JP6941987B2 - マスク - Google Patents

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本発明は、マスクに関する。
従来、特許文献1等に見られるように、口及び鼻孔を覆う形状を有するマスク本体と、マスク本体に接続された一対の耳掛け部と、を備えるマスクが開示されている。耳掛け部の一端は、マスク本体の側部の上端部に接続されており、耳掛け部の他端は、マスク本体の側部の下端部に接続されている。
特開2007−21032号公報
特許文献1に記載されるようなマスクでは、通常、耳掛け部による耳への負担をできる限り軽減するために、耳掛け部の形状等が設定される。
一方で、マスクの着用により美容効果、より具体的には、リフトアップ効果を高めたいというニーズもある。
本発明の目的は、耳掛け部による耳への負担の増大を抑制しながらリフトアップ効果を高めることが可能なマスクを提供することである。
前記課題を解決するために鋭意検討した結果、本発明らは、耳掛け部によりマスク本体を耳に向けて引っ張ることによってリフトアップ効果が高まることに着目し、そして、それは、一対の耳掛け部が耳に掛けられた状態において、耳掛け部の端部から耳に向かうにしたがって上下方向についての耳掛け部間の距離を大きくすることで達成可能であることに想到した。
本発明は、このような観点からなされたものである。具体的に、本発明は、少なくとも口、鼻孔及び頬を覆う形状を有するマスク本体と、前記マスク本体に接続された一対の耳掛け部と、を備えるマスクであって、前記マスク本体は、当該マスク本体のうち前記耳掛け部同士を結ぶ方向である幅方向の中央を通りかつ前記幅方向と直交する方向である上下方向に沿って延びる直線である中央直線を基準として前記幅方向について対称な形状を有し、前記耳掛け部の各端部と前記マスク本体との接続部は、矩形状に形成されており、前記接続部の周縁部のうち互いに対向する1組の縁部は、前記中央直線から離間するにしたがって次第に上方に向かうように傾斜し、前記耳掛け部の各端部の中心間の距離は、10mm以上35mm以下に設定されている、マスクを提供する。
本マスクでは、耳掛け部の各端部の中心間の距離が10mm以上35mm以下に設定されているので、一対の耳掛け部が耳に掛けられたときに、耳掛け部の端部から耳に向かうにしたがって上下方向についての耳掛け部間の距離が大きくなる。つまり、耳掛け部がマスク本体を耳に向けて(斜め上方向に)引っ張るので、リフトアップの効果が高まる。具体的に、耳掛け部の端部の中心間距離が10mm以上に設定されることにより、耳掛け部による耳への負担の増大及びマスク本体のうち耳掛け部の端部間に位置する部位が顔から浮き上がることが抑制され、かつ、前記中心間距離が35mm以下に設定されることにより、マスク本体の引張効果が確保される。
また、一対の耳掛け部が耳に掛けられたときに接続部に対して作用する力の方向と接続部の中心軸(前記1組の縁部と平行でかつ接続部の中心を通る直線)とのなす角が小さくなるので、接続部の中心軸が前記直線と直交する場合に比べて、耳掛け部から接続部に対して作用する力がマスク本体に分散せずに伝達しやすくなり、マスク本体のうち顎を被覆する部位が顔から浮き上がることが抑制される。
具体的に、前記中心間の距離は、20mm以上30mm以下に設定されていることが好ましい。
このようにすれば、上記効果がより顕著になる。
以上のように、本発明によれば、耳掛け部による耳への負担の増大を抑制しながらリフトアップ効果を高めることが可能なマスクを提供することができる。
本発明の第1実施形態のマスクの側面図である。 図1に示されるマスクの正面図である。 マスク本体の分解斜視図である。 図1に示されるマスクの着用時の様子を概略的に示す図である。 本発明の第2実施形態のマスクの側面図である。 図5に示されるマスクの正面図である。 図5に示されるマスクの着用時の様子を概略的に示す図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態のマスク1について、図1〜図4を参照しながら説明する。本マスク1は、就寝中等に着用されることにより、顔の美容効果(保湿効果等)やリフトアップ効果を得ることが可能なものである。
マスク1は、マスク本体10と、一対の耳掛け部30と、薬剤層40(図3を参照)と、を備えている。以下、耳掛け部30同士を結ぶ方向(図2の左右方向)を幅方向と称し、幅方向に直交する方向(図1及び図2の上下方向)を上下方向と称する。
マスク本体10は、図3に示されるように、肌(顔面)に触れる側の部位である内層10Aと、外気に触れる側の部位である外層10Bと、内層10Aと外層10Bとの間に設けられた中間層10Cと、からなる三層構造を有している。各層10A〜10Cは、後述する溶着部12A及び外縁部分を除いて、互いに接着されることなく重ね合わされている。
内層10Aは、スパンレース法により形成されたスパンレース不織布からなる。内層10Aは、分割繊維で構成されている。本実施形態では、内層10Aは、65%のポリエチレンテレフタレート及び35%のナイロンで構成されている。この内層10Aの内面に、薬剤層40(図3において斜線で示されている部位)が設けられている。
薬剤層40は、内層10Aの内面に塗布された薬剤(肌への美容効果を有する成分を含有するもの)からなる。本実施形態では、薬剤として、保湿剤が用いられている。薬剤層40は、保湿成分、防腐剤及び水を含む。保湿成分としては、グリセリン、コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドまたはスクワランが例示されるが、不織布に塗布して保湿効果を発揮するという観点から、特にグリセリン及び醗酵ヒアルロン酸が好ましい。防腐剤としては、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピルまたはフェノキシエタノールが例示されるが、カビ菌への抵抗性を発揮するという観点から、特にブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニルが好ましい。なお、薬剤として、美白剤(ビタミンC誘導体、ハイドロキノン、アルブチン等)、収斂剤(クエン酸、ミョウバン、エタノール等)、皮膚保護剤、皮膚栄養剤等が用いられてもよい。
薬剤の内層10Aの内面への塗布量は、10g/m以上150g/m以下に設定される。前記塗布量は、20g/m以上150g/m以下に設定されることがより好ましく、40g/m以上80g/m以下に設定されることがさらに好ましい。本実施形態では、前記塗布量は、60g/mに設定されている。薬剤層40を構成する薬剤は、使用者の呼気による水蒸気を抱水することで保湿効果を更に向上させる観点から、50重量%以上のグリセリンを含む。
中間層10Cは、内層10Aの外側に配置されている。中間層10Cは、エアスルー法により形成されたエアスルー不織布からなる。本実施形態では、中間層10Cは、ポリプロピレンのみで構成されている。
外層10Bは、中間層10Cの外側に配置されている。外層10Bは、スパンボンド法により形成されたスパンボンド不織布からなる。本実施形態では、外層10Bは、ポリプロピレンのみで構成されている。外層10Bは、疎水性を有する。
本実施形態では、内層10Aの圧力損失は、外層10Bの圧力損失よりも大きく、外層10Bの圧力損失は、中間層10Cの圧力損失よりも大きい。圧力損失は、通気抵抗に相当する。内層10Aの圧力損失は、1.0mmHO/cm以上2.5mmHO/cm以下であり、外層10Bの圧力損失は、0mmHO/cmよりも大きく0.5mmHO/cm以下であり、中間層10Cの圧力損失は、0mmHO/cmよりも大きく0.3mmHO/cm以下である。なお、マスク本体10の圧力損失は、1.3mmHO/cm以上3.1mmHO/cm以下に設定されることが好ましい。圧力損失は、以下のようにして測定することが可能である。調湿したマスクを直径2.5cmの試料ホルダー(筒状のもの)に取り付け、ポンプで8L/minの流量で吸引する。この際の圧力損失(mmHO)を測定し、測定面積で割変した値(mmHO/cm)を最終結果とする。現在、廃版であるが、規格試験番号MIL‐M‐36954Cに則した測定である。
内層10Aの曲げ硬さは、外層10Bの曲げ硬さよりも小さい。本実施形態では、外層10Bの曲げ硬さは、0.08g/cm以上であり、内層10Aの曲げ硬さは、0.08g/cm未満である。なお、マスク本体10の曲げ硬さは、0.50g/cm以下に設定されることが好ましい。曲げ硬さは、以下のようにして測定することが可能である。まず、マスク1の各層10A〜10Cを構成するシート材から、縦150mm及び横50mmにカットした試料を重ね合わせる。なお、試料は、マスク1から採取したもの、あるいは、マスク1の各層10A〜10Cを構成するシート材と同質のシート材から採取したもののいずれであっても良い。そして、マスク本体10を測定する場合には、各試料を重ね合わせた状態で、例えばKESFB−2AUTO−A(カトーテック株式会社製)などの自動化純曲げ試験機で一定の曲率を与えながら、縦方向1cm幅あたりの曲げモーメントを計測する。そして、曲率Kが0.5cm−1〜1.5cm−1での曲げモーメントMの平均傾斜(dM/dK)を算出することで、曲げ硬さを測定することができる。
次に、図1、図2及び図4を参照しながら、マスク本体10の形状について説明する。マスク本体10は、中央被覆部12と、側部被覆部16と、内側被覆部20と、外側被覆部22と、を有する。図2に示されるように、マスク本体10は、当該マスク本体10の幅方向の中央を通りかつ上下方向に沿って延びる直線である中央直線Cを基準として幅方向について対称な形状を有する。
中央被覆部12は、顔面のうち口及び鼻孔の周囲の部位を被覆する部位である。具体的に、中央被覆部12は、鼻を被覆する鼻被覆部13と、鼻被覆部13の下側に接続されており口の周囲を被覆する口周囲被覆部14と、を含む。本実施形態では、図1に示されるように、中央被覆部12は、中央直線Cに沿ってマスク本体10が折り曲げられた状態において、耳掛け部30から離れる方向に凸となるように湾曲する形状を有している。この湾曲している部分の縁部(中央被覆部12のうち、中央直線Cに沿ってマスク本体10が折り曲げられた状態において耳掛け部30から遠い側に位置する端部(図1の左側の端部))には、溶着部12Aが形成されている。
側部被覆部16は、中央被覆部12の側方に接続されており、顔面のうち頬の周囲や顎を被覆する部位である。この側部被覆部16に、耳掛け部30が接続(溶着)されている。
内側被覆部20は、中央被覆部12の側方でかつ側部被覆部の上方に接続されている。内側被覆部20は、一対の耳掛け部30が耳に掛けられたときに顔面のうち目と頬との間の部位(目の下の部位)を被覆する部位である。本実施形態では、上下方向についての内側被覆部20の上側の縁部は、下向きに凸となるように凹状に窪む形状を有している。
外側被覆部22は、幅方向について内側被覆部20の外側で、かつ、上下方向について内側被覆部20の上側に配置されている。外側被覆部22は、一対の耳掛け部30が耳に掛けられたときに目尻及びその近傍の部位を被覆する部位である。上下方向についての外側被覆部22の上側の縁部は、上向きに凸となるように湾曲する形状を有する。前記上下方向についての外側被覆部22の上側の縁部のうち幅方向についての内側の端部は、下向きに凸となるように湾曲する形状を有する。図1に示されるように、外側被覆部22は、溶着部12Aの上端と下端とを結ぶ直線である基準直線Lに対して垂直でかつ上下方向についての内側被覆部20の上側の縁部の下端部を通る直線HLから、上向きに突出する形状を有する。外側被覆部22の上側の縁部の前記直線HLからの上方への突出寸法h(基準直線Lに対して垂直でかつ外側被覆部22の上側の縁部の上端部を通る直線HHと前記HLとの距離h)は、5mm以上に設定されることが好ましく、5mm以上30mm以下に設定されることがより好ましく、15mm以上27mm以下に設定されることがさらに好ましく、18mm以上24mm以下に設定されることが特に好ましい。本実施形態では、前記突出寸法hは、19mmに設定されている。
耳掛け部30の各端部32は、マスク本体10の側部被覆部16に溶着されている。本実施形態では、各端部32(各端部32とマスク本体10との溶着部)は矩形状に形成されている。各端部32の中心間距離D(図1を参照)は、10mm以上35mm以下に設定されている。この中心間距離Dは、20mm以上30mm以下に設定されることがより好ましい。本実施形態では、25mmに設定されている。前記端部32の周縁部のうち互いに対向する1組の縁部と平行でかつ当該端部32の中心を通る直線、すなわち、前記端部32の中心軸(端部32の長手方向と平行でかつ端部32の中心を通る軸)は、基準直線L又は中央直線Cから離間するにしたがって次第に上に向かうように傾斜している。本実施形態では、基準直線Lと前記中心軸とのなす角θは、65度〜85度に設定されている。
以上に説明したように、本実施形態のマスク1では、一対の耳掛け部30が耳に掛けられたときに、薬剤層40のうち内側被覆部20の内面に位置する部位が目の下の部位に接触するとともに、薬剤層40のうち外側被覆部22の内面に設けられた部位が目尻及びその近傍の部位に接触する。このため、目尻を含む美容のニーズの高い目元近傍の部位の美容効果が得られる。よって、このマスク1の着用により顔の美容効果が高まる。
また、外側被覆部22の上側の縁部は、上向きに凸となるように湾曲する形状を有するので、外側被覆部22の上側の縁部に角が形成されている場合に比べて当該外側被覆部22への指等の引っ掛かりが抑制される。このため、外側被覆部の剥離(めくれ)が抑制される。また、使用感が向上する。
さらに、外側被覆部22は、直線HLから上向きに5mm以上突出する形状を有するので、薬剤層40のうち外側被覆部22の内面に位置する部位が目尻及びその近傍の部位に有効に接触する。
また、上下方向についての外側被覆部22の上側の縁部のうち幅方向についての内側の端部は、下向きに凸となるように湾曲する形状を有するので、薬剤層40のうち内側被覆部20及び外側被覆部22の内面に位置する部位の目元への密着性が高まる。
また、内側被覆部20の上側の縁部は、下向きに凸となるように凹状に窪む形状を有するので、薬剤層40のうち内側被覆部20の内面に位置する部位の目元への密着性がより向上する。
さらに、本マスク1では、耳掛け部30の各端部32の中心間距離Dが10mm以上35mm以下に設定されているので、一対の耳掛け部30が耳に掛けられたときに、耳掛け部30の端部32から耳に向かうにしたがって上下方向についての耳掛け部30間の距離が大きくなる。つまり、耳掛け部30がマスク本体10を耳に向けて(斜め上方向に)引っ張るので、リフトアップの効果が高まる。具体的に、中心間距離Dが10mm以上に設定されることにより、耳掛け部30による耳への負担の増大及びマスク本体10のうち耳掛け部30の端部32間に位置する部位が顔から浮き上がることが抑制され、かつ、中心間距離Dが35mm以下に設定されることにより、マスク本体10の引張効果が確保される。
また、耳掛け部30の端部32とマスク本体10との接続部の中心を通る中心軸は、基準直線L又は中央直線Cから離間するにしたがって次第に上方に向かうように傾斜している。このため、一対の耳掛け部30が耳に掛けられたときに接続部に対して作用する力の方向と接続部の中心軸とのなす角が小さくなるので、接続部の中心軸が基準直線Lと直交する場合に比べて、耳掛け部30から接続部に対して作用する力がマスク本体10に分散せずに伝達しやすくなり、マスク本体10のうち顎を被覆する部位が顔から浮き上がることが抑制される。
また、本マスク1では、薬剤層40がマスク本体10の内面に設けられているので、就寝中にマスク1を着用した場合であっても、就寝中における薬剤の布団への付着が防止され、また、薬剤の塗布量が20g/m以上であるので、化粧用マスクのような使用感を得ながら顔の美容効果を得ることができる。
さらに、薬剤の塗布量が150g/m以下であるので、就寝中における布団への薬剤の付着が抑制され、かつ、呼吸のしやすさが確保される。
また、本マスク1では、外層10Bが疎水性を有するので、薬剤の蒸発が抑制される。このため、薬剤層40による美容効果及び使用感が長時間持続する。よって、就寝中のような長時間にわたって美容効果を得ることが可能となる。
また、内層10Aの圧力損失が外層10Bの圧力損失よりも大きい。このため、マスク1の着用中において、呼吸によりマスク本体10内が陰圧になった際に、内層10Aが肌に向かって変形することによって肌に接触するので、美容効果が高まる。一方、外層10Bの圧力損失が内層10Aのそれよりも小さいことから、呼吸時における外層10Bの内側への変形が抑制される。このため、呼吸時に外層10Bと内層10Aとの間に空間が形成されるので、呼吸のしやすさが確保される。
さらに、中間層10Cの圧力損失が外層10Bの圧力損失よりも小さい。このため、中間層10Cは、呼吸時における外層10Bから内層10Aへ向かう通気をほぼ阻害することなく、外層10Bの内側への変形を抑制する。よって、呼吸時に外層10Bと内層10Aとの間により確実に空間が形成されるので、呼吸のしやすさがさらに確保される。
そして、内層10Aの曲げ硬さが外層10Bの曲げ硬さよりも小さい。このため、呼吸時における内層10Aの肌に向かう変形が促進されるので、美容効果がさらに高まる。
(第2実施形態)
次に、図5〜図7を参照しながら、本発明の第2実施形態のマスク1について説明する。なお、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明を行い、第1実施形態と同じ構造、作用及び効果の説明は省略する。
本実施形態のマスク1は、マスク本体10の形状が第1実施形態のそれと異なる。図5に示されるように、特に、中央被覆部12及び内側被覆部20の形状が第1実施形態のそれと異なる。
本実施形態では、中央被覆部12のうち鼻被覆部13と口周囲被覆部14との境界は、中央直線Cに沿ってマスク本体10が折り曲げられた状態において鼻被覆部13から耳掛け部30側に向かうように窪む形状を有している。このため、一対の耳掛け部30が耳に掛けられたときに、鼻被覆部13と口周囲被覆部14との境界が鼻の下の部位に密着しやすくなる。よって、鼻の下の部位の美容効果が高まる。
また、内側被覆部20は、略直線状に形成されている。本実施形態では、外側被覆部22の前記直線HLからの上方への突出寸法hは、22.5mmに設定されている。
なお、今回開示された上記実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、第2実施形態においても、内側被覆部20の上側の縁部の形状が第1実施形態のそれと同じに設定されてもよい。
1 マスク
10 マスク本体
10A 内層
10B 外層
10C 中間層
12 中央被覆部
13 鼻被覆部
14 口周囲被覆部
16 側部被覆部
20 内側被覆部
22 外側被覆部
30 耳掛け部
32 端部
40 薬剤層

Claims (2)

  1. 少なくとも口、鼻孔及び頬を覆う形状を有するマスク本体と、
    前記マスク本体に接続された一対の耳掛け部と、を備えるマスクであって、
    前記マスク本体は、当該マスク本体のうち前記耳掛け部同士を結ぶ方向である幅方向の中央を通りかつ前記幅方向と直交する方向である上下方向に沿って延びる直線である中央直線を基準として前記幅方向について対称な形状を有し、
    前記耳掛け部の各端部と前記マスク本体との接続部は、矩形状に形成されており、
    前記接続部の周縁部のうち互いに対向する1組の縁部は、前記中央直線から離間するにしたがって次第に上方に向かうように傾斜し、
    前記耳掛け部の各端部の中心間の距離は、10mm以上35mm以下に設定されている、マスク。
  2. 請求項1に記載のマスクにおいて、
    前記中心間の距離は、20mm以上30mm以下に設定されている、マスク。
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