JP6937869B1 - コンテナ型基地局 - Google Patents

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Abstract

【課題】基地局を設置するために必要なスペースを削減すること。【解決手段】アンテナ24が設けられたアンテナポール20と、アンテナ24に接続される機器を収容するコンテナ10であって、アンテナポール20に挿通される開口部11aを有するコンテナ10とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、コンテナ型基地局に関する。
近年、社会生活を営む上で、スマートフォンなどの携帯端末を利用する機会が著しく増大している。それに伴い、携帯端末を扱うユーザに対して快適に通信できる環境を提供し続けることが求められている。快適な通信環境をユーザに提供するためには、例えば、携帯端末と交換局とを媒介する基地局を簡易に設置することが望まれる。この点を鑑み、例えば特許文献1(特開2014−72636号公報)では、搬入および組み立てが容易な基地局が開示されている。
特開2014−72636号公報
しかしながら、特許文献1に記載の基地局は、アンテナを支持するアンテナ用支持柱と、当該アンテナに接続される機器を収容するボックス型設備架台とがそれぞれ別の場所に設置される。従って、特許文献1に記載の基地局のように、アンテナを支持する支持柱と、当該アンテナに接続される機器を収容する筐体とがそれぞれ別の場所に設置されてしまうと、基地局を設置するための設置スペースが大きくなる。このため、基地局を設置する上での設置場所が限定されてしまい、所望とする場所に基地局を設置できないおそれがある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、基地局を設置するために必要なスペースを削減することにある。
本発明のひとつの態様に係るコンテナ型基地局は、アンテナが設けられたアンテナポールと、前記アンテナと接続する機器を収容するコンテナであって、前記アンテナポールに挿通される開口部を有するコンテナと、を具備する。
本発明によれば、基地局を設置するために必要なスペースが削減される。
本実施形態に係るコンテナ型基地局の側面図である。 上記コンテナ型基地局の正面図である。 図2のA−A線の断面を模式的に示す図である。 上記コンテナ型基地局の架台の上面図である。 上記架台の側面図である。 上記架台の正面図である。
本発明の好適な形態について図面を参照しながら以下に説明する。以降の説明では、相互に直交するX軸、Y軸およびZ軸を想定する。X軸、Y軸およびZ軸は、以降の説明で図示される全図において共通である。図1に例示されるとおり、任意の地点からみてX軸に沿う一方向をX1方向と表記し、X1方向と反対の方向をX2方向と表記する。X軸方向は、X1方向およびX2方向の両方向を含む方向である。同様に、任意の地点からY軸に沿って相互に反対の方向をY1方向およびY2方向と表記する。Y軸方向は、Y1方向およびY2方向の両方向を含む方向である。Z軸方向は、Z1方向およびZ2方向の両方向を含む方向である。さらに、X軸とY軸とを含むX−Y平面は水平面に相当する。Z軸は鉛直方向に沿う軸線である。
A:実施形態
図1および図2は、本実施形態に係るコンテナ型基地局100の構成例を示す図である。図1はコンテナ型基地局100の側面図であり、図2はコンテナ型基地局100の正面図である。コンテナ型基地局100は、例えば、スマートフォンなどの携帯端末と交換局とを媒介する無線局である。なお、以降の説明では、コンテナ型基地局100を「基地局100」と記述する。
基地局100は、コンテナ10と、アンテナポール20と、架台30と、ステイ40とを有する。
[コンテナ]
コンテナ10は、直方体形状を有する構造体である。本実施形態では、コンテナ10の長手方向(奥行方向)がX軸方向であり、高さ方向がZ軸方向であり、幅方向がY軸方向である。コンテナ10は、トラックなどの移動体により可搬可能な大きさおよび重さである。具体的には、コンテナ10のX軸方向における寸法10Dは例えば4m程度であり、Z軸方向における寸法10hは例えば2m程度である。また、コンテナ10のY軸方向における寸法10Wは、例えば、1.8m程度である。図1および図2に示すように、コンテナ10のZ2方向に位置する四隅には、シャックル102が設けられる。シャックル102は、コンテナ10と一体的に形成され、ステイ40の先端に連結する連結金具である。コンテナ10は、典型的には金属製であるがこれに限られず、他の材料から構成されてもよい。
図3は、図2のA−A線の断面を模式的に示す図である。図3では、架台30の図示を省略する。コンテナ10は、図3に示すように、第1の部屋10aと、第2の部屋10bとを有する。第1の部屋10aは、隔壁111bと、第2の部屋10bと一体的に形成された枠体(フレーム)により画定される空間である。隔壁111bは、第1の部屋10aと第2の部屋10bの内部空間とを隔てる壁である。隔壁111bは、第2の部屋10bの内部空間を画定する壁部11bの一部である。第1の部屋10aは、X2方向、Y軸方向およびZ軸方向に屋外に開放される。また、第1の部屋10aは、図3に示すように、開口部11aを有する。開口部11aは、第1の部屋10aのうち、第2の部屋10bと後述する無線装置61との間に位置する空間である。開口部11aは、X2方向、Y軸方向およびZ軸方向に屋外に開放される。
第2の部屋10bは、屋外と分離された、直方体状の筐体である。第2の部屋10bの内部空間を画定する壁部11bのうち、Y1方向に位置する壁部114bと、Y2方向に位置する壁部112bには、図3に示すように、複数の開閉機構101が設けられる。第2の部屋10bは、複数の開閉機構101の全てが閉められることによって、当該内部空間を画定する閉空間を形成する。従って、当該閉空間には、雨風の侵入が防止される。第2の部屋10bに開閉機構101が設けられることによって、第2の部屋10bに収容された機器のメンテナンスなどのために、保守担当者が、第2の部屋10bに立ち入ることができる。なお、開閉機構101は、典型的には図1に示すようにドアである。ただし、開閉機構101は、ドアとは異なる開閉機構であってもよい。
[アンテナポール]
アンテナポール20は、支持柱21と、ベース部22と、複数のリブ23とを有する。本実施形態に係る支持柱21は、図2に示すように、第1部分21aと第2部分21bと第3部分21cと第4部分21dの4つの構造体から構成される。これらの構造体は、Z軸方向に延在する円柱状の構造体である。支持柱21は、同図に示すように、第1部分21aと第2部分21bと第3部分21cと第4部分21dとがZ軸方向に連結されることにより構成される。支持柱21のZ軸方向における寸法20hは、例えば、14m程度である。
第1部分21aは、コンテナ10の開口部11aを挿通する。本実施形態の基地局100は、支持柱21が開口部11aを挿通する構成である。支持柱21が開口部11aを挿通することにより、アンテナポール20とコンテナ10とがそれぞれ別に場所に設置される場合と比較して、基地局100を設置するために必要なスペースが削減される。従って、基地局100を所望とする場所に設置できる機会が増える。
ベース部22は、支持柱21を支持する平板材である。ベース部22は、第1部分21aのうちZ1方向に位置する端部に一体的に形成される。ベース部22は、ボルトおよびナットにより架台30に固定される。リブ23は、図3に示すように、Z軸回りに所定の間隔をあけて複数設けられる。複数のリブ23は、第1部分21aのうちZ1方向に位置する端部の外周面とベース部22の表面とに一体的に形成される。リブ23は、アンテナポール20の機械的強度を向上させる補強部材である。
[架台]
図4〜図6は、架台30の構成例を示す図である。図4は架台30の上面図であり、図5は架台30の側面図である。また、図6は、架台30の正面図である。架台30は、図1および図2に示すように、コンテナ10と地面Lとの間に設けられ、コンテナ10およびアンテナポール20を支持する。
架台30は、図4に示すように、複数のH鋼板が井桁に組まれることにより構成される。井桁に組まれた複数のH鋼板とは、2つ以上のH鋼板を所定距離だけ隔てて配置し、当該2つ以上のH鋼板の鉛直上方に2つ以上のH鋼板を所定距離だけ隔てて配置することを意味する。そして、Z軸方向に沿って架台30を見る平面視において、鉛直下方側の2つ以上のH鋼板は、鉛直上方側の2つ以上のH鋼板からはみ出している。また、鉛直上方側の2つ以上のH鋼板も、鉛直下方側の2以上のH鋼板からはみ出している。本実施形態では、前述したようなはみだし部分を有する架台30にコンテナ10が支持されることによって、コンテナ10が例えば強風または振動に曝されたとしても、コンテナ10が転倒することが防止される。即ち、コンテナ10の安定性が向上する。
架台30は、図4に示すように、第1鋼板31と、第2鋼板32と、第3鋼板33とを有する。架台30を構成するH鋼板の種類は特に限定されず、例えば、めっき鋼板、塗覆装鋼板または合金板などであってもよく、その種類は問わない。
第1鋼板31は、X軸方向に所定の間隔をおいて複数設けられる。第1鋼板31のY軸方向の寸法31Dは、例えば、1.8m程度である。第1鋼板31のX軸方向の寸法31Wは、例えば、250mm程度である。また、第1鋼板31のZ軸方向の寸法31hは、例えば、250mm程度である。第1鋼板31のうちY2方向に位置する端部と、Y1方向に位置する端部は、第2鋼板32と地面Lとに挟持される。第1鋼板31は、図5に示すように、支持部31aと、張出部31bと、張出部31cとを有する。
支持部31aは、Y軸方向に延在する平板である。張出部31bは、支持部31aの上縁からX1方向およびX2方向に張り出す平板であり、Y軸方向に延在する。張出部31bは、図4に示すように、複数のボルト孔H2を有する。ベース部22を貫通するボルトV2(図3参照)が、ボルト孔H2に螺合することによって、ベース部22が張出部31bに支持される。即ち、アンテナポール20が複数の第1鋼板31に固定される。上述の説明から理解されるとおり、本実施形態のアンテナポール20は、複数の第2鋼板32と地面Lとに挟持される複数の第1鋼板31に固定される。本実施形態では、アンテナポール20を支持する複数の第1鋼板31が、複数の第2鋼板32と地面Lとに挟持されることによって、当該複数の第1鋼板31が転動することが防止される。従って、複数の第1鋼板31の転動に追随して、アンテナポール20が転倒することが防止される。即ち、アンテナポール20の安定性が向上する。張出部31cは、支持部31aの下縁からX1方向およびX2方向に張り出す平板であり、Y軸方向に延在する。
第1鋼板31のX1方向に位置する外周面には、図5に示すように、リブ31dが設けられる。当該リブ31dは、Y軸方向に所定の間隔をおいて複数設けられる。当該外周面は、張出部31bのZ1方向に位置する表面と、支持部31aのX1方向に位置する表面と、張出部31cのZ2方向に位置する表面とから構成される。同様に、第1鋼板31のX2方向に位置する外周面にも、図5に示すように、リブ31dが設けられる。当該リブ31dは、Y軸方向に所定の間隔をおいて複数設けられる。当該外周面は、張出部31bのZ1方向に位置する表面と、支持部31aのX2方向に位置する表面と、張出部31cのZ2方向に位置する表面とから構成される。リブ31dは、第1鋼板31の機械的な強度を補強する補強部材である。
第2鋼板32は、図4に示すように、Y軸方向に所定の間隔をおいて複数設けられる。第2鋼板32は、図5に示すように、コンテナ10の長手方向に平行である。第2鋼板32は、X軸方向に延在する。第2鋼板32のX軸方向の寸法32Wは、例えば、4.2m程度である。第2鋼板32のY軸方向の寸法32Dは、例えば、250mm程度である。また、第2鋼板32のZ軸方向の寸法32hは、例えば、250mm程度である。第2鋼板32は、図4に示すように、第1鋼板31および第3鋼板33に対して鉛直上方に位置し、第1鋼板31および第3鋼板33に載置される。第2鋼板32は、図5および図6に示すように、支持部32aと、張出部32bと、張出部32cとを有する。
支持部32aは、X軸方向に延在する平板である。張出部32bは、支持部32aの上縁からY1方向およびY2方向に張り出す平板であり、X軸方向に延在する。張出部32bを貫通するボルトV1が、コンテナ10の底部に螺合することよって、コンテナ10が第2鋼板32に支持される。即ち、コンテナ10が第2鋼板32に固定される。張出部32cは、支持部32aの下縁からY1方向およびY2方向に張り出す平板であり、X軸方向に延在する。張出部32cと第1鋼板31の張出部31bとを貫通するボルトV4は、ナットN2を挿通する。そして、ナットN2を締めることによって、第2鋼板32が第1鋼板31に締結される。
第3鋼板33は、図4に示すように、X軸方向に所定の間隔をおいて複数設けられる。第3鋼板33は、同図に示すように、Y軸方向に延在する。第3鋼板33のY軸方向の寸法33Dは、第2鋼板32のX軸方向の寸法32Wよりも大きい。具体的には、寸法33Dは、例えば、4.4m程度である。本実施形態の基地局100は、第2鋼板32よりも第3鋼板33が長く、且つ、第3鋼板33がコンテナ10の長手方向(X軸方向)および高さ方向(Z軸方向)に直交する方向(Y軸方向)に延存する構成である。つまり、第3鋼板33は、コンテナ10の側面に平行なX−Z平面に直交する方向に延在し、且つ、第2鋼板32よりも長い。従って、架台30と地面Lとが対向する面積が、コンテナ10の側面に直交する方向に大きくなる。従って、コンテナ10の側面が例えば強風を受けたとしても、コンテナ10が転倒することが防止される。即ち、コンテナ10の安定性が向上する。
第3鋼板33のX軸方向の寸法33Wは、例えば、250mm程度である。また、第3鋼板33のZ軸方向の寸法33hは、例えば、250mm程度である。第3鋼板33は、第2鋼板32と地面Lとに挟持される。第3鋼板33は、図5に示すように、支持部33aと張出部33bと張出部33cとを有し、地面Lに載置される。
支持部33aは、Y軸方向に延在する平板である。張出部33bは、支持部33aの上縁からX1方向およびX2方向に張り出す平板であり、Y軸方向に延在する。張出部33bと第2鋼板32の張出部32cとを貫通するボルトV3は、ナットN1を挿通する。そして、ナットN1を締めることによって、第3鋼板33が第2鋼板32に締結される。張出部33cは、支持部33aの下縁からX1方向およびX2方向に張り出す平板であり、Y軸方向に延在する。
[ステイ]
ステイ40は、コンテナ10とアンテナポール20とを繋ぐ架橋部材である。ステイ40は、図1および図2に示すように、コンテナ10のZ2方向の位置する四隅に設けられたシャックル102と、支持柱21の第3部分21cとに連結される。ステイ40の径は、例えば、14mm程度である。ステイ40は、複数のワイヤーが束ねられたワイヤーステイである。当該ワイヤーは、例えば、鉄などの金属製である。
本実施形態では、アンテナポール20がステイ40を介してシャックル102に繋がれるので、アンテナポール20がステイ40を介して地面Lに繋がれる場合と比較して、基地局100を設置するために必要なスペースが削減される。従って、基地局100を所望とする場所に設置できる機会が増える。また、アンテナポール20とシャックル102とがステイ40を介して繋がれることによって、アンテナポール20が例えば強風または振動に曝されたとしても、アンテナポール20が転倒することが防止される。即ち、アンテナポール20の安定性が向上する。
[複数の機器]
基地局100は、複数の機器を有する。複数の機器は、屋内機器50と、屋外機器60と、空調機70とを有する。屋内機器50は、第2の部屋10bに収容される機器である。図3に示される、整流器51および複合分電盤52などは屋内機器50に該当する。
屋外機器60は、複数の無線装置61を含み、第1の部屋10aに収容される。無線装置61は、図示を省略した配線を介してアンテナ24に接続される。アンテナ24は、特に限定されないが、例えば、オムニアンテナやセクターアンテナなどである。本実施形態では、第1の部屋10aに屋外機器60が収容されることによって、第2の部屋10b内に屋外機器60を設置せずにすむ。つまり、第2の部屋10bに収容される機器点数が削減される。従って、第2の部屋10b内の温度上昇が抑制される。なお、コンテナ10は、前述した整流器51、複合分電盤52および無線装置61のみならず、基地局100を機能させるために必要な電子機器(例えば、電源回路、通信装置など)を収容する。
空調機70は、室外機である。空調機70は、図3に示すように、第2の部屋10bの内部空間を画定する壁部11bのうちX1方向に位置する壁部113bの外壁面に設置される。また、壁部113bの外壁面には、図3に示すように、引込計器盤80も設置される。空調機70は、空冷式または水冷式の室外機であってもよく、その種類は問わない。
本実施形態では、基地局100が、空調機70を有する構成であることによって、第2の部屋10b内の熱が廃熱され、第2の部屋10b内が冷却される。なお、第2の部屋10bに収容される、整流器51および複合分電盤52の配置は、図3に示す配置に限定されないのは勿論である。
B:変形例
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述の態様に限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、前述の態様の空調機70は、コンテナ10の外壁面に設置されるがこれに限られず、第1の部屋10aに収容されてもよい。また、前述の態様では、架台30が地面Lに載置されているだけであるが、架台30は、地面Lに固定されてもよい。架台30が地面Lに固定される場合、例えば、張出部33cを貫通するボルトが地面Lに螺合することによって、張出部33cが地面Lに固定される。
C:補足
本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本発明は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
D:付記
以上に例示した形態から、例えば以下の構成が把握される。
本開示のひとつの態様である態様1に係る基地局100は、アンテナ24が設けられたアンテナポール20と、アンテナ24に接続される機器を収容するコンテナ10であって、アンテナポール20に挿通される開口部11aを有するコンテナ10とを具備する。この態様によれば、アンテナポール20とコンテナ10とがそれぞれ別に場所に設置される場合と比較して、基地局100を設置するために必要なスペースが削減される。従って、基地局100を所望とする場所に設置できる機会が増える。
態様1の具体例である態様2によれば、コンテナ10は、屋外に開放された第1の部屋10aと、屋外と分離された第2の部屋10bとを有し、第1の部屋10aは、開口部11aを有する。
態様2の具体例である態様3によれば、複数の機器をさらに具備し、前記複数の機器は、屋内機器50と屋外機器60とを有し、屋内機器50は、第2の部屋10bに収容され、屋外機器60は、第1の部屋10aに収容される。この態様によれば、第1の部屋10aに屋外機器60が収容されることによって、第2の部屋10b内に屋外機器60を設置せずにすむ。つまり、第2の部屋10bに収容される機器点数が削減される。従って、第2の部屋10b内の温度上昇が抑制される。
態様3の具体例である態様4によれば、前記複数の機器は、第2の部屋10b内の熱を廃熱する空調機70をさらに有し、空調機70は、第1の部屋10aに収容される、または、コンテナ10の外壁面に設置される。この態様によれば、基地局100が空調機70を有する構成であるので、第2の部屋10b内の熱が廃熱され、第2の部屋10b内が冷却される。
態様1から態様4のいずれかの具体例である態様5によれば、複数の鋼板が井桁に組まれた架台30をさらに具備し、架台30は、コンテナ10を支持する。この態様によれば、コンテナ10が、複数の鋼板が井桁に組まれた架台30に支持されるので、コンテナ10が例えば強風または振動に曝されたとしても、コンテナ10が転倒することが防止される。即ち、コンテナ10の安定性が向上する。
態様5の具体例である態様6によれば、架台30は、アンテナポール20を支持する第1鋼板31と、コンテナ10を支持する第2鋼板32と、を有し、第1鋼板31は、第2鋼板32と地面Lとに挟持される。この態様によれば、アンテナポール20を支持する第1鋼板31が第2鋼板32と地面Lとに挟持されることによって、当該第1鋼板31が転動することが防止される。従って、第1鋼板31の転動に追随して、アンテナポール20が転倒することが防止される。即ち、アンテナポール20の安定性が向上する。
態様6の具体例である態様7によれば、架台30は、地面Lに載置される第3鋼板33をさらに有し、第2鋼板32は、コンテナ10の長手方向に延在し、第3鋼板33は、前記長手方向に平行なコンテナ10の側面に直交する方向に延在し、第2鋼板32よりも長い。この態様によれば、コンテナ10の側面に直交する方向に延在する第3鋼板33が、コンテナ10の長手方向に延在する第2鋼板32よりも長いことによって、架台30と地面Lとが対向する面積が当該側面に直交する方向に大きくなる。従って、コンテナ10の側面が例えば強風を受けたとしても、コンテナ10が転倒することが防止される。即ち、コンテナ10の安定性が向上する。
態様1から態様7のいずれかの具体例である態様8によれば、基地局100は、コンテナ10とアンテナポール20とを繋ぐ架橋部材(ステイ40)をさらに具備する。この態様によれば、アンテナポール20がステイ40を介してコンテナ10に繋がれるので、アンテナポール20がステイ40を介して地面Lに繋がれる場合と比較して、基地局100を設置するために必要なスペースが削減される。従って、基地局100を所望とする場所に設置できる機会が増える。また、アンテナポール20とコンテナ10とがステイ40を介して繋がれることによって、アンテナポール20が例えば強風または振動に曝されたとしても、アンテナポール20が転倒することが防止される。即ち、アンテナポール20の安定性が向上する。
コンテナ…10、第1の部屋…10a、第2の部屋…10b、開口部…11、アンテナポール…20、アンテナ…24、架台…30、第1鋼板…31、第2鋼板…32、第3鋼板…33、ステイ…40、屋内機器…50、屋外機器…60、空調機…70、地面…L。

Claims (6)

  1. アンテナが設けられたアンテナポールと、
    前記アンテナに接続される機器を収容するコンテナであって、前記アンテナポールに挿通される開口部を有するコンテナと
    複数の鋼板が井桁に組まれた、前記コンテナを支持する架台と、を具備し、
    前記架台は、
    前記アンテナポールを支持する第1鋼板と、
    前記コンテナを支持する第2鋼板と、を有し、
    前記第1鋼板は、前記第2鋼板と地面とに挟持される
    ことを特徴とするコンテナ型基地局。
  2. 前記架台は、前記地面に載置される第3鋼板をさらに有し、
    前記第2鋼板は、前記コンテナの長手方向に延在し、
    前記第3鋼板は、前記長手方向に平行な前記コンテナの側面に直交する方向に延在し、前記第2鋼板よりも長い
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテナ型基地局。
  3. 前記コンテナは、屋外に開放された第1の部屋と、屋外と分離された第2の部屋とを有し、
    前記第1の部屋は、前記開口部を有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンテナ型基地局。
  4. 複数の機器をさらに具備し、
    前記複数の機器は、屋内機器と屋外機器とを有し、
    前記屋内機器は、前記第2の部屋に収容され、
    前記屋外機器は、前記第1の部屋に収容される
    ことを特徴とする請求項3に記載のコンテナ型基地局。
  5. 前記複数の機器は、前記第2の部屋内の熱を廃熱する空調機をさらに有し、
    前記空調機は、前記第1の部屋に収容される、または、前記コンテナの外壁面に設置される
    ことを特徴とする請求項4に記載のコンテナ型基地局。
  6. 前記コンテナと前記アンテナポールとを繋ぐ架橋部材をさらに具備する
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコンテナ型基地局。
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