JP6943436B2 - 来訪者の地域特性分析システム及びそのプログラム - Google Patents

来訪者の地域特性分析システム及びそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6943436B2
JP6943436B2 JP2018016949A JP2018016949A JP6943436B2 JP 6943436 B2 JP6943436 B2 JP 6943436B2 JP 2018016949 A JP2018016949 A JP 2018016949A JP 2018016949 A JP2018016949 A JP 2018016949A JP 6943436 B2 JP6943436 B2 JP 6943436B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
analysis
statistical information
visitor
specific
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018016949A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019067352A (ja
Inventor
克昌 邑橋
克昌 邑橋
哲仁 井上
哲仁 井上
芳典 松本
芳典 松本
Original Assignee
技研商事インターナショナル株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 技研商事インターナショナル株式会社 filed Critical 技研商事インターナショナル株式会社
Publication of JP2019067352A publication Critical patent/JP2019067352A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6943436B2 publication Critical patent/JP6943436B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、地域特性を分析するシステムに係り、特に、分析対象のエリア又はサイトに訪問又は滞在した人(来訪者)の居住地域又は通勤・通学地等を基にして当該エリア又はサイトの地域特性を分析する来訪者の地域特性分析システム及びそのプログラムに関する。
[従来の技術]
従来の地域分析システムは、分析対象のエリアについて統計情報等に基づいて当該エリアを分析するものがあった。
[関連技術]
尚、関連する先行技術文献として、特開2007−219655号公報「設備情報管理システム、施設情報管理方法および施設情報管理プログラム」(特許文献1)、特開2011−171876号公報「ユーザの移動に伴って住所/居所を推定する形態端末、サーバ、プログラム及び方法」(特許文献2)、特開2012−150786号公報「地域特性を利用したプロファイリングシステム」(特許文献3)、特表2013−540300号公報「人口分布情報の集約」(特許文献4)がある。
特許文献1には、営業している施設の多い地域を中心とした地図情報を表示するシステムが記載されている。
特許文献2には、携帯端末の位置情報を利用してユーザの住所/居所を推定するシステムが記載されている。
特許文献3には、地域特性のプロファイリングデータを利用して地域特性を分析し、特定エリアの地域特性をレポートするシステムが記載されている。
特許文献4には、位置登録エリアにおけるユーザデバイスを監視し、移動に伴う人口分布図を生成する方法が記載されている。
特開2007−219655号公報 特開2011−171876号公報 特開2012−150786号公報 特表2013−540300号公報
しかしながら、上記従来の地域分析システムでは、分析対象のエリアに関する居住者の統計データ等を用いた地域特性の分析が為されることがあるが、人の出入りが多い、例えば駅前のエリアについて、そのエリアの居住者の特性では、流動性を考慮した地域特性の分析にはならないという問題点があった。
尚、特許文献1〜4には、分析対象エリアに流入する訪問者又は滞在者の出身エリアに基づいて地域特性を分析することについては記載がない。
本発明は上記実状に鑑みて為されたものであり、分析対象エリア又はサイトに出入り又はアクセスする来訪者の出身地(ベースエリア)の地域特性を利用して分析対象エリア又はサイトの特性を求め、流動性の高いエリア又はサイトの地域特性を精度よく分析できる来訪者の地域特性分析システム及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、特定エリアの地域特性を分析する地域特性分析システムであって、特定エリアの来訪者の行動ログデータを記憶する行動ログ記憶部と、特定エリアの来訪者の基礎となるベースエリアの統計情報を記憶する統計情報記憶部と、行動ログ記憶部から特定エリアを来訪した来訪者を特定し、特定された来訪者のベースエリアについて統計情報記憶部を参照して統計情報を取得し、来訪者の人数に応じて取得した統計情報の利用の割合を演算し、当該利用の割合に応じて特定エリアの仮想的な統計データを算出して、特定エリアにおける地域特性の分析に利用可能とする分析サーバとを有することを特徴とする。
本発明は、上記地域分析システムにおいて、ベースエリアにおける統計情報が、行動ログデータを提供する端末を特定割合以上保有する年代の情報を用いることを特徴とする。
本発明は、上記地域分析システムにおいて、地域特性の分析で、特定エリアと比較される比較対象エリアで、行動ログデータが特定割合以上取得される地域に限定することを特徴とする。
本発明は、上記地域分析システムにおいて、分析サーバが、来訪者のベースエリアの統計情報から主成分分析された主成分の因子、パラメータを基に分析対象エリアの主成分の因子、パラメータを算出し、当該因子、パラメータを用いて分析対象エリアのクラスター分析を行い、当該クラスター分析結果と比較対象エリアのクラスター分析結果とを比較可能とすることを特徴とする。
本発明は、特定サイトの地域特性を分析する地域特性分析システムであって、特定サイトの来訪者のアクセスログデータを記憶する行動ログ記憶部と、特定サイトの来訪者の基礎となるベースエリアの統計情報を記憶する統計情報記憶部と、行動ログ記憶部から特定サイトを来訪した来訪者を特定し、特定された来訪者のベースエリアについて統計情報記憶部を参照して統計情報を取得し、来訪者の人数に応じて取得した統計情報の利用の割合を演算し、当該利用の割合に応じて特定サイトの仮想的な統計データを算出して、特定サイトにおける地域特性の分析に利用可能とする分析サーバとを有することを特徴とする。
本発明は、上記地域分析システムにおいて、ベースエリアにおける統計情報が、アクセスログデータを提供する端末を特定割合以上保有する年代の情報を用いることを特徴とする。
本発明は、上記地域分析システムにおいて、分析サーバが、来訪者のベースエリアの統計情報から主成分分析された主成分の因子、パラメータを基に分析対象エリアの主成分の因子、パラメータを算出し、当該因子、パラメータを用いて分析対象エリアのクラスター分析を行い、当該クラスター分析結果を特定サイトにおける地域特性のクラスター分析結果とすることを特徴とする。
本発明は、特定エリアの地域特性を分析する地域特性分析システムの分析サーバのプログラムであって、分析サーバを、特定エリアの来訪者の行動ログデータを記憶する行動ログ記憶部から特定エリアを来訪した来訪者を特定する来訪者特定手段と、特定された来訪者のベースエリアについて特定エリアの来訪者の基礎となるベースエリアの統計情報を記憶する統計情報記憶部を参照して統計情報を取得する統計情報取得手段と、来訪者の人数に応じて取得した統計情報の利用の割合を演算し、当該利用の割合に応じて特定エリアの仮想的な統計データを算出して、特定エリアにおける地域特性の分析に利用可能とする仮想的統計データ算出手段として機能させることを特徴とする。
本発明は、上記プログラムにおいて、ベースエリアにおける統計情報が、行動ログデータを提供する端末を特定割合以上保有する年代の情報を用いることを特徴とする。
本発明は、上記プログラムにおいて、地域特性の分析で、特定エリアと比較される比較対象エリアで、行動ログデータが特定割合以上取得される地域に限定することを特徴とする。
本発明は、上記プログラムにおいて、仮想的統計データ算出手段が、来訪者のベースエリアの統計情報から主成分分析された主成分の因子、パラメータを基に分析対象エリアの主成分の因子、パラメータを算出し、当該因子、パラメータを用いて分析対象エリアのクラスター分析を行い、当該クラスター分析結果と比較対象エリアのクラスター分析結果とを比較可能とすることを特徴とする。
本発明は、特定サイトの地域特性を分析する地域特性分析システムの分析サーバのプログラムであって、分析サーバを、特定サイトの来訪者のアクセスログデータを記憶する行動ログ記憶部から特定サイトを来訪した来訪者を特定する来訪者特定手段と、特定された来訪者のベースエリアについて特定サイトの来訪者の基礎となるベースエリアの統計情報を記憶する統計情報記憶部を参照して統計情報を取得する統計情報取得手段と、来訪者の人数に応じて取得した統計情報の利用の割合を演算し、当該利用の割合に応じて特定サイトの仮想的な統計データを算出して、特定サイトにおける地域特性の分析に利用可能とする仮想的統計データ算出手段として機能させることを特徴とする。
本発明は、上記プログラムにおいて、ベースエリアにおける統計情報が、アクセスログデータを提供する端末を特定割合以上保有する年代の情報を用いることを特徴とする。
本発明は、上記プログラムにおいて、仮想的統計データ算出手段が、来訪者のベースエリアの統計情報から主成分分析された主成分の因子、パラメータを基に分析対象エリアの主成分の因子、パラメータを算出し、当該因子、パラメータを用いて前記分析対象エリアのクラスター分析を行い、当該クラスター分析結果を特定サイトにおける地域特性のクラスター分析結果とすることを特徴とする。
本発明によれば、分析サーバが、行動ログ記憶部から特定エリアを来訪した来訪者を特定し、特定された来訪者のベースエリアについて統計情報記憶部を参照して統計情報を取得し、来訪者の人数に応じて取得した統計情報の利用の割合を演算し、当該利用の割合に応じて特定エリアの仮想的な統計データを算出して、特定エリアにおける地域特性の分析に利用可能とする地域特性分析システムとしているので、流動性の高いエリアの地域特性を精度よく分析できる効果がある。
本発明によれば、分析サーバが、行動ログ記憶部から特定サイトを来訪した来訪者を特定し、特定された来訪者のベースエリアについて統計情報記憶部を参照して統計情報を取得し、来訪者の人数に応じて取得した統計情報の利用の割合を演算し、当該利用の割合に応じて特定サイトの仮想的な統計データを算出して、特定サイトにおける地域特性の分析に利用可能とする地域特性分析システムとしているので、アクセスされたサイトの地域特性を精度よく分析できる効果がある。
本システムの構成ブロック図である。 来訪者のベースエリアと分析対象エリアの関係を示す図である。 来訪者によるエリアXの仮想的な男女の人数を算出する場合の説明図である。 統計データの使用制限の例を示す概略図である。 エリアデータの使用制限の例を示す概略図である。 エリアを広域にした例を示す概略図である。 エリアXの仮想データ取得処理を示すフローチャートである。 別のシステムの構成ブロック図である。 エリア特定テーブルを示す概略図である。 サイトYの仮想データ取得処理を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る来訪者の地域特性分析システム(本システム)は、分析対象エリア又はサイトに滞在又は訪問する来訪者の出身地域(ベースエリア)の統計情報等の地域特性を基に来訪者の数に応じて当該統計情報等の利用の割合を演算し、その割合に応じて分析対象エリア又はサイトについて仮想的な地域特性を求めて、分析対象エリア又はサイトにおける地域特性とし、人の出入りが多く、流動性の高い地域又はサイトの特性を来訪者のベースエリアに基づいて正確に得ることができるものである。
[本システム:図1]
本システムの構成について図1を参照しながら説明する。図1は、本システムの構成ブロック図である。
本システムは、図1に示すように、地域特性分析サーバ1と、行動ログデータベース(DB)21と、統計データベース(DB)22と、エリア特性データベース(DB)23とを備えており、パーソナルコンピュータ(PC)4がネットワーク3を介して地域特性分析サーバ1に接続している。
尚、図1では、PC4が一台しか接続されていないが、実際は複数のPC4が接続されるものである。
また、各DBが地域特性分析サーバ1に直接接続されているが、各DBがネットワーク3を介して地域特性分析サーバ1に接続する構成としてもよい。
更に、本システムでは、ネットワーク接続を前提にしたが、一台のコンピュータで図1の構成を実現するスタンドアロンとしてもよい。
本システムでは、分析対象のエリアに来訪する複数の来訪者の行動ログ(位置情報と時刻情報)を行動ログDB21に予め記憶しておき、統計DB22に後述する来訪者のベースエリアの統計情報を記憶しておき、来訪者のベースエリアの統計情報を基に分析対象のエリアの仮想的な統計データ(地域特性データ)を算出するものとなっている。この地域特性データはエリア特性DB23に記憶されるものである。
そして、例えば、マーケティング関係者が、地域特性データを他のエリアの実際の統計情報と比較して地域の特性について分析を行うものである。
そして、来訪者の行動ログは、例えばスマートフォン等のユーザの端末装置におけるGPS(Global Positioning System)の機能によって得られ、その情報を取得して管理する業者がユーザIDに対応付けて行動ログの情報を地域特性分析サーバ1に提供して、地域特性分析サーバ1が行動ログDB21に記憶する。
[本システムの各部]
次に、本システムの各部について具体的に説明する。
[地域特性分析サーバ1]
地域特性分析サーバ1は、図1に示すように、制御部11と、記憶部12と、インタフェース部13とを備えている。
記憶部12は、処理プログラム、処理に必要な情報を記憶している。
インタフェース部13は、ネットワーク3に接続すると共に、各DBに接続するためのインタフェースとなるものである。
制御部11は、記憶部12に記憶された処理プログラムを読み込んで動作させ、後述する来訪者特定手段、統計情報取得手段、仮想的統計データ算出手段等を実現するものである。
[行動ログDB21]
行動ログDB21は、ユーザ(来訪者)が利用する端末装置から提供されたGPS機能等による位置情報の履歴を記憶するものである。
具体的には、ユーザの端末装置のID(ユーザID)に対応付けて、時刻情報と位置情報の履歴が記憶されている。
ここで、ユーザとは、少なくとも分析対象エリアを訪問する者(来訪者)が含まれる。従って、来訪者のユーザIDは、「来訪者ID」となる。
[統計DB22]
統計DB22は、全国の行政界又は特定のメッシュエリアにおける統計情報を記憶するものである。
統計情報は、エリアの男女比、年代別人口構成、世代数、世代毎の年収や消費動向等、国勢調査、その他の統計情報から得られたデータである。
また、統計情報には、店舗の売上データ、店舗の売場面積、店舗の駐車場面積等の施設データ、その他エリアに紐づけられた様々なデータを含むものである。
更に、後述するように、統計情報には、エリアの統計情報から主成分分析された主成分の因子、パラメータ等を含むものである。
[エリア特性DB23]
エリア特性DB23は、地域特性分析サーバ1で得られた分析対象エリアの仮想的な統計データを記憶し、更に、当該仮想的な統計データと比較対象エリアの統計情報との比較結果を記憶するようにしてもよい。仮想的な統計データについては後述する。
比較対象エリアとは、都道府県のエリア、全国のエリア、または任意のエリアであってもよい。
[ネットワーク3、PC4]
ネットワーク3は、インターネットを想定しているが、専用回線によるクローズドなネットワークであってもよい。
PC4は、制御部、記憶部、表示部、入力部等を備え、地域特性分析サーバ1にアクセスし、分析対象エリア、分析対象時間帯、分析方法等を設定して、分析対象エリアにおける地域特性となる仮想的な統計データを算出する指示を行い、算出結果の仮想的な統計データを表示部に表示する。
[分析処理]
次に、本システムにおける地域特性の分析処理について図2を参照しながら説明する。図2は、来訪者のベースエリアと分析対象エリアの関係を示す図である。
図2に示すように、駅の近くの例えばメッシュ状のエリアXを特定日の特定時間帯に訪問(滞在)した来訪者を特定して、その来訪者のベースエリアを求める。
ベースエリアは、行動ログDB21に記憶されている来訪者の位置情報の履歴から、来訪者が例えば夜間又は昼間の特定の時間帯に滞在しているエリア等をいう。
このように、ベースエリアを来訪者の居住エリアと認定してもよく、前日の宿泊エリアと認定してもよい。ベースエリアの認定の仕方は、来訪者がベースエリアに滞在した曜日、時間帯によって異なったものになる。そして、ベースエリアに認定したエリアを分析の基礎にするものである。
図2では、来訪者aのベースエリアがエリアAで、来訪者bのベースエリアがエリアBで、来訪者cのベースエリアがエリアCである。
[地域特性データの算出:図3]
次に、エリアAから来訪者a1(1人)とエリアBから来訪者b1,b2(2人)が、分析対象エリアXを訪問した場合の仮想的な地域特性データの算出方法について図3を参照しながら説明する。図3は、来訪者によるエリアXの仮想的な男女の人数を算出する場合の説明図である。
まず、統計情報としては、エリアAをベースエリアとする男性が400人で女性が600人で、男女の割合は、男性:女性で40%:60%となっている。また、エリアBをベースエリアとする男性が30人で女性が70人で、男女の割合は、男性:女性で30%:70%となっている。
本システムでは、来訪者の人数に応じて統計情報を利用するものである。
そして、各エリアからの来訪者の人数を統計情報の男女の割合(男女比)に基づいて求める。
エリアAから来訪者a1の1人がエリアXに来訪したので、来訪者a1は男性0.4人で、女性0.6人が来訪したと仮定する。
同様に、エリアBから来訪者b1,b2の2人がエリアXに来訪したので、2人で男性0.6(=0.3×2)人、女性1.4(=0.7×2)人が来訪したと仮定する。
仮定した男女別の人数を加算し、男性1.0人(=0.4+0.6)とし、女性2.0人(=0.6+1.4)とする。
つまり、(ベースエリアの来訪者数)/(全来訪者数)に基づいて、各エリアの統計情報を利用することになり、これが、統計情報の利用の割合を示すものとなる。
ここで、求めた男性1.0人、女性2.0人は、エリアXにおける来訪者の仮想的な人数(仮想人数)である。仮想人数は、エリアXでの仮想的な統計データを構成し、地域特性データとなるものである。
このように算出した分析対象エリアXの仮想的な統計データと、他の比較対象のエリアの実際の統計情報とを比較し、その相違点、共通点を報告書(レポート)にまとめて分析を行う。
比較対象エリアは、エリアXに対して異なるサイズのエリアであってもよく、また、エリアXであってもよい。つまり、エリアXの算出された統計データとエリアXの実際の統計情報とを比較してもよい。
また、特定の分析対象エリアの仮想的な統計データと別の分析対象エリアの仮想的な統計データを比較するようにしてもよい。
また、比較処理は、制御部11のプログラム処理で実行してもよい。
[別の地域特性データの算出]
同様に、年収別(年収毎)の世帯数、消費動向のデータについても、同様に来訪者のベースエリアにおける統計情報である年収別の世帯数、消費動向のデータを基に来訪者の人数に応じて、分析対象エリアXの来訪者による年収別の世帯数、消費動向のデータを算出する。
[年収毎の世帯数]
ベースエリアにおける年収毎の世帯数から分析対象エリアXへの来訪者の年収毎の世帯数を算出するものである。
ベースエリアにおける統計情報の世帯別の年収は、例えば、0円以上100万円未満、100万円以上200万円未満、・・・のように、年収別に当該エリアの世帯数が集計されている。ベースエリアの来訪者一人について年収別の世帯数を算出する。この世帯数は、合計すると「1」となるものである。
更に、ベースエリア毎に来訪者の人数を掛け合わせて、合計すると分析対象エリアにおける来訪者の年収毎の世帯数が仮想的な統計データ(地域特性データ)として算出される。
[消費動向データ]
消費動向データとは、食料品、衣料品等の消費科目について消費金額毎の世帯数である。よって、ベースエリアにおける消費科目別の消費金額毎の世帯数から分析対象エリアXの来訪者の消費金額毎の世帯数を算出するものである。
ベースエリアにおける統計情報の消費動向データは、例えば、食料品費、衣料費等の消費科目に対して特定の幅の消費金額毎に、ベースエリアにおける世帯数が集計されている。ベースエリアの来訪者一人について消費科目の消費金額毎の世帯数を算出する。この世帯数も合計すると「1」になるものである。
更に、ベースエリア毎に来訪者の人数を掛け合わせて、合計すると分析対象エリアにおける来訪者の消費動向データが仮想的な統計データ(地域特性データ)として算出される。
[商圏エリアの分析]
分析対象エリアを商圏エリアとして分析処理を行い、比較対象エリアも商圏エリアとして比較してもよい。
この場合、統計情報の中から、店舗の売上データ、店舗の売場面積、駐車場面積等の施設データ当を用いて分析処理、比較処理を行うことができる。
比較対象エリアとしては、日本全国、都道府県、市、区市町村等のエリアとし、その平均値と比較するようにしてもよい。
[プロファイリングへの応用]
プロファイリング処理にも応用することが可能である。
ベースエリアにおける統計情報から主成分分析された、主成分から特定される因子、パラメータ等を、統計情報の代わりとして、分析対象エリアにおける地域特性として来訪者の因子、パラメータ等として算出することができる。これらの因子、パラメータは他のエリア(比較対象エリア)のものと比較することができる。
また、分析対象エリアにおける来訪者の主成分の因子、パラメータを基にクラスター分析を行い、クラスター番号を求め、比較対象エリアのクラスター番号と比較し、地域特性を把握することができる。
このように、本実施の形態を地域特性のプロファイリングに適用することができる。
プロファイリングシステムについては、特許文献3に記載されている。
[統計データの使用制限:図4]
次に、統計データの使用制限について図4を参照しながら説明する。図4は、統計データの使用制限の例を示す概略図である。
ベースエリアからの来訪者として特定できるのは、スマートフォンを保有する年代であるので、ベースエリアの統計情報を参照する際に、スマートフォンを保有していない年代を除外することで、統計データの精度を向上させるものとなっている。
図4の例では、年代別の人口の統計情報について、スマートフォン保有の10〜79歳の人口を利用し、その他の年代の統計情報を除外している例である。
このように、ベースエリアでの統計情報から除外した場合には、分析対象エリアでの統計データに反映されるので、比較対象エリアの統計情報でも同様にスマートフォンを保有しない年代を除外して、比較の精度を向上させるようにしている。
[エリアデータの利用制限:図5]
次に、エリアデータの利用制限の例について図5を参照しながら説明する。図5は、エリアデータの使用制限の例を示す概略図である。
比較対象エリアについて、スマートフォンの位置情報を捕捉できるエリアに限定することで、比較の精度を向上させることができるものである。
図5では、比較対象エリアにおいて網掛けした4つのメッシュエリアでのスマートフォンによる行動ログデータは高い割合(特定の割合の値以上)で取得できるが、その他のメッシュエリアでは特定の割合の値未満となっている。このような場合には、網掛けしたメッシュエリアのみを比較対象エリアとした例である。
[広域の分析対象エリアの例:図6]
次に、エリアXを広域にした例について図6を参照しながら説明する。図6は、エリアを広域にした例を示す概略図である。
図6では、ベースエリアをエリアA,B,Cとし、そのエリアより分析対象エリアXを広域にしたエリアとしている。広域にした分析対象エリアXが小単位のベースエリアA,B、Cからの来訪者によって地域特性データが生成されるものである。ベースエリアは、エリアXの内側にあっても外側にあってもよい。
[仮想データ取得処理:図7]
次に、分析対象エリアXの仮想データ取得処理について図7を参照しながら説明する。図7は、エリアXの仮想データ取得処理を示すフローチャートである。
地域特性分析サーバ1の制御部11が記憶部12の処理プログラムを読み込んで仮想データ取得処理が開始されると、来訪者特定手段が、分析対象エリアXにおける特定日時の来訪者のIDを取得して来訪者を特定する(S1)。
そして、統計情報取得手段が、取得した来訪者IDのベースエリアを特定し(S2)、ベースエリアの統計情報を取得する(S3)。更に、仮想的統計データ算出手段が、分析対象エリアXの仮想統計データを算出する(S4)。
更に、比較対象エリアの統計情報と分析対象エリアXの仮想統計データとを比較し、比較結果としてのレポートを生成して(S5)、処理を終了する。
[別のシステム:図8]
次に、本発明の実施の形態に係る別のシステム(別のシステム)について図8を参照しながら説明する。図8は、別のシステムの構成ブロック図である。
別のシステムは、分析対象をエリアではなく、ネットワーク上のサイトとしたものである。当該別のシステムでは、特定の期間又は特定の時間帯でサイトへのアクセスログデータを記憶しておき、そのアクセスログデータを用いて演算し、サイトについての地域特性を求めるものである。
別のシステムは、図1の本システムを基にして、図8に示すように、ネットワーク3にサイト提供サーバ5が接続され、更にネットワーク3にはプロバイダ装置(プロバイダ)6が接続している。
プロバイダ6には、ルータ装置(ルータ)7a,7b,7cが有線又は無線によって接続されている。
また、ルータ7aには、スマートフォン8aとパーソナルコンピュータ(PC)8bとが接続され、ルータ7cには、スマートフォン8cが接続されている。
説明を簡単にするために、ルータに接続する端末機器を最低限の数で描画しているが、本来は多くのPC、スマートフォン等の端末機器が接続するものである。また、ルータ8bにも本来は複数の端末機器が接続するものである。
そして、ルータ7a,7bの有線又は無線の通信エリアを合わせたエリアが、エリアAとなっており、ルータ7cの有線又は無線の通信エリアが、エリアBとなっている。
ここで、エリアA,Bは、郵便番号エリアを想定しているが、それより小さい又は大きい単位のエリアであってもよい。更に、エリアとしては、行政界又はメッシュで特定されるものであってもよい。
別のシステムでは、エリアに所属する端末機器からサイト提供サーバ5が提供するサイト(分析対象サイト)にアクセス(訪問)があると、訪問した端末機器を「来訪者」とみなし、その来訪者が所属するエリア(出身地域/ベースエリア)の統計情報等の地域特性を基に来訪者の数に応じて当該統計情報等の利用の割合を演算し、その割合に応じて分析対象サイトについて仮想的な地域特性を求め、分析対象サイトを評価して分析精度を向上させるものである。尚、統計情報としては、年収毎の世帯数、消費動向データ等がある。
[エリア特定:図9]
次に、アクセスする端末機器のエリアを特定する方法について図9を参照しながら説明する。図9は、エリア特定テーブルを示す概略図である。
ルータ7には、グローバルIPアドレス(G−IPアドレス:単にIPアドレスということがある)が付与されており、配置されたルータがどのエリアに所属するのかをエリア特定テーブルで管理している。
エリア特定テーブルは、地域特性分析サーバ1の記憶部12又は接続するDB21〜23に記憶され、図9に示すように、エリア情報に対応するルータ7のIPアドレスを記憶されている。
具体的には、ルータ7aのG−IPアドレス(IP0001)とルータbのG−IPアドレス(IP0002)がエリアAに対応付けられ、ルータ7cのG−IPアドレス(IP0003)がエリアBに対応付けられている。
端末機器がサイトにアクセスすると、サイト提供サーバ5は、端末機器のID(識別番号)とルータのIPアドレスを取得し、地域特性分析サーバ1に送信する。
地域特性分析サーバ1は、送信された端末機器のIDとルータのIPアドレスを行動ログDB21に時刻情報と共に記憶する。
そして、地域特性分析サーバ1は、記憶するエリア特定テーブルを参照して、ルータのIPアドレスからエリアを特定する。このエリアが、来訪者のベースエリアとなるものである。そして、地域特性分析サーバ1は、来訪者のベースエリアのエリア情報を取得し、行動ログDB21に端末機器のIDに対応付けて記憶する。
尚、スマートフォンの場合、エリアを移動するので、時刻に応じてエリア情報が変化することがある。
その後は、本システムと同様に、来訪者のベースエリアの統計情報から分析対象サイトの仮想的な統計データ(地域特性データ)を算出して、分析対象サイトの評価を行うものである。
従って、地域特性分析サーバ1の制御部11によってプログラム処理で実現する各手段は、ほぼそのまま動作するものとなる。別のシステムにおける各手段の処理で本システムとは異なる処理部分は、図10の処理の中で説明する。
[別のシステムにおける仮想データ取得処理:図10]
次に、別のシステムにおける仮想データ取得処理について図10を参照しながら説明する。図10は、サイトYの仮想データ取得処理を示すフローチャートである。
地域特性分析サーバ1は、記憶部12に記憶された処理プログラムを読み込んで仮想データ取得処理が開始されると、来訪者特定手段が、分析対象サイトYにおける特定日時の来訪者のIDとルータのIPアドレスを取得して来訪者を特定する(S11)。
そして、統計情報取得手段が、取得したルータのIPアドレスに基づいた来訪者のベースエリアを特定し(S12)、ベースエリアの統計情報を取得する(S13)。更に、仮想的統計データ算出手段が、分析対象サイトYの仮想統計データを算出する(S14)。
更に、分析対象サイトYについて来訪者の地域特性(分析対象サイトYの仮想統計データ)を利用した分析レポートを生成して(S15)、処理を終了する。
レポートとしては、本システムで説明したように、分析対象サイトYの訪問者による男女の割合、年収別の世帯数、消費動向のデータ、その他の分析結果を含むものである。
また、本システムでも行った統計データ利用制限、商圏エリアの分析、プロファイリングへの応用を行ってもよい。
別のシステムにおける商圏エリアの分析は、分析対象サイトYについてベースエリアを基に統計情報から商圏エリアの分析を行い、また別の分析対象(比較対象)サイトZについてベースエリアを基に統計情報から商圏エリアの分析を行い、両者を比較するようにしてもよい。
また、比較対象を日本全国、都道府県、市区町村等のエリアにおける平均値としてもよい。
別のシステムにおけるプロファイリングへの応用も、分析対象サイトと比較対象サイトについてベースエリアにおける統計情報から主成分分析された、因子、パラメータ等を統計情報の代わりに当該サイトにおける訪問者の因子、パラメータ等として算出してクラスター分析結果とし、分析対象サイトと比較対象サイトでクラスター分析結果を比較するようにしてもよい。
本システムでは、端末機器のGPS等の位置情報を基にエリアを特定したが、別のシステムでは、ルータのIPアドレスを用いてエリアを特定しているので、GPS機能を備えていないPCや携帯端末も対象にすることができる。
また、本システムにおいても別のシステムと同様にルータのIPアドレスを基にして位置情報を取得してもよいし、別のシステムでも本システムでのGPS等を用いた位置情報を利用するようにしてもよい。
[実施の形態の効果]
本システムによれば、地域特性分析サーバ1が、分析対象エリアについて、来訪者(訪問者又は滞在者)のベースエリアの統計情報等に基づいた地域特性のデータを求めて、分析対象エリアにおける来訪者の地域特性データと他のエリアの統計情報等を比較できるようにしているので、人の流れが多く、人の流動性が高い地域について適正な地域特性を得ることができ、より地域特性の分析精度を向上させることができる効果がある。
別のシステムによれば、地域特性分析サーバ1が、分析対象サイトについて、来訪者(訪問者)のベースエリアの統計情報等に基づいた地域特性のデータを求めて、分析対象サイトにおける来訪者の地域特性データを利用した分析を行うことができるようにしているので、サイト訪問を来訪者の地域特性を利用して、サイトの分析精度を向上させることができる効果がある。
本発明は、分析対象エリアに出入りする来訪者のベースエリアの地域特性を利用して分析対象エリアの特性を求め、流動性の高いエリアの地域特性を精度よく分析できる来訪者の地域特性分析システム及びそのプログラムに好適である。
1…地域特性分析サーバ、 3…ネットワーク、 4…パーソナルコンピュータ(PC)、5…サイト提供サーバ、 6…プロバイダ装置、 7a,7b,7c…ルータ装置、 8a,8c…スマートフォン、 8b…PC、 11…制御部、 12…記憶部、 13…インタフェース部、 21…行動ログデータベース(DB)、 22…統計データベース(DB)、 23…エリア特性データベース(DB)

Claims (14)

  1. 特定エリアの地域特性を分析する地域特性分析システムであって、
    前記特定エリアの来訪者の行動ログデータを記憶する行動ログ記憶部と、
    前記特定エリアの来訪者の基礎となるベースエリアの統計情報を記憶する統計情報記憶部と、
    前記行動ログ記憶部から前記特定エリアを来訪した来訪者を特定し、前記特定された来訪者のベースエリアについて前記統計情報記憶部を参照して統計情報を取得し、前記来訪者の人数に応じて前記取得した統計情報の利用の割合を演算し、当該利用の割合に応じて前記特定エリアの仮想的な統計データを算出して、前記特定エリアにおける地域特性の分析に利用可能とする分析サーバとを有することを特徴とする地域特性分析システム。
  2. ベースエリアにおける統計情報は、行動ログデータを提供する端末を特定割合以上保有する年代の情報を用いることを特徴とする請求項1記載の地域特性分析システム。
  3. 地域特性の分析で、特定エリアと比較される比較対象エリアにおいて、行動ログデータが特定割合以上取得される地域に限定することを特徴とする請求項1又は2記載の地域特性分析システム。
  4. 分析サーバは、来訪者のベースエリアの統計情報から主成分分析された主成分の因子、パラメータを基に分析対象エリアの主成分の因子、パラメータを算出し、当該因子、パラメータを用いて前記分析対象エリアのクラスター分析を行い、当該クラスター分析結果を特定エリアのクラスター分析結果とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の地域特性分析システム。
  5. 特定サイトの地域特性を分析する地域特性分析システムであって、
    前記特定サイトの来訪者のアクセスログデータを記憶する行動ログ記憶部と、
    前記特定サイトの来訪者の基礎となるベースエリアの統計情報を記憶する統計情報記憶部と、
    前記行動ログ記憶部から前記特定サイトを来訪した来訪者を特定し、前記特定された来訪者のベースエリアについて前記統計情報記憶部を参照して統計情報を取得し、前記来訪者の人数に応じて前記取得した統計情報の利用の割合を演算し、当該利用の割合に応じて前記特定サイトの仮想的な統計データを算出して、前記特定サイトにおける地域特性の分析に利用可能とする分析サーバとを有することを特徴とする地域特性分析システム。
  6. ベースエリアにおける統計情報は、アクセスログデータを提供する端末を特定割合以上保有する年代の情報を用いることを特徴とする請求項5記載の地域特性分析システム。
  7. 分析サーバは、来訪者のベースエリアの統計情報から主成分分析された主成分の因子、パラメータを基に分析対象エリアの主成分の因子、パラメータを算出し、当該因子、パラメータを用いて前記分析対象エリアのクラスター分析を行い、当該クラスター分析結果を特定サイトにおける地域特性のクラスター分析結果とすることを特徴とする請求項5又は6記載の地域特性分析システム。
  8. 特定エリアの地域特性を分析する地域特性分析システムの分析サーバのプログラムであって、
    前記分析サーバを、
    前記特定エリアの来訪者の行動ログデータを記憶する行動ログ記憶部から前記特定エリアを来訪した来訪者を特定する来訪者特定手段と、
    前記特定された来訪者のベースエリアについて前記特定エリアの来訪者の基礎となるベースエリアの統計情報を記憶する統計情報記憶部を参照して統計情報を取得する統計情報取得手段と、
    前記来訪者の人数に応じて前記取得した統計情報の利用の割合を演算し、当該利用の割合に応じて前記特定エリアの仮想的な統計データを算出して、前記特定エリアにおける地域特性の分析に利用可能とする仮想的統計データ算出手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  9. ベースエリアにおける統計情報は、行動ログデータを提供する端末を特定割合以上保有する年代の情報を用いることを特徴とする請求項8記載のプログラム。
  10. 地域特性の分析で、特定エリアと比較される比較対象エリアにおいて、行動ログデータが特定割合以上取得される地域に限定することを特徴とする請求項8又は9記載のプログラム。
  11. 仮想的統計データ算出手段が、来訪者のベースエリアの統計情報から主成分分析された主成分の因子、パラメータを基に分析対象エリアの主成分の因子、パラメータを算出し、当該因子、パラメータを用いて前記分析対象エリアのクラスター分析を行い、当該クラスター分析結果を特定エリアのクラスター分析結果とすることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか記載のプログラム。
  12. 特定サイトの地域特性を分析する地域特性分析システムの分析サーバのプログラムであって、
    前記分析サーバを、
    前記特定サイトの来訪者のアクセスログデータを記憶する行動ログ記憶部から前記特定サイトを来訪した来訪者を特定する来訪者特定手段と、
    前記特定された来訪者のベースエリアについて前記特定サイトの来訪者の基礎となるベースエリアの統計情報を記憶する統計情報記憶部を参照して統計情報を取得する統計情報取得手段と、
    前記来訪者の人数に応じて前記取得した統計情報の利用の割合を演算し、当該利用の割合に応じて前記特定サイトの仮想的な統計データを算出して、前記特定サイトにおける地域特性の分析に利用可能とする仮想的統計データ算出手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  13. ベースエリアにおける統計情報は、アクセスログデータを提供する端末を特定割合以上保有する年代の情報を用いることを特徴とする請求項12記載のプログラム。
  14. 仮想的統計データ算出手段が、来訪者のベースエリアの統計情報から主成分分析された主成分の因子、パラメータを基に分析対象エリアの主成分の因子、パラメータを算出し、当該因子、パラメータを用いて前記分析対象エリアのクラスター分析を行い、当該クラスター分析結果を特定サイトにおける地域特性のクラスター分析結果とすることを特徴とする請求項12又は13記載のプログラム。
JP2018016949A 2017-10-04 2018-02-02 来訪者の地域特性分析システム及びそのプログラム Active JP6943436B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017194065 2017-10-04
JP2017194065 2017-10-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019067352A JP2019067352A (ja) 2019-04-25
JP6943436B2 true JP6943436B2 (ja) 2021-09-29

Family

ID=66339797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018016949A Active JP6943436B2 (ja) 2017-10-04 2018-02-02 来訪者の地域特性分析システム及びそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6943436B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8321249B2 (en) * 2007-01-30 2012-11-27 Google Inc. Determining a demographic attribute value of an online document visited by users
JP5123422B2 (ja) * 2010-12-28 2013-01-23 技研商事インターナショナル株式会社 地域特性を利用したプロファイリングシステム
JP5567540B2 (ja) * 2011-10-28 2014-08-06 株式会社ゼンリンデータコム 流動人口特定システム、流動人口特定方法及び流動人口特定プログラム
JP6359899B2 (ja) * 2013-07-31 2018-07-18 技研商事インターナショナル株式会社 行動ログ分析システム及びそのプログラム
JP6594028B2 (ja) * 2015-05-12 2019-10-23 株式会社駐車場綜合研究所 顧客動向分析システム、顧客動向分析方法、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019067352A (ja) 2019-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10455363B2 (en) Systems and methods for using geo-blocks and geo-fences to discover lookalike mobile devices
JP6785854B2 (ja) パフォーマンスドリブンな動的ジオフェンスベースドなターゲティングについてのシステム及び方法
Yang et al. Nationtelescope: Monitoring and visualizing large-scale collective behavior in lbsns
US11683655B2 (en) Systems and methods for predicting mobile device locations using processed mobile device signals
CN104573042B (zh) Poi信息的确定方法及装置
CN105532030B (zh) 用于分析目标实体的移动的装置、***和方法
KR102121361B1 (ko) 사용자가 위치되는 지리적 위치의 유형을 식별하기 위한 방법 및 디바이스
Tong et al. Locating farmers’ markets with an incorporation of spatio-temporal variation
Happle et al. Context-specific urban occupancy modeling using location-based services data
CN105556554A (zh) 多个设备相关性
US8554788B2 (en) Apparatus and method for analyzing information about floating population
CN111949834A (zh) 选址方法和选址平台
Zhou et al. Understanding the modifiable areal unit problem and identifying appropriate spatial unit in jobs–housing balance and employment self-containment using big data
KR101687494B1 (ko) 소셜 네트워크 위치기반 통합 마케팅 분석 서비스 제공 시스템
Sekar et al. Heterogeneity in time and energy use of watching television
Waddington et al. Open all hours: Spatiotemporal fluctuations in UK grocery store sales and catchment area demand
EP3695349A1 (en) Systems and methods for using geo-blocks and geo-fences to discover lookalike mobile devices
US10959041B1 (en) Traffic analysis of mobile phones partitioned by geohash
JP6943436B2 (ja) 来訪者の地域特性分析システム及びそのプログラム
Yuan et al. Location recommendation algorithm based on temporal and geographical similarity in location-based social networks
Caros et al. The emerging spectrum of flexible work locations: implications for travel demand and carbon emissions
Zhou et al. Commuting versus consumption: The role of core city in a metropolitan area
Zhou et al. Investigating travel flow differences between peak hours with spatial model with endogenous weight matrix using automatic vehicle identification data
Junyoung et al. Spatial Big Data Strategy for Smart Safer City in Connection with Citizen Participation
JP7489652B1 (ja) プログラム、方法、情報処理装置、システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210125

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210125

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6943436

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150