JP6943235B2 - コイル部品 - Google Patents

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Description

この発明は、コイル部品に関するもので、特に、ワイヤを巻回した巻芯部、ならびに巻芯部の互いに逆の端部にそれぞれ設けられた第1鍔部および第2鍔部を有する巻線用コアと、第1鍔部および第2鍔部間に渡された板状コアとを備える、コイル部品に関するものである。
この発明にとって興味ある技術として、たとえば特開2014−99587号公報(特許文献1)に記載されたものがある。図6は、特許文献1の図2(a)に基づいて作成したもので、コイル部品1における巻線用コア2の第1鍔部3と板状コア4とが図示されている。
巻線用コア2は、ワイヤを巻回した巻芯部と巻芯部の各端部にそれぞれ設けられた第1鍔部および第2鍔部とを有している。図6では、第1鍔部および第2鍔部のうち、第1鍔部3が図示されているが、巻芯部および第2鍔部は第1鍔部3に隠されて図示されていない。板状コア4は、巻線用コア2の巻芯部ならびに第1鍔部3および図示されない第2鍔部に対向する主面5を有し、第1鍔部3および第2鍔部間に渡された状態で巻線用コア2に対して接着剤6を介して固定されている。第1鍔部3は、板状コア4の主面5に対向する天面7を有する。第2鍔部も同様の天面を有する。
特許文献1では、少ない接着剤6であるにも関わらず、巻線用コア2と板状コア4との間で高い接着強度を得ることができる構造が提案されている。図示された第1鍔部3について、より具体的に説明すると、第1鍔部3の天面7において、最も高く位置する平坦面8が中央部9に形成されており、そして、平坦面8から各端部に向かってより低くなるような勾配面10および11が形成されている。これら平坦面8ならびに勾配面10および11は、それぞれ、平面によって与えられる。
その結果、第1鍔部3の天面7と板状コア4の主面5とが、天面7の中央部9の平坦面8において接着剤6を介さずに直接接触するとともに、天面7の端部から天面7の中央部に向かって次第に狭くなる隙間を介して対向するようにされ、上記隙間に接着剤6が配置される。
特許文献1に記載の技術によれば、上記隙間における天面7の平坦面8の近傍の中央部側で毛細管現象を起こすことができるので、第1鍔部3と板状コア4との間を必要最小限の接着剤6によって充填することができる。したがって、巻線用コア2と板状コア4との間で、比較的少ない接着剤6で比較的高い接着強度を得ることができるとされている。
特開2014−99587号公報
特許文献1に記載の技術は、巻線用コア2と板状コア4との間での接着強度に着目したものであるが、巻線用コア2自体の機械的強度については特に考慮されていない。
巻線用コア2および板状コア4は、通常、磁性材料粉末の加圧成形体を焼成することによって得られた焼結体から構成される。一方、本発明者は、コイル部品1の電気的特性の向上のためには、コイルの内磁路を犠牲にしてでも巻回されるワイヤの周長をより短くして巻芯部に巻回されるワイヤのターン数をより増やした方が良いことを見出した。そのため、巻芯部を細くするといった方法を採用することが考えられる。
しかしながら、巻線用コア2および板状コア4が、上述のような磁性材料粉末の焼結体から構成されるとき、コイル部品1の小型化が進むほど、巻線用コア2の機械的強度の低下が問題となってくる。機械的強度の低下による折損が、細くされた巻芯部において生じやすくなることがわかった。特に、巻芯部における鍔部との連結部分において、折損が生じやすいことがわかった。
そこで、この発明の目的は、巻線用コアの機械的強度が十分に確保されたコイル部品を提供しようとすることである。
この発明は、巻芯部ならびに巻芯部の軸線方向における互いに逆の端部にそれぞれ設けられた第1鍔部および第2鍔部を有する、巻線用コアと、巻芯部、第1鍔部および第2鍔部に対向する主面を有し、第1鍔部および第2鍔部間に渡された状態で巻線用コアに対して接着剤を介して固定されている、板状コアと、巻芯部に巻回された、少なくとも1本のワイヤと、を備える、コイル部品に向けられるものであって、上述した技術的課題を解決するため、次のような構成を備えることを特徴としている。
第1鍔部および第2鍔部の各々は、板状コアの上記主面に対向する天面を有していて、第1鍔部および第2鍔部の少なくとも一方の天面には、巻芯部の軸線方向に直交する方向での中央部であって、巻芯部が位置する側に片寄った位置に底を有する凹部が設けられ、上記天面における凹部が設けられた部分と板状コアの主面とが対向する領域の一部において、***が設けられている
この発明によれば、第1鍔部および第2鍔部の少なくとも一方の天面に凹部が設けられていることにより、巻線用コアの機械的強度、特に、巻芯部における鍔部との連結部分における機械的強度が向上することがわかった。したがって、巻線用コアの機械的強度を十分に確保しながら、コイル部品の小型化、あるいは、巻芯部の細径化を有利に進めることができる。
この発明の第1の実施形態によるコイル部品21の外観を示す斜視図である。 図1に示したコイル部品21に備える巻線用コア23を単独で示す斜視図である。 図2に示した巻線用コア23を示す、図2の線III−IIIに沿う断面図である。 図1に示したコイル部品21に備える巻線用コア23と板状コア26との組み合わせ状態を示す、図1の線IV−IVに沿う断面図である。 この発明の第2の実施形態によるコイル部品21aに備える巻線用コア23aと板状コア26aとの組み合わせ状態を示す、図4に対応する断面図である。 特許文献1に記載されたコイル部品1の側面図であり、巻線用コア2の第1鍔部3と板状コア4とを示している。
図1ないし図4を参照して、この発明の第1の実施形態によるコイル部品21について説明する。図示したコイル部品21は、たとえばコモンモードチョークコイルを構成するものである。
コイル部品21は、巻芯部22を有する巻線用コア23を備える。巻線用コア23は、巻芯部22の軸線方向における互いに逆の端部にそれぞれ設けられた第1鍔部24および第2鍔部25を備える。
コイル部品21は、板状コア26をさらに備える。板状コア26は、巻線用コア23における巻芯部22、第1鍔部24および第2鍔部25に対向する主面27を有し、第1鍔部24および第2鍔部25間に渡された状態で巻線用コア23に対して接着剤28(図4参照)を介して固定されている。たとえば、接着剤28は、板状コア26と第1鍔部24および第2鍔部25の各々との間に付与される。接着剤28としては、たとえば、熱硬化型エポキシ樹脂からなるものが用いられ、150℃で10分間ホットプレスすることによって、板状コア26と巻線用コア23との固定が達成される。
第1鍔部24は、板状コア26の上記主面27に対向する天面29Aを有している。第2鍔部25は、板状コア26の上記主面27に対向する天面29Bを有している。また、第1鍔部24および第2鍔部25は、それぞれ、巻芯部22側に向きかつ巻芯部22の各端部を位置させる内側端面30Aおよび30Bと、内側端面30Aおよび30Bの反対側の外側に向く外側端面31Aおよび31Bと、を有している。また、第1鍔部24および第2鍔部25は、それぞれ、内側端面30Aおよび30Bと外側端面31Aおよび31Bとを連結し、かつ互いに逆方向に向く第1側面32Aおよび32Bおよび第2側面33Aおよび33Bを有している。さらに、第1鍔部24および第2鍔部25は、それぞれ、上述した天面29Aおよび29Bの反対側の底面34Aおよび34Bを有している。天面29Aおよび底面34Aは、内側端面30Aと外側端面31Aとを連結するとともに、第1側面32Aと第2側面33Aとを連結している。同様に、天面29Bおよび底面34Bは、内側端面30Bと外側端面31Bとを連結するとともに、第1側面32Bと第2側面33Bとを連結している。底面34Aおよび34Bは、コイル部品21の実装時において実装基板側に向けられる。
なお、図示の実施形態では、内側端面30Aおよび30Bは、それぞれ、外側端面31Aおよび31Bと平行であるが、内側端面30Aおよび30Bは、それぞれ、外側端面31Aおよび31Bに対して非平行であってもよい。
巻芯部22は、たとえば、四角形またはほぼ四角形の断面形状を有する実質的に四角柱形状をなしている。しかし、巻芯部22は、これに限定されるわけではなく、三角柱形状、五角柱形状、六角柱形状その他の多角柱形状、円柱形状であってもよい。
巻線用コア23は、一例として、次のような寸法とされる。第1鍔部24の外側端面31Aおよび第2鍔部25の外側端面31B間の長さが約3.2mm、第1鍔部24の第1側面32Aおよび第2側面33A間の長さならびに第2鍔部25の第1側面32Bおよび第2側面33B間の長さが約2.5mm、巻芯部22の断面寸法が縦約0.7mm、横約1.0mmとされる。また、板状コア26の主面27の寸法は、上述の巻線用コア23の約3.2mm×約2.5mmの寸法に対応する約3.2mm×約2.5mmの寸法を有し、板状コア26の厚みは約0.7mmとされる。
図1に示すように、第1鍔部24の底面34Aおよびその近傍には、第1端子電極35および第2端子電極36が設けられる。なお、第2端子電極36は、図1では板状コア26および巻芯部22に隠されて図示されないが、説明の便宜上、「36」の参照符号を付すことにする。第2鍔部25の底面34Bおよびその近傍には、第3端子電極37および第4端子電極38が設けられる。第1端子電極35および第2端子電極36は、第1鍔部24の底面34A側に設けられた切欠き39を介して互いに離隔されている。第3端子電極37および第4端子電極38は、第2鍔部25の底面34B側に設けられた切欠き40を介して互いに離隔されている。
第1〜第4端子電極35〜38は、たとえば、銀を導電成分とする導電性ペーストを塗布し、焼き付けることによって形成されたり、ニッケル・クロムおよびニッケル・銅をスパッタリングすることによって形成されたりする。また、必要に応じて、さらに、めっき膜が形成されてもよい。めっき膜は、たとえばCuめっき層、その上のNiめっき層およびその上のSnめっき層から構成される。
なお、第1〜第4端子電極35〜38は、図1に示したように、第1鍔部24および第2鍔部25の各々の底面34Aおよび34Bから各々の外側端面31Aおよび31B、内側端面30Aおよび30Bならびに第1側面32Aおよび32Bまたは第2側面33Aまたは33Bの各一部にまで延びるように形成されたが、底面34Aおよび34Bにのみ形成されても、外側端面31Aおよび31Bにのみ形成されてもよく、さらには、板状コア26にまで届くように形成されてもよい。また、第1〜第4端子電極35〜38は、導電性金属からなる端子金具を第1鍔部24および第2鍔部25に取り付けることによって設けられてもよい。
巻芯部22には、図1に省略的に図示するように、たとえば、第1ワイヤ41および第2ワイヤ42が同方向に螺旋状に巻回される。第1ワイヤ41および第2ワイヤ42は、たとえば、ポリウレタン、イミド変性ポリウレタン、ポリエステルイミド、ポリアミドイミドなどの電気絶縁性樹脂で被覆された、0.020mm以上かつ0.080mm以下の線径を有する銅線からなる。第1ワイヤ41および第2ワイヤ42は、必要に応じて多層巻きとされてもよい。図1では、第1ワイヤ41の第1端が第1端子電極35に接続されている状態が図示されている。図示しないが、同様に、第1ワイヤ41の第1端とは逆の第2端は第3端子電極37に接続され、第2ワイヤ42の第1端は第2端子電極36に接続され、第2ワイヤ42の第1端とは逆の第2端は第4端子電極38に接続される。これら第1〜第4端子電極35〜38と第1ワイヤ41および第2ワイヤ42との接続には、たとえば熱圧着が適用される。
巻線用コア23および板状コア26は、たとえばNiZnフェライトのような磁性材料粉末を含み、両者は協働して閉磁路を形成する。巻線用コア23および板状コア26は、通常、磁性材料粉末を加圧成形することによって得られた成形体を焼成することによって製造される焼結体からなる。なお、巻線用コア23および板状コア26は、磁性材料粉末の焼結体からなるものに限定されるわけではなく、たとえば磁性材料粉末を含む樹脂を硬化させたもの、磁性材料粉末を圧縮成形したもの(非焼結体)であってもよい。
次に、コイル部品21における特徴的構成について説明する。
第1鍔部24の天面29Aおよび第2鍔部25の天面29Bに注目すると、図2ないし図4によく示されているように、そこには、それぞれ、凹部43Aおよび凹部43Bが設けられている。凹部43Aおよび凹部43Bは、それぞれ、天面29Aおよび天面29Bにおける、巻芯部22の軸線方向に直交する方向での中央部であって、巻芯部22が位置する側に片寄った位置に底を有している。なお、図2および図3では、凹部43Aおよび凹部43Bのような凹凸形状や湾曲形状を、等高線のような補助線を加えることによって強調して示している。このように、凹部43Aおよび凹部43Bが天面29Aおよび天面29Bにそれぞれ設けられることによって、理由は明らかではないが、巻線用コア23の機械的強度、特に、巻芯部22における第1鍔部24および第2鍔部25との連結部分の機械的強度を高め得ることがわかった。
したがって、上記のような特徴的構成は、巻芯部22の細いコイル部品21に対して、より具体的には、巻芯部22の軸線に直交する面に沿う断面積に関して、(巻芯部22の断面積)/(第1鍔部24および第2鍔部25のいずれか一方の断面積)の比率が0.14以上かつ0.25以下である、コイル部品21に対して、有利に適用され得る。
凹部43Aおよび凹部43Bの深さは、前述の例示した寸法を有する巻線用コア23において、10μm程度である。
凹部43Aおよび凹部43Bは、それぞれ、好ましくは、天面29Aおよび天面29Bの各一部に設けられ、かつ天面29Aおよび天面29Bにおける、巻芯部22の軸線方向に直交する方向での中央部に位置している。凹部43Aおよび凹部43Bは、それぞれ、天面29Aおよび天面29Bの全域にわたって設けられてもよいが、上記のように、天面29Aおよび天面29Bの各一部に設けられることにより、天面29Aおよび天面29Bと板状コア26の主面27とが直接または接着剤28を介して接触する面積を十分に確保することができる。また、凹部43Aおよび凹部43Bを、天面29Aおよび天面29Bにおける、巻芯部22の軸線方向に直交する方向での中央部に位置させることにより、強度を効果的に向上させることができる。これらのことは、インダクタンス値の向上にも寄与する。なお、本明細書において巻芯部の軸線方向に直交する方向での中央部とは、天面29Aまたは天面29Bにおける巻芯部22の延長領域上にあることを意味する。
凹部43Aおよび凹部43Bは、凹部43Aについて図4に示すように、断面が直線状の内周面によって規定される形状を有していても、断面が湾曲した内周面によって規定される形状であってもよい。さらに、凹部43Aおよび凹部43Bは、断面が矩形状の内周面によって規定される形状であっても、断面が台形状の内周面によって規定される形状であってもよい。
この実施形態では、天面29Aおよび天面29Bにおける凹部43Aおよび凹部43Bが設けられた領域の一部には、***44Aおよび***44Bがそれぞれ設けられている。凹部43Aおよび凹部43Bの形成により、磁路となる板状コア26と天面29Aおよび天面29Bとの間にエアギャップができる。このため、特に高周波の信号に対して発生する磁路は最短距離を回ろうとするので、インダクタンス値が低下し、また、エアギャップの深さおよび/または広さのばらつきにより、インダクタンス値のばらつきも大きくなる傾向がある。これに対して、凹部43Aおよび凹部43B内に***44Aおよび***44Bをそれぞれ設けることにより、磁束の周回経路のうち、より内側の経路で閉磁路を形成することができるので、高周波でのインダクタンス値をより高くすることができる。つまり、この実施形態によれば、機械的強度向上と電気的特性向上との両方を達成することができる。
さらに、この実施形態では、電気的特性向上に寄与し得る、以下のような特徴をも有している。
まず、***44Aの頂部45Aおよび***44Bの頂部45Bは、板状コア26の主面27に直接または接着剤28を介して接触している。図4には、***44Aの頂部45Aが、板状コア26の主面27に接着剤28を介して接触している状態が示されている。なお、図4および後述する図5では、第1鍔部24と板状コア26との間隔を実際のものより誇張して示している。このように、***44Aの頂部45Aおよび***44Bの頂部45Bが、板状コア26の主面27に接着剤28を介して、または直接接触することにより、巻線用コア23および板状コア26の作製プロセスによって生じ得る巻線用コア23および板状コア26の表面状態のばらつきに関わらず、***44Aおよび***44Bを通って磁路を確実かつ安定的に形成することができる。
また、図2に示されるように、***44Aの頂部45Aおよび***44Bの頂部45Bは、それぞれ、天面29Aおよび天面29Bにおける、巻芯部22の軸線方向に直交する方向での中央部であって、巻芯部22が位置する側に片寄って位置している。この構成によれば、巻線用コア23および板状コア26の作製プロセスによって生じ得る巻線用コア23および板状コア26の表面状態のばらつきに関わらず、***44Aおよび***44Bの板状コア26に対する接触位置を、巻線用コア23の第1鍔部24および第2鍔部25の内側中央に安定して位置させることができる。したがって、より短い磁路を安定して形成することができ、たとえばフェライトからなる巻線用コア23および板状コア26の従来よりも高周波の帯域または透磁率が低下する周波数において、インダクタンス値のばらつきを抑えつつ、インダクタンス値を高く保つことができる。
また、板状コア26の主面27の延びる方向であって、巻芯部22の軸線方向に直交する方向に測定した寸法を幅方向寸法としたとき、***44Aについて図4に示すように、***44Aおよび***44Bの幅方向寸法W1は、巻芯部22の幅方向寸法W2以上である。この構成によっても、磁路がより安定し、より高いインダクタンス値をより小さいばらつきで得ることができる。
なお、凹部43Aおよび凹部43Bの輪郭は明確に現れないことが多いが、凹部43Aおよび凹部43Bの幅方向寸法は、当然、第1鍔部24および第2鍔部25の幅方向寸法以下である。他方、凹部43Aおよび凹部43Bの幅方向寸法の下限は、概ね、巻芯部22の幅方向寸法W2に相当する寸法とされることが好ましい。***44Aおよび***44Bが設けられる場合には、凹部43Aおよび凹部43Bの幅方向寸法は、***44Aおよび***44Bの幅方向寸法W1を超える寸法とされる。なお、寸法は、たとえば、レーザー顕微鏡を用いて測定し、測定点数は任意の箇所5点とし、それらの平均値を算出した。
また、***44Aについて図4に示すように、***44Aおよび***44Bの高さは、凹部43Aおよび凹部43Bを除く天面29Aおよび天面29Bの高さと同じか、当該高さよりわずかに高くされると良い。言い換えると、***44Aおよび***44Bの高さは、凹部43Aおよび凹部43Bを除く天面29Aおよび天面29Bが板状コア26の主面27に接するか否かに関わらず、***44Aおよび***44Bが板状コア26の主面27に接することができるようにすると良い。この構成によっても、磁路がより安定し、より高いインダクタンス値をより小さいばらつきで得ることができる。
なお、***44Aの高さおよび***44Bの高さとは、それぞれ、底面34Aから***44Aの最頂部までの長さおよび底面34Bから***44Bの最頂部までの長さを指し、図4に示す***44Aの高さであれば、D1で示される部分の長さを言う。また、天面29Aの高さおよび天面29Bの高さとは、それぞれ、底面34Aから***44Aを除く天面29Aの最頂部までの長さおよび底面34Bから***44Bを除く天面29Bの最頂部までの長さを指し、図4に示す天面29Aであれば、D2で示される部分の長さを言う。
また、図2からわかるように、第1鍔部24および第2鍔部25が形成する複数の稜線部分のうち、天面29Aおよび天面29Bにおける巻芯部22が位置する側に延びる稜線部分46および47には面取り形状が付与されず、その断面形状は、他の稜線部分の断面形状に比べて、より角張っている。この構成によれば、稜線部分46および47に面取り形状が付与されている場合に比べて、磁束の周回経路のうち、より内側の経路で閉磁路を形成することができるので、高周波でのインダクタンス値をより高くすることができる。
他方、図2に示すように、第1鍔部24および第2鍔部25が形成する上記稜線部分46および47以外の複数の稜線部分では、面取り形状が付与され、上記稜線部分46および47に比べて、角が取れ、より丸まっている。この実施形態では、稜線部分46および47を除く稜線部分に付与される面取り形状は、たとえば、磁性材料粉末を加圧成形する際に用いられる金型に面取り形状に対応する形状を付与するようにされ、成形された段階で必要な面取り形状を持つようにされる。なお、誤解を避けるために付言するに、稜線部分46および47を除く稜線部分に面取り形状を付与した後に、たとえばバリ取りのために巻線用コア23全体をバレル研磨により研磨することを妨げるものではない。
なお、図1および図2以外の図面では、第1鍔部24および第2鍔部25が形成する上記稜線部分46および47以外の複数の稜線部分における面取り形状の図示が省略されている。
次に、図5を参照して、この発明の第2の実施形態によるコイル部品21aについて説明する。図5は、巻線用コア23aと板状コア26aとの組み合わせ状態を示す、図4に対応する断面図である。図5において、図4に示す要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明を省略する。
第2の実施形態の特徴とするところは、板状コア26a側に***48Aが設けられていることである。すなわち、図5に図示された第1鍔部24側の構成について説明すると、第1鍔部24の天面29Aにおける凹部43Aが設けられた部分と板状コア26aの主面27とが対向する領域の一部において、板状コア26aの主面27には、***48Aが設けられている。
この***48Aは、前述した***44Aおよび***44Bの場合と同様の作用効果を奏する。より具体的には、凹部43A内に***48Aを位置させることにより、磁路が安定し、そのため、高いインダクタンス値を小さいばらつきで得ることができる。
また、第2の実施形態においても、第1の実施形態の場合と同様の趣旨の好ましい構成が採用されている。
まず、***48Aの頂部49Aは、天面29Aにおける凹部43Aが設けられた部分に直接または接着剤28を介して接触している。これにより、***48Aを通って磁路を確実かつ安定的に形成することができる。
また、***48Aの頂部49Aは、板状コア26aの主面27における、巻芯部22の軸線方向に直交する方向での中央部に位置しており、図5では明確に図示されないが、巻芯部22が位置する側に片寄って位置している。この構成によれば、***48Aの第1鍔部24に対する接触位置を、第1鍔部24の内側中央に安定して位置させることができる。したがって、より短い磁路を安定して形成することができ、たとえばフェライトからなる巻線用コア23aおよび板状コア26aの従来よりも高周波の帯域または透磁率が低下する周波数において、インダクタンス値のばらつきを抑えつつ、インダクタンス値を高く保つことができる。
また、板状コア26aの主面27の延びる方向であって、巻芯部22の軸線方向に直交する方向に測定した寸法を幅方向寸法としたとき、***48Aの幅方向寸法W1は、巻芯部22の幅方向寸法W2以上である。この構成によっても、磁路がより安定し、より高いインダクタンス値をより小さいばらつきで得ることができる。
また、***48Aの高さは、凹部43Aの深さと同じか、当該深さよりわずかに高くされると良い。言い換えると、***48Aの高さは、凹部43Aを除く天面29Aが板状コア26aの主面27に接するか否かに関わらず、***48Aが天面29Aにおける凹部43Aが設けられた部分に接することができるようにすると良い。この構成によっても、磁路がより安定し、より高いインダクタンス値をより小さいばらつきで得ることができる。
なお、***48Aの高さとは、主面27の最低部から***48Aの最頂部までの長さを指し、図5に示す***48Aであれば、D3で示される部分の長さを言う。また、凹部43Aの深さとは、凹部43Aの底から***48Aを除く天面29Aの最頂部までの長さを指し、図5に示す凹部43Aであれば、D4で示される部分の長さを言う。
上述では、第1鍔部24側の構成について説明したが、図5には図示されない第2鍔部25側についても、第1鍔部24側の構成と実質的に同様である。なお、以下の説明の便宜上、第2鍔部25側に位置する、図示されない***およびその頂部については、それぞれ、「48」および「49」の参照符号を付すことにする。
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他種々の変形例が可能である。
たとえば、図示した実施形態では、第1鍔部24側の形状と第2鍔部25側の形状とが対称形状となっていたが、非対称形状となっていてもよい。また、第1鍔部24側の構成と第2鍔部25側の構成とが非対称であってもよい。すなわち、***44Aおよび44Bまたは***48Aおよび48Bが設けられるのは、第1鍔部24および第2鍔部25の一方側のみであっても、さらには、***44Aおよび44Bまたは***48Aおよび48Bをも含めて凹部43Aおよび43Bが設けられるのは、第1鍔部24および第2鍔部25の一方側のみであってもよい。
また、***44Aおよび44Bならびに***48Aおよび48Bは、その頂部45Aおよび45Bならびに頂部49Aおよび49Bにおいて膨らんだ形状または凹んだ形状を有していてもよい。
また、凹部43Aおよび43B内に設けられる***44Aおよび44Bと板状コア26aに設けられる***48Aおよび48Bとが1つのコイル部品において併存していてもよい。この場合、第1鍔部24側において、凹部43A内に***44Aが設けられ、第2鍔部25側において、板状コア26aに図示されない***48Bが設けられるというように、第1鍔部24と第2鍔部25とで分担されても、あるいは、第1鍔部24および第2鍔部25の各々一方に、凹部43Aまたは43B内に設けられる***44Aまたは44Bと板状コア26aに設けられる***48Aまたは48Bとの双方が存在していてもよい。後者の場合、凹部43Aまたは43B内に設けられる***44Aまたは44Bの頂部45Aまたは45Bと板状コア26aに設けられる***48Aまたは48Bの頂部49Aまたは49Bとが同一線上で対向するように配置されても、互いに異なる位置にずれて配置されてもよい。
また、上述の実施形態では、コイル部品21または21aはコモンモードチョークコイルを構成するものであったが、単一のコイルを構成するものであってもよく、その他トランスやバランなどを構成するものであってもよい。したがって、ワイヤの数は、1本でも、3本以上であってもよく、それに応じて、各鍔部に設けられる端子電極の数も変更され得る。
また、この発明に係るコイル部品を構成するにあたり、この明細書に記載された異なる実施形態間において、構成の部分的な置換または組み合わせが可能である。
21,21a コイル部品
22 巻芯部
23,23a 巻線用コア
24,25 鍔部
26,26a 板状コア
27 主面
28 接着剤
29A,29B 天面
41,42 ワイヤ
43A,43B 凹部
44A,44B,48A ***
45A,45B,49A 頂部
46,47 稜線部分
W1,W2 幅方向寸法

Claims (16)

  1. 巻芯部ならびに前記巻芯部の軸線方向における互いに逆の端部にそれぞれ設けられた第1鍔部および第2鍔部を有する、巻線用コアと、
    前記巻芯部、前記第1鍔部および前記第2鍔部に対向する主面を有し、前記第1鍔部および前記第2鍔部間に渡された状態で前記巻線用コアに対して接着剤を介して固定されている、板状コアと、
    前記巻芯部に巻回された、少なくとも1本のワイヤと、
    を備え、
    前記第1鍔部および前記第2鍔部の各々は、前記板状コアの前記主面に対向する天面を有し、
    前記第1鍔部および前記第2鍔部の少なくとも一方の前記天面には、前記巻芯部の軸線方向に直交する方向での中央部であって、前記巻芯部が位置する側に片寄った位置に底を有する凹部が設けられ、
    前記天面における前記凹部が設けられた部分と前記板状コアの前記主面とが対向する領域の一部において、***が設けられている、
    コイル部品。
  2. 前記凹部は、前記第1鍔部および前記第2鍔部の双方の前記天面に設けられている、請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記凹部は、前記天面における、前記巻芯部の軸線方向に直交する方向での中央部であって、前記巻芯部が位置する側に片寄って位置している、請求項1または2に記載のコイル部品。
  4. 前記***は、前記天面における前記凹部に設けられている第1***を含む、請求項1ないし3のいずれかに記載のコイル部品。
  5. 前記第1***は、前記板状コアの前記主面に直接または前記接着剤を介して接触する頂部を有する、請求項に記載のコイル部品。
  6. 前記第1***の前記頂部は、前記天面における、前記巻芯部の軸線方向に直交する方向での中央部であって、前記巻芯部が位置する側に片寄って位置している、請求項に記載のコイル部品。
  7. 前記板状コアの前記主面の延びる方向であって、前記巻芯部の軸線方向に直交する方向に測定した寸法を幅方向寸法としたとき、前記第1***の幅方向寸法は、前記巻芯部の幅方向寸法以上である、請求項ないしのいずれかに記載のコイル部品。
  8. 前記第1***の高さは、前記***を除く前記天面の高さ以上である、請求項ないしのいずれかに記載のコイル部品。
  9. 前記***は、前記板状コアの前記主面に設けられている第2***を含む、請求項ないしのいずれかに記載のコイル部品。
  10. 前記第2***は、前記天面における前記凹部が設けられた部分に直接または前記接着剤を介して接触する頂部を有する、請求項に記載のコイル部品。
  11. 前記第2***の前記頂部は、前記板状コアの前記主面における、前記巻芯部の軸線方向に直交する方向での中央部であって、前記凹部が設けられた部分と前記板状コアの前記主面とが対向する領域における前記巻芯部が位置する側に片寄って位置している、請求項10に記載のコイル部品。
  12. 前記板状コアの前記主面の延びる方向であって、前記巻芯部の軸線方向に直交する方向に測定した寸法を幅方向寸法としたとき、前記第2***の幅方向寸法は、前記巻芯部の幅方向寸法以上である、請求項ないし11のいずれかに記載のコイル部品。
  13. 前記第2***の高さは、前記凹部の深さ以上である、請求項ないし12のいずれかに記載のコイル部品。
  14. 前記巻芯部の軸線に直交する面に沿う断面積に関して、(前記巻芯部の断面積)/(前記第1鍔部および前記第2鍔部のいずれか一方の断面積)の比率は0.14以上かつ0.25以下である、請求項1ないし13のいずれかに記載のコイル部品。
  15. 前記第1鍔部および前記第2鍔部が形成する複数の稜線部分のうち、前記天面における前記巻芯部が位置する側に延びる稜線部分の断面形状は、他の稜線部分の断面形状に比べて、より角張っている、請求項1ないし14のいずれかに記載のコイル部品。
  16. 前記巻線用コアおよび前記板状コアは、磁性材料粉末の焼結体からなる、請求項1ないし15のいずれかに記載のコイル部品。
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