JP6945734B2 - 音声出力装置、機器制御システム、音声出力方法、及び、プログラム - Google Patents

音声出力装置、機器制御システム、音声出力方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、音声出力装置、機器制御システム、音声出力方法、及び、プログラムに関する。
現在、ユーザによる操作に従って、設備機器を制御する各種の技術が知られている。このような操作としては、画面操作のほか音声操作がある。音声操作に従って設備機器を制御する場合、例えば、ユーザが発した音声に基づいて設備機器を制御する機器制御装置を利用して設備機器を制御する。音声に基づいて設備機器を制御する機器制御装置を利用すると、ユーザの利便性が向上することが多い。
ところで、設備機器を所望の制御状態にするために、ユーザが、各種の制御内容に対応する操作を繰り返して実行するのは非常に面倒である。そこで、このような煩わしさを低減するために、ユーザ毎に所望の制御状態を示す情報を記憶する方法が知られている。例えば、特許文献1には、ユーザが携帯機を用いて機器を制御するときにユーザ識別情報を送信する携帯機を備え、機器の使用により取得された個人情報をユーザ識別情報と一致させて記憶する個人情報記憶システムが記載されている。
特開2008−234371号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、音声に基づいて設備機器を制御する機器制御装置を利用した技術ではないため、このような機器制御装置を利用した技術に直ちに適用することは困難である。このため、音声に基づいて設備機器を制御する機器制御装置を利用して、設備機器を容易に所望の制御状態にする技術が望まれている。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、音声に基づいて設備機器を制御する機器制御装置を利用して、設備機器を容易に所望の制御状態にする音声出力装置、機器制御システム、音声出力方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る音声出力装置は、
音声に基づいて設備機器を制御する機器制御装置を利用して、前記設備機器を所望の制御状態にするための音声出力装置であって、
前記音声出力装置に対する、第1設備機器を制御するための第1操作を検知する操作検知手段と、
前記第1操作が検知された場合、前記第1操作の内容を表す第1音声を出力する音声出力手段と、
ユーザが発した音声であって第1の言葉を表すユーザ音声を検知する音声検知手段と、
予め定められた時間内に前記第1操作と前記ユーザ音声とが検知された場合、前記第1操作の内容と前記第1の言葉とが対応付けられた履歴情報を生成する履歴情報生成手段と、を備え、
前記音声出力手段は、前記履歴情報が生成された後、前記履歴情報により前記第1操作の内容に対応付けられた前記第1の言葉を表す前記ユーザ音声が検知された場合、前記第1音声を出力する。
本発明では、ユーザによる設備機器に対する操作とユーザによりなされた行動とが予め定められた関係にあり、上記行動が検知された場合、上記操作の内容を表す音声が出力される。従って、本発明によれば、音声に基づいて設備機器を制御する機器制御装置を利用して、設備機器を容易に所望の制御状態にすることができる。
本発明の実施形態1に係る機器制御システムの構成図 本発明の実施形態1に係る音声出力装置の構成図 本発明の実施形態1に係る機器制御装置の構成図 本発明の実施形態1に係る音声出力装置の機能構成図 本発明の実施形態1に係る機器制御装置の機能構成図 本発明の実施形態1に係る履歴情報を示す図 本発明の実施形態1に係る音声出力装置が実行する音声出力処理を示すフローチャート 本発明の実施形態2に係る音声出力装置の機能構成図 本発明の実施形態2に係る履歴情報を示す図 本発明の実施形態2に係る音声出力装置が実行する音声出力処理を示すフローチャート 本発明の実施形態3に係る音声出力装置の機能構成図 本発明の実施形態4に係る機器制御システムの構成図 本発明の実施形態4に係る履歴情報を示す図 本発明の実施形態5に係る履歴情報を示す図 本発明の実施形態6に係る音声出力装置が実行する設定処理を示すフローチャート
(実施形態1)
まず、図1を参照して、本発明の実施形態1に係る機器制御システム1000の構成について説明する。機器制御システム1000は、音声出力装置100と機器制御装置200とを備え、音声出力装置100と機器制御装置200とが連携して設備機器を制御するシステムである。本実施形態では、設備機器は、空調機300であるものとする。音声出力装置100は、ユーザ10から設備機器に対する操作を受け付け、この操作を表す音声を出力する。機器制御装置200は、音声出力装置100が出力した音声を検知し、この音声に対応する制御コマンドを生成し、この制御コマンドを空調機300に送信する。機器制御装置200と空調機300とは、通信ネットワーク600を介して相互に接続される。通信ネットワーク600は、例えば、宅内に構築された無線LAN(Local Area Network)である。
機器制御装置200は、一般的には、ユーザ10が発話した音声を検知し、この音声に対応する制御コマンドを空調機300に送信するために用いられる。しかしながら、本実施形態では、ユーザ10が発話した音声ではなく、音声出力装置100がユーザ10から受け付けた操作に対応して発した音声を検知し、この音声に対応する制御コマンドを空調機300に送信する。このように、音声出力装置100がユーザ10と機器制御装置200とを中継することで、種々の効果が期待できる。例えば、かかる構成によれば、ユーザ10は、音声操作ではなく画面操作により、空調機300を制御することが可能となる。また、かかる構成によれば、例えば、ユーザ10によりなされた操作に対応する制御だけでなく、この操作に関連する他の操作に対応する制御を自動で実行することが可能となる。
音声出力装置100は、空調機300に対する制御を指示する操作をユーザ10から受け付ける。音声出力装置100は、ユーザ10から受け付けた操作の内容に対応する音声を出力する。音声出力装置100が出力した音声は、機器制御装置200により検知される。音声出力装置100は、ユーザ10から受け付けた操作の履歴に基づいて、空調機300をユーザ10が所望する制御状態にするための音声を自動で出力することができる。このために、音声出力装置100は、受け付けた操作の内容に対応する音声以外の音声を出力することもできるし、操作を受け付けていないときに音声を出力することもできる。音声出力装置100は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、又は、パーソナルコンピュータである。
以下、図2を参照して、音声出力装置100の構成について説明する。図2に示すように、音声出力装置100は、プロセッサ11と、フラッシュメモリ12と、タッチスクリーン13と、マイクロフォン14と、スピーカ15と、通信インターフェース16と、を備える。プロセッサ11は、音声出力装置100の全体の動作を制御する。プロセッサ11は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、RTC(Real Time Clock)などを内蔵したCPU(Central Processing Unit)である。なお、CPUは、例えば、ROMに格納されている基本プログラムに従って動作し、RAMをワークエリアとして使用する。
フラッシュメモリ12は、各種の情報を記憶する不揮発性メモリである。フラッシュメモリ12は、例えば、プロセッサ11が実行するプログラムを記憶する。タッチスクリーン13は、ユーザによりなされた操作を検知し、検知の結果を示す信号をプロセッサ11に供給する。また、タッチスクリーン13は、プロセッサ11による制御に従って、情報を表示する。
マイクロフォン14は、音を電気信号に変換する機器である。例えば、マイクロフォン14は、ユーザ10が発した音声を電気信号に変換する。スピーカ15は、供給された電気信号を物理振動に変換し、音を発生させる機器である。例えば、スピーカ15は、ユーザ10に各種のメッセージを伝達するための音声を出力する。通信インターフェース16は、音声出力装置100を電話網(図示せず)又はインターネット(図示せず)に接続するための通信インターフェースである。
機器制御装置200は、音声出力装置100が出力した音声を検知し、検知した音声に対応する制御コマンドを生成する。機器制御装置200は、生成した制御コマンドを、通信ネットワーク600を介して、空調機300に送信する。機器制御装置200は、音声を言葉に変換する機能、言葉を制御コマンドに変換する機能を備える。機器制御装置200は、例えば、スマートスピーカである。
以下、図3を参照して、機器制御装置200の構成について説明する。図3に示すように、機器制御装置200は、プロセッサ21と、フラッシュメモリ22と、タッチスクリーン23と、マイクロフォン24と、スピーカ25と、通信インターフェース26と、を備える。プロセッサ21は、機器制御装置200の全体の動作を制御する。プロセッサ21は、例えば、ROM、RAM、RTCなどを内蔵したCPUである。なお、CPUは、例えば、ROMに格納されている基本プログラムに従って動作し、RAMをワークエリアとして使用する。
フラッシュメモリ22は、各種の情報を記憶する不揮発性メモリである。フラッシュメモリ22は、例えば、プロセッサ21が実行するプログラムを記憶する。タッチスクリーン23は、ユーザによりなされた操作を検知し、検知の結果を示す信号をプロセッサ21に供給する。また、タッチスクリーン23は、プロセッサ21による制御に従って、情報を表示する。
マイクロフォン24は、音を電気信号に変換する機器である。例えば、マイクロフォン24は、音声出力装置100が出力した音声を電気信号に変換する。スピーカ25は、供給された電気信号を物理振動に変換し、音を発声させる機器である。例えば、スピーカ25は、ユーザ10に各種のメッセージを伝達するための音声を出力する。通信インターフェース26は、機器制御装置200を通信ネットワーク600に接続するための通信インターフェースである。
空調機300は、機器制御システム1000による制御対象の設備機器である。空調機300は、例えば、宅内の空間の空気を調和する機器である。空調機300は、例えば、暖房機能、冷房機能、除湿機能、及び、送風機能を備える。空調機300は、例えば、宅内に設置される室内機(図示せず)と、宅外に設置される室外機(図示せず)と、室内機と室外機とを操作するためのリモートコントローラ(図示せず)とを備える。空調機300は、通信ネットワーク600に接続する機能を有する。空調機300は、通信ネットワーク600を介して機器制御装置200から受信した制御コマンドに従って制御される。
次に、図4を参照して、音声出力装置100の機能について説明する。図4に示すように、音声出力装置100は、機能的には、制御部101と、音声出力部103と、音声情報記憶部104と、行動検知部105と、履歴情報生成部106と、履歴情報記憶部107と、を備える。行動検知部105は、操作検知部102を備える。操作検知手段は、例えば、操作検知部102に対応する。音声出力手段は、例えば、音声出力部103に対応する。行動検知手段は、例えば、行動検知部105に対応する。履歴情報生成手段は、例えば、履歴情報生成部106に対応する。
制御部101は、音声出力装置100の全体の動作を制御する。例えば、制御部101は、操作検知部102による検知結果に基づいて、音声出力部103から音声を出力させる。また、例えば、制御部101は、操作検知部102による検知結果と行動検知部105による検知結果とに基づいて、履歴情報生成部106に履歴情報を生成させる。また、例えば、制御部101は、操作検知部102による検知結果と行動検知部105による検知結果とのうちの少なくとも一方の検知結果と、履歴情報と、に基づいて、音声出力部103から音声を出力させる。制御部101の機能は、例えば、プロセッサ11がフラッシュメモリ12に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
操作検知部102は、ユーザ10による空調機300に対する操作を検知する。この操作は、空調機300を制御するための操作であり、空調機300に対する制御内容を指示する操作である。この操作は、例えば、空調機300に対して、電源のオンを指示する操作、空調モードを冷房に切り替える操作、又は、設定温度を22℃に切り替える操作である。この操作は、音声出力装置100に対する、画面操作又は音声操作である。例えば、操作検知部102は、空調機300に対する操作を受け付けるための操作画面に対する画面操作を受け付ける。あるいは、操作検知部102は、空調機300に対する制御内容を表す音声を検知する。操作検知部102は、実質的に、ユーザ10による操作を受け付ける操作受付部とも言える。操作検知部102の機能は、例えば、タッチスクリーン13の機能、又は、マイクロフォン14の機能により実現される。
音声出力部103は、操作検知部102により上記操作が検知された場合、上記操作の内容を表す音声を出力する。例えば、制御部101により操作の内容が特定され、制御部101により制御の内容を表す音声情報が取得されるものとする。この場合、音声出力部103は、制御部101から供給された音声情報に基づく電気信号を生成し、この電気信号に応じた音声を発生する。音声出力部103の機能は、例えば、プロセッサ11とスピーカ15とが協働することにより実現される。
音声情報記憶部104は、音声情報を記憶する。音声情報は、例えば、操作の内容毎、つまり、制御の内容毎に、出力すべき音声を示す情報である。例えば、音声情報は、空調機300:電源:オンという操作の内容と、「空調機300の電源をオンしてください。」という音声を出力するための電気信号に対応する情報とが対応付けられた情報である。音声情報記憶部104の機能は、例えば、フラッシュメモリ12の機能により実現される。
行動検知部105は、ユーザ10によりなされた行動を検知する。この行動は、例えば、ユーザ10による空調機300に対する操作、又は、ユーザ10による言葉の発声である。なお、本実施形態では、空調機300に対する操作は、実質的に、音声出力装置100に対する操作である。行動検知部105の機能は、例えば、タッチスクリーン13の機能、又は、マイクロフォン14の機能により実現される。
履歴情報生成部106は、操作検知部102により検知された上記操作と行動検知部105により検知された上記行動とが予め定められた関係にある場合、上記操作の内容と上記行動の内容とが対応付けられた履歴情報を生成する。予め定められた関係とは、例えば、検知された時刻の差が閾値以内である関係、又は、検知された時刻がいずれも設定モード中の時刻である関係である。履歴情報生成部106の機能は、例えば、プロセッサ11がフラッシュメモリ12に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
履歴情報記憶部107は、履歴情報生成部106により生成された履歴情報を記憶する。履歴情報記憶部107の機能は、例えば、フラッシュメモリ12の機能により実現される。
音声出力部103は、行動検知部105により上記行動が検知された場合、履歴情報により上記行動の内容に対応付けられた上記操作の内容を表す上記音声を出力する。つまり、検知された行動の内容と操作の内容とが対応付けられた履歴情報が存在する場合、音声出力部103は、この操作の内容を表す音声を出力する。
ここで、履歴情報生成部106は、予め定められた時間内に上記操作と上記行動とが検知された場合、上記操作の内容と上記行動の内容とが対応付けられた履歴情報を生成する。この予め定められた時間は、例えば、数分程度の時間である。そして、音声出力部103は、履歴情報が生成された後、上記行動が検知された場合、上記音声を出力する。このように、ユーザ10が、上記操作と上記行動とを比較的短い間隔で連続して実行した実績がある場合、ユーザ10は、上記行動とともに上記操作を実行する可能性が高い。そこで、このような実績がある場合、音声出力部103は、上記行動が検知された場合、上記ユーザ10が上記操作をする可能性が高いとみなし、上記操作による制御を実現するための音声を自動で出力する。
具体的には、本実施形態では、操作検知部102は、ユーザ10による空調機300に対する第1操作とユーザ10による空調機300に対する第2操作とを検知する。ここで、音声出力部103は、第1操作が検知された場合、第1操作の内容を表す第1音声を出力し、第2操作が検知された場合、第2操作の内容を表す第2音声を出力する。また、行動検知部105は、操作検知部102を備え、ユーザ10によりなされた行動として、第2操作を検知する。
また、履歴情報生成部106は、上記予め定められた時間内に第1操作と第2操作とが検知された場合、第1操作の内容と第2操作の内容とが対応付けられた履歴情報を生成する。そして、音声出力部103は、この履歴情報が生成された後、第2操作が検知された場合、第1音声と第2音声とを出力する。このように、第1操作と第2操作とが連続して検知された実績がある場合、第1操作と第2操作とが連続して実行される可能性が高い。そこで、音声出力部103は、このような実績がある場合において、第2操作が検知された場合、第1操作がなされる可能性が高いものとみなし、第2操作の内容を表す第2音声だけでなく、第1操作の内容を表す第1音声も出力する。
なお、本実施形態では、履歴情報生成部106は、第2操作が検知されてから上記予め定められた時間が経過する前に第1操作が検知された場合、第1操作の内容と第2操作の内容とが対応付けられた履歴情報を生成する。つまり、本実施形態では、第2操作が検知されてから第1操作が検知された実績がある場合において、第2操作が新たに検知された場合、第2操作の内容を表す第2音声に加え、第1操作の内容を表す第1音声も出力される。一方、第2操作が検知されてから第1操作が検知された実績がある場合において、第1操作が新たに検知された場合、第1操作の内容を表す第1音声が出力され、第2操作の内容を表す第2音声が出力されない。
このように、本実施形態では、ある操作が検知された後に更に実行される可能性が高いと考えられる操作の内容を表す音声は自動で出力され、一方、ある操作が検知された後に更に実行される可能性が低いと考えられる操作の内容を表す音声は自動で出力されない。例えば、第2操作が、空調機300に対して電源をオンする操作であり、第1操作が、空調機300に対して空調モードを冷房にする操作である場合を想定する。この場合、第2操作がなされた後に第1操作がなされる可能性は高いが、第1操作がなされた後に第2操作がなされる可能性は低いと考えられる。そこで、先に検知された操作が新たに検知された場合に限り、後で検知された操作の内容を示す音声が付加的に出力される。
ここで、履歴情報生成部106は、直近の予め定められた期間内において上記予め定められた時間内に上記操作と上記行動とが検知された回数が、予め定められた閾値に達した場合、上記操作の内容と上記行動の内容とが対応付けられた履歴情報を生成することが好適である。直近の予め定められた期間は、例えば、直近の一ヶ月間である。予め定められた時間は、例えば、数分である。予め定められた閾値は、例えば、5回である。このように、上記操作と上記行動とが連続して検知された実績が、例えば、直近の1ヶ月間において5回ある場合に、上記行動とともに上記操作がなされる可能性は高いと考えられる。そこで、このような場合、上記行動が検知された場合、上記操作の内容を表す音声が出力されることが好適である。かかる構成によれば、不適切に音声が出力されることを抑制することができる。
次に、図5を参照して、機器制御装置200の機能について説明する。図5に示すように、機器制御装置200は、機能的には、制御部201と、音声検知部202と、音声出力部203と、音声情報記憶部204と、機器制御部205と、コマンド情報記憶部206と、を備える。機器制御装置200が備える音声検知手段は、例えば、音声検知部202に対応する。機器制御手段は、例えば、機器制御部205に対応する。
制御部201は、機器制御装置200の全体の動作を制御する。例えば、制御部201は、音声検知部202により検知された音声から、空調機300に対する制御の内容を特定し、特定した制御の内容を表す制御コマンドを機器制御部205に送信させる。制御部201の機能は、例えば、プロセッサ21がフラッシュメモリ22に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
音声検知部202は、音声出力部103により出力された音声を検知する。従って、音声検知部202は、音声出力部103の近くに配置されることが望ましい。例えば、音声検知部202は、音声出力部103から数メートル以内の領域に配置される。音声検知部202の機能は、例えば、マイクロフォン24の機能により実現される。
音声出力部203は、制御部201による制御に従って、種々の音声を出力する。例えば、音声出力部203は、ユーザ10に対するアナウンスを表す音声を出力する。音声出力部203の機能は、例えば、プロセッサ21とスピーカ25とが協働することにより実現される。
音声情報記憶部204は、音声情報を記憶する。音声情報は、例えば、音声検知部202により検知された音声から制御の内容を特定するために用いる情報である。例えば、音声情報は、制御の内容毎に、制御の内容を表す音声に対応する電気信号を表す情報を示す情報である。音声情報記憶部204の機能は、例えば、フラッシュメモリ22の機能により実現される。
機器制御部205は、音声検知部202により検知された音声により表される操作の内容に基づいて、空調機300を制御する。例えば、機器制御部205は、制御部201による制御に従って、検知された音声に対応する制御コマンドを、通信ネットワーク600を介して、空調機300に送信する。機器制御部205の機能は、例えば、プロセッサ21と通信インターフェース26とが協働することにより実現される。
コマンド情報記憶部206は、コマンド情報を記憶する。コマンド情報は、例えば、操作の内容に対応する制御の内容と、制御コマンドとが対応付けられた情報である。コマンド情報記憶部206の機能は、例えば、フラッシュメモリ22の機能により実現される。
次に、図6を参照して、履歴情報について説明する。図6に示す履歴情報は、過去に連続してなされた複数の操作の組み合わせの全てを示す情報である。検知開始時刻は、対応するレコードの組み合わせの検知が開始された時刻である。操作Aは、過去に連続してなされた複数の操作のうち、最初になされた操作である。操作Aは、例えば、第2操作に対応する。操作Bは、過去に連続してなされた複数の操作のうち、2番目になされた操作である。操作Bは、例えば、第1操作に対応する。操作Cは、過去に連続してなされた複数の操作のうち、3番目になされた操作である。操作Cは、例えば、第1操作に対応する。本実施形態では、第2操作は1つであり、第1操作は1つ以上である。
図6に示す履歴情報のうち一番上のレコードは、2018年5月18日の12:00に、空調機300の電源をオンする操作と、空調機300の空調モードを冷房にする操作と、空調機300の設定温度を28℃にする操作とが、連続して実行された実績を示すレコードである。このような実績がある場合において空調機300の電源をオンする操作が検知された場合、空調機300の空調モードを冷房にする操作と空調機300の設定温度を28℃にする操作とが実行される可能性が高い。そこで、空調機300の電源をオンする操作が検知された場合、空調機300の電源をオンすることを指示する音声に加え、空調機300の空調モードを冷房にすることを指示する音声と、空調機300の設定温度を28℃にすることを指示する音声とが出力される。なお、図6に示す例では、第2操作に対応する操作Aの内容が、一番上のレコードと一番下のレコードとで同じである。このような場合、検知開始時刻が新しい1番上のレコードが採用されることが好適である。
なお、図6には、検知された操作の組み合わせの全てが履歴情報に含まれる例を示したが、履歴情報はこの例に限定されない。例えば、直近の予め定められた期間に検知された操作の組み合わせのみが履歴情報に含まれてもよい。また、直近の予め定められた期間に予め定められた回数以上検知された操作の組み合わせのみが履歴情報に含まれてもよい。また、競合関係にある組み合わせのうち検知開始時刻が古い方のレコードが履歴情報から除外されてもよい。競合関係にある組み合わせは、例えば、第2操作が同じであり、少なくとも1つの第1操作が異なる組み合わせである。
次に、図7のフローチャートを参照して、音声出力装置100が実行する音声出力処理について説明する。音声出力処理は、例えば、音声出力装置100の電源が投入されたことに応答して実行される。
まず、プロセッサ11は、操作を検知したか否かを判別する(ステップS101)。プロセッサ11は、操作を検知していないと判別すると(ステップS101:NO)、ステップS101に処理を戻す。一方、プロセッサ11は、操作を検知したと判別すると(ステップS101:YES)、検知開始時刻を記憶する(ステップS102)。プロセッサ11は、ステップS102の処理を完了すると、連動設定があるか否かを判別する(ステップS103)。具体的には、プロセッサ11は、ステップS101で検知された操作を第2操作とするレコードが履歴情報に含まれるか否かを判別する。
プロセッサ11は、連動設定があると判別すると(ステップS103:YES)、音声群を出力する(ステップS104)。例えば、プロセッサ11は、上記レコードに含まれる操作の内容を1つ選択する処理と、選択した操作の内容を表す音声をスピーカ15から出力させる処理とを、上記レコードに含まれる操作の内容を全て選択するまで繰り返し実行する。一方、プロセッサ11は、連動設定がないと判別すると(ステップS103:NO)、単一の音声を出力する(ステップS105)。例えば、プロセッサ11は、ステップS101で検知された操作の内容を表す音声をスピーカ15から出力させる。
プロセッサ11は、ステップS104の処理又はステップS105の処理を完了した場合、操作を検知したか否かを判別する(ステップS106)。プロセッサ11は、操作を検知したと判別すると(ステップS106:YES)、連動設定があるか否かを判別する(ステップS107)。具体的には、プロセッサ11は、ステップS106で検知された操作を第2操作とするレコードが履歴情報に含まれるか否かを判別する。プロセッサ11は、連動設定があると判別すると(ステップS107:YES)、音声群を出力する(ステップS108)。一方、プロセッサ11は、連動設定がないと判別すると(ステップS107:NO)、単一の音声を出力する(ステップS109)。
プロセッサ11は、ステップS108の処理又はステップS109の処理を完了した場合、又は、操作を検知していないと判別した場合(ステップS106:NO)、検知開始時刻から第1時間が経過したか否かを判別する(ステップS110)。第1時間は、上述した予め定められた時間であり、例えば、数分である。プロセッサ11は、検知開始時刻から第1時間が経過していないと判別すると(ステップS110:NO)、ステップS106に処理を戻す。
一方、プロセッサ11は、検知開始時刻から第1時間が経過したと判別すると(ステップS110:YES)、第1期間内に複数の操作を検知したか否かを判別する(ステップS111)。第1期間は、検知開始時刻から第1時間が経過するまでの期間である。プロセッサ11は、第1期間内に複数の操作を検知したと判別すると(ステップS111:YES)、履歴情報を生成する(ステップS112)。例えば、プロセッサ11は、ステップS101で検知された操作を第2操作、ステップS106で検知された操作を第1操作とするレコードを含むように、履歴情報を更新する。プロセッサ11は、第1期間内に複数の操作を検知していないと判別した場合(ステップS111:NO)、又は、ステップS112の処理を完了した場合、ステップS101に処理を戻す。
本実施形態に係る音声出力方法は、本実施形態に係る音声出力装置100が図7に示す音声出力処理を実行することにより実現される。この音声出力方法では、まず、ユーザ10による設備機器に対する操作を検知し、この操作が検知された場合、この操作の内容を表す音声を出力する。また、この音声出力方法では、ユーザ10によりなされた行動を検知する。そして、この音声出力方法では、この行動が検知され、この操作とこの行動とが予め定められた関係にある場合、上記音声を出力する。
以上説明したように、本実施形態では、ユーザ10による設備機器に対する操作とユーザ10によりなされた行動とが予め定められた関係にあり、上記行動が検知された場合、上記操作の内容を表す音声が出力される。従って、本実施形態によれば、音声に基づいて設備機器を制御する機器制御装置200を利用して、設備機器を容易に所望の制御状態にすることができる。例えば、音声出力装置100に対する単一の操作で、ユーザ10の嗜好を反映した設備機器の制御を実現することが期待できる。
また、本実施形態では、予め定められた時間内に複数の操作が実行された実績がある場合において、これらの複数の操作のうちいずれかの操作が実行された場合、他の操作の内容を表す音声が自動で出力される。従って、本実施形態によれば、設備機器を少ない操作で所望する制御状態にすることができる。
また、本実施形態では、予め定められた時間内に複数の操作が実行された実績がある場合において、これらの複数の操作のうち最初の操作が実行された場合、他の操作の内容を表す音声が自動で出力される。従って、本実施形態によれば、設備機器を少ない操作で適切に所望する制御状態にすることができる。
(実施形態2)
実施形態1では、連続して実行される操作及び行動にキーワードが対応付けられない例について説明した。本実施形態では、連続して実行される操作及び行動にキーワードを対応付ける例について説明する。以下、基本的に、実施形態1と異なる部分について説明する。
まず、図8を参照して、音声出力装置120の機能について説明する。図8に示すように、音声出力装置120は、機能的には、制御部101と、操作検知部102と、音声出力部103と、音声情報記憶部104と、行動検知部105と、履歴情報生成部106と、履歴情報記憶部107と、を備える。行動検知部105は、音声検知部108を備える。音声出力装置120が備える音声検知手段は、例えば、音声検知部108に対応する。
操作検知部102は、ユーザ10による設備機器に対する第1操作を検知する。音声出力部103は、第1操作が検知された場合、第1操作の内容を表す第1音声を出力する。行動検知部105は、ユーザ10が発した言葉を表す第3音声を検知する音声検知部108を備え、ユーザ10による言葉の発声を、ユーザ10によりなされた行動として検知する。音声検知部108の機能は、例えば、マイクロフォン14の機能により実現される。
履歴情報生成部106は、予め定められた時間内に第1操作と第3音声とが検知された場合、第1操作の内容と上記言葉とが対応付けられた履歴情報を生成する。音声出力部103は、この履歴情報が生成された後、第3音声が検知された場合、第1音声を出力する。
第3音声により表される言葉は、第1操作の実行とともに発せられる可能性が高い言葉であり、キーワードとして扱われる。そして、このキーワードが第1操作の実行とともに発せられた実績がある場合において、このキーワードが発せられた場合、第1操作を表す音声が自動で出力される。なお、履歴情報によりこのキーワードに対応付けられる第1操作は、1つ以上であれば何個であってもよい。また、履歴情報は、第1操作の内容と第1操作の直前又は直後に発せられたキーワードとが対応付けられた情報でもよいし、第1操作の内容と第1操作の直前に発せられたキーワードとが対応付けられた情報でもよいし、第1操作の内容と第1操作の直後に発せられたキーワードとが対応付けられた情報でもよい。
次に、図9を参照して、本実施形態における履歴情報について説明する。本実施形態では、履歴情報は、キーワードと操作Aの内容と操作Bの内容と操作Cの内容とが対応付けられた情報である。操作Aと操作Bと操作Cとは、キーワードの発話と共になされた操作であり、第1操作である。履歴情報により示される一番上のレコードは、「空調機」というキーワードの発話とともに、空調機300の電源をオンする操作と、空調機300の空調モードを冷房にする操作と、空調機300の設定温度を28℃に設定する操作とが実行された実績があることを示している。このような実績がある場合において、「空調機」というキーワードが発話されると、空調機300の電源をオンすることを指示する音声と、空調機300の空調モードを冷房にすることを指示する音声と、空調機300の設定温度を28℃に設定することを指示する音声とが、自動で出力される。なお、図9には、検知されたキーワード及び第1操作の組み合わせの全てが履歴情報に含まれる例を示したが、履歴情報はこの例に限定されない。例えば、直近の予め定められた期間に検知されたキーワード及び第1操作の組み合わせのみが履歴情報に含まれてもよい。また、直近の予め定められた期間に予め定められた回数以上検知されたキーワード及び第1操作の組み合わせのみが履歴情報に含まれてもよい。また、競合関係にある組み合わせのうち検知開始時刻が古い方のレコードが履歴情報から除外されてもよい。競合関係にある組み合わせは、例えば、キーワードが同じであり、少なくとも1つの第1操作が異なる組み合わせである。
次に、図10のフローチャートを参照して、音声出力装置120が実行する音声出力処理について説明する。音声出力処理は、例えば、音声出力装置120の電源が投入されたことに応答して実行される。ここでは、キーワードの発話の後になされた一連の操作の内容が、キーワードと対応付けられる例について説明する。
まず、プロセッサ11は、言葉を検知したか否かを判別する(ステップS201)。例えば、プロセッサ11は、キーワードとなり得る言葉を表す音声がマイクロフォン14により検知されたか否かを判別する。プロセッサ11は、言葉を検知していないと判別すると(ステップS201:NO)、ステップS201に処理を戻す。一方、プロセッサ11は、言葉を検知したと判別すると(ステップS201:YES)、検知開始時刻を記憶する(ステップS202)。
プロセッサ11は、ステップS202の処理を完了すると、連動設定があるか否かを判別する(ステップS203)。具体的には、プロセッサ11は、ステップS201で検知された言葉をキーワードとするレコードが履歴情報に含まれているか否かを判別する。プロセッサ11は、連動設定があると判別すると(ステップS203:YES)、単一の音声又は音声群を出力する(ステップS204)。なお、上記レコードに単一の操作の内容が含まれる場合、単一の音声が出力される。一方、上記レコードに複数の操作の内容が含まれる場合、音声群が出力される。
プロセッサ11は、ステップS204の処理を完了した場合、又は、連動設定がないと判別した場合(ステップS203:NO)、操作を検知したか否かを判別する(ステップS205)。プロセッサ11は、操作を検知したと判別すると(ステップS205:YES)、単一の音声を出力する(ステップS206)。プロセッサ11は、ステップS206の処理を完了した場合、又は、操作を検知していないと判別した場合(ステップS205:NO)、検知開始時刻から第1時間が経過したか否かを判別する(ステップS207)。
プロセッサ11は、検知開始時刻から第1時間が経過していないと判別すると(ステップS207:NO)、ステップS205に処理を戻す。一方、プロセッサ11は、検知開始時刻から第1時間が経過したと判別すると(ステップS207:YES)、第1期間内に操作を検知したか否かを判別する(ステップS208)。プロセッサ11は、第1期間内に操作を検知したと判別すると(ステップS208:YES)、履歴情報を生成する(ステップS209)。プロセッサ11は、検知された言葉であるキーワードと、第1期間内に検知された操作の内容とが対応付けられたレコードを含むように、履歴情報を更新する。プロセッサ11は、ステップS209の処理を完了した場合、又は、第1期間内に操作を検知していないと判別した場合(ステップS208:NO)、ステップS201に処理を戻す。
本実施形態では、キーワードの発話とともに少なくとも1つの操作が検知された実績がある場合において、キーワードの発話が検知された場合、この少なくとも1つの操作の内容を表す音声が自動で出力される。従って、本実施形態によれば、キーワードの発話により設備機器を所望する制御状態にすることができる。また、本実施形態では、設備機器を所望する制御状態にするための一連の操作に対応付けられるキーワードは、ユーザが自由に選択できるため、ユーザの利便性が高まる。
(実施形態3)
実施形態1では、行動検知部105により検知される行動が、操作検知部102により検知される操作である例について説明した。また、実施形態2では、行動検知部105により検知される行動が、音声検知部108により検知される音声の発話である例について説明した。本実施形態では、行動検知部105により検知される行動が、操作検知部102により検知される操作と、音声検知部108により検知される音声の発話との双方である例について説明する。以下、基本的に、実施形態1,2と異なる部分について説明する。
まず、図11を参照して、音声出力装置130の機能について説明する。図11に示すように、音声出力装置130は、機能的には、制御部101と、音声出力部103と、音声情報記憶部104と、行動検知部105と、履歴情報生成部106と、履歴情報記憶部107と、を備える。行動検知部105は、操作検知部102と音声検知部108とを備える。
行動検知部105は、ユーザ10が発した言葉を表す第3音声を検知する音声検知部108を備え、ユーザ10による言葉の発声を、ユーザ10によりなされた行動として検知する。履歴情報生成部106は、予め定められた時間内に第1操作と第2操作と第3音声とが検知された場合、第1操作の内容と第2操作の内容と上記言葉とが対応付けられた履歴情報を生成する。音声出力部103は、履歴情報が生成された後、第3音声が検知された場合、第1音声と第2音声とを出力する。
つまり、本実施形態では、第1操作と第2操作と第3音声とが連続して検知された実績がある場合において、第2操作と第3音声との少なくとも一方が検知された場合、第1音声と第2音声とが出力される。例えば、実施形態2と同様に、図9に示す履歴情報が生成された場合を想定する。本実施形態では、例えば、「空調機」というキーワードが発音される場合と、空調機300の電源をオンする操作がなされた場合とのいずれの場合においても、空調機300の電源をオンすることを指示する音声と、空調機300の空調モードを冷房にすることを指示する音声と、空調機300の設定温度を28℃にすることを指示する音声とが出力される。
本実施形態では、キーワードの発話とともに複数の操作が検知された実績がある場合において、キーワードの発話が検知された場合、又は、複数の操作のうちの最初の操作が検知された場合、これらの複数の操作の内容を表す音声が自動で出力される。従って、本実施形態によれば、キーワードの発話又は一連の操作のうちの最初の操作により設備機器を所望する制御状態にすることができる。
(実施形態4)
実施形態1−3では、制御対象である設備機器が、1つだけである例について説明した。本実施形態では、制御対象である設備機器が、複数個である例について説明する。本実施形態では、図12に示すように、制御対象である設備機器が、空調機300と浴室暖房器310と給湯器320との3つである例について説明する。
操作検知部102は、ユーザ10による複数の設備機器のうち第1設備機器に対する第1操作とユーザ10による複数の設備機器のうち第2設備機器に対する第2操作とを検知する。本実施形態では、空調機300と浴室暖房器310と給湯器320とのうちいずれか1つの設備機器が第2設備機器であり、残りの2つの設備機器が第1設備機器であるものとする。ただし、3つの設備機器のうちいずれの設備機器が第2設備機器であってもよい。
音声出力部103は、第1操作が検知された場合、第1操作の内容を表す第1音声を出力し、第2操作が検知された場合、第2操作の内容を表す第2音声を出力する。行動検知部105は、操作検知部102を備え、ユーザ10によりなされた行動として、第2操作を検知する。履歴情報生成部106は、予め定められた時間内に第1操作と第2操作とが検知された場合、第1操作の内容と第2操作の内容とが対応付けられた履歴情報を生成する。そして、音声出力部103は、履歴情報が生成された後、第2操作が検知された場合、第1音声と第2音声とを出力する。
次に、図13を参照して、本実施形態における履歴情報について説明する。本実施形態では、履歴情報は、検知開始時刻と操作Aの内容と操作Bの内容と操作Cの内容とが対応付けられた情報である。操作Aと操作Bと操作Cとは、予め定められた時間内に連続して検知された一連の操作である。この一連の操作には、1つの設備機器に対する複数の操作が含まれていてもよい。操作Aと操作Bと操作Cとのうちのいずれか1つの操作が第2操作である。残りの2つの操作が第1操作である。
履歴情報により示される一番上のレコードは、検知開始時刻である2018年5月18日12:00から予め定められた時間が経過するまでの間に、空調機300の電源をオンする操作と、浴室暖房器310の電源をオンする操作と、給湯器320の電源をオンする操作と、が連続して実行された実績があることを示している。このような実績がある場合において、空調機300の電源をオンする操作と、浴室暖房器310の電源をオンする操作と、給湯器320の電源をオンする操作とのうち、いずれかの操作が検知されると、空調機300の電源をオンすることを指示する音声と、浴室暖房器310の電源をオンすることを指示する音声と、給湯器320の電源をオンすることを指示する音声とが、自動で出力される。
本実施形態では、複数の設備機器に対して一連の操作がされた実績がある場合において、この一連の操作のうちのいずれかの操作が検知された場合、これらの一連の操作の内容を表す音声が自動で出力される。従って、本実施形態によれば、一連の操作のうちの1つの操作により複数の設備機器を所望する制御状態にすることができる。
(実施形態5)
実施形態4では、複数の設備機器に対する一連の操作にキーワードが対応付けられない例について説明した。本実施形態では、複数の設備機器に対する一連の操作にキーワードが対応付けられる例について説明する。以下、基本的に、実施形態4と異なる部分について説明する。
行動検知部105は、ユーザ10が発した言葉を表す第3音声を検知する音声検知部108を備え、ユーザ10による上記言葉の発声を、ユーザ10によりなされた行動として検知する。履歴情報生成部106は、予め定められた時間内に第1操作と第2操作と第3音声とが検知された場合、第1操作の内容と第2操作の内容と上記言葉とが対応付けられた履歴情報を生成する。
音声出力部103は、履歴情報が生成された後、第3音声が検知された場合、第1音声と第2音声とを出力する。このように、本実施形態では、複数の設備機器に対する一連の操作と第3音声に対応するキーワードの発話とが連続して検知された実績がある場合において、一連の操作のうちの1つの操作又はキーワードの発話が検知された場合、一連の操作を表す一連の音声が出力される。
次に、図14を参照して、本実施形態における履歴情報について説明する。本実施形態では、履歴情報は、キーワードと操作Aの内容と操作Bの内容と操作Cの内容とが対応付けられた情報である。操作Aと操作Bと操作Cとは、予め定められた時間内に連続して検知された一連の操作である。キーワードは、上記一連の操作とともに、上記予め定められた時間内に検知された言葉である。操作Aと操作Bと操作Cとのうちのいずれか1つの操作が第2操作である。残りの2つの操作が第1操作である。
履歴情報により示される一番上のレコードは、「今帰った」というキーワードの発音と、空調機300の電源をオンする操作と、浴室暖房器310の電源をオンする操作と、給湯器320の電源をオンする操作と、が連続して実行された実績があることを示している。このような実績がある場合において、「今帰った」というキーワードの発音、又は、空調機300の電源をオンする操作と、浴室暖房器310の電源をオンする操作と、給湯器320の電源をオンする操作とのうち、いずれかの操作が検知されると、空調機300の電源をオンすることを指示する音声と、浴室暖房器310の電源をオンすることを指示する音声と、給湯器320の電源をオンすることを指示する音声とが、自動で出力される。
本実施形態では、キーワードの発話とともに複数の設備機器に対して一連の操作がされた実績がある場合において、キーワードの発話又はこの一連の操作のうちのいずれかの操作が検知された場合、これらの一連の操作の内容を表す音声が自動で出力される。従って、本実施形態によれば、キーワードの発話又は一連の操作のうちの1つの操作により複数の設備機器を所望する制御状態にすることができる。
(実施形態6)
実施形態1−5では、履歴情報が自動で生成される例について説明した。本実施形態では、履歴情報が手動で生成される例について説明する。本実施形態では、タッチスクリーン13又はマイクロフォン14は、設定モードへの移行指示を受け付ける。移行指示受付手段は、例えば、タッチスクリーン13又はマイクロフォン14に対応する。
履歴情報生成部106は、タッチスクリーン13又はマイクロフォン14により移行指示が受け付けられ、移行指示に基づいて設定モードが設定されている間に、操作と行動とが検知された場合、操作の内容と行動の内容とが対応付けられた履歴情報を生成する。音声出力部103は、履歴情報が生成された後、上記行動が検知された場合、上記音声を出力する。
例えば、音声出力装置100に対してユーザ10が移行指示をした場合を想定する。なお、音声出力装置100は、プロセッサ11とスピーカ15とが協働して発声し、ユーザ10の発話した音声をマイクロフォン14により検知するものとする。この場合、例えば、音声出力装置100は、「何を連動しますか?」と発声する。ユーザ10が、「給湯器、電源、オン」と発声すると、音声出力装置100は、「何を連動しますか?」と発声する。ユーザ10が、「浴室暖房、電源、オン」と発声すると、音声出力装置100は、「何を連動しますか?」と発声する。ユーザ10が、「終わり」と発声すると、音声出力装置100は、「キーワードは何ですか?」と発声する。ユーザ10が、「今、帰った」と発声すると、音声出力装置100は、「設定が完了しました」と発声する。
以下、図15を参照して、音声出力装置100が実行する設定処理について説明する。
まず、プロセッサ11は、設定モードへの移行指示があるか否かを判別する(ステップS301)。プロセッサ11は、設定モードへの移行指示がないと判別すると(ステップS301:NO)、ステップS301に処理を戻す。一方、プロセッサ11は、設定モードへの移行指示があると判別すると(ステップS301:YES)、操作を促すメッセージを発声する(ステップS302)。
プロセッサ11は、ステップS302の処理を完了すると、制御指定操作があるか否かを判別する(ステップS303)。制御指定操作は、例えば、音声により制御を指定する操作である。プロセッサ11は、制御指定操作があると判別すると(ステップS303:YES)、指定された制御を記憶する(ステップS304)。プロセッサ11は、制御指定操作がないと判別した場合(ステップS303:NO)、又は、ステップS304の処理を完了した場合、設定終了操作があるか否かを判別する(ステップS305)。プロセッサ11は、設定終了操作がないと判別すると(ステップS305:NO)、ステップS302に処理を戻す。一方、プロセッサ11は、設定終了操作があると判別すると(ステップS305:YES)、キーワードの発声を促すメッセージを発声する(ステップS306)。
プロセッサ11は、ステップS306の処理を完了すると、キーワードの発話があるか否かを判別する(ステップS307)。プロセッサ11は、キーワードの発話があると判別すると(ステップS307:YES)、キーワード付きの履歴情報を生成する(ステップS308)。一方、プロセッサ11は、キーワードの発話がないと判別すると(ステップS307:NO)、キーワード付きでない履歴情報を生成する(ステップS309)。プロセッサ11は、ステップS308の処理又はステップS309の処理を完了すると、ステップS301に処理を戻す。
本実施形態では、ユーザが所望する一連の操作を手動で設定される。従って、本実施形態によれば、ユーザが意図しない設定がされることを抑制することができる。
(変形例)
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能である。
本発明において、上記実施形態において説明した構成、機能、動作のどの部分を採用するのかは任意である。また、本発明において、上述した構成、機能、動作のほか、更なる構成、機能、動作が採用されてもよい。また、上記実施形態において説明した構成、機能、動作は、自由に組み合わせることができる。
例えば、実施形態2では、キーワードの発話の後に、設備機器に対する一連の操作がなされる例について説明した。設備機器に対する一連の操作の後に、キーワードの発話がされてもよい。
画面操作として説明した操作を音声操作にしてもよいし、音声操作として説明した操作を画面操作にしてもよい。
本発明に係る音声出力装置100の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末装置に適用することで、当該パーソナルコンピュータ等を本発明に係る音声出力装置100として機能させることも可能である。また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、音声に基づいて設備機器を制御する機器制御装置を備える機器制御システムに適用可能である。
10 ユーザ、11,21 プロセッサ、12,22 フラッシュメモリ、13,23 タッチスクリーン、14,24 マイクロフォン、15,25 スピーカ、16,26 通信インターフェース、100,120,130 音声出力装置、101,201 制御部、102 操作検知部、103,203 音声出力部、104,204 音声情報記憶部、105 行動検知部、106 履歴情報生成部、107 履歴情報記憶部、108,202 音声検知部、200 機器制御装置、205 機器制御部、206 コマンド情報記憶部、300 空調機、310 浴室暖房器、320 給湯器、600 通信ネットワーク、1000 機器制御システム

Claims (10)

  1. 音声に基づいて設備機器を制御する機器制御装置を利用して、前記設備機器を所望の制御状態にするための音声出力装置であって、
    前記音声出力装置に対する、第1設備機器を制御するための第1操作を検知する操作検知手段と、
    前記第1操作が検知された場合、前記第1操作の内容を表す第1音声を出力する音声出力手段と、
    ユーザが発した音声であって第1の言葉を表すユーザ音声を検知する音声検知手段と、
    予め定められた時間内に前記第1操作と前記ユーザ音声とが検知された場合、前記第1操作の内容と前記第1の言葉とが対応付けられた履歴情報を生成する履歴情報生成手段と、を備え、
    前記音声出力手段は、前記履歴情報が生成された後、前記履歴情報により前記第1操作の内容に対応付けられた前記第1の言葉を表す前記ユーザ音声が検知された場合、前記第1音声を出力する、
    音声出力装置。
  2. 前記操作検知手段は、前記音声出力装置に対する、前記第1設備機器を制御するための第2操作を検知し、
    前記音声出力手段は、前記第2操作が検知された場合、前記第2操作の内容を表す第2音声を出力し、
    前記履歴情報生成手段は、前記予め定められた時間内に前記第1操作と前記第2操作と前記ユーザ音声とが検知された場合、前記第1操作の内容と前記第2操作の内容と前記第1の言葉とが対応付けられた前記履歴情報を生成し、
    前記音声出力手段は、前記履歴情報が生成された後、前記履歴情報により前記第1操作の内容と前記第1の言葉とに対応付けられた前記第2操作の内容に対応する前記第2操作が検知された場合、前記第1音声と前記第2音声とを出力する、
    請求項に記載の音声出力装置。
  3. 前記履歴情報生成手段は、前記第2操作が検知されてから前記予め定められた時間が経過する前に前記第1操作が検知された場合、前記第1操作の内容と前記第2操作の内容と前記第1の言葉とが対応付けられた前記履歴情報を生成する、
    請求項に記載の音声出力装置。
  4. 前記操作検知手段は、前記音声出力装置に対する、第2設備機器を制御するための第2操作を検知し、
    前記音声出力手段は、前記第2操作が検知された場合、前記第2操作の内容を表す第2音声を出力し、
    前記履歴情報生成手段は、前記予め定められた時間内に前記第1操作と前記第2操作と前記ユーザ音声とが検知された場合、前記第1操作の内容と前記第2操作の内容と前記第1の言葉とが対応付けられた前記履歴情報を生成し、
    前記音声出力手段は、前記履歴情報が生成された後、前記履歴情報により前記第1操作の内容と前記第2操作の内容とに対応付けられた前記第1の言葉を表す前記ユーザ音声が検知された場合、前記第1音声と前記第2音声とを出力する、
    請求項に記載の音声出力装置。
  5. 前記履歴情報生成手段は、直近の予め定められた期間内において前記予め定められた時間内に前記第1操作と前記第1の言葉を表す前記ユーザ音声とが検知された回数が、予め定められた閾値に達した場合、前記第1操作の内容と前記第1の言葉とが対応付けられた前記履歴情報を生成する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の音声出力装置。
  6. 音声に基づいて設備機器を制御する機器制御装置を利用して、前記設備機器を所望の制御状態にするための音声出力装置であって、
    前記音声出力装置に対する、第1設備機器を制御するための第1操作を検知する操作検知手段と、
    前記第1操作が検知された場合、前記第1操作の内容を表す第1音声を出力する音声出力手段と、
    ユーザが発した音声であって第1の言葉を表すユーザ音声を検知する音声検知手段と、
    設定モードへの移行指示を受け付ける移行指示受付手段
    記移行指示受付手段により前記移行指示が受け付けられ、前記移行指示に基づいて前記設定モードが設定されている間に、前記第1操作と前記ユーザ音声とが検知された場合、前記第1操作の内容と前記第1の言葉とが対応付けられた履歴情報を生成する履歴情報生成手段とを備え、
    前記音声出力手段は、前記履歴情報が生成された後、前記履歴情報により前記第1操作の内容に対応付けられた前記第1の言葉を表す前記ユーザ音声が検知された場合、前記第1音声を出力する、
    声出力装置。
  7. 音声に基づいて設備機器を制御する機器制御装置を利用して、前記設備機器を所望の制御状態にするための音声出力装置であって、
    前記音声出力装置に対する、前記設備機器を制御するための第1操作と、前記音声出力装置に対する、前記設備機器を制御するための第2操作とを検知する操作検知手段と、
    前記第1操作が検知された場合、前記第1操作の内容を表す第1音声を出力し、前記第2操作が検知された場合、前記第2操作の内容を表す第2音声を出力する音声出力手段と、
    直近の予め定められた期間内において予め定められた時間内に前記第1操作と前記第2操作とが検知された回数が、予め定められた閾値に達した場合、前記第1操作の内容と前記第2操作の内容とが対応付けられた履歴情報を生成する履歴情報生成手段と、を備え、
    前記音声出力手段は、前記履歴情報が生成された後、前記履歴情報により前記第1操作の内容に対応付けられた前記第2操作の内容に対応する前記第2操作が検知された場合、前記第1音声と前記第2音声とを出力する、
    音声出力装置。
  8. 音声に基づいて設備機器を制御する機器制御装置と、前記機器制御装置を利用して、前記設備機器を所望の制御状態にするための音声出力装置とを備える機器制御システムであって、
    前記音声出力装置は、
    前記音声出力装置に対する、前記設備機器を制御するための操作を検知する操作検知手段と、
    前記操作が検知された場合、前記操作の内容を表す第1音声を出力する音声出力手段と、
    ユーザが発した音声であって第1の言葉を表すユーザ音声を検知する音声検知手段と、
    予め定められた時間内に前記操作と前記ユーザ音声とが検知された場合、前記操作の内容と前記第1の言葉とが対応付けられた履歴情報を生成する履歴情報生成手段と、を備え、
    前記機器制御装置は、
    前記音声出力手段により出力された前記第1音声を検知する音声検知手段と、
    前記音声検知手段により検知された前記第1音声により表される前記操作の内容に基づいて、前記設備機器を制御する機器制御手段と、を備え、
    前記音声出力手段は、前記履歴情報が生成された後、前記履歴情報により前記操作の内容に対応付けられた前記第1の言葉を表す前記ユーザ音声が検知された場合、前記第1音声を出力する、
    機器制御システム。
  9. 音声に基づいて設備機器を制御する機器制御装置を利用して、前記設備機器を所望の制御状態にするための音声出力装置が実行する音声出力方法であって、
    前記音声出力装置に対する、前記設備機器を制御するための操作を検知し、
    前記操作が検知された場合、前記操作の内容を表す第1音声を出力し、
    ユーザが発した音声であって第1の言葉を表すユーザ音声を検知し、
    予め定められた時間内に前記操作と前記ユーザ音声とが検知された場合、前記操作の内容と前記第1の言葉とが対応付けられた履歴情報を生成し、
    前記履歴情報が生成された後、前記履歴情報により前記操作の内容に対応付けられた前記第1の言葉を表す前記ユーザ音声が検知された場合、前記第1音声を出力する、
    音声出力方法。
  10. 音声に基づいて設備機器を制御する機器制御装置を利用して、前記設備機器を所望の制御状態にするための音声出力装置が備えるコンピュータを、
    前記音声出力装置に対する、前記設備機器を制御するための操作を検知する操作検知手段、
    前記操作検知手段により前記操作が検知された場合、前記操作の内容を表す第1音声を出力する音声出力手段、
    ユーザが発した音声であって第1の言葉を表すユーザ音声を検知する音声検知手段、
    予め定められた時間内に前記操作と前記ユーザ音声とが検知された場合、前記操作の内容と前記第1の言葉とが対応付けられた履歴情報を生成する履歴情報生成手段、として機能させるためのプログラムであって、
    前記音声出力手段は、前記履歴情報が生成された後、前記履歴情報により前記操作の内容に対応付けられた前記第1の言葉を表す前記ユーザ音声が検知された場合、前記第1音声を出力する、
    プログラム。
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