JP6937619B2 - Packaging bag - Google Patents
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Description
本発明は、包装袋に関する。 The present invention relates to a packaging bag.
従来より、樹脂フィルム等からなる包装袋が使用されている(例えば、特許文献1を参照)。この種の包装袋は、廃棄処分の容易さの点で改善の余地があった。 Conventionally, a packaging bag made of a resin film or the like has been used (see, for example, Patent Document 1). This type of packaging bag could be improved in terms of ease of disposal.
従来、スタンディングパウチ等の包装袋の中でも、特に液体の内容物を封入する包装袋は、その内容物の使用後や他の容器への詰め替え後の廃棄時に、包装袋中に残った内容物が垂れる、内容物の使用後に廃棄までの間にかさばり取り扱いづらい、ごみ箱等への廃棄を行うまでの間にも持ちづらく運びづらいといった課題があった。また、これら包装袋はごみ箱等の中でも包装袋がかさばり、包装袋中に残ったわずかな内容物が染みだすことがあった。特に比較的大きな包装袋においては、かさばるという問題が顕著であった。また、ごみ箱からごみ箱へ内容物を移すときにも、かさばった包装袋を移しづらく、さらに包装体から染み出た内容物により周囲を汚してしまったり、手に内容物がこびり付いてしまったりといった問題もあり、使用者からも課題として挙げられていた。
本発明は上記これらの課題に鑑み、発明者らが誠意検討を行って発明に至ったものであり、廃棄処分までの間にもかさばらず、廃棄処分が容易で、包装袋中に残った内容物の染みだしにより周囲が汚れたり、触れたときに手にこびり付くといったこともなく、使用時の使いやすさを画期的に改善する優れた発明である。
さらに本発明は折りたたまれた粘着テープを有するため、展開して長くなった粘着テープを用いて丸めた包装袋を止めるときに留めやすい。
Conventionally, among packaging bags such as standing pouches, especially packaging bags that enclose liquid contents, the contents remaining in the packaging bag when the contents are used or refilled into another container and then disposed of. There are problems such as dripping, bulkiness and difficulty in handling after use of the contents and before disposal, and difficulty in carrying and carrying until disposal in a trash can or the like. In addition, these packaging bags are bulky even in a trash can, and a small amount of contents remaining in the packaging bag may seep out. Especially in a relatively large packaging bag, the problem of bulkiness was remarkable. Also, when transferring the contents from the trash can to the trash can, it is difficult to transfer the bulky packaging bag, and the contents that seep out of the packaging stain the surroundings and the contents stick to the hands. It was also mentioned as an issue by users.
In view of the above-mentioned problems, the present invention has been invented by the inventors in good faith, is not bulky until disposal, is easy to dispose of, and remains in the packaging bag. It is an excellent invention that dramatically improves usability during use without the surroundings becoming dirty due to the exudation of objects or sticking to the hands when touched.
Further, since the present invention has a folded adhesive tape, it is easy to fasten the rolled packaging bag with the unfolded and elongated adhesive tape.
本発明の一態様は、包装体と、前記包装体に設けられた粘着テープと、を備え、前記粘着テープは、粘着剤層を有し、前記粘着剤層の少なくとも一部が露出するように展開可能に折りたたまれた形態とされている、包装袋を提供する。
前記包装袋において、前記包装体は、重ね合わされる一対の胴部フィルムと、前記一対の胴部フィルムの間に介装される底部フィルムと、を備え、前記一対の胴部フィルムは、側端に沿って側端シール部において互いに接合され、前記一対の胴部フィルムと前記底部フィルムとは、周縁部の一部が底シール部において互いに接合されていてもよい。
前記粘着テープは、二つ折りに折りたたまれた形態とされていてもよい。
前記粘着テープは、三つ折りに折りたたまれた形態とされていてもよい。
前記包装袋は、前記包装袋の上部に、注出口の流路となる未シール部を備えていてもよい。
前記包装袋は、前記粘着テープを、前記包装袋の上部に備えていてもよい。
前記包装袋は、前記粘着テープを、前記包装袋の下部に備えていてもよい。
One aspect of the present invention comprises a package and an adhesive tape provided on the package, the adhesive tape having an adhesive layer so that at least a part of the adhesive layer is exposed. Provided is a packaging bag that is in a foldable form that can be unfolded.
In the packaging bag, the package includes a pair of body films to be overlapped and a bottom film interposed between the pair of body films, and the pair of body films are side ends. The pair of body film and the bottom film may be joined to each other at the side end seal portion along the line, and a part of the peripheral edge portion may be joined to each other at the bottom seal portion.
The adhesive tape may be in the form of being folded in half.
The adhesive tape may be in the form of being folded in three.
The packaging bag may be provided with an unsealed portion that serves as a flow path for a spout at the upper part of the packaging bag.
The packaging bag may include the adhesive tape on the upper part of the packaging bag.
The packaging bag may include the adhesive tape at the bottom of the packaging bag.
本発明の一態様によれば、粘着テープによって、包装体をロール状等にして小型化した形態とすることができる。よって、包装袋の廃棄処分を容易にすることができる。また、包装体の小型化により、廃棄物がごみ箱、ごみ袋等のなかで嵩張るのを防ぎ、廃棄物の減容化を図ることができる。 According to one aspect of the present invention, the adhesive tape can be used to roll the package into a miniaturized form. Therefore, it is possible to facilitate the disposal of the packaging bag. Further, by reducing the size of the package, it is possible to prevent the waste from becoming bulky in the trash can, the trash bag, etc., and to reduce the volume of the waste.
以下、好適な実施の形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。
[第1形態例]
第1形態例は図1のように包装袋の上部に粘着テープが位置し、前記粘着テープが図2(A)に示すように二つ折りに折りたたまれたテープである形態例である。
図1は、第1形態例の包装袋を示す平面図である。図2(A)は、図1の包装袋の粘着テープを示す概略図である。図2(B)は、粘着テープの動作を示す概略図である。
図1に即して各構成の位置関係を説明する場合がある。図1において、包装体10の充填口13は底部フィルム12の上方に位置する。長方形の胴部フィルム11の長さ方向をY方向といい、胴部フィルム11の面内においてY方向に直交する方向(幅方向)をX方向という。Y方向は上下方向と一致する。平面視とは、胴部フィルム11の厚さ方向に見ることをいう。
Hereinafter, the present invention will be described with reference to the drawings based on the preferred embodiments.
[Example of first form]
The first embodiment is an example in which the adhesive tape is located on the upper part of the packaging bag as shown in FIG. 1, and the adhesive tape is folded in half as shown in FIG. 2 (A).
FIG. 1 is a plan view showing a packaging bag of the first embodiment. FIG. 2A is a schematic view showing the adhesive tape of the packaging bag of FIG. FIG. 2B is a schematic view showing the operation of the adhesive tape.
The positional relationship of each configuration may be described with reference to FIG. In FIG. 1, the
図1に示すように、本形態例の包装袋100は、包装体10と、粘着テープ20とを備えている。
包装体10は、重ね合わされた一対の胴部フィルム11,11と、底部フィルム12とから構成されたスタンディングパウチである。
一対の胴部フィルム11,11は、互いに平面視形状が同一である。胴部フィルム11,11は、左右両側の側端に沿ってそれぞれ側端シール部11a,11bにおいて互いに接合されている。
底部フィルム12は、折り線12aを中心線にして二つ折りにされている。底部フィルム12は、折り線12aが内向きとなるように折り重ねられて一対の胴部フィルム11,11の下部同士の間に介装されている。
包装体10の下部には、各胴部フィルム11,11と底部フィルム12とが互いに対向する対向面の下端縁部(周縁部の一部)においてヒートシールにより互いに接合されることにより底シール部12bが形成されている。
As shown in FIG. 1, the
The
The pair of
The
At the lower part of the
胴部フィルム11および底部フィルム12として使用するフィルムとしては、従来より使用されているもの、例えば二軸延伸ポリプロピレン、二軸延伸ポリアミド、二軸延伸ポリエステル等からなるフィルムを基材フィルムとし、これらの基材フィルムに、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をシーラント層として積層した積層体が用いられる。積層フィルムを製造する方法としては、ドライラミネート法、押出ラミネート法、共押出法などが挙げられる。基材フィルム層とシーラント層との間には接着強度の向上のため、接着剤やアンカー剤等を設けることができる。この場合、包装袋の強度を高めるために基材フィルムを複数枚積層してもよい。あるいは気体や紫外線のバリア性を高めるため、アルミニウム箔等の金属箔、金属蒸着層、セラミック等の無機質蒸着層、エチレン−ビニルアルコール共重合体フィルムなどを積層してもよい。
胴部フィルム11および底部フィルム12は、可撓性を有する。
As the film used as the
The
包装体10の寸法は特に限定されないが、詰め替え用容器として好適な範囲は、包装体10の高さとしては100〜500mm程度、包装体10の幅(両側端間の最大幅)としては70〜300mm程度、内容物の充填量としては100〜5000cm3程度である。
The dimensions of the
包装体10の上側の隅部には、注出口14の流路となる未シール部15が包装体10の斜め上方を向くように形成されている。
注出口14は、開封後の流路15の両側を構成する流路形成シール部15a,15bと、開封前の流路15を封止する流路封止シール部15cと、開封中につまみとなるプルタブ16とが、一方の側端シール部11aの上部から連続して胴部フィルム11,11同士をヒートシールすることにより形成されている。
At the upper corner of the
The
流路形成シール部15a,15bは、注出口14を開封したときに、それぞれ流路15の両側部を区画している。すなわち、一方の流路形成シール部15aと他方の流路形成シール部15bとの間の未シール部が流路15となる。
また、流路15の先端部は、流路封止シール部15cによって閉止されている。流路形成シール部15bと側端シール部11bとの間は充填口13として開口されており、この充填口13を通して包装体10内に内容物を充填することが可能である。なお、内容物の充填後は、充填口13の周縁において胴部フィルム11,11同士をヒートシールすることにより上部シール部13Aを形成し、充填口13を閉止する。
The flow path forming
The tip of the
流路15には、チューブ状(筒状)の保形材15dを設けることができる。保形材15dは、中心軸方向を流路15の方向に合わせて設置される。保形材15dによって、胴部フィルム11,11の間が離隔され、注出時に流路15の広がり状態を保つことができる。保形材15dの形状は、断面が円形、楕円形、多角形(三角形、四角形等)などであるチューブ状であってもよいし、断面がU字状、H字状、T字状などである構造体であってもよい。保形材15dの構成材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)などのポリオレフィン系樹脂のほか、ポリアミド、ポリエステル、ポリスチレン、ポリカーボネート等の合成樹脂が挙げられる。
A tubular (cylindrical) shape-retaining
注出口14には、開封を容易にするため、流路となる未シール部15を横断するように、例えばレーザー加工によって形成されたハーフカット溝などからなる開封案内線18が形成されている。開封案内線18は、注出口14を含む2枚の胴部フィルム11,11のそれぞれに設けることが好ましい。
In order to facilitate opening, the
図1および図2(A)に示すように、粘着テープ20は、包装体10(例えば胴部フィルム11の外表面)に設けられている。
図2(A)に示すように、粘着テープ20は、第1層21と、第2層22とを備えている。
第1層21は、第1基材層23と、第1基材層23に積層された第1粘着剤層24とを備える。第2層22は、第2基材層25と、第2基材層25に積層された第2粘着剤層26とを備える。
As shown in FIGS. 1 and 2 (A), the
As shown in FIG. 2A, the
The
第1基材層23および第2基材層25としては、例えば、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミドなどからなる樹脂フィルムを用いることができる。ポリエステルは、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどである。ポリオレフィンは、ポリエチレン、ポリプロピレンなどである。そのほか、樹脂以外の材料、例えば紙、セロハン、布材(不織布、織布等)などからなるフィルムも第1基材層23および第2基材層25として使用できる。
As the first
図1に示すように、第1基材層23および第2基材層25は、例えば長さ方向に一定の幅を有するテープ状とされている。第1基材層23および第2基材層25は、長さ方向に伸縮可能であってもよい。
図2(A)に示すように、第1基材層23の上端を第1端23cといい、下端を第2端23dという。第2基材層25の上端を第1端25cといい、下端を第2端25dという。
第1基材層23および第2基材層25の厚みは、特に限定はないが、例えば10〜150μmとすることができ、20〜60μmとすることもできる。
第1基材層23および第2基材層25には、必要に応じて、粘着剤層24,26が形成された面(第1面23a,25a)とは反対の面(第2面23b,25b)に、防汚層、帯電防止層、ハードコート層などを設けることができる。
As shown in FIG. 1, the first
As shown in FIG. 2A, the upper end of the first
The thickness of the first
The first
第2基材層25は、第1基材層23に重なる位置に設けられている。
第1基材層23および第2基材層25において、第1端領域は第1端を含む領域であり、第2端領域は第2端を含む領域であり、主領域は第1端領域と第2端領域との間の(長さ方向の)中間領域である。
The second
In the first
第1基材層23の第1面23aのうち、第1基材層23の第1端23cを含む第1端領域23A1は、ヒートシール、接着等により胴部フィルム11の表面11cに接合されている。表面11cに対する第1端領域23A1の剥離強度は、第1面23aのうち第1端領域23A1以外の領域(主領域23B1および第2端領域23C1)における、表面11cに対する剥離強度より高い。
Of the
第2基材層25の第1面25aのうち、第2基材層25の第2端25dを含む第2端領域25C1は、ヒートシール、接着等により第1基材層23の第2面23b(詳しくは第2端23dを含む第2端領域23C2)に接合されている。第2面23bに対する第2端領域25C1の剥離強度は、第1面25aのうち第2端領域25C1以外の領域(第1端領域25A1および主領域25B1)における、第2面23bに対する剥離強度より高い。
Of the
第1粘着剤層24は、第1基材層23の第1面23aのうち、第1端領域23A1以外の領域(主領域23B1および第2端領域23C1)の少なくとも一部に形成されている。第1粘着剤層24の外面(図2(A)では下面)は粘着面24aである。図2(A)に示す形態では、粘着面24aは胴部フィルム11の表面11cに当接し、接着されている。粘着面24aは表面11cに対して剥離可能である。粘着面24aは表面11cに再接着可能であってもよい。第1粘着剤層24によって、第1基材層23は、表面11cに剥離可能に接着される。
The first pressure-
第2粘着剤層26は、第2基材層25の第1面25aのうち、第2端領域25C1以外の領域(第1端領域25A1および主領域25B1)の少なくとも一部に形成されている。第2粘着剤層26は、例えば主領域25B1の大部分に形成される。第2粘着剤層26の外面(図2(A)では下面)は粘着面26aである。図2(A)に示す形態では、粘着面26aは第1基材層23の第2面23bに当接し、接着されている。粘着面26aは第2面23bに対して剥離可能である。粘着面26aは第2面23bに再接着可能であってもよい。第2粘着剤層26によって、第2基材層25は、第2面23bに剥離可能に接着される。
The second pressure-
第2粘着剤層26は、第1端領域25A1に形成されていないことが好ましい。これにより、第2基材層25のうち第1端25cを含む部分(第1端部分25D)が第1基材層23に対して非接着となるため、使用者が手指で第1端部分25Dを容易に把持できるようになる。
The second pressure-
第1粘着剤層24および第2粘着剤層26に使用する粘着剤は、溶剤系でも無溶剤系でもよい。溶剤系の粘着剤は水系でも非水系でもよい。粘着剤としては、例えば、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ゴム系粘着剤、ウレタン系粘着剤等が使用できる。
The pressure-sensitive adhesive used for the first pressure-
図2(A)に示すように、粘着テープ20は、第1層21と第2層22とが重なり、それぞれの一方の端部(第2端領域25C1および第2端領域23C2)が互いに接合されているため、二つ折りに折りたたまれた形態である。すなわち、粘着テープ20は、折返し部(第2端領域25C1と第2端領域23C2との接合箇所)において折り返されて積層された第1層21と第2層22とを有する形態である。図2(A)に示す形態の粘着テープ20は、第1粘着剤層24および第2粘着剤層26が露出していない。
図1に示すように、粘着テープ20は、包装体10の上部に、上下方向(Y方向)に沿って設けられている。粘着テープ20は、包装体10の幅方向(Y方向)の中央に設けられている。
As shown in FIG. 2A, in the
As shown in FIG. 1, the
図2(B)に示すように、第1基材層23および第2基材層25の長さは、粘着テープ20を展開したときに、平面視で、胴部フィルム11の上辺11d(上端)より外方に延出した部分において第2粘着剤層26の少なくとも一部が露出する程度の長さとされる。
As shown in FIG. 2B, the lengths of the first
包装袋100を作製するには、例えば、胴部フィルム11,11および底部フィルム12によって包装体10を作製し、次いで胴部フィルム11の表面11cに粘着テープ20を貼り付ける方法を採用できる。粘着テープ20は、包装体10の作製に先だって、胴部フィルム11に予め貼り付けておいてもよい。
In order to manufacture the
次に、本形態例の包装袋100の使用方法について説明する。
図1に示すように、包装体10に充填される内容物は、特に限定されないが、液体、固体(粉体や顆粒体等)、粘稠体、これらの混合物などが挙げられる。具体的には、化粧品、液体洗剤、液体漂白剤、液体ワックス、ヘアケア用品(シャンプー、リンス、コンディショナーなど)などが挙げられる。
充填口13は、上部シール部13Aによって閉止される。
Next, a method of using the
As shown in FIG. 1, the contents to be filled in the
The filling
プルタブ16をつまんで胴部フィルム11を引き裂き、切れ目を開封案内線18に沿って進行させると、流路封止シール部15cが分離し、流路15に開口が形成される。この開口から内容物を注出する。以下、内容物を使い切り、内容物が包装体10内にほとんど残っていない状態を想定する。
When the
図3および図4に示すように、包装袋100を廃棄するにあたっては、包装体10はロール状に丸めた形態とすることができる。例えば、包装体10を下部から上部に向けて巻くことによってロール状の形態とすることができる。この形態では、胴部フィルム11の上辺11d(上端)は、外面側の胴部フィルム11の表面11cに近接して位置する。これにより、包装体10を小型化できる。
As shown in FIGS. 3 and 4, when the
図2(A)に示すように、第2基材層25の第1端部分25Dを把持し、外方(図2(A)の左方)に引っ張る。これによって、第1基材層23および第1粘着剤層24が胴部フィルム11から離れるとともに、第2基材層25および第2粘着剤層26が第1基材層23から離れる。この際、第1基材層23の第1端領域23A1は胴部フィルム11に接合された状態を維持する。第2基材層25の第2端領域25C1は第1基材層23に接合された状態を維持する。
As shown in FIG. 2 (A), the
図2(B)に示すように、粘着テープ20は外方(図2(B)の左方)に展開され、その一部が胴部フィルム11の上辺11d(上端)より外方に延出する形態となる。上辺11d(上端)より外方に延出した部分においては、第2粘着剤層26の少なくとも一部が露出する。図2(B)においては、平面視において第2粘着剤層26の全体が上辺11d(上端)より外方に位置して露出している。
As shown in FIG. 2 (B), the
図4に示すように、外方に延出した部分の粘着テープ20の第2粘着剤層26を、ロール状の包装体10の外面側の胴部フィルム11の表面11cに当接させることによって、この部分(貼付け箇所P1)の胴部フィルム11に粘着テープ20を貼り付ける。これによって、胴部フィルム11の下部は、粘着テープ20によって貼付け箇所P1に連結される。そのため、包装体10が自らの弾性によって広がるのを防ぎ、包装体10をロール状の形態のまま保持することができる。
なお、包装体10の形態はロール状に限らず、1または複数回折りたたんだ形態であってもよい。この場合も包装体10を小型化できる。
As shown in FIG. 4, the second
The form of the
包装袋100は、粘着テープ20によって、包装体10をロール状等にして小型化した形態とすることができる。よって、包装袋100の廃棄処分を容易にすることができる。また、包装体10の小型化により、廃棄物がごみ箱、ごみ袋等のなかで嵩張るのを防ぎ、廃棄物の減容化を図ることができる。
包装体10は、胴部フィルム11,11と底部フィルム12とから構成されたスタンディングパウチであるため、平袋などに比べて曲げ剛性が高く、嵩が大きくなりやすいが、粘着テープ20によって、包装体10の小型化した形態を保つことができる。
The
Since the
包装体10の内容物を前記開口から吐出させる際には、包装体10を下部から上部に向けてしごきながら巻くことによってロール状の形態とすると、内容物を包装体10の上部側に集めることができるため、内容物の残留量を少なくできる。
包装袋100では、粘着テープ20は包装体10の上部に設けられているため、包装体10を下部から上部に向けて巻いた形態のままで粘着テープ20を包装体10に貼り付けることができる。すなわち、包装体10をしごき、内容物を上部の注出口14から吐出させながら包装体10をロール状に丸めた後に、そのまま粘着テープ20を展開し包装体10に留めつけることができる。そのため、本形態例は、使用者にとってテープ(粘着テープ20)で留める操作が容易な構造の形態例である。
When the contents of the
In the
包装体10の下部は底部フィルム12を有するため曲げ弾性が大きい。しかし、包装袋100では、包装体10を下部から上部に向けて巻くと、ロール状の形態において包装体10の下部は内側に位置する。そのため、包装体10の下部を包装体10の他の部分によって押さえ込むことができる。これによって、曲げ弾性による包装体10の広がりを抑制できるため、包装体10のロール状の形態を維持しやすい。
Since the lower part of the
粘着テープ20は、二つ折りの形態であるため、その構造が簡略であり、製造が容易であるという利点がある。
Since the
包装袋100は、保形材15dを備えているため流路15が開放状態となりやすいが、粘着テープ20によって包装体10をロール状等に保持できることから、廃棄処分の際に、包装体10の残留内容物の流路15からの漏出を防ぐことができる。
Since the
[第2形態例]
第2形態例は、図1のように包装袋の上部に粘着テープが位置し、前記粘着テープが図5(A)に示すように三つ折りに折りたたまれたテープである形態例である。
図5(A)は、第2形態例の包装袋の粘着テープを示す概略図である。図5(B)は、粘着テープの動作を示す概略図である。なお、第1形態例と同様の構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
[Example of second form]
The second embodiment is an example in which the adhesive tape is located on the upper part of the packaging bag as shown in FIG. 1, and the adhesive tape is folded in three as shown in FIG. 5 (A).
FIG. 5A is a schematic view showing the adhesive tape of the packaging bag of the second embodiment. FIG. 5B is a schematic view showing the operation of the adhesive tape. The same components as those in the first embodiment are designated by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted.
図5(A)に示すように、本形態例の包装袋200は、包装体10と、粘着テープ30とを備えている。
粘着テープ30は、包装体10(例えば胴部フィルム11の外表面)に設けられている。包装袋200は、粘着テープ20に代えて粘着テープ30が用いられること以外は、第1形態例の包装袋100と同様の構成である。
As shown in FIG. 5A, the
The
粘着テープ30は、第1層31と、第2層32と、第3層33とを備えている。
第1層31は、第1基材層34と、第1基材層34に積層された第1粘着剤層35とを備える。第2層32は、第2基材層36と、第2基材層36に積層された第2粘着剤層37とを備える。第3層33は、第3基材層38と、第3粘着剤層39とを備える。
The
The
第1基材層34、第2基材層36および第3基材層38は、第1形態例における第1基材層23および第2基材層25と同様とすることができる。
第1基材層34の上端を第1端34cといい、下端を第2端34dという。第2基材層36の上端を第1端36cといい、下端を第2端36dという。第3基材層38の上端を第1端38cといい、下端を第2端38dという。
第2基材層36は、第1基材層34に重なる位置に設けられている。第3基材層38は、第2基材層36に重なる位置に設けられている。
The first
The upper end of the first
The second
第1基材層34の第1面34aのうち、第1基材層34の第2端36dを含む第2端領域34C1は、ヒートシール、接着等により胴部フィルム11の表面11cに接合されている。表面11cに対する第2端領域34C1の剥離強度は、第1面34aのうち第2端領域34C1以外の領域(第1端領域34A1および主領域34B1)における、表面11cに対する剥離強度より高い。
Of the
第2基材層36の第1面36aのうち、第2基材層36の第1端36cを含む第1端領域36A1は、ヒートシール、接着等により第1基材層34の第2面34b(詳しくは第1端34cを含む第1端領域34A2)に接合されている。第2面34bに対する第1端領域36A1の剥離強度は、第1面36aのうち第1端領域36A1以外の領域(主領域36B1および第2端領域36C1)における、第2面34bに対する剥離強度より高い。
Of the
第3基材層38の第1面38aのうち、第3基材層38の第2端36dを含む第2端領域38C1は、ヒートシール、接着等により第2基材層36の第2面36b(詳しくは第2端36dを含む第2端領域36C2)に接合されている。第2面36bに対する第2端領域38C1の剥離強度は、第1面38aのうち第2端領域38C1以外の領域(第1端領域38A1および主領域38B1)における、第2面36bに対する剥離強度より高い。
Of the first surface 38a of the third
第1粘着剤層35は、第1基材層34の第1面34aのうち、第2端領域34C1以外の領域(第1端領域34A1および主領域34B1)の少なくとも一部に形成されている。第1粘着剤層35の外面(図5(A)では下面)は粘着面35aである。図5(A)に示す形態では、粘着面35aは胴部フィルム11の表面11cに当接し、接着されている。粘着面35aは表面11cに対して剥離可能である。粘着面35aは表面11cに再接着可能であってもよい。第1粘着剤層35によって、第1基材層34は、表面11cに剥離可能に接着される。
The first pressure-
第2粘着剤層37は、第2基材層36の第1面36aのうち第1端領域36A1以外の領域(主領域36B1および第2端領域36C1)の少なくとも一部に形成されている。第2粘着剤層37の外面(図5(A)では下面)は粘着面37aである。図5(A)に示す形態では、粘着面37aは第1基材層34の第2面34bに当接し、接着されている。粘着面37aは第2面34bに対して剥離可能である。粘着面37aは第2面34bに再接着可能であってもよい。第2粘着剤層37によって、第2基材層36は、第2面34bに剥離可能に接着される。
The second pressure-
第3粘着剤層39は、第3基材層38の第1面38aのうち第2端領域38C1以外の領域(第1端領域38A1および主領域38B1)の少なくとも一部に形成されている。第3粘着剤層39の外面(図5(A)では下面)は粘着面39aである。図5(A)に示す形態では、粘着面39aは第2基材層36の第2面36bに当接し、接着されている。粘着面39aは第2面36bに対して剥離可能である。粘着面39aは第2面36bに再接着可能であってもよい。第3粘着剤層39によって、第3基材層38は、第2面36aに剥離可能に接着される。
The third pressure-
第3粘着剤層39は、第1端領域38A1に形成されていないことが好ましい。これにより、第3基材層38のうち第1端38cを含む部分(第1端部分38D)が第2基材層36に対して非接着となるため、使用者が手指で第1端部分38Dを容易に把持できるようになる。
It is preferable that the third pressure-
第1粘着剤層35、第2粘着剤層37および第3粘着剤層39に使用する粘着剤は、第1形態例における第1粘着剤層24および第2粘着剤層26に使用する粘着剤と同様とすることができる。
The pressure-sensitive adhesive used for the first pressure-
粘着テープ30は、第1層31と第2層32と第3層33とが重なっており、それぞれの端部(第1端領域36A1と第1端領域34A2、および、第2端領域38C1と第2端領域36C2)が互いに接合されているため、三つ折りに折りたたまれた形態である。すなわち、粘着テープ30は、第1折返し部(第1端領域36A1と第1端領域34A2との接合箇所)、および第2折返し部(第2端領域38C1と第2端領域36C2との接合箇所)において折り返されて積層された第1〜第3層31,32,33を有する形態である。
粘着テープ30は、第1形態例の粘着テープ20(図1参照)と同様に、包装体10の上部に、上下方向(Y方向)に沿って設けられている。
In the
The
図5(B)に示すように、第1基材層34、第2基材層36および第3基材層38の長さは、粘着テープ30を展開したときに、胴部フィルム11の上辺11d(上端)より外方に延出した部分において第3粘着剤層39の少なくとも一部が露出する程度の長さとされる。
As shown in FIG. 5B, the lengths of the first
次に、本形態例の包装袋200の使用方法について説明する。
包装袋200を廃棄するにあたっては、廃棄物の減容化のため、包装体10はロール状に丸めた形態とすることができる(図3および図4参照)。
Next, a method of using the
When disposing of the
図5(A)に示すように、第3基材層38の第1端部分38Dを把持し、外方(図5(A)の左方)に引っ張る。これによって、第1基材層34および第1粘着剤層35が胴部フィルム11から離れ、第2基材層36および第2粘着剤層37が第1基材層34から離れ、第3基材層38および第3粘着剤層39が第2基材層36から離れる。この際、第1基材層34の第2端領域34C1は胴部フィルム11に接合された状態を維持する。第2基材層36の第1端領域36A1は第1基材層34に接合された状態を維持する。第3基材層38の第2端領域38C1は第2基材層36に接合された状態を維持する。
As shown in FIG. 5 (A), the
図5(B)に示すように、粘着テープ30は外方(図5(B)の左方)に展開され、その一部が胴部フィルム11の上辺11d(上端)より外方に延出する形態となる。上辺11d(上端)より外方に延出した部分においては、第3粘着剤層39の少なくとも一部が露出する。図5(B)においては、平面視において第3粘着剤層39の全体が上辺11d(上端)より外方に位置して露出している。
As shown in FIG. 5 (B), the
外方に延出した部分の粘着テープ30の第3粘着剤層39を、ロール状の包装体10の外面側の胴部フィルム11の表面11cに当接させ、この部分(貼付け箇所)の胴部フィルム11に、第3粘着剤層39によって粘着テープ30を貼り付ける。これによって、胴部フィルム11の下部は、粘着テープ30によって貼付け箇所に連結される。そのため、包装体10が自らの弾性によって広がるのを防ぎ、包装体10をロール状の形態のまま保持することができる。
The third
包装袋200は、粘着テープ30によって、包装体10を小型化した形態とすることができる。よって、包装袋200の廃棄処分を容易にすることができる。また、包装体10の小型化により、廃棄物がごみ箱、ごみ袋等のなかで嵩張るのを防ぎ、廃棄物の減容化を図ることができる。
The
包装袋200では、粘着テープ30が包装体10の上部に設けられているため、包装体10を下部から上部に向けて巻いた形態のままで粘着テープ30を包装体10に貼り付けることができる。すなわち、包装体10をしごき、内容物を上部の注出口14から吐出させながら包装体10をロール状に丸めた後に、そのまま粘着テープ30を展開し包装体10に留めつけることができる。そのため、本形態例は、使用者にとってテープ(粘着テープ30)で留める操作が容易な構造の形態例である。
In the
包装体10の下部は底部フィルム12を有するため曲げ弾性が大きいが、包装袋200では、ロール状の形態において包装体10の下部を包装体10の他の部分によって押さえ込むことによって、曲げ弾性による包装体10の広がりを抑制できる。そのため、包装体10のロール状の形態を維持しやすい。
Since the lower portion of the
粘着テープ30は、三つ折りの形態であるため、展開したときの延出長さを確保しやすい。そのため、特に製造時において包装体10に対する粘着テープ30の貼付け作業が容易となる。
Since the
[第3形態例]
第3形態例は、図6のように包装袋の下部に粘着テープが位置し、前記粘着テープが図2(A)に示すように二つ折りに折りたたまれたテープである形態例である。
図6は、第3形態例の包装袋を示す平面図である。なお、既出の形態例と同様の構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
[Example of third form]
The third embodiment is an example in which the adhesive tape is located at the bottom of the packaging bag as shown in FIG. 6, and the adhesive tape is folded in half as shown in FIG. 2 (A).
FIG. 6 is a plan view showing the packaging bag of the third embodiment. The same components as those in the above-described embodiment are designated by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted.
図6に示すように、本形態例の包装袋300は、包装体10と、粘着テープ20とを備えている。
包装袋300は、粘着テープ20が、包装体10の下部に、上下方向(Y方向)に沿って設けられている。包装袋300は、粘着テープ20が包装体10の下部に設けられていること以外は、第1形態例の包装袋100と同様の構成である。
包装袋300では、第1端23c,25cは、それぞれ第1基材層23および第2基材層25の下端である。第2端23d,25dは、それぞれ第1基材層23および第2基材層25の上端である。
As shown in FIG. 6, the
In the
In the
粘着テープ20の第1基材層23および第2基材層25の長さは、粘着テープ20を展開したときに、胴部フィルム11の下辺11e(下端)(図6参照)より外方に延出した部分において第2粘着剤層26の少なくとも一部が露出する程度の長さとされる(図2(B)参照)。
The lengths of the first
図7に示すように、包装袋300は、例えば、包装体10を上部から下部に向けて巻くことによってロール状の形態とすることができる。
外方に延出した部分の粘着テープ20の第2粘着剤層26(図2(B)参照)を、ロール状の包装体10の外面側の胴部フィルム11の表面11cに当接させ、この部分(貼付け箇所)の胴部フィルム11に粘着テープ20を貼り付ける。これによって、包装体10が自らの弾性によって広がるのを防ぎ、包装体10のロール状の形態を維持することができる。
As shown in FIG. 7, the
The second adhesive layer 26 (see FIG. 2B) of the
包装袋300は、粘着テープ20によって、包装体10を小型化した形態とすることができる。よって、包装袋300の廃棄処分を容易にすることができる。また、包装体10の小型化により、廃棄物がごみ箱、ごみ袋等のなかで嵩張るのを防ぎ、廃棄物の減容化を図ることができる。
The
包装袋300では、粘着テープ20は包装体10の下部に設けられているため、包装体10を上部から下部に向けて巻いた形態で粘着テープ20を包装体10に貼り付けることができる。
包装体10を上部から下部に向けて巻くことによってロール状の形態とすると、流路15がある包装体10の上部はロールの内側に位置するため、包装体10の上部は小さい曲げ半径で曲げられる。そのため、流路15は閉塞または狭隘化し、流路15の開口からの内容物の流出が起こりにくくなる。
また、包装体10が丸められてロール状となったときは、流路15が、丸まった包装袋の最内側に位置するため、廃棄時や、廃棄までの移動時において、わずかに残った包装体の内容物が流路15から浸み出てきても周辺を汚すことがない。
In the
When the
Further, when the
包装袋300では、注出口14を含む部分の構造によっては、包装体10の上部が曲がりにくくなることがある。しかし、包装袋300では、前述のロール状の形態において包装体10の上部は内側に位置するため、包装体10の上部を包装体10の他の部分によって押さえ込むことができる。これによって、包装体10の広がりを抑制できるため、包装体10のロール状の形態を維持しやすい。
In the
[第4形態例]
第4形態例は、図6のように包装袋の下部に粘着テープが位置し、前記粘着テープが図5(A)に示すように三つ折りに折りたたまれたテープである形態例である。すなわち、本形態例の包装袋は、粘着テープ20(図2(A)参照)に代えて粘着テープ30(図5(A)参照)が用いられること以外は、第3形態例の包装袋300と同様の構成である。
[Example of fourth form]
The fourth embodiment is an example in which the adhesive tape is located at the bottom of the packaging bag as shown in FIG. 6, and the adhesive tape is folded in three as shown in FIG. 5 (A). That is, the packaging bag of the third embodiment is the packaging bag of the third embodiment, except that the adhesive tape 30 (see FIG. 5 (A)) is used instead of the adhesive tape 20 (see FIG. 2 (A)). It has the same configuration as.
本形態例の包装袋は、粘着テープ30によって、包装体10を小型化した形態とすることができる。よって、包装袋の廃棄処分を容易にすることができる。また、包装体10の小型化により、廃棄物がごみ箱、ごみ袋等のなかで嵩張るのを防ぎ、廃棄物の減容化を図ることができる。
The packaging bag of this embodiment can be made into a miniaturized form of the
本形態例の包装袋では、粘着テープ30は包装体10の下部に設けられているため、包装体10を上部から下部に向けてロール状に巻いた形態で粘着テープ30を包装体10に貼り付けることができる。そのため、流路15の開口からの内容物の流出が起こりにくい。
粘着テープ30は、三つ折りの形態であるため、展開したときの延出長さを確保しやすい。そのため、特に製造時において包装体10に対する粘着テープ30の貼付け作業が容易となる。
In the packaging bag of this embodiment, since the
Since the
本形態例の包装袋では、注出口14を含む部分の構造によっては、包装体10の上部が曲がりにくくなることがあるが、前述のロール状の形態において包装体10の上部は内側に位置するため、包装体10の上部を包装体10の他の部分によって押さえ込むことができる。これによって、包装体10の広がりを抑制できるため、包装体10のロール状の形態を維持しやすい。
In the packaging bag of the present embodiment, the upper portion of the
以上、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の形態例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、前記形態例の包装体10は、胴部フィルム11,11と、底部フィルム12とから構成されたスタンディングパウチであるが、包装体はスタンディングパウチに限定されない。例えば、包装体において底部フィルムは必須ではない。包装袋は三方シール袋や四方シール袋などの平袋から構成されていてもよい。包装体は、底部フィルム12(図1参照)のような二つ折りのフィルムを包装体の側部に介装した構造であってもよい。
Although the present invention has been described above based on preferred embodiments, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the gist of the present invention.
For example, the
前記形態例の包装袋において、粘着テープは、内容物を使い切って包装袋を廃棄する際に使用したが、粘着テープは、内容物が包装体に残った状態であって、包装体を下部から上部に向けて巻く過程の途中において使用してもよい。この場合、巻いた部分の包装体をその形態のまま仮止めすることができる。
前記形態例の包装袋では、粘着テープは胴部フィルムに設けられているが、粘着テープの設置位置は胴部フィルムに限らず、包装体の他の部位、例えば底部フィルムの外表面であってもよい。
In the packaging bag of the above-described example, the adhesive tape was used when the contents were used up and the packaging bag was discarded, but the adhesive tape was in a state where the contents remained in the packaging, and the packaging was viewed from below. It may be used in the middle of the process of winding toward the top. In this case, the package of the wound portion can be temporarily fixed in that form.
In the packaging bag of the above-described embodiment, the adhesive tape is provided on the body film, but the position where the adhesive tape is installed is not limited to the body film, but is not limited to the body film, but is other parts of the package, for example, the outer surface of the bottom film. May be good.
前記形態例の包装袋は、二つ折りまたは三つ折りに折りたたまれた形態の粘着テープを有するが、粘着テープの折返し部の数は3以上の任意の数であってもよい。すなわち、粘着テープは、四つ折り、五つ折りなどの任意の折り数の形態が可能である。
前記形態例における粘着テープは、基材層と粘着剤層とを有する2層構造であるが、粘着テープは、粘着剤層として機能する単一の層からなる構造であってもよい。また、粘着テープは、基材層と粘着剤層のうち少なくとも一方が複数ある構造(すなわち合計3層以上の構造)であってもよい。
前記形態例における粘着テープは、複数の基材層が端部で互いに接合されることによって折りたたんだ形態となっているが、一枚の粘着テープを、一または複数箇所で折り返すことによって折りたたんだ形態としてもよい。
前記形態例の包装袋において、粘着テープの幅方向の位置は、包装体の中央に限らず、中央に対してずれた位置(一方の側端シール部寄りの位置または他方の側端シール部寄りの位置)であってもよい。
The packaging bag of the above-described example has an adhesive tape in a form folded in half or in three, and the number of folded portions of the adhesive tape may be any number of 3 or more. That is, the adhesive tape can be folded in any number of folds such as four folds and five folds.
The pressure-sensitive adhesive tape in the above embodiment has a two-layer structure having a base material layer and a pressure-sensitive adhesive layer, but the pressure-sensitive adhesive tape may have a structure composed of a single layer that functions as a pressure-sensitive adhesive layer. Further, the adhesive tape may have a structure in which at least one of the base material layer and the pressure-sensitive adhesive layer is present (that is, a structure having a total of three or more layers).
The adhesive tape in the above embodiment has a folded form in which a plurality of base material layers are joined to each other at the ends, but a single adhesive tape is folded by folding back at one or a plurality of places. May be.
In the packaging bag of the above-described embodiment, the position of the adhesive tape in the width direction is not limited to the center of the package, but is deviated from the center (the position closer to the one side end seal portion or the position closer to the other side end seal portion). Position).
100,200,300…包装袋、10…包装体、11…胴部フィルム、11a,11b…側端シール部、12…底部フィルム、12b…底シール部、14…注出口、15…流路となる未シール部、24a,26a・・・粘着面。 100, 200, 300 ... packaging bag, 10 ... packaging body, 11 ... body film, 11a, 11b ... side end seal, 12 ... bottom film, 12b ... bottom seal, 14 ... spout, 15 ... flow path Unsealed parts, 24a, 26a ... Adhesive surface.
Claims (6)
前記粘着テープは、粘着面を有し、展開可能に折りたたまれ、展開した状態では前記粘着面の少なくとも一部が露出し、
前記包装体は、重ね合わされる一対の胴部フィルムと、前記一対の胴部フィルムの間に介装される底部フィルムと、を備え、
一対の前記胴部フィルムは、側端に沿って側端シール部において互いに接合され、
一対の前記胴部フィルムと前記底部フィルムとは、その周縁部の一部が互いに接合され、
前記粘着テープは、互いに重なる位置に設けられた複数の層を有し、
複数の前記層は別体であり、
複数の前記層のうち隣り合う前記層は、長さ方向の一方の端を含む端領域で互いに面的に接合されている、
包装袋。 A package and an adhesive tape provided on the package are provided.
The adhesive tape has an adhesive surface and is foldable so that at least a part of the adhesive surface is exposed in the unfolded state.
The package includes a pair of body films to be overlapped and a bottom film interposed between the pair of body films.
The pair of body films are joined together at the side edge seals along the side edges.
A part of the peripheral portion of the pair of the body film and the bottom film is joined to each other.
The adhesive tape has a plurality of layers provided at overlapping positions with each other.
The plurality of said layers are separate bodies
Adjacent layers of the plurality of layers are planarly joined to each other in an end region including one end in the length direction.
Packaging bag.
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