JP6922954B2 - 空調システム - Google Patents

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Description

室内熱交換器の洗浄を行うための洗浄モードを有する空調システム
従来から、室内を加湿する加湿ユニットが室外に配置される場合がある。例えば、特許文献1(特開2018−71905号公報)に記載されている加湿ユニットは、室外に配置され、室内空間の周囲の壁を通過して室外と室内に連通するホースを有している。特許文献1の加湿ユニットは、ホース内に結露水が溜まって異音が発生するのを防止するため、加湿前にホースの乾燥を行う。
しかしながら、特許文献1の加湿ユニットでは、ホースの乾燥によってホースでの異音の発生を低減できるものの、加湿によって室内が目標湿度に達するのが乾燥に費やされる運転時間だけ遅れることになる。そのため、特許文献1の加湿ユニットを用いて室内を加湿した後に、空調室内機の室内熱交換器を洗浄しようとすると、洗浄動作を開始するのが遅くなってしまう。
ホースを使って室内を加湿する加湿器で室内を加湿してから室内熱交換器を洗浄する空調システムには、洗浄の開始までの時間を短縮するという課題がある。
第1観点の空調システムは、空調室内機と加湿器と制御部とを備えている。空調室内機は、室内熱交換器を有し、室内熱交換器に室内空気を通して室内空気の熱交換を行う。加湿器は、室内に連通しているホースを有し、水分を付与した空気をホースで送る加湿を行う。制御部は、通常モードでは室内の空気調和を行うように、洗浄モードでは加湿の後で室内熱交換器を洗浄する洗浄動作を行うように、空調室内機と加湿器とを制御する。制御部は、通常モードでは、水分が付与された空気を送り始める前にホースを乾燥させる第1乾燥動作を行うように加湿器を制御する。制御部は、洗浄モードでは、ホースを乾燥させる運転を行わずに水分が付与された空気を送り始めるように或いは、第1乾燥動作よりも運転時間が短い第2乾燥動作によって水分が付与された空気を送り始める前にホースを乾燥させるように、加湿器を制御する。
第1観点の空調システムは、ホースを乾燥させる運転を行わずに水分が付与された空気を送り始める場合には、第1乾燥動作の運転時間の分だけ、時間を短縮して洗浄動作を早く始めることができる。また、空調システムは、第2乾燥動作によって水分が付与された空気を送り始める前にホースを乾燥させる場合は、第1乾燥動作よりも第2乾燥動作の運転時間が短い分だけ、時間を短縮して洗浄動作を早く始めることができる。
第2観点の空調システムは、第1観点の空調システムであって、制御部は、洗浄モードでは、室内熱交換器の洗浄動作を行った後に、ホースを乾燥させる第3乾燥動作を行うように加湿器を制御する。
第2観点の空調システムは、洗浄動作後に第3乾燥動作でホースを乾燥させることにより、洗浄動作後のホースの状態を良好に保つことができる。
第3観点の空調システムは、第2観点の空調システムであって、加湿器は、ヒータを有し、制御部は、第3乾燥動作では、空気に水分を付与する機能を停止してヒータで加熱された空気をホースの中を通すように加湿器を制御する。
第3観点の空調システムは、加湿器のヒータによりホースの中を乾燥させることができ、機器の増設を抑制することができる。
第4観点の空調システムは、第1観点から第3観点のいずれかの空調システムであって、加湿器は、外気の水分を吸着する吸着部材を有し、ホースで室内に送る空気に、吸着部材で外気から吸着した水分を付与する。
第4観点の空調システムは、洗浄モードにおいて、吸着部材により水分供給作業を省け、洗浄時の手間を省くことができる。
第5観点の空調システムは、第1観点から第4観点のいずれかの空調システムであって、制御部は、洗浄モードで、加湿を行うように加湿器を制御した後に、室内熱交換器の表面で結露水を生じさせて表面を結露水で洗浄する洗浄動作を行うように空調室内機を制御する。
第5観点の空調システムは、気象条件などによって室内が乾燥して室内熱交換器の洗浄に不向きな状況が生じた場合でも、空調システムは、洗浄モードの加湿で室内の湿度を上げて十分な結露水で洗浄動作を行うことができる。
実施形態に係る空調システムの構成の一例を示す概念図。 空調システムの空調室内機の構成の一例を示す断面図。 図1の空調システムが有する冷媒回路と空気流路とを説明するための図。 図1の空調室外機と加湿器の構成例を示す分解斜視図。 図1の空調システムの構成を説明するためのブロック図。 第1除湿運転、第2除湿運転及び第3除湿運転における各機器の動作を説明するための図。 空調システムの動作を説明するためのフローチャート。 通常モードの加湿運転と洗浄モードの運転を比較するためのタイミングチャート。 洗浄モードに自動的に移行する際の制御部の動作例を示すフローチャート。 通常モードの加湿運転と変形例の洗浄モードの運転を比較するためのタイミングチャート。 空調システムの動作の他の例を説明するためのフローチャート。
(1)空調システム1の構成の概要
図1に示されているように、実施形態に係る空調システム1は、空調室内機2と加湿器6とを備えている。空調システム1は、図3及び図5に示されているように、空調室内機2を制御する制御部8を備えている。空調室内機2は、部屋RMに対して設置され(図1参照)、部屋RMの中(室内)の空気調和を行う。実施形態では、空調室内機2が部屋RMの壁WLに取り付けられて設置される場合について説明する。しかし、空調室内機2のタイプは、部屋RMの壁WLに設置されるタイプに限られるものではない。空調室内機2は、例えば、天井CEまたは床FLに設置されるものであってもよい。
空調室内機2は、図2に示されているように、室内熱交換器21を有している。空調室内機2は、室内熱交換器21に室内空気(部屋RMの中の空気)を通して室内空気の熱交換を行う。室内熱交換器21は、複数の伝熱フィン21aと複数の伝熱管21bとを有している。室内空気は、複数の伝熱フィン21aの間を通過する。また、熱交換の際には、複数の伝熱フィン21aの間を空気が通過すると同時に、伝熱管21bの中を冷媒が流れる。伝熱管21bは、複数折り返されていて1つの伝熱フィン21aを複数回貫通する。
空調システム1は、空調室内機2の他に、図1及び図3に示されている加湿器6を備えている。加湿器6は、室内に連通している吸排気ホース68を有している。加湿器6は、部屋RMの中(室内)に吸排気ホース68で水分を供給して、室内の湿度を上げる加湿を行う。
空調システム1は、図3及び図5に示されているように、空調室内機2と加湿器6とを制御する制御部8を備えている。空調システム1は、運転モードとして、通常モードと洗浄モードを有している。制御部8は、通常モードでは、室内の空気調和を行うように空調室内機2を制御する。制御部8は、通常モードでは、水分が付与された空気を送り始める前に吸排気ホース68を乾燥させる第1乾燥動作(図8参照)を行うように加湿器6を制御する。
制御部8は、洗浄モードでは、加湿の後で室内熱交換器21の洗浄を行うように空調室内機2を制御する。また、洗浄モードでは、室内熱交換器21の洗浄のために、加湿器6を制御する。制御部8は、洗浄モードでは、吸排気ホース68を乾燥させる運転を行わずに水分が付与された空気を送り始めるように、加湿器6を制御する。或いは、制御部8は、洗浄モードでは、第1乾燥動作よりも運転時間が短い第2乾燥動作(図10参照)によって水分が付与された空気を送り始める前に吸排気ホース68を乾燥させるように、加湿器6を制御する。
制御部8は、例えば、マイクロコンピュータにより実現されるものである。制御部8は、例えば、制御演算装置81bと記憶装置81cとを備える。制御演算装置81bには、CPUまたはGPUといったプロセッサを使用できる。制御演算装置81bは、記憶装置81cに記憶されているプログラムを読み出し、このプログラムに従って、例えば所定のシーケンス処理及び演算処理を行う。さらに、制御演算装置81bは、プログラムに従って、演算結果を記憶装置81cに書き込んだり、記憶装置81cに記憶されている情報を読み出したりすることができる。記憶装置81cは、データベースとして用いることができる。
空調システム1では、吸排気ホース68を乾燥させる運転を行わずに水分が付与された空気を送り始める場合或いは第2乾燥動作によって水分が付与された空気を送り始める前に吸排気ホース68を乾燥させる場合は、時間を短縮して洗浄動作を早く始めることができる。
(2)詳細構成
(2−1)全体構成
空調室内機2は、空調システム1の空気調和機10が有している。空気調和機10は、空調室内機2の他に、図1及び図2に示されている空調室外機4とリモートコントローラ15とを有している。空調室内機2と空調室外機4とは、冷媒連絡管11,12で接続されている。空調室内機2と空調室外機4と冷媒連絡管11,12とは冷媒回路13を構成している。空調室内機2と空調室外機4は、制御部8により制御される。冷媒回路13では、例えば、冷房運転、暖房運転及び除湿運転の際に、蒸気圧縮式冷凍サイクルが繰り返される。
(2−2)詳細構成
(2−2−1)空調室内機2
図2、図3及び図5に示されているように、空調室内機2は、室内熱交換器21と、室内ファン22と、ケーシング23と、エアフィルタ24と、ドレンパン26と、水平フラップ27と、垂直フラップ(図示せず)と、放電ユニット29とを備えている。また、空調室内機2は、室内温度センサ31と、室内湿度センサ32と、ダクト用温度センサ33と、ダクト用湿度センサ34と、室内熱交換器温度センサ35とを備えている。
以下の説明では、図1及び図2に矢印で示されている向きに従って、「上」、「下」、「前」、「後」という表現を用いて、方向を説明する場合がある。
ケーシング23は、上部に、吸込口23aを有し、下部に、吹出口23bを有している。空調室内機2は、室内ファン22を駆動して、室内の空気を吸込口23aから吸込み、室内熱交換器21を通過した空気を吹出口23bから吹き出す。
室内ファン22は、空調室内機2の断面視において(図2参照)、ケーシング23の中の略中央部分に配置されている。室内ファン22は、例えば、クロスフローファンである。吸込口23aから吹出口23bに向う空気流路において、室内ファン22の上流に室内熱交換器21が配置されている。室内熱交換器21は、伝熱管21bの延びる方向に見て、室内ファン22の上方を覆うように、下に向って開いた形状を呈する。ここでは、このような形状を略Λ形状と呼ぶ。室内熱交換器21は、壁WLから遠い第1熱交換部21Fと壁WLに近い第2熱交換部21Rを有している。
略Λ形状を持つ室内熱交換器21の前方下部及び後方下部の下に、ドレンパン26が配置されている。室内熱交換器21のうちの第1熱交換部21Fで発生した結露は、室内熱交換器21の前方下部に配置されているドレンパン26で受け止められる。室内熱交換器21のうちの第2熱交換部21Rで発生した結露は、室内熱交換器21の後方下部に配置されているドレンパン26で受け止められる。
吹出口23bには、水平フラップ27及び垂直フラップが配置されている。水平フラップ27は、吹出口23bから吹出される空気の風向を上下に変更する。そのため、水平フラップ27は、モータ27mにより、水平方向とのなす角を変更することができるように構成されている。垂直フラップは、吹出口23bから吹出される空気の風向を左右に変更することができるように構成されている。空調システム1は、例えば、垂直フラップをモータ(図示せず)で前後方向とのなす角を変更するように駆動する。
ケーシング23の中の吸込口23aの下流且つ室内熱交換器21の上流には、エアフィルタ24が配置されている。室内熱交換器21に供給される室内空気が実質的に全てエアフィルタ24を通過するように、エアフィルタ24は、ケーシング23に設置されている。従って、エアフィルタ24の網目よりも大きな塵埃は、エアフィルタ24で除去されるので室内熱交換器21には到達しない。しかし、エアフィルタ24の網目よりも細かい塵埃及びオイルミストなど、エアフィルタ24を通過するものは室内熱交換器21に到達する。
放電ユニット29は、内部に放電部を有して構成された活性種生成装置である。放電部は、例えば、針状電極と対向電極とを備え、高電圧を印加することによりプラズマ放電の一種であるストリーマ放電を発生させる。酸化分解力の高い活性種は、放電発生の際に生成される。これらの活性種には、例えば、高速電子、イオン、水酸化ラジカル及び励起酸素分子が含まれる。活性種は、例えば、アンモニア類、アルデヒド類、窒素酸化物等の小さな有機分子からなる空気中の有害成分及び臭気成分を分解する。放電ユニット29は、例えば、エアフィルタ24の上流、または室内熱交換器21の上流に配置される。
空調室内機2の中には、制御部8を構成している室内制御板81が配置されている。図5に示されているように、室内制御板81は、室内ファン22のモータ22m、水平フラップ27のモータ27m及び電磁弁28に接続されている。制御部8は、室内制御板81により、室内ファン22のモータ22mの回転数、水平フラップのモータ27mの回転角度及び電磁弁28のオンオフを制御することができる。室内制御板81は、タイマ81aと制御演算装置81bと記憶装置81cとを有している。室内制御板81は、空調室外機4の中に配置されている室外制御板82(図3及び図5参照)に接続されている。ここでは、タイマ81aと制御演算装置81bと記憶装置81cとを室内制御板81が有している場合について説明するが、タイマ81aと制御演算装置81bと記憶装置81cとは、制御部8の他の箇所に設けられてもよい。例えば、タイマ81aと制御演算装置81bと記憶装置81cとは、室外制御板82に設けられてもよい。
制御部8は、リモートコントローラ15からの信号を室内制御板81が受信して、リモートコントローラ15から入力される指示を受け取る。リモートコントローラ15は、表示画面15aを有している。制御部8は、リモートコントローラ15の表示画面15aに種々の情報を表示することができる。制御部8は、例えば、表示画面15aを使って、洗浄動作ができないことを報知することができる。
図3及び図5には、空調室内機2が備えるセンサのうち、室内温度センサ31と、室内湿度センサ32と、ダクト用温度センサ33と、ダクト用湿度センサ34と、室内熱交換器温度センサ35が示されている。空調室内機2が備えるこれらのセンサは、室内制御板81に接続されている。従って、制御部8は、室内温度センサ31により室内の空気の温度を検知することができ、室内湿度センサ32により室内の空気の相対湿度を検知することができる。制御部8は、ダクト用温度センサ33により加湿器6から空調室内機2に吹出される空気の温度を検知でき、ダクト用湿度センサ34により加湿器6から空調室内機2に吹出される空気の相対湿度を検知できる。また、制御部8は、室内熱交換器温度センサ35により室内熱交換器21の特定の場所を流れる冷媒の温度を検知できる。この特定の場所は、例えば室内熱交換器温度センサ35が取り付けられている伝熱管21bの箇所である。
図3に示されているように、室内熱交換器21は、電磁弁28を有している。室外膨張弁45から室内熱交換器21の他方の出入口に流れ込む冷媒は、第1熱交換部21Fから電磁弁28を通って第2熱交換部21Rに流れる。逆に、四方弁42の第4ポートP4から室内熱交換器21の一方の出入口に流れ込む冷媒は、第2熱交換部21Rから電磁弁28を通って第1熱交換部21Fに流れる。電磁弁28は、第1熱交換部21Fと第2熱交換部21Rとの間に差圧を設定する弁である。ここでは、電磁弁28を用いる場合について説明するが、例えば弁開度を変更できる電動弁などの他の制御弁を用いてもよい。電磁弁28は、オフ状態のときよりもオン状態のときに開度が小さくなるように設定されている。言い換えると、電磁弁28は、オン状態のときに、第1熱交換部21Fと第2熱交換部21Rとの間の差圧を大きくする。
(2−2−2)空調室外機4
空調室外機4は、図3及び図5に示されているように、圧縮機41と四方弁42とアキュムレータ43と室外熱交換器44と室外膨張弁45と室外ファン46とケーシング47とを備えている。圧縮機41と四方弁42とアキュムレータ43と室外熱交換器44と室外膨張弁45と室外ファン46とは、ケーシング47の中に収納されている。ケーシング47は、室外の空気を吸い込む吸込口47a(図3参照)と、熱交換後の空気を吹き出す吹出口47b(図1及び図3参照)とを有する。吸込口47aは、ケーシング47の後側に配置されている。空調室外機4は、空調室内機2に熱エネルギーを供給する熱源ユニットとして機能する。
圧縮機41は、ガス冷媒を吸入して圧縮して吐出する。圧縮機41は、例えば、モータ41mの運転周波数をインバータにより調整することで運転容量を変更することができる可変容量圧縮機である。運転周波数が大きいほど圧縮機41の運転容量が大きくなる。四方弁42は、4つのポートを有している。四方弁42の第1ポートP1は、圧縮機41の吐出口に接続されている。四方弁42の第2ポートP2は、室外熱交換器44の一方の出入口に接続されている。四方弁42の第3ポートP3は、アキュムレータ43に接続されている。四方弁42の第4ポートP4は、室内熱交換器21の一方の出入口に接続されている。
アキュムレータ43は、四方弁42の第3ポートP3と圧縮機41の吸入口との間に接続されている。室外熱交換器44は、他方の出入口を室外膨張弁45の一方の出入口に接続している。室外熱交換器44は、一方の出入口または他方の出入口から内部に流入した冷媒と、室外の空気との間で熱交換を行う。室外膨張弁45は、他方の出入口を室内熱交換器21の他方の出入口に接続している。
空調室外機4の中には、制御部8を構成している室外制御板82が配置されている。室外制御板82は、室内制御板81に接続されている。室外制御板82は、圧縮機41のモータ41m、四方弁42及び室外ファン46のモータ46mに接続されている。制御部8は、室外制御板82により、圧縮機41のモータ41mの運転周波数、四方弁42の開度及び室外ファン46のモータ46mの回転数を制御することができる。
図3及び図5には、空調室外機4が備えるセンサのうち、外気温度センサ51と、吐出管温度センサ52と、室外熱交換器温度センサ53とが示されている。空調室外機4が備えるこれらのセンサは、室外制御板82に接続されている。従って、制御部8は、外気温度センサ51により室外の空気の温度を検知することができる。また、制御部8は、吐出管温度センサ52により吐出管(圧縮機41の吐出口に接続された冷媒配管)を流れる冷媒の温度を検知でき、室外熱交換器温度センサ53により室外熱交換器44の特定の場所を流れる冷媒の温度を検知できる。制御部8は、冷凍サイクルの制御を行う際に、吐出管温度センサ52、室外熱交換器温度センサ53及び室内熱交換器温度センサ35などにより冷媒回路13の冷媒の状態を監視する。
冷媒回路13には、圧縮機41と、四方弁42と、アキュムレータ43と、室外熱交換器44と、室外膨張弁45と、室内熱交換器21とが含まれている。冷媒回路13には、冷媒が循環している。冷媒としては、例えば、R32冷媒及びR410冷媒などのフロン類、並びに二酸化炭素などがある。
蒸気圧縮式冷凍サイクルでは、冷媒が圧縮機41で圧縮されて昇温され、その後、室外熱交換器44または室内熱交換器21で冷媒が放熱する。また、蒸気圧縮式冷凍サイクルでは、室外膨張弁45で冷媒が減圧膨張され、その後、室内熱交換器21または室外熱交換器44で冷媒が吸熱する。アキュムレータ43では、圧縮機41に吸入される冷媒の気液分離が行われる。四方弁42は、冷媒回路13における冷媒の流れの向きを切り換える。
(2−2−3)加湿器6
実施形態の加湿器6は、空調室外機4と一体化されている。加湿器6は、室外の空気から水分を取り入れる。加湿器6は、取り入れた水分を室外の空気に付与することで高湿度の空気を生成する。加湿器6は、この高湿度の空気を空調室内機2に送る。空調システム1は、加湿時に、空調室内機2において、加湿器6から送られてきた高湿度の空気と室内の空気とを混合する。空調室内機2は、高湿度の空気が混合された空気を部屋RMの中(室内)に吹き出すことで、室内を加湿する。加湿器6は、制御部8により制御される。
加湿器6は、図4に示されているように、吸着ロータ61と、ヒータ62と、切換ダンパ63と、吸排気ファン64と、吸着ファン65と、ダクト66と、ケーシング69とを備えている。また、加湿器6は、吸排気ホース68を備えている。図1及び図4に示されているように、加湿器6のケーシング69は、空調室外機4のケーシング47に取り付けられて一体化されている。加湿器6は、ケーシング69に、吸着用空気吹出口69aと吸着用空気取入口69bと加湿用空気取入口69cとを有している。
吸着ロータ61は、例えば、ハニカム構造を持つ円盤状のセラミックロータである。セラミックロータは、例えば、吸着剤を焼成することにより形成できる。吸着剤は、接触する空気中の水分を吸着する性質を有している。また、吸着剤は、加熱されることによって吸着した水分を脱離するという性質を有している。このような吸着剤には、例えば、ゼオライト、シリカゲル及びアルミナがある。吸着ロータ61は、モータ61mにより駆動されて、回転する。吸着ロータ61の回転数は、モータ61mの回転数を変えることにより変更することができる。
ヒータ62は、加湿用空気取入口69cと切換ダンパ63との間に配置されている。加湿用空気取入口69cから取り入れられた室外の空気は、ヒータ62を通過した後、さらに吸着ロータ61を通過して切換ダンパ63に到達する。ヒータ62で加熱された空気が吸着ロータ61を通過する際に、吸着ロータ61から水分が脱離して、吸着ロータ61から加熱された空気に水分が供給される。ヒータ62は、出力を変化させることができ、ヒータ62を通過した空気の温度を出力に応じて変化させることができる。吸着ロータ61は、特定の温度範囲内では、吸着ロータ61を通過する空気の温度が高いほど脱離する水分量が多くなる傾向がある。
切換ダンパ63は、第1出入口63aと第2出入口63bとを持っている。切換ダンパ63は、吸排気ファン64が駆動しているときに空気を吸い込む空気の入口を、第1出入口63aとするか又は第2出入口63bとするかを切り換えることができる。空気の入口を第1出入口63aとする場合には、図3に実線で示された矢印の向きに、室外の空気が、加湿用空気取入口69cから、吸着ロータ61、ヒータ62、吸着ロータ61、第1出入口63a、吸排気ファン64、第2出入口63b、ダクト66、吸排気ホース68、空調室内機2の順に流れる。空気の入口を第2出入口63bとするように切り換えると、逆に、図3に破線で示された矢印の向きに、空調室内機2から、吸排気ホース68、ダクト66、第2出入口63b、吸排気ファン64、第1出入口63a、吸着ロータ61、ヒータ62、吸着ロータ61、加湿用空気取入口69cの順に空気が流れる。切換ダンパ63の切り換えは、モータ63mにより行われる。
吸排気ファン64は、切換ダンパ63の第1出入口63aと第2出入口63bとの間に配置されている。吸排気ファン64は、第1出入口63aから第2出入口63bまたは第2出入口63bから第1出入口63aに向う空気の流れを発生させる。吸排気ファン64は、モータ64mにより駆動される。
吸排気ホース68は、一方端をダクト66に接続し、他方端を空調室内機2に接続している。このような構成により、吸排気ホース68と部屋RMとは空調室内機2を介して連通している。
吸着ファン65は、吸着用空気取入口69bから吸着用空気吹出口69aに続く通路に配置されている。この通路には、吸着ロータ61が掛かるように吸着ロータ61が配置されている。吸着ファン65により吸着用空気取入口69bから吸着用空気吹出口69aに向う気流が発生すると、吸着ロータ61を通過する室外の空気から吸着ロータ61への水分の吸着が生じる。吸着ファン65は、モータ65mにより駆動される。
吸着ロータ61のモータ61m、切換ダンパ63のモータ63m、吸排気ファン64のモータ64m及びヒータ62は、室外制御板82に接続されている。制御部8は、室外制御板82により、吸着ロータ61の回転数、切換ダンパ63の切り換え、吸排気ファン64及び吸着ファン65のオンオフ、及びヒータ62の出力を制御することができる。図3及び図5には、空調室内機2が備えるセンサのうち、外気湿度センサ71が示されている。外気湿度センサ71は、室外制御板82に接続されている。制御部8は、外気湿度センサ71により室外の空気の相対湿度を検知することができる。
(2−3)空調システム1の動作
(2−3−1)通常モードの運転
空調システム1の通常モードの運転には、例えば、冷房運転、暖房運転、除湿運転、加湿運転、送風運転、換気運転及び空気清浄運転がある。ここでは、通常モードの運転が、洗浄モードの運転以外の運転である。通常モードの運転は、上述の冷房運転及び暖房運転などに限られるものではない。また、上述の通常モードでは、暖房運転と加湿運転が組み合わされるなど、複数の運転が組み合わされることがある。
(2−3−1−1)冷房運転
冷房運転の開始前に、制御部8には、例えば、リモートコントローラ15から冷房運転が指示されるとともに目標温度が指示される。冷房運転時には、制御部8は、四方弁42を、図3において実線で示されている状態に切り換える。冷房運転時には、四方弁42は、第1ポートP1と第2ポートP2の間で冷媒を流し、第3ポートP3と第4ポートP4の間で冷媒を流す。冷房運転時の四方弁42は、圧縮機41から吐出される高温高圧のガス冷媒を室外熱交換器44に流す。室外熱交換器44では、冷媒と、室外ファン46により供給される室外の空気との間で熱交換が行われる。室外熱交換器44で冷やされた冷媒は、室外膨張弁45で減圧されて室内熱交換器21に流れ込む。室内熱交換器21では、冷媒と室内ファン22により供給される室内の空気との間で熱交換が行われる。室内熱交換器21での熱交換により温められた冷媒は、四方弁42及びアキュムレータ43を経由して、圧縮機41に吸入される。室内熱交換器21で冷やされた室内の空気が空調室内機2から部屋RMに吹出されることで、室内の冷房が行われる。この空気調和機10では、冷房運転において、室内熱交換器21が冷媒の蒸発器として機能して部屋RMの中の室内空気を温め、室外熱交換器44が冷媒の放熱器として機能する。
(2−3−1−2)暖房運転
暖房運転の開始前に、制御部8には、例えば、リモートコントローラ15から暖房運転が指示されるとともに目標温度が指示される。暖房運転時には、制御部8は、四方弁42を、図3において破線で示されている状態に切り換える。暖房運転時に、四方弁42は、第1ポートP1と第4ポートP4の間で冷媒を流し、第2ポートP2と第3ポートP3の間で冷媒を流す。暖房運転時の四方弁42は、圧縮機41から吐出される高温高圧のガス冷媒を室内熱交換器21に流す。室内熱交換器21では、冷媒と、室内ファン22により供給される室内の空気との間で熱交換が行われる。室内熱交換器21で冷やされた冷媒は、室外膨張弁45で減圧されて室外熱交換器44に流れ込む。室外熱交換器44では、冷媒と室外ファン46により供給される室内の空気との間で熱交換が行われる。室外熱交換器44での熱交換により温められた冷媒は、四方弁42及びアキュムレータ43を経由して、圧縮機41に吸入される。室内熱交換器21で温められた室内の空気が空調室内機2から部屋RMに吹出されることで、室内の暖房が行われる。この空気調和機10では、暖房運転においては、室内熱交換器21が冷媒の放熱器として機能して部屋RMの中の室内空気を温め、室外熱交換器44が冷媒の蒸発器として機能する。
(2−3−1−3)除湿運転
除湿運転の開始前に、制御部8には、例えば、リモートコントローラ15から除湿運転が指示される。ここでは、除湿運転において複数のモードを選択できる場合について説明する。制御部8には、リモートコントローラ15から、第1除湿モードと第2除湿モードと第3除湿モードの中のどのモードを選択したかの情報が送信される。第1除湿モードでは、室内熱交換器21の実質的に全部を蒸発域にする第1除湿運転が行われる。第2除湿モードでは、室内熱交換器21の一部を蒸発域にする一方、室内熱交換器21の残りの部分を過熱域にする第2除湿運転が行われる。第3除湿モードでは、室内熱交換器21において電磁弁28よりも上流側の部分を凝縮域とする一方、電磁弁28よりも下流側の部分を蒸発域とする第3除湿運転が行われる。
除湿運転時には、制御部8は、四方弁42を、図3において実線で示されている状態に切り換える。除湿運転時には、四方弁42は、第1ポートP1と第2ポートP2の間で冷媒を流し、第3ポートP3と第4ポートP4の間で冷媒を流す。そのため、冷媒回路13において、除湿運転時と冷房運転時とで、冷媒の流れる向きは同じになる。除湿運転の冷媒回路13においても冷凍サイクルが実施される。
(第1除湿運転)
第1除湿運転では、冷媒が冷媒回路13を循環するとき、制御部8は、電磁弁28をオフし、圧縮機41の運転周波数と室外膨張弁45の開度とを調整する。第1除湿運転では、室内熱交換器21の実質的に全部を蒸発域とする。これにより、第1除湿運転は、室内温度を変化させるための能力である顕熱能力が高くなる。
ここで、室内熱交換器21の実質的に全部を蒸発域にするとは、室内熱交換器21の全部を蒸発域にするときだけでなく、室内熱交換器21において一部を除いた部分だけを蒸発域にするときも含む。この一部(例えば、室内熱交換器21の全容積の1/3以下の部分)だけが蒸発域とならないときとしては、例えば、室内環境などによって、室内熱交換器21の冷媒出口近傍の部分が過熱域となるときなどがある。
(第2除湿運転)
第2除湿運転では、冷媒が冷媒回路13を循環するとき、制御部8は、電磁弁28をオフし、圧縮機41の運転周波数と室外膨張弁45の開度とを調整する。第2除湿運転では、第1熱交換部21Fの一部を蒸発域にする一方、第1熱交換部21Fの残りの部分及び第2熱交換部21Rを過熱域にする。制御部8は、第2除湿運転中、蒸発域が所定容積(例えば、室内熱交換器21の全容積の2/3)以下となるように、圧縮機41および室外膨張弁45を制御する。第2除湿運転の蒸発温度は、第1除湿運転の蒸発温度よりも低くなるように行われる。このとき、室外膨張弁45の開度は、通常、第1除湿運転中の室外膨張弁45の開度よりも小さくなる。第2除湿運転は、第1除湿運転によりも顕熱能力が低くなるので、室内の熱負荷が高くも低くもないとき、室温の低下を抑制しつつ、室内の除湿を行える。
(第3除湿運転)
第3除湿運転では、冷媒が冷媒回路13を循環するとき、制御部8は、電磁弁28をオンし、圧縮機41の運転周波数と室外膨張弁45の開度とを調整する。第3除湿運転では、電磁弁28をオンすることで、第1除湿運転及び第2除湿運転に比べて弁開度が小さくなる。第3除湿運転では、第1熱交換部21Fを凝縮域にする一方、第2熱交換部21Rを蒸発域にする。制御部8は、第3除湿運転の蒸発温度が第2除湿運転の蒸発温度よりも低くなるように行われる。このとき、室外膨張弁45の開度は、第2除湿運転中における室外膨張弁45の最大開度よりも大きい開度に固定される。第3除湿運転は、第2除湿運転よりも顕熱能力が低くなるので、室内の熱負荷が低いとき、室温の低下を抑制しつつ、室内の除湿を行える。
(除湿運転の運転条件の例)
図6には、第1除湿運転、第2除湿運転および第3除湿運転の運転条件の例が示されている。制御部8は、第3除湿運転時における室外ファン46の回転数の制御範囲が、第2除湿運転時における室外ファン46の回転数の制御範囲よりも広くなるように、室外ファン46を制御する。第3除湿運転時における室外ファン46の回転数の上限値は、第2除湿運転時における室外ファン46の回転数の上限値よりも高い。これにより、第2除湿運転時における冷媒の蒸発温度よりも、第3除湿運転時における冷媒の蒸発温度を下げることができる。したがって、第3除湿運転で室内を除湿するとき、除湿効率を上げることができる。第2除湿運転時における室外ファン46の回転数の上限値は例えば840rpmに設定される。第3除湿運転時における室外ファン46の回転数の上限値は例えば970rpmに設定される。
また、第3除湿運転時における室外ファン46の回転数の下限値は、第2除湿運転時における室外ファン46の回転数の下限値よりも低い。これにより、第3除湿運転時、室外熱交換器44と室内熱交換器21との間における冷媒の圧力が過度に低下するのを抑制することができる。したがって、第3除湿運転で室内を除湿するとき、チョーク現象の発生を抑制することができる。第2除湿運転時における室外ファン46の回転数の下限値は例えば510rpmに設定される。第3除湿運転時における室外ファン46の回転数の下限値は例えば150rpmに設定される。
室外膨張弁45の開度は、パルス信号によって調整される。このパルス信号のパルス数(pls)は、室外膨張弁45の開度と比例する。パルス数が増えるにつれて、室外膨張弁45の開度は大きくなる。
(2−3−1−4)加湿運転
加湿運転の開始前に、制御部8には、例えば、リモートコントローラ15から加湿運転が指示されるとともに目標湿度が指示される。加湿運転時には、制御部8が、圧縮機41を停止させ、冷媒回路13における冷凍サイクルを停止させる。ただし、加湿暖房運転では、冷媒回路13における冷凍サイクルも加湿運転と同時に実施される。
制御部8は、加湿運転の指示を受けると、まず、吸排気ホース68を乾燥させるための第1乾燥動作を行うように加湿器6を制御する。第1乾燥動作では、制御部8は、吸着ファン65及び吸着ロータ61を停止させる。第1乾燥動作では、制御部8は、ヒータ62に空気を加熱させ、第1出入口63aから第2出入口63bに向う気流が生じるように切換ダンパ63を切り換え、吸排気ファン64を駆動する。加湿用空気取入口69cから取り入れられた室外の空気は、ヒータ62で加熱されて温度が上昇することで相対湿度が低下する。吸着ロータ61が停止しているので、吸着ロータ61を通過する空気への水分の供給が生じない。このように乾燥された空気が吸排気ファン64によって吸排気ホース68を通過することで、吸排気ホース68の乾燥が行われる。制御部8は、例えば、タイマ81aで運転時間をカウントし、運転時間が所定時間に達すれば、第1乾燥動作を終了する。
第1乾燥動作の終了後に加湿動作が開始される。第1乾燥動作が終了すると、制御部8は、吸着ファン65を駆動させ且つ吸着ロータ61を回転させるように制御する。吸着ファン65の駆動によって吸着ロータ61を室外の空気が通過することで、吸着ロータ61には、室外の空気から水分が吸着する。水分が吸着した箇所は、吸着ロータ61の回転によって、ヒータ62によって加熱された空気が通過する場所に移動する。その結果、水分が吸着した箇所から加熱された空気へと水分の脱離が生じる。このようにして高湿度になった空気が、吸排気ファン64により、吸排気ホース68及び空調室内機2を通して部屋RMに送られる。制御部8は、高湿度の空気を部屋RMの中に吹出させるために、空調室内機2の室内ファン22を駆動させる。
(2−3−1−5)送風運転
送風運転の開始前に、制御部8には、例えば、リモートコントローラ15から送風運転が指示される。送風運転時には、制御部8が、圧縮機41を停止させ、冷媒回路13における冷凍サイクルを停止させる。送風運転では、リモートコントローラ15から目標風量が指示される場合と、空調室内機2に目標風量を自動で選択させる場合がある。制御部8は、目標風量になるように、室内ファン22のモータ22mを制御する。例えば、通常モードでは、制御部8は、最も回転数の小さいLLタップから、Lタップ、Mタップ、Hタップの順に回転数を大きくすることができるように構成されている。
(2−3−1−6)換気運転
換気運転の開始前に、制御部8には、例えば、リモートコントローラ15から換気運転が指示される。換気運転時には、制御部8が、圧縮機41を停止させ、冷媒回路13における冷凍サイクルを停止させる。また、換気運転時には、加湿運転も停止される。加湿運転を停止するため、吸着ファン65及び吸着ロータ61の回転が停止される。換気運転では、制御部8は、吸排気ファン64を駆動するようにモータ64mを制御する。また、換気運転では、制御部8は、切換ダンパ63を制御することにより、給気状態と排気状態とを切り換える。給気状態においては、室外の空気が、加湿用空気取入口69cから取り入れられ、吸排気ホース68及び空調室内機2を通して部屋RMに吹出される。排気状態においては、室内の空気が、部屋RMから空調室内機2及び吸排気ホース68を通して加湿用空気取入口69cから排気される。
(2−3−1−7)空気清浄運転
実施形態の空調システム1は、放電ユニット29を用いて空気清浄運転を行う。ここで、空気清浄運転とは、空気中の有害成分及び/または臭気成分を抑制する運転である。空気清浄運転は、例えば、ストリーマ放電の分解力で有害成分及び/または臭気成分を抑える運転である。
(2−3−2)洗浄モードの運転
洗浄モードの運転を図7のフローチャートに沿って説明する。洗浄モードが開始される場合には、制御部8が洗浄モードの運転を開始するように指示される場合(手動開始の場合)と、制御部8が洗浄モードの運転の開始を自動的に判断する場合(自動開始の場合)がある。実施形態の空調システム1は、手動開始の場合と自動開始の場合の両方に対応する。しかし、空調システム1を、手動開始の場合と自動開始の場合のうちのいずれか一方に対応するように構成することもできる。
制御部8が洗浄モードを指示されると(ステップST1のYes)、洗浄モードの運転を開始する。手動開始の場合として、例えば、リモートコントローラ15の洗浄モードを指示するための洗浄モード開始ボタンが押される場合がある。また、洗浄モードの指示が無くても(ステップST1のNo)、制御部8が洗浄モードの運転を開始する条件が満たされたと判断すれば(ステップST2のYes)、洗浄モードの運転を開始する。ステップST2の洗浄モードへの移行条件については後述する。
制御部8は、洗浄モードの運転を開始すると、水平フラップ27を開いて所定の角度に固定するように、モータ27mを制御する(ステップST3)。水平フラップ27の角度は、部屋RMに人が居たとしても、人に直接空調室内機2から吹出される空気が当たらない角度が好ましい。また、制御部8は、洗浄モードの運転を開始すると、ストリーマ放電を開始するように放電ユニット29を制御する(ステップST3)。なお、ステップST3の処理について、既に水平フラップ27が開放されている場合にはそれを維持する。また、ステップST3の処理について、既にストリーマ放電が開始されているときにはストリーマ放電を行っている状態を維持する。ストリーマ放電は、洗浄モードの運転の終了によって終了する。洗浄動作でストリーマ放電を行う場合には、空調システム1は、室内熱交換器21の清浄を行うことができる。ただし、放電ユニット29の放電を停止して洗浄動作を行うように、空調システム1を構成することもできる。
洗浄モードの運転を開始すると、制御部8は、部屋RMの中の空気の絶対湿度が所定湿度に達しているか否かを判断する(ステップST4)。制御部8は、室内の絶対湿度の値が所定値AH1である場合だけでなく、所定値AH1を超えている場合も、室内の絶対湿度の値が所定値AH1に達していると判断する。
ステップST4の判断のために、制御部8は、室内温度センサ31により室内の温度を検知し、室内湿度センサ32により室内の相対湿度を検知する。制御部8は、室内温度センサ31により検知した空気の温度の値MTと、室内湿度センサ32により検知した空気の相対湿度の値MRHとから、部屋RMの中の空気の絶対湿度を算出する。ここでは、室内湿度センサ32が相対湿度を検知する相対湿度センサである場合について説明している。しかし、空調室内機2が備える室内湿度センサとして絶対湿度を検知する絶対湿度センサを用い、絶対湿度センサが検知した値と所定値AH1とを制御部8が比較するように構成することもできる。
室内の絶対湿度が所定値AH1に達していない場合(ステップST4のNo)、制御部8は、部屋RMに水分を供給するように、加湿器6を制御する。
この空調システム1の場合には、加湿器6による水分の供給には、2つの方法が設定されている。制御部8は、次の第1加湿動作及び第2加湿動作の中から適切な運転を選択する。
第1加湿動作は、暖房と同時に加湿をする運転である。第1加湿動作では、制御部8は、空気調和機10による部屋RMに対する暖房動作と加湿器6による部屋RMに対する加湿動作とを同時に行うように、空気調和機10と加湿器6とを制御する。
第2加湿動作は、第1加湿動作における暖房動作を止めて加湿動作だけをする運転である。第1加湿動作では、制御部8は、加湿器6の加湿動作によって部屋RMに対する加湿を行うように、空気調和機10と加湿器6とを制御する。第2加湿動作では、暖房動作は行われないが、空調室内機2から部屋RMに高湿度の空気を送るため、空気調和機10による送風動作が行われる。
制御部8は、室内の温度に基づいて、第1加湿動作か第2加湿動作かを選択する(ステップST5)。制御部8は、室内温度センサ31で検知された温度が所定温度T1以上であれば(ステップST5のYes)、第2加湿動作を選択する。逆に、制御部8は、室内温度センサ31で検知された温度が所定温度T1未満であれば(ステップST5のNo)、第1加湿動作を選択する。
第1加湿動作でも(ステップST6)、第2加湿動作でも(ステップST7)、加湿器6による加湿の動作が行われる。第1加湿動作及び第2加湿動作で行われる加湿動作は、通常モードの加湿運転で行われる加湿器6の加湿動作と同じである。ただし、第1加湿動作及び第2加湿動作で行われる加湿動作では、通常モードの加湿運転で出現する加湿能力の最大値以上になるように設定されている。洗浄モードでは、部屋RMの快適性を重要視しておらず、むしろ、洗浄モードの運転を速く終了することを優先している。そのため、洗浄モードでは、室内の絶対湿度が所定値AH1に早く到達するように、通常モードの加湿運転で出現する加湿能力の最大値以上で、第1加湿動作または第2加湿動作が行われる。例えば、通常モードの加湿運転の加湿能力が低い方から順に、Lタップ、Mタップ、Hタップと設定されている場合には、第1加湿動作及び第2加湿動作では、Hタップが選択される。
第1加湿動作では、制御部8は、加湿動作と同時に暖房動作をするように、加湿器6とともに空気調和機10を制御する。制御部8は、洗浄モードのために予め設定されている目標温度になるように空気調和機10を制御する。洗浄モードで空気調和機10が行う暖房動作は、通常モードの暖房運転での空気調和機10の動作と同じであるので、ここでは説明を省略する。
第1加湿動作の場合も(ステップST6)、第2加湿動作の場合も(ステップST7)、加湿の開始から所定時間tt1が経過したか否かを制御部8が判断する(ステップST8)。所定時間tt1が経過していなければ(ステップST8のNo)、ステップST3に戻って、室内の絶対湿度が所定値AH1に達するまで、第1加湿動作または第2加湿動作を継続する。
所定時間tt1が経過していれば(ステップST8のYes)、異常を報知して(ステップST11)、終了時乾燥動作を行って(ステップST12)、洗浄モードを終了する。
室内の絶対湿度が所定値AH1に達している場合には(ステップST4のYes)、洗浄動作を開始する(ステップST9)。洗浄動作では、加湿器6は、加湿動作を停止している。洗浄動作では、空気調和機10は、除湿運転と同じ動作を行う。この実施形態の空調システム1では、制御部8が、第1除湿運転と同じ動作を行うように空気調和機10を制御する。
洗浄動作の開始から、制御部8は、タイマ81aによりカウントを開始する。制御部8は、タイマ81aが所定時間tt2を経過した場合(ステップST10のYes)、第1除湿動作を終了して、終了時乾燥動作を行わせる(ステップST12)。
洗浄モードでの終了時乾燥動作は、通常モードの加湿運転の第1乾燥動作と同じ動作である。制御部8は、吸排気ホース68を乾燥させるため、加湿器6の吸着ファン65及び吸着ロータ61を停止させる。また、制御部8は、加湿器6のヒータ62に空気を加熱させ、第1出入口63aから第2出入口63bに向う気流が生じるように切換ダンパ63を切り換え、吸排気ファン64を駆動する。
ここで、図8に示されているように、時刻t10に同時に運転を始まることを想定して、洗浄モードの運転と通常モードの加湿運転を比較する。洗浄モードの運転では、加湿動作の前には吸排気ホース68を乾燥するための動作がないため、加湿動作を直ぐに始められる(時刻t10)。洗浄モードでは、通常モードの第1乾燥動作が続いている時刻t11に加湿動作を終えて洗浄動作に移ることができる。図8に示されている例では、通常モードの加湿運転の第1乾燥動作が終わる時刻t12には、洗浄モードの洗浄動作が終了している。図8に示されている例では、通常モードの加湿動作が終了する時刻t13には、洗浄モードの終了時乾燥動作を終えることができている。
(2−3−3)洗浄モードへの移行条件
空調システム1は、制御部8が、ステップST2において、自動的に、洗浄モードへ移行するか否かの判断を行う。洗浄モードの移行条件を判断するための制御部8の処理について、図9に沿って説明する。
制御部8は、運転モードの判断を行う(ステップST21)。運転モードが洗浄モードの場合(ステップST21のYes)は、積算駆動時間をリセットする(ステップST29)。
運転モードが洗浄モード以外の場合には(ステップST21のNo)、制御部8は、運転の種類を判断する(ステップST22)。実施形態の空調システム1は、洗浄モード以外の運転モードとして、通常モードを有している。しかし、空調システム1は、通常モードと洗浄モード以外の運転モードを有するように構成されてもよい。空調システム1は、通常モードの運転として、冷房運転、暖房運転、除湿運転、加湿運転、送風運転、換気運転及び空気清浄運転を選択できる。また、空調システム1は、通常モードの運転として、冷房運転、暖房運転、除湿運転、加湿運転、送風運転、換気運転及び空気清浄運転以外の運転を有していてもよく、前述の運転のうちの一つまたは複数の運転を備えないように構成されてもよい。
制御部8は、空調システム1が暖房運転、加湿運転、送風運転、換気運転または空気清浄運転を行っている場合(ステップST22のYes)には、室内ファン22の駆動時間をカウントする(ステップST23)。暖房運転、加湿運転、送風運転、換気運転または空気清浄運転を行っているということは、言い換えれば、冷房運転及び除湿運転以外の運転を行っているということである。室内ファン22の駆動時間のカウントは、例えば、室内制御板81のタイマ81aを用いて制御演算装置81bが行う。制御演算装置81bは、カウントした駆動時間を記憶装置81cに記憶させる。現在の運転が終了するまで(ステップST25のYes)、室内ファン22の駆動時間のカウントが行われる。例えば、暖房運転中であっても、部屋RMの温度が目標温度に達していて、圧縮機41及び室内ファン22などが停止しているときは、室内ファン22の駆動時間のカウントを行わない。
室内ファン22の駆動時間のカウントが行われるのは、第1駆動時間と第2駆動時間である。第1駆動時間は、通常モードにおいて室内熱交換器21で空気を温める空調室内機2の運転時の室内ファン22の駆動時間である。言い換えると、第1駆動時間は、空調室内機2の暖房運転(暖房加湿運転を含む)のときの室内ファン22の駆動時間である。第2駆動時間は、通常モードにおいて室内熱交換器21で熱交換を行わない空調室内機2の運転時の室内ファン22の駆動時間である。言い換えると、第2駆動時間は、加湿運転(暖房加湿運転を除く)、送風運転、換気運転及び空気清浄運転のときの室内ファン22の駆動時間である。
制御部8は、空調システム1が冷房運転または除湿運転を行っている場合(ステップST22のNo)には、さらに、冷房運転または除湿運転の運転時間が所定時間tt3以上になっているか否かの判断を行う(ステップST24)。冷房運転または除湿運転の運転時間は、例えば、室内制御板81のタイマ81aを用いて制御演算装置81bがカウントする。制御演算装置81bは、カウントした運転時間を記憶装置81cに記憶させる。冷房運転または除湿運転の運転時間が所定時間tt3以上であれば(ステップST24のYes)、制御部8は、室内ファン22の積算駆動時間をリセットする(ステップST29)。言い換えると、制御部8は、通常モードにおいて室内熱交換器21で結露を生じる空調室内機2の運転をした場合に、積算駆動時間をリセットする。
冷房運転及び除湿運転の運転時間が所定時間tt3未満であれば(ステップST24のNo)、制御部8は、室内ファン22の駆動時間のカウントを行わずに、現在の運転が終了したか否かを判断するステップST25に移行する。言い換えると、制御部8は、通常モードで空調室内機2が室内熱交換器21で結露を生じる運転をしているときの室内ファン22の駆動時間を、積算駆動時間に算入しない制御をする。
現在の運転が終了すると(ステップST25のYes)、制御部8は、室内ファン22の積算駆動時間を算出する(ステップST26)。制御部8は、記憶装置81cに記憶されている駆動時間を積算して積算駆動時間を算出する。ここでは、暖房運転、加湿運転、送風運転、換気運転及び空気清浄運転の室内ファン22の各駆動時間を合計して積算駆動時間を算出する。しかし、積算駆動時間の算出方法は、単に各運転の駆動時間を合計する方法に限られない。例えば、運転の種類ごとに重み付けを行って積算駆動時間を算出するように、制御部8を構成することもできる。
制御部8は、積算駆動時間が所定駆動時間CT1以上になっているか否かを判断する(ステップST27)。積算駆動時間が所定駆動時間CT1以上になっていれば(ステップST27のYes)、制御部8は、洗浄モードに移行する(ステップST27)。図9のステップST27の判断は、図7のステップST2の判断の一例である。ここでは、積算駆動時間が所定駆動時間CT1以上になっていれば、洗浄モードへの移行条件が満たされたと判断している。しかし、洗浄モードへの移行条件は、積算駆動時間が所定駆動時間CT1以上になっていることに限らなくてもよい。洗浄モードへの移行条件として、例えば、通常モードの運転が停止されているという条件が加えられてもよい。
制御部8は、積算駆動時間が所定駆動時間CT1未満であれば(ステップST27のNo)、最初に戻って(ステップST21)、積算駆動時間の積算のためのステップを繰り返す。
洗浄モードへの移行(ステップST28)の後、積算駆動時間をリセットして(ステップST29)、空調システム1が停止していなければ(ステップST30のNo)、最初に戻って(ステップST21)、積算駆動時間の積算のためのステップを繰り返す。洗浄モードの運転の場合には、ステップST21、ステップST29及びステップST30を繰り返すので、たとえ室内ファン22が駆動されても積算駆動時間はカウントされない。
(3)変形例
(3−1)変形例1A
上記実施形態では、室内熱交換器21が補助熱交換部を有していない空調システム1を例に挙げて説明している。しかし、1実施形態の空調システム1は、室内熱交換器21として、補助熱交換部を有する熱交換器を用いることができる。補助熱交換部は、例えば、第1熱交換部21Fの上下方向の中間よりも上の位置の前面側に取り付けられる。
室内熱交換器21に補助熱交換部を設ける場合、第2除湿運転では、制御部8は、電磁弁28をオフして、圧縮機41の運転周波数と室外膨張弁45の開度とを調整する。制御部8は、前述のような調整により、補助熱交換部を蒸発域にする。このとき、第1熱交換部21Fおよび第2熱交換部21Rを過熱域にする。
(3−2)変形例1B
上記実施形態では、洗浄モードの洗浄動作として、通常モードの第1除湿運転と同じ冷凍サイクルが冷媒回路13で実施される場合について説明している。しかし、洗浄モードの洗浄動作として、室内熱交換器21の表面で結露を生じさせる洗浄動作は、第1除湿運転と同じ冷凍サイクルの実施には限られない。
洗浄動作は、例えば、洗浄動作の開始時に、第1除湿運転を行い、途中から第2除湿運転または第3除湿運転に変更するような運転であってもよい。このような場合、制御部8の制御は、洗浄動作の開始時には、第1熱交換部21Fと第2熱交換部21Rの実質的に全部を蒸発域にし、洗浄動作の途中で、第2熱交換部21Rを過熱域または凝縮域に変更する制御になる。
(3−3)変形例1C
上記実施形態では、洗浄モードの終了時乾燥動作(ステップST12)には、空気調和機10の送風・暖房運転による室内熱交換器21の乾燥が含まれてもよい。
(3−4)変形例1D
上記実施形態では、所定時間tt1が経過しても絶対湿度が所定値AH1に達しない場合に、制御部8は、加湿器6に加湿を終了させるとともに、洗浄動作ができないことを報知する(ステップST11)。しかし、空調システムは、絶対湿度が所定値AH1に達しない場合に、上記実施形態とは異なる処理を行うように構成されてもよい。
ステップST10以降の処理について、例えば、上記実施形態の空調システム1の制御部8の制御を次のように変更してもよい。第1加湿動作(ステップST6)または第2加湿動作(ステップST7)による加湿の開始から所定時間tt1が経過した場合に、制御部8は、洗浄動作を開始する(ステップST9)。洗浄動作を開始した後の制御部8の制御は、上記実施形態と同様に行われる。
(3−5)変形例1E
上記実施形態において、洗浄モードの加湿動作として、第1加湿動作または第2加湿動作を選択的に実行する場合について説明している。しかし、加湿モードの加湿動作は、第1加湿動作または第2加湿動作に限られない。例えば、洗浄モードの加湿動作として、次のような第3加湿運転を選択できるように空調システム1を構成してもよい。
第3加湿動作は、室外の空気を部屋RMに供給することで、部屋RMに水分を供給する運転である。室外の空気に含まれる水分量が多い場合には、室外の空気を部屋RMに供給することで、部屋RMの絶対湿度を所定値AH1に到達させることができる場合がある。制御部8は、図7に示されているステップST5の前に、室外の空気を部屋RMに供給することで、部屋RMの絶対湿度を所定値AH1に到達させることができるか否かを判断する。制御部8は、外気温度センサ51及び外気湿度センサ71で室外の空気の温度と相対湿度を検知する。制御部8は、例えば、室外の空気の温度が所定温度T2以上で、室外の空気の相対湿度が所定湿度RH1以上の場合には、部屋RMの絶対湿度を所定値AH1に到達させることができると判断する。所定値AH1に到達させられると判断した場合に、制御部8は、吸排気ファン64を駆動して、吸排気ホース68を通して部屋RMに室外の空気を供給する給気運転を行う。
(3−6)変形例1F
上記実施形態では、通常モードの運転中に室内ファン22が駆動されている時間を駆動時間としてカウントしている。しかし、駆動時間のカウントの方法は、このような方法には限られない。例えば、簡易な駆動時間のカウント方法として、通常モードの運転の時間をカウントするようにしてもよい。例えば、ある暖房運転の運転時間がtt4、その暖房運転の中での室内ファン22の駆動時間がtt5(ただし、tt5<tt4)とした場合、暖房運転の運転時間tt4を室内ファン22の駆動時間として用いてもよい。
(3−7)変形例1G
上記変形例1Fでは、室内ファン22の簡便なカウント方法として、通常モードの運転の運転時間を駆動時間として用いる場合について説明した。それ以外にも、例えば、空調室内機2がエアフィルタ24の掃除機構を有している場合、エアフィルタ24の掃除機構の清掃回数を、室内ファン22の駆動時間とみなしてもよい。例えば、掃除機構の1回の清掃を、室内ファン22の駆動時間の10時間と見なすなどである。制御部8は、例えば、ステップST23では清掃機構の清掃回数をカウントし、ステップST26では清掃機構の積算清掃回数を算出する。制御部8は、ステップST27では、清掃機構が所定回数(例えば20回)清掃すれば、洗浄モードに移行すると判断する。また、ステップST29では、制御部8は、清掃機構の清掃回数をリセットする。
(3−8)変形例1H
上記実施形態では、加湿器6が空調室外機4と一体化されている場合について説明している。しかし、室外に配置される加湿器6が空調室外機4と一体化されていなくてもよく、別体であってもよい。室外に配置される加湿器6と空調室外機4とが別体の場合としては、例えば、空調室外機4が室外の地面に置かれ、加湿器6が外壁に取り付けられている場合がある。
(3−9)変形例1I
上記実施形態では、吸排気ホース68が空調室内機2を介して部屋RMの中の空間に間接的に連通している場合を示している。しかし、吸排気ホース68は、空調室内機2を介さず、直接部屋RMの中の空間と連通するように設置されてもよい。
(3−10)変形例1J
上記実施形態では、洗浄モードの運転の加湿動作の前に、乾燥のための動作を行わない場合を示している。しかし、図10に示されているように、空調システム1は、洗浄モードの運転の加湿動作の前に、第1乾燥動作よりも短い第2乾燥動作を行うように構成されてもよい。第1乾燥動作に要する時間が第2乾燥動作に要する時間よりも短い((時刻t12−時刻t10)>(時刻t21−t10))。そのために、制御部8は、洗浄モードでは、第1乾燥動作よりも運転時間が短い第2乾燥動作によって水分が付与された空気を送り始める前に吸排気ホース68を乾燥させるように、加湿器6を制御する。
(3−11)変形例1K
上記実施形態では、ステップST4で、絶対湿度が所定値AH以上と判断された場合には、加湿動作を行わずに、洗浄動作(ステップST9)を開始する場合について説明した。しかし、図11に示されているように、絶対湿度が所定値AH以上と判断された後に、室内の温度が所定温度T1以上か否かを判断するように構成してもよい。制御部8は、絶対湿度が所定値AH以上と判断された場合(ステップST4のYes)、次に、室内の温度が所定温度T1以上か否かを判断する(ステップST13)。言い換えると、制御部8は、室内の温度に基づいて、第1加湿動作を行うか否かを選択する。制御部8は、室内温度センサ31で検知された温度が所定温度T1以上であれば(ステップST13のYes)、洗浄動作を開始する(ステップST9)。逆に、制御部8は、室内温度センサ31で検知された温度が所定温度T1未満であれば(ステップST13のNo)、第1加湿動作を選択する。室内の温度が低すぎると結露水を多く発生させることができないが、ステップST13の判断を追加することにより、室内の温度が低すぎて結露水を多く発生させることができない状況を回避することができる。
(4)特徴
(4−1)
上記実施形態及び変形例1Jの空調システム1の加湿器6は、吸排気ホース68を有している。そのため、制御部8は、通常モードでは、水分を付与した空気を、吸排気ホース68を通して送らせ始める前に、吸排気ホース68を乾燥させる第1乾燥動作を加湿器6に行わせる。それに対し、実施形態の制御部8は、洗浄モードにおいて、水分を付与した空気を、吸排気ホース68を通して送らせ始める前に、吸排気ホース68を乾燥させる動作を加湿器6に行わせない。また、変形例1Jの制御部8は、洗浄モードにおいて、水分を付与した空気を、吸排気ホース68を通して送らせ始める前に、吸排気ホース68を乾燥させる第2乾燥動作を加湿器6に行わせる。この第2乾燥動作の動作期間は、第1乾燥動作の動作期間よりも短い。
吸排気ホース68を乾燥させる運転を行わずに水分が付与された空気を送り始める場合には、第1乾燥動作の運転時間(図8の時刻t10から時刻t12までの時間)の分だけ時間を短縮して洗浄動作を早く始めることができる。また、空調システム1は、洗浄モードの第2乾燥動作によって水分が付与された空気を送り始める前に吸排気ホース68を乾燥させる場合は、第1乾燥動作よりも第2乾燥動作の運転時間が短い分(時刻t12から時刻t21までの時間)だけ、時間を短縮して洗浄動作を早く始めることができる。
(4−2)
実施形態及び変形例1Jの空調システム1の制御部8は、洗浄モードでは、室内熱交換器21の洗浄動作を行った後に、吸排気ホース68を乾燥させる第3乾燥動作である終了時乾燥動作を行うように加湿器6を制御している。洗浄動作後に終了時乾燥動作(第3乾燥動作)で吸排気ホース68を乾燥させることにより、洗浄動作後の吸排気ホース68の状態を良好に保つことができる。
(4−3)
実施形態及び変形例1Jの空調システム1の加湿器6は、ヒータ62を有している。制御部8は、第3乾燥動作である終了時乾燥動作では、空気に水分を付与する機能を停止してヒータ62で加熱された空気を吸排気ホース68の中を通すように加湿器6を制御している。このように、加湿器6のヒータ62により吸排気ホース68の中を乾燥させることができるので、洗浄モードの終了時に吸排気ホース68を乾燥させるための機器の増設を抑制することができる。
(4−4)
実施形態及び変形例1Jの加湿器6は、外気の水分を吸着する吸着部材である吸着ロータ61を有している。この加湿器6は、吸排気ホース68で室内に送る空気に、吸着ロータ61で外気から吸着した水分を付与する。吸着ロータ61のような吸着部材が無い場合には、例えば利用者が洗浄モードで用いる水を補給する水分供給作業を行うことが必要になる。それに対し、空調システム1は、洗浄モードにおいて、吸着ロータ61により外気から水分を得ることで水分供給作業を省くことができ、室内熱交換器21の洗浄時の手間を省くことができる。
(4−5)
実施形態及び変形例1Jの制御部8は、洗浄モードで、室内の絶対湿度が所定値AH1に達するように加湿器6を制御する(ステップST6,ST7)。その加湿器6による加湿動作の後、制御部8は、室内熱交換器21の表面(特に伝熱フィン21aの表面)で結露を生じさせることで表面を洗浄する洗浄動作を空調室内機2に行わせる。例えば、洗浄モードの前に、部屋RMの中が気象条件などによって乾燥して、部屋RMの空気中に室内熱交換器21の十分な洗浄を行うのに、水分量が不足している場合がある。しかし、このような場合でも、洗浄モードでの第1加湿動作及び/または第2加湿動作(ステップST6,ST7)により、不足している部屋RMの空気の水分を補うことができる。上記実施形態及び変形例1Jの空調システム1は、洗浄モードの第1加湿動作及び/または第2加湿動作で、部屋RMの絶対湿度を所定値AH1(室内の湿度を所定湿度にする例)まで上げて十分な結露水で洗浄動作を行うことができる。
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
1 空調システム
2 空調室内機
6 加湿器
8 制御部
21 室内熱交換器
62 ヒータ
68 吸排気ホース
特開2018−71905号公報

Claims (5)

  1. 室内熱交換器(21)を有し、前記室内熱交換器に室内空気を通して室内空気の熱交換を行う空調室内機(2)と、
    室内に連通しているホース(68)を有し、水分を付与した空気を前記ホースで送る加湿を行う加湿器(6)と、
    通常モードでは室内の空気調和を行うように、洗浄モードでは室内空気を加湿した後で前記室内熱交換器を洗浄する洗浄動作を行うように、前記空調室内機と前記加湿器とを制御する制御部(8)と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記通常モードでは、水分が付与された空気を送り始める前に前記ホースを乾燥させる第1乾燥動作を行うように前記加湿器を制御し、
    前記洗浄モードでは、前記ホースを乾燥させる運転を行わずに水分が付与された空気を送り始めるように或いは、前記第1乾燥動作よりも運転時間が短い第2乾燥動作によって水分が付与された空気を送り始める前に前記ホースを乾燥させるように、前記加湿器を制御する、空調システム(1)。
  2. 前記制御部は、前記洗浄モードでは、前記室内熱交換器の洗浄動作を行った後に、前記ホースを乾燥させる第3乾燥動作を行うように前記加湿器を制御する、
    請求項1に記載の空調システム(1)。
  3. 前記加湿器は、ヒータ(62)を有し、
    前記制御部は、前記第3乾燥動作では、空気に水分を付与する機能を停止して前記ヒータで加熱された空気を前記ホースの中を通すように前記加湿器を制御する、
    請求項2に記載の空調システム(1)。
  4. 前記加湿器は、外気の水分を吸着する吸着部材を有し、前記ホースで室内に送る空気に、前記吸着部材で外気から吸着した水分を付与する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の空調システム(1)。
  5. 前記制御部は、前記洗浄モードで、加湿を行うように前記加湿器を制御した後に、前記室内熱交換器の表面で結露水を生じさせて前記表面を結露水で洗浄する洗浄動作を行うように前記空調室内機を制御する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の空調システム(1)。
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