JP6939290B2 - シート積載装置、給紙カセット、画像形成装置及び複合画像形成装置 - Google Patents

シート積載装置、給紙カセット、画像形成装置及び複合画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、シート積載装置、給紙カセット、画像形成装置及び複合画像形成装置に関する。
従来より、画像形成装置に用いられる給紙カセットには、該カセットに積載された用紙の位置を規制するエンドフェンス、サイドフェンスなど(以下、単にフェンスともいう)が移動自在に設けられている。このフェンスに設けられた位置固定用の突起を、カセット本体に設けられた位置固定用の溝と嵌合させることにより、フェンスの位置を固定することは既に知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、エンドフェンスの用紙幅方向の片側に位置固定用の支持部材(ロック部材)を有する構成が記載されている。具体的には、支持部材は、エンドフェンスに一体で設けられたケース内に、レバー操作で上下動可能なように取り付けられている。支持部材の下端部には、突起が設けられており、この突起が、給紙カセットの底板部に設けられた溝と嵌合することにより、エンドフェンスを位置決めするようになっている。
しかしながら、このような従来の給紙カセットにあっては、給紙カセットを画像形成装置の装置本体に勢いよくセットした場合に、エンドフェンスがずれる課題があった。
具体的には、用紙束をセットした給紙カセットを画像形成装置の装置本体に勢いよくセットすると、勢いのついた用紙の慣性によってエンドフェンスが後方(用紙搬送方向の反対方向)に押される。それにより、エンドフェンスの片側に位置する支持部材を中心に、エンドフェンスには、用紙積載方向上側からみてモーメント(回転力)が働く。このモーメントの作用はエンドフェンスから支持部材に伝わり、支持部材に用紙積載方向上側からみてモーメントが働くこととなる。このモーメントにより、支持部材が回転して、支持部材の突起とカセット本体側の溝との嵌合が外れ、突起が該溝から乗り上がってエンドフェンスがずれる問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、給紙カセット等のシート積載装置を画像形成装置等の装置本体に勢いよくセットしても、フェンスがずれないようにすることを目的とする。
本発明に係るシート積載装置は、上述した課題を解決するために、シートが積載される本体と、前記本体に対して移動可能に設けられ、前記本体に積載された前記シートの位置を規制するフェンスと、前記フェンスを支持する支持部と前記フェンスの移動方向と直交する方向である第一の方向に延びる突起とを有する支持部材と、前記本体に設けられ、前記第一の方向に延び、前記シートの積載方向から前記突起と嵌合して前記支持部材を固定する溝と、を備えるシート積載装置において、前記フェンスは前記シートの積載方向に延びる回転支点を中心に前記支持部材の前記支持部に対して回転可能に支持されることを特徴とする。
本発明によれば、給紙カセット等のシート積載装置を画像形成装置等の装置本体に勢いよくセットしても、フェンスがずれないようにすることができる。
本発明の実施形態に係るレーザープリンタの斜視図である。 本発明の実施形態に係るレーザープリンタの概略断面図である。 本発明の実施形態に係る給紙カセットの斜視図である。 本発明の実施形態に係る給紙カセットのエンドフェンス側部分の斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係り、(a)は支持部材の斜視図であり、(b)は図4のV−V断面斜視図であり、(c)は図5(b)のD1部分の拡大図である。 (a)は図5(b)のVI−VI断面図であり、(b)は図6(a)のD2部分の拡大図である。 エンドフェンスの回転支点の存在範囲を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係るエンドフェンスに働く力を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係り、(a)は支持部材の斜視図であり、(b)は給紙カセットのエンドフェンス側の部分断面図である。 本発明の第3の実施形態に係り、(a)は支持部材の斜視図であり、(b)は給紙カセットのエンドフェンス側の部分断面図である。 本発明の第4の実施形態に係り、(a)は支持部材の斜視図であり、(b)は給紙カセットのエンドフェンス側の部分断面図であり、(c)は図11(b)のD3部分の拡大図である。 本発明の第5の実施形態に係り、(a)は給紙カセットのエンドフェンス側の部分断面図であり、(b)は図12(a)のA矢視斜視図であり、支持部材を取り外した状態のエンドフェンス側の収容部を示しており、(c)は図12(a)のD4部分の拡大図である。 本発明の第6の実施形態に係る支持部材及びエンドフェンス側の収容部の構成を示す説明図である。 従来の給紙カセットを示し、(a)は支持部材の斜視図であり、(b)は給紙カセットの部分断面斜視図であり、(c)は給紙カセットのエンドフェンス側の部分断面図であり、(d)は図14(c)のD5部分の拡大図である。 従来の給紙カセットのエンドフェンス及び支持部材に働く力の作用を示しており、(a)は給紙カセットのエンドフェンス側の部分断面図であり、(b)は図15(a)D6部分の拡大図であり、(c)はエンドフェンス及び支持部材に働く力を示す説明図であり、(d)は突起が溝から乗り上げる様子を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
(画像形成装置の説明)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の一例としてのレーザープリンタの外観斜視図であり、図2は、当該レーザープリンタの概略断面図である。
なお、以下の説明で「画像形成装置」とは、画像を記録する記録媒体であるシートに現像剤やインクを付着させて画像形成を行う装置を意味する。また「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与することをも意味する。また、「シート」とは、紙(用紙)に限らず、OHPシート、布帛なども含み、現像剤やインクを付着させることができる媒体あるいは原稿の意味である。また、「用紙」とは、普通紙以外に、厚紙、はがき、封筒、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ等も含まれる。以下の実施形態ではシートを「用紙」として説明し、また各構成部品の説明にある寸法、材質、形状、その相対配置などは例示であって、特に特定的な記載がない限りこの発明の範囲をそれらに限定する趣旨ではない。
図1に示すレーザープリンタ1の装置本体100の下部には、用紙を多数枚積層して収容可能なシート積載装置の一例としての給紙カセット30が配設されている。給紙カセット30は、装置本体100に対して前後水平方向(図の矢印A方向)に引出挿入可能となっている。給紙カセット30の上部には、内部点検用の前カバー8が配設されている。前カバー8は、装置本体100に対して前後方向(図の矢印B方向)に開閉可能となっている。詳しくは、図2に示すように、前カバー8は、装置本体100の下部に配設された回転軸12を中心として回動可能に構成されている。また、装置本体100の上部には、排紙トレイ44が配設されている。
前カバー8は、その内面に両面ユニット9を備える。前記両面ユニット9は搬送ハウジング9aを有し、この搬送ハウジング9aの背面側に用紙の反転搬送路41が形成されている。また、搬送ハウジング9aの内面側は、装置本体100側の用紙搬送経路の一部を構成すると共に、転写部材としての二次転写ローラ20と、タイミングローラ対14の一方のタイミング駆動ローラ142を備えている。タイミング駆動ローラ142は、本体側のタイミング従動ローラ141とで2個一対のタイミングローラ対14を構成する。
以下、図2に基づいてレーザープリンタ1の主要部を説明する。
レーザープリンタ1は、その画像形成部に、カラー画像の色分解成分に対応するブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色の現像剤によって画像を形成するための4つのプロセスユニット1K,1Y,1M,1Cを備えている。各プロセスユニット1K,1Y,1M,1Cは、互いに異なる色の未使用トナーを収容したトナーボトル6K,6Y,6M,6Cを有する。それ以外は同様の構成になっている。
1つのプロセスユニット1Kを例にその構成を説明すると、プロセスユニット1Kは、感光体(感光体ドラム)2Kと、ドラムクリーニング装置3Kと、除電装置、帯電装置4K、現像装置5K等を有している。プロセスユニット1Kはレーザープリンタ1の本体に対して着脱自在に装着され、一度に消耗部品を交換可能となっている。
各プロセスユニット1K,1Y,1M,1Cの上方には、露光器7が配設されている。この露光器7は、画像データに基づいてレーザダイオードからレーザ光を発するように構成されている。
また、各プロセスユニット1K,1Y,1M,1Cの下方には、転写装置15が配設されている。転写装置15は、各感光体2K,2Y,2M,2Cに対向する4つの一次転写ローラ19K,19Y,19M,19C、各一次転写ローラ19K,19Y,19M,19Cと駆動ローラ18及び従動ローラ17に掛け渡され循環走行する中間転写ベルト16、駆動ローラ18に対向して配設された二次転写ローラ20、ベルトクリーニング装置21、クリーニングバックアップローラ22等を有する。感光体2K,2Y,2M,2Cが各色の第1の像担持体とすれば、中間転写ベルト16はそれらの像を合成した第2の像担持体である。
レーザープリンタ1の下部には、シートの一例としての用紙Pを多数枚収容可能な給紙カセット30と、給紙カセット30から用紙Pを給紙路31に向けて送り出す給送手段としての給送ローラ32が設けてある。給紙路31の末端付近には、用紙を一旦停止させるタイミングローラ対14が配設されている。
このタイミングローラ対14は、中間転写ベルト16の直近上流側に位置し、中間転写ベルト16上のトナー像と、用紙先端位置とを精度良く合わせるために、一度用紙Pをたるませて、中間転写ベルト16上に形成されたトナー像が、二次転写ニップ部で用紙Pに転写される直前に、所定のタイミングで二次転写ニップ部に用紙Pを送り出す。
前記二次転写ローラ20は、一般的に、圧縮バネ25で中間転写ベルト16に付勢されることが多い。しかし、フルフロントオペレーションタイプのレーザープリンタ1では、中間転写ベルト16の手前側に両面ユニット9を配置する場合が多く、圧縮バネ25周りの小型化が困難である。そこで、図2のように、転写ニップ部を斜め方向に配置すると、両面ユニット9のデッドスペースを有効に用いることができ、レーザープリンタ1の前後方向の小型化を達成することができる。
二次転写ローラ20と駆動ローラ18のニップ部の上方には、転写後搬送路33が配設されている。その転写後搬送路33の末端付近に、定着装置34が設けてある。定着装置34は、ハロゲンランプ等の発熱源を内包する定着ローラ34aと、この定着ローラ34aに対して所定の圧力で当接しながら回転する加圧ローラ34bを備えている。
定着装置34の上方に定着後搬送路35が配設してあり、定着後搬送路35の末端で、排紙路36と反転搬送路41に分岐している。定着後搬送路35の側方に、揺動軸42aを中心に揺動駆動する切り替え部材42が配設されている。排紙路36の末端には用紙を機外に排出する排紙手段としての排紙ローラ対37が配設されている。反転搬送路41はその末端で給紙路31に合流し、反転搬送路41の途中には、反転搬送ローラ対43が配設してある。また、レーザープリンタ1の上部には、上部カバーを内方へ凹ませた排紙トレイ44が配設されている。
転写装置15と給紙カセット30の間には、廃トナーを収容する粉体収容器10(トナー収容器)が配設してある。粉体収容器10は装置本体100に対して着脱自在に装着されている。
この実施形態のレーザープリンタ1では、給送ローラ32から二次転写ローラ20までの空間が転写紙搬送の関係により、ある程度離れている必要がある。そのために生じたデッドスペースに粉体収容器10を設置して、レーザープリンタ全体の小型化を図っている。
なお、本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例としてのレーザープリンタについて記載しているが、複写機、ファクシミリ、プリンタ、印刷機、及びインクジェット記録装置のいずれか1つ、又はこれらの少なくとも2つ以上を組み合わせて成る複合画像形成装置の一例としての複合機でも本発明を適用することは可能である。
続いて、このレーザープリンタ1の基本的動作について説明する。
図2において、レーザープリンタ1の制御部からの給紙信号によって給送ローラ32が回転すると、給紙カセット30に積載した用紙Pの最上位の用紙のみが分離されて給紙路31へ送り出される。用紙Pの先端がタイミングローラ対14のニップ部に到達すると、中間転写ベルト16上に形成されるトナー画像とタイミング(同期)をとると共に、用紙Pの先端スキューを補正するため、用紙Pに弛みを形成した状態で待機する。
作像動作について、1つのプロセスユニット1Kを例にして説明すると、まず、帯電装置4Kにて感光体2Kの表面を均一な高電位に帯電させる。画像データに基づいて露光器7から感光体2Kの表面にレーザビームLが照射され、照射された部分の電位が低下して静電潜像が形成される。トナーボトル6Kから未使用のブラックトナーを現像装置5Kに供給する。
現像装置5Kによって静電潜像が形成された感光体2Kの表面部分にトナーを転移させ、ブラックのトナー画像を形成(現像)する。そして、感光体2K上に形成したトナー画像を中間転写ベルト16に転写する。
ドラムクリーニング装置3Kは、中間転写行程を経た後の感光体2K表面に付着している残留トナーを除去する。除去された残留トナーは、廃トナー搬送手段によって、プロセスユニット1K内にある廃トナー収容部へ送られ回収される。また、除電装置は、クリーニング後の感光体2Kの残留電荷を除電する。
各色のプロセスユニット1Y,1M,1Cにおいても、同様にして感光体2Y,2M,2C上にトナー画像が形成され、各色トナー画像が重なり合うように中間転写ベルト16に転写される。
各色トナー画像が重なり合うように中間転写ベルト16に転写されると、タイミングローラ対14と給送ローラ32が駆動を開始し、中間転写ベルト16に重畳転写したトナー画像とタイミング(同期)をとって用紙Pを二次転写ローラ20へ送る。そして、二次転写ローラ20の二次転写ニップ部によって、送られてきた用紙Pに中間転写ベルト16上のトナー画像を転写する。
トナー画像を転写された用紙Pは転写後搬送路33を通って定着装置34へと搬送される。定着装置34に送り込まれた用紙Pは、定着ローラ34aと加圧ローラ34b間に挟まれ、その未定着トナー画像が加熱・加圧されて用紙Pに定着される。トナー画像が定着された用紙Pは、定着装置34から定着後搬送路35へ送り出される。
定着装置34から用紙Pを送り出したタイミングでは、切り替え部材42は図2の実線で示す位置にあり、定着後搬送路35の末端付近を開放している。そして、定着装置34から送り出された用紙Pは、定着後搬送路35を通過した後、排紙ローラ対37に挟み込まれ、排紙トレイ44へ排出される。
両面印刷を行う場合は、排紙ローラ対37によって搬送される用紙Pの後端が、定着後搬送路35を通り抜けると、切り替え部材42が図2の点線の位置に揺動して定着後搬送路35の末端付近が閉鎖される。これとほぼ同時に、排紙ローラ対37が逆回転し、用紙Pが逆送されて反転搬送路41へ進入する。
反転搬送路41内を搬送される用紙Pは、反転搬送ローラ対43を経て、タイミングローラ対14に至り、中間転写ベルト16上に形成された裏面用のトナー画像とタイミングを合わせて送り出され、二次転写ローラ20を通過する際に用紙Pの裏面にトナー画像が転写される。そして、用紙Pの裏面のトナー画像が定着装置34によって定着された後、定着後搬送路35、排紙路36、排紙ローラ対37を順次経由して排紙トレイ44へ排出される。
また、中間転写ベルト16上のトナー画像を用紙Pに転写した後、中間転写ベルト16上には残留トナーが付着している。この残留トナーは、ベルトクリーニング装置21によって中間転写ベルト16から除去される。そして、中間転写ベルト16から除去されたトナーは、廃トナー搬送手段によって、粉体収容器10の入り口へと搬送され、粉体収容器10内に回収される。
(給紙カセット)
次に、図3〜図6を参照して、第1の実施形態に係るシート積載装置の一例としての給紙カセット30の構成を説明する。
図3は給紙カセット30の斜視図であり、図4は給紙カセット30のエンドフェンス201側部分の斜視図である。図5(a)は支持部材206の斜視図であり、(b)は図4のV−V断面斜視図であり、(c)は図5(b)のD1部分の拡大図である。図6(a)は図5(b)のVI−VI断面図であり、(b)は図6(a)のD2部分の拡大図である。
図3〜図5に示すように、給紙カセット30は、本体の一例としてのカセット本体200と、フェンスの一例としてのエンドフェンス201と、支持部材(ロック部材)206と、カセット本体200に設けられた溝(爪)205とを備えている。カセット本体200は、底板部203を有し、底板部203の上にシートの一例としての用紙が積載されるようになっている。
図4に示すように、カセット本体200の底板部203には、互いに平行な複数の溝(爪)205が形成されたレール204が、エンドフェンス201の移動方向(矢印A1方向)に沿って設けられている。溝(爪)205は用紙の幅方向(矢印A2方向)に延び、用紙の積載方向(図5(b)中のZ方向)から支持部材206の突起(爪部)209と嵌合することで、支持部材206及び支持部材206を収容しているエンドフェンス201を固定するようになっている。
以下、各構成要素について詳細に説明する。
(エンドフェンス)
エンドフェンス201は、積載された用紙における用紙搬送方向(図5(b)のX方向)の後端の位置を規制するものである。図5(b)に示すように、エンドフェンス201は、矢印A1の方向に移動自在になっており、複数の用紙サイズに対応して位置を変更できるようになっている。また、図3に示すように、フェンスとしてサイドフェンス202が設けられ、積載された用紙の幅方向(矢印A2の方向)の端部位置を規制する。
具体的には、エンドフェンス201は、図5(b)に示すように、用紙の積載方向(Z方向)に延びるフェンス本体201aと、給紙カセット30の底板部203に略平行に延び、中途に傾斜した段差部を有する台部201bと、支持部材206を収容する収容部201cとを有している。このフェンス本体201aにより、積載された用紙の端部位置を規制するようになっている。
図6(a)及び図6(b)に示すように、エンドフェンス201の収容部201cは、凹形状に構成され、その内側に支持部材206を収容するようになっている。収容部201cに収容された支持部材206は、収容部201cの後端部に設けられた凸状部201eにより後方に外れないようになっている。
(支持部材)
支持部材(ロック部材)206は、図5(a)に示すように、エンドフェンス201を支持する支持部(接触部)208と、所定方向に延びる突起(爪部)209とを有している。
具体的には、支持部(接触部)208は、支持部材本体207においてフェンス本体201a側の側面207cに設けられ、該側面207cより突出した半円柱形状となっている。突起209は、支持部材本体207の下端部207bに設けられ、用紙幅方向(矢印A2の方向)に延びている。
支持部材(ロック部材)206の突起(爪部)209とレール204の溝(爪)205が延びる方向(所定方向)は、支持部材206とエンドフェンス201の移動方向(用紙の搬送方向(X方向))と直交する方向、すなわち用紙の幅方向(矢印A2の方向)であると好ましい。支持部材206の突起209をレール204の溝205から外してレール204上の別の溝205の位置に移動させやすくなるためである。
本実施形態の支持部208の形状は、円柱の略半分が突出した半円柱形状であるが、形状はこれに限定されず、円柱の一部が突出した形状であってもよい。
突起209は、所定方向と直交する方向に複数設けられており、また、レール204の溝205は、該所定方向と直交する方向に複数設けられている。そして、これら複数の突起209が、用紙の積載方向(Z方向)からレール204の複数の溝205に嵌合するようになっている。これにより、突起209と溝205が1対のみの場合にくらべて、支持部材206を確実に固定することができる。
具体的には、図5(b)及び図5(c)に示すように、支持部材206は、用紙幅方向(図5(c)中の紙面手前から奥へ向かう方向)に延びる複数の突起209を有する。すなわち、突起209は、用紙幅方向と直交する方向(矢印A1の方向)に複数設けられている。本実施形態の支持部材206の場合、6個の突起209を有するが、数はこれに限られない。また、レール204の溝205は、用紙幅方向と直交する方向(矢印A1の方向)に複数設けられている。
本実施形態では突起209と溝205の数をそれぞれ複数としているが、突起209の数を1個としてもよく、また突起209と溝205の数をそれぞれ1個としてもよいことはもちろんである。また、突起209と溝205の断面形状は三角形状でなくてもよく、たとえば矩形状や楕円形状などにしてもよい。
図6(a)及び図6(b)に示すように、支持部材206は、エンドフェンス201の収容部201cに収容されており、エンドフェンス201は、支持部材206の支持部208に対して回転可能に支持されている。
具体的には、図6(b)に示すように、半円柱形状の支持部(接触部)208が、断面で見て円弧状の外面の1点Xにおいて、エンドフェンス201の収容部201cの内表面に当接(接触)してエンドフェンス201を支持するようになっている。また、支持部材206の支持部材本体207は、断面で見て収容部201cの内面201dに面する両側面207dが湾曲した形状をしている。これにより、エンドフェンス201は、断面で見て支持部208との接点Xを回転支点Sとして回転することができる。すなわち、支持部材206は、エンドフェンス201に対する回転支点Sを支持部208の外面上に有している。
支持部208に対するエンドフェンス201の回転範囲(可動範囲)は、エンドフェンス201が衝撃を受けて回転し得る程度の範囲に設定すればよい。本実施形態の場合、回転範囲は5度程度としている(図8のθ参照)。
図7は、エンドフェンス201の回転支点Sの存在範囲を示す説明図である。図7に示すように、支持部208は、エンドフェンス201に対する回転支点Sを突起209の用紙幅方向(矢印A2の方向)の幅Wに対応する範囲Rの内側に有している。これにより、エンドフェンス201が回転支点Sを中心に回転したとき、エンドフェンス201から支持部材206にモーメント(回転力)が作用し難くなっている。
次に、本実施形態に係る給紙カセット30の作用・効果について説明する。
(従来の給紙カセット)
説明のため、まず従来の給紙カセット30Zについて説明する。
図14(a)は、従来の給紙カセット30Zに用いられる支持部材906の斜視図であり、(b)は給紙カセット30Zの部分断面斜視図であり、(c)は給紙カセット30Zのエンドフェンス側の部分断面図であり、(d)は図14(c)のD5部分の拡大図である。
図14(a)に示すように、従来の支持部材906は、支持部材本体907と、その下端に設けられた複数の突起909とを有している。図14(b)、図14(c)、図14(d)に示すように、支持部材906は、エンドフェンス201の収容部201cに収容され、図4(d)の断面で見て2ヶ所Xでエンドフェンス201を支持するようになっている。
図15(a)に示すように、従来の給紙カセット30Zに用紙Pを積載し、押圧力(図2のC参照)を加えつつ装置本体100にセットするとき、用紙Pの慣性力F1がエンドフェンス201に作用する。この慣性力F1は、給紙カセット30Zを勢いよくセットした時、大きくなる。
図15(b)は、図15(a)のD6部分の拡大図であり、突起909と溝205が嵌合している様子を示している。
図14(c)に示すように、エンドフェンス201の用紙幅方向(矢印A2の方向)の片側のみに支持部材906が設けられている場合、図15(a)に示すようにエンドフェンス201に慣性力F1が作用すると、図15(c)に示すように支持部材906を支点にして、エンドフェンス201にモーメント(回転力)M1が発生する。この時、図14(d)に示すように、支持部材906はエンドフェンス201を2ヶ所の接点Xで支持している。そのため、図15(c)に示すように、支持部材906には、エンドフェンス201からモーメント(回転力)M2が作用する。
そして、従来技術の支持部材906がエンドフェンス201からモーメントM2を受けると、支持部材906下部の突起909にも回転力が加わる。支持部材906はバネ210(図15(a)参照)によって下方のレール204へ押し付けられているが、回転力が大きくなると、図15(d)に示すように、突起909はこの押し付け力に抗して破線に示すように回転し、溝205から外れる。このような回転動作により突起909は所定の固定位置から乗り上げてしまう。本実施形態の構成の場合、後で詳細に説明するように、モーメントM2を無くす或いは低減することができるので、乗り上げを防止することができる。
(本実施形態の給紙カセットの作用・効果)
次に、本実施形態に係る給紙カセット30を装置本体100にセットしたときの作用・効果を説明する。
従来の給紙カセット30Zの場合と同様に、給紙カセット30を装置本体100に勢いよくセットしたとき、用紙Pの慣性力F1がエンドフェンス201に加えられる(図15(a)参照)。図6(a)に示すように、エンドフェンス201の用紙幅方向(矢印A2の方向)の片側のみに支持部材206が設けられている場合、エンドフェンス201に慣性力F1が作用すると、図8に示すように、支持部材206を支点にして、エンドフェンス201にモーメント(回転力)M1が発生する。
このとき、支持部材206は、半円柱形状の支持部208の断面円弧形状の1ヶ所の接点X(図6(b)参照)でのみエンドフェンス201を支持する。このため、エンドフェンス201は、該接点Xを回転支点Sとして回転し、支持部材206はエンドフェンス201の回転に追従しないので、支持部材206にモーメント(回転力)は発生しない。そのため、支持部材206の突起209がレール204の溝205から乗り上げず、突起209と溝205の嵌合が維持され、従来構成よりも、エンドフェンス201を所定位置に保持する能力(保持力)を強化することができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。
図9(a)は、第2の実施形態に係る支持部材306の斜視図であり、図9(b)は給紙カセット30Aの部分断面図である。
第2の実施形態は、図9(a)に示すように、支持部308が三角柱形状である点で、半円柱形状である第1の実施形態と相違している。その他の構成要素については、第1の実施形態と同一であるので適宜説明を省略する。
図9(b)に示すように、三角柱形状の支持部308の突出した辺部308aが、エンドフェンス201の収容部201cの内表面に当接して、エンドフェンス201を支持部308に対して回転可能に支持するようになっている。すなわち、エンドフェンス201は、支持部308の辺部308aを回転支点(回転軸)として回転することができる。
これにより、給紙カセット30Aをレーザープリンタ1の装置本体100に勢いよくセットした場合でも、支持部材306に、用紙積載方向上側からみてモーメント(回転力)が発生することを抑制できる。これにより、支持部材306の下部に設けられた突起309がレール204の溝205から乗り上がってエンドフェンス201がずれることを防止できる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について説明する。
図10(a)は、第3の実施形態に係る支持部材406の斜視図であり、図10(b)は給紙カセット30Bの部分断面図である。
第3の実施形態は、図10(a)に示すように、支持部408が半球形状である点で、半円柱形状である第1の実施形態と相違している。その他の構成要素については、第1の実施形態と同一であるので適宜説明を省略する。
図10(b)に示すように、半球形状の支持部408の突出した頂点408aが、エンドフェンス201の収容部201cの内表面に当接して、エンドフェンス201を支持部408に対して回転可能に支持するようになっている。すなわち、エンドフェンス201は、断面で見て支持部408の頂点408aを回転支点として回転することができる。
これにより、給紙カセット30Bをレーザープリンタ1の装置本体100に勢いよくセットした場合でも、支持部材406に、用紙積載方向上側からみてモーメント(回転力)が発生することを抑制できる。これにより、支持部材406の下部に設けられた突起409がレール204の溝205から乗り上がってエンドフェンス201がずれることを防止できる。
[第4の実施形態]
次に、第4の実施形態について説明する。
図11(a)は、第4の実施形態に係る支持部材506の斜視図であり、図11(b)は給紙カセット30Cの部分断面図であり、図11(c)は図11(b)のD3部分の拡大図である。
第4の実施形態は、図11(a)に示すように、支持部508が円柱形状である点で、支持部208が半円柱形状である第1の実施形態と相違している。その他の構成要素については、第1の実施形態と同一であるので適宜説明を省略する。
図11(b)及び図11(c)に示すように、円柱形状の支持部508が、断面で見てエンドフェンス201の収容部201cの内表面及び2つの角部の計3点Xで当接して、エンドフェンス201を支持部508に対して擦動回転可能に支持するようになっている。具体的には、エンドフェンス201は、支持部508の円柱中心を回転軸として擦動回転できるようになっている。
本実施形態では、断面で見て支持部508と収容部201cとが3ヶ所で当接しているが、接点の数は3でなくてもよい。接点の数を2或いは3より多くなるように、収容部201cの支持部208を収容する形状を変更してもよい。
これにより、給紙カセット30Cをレーザープリンタ1の装置本体100に勢いよくセットした場合でも、支持部材506に、用紙積載方向上側からみてモーメント(回転力)が発生することを抑制できる。これにより、支持部材506の下部に設けられた突起509がレール204の溝205から乗り上がってエンドフェンス201がずれることを防止できる。
また、本実施形態では、上述したように、断面で見て支持部508とエンドフェンス201の接点を複数設けることができるので、エンドフェンス201の保持力を強化することができる。
[第5の実施形態]
次に、第5の実施形態について説明する。
図12(a)は第5の実施形態に係る給紙カセット30Dの部分断面図であり、図12(b)は、図12(a)においてエンドフェンス601の収容部601cをA方向から見た斜視図であり、図12(c)は図12(a)のD4部分の拡大図である。
第5の実施形態は、図12(a)〜図12(c)に示すように、エンドフェンス601において支持部908により支持される部位が断面凹円弧形状である点、及び支持部材906が断面矩形である点で、第4の実施形態と相違している。その他の構成要素については、第4の実施形態と同一であるので適宜説明を省略する。
本実施形態に係る支持部材906は、図14(a)に示す従来の支持部材と同一形状である。図12(c)に示すように、支持部材906が、断面で見てエンドフェンス601の収容部601cの凹円弧形状の内周面601f上に2つの接点Xを有しており、エンドフェンス601を支持部材906に対して擦動回転可能に支持するようになっている。すなわち、エンドフェンス601において支持部材906により支持される部位が断面凹円弧形状であるので、支持部材906がエンドフェンス601の回転運動に追従しないようになっている。エンドフェンス601が回転運動する際の回転中心は、図12(c)において支持部材906の内部に存在している。
これにより、給紙カセット30Dをレーザープリンタ1の装置本体100に勢いよくセットした場合でも、支持部材906に、用紙積載方向上側からみてモーメント(回転力)が発生することを抑制できる。これにより、支持部材906の下部に設けられた突起909(図14(a)参照)がレール204の溝205から乗り上がってエンドフェンス601がずれることを防止できる。
また、本実施形態では、図14(a)に示す従来の支持部材906を変更することなく使用でき、従来よりエンドフェンス601の保持力を強化することができる。
[第6の実施形態]
次に、第6の実施形態について説明する。
図13は、第6の実施形態に係る支持部材506の支持部508とエンドフェンス701の収容部701cとの構成を示す概略説明図である。第6の実施形態は、図13に示すように、エンドフェンス701において支持部508により支持される部位が断面凹円弧形状である点で、第4の実施形態と相違している。その他の構成要素については、第4の実施形態と同一であるので適宜説明を省略する。
図13に示すように、円柱形状の支持部508が、エンドフェンス701の収容部701cの内周面701fに当接して、エンドフェンス701を支持部508に対して擦動回転可能に支持するようになっている。これにより、第4の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、本実施形態では、エンドフェンス701と支持部材506との擦動面積を増加させることで、エンドフェンス701の保持力を強化することができる。
[第7の実施形態]
次に、第7の実施形態について説明する。
第7の実施形態は、支持部材の支持部が弾性体で構成されている。その他の構成要素については、第1〜6の実施形態のいずれかと同一であってもよい。
また、本実施形態は、図14(a)〜図14(c)に示す従来構成において、支持部材本体907がエンドフェンス201を支持している支持部(図14(d)の接点Xの近傍を含む部分)あるいは支持部材本体907の全体が、弾性体で構成するようにしてもよい。弾性体としては、例えば、所要の弾性を有するゴム、エラストマー等であってよく、また、支持部にバネを配設してエンドフェンスを弾力的に支持するようにしてもよい。
この構成により、本実施形態の支持部材の支持部は、その形状に依らず、エンドフェンスからのモーメント荷重(回転力)を吸収することができる。これにより、支持部材の下部に設けられた突起がレールの溝から乗り上がってエンドフェンスがずれることを防止できる。
また、本実施形態では、弾性体によりモーメント荷重(回転力)を吸収しているので、支持部の形状によって支持部材にモーメントが発生しないようにする必要がない。よって、支持部の形状を必ずしも半円柱形状、三角柱形状などにする必要がない。
上記各実施形態では用紙搬送方向の後端で用紙位置を規制するエンドフェンスに対して本発明を適用したが、これに限られない。用紙搬送方向に直交する幅方向の端部で用紙位置を規制するサイドフェンスに対して本発明を適用してもよい。
また、本発明はシート状媒体の位置を規制する装置であればプリンタ以外への適用も可能である。たとえば、プリプレグ(炭素繊維にあらかじめ樹脂が含浸しているシート状の材料)の位置を規制する装置にも適用可能である。シートの材質は紙に限らず、プラスチックシート、金属シート、布などであってもよい。
また、本発明に係る画像形成装置又は複合画像形成装置は、上記各実施形態に係る給紙カセットを有するので、上述した作用・効果と同様の作用・効果を奏することができる。
以上説明したように、本発明は、給紙カセット等のシート積載装置を画像形成装置等の装置本体に勢いよくセットしても、フェンスがずれないという効果を有し、シート積載装置、給紙カセット、画像形成装置及び複合画像形成装置の全般に有用である。
1 レーザープリンタ(画像形成装置の一例)
30、30A、30B、30C、30D、30E、30Z 給紙カセット(シート積載装置の一例)
100 装置本体
200 カセット本体(本体の一例)
201、601、701 エンドフェンス(フェンスの一例)
201a フェンス本体
201c、601c、701c 収容部
202 サイドフェンス
203 底板部
204 レール
205 溝(爪)
206、306、406、506、906 支持部材(ロック部材)
207、307、407、907 支持部材本体
208、308、408、508 支持部(接触部)
209、309、409、509、909 突起(爪部)
210 バネ
特開2016−121007号公報

Claims (15)

  1. シートが積載される本体と、
    前記本体に対して移動可能に設けられ、前記本体に積載された前記シートの位置を規制するフェンスと、
    前記フェンスを支持する支持部と前記フェンスの移動方向と直交する方向である第一の方向に延びる突起とを有する支持部材と、
    前記本体に設けられ、前記第一の方向に延び、前記シートの積載方向から前記突起と嵌合して前記支持部材を固定する溝と、を備えるシート積載装置において、
    前記フェンスは前記シートの積載方向に延びる回転支点を中心に前記支持部材の前記支持部に対して回転可能に支持されることを特徴とするシート積載装置。
  2. 前記突起は、前記第一の方向と直交する方向に複数設けられ、
    前記溝は、前記第一の方向と直交する方向に複数設けられ、
    前記複数の突起は前記シートの積載方向から前記複数の溝に嵌合することを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
  3. 前記支持部は、前記フェンスに対する回転支点を前記突起の前記第一の方向の幅に対応する範囲の内側に有することを特徴とする請求項1又は2に記載のシート積載装置。
  4. 前記支持部は、前記フェンスに対する回転支点を前記支持部の外面上に有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  5. 前記支持部が半円柱形状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  6. 前記支持部が三角柱形状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  7. 前記支持部が半球形状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  8. 前記フェンスは、前記支持部に対して擦動回転可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート積載装置。
  9. 前記支持部が円柱形状であることを特徴とする請求項8に記載のシート積載装置。
  10. 前記フェンスは、前記支持部により支持される部位が断面凹円弧形状であることを特徴とする請求項8に記載のシート積載装置。
  11. 前記支持部が円柱形状であり、前記フェンスにおいて前記支持部により支持される部位が断面凹円弧形状であることを特徴とする請求項8に記載のシート積載装置。
  12. 前記支持部が弾性体であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載のシート積載装置が給紙カセットであることを特徴とする給紙カセット。
  14. 請求項1〜12のいずれか1項に記載のシート積載装置を有することを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項1〜12のいずれか1項に記載のシート積載装置を有することを特徴とする複合画像形成装置。
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