JP6924542B2 - 情報取得装置および情報管理システム - Google Patents
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Description
この発明の目的は、作業車両が圃場内に位置しているか圃場外に位置しているかを考慮して、作業車両の位置情報を記憶部に記憶する際のサンプリング間隔を切り替えることが可能となる情報取得装置および情報管理システムを提供することである。
この発明の一実施形態では、前記情報取得処理部は、前記作業車両のキースイッチがキーオン状態であるかキーオフ状態であるかを判別し、その判別結果をも考慮して、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔を切り替え可能に構成されている。
この発明の一実施形態では、前記情報取得処理部は、前記キースイッチがキーオン状態であると判別された場合に、前記作業車両が移動中であるか停止中であるかを判別し、その判別結果をも考慮して、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔を切り替え可能に構成されている。
この構成では、作業車両が移動中であるか停止中であるかを考慮して、作業車両の稼働情報を位置情報とともに記憶部に記憶するか否かを選択することが可能となる。
この構成では、作業車両が圃場内に位置しているか圃場外に位置しているかに加えて、作業車両が移動中であるか停止中であるかをも考慮して、作業車両の位置情報を記憶部に記憶する際のサンプリング間隔を切り替えることが可能となる。
この発明の一実施形態では、前記作業車両側情報は、前記位置情報と、前記作業車両のキースイッチがキーオン状態であるかキーオフ状態であるかを表すキーオンオフ情報とを少なくとも含んでおり、前記第2情報取得処理部は、前記メモリに記憶された作業車両側情報内のキーオンオフ情報に基づいて、前記キースイッチがキーオン状態であるかキーオフ状態であるかを判別し、その判別結果をも考慮して、前記作業車両側情報内の少なくとも位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔を切り替え可能に構成されている。
この発明の一実施形態では、前記第2情報取得処理部は、前記メモリに記憶された作業車両側情報内の位置情報に基づいて、前記作業車両が移動中であるか停止中であるかを判別し、その判別結果をも考慮して、前記作業車両側情報内の少なくとも位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔を切り替え可能に構成されている。
まず、この発明の第1実施形態について説明する。
図1は、情報管理システムの構成を示す模式図である。
情報管理システム1は、作業車両としてのトラクタ11に搭載された通信端末2と、管理サーバ3とを含む。通信端末2は、通信網5を介して、管理サーバ3と通信可能である。
トラクタ11は、圃場内を走行する車体部としての走行機体12を備えている。走行機体12には、例えば、耕耘機、プラウ、施肥機、草刈機、播種機等の種々の作業機を選択して装着することができるようになっている。本実施形態においては、作業機13としてロータリ耕耘機が装着されている。
走行機体12の前部にはボンネット19が配置されている。本実施形態では、このボンネット19内に、トラクタ11の駆動源であるエンジン20、燃料タンク(図示略)等が収容されている。このエンジン20は、例えばディーゼルエンジンにより構成することができるが、これに限るものではなく、例えばガソリンエンジンにより構成してもよい。また、駆動源として、エンジン20に代えてまたは加えて電気モータを採用してもよい。
機体フレーム31は、トラクタ11の前部における支持部であって、直接または防振部材等を介してエンジン20を支持している。トランスミッション32は、エンジン20からの動力を変化させてフロントアクスル33およびリアアクスル34に伝達する。フロントアクスル33は、トランスミッション32から入力された動力を前輪17に伝達する。リアアクスル34は、トランスミッション32から入力された動力を後輪18に伝達する。
図5は、トラクタ11および管理サーバ3の電気的構成を示すブロック図である。
通信端末2は、制御部40を備えている。制御部40には、位置検出部51、通信部52、操作表示部53、操作部54、記憶部55等が接続されている。位置検出部51は、衛星測位システムに基づいてトラクタ11(通信端末2)の位置情報を算出する。衛星測位システムは、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)である。具体的には、位置検出部51は、複数の測位衛星6(図1参照)からの衛星信号を受信して、トラクタ11の位置情報を検出する。位置情報は、例えば、緯度、経度および高度情報からなる。
制御部40は、CPUおよびメモリ(ROM、RAM等)41を備えたマイクロコンピュータを含む。制御部40は、情報取得処理部42を含む。情報取得処理部42は、位置検出部51によって算出される位置情報およびトラクタ制御装置10から与えられる稼働情報のうちの少なくとも位置情報を含む作業車両側情報をサンプリングして記憶部55に記憶するとともに、管理サーバ3に送信するための情報取得処理を行う。情報取得処理部42は、記憶部55に作業車両側情報をサンプリングして記憶する際には、当該作業車両側情報にサンプリング時刻が付加された情報を記憶部55に記憶する。この第1の実施形態では、情報取得処理部42は、記憶部55に記憶された情報をリアルタイムで管理サーバ3に送信する。情報取得処理部42の詳細については後述する。
圃場位置情報記憶部57には、トラクタ11を用いた作業(この例では耕耘作業)が行われる可能性のある圃場の領域を特定するための位置情報(以下、「圃場位置情報」という)が記憶される。サンプリング制御情報記憶部58には、情報取得処理部42によって作業車両側情報をサンプリングする際のサンプリング間隔およびサンプリング対象(サンプリングすべき情報)に関する制御情報(以下、「サンプリング制御情報」という)が記憶される。圃場位置情報およびサンプリング制御情報は、管理サーバ3によって設定される。圃場位置情報記憶部57およびサンプリング制御情報記憶部58には、管理サーバ3によって設定された圃場位置情報およびサンプリング制御情報が記憶されているものとする。
この例では、トラクタ11のキースイッチ24がオン状態(キーオン状態)であるかオフ状態(キーオフ状態)であるか、トラクタ11が圃場内に位置しているか圃場外に位置しているか、およびトラクタ11が移動中であるか停止中であるかに応じて、トラクタ11の状態が状態1〜状態6の6種類に分けられている。そして、6種類の状態1〜6毎に、サンプリング間隔およびサンプリング対象が設定されている。
状態1は、トラクタ11のキースイッチ24がオンで、トラクタ11が圃場外に位置し、トラクタ11が停止中である状態である。状態2は、トラクタ11のキースイッチ24がオンで、トラクタ11が圃場外に位置し、トラクタ11が移動中である状態である。
状態5は、トラクタ11のキースイッチ24がオフで、トラクタ11が圃場外に位置している状態である。状態6は、トラクタ11のキースイッチ24がオフで、トラクタ11が圃場内に位置している状態である。
トラクタ11の状態が状態5に該当する場合には、サンプリング間隔が90分に設定され、サンプリング対象は位置情報に設定されている。トラクタ11の状態が状態6に該当する場合には、サンプリング間隔が30分に設定され、サンプリング対象は位置情報に設定されている。
以下、通信端末2の制御部40内の情報取得処理部42の動作について詳しく説明する。
この実施形態では、トラクタ11のキースイッチ24がオン状態である場合のみならず、キースイッチ24がオフ状態である場合にも情報取得処理部42は情報取得処理を実行するものとする。また、記憶部55内のサンプリング制御情報記憶部58には、図6に示されるサンプリング制御情報が記憶されているものとする。
ステップS2において、トラクタ11が圃場内に位置していると判別された場合には(ステップS2:YES)、情報取得処理部42は、サンプリング制御情報記憶部58内の状態6(図6参照)に対応するサンプリング制御情報にしたがってサンプリング処理を行う(ステップS5)。具体的には、情報取得処理部42は、状態6に対応するサンプリング対象を状態6に対応するサンプリング間隔でサンプリングして、時系列情報記憶部56に記憶する。図6の例では、情報取得処理部42は、位置情報のみを30分のサンプリング間隔でサンプリングして時系列情報記憶部56に記憶する。
ステップS1において、キースイッチ24がオン状態であると判別された場合には(ステップS1:YES)、情報取得処理部42は、管理サーバ3と通信を行なって、圃場位置・サンプリング制御情報の内容が設定変更されているか否かをチェックする(ステップS6)。
ステップS8では、情報取得処理部42は、位置検出部51からトラクタ11の位置情報を取得し、取得した位置情報と、圃場位置情報記憶部57内の圃場位置情報とに基づいて、トラクタ11が圃場内に位置しているか否かを判別する。
ステップS9において、トラクタ11が移動中であると判別された場合には(ステップS9:YES)、情報取得処理部42は、サンプリング制御情報記憶部58内の状態2(図6参照)に対応するサンプリング制御情報にしたがってサンプリング処理を行う(ステップS11)。具体的には、情報取得処理部42は、状態2に対応するサンプリング対象を状態2に対応するサンプリング間隔でサンプリングして、時系列情報記憶部56に記憶する。図6の例では、情報取得処理部42は、位置情報と稼働情報内のエンジン回転数とを1分のサンプリング間隔でサンプリングして時系列情報記憶部56に記憶する。
ステップS8において、トラクタ11が圃場内に位置していると判別された場合には(ステップS8:YES)、情報取得処理部42は、今回のステップS8で取得した位置情報と、前回のステップS8で取得した位置情報とに基づいて、トラクタ11が移動中であるか否かを判別する(ステップS12)。
ステップS12において、トラクタ11が移動中であると判別された場合には(ステップS12:YES)、情報取得処理部42は、サンプリング制御情報記憶部58内の状態4(図6参照)に対応するサンプリング制御情報にしたがってサンプリング処理を行う(ステップS14)。具体的には情報取得処理部42は、サンプリング制御情報記憶部58内の状態4に対応するサンプリング対象を状態4に対応するサンプリング間隔でサンプリングして、時系列情報記憶部56に記憶する。図6の例では、情報取得処理部42は、位置情報と全ての稼働情報とを10秒のサンプリング間隔でサンプリングして時系列情報記憶部56に記憶する。
前述の第1の実施形態において、サンプリング制御情報の一例として図6に示されるものを示したが、サンプリング制御情報は図6に示されるものに限らず、任意に設定することができる。
次に、この発明の第2実施形態について説明する。
情報管理システム1の構成は、第1実施形態と同様である。つまり、情報管理システム1は、図1に示されるように、作業車両としてのトラクタ11に搭載された通信端末2と、管理サーバ3とを含む。トラクタ11の構成は、第1実施形態と同様である。トラクタ11には、図2〜図4に示すように、作業機13としてロータリ耕耘機が装着されている。
トラクタ11は、第1実施形態と同様に、トラクタ制御装置10と、トラクタ11に搭載された通信端末2とを含む。トラクタ制御装置10は、稼働情報を所定時間毎に通信端末2に与える。稼働情報には、キーオンオフ情報、エンジン回転数、排気温度、アクセルの操作状態、ブレーキの操作状態等が含まれる。キーオンオフ情報は、トラクタ11のキースイッチ24がオン状態であるか、オフ状態であるかを示す情報である。
第1情報取得処理部42Aは、位置検出部51によって検出される位置情報およびトラクタ制御装置10から与えられる稼働情報を含む作業車両側情報をサンプリングして記憶部55に記憶するとともに管理サーバ3に送信するための情報取得処理を行う。第2実施形態における「作業車両側情報」の定義は、第1実施形態における「作業車両側情報」の定義とは異なる。情報取得処理部42は、記憶部55に位置情報および稼働情報をサンプリングして記憶する際には、当該位置情報および稼働情報にサンプリング時刻が付加された情報を記憶部55に記憶する。第2実施形態の第1情報取得処理部42Aの動作は、第1実施形態の情報取得処理部42の動作とは異なる。
記憶部55には、時系列情報記憶部56A、サンプリング間隔記憶部56B等が設けられている。時系列情報記憶部56Aには、第1情報取得処理部42Aによってサンプリングされた作業車両側情報が記憶される。サンプリング間隔記憶部56Bには、前述の第1サンプリング間隔および第2サンプリング間隔が記憶される。
制御部60は、CPUおよびメモリ(ROM、RAM等)61を備えたマイクロコンピュータを含む。制御部60は、情報一時記憶処理部62Aと、第2情報取得処理部62Bと含む。情報一時記憶処理部62Aは、通信端末2から受信した作業車両側情報(時刻毎の位置情報および稼働情報)をメモリ(具体的には作業メモリとしてのRAM)61に一時的に記憶するための情報一時記憶処理を行う。第2情報取得処理部62Bは、メモリ61に所定時間分(例えば1日分)の作業車両側情報が記憶される毎に、メモリに記憶されている作業車両側情報をサンプリングして記憶部74に記憶するための情報取得処理を行う。
圃場位置情報記憶部76には、トラクタ11を用いた作業(この例では耕耘作業)が行われる可能性のある圃場の領域を特定するための位置情報(以下、「圃場位置情報」という)が記憶される。サンプリング制御情報記憶部77には、第2情報取得処理部62Bによって情報をサンプリングする際のサンプリング間隔およびサンプリング対象(サンプリングすべき情報)に関する制御情報(以下、「サンプリング制御情報」という)が記憶される。サンプリング制御情報の一例は、前述した図6に示されている。
図9は、通信端末2の第1情報取得処理部42Aの動作を説明するためのフローチャートである。
次に、第1情報取得処理部42Aは、トラクタ制御装置10からキーオンオフ情報を取得し、取得したキーオンオフ情報に基づいて、トラクタ11のキースイッチ24がオン状態であるかオフ状態であるかを判別する(ステップS22)。
情報一時記憶処理部62Aは、通信端末2から作業車両側情報(時刻毎の位置情報および稼働情報)が送信されてくるのを待機する(ステップS31)。通信端末2から作業車両側情報が送信されてくると(ステップS31:YES)、情報一時記憶処理部62Aは、送信されてきた作業車両側情報を受信して、メモリ(具体的には作業メモリとしてのRAM)に記憶する(ステップS32)。そして、情報一時記憶処理部62Aは、ステップS31に戻る。
記憶部74内のサンプリング制御情報記憶部77には、図6に示されるサンプリング制御情報が記憶されているものとする。
第2情報取得処理部62Bは、情報取得処理を開始するタイミングであるか否かを判別する(ステップS41)。この判別は、例えば、前回の情報取得処理の開始時刻から所定時間が経過したか否かを判別することによって行われてもよいし、現在時刻が予め設定された時刻に達したか否かを判別することによって行われてもよい。
ステップS42では、前回の情報取得処理が開始された時刻から現在までの期間にメモリに記憶された作業車両側情報からなる時系列情報を処理対象データとして、処理対象データに含まれる作業車両側情報のうち最も時刻の早い作業車両側情報を注目データとして設定する(ステップS42)。以下において、注目データに対応する時刻を注目時刻という場合がある。
次に第2情報取得処理部62Bは、処理対象データ内に、注目データよりも時刻の遅い作業車両側情報が存在しているか否かを判別する(ステップS46)。処理対象データ内に、注目データよりも遅い時刻の作業車両側情報が存在している場合には(ステップS46:YES)、第2情報取得処理部62Bは、注目データの次に遅い時刻の作業車両側情報を、注目データとして設定する(ステップS47)。そして、ステップS43に戻る。
次に第2情報取得処理部62Bは、処理対象データ内に、注目データよりも時刻の遅い作業車両側情報が存在しているか否かを判別する(ステップS46)。処理対象データ内に、注目データよりも遅い時刻の作業車両側情報が存在している場合には(ステップS46:YES)、第2情報取得処理部62Bは、注目データの次に遅い時刻の作業車両側情報を、注目データとして設定する(ステップS47)。そして、ステップS43に戻る。
次に第2情報取得処理部62Bは、処理対象データ内に、注目データよりも時刻の遅い作業車両側情報が存在しているか否かを判別する(ステップS46)。処理対象データ内に、注目データよりも遅い時刻の作業車両側情報が存在している場合には(ステップS46:YES)、第2情報取得処理部62Bは、注目データの次に遅い時刻の作業車両側情報を、注目データとして設定する(ステップS47)。そして、ステップS43に戻る。
次に第2情報取得処理部62Bは、処理対象データ内に、注目データよりも時刻の遅い作業車両側情報が存在しているか否かを判別する(ステップS46)。処理対象データ内に、注目データよりも遅い時刻の作業車両側情報が存在している場合には(ステップS46:YES)、第2情報取得処理部62Bは、注目データの次に遅い時刻の作業車両側情報を、注目データとして設定する(ステップS47)。そして、ステップS43に戻る。
次に第2情報取得処理部62Bは、処理対象データ内に、注目データよりも時刻の遅い作業車両側情報が存在しているか否かを判別する(ステップS46)。処理対象データ内に、注目データよりも遅い時刻の作業車両側情報が存在している場合には(ステップS46:YES)、第2情報取得処理部62Bは、注目データの次に遅い時刻の作業車両側情報を、注目データとして設定する(ステップS47)。そして、ステップS43に戻る。
次に第2情報取得処理部62Bは、処理対象データ内に、注目データよりも時刻の遅い作業車両側情報が存在しているか否かを判別する(ステップS46)。処理対象データ内に、注目データよりも遅い時刻の作業車両側情報が存在している場合には(ステップS46:YES)、第2情報取得処理部62Bは、注目データの次に遅い時刻の作業車両側情報を、注目データとして設定する(ステップS47)。そして、ステップS43に戻る。
前述の第2の実施形態では、管理サーバ3の情報一時記憶処理部62Aは、通信端末2から送信されてきた位置情報および稼働情報からなる作業車両側情報を、メモリに一時的に記憶する。そして、管理サーバ3の第2情報取得処理部62Bは、メモリに一時的に記憶された作業車両側情報をサンプリングして時系列情報記憶部76に記憶する。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
2 通信端末
3 管理サーバ
10 トラクタ制御装置
11 トラクタ(作業車両)
40 制御部
41 メモリ
42 情報取得処理部
42A 第1情報取得処理部
51 位置検出部
52 通信部
55 記憶部
56 時系列情報記憶部
57 圃場位置情報記憶部
58 サンプリング制御情報記憶部
60 制御部
61 メモリ
62 情報管理部
62A 情報一時記憶処理部
62B 第2情報取得処理部
75 時系列情報記憶部
76 圃場位置情報記憶部
77 サンプリング制御情報記憶部
Claims (10)
- 衛星測位システムを利用して作業車両の位置を表す位置情報を検出する検出部と、
前記検出部によって検出される位置情報をサンプリングして記憶部に記憶する情報取得処理部とを含み、
前記情報取得処理部は、前記検出部によって検出される位置情報に基づいて、前記作業車両が圃場内に位置しているか圃場外に位置しているかを判別し、前記車両が圃場内に位置していると判別される場合に、前記車両が圃場外に位置していると判別される場合に比べて、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔が短くなるように、前記サンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、情報取得装置。 - 前記情報取得処理部は、前記作業車両のキースイッチがキーオン状態であるかキーオフ状態であるかを判別し、前記キースイッチがキーオン状態であると判別された場合に、前記キースイッチがキーオフ状態であると判別された場合に比べて、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔が短くなるように、前記サンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、請求項1に記載の情報取得装置。
- 前記情報取得処理部は、前記キースイッチがキーオン状態であると判別された場合に、前記作業車両が移動中であるか停止中であるかを判別し、前記作業車両が移動中であると判別された場合に、前記作業車両が停止中であると判別された場合に比べて、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔が短くなるように、前記サンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、請求項2に記載の情報取得装置。
- 前記情報取得処理部は、前記作業車両が移動中であると判別された場合には、前記作業車両の稼働情報を前記位置情報とともに前記記憶部に記憶するが、前記作業車両が停止中であると判別された場合には、前記作業車両の稼働情報を前記位置情報とともには前記記憶部に記憶しないように構成されている、請求項3に記載の情報取得装置。
- 前記情報取得処理部は、前記作業車両が移動中であるか停止中であるかを判別し、前記作業車両が移動中であると判別された場合に、前記作業車両が停止中であると判別された場合に比べて、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔が短くなるように、前記サンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、請求項1に記載の情報取得装置。
- 作業車両側に設けられた通信端末と、
前記通信端末と通信可能な管理サーバとを含み、
前記通信端末は、
衛星測位システムを利用して前記作業車両の位置を表す位置情報を検出する検出部と、
前記検出部によって検出される位置情報を少なくとも含む作業車両側情報を取得して前記管理サーバに送信する第1情報取得処理部とを含み、
前記管理サーバは、
前記通信端末から送信されてくる作業車両側情報を受信してメモリに一時的に記憶する情報一時記憶処理部と、
前記メモリに記憶された作業車両側情報内の少なくとも位置情報をサンプリングして記憶部に記憶する第2情報取得処理部とを含み、
前記第2情報取得処理部は、前記メモリに記憶された作業車両側情報内の位置情報に基づいて、前記作業車両が圃場内に位置しているか圃場外に位置しているかを判別し、前記車両が圃場内に位置していると判別される場合に、前記車両が圃場外に位置していると判別される場合に比べて、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔が短くなるように、前記サンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、情報管理システム。 - 前記作業車両側情報は、前記位置情報と、前記作業車両のキースイッチがキーオン状態であるかキーオフ状態であるかを表すキーオンオフ情報とを少なくとも含んでおり、
前記第2情報取得処理部は、前記メモリに記憶された作業車両側情報内のキーオンオフ情報に基づいて、前記キースイッチがキーオン状態であるかキーオフ状態であるかを判別し、前記キースイッチがキーオン状態であると判別された場合に、前記キースイッチがキーオフ状態であると判別された場合に比べて、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔が短くなるように、前記サンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、請求項6に記載の情報管理システム。 - 前記第2情報取得処理部は、前記キースイッチがキーオン状態であると判別された場合に、前記メモリに記憶された作業車両側情報内の位置情報に基づいて、前記作業車両が移動中であるか停止中であるかを判別し、前記作業車両が移動中であると判別された場合に、前記作業車両が停止中であると判別された場合に比べて、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔が短くなるように、前記サンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、請求項7に記載の情報管理システム。
- 前記作業車両側情報は、前記位置情報と、前記キーオンオフ情報を含む前記作業車両の稼働情報とを少なくとも含んでおり、
前記第2情報取得処理部は、前記作業車両が移動中であると判別された場合には、前記作業車両の稼働情報を前記位置情報とともに前記記憶部に記憶するが、前記作業車両が停止中であると判別された場合には、前記作業車両の稼働情報を前記位置情報とともには前記記憶部に記憶しないように構成されている、請求項8に記載の情報管理システム。 - 前記第2情報取得処理部は、前記メモリに記憶された作業車両側情報内の位置情報に基づいて、前記作業車両が移動中であるか停止中であるかを判別し、前記作業車両が移動中であると判別された場合に、前記作業車両が停止中であると判別された場合に比べて、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔が短くなるように、前記サンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、請求項6に記載の情報管理システム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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