JP6935784B2 - 二次電池の製造方法 - Google Patents

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本願は二次電池の製造方法に関し、詳しくは折り曲げ部が形成された二次電池の製造方法である。
ラミネート加工が施された全固体電池のエネルギー密度を向上させるために、ラミネート外装体の端部を折り曲げて全固体電池の体積効率を上げることは有効な手段である。外装体の構造上、内部に封入された電極体に向かう方向に折り曲げることが最も体積効率が高い。
ここで、従来のラミネート外装体の折り曲げ方法について説明する。図7(A)は内部に電極体が封入されたラミネート外装体の端部に注目した断面図である。従来から行われている方法は、この端部をまず折り曲げ(図7(B))、そして内部電極体に向かって押し付け板を押し付ける(図7(C))ことにより、外装体に折り曲げ部を形成させている。しかしながら、ラミネート機能を保持したまま折り曲げを行うことが前提のため、従来の方法では端部をしっかりと折り曲げることができず、スプリングバックにより折り曲げ部が開く問題があった(図7(D))。
そこで、特許文献1では折り曲げ部が開いてくる問題を解決する手段として、薄板で形成した容器に折り曲げ加工を施して縁曲げ部を形成する折り曲げ成形方法を開示している。具体的には、第一のプレス金型を形成するパンチの先端が縁曲げ部の折り曲げ基点を押圧しない位置に保持された後、パンチと対向するダイにより縁曲げ部の折り曲げ基点から折り曲げを行う予備曲げ工程と、予備曲げ工程で折り曲げられた縁曲げ部に対して、第二のプレス金型を形成するダイにより容器の側壁方向に加圧して、縁曲げ部を容器の側壁に対して鋭角に成形する鋭角折り曲げ工程とを有することを開示している。また、予備曲げ工程及び鋭角折り曲げ工程のそれぞれにおいて、温間加工を行うことも記載されている。これによれば、しっかりと端部を折り曲げることができるため、形成された縁曲げ部(折り曲げ部)が開くことが抑制されると考えられる。
特開2002−331309号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法は折り曲げ部の形成に予備曲げ工程及び鋭角折り曲げ工程の2つの工程を要し、かつ、各工程で使用する金型もそれぞれ異なっており、方法の簡易化に改善の余地があった。また、特許文献1に記載の方法においても、図7(C)に記載したように内部の電極体に向かって押し付け板を押し付けているため、内部の電極体を破損する虞があった。
そこで、本願は簡易な方法で外装体の内部に封入されている電池要素へのダメージを抑制しつつ、端部に折り曲げ部を有する二次電池を製造する方法を提供することを課題とする。
上記問題を解決するために、本発明者が鋭意検討した結果、押し付け板に2つの傾斜形状を設けることにより、外装体端部の折り曲げ工程及び押し付け工程を1つの工程に集約できることを知見した。また、端部を電極体に向かう方向に押し付ける際に、押し付け板と押さえ板とで端部を挟持することにより、押し付けによる内部の電池要素へのダメージを抑制できることを知見した。
よって、本願は上記知見に基づき、上記課題を解決するための一つの手段として、ラミネート加工をした二次電池の外装体において、少なくとも1つの端部に折り曲げ部を有する二次電池の製造方法であって、外装体の端部の折り曲げの基点に押さえ板を当接させる工程と、当接させる工程後、端部を挟むように押さえ板と押さえ板に対向する位置に配置されている押し付け板とを摺動させて、基点を中心に端部を折り曲げるとともに、押さえ板と押し付け板とで端部を挟持することにより折り曲げ部を形成する工程と、を備え、押し付け板の端部と摺動する面は、端部の折り曲げを行う傾斜面と端部を挟持する挟持面とを有し、傾斜面は押し付け板の幅方向に直交する断面において、押し付け板の断面積が摺動方向に狭まるように傾斜しており、傾斜面は前記幅方向に傾斜している、二次電池の製造方法を開示する。
本願が開示する二次電池の製造方法によれば、簡易な方法で外装体の内部に封入されている電池要素へのダメージを抑制しつつ、端部に折り曲げ部を有する二次電池を製造することができる。
製造方法10のフローチャートである。 外装体1を説明する図である。(A)は外装体1の概観図である。(B)は(A)においてXで示した部分の断面図である。(C)は(B)において折り曲げ部1cが形成された外装体1の端部を説明する図である。 工程S1を説明する図である。(A)は基点Oに押さえ板2を当接させる前の様子を表している。(B)は基点Oに押さえ板2を当接させた後の様子を表している。 工程S2を説明する図である。(A)は工程S1を終えた状態を表している。(B)は基点Oを中心に端部1bを折り曲げる様子を表している。(C)は押さえ板2と押し付け板3とで端部1bを挟持する様子を表している。 押し付け板3の形状を説明する図である。(A)は押し付け板3の幅方向に直交する断面の図である。(B)は(A)のYの方向(紙面右側)から見た押し付け板3の側面図である。 押し付けバックアップ4を用いた場合の工程S2の概略図である。(A)は押し付けバックアップ4を配置し、押し付け方向への力を増大させた様子を示す図である。(B)は端部1bの折り曲げを鋭角化するために、押さえ板20を用いた図である。(C)は弾性を有する押し付け板32を用いた図である。 従来の折り曲げ部形成方法を説明する図である。(A)はラミネート外装体を示している。(B)はラミネート外装体の端部を折り曲げる様子を表している。(C)はラミネート外装体の端部を押し付け板で押し付けている様子を表している。(D)は形成された折り曲げ部が開いてくる様子を表している。
本願はラミネート加工をした二次電池の外装体において、少なくとも1つの端部に折り曲げ部を有する二次電池の製造方法を開示するものである。以下に、一つの態様である二次電池の製造方法10について説明する。
1.二次電池の製造方法10
二次電池の製造方法10(以下、「製造方法10」ということがある。)は、外装体1の端部1bの折り曲げの基点Oに押さえ板2を当接させる工程S1(以下において、「工程S1」ということがある。)と、工程S1後、端部1bを挟むように押さえ板2と押さえ板2に対向する位置に配置されている押し付け板3とを摺動させて、基点Oを中心に端部1bを折り曲げるとともに、押さえ板2と押し付け板3とで端部1bを挟持することにより折り曲げ部1cを形成する工程S2(以下において、「工程S2」ということがある。」)と、を備えている。図1に製造方法10のフローチャートを示した。
ここで、外装体1の概観図を図2(A)〜(C)に示した。外装体1はアルミニウム等の金属板にラミネート加工を施した薄板から形成されており、図2(A)に示したように、二次電池の構成要素(電極体等)を封入している凸部1aと、周縁部である端部1bとを備えている。また、端部1bの折り曲げの中心となる基点Oを破線で示した。外装体1の端部1bの厚みは、折り曲げを行う観点から0.5mm以下であることが好ましい。図2(B)は図2(A)においてXで示した部分の断面図である。また、図2(C)は、図2(B)において、基点Oを中心に端部1bが折り曲げられ、折り曲げ部1cが形成された外装体1を説明する図である。なお、凸部1aに封入された二次電池の構成要素は図示していない。
以下に、工程S1、S2について説明する。
1.1.工程S1
工程S1では、外装体1の端部1bの基点Oに押さえ板2を当接させる。基点Oの位置は、二次電池の体積効率(エネルギー効率)を向上させる観点から、適宜設定することができる。
図3(A)、(B)に工程S1を説明する図を示した。図3(A)、(B)は外装体1の1つの端部1bを含む部分に注目した断面図であり、図3(A)は基点Oに押さえ板2を当接させる前の様子を表し、図3(B)は基点Oに押さえ板2を当接させた後の様子を表している。
図3(A)に示したように、押さえ板2は基点Oに当接する薄い板状の部材であり、紙面奥手前方向に延びる部材である。また、押さえ板2の先端は基点Oに当接し易いように丸みを帯びた形状をしている。押さえ板2は外装体1の端部の上方に配置されており、折り曲げを開始するときに下降し、図3(B)に示したように基点Oに当接する。これにより、工程S2において、基点Oを中心に端部1bの折り曲げを行うことができるため、適切な位置から折り曲げられた折り曲げ部1cを形成することができる。
1.2.工程S2
工程S2は工程S1の後に行われ、端部1bを挟むように押さえ板2と押し付け板3とを摺動させて、基点Oを中心に端部1bを折り曲げるとともに、押さえ板2と押し付け板3とで端部1bを挟持することにより折り曲げ部1cを形成する。
図4(A)〜(C)に工程S2を説明する図を示した。図4(A)は工程S1を終えた状態を表しており、図3(B)に押し付け板3を追加した図である。図4(B)は押さえ板2と押し付け板3とで端部1bを挟むように摺動させて、基点Oを中心に端部1bを折り曲げる様子を表しており、図4(C)は押さえ板2と押し付け板3とで端部1bを挟持する様子を表している。
ここで、押し付け板3の形状について図5(A)、(B)を用いて説明する。図5(A)は押し付け板3の幅方向に直交する断面の図であり、図5(B)は図5(A)の矢印Yの方向から見た押し付け板3の側面図である。
また、押し付け板3の形状を説明するために、本願における方向を説明する。
図4(B)に表れているように、押さえ板2と押し付け板3とは端部1bを挟んで紙面上下方向に摺動する。そこで、本願ではこれらが摺動する方向を摺動方向とする。図5(A)における摺動方向も紙面上下方向である。また、図5(A)、(B)に表れているように、押し付け板3は図5(A)の紙面奥手前方向、図5(B)の左右方向に延びる部材である。よって、本願では押し付け板3の延びる方向を幅方向とする。さらに、図4(C)に表れているように、押し付け板3は外装体1の内部に向かう方向(紙面右方向)に押し付けを行っている。そこで、本願では当該押し付けの方向を押し付け方向という。図5(A)における押し付け方向も紙面右方向である。
押し付け板3は、図5(A)、(B)に示したように、端部1bを挟んで押さえ板2と押し付け板3とを摺動させる際に、端部1bと摺動する面である傾斜面3a及び挟持面3bを有している。傾斜面3aは端部1bの折り曲げを行う役割を有し、挟持面3bは端部1bを挟持する役割を有する。
傾斜面3aは図5(A)、(B)に示したように、2方向に向かう傾斜を有している。1つ目は、図5(A)に示したように、押し付け板3の断面積が摺動方向上側に狭まる傾斜である。2つ目は、図5(B)に示したように、押し付け板3の幅方向に向かう傾斜である。言い換えると、傾斜面3aの上端(摺動方向上側の端部)を含み、かつ、押し付け方向に直交する断面において、押し付け板3の断面積が幅方向下側に狭まる傾斜である。このように傾斜面3aが2方向に向かう傾斜を有するにより、従来では2工程(折り曲げ工程及び押し付け工程)必要であったところ、これらを1つの工程に集約することが可能になる。また、端部1bの折り曲げを確実に行うことができる。これらについて、図4(A)〜(C)に戻って説明する。
まず、図4(A)に示したように、工程S1が終了した状態において、押し付け板3は押さえ板2に対向する位置に配置されている。このとき押し付け板3は、押さえ板2と押し付け板3とで端部1bを挟持したときに、端部1bに押し付け方向の力が働くように配置する。そして、図4(B)に示したように、押し付け板3を摺動方向上側(紙面上側)に移動させることで、端部1bを挟むように押さえ板2と押し付け板3とを摺動させる。その際、まず端部1bの外側から傾斜面3aに当接し、押し付け板3の上昇に伴って、傾斜面3a全体に端部1bが当接する。これにより、端部1bの折り曲げを滑らかに行うことができる。そして、図4(B)の状態から押し付け板3がさらに上昇すると、端部1bの一部が挟持面3bに当接するようになり、最終的には図4(C)に示したように、押さえ板2と押し付け板3とで端部1bを挟持した状態となる。このとき、端部1bは押し付け板3に押し付け方向(紙面右側)に押し付けられている状態でもあるため、端部1bをしっかりと折り曲げることができる。また、押し付け板3による押し付け方向の力は押さえ板2が受け止めているため、押し付け板の押し付けが外装体1の内部に及ぶことも抑制されている。
さらに、摺動時において、押し付け板3の傾斜面3aが図5(B)に示したように幅方向に傾斜しているため、端部1bを折り曲げる力を1点(幅方向に直交する断面において、傾斜面3a及び挟持面3bが接続されている点)に集中させることができる。よって、端部1bの確実な折り曲げが可能となる。
このように、押し付け板3が2つの方向に傾斜している傾斜面3aを有することにより、端部1bの折り曲げを円滑に行い、かつ、折り曲げる力を1点に集中させることができる。また、挟持面3bを有することにより、外装体の内部に向かう方向への押し付けも可能となる。これにより、従来では2工程(折り曲げ工程及び押し付け工程)必要であったところ、これらを1つの工程に集約することが可能になる。また、しっかりと端部1bを折り曲げることができるため、端部1bの加熱を要することなく、形成される折り曲げ部1cの開きを抑制することができる。さらに、押さえ板2と押し付け板3とを組み合わせることで、押し付け方向の力が外装体1の内部に及ぶことを抑制することができる。
以上、製造方法10によれば、簡易な方法で外装体の内部に封入されている電池要素へのダメージを抑制しつつ、端部に折り曲げ部を有する二次電池を製造することができる。
ただし、本願が開示する二次電池の製造方法はこれに限定されない。例えば、押し付け板3の2つの傾斜形状は図5(A)、(B)に示したように直線状であるが、これに限定されず、凸R形状、凹R形状、あるいは折れ線形状でもよい。また、工程S1において、押さえ板2を移動させたが、これに限定されず、外装体1を移動させる形態でもよい。同様に工程S2において、押し付け板3を移動させたが、これに限定されず、外装体1及び押さえ板2を移動させる形態としても良い。
さらに、工程S2の押さえ板2と押し付け板3とで端部1bを挟持した状態(図4(C))において、さらに押し付け方向に力を加える構成としても良い。
例えば、図6(A)に示したように、押し付け板30の上方に押し付けバックアップ4を配置してもよい。図6(A)において、押し付けバックアップ4の形状は押し付け板30と当接する面が傾斜し、押し付け板30の上昇に伴って、押し付け板30が押し付け方向に押し付けられる形態である。これに伴って、押し付け板30の形状も押し付けバックアップ4と当接する部分が傾斜していることが好ましい。ただし、押し付けバックアップの形状はこれに限定されない。押し付けバックアップ4を用いることにより、さらに大きな力で端部1bの押し付けが可能となるため、形成された折り曲げ部1cの開きをさらに抑制することができる。
また、押し付けバックアップ4を用いる場合、端部1bの折り曲げ角度を鋭角化させることもできる。具体的には、押し付け板を弾性材料から構成することにより折り曲げ角度の鋭角化が可能となる。また、押さえ板2の形状をL字型、テーパ形状、或いは斜め形状としても良い。
図6(B)に斜め形状を有する押さえ板20を用いた例を示した。これにより、押し付け方向の力から逃げるように押さえ板20の形状を設定できるため、折り曲げ角度の鋭角化とともに、押さえ板2の破損も抑制することができる。図6(A)等の押さえ板2は端部1bに対して直立しているため、押し付けバックアップ4を用いると破損する虞がある。なお、図6(B)に示したように、押し付け板31は鋭角化した折り曲げ部の形状に沿う傾斜面31cを有することが好ましい。
さらに、図6(C)に押さえ板20を用い、かつ、弾性を有する押し付け板32を用いた例を示した。
なお、本願において押さえ板、押し付け板、及び押し付けバックアップの材料は特に限定されず、本願の製造方法を行うことができる程度の剛性又は弾性を有すればよい。好ましくは金属製である。
2.二次電池の製造装置
次に二次電池の製造方法10を行う二次電池の製造装置について説明する。
二次電池の製造装置はラミネート加工が施された外装体において少なくとも1つの端部に折り曲げ部を有する二次電池を製造するための装置であり、具体的には以下の構成を有する。
すなわち、前記二次電池の製造装置は、
前記外装体の前記端部の折り曲げの基点に当接可能な押さえ板と、
前記押さえ板と前記押さえ板に対向する位置に配置されている押し付け板と、を備え、
前記押さえ板と前記押し付け板とは前記端部を挟むように摺動可能であり、
前記押さえ板と前記押し付け板とが摺動することにより、前記基点を中心に前記端部を折り曲げられるとともに、前記押さえ板と前記押し付け板とで前記端部を挟持することにより前記折り曲げ部を形成可能であり、
前記押し付け板の前記端部と摺動する面は、前記端部の折り曲げを行う傾斜面と前記端部を挟持する挟持面とを有し、
前記傾斜面は前記押し付け板の幅方向に直交する断面において、前記押し付け板の断面積が前記摺動方向に狭まるように傾斜しており、
前記傾斜面は前記幅方向に傾斜している。
これにより、従来よりも簡易な方法で外装体の内部に封入されている電池要素へのダメージを抑制しつつ、端部に折り曲げ部を有する二次電池を製造することができる。なお、二次電池の製造装置の詳しい構成、機能等は、上記の二次電池の製造方法10において説明されているため、ここでは省略する。
1 外装体
2、20 押さえ板
3、30、31、32 押し付け板
3a 傾斜面
3b 挟持面
4 押し付けバックアップ

Claims (1)

  1. ラミネート加工をした二次電池の外装体において、少なくとも1つの端部に折り曲げ部を有する二次電池の製造方法であって、
    前記外装体の前記端部の折り曲げの基点に押さえ板を当接させる工程と、
    前記当接させる工程後、前記端部を挟むように前記押さえ板と前記押さえ板に対向する位置に配置されている押し付け板とを摺動させて、前記基点を中心に前記端部を折り曲げるとともに、前記押さえ板と前記押し付け板とで前記端部を挟持することにより前記折り曲げ部を形成する工程と、を備え、
    前記押し付け板の前記端部と摺動する面は、前記端部の折り曲げを行う傾斜面と前記端部を挟持する挟持面とを有し、
    前記傾斜面は前記押し付け板の幅方向に直交する断面において、前記押し付け板の断面積が前記摺動方向に狭まるように傾斜しており、
    前記傾斜面は前記幅方向に傾斜している、
    二次電池の製造方法。
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