JP6929074B2 - 情報処理装置とその制御方法 - Google Patents

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本発明は、複数のマスターが記憶部を共有して使用するバスシステムに関する技術である。
従来、複数のバスにそれぞれ接続する複数のマスターが、主記憶ユニットを共有メモリとして使用している。このような場合には、第1のバスに接続する第1のマスターが共有メモリにデータを書き込み、そのデータを第2のバスに接続する第2のマスターが共有メモリから読み出すといったことが頻繁に行われている。第1のマスターが共有メモリに書き込んだデータを第2のマスターが共有メモリから読み出すためには、第2のマスターが読み出し動作を開始する前に、第1のマスターによる共有メモリへのデータの書き込みが完了していることを保証しなければならない。そのための技術の一例が特許文献1に提案されている。
この特許文献1によれば、第1のバスと第2のバスの間に接続するバスブリッジ内部のバッファに滞留する転送数のデータ転送が完了することを監視するモニタ回路を配置する。そして、第1マスターからのバスブリッジへの転送完了を通知するトリガ信号(第1マスタの割込み信号)をモニタ回路に入力する。モニタ回路は、トリガ信号を入力すると、バスブリッジ内部のバッファに滞留する転送数分のデータ転送完了をカウントし、カウントが完了すると完了信号を第2マスターに通知する。第2マスターは、モニタ回路からの完了信号(遅延した第1マスタの割込み信号)を受けてから共有メモリからのデータの読出しを行うことで、共有メモリに書き込みが完了したデータを読み出すことが保証されることが記載されている。
上述した従来例は、第1のマスターが所定のデータ量の転送を共有メモリに行った後に、第2のマスターに転送完了の通知を行う場合において、第1のマスターの書き込み完了を保証するためのものである。一方、別の従来例として、マスター間で割り込み信号などの書き込み完了通知を用いることなく、第1のマスターが共有メモリに書き込んだデータを即座に第2のマスターが読み出して処理を行う場合もある。その場合において、所定のデータ量の単位で第1のマスターの共有メモリへの書き込み完了を保証するための技術が特許文献2に提案されている。
この特許文献2によれば、第1のマスターと第2のマスターが共有キャッシュメモリに接続し、キャッシュメモリの機構を利用して第一のマスターが処理したデータを第2のマスターに受け渡すための監視対象領域を設定する。所定の単位のデータ量ごとに監視対象領域の書き込みデータの書き込み完了情報を管理し、監視対象領域のデータ読み出しを行う。対象のデータが書き込み完了していない場合、リード要求を待機させ、書き込み完了後にリードデータを返すことで、共有キャッシュメモリに書き込みが完了したデータを読み出すことが保証されることが記載されている。
特開2012−113615 特開2012−43031
しかしながら、上記の特許文献1では、共有メモリへのデータ転送の際にバスブリッジにポステッド転送を行うマスターが、書き込み完了保証が必要なデータ転送を行う場合、各マスター、バスブリッジが書き込み完了を保証する仕組みを設ける必要がある。更には、マスターが共有メモリにデータ転送するために複数のポステッド転送を行うバスブリッジを経由するなどバス構成が複雑になり、また書き込み完了保証が必要なマスターが増大してきている。すると、このような個々のマスター、バスブリッジで共有メモリへの書き込み完了を保証することが困難になる。
また、特許文献2では、データの受け渡しを行う複数のプロセッサが接続する共有キャッシュメモリを利用したものである。データの受け渡しに使用する領域に対して、書き込みを行うプロセッサが領域確保のコマンドを発行してからデータ書き込みを行う、読み出しを行うプロセッサが対象領域のデータ読み出し完了後に領域解放コマンドを発行する必要がある。データ転送にかかる処理が煩雑になり、一般的なDMAコントローラが行う転送には不向きである。また、データ転送を行う所定の単位の領域ごとに、アドレス、書き込み完了状況、プロセッサID情報などの管理情報を持つ必要があり、回路規模が増大する。
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、データ記憶手段と接続されるマスターインターフェースと、バスシステムに接続される第1のアドレス領域および第2のアドレス領域を有するスレーブインターフェースから構成される情報処理装置において、前記スレーブインターフェースは、前記第1のアドレス領域よりも狭いアドレス領域を有する、前記第2のアドレス領域へのアクセスは前記マスターインターフェースの別途設定される一部のアドレス領域に転送されるスレーブインターフェースであって、前記マスターインターフェースと同じアドレス領域を有する、前記第1のアドレス領域へのアクセスを前記マスターインターフェースに転送し、前記第1のアドレス領域へのアクセス要求は受け取った要求をそのまま前記マスターインターフェースへ転送する転送手段と、前記第2のアドレス領域へのアクセス要求は、書き込み要求で実行されるアドレスよりも読出し要求で実行されるアドレスが大きい場合には、前記読出し要求で要求されたアドレスへの書き込みが行われていないアドレスであるとして、そのアドレスへの書き込みが実行されるまで前記読出し要求を保存しておくバッファを有し、前記バッファに保存されている読出し要求で要求されたアドレスへの書き込みを受け取った場合に、前記書き込み要求の書き込みデータを前記保存されている読出し要求の読出し応答として出力すると同時に、前記書き込み要求と前記バッファに保存されている読出し要求を前記マスターインターフェースより出力せずに破棄する
本発明によれば、データ転送の書き込み完了を保証すべきマスターが複数存在する場合や、ポステッド転送を行うバスブリッジが複数存在する複雑なバスシステムになった場合でも、書き込み完了保証が必要なマスター、バスブリッジ側での個別の対応を行うことなく、データの一貫性を保証することが可能となる。
書き込み完了保証モジュールのブロック構成例 チップシステムのブロック構成例 モジュールのメモリマップ例 モジュールの動作を示すラダーチャート 実施例2のモジュールのブロック構成例 実施例2のモジュールの動作を説明するラダーチャート
以下、図面を参照しながら、説明する。
[実施例1]
図1は書き込み完了保証モジュール(以下、「情報処理装置」とも記載する。)の全体ブロック構成例を示す。
図1にて1は要求振り分け部。2は読出し、書き込み振り分け部。3は書き込みアドレス、IDチェック部。4は読出しアドレス、IDチェック部。5は読出し要求保存バッファ。6は要求調停部。7は設定部。8はメモリアクセススレーブインターフェース。9はレジスタ設定インターフェース。10はメモリアクセスマスターインターフェースである。
図2は書き込み完了保証モジュールを含んだチップシステムのブロック図を示す。
図2にて20は書き込み完了保証モジュール。21は書き込みマスター。22は読出しマスター。23はバスシステム。24はレジスタアクセスブリッジ。25は図示されていない外部のメモリデバイスを制御するメモリコントローラである。
図3は本モジュールを用いる場合のスレーブおよびマスターインターフェースのメモリマップの一例を示す。
図1から3を用いて動作を説明する。
本モジュールはメモリスレーブインターフェース8のアクセス領域として図3に示す0x2000_0000−0x2FFF_FFFFの領域と0x8000_0000−0xFFFF_FFFFの領域を受け付けるものとする。メモリスレーブインターフェース8はバスシステムに接続される。この時、0x8000_0000−0xFFFF_FFFFのアドレスを持つアクセスは要求振り分け部1により図1に示す上側の経路を経由し要求調停部6に伝達される。要求調停部6は上側の経路の要求と後述する下側の読出し、書き込み要求を調停し、メモリアクセスマスターインターフェース10からメモリコントローラ25に出力する。0x4000_0000−0x5FFF−FFFFのアドレスを持つアクセスは、アクセスは要求振り分け部1で振り分けられたのち、読出し、書き込み振り分け部2により読出し要求と書き込み要求で経路を分けられる。
読出し、書き込み振り分け部2により振り分けられた書き込み要求は書き込みアドレス、IDチェック部3に入力される。入力された書き込み要求は、書き込み要求を発行したマスターの識別と要求のアドレスがチェックされ、あらかじめ設定されたアドレス領域であるか、また、マスターであるかのIDがチェックされる。チェックされた書き込み要求はアクセス要求のアドレスをあらかじめ設定されたマスターインターフェース領域に含まれる部分アドレス領域に変換された後、要求調停部6に伝達される。
読出し、書き込み振り分け部2により振り分けられた読出し要求は読出しアドレス、IDチェック部4に入力される。入力された読出し要求は、読出しを発行したマスターの識別と要求のアドレスがチェックされ、あらかじめ設定されたアドレス領域であるか、また、マスターであるかのIDがチェックされる。チェックされた読出し要求は、発行可能な読出し要求であれば、アクセス要求のアドレスをあらかじめ設定されたマスターインターフェース領域に含まれる部分アドレス領域に変換された後、要求調停部6に伝達される。発行可能でない読出し要求であれば、読出し要求保存バッファ5に一時保存される。
書き込みアドレス、IDチェック部3では以下の処理が行われる。
入力された書き込み要求は、先に述べたように、要求アドレスとIDのチェックが行われ、監視対象であるアドレス領域にあり、且つ監視対象のマスターIDである場合には保存されている書き込み要求のアドレスとの大小比較を実行する。保存されている書き込み要求アドレスとは、今回の書き込み要求以前に受信された監視対象であるアドレス領域にあり、且つ監視対象のマスターIDを持ったマスターインターフェースに転送済みの書き込み要求アドレスである。比較の結果、新たな書き込み要求のアドレスが大きい場合には今回のアドレスを実行済みアドレスとして更新保存する。新たな書き込み要求のアドレスが小さい場合には、監視対象アドレスの上限アドレスと保存されているアドレスおよび新たな要求アドレスとの関係から上限まで達して監視対象の下限に戻ったか、もしくは再度書き込みを行ったかを判断する。再度の書き込みが行われた場合には保存されているアドレスの更新は行われず、一方、再度の書き込みでないと判断された場合には保存されているアドレスの更新を行うと同時に、アドレスが下限に戻ったことを示すフラグを設定する。このフラグは監視対象の読出し要求が同様に下限に戻った場合にクリアされる。アドレスの保存ならびにフラグのセットは書き込み要求が調停部6で受け付けられたタイミングで実行されることが好ましい。保存されているアドレスおよびフラグは読出しアドレス、IDチェック部4に供給され、書き込み完了保証の判断に用いられる。チェックが実行された書き込み要求は先に述べたようにアクセス要求のアドレスをあらかじめ設定されたマスターインターフェース領域に含まれる部分アドレス領域に変換された後、要求調停部6に伝達される。アドレス判断は実際に書き込みが行われたアドレス値について行われることが好ましい。
読出しアドレス、IDチェック部4では以下の処理が行われる。
入力された読出し要求は、先に述べたように、要求アドレスとIDのチェックが行われ、監視対象であるアドレス領域にあり、且つ監視対象のマスターIDである場合に以下の2つの処理が行われる。
読出し要求のアドレスが書き込みアドレス、IDチェック部3から提供される書き込み実行済みアドレスよりも大きいかどうかを判断する。小さい場合には読出し要求の要求範囲は既に書き込みが行われた領域であるので、書き込み同様に、アクセス要求のアドレスをあらかじめ設定されたマスターインターフェース領域に含まれる部分アドレス領域に変換された後、要求調停部6に伝達される。大きい場合には、書き込みアドレス、IDチェック部3から提供されるフラグを合わせて確認し、フラグがセットされている場合には、監視範囲の上限まで書き込みが行われた状況を加味して判断が行われる。そのうえで、再度書き込み実行済みアドレスよりも大きいかどうかが判断され、読出し要求アドレスが小さいと判断された場合には、先と同様に調停部6へ出力される。それでも大きいと判断された場合には、要求された範囲は書き込みが完了していない領域であるので、読出し要求を実行するのに必要な情報を読出し情報保存バッファ5に保存する。
加えて、保存されている読出し要求のアドレスとの大小比較を実行する。保存されている読出し要求アドレスとは、今回の読出し要求以前に受信された監視対象であるアドレス領域にあり、且つ監視対象のマスターIDを持つマスターインターフェースに転送済みの読出し要求アドレスである。比較の結果、新たな読出し要求のアドレスが大きい場合には今回のアドレスを実行済みアドレスとして更新保存する。また、書き込みと同様に、新たな読出し要求のアドレスが小さい場合には、監視対象アドレスの上限アドレスと保存されているアドレスおよび新たな要求アドレスとの関係から上限まで達して監視対象の下限に戻ったか、もしくは再度読出しを行ったかを判断する。再度の読出しが行われた場合には保存されているアドレスの更新は行われない。一方、再度の読出しでないと判断された場合には保存されているアドレスの更新を行うと同時に、アドレスが下限に戻ったことを示す信号を書き込みアドレス、IDチェック部3に提供する。この信号は書き込みアドレス、IDチェック部3でフラグのクリアに用いることができる。
要求アドレスが上限まで達して下限に戻ったかどうかの判断方法の一例として以下の式による判断も可能である。
(保存されているアドレス−要求アドレス)>(監視対象アドレス上限値−監視対象アドレス下限値)/2
また、再度の書き込みおよび読出しがない条件下においては単純に
保存されているアドレス>要求アドレス
で判断することも可能である。
情報保存バッファ5は読出しアドレス、IDチェック部4で保存を指示された読出し要求を保存する。保存された読出し要求はそのアドレスと要求元のマスターIDを書きこみアドレス、IDチェック部から供給される実行済みアドレスとの比較を行い、保存条件を満たさなくなった時点で調停部6に読出し要求を行う。読出し要求によりデータ記憶手段より読み出された結果は読出し応答として読出し要求を行ったマスターに返送される。読出し要求が調停部6に受け付けられた時点で保存されていた要求は破棄される。
調停部6は以下の経路を経由した要求を調停し、メモリアクセスマスターインターフェースへ順に出力する。
・要求振り分け部1にて監視対象外とされたアドレスを持つ要求。
・書き込みアドレス、IDチェック部3を経由した監視対象アドレス範囲内の書き込み要求。
・読出しアドレス、IDチェック部4を経由し、読出し要求保存バッファ5への保存対象外と判断された読出し要求および一時読出し要求保存バッファ5で保存され、保存条件が解除された読出し要求。
動作例を図4のラダーチャートを用いて説明する。
図4では1つの書き込みマスターが書きこんだデータを1つの読出しマスターが読み出して処理をする例を示している。書きこみマスターは処理を開始しモジュールを経由しメモリへデータの書き込みを行う、その際、アドレス振り分け領域のアドレス範囲を用いて行う(図4の(1))。本モジュールは、先に説明を行ったように、書きこまれたアドレス書き込みが行われたアドレス領域を保存、更新するとともに、メモリインターフェースへはメモリ領域のアドレス内にアドレスを変換して出力する(図4では0x8→0xAへ変換)。ここで、書き込みマスターは何らかの事情により書き込みが一時的にできない状況が発生したとして図示されている。一方、読出しマスターは書き込みマスターの処理が開始されてことに連動して図示されていないCPU等により指示され、書きこまれたデータを読出し、処理を開始する(図4の(2))。読出しマスターは順に処理を行い、書き込みマスターが書き込みを行っていないアドレス領域(0x4000_0300)からの読出し要求を発行する(図4の(3))。読出しアドレス、IDチェック部4で要求されたアドレスへの書き込みがなされていないことが検出されるため、この読出し要求は読出し要求保存バッファ5に保存され、図示されているように、メモリインターフェースへの出力は一時保留される。書きこみマスターの書き込みが再開され、読出しが保留されているアドレスへの書き込みが実行される(図4の(4))。保留されているアドレスへの書き込みが実行され、保存されている書き込みアドレスが更新されたのを受けて、保存されている読出し要求が再度チェックされる。保存条件を満たさなくなったことを受けてメモリインターフェースへ読出し要求が発行される(図4の(5))。
アドレス領域の変換は一例として、上記に示した上位4ビットアドレス値をあらかじめ決められた値に置き換える方法以外でもよい。あらかじめ設定されたアドレス領域、ID、変換後のアドレス値は固定値でもよいが、レジスタ設定インターフェース9経由で設定部8にてマスターインターフェースで出力可能なアドレス領域の任意の一部に別途設定可能であることが好ましい。
以上説明したように、共有メモリとなるデータ記憶手段の前側に書き込み完了保証機能を持つモジュールを配置することでバスのシステム構成、並びにマスターの位置に依存せずに書き込み完了を保証することが可能となる。
[実施例2]
図5に実施例2と図6にその動作を示すラダーチャートを示す。
図5は図1では書き込みアドレス、IDチェック部3からの信号が一方通行であったのに対し、読出しアドレス、IDチェック部4からの信号を判断に用いる点が異なっている。
図6のラダーチャートおいても書き込みが行われていないアドレス領域への読出しマスターからの読出し要求が発行されるところまでは図4と同じである。
図6では読出しが保留されているアドレスへの書き込みが実行されると(図6の(4))、書き込みアドレス、IDチェック部3は読出しアドレス、IDチェック部4からの保留されている要求に関する情報をチェックする。チェックした結果、保留されているアドレスへの読出し要求と一致したならば、書き込みアドレス、IDチェック部3は受信した書き込み要求をメモリインターフェースへ出力しない。加えて、書きこまれたデータをそのまま保留されている読みだし要求の結果データとして読出しアドレス、IDチェック部4経由で読出しマスターに出力する(図6の(4)および(5))。
書き込みマスターおよび読出しマスターが画像処理モジュールである場合、メモリに書きこまれたデータを複数回、読み出す例はまれである。従って、このような構成とすることでメモリインターフェース上のアクセスを減らすことができ、実施例1に比べてメモリインターフェースの効率化及び省電力化が実現できる。
1 要求振り分け部
2 読出し、書き込み振り分け部
3 書き込みアドレス、IDチェック部
4 読出しアドレス、IDチェック部
5 読出し要求保存バッファ
6 要求調停部
7 設定部
8 メモリアクセススレーブインターフェース
9 レジスタ設定インターフェース
10 メモリアクセスマスターインターフェース
20 書き込み完了保証モジュール
21 書き込みマスター
22 読出しマスター
23 バスシステム
24 レジスタアクセスブリッジ
25 メモリコントローラ

Claims (4)

  1. データ記憶手段と接続されるマスターインターフェースと、バスシステムに接続される第1のアドレス領域および第2のアドレス領域を有するスレーブインターフェースから構成される情報処理装置において、前記スレーブインターフェースは、前記第1のアドレス領域よりも狭いアドレス領域を有する、前記第2のアドレス領域へのアクセスは前記マスターインターフェースの別途設定される一部のアドレス領域に転送されるスレーブインターフェースであって、
    前記マスターインターフェースと同じアドレス領域を有する、前記第1のアドレス領域へのアクセスを前記マスターインターフェースに転送し、前記第1のアドレス領域へのアクセス要求は受け取った要求をそのまま前記マスターインターフェースへ転送する転送手段と、
    前記第2のアドレス領域へのアクセス要求は、書き込み要求で実行されるアドレスよりも読出し要求で実行されるアドレスが大きい場合には、前記読出し要求で要求されたアドレスへの書き込みが行われていないアドレスであるとして、そのアドレスへの書き込みが実行されるまで前記読出し要求を保存しておくバッファと、を有し、
    前記バッファに保存されている読出し要求で要求されたアドレスへの書き込みを受け取った場合に、前記書き込み要求の書き込みデータを前記保存されている読出し要求の読出し応答として出力すると同時に、前記書き込み要求と前記バッファに保存されている読出し要求を前記マスターインターフェースより出力せずに破棄する情報処理装置。
  2. 前記第2のアドレス領域のアクセスを前記マスターインターフェースの任意の部分アドレス領域に設定可能な設定手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記バッファに保存されている読出し要求で要求されたアドレスへの書き込みを受け取った場合に、前記書き込み要求をマスターインターフェースより転送した後、前記バッファに保存されている読出し要求をマスターインターフェースより転送することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. データ記憶手段と接続されるマスターインターフェースと、バスシステムに接続される第1のアドレス領域および第2のアドレス領域を有するスレーブインターフェースと、から構成される情報処理装置の制御方法であって、前記スレーブインターフェースは、前記第1のアドレス領域よりも狭いアドレス領域を有する、前記第2のアドレス領域へのアクセスは前記マスターインターフェースの別途設定される一部のアドレス領域に転送されるスレーブインターフェースであって、
    前記マスターインターフェースと同じアドレス領域を有する、前記第1のアドレス領域へのアクセスを前記マスターインターフェースに転送し、前記第1のアドレス領域へのアクセス要求は受け取った要求をそのまま前記マスターインターフェースへ転送する転送工程と、
    前記第2のアドレス領域へのアクセス要求は、書き込み要求で実行されるアドレスよりも読出し要求で実行されるアドレスが大きい場合には、前記読出し要求で要求されたアドレスへの書き込みが行われていないアドレスであるとして、そのアドレスへの書き込みが実行されるまで前記読出し要求をバッファに保存する工程と、
    を有し、前記バッファに保存されている読出し要求で要求されたアドレスへの書き込みを受け取った場合に、前記書き込み要求の書き込みデータを前記保存されている読出し要求の読出し応答として出力すると同時に、前記書き込み要求と前記バッファに保存されている読出し要求を前記マスターインターフェースより出力せずに破棄する情報処理装置の制御方法。
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