JP6925383B2 - 脈管内の装置とともに使用するための側方ローディング・コネクタ及び関連システム及び方法 - Google Patents

脈管内の装置とともに使用するための側方ローディング・コネクタ及び関連システム及び方法 Download PDF

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Description

本開示は、脈管内の装置、システム、及び方法に関する。幾つかの実施形態において、脈管内の装置は、1以上の電子的構成要素を含むガイドワイヤである。
心臓病は非常に深刻であり、命を救うために、緊急手術を要することがしばしばある。心臓病の主な原因は、血管内のプラークの蓄積であり、結果的に、血管を塞いでしまう。閉塞した脈管を開放するために利用可能な通常の治療オプションとして、以下のものが含まれる:バルーン血管形成術、回動式のアテレクトミー、及び脈管内のステント。伝統的には、外科医達は、X線蛍光透視画像に依拠してきた。該画像は、治療をガイドするための平面の画像であって、血管の管腔の影像の外形を示す。残念ながら、X線蛍光透視画像に関して、閉塞の原因となる狭窄の正確な範囲及び方向についての不確定性が大きく、狭窄の正確な位置を見つけることを困難にしている。更には、再狭窄が同じ場所で生じる可能性あることは知られているものの、X線を用いた手術の後で脈管内のコンディションをチェックすることは困難である。
血管内の狭窄の深刻度(損傷を引き起こす虚血を含む)を評価するための現時点で受け入れられている技術は、冠血流予備量比(FFR)である。FFRは、近位部の圧力測定(狭窄の近位側で採取)に対する遠位部の圧力測定(狭窄の遠位部側で採取)の比の計算結果である。FFRは、狭窄深刻度の指標を提供し、治療が必要となる程度にまで、閉塞が脈管内の血流を制限しているかどうかについての決定を可能にする。健常な脈管内のFFRの正常値は1.00である。一方で、約0.80未満の値は、一般的に、著しく、そして、治療を必要とするものとみなされる。
しばしば脈管内のカテーテル及びガイドワイヤは、血管内の圧力を測定するために用いられる。今日まで、圧力センサ又は他の電子的構成要素を含有するガイドワイヤは、電子的構成要素を含まない標準的なガイドワイヤと比べて、性能の低下といった特徴に苦慮している。例えば、これまでの電子的構成要素を含むガイドワイヤのハンドリング性能は、幾つかの例において、以下の要素による妨害を受けてきた:電子的構成要素(複数可)の導体又は通信線に必要なスペースを確保した後、コア・ワイヤが利用できるスペースが限られること、電子的構成要素(複数可)を含有する剛性のハウジングの堅固性、及び/又はガイドワイヤ内で利用可能な限られたスペースで電子的構成要素の機能を提供する事に関連する他の制限。更に、その小さな直径が原因となって、多くの例において、ガイドワイヤの近位部コネクタ部(即ち、ガイドワイヤの電子的構成要素(複数可)と、関連するコントローラー又はプロセッサとの間の通信を促進するコネクタ(複数可))は、脆く、そして、よじれ(kinking)やすく、ガイドワイヤの機能を損なう。更に言えば、たとえガイドワイヤの機能が完全に残っていたとしても、近位部コネクタとガイドワイヤとの間の良好な通信を再度確立できたないことについて、多くの内科医は、不満を持っている。こうした理由から、外科医は、不本意ながらも、ガイドワイヤの破損すること又は近位部コネクタを取り付ける際に良好な再接続が得られないことの脅威に備えて、処置中は、近位部コネクタをガイドワイヤから取り外す。しかし、ガイドワイヤを近位部コネクタに結合させることは、ガイドワイヤの操作性及びハンドリングを更に制限する。
従って、1以上の電子的構成要素を含む脈管内の装置(例えば、カテーテル及びガイドワイヤ)とともに用いるための改良コネクタに関するニーズは依然として残っている。
概要本開示の実施形態は、脈管内の装置、システム、及び方法に関する。
一実施形態において、脈管内のシステムを提供する。システムは以下を含む:近位部及び遠位部を有する可撓性の細長い部材を有する脈管内の装置、可撓性の細長い部材の遠位部に固定された少なくとも1つの電子的構成要素、及び可撓性の細長い部材の近位部に固定された少なくとも1つの電気的なコネクタ。
ここで、少なくとも1つの電気的なコネクタは、可撓性の細長い部材の遠位部に固定された少なくとも1つの電子的構成要素に電気的に結合される。また、システムは以下を含む:少なくとも1つの電気的なコンタクト(contact)を有するコネクタであって、該コンタクトは、脈管内の装置の少なくとも1つの電気的なコネクタとのインターフェースとなるように設計される。コネクタは、第一コネクション・ピース及び第二コネクション・ピースを含み、第一コネクション・ピースは、第二コネクション・ピースに対して、開口ポジションと閉口ポジションとの間での可動性がある。開口ポジション状態において、細長い開口部が第一及び第二コネクション・ピースの間に形成される。そして、少なくとも1つの電気的なコネクタを、第一及び第二コネクション・ピースの間に、脈管内の装置の長軸に対して横切る方向で挿入することを促進する。閉口ポジション状態において、少なくとも1つの電気的なコンタクトは、第一及び第二コネクション・ピースの間に受容される少なくとも1つの電気的なコネクタに電気的に結合される。
幾つかの実施形態において、第一コネクション・ピースは、第二ピースに対して、回動軸周りで可動性である。幾つかの実施形態において、第一コネクション・ピースは、第二コネクション・ピースに対して、可動性がある。更に、幾つかの例において、バイアス素子(例えばスプリング)は、第一及び第二コネクション・ピースを、閉口ポジションの方向に向ける。ある配置においては、第二コネクション・ピースは凹部を含み、該凹部は、少なくとも1つの電気的なコネクタを含む脈管内の装置の一部を受容するようなサイズ及び形状を有する。幾つかの実施形態において、第一ピースは、コネクタの少なくとも1つの電気的なコンタクトを、脈管内の装置の少なくとも1つの電気的なコネクタとともに配置するための少なくとも1つの視覚的インジケータを含む。幾つかの例において、視覚的インジケータは、光である。いくつかの特定の例において、光は、適切な電気的結合が、少なくとも1つの電気的なコンタクトと少なくとも1つの電気的なコネクタとの間で達成されたとき照射するように設計される。他の例において、光は、適切な電気的結合が、少なくとも1つの電気的なコンタクトと少なくとも1つの電気的なコネクタとの間で達成されたときに、第一の色を照射するように設計される。そして、少なくとも1つの電気的なコンタクトと少なくとも1つの電気的なコネクタとの間の適切な電気的結合が達成されないときに、第二の色を照射するように設計される。
別の実施形態では、ある方法を提供する。該方法は以下のステップを含む:少なくとも1つの電気的なコンタクト(contact)を有するコネクタを設けるステップ;コネクタの第一構成要素とコネクタの第二構成要素との間に細長い開口部が規定されるように、コネクタを開口ポジションに移動させるステップ;脈管内の装置を脈管内の装置の長軸に対して横切る方向で移動させることにより、脈管内の装置の接続部を、細長い開口部内に且つコネクタの第一構成要素と第二構成要素との間に挿入するステップ;及びコネクタを閉口ポジションに移動させ、そして、コネクタの少なくとも1つの電気的なコンタクトを、コネクタの第一構成要素と第二構成要素との間に位置する脈管内の装置の接続部の少なくとも1つの電気的なコネクタに、電気的に結合させるステップ。幾つかの例において、少なくとも1つの電気的なコネクタは、脈管内の装置の遠位部に位置する電子的構成要素に電気的に接続されている。その結果、少なくとも1つの電気的なコンタクトが、脈管内の装置の接続部の少なくとも1つの電気的なコネクタに電気的に結合されるとき、少なくとも1つの電気的なコンタクトが、電子的構成要素に電気的に結合される。幾つかの例において、電子的構成要素は、圧力感知構成要素である。幾つかの例において、電子的構成要素は脈管内撮像構成要素である。例えば、脈管内撮像構成要素は、1以上の超音波トランスデューサ(複数可)及び/又は光干渉断層撮影(OCT)イメージング要素(複数可)を含むことができる。また、幾つかの実施形態において、前記方法は、少なくとも1つのコネクタの視覚的マーカーを、脈管内の装置の接続部の少なくとも1つの電気的なコネクタとともに配置するステップを含む。
更に別の実施形態において、脈管内のシステムのためのコネクタを提供する。コネクタは、第一コネクション・ピース及び第二コネクション・ピースを含み、前記第二コネクション・ピースは、第一コネクション・ピースに可動的に結合され、且つ少なくとも1つの電気的なコンタクトがそこに取り付けられる。第二コネクション・ピースは、開口ポジションと閉口ポジションとの間の第一コネクション・ピースに対して可動的である。ここで、開口ポジション状態において、細長い開口部は、第一及び第二コネクション・ピースの間に形成され、そして、脈管内の装置の接続部を、第一及び第二コネクション・ピースの間、且つ脈管内の装置の長軸に対して横切る方向で、挿入することを促進する。また、閉口ポジション状態において、少なくとも1つの電気的なコンタクトが、第一及び第二コネクション・ピースの間に受容される脈管内の装置の接続部に電気的に結合される。
更なる本開示の態様、特徴、及び利点については、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
例示的な本開示の実施形態は、以下の添付図を参照しながら説明する:
本開示の一実施形態に従った脈管内のシステムの斜視図である。 本開示の一実施形態に従った図1の脈管内のシステムの脈管内の装置の側面図である。 図1の脈管内のシステムの脈管内の装置の側面図を表し、図2の実施形態に類似するが、本開示の別の実施形態である。 本開示の一実施形態に従った脈管内の装置の近位部のコネクタ部の側面図である。 本開示の一実施形態に従った図1の脈管内のシステムのコネクタの斜視図である。 図5のコネクタの上面図である。 図5及び6のコネクタの底面図である。 図5〜7のコネクタの側面図である。 図5〜8のコネクタの側面図であり、図8のものと類似するが、前記コネクタの反対側からのものである。 図5〜9のコネクタの背面図である。 開口ポジション状態で示される図5〜10のコネクタの正面からの斜視図であり、本開示の一実施形態に従った脈管内の装置を受容する。 開口ポジションにおける図5〜11のコネクタの側面図であり、脈管内の装置を受容する。 本開示の別の実施形態に従った図1の脈管内のシステムのコネクタの斜視図である。 図13のコネクタの上面図である。 更なる本開示の別の実施形態に従った図1の脈管内のシステムのコネクタの正面からの斜視図である。 図15のコネクタの背面から見た斜視図である。 コネクタの背面から見た斜視図であり、図16のものと類似するが、コネクタの内側構成要素に関するものを示してある。 図15〜17のコネクタの上面図である。 コネクタの上面図であり、図18のものと類似するが、コネクタの内側構成要素に関するものを示してある。 図15〜19のコネクタの底面図である。 コネクタの底面図であり、図20のものと類似するが、コネクタの内側構成要素に関するものを示してある。 図15〜21のコネクタの側面図である。 コネクタの側面図であり、図22と類似するが、コネクタの内側構成要素に関するものを示してある。 コネクタの側面図であり、図15〜23と類似するが、前記コネクタの反対側からのものである。 コネクタの側面図であり、図24と類似するが、コネクタの内側構成要素に関するものを示してある。 図15〜25のコネクタの背面図である。 図15〜26のコネクタの正面図である。 開口ポジション状態で示される図15〜27のコネクタの正面からの斜視図であり、本開示の一実施形態に従った脈管内の装置を受容する。 開口ポジションにおける図15〜28のコネクタの側面図であり、脈管内の装置を受容する。 閉口ポジションにおける図15〜29のコネクタの正面からの透視図を示し、本開示の一実施形態に従った脈管内の装置を受容する。 図15〜31のコネクタの側面図であり、閉口ポジション状態において脈管内の装置を受容する。 更なる本開示の別の実施形態に従った図1の脈管内のシステムのコネクタの正面からの斜視図である。 図32のコネクタの背面から見た斜視図である。 図32及び33のコネクタの上面図である。 コネクタの上面図であり、図34のものと類似するが、コネクタの内側構成要素に関するものを示してある。 図32〜35のコネクタの底面図である。 コネクタの底面図であり、図36のものと類似するが、コネクタの内側構成要素に関するものを示してある。 図32〜37のコネクタの側面図である。 コネクタの側面図であり、図38のものと類似するが、コネクタの内側構成要素に関するものを示してある。 図32〜39のコネクタの側面図であり、図38のものと類似するが、前記コネクタの反対側からのものである。 コネクタの側面図であり、図40ものと類似するが、コネクタの内側構成要素に関するものを示してある。 図32〜41のコネクタの背面図である。 コネクタの背面図であり、図42のものと類似するが、コネクタの内側構成要素に関するものを示してある。 開口ポジション状態で示される図32〜43のコネクタの上面図であり、本開示の一実施形態に従った脈管内の装置を受容する。 開口ポジションにおける図32〜44のコネクタの側面図であり、脈管内の装置を受容する。 閉口ポジションに示す図32〜45のコネクタの正面からの透視図であり、本開示の一実施形態に従った脈管内の装置を受容する。 閉口ポジションにおける図32〜46のコネクタの側面図であり、脈管内の装置を受容する。
詳細な説明本開示の原理の理解を促す目的で、図面中に例示された実施形態について以下参照し、同一の物について説明するために特定の用語を用いることとする。しかし、本開示の範囲限定することを意図していない点を理解されたい。装置、システム及び方法に対する任意の置き換え、及び本開示の任意の更なる応用も意図しており、こうしたものも、当分野に関連する当業者にとって通常生じるものとして、本開示の範囲内に含まれる。特に、1つの実施形態について記載された特徴、構成要素、及び/又はステップは、他の本開示の実施形態について記載された特徴、構成要素、及び/又はステップと組み合わせてもよい点については、完全に企図している。しかし、簡潔にする目的から、こうした組合せについて別途数多く繰り返して説明することはしない。
ここで使用される、「可撓性の細長い部材」又は「細長い可撓性の部材」は、患者の脈管構造内に挿入することができる任意の薄く長い可撓性の構造を少なくとも含む。本開示の「可撓性の細長い部材」の例示した実施形態は、円柱状のプロファイルを、円形断面のプロファイルとともに有する。該プロファイルは、可撓性の細長い部材の外径を規定する。
一方で、他の例において、全て又は一部の可撓性の細長い部材は、他の幾何学的な断面のプロファイル(例えば、オーバル、矩形、正方形、楕円等)又は非幾何学的な断面のプロファイルを有することができる。可撓性の細長い部材は、例えば、脈管内のカテーテル及び脈管内のガイドワイヤを含むことができる。こうした点に関して、脈管内のカテーテルは、他の機器を受容及び/又はガイドするために、その長さに沿って延在する管腔を含むこともでき、又は含まなくてもよい。もしも、脈管内のカテーテルが管腔を含む場合、管腔は、装置の断面のプロファイルに対して、中央よりにしてもよいし、又は中心からはずしてもよい。
ほとんどの実施形態において、本開示の可撓性の細長い部材は、1以上の電子的、光学的、又は電気−光学的構成要素を含む。例えば、限定するものではないが、可撓性の細長い部材は、1以上の以下のタイプの構成要素を含むことができる:圧力センサ、温度センサ、撮像素子、光ファイバー、超音波トランスデューサ、反射器、ミラー、プリズム、アブレーション素子、RF電極、導体、及び/又はこれらの組み合わせ。一般的に、これらの構成要素は、可撓性の細長い部材が配置される脈管又は他の解剖学的部位に関するデータを得るように設計される。また、しばしば、構成要素は、処理及び/又は表示のための外部装置に対してデータ通信するように設計される。幾つかの態様において、本開示の実施形態は、脈管の管腔内を撮像するための撮像装置を含む(医療的及び非医療的応用の両方を含む)。しかし、幾つかの本開示の実施形態は、ヒトの脈管構造という状況においての使用に特に適する。脈管内の空間の撮像、特にヒトの脈管構造の内壁は、複数の異なる技術によって達成することができ、以下の技術が含まれる:超音波(しばしば、血管内超音波検査(「IVUS」)及び心腔内心エコー法(「ICE」)と呼ばれる)及び光干渉断層撮影(「OCT」)。他の例において、赤外線、熱、又は他の撮像手段が用いられる。
更に、幾つかの例において、可撓性の細長い部材は、以下を含む:複数の電子的、光学的、及び/又は電気−光学的構成要素(例えば、圧力センサ、温度センサ、撮像素子、光ファイバー、超音波トランスデューサ、反射器、ミラー、プリズム、アブレーション素子、RF電極、導体等)。
本開示の電子的、光学的、及び/又は電気−光学的構成要素は、しばしば、可撓性の細長い部材の遠位部内に配置される。ここで使用される、可撓性の細長い部材の「遠位部」は、中点から遠位部の先端までの可撓性の細長い部材の任意の部分を含む。可撓性の細長い部材が固体であってもよい場合、幾つかの本開示の実施形態は、電子的構成要素を受容するためのハウジング部を遠位部に含むであろう。こうしたハウジング部は、細長い部材の遠位部に取り付けられた管状の構造であってもよい。幾つかの可撓性の細長い部材は、管状であり、そして、1以上の管腔を有する。そして、該管腔において、電子的構成要素を遠位部内に配置することができる。
電子的、光学的、及び/又は電気−光学的構成要素並びに関連する通信ラインは、可撓性の細長い部材の直径をかなり小さくできるような、サイズ及び形状である。例えば、細長い部材(例えば本明細書に記載の1以上の電子的、光学的、及び/又は電気−光学的構成要素を含むガイドワイヤ又はカテーテル)の外径は、約0.0007インチ(0.0178mm)〜約0.118インチ(3.0mm)であり、幾つかの特定の実施形態においては、外径が、約0.014インチ(0.3556mm)〜約0.018インチ(0.4572mm)である。従って、本出願の電子的、光学的、及び/又は電子的−光学的構成要素(複数可)を取り込んだ可撓性の細長い部材は以下に適している:心臓の一部または心臓を直に取りまく管腔に加えて、ヒト患者内での多種多様な管腔での使用(以下を含む:四肢の静脈及び動脈、腎動脈、脳内及び脳周辺の血管、及び他の管腔)。
本明細書で使用される「接続された」及び該表現のバリエーションは、直接的な接続(例えば、ある別の要素に対して、その上に、又はその内部に、直接接着(glued)させたり、留めたり(fastened)すること等)、並びに間接的な接続(1以上の要素が、接続された要素の間に配置される)を含む。
本明細書で使用される「固定された」(Secured)及び該表現のバリエーションは、以下の方法を含む:ある要素を直接に別の要素に固定させること(例えば、ある別の要素に対して、その上に、又はその内部に、直接接着(glued)させたり、留めたり(fastened)すること等)、並びに2つの要素を共に固定させる間接的技術(1以上の要素が、固定された複数の要素の間に配置される)。
以下、図1を参照されたい。該図では、本開示の一実施形態に従った脈管内のシステム(100)を示す。こうした点に関して、脈管内のシステムは、脈管内の装置(102)及びコネクタ(104)を含む。以下、図2を参照されたい。脈管内の装置(102)の側面図が示されている。図に示すように、脈管内の装置(102)は、可撓性の細長い部材(106)を有し、該部材は、遠位端(108)に隣接した遠位部(107)と、近位端(110)に隣接した近位部(109)とを有する。構成要素(112)は、遠位部の先端(108)近くの可撓性の細長い部材(106)の遠位部(107)内に配置される。
概して、構成要素(112)は、1以上の電子的、光学的、又は電気−光学的構成要素を表す。こうした点に関して、構成要素(112)は、圧力センサ、温度センサ、撮像素子、光ファイバー、超音波トランスデューサ、反射器、ミラー、プリズム、アブレーション素子、RF電極、導体、及び/又はこれらの組み合わせである。特定の種類の構成要素又は構成要素の組合せについては、脈管内の装置の使用意図に基づいて選択することができる。幾つかの例において、構成要素(112)は、遠位部の先端(108)から10cm未満、5未満、又は3cm未満に位置する。幾つかの例において、構成要素(112)は、脈管内の装置(102)のハウジング内に位置する。こうした点に関して、ハウジングは、幾つかの例において、可撓性の細長い部材(106)に固定された別の構成要素である。他の例において、ハウジングは、可撓性の細長い部材(106)の一部として一体的に形成される。
また、脈管内の装置(102)は、装置の近位部(109)に隣接した接続部(114)を含む。こうした点に関して、接続部(114)は、可撓性の細長い部材(106)の近位端(110)から、ある距離(116)でもって離隔している。一般的に、距離(116)は、可撓性の細長い部材(106)の全長の0%〜50%である。可撓性の細長い部材の全長は、任意の長さであってもよいが、幾つかの実施形態において、全長は、約1300mm〜約4000mmであり、幾つかの特定の実施形態では、長さが1400mm、1900mm、及び3000mmのうちのいずれかの長さである。従って、幾つかの例において、接続部(114)は、近位端(110)に位置する。こうした点に関して、図3は、接続部(114)が近位端(110)に位置する脈管内の装置(120)の実施形態を示す。他の例において、接続部(114)が、近位端(110)から離れている。例えば、幾つかの例において、接続部(114)は、近位端(110)から、約0mm〜約1400mm離れている。幾つかの特定の実施形態において、接続部(114)は、近位端から、0mm、300mm、1400mmのうちいずれか1つの距離だけ離れている。
接続部(114)は、脈管内の装置(102)(120)及び他の装置間の通信を促進するように設計される。より具体的には、幾つかの実施形態において、接続部(114)は、構成要素(112)によって得られたデータを、別の装置(例えばコンピューティング・デバイス又はプロセッサ)に送る通信を促進するように設計される。従って、幾つかの実施形態において、接続部(114)は、電気的なコネクタである。こうした例において、接続部(114)は、電気的な接続を1以上の電気的な導体に提供するように設計され、該導体は、可撓性の細長い部材(102)の長さ方向に沿って延在し、及び構成要素(112)に電気的に結合している。幾つかの例において、接続部(114)は、以下の文献に記載された1以上の電気的なコネクタを含む:米国特許出願番号61/665,697(発明の名称「INTRAVASCULAR DEVICES,SYSTEMS,AND METHODS」、2012年6月28日出願)。該文献を、参照により全体を本明細書に組み込む。他の実施形態では、接続部(114)は、光学的コネクタを含む。こうした例において、接続部(114)は、光学的接続を、1以上の光学的通信経路(例えば、光ファイバーケーブル)に提供し、該経路は、可撓性の細長い部材(106)の長さ方向に沿って延在し、及び構成要素(112)に光学的に結合している。更に、幾つかの実施形態において、接続部(114)は、電気的な及び光学的接続の両方を、構成要素(112)に結合された電気的な導体(複数可)及び光学的通信経路(複数可)の両方に提供する。こうした点に関して、構成要素(112)は、幾つかの例において、複数の要素を含む点に再度留意されたい。幾つかの例において、接続部(114)は、直接に又は間接的にのいずれかで、物理的な接続を別の装置に提供するように設計される。他の例において、接続部(114)は、脈管内の装置(102)と別の装置との間の無線通信するように設計される。概して、現時点の又は将来的に開発される無線プロトコル(複数可)が用いられる可能性がある。更に他の例において、接続部(114)は、別の装置への物理的接続及び無線接続の両方を促進する。
上述したように、幾つかの例において、接続部(114)は、脈管内の装置(102)(120)の構成要素(112)と外部の装置との間の接続を提供する。従って、幾つかの実施形態において、1以上の電気的な導体、1以上の光学的経路、及び/又はこれらの組み合わせは、可撓性の細長い部材(106)の長さ方向に沿って、接続部(114)と構成要素(112)との間に延在し、接続部(114)と構成要素(112)との間の通信を促進する。概して、任意の数の電気的な導体、光学的経路、及び/又はこれらの組み合わせは、可撓性の細長い部材(106)の長さ方向に沿って、接続部(114)と構成要素(112)との間に延在する。幾つかの例において、1〜10の電気的な導体及び/又は光学的経路が、可撓性の細長い部材(106)の長さ方向に沿って、接続部(114)と構成要素(112)との間に延在する。明確且つ簡潔にするため、後述する本開示の実施形態は、3つの電気的な導体を含む。従って、接続部(114)は、3つの電気的な導体に対応する3つの別々の電気的な接続を有する物として説明する。
例えば、図4に示すように、幾つかの例において、接続部(114)は、導電性の部分(122)、(124)、及び(126)を含み、これらは、絶縁性の部分(128)、(130)、(132)、及び(134)により、互いに且つ可撓性の細長い部材(106)の本体から離れている。こうした点に関して、導電性の部分(122)、(124)、及び(126)は、幾つかの例において、導電性材料から形成され、並びにハイポチューブ(hypotube)、コイル、及び/又はこれらの組み合わせのうちの一部である。
以下の点について理解されたい:即ち、通信経路の総数並びに/又は電気的な導体及び/若しくは光学的経路の数は、他の実施形態では、異なってもよく、従って、接続部に含まれる導電性の部分(又は光学的コネクタ)の数も異なる。より具体的には、可撓性の細長い部材(106)の長さ方向に沿って延在する通信経路の数並びに電気的な導体及び光学的経路の数は、以下によって決定される:構成要素(112)の所望の機能性;及び該機能性を提供する構成要素(112)を規定する対応する要素。その結果、接続部(114)が提供する接続の数及び種類も、同様に、以下によって決定される:構成要素(112)の所望の機能性;該機能を提供する構成要素(112)を規定する対応する要素;及びこれらの要素に必要な通信。
以下、図5〜12を参照されたい。これらの図ではコネクタ(104)の更なる詳細を示す。こうした点に関して、図5はコネクタ(104)の斜視図であり;図6はコネクタ(104)の上面図であり;図7はコネクタ(104)の底面図であり;図8は、第一側面からのコネクタ(104)の側面図であり;図9は第一側面とは反対側の第二側面からのコネクタ(104)の側面図であり;図10はコネクタ(104)の背面図であり;図11は、コネクタ(104)の正面からの斜視図であり、該コネクタは開口ポジション状態で示され、そして脈管内の装置(102)を受容し;並びに、図12は、図11の配置におけるコネクタ(104)及び脈管内の装置(102)の側面図である。
コネクタ(104)は、脈管内の装置(102)の接続部(114)とのインターフェースとなるように設計される。そして、脈管内の装置(102)と別の構成要素(例えば処理システム)との間の通信を促進する。特に、コネクタ(104)は、以下の間の通信をするように設計される:接続部(114)に電気的に結合される脈管内の装置(102)の1以上の電子的構成要素;及び1以上の電子的構成要素に関連した別の構成要素(例えば処理システム)。図5に示すように、コネクタ(104)は、上方コネクション・ピース(140)と下方コネクション・ピース(142)とを含む。例示した実施形態において、上方コネクション・ピース(140)は、ピボット・ピン(144)を軸にして、下方コネクション・ピース(142)に対して可動性がある。幾つかの例において、ピボット・ピン(144)は、下方コネクション・ピース(142)に確実に固定されている。
更に、ピボット・ピン(144)は、上方コネクション・ピース(140)の一部を通過する形で延在し、及び/又は上方コネクション・ピースの構造的な特徴部分(例えば、凹部(複数可)、クランプ(複数可)、スナップフィット要素(複数可)、突起(複数可)等)に係合する。そして、確実に、上方コネクション・ピース(140)を、ピボット・ピン(144)を軸として回動させる。幾つかの実施形態において、上方コネクション・ピース(140)は、開口ポジション(脈管内の装置(102)の接続部(114)を受け取るためのもの)又は閉口ポジション(脈管内の装置(102)の接続部(114)に電気的に結合するためのもの)のいずれかへと、バイアス素子によりバイアスをかける。
例えば、幾つかの例において、バイアス素子は、以下のように設計される:コネクション・ピース(140)を、閉口ポジションへとバイアスをかけ、その結果、ユーザーは、コネクタ(104)を、脈管内の装置を挿入後に、開放することができ、そして、バイアス素子は、コネクタ(104)を、脈管内の装置の接続部(114)との電気的なコンタクト内に維持するであろう。幾つかの例において、バイアス素子は、スプリングである。いくつかの特定の例において、少なくともスプリングの一部は、ピボット・ピン(144)の周囲で覆われている。こうした点に関して、下方コネクション・ピース(142)に対する上方コネクション・ピース(140)の回動、及びこうした動きを促進するための構造配置は、クローズ・ピン(clothes pin)又はチップ・クリップ(chip clip)のような態様で動作する。
上述したように、コネクタ(104)は、脈管内の装置(102)の接続部(114)とのインターフェースとなるように設計される。そして、脈管内の装置(102)と別の構成要素との間の通信を促進する。そして、具体的には、コネクタ(104)は、以下の間の通信を促進するように設計される:脈管内の装置(102)の1以上の電子的構成要素(該要素は、接続部(114)に電気的に結合される);及び、1以上の電子的構成要素に関連した別の構成要素(例えば処理システム)。この目的にむけて、コネクタ(104)は、該コネクタから延在する通信ケーブル(146)を含む。通信ケーブル(146)は、コネクタ(104)と別の構成要素との間でシグナルを運ぶように設計される。例示した実施形態において、ケーブル(146)は、以下のように設計される:即ち、電気的なシグナルを運び、そして、該ケーブルの長さに沿って延在する1以上の電気的な導体を含み、こうした電気通信を促進する。しかし、用いられる通信ケーブルの種類は、脈管内の装置(102)に組み込まれる電子的、光学的、及び/又は電気−光学的構成要素の種類に依存する。こうした点に関して、通信ケーブル(146)は、1以上の電気的な導体、光ファイバー、及び/又はこれらの組み合わせを含むことができる。幾つかの例において、ケーブル(146)は、処理システムのインターフェースに挿入されるように設計される。こうした点に関して、インターフェースは、幾つかの例において、患者インターフェース・モジュール(PIM)である。
図6に示すように、例えば、ケーブル(146)は、下方コネクション・ピース(142)の背面側上の開口部を通るように延在する。上方コネクション・ピース(140)は、突起又は突出物(148)を上面に有する。該突起又は突出物は、少なくともケーブル(146)の一部を受容するための、対応する凹部又は開口部を、該突起又は突出物の下に規定する。こうした点に関して、幾つかの例において、ケーブル(146)の1以上の電気的な導体は、突出物(148)によって規定される凹部又は開口部内に位置する。更に、ケーブル(146)の1以上の電気的な導体は、コネクタ(104)に関連する1以上の電気的なコンタクトに電気的に結合される。こうした点に関して、幾つかの実施形態において、電気的なコンタクトは、上方コネクション・ピース(140)に確実に固定される。幾つかのこうした例において、ケーブル(146)の1以上の電気的な導体は、上方コネクション・ピースの電気的なコンタクトにはんだ付けされる。しかし、他の実施形態では、電気的なコンタクトは、下方コネクション・ピース(142)に確実に固定される。幾つかの例において、金めっきした銅合金のコンタクトが用いられる。しかし、以下の点について理解されたい:即ち、任意の適切な電気的なコンタクトを、コネクタ(104)が用いることができる。
幾つかの例において、ケーブル(146)は、無線接続(例えば、無線アンテナ)に置換される。こうした点に関して、以下の点について理解されたい:即ち、コネクタ(104)と脈管内のシステムの別の構成要素との間の様々な通信経路を用いることができ、物理的な接続(電気的な、光学的、及び/又は流体的な接続を含む)、無線接続、及び/又はこれらの組み合わせを含む。
図5、8、9、11、及び12に示すように、下方コネクション・ピース(142)は、凹部(くぼみ)(150)を含み、該凹部は、該ピース内に脈管内の装置(102)を収容するようなサイズ及び形状を有する。特に、凹部(150)は、脈管内の装置(102)の接続部(114)を収容するようなサイズ及び形状を有する。こうした点に関して、凹部(150)の幅は、典型的には、脈管内の装置(102)の接続部(114)の直径よりも僅かに大きくなるようなサイズである。凹部(150)は、脈管内の装置(102)の接続部(114)を、コネクタ(104)内の位置に維持するのに寄与する。脈管内の装置(102)の接続部(114)がコネクタ(104)の電気的なコンタクトとともに正しく確実に配置するのに寄与するべく、上方コネクション・ピース(140)は、視覚的マーカー(152)、(154)、及び(156)を含む。これらは、電気的なコンタクトの場所を示す。従って、電気的なコンタクト又は脈管内の装置(102)の接続部(114)のコネクタが配置される場所を示す。例えば、図11に示すように、視覚的マーカー(152)、(154)、及び(156)は、接続部(114)のそれぞれの導電性の部分(122)、(124)、及び(126)と共に配置されるように設計される。
そして、脈管内の装置(102)に対するコネクタ(104)の接続を促進する。
例示した実施形態において、視覚的マーカー(152)、(154)、及び(156)は、矢印である。しかし、以下の点について理解されたい:即ち、任意のタイプの視覚的マーカーを用いることができ、限定するものではないが、突起、凹部、色、形状、及び/又はこれらの組み合わせが含まれる。こうした点に関して、幾つかの実施形態において、視覚的マーカーは、カラーコードとなっており、電気的なコンタクト又は脈管内の装置(102)のコネクタに関連付けられ、対応するように色づけられた視覚的マーカーをマッチさせる。更に、後述するが、図13及び14に関して、本開示の幾つかの実施形態において、コネクタ(104)は、アクティブな要素を含み、コネクタと脈管内の装置(102)の接続部(114)との間の適切な接続が確立されたかどうかを示す。アクティブな要素は、視覚的シグナル、聴覚的シグナル、及び/又はこれらの組み合わせを提供することができ、これらは、コネクタ(104)と接続部(114)との間の接続を表す。例えば、幾つかの例において、第一のインジケータ(例えば、第一の色、記号、音、これらの組み合わせ等)は、接続されていないか、又は不適切に接続されていることと関連する。一方で、第二のインジケータ(例えば、第二の色、記号、音、これらの組み合わせ等)は、適切な電気的な接続に関連する。以下の点について理解されたい:即ち、2つのインジケータは、単純に互いに区別可能である必要がある。従って、幾つかの例において、インジケータのうちの1つは、全く何の表示も示さない(即ち、ヌル値又はゼロ値のインジケータ)。概して、識別可能なインジケータの任意の組合せを使用することができる。更に、幾つかの例において、アクティブな要素は、中間的なインジケータの位置を有してもよく、該位置は、コネクタ(104)と接続部(114)との間の部分的接続(複数可)を示す。一つの特定の例において、アクティブな要素は、以下を有する:接続が行われないときの第一のインジケータ(例えば、第一の色(例えば、赤)、記号、音、これらの組み合わせ等);部分的な接続が行われているときの第二のインジケータ(例えば、第二の色(例えば、黄色)、記号、音、これらの組み合わせ等);完全な接続が行われているときの第三のインジケータ(例えば、第三の色(例えば、緑)、記号、音、これらの組み合わせ等)。上記では、アクティブな要素を、コネクタ(104)と接続部(114)との間の全体の接続に適用可能な物として説明してきた。しかし、他の実施形態では、アクティブな要素は、コネクタ(104)の導体と接続部(114)の導体との間の各接続について、設けられる。更に言えば、幾つかの実施形態において、コネクタ(104)の少なくとも幾つかの部分は、透明又は半透明の材料から形成される。これらは、コネクタ(104)のコンタクトが脈管内の装置(102)のコンタクトと共に配置されたことを視覚的に確認することを可能にする。
コネクタ(104)は、脈管内の装置(102)を、側方ローディング(side−loading)方式で受容するように設計される。より具体的には、コネクタ(104)は、脈管内の装置(102)の接続部(114)を、脈管内の装置の長軸に対して横断する方向で受容するように設計される。例えば、より具体的には、図11及び12を参照されたい。コネクタ(104)は、接続部(114)を、矢印(160)の方向に受容するように設計される。該矢印は、脈管内の装置(102)の長軸(162)に対して横切る方向又は垂直方向に伸びている。こうした点に関して、上方コネクション・ピース(140)及び下方コネクション・ピース(142)は、開口ポジション状態で示される。その結果、細長い開口部(164)は、上方及び下方コネクション・ピース(140)(142)の間に形成される。そして、上方及び下方コネクション・ピースの間に、脈管内の装置(102)の長軸(162)に対して横切る方向(160)で、接続部(114)を挿入することを促進する。こうした点に関して、開口部(164)は、下方コネクション・ピース(142)中の凹部(150)に対するアクセスを提供する。該凹部は、脈管内の装置(102)を受容するように設計される。その結果、脈管内の装置(102)を、開口部(164)に、脈管内の装置(102)の長軸(162)に対して横切る方向(160)で挿入することができ、そして、凹部(150)内に載置することができる。上方及び下方コネクション・ピース(140)(142)の間に位置する脈管内の装置(102)に関して、上方及び下方コネクション・ピースは、開口ポジションから閉口ポジションへと遷移する。閉口ポジション状態において、脈管内の装置(102)は、上方及び下方コネクション・ピース(140)(142)の間に維持される。その結果、コネクタ(104)は、接続部(114)と電気通信する。こうした点に関して、上方コネクション・ピース(140)(142)は、幾つかの例において、閉口ポジションへと、バイアス素子によりバイアスがかかる。更に、幾つかの例において、コネクタ(104)は、上方及び下方コネクション・ピース(140)(142)を、閉口ポジションの状態で、固定させるためのロック要素を含む。概して、任意のタイプの機械的なロック機構を用いることができる。こうした点に関して、幾つかの例において、ロック機構は、コネクタ(104)を開口ポジションに固定させるために用いられる。
脈管内の装置(102)をコネクタ(104)内にロードするために、コネクタ(104)を、脈管内の装置(102)に対して動かすことができる。また、脈管内の装置(102)を、コネクタ(104)に対して動かすことができる。及び/又はこれらを組み合わせることができる。コネクタ(104)の側方ローディング(side−loading)機能により、脈管内の装置(102)に対してコネクタ(104)の電気的な結合及び開放を容易に行うことができる。また、側方ローディング(side−loading)アプローチでは、よじれ(kinking)又は接続部(114)の望ましくない折れ曲がりが起こる可能性が低い(これらは、望ましくない構造的なダメージを脈管内の装置(102)にもたらす)。更に、接続部(114)が脈管内の装置(102)の近位端から離れている場合、脈管内の装置の近位端をコネクタ(104)を通して提供し、コネクタを脈管内の装置に電気的に結合する必要がない。これらの利点の結果、外科手術の手順は、ワークフローの立場並びにサービスの質の立場の両方から向上する。なぜなら、ユーザーとしては、脈管内の装置を患者内に侵入させる場合、コネクタ(104)を脈管内の装置(102)から外したくなるからである。そして、脈管内の装置をより良好にコントロールできる。
以下、図13及び14を参照されたい。該図では、本開示の別の実施形態に従ったコネクタ(170)を示す。こうした点に関して、コネクタ(170)は、上述したコネクタ(104)と類似した特徴を幾つか含んでいる。しかし、コネクタ(170)は、コネクタ(170)の接続状態を表示するためのアクティブな要素を含む。コネクタ(170)は、脈管内の装置(102)の接続部(114)とのインターフェースとなるように設計される。そして、脈管内の装置(102)と別の構成要素(例えば処理システム)との間の通信を促進する。特に、コネクタ(170)は以下の間の通信を促進するように設計される:接続部(114)に電気的に結合される脈管内の装置(102)の1以上の電子的構成要素;及び1以上の電子的構成要素に関連した別の構成要素(例えば処理システム)。
図13に示すように、コネクタ(170)は、上方コネクション・ピース(180)及び下方コネクション・ピース(182)を含む。例示した実施形態において、上方コネクション・ピース(180)は、下方コネクション・ピース(182)に対して、ピボット・ピン(184)を軸として可動性がある。幾つかの例において、ピボット・ピン(184)は、下方コネクション・ピース(182)に確実に固定される。更に、ピボット・ピン(184)は、上方コネクション・ピース(180)の一部を通るように延在する、及び/又は上方コネクション・ピースの構造的な特徴部分(例えば、凹部(複数可)、クランプ(複数可)、スナップフィット要素(複数可)、突起(複数可)等)に係合する。そして、上方コネクション・ピース(180)を、ピボット・ピン(184)を軸として確実に回動させる。
幾つかの実施形態において、上方コネクション・ピース(180)は、開口ポジション(脈管内の装置(102)の接続部(114)を受け取るためのもの)又は閉口ポジション(脈管内の装置(102)の接続部(114)に電気的に結合するためのもの)のいずれかへと、バイアス素子によりバイアスをかける。例えば、幾つかの例において、バイアス素子は、コネクション・ピース(180)を閉口ポジションへとバイアスをかけるように設計される。その結果、ユーザーは、脈管内の装置を挿入後、コネクタ(170)を解放することができる。また、バイアス素子は、コネクタ(170)を、脈管内の装置の接続部(114)との電気的なコンタクトが行われた状態に維持するであろう。幾つかの例において、バイアス素子は、スプリングである。いくつかの特定の例において、少なくともスプリングの一部は、ピボット・ピン(184)の周囲で覆われている。こうした点に関して、下方コネクション・ピース(182)に対する上方コネクション・ピース(180)の回動、及びこうした動きを促進するための構造配置は、クロース・ピン(clothes pin)又はチップ・クリップ(chip clip)の方式で動作する。
上述したように、コネクタ(170)は、脈管内の装置(102)の接続部(114)とのインターフェースとなるように設計される。そして、脈管内の装置(102)と別の構成要素との間の通信を促進する。そして、具体的には、コネクタ(104)は、以下の間の通信をするように設計される:脈管内の装置(102)の1以上の電子的構成要素(該要素は、接続部(114)に電気的に結合される);及び、1以上の電子的構成要素に関連した別の構成要素(例えば処理システム)。この目的にむけて、コネクタ(170)は、該コネクタから延在する通信ケーブル(186)を含む。通信ケーブル(186)は、コネクタ(170)と別の構成要素との間のシグナルを運ぶように設計される。例示した実施形態において、ケーブル(186)は、電気的なシグナルを運び、そして、該ケーブルの長さに沿って延在する1以上の電気的な導体を含み、こうした電気通信を促進するように設計される。しかし、用いられる通信ケーブルの種類は、脈管内の装置(102)に組み込まれる電子的、光学的、及び/又は電気−光学的構成要素の種類に依存する。こうした点に関して、通信ケーブル(186)は、1以上の電気的な導体、光ファイバー、及び/又はこれらの組み合わせを含むことができる。幾つかの例において、ケーブル(186)は、処理システムのインターフェースに挿入されるように設計される。こうした点に関して、インターフェースは、幾つかの例において、患者インターフェース・モジュール(PIM)である。
図14に示すように、例えば、ケーブル(186)は、下方コネクション・ピース(182)の背面側上の開口部を通るように延在する。上方コネクション・ピース(180)は、突起又は突出物(188)を該ピースの上面に含む。該突起又は突出物は、少なくともケーブル(186)の一部を受容するための、対応する凹部又は開口部を該突起又は突出物の下に規定する。こうした点に関して、幾つかの例において、ケーブル(186)の1以上の電気的な導体は、突出物(188)によって規定される凹部又は開口部内に位置する。更に、ケーブル(186)の1以上の電気的な導体は、コネクタ(170)に関連する1以上の電気的なコンタクトに電気的に結合される。こうした点に関して、幾つかの実施形態において、電気的なコンタクトは、上方コネクション・ピース(180)に確実に固定される。幾つかのこうした例において、ケーブル(186)の1以上の電気的な導体は、上方コネクション・ピースの電気的なコンタクトにはんだ付けされる。しかし、他の実施形態では、電気的なコンタクトは、下方コネクション・ピース(182)に確実に固定される。幾つかの例において、金めっきした銅合金のコンタクトが用いられる。しかし、以下の点について理解されたい:即ち、任意の適切な電気的なコンタクトを、コネクタ(170)が用いることができる。
幾つかの例において、ケーブル(186)は、無線接続(例えば、無線アンテナ)に置換される。こうした点に関して、以下の点について理解されたい:即ち、コネクタ(170)と脈管内のシステムの別の構成要素との間の様々な通信経路を用いることができ、物理的な接続(電気的な、光学的、及び/又は流体的な接続を含む)、無線接続、及び/又はこれらの組み合わせを含む。
図13及び14に示すように、下方コネクション・ピース(182)は、凹部(190)を含み、該凹部は、該ピース内に脈管内の装置(102)を収容するようなサイズ及び形状を有する。特に、凹部(190)は、脈管内の装置(102)の接続部(114)を収容するようなサイズ及び形状を有する。こうした点に関して、凹部(190)の幅は、典型的には、脈管内の装置(102)の接続部(114)の直径よりも僅かに大きくなるようなサイズである。凹部(190)は、脈管内の装置(102)の接続部(114)を、コネクタ(170)の位置に維持するのに寄与する。脈管内の装置(102)の接続部(114)をコネクタ(170)の電気的なコンタクトとともに正しく配置するのに寄与するべく、上方コネクション・ピース(180)は、視覚的マーカー(192)、(194)、及び(196)を含む。これらは、電気的なコンタクトの場所を示す。従って、電気的なコンタクト又は脈管内の装置(102)の接続部(114)のコネクタが配置される場所を示す。例えば、図11に示すコネクタ(104)の視覚的マーカー(152)、(154)、及び(156)と同様に、視覚的マーカー(192)、(194)、及び(196)は、接続部(114)のそれぞれの導電性の部分(122)、(124)、及び(126)と共に配置されるように設計される。そして、脈管内の装置(102)に対するコネクタ(170)の接続を促進する。
例示した実施形態において、視覚的マーカー(192)、(194)、及び(196)は、矢印である。しかし、以下の点について理解されたい:即ち、任意のタイプの視覚的マーカーを用いることができ、限定するものではないが、突起、凹部、色、形状、及び/又はこれらの組み合わせが含まれる。こうした点に関して、幾つかの実施形態において、視覚的マーカーは、カラーコードとなっており、電気的なコンタクト又は脈管内の装置(102)のコネクタに関連付けられ、対応するように色づけられた視覚的マーカーをマッチさせる。更に、例示した実施形態において、コネクタ(170)は、アクティブな要素(198)を含み、コネクタ(170)と脈管内の装置(102)の接続部(114)との間の適切な接続が確立されたかどうかを示す。アクティブな要素は、視覚的シグナル、聴覚的シグナル、及び/又はこれらの組み合わせを提供することができ、これらは、コネクタ(170)と接続部(114)との間の接続を表す。例示した実施形態において、アクティブな要素(198)は、発光ダイオード(LED)であり、該要素は、適切な接続が、コネクタ(170)と接続部(114)との間で確立されたときに照射する。例えば、幾つかの例において、アクティブな要素(198)は、接続していないとき又は不適切な接続のときにはオフであり、そして、適切な接続がなされているときには照射する。他の例において、アクティブな要素(198)は、接続していないとき又は不適切な接続のときに第一の色(例えば、赤)を照射し、そして、適切な接続がなされているときに第二の異なる色(例えば、緑)を照射する。更に他の例において、アクティブな要素(198)は、接続していないとき又は不適切な接続のときには第一の色(例えば、赤)を照射し、部分的な接続が行われているときには第二の異なる色(例えば、黄色)を照射し、そして、完全な適切な接続がなされているときには第三の異なる色(例えば緑)を照射する。アクティブな要素(198)は、コネクタ(170)と接続部(114)との間の接続全体に対して適用可能な物として説明してきた。しかし、他の実施形態では、別のアクティブな要素を、コネクタ(170)の導体と接続部(114)の導体との間の各接続のために設ける。
以下、図15〜31を参照されたい。該図では、本開示の別の実施形態に従ったコネクタ(200)を示す。こうした点に関して、図15は、コネクタ(200)の正面からの斜視図であり;図16は、コネクタ(200)の背面から見た斜視図であり;図17は、図16のものと同様、コネクタ(200)の背面から見た斜視図であるが、コネクタ(200)の内側構成要素の記載を伴うものであり;図18は、コネクタ(200)の上面図であり;図19は、コネクタ(200)の上面図であり、図18のものと類似するが、コネクタ(200)の内側構成要素の記載を伴うものであり;図20は、コネクタ(200)の底面図であり;図21は、コネクタ(200)の底面図であり、図20のものと類似するが、コネクタ(200)の内側構成要素の記載を伴うものであり;図22は、コネクタ(200)の側面図であり;図23は、コネクタ(200)の側面図であり、図22と類似するが、コネクタ(200)の内側構成要素の記載を伴うものであり;図24は、コネクタ(200)の側面図であり、図22と類似するが、コネクタ(200)の反対側からものであり;図25は、コネクタ(200)の側面図であり、図24と類似するが、コネクタ(200)の内側構成要素の記載を伴うものであり;図26は、コネクタ(200)の背面図であり;図27は、コネクタ(200)の正面図であり;図28は、コネクタ(200)の正面からの斜視図であり、開口ポジション状態で示され、そして、脈管内の装置を受容する物であり;図29は、開口ポジション状態でのコネクタ(200)の側面図であり、そして、脈管内の装置を受容する物であり;図30は、コネクタ(200)の正面からの斜視図であり、閉口ポジション状態で示され、そして、脈管内の装置を受容する物であり;及び図31は、コネクタ(200)の側面図であり、閉口ポジション状態において脈管内の装置を受容する。
図15に示すように、コネクタ(200)は、上部構成要素(202)及び下部構成要素(204)を含む。後述するが、上部構成要素及び下部構成要素((202)及び(204))は、互いに摺動可能である。そして、脈管内の装置をコネクタ(200)に挿入すること、及び続いて受容された脈管内の装置をコネクタに係合させることを促進する。その結果、1以上の電気的な接続が脈管内の装置とコネクタとの間に生じる。例示した実施形態において、上部構成要素(202)は、上面(206)を有しており、該上面から延在しているグリップ部位(208)を有する。こうした点に関して、グリップ部位(208)は、概して以下を表す:任意のタイプの構造(例えば、突起(複数可)、凹部(複数可)、これらの組み合わせ等)、テクスチャ(例えば、粗化された状態、ギザギザ(knurled)、パターン化された状態、これらの組み合わせ等)及び/又はこれらの組み合わせ。これらは、上部構成要素(202)を下部構成要素(204)に対して移動させる際に、ユーザーをアシストするためのインターフェースとなるように設計される。例示した実施形態において、グリップ部位(208)は、図24に示すように曲形状の突起であり、上部構成要素(202)の上面(206)から上方向に延在している。更に、グリップ部位(208)は、各図15〜19に示すように、上部構成要素(202)の幅をまたぎ、上部構成要素(202)の長軸に対して横切る方向で延在する。後述するが、上部構成要素(202)は、下部構成要素(204)に対して、上部構成要素の長軸に沿って(又はこれに対して平行に)、そして、開口ポジションと閉口ポジションとの間を移動するように設計される。その結果、コネクタ(200)は、脈管内の装置の接続部(例えば脈管内の装置(102)の接続部(114))を、脈管内の装置の長軸に対して横断する方向で受容するように設計される。こうした点に関して、脈管内の装置がコネクタ(200)内部に受容され且つ該コネクタに係合されるときに、グリップ部位(208)は脈管内の装置の長軸に対して平行に延在する。幾つかの実施形態において、下部構成要素(204)は、上部構成要素(202)のグリップ部位(208)と同様に1以上のグリップ部位を含む。こうした点に関して、下部構成要素(204)は、上部構成要素(202)に対して、同数の、より少ない、若しくはより多くのグリップ部位を有してもよく、同一の若しくは異なる配置であってもよく、及び/又は同一若しくは異なる構造的プロファイルを有してもよい。
下部構成要素(204)に対する上部構成要素(202)の動きをガイドするため、図17、23、25、29、及び31において最も顕著にみられるように、上部構成要素(202)は、突起(210)を含み、該突起は、下部構成要素の対応するスロット又は開口部(212)内に受容される。こうした点に関して、開口部(212)は、下部構成要素(204)の外側表面に形成され、そして、下部構成要素の長さ方向に沿って、且つ下部構成要素の長軸に対して平行な方向で延在する。突起(210)は、上部構成要素(202)の内側表面から内向き方向に延在する。その結果、上部構成要素及び下部構成要素(202)、(204)が共に組み立てられたとき、突起(210)は、開口部(212)内に受容される。突起(210)は、開口部(212)内に摺動可能に受容されるようなサイズ及び形状を有する。その結果、上部構成要素(202)が下部構成要素(204)に対して動いたときに、突起(210)は、開口部(212)の長さ方向に沿って動くことができる。幾つかの例において、開口部(212)の対向する複数の端は、止め具として寄与し、下部構成要素(204)に対して上部構成要素(202)が動くのを制限する。こうした点に関して、上部構成要素(202)が、完全に開口ポジション状態にあるとき、突起(210)は、開口部の第一端に接触するであろう(例えば、図29を参照)。
そして、上部構成要素が、完全に閉口ポジション状態にあるとき、第一端とは反対側にある開口部の第二端と接触するであろう(例えば、図31参照)。幾つかの実施形態において、コネクタ(200)は、閉口ポジション状態において、この機構に対して軽くロックを行うためのスプリング・デテントを含む。こうした点に関して、スプリング・デテントは、コネクタ(200)の上部構成要素(202)を、閉口ポジションへと、上部構成要素と下部構成要素との間の少なくとも一部の摺動を通して、バイアスをかける。
図17、19、21、23、25、及び28〜31に示すように、上部構成要素(202)は、電気的なコンタクト(214)、(216)、(218)、(220)、及び(222)を含む。こうした点に関して、電気的なコンタクト(214)、(216)、(218)、(220)、及び(222)は、脈管内の装置の対応する電気的なコンタクト(例えば、脈管内の装置(102)の接続部(114)の導電性の部分(122)、(124)、及び(126)に係合するように設計される。例えば、例示した実施形態において、電気的なコンタクト(214)は、導電性の部分(122)に電気的に結合されるように設計される。電気的なコンタクト(216)及び(218)は、導電性の部分(124)に電気的に結合されるように設計される。そして、電気的なコンタクト(220)及び(222)は、導電性の部分(126)に電気的に結合されるように設計される。しかし、以下の点を理解されたい:即ち、コネクタ(200)と脈管内の装置との間の電気的な接続に関して任意の配置を採用することができる。こうした点に関して、コネクタ(200)は、任意の数の電気的なコンタクト(例えば、1、2、3、4、5、6、7、8、又はそれ以上の電気的なコンタクト)を含むことができる。また、脈管内の装置の1以上の導電性の部分それぞれに関して、単一のコンタクトを含むことができる。また、脈管内の装置の1以上の導電性の部分のそれぞれ、及び/又はこれらの組み合わせに関して、複数のコンタクトを含むことができる。更に、例示した実施形態において、電気的なコンタクト(214)、(216)、(218)、(220)、及び(222)は、スプリット、オープン・コーム(split,open−comb)式の電気的なコンタクトである。
こうした点に関して、各電気的なコンタクト(214)、(216)、(218)、(220)、及び(222)は、該コンタクト内に脈管内の装置の導電性の部分を受容するように設計される。その結果、オープン・コーム式の電気的なコンタクトのいくつかの歯部は、導電性の部分よりも上に位置するであろう。そして、オープン・コーム式の電気的なコンタクトの他の歯部は、導電性の部分よりも下に位置するであろう。こうした配置により、コネクタ(200)の電気的なコンタクトと脈管内の装置の対応する導電性の部分との間の安全で信頼性のある電気的な接続が提供される。更に、後述するが、図28〜31に関して、オープン・コーム式の電気的なコンタクトは、以下の点を促進するのに特に適している:即ち、上部構成要素(202)を、下部構成要素(204)に対して、開口ポジションから閉口ポジションへと動かすとき、下部構成要素(204)内に位置するコネクタ(200)と脈管内の装置との間の適切で電気的な接続を行うことを促進する。更に、オープン・コーム設計は、脈管内の装置を、コネクタに対して、適切な接続を維持しながら回動させることを可能にする。従って、オープン・コーム設計は、ユーザー(例えば、外科医)に対して以下のことを可能にする:即ち、脈管内の装置の回動式の動きに対してほとんど抵抗を有することなく、脈管内の装置が、脈管構造を通過する形で移動又は進みながら、コネクタ(200)と脈管内の装置との接続を維持することを可能にする。換言すれば、脈管内の装置は、様々なツイスト及びターンを伴いながら、脈管内を通過するように移動することができるが、コネクタ(200)は、脈管内の装置の回動に伴って動く必要はない。また、オープン・コーム設計は、良好な電気的なコンタクトを確実にするのに寄与する。これは、各コンタクトごとに複数のフィンガーがあるためである。更には、オープン・コーム設計の開口端は、上部構成要素が脈管内に対して閉じているとき、脈管内の装置の正確な配置を確実に行うための良好なガイドを提供する。オープン・コーム設計の様々な利点について説明してきたが、以下の点について理解されたい:即ち、任意の適切なサイズの電気的なコンタクトを用いることができ、該コンタクトとしては、単一のコンタクト又は複数のコンタクトを含む。
上述したコネクタ(104)及び(170)と同様に、コネクタ(200)は、脈管内の装置の接続部とのインターフェースとなるように設計される。そして、脈管内の装置と別の構成要素との間の通信を促進する。特に、コネクタ(200)は、脈管内の装置(接続部に電気的に結合される)の1以上の電子的構成要素と1以上の電子的構成要素に関連した別の構成要素(例えば処理システム)との間の通信を促進するように設計される。この目的にむけて、コネクタ(200)は、通信ケーブル(図示しない)を含み、該ケーブルは、コネクタ(200)と別の構成要素との間のシグナルを運ぶように設計される。特に、ケーブルは、電気的なシグナルを運び、そして、該ケーブルの長さに沿って延在する1以上の電気的な導体を含み、こうした電気通信を促進するように設計される。しかし、用いられる通信ケーブルの種類は、脈管内の装置内に組み込まれる電子的、光学的、及び/又は電気−光学的構成要素のタイプに依存する。こうした点に関して、通信ケーブルは、1以上の電気的な導体、光ファイバー、及び/又はこれらの組み合わせを含むことができる。幾つかの例において、ケーブルは、処理システムのインターフェースに挿入されるように設計される。こうした点に関して、インターフェースは、幾つかの例において、患者インターフェース・モジュール(PIM)である。
図17及び19に最も顕著に示されるが、上部構成要素(202)は支持構造(224)を含み、該構造を通過するように延在する開口部(226)及び(228)を有しており、該構造を通過するケーブル経路を促進する。特に、開口部(226)及び(228)は、ケーブルが、上部構成要素(202)を通って、ケーブルの電気的な導体の結合部から、電気的なコンタクト(214)、(216)、(218)、(220)、及び(222)まで延在することを可能にするように設計される。幾つかの例において、ケーブルの電気的な導体は、上方コネクション・ピースの電気的なコンタクト(214)、(216)、(218)、(220)、及び(222)に対してはんだ付けされる。開口部(226)及び(228)は、概して、下部構成要素(204)の開口部(230)と共に配置される。こうした点に関して、ケーブルは、幾つかの実施形態において、開口部(230)を通過するように延在する。開口部(226)、(228)、及び(230)の配置により、上部構成要素(202)を、下部構成要素(204)に対して動かすことが可能になるが、このとき、ケーブルの電気的な導体と上部構成要素の電気的なコンタクト(214)、(216)、(218)、(220)、及び(222)との間の電気的な結合にダメージを与えることがなく、また、望ましくないケーブルのよじれ(kinking)/折れ曲がりを生じることもない。例示した実施形態において、電気的なコンタクト(214)、(216)、(218)、(220)、及び(222)は、上部構成要素(202)に確実に固定される。他の実施形態では、電気的なコンタクトは、下部構成要素(204)に確実に固定される。そして、下部構成要素は、必要な凹部、開口部、及び/又は経路を含み、通信ケーブルのコンタクトへの接続、及びコネクタからのケーブルの通過を促進する。
図23、25、29、及び31に最も顕著に示されるが、下部構成要素(204)は、凹部(232)を有し、該凹部は、脈管内の装置を受容するための形状及びサイズを有する。特に、凹部(232)は、脈管内の装置の接続部を受容するための形状及びサイズを有する。例示した実施形態において、凹部が下部構成要素(204)内へ延びるにつれ、凹部(232)の幅は、より広い状態からより狭い状態へと細くなっていく。こうした点に関して、凹部(232)は、表面(234)及び対向表面(236)を含み、これらは、概して、凹部(232)を規定する。凹部(232)は、脈管内の装置の接続部を、コネクタ(200)内の位置に維持するように設計される。特に、上部構成要素(202)が、下部構成要素(204)に対して進み、そして、脈管内の装置に係合されたときに、脈管内の装置を凹部(232)内に維持するように、表面(236)は設計される。従って、幾つかの実施形態において、表面(236)は、概して、下部構成要素の長軸に対して垂直に延在する。そして、上部構成要素(202)の電気的なコンタクトが脈管内の装置との電気的な係合まで進んだ場合、脈管内の装置が、表面(236)に対して、そして、凹部(232)から摺動するのを防ぐ。幾つかの特定の実施形態において、表面(236)は、下部構成要素の長軸(204)に対して約60度〜約120度の角度で延在する。
他の実施形態では、表面(236)は、この範囲外の角度(より小さい又はより大きいのいずれか)で延在する。例示した実施形態において、表面(236)は、下部構成要素の長軸に対して約85度の角度で延在する。一方、表面(234)は、下部構成要素の長軸に対して約135度の角度で延在する(例えば、図23参照)。
幾つかの実施形態において(例えば例示した実施形態において)、凹部(232)は、該凹部が下部構成要素の幅をまたいで延在する際に、不連続性を有する。特に、例示した実施形態の図28に示すように、下部構成要素(204)は、外側部位(238)及び(240)を有し、これらは、凹部(232)の外側境界を規定する。外側部位(238)及び(240)は、上述したような表面(234)及び(236)を含む。更に、下部構成要素(204)は、支持部(242)、(244)を含み、これらは、凹部(246)、(248)をそれぞれ有する。こうした点に関して、凹部(246)及び(248)は、凹部(232)の一部分であり、脈管内の装置を受容するように設計される。幾つかの実施形態において、凹部(246)及び(248)は、上述した表面(234)及び(236)と同様に、先細りした表面を有する。しかし、他の実施形態では、凹部(246)及び(248)は、凹部(232)の底部のみを備えており、該部分は、脈管内の装置を受容するための形状及びサイズを有する。例えば、図28及び30に示すように、凹部(246)及び(248)は、下部構成要素の長軸(204)に沿った最大長さとして、外側部位(238)及び(240)における、凹部(232)の最大長さよりもはるかに小さい。以下の点について理解されたい:即ち、他の実施形態では、外側部位(238)、(240)によって規定される凹部(232)の配置は、支持部(242)、(244)によって規定されるものと同様であり、及び/又は逆も然りである。
脈管内の装置の接続部をコネクタ(200)の電気的なコンタクトと共に正しく確実に配置するのに寄与するべく、上部構成要素及び/又は下部構成要素(複数可)(202)、(204)は、1以上の視覚的マーカー(アクティブ及び/又はパッシブ)を含んでもよい。及び/又は、コネクタ(104)及び(170)に関して、上述した透明又は半透明の材料から少なくとも部分的に形成されてもよい。更に、例示した実施形態において、下部構成要素(204)は、開口部(250)、(252)、(254)、(256)、及び(258)を含む。これらは、下部構成要素の下部表面を通過するように、そして、概して、コネクタ(200)が受容したときに、脈管内の装置の導電性の部分が配置されるべき場所に沿って延在する。従って、幾つかの例において、ユーザーは、開口部を覗いて、コネクタ(200)内の脈管内装置の適切な位置を確認することができる。例えば、脈管内の装置(102)をコネクタ(200)と共に用いるとき、導電性の部分(120)は、開口部(250)を通して視覚化される。導電性の部分(122)は、開口部(252)及び(254)のうち少なくとも1つを通して視覚化することができる。そして、導電性の部分(124)は、開口部(256)及び(258)のうち少なくとも1つを通して視覚化することができる。
より具体的には、図28〜31を参照されたい。該図では、コネクタ(200)が開口ポジション状態から閉口ポジション状態へ遷移するのが示される。こうした点に関して、コネクタ(200)を、図28及び29において、開口ポジション状態で示す。図に示すように、コネクタ(200)は、脈管内の装置(102)を側方ローディング(side−loading)方式で受け取るように設計される。より具体的には、上部構成要素(202)が開口ポジションまで引っ込んだとき、下部構成要素(204)内の凹部(232)が晒される。その結果、脈管内の装置(102)を、該長軸に対して横切る方向で動かすことにより、脈管内の装置(102)を凹部内に載置することができる。脈管内の装置をコネクタ(200)内にロードするため、コネクタ(200)は、脈管内の装置(102)に対して動かしてもよい。また、脈管内の装置(102)は、コネクタ(200)に対して動かしてもよい。及び/又はこれらの組み合わせであってもよい。下部構成要素の凹部(232)内に配置される脈管内の装置(102)に関して、上部構成要素(202)を、下部構成要素(204)に対して移動させる。これは、突起(210)によって移動させ、該突起は、ガイド・スロット(212)に沿って、図30及び31に示した閉口ポジションまで摺動する。閉口ポジション状態において、脈管内の装置(102)は、上部構成要素と下部構成要素((202)と(204))との間に維持される。その結果、コネクタ(200)は、脈管内の装置の接続部(114)と電気通信した状態になる。特に、上部構成要素(202)が、閉口ポジションに向かって進むにつれて、オープン・コーム式の電気的なコンタクト(214)、(216)、(218)、(220)、及び(222)のスプリットの歯部は、脈管内の装置(102)の接続部(114)に係合する。こうした点に関して、凹部(232)の底部は、電気的なコンタクト(214)、(216)、(218)、(220)、及び(222)に対して、以下のようになるように位置する:即ち、脈管内の装置を凹部内に載置するときに、脈管内の装置を、電気的なコンタクト(214)、(216)、(218)、(220)、及び(222)に対して、垂直方向に配置する。従って、凹部内に載置した脈管内の装置(102)に関して(その結果、接続部(114)の導電性の部分(120)、(122)、及び(124)がコネクタ(200)の電気的なコンタクトに対して水平方向及び垂直方向の両方で配置される)、上部構成要素(202)が閉口ポジションまで進むことによりコネクタ(200)を脈管内の装置(102)に電気的に結合させる。
図32〜47を以下参照されたい。該図では、本開示の別の実施形態に従ったコネクタ(300)を示す。こうした点に関して、図32は、コネクタ(300)の正面からの斜視図であり;図33は、コネクタ(300)の背面から見た斜視図であり;図34は、コネクタ(300)の上面図であり;図35は、コネクタ(300)の上面図であり、図34のものと類似するが、コネクタ(300)の内側構成要素を示しており;図36は、コネクタ(300)の底面図であり;図37は、コネクタ(300)の底面図であり、図36のものと類似するが、コネクタ(300)の内側構成要素を示しており;図38は、コネクタ(300)の側面図であり;図39は、コネクタ(300)の側面図であり、図38のものと類似するが、コネクタ(300)の内側構成要素を示しており;図40は、コネクタ(300)の側面図であり、図38のものと類似するが、コネクタ(300)の反対側からのものであり;図41は、コネクタ(300)の側面図であり、図40ものと類似するが、コネクタ(300)の内側構成要素を示しており;図42は、コネクタ(300)の背面図であり;図43コネクタの背面図であり、図42のものと類似するが、コネクタの内側構成要素を示しており;図44は、コネクタ(300)の上面図であり、開口ポジション状態で示され、脈管内の装置を受容する物であり;図45は、コネクタ(300)の側面図であり、開口ポジション状態で示され、脈管内の装置を受容する物であり;図46は、コネクタ(300)の正面からの斜視図であり、閉口ポジション状態で示され、脈管内の装置を受容する物であり;並びに、図47は、コネクタ(300)の側面図であり、閉口ポジション状態において脈管内の装置を受容する。
図32に示すように、コネクタ(300)は、上部構成要素(302)及び下部構成要素(304)を含む。後述するが、上部構成要素及び下部構成要素((302)及び(304))は、互いに摺動可能である。そして、脈管内の装置をコネクタ(300)に挿入すること、及び続いて受容された脈管内の装置をコネクタに係合させることを促進する。その結果、1以上の電気的な接続が脈管内の装置とコネクタとの間に生じる。こうした点に関して、上部構成要素(302)は、図35〜37、39、41、及び44〜47に示すように、電気的なコンタクト(314)、(316)、(318)、(320)、及び(322)を含む。電気的なコンタクト(314)、(316)、(318)、(320)、及び(322)は、脈管内の装置の対応する電気的なコンタクト(例えば、脈管内の装置(102)の接続部(114)の導電性の部分(122)、(124)、及び(126)に係合するように設計される。例えば、例示した実施形態において、電気的なコンタクト(314)は、導電性の部分(122)に電気的に結合されるように設計される。また、電気的なコンタクト(316)及び(318)は、導電性の部分(124)に電気的に結合されるように設計される。そして、電気的なコンタクト(320)及び(322)は、導電性の部分(126)に電気的に結合されるように設計される。しかし、以下の点を理解されたい:即ち、コネクタ(200)と脈管内の装置との間の電気的な接続に関して任意の配置を採用することができる。こうした点に関して、コネクタ(200)は、任意の数の電気的なコンタクト(例えば、1、2、3、4、5、6、7、8、又はそれ以上の電気的なコンタクト)を含むことができる。また、脈管内の装置の1以上の導電性の部分に関して、単一のコンタクトを含むことができる。また、脈管内の装置の1以上の導電性の部分それぞれ、及び/又はこれらの組み合わせに関して、複数のコンタクトを含むことができる。更に、例示した実施形態において電気的なコンタクト(314)、(316)、(318)、(320)、及び(322)は、スプリット、オープン・コーム式の電気的なコンタクトである。こうした点に関して、各電気的なコンタクト(314)、(316)、(318)、(320)、及び(322)は、脈管内の装置の導電性の部分をそこで受容するように設計される。その結果、オープン・コーム式の電気的なコンタクトのいくつかの歯部は、導電性の部分よりも上に位置するであろう。そして、オープン・コーム式の電気的なコンタクトの他の歯部は、導電性の部分よりも下に位置するであろう。こうした配置により、コネクタ(300)の電気的なコンタクトと脈管内の装置の対応する導電性の部分との間の安全で信頼性のある電気的な接続が提供される。更に、後述するが、図44〜47に関して、オープン・コーム式の電気的なコンタクトは、以下の点を促進するのに特に適している:即ち、上部構成要素(302)を、下部構成要素(304)に対して、開口ポジションから閉口ポジションへと動かすとき、下部構成要素(304)内に位置するコネクタ(300)と脈管内の装置との間の適切な電気的な接続を行うことを促進する。しかし、任意の適切なサイズの電気的なコンタクトを用いることができ、該コンタクトとしては、単一のコンタクト又は複数のコンタクトを含む。
上述したコネクタ(104)、(170)、及び(200)と同様に、コネクタ(300)は、脈管内の装置の接続部とのインターフェースとなるように設計される。そして、脈管内の装置と別の構成要素との間の通信を促進する。特に、コネクタ(300)は、脈管内の装置(接続部に電気的に結合される)の1以上の電子的構成要素と1以上の電子的構成要素に関連した別の構成要素(例えば処理システム)との間の通信を促進するように設計される。この目的にむけて、コネクタ(300)は、通信ケーブル(図示しない)を含み、コネクタ(300)と別の構成要素との間のシグナルを運ぶように設計される。特に、ケーブルは、電気的なシグナルを運び、そして、該ケーブルの長さに沿って延在する1以上の電気的な導体を含み、こうした電気通信を促進するように設計される。しかし、用いられる通信ケーブルの種類は、脈管内の装置内に組み込まれる電子的、光学的、及び/又は電気−光学的構成要素のタイプに依存する。こうした点に関して、通信ケーブルは、1以上の電気的な導体、光ファイバー、及び/又はこれらの組み合わせを含むことができる。幾つかの例において、ケーブルは、処理システムのインターフェースに挿入されるように設計される。こうした点に関して、インターフェースは、幾つかの例において、患者インターフェース・モジュール(PIM)である。
コネクタ(300)の上部構成要素及び下部構成要素((302)及び(304))は、ケーブルが以下の状態になることを可能にするように設計される:即ち、ケーブルは、ケーブルの電気的な導体間の結合部分から電気的なコンタクト(314)、(316)、(318)、(320)、及び(322)へと、開口部(330)を通って、下部構成要素(304)側に延在する(例えば、図40及び41に示すように)。上部構成要素及び下部構成要素((302)及び(304))の配置(開口部(330)を含む)は、上部構成要素(302)を下部構成要素(304)に対して動かすことを可能にする。この際に、電気的なケーブルの電気的な導体間の結合、並びに上部構成要素の電気的なコンタクト(314)、(316)、(318)、(320)、及び(322)を損なうことがない。また、望ましくないケーブルのよじれ(kinking)/折れ曲がりを生じることもない。例示した実施形態において、電気的なコンタクト(314)、(316)、(318)、(320)、及び(322)は、上部構成要素(302)に確実に固定される。他の実施形態では、電気的なコンタクトは、下部構成要素(304)に確実に固定される。
図35、37、39、41、45、及び47に最も顕著に示されるが、上部構成要素(302)は、構造部(324)を含み、該構造部は、該構造部を通過する開口部(326)及び(328)を有する。更に、コネクタ(300)からのケーブル経路を促進するべく、図に示すように(例えば、図33、35、37、40、41、及び44〜47)、上部構成要素(302)は、開口部(330)を含む。例示した実施形態において、開口部(330)は、コネクタ(300)の端又は側部を通るように延在する。従って、こうした構成により、コネクタが受容する脈管内の装置と同じ方向で、ケーブルがコネクタ(300)から出てくることを可能にする。このことは、幾つかの例において(ユーザー(例えば、外科医)が脈管内の装置に結合したコネクタ(300)を処置中に開放することを望む場合において)、有用である。他の実施形態では、開口部(330)は、コネクタ(300)の周囲部以外のところに位置する。図38〜41、45、及び47に最も顕著に示されるが、下部構成要素(304)は、凹部(332)を含み、該凹部は、脈管内の装置を受容するための形状及びサイズを有する。特に、凹部(332)は、脈管内の装置の接続部を受容するための形状及びサイズを有する。例示した実施形態において、凹部が下部構成要素(304)内へ延びるにつれ、凹部(332)の幅は、より広い状態からより狭い状態へと細くなっていく。こうした点に関して、凹部(332)は、表面(334)及び対向表面(336)を含み、これらは、概して、凹部(332)を規定する。凹部(332)は、脈管内の装置の接続部を、コネクタ(300)内の位置に維持するように設計される。特に、上部構成要素(302)が、下部構成要素(304)に対して進み、そして、脈管内の装置に係合されたときに、表面(336)は、脈管内の装置を、凹部(332)内に維持するように設計される。従って、幾つかの実施形態において、表面(336)は、概して、下部構成要素の長軸に対して垂直に延在する。上部構成要素(302)の電気的なコンタクトが脈管内の装置との電気的な係合まで進んだ場合、脈管内の装置が、表面(336)に対して、そして、凹部(332)から摺動するのを防ぐ。幾つかの特定の実施形態において、表面(336)は、下部構成要素の長軸(304)(例えば、各図38〜41、45、及び47において、左から右へと延在する長軸)に対して約60度〜約120度の角度で延在する。他の実施形態では、表面(336)は、この範囲外の角度(より小さい又はより大きいのいずれか)で延在する。図45の例示した実施形態において、例えば、表面(336)は、下部構成要素の長軸に対して約85度の角度で延在する(長軸は、図面において左から右へと延在する)。一方で、表面(334)は、下部構成要素の長軸に対して約135度の角度で延在する。
幾つかの実施形態において、凹部(332)は、該凹部が下部構成要素の幅をまたいで延在する際に不連続性を有する。例えば、例示した実施形態の図44に示すように、下部構成要素(304)は、外側部位(338)及び(340)を含み、これらは、凹部(332)の外側境界を規定する。外側部位(338)及び(340)は、上述した表面(334)及び(336)を含む。更に、下部構成要素(304)は、支持部(342)、(344)、(346)、及び(348)も含み、これらは、凹部を有する。これらは凹部(332)の一部であり、脈管内の装置を受容するように設計される。幾つかの実施形態において、支持部(342)、(344)、(346)、及び(348)の凹部は、上述した表面(334)及び(336)と同様に、先細りした表面を含む。しかし、他の実施形態では、凹部は、凹部(332)の底部のみを備え、これらは、脈管内の装置を受容するための形状及びサイズを有する。以下の点について理解されたい:即ち、他の実施形態では、外側部位(338)、(340)によって規定される凹部(332)の配置は、支持部(342)、(344)、(346)、及び(348)によって規定されるものと同様であり、及び/又はその逆もまた然りである。幾つかの実施形態において、支持部(342)、(344)、(346)、及び(348)の間のスペースは、以下のことを可能にするためのサイズ及び形状を有する:上部構成要素(302)の電気的なコンタクト(314)、(316)、(318)、(320)、及び(322)がコネクタ(300)の開口ポジション及び閉口ポジションの間を動くこと(これについては、後述する)。
再度、図35、37、39、41、45、及び47を参照されたい。下部構成要素(304)に対する上部構成要素(302)の動きをガイドするために、上部構成要素(302)の構造(324)内の開口部(326)及び(328)は、下部構成要素(304)の突起又は棒材(350)、(352)を受け取る。こうした点に関して、図に示すように、棒材(350)、(352)は、開口部(326)、(328)内に、それぞれ、摺動可能に受容されるためのサイズ及び形状を有する。その結果、上部構成要素(302)は、棒材(350)、(352)の長さ方向に沿って動くことができる。幾つかの例において、棒材(350)、(352)の反対側の端は、1以上の構造的特徴(例えば、突起、壁部等)を含み、止め具として寄与し、下部構成要素(304)に対する上部構成要素(302)の動きを制限する。幾つかの実施形態において、コネクタ(300)は、ロック機構(例えば、突起及びデテントの配置)を含み、コネクタを、閉口ポジションに維持する。更に、幾つかの実施形態において、コネクタ(300)は、1以上のバイアス素子(例えば、スプリング(複数可))を含み、コネクタを、開口又は閉口ポジションの何れかに向かわせる。
脈管内の装置の接続部がコネクタ(300)の電気的なコンタクトと共に正しく確実に配置されるのに寄与するべく、上部構成要素及び/又は下部構成要素(複数可)(302)、(304)は、コネクタ(104)、(170)、及び(200)に関して上述したように、1以上の視覚的マーカー(アクティブ及び/又はパッシブ)を含むことができる。
更に、例示した実施形態において、下部構成要素(304)は、開口部(354)、(356)、(358)、(360)、及び(362)を含み、これらは、下部構成要素の下部表面を通過するように延在しており、概して、上部構成要素(302)の電気的なコンタクト(314)、(316)、(318)、(320)、及び(322)と共に配置され、従って、概して、コネクタ(300)が受け取ったときに脈管内の装置の導電性の部分が配置されるべき場所に沿って配置される。従って、幾つかの例において、ユーザーは、開口部を覗いて、コネクタ(300)内の脈管内の装置の適切な位置を確認することができる(例えば、図36に示すように)。こうした点に関して、脈管内の装置(102)を、コネクタ(300)と共に用いるとき、導電性の部分(120)は、開口部(354)を通して視覚化される。また、導電性の部分(122)は、開口部(356)及び(358)のうち少なくとも1つを通して視覚化される。そして、導電性の部分(124)は、開口部(360)及び(362)のうち少なくとも1つを通して視覚化される。また、開口部(354)、(356)、(358)、(360)、及び(362)は、コネクタ(300)の底部からの流体の排水(ドレナージ)を促進する。
より具体的には、図44〜47を参照されたい。該図では、開口ポジションから閉口ポジションへのコネクタ(300)の移動を示す。こうした点に関して、コネクタ(300)は、図44及び45中の開口ポジションに示す。図に示すように、コネクタ(300)は、脈管内の装置(102)を側方ローディング(side−loading)方式で受け取るように設計される。より具体的には、上部構成要素(302)が開口ポジションまで引っ込んだとき、下部構成要素(304)内の凹部(332)が晒される。その結果、脈管内の装置(102)を、該長軸に対して横切る方向で動かすことにより、脈管内の装置(102)を凹部内に載置することができる。脈管内の装置(102)をコネクタ(300)内にロードするため、コネクタ(300)は、脈管内の装置(102)に対して動かしてもよい。脈管内の装置(102)は、コネクタ(300)に対して動かしてもよい。
及び/又はこれらの組み合わせであってもよい。下部構成要素の凹部(332)内に位置する脈管内の装置(102)に関して、上部構成要素(302)を、下部構成要素(304)に対して移動させる。これは、棒材(350)、(352)に沿って、閉口ポジションまで摺動させることによって行われる(図46及び47に示すように)。閉口ポジション状態において、脈管内の装置(102)を、上部構成要素と下部構成要素との間((302)及び(304)の間)に維持する。その結果、コネクタ(300)は、脈管内の装置の接続部(114)と電気通信した状態になる。特に、上部構成要素(302)が、閉口ポジションに向かって進むにつれて、オープン・コーム式の電気的なコンタクト(314)、(316)、(318)、(320)、及び(322)のスプリットの歯部は、脈管内の装置(102)の接続部(114)に係合する。こうした点に関して、凹部(332)の底部は、電気的なコンタクト(314)、(316)、(318)、(320)、及び(322)に対して、以下のようになるように位置する:即ち、脈管内の装置を凹部内に載置するときに、脈管内の装置を、電気的なコンタクト(314)、(316)、(318)、(320)、及び(322)に対して、垂直方向に配置する。従って、凹部内に載置した脈管内の装置(102)に関して、(その結果、接続部(114)の導電性の部分(120)、(122)、及び(124)は、コネクタ(300)の電気的なコンタクトに対して水平方向及び垂直方向の両方で配置される)、上部構成要素(302)が閉口ポジションまで進むことにより、コネクタ(300)を脈管内の装置(102)に電気的に結合させる。
当業者は、上述した装置、システム、及び方法が様々な方法で改変できることを認識するであろう。従って、当業者は、本開示によって包含される実施形態は、上述した特定の例示的な実施形態に限定されないことを理解するであろう。こうした点において、例示的な実施形態について図示し、説明してきたが、広い範囲の改変、変更、及び置換したものを上記開示では企図している。本開示の範囲から乖離することなく、こうした変更を行うことができる点を理解されたい。従って、添付した特許請求の範囲については、広く解釈し、且つ本開示に一致するように解釈するのが適切である。

Claims (9)

  1. 脈管内のシステムであって、
    近位部及び遠位部を有する可撓性の細長い部材、
    前記可撓性の細長い部材の遠位部に固定された少なくとも1つの電子構成要素、及び、
    前記可撓性の細長い部材の近位部に固定された少なくとも1つの導電性接続部であって、前記少なくとも1つの電子構成要素に電気的に結合された少なくとも1つの導電性接続部を含む、脈管内の装置と、
    前記脈管内の装置の前記少なくとも1つの導電性接続部とのインタフェースとなるように構成された少なくとも1つの電気的なコンタクトを有するコネクタと、を備え、
    前記コネクタは、第1コネクション・ピース及び第2コネクション・ピースを含み、
    前記第1コネクション・ピースは、開口ポジションと閉口ポジションとの間で前記第2コネクション・ピースに対して可動性があり、
    前記開口ポジションにおいては、前記第1コネクション・ピースと前記第2コネクション・ピースとの間に前記少なくとも1つの導電性接続部を前記脈管内の装置の長軸に対して横切る方向に挿入することができる開口部が、前記第1コネクション・ピースと前記第2コネクション・ピースとの間に形成され、
    前記閉口ポジションにおいては、前記第1コネクション・ピースと前記第2コネクション・ピースとの間に受容される前記少なくとも1つの導電性接続部に、前記少なくとも1つの電気的なコンタクトが電気的に結合され、
    前記第2コネクション・ピースは、少なくとも1つの開口を含み、前記第1コネクション・ピースは、前記第2コネクション・ピースに対する前記第1コネクション・ピースの移動を前記少なくとも1つの開口がガイドするように、前記第2コネクション・ピースの前記少なくとも1つの開口に移動可能に係合するための少なくとも1つの突起を含み、
    前記少なくとも1つの開口は、第1端及び第1端とは反対側の第2端を含み、前記少なくとも1つの突起は、前記開口ポジションにおいて前記第1端に隣接して位置し、前記閉口ポジションにおいて前記第2端に隣接して位置する、システム。
  2. 前記第1コネクション・ピースは、前記第2コネクション・ピースに対して回動軸周りで回動可能である、請求項1に記載のシステム。
  3. バイアス素子が、前記第1コネクション・ピース及び前記第2コネクション・ピースを前記閉口ポジションにバイアスする、請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記少なくとも1つの電気的なコンタクトは、前記第1コネクション・ピースに固定される、請求項1〜の何れか一項に記載のシステム。
  5. 前記第1コネクション・ピースは、前記脈管内の装置の前記少なくとも1つの導電性接続部に前記コネクタの前記少なくとも1つの電気的なコンタクトを揃えるための少なくとも1つの視覚的インジケータを含む、請求項1〜の何れか一項に記載のシステム。
  6. 前記少なくとも1つの視覚的インジケータは、前記少なくとも1つの電気的なコンタクトと前記少なくとも1つの導電性接続部との間の適切な電気的結合が達成されたときに照明するように構成された発光素子を含む、請求項に記載のシステム。
  7. 前記第2コネクション・ピースは、前記少なくとも1つの導電性接続部を含む前記脈管内の装置の部分を受容するサイズ及び形状を有する凹部を含む、請求項1〜の何れか一項に記載のシステム。
  8. 前記少なくとも1つの電気的なコンタクトは、前記開口ポジションにおいて前記第2コネクション・ピースの前記凹部から離間し、前記閉口ポジションにおいて前記第2コネクション・ピースの前記凹部を横切って延在するように、前記第1コネクション・ピースに固定されている、請求項に記載のシステム。
  9. 前記少なくとも1つの電気的なコンタクトは、スプリットオープンコーム式の電気的なコンタクトを備え、前記第1コネクション・ピースが前記閉口ポジションにあるときに、前記第2コネクション・ピースの前記凹部内に位置する前記脈管内の装置の前記少なくとも1つの導電性接続部が、前記スプリットオープンコーム式の電気的なコンタクトの上部接続部と下部接続部との間に位置する、請求項に記載のシステム。
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