JP6942456B2 - 通信装置、通信システム、通信方法、通信プログラム及び記録媒体 - Google Patents

通信装置、通信システム、通信方法、通信プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、通信装置、通信システム、通信方法、通信プログラム及び記録媒体に関する。
近年、例えば走行中の自動車同士が各種データの送受信を行う車車間通信が一般化されつつある。例えば、特許文献1には、複数の車両の各々に設けられた車載装置間で電磁波を用いた通信を行う通信システムが開示されている。
特開2016-24591号公報
例えば車車間通信によって多数の車両間で通信を行う場合、通信データ量の増大に伴って通信トラフィックが増大することが予想される。これによって、例えば送受信に多くの時間を要する場合や、送受信が完了する前に相手の車両との距離が大きくなって通信が遮断される場合が一例として挙げられる。車車間通信のような移動体間の無線通信においては、短時間で確実な情報の伝達すなわちデータの送受信が行われることが好ましい。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、必要な情報が少ないデータ量のデータで送受信され、高効率な通信を行うことが可能な通信装置、通信システム、通信方法、通信プログラム及び記録媒体を提供することを課題の1つとしている。
請求項1に記載の発明は、1の移動体が備える通信装置であって、他の移動体から送信される事象に関する情報である事象情報及び他の移動体からの事象情報の送信時における他の移動体に対する事象の相対位置を示す相対位置情報を受信する通信部と、相対位置情報と通信部が相対位置情報を受信した時の1の移動体の位置を示す受信位置情報とに基づいて、事象の絶対位置を算出する事象位置算出部と、を有することを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、移動体が備える通信装置であって、事象に関する事象情報を記憶する記憶部と、移動体に対する事象の相対位置を算出し、相対位置情報を生成する事象位置算出部と、相対位置情報を外部に送信する通信部と、を有することを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、1の移動体が備える受信装置及び他の移動体が備える送信装置からなる通信システムであって、送信装置は、事象に関する情報である事象情報を記憶する記憶部と、他の移動体に対する事象の相対位置を算出し、相対位置情報を生成する事象位置算出部と、相対位置情報を外部に送信する通信部と、を有し、受信装置は、他の移動体から送信される事象情報及び他の移動体からの事象情報の送信時における他の移動体に対する事象の相対位置を示す相対位置情報を受信する通信部と、相対位置情報と通信部が相対位置情報を受信した際の1の移動体の位置を示す受信位置情報とに基づいて、事象の絶対位置を算出する事象位置算出部と、を備えることを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、他の移動体から送信される事象情報及び他の移動体からの事象情報の送信時における他の移動体に対する事象の相対位置を示す相対位置情報を受信するステップと、相対位置情報と通信部が相対位置情報を受信した際の1の移動体の位置を示す受信位置情報とに基づいて、事象の絶対位置を算出するステップと、を有することを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、1の移動体が備える通信装置を、他の移動体から送信される事象情報及び他の移動体からの事象情報の送信時における他の移動体に対する事象の相対位置を示す相対位置情報を受信する通信部と、相対位置情報と通信部が相対位置情報を受信した際の1の移動体の位置を示す受信位置情報とに基づいて、事象の絶対位置を算出する事象位置算出部と、して機能させることを特徴としている。
請求項12に記載の発明は、1の移動体が備える通信装置を、他の移動体から送信される事象情報及び他の移動体からの事象情報の送信時における他の移動体に対する事象の相対位置を示す相対位置情報を受信する通信部と、相対位置情報と通信部が相対位置情報を受信した際の1の移動体の位置を示す受信位置情報とに基づいて、事象の絶対位置を算出する事象位置算出部と、して機能させる通信プログラムが記録されていることを特徴としている。
実施例1に係る通信システムの構成を示すブロック図である。 実施例1に係る送信装置における事象情報の収集フローを示す図である。 実施例1に係る送信装置における事象情報の送信フローを示す図である。 実施例1に係る受信装置における事象情報の受信処理フローを示す図である。 実施例1に係る通信システムが搭載された車両の道路上の配置例を示す図である。 実施例1に係る受信装置が受信する搬送波の電界強度変化を示す図である。 実施例1に係る通信システムが送受信する信号に含まれるデータ例を示す図である。
以下に本発明の実施例について詳細に説明する。
図1は、実施例1に係る通信装置10及び20の構成を示すブロック図である。通信装置10及び20は、それぞれが別の移動体VE1(他の移動体)及びVE2(1の移動体)に搭載され、互いに近距離無線通信を行う通信システムCSを構成する。本実施例においては、通信装置20は、通信装置10とは異なる他の通信装置(他の移動体VE0)とも通信を行う。なお、通信装置10及び20は、さらに他の通信装置との通信を行ってもよい。
本実施例においては、通信装置10が保持する事象情報を示す事象信号S1を通信装置20が受信する場合について説明する。以下においては、通信装置10を送信装置と称し、通信装置20を受信装置と称する。また、本実施例においては、送信装置10が車両VE1に搭載され、受信装置20が車両VE2に搭載される場合について説明する。以下においては、送信装置10が搭載された車両VE1を送信車と称し、受信装置20が搭載された車両VE2を受信車と称する場合がある。また、他の移動体VE0を他車両と称する場合がある。
まず、送信装置10は、事象検出装置DEから事象情報を取得し、これをデータ化して事象信号S1を生成する。送信装置10は、事象信号S1を外部(本実施例においては受信装置10)に送信する。本実施例においては、事象検出装置DEは、カメラ及びレーダを含み、カメラ及びレーダからの検知情報に基づいて事象の内容及び位置(緯度及び経度情報)を検出する。例えば、当該カメラ及びレーダは送信車VE2の前方及び側方の所定範囲を撮像範囲及び検知範囲とし、事象検出装置DEは例えば対向車線に起きた事象を検出することができる。
なお、本明細書において、「事象」とは、自動車などの車両の場合、例えば事故、渋滞、車線規制及び歩行者の存在など、送信車VE1の周辺に起きており送信車VE1に記憶された種々の状況をいう。
送信装置10は、近距離無線通信によって受信車VE2(1の移動体)の受信装置20などの外部の通信装置との通信を行う通信部11を有する。通信部11は、無線通信規格に準拠した無線通信装置である。通信部11は、例えば、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信規格に準拠した無線通信装置である。
送信装置10は、送信車VE1の位置を測位する測位部12を有する。測位部12は、例えばGPS(Global Positioning System)受信部を有し、これによって送信装置10の座標(緯度及び経度)を算出する。
送信装置10は、各種の情報を記憶する記憶部13を有する。本実施例においては、記憶部13は、事象に関する情報である事象情報を記憶する。記憶部13は、例えば演算処理において発生するデータを記憶するハードディスク、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、RAM(Random Access Memory)などを含む。また、送信装置10は、各種処理情報を表示する表示部14を有する。
なお、通信部11は、記憶部13に記憶された事象情報を外部に送信する。本実施例においては、記憶部13には、事象情報と事象の存在位置を示す事象位置情報が記憶されている。
また、送信装置10は、事象検出装置DEによって検出された事象に関する情報を取得して各種処理を行う事象内容処理部15及び事象位置算出部16を有する。事象内容処理部15は、取得した事象の内容を分類して記憶部13に供給する。
事象位置算出部16は、検出された事象の位置情報と、測位部12によって測位された送信車VE1の位置情報とに基づいて、送信装置10に対する事象の相対位置を算出する。事象位置算出部16が算出する相対位置は、例えば、送信車VE1に対する事象の相対位置を示す緯度及び経度の差分、相対方位及び相対距離などである。
信号処理部17は、記憶部13に記憶されている事象情報と、事象位置算出部16によって算出された送信車VE1に対する事象の相対位置とをデータ化し、事象信号S1を生成する。通信部11は、事象信号S1を外部に送信する。また、表示部14は、例えば事象検出装置DEによって検出された事象の内容及び位置を表示する。
なお、送信装置10は、通信部11、測位部12、記憶部13、表示部14、事象内容処理部15、事象位置算出部16及び信号処理部17の各種処理動作を制御する処理制御部18を有する。処理制御部18は、例えばCPU(Central Processing Unit)を含む。
なお、事象内容処理部15は、例えば定期的に事象の送信車VE1からの相対位置を算出し、算出された相対位置を示す相対位置情報を信号処理部17に供給する。信号処理部17は、相対位置情報を取得した際には、当該相対位置情報を用いて事象信号S1を生成する。通信部11は信号処理部17が事象信号S1を生成した際には事象信号S1を外部に発信する。
次に、受信装置20について説明する。受信装置20は、送信車VE1(他の移動体)から、送信車VE1が保持している事象に関する事象情報及び相対位置情報を表す事象信号S1が担持された搬送波を受信する通信部21を有する。具体的には、通信部21は、送信車VE1から送信される事象に関する情報である事象情報及び送信車VE1からの事象情報の送信時における送信車VE1に対する事象の相対位置を示す相対位置情報を受信する。
本実施例においては、通信部21は、事象情報として、事象の内容を示す内容情報と、送信車VE1からの事象の相対位置を示す相対位置情報とを受信する。なお、通信部21は、送信車VE1から複数回に亘って事象情報(内容情報及び相対位置情報)を受信する。具体的には、本実施例においては、送信車VE1(送信装置10)は、保持している事象情報をブロードキャスト送信(配信)によって例えば定期的に送信する。つまり、受信装置10の通信部21は、受信車VE2が送信車VE1との通信可能範囲内を走行している限り、事象信号S1が送信されればこれを受信する。
受信装置20は、受信装置20の位置を測定する測位部22、各種情報を記憶する記憶部23、各種処理情報を表示する表示部24を有する。
受信装置20は、通信部21によって受信された事象信号S1から事象の内容を示す内容データと事象の送信車VE1からの相対位置を示す相対位置情報を示す相対位置データとを抽出する処理を行う信号処理部25を有する。なお、信号処理部25は、通信部21が受信した信号を解析し、送信元が送信装置10(送信車VE1)であること、信号内に事象情報を含むデータが含まれていることを認識する。また、信号処理部25は、事象信号S1が受信された時の事象信号S1(事象情報の送信に用いられる搬送波)の電界強度を測定する。
また、受信装置20は、信号処理部25によって抽出された内容データから事象の内容を解析する事象内容処理部26と、相対位置データから事象の位置を算出する事象位置算出部27とを有する。事象内容処理部26は、コード化されて送信された事象の内容を示す内容データをデコードし、情報化する(情報として認識する)処理を行う。
事象位置算出部27は、通信部21によって受信された相対位置情報と、通信部21が当該相対位置情報(事象信号S1)を受信した時の受信車VE2の位置を示す受信位置情報とに基づいて、当該事象の絶対位置(緯度及び経度)を算出する。具体的には、本実施例においては、事象位置算出部27は、通信部21が事象信号S1を受信した際の送信車VE1の位置を自身(受信車VE2)の位置とし、当該受信時の受信車VE2の位置と、送信車VE1から事象の存在位置までの相対位置とに基づいて事象の絶対位置を算出する。
記憶部23は、通信部21が受信した事象信号S1及びその受信時刻、事象信号S1の受信時に送信車VE1が送信に用いていた搬送波の電界強度を記憶する。また、記憶部23は、事象内容処理部26及び事象位置算出部27が各種処理を行うための基礎データや処理結果のデータ、また、地図情報などを記憶している。
また、表示部24は、上記した各種の処理情報をユーザ(例えば受信車VE2のドライバ)に表示する。例えば、表示部24は、事象位置算出部27が算出した事象の絶対位置を含む地図情報を表示する。また、通信部21は、受信した事象情報(例えば相対位置情報)、又は事象位置算出部27が算出した事象の絶対位置を示す絶対位置情報を他の移動体VE0に送信することができる。
また、受信装置20は、通信部21、測位部22、記憶部23、表示部24、信号処理部25、事象内容処理部26及び事象位置算出部27の各処理動作を制御する処理制御部28を有する。処理制御部28は、例えばCPU(Central Processing Unit)を含む。
図2は、送信装置10による事象情報の収集ルーチンを示すフロー図である。送信装置10は、事象検出装置DEによって事象が検出される毎に事象の収集及び記憶を行う。まず処理制御部18は、事象検出装置DEによって事象が検出されたか否かを判定する(ステップS11)。
具体的には、例えば事象検出装置DEのカメラは、送信車VE1が走行中(エンジンがかかっている時)は常に車両周辺の撮像を行っている。事象検出装置DEは、撮像された画像をリアルタイムで解析し、例えば所定速度以下の車両が所定範囲内で所定数以上撮像された場合、渋滞が発生しているとし、事象の内容(例えば渋滞の先頭及び最後尾並びに渋滞長など)及びその場所を示す事象情報を送信装置10に供給する。
なお、事象検出装置DEは、例えばデジタル画像を同じ性質を有する画素のかたまりからなるセグメンテーション毎の領域に分割し、例えばSVM(サポートベクターマシン)などの分類器により分類することで、画像の内容を特定し、渋滞もしくは事故が発生しているか又は道路工事が行われているか判断を行うことができる。
処理制御部18は、事象検出装置DEから事象情報を取得した場合、事象が検出されたと判定する。処理制御部18は、事象が検出された場合、当該事象情報を記憶部13に供給する。記憶部13は、事象の内容及び位置情報を記憶する(ステップS12)。なお、処理制御部18は、事象の内容を事象内容処理部15に供給し、所定の条件で分類させてから記憶部13に供給させてもよい。
記憶部13が事象情報を記憶した後、送信装置10は事象情報の収集ルーチンを終了し、処理制御部18は次に事象が検出されるまで待機する。
なお、記憶部13は、事象検出装置DEが事象を検出した時刻を記憶する。そして、記憶部13は、当該検出時刻が所定時刻よりも古い場合は事象情報を破棄してもよい。これによって記憶部13の記憶容量を抑えることができる。また、例えば古くなったために外部が必要としない可能性が高い情報を送信することが抑制される。
図3は、送信装置10による事象情報の送信ルーチンを示すフロー図である。処理制御部18は、所定のタイミングで事象位置算出部16に動作開始信号を送信する。これによって、事象位置算出部16は、記憶部13内の事象の位置と送信車VE1(送信装置10)との間の相対位置を算出する(ステップS21)。具体的には、事象位置算出部16は、処理制御部18の指令によって、まず記憶部13から事象の緯度及び経度情報を読み出す。次に、事象位置算出部16は、測位部12から送信装置10の緯度及び経度情報を取得する。そして、事象位置算出部16は、送信装置10(送信車VE1)から事象までの相対位置を算出する。
次に、事象位置算出部16は、算出した相対位置が所定距離以下の位置であるか否かを判定する(ステップS22)。事象位置算出部16は、事象までの相対位置が所定距離以下の位置である場合、当該相対位置を示す情報を信号処理部17に供給する。信号処理部17は、記憶部13から事象の内容を読み出し、当該相対位置を示す情報と共にデータ化及び信号化を行い、事象信号S1を生成する。通信部11は、事象信号S1を送信し、事象の内容及び相対位置を送信する(ステップS23)。
一方、事象位置算出部16は、算出した相対位置が所定距離よりも大きな距離の位置であると判定した場合、当該相対位置を破棄し、記憶部13から事象情報を破棄する(ステップS24)。事象から所定距離以上離れた場合に事象情報を破棄することで、記憶部13の記憶容量を抑えることができる。また、古い情報を送信することが抑制される。事象情報の送信又は破棄を行った後、送信装置10は送信ルーチンを終了する。
図4は、受信装置20による事象情報の受信ルーチンを示すフロー図である。受信装置20は、送信装置10から事象信号S1を受信することで受信ルーチンを開始する。まず、通信部21は、外部から信号を受信し、信号処理部25に供給する。信号処理部25は受信した信号を解析し、当該信号が送信装置10から送信された事象信号S1であることを認識する(ステップS31)。信号処理部25は、事象信号S1及び受信時の事象信号S1の電界強度を事象内容処理部26及び事象位置算出部27に供給すると共に、記憶部23に供給する。記憶部23はこれらを記憶する。
次に、事象位置算出部27は、同一の事象内容で複数の相対位置情報が受信されたか否かを判定する(ステップS32)。具体的には、事象位置算出部27は、記憶部23を参照し、過去に同一の事象内容を含む事象情報が受信されているか否かを判定する。事象位置算出部27は、複数の相対位置情報が受信された場合、当該受信した相対位置情報のうち、送信車VE1が相対位置情報の送信に用いられる搬送波信号(事象信号S1)の電界強度が最も大きい時に受信された相対位置情報を選択する(ステップS33)。これは、大きい電界強度である時ほど送信車VE1及び受信車VE2が互いに近接していたとみなせるからである。
次に、事象位置算出部27は、相対位置情報を受信した際の送信車VE1からの搬送波の電界強度が所定値以上か否かを判定する(ステップS34)。なお、事象位置算出部27は、1つの事象について複数の相対位置情報を受信していた場合は選択された相対位置情報を受信した際の電界強度を記憶部13から読出す。また、事象位置算出部27は、1つの事象について他に相対位置情報を受信していない場合は今回受信時における電界強度を信号処理部15から取得してもよいし、記憶部23から読み出してもよい。
事象位置算出部27は、所定値以上の電界強度で送信車VE1から相対位置情報を受信したと判定した場合、相対位置情報と当該相対位置情報の受信時における受信車VE2の位置情報(受信位置情報)とに基づいて、事象の絶対位置を算出する(ステップS35)。事象位置算出部27は、算出した事象の絶対位置を表示部24に供給する。
ここで、このステップS34における絶対位置を算出する際の電界強度の閾値となる閾値電界強度は、送信車VE1が受信車VE2との間の距離が許容誤差の範囲内である(ほぼ同じ位置とみなせる)位置まで接近した場合の電界強度に設定されている。従って、事象位置算出部27は、送信車VE1からは相対位置情報を取得するだけで事象の絶対位置を算出することができる。
次に、表示部24は、事象位置算出部27が算出した事象の絶対位置を表示する。また、通信部21は事象情報を他の移動体VE0に送信してもよい(ステップS36)。具体的には、表示部24は、記憶部23から事象の内容及び地図情報を読み出し、事象の位置をマッピングした地図情報及び事象の内容を示す情報を表示する。また、通信部21は、受信した事象信号S1、受信した相対位置情報又は算出された事象の絶対位置情報を他の移動体VE0に送信してもよい。
図5は、受信装置20を備えた受信車VE2及び送信装置10を備えた送信車VE1の各動作時の道路上の配置例を示す図である。図5においては、受信装置20の事象位置算出部27が事象の絶対位置を算出したタイミングt3における事象E1、送信車VE1、受信車VE2及び他車両VE0の位置を模式的に示す図である。
なお、図5には、タイミングt3の前後のタイミングt1、t2及びt4における送信車VE1の位置を破線で示している。また、ここでは、事象E1の例として受信車VE2が走行予定の道路上で事故が発生した場合について説明する。また、送信車VE1及び受信車VE2は互いに対向車線を走行しており、タイミングt1〜t3で送信車VE1が受信車VE2に近づき、タイミングt3ですれ違い、これ以降は遠ざかった場合について示している。
まず、送信車VE1はタイミングt1において事故E1を検出し、事故E1の内容及び位置が送信装置10の記憶部13に記憶される。そして、送信装置10内で事故E1の内容及び相対位置を示す事象信号S1がタイミングt2、t3及びt4に亘って送信される。
受信車VE2では、複数のタイミングで異なる相対位置を示す相対位置情報を含む事象信号S1を受信する。そして、各受信時の電界強度を比較することでタイミングt3が最も送信車VE1と接近していたことを判定する。従って、事象位置算出部27は、タイミングt3で受信された相対位置情報を用いることで最も高い精度で事故E1の絶対位置を算出することができる。また、例えば受信車VE2の近傍(図5では後方)で受信車VE2と同一方向に走行中の他車両VE0にこの事象情報を送信することで、事故E1の情報を共有することができる。
図6は、受信装置20が異なる位置で送信装置10から受けた搬送波の電界強度の変化例を模式的に示す図である。図6では、3つの搬送波P1〜P3の電界強度変化を示している。また、事象位置算出部27が有する絶対位置算出の際の閾値電界強度の大きさP0を示した。図6に示す例では、いずれの搬送波P1〜P3もタイミングt0でピークとなり、その前後では電界強度が小さくなっている。従って、いずれの場合も、タイミングt0で送信車VE1と受信車VE2とが最接近するようにすれ違ったことが予想される。
一方、搬送波P1では最も大きな時でも電界強度が閾値電界強度P0を下回っている。従って、事象位置算出部27は、搬送波P1を受けた場合、送信車VE1が受信車VE2と同程度の位置とみなせるまで接近していなかった(許容誤差の範囲を超える位置関係であった)と判定し、事象の絶対位置を算出しない。一方、搬送波P2及びP3は、少なくともピーク時において閾値電界強度P0を超えている。従って、事象位置算出部27は、搬送波P2又はP3を受けた場合、閾値電界強度P0を超えたタイミングで受信した相対位置情報を用いて事象の絶対位置を算出する。
また、本実施例においては、事象位置算出部17は、例えば搬送波P3のように、複数のタイミングで閾値電界強度P0を超えている場合であっても、その電界強度が最大となった時の相対位置情報を用いて事象の絶対位置を算出する。これによって、事象の位置の算出精度が向上する。
図7は、送信装置10及び受信装置20間で通信する事象信号S1のデータ構造を示す図である。図7に示すように、事象信号S1内には、ヘッダ情報を示すヘッダデータD1、事象情報を示す事象データD2及び送信装置10(送信車VE1)の情報を示す送信元データD3が含まれる。また、事象データD2内には、事象の内容を示す内容データD21と、事象の送信車VE1からの相対位置を示す相対位置データD22とが含まれる。
また、本実施例においては、事象データD2(事象内容情報及び相対位置情報)は、Wi−Fi(登録商標)の端末識別子であるSSID(Service Set Identifier)を含むデータフレーム内に組み込まれて送受信されることができる。つまり、相対位置情報はSSIDの最大文字数である32文字以下のデータにまで軽量化して送受信することが可能である。
本実施例においては、例えばヘッダデータD1として3文字、内容データD21として1文字、相対位置データD22として4文字、送信元データD3として12文字を使用しても、十分にSSIDを送信するフレーム内でおさまることとなる。なお、図7に示すように、SSIDで使用する文字種が92個あることを考慮すると、内容データD21は1文字で最大92種類の事象内容を対応させて送受信することができる。また、送信元データD3としては、例えばMACアドレスを表現することを考慮すると12文字を使用すればよい。
また、同様に、相対位置データD22では、例えば4文字をそれぞれ92種類のデータで表現することで、10進数では約8桁分の情報を表現することができる。例えば、最初の4桁で東西方向のメートル単位の距離を表し、次の4桁で南北方向のメートル単位の距離を表すことができる。これによって、例えば東西方向及び南北方向で約±3.5kmの範囲内の表現を行うことができる。なお、ヘッダデータD1としては事象データD2を含むデータであることが識別できればよく、例えば3文字程度で特定の文字を設定すればよい。なお、例えばSSIDの使用可能文字数の範囲内であれば、例えば6文字使用し、東西方向及び南北方向の相対方位と、各方向における相対距離とを表現することもできる。また、相対位置データD22としては、極座標を用いて相対方位及び相対距離を表現してもよい。
なお、SSIDを含んで送信されるデータフレームとしては、例えば、ビーコンフレーム、プローブ要求フレーム、プローブ応答フレームなどが挙げられる。また、例えば、図7に示すように、SSIDとして送信可能な32文字のうち使用されていない文字数(容量)を使用して、事象の内容を示す内容データD21をブロードキャスト送信することで、事象データD2を送信することができる。
このように、本実施例においては、通信システムCSで通信を行う事象情報のうち、事象の位置については、事象の絶対位置の座標情報(緯度及び経度)が通信されるのではなく、送信車VE1から事象までの相対位置情報のみが送信される。また、事象位置算出部27は、電界強度が所定値以上の場合、すなわち許容誤差の範囲内まで送信車VE1及び受信車VE2が接近していた時に受信した相対位置情報を用いて事象の絶対位置を算出する。これによって、絶対位置(GPSによる座標情報)を送受信することに比べ、大幅に通信データ量が縮小される。
また、相対位置情報として例えば相対方位及び相対距離を用いるなど、グローバルな値ではなくリージョナルな値を通信することで、少ない文字数(桁数)の情報でも高精度な位置算出を行うことができる。なお、例えば相対方位及び相対距離はメートル単位で送受信することで、高効率な位置情報の通信を行うことができる。なお、座標情報を送信する場合でも、例えば送信者VE1及び事象位置間の座標の差分のみを送受信することでデータ量は十分に削減される。例えば1キロメートル程度の差の場合は、座標上の値も小数点以下2桁以下のみの差となるため、この差分のみを送受信すればよい。
また、送信装置10からの搬送波の電界強度を測定し、所定の閾値強度P0以上の電界強度の時の相対位置情報を用いることで、送信装置10の位置を受信装置20の位置に置き換えて、受信装置20から事象の絶対位置を算出することができる。従って、絶対位置を直接受信することが不要となる。従って、必要な情報が少ないデータ量のデータで送受信され、高効率な通信を行うことが可能となる。
また、本実施例においては、通信部21は送信車VE1から複数の相対位置情報を受信した場合、送信車VE1からの搬送波の電界強度が最も高い時に受信した相対位置情報に基づいて事象の絶対位置を算出する。従って、送信車VE1と受信車VE2との位置のずれが最小化され、より正確な事象の位置を算出することができる。
また、通信部21は送信者VE1から受信した相対位置情報を他車両VE0に送信する。従って、例えば受信車VE2の後方を同一方向に走行している他車両VE0など、受信車VE2との距離が大きく変化しない車両との間で有益な情報を共有することができる。また、通信部21は相対位置情報に加えて事象の内容を示す内容情報を受信する。そして、表示部14は受信した内容情報及び算出した事象の絶対位置を表示する。従って、例えば事故などの走行を阻害する事象をドライバに正確に知らせることができる。また、表示部14が事象の絶対位置を含む地図情報を表示することで、より正確に事象の内容及び位置をドライバに知らせることができる。
なお、送信装置10及び受信装置20の構成は例示に過ぎない。例えば、受信装置20は、1の移動体(受信車VE2)が備える通信装置であって、送信車VE1から送信される事象に関する情報である事象情報及び送信車VE1からの事象情報の送信時における送信車VE1に対する事象の相対位置を示す相対位置情報を受信する通信部21と、相対位置情報と通信部21が相対位置情報を受信した際の受信車VE2の位置を示す受信位置情報とに基づいて、事象の絶対位置を算出する事象位置算出部27と、を有していればよい。
また、例えば図4に示すフローを経ることで、必要な情報が少ないデータ量のデータで送受信され、高効率な通信を行うことが可能な通信方法を提供することができる。例えば、本発明は、送信車VE1から送信される事象に関する情報である事象情報及び送信車VE1からの事象情報の送信時における送信車VE1に対する事象の相対位置を示す相対位置情報を受信するステップと、相対位置情報と相対位置情報を受信した際の受信車VE2の位置を示す受信位置情報とに基づいて、事象の絶対位置を算出するステップとを有する通信方法としても実施することができる。
また、送信装置10は、移動体(送信車VE1)が備える通信装置であって、事象に関する事象情報を記憶する記憶部13と、当該事象の送信車VE1に対する相対位置を算出し、相対位置情報を生成する事象位置算出部16と、当該相対位置情報を外部に送信する通信部11とを有していればよい。
また、通信システムCSは、汎用の通信装置(例えば汎用のナビゲーション装置)にプログラムをインストールすることによっても構成することができる。例えば、本発明は、受信車VE2が備える通信装置を通信部21及び事象位置算出部27として機能させる通信プログラムとしても実施することができる。また、本発明は、当該通信プログラムが記録された記録媒体としても実施することができる。
10 通信装置(送信装置)
11 通信部
13 記憶部
16 事象位置算出部
20 通信装置(受信装置)
21 通信部
27 事象位置算出部
CS 通信システム

Claims (14)

  1. 1の移動体が備える通信装置であって、
    他の移動体から送信される事象に関する情報である事象情報及び前記他の移動体からの前記事象情報の送信時における前記他の移動体に対する前記事象の相対位置を示す相対位置情報を受信する通信部と、
    前記事象情報及び前記相対位置情報の送信に用いられる搬送波の電界強度が所定の強度以上の時に前記通信部が受信した相対位置情報と前記通信部が前記相対位置情報を受信した時の前記1の移動体の位置を示す受信位置情報とに基づいて、前記通信部が前記相対位置情報を受信した時の前記他の移動体の位置を前記1の移動体の位置として前記事象の絶対位置を算出する事象位置算出部と、を有することを特徴とする通信装置。
  2. 1の移動体が備える通信装置であって、
    他の移動体から送信される事象に関する情報である事象情報及び前記他の移動体からの前記事象情報の送信時における前記他の移動体に対する前記事象の相対位置を示す複数の相対位置情報を受信する通信部と、
    前記複数の相対位置情報のうち、前記相対位置情報の送信に用いられる搬送波の電界強度が最も高い時に前記通信部が受信した相対位置情報と前記通信部が前記相対位置情報を受信した時の前記1の移動体の位置を示す受信位置情報とに基づいて、前記通信部が前記相対位置情報を受信した時の前記他の移動体の位置を前記1の移動体の位置として前記事象の絶対位置を算出する事象位置算出部と、を有することを特徴とする通信装置。
  3. 前記事象位置算出部は、前記事象情報及び前記相対位置情報の送信に用いられる搬送波
    の電界強度が所定の強度以上の時に受信された相対位置情報に基づいて、前記事象の絶対
    位置を算出することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記通信部は、前記他の移動体から前記事象に対する複数の相対位置情報を受信し、
    前記事象位置算出部は、前記複数の相対位置情報のうち、前記相対位置情報の送信に用
    いられる搬送波の電界強度が最も高い時に受信した相対位置情報に基づいて、前記事象の
    絶対位置を算出することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記通信部は、前記相対位置情報として、前記他の移動体と前記事象との間の相対方位及び相対距離を示す情報を受信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の通信装置。
  6. 前記通信部は、前記相対位置情報として、前記他の移動体と前記事象との間の座標の差分を示す情報を受信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の通信装置。
  7. 前記通信部は、受信した前記相対位置情報を他の移動体に送信することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の通信装置。
  8. 前記事象位置算出部が算出した前記事象の絶対位置を示す絶対位置情報を表示する表示部を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の通信装置。
  9. 1の移動体が備える受信装置及び他の移動体が備える送信装置からなる通信システムであって、
    前記送信装置は、事象に関する情報である事象情報を記憶する記憶部と、前記他の移動体に対する前記事象の相対位置を算出し、相対位置情報を生成する事象位置算出部と、前記相対位置情報を外部に送信する送信側通信部と、を有し、
    前記受信装置は、前記他の移動体から送信される前記事象情報及び前記他の移動体からの前記事象情報の送信時における前記他の移動体に対する前記事象の相対位置を示す相対位置情報を受信する受信側通信部と、前記事象情報及び前記相対位置情報の送信に用いられる搬送波の電界強度が所定の強度以上の時に前記受信側通信部が受信した相対位置情報と前記受信側通信部が前記相対位置情報を受信した際の前記1の移動体の位置を示す受信位置情報とに基づいて、前記受信側通信部が前記相対位置情報を受信した時の前記他の移動体の位置を前記1の移動体の位置として前記事象の絶対位置を算出する事象位置算出部と、を備えることを特徴とする通信システム。
  10. 通信部が、他の移動体から送信される事象に関する情報である事象情報及び前記他の移動体からの前記事象情報の送信時における前記他の移動体に対する前記事象の相対位置を示す相対位置情報を受信するステップと、
    事象位置算出部が、前記事象情報及び前記相対位置情報の送信に用いられる搬送波の電界強度が所定の強度以上の時に前記通信部が受信した相対位置情報と前記通信部が前記相対位置情報を受信した際の1の移動体の位置を示す受信位置情報とに基づいて、前記通信部が前記相対位置情報を受信した時の前記他の移動体の位置を前記1の移動体の位置として前記事象の絶対位置を算出するステップと、を有することを特徴とする通信方法。
  11. 1の移動体が備える通信装置を、
    他の移動体から送信される事象に関する情報である事象情報及び前記他の移動体からの前記事象情報の送信時における前記他の移動体に対する前記事象の相対位置を示す相対位置情報を受信する通信部及び、
    前記事象情報及び前記相対位置情報の送信に用いられる搬送波の電界強度が所定の強度以上の時に受信された相対位置情報と前記通信部が前記相対位置情報を受信した時の前記1の移動体の位置を示す受信位置情報とに基づいて、前記通信部が前記相対位置情報を受信した時の前記他の移動体の位置を前記1の移動体の位置として前記事象の絶対位置を算出する事象位置算出部として機能させることを特徴とする通信プログラム。
  12. 1の移動体が備える通信装置を、
    他の移動体から送信される事象に関する情報である事象情報及び前記他の移動体からの前記事象情報の送信時における前記他の移動体に対する前記事象の相対位置を示す相対位置情報を受信する通信部及び、
    前記事象情報及び前記相対位置情報の送信に用いられる搬送波の電界強度が所定の強度以上の時に受信された相対位置情報と前記通信部が前記相対位置情報を受信した時の前記1の移動体の位置を示す受信位置情報とに基づいて、前記通信部が前記相対位置情報を受信した時の前記他の移動体の位置を前記1の移動体の位置として前記事象の絶対位置を算出する事象位置算出部として機能させる通信プログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。
  13. 通信部が、他の移動体から送信される事象に関する情報である事象情報及び前記他の移動体からの前記事象情報の送信時における前記他の移動体に対する前記事象の相対位置を示す複数の相対位置情報を受信するステップと、
    事象位置算出部が、前記複数の相対位置情報のうち、前記相対位置情報の送信に用いられる搬送波の電界強度が最も高い時に前記通信部が受信した相対位置情報と前記通信部が前記相対位置情報を受信した際の1の移動体の位置を示す受信位置情報とに基づいて、前記通信部が前記相対位置情報を受信した時の前記他の移動体の位置を前記1の移動体の位置として前記事象の絶対位置を算出するステップと、を有することを特徴とする通信方法。
  14. 1の移動体が備える通信装置を、
    他の移動体から送信される事象に関する情報である事象情報及び前記他の移動体からの前記事象情報の送信時における前記他の移動体に対する前記事象の相対位置を示す複数の相対位置情報を受信する通信部及び、
    前記複数の相対位置情報のうち、前記相対位置情報の送信に用いられる搬送波の電界強度が最も高い時に前記通信部が受信した相対位置情報と前記通信部が前記相対位置情報を受信した時の前記1の移動体の位置を示す受信位置情報とに基づいて、前記通信部が前記相対位置情報を受信した時の前記他の移動体の位置を前記1の移動体の位置として前記事象の絶対位置を算出する事象位置算出部として機能させることを特徴とする通信プログラム。
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