JP6928539B2 - タイヤ加硫金型、タイヤ製造方法及び空気入りタイヤ - Google Patents

タイヤ加硫金型、タイヤ製造方法及び空気入りタイヤ Download PDF

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本発明は、トレッドウェアインジケータ成形用の窪みを備えたタイヤ加硫金型と、そのタイヤ加硫金型を用いたタイヤ製造方法と、トレッド面の溝にトレッドウェアインジケータが設けられた空気入りタイヤとに関する。
タイヤ加硫金型は、タイヤのトレッド面に接するトレッド成形面を備える。トレッド成形面には、トレッドパターンを形成するための凹凸形状が設けられている。かかる凹凸形状は、トレッド成形面からタイヤ径方向内側に向けて突出した溝成形用の骨部を含む。骨部で成形した溝には、摩耗による使用限界を示すトレッドウェアインジケータ(以下、「TWI」と呼ぶ場合がある)が設けられることがある。TWIは、骨部の頂面を凹ませて設けられた窪みによって成形される(例えば、特許文献1参照)。
TWIは、溝底から***して設けられているため、その設定部位では溝が底上げされることになる。これにより、TWIの設定部位では、それに隣接したTWIの非設定部位に比べて剛性が相対的に高くなる。このようにTWIに起因して生じる剛性差は、局所的なユニフォミティの悪化を引き起こし、偏摩耗の原因になる恐れがある。
特開2012−236301号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、トレッドウェアインジケータに起因した剛性差を低減して偏摩耗を抑制できるタイヤ加硫金型、タイヤ製造方法及び空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。即ち、本発明に係るタイヤ加硫金型は、キャビティにセットされたタイヤのトレッド面に接するトレッド成形面と、前記トレッド成形面からタイヤ径方向内側に向けて突出した溝成形用の骨部と、前記骨部の頂面を凹ませて設けられたトレッドウェアインジケータ成形用の窪みと、前記窪みの底面からタイヤ径方向内側に向けて突出した切り込み成形用の板状突起とを備える。かかる金型によれば、トレッドウェアインジケータ(TWI)の表面に板状突起によって切り込みが成形される。その結果、TWIの設定部位の剛性を低めて、TWIに起因した剛性差を低減し、偏摩耗を抑制することができる。
TWIの設定部位の剛性を効果的に低めるうえでは、前記板状突起が、前記窪みの幅方向の端縁から中央に向かって延びていることが好ましく、前記板状突起が、前記窪みを幅方向に沿って横断していることがより好ましい。
前記トレッド成形面に装着されたサイプ成形用のブレードの一部が前記窪みの底面から突出し、それによって前記板状突起の全部または一部が構成されていることが好ましい。かかる構成によれば、板状突起で成形される切り込みがサイプと連続したものになるため、TWIの設定部位の剛性をより効果的に低められる。また、板状突起の全部がブレードで構成されている場合には、板状突起を専用の部材で構成した場合に比べて部品点数を少なくできる。
本発明に係るタイヤの製造方法は、上述したタイヤ加硫金型のキャビティに未加硫タイヤをセットし、その未加硫タイヤに加熱加圧を施して加硫を行う工程を含み、前記窪みに充填されたゴムでトレッドウェアインジケータを成形するとともに、前記トレッドウェアインジケータの表面に前記板状突起によって切り込みを成形するものである。これによれば、上述のようにしてTWIに起因した剛性差を低減して偏摩耗を抑制できる。
本発明に係る空気入りタイヤは、トレッド面の溝にトレッドウェアインジケータが溝底から***して設けられており、前記トレッドウェアインジケータの表面に切り込みが成形されているものである。このタイヤによれば、切り込みによってTWIの設定部位の剛性を低めて、TWIに起因した剛性差を低減し、偏摩耗を抑制することができる。
TWIの設定部位の剛性を効果的に低めるうえでは、前記切り込みが、前記トレッドウェアインジケータの幅方向の端縁から中央に向かって延びていることが好ましく、前記切り込みが、前記トレッドウェアインジケータを幅方向に沿って横断していることがより好ましい。
前記切り込みが、前記溝に開口したサイプと連続して成形されていることが好ましい。かかる構成によれば、TWIの設定部位の剛性をより効果的に低めることができる。
本発明に係るタイヤ加硫金型の一例を概略的に示す縦断面図 TWI成形用の窪みが設けられた骨部の周辺を示す断面図 TWI成形用の窪みが設けられた骨部の周辺を示す斜視図 ブレードの正面図 板状突起の変形例を示す(A)断面図と(B)斜視図 板状突起の変形例を示す(A)断面図と(B)斜視図 板状突起の変形例を示す斜視図 空気入りタイヤのトレッド面の要部を示す斜視図 切り込みの変形例を示す斜視図 切り込みの変形例を示す斜視図
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、タイヤ子午線断面に沿ったタイヤ加硫金型10の断面を示しており、このタイヤ加硫金型10は型閉め状態にある。タイヤTは、タイヤ幅方向を上下に向けてセットされる。図1において、左方向はタイヤ径方向外側、右方向はタイヤ径方向内側である。図2は、図1の要部を拡大して示しており、図3のA−A矢視断面に相当する。図2,3では、上方向がタイヤ径方向外側、下方向がタイヤ径方向内側である。
図1〜3に示すように、タイヤ加硫金型10は、キャビティ15にセットされたタイヤTのトレッド面に接するトレッド成形面1と、トレッド成形面1からタイヤ径方向内側に向けて突出した溝成形用の骨部2と、骨部2の頂面を凹ませて設けられたトレッドウェアインジケータ(TWI)成形用の窪み3とを備える。本実施形態の金型10は、更に、トレッド成形面1に装着されたサイプ成形用のブレード4を備える。図3では、窪み3に隣接して配置された2枚のブレード4と、窪み3と隣接しない位置に配置された2枚のブレード5を示しているが、実際には多数のブレードがトレッド成形面1に装着されている。
本実施形態のタイヤ加硫金型10は、タイヤTのトレッド部を成形するトレッド型部11と、タイヤTのサイドウォール部を成形するサイド型部12,13と、タイヤTのビード部が嵌合される一対のビードリング14とを備える。トレッド成形面1は、トレッド型部11の内面に設けられている。トレッド成形面1及び骨部2の材料としては、アルミニウム材が例示される。このアルミニウム材は、純アルミ系の素材のみならずアルミニウム合金を含む概念であり、例えばAl−Cu系、Al−Mg系、Al−Mg−Si系、Al−Zn−Mg系、Al−Mn系、Al−Si系が挙げられる。ブレード4,5は、それよりも硬質の材料、例えばステンレス材により形成される。
トレッド成形面1には、トレッドパターンを形成するための凹凸形状が設けられている。その凹凸形状は、骨部2と、その骨部2で区画された凹部とによって構成される。加硫後のタイヤのトレッド面には、凹部に充填されたゴムによってリブやブロックが設けられ、それらを区画する溝が骨部2によって成形される。タイヤ周方向CDに沿って延びた骨部2は、トレッド面の主溝を成形する。図3では、タイヤ周方向CDに沿って延びた骨部2のみを示しているが、タイヤ周方向CDと交差する方向に延びて横溝を成形する骨部を含んでいてもよい。
図2,3に拡大して示すように、骨部2の頂面(タイヤ径方向内側面)には窪み3が凹設されている。骨部2により成形される溝の溝底には、この窪み3に充填されたゴムによってTWIが成形される。TWIは、溝底から***して設けられ、トレッド面の摩耗による使用限界を示す指標として用いられる。窪み3の深さD3は、例えば1.6mm以上に設定される。
このタイヤ加硫金型10は、窪み3の底面からタイヤ径方向内側に向けて突出した切り込み成形用の板状突起6を備える。このため、加硫後の空気入りタイヤTには、図8のようにTWI7の表面に板状突起6による切り込み8が成形される。その結果、TWI7の設定部位の剛性を低めて、TWI7に起因した剛性差、即ちTWI7の設定部位(図8では、ブレード4で成形されたサイプ22の周辺部位)と非設定部位(例えば、ブレード5で成形されたサイプ23の周辺部位)との剛性差を低減し、ヒールアンドトゥ摩耗などの偏摩耗を抑制できる。
板状突起6は、窪み3の幅方向の端縁3eから中央に向かって延びている。窪み3の幅方向は、骨部2で成形される溝の幅方向である。更に、板状突起6は、窪み3を幅方向に沿って横断している。即ち、板状突起6は、窪み3の幅方向に沿って一方の端縁3eから他方の端縁3eまで延びている。かかる構成によれば、TWIの設定部位の剛性を効果的に低めることができる。
本実施形態では、板状突起6の突出量H6が窪み3の深さD3と同じ大きさに設定されている。TWIの設定部位の剛性を適切に低める観点から、突出量H6は、好ましくは深さD3の20%以上であり、より好ましくは50%以上である。また、突出量H6は、例えば深さD3の100%以下であり、より小さい場合は80%以下である。突出量H6は、窪み3の底面から板状突起6の先端までのサイプ深さ方向に沿った距離として測定される。また、本実施形態では、板状突起6の側縁部が骨部2の側面に沿って配置されている。
本実施形態では、ブレード4の一部が窪み3の底面から突出し、それによって板状突起6の全部が構成されている。板状突起6は、図2,3の右側に配置されたブレード4の一部と、同じく左側に配置されたブレード4の一部とを突き合わせて構成されている。このように板状突起6の全部がブレード4で構成されていることにより、専用の部材を使用する場合に比べて部品点数を少なくできる。この例では、2枚のブレード4を使用しているが、これに限られず、1枚のブレードを使って板状突起を構成しても構わない。
図4は、図2,3の右側に配置されたブレード4を単体で示しており、これを左右反転させたものが左側に配置されたブレード4となる。ブレード4は、第1部分41と、その第1部分41とサイプ長さ方向(図4の左右方向)に連なる第2部分42とを有する。第1部分41は、第2部分42の骨部2側に連なっている。第1部分41のタイヤ径方向内側端41Xは第2部分42のタイヤ径方向内側端42Xよりもタイヤ径方向内側に位置し、それによって第1部分41と第2部分42との間に段差が形成されている。この段差の側縁部4Sは、上述した板状突起6の側縁部となる。
ブレード4の第1部分41は、図2のように、そのタイヤ径方向内側端41Xを突出させて骨部2に埋設され、その突出部分が板状突起6を構成する。第2部分42のタイヤ径方向内側端42Xは、骨部2に埋設されることなくキャビティ15に露出している。第1部分41のタイヤ径方向外側端41Y、及び、第2部分42のタイヤ径方向外側端42Yは、いずれもトレッド成形面1に埋設されている。
サイプ深さを確保する観点から、第2部分42のタイヤ径方向内側端42Xは、窪み3の底面の延長線EL3と一致する高さに配置され、または、僅かな(例えば、0.2mm以下)の間隔を設けて延長線EL3よりもタイヤ径方向外側となる高さに配置されていることが好ましい。即ち、延長線EL3からタイヤ径方向内側端42Xまでの距離D1は、0〜0.2mmであることが好ましい。
図5の変形例は、板状突起の態様を除いて前述の実施形態と同じ構成であるため、共通点を省略して主に相違点について説明する。前述の実施形態で説明した部位と同じ部位には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。後述する種々の変形例についても同じである。
図5に示す板状突起6は、左右に配置された一対のサイプ成形用のブレード4と、切り込み成形用のブレード9とで構成されている。ブレード9は、一対のブレード4の間で、それらに突き合わされて配置されている。一対のブレード4の各々の一部は窪み3の底面から突出し、それによって板状突起6の一部が構成されている。ブレード9は、その一部を骨部2に埋設させてトレッド成形面1に装着され、キャビティ15に露出した部分が板状突起6の一部を構成している。この板状突起6により成形される切り込みは、前述の実施形態で成形される切り込み(図8参照)と同じ形状になる。
図6に示す板状突起6は、図5の板状突起6からブレード9を取り除いたものに相当する。この板状突起6は、窪み3の幅方向の端縁3eから中央に向かって延びているが、窪み3を幅方向に沿って横断していない。この板状突起6によれば、図9(A)に示すような切り込み8がTWI7の表面に成形される。
図7に示す板状突起6は、鋳出しによって骨部2と一体的に設けられており、トレッド成形面1に装着されたブレードで構成されたものではない。かかる構成では、窪み3に隣接してブレードが配置されない場合であっても板状突起6を設定できる。この板状突起6により成形される切り込みは、図2,3や図5の実施形態で成形される切り込み(図8参照)と同じ形状になる。板状突起6が鋳出しで設けられる場合においても、図6のような窪み3の中央で欠落した形状にすることは可能である。
上述したタイヤ加硫金型は、TWI成形用の窪みに上記の如き板状突起を設けていること以外は、通常のタイヤ加硫金型と同等であり、従来公知の形状や材質、機構などが何れも本発明に採用することができる。したがって、例えば、前述の実施形態では、トレッド型部と一対のサイド型部とを備えた金型構造を採用していたが、これに限定されず、例えばトレッド型部の中央部で上下に二分割された金型構造を採用しても構わない。
以上で説明した金型10を用いたタイヤの製造方法は、金型10のキャビティ15に未加硫タイヤをセットし、その未加硫タイヤに加熱加圧を施して加硫を行う工程を含む。タイヤは、図示しないブラダーと呼ばれるゴムバッグの膨張によって拡張変形し、トレッド成形面1にトレッド面が押し当てられる。その際、窪み3に充填されたゴムでTWIを成形するとともに、そのTWIの表面に板状突起6によって切り込みを成形する。これにより、加硫後のタイヤにおいてTWIに起因した剛性差を低減し、偏摩耗を抑制できる。
次に、上述した金型10を用いて加硫成形された空気入りタイヤについて説明する。図8〜10に示す空気入りタイヤTは、TWI7の表面に切り込み8が成形されていること以外は、通常の空気入りタイヤと同様に構成できるため、その他の構成については説明を省略する。
図8のように、タイヤTのトレッド面20の溝21にはTWI7が溝底から***して設けられるとともに、そのTWI7の表面に切り込み8が成形されている。この切り込み8は、TWI7の幅方向の端縁7eから中央に向かって延びている。TWI7の幅方向は、窪み3の幅方向と同じく、骨部2で成形された溝21の幅方向である。また、切り込み8は、TWI7を幅方向に沿って横断しており、溝21に開口したサイプ22と連続して成形されている。切り込み8は、溝底の深さにまで到達している。かかる切り込み8は、例えば図2,3、図5または図7に示した板状突起6により成形される。
図9は、TWI7の表面に成形される切り込み8の変形例を示す。(A)は、切り込み8が中央で欠落した形状を有する例である。(B)は、1つのTWI7に対し、タイヤ周方向(溝21の延在方向)の複数箇所(図示では2箇所)に切り込み8が成形された例である。(C)では、切り込み8がサイプ長さ方向に沿って波状に延びており、波形サイプを成形するブレードで板状突起を構成した場合の例である。(D)は、切り込み8が、タイヤ周方向に沿って延びた部分を有する例である。これらの切り込み8は、それに対応した形状の板状突起6により成形できる。
図10は、図9(B)と同様に、1つのTWI7に対して、サイプ22と連続した2本の切り込み8を設けた変形例を示す。但し、2本の切り込み8のうち1本は、TWI7を横断する切り込み81とし、もう1本は、図9(A)のように中央で欠落した切り込み82としている。また、切り込み81は、溝21と溝24とで区画されたブロック25の踏み込み側に位置し、切り込み82は、そのブロック25の蹴り出し側に位置している。このため、ブロック25の踏み込み側部分が蹴り出し側部分に比べて柔軟に動いて、耐ヒールアンドトゥ摩耗性が高められる。かかるタイヤは、例えばサイドウォール部に回転方向を示す矢印などの表示が設けられることにより、回転方向が指定される場合がある。
本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。
1 トレッド成形面
2 骨部
3 窪み
4 ブレード
6 板状突起
7 トレッドウェアインジケータ(TWI)
8 切り込み
9 ブレード
10 タイヤ加硫金型
15 キャビティ
20 トレッド面
21 溝
22 サイプ

Claims (7)

  1. キャビティにセットされたタイヤのトレッド面に接するトレッド成形面と、
    前記トレッド成形面からタイヤ径方向内側に向けて突出した溝成形用の骨部と、
    前記骨部の頂面を凹ませて設けられたトレッドウェアインジケータ成形用の窪みと、
    前記窪みの底面からタイヤ径方向内側に向けて突出した切り込み成形用の板状突起と、
    を備え
    前記トレッド成形面に装着されたサイプ成形用のブレードの一部が前記窪みの底面から突出し、それによって前記板状突起の全部または一部が構成されているタイヤ加硫金型。
  2. 前記板状突起が、前記窪みの幅方向の端縁から中央に向かって延びている請求項1に記載のタイヤ加硫金型。
  3. 前記板状突起が、前記窪みを幅方向に沿って横断している請求項1または2に記載のタイヤ加硫金型。
  4. 請求項1〜いずれか1項に記載のタイヤ加硫金型のキャビティに未加硫タイヤをセットし、その未加硫タイヤに加熱加圧を施して加硫を行う工程を含み、
    前記窪みに充填されたゴムでトレッドウェアインジケータを成形するとともに、前記トレッドウェアインジケータの表面に前記板状突起によって切り込みを成形するタイヤ製造方法。
  5. トレッド面の溝にトレッドウェアインジケータが溝底から***して設けられており、前記トレッドウェアインジケータの表面に切り込みが成形されており、
    前記切り込みが、前記溝に開口したサイプと連続して成形されている空気入りタイヤ。
  6. 前記切り込みが、前記トレッドウェアインジケータの幅方向の端縁から中央に向かって延びている請求項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記切り込みが、前記トレッドウェアインジケータを幅方向に沿って横断している請求項またはに記載の空気入りタイヤ。
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