋回体120の姿勢(例えば、ロール角、ピッチ角、ヨー角)を検出する。傾斜計測器126は、例えば旋回体120の下面に設置される。傾斜計測器126は、例えば、慣性計測装置(IMU:Inertial Measurement Unit)を用いることができる。
油圧装置127は、旋回体120、走行体110、ブームシリンダ134、アームシリンダ135、およびバケットシリンダ136に作動油を供給する。油圧装置127から旋回体120、走行体110、ブームシリンダ134、アームシリンダ135、およびバケットシリンダ136に供給される作動油の量は、制御装置128によって制御される。
制御装置128は、操作装置123から操作信号を受信する。制御装置128は、油圧装置127に操作信号を出力することで、作業機130、旋回体120、または走行体110を駆動させる。
《油圧装置の構成》
図2は、第1の実施形態に係る油圧装置127のうち旋回体120の旋回に寄与する構成を示す概略油圧回路図である。
油圧装置127は、作動油タンク701、油圧ポンプ702、旋回モータ703、方向制御弁704、第1チェック弁705、第2チェック弁706、第3チェック弁707、第4チェック弁708、第1リリーフ弁709、第2リリーフ弁710を備える。
作動油タンク701は、作動油を貯留する。
油圧ポンプ702は、積込機械100の図示しない原動機によって駆動し、作動油タンク701に貯留された作動油を圧送する。
旋回モータ703は、第1主管路711または第2主管路712を介して供給される作動油によって駆動し、旋回体120を旋回中心まわりに旋回させる。
方向制御弁704は、油圧ポンプ702と旋回モータ703の間に設けられる。方向制御弁704と旋回モータ703とは、第1主管路711および第2主管路712によって接続される。方向制御弁704は、油圧ポンプ702から供給される作動油の流れ方向を切り替える。方向制御弁704は、4ポート3位置電磁弁である。方向制御弁704は、制御装置128から入力される操作信号によって左右のソレノイドを駆動させ、内部のスプールを変位させることで、流れ方向を切り替える。方向制御弁704のスプールが中立位置にある場合、作動油は旋回モータ703に供給されずに作動油タンク701に排出される。方向制御弁704の左側ソレノイドが操作信号によって励磁されると、作動油は第1主管路711を介して旋回モータ703に供給され、第2主管路712を介して作動油タンク701に排出される。これにより旋回モータ703は右回転する。他方、方向制御弁704の右側ソレノイドが操作信号によって励磁されると、作動油は第2主管路712を介して旋回モータ703に供給され、第1主管路711を介して作動油タンク701に排出される。これにより旋回モータ703は左回転する。また、方向制御弁704のスプールの位置によって方向制御弁704の開口面積が変化する。したがって、方向制御弁704は、操作信号の大きさによって作動油の流量を調整することができる。つまり、方向制御弁704は、旋回モータ703に供給する作動油の流量を制御するメインバルブである。
第1チェック弁705は、第1主管路711から分岐し、作動油タンク701に接続される第1分岐管路713に設けられる。第1チェック弁705は、作動油タンク701から第1主管路711に作動油が流通することを妨げない。これにより、第1チェック弁705は、第1主管路711が負圧状態となることを防止することができる。
第2チェック弁706は、第2主管路712から分岐し、作動油タンク701に接続される第2分岐管路714に設けられる。第2チェック弁706は、作動油タンク701から第2主管路712に作動油が流通することを妨げない。これにより、第2チェック弁706は、第2主管路712が負圧状態となることを防止することができる。
第3チェック弁707は、第1主管路711から分岐し、第2リリーフ弁710を介して作動油タンク701に接続される第3分岐管路715に設けられる。第3チェック弁707は、第1主管路711から第2リリーフ弁710に作動油が流通することを妨げない。
第4チェック弁708は、第2主管路712から分岐し、第2リリーフ弁710を介して作動油タンク701に接続される第4分岐管路716に設けられる。第4チェック弁708は、第2主管路712から第2リリーフ弁710に作動油が流通することを妨げない。
第1リリーフ弁709は、油圧ポンプ702の吐出口と作動油タンク701との間に設けられ、第1リリーフ弁709に掛かる圧力が設定されたリリーフ圧力以上となったときに、作動油を作動油タンク701に排出する。これにより、第1リリーフ弁709は、油圧ポンプ702から吐出される作動油の圧力が過大になることを防止することができる。
第2リリーフ弁710は、第3分岐管路715および第4分岐管路716と作動油タンク701との間に設けられ、第2リリーフ弁710に掛かる圧力が設定されたリリーフ圧力以上となったときに、作動油を作動油タンク701に排出する。これにより、第2リリーフ弁710は、第1主管路711または第2主管路712の内圧が過大となることを防止することができる。第2リリーフ弁710が設けられることで、旋回モータ703の制動力の最大値は第2リリーフ弁710のリリーフ圧力相当となる。
《制御装置の構成》
制御装置128は、操作装置123から操作信号を受信する。制御装置128は、油圧装置127に操作信号を出力し、作業機130、旋回体120、または走行体110を作動させる。
図3は、第1の実施形態に係る制御装置の構成を示す概略ブロック図である。
制御装置128は、プロセッサ1100、メインメモリ1200、ストレージ1300、インタフェース1400を備えるコンピュータである。ストレージ1300は、プログラムを記憶する。プロセッサ1100は、プログラムをストレージ1300から読み出してメインメモリ1200に展開し、プログラムに従った処理を実行する。
ストレージ1300の例としては、HDD、SSD、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等が挙げられる。ストレージ1300は、制御装置128の共通通信線に直接接続された内部メディアであってもよいし、インタフェース1400を介して制御装置128に接続される外部メディアであってもよい。ストレージ1300は、一時的でない有形の記憶媒体である。
プロセッサ1100は、プログラムの実行により、車両情報取得部1101、検出情報取得部1102、操作信号入力部1103、バケット位置特定部1104、積込位置特定部1105、回避位置特定部1106、移動処理部1107、角度差特定部1108、調整判定部1109、制御量決定部1110、操作信号出力部1111を備える。
車両情報取得部1101は、旋回体120の旋回速度、位置および方位、ブーム131、アーム132およびバケット133の傾斜角、走行体110の走行速度、ならびに旋回体120の姿勢を取得する。以下、車両情報取得部1101が取得する積込機械100に係る情報を車両情報とよぶ。
検出情報取得部1102は、検出装置124から三次元位置情報を取得し、積込対象200(例えば、運搬車両やホッパ)の位置および形状を特定する。
操作信号入力部1103は、操作装置123から操作信号の入力を受け付ける。ブーム131の操作信号、アーム132の操作信号、バケット133の操作信号、旋回体120の旋回操作信号、走行体110の走行操作信号、ならびに積込機械100の積込指示信号が含まれる。
バケット位置特定部1104は、車両情報取得部1101が取得した車両情報に基づいて、ショベル座標系におけるアーム132の先端の位置Pおよびアーム132の先端からバケット133の最下点までの高さHbを特定する。バケット133の最下点とは、バケット133の外形のうち地表面からの距離が最も短い点をいう。特に、バケット位置特定部1104は、積込指示信号の入力を受け付けたときのアーム132の先端の位置Pを掘削完了位置P10として特定する。図4は、第1の実施形態に係るバケットの経路の例を示す図である。具体的には、バケット位置特定部1104は、ブーム131の傾斜角と既知のブーム131の長さ(基端部のピンから先端部のピンまでの距離)とに基づいて、ブーム131の長さの垂直方向成分および水平方向成分を求める。同様に、バケット位置特定部1104は、アーム132の長さの垂直方向成分および水平方向成分を求める。バケット位置特定部1104は、積込機械100の位置から、積込機械100の方位および姿勢から特定される方向に、ブーム131およびアーム132の長さの垂直方向成分の和および水平方向成分の和だけ離れた位置を、アーム132の先端の位置P(図1に示すアーム132の先端部のピンの位置P)として特定する。また、バケット位置特定部1104は、バケット133の傾斜角と既知のバケット133の形状とに基づいて、バケット133の鉛直方向の最下点を特定し、アーム132の先端から最下点までの高さHbを特定する。
積込位置特定部1105は、操作信号入力部1103に積込指示信号が入力された場合に、検出情報取得部1102が特定した積込対象200の位置および形状に基づいて、積込位置P13を特定する。積込位置特定部1105は、車両情報取得部1101が取得した旋回体120の位置、方位および姿勢に基づいて積込対象200の位置情報が示す積込点P21を現場座標系からショベル座標系に変換する。積込位置特定部1105は、特定した積込点P21から、積込機械100の旋回体120の向く方向にバケット133の中心からアーム132の先端までの距離D1だけ離れた位置を、積込位置P13の平面位置として特定する。つまり、アーム132の先端が積込位置P13に位置するとき、バケット133の中心は積込点P21に位置することとなる。したがって、制御装置128は、アーム132の先端が積込位置P13へ移動するように制御することで、バケット133の中心を積込点P21に移動させることができる。以下、アーム132の先端が積込位置P13に位置するときに旋回体120の向く方向を、目標停止方位ともいう。積込位置特定部1105は、積込対象200の高さHtに、バケット位置特定部1104が特定したアーム132の先端から最下点までの高さHbと、バケット133の制御余裕分の高さとを加算することで、積込位置P13の高さを特定する。なお、他の実施形態においては、積込位置特定部1105は、制御余裕分の高さを加算せずに積込位置P13を特定してもよい。すなわち、積込位置特定部1105は、高さHtに高さHbを加算することで、積込位置P13の高さを特定してもよい。
回避位置特定部1106は、積込位置特定部1105が特定した積込位置P13と、車両情報取得部1101が取得した積込機械100の位置と、検出情報取得部1102が特定した積込対象200の位置および形状に基づいて、作業機130と積込対象200とが上方からの平面視において干渉しない点である干渉回避位置P12を特定する。干渉回避位置P12は、積込位置P13と同じ高さを有し、かつ旋回体120の旋回中心からの距離が、当該旋回中心から積込位置P13までの距離と等しく、かつ下方に積込対象200が存在しない位置である。回避位置特定部1106は、例えば、旋回体120の旋回中心を中心とし、当該旋回中心と積込位置P13との距離を半径とする円を特定し、当該円上の位置のうち、バケット133の外形が上方からの平面視で積込対象200と干渉せず、かつ積込位置P13に最も近い位置を、干渉回避位置P12と特定する。回避位置特定部1106は、積込対象200の位置および形状、ならびにバケット133の既知の形状に基づいて、積込対象200とバケット133とが干渉するか否かを判定することができる。ここで、「同じ高さ」、「距離が等しい」とは、必ずしも高さまたは距離が完全に一致するものに限られず、多少の誤差やマージンが許容されるものとする。
移動処理部1107は、操作信号入力部1103が積込指示信号の入力を受け付けた場合に、積込位置特定部1105が特定した積込位置P13、回避位置特定部1106が特定した干渉回避位置P12に基づいて、バケット133を積込位置P13まで移動させるための操作信号を生成する。すなわち、移動処理部1107は、掘削完了位置P10から、旋回開始位置P11および干渉回避位置P12を経由して、積込位置P13に到達するように、操作信号を生成する。また、移動処理部1107は、ブーム131およびアーム132が駆動してもバケット133の対地角度が変化しないように、バケット133の操作信号を生成する。
角度差特定部1108は、旋回体120が現在向く方位と目標停止方位とがなす角度を表す旋回角度差を特定する。旋回角度差は、旋回体120が現在向く方位が目標停止方位より旋回方向後方である場合、負の値をとる。旋回角度差は、旋回体120が現在向く方位が目標停止方位より旋回方向前方である場合、正の値をとる。
旋回体120が現在向く方位は、位置方位演算器125が演算した方位を傾斜計測器126が出力する旋回体120の旋回速度に基づいて更新することで得ることができる。
調整判定部1109は、旋回モータ703の制動中に、旋回角度差と旋回速度とに基づいて、旋回体120が停止するときの旋回角度差が許容範囲RE以内となるか否かを判定する。なお、許容範囲REの上限値REsupおよび下限値REinfの絶対値は、許容角度の一例である。具体的には、調整判定部1109は、旋回速度が所定の速度閾値Sth未満であり、かつ旋回角度差が、旋回速度から定まる許容角度差範囲RDを超えている場合に、旋回体120が停止するときの旋回角度差が許容範囲REを超えると判定する。調整判定部1109は、旋回角度差が許容角度差範囲RD以内である場合に、旋回体120が停止するときの旋回角度差が許容範囲REを超えないと判定する。
図5は、旋回速度と許容角度差範囲との関係を示す図である。旋回速度と許容角度差範囲RDの関係は、予めメインメモリ等に記憶される。
許容角度差範囲RDの上限値RDsupは、許容範囲REの上限値REsupより旋回体120の揺れ戻し角度θbに相当する角度だけ大きい値である。揺れ戻しとは、旋回体120の慣性、機械要素のバックラッシュ、作動油の圧縮性等の要因による反動によって、旋回の停止後に逆方向の旋回が生じる現象である。すなわち、図5の旋回パターンP1のように、制動中のある時点において、旋回体120の旋回角度差が許容範囲REの上限値REsupより大きくなったとしても、当該旋回角度差が許容角度差範囲RD以内にある場合には、停止後の揺れ戻しにより、停止時の旋回体120の旋回角度差は許容範囲RE内に収まることとなる。許容角度差範囲RDの上限値RDsupの絶対値は、前方側角度閾値の一例である。
許容角度差範囲RDの下限値RDinfは、旋回体120の旋回速度によって決定される。具体的には、許容範囲REの下限値REinfより旋回体120の揺れ戻し角度θbに相当する角度だけ大きい値を旋回角度差軸の切片とし、旋回体120の旋回速度に対する旋回角度差の変化の傾きと同じ傾きを有する制動関数によって定まる角度と、許容範囲REの下限値REinfとのうち、値の小さいものを、許容角度差範囲RDの下限値RDinfに設定する。すなわち、図5の旋回パターンP2のように、制動中のある時点において、旋回体120の旋回角度差が許容範囲REの下限値REinfより小さくなったとしても、当該旋回角度差が許容角度差範囲RD以内にある場合には、旋回体120の旋回により、停止時の旋回体120の旋回角度差が許容範囲RE内に収まることとなる。許容角度差範囲RDの下限値RDinfの絶対値は、後方側角度閾値の一例である。
制御量決定部1110は、旋回体120の旋回角度差に基づいて、方向制御弁704のスプールのストローク量(制御量)を示す操作信号を生成する。図6は、制御量決定部の動作を示す概略ブロック図である。具体的には、制御量決定部1110は、旋回体120の旋回角度差に所定のゲインを乗算することで、方向制御弁704の油圧ポンプ702と旋回モータ703との間の開口面積を決定する(B1)。次に、制御量決定部1110は、開口面積を方向制御弁704のスプールのストローク量に変換する(B2)。次に、制御量決定部1110は、変換されたストローク量を、スプールのストローク可動範囲の最大値から最小値の間の値に限定する(B3)。
操作信号出力部1111は、操作信号入力部1103に入力された操作信号、移動処理部1107が生成した操作信号、または制御量決定部1110が生成した操作信号を出力する。具体的には、操作信号出力部1111は、自動積込制御中であって旋回体120の加速中である場合に、移動処理部1107が生成した操作信号を出力する。また、操作信号出力部1111は、自動積込制御中であって旋回体120の減速中であって、調整判定部1109が旋回体120が停止するときの旋回角度差が許容範囲REを超えると判定する場合に、制御量決定部1110が生成した操作信号を出力する。また、操作信号出力部1111は、自動積込制御中であって旋回体120の減速中であって、調整判定部1109が旋回体120が停止するときの旋回角度差が許容範囲REを超えると判定しない場合は、移動処理部1107が生成した操作信号を出力する。また、操作信号出力部1111は、自動積込制御中でない場合に、操作信号入力部1103が生成した操作信号を出力する。
《動作》
積込機械100のオペレータは、積込機械100と積込対象200とが積込処理可能な位置関係にあると判断すると、操作装置123のスイッチをONにする。これにより、操作装置123は、積込指示信号を生成し出力する。
図7−図8は、第1の実施形態に係る自動積込制御方法を示すフローチャートである。制御装置128は、オペレータから積込指示信号の入力を受け付けると、図7−図8に示す自動積込制御を実行する。
車両情報取得部1101は、旋回体120の位置および方位、ブーム131、アーム132およびバケット133の傾斜角、ならびに旋回体120の姿勢を取得する(ステップS1)。車両情報取得部1101は、取得した旋回体120の位置および方位に基づいて、旋回体120の旋回中心の位置を特定する(ステップS2)。また検出情報取得部1102は、検出装置124から、積込対象200の三次元位置情報を取得し、三次元位置情報から積込対象200の位置および形状を特定する(ステップS3)。
バケット位置特定部1104は、車両情報取得部1101が取得した車両情報に基づいて、積込指示信号の入力時のアーム132の先端の位置P、およびアーム132の先端からバケット133の最下点までの高さを特定する(ステップS4)。バケット位置特定部1104は、当該位置Pを掘削完了位置P10と特定する。
積込位置特定部1105は、ステップS1で取得した旋回体120の位置、方位および姿勢に基づいて検出情報取得部1102が取得した積込対象200の位置情報を現場座標系からショベル座標系に変換する。積込位置特定部1105は、検出情報取得部1102が特定した積込対象200の位置および形状に基づいて、積込位置P13の平面位置を特定する(ステップS5)。このとき、積込位置特定部1105は、積込対象200の高さHtに、ステップS4で特定したアーム132の先端からバケット133の最下点までの高さHbと、バケット133の制御余裕分の高さとを加算することで、積込位置P13の高さを特定する(ステップS6)。
回避位置特定部1106は、旋回中心から積込位置P13までの平面距離を特定する(ステップS7)。回避位置特定部1106は、旋回中心から特定した平面距離だけ離れた位置であって、バケット133の外形が平面視で積込対象200と干渉せず、かつ積込位置P13から最も近い位置を、干渉回避位置P12として特定する(ステップS8)。
移動処理部1107は、アーム132の先端の位置が積込位置P13に至ったか否かを判定する(ステップS9)。アーム132の先端の位置が積込位置P13に至っていない場合(ステップS9:NO)、移動処理部1107は、アーム132の先端の位置が干渉回避位置P12の近傍にあるか否かを判定する。例えば、移動処理部1107は、アーム132の先端の高さと干渉回避位置P12の高さとの差が所定の閾値未満であり、または旋回体120の旋回中心からアーム132の先端までの平面距離と旋回中心から干渉回避位置P12までの平面距離との差が所定の閾値未満であるか否かを判定する(ステップS10)。アーム132の先端の位置が干渉回避位置P12の近傍にない場合(ステップS10:NO)、移動処理部1107は、アーム132の先端を干渉回避位置P12まで移動させるブーム131およびアーム132の操作信号を生成する(ステップS11)。このとき、移動処理部1107は、ブーム131およびアーム132の位置および速度に基づいて、操作信号を生成する。
また移動処理部1107は、生成したブーム131およびアーム132の操作信号に基づいてブーム131およびアーム132の角速度の和を算出し、当該角速度の和と同じ速度でバケット133を回動させる操作信号を生成する(ステップS12)。これにより、移動処理部1107は、バケット133の対地角を保持する操作信号を生成することができる。なお、他の実施形態においては、移動処理部1107は、ブーム角度センサ137、アーム角度センサ138およびバケット角度センサ139の検出値より算出されるバケット133の対地角度が、自動制御開始時の対地角度と等しくなるようにバケット133を回動させる操作信号を生成してもよい。
アーム132の先端の位置が干渉回避位置P12の近傍にある場合(ステップS10:YES)、移動処理部1107は、ブーム131、アーム132およびバケット133の操作信号を生成しない。
移動処理部1107は、車両情報取得部1101が取得した車両情報に基づいて、旋回体120の旋回速度が所定速度未満であるか否かを判定する(ステップS13)。すなわち、移動処理部1107は、旋回体120が旋回中であるか否かを判定する。
旋回体120の旋回速度が所定速度未満である場合(ステップS13:YES)、移動処理部1107は、バケット133の高さが掘削完了位置P10の高さから干渉回避位置P12の高さに至るまでの時間である上昇時間を特定する(ステップS14)。移動処理部1107は、バケット133の上昇時間に基づいて、現在時刻から旋回操作信号を出力した場合に、アーム132の先端が干渉回避位置P12または干渉回避位置P12より高い点を通過することになるか否かを判定する(ステップS15)。現在時刻から旋回操作信号を出力した場合に、アーム132の先端が干渉回避位置P12または干渉回避位置P12より高い点を通過することになる場合(ステップS15:YES)、移動処理部1107は、方向制御弁704の開口を最大開度に制御するための旋回操作信号を生成する(ステップS16)。
現在時刻から旋回操作信号を出力した場合に、アーム132の先端が干渉回避位置P12より低い点を通過することになる場合(ステップS15:NO)、移動処理部1107は、旋回操作信号を生成しない。
旋回体120の旋回速度が所定速度以上である場合(ステップS13:NO)、角度差特定部1108は、旋回体120が現在向く方位と目標停止方位とがなす角度である旋回角度差を特定する(ステップS17)。
移動処理部1107は、現在時刻から旋回操作信号の出力を停止した場合に、旋回体120が停止までに旋回する角度が旋回角度差以上になるか否かを判定する(ステップS18)。なお、旋回体120は、旋回操作信号の出力の停止後、減速しながらも慣性により旋回し続け、その後停止する。現在時刻から旋回操作信号の出力を停止した場合に、旋回体120が停止までに旋回する角度が旋回角度差以上になると判定しない場合、すなわちアーム132の先端が積込位置P13に到達すると判定しない場合(ステップS18:NO)、移動処理部1107は、旋回操作信号を生成する(ステップS19)。これにより、旋回体120は旋回を継続する。
旋回体120が停止までに旋回する角度が旋回角度差以上になると判定する場合(ステップS18:YES)、調整判定部1109は、旋回速度が所定の速度閾値Sth未満であるか否かを判定する(ステップS20)。旋回速度が速度閾値Sth以上である場合(ステップS20:NO)、調整判定部1109は、制御装置128は、旋回体120を旋回させる操作信号を生成しない。これにより、旋回体120は減速する。
旋回速度が速度閾値Sth未満である場合(ステップS20:YES)、調整判定部1109は、旋回角度差が許容角度差範囲RDを超えているか否かを判定する(ステップS21)。旋回角度差が許容角度差範囲RDを超えていない場合(ステップS21:NO)、調整判定部1109は、旋回体120が停止するときに旋回角度差が許容範囲RE以内になると判定し、制御装置128は、旋回体120を旋回させる操作信号を生成しない。
他方、旋回角度差が許容角度差範囲RDを超えている場合(ステップS21:YES)、調整判定部1109は、旋回体120が停止するときに旋回角度差が許容範囲REを超えると判定する。調整判定部1109が、旋回体120が停止するときに旋回角度差が許容範囲REを超えると判定すると、制御量決定部1110は、図6に示すように旋回角度差に基づいてストローク量を決定し、方向制御弁704の制御信号を生成する(ステップS22)。
ステップS9からステップS22の処理でブーム131、アーム132およびバケット133の操作信号、並びに方向制御弁704の操作信号の少なくともいずれか1つを生成すると、操作信号出力部1111は、生成した操作信号を油圧装置127に出力する(ステップS23)。
そして、車両情報取得部1101は、車両情報を取得する(ステップS24)。これにより、車両情報取得部1101は、出力した操作信号によって作動した後の車両情報を取得することができる。制御装置128は、処理をステップS9に戻し、操作信号の生成を繰り返し実行する。
他方、ステップS9にて、アーム132の先端の位置が積込位置P13に至っている場合(ステップS9:YES)、移動処理部1107は、バケット133に積込動作をさせる操作信号を生成する(ステップS25)。バケット133に積込動作をさせる操作信号の例としては、バケット133を排土方向に回動させる操作信号や、バケット133がクラムバケットである場合におけるクラムシェルを開く操作信号が挙げられる。操作信号出力部1111は、生成した操作信号を油圧装置127に出力する(ステップS26)。そして、制御装置128は、自動積込制御を終了する。
《動作例》
ここで、図9を用いて、第1の実施形態に係る制御装置128による旋回制御動作について説明する。図9は、第1の実施形態に係る制御装置による旋回制御動作の第1の例を示す図である。
自動積込制御によって旋回体120の旋回が制動され、時刻T1において旋回速度が速度閾値Sth未満になると、制御装置128の調整判定部1109は、旋回角度差が許容角度差範囲RDを超えるか否かを判定する。時刻T1において旋回角度差が許容角度差範囲RDを負の方向に超えている(旋回角度差が許容角度差範囲RDの下限値RDinf未満である)ため、制御量決定部1110は、旋回角度差に応じたストローク量の制御信号を生成する。これにより、旋回体120は、旋回速度を加速させる。その後、時刻T2において旋回速度が速度閾値Sth以上になると、制御装置128は、制御信号を生成しなくなる。これにより、旋回体120の旋回は再度制動される。
その後、時刻T3において旋回速度が速度閾値Sth未満になると、制御装置128の調整判定部1109は、旋回角度差が許容角度差範囲RDを超えるか否かを判定する。時刻T3において旋回角度差が許容角度差範囲を超えないため、制御装置128は、制御信号を生成しない。以降、旋回体120が停止するまで旋回角度差が許容角度差範囲を超えないため、制御装置128は、制御信号を生成しない。その後、時刻T4において旋回速度がゼロになると、旋回体120は、揺れ戻しにより逆方向に旋回する。許容角度差範囲RDの下限値RDinfは、許容範囲REの下限値REinfより旋回体120の揺れ戻し角度θbに相当する角度だけ大きい値を切片に持つ制動関数に基づいて決定されているため、揺れ戻し後の旋回角度差は、許容範囲RE以内となる。
このように、制御装置128は、旋回体120の制動中に旋回制御信号を出力する頻度を抑え、かつ旋回角度差を許容範囲RE以内とすることができる。
ここで、図10を用いて、第1の実施形態に係る制御装置128によるオーバーシュート時の旋回制御動作について説明する。図10は、第1の実施形態に係る制御装置による旋回制御動作の第2の例を示す図である。
自動積込制御によって旋回体120の旋回が制動され、時刻T5において旋回速度が速度閾値Sth未満になると、制御装置128の調整判定部1109は、旋回角度差が許容角度差範囲RDを超えるか否かを判定する。時刻T5においては、旋回角度差が許容角度差範囲を超えないため、制御装置128は、制御信号を生成しない。その後、時刻T6になると、旋回角度差が許容角度差範囲RDを正の方向に超える(旋回角度差が許容角度差範囲RDの上限値RDsupを超える)。そのため、制御量決定部1110は、旋回モータ703を旋回方向の逆方向すなわち負の方向に回転させる制御信号を生成する。しかしながら、旋回モータ703が第2リリーフ弁710のリリーフ圧力相当の制動力で作動しているため、旋回速度の減速度は増加しない。
その後、時刻T7において旋回速度がゼロになると、旋回モータ703は、制御量決定部1110が生成した制御信号により、それまでの旋回方向の逆方向の回転を始める。つまり、旋回角度差が許容角度差範囲RDの上限値RDsupを超える場合に、予め旋回モータ703を負の方向に回転させる制御信号を生成しているので、旋回体120の旋回速度がゼロになったときに速やかに旋回体120を負の方向に旋回させることができる。
時刻T7以降、制御装置128は、時刻T8で旋回角度差が許容範囲RE以内となるまで、旋回制御信号を出力する。
時刻T8以降、旋回角度差が許容範囲RE以内となると、制御装置128は、制御信号を生成しない。その後、旋回体120は惰性で減速して、時刻T9において旋回速度がゼロになると、旋回体120は、揺れ戻しにより負の方向とは逆方向すなわち再び正の方向に旋回する。T9以降に旋回体120が揺れ戻しによって正の方向に旋回する旋回角度は、T8以降に旋回体120が惰性で回転する旋回角度よりも小さくなると考えられるので、揺れ戻し後の旋回角度差は、許容範囲RE以内となる。
このように、制御装置128は、旋回体120の旋回がオーバーシュートした場合にも、速やかに旋回体120を逆方向に旋回させ、旋回角度差を許容範囲RE以内とすることができる。
《作用・効果》
このように、第1の実施形態に係る制御装置128は、旋回モータ703の制動中に、旋回体120の方位、旋回速度、および目標停止方位に基づいて、旋回体120が停止するときの旋回角度差が、許容範囲RE以内となるか否かを判定する。そして、制御装置128は、旋回体120が停止するときの旋回角度差が許容範囲REを超えると判定した場合に、旋回モータ703に作動油を供給させる旋回制御信号を油圧装置127に出力する。これにより、制御装置128は、旋回体120の制動中に旋回制御信号を出力する頻度を低減することができる。つまり、制御装置128は、必要に応じて旋回制御を行うことで旋回体120が向く方位を制御することができる。
また、第1の実施形態に係る制御装置128は、旋回体120の旋回速度が所定閾値未満になった場合に、旋回体120が停止するときの旋回角度差が許容範囲RE以内となるか否かを判定する。つまり、制御装置128は、旋回体120の速度が高く制御量決定部1110による旋回制御による影響が過大になる可能性があるときに、旋回制御を行わない。これにより、制御装置128は、旋回体120の制動中に旋回制御信号を出力する頻度を低減することができ、また旋回体120がオーバーシュートする可能性を低減することができる。なお、他の実施形態に係る制御装置128は、旋回体120の旋回速度によらずに、旋回体120が停止したときの旋回角度差が許容範囲RE以内となるか否かを判定してもよい。
また、第1の実施形態に係る制御装置128は、旋回角度差が、許容角度差範囲RDの下限値RDinfより小さい場合に、旋回体120の旋回角度差に応じた油量で、旋回モータ703を現在の回転方向に回転させるように作動油を供給するための旋回制御信号を出力する。すなわち、制御装置128は、旋回体120の方位が目標停止方位より旋回方向後方側にある場合において、旋回角度差の絶対値が、許容角度差範囲RDの下限値RDの絶対値より大きい場合に、旋回モータ703を現在の回転方向に回転させる旋回制御信号を出力する。これにより、制御装置128は、旋回体120の制動中に旋回制御信号を出力する頻度を抑え、かつ旋回角度差を許容範囲RE以内とすることができる。
また、第1の実施形態に係る許容角度差範囲RDの下限値RDinfは、許容範囲REの下限値REinf以下であって、旋回速度が高いほど小さい値である。すなわち、許容角度差範囲RDの下限値RDinfの絶対値は、許容範囲REの下限値REinfの絶対値以上であって、旋回速度が高いほど大きい値である。これにより、制御装置128は、旋回体120の揺れ戻し後の旋回角度差を、許容範囲RE以内となるように旋回を制御することができる。
また、第1の実施形態に係る制御装置128は、旋回体120の方位が目標停止方位より旋回方向前方側にある場合において、旋回体120の方位と目標停止方位とがなす角度が、許容角度差範囲RDの上限値RDsupより大きい場合に、旋回体120の旋回角度差に応じた油量で、旋回モータ703を現在の回転方向と逆の方向に回転させるように作動油を供給するための旋回制御信号を出力する。これにより、制御装置128は、旋回体120の制動中に旋回制御信号を出力する頻度を抑え、かつ旋回体120の旋回がオーバーシュートした場合に速やかに旋回体120を逆方向に旋回させることができる。
また、第1の実施形態に係る許容角度差範囲RDの上限値RDsupは、許容範囲REの上限値REsupと旋回体120の揺れ戻し角度θbを加算した値である。これにより、制動中のある時点において、旋回体120の旋回角度差が許容範囲REの上限値REsupより大きくなったとしても、当該旋回角度差が許容角度差範囲RD以内にある場合には、停止後の揺れ戻しにより、停止時の旋回体120の旋回角度差が許容範囲RE内に収まることとなる。
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上述した実施形態に係る制御装置128は、旋回体120がオーバーシュートした場合に旋回モータ703の回転方向を逆転させる旋回制御信号を出力するが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る第2リリーフ弁710がリリーフ圧力を調整可能である場合、旋回体120の旋回角度差が許容角度差範囲RDの上限値RDsupを超えるときに、旋回モータ703の回転方向を逆転させる旋回制御信号の出力に加え、リリーフ圧力を増加させる制御信号を出力してもよい。このとき、リリーフ圧力を増加させる信号を出力するための旋回体120の旋回角度差の閾値は、許容角度差範囲RDの上限値RDsupより小さい値であってもよい。
なお、上述した実施形態に係る旋回モータは、油圧装置から供給される作動油により駆動する油圧式の旋回モータであるが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る旋回モータは、蓄電装置や外部電源から供給される電力により駆動する電動モータでも良い。また、他の実施形態に係る旋回モータは、電動モータと油圧モータを連結した旋回モータであってもよい。
100…積込機械 110…走行体 120…旋回体 123…操作装置 125…位置方位演算器 126…傾斜計測器 127…油圧装置 128…制御装置 130…作業機 131…ブーム 132…アーム 133…バケット 134…ブームシリンダ 135…アームシリンダ 136…バケットシリンダ 701…作動油タンク 702…油圧ポンプ 703…旋回モータ 704…方向制御弁 709…第1リリーフ弁 710…第2リリーフ弁 720…可変リリーフ弁 1101…車両情報取得部 1102…検出情報取得部 1103…操作信号入力部 1104…バケット位置特定部 1105…積込位置特定部 1106…回避位置特定部 1107…移動処理部 1108…角度差特定部 1109…調整判定部 1110…制御量決定部 1111…操作信号出力部

Claims (7)

  1. 旋回モータと、前記旋回モータの回転により旋回中心回りに旋回する旋回体とを備える積込機械の制御装置であって、
    前記旋回モータの制動中に、前記旋回体の方位、旋回速度、および目標停止方位に基づいて、前記旋回体が停止するときの前記旋回体の方位と前記目標停止方位とがなす角度が、許容角度未満となるか否かを判定する調整判定部と、
    前記旋回体が停止するときの前記旋回体の方位と前記目標停止方位とがなす角度が前記許容角度以上となると判定した場合に、前記旋回モータを駆動させる旋回制御信号を出力する操作信号出力部と
    を備える制御装置。
  2. 前記調整判定部は、前記旋回体の旋回速度が所定閾値未満になった場合に、前記旋回体が停止するときの前記旋回体の方位と前記目標停止方位とがなす角度が前記許容角度未満となるか否かを判定する
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記旋回モータは、作動油によって回転する油圧式の旋回モータであって、
    前記操作信号出力部は、前記旋回体の方位が前記目標停止方位より旋回方向後方側にある場合において、前記旋回体の方位と前記目標停止方位とがなす角度が、前記旋回速度に基づいて決定される後方側角度閾値より大きい場合に、前記旋回体の方位と前記目標停止方位とがなす角度に応じた油量で、前記旋回モータを現在の回転方向に回転させるように前記作動油を供給するための前記旋回制御信号を出力する
    請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記後方側角度閾値は、前記許容角度以上であって、前記旋回速度が高いほど大きい値である
    請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記旋回モータは、作動油によって回転する油圧式の旋回モータであって、
    前記操作信号出力部は、前記旋回体の方位が前記目標停止方位より旋回方向前方側にある場合において、前記旋回体の方位と前記目標停止方位とがなす角度が、前方側角度閾値より大きい場合に、前記旋回体の方位と前記目標停止方位とがなす角度に応じた油量で、前記旋回モータを現在の回転方向と逆の方向に回転させるように前記作動油を供給するための前記旋回制御信号を出力する
    請求項1または請求項2の何れか1項に記載の制御装置。
  6. 前記前方側角度閾値は、前記許容角度と前記旋回体の揺れ戻し角度とを加算した値である
    請求項5に記載の制御装置。
  7. 旋回モータと、前記旋回モータの回転により旋回中心回りに旋回する旋回体とを備える積込機械の制御方法であって、
    前記旋回モータの制動中に、前記旋回体の方位、旋回速度、および目標停止方位に基づいて、前記旋回体が停止するときの前記旋回体の方位と前記目標停止方位とがなす角度が、許容角度未満となるか否かを判定するステップと、
    前記旋回体が停止するときの前記旋回体の方位と前記目標停止方位とがなす角度が前記許容角度以上となると判定した場合に、前記旋回モータを駆動させる旋回制御信号を出力するステップと
    を有する制御方法。
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