JP2020022043A - 放送制御装置、放送制御方法、及び放送制御プログラム - Google Patents

放送制御装置、放送制御方法、及び放送制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】放送内容に応じて、放送を容易に制御する放送制御装置、放送制御方法、及び放送制御プログラムを提供する。【解決手段】放送制御装置1は、音声情報を受信する受信部12と、音声情報を文字からなるテキスト情報に変換するテキスト情報変換部14と、音声情報を送信する送信先を示す放送エリアと所定のキーワードとを対応づけたテーブルに基づき、音声情報のテキスト情報から所定のキーワードを検索するキーワード検索部15と、検索されたキーワードがテキスト情報に含まれるときには、そのキーワードに対応する放送エリアに基づき、音声情報を送信する送信先を選択する送信制御部16とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、放送制御装置、放送制御方法、及び放送制御プログラムに関する。
所定の端末により放送内容を設定し、放送設備を介して、その内容を複数のスピーカから放送する放送システムがある。放送設備は、設定に応じてスピーカの音量や放送時間など種々の制御を行う。
特開平6−125317号公報
放送内容によっては、放送させるスピーカを選択したい場合がある。一方で、所定の端末などにより、放送させるスピーカを選択する場合、設置されたスピーカの数が多い場合には、操作が煩雑となる。
また、同じようなタイミングで放送したい放送内容が複数あった場合に、優先すべき放送内容を選択することが煩雑になる場合もある。
本発明は、放送内容に応じて、放送を容易に制御する放送制御装置、放送制御方法、及び放送制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明にかかる放送制御装置は、音声情報を受信する受信部と、前記音声情報を文字からなるテキスト情報に変換するテキスト情報変換部と、音声情報を送信する送信先を示す放送エリアと所定のキーワードとを対応づけたテーブルに基づき、音声情報の前記テキスト情報から所定のキーワードを検索するキーワード検索部と、検索されたキーワードが前記テキスト情報に含まれるときには、そのキーワードに対応する放送エリアに基づき、音声情報を送信する送信先を選択する送信制御部とを備える。
本発明にかかる放送制御方法は、音声情報を受信する受信ステップと、前記音声情報を文字からなるテキスト情報に変換するテキスト情報変換ステップと、音声情報を送信する送信先を示す放送エリアと所定のキーワードとを対応づけたテーブルに基づき、音声情報の前記テキスト情報から所定のキーワードを検索するキーワード検索ステップと、検索されたキーワードが前記テキスト情報に含まれるときには、そのキーワードに対応する放送エリアに基づき、音声情報を送信する送信先を選択する送信制御ステップとを有する。
本発明にかかる放送制御プログラムは、音声情報を受信する受信ステップと、前記音声情報を文字からなるテキスト情報に変換するテキスト情報変換ステップと、音声情報を送信する送信先を示す放送エリアと所定のキーワードとを対応づけたテーブルに基づき、音声情報の前記テキスト情報から所定のキーワードを検索するキーワード検索ステップと、検索されたキーワードが前記テキスト情報に含まれるときには、そのキーワードに対応する放送エリアに基づき、音声情報を送信する送信先を選択する送信制御ステップとをコンピュータに実行させる。
本発明の放送制御装置、放送制御方法、及び放送制御プログラムによれば、放送内容によって、放送させるスピーカを容易に選択することができる。
第1実施形態における放送制御システムを示すブロック図である。 音声情報を送信するスピーカを選択する処理方法のフローチャートである。 第1実施形態の処理方法に用いられるテーブルAである。 第2実施形態における放送制御システムを示すブロック図である。 音声情報を選択する処理方法のフローチャートである。 第2実施形態の処理方法に用いられるテーブルBである。
以下、各実施形態の放送制御装置、放送制御方法、及び放送制御プログラムについて、添付図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る放送制御システムの構成を示す。放送制御システムは、放送制御装置1と、音声入力装置2と、音声入力装置3と、スピーカ4と、スピーカ5と、スピーカ6とを備える。なお、説明の便宜上、音声入力装置2と、音声入力装置3とを備えるとしたが2つの音声入力装置に限定されない。音声入力装置は、3つ以上であってもよく、または1つであってもよい。さらに、説明の便宜上、スピーカ4と、スピーカ5と、スピーカ6とを備えるとしたが3つのスピーカに限定されない。スピーカは、1つや2つであってもよく、または4つ以上であってもよい。
放送制御装置1は、音声入力装置1、2から送信された音声情報により、または、操作部11の入力により、音声情報を送信するスピーカを選択し、選択したスピーカに対して、音声情報を送信する。放送制御装置1は、操作部11と、受信部12と、切替制御部13と、テキスト変換部14と、キーワード検索部15と、送信制御部16と、記録部17と、送信部18とを備える。
操作部11には、音声情報に基づき音声情報を送信するスピーカを選択する機能のオンとオフと切り替える指示情報が入力される。また、操作部11には、音声情報を送信するスピーカを選択する送信先情報が入力される。操作部11は、入力された指示情報または送信先情報を切替制御部13へ供給する。操作部11は、例えば、タッチパネルであるが、これに限定されない。キーボード、マウス、ボタン、レバー、または音声を入力するマイク及び音声認識を行うCPUなどから構成される音声による指示が可能なユーザインターフェイスなどであってもよい。
受信部12は、音声入力装置2、3から、ケーブルを介して、音声情報を受信する。受信部12は、受信した音声情報を切替制御部に供給する。なお、ケーブルを介して、音声情報を受信するとしたが、これに限定されない。Wi−Fi(登録商標)やBLUETOOTH(登録商標)など無線通信の伝送路を介して、音声情報を受信してもよい。受信部12は、例えばA/Dコンバータや、無線通信を受信するアンテナである。
切替制御部13は、音声情報に基づき音声情報を送信するスピーカを選択する機能のオンとオフとを切り替える。切替制御部13は、供給された指示情報及び送信先情報を送信制御部16へ供給する。また、切替制御部13は、操作部11から供給された指示情報がオンを示す場合には、受信部から供給された音声情報をテキスト変換部14、記録部17へ供給する。また、切替制御部13は、操作部11から供給された指示情報がオフを示す場合には、受信部から供給された音声情報を送信部18へ供給する。このような構成により、指示情報がオフの場合に、放送制御装置1はリアルタイムに音声情報を送信できる。
テキスト変換部14は、切替制御部13から供給された音声情報を所定の音声解析によりテキスト情報に変換する。テキスト変換部14は、変換したテキスト情報をキーワード検索部15に供給する。テキスト情報とは、文字からなる情報である。より具体的には、テキスト情報とは、音声情報を所定の音声解析により文字コードに変換した情報である。所定の音声解析とは、例えば、テキスト変換部14は、音声情報から時間毎の振幅波形(音声波形)を検出する。そして、テキスト変換部14は、振幅と文字との関係を示したテーブルに基づき、時間毎の振幅をそれぞれ文字コードに置き換えることで、音声情報をテキスト情報に変換する。ただし、テキスト変換部14は、音声情報をテキスト情報に変換できるものであれば、変換の方法は任意である。
キーワード検索部15は、テキスト変換部14から供給されたテキスト情報から、テーブルに含まれるキーワードを検索する。なお、テーブルは、キーワードと放送エリアとを対応づけたテーブルであるが、詳細については後述する。キーワード検索部15は、テキスト情報に含まれるキーワードと対応する放送エリアを送信制御部16に供給する。放送エリアとは、送信部18が音声情報を送信するスピーカなどの送信先を示す情報である。なお、テキスト情報からキーワードを検索する方法は、種々の技術を適用させればよく、その方法は任意である。
送信制御部16は、テキスト情報に検索されたキーワードが含まれるときには、そのキーワードに対応する放送エリアに基づき、音声情報を送信する送信先を選択する。より具体的には、送信制御部16は、キーワード検索部15から放送エリアを取得したときには、その放送エリアに基づき切替制御部13から供給された送信先情報を変更して、変更した送信先情報を送信部18へ供給する。送信制御部16は、テキスト情報に検索されたキーワードが含まれないとき、または、指示情報がオフのときには、切替制御部13から供給された送信先情報を送信部18へ供給する。
さらに、送信制御部16は、指示情報がオンの場合には、記録部17に記録された音声情報を送信部18へ供給することを命令する命令情報を生成し、記録部17に供給する。
上述した切替制御部13、テキスト変換部14、キーワード検索部15、送信制御部16は、例えば、CPU、ROM、RAMなどによって構成される。ROMには、切替制御部13、テキスト変換部14、キーワード検索部15、送信制御部16における各機能をCPUが実行するために必要なプログラム、アプリケーションなどが記録されている。また、RAMは、CPUの各機能を実行する際のワークエリアとして機能する。なお、切替制御部13、テキスト変換部14、キーワード検索部15、送信制御部16は、CPUのみによって構成されてもよい。
記録部17は、送信制御部16から供給された命令情報に基づき、記録された音声情報を送信部18へ供給する。記録部17は、例えば、ハードディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R/RW、DVD±R/RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、RAM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブなど用いることができる。
送信部18は、送信制御部16から供給された送信先情報に基づき、ケーブルを介して、選択されたスピーカへ音声情報を送信する。なお、ケーブルを介して、音声情報を送信するとしたが、これに限定されない。Wi−FiやBLUETOOTHなど無線通信の伝送路を介して、音声情報を送信してもよい。送信部18は、例えばD/Aコンバータや、無線通信を送信するアンテナである。
音声入力装置2、3は、入力された音声情報を放送制御装置1に送信する。音声入力装置2、3は、ユーザが操作を入力する端末操作部(図示せず)、ユーザが音声情報を入力するマイク(図示せず)と、音声情報の入力や音声情報の送信など全体的な制御を行う端末制御部(図示せず)、音声情報を送信する音声情報送信部(図示せず)とを少なくとも備える。
スピーカ4、5、6は、放送制御装置から音声情報を受信し、音声情報に基づき音声を出力する。スピーカ4、5、6は、音声情報を受信する音声情報受信部(図示せず)と、音声情報の受信や音声の出力など全体的な制御を行う端末制御部(図示せず)、音声情報に基づく音声を出力する音声出力部(図示せず)とを少なくとも備える。
第1実施形態の放送制御システムの構成は以上の通りである。以下、切替制御部13、テキスト変換部14、キーワード検索部15、送信制御部16による音声情報に基づき音声情報を送信するスピーカを選択する処理方法を図2のフローチャートに基づき説明する。
図2は、第1実施形態による音声情報に基づき音声情報を送信するスピーカを選択する処理工程を示すフローチャートである。切替制御部13は、操作部11から供給された指示情報及び送信先情報を送信制御部16に供給する(ステップS201)。
切替制御部13は、操作部11から供給された指示情報が、音声情報に基づき音声情報を送信するスピーカを指定する機能のオンを示すか否かを判定する(ステップS202)。
切替制御部13は、指示情報がオンを示す場合(ステップS202 Yes)、音声情報をテキスト変換部14及び記録部17に供給する(ステップS203)。
切替制御部13は、指示情報がオン以外を示す場合、すなわちオフを示す場合(ステップS202 No)、音声情報を送信部18に供給する(ステップS204)。
記録部17は、供給された音声情報を記録する(ステップS205)。
テキスト変換部14は、切替制御部13から供給された音声情報を所定の音声解析によりテキスト情報に変換する(ステップS206)。
キーワード検索部15は、記憶されたキーワードと放送エリアとを対応づけたテーブルを読み出す(ステップS207)。
ここで、図3を用いて、キーワードと放送エリアとを対応づけたテーブルの一例を説明する。図3の例では、テーブルAにキーワードである「校長室」、「教員室」、「教室」が示されている。このテーブルAでは、キーワードである「校長室」と放送エリアである「スピーカ4」とが対応づけられている。またこのテーブルAでは、キーワードである「教員室」と放送エリアである「スピーカ5」とが対応づけられている。さらに、キーワードである「教室」と放送エリアである「スピーカ4、スピーカ5、スピーカ6」とが対応づけられている。テーブルAは、1つのキーワードに対して1つの放送エリアを対応づけてもよく、また、1つのキーワードに対して複数の放送エリアを対応づけてもよい。
フローチャートの説明に戻る。キーワード検索部15は、テキスト変換部14から供給されたテキスト情報の中から、テーブルに示されたキーワードを検索する(ステップS208)。
キーワード検索部15は、テキスト情報に検索したキーワードが含まれる場合には(ステップS208 Yes)、キーワードに対応する放送エリアを送信制御部16に供給する(ステップS209)。テキスト情報に検索したキーワードが含まれない場合には(ステップS208 No)、ステップS211に進む。
一例として、テキスト変換部14で音声情報から変換されたテキスト情報が「校長室への連絡。校長先生は至急ロビーまで起こし下さい。」であったとする。キーワード検索部15は、テキスト情報である「校長室への連絡。校長先生は至急ロビーまで起こし下さい。」の中から、テーブルAに含まれるキーワードである「校長室」、「教員室」、「教室」を検索する。テキスト情報に検索したキーワードである「校長室」が含まれるので、キーワード検索部15は「校長室」に対応する「スピーカ4」を示す放送エリアを送信制御部16に供給する。
テキスト変換部14で音声情報から変換されたテキスト情報が「校長先生はロビーまで起こし下さい。」であった場合、テーブルAのキーワードが含まれない。この場合、テキスト検索部15はキーワードが含まれないことを示す情報を送信制御部16に供給する。
送信制御部16は、キーワード検索部15から供給された放送エリアに基づき、切替制御部13から供給された送信先情報を変更する(ステップS210)。例えば、切替制御部13から取得した送信先情報が「スピーカ5、スピーカ6」である場合に、送信制御部16は、取得した放送エリア「スピーカ4」に基づき、送信先情報を「スピーカ4」に変更する。なお、送信先情報の変更はこれに限定されない。例えば、切替制御部13から取得した送信先情報が「スピーカ5、スピーカ6」である場合に、送信制御部16は、取得した放送エリア「スピーカ4」に基づき、送信先情報「スピーカ4、スピーカ5、スピーカ6」に変更してもよい。つまり、取得した放送エリアを送信先情報に追加してもよい。なお、送信制御部16は、キーワード検索部15からキーワードが含まれないことを示す情報を供給された場合には、切替制御部13から供給された送信先情報を変更しない。
送信制御部16は、切替制御部13から供給された送信先情報または変更した送信先情報を送信部18へ供給する(ステップS211)。
送信制御部16は、指示情報がオンを示す場合には(ステップS212 Yes)、記録部17に記録された音声情報を送信部18へ供給することを命令する命令情報を記録部17に供給する(ステップS213)。送信制御部16は、指示情報がオン以外を示す場合、つまりオフを示す場合(ステップS212 No)、処理を終了する。
以上のように、本実施形態の放送制御装置は、音声情報を受信する受信部と、前記音声情報を文字からなるテキスト情報に変換するテキスト情報変換部と、音声情報を送信する送信先を示す放送エリアと所定のキーワードとを対応づけたテーブルに基づき、音声情報の前記テキスト情報から所定のキーワードを検索するキーワード検索部と、検索されたキーワードが前記テキスト情報に含まれるときには、そのキーワードに対応する放送エリアに基づき、音声情報を送信する送信先を選択する送信制御部とを備える。
本実施形態の放送制御装置によれば、放送内容である音声情報に基づき、音声情報を送信するスピーカを指定し、指定したスピーカに対して、音声情報を送信することができるので、多数のスピーカが設置されている場合であっても、簡易にスピーカを指定することが可能となる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る放送制御システムについて説明する。図4は、第2実施形態に係る放送制御システムの構成を示す。図5は、第2実施形態に係るフローチャートを示す。図6は、第2実施形態において用いられるテーブルの一例を示す。なお、第1実施形態と同一の構成及びステップについては、同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態に係る放送制御システムは、放送制御装置1Bが第1実施形態の放送制御装置1と異なる。具体的には、放送制御装置1Bは、複数の音声情報が所定の期間内に入力された場合に、キーワード、放送エリア及び優先度を対応づけたテーブルを用いて、複数の音声情報のうち、優先して出力する音声情報を決定する。
切替制御部13Bは、受信部12から音声情報を供給されたときに、音声情報が供給されたことを示す音声供給情報を優先放送設定部19へ供給する。
優先放送決定部19は、複数の音声情報が所定の期間内に入力された場合に、キーワード、放送エリア及び優先度を対応づけたテーブルを用いて、複数の音声情報のうち、優先して出力する音声情報を決定する。なお、優先度とは、複数の音声情報のうち、所定の音声情報を他の音声情報より先に送信するか否かの度合いを示す情報である。優先放送決定部19は、優先放送情報を送信制御部16へ供給する。ここで優先放送情報とは、テキスト情報に変換された音声情報を識別する識別子、放送エリア、優先度から構成される情報である。
送信制御部16Bは、優先放送情報に格納された放送エリアに基づき、送信先情報を変更する。また、送信制御部16Bは、指示情報がオンの場合には、記録部17に記録された複数の音声情報のうち、優先放送情報に格納された識別子に対応する音声情報を送信部18へ供給することを命令する命令情報を生成し、記録部17に供給する。
第2実施形態の放送制御システムの構成は以上の通りである。以下、第2実施形態における処理工程を図5のフローチャートに基づき説明する。なお、第1実施形態と比較して第2実施形態は、ステップS401からステップS410が異なる。
キーワード検索部15は、所定のキーワードと放送エリアと優先度とを対応づけたテーブルを読み出す(ステップS401)。
ここで、図6を用いて、キーワードと放送エリアと優先度とを対応づけたテーブルの一例を説明する。図4の例では、テーブルBにキーワードである「校長室」、「教員室」、「教室」が示されている。このテーブルBでは、キーワードである「校長室」と、放送エリアである「スピーカ4」と、優先度として「4」が対応づけられている。またこのテーブルBでは、キーワードである「教員室」と、放送エリアである「スピーカ5」と、優先度として「3」が対応づけられている。さらに、キーワードである「教室」と、放送エリアである「スピーカ4、スピーカ5、スピーカ6」と、優先度として「2」が対応づけられている。
キーワード検索部15は、テキスト変換部14から供給されたテキスト情報の中から、テーブルに示されたキーワードを検索する(ステップS402)。
優先放送決定部19は、テキスト情報に検索したキーワードが含まれる場合には(ステップS402 Yes)、テキスト情報に、そのキーワードの放送エリアと優先度とを関連づける(ステップS403)。
一例として、テキスト変換部14は、音声入力装置2で入力された第1の音声情報を第1のテキスト情報に変換する。第1のテキスト情報は「教員室への連絡。本日の集会は16時に変更致します。」であったとする。キーワード検索部15は、第1のテキスト情報である「教員室への連絡。本日の集会は16時に変更致します。」の中から、テーブルBに含まれる「校長室」、「教員室」、「教室」を検索する。第1のテキスト情報に検索したキーワードである「教員室」が含まれるので、優先放送決定部19は、第1のテキスト情報に、「教員室」に対応づけられた放送エリアである「スピーカ5」と優先度「3」とを関連づける。
優先放送決定部19は、テキスト情報に検索したキーワードが含まれない場合には(ステップS402 No)、テキスト情報に、「変更なし」を示す情報が設定された放送エリアと、「1」が設定された優先度とを関連づける(ステップS404)。
優先放送決定部19は、優先放送情報に設定された優先度より、テキスト情報に関連づけられた優先度が大きいか否かを判定する(ステップS405)。なお、優先放送情報の優先度の初期値は「0」が設定されている。優先放送情報に設定される識別子、放送エリアの初期値はなんでもよく、初期値を示す値や情報が入力されていればよい。なお、優先放送情報の優先度の初期値は、テキスト情報に検索したキーワードが含まれない場合にテキスト情報に関連づける値(上述の例では1)よりも小さい値であればよい。なお、所定のキーワードと放送エリアと優先度とを対応づけたテーブルに設定される優先度は、テキスト情報に検索したキーワードが含まれない場合にテキスト情報に関連づける値(上述の例では1)よりも大きな値であればよい。
優先放送決定部19は、優先放送情報に設定された優先度より、テキスト情報に関連づけられた優先度が大きい場合には(ステップS405 Yes)、優先放送情報に、テキスト情報に変換された音声情報を識別する識別子、テキスト情報に関連づけられた放送エリア、優先度を設定する(ステップS406)。
優先放送決定部19は、優先放送情報に設定された優先度より、テキスト情報に関連づけられた優先度が小さい場合には(ステップS405 No)、ステップS407に進む。
一例として、優先放送情報には初期値が設定されており、優先放送情報の識別子には音声情報はないことを示す値または情報、放送エリアには放送エリアはないこと示す値または情報、優先度には0が設定されている。または、第1のテキスト情報には優先度3が関連づけられている。優先放送決定部19は、優先放送情報の優先度0より、第1のテキスト情報に関連づけられた優先度3が大きいと判定する。この場合、優先放送決定部19は、優先放送情報に、第1のテキスト情報に変換された第1の音声情報を識別する「第1の識別子」、テキスト情報に関連づけられた放送エリアである「スピーカ5」、優先度「3」を設定する。
優先放送決定部19は、切替制御部13Bから供給された音声供給情報に基づき、所定の期間内(例えば30秒内)に、複数の音声情報を受信したか否かを判定する(ステップS407)。
優先放送決定部19は、所定の期間内に、複数の音声情報を受信しなかった場合に(ステップS407 No)、優先放送情報を送信制御部16Bへ供給する(ステップS408)。
優先放送決定部19は、所定の期間内に、複数の音声情報を受信した場合に(ステップS407 Yes)、ステップS203に戻る。これにより、所定の期間内に、2以上の音声情報を受信した場合に、それぞれの音声情報の優先度を比較することができる。
送信制御部16Bは、優先放送決定部19から供給された優先放送情報に設定されたエリア情報に基づき、切替制御部13Bから供給された送信先情報を変更する(ステップS409)。
ここで一例を説明する。優先放送決定部19は、音声入力装置3から受信した第2の音声情報が切替制御部13に供給されたことを示す音声供給情報に基づき、30秒間に、第1の音声情報と第2の音声情報とを受信したと判定する。この場合、上述したステップS203に戻り、切替制御部13Bは、第2の音声情報をテキスト変換部14及び記録部17へ供給する。テキスト変換部14は、第2の音声情報を第2のテキスト情報に変換する。ここで、第2のテキスト情報は、「校長室への連絡。校長先生は至急ロビーまで起こし下さい。」とする。キーワード検索部15は、第2のテキスト情報の中から、テーブルBに含まれる「校長室」、「教員室」、「教室」を検索する。優先放送決定部19は、第2のテキスト情報に検索したキーワードである「校長室」が含まれるので、優先放送決定部19は、第2のテキスト情報に、「校長室」に対応づけられた放送エリアである「スピーカ4」と優先度「4」とを関連づける。
優先放送情報には、第1のテキスト情報に基づき、優先度「3」が設定されている。優先放送決定部19は、優先放送情報の優先度「3」より、第2のテキスト情報に関連づけられた優先度「4」が大きいと判定する。この場合、優先放送決定部19は、優先放送情報に、第2のテキスト情報に変換された第2の音声情報を識別する「第2の識別子」、テキスト情報に関連づけられた放送エリアである「スピーカ4」、優先度「4」を設定する。
優先放送決定部19は、30秒間内に、次の音声情報を受信しなかったと判定した場合には、「第2の識別子」、「スピーカ4」、優先度「4」が設定された優先放送情報を送信制御部16Bへ供給する。
フローチャートの説明に戻る。ステップS211、ステップS212を経て、送信制御部16Bは、指示情報がオンを示す場合には、優先放送情報の識別子で識別される音声情報に対する命令情報を記録部17に供給する(ステップS410)。
一例では、送信制御部16Bは、優先放送情報の第2の識別子で識別される第2の音声情報に対する命令情報を記録部17へ供給する。
以上のように、本実施形態の放送制御装置は、所定の期間内に複数の音声情報が入力された場合には、複数の音声情報からいずれかの音声情報を選択する優先放送設定部を備え、前記テーブルは、前記放送エリアと、所定のキーワードと、優先して音声情報を送信する度合いを示す優先度と対応づけたテーブルであり、前記優先放送決定部は、検索されたキーワードが前記テキスト情報に含まれるときには、そのキーワードに対応する優先度に基づき、複数の音声情報からいずれかの音声情報を選択し、前記送信制御部は、選択された音声情報の前記テキスト情報に検索されたキーワードが含まれるときには、そのキーワードに対応する放送エリアに基づき、選択された音声情報を送信する送信先を選択する。
第2実施形態の放送制御装置によれば、放送制御装置が複数の音声情報を受信した場合に、受信した音声情報の内容に基づき、いずれかの音声情報を選択して、その音声情報を送信することができるので、複数の音声情報をほぼ同じタイミングで受信した場合であっても、音声情報の内容を踏まえた上で簡易に音声情報を選択することが可能となる。
上記の実施形態では、テーブルには予め優先度が設定されている。これに限らず、音声情報の内容に基づき、テーブルの優先度を変更してもよい。具体的には、優先放送決定部19は、音声情報が変換されたテキスト情報に、テーブルに設定されたキーワードのうち、同一のキーワードが複数含まれると判定した場合には、そのキーワードに対応づけられた優先度を増加させる。
一例として、テキスト情報が「教員室、教員室への連絡。本日の集会は16時に変更致します。」であったとする。優先放送決定部19は、テーブルBに設定された「校長室」、「教員室」、「教室」のうち、「教員室」が2つ含まれると判定した場合、テーブルBにおいて「教員室」に対応づけられた優先度「3」を増加させ、優先度「4」に変更する。優先放送決定部19は、テキスト情報に、「教員室」に対応づけられた放送エリアである「スピーカ5」と変更した優先度「4」とを関連づける。
なお、優先度を増加させる値は、同一のキーワードが含まれる回数に応じて優先度を増加してもよく、または含まれる回数がいくつであっても、一律に優先度を増加してもよい。
また、上記の実施形態では、放送制御装置1Bは、操作部11、切替制御部13Bを構成として含んでいるが、含まなくてもよい。この場合、受信部12が受信した音声情報は、テキスト変換部14、または記録部17へ供給されてもよい。これらの構成に限らず、上記の実施形態で示した構成はあってもなくてもよい。
また、上記の実施形態では、優先放送決定部19は、切替制御部13Bから供給された音声供給情報に基づき、所定の期間内に、複数の音声情報を受信したか否かを判定するとしたがこれには限定されない。優先放送決定部19は、送信部18からスピーカへ音声情報を送信している間に、他の音声情報を受信したか否かを判定してもよい。優先放送決定部19は、他の音声情報を受信したと判定した場合に、他の音声情報のキーワードによる優先度が、送信中の音声情報のキーワードによる優先度よりも大きいときには、送信中の音声情報に代えて、他の音声情報を送信するように制御してもよい。これにより、音声情報が放送中に、他の音声情報を受信した場合に、放送内容をキーワードの優先度に応じて、適時変更することができる。
上記実施形態の信号処理のうちの一部又は全部は、コンピュータプログラムによって実行されてもよい。上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により実施形態が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
14 テキスト変換部
15 キーワード検索部
16,16B 送信制御部
17 記憶部

Claims (5)

  1. 音声情報を受信する受信部と、
    前記音声情報を文字からなるテキスト情報に変換するテキスト情報変換部と、
    音声情報を送信する送信先を示す放送エリアと所定のキーワードとを対応づけたテーブルに基づき、音声情報の前記テキスト情報から所定のキーワードを検索するキーワード検索部と、
    検索されたキーワードが前記テキスト情報に含まれるときには、そのキーワードに対応する放送エリアに基づき、音声情報を送信する送信先を選択する送信制御部と、
    を備える放送制御装置。
  2. 所定の期間内に複数の音声情報が入力された場合には、複数の音声情報からいずれかの音声情報を選択する優先放送設定部と、
    を備え、
    前記テーブルは、前記放送エリアと、所定のキーワードと、優先して音声情報を送信する度合いを示す優先度と、を対応づけたテーブルであり、
    前記優先放送決定部は、検索されたキーワードが前記テキスト情報に含まれるときには、そのキーワードに対応する優先度に基づき、複数の音声情報からいずれかの音声情報を選択し、
    前記送信制御部は、選択された音声情報の前記テキスト情報に検索されたキーワードが含まれるときには、そのキーワードに対応する放送エリアに基づき、選択された音声情報を送信する送信先を選択する、
    請求項1に記載の放送制御装置。
  3. 前記優先放送決定部は、音声情報のテキスト情報に同じ所定のキーワードが複数存在する場合には、そのキーワードに対応する優先度を増加させる
    請求項2に記載の放送制御装置。
  4. 音声情報を受信する受信ステップと、
    前記音声情報を文字からなるテキスト情報に変換するテキスト情報変換ステップと、
    音声情報を送信する送信先を示す放送エリアと所定のキーワードとを対応づけたテーブルに基づき、音声情報の前記テキスト情報から所定のキーワードを検索するキーワード検索ステップと、
    検索されたキーワードが前記テキスト情報に含まれるときには、そのキーワードに対応する放送エリアに基づき、音声情報を送信する送信先を選択する送信制御ステップと、
    を有する放送制御方法。
  5. 音声情報を受信する受信ステップと、
    前記音声情報を文字からなるテキスト情報に変換するテキスト情報変換ステップと、
    音声情報を送信する送信先を示す放送エリアと所定のキーワードとを対応づけたテーブルに基づき、音声情報の前記テキスト情報から所定のキーワードを検索するキーワード検索ステップと、
    検索されたキーワードが前記テキスト情報に含まれるときには、そのキーワードに対応する放送エリアに基づき、音声情報を送信する送信先を選択する送信制御ステップと、
    をコンピュータに実行させる放送制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024087974A1 (zh) * 2022-10-27 2024-05-02 比亚迪股份有限公司 广播数据信息处理方法、车载广播装置、存储介质及车辆

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