JP6924293B2 - レーザ素子 - Google Patents

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Description

本発明は、発光部が搭載される端子部材を備えるレーザ素子に関する。
近年、可視光であるR(赤)、G(緑)、およびB(青)のレーザ光を用いたディスプレイが盛んに開発されている。そして、ディスプレイに求められる機能に応じて、搭載されるレーザ素子で重視される点が異なる。具体的に、ディスプレイの大型化または高精細化を図る際には、高出力のレーザ素子が必要とされる。また、ディスプレイの小型化を図る際には、レーザ素子自体の小型化が求められている。
小型化が求められるディスプレイの一例として、眼鏡に組み込む投影タイプのプロジェクタでは、小型化のためにレーザモジュールを数cm角の大きさに収める必要がある。そして、組み込まれるレーザ素子においては、一般的な直径(Φ)5.6mmでは大きすぎるため、直径(Φ)3.8mmとされたものが用いられている。
また、ディスプレイに用いられるレーザ素子では、波長が異なる複数のレーザ光を出射するため、複数の発光素子(レーザチップ)を搭載したものが知られている。
特許文献1に記載された半導体レーザ素子は、第1の発光素子と第2の発光素子とがヒートシンク上に設けられ、第1の発光素子と第2の発光素子との間に設けられた第1絶縁層と第2絶縁層とが積層されている。
特許文献2に記載された半導体レーザは、第1発光素子と第2発光素子とが支持基体上に重ねて配設されている。
特許第4701832号公報 特許第4466503号公報
上述したレーザ素子では、2つの発光素子をヒートブロックに搭載しており、発光素子に設けられた電極と5つの接続端子(ピン)とを、ワイヤを介して電気的に接続している。ピンは、外部の機器(例えば、配線基板)に対して接続できるように、概ねサイズが決まっている。そして、ピンの数が多いと、互いが邪魔にならないように配置するため、レーザ素子自体を大きくする必要があり、直径(Φ)3.8mmにすることができないという課題がある。
ところで、これまでのディスプレイでは、R、G、Bのレーザ光について、それぞれ独立した発光素子を用いて組み立てられていた。また、各色で求められる光出力が異なり、実際のディスプレイでは、R、G、G、Bのように、緑色のレーザ光を2つ出射するものも開発されている。ここで、レーザ光は、可干渉性が高く、複数のレーザ光を照射した際には、スペックルノイズを発生しやすいという欠点があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、小型化を図ったレーザ素子を提供することを目的とする。
(1)本発明の一実施形態は、少なくとも2つ以上の発光点を有する発光部と、前記発光部が搭載される端子部材とを備えるレーザ素子であって、前記端子部材は、実装面に前記発光部が実装される基台部と、前記基台部が、表面の略中央に設けられた土台と、前記土台の裏面から延びる4つのピンとを有し、前記発光部は、前記土台の表面から見た状態で、前記4つのピンで囲まれた範囲内に位置しているレーザ素子。
(2)また、本発明のある実施形態は、上記(1)の構成に加え、前記4つのピンは、前記土台の表面から見た状態において、前記実装面に対向する位置に設けられた正面ピンと、前記発光部を間に挟む位置で、前記正面ピンに対向して設けられた背面ピンと、前記実装面に沿う側面方向で、前記発光部を間に挟むように対向して設けられた2つの側面ピンとで構成され、前記正面ピンは、前記土台の表面から突出した長さが、他のピンよりも短いレーザ素子。
(3)また、本発明のある実施形態は、上記(2)の構成に加え、前記基台部は、前記側面方向での端部を切り欠いた庇部が設けられ、前記側面ピンは、前記庇部に面した位置に設けられているレーザ素子。
(4)また、本発明のある実施形態は、上記(2)の構成または上記(3)の構成に加え、前記土台は、前記背面ピンと電気的に接続され、前記正面ピンおよび前記側面ピンに対して絶縁されているレーザ素子。
(5)また、本発明のある実施形態は、上記(1)の構成から上記(4)の構成までのいずれか1つの構成に加え、前記土台は、前記表面側から見た状態で、丸形状とされているレーザ素子。
(6)また、本発明のある実施形態は、上記(1)の構成から上記(4)の構成までのいずれか1つの構成に加え、前記土台は、前記表面側から見た状態で、一端を切り欠いたDカット形状とされているレーザ素子。
(7)また、本発明のある実施形態は、上記(1)の構成から上記(4)の構成までのいずれか1つの構成に加え、前記土台は、前記表面側から見た状態で、対向する端部同士を切り欠いたIカット形状とされているレーザ素子。
(8)また、本発明のある実施形態は、上記(1)の構成から上記(7)の構成までのいずれか1つの構成に加え、前記発光部は、少なくとも2つ以上のレーザチップを含む構成とされているレーザ素子。
(9)また、本発明のある実施形態は、上記(1)の構成から上記(7)の構成までのいずれか1つの構成に加え、前記発光部は、少なくとも2つ以上の発光点を有するレーザチップを含む構成とされているレーザ素子。
(10)また、本発明のある実施形態は、上記(1)の構成から上記(9)の構成までのいずれか1つの構成に加え、前記発光部は、それぞれから出射されるレーザ光の波長差が、0.5nm以上5nm以下とされた2つの発光点を有するレーザ素子。
本発明によると、4つのピンを介して電気的に接続することで、複数の発光点から照射されるレーザを、それぞれ個別に制御することができる。また、ピンの数を制限して、土台に適切に配置することで、レーザ素子の小型化を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係るレーザ素子において、キャップ封止前の状態を示す概略斜視図である。 図1に示すレーザ素子の概略平面図である。 端子部材に取り付けられるキャップを示す概略斜視図である。 キャップ封止したレーザ素子を示す概略平面図である。 図4の矢符A−Aでの断面を示す概略断面図である。 本発明の第2実施形態に係るレーザ素子において、キャップ封止前の状態を示す概略平面図である。 本発明の第3実施形態に係るレーザ素子において、キャップ封止前の状態を示す概略平面図である。 本発明の第3実施形態において、キャップ封止したレーザ素子を示す概略平面図である。 本発明の第4実施形態に係るレーザ素子において、キャップ封止前の状態を示す概略平面図である。 レーザチップの上面側から見た状態を示す模式説明図である。 本発明の第4実施形態において、キャップ封止したレーザ素子を示す概略平面図である。 本発明の第5実施形態に係るレーザ素子において、キャップ封止前の状態を示す概略平面図である。 図12に示すレーザ素子において、側面ピン近傍での断面を模式的に示す模式断面図である。 本発明の第5実施形態の変形例に係るレーザ素子において、キャップ封止前の状態を示す概略平面図である。 図14に示すレーザ素子において、側面ピン近傍での断面を模式的に示す模式断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係るレーザ素子について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るレーザ素子において、キャップ封止前の状態を示す概略斜視図であって、図2は、図1に示すレーザ素子の概略平面図である。
本発明の第1実施形態に係るレーザ素子(第1レーザ素子1)は、発光部と、発光部が搭載される端子部材30(ステム)とを備える。第1レーザ素子1において、発光部は、3つのレーザチップ(第1レーザチップ11、第2レーザチップ12、および第3レーザチップ13)を備えた構成とされ、1つのサブマウント(第1サブマウント21)を介して、端子部材30に取り付けられている。
第1レーザチップ11は、発振波長が640nmとされた、1つの発光点を有する赤色レーザチップである。第2レーザチップ12は、発振波長が450nmとされた、1つの発光点を有する青色レーザチップである。第3レーザチップ13は、発振波長が520nmとされた、1つの発光点を有する緑色レーザチップである。第1レーザチップ11、第2レーザチップ12、および第3レーザチップ13は、第1サブマウント21上にジャンクションダウンで実装されている。
端子部材30は、主に、基台部32と、土台31(アイレット)と、4つのピンとで構成されている。具体的に、土台31は、表面FS側から見た状態で、略丸形状とされ、外周には、位置決めのための2つのV溝31aと、矩形溝31bとが設けられている。2つのV溝31aは、土台31の中央を間に挟んで、互いに対向する位置(図2では、左端および右端)に設けられており、矩形溝31bは、土台31の外周に沿った円弧上であって、2つのV溝31a同士の中間点(図2では、下端)に設けられている。2つのV溝31aおよび矩形溝31bは、土台31の一部を切り欠くようにして形成された凹部となっている。レーザ素子を他の部材に取り付ける際には、他の部材に設けた凸部が、2つのV溝31aおよび矩形溝31bに嵌ることで、レーザ素子が動かないように保持することができる。
基台部32は、土台31の表面FSの略中央に設けられている。具体的に、基台部32は、土台31の中央よりも少し下端寄りに位置しており、中央側の面(実装面32a)に第1サブマウント21が実装される。
4つのピンは、図2に示すように、土台31の表面FSから見た状態において、実装面32aに対向する位置に設けられた正面ピン41と、発光部を間に挟む位置で、正面ピン41に対向して設けられた背面ピン43と、実装面32aに沿う側面方向で、発光部を間に挟むように対向して設けられた2つの側面ピン(第1側面ピン42aおよび第2側面ピン42b)とで構成されている。つまり、発光部は、4つのピンで囲まれた範囲内に位置している。4つのピンは、土台31の裏面RSから離れる方向(図1では、裏面RSから下方向)に延びている。また、4つのピンは、土台31を貫通するように設けられており、表面FS側にも突出している。ここで、正面ピン41は、土台31の表面FSから突出した長さ(突出長さ)が、他のピンよりも短くなっている。なお、背面ピン43は、基台部32と重なる位置に設けられ、表面FSから突出した部分が基台部32と繋がっている。つまり、基台部32の一部が背面ピン43に相当し、基台部32において、土台31の表面FSから突出した長さを、背面ピン43の突出長さとみなすことができる。また、以下では説明のため、ピンが延びている方向を延伸方向E(後述する図4参照)と呼ぶことがある。
正面ピン41、第1側面ピン42a、および第2側面ピン42bは、土台31に対して絶縁されており、後述する図5に示すように、土台31に対し、ガラスなどの絶縁部材44を介して固定されたハーメチックシールが施されている。
レーザチップは、ピンや基台部32に対して、ワイヤを介して電気的に接続されている。なお、以下では説明のため、レーザチップにおいて、露出した面を上面と呼び、サブマウントと当接する面を下面と呼ぶことがある。また、レーザチップは、下面をサブマウントに実装することで、下面に設けられた電極がサブマウントと電気的に接続される。第1レーザチップ11は、上面の電極にダイボンドされた第1ワイヤW1によって、第1側面ピン42aと電気的に接続されている。第2レーザチップ12は、上面の電極にダイボンドされた第2ワイヤW2によって、正面ピン41と電気的に接続されている。第3レーザチップ13は、上面の電極にダイボンドされた第3ワイヤW3によって、第2側面ピン42bと電気的に接続されている。第1サブマウント21は、第4ワイヤW4によって、実装面32a(基台部32)と電気的に接続されている。
本実施の形態において、第1レーザチップ11、第2レーザチップ12、および第3レーザチップ13は、上面に設けられた電極がカソード電極とされ、下面に設けられた電極がアノード電極とされており、それぞれのアノード電極が、実装面32aに共通して接続されたアノードコモン素子とされている。
なお、レーザチップとピンとを接続するワイヤは、上述した構成に限定されず、レーザチップとピンとが、ワイヤによって1つずつ対応するように接続されていればよい。
図3は、端子部材に取り付けられるキャップを示す概略斜視図である。
レーザ素子は、図3に示すキャップ50によって気密封止される。キャップ50は、底面全体が開口された略円筒状とされており、底面側の端部には、外径を大きくした接合部52が形成されている。接合部52は、上述した土台31の表面FSに対して接合される。キャップ50の上面は、中央が開口しており、開口を覆うように、透明部材51(例えば、カバーガラス)が取り付けられている。レーザ素子では、キャップ50の内部の空間に対して、基台部32や4つのピンを収めるように、土台31の表面FSにキャップ50を被せる。
図4は、キャップ封止したレーザ素子を示す概略平面図であって、図5は、図4の矢符A−Aでの断面を示す概略断面図である。なお、図5では、図面の見易さを考慮して、ワイヤを省略している。
図4に示すように、土台31(円周部)の外径は、キャップ50(特に、接合部52)の外径よりも大きくされており、土台31の外径とキャップ50の外径との差(外径間距離CW)を設けることで、封止する際の土台31に対するキャップ50の位置ズレを、ある程度許容することができる。なお、土台31について、例えば、矩形溝31bが設けられている部分で対向する端部間の距離を第1土台幅SL1と呼ぶことがある。本実施の形態において、土台31(円周部)の外径(Φ)は、3.8mmとされている。
レーザチップは、サブマウントと併せて、基台部32の先端(図4では、上端)に取り付けられている。側面ピンの先端は、延伸方向Eでの位置が、レーザチップと同程度とされており、両者を近づけることで、互いの間に設けられるワイヤを短くすることができる。また、正面ピン41の先端は、延伸方向Eでレーザチップよりも表面FSに近い位置となっており、レーザチップの上面に面する部分を広く開いている。これによって、レーザチップへのワイヤボンディングにおける作業空間を広くすることができる。
レーザ素子の組み立て工程では、先ず、端子部材30を200℃に加熱する。そして、両面にAuSnはんだを有するサブマウントを実装面32aに実装し、レーザチップをサブマウント上に搭載する。なお、AuSnはんだに換えて、銀ナノ粒子を用いた銀ペーストを塗布してもよい。ここで、サブマウントが基台部32上で200℃に加熱されるため、サブマウント上でレーザチップが動くことなく、仮置きされる。その後、端子部材30を320℃に加熱し、サブマウントの両面のはんだを溶かして、レーザチップをサブマウント上に固定する。
次に、レーザチップおよびサブマウントから、ピンや基台部32へのワイヤボンディングを行うことで、図1に示す状態になる。そして、レーザチップが実装された端子部材30とキャップ50とを、それぞれ260℃でベーキングし、ドライエアの雰囲気中で端子部材30にキャップ50を被せ、気密封止を行う。
上述したように、第1レーザ素子1では、第1レーザチップ11、第2レーザチップ12、および第3レーザチップ13のそれぞれが、異なるピンに接続されているので、独立して駆動させることができる。このように、4つのピンを介して電気的に接続することで、複数の発光点から照射されるレーザを、それぞれ個別に制御することができる。また、ピンの数を制限して、土台31に適切に配置することで、レーザ素子の小型化を図ることができる。
さらに、土台31に接続されたピンと絶縁されたピンとを設けて、ピン毎に印加する電圧を異ならせることで、多彩な駆動をするレーザ素子とすることができる。
土台31に接続された背面ピン43では、レーザチップが搭載される基台部32と連結されており、レーザチップから生じた熱を外部へ放熱する役割を果たしている。また、土台31に直接繋がっているので、他の部材への取り付けにおいて、レーザ素子を強固に固定することができる。
本実施の形態のように、2つ以上のレーザチップを設けた構成では、レーザチップを個別に作成することができるので、材料や構造などをそれぞれ自由に選択することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るレーザ素子について、図面を参照して説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と機能が実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、本発明の第2実施形態に係るレーザ素子において、キャップ封止前の状態を示す概略平面図である。
本発明の第2実施形態に係るレーザ素子(第2レーザ素子2)は、第1実施形態に対して、発光部の構成が異なっている。なお、土台31やキャップ50の形状については、第1実施形態と同じなので、説明を省略する。
第2レーザ素子2において、発光部は、2つのレーザチップ(第4レーザチップ14および第5レーザチップ15)を備えた構成とされ、2つのサブマウント(第2サブマウント22および第3サブマウント23)を介して、端子部材30に取り付けられている。
第4レーザチップ14は、発振波長が450nmとされた、1つの発光点を有する青色レーザチップである。第5レーザチップ15は、2つの発光点を有し、発振波長が520nmと522nmとである2ch緑色レーザチップである。第4レーザチップ14は、第2サブマウント22上にジャンクションアップで実装され、第5レーザチップ15は、第3サブマウント23上にジャンクションアップで実装されている。第5レーザチップ15は、2つの発光点に対応して、上面に2つの電極が設けられており、下面には、2つの発光点に共通する1つの電極が設けられている。つまり、第2レーザ素子2は、レーザチップのカソード電極が、実装面32aに共通して接続されたカソードコモン素子とされている。
第4レーザチップ14は、上面の電極にダイボンドされた第5ワイヤW5によって、第1側面ピン42aと電気的に接続されている。第5レーザチップ15は、上面に設けられた一方の電極にダイボンドされた第6ワイヤW6によって、正面ピン41と電気的に接続され、他方の電極にダイボンドされた第7ワイヤW7によって、第2側面ピン42bと電気的に接続されている。第2サブマウント22は、第8ワイヤW8によって、実装面32a(基台部32)と電気的に接続され、第3サブマウント23は、第9ワイヤW9によって、実装面32a(基台部32)と電気的に接続されている。
2つ以上の発光点を有するレーザチップを設けた構成では、2種類のレーザ光を1つのレーザチップから出射でき、レーザチップの数を減らして、構造を簡略化することができる。また、波長が数nm程度異なりつつも、略同色の2つのレーザ光を出射することで、スペックルノイズを低減することができる。
本実施の形態において、第5レーザチップ15での波長差が、2nmとされていたが、これに限定されず、波長差が0.5nm以上5nm以下とされた2つの発光点を有する構成とされていればよい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係るレーザ素子について、図面を参照して説明する。なお、第3実施形態において、第1実施形態および第2実施形態と機能が実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
図7は、本発明の第3実施形態に係るレーザ素子において、キャップ封止前の状態を示す概略平面図であって、図8は、本発明の第3実施形態において、キャップ封止したレーザ素子を示す概略平面図である。
本発明の第3実施形態に係るレーザ素子(第3レーザ素子3)は、第1実施形態に対して、発光部の構成と、土台31の形状とが異なっている。なお、キャップ50の形状については、第1実施形態と同じなので、説明を省略する。
第3レーザ素子3において、発光部は、1つのレーザチップ(第6レーザチップ16)を備えた構成とされ、1つのサブマウント(第4サブマウント24)を介して、端子部材30に取り付けられている。
第6レーザチップ16は、2つの発光点を有し、発振波長が450nmと455nmとである2ch青色レーザチップであって、第4サブマウント24上にジャンクションアップで実装されている。第6レーザチップ16は、第5レーザチップ15と同様に、2つの発光点に対応して、上面に2つの電極が設けられており、下面には、2つの発光点に共通する1つの電極が設けられている。
第6レーザチップ16は、上面に設けられた一方の電極にダイボンドされた第10ワイヤW10によって、第1側面ピン42aと電気的に接続され、他方の電極にダイボンドされた第11ワイヤW11によって、第2側面ピン42bと電気的に接続されている。第4サブマウント24は、第12ワイヤW12によって、正面ピン41と電気的に接続されている。
正面ピン41や側面ピンは、土台31と電気的に絶縁されているため、これに接続されるレーザチップは、土台31と電気的に絶縁されたフローティング配線となる。フローティング配線を用いることで、土台31をグラウンド(接地)しながら、レーザチップのカソード、アノード電圧を、回路設計によって自由に変えることができ、サージ等の外部ノイズに対して強くなる。
本実施の形態において、土台31は、表面FS側から見た状態で、一端を切り欠いたDカット形状とされ、外周には、上述した2つのV溝31aと矩形溝31bとに併せて、カット部31cが設けられている。カット部31cは、土台31の中央を間に挟んで、矩形溝31bに対向する位置(図7では、上端)に設けられており、矩形溝31bと対向する方向に対して、垂直な方向に沿った弦となっている。
土台31(円周部)の外径は、第1実施形態と同様に、3.8mmとされているが、カット部31cを設けたことによって、矩形溝31bとカット部31cとで対向する端部間の距離(図8に示す第2土台幅SL2)は、上述した第1土台幅SL1よりも小さくなる。このように、カット部31cを設けて土台31をDカット形状とすることで、レーザ素子の幅を抑えることができ、レーザ素子を組み込んだモジュールの小型化を図ることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係るレーザ素子について、図面を参照して説明する。なお、第4実施形態において、第1実施形態ないし第3実施形態と機能が実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
図9は、本発明の第4実施形態に係るレーザ素子において、キャップ封止前の状態を示す概略平面図であって、図10は、レーザチップの上面側から見た状態を示す模式説明図であって、図11は、本発明の第4実施形態において、キャップ封止したレーザ素子を示す概略平面図である。
本発明の第4実施形態に係るレーザ素子(第4レーザ素子4)は、第3実施形態に対して、発光部の構成と、土台31およびキャップ50の形状とが異なっている。
第4レーザ素子4において、発光部は、1つのレーザチップ(第7レーザチップ17)を備えた構成とされ、1つのサブマウント(第5サブマウント25)を介して、端子部材30に取り付けられている。
第7レーザチップ17は、2つの発光点を有し、発振波長が635nmと635.5nmとである2ch赤色レーザチップであって、第5サブマウント25上にジャンクションダウンで実装されている。第7レーザチップ17は、第6レーザチップ16と略同様に、2つの発光点に対応して、下面に2つの電極が設けられており、上面には、2つの発光点に共通する1つの電極が設けられている。
図10に示すように、第5サブマウント25は、第7レーザチップ17が実装される面において、メタライズのない電極分割部25aが設けられている。それによって、第5サブマウント25の表面は、一部が電気的に絶縁され、導電性を有する部分が、第1当接部25bと第2当接部25cとに分割されている。第7レーザチップ17は、第1当接部25bと第2当接部25cとに跨るように、第5サブマウント25の上に配置され、下面の一方の電極が第1当接部25bに当接し、他方の電極が第2当接部25cに当接する。
第7レーザチップ17は、上面の電極にダイボンドされた第13ワイヤW13によって、正面ピン41と電気的に接続されている。第5サブマウント25は、第14ワイヤW14によって、第1当接部25bと第1側面ピン42aとが電気的に接続され、第15ワイヤW15によって、第2当接部25cと第2側面ピン42bとが電気的に接続されている。
本実施の形態において、土台31は、表面FS側から見た状態で、対向する端部同士を切り欠いたIカット形状とされ、外周には、上述した2つのV溝31aに併せて、2つのカット部31cが設けられている。2つのカット部31cは、土台31の中央を間に挟んで、互いに対向する位置(図9では、上端および下端)に設けられており、両者が対向する方向に対して、垂直な方向に沿った弦となっている。つまり、図7に示す土台31において、矩形溝31bが設けられていた部分にカット部31cが設けられている。
土台31と同様に、キャップ50も周面の2箇所を切り取ったような形状とされている。図11に示すように、キャップ50の周面には、円の中央を挟んで対向する2箇所に、平面部53が設けられている。キャップ50を土台31に被せる際は、平面部53がカット部31cに沿うように配置すればよい。カット部31cを設けて外径が小さくなっている部分には、同じように外径が小さくなっている平面部53を合わせることで、キャップ50が土台31からはみ出すことを防げる。
土台31(円周部)の外径は、第1実施形態と同様に、3.8mmとされているが、2つのカット部31cを設けたことによって、カット部31c間の距離(図11に示す第3土台幅SL3)は、上述した第1土台幅SL1および第2土台幅SL2よりも小さくなる。このように、カット部31cを設けて土台31をIカット形状とすることで、レーザ素子の幅をさらに抑えることができる。
なお、キャップ50の形状はこれに限らず、平面部53を1箇所にしたDカット形状にしてもよい。また、第1実施形態ないし第3実施形態で用いるキャップ50についても、第4実施形態と同様に、幅を小さくしたキャップ50を適用してもよい。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態に係るレーザ素子について、図面を参照して説明する。なお、第5実施形態において、第1実施形態ないし第4実施形態と機能が実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
図12は、本発明の第5実施形態に係るレーザ素子において、キャップ封止前の状態を示す概略平面図であって、図13は、図12に示すレーザ素子において、側面ピン近傍での断面を模式的に示す模式断面図である。なお、図12および図13では、図面の見易さを考慮して、ワイヤを省略している。
本発明の第5実施形態に係るレーザ素子(第5レーザ素子5)は、第1実施形態に対して、土台31(特に、基台部32)の形状が異なっている。
基台部32は、実装面32aに沿った側面方向での端部を切り欠いた庇部32bが設けられており、側面ピン(第1側面ピン42aおよび第2側面ピン42b)は、庇部32bに面した位置に設けられている。基台部32は、第1実施形態などと比べて、実装面32aを側面ピンに近づけるように、サイズが大きくなっている。本実施の形態におけるピンの配置では、基台部32を大きくすると、側面ピンとの干渉が懸念される。そこで、側面ピンの近傍に庇部32bを設けることで、側面ピンとの隙間を確保しつつ、基台部32の容量(体積)を増やして放熱効率を高めることができる。
第5レーザ素子5において、発光部は、第1レーザ素子1と略同様の構成とされ、3つのレーザチップ(第1レーザチップ11、第2レーザチップ12、および第3レーザチップ13)が1つのサブマウント(第6サブマウント26)上に実装された構成とされている。第6サブマウント26は、基台部32を大きくした分だけ、第1サブマウント21に比べて厚みを小さくすることで、土台31に対するレーザチップの位置を、第1レーザ素子1と同じ位置に揃えることができる。なお、ピンとレーザチップとを接続するワイヤについては、第1レーザ素子1と同じようにすればよい。
図14は、本発明の第5実施形態の変形例に係るレーザ素子において、キャップ封止前の状態を示す概略平面図であって、図15は、図14に示すレーザ素子において、側面ピン近傍での断面を模式的に示す模式断面図である。なお、図14および図15では、図面の見易さを考慮して、ワイヤを省略している。
変形例でのレーザ素子(第6レーザ素子6)では、第5レーザ素子5に対して、基台部32と側面ピンとの位置関係が異なっている。具体的に、変形例では、基台部32がさらに、側面ピンの側にせり出しており、土台31の表面FSから見た状態で、実装面32aが側面ピンと重なっている。そして、庇部32bを大きくすることで、側面ピンと基台部32とが接触しないようにしている。このように、基台部32の容量(体積)を増やすことで、さらに放熱効率を高めることができる。
レーザチップの位置については、第6サブマウント26よりも厚みを小さくした第7サブマウント27を用いて調整すればよい。また、庇部32bの大きさについては、側面ピンが収まる程度とされていればよく、極力小さくすることで、基台部32の容量を増やすことができる。
本発明は上述した構成に限定されず、第1実施形態ないし第5実施形態の構造を部分的に抽出して適宜組み合わせてもよい。つまり、レーザ素子において、レーザチップの数や発振波長を変更してもよいし、土台31やキャップ50の形状を変更してもよい。
なお、今回開示した実施の形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。

Claims (12)

  1. 少なくとも2つ以上の発光点を有する発光部と、
    前記発光部が搭載される端子部材とを備えるレーザ素子であって、
    前記端子部材は、
    実装面に前記発光部が実装される基台部と、
    前記基台部が、表面の略中央に設けられた土台と、
    前記土台の裏面から延びる4つのピンとを有し、
    前記発光部は、前記土台の表面から見た状態で、前記4つのピンで囲まれた範囲内に位置し
    前記4つのピンは、正面ピンと、背面ピンと、2つの側面ピンとで構成され、
    前記土台は、前記背面ピンと電気的に接続され、前記正面ピンおよび前記側面ピンに対して絶縁され、
    前記発光部は、第1発光点及び第2発光点と、前記第1発光点に対応する第1電極と、前記第2発光点に対応する第2電極と、前記第1発光点と前記第2発光点に共通の共通電極と、を含み、
    前記第1電極、前記第2電極及び前記共通電極は、前記正面ピン及び前記2つの側面ピンのいずれかのうち、互いに異なるいずれかのピンに電気的に接続されること
    を特徴とするレーザ素子。
  2. 請求項1に記載のレーザ素子であって、
    前記4つのピンは、前記土台の表面から見た状態において、前記実装面に対向する位置に設けられた前記正面ピンと、前記発光部を間に挟む位置で、前記正面ピンに対向して設けられた前記背面ピンと、前記実装面に沿う側面方向で、前記発光部を間に挟むように対向して設けられた前記2つの側面ピンとで構成され、
    前記正面ピンは、前記土台の表面から突出した長さが、他のピンよりも短いこと
    を特徴とするレーザ素子。
  3. 請求項2に記載のレーザ素子であって、
    前記基台部は、前記側面方向での端部を切り欠いた庇部が設けられ、
    前記側面ピンは、前記庇部に面した位置に設けられていること
    を特徴とするレーザ素子。
  4. 請求項1に記載のレーザ素子であって、
    前記土台は、前記表面側から見た状態で、丸形状とされていること
    を特徴とするレーザ素子。
  5. 請求項1に記載のレーザ素子であって、
    前記土台は、前記表面側から見た状態で、一端を切り欠いたDカット形状とされていること
    を特徴とするレーザ素子。
  6. 請求項1に記載のレーザ素子であって、
    前記土台は、前記表面側から見た状態で、対向する端部同士を切り欠いたIカット形状とされていること
    を特徴とするレーザ素子。
  7. 請求項1に記載のレーザ素子であって、
    前記発光部は、少なくとも2つ以上のレーザチップを含む構成とされていること
    を特徴とするレーザ素子。
  8. 請求項1に記載のレーザ素子であって、
    前記発光部は、少なくとも2つ以上の発光点を有するレーザチップを含む構成とされて
    いること
    を特徴とするレーザ素子。
  9. 請求項1に記載のレーザ素子であって、
    前記発光部は、それぞれから出射されるレーザ光の波長差が、0.5nm以上5nm以下とされた2つの発光点を有すること
    を特徴とするレーザ素子。
  10. 請求項1に記載のレーザ素子であって、
    前記発光部は、前記土台と電気的に絶縁されること
    を特徴とするレーザ素子。
  11. 請求項8に記載のレーザ素子であって、
    前記実装面に実装され、前記レーザチップが実装されるサブマウントを含み、
    前記サブマウントは、電極分割部によって電気的に絶縁された第1当接部と第2当接部を含み、
    前記第1電極は、前記第1当接部を介して前記2つの側面ピンの何れか一方に電気的に接続され、
    前記第2電極は、前記第2当接部を介して前記2つの側面ピンの他方に電気的に接続され、
    前記共通電極は、前記正面ピンに電気的に接続されること
    を特徴とするレーザ素子。
  12. 少なくとも2つ以上の発光点を有する発光部と、
    前記発光部が搭載される端子部材とを備えるレーザ素子であって、
    前記端子部材は、
    実装面に前記発光部が実装される基台部と、
    前記基台部が、表面の略中央に設けられた土台と、
    前記土台の裏面から延びる4つのピンとを有し、
    前記発光部は、前記土台の表面から見た状態で、前記4つのピンで囲まれた範囲内に位置し
    前記4つのピンは、前記土台の表面から見た状態において、前記実装面に対向する位置に設けられた正面ピンと、前記発光部を間に挟む位置で、前記正面ピンに対向して設けられた背面ピンと、前記実装面に沿う側面方向で、前記発光部を間に挟むように対向して設けられた2つの側面ピンとで構成され、
    前記基台部は、前記側面方向での端部を切り欠いた庇部が設けられ、
    前記2つの側面ピンは、前記土台の表面から見た状態において、前記庇部と少なくとも一部が重複する位置に設けられていること
    を特徴とするレーザ素子。
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