JP6931485B2 - 温水装置 - Google Patents
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Description
第1に、ユニットケース内のうち、燃焼室ケースの外側領域が燃焼室よりも高圧の空気圧力室とされていれば、これらの圧力差に基づき、燃焼室の燃焼ガスが前記空気圧力室に漏出することは適切に防止または抑制される。したがって、燃焼室ケースに蓋部材により閉塞される開口部を設けたり、点火プラグやその他の部品を取付けた場合に、それらの部分の気密シール性がさほど優れていない場合であっても、燃焼ガスの漏出防止を図ることが可能である。その結果、本発明によれば、高価なシール用パッキンを多用したり、部材のビス止め箇所を多くするといった必要をなくすことができ、従来技術と比較して、温水装置の生産性の向上、および製造コストの低減を図ることが可能である。
第2に、ユニットケースの部品点数を少なくし、かつその組み付け性を良好にしつつ、燃焼室ケースおよび熱交換器をユニットケースの内部に適切に収容することができる。
第3に、ユニットケース前部とユニットケース後部との連結が容易化され、ユニットケースの組み立てコストを廉価にすることができる。また、前記フランジ部どうしのカシメ部分に、仮に、シール性が十分ではない箇所が存在したとしても、その内側が空気圧力室であれば、この内側部分には燃焼ガスは存在しないはずであるから、前記箇所から燃焼ガスがユニットケースの外部に漏出することはない。したがって、ユニットケース前部とユニットケース後部との連結手段として、カシメ手段を採用したとしても、このことが燃焼ガスの漏出原因となることは適切に回避することができる。
第4に、ファンおよびその駆動モータから発せられる駆動音を、ユニットケースによって遮断し、騒音低減効果を得ることができる。
ケースの上部には、前記ユニットケースの他の部分よりも前後幅が小さくされた幅狭部と、この幅狭部の下部の前側または後側に連設され、かつ前記2次熱交換器が載設される棚状壁部と、が設けられており、前記幅狭部の前壁部または後壁部には、排気口が設けられ、前記バーナから上向きに進行して前記熱交換器を通過した燃焼ガスは、前記排気口を介して前記2次熱交換器に供給されるように構成されている。
、複数のバーナ1が横並び状態で保持されたバーナユニットBU(バーナセット)、燃焼室ケース2、燃料ガス噴出ヘッド3、ファン4およびその駆動モータM、1次熱交換器HE1、2次熱交換器HE2、ユニットケース5、ならびに温度ヒューズF(図4では省略)を備えている。
ユニットケース5の内側領域のうち、燃焼室ケース2および1次熱交換器HE1の外側領域には、後述する空気圧力室59が設けられている。1次熱交換器HE1は、本発明でいう「熱交換器」の一例に相当する。
図8(b)において、符号82は、伝熱管7に外嵌した状態に設定されるバーリング部である(他の図では、このバーリング部82を簡略化または省略している)。
図2に示すように、フィン8の折り曲げ片部81a,81bには、燃焼室ケース2の前壁部22および後壁部20bのそれぞれの上端が当接し、これらの部分から燃焼ガスが漏出しないようにされている。
側には、仕切りプレート45を利用した送風用の開口部44が設けられており、ファン4から吐出される空気は、この開口部44を上向きに通過するようになっている。この空気は、バーナ1のガス導入口10に進行する燃焼用の1次空気として、また通気孔60を通過してバーナ1の設置領域に進行していく2次空気として利用される他、ユニットケース5内のうち、燃焼室ケース2および1次熱交換器HE1の外側領域にも進行していくように構成されている。
をカシメる手段が採用されているために、これらの多数箇所をビス止めするような手段と比較すると、その生産性もよい。したがって、製造コストを廉価にする上で、より好ましいものとなる。フランジ部53a,53bのカシメ箇所の内側領域は、空気圧力室59であり、燃焼ガスが存在しない領域となっているため、万一、カシメ部分の一部に気密性がやや劣る箇所が存在したとしても、この部分から外部に燃焼ガスが漏出することはない。
本発明では、2次熱交換器を設けない構成とすることもできる。
比較すれば、燃焼ガスの漏出防止効果が得られる。
HE1 1次熱交換器(熱交換器)
F 温度ヒューズ
M 駆動モータ(ファンの)
1 バーナ
2 燃焼室ケース
2A 燃焼室前蓋
21 第1の開口部
24 凹状部
29 燃焼室
3 燃料ガス噴出ヘッド
4 ファン
5 ユニットケース
5A ユニットケース前蓋
5a ユニットケース前部
5b ユニットケース後部
50 幅狭部
52 第2の開口部
53a,53b フランジ部
58 開口部(空気通路)
59 空気圧力室
72a 入水用管体部
72b 出湯用管体部
Claims (11)
- ファンから燃焼用空気の供給を受けるバーナと、
熱回収用の熱交換器と、
前記バーナの燃焼室を内部に形成し、かつ前記バーナにより発生された燃焼ガスを前記熱交換器に導くことが可能とされた燃焼室ケースと、
を備えている、温水装置であって、
前記燃焼室ケースを囲むユニットケースを、さらに備えており、
このユニットケース内のうち、前記燃焼室ケースの外側領域は、前記燃焼室よりも高圧の空気圧力室とされており、
前記ユニットケースは、
それぞれの外周にフランジ部が設けられ、かつこれらのフランジ部どうしが互いに当接してカシメられていることにより、前記燃焼室ケースおよび前記熱交換器をその前後方向から挟むようにして互いに連結されたユニットケース前部およびユニットケース後部と、
前記ユニットケース前部および前記ユニットケース後部の相互間の下部に形成されている下部開口部を塞ぐように、前記ユニットケース前部および前記ユニットケース後部の下部に取付けられている底蓋と、
を備えており、
前記ファンおよびその駆動モータは、前記底蓋に取付けられた状態で前記ユニットケース内に収容されていることを特徴とする、温水装置。 - 請求項1に記載の温水装置であって、
前記空気圧力室は、前記ユニットケース内のうち、前記熱交換器の外側領域まで延設されており、かつ前記空気圧力室は、前記熱交換器の内側領域よりも高圧である、温水装置。 - 請求項1または2に記載の温水装置であって、
前記ファンから吐出された燃焼用空気の一部は、前記燃焼室ケース内における前記バーナの設置領域に供給され、かつ他の一部は、前記空気圧力室に供給されるように構成されている、温水装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の温水装置であって、
前記熱交換器の入水用管体部または出湯用管体部の少なくとも一方は、前記ユニットケース前部および前記ユニットケース後部の合わせ面に挟まれるようにして前記ユニットケースの内部から外部に引き出されている、温水装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の温水装置であって、
前記燃焼室ケースの前面部には、第1の開口部が設けられ、かつこの第1の開口部は、燃焼室前蓋により閉塞可能とされており、
前記ユニットケースの前面部には、第2の開口部が設けられ、かつこの第2の開口部は、ユニットケース前蓋により閉塞可能とされており、
前記第1および第2の開口部を開放させた状態においては、前記バーナを前記ユニットケースの外部から前記燃焼室ケース内に出し入れ可能とされている、温水装置。 - 請求項5に記載の温水装置であって、
前記ファンおよびその駆動モータは、前記バーナの下方に位置するようにして前記ユニットケース内に収容され、かつ前記第1および第2の開口部に接近する部分ほど高さが低くなるように前下がり状に傾斜した姿勢に設けられている、温水装置。 - 請求項1ないし6のいずれかに記載の温水装置であって、
前記バーナに燃料ガスを供給するための燃料ガス噴出ヘッドが、前記バーナの前側に位置するようにして前記ユニットケース内に配されており、前記燃料ガス噴出ヘッドの前側領域は、前記空気圧力室の一部とされている、温水装置。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載の温水装置であって、
前記燃焼室ケースの上部には、前記熱交換器の伝熱管を嵌入保持可能な上向き開口状の凹状部が設けられている、温水装置。 - 請求項1ないし8のいずれかに記載の温水装置であって、
前記熱交換器を1次熱交換器とするように、前記熱交換器とは別体で構成された湯水加熱用の2次熱交換器を、さらに備えており、
前記ユニットケースの上部には、前記ユニットケースの他の部分よりも前後幅が小さくされた幅狭部と、この幅狭部の下部の前側または後側に連設され、かつ前記2次熱交換器が載設される棚状壁部と、が設けられており、
前記幅狭部の前壁部または後壁部には、排気口が設けられ、前記バーナから上向きに進行して前記熱交換器を通過した燃焼ガスは、前記排気口を介して前記2次熱交換器に供給されるように構成されている、温水装置。 - 請求項1ないし9のいずれかに記載の温水装置であって、
温度の異常上昇を感知させるための温度ヒューズが、前記空気圧力室に設けられている、温水装置。 - 請求項10に記載の温水装置であって、
前記温度ヒューズが設けられている箇所に空気流れが生じるように、前記空気圧力室内の空気を前記空気圧力室とは異なる部位に流出させるための空気通路を備えている、温水装置。
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