JP6922623B2 - 電動オイルポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、電動オイルポンプ関する。
電動オイルポンプには、例えば、特許文献1に記載されているように、リリーフ弁を有した構造が知られている。リリーフ弁は、ポンプ部のポンプロータを収容する収容室の圧油の圧力が所定値を超えると、開弁して余剰の油を流出させて収容室内の圧油の圧力を所定値内に維持する。
リリーフ弁には、リリーフ弁の一部を構成する部品のリテーナが設けられる。リテーナは、樹脂材料製であって円柱状である。リテーナは、軸方向に貫通して油が流通する貫通孔を有する。貫通孔の軸方向一方側の端部が弁孔となり、この弁孔を弁体が開閉する。リリーフ弁は、弁体を弁孔側へ付勢するスプリングを有し、収容部内の圧油の圧力が所定値を超えると、スプリングの付勢力に抗して弁体が移動して弁孔を介弁する。リテーナの外周面には、凹溝が環状に設けられる。凹溝内には、Oリングが設けられる。また、リテーナの軸方向一方側の外周面には、周方向に間隔を有して凹部が複数設けられる。
特許6074951号公報
特許文献1に記載の樹脂製のリテーナは、貫通孔、凹溝、凹部が設けられ、構造が複雑である。このため、リテーナは、樹脂により一体成型する必要性が生じ、コストの増大を招きやすい。
本発明の目的は、構造が簡単でコストの増大を抑制可能なリテーナを有する電動オイルポンプを提供することである。
本願の例示的な第1発明は、軸方向に延びる中心軸を中心とするシャフトを有するモータ部と、前記モータ部の軸方向一方側に位置し、前記モータ部によって前記シャフトを介して駆動されオイルを吐出するポンプ部と、を有し、前記ポンプ部は、前記モータ部から軸方向一方側に突出する前記シャフトに取り付けられるポンプロータと、前記ポンプロータを収容する収容部を有したポンプハウジングと、を有し、前記ポンプハウジングは、前記モータ部の軸方向一方側に取り付けられるポンプボディと、前記ポンプボディの軸方向一方側に取り付けられるポンプカバーと、を有し、前記ポンプカバーは、前記オイルを流入させる流入口と、前記オイルを流出させる流出口と、前記収容部と前記流出口との間を繋ぐ供給油路と、前記供給油路に設けられ、前記収容部から供給される前記オイルを前記流出口側へ供給し、又は供給を遮断する開閉弁と、前記供給油路に設けられ、前記流出口側への前記オイルの流れを許容するとともに、前記収容部側への前記オイルの流れを阻止する逆止弁と、前記流入口と前記開閉弁との間を繋ぐパイロット油路と、を有し、前記開閉弁は、前記収容部よりも径方向外側に位置し、前記中心軸に対して直交する方向に延びるスプール孔部と、前記スプール孔部内に挿入され、前記スプール孔部の延びる方向に沿って移動可能なスプールと、前記スプールを前記スプール孔部の延びる方向の一方側へ付勢するばね部材と、前記スプール孔部の他方側に開口する開口部を覆うリテーナと、を有し、前記ポンプカバーは、軸方向に延びて前記スプール孔部の他方側に開口する開口部に連通する貫通孔を有し、前記貫通孔を前記リテーナが貫通し、且つ前記ポンプボディの軸方向一方側のポンプボディ端面と前記ポンプカバーの軸方向他方側のポンプカバー端面とが接合していることで、前記リテーナが前記ポンプカバーに固定される電動オイルポンプである。
本願の例示的な第1発明によれば、構造が簡単でコストの増大を抑制可能なリテーナを有する電動オイルポンプを提供することができる。
第1実施形態に係る電動オイルポンプの軸方向の断面図である。 フロント側から見た電動オイルポンプの平面図である。 図1のI−I矢視に相当するポンプカバーの断面図である。 図2のIIa−IIa矢視に相当する電動オイルポンプの断面図である。 図2のIIb−IIb矢視に相当する電動オイルポンプの断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る電動オイルポンプについて説明する。また、以下の図面においては、各構成をわかり易くするために、実際の構造と各構造における縮尺及び数等を異ならせる場合がある。
また、図面においては、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。XYZ座標系において、Z軸方向は、図1に示す中心軸Jの軸方向他方向と平行な方向とする。X軸方向は、図1に示す電動オイルポンプ1の幅方向と平行な方向、すなわち、図1の左右方向とする。Y軸方向は、X軸方向とZ軸方向との両方と直交する方向とする。
また、以下の説明においては、Z軸方向の正の側(+Z側)を「リア側」と記し、Z軸方向の負の側(−Z側)を「フロント側」と記す。なお、リア側及びフロント側とは、単に説明のために用いられる名称であって、実際の位置関係及び方向を限定しない。また、特に断りのない限り、中心軸Jに平行な方向(Z軸方向)を単に「軸方向」と記し、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と記し、中心軸Jを中心とする周方向、すなわち、中心軸Jの軸周り(θ方向)を単に「周方向」と記す。
なお、本明細書において、軸方向に延びる、とは、厳密に軸方向(Z軸方向)に延びる場合に加えて、軸方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。また、本明細書において、径方向に延びる、とは、厳密に径方向、すなわち、軸方向(Z軸方向)に対して垂直な方向に延びる場合に加えて、径方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。
[第1実施形態]
<全体構成>
図1は、第1実施形態に係る電動オイルポンプ1の断面図である。本実施形態の電動オイルポンプ1は、図1に示すように、モータ部10と、ポンプ部40と、を有する。モータ部10は、軸方向に延びる中心軸Jに沿って配置されたシャフト11を有する。ポンプ部40は、モータ部10の軸方向一方側(フロント側)に位置し、モータ部10によってシャフト11を介して駆動されオイルを吐出する。モータ部10とポンプ部40との間には、中間部材70が設けられる。以下、構成部材毎に詳細に説明する。
<モータ部10>
モータ部10は、図1に示すように、シャフト11と、ロータ20と、ステータ22、モータハウジング13と、を有する。
モータ部10は、例えば、インナーロータ型のモータであり、ロータ20がシャフト11の外周面に固定され、ステータ22がロータ20の径方向外側に位置する。
(モータハウジング13)
モータハウジング13は、ロータ20及びステータ22を収容する。モータハウジング13は、ステータ保持部13aと、中間部材保持部13bと、ベアリング保持部13cと、を有する。モータハウジング13は、金属製である。モータハウジング13は、軸方向他方側(リア側)に底部13fを有した有底筒状である。
(ステータ保持部13a)
ステータ保持部13aは、軸方向に延びる円筒状である。ステータ保持部13a内にモータ部10のシャフト11とロータ20とステータ22が配置される。ステータ保持部13aの内周面13a1には、ステータ22の外側面、すなわち、後述するコアバック部22aの外側面が嵌め合わされる。これにより、ステータ保持部13aにステータ22が収容される。
(中間部材保持部13b)
中間部材保持部13bは、ステータ保持部13aのフロント側端部13a2に繋がる部分である。本実施形態では、中間部材保持部13bは、フロント側端部13a2からフロント側へ延びる筒状の端部13b1と、端部13b1のフロント側端部から径方向外側に延びる環状のフランジ部13b2と、を有する。
端部13b1は、円環状であり、ステータ保持部13aよりも径方向外側に広がってフロント側へ延びる。モータハウジング13の軸方向一方側(フロント側)の端部は、壁部70dと接続される。本実施形態では、端部13b1の内面には、中間部材70のリア側の壁部70dが挿入されて、端部13b1が壁部70dと接続される。
(ベアリング保持部13c)
ベアリング保持部13cは、図1に示すように、モータハウジング13の底部13fに設けられる。ベアリング保持部13cは、モータハウジング13の底部13fにフロント側が開口してリア側へ窪むベアリング収容部13f1を有する。ベアリング収容部13f1は、フロント側から見たときに円形状である。ベアリング収容部13f1は、シャフト11の中心軸Jと同軸上に配置される。ベアリング収容部13f1内に設けられたベアリング16は、シャフト11のリア側端部を支持する。
(ロータ20)
ロータ20は、図1に示すように、シャフト11のリア側に固定される。ロータ20は、ロータコア20aと、ロータマグネット20bと、を有する。ロータコア20aは、シャフト11を軸周り(θ方向)に囲んで、シャフト11に固定される。ロータマグネット20bは、ロータコア20aの軸周り(θ方向)に沿った外側面に固定される。ロータコア20a及びロータマグネット20bは、シャフト11と共に回転する。なお、ロータ20は、ロータ20の内部に永久磁石が埋め込まれた埋込磁石型でもよい。埋込磁石型のロータ20は、永久磁石をロータ20の表面に設けた表面磁石型と比較して、遠心力によって磁石が剥がれる虞を軽減することができ、また、リラクタンストルクを積極的に利用することができる。
(ステータ22)
ステータ22は、ロータ20の径方向外側に位置して、ロータ20を軸周り(θ方向)に囲み、ロータ20を中心軸J周りに回転させる。ステータ22は、コアバック部22aと、ティース部22cと、コイル22bと、インシュレータ(ボビン)22dと、を有する。
コアバック部22aの形状は、シャフト11と同心の円筒状である。ティース部22cは、コアバック部22aの内側面からシャフト11に向かって延びる。ティース部22cは、複数設けられ、コアバック部22aの内側面の周方向に均等な間隔で配置される。コイル22bは、インシュレータ(ボビン)22dの周囲に設けられ、導電線22eが巻回されてなる。インシュレータ(ボビン)19は、各ティース部22cに装着される。
(シャフト11)
シャフト11は、図1に示すように、軸方向に延びる中心軸Jを中心として延びてモータ部10を貫通する。シャフト11のフロント側(−Z側)は、モータ部10から突出して、中間部材70を貫通してポンプ部40内に延びる。シャフト11のフロント側が後述するベアリング55で支持される。このため、シャフト11は、両端支持の状態となる。
<中間部材70>
本実施形態では、中間部材70は、図1に示すように、モータ部10の作動を制御するための制御部72を有したコネクタアセンブリである。
中間部材70は、樹脂により一体成型される。中間部材70は、モータ部10とポンプ部40との間に配置される中間部材本体部70aと、中間部材本体部70aの径方向外側端部に繋がって径方向外側に延びるターミナル部70bと、を有する。中間部材本体部70a及びターミナル部70bのフロント側には、同一平面上に延びる底面70cが設けられる。底面70cは、ポンプボディ52のリア側の端面52cに接触して固定される。
中間部材本体部70aは、円筒状であり、中間部材本体部70aの軸方向中間部に径方向内側へ延びる環状の仕切り板部70eを有する。このため、中間部材本体部70aは、仕切り板部70eよりもリア側及びフロント側に円筒状の壁部70dを有する。仕切り板部70eよりもフロント側の壁部70dの径方向内側には、空間部70hが設けられる。仕切り板部70eの中央部には軸方向に貫通する貫通孔70fが設けられる。この貫通孔70fにシャフト11が貫通する。壁部70dのリア側端部は、モータハウジング13の中間部材保持部13bに接続される。
貫通孔70fの径方向内側には、貫通孔70fを通るシャフト11に取付部材74を介して回転角センサ用磁石76が配置される。取付部材74は、環状であり、中央部に軸方向に貫通する貫通孔74aを有する。取付部材74は、貫通孔74aにシャフト11が貫通して固定される。取付部材74のフロント側には、フロント側が開口してリア側に窪む環状凹部74bが設けられる。環状凹部74bは、中心軸Jに対して同心円状に配置される。環状凹部74b内には、回転角センサ用磁石76が装着される。
回転角センサ用磁石76は、環状であり、径方向及び軸方向に所定幅を有して、環状凹部74b内に収容される。回転角センサ用磁石76の軸方向断面は、四角形状である。このため、回転角センサ用磁石76は、軸方向両側に平らで帯状の面76aを有する。回転角センサ用磁石76は、環状凹部74bに装着された状態で、フロント側の面76aが環状凹部74bから突出する。
仕切り板部70eよりもフロント側の空間部70h内には、制御部72が配置される。制御部72は、中間部材本体部70a内にシャフト11に隣接して配置される。制御部72には、複数の端子部78が電気的に接続される。
端子部78は、一端部が制御部72の径方向外側端部に接続され、他端側がターミナル部70b内を径方向内側から径方向外側へ向かって延びる。端子部78は、板状であって直線状に延びる。本実施形態では、5つの端子部78が中間部材70に設けられる。
<ポンプ部40>
ポンプ部40は、図1に示すように、中間部材70の軸方向一方側(フロント側)に位置する。ポンプ部40は、モータ部10によってシャフト11を介して駆動される。ポンプ部40は、ポンプロータ47と、ポンプハウジング51と、を有する。ポンプハウジング51は、ポンプボディ52と、ポンプカバー57と、を有する。以下、各部品について詳細に説明する。
(ポンプボディ52)
ポンプボディ52は、図1に示すように、中間部材70のフロント側(−Z側)において中間部材70のフロント側(−Z側)の底面70cに固定される。ポンプボディ52は、リア側(+Z側)の端面52cからフロント側(−Z側)に窪む凹部54を有する。凹部54内にはリア側からフロント側へ向かってベアリング55及びシール部材59が順に収容される。ベアリング55は、モータ部10から軸方向一方側(フロント側)に突出するシャフト11を支持する。シール部材59は、ポンプロータ47から漏れ出すオイルをシールする。
ポンプボディ52は、中間部材70に対してフロント側(−Z側)から覆うことで、中間部材70との間に凹部54内のベアリング55を軸方向に位置決めする。
ポンプボディ52は、中心軸Jに沿って貫通する貫通孔56を有する。貫通孔56は軸方向両端が開口してシャフト11が通され、リア側(+Z側)の開口が凹部54に開口し、フロント側(−Z側)の開口がポンプボディ52のフロント側の端面52dに開口する。
図4は、図2のIIa−IIa矢視に相当する電動オイルポンプ1の断面図である。ポンプボディ52のリア側の径方向外側端部には、図4に示すように、環状のフランジ部52aが設けられる。フランジ部52aには、周方向に間隔を有して径方向外側へ突出する複数の突出部52bが設けられる。これらの突出部52bは、中間部材70にポンプボディ52を接続させた状態で、中間部材70の複数の突出部70gと軸方向において重なる位置に配置される。これらの突出部52b、79gの夫々には、ボルト15が貫通する。
(ポンプカバー57)
図2は、フロント側から見た電動オイルポンプ1の平面図である。ポンプカバー57は、図1及び図2に示すように、ポンプボディ52のフロント側に取り付けられる。ポンプカバー57は、ポンプカバー本体部57aと、ポンプカバー本体部57aのフロント側から突出するポンプカバー先端部57bと、を有する。ポンプカバー本体部57aは、リア側の端面57a1がポンプボディ52のフロント側の端面52dに接触して取り付けられる。ポンプカバー本体部57aは、フロント側から見て円形状である。ポンプカバー先端部57bは、ポンプカバー本体部57aのフロント側であって中心軸Jに対してX軸方向マイナス側から突出する。ポンプカバー先端部57bのフロント側の端面57b1は平面状である。
ポンプカバー本体部57aのリア側の端面57a1には、リア側が開口してフロント側へ窪む収容部60が設けられる。ポンプカバー57は、ポンプボディ52に対してフロント側から覆うことにより、ポンプボディ52との間に収容部60を設ける。
図3は、図1のI−I矢視に相当するポンプカバー57の断面図である。図5は、図2のIIb−IIb矢視に相当する電動オイルポンプ1の断面図である。
ポンプカバー57は、図2及び図3に示すように、オイルを流入させる流入口57cと、オイルを流出させる流出口57dと、収容部60と流出口57dとの間を繋ぐ供給油路57eと、供給油路57eに設けられ、収容部60から供給されるオイルを流出口57d側へ供給し、又は供給を遮断する開閉弁57fと、供給油路57eに設けられ、流出口57d側へのオイルの流れを許容するとともに、収容部60側へのオイルの流れを阻止する逆止弁57gと、流入口57cと開閉弁57fとの間を繋ぐパイロット油路57h(図5参照)と、を有する。
本実施形態では、ポンプカバー先端部57bに、流入口57c、流出口57d、後述する吸入口57i及び吐出口57jが設けられる。流入口57cは、ポンプカバー先端部57bのリア側の端面57b1において中心軸Jに対してY軸方向プラス側の端部に設けられる。流入口57cはフロント側から見て円形状である。流出口57dは、端面57b1のY軸方向マイナス側の端部に配置される。流出口57dはフロント側から見て円形状であり、流入口57cよりも大径である。
流入口57cに隣接し、流入口57cよりもX軸方向マイナス側にずれた位置には、ポンプロータ47からオイルを吐出する吐出口57jが設けられる。また、流出口57dに隣接し、流出口57dよりもX軸方向マイナス側にずれた位置には、オイルを吸入する吸入口57i設けられる。流入口57c、流出口57d、吸入口57i及び吐出口57jは、例えば、車両等の変速機に繋がる。
供給油路57eは、図3に示すように、収容部60と開閉弁57fとを繋ぐ第1供給油路57e1と、開閉弁57fと逆止弁57gとを繋ぐ第2供給油路57e2と、逆止弁57gと流出口57dとを繋ぐ第3供給油路57e3と、を有する。
開閉弁57fは、図3及び図5に示すように、収容部60よりも径方向外側に位置し、中心軸Jに対して直交する方向に延びるスプール孔部57f1と、スプール孔部57f1内に挿入され、スプール孔部57f1の延びる方向に沿って移動可能なスプール57f2と、スプール57f2をスプール孔部57f1の延びる方向の一方側へ付勢するばね部材57f3と、スプール孔部57f1の他方側に開口する開口部57f5を覆うリテーナ57f4と、を有する。
スプール孔部57f1は、第1供給油路57e1からX軸方向プラス側に延びる大径孔部57f6と、大径孔部57f6に繋がって第1供給油路57e1からX軸方向マイナス側に延びる小径部56f7を有する。小径部56f7のX軸方向マイナス側端部には、流入口57cと連通するパイロット油路57h(図4参照)が繋がる。パイロット油路57hは、図4に示すように、流入口57cに繋がってリア側へ延びる第1連通路57h1と、第1連通路57h1に繋がってX軸方向マイナス側へ延びる第2連通路57h2と、第2連通路57h2に繋がってリア側へ延びる第3連通路57h3と、を有する。
第2連通路57h2のX軸方向マイナス側端部は、ポンプカバー57の径方向外側の壁面58に開口する。壁面58に開口する開口部内には塞部材が挿入される。第3連通路57h3は、軸方向に延び、フロント側端部が第2連通路57h2に連通し、リア側端部がポンプカバー57のリア側の端面57a1に開口する。この第3連通路57h3のリア側の開口は、ポンプボディ52にポンプカバー57を接触させると、ポンプボディ52のフロント側の端面52dに塞がれる。
スプール57f2は、図5に示すように、スプール孔部57f1内に挿入され、スプール孔部57f1の延びる方向に沿って移動可能である。本実施形態では、スプール57f2は、小径孔部57f7内を移動する第1のランド57f8と、大径孔部57f6内を移動する第2のランド57f9と、これら第1のランド57f8及び第2のランド57f9を繋ぐ軸部57f10と、を有する。第2のランド57f9は内側には軸部57f10の軸方向に延びる穴部57f11を有する。ばね部材57f3は、一端部が穴部57f11の第1のランド57f8側の底部に接触し、他端部が第1のランド57f8側と反対側のリテーナ57f4に接触する。このため、スプール57f2は、常に第3連通路57h3(パイロット油路57h)側へ付勢される。
スプール57f2は、パイロット油路57hから圧油の供給が無い場合には、ばね部材57f3の付勢力によって、第1のランド57f8がパイロット油路57hを塞ぐとともに、第2のランド57f9が、第1供給油路57e1及び第2供給油路57e2を塞ぐ。一方、スプール57f2は、パイロット油路57hから圧油の供給がある場合には、ばね部材57f3の付勢力に抗して、スプール57f2が移動して、第1のランド57f8がパイロット油路57hを開放するとともに、第2のランド57f9が第1供給油路57e1及び第2供給油路57e2を開放する。このため、第1供給油路57e1が第2供給油路57e2に連通する。
ポンプカバー57のリア側の端面57a1には、ポンプカバー57の端面57a1の径方向外側部分に環状に延びるシール部材61が配置される。本実施形態では、図4に示すように、ポンプボディ52のフロント側の端面52dに、端面52dの周縁部に沿って延びる環状の凹溝53が設けられる。凹溝53内にシール部材61が設けられる。ポンプカバー57のリア側の端面57a1と、ポンプボディ52のフロント側の端面52dが接触したときに、開閉弁57fは、図3に示すように、ポンプカバー57のリア側の端面57a1に接触したシール部材61により囲まれる領域S内に配置される。収容部60は、シール部材61の領域S内の一方側に配置される。本実施形態では、収容部60は、シール部材61の領域S内の中心軸Jに対してX軸方向マイナス側に配置される。
開閉弁57fは、図3に示すように、収容部60よりも径方向外側の中心軸Jに対して直交する方向の一方側で、且つ領域Sの周縁部に沿って配置される。本実施形態では、開閉弁57fは、収容部60よりもY軸方向プラス側で、且つX軸方向に沿って延びる。
逆止弁57gは、収容部60よりも径方向外側の中心軸Jに対して直交する方向の他方側で、且つ領域Sの周縁部に沿って配置される。本実施形態では、逆止弁57gは、収容部60よりもX軸方向プラス側で、且つY軸方向に沿って延びる。逆止弁57gは、本体57g1内に弁体57g2が移動自在に挿入され、本体57g1の一方側に第2供給油路57e2に繋がり、本体57g1の他方側に第3供給油路57e3が繋がる。逆止弁57gは弁体57g2の移動により、流出口57d側へのオイルの流れを許容するとともに、収容部60側へのオイルの流れを阻止する。本実施形態では、第2供給油路57e2から第3供給油路57e3側へのオイルの流れを許容し、その逆を規制する。
ポンプカバー57は、図4に示すように、軸方向に延びてスプール孔部57f1の他方側に開口する開口部57f5に連通する貫通孔63を有する。本実施形態では、貫通孔63は、スプール孔部57f1のX軸方向プラス側に開口する開口部57f5を含んで軸方向に延びてポンプカバー57を貫通する。貫通孔63は、リア側から見たときに四角形状である。ポンプカバー57の軸方向他方側(リア側)の端面57a1には、貫通孔63に連通して端面57faからフロント側へ窪む収容凹部64が設けられる。収容凹部64内にリテーナ57f4の屈曲部57f12が収容される。
リテーナ57f4は、板状であって軸方向に延び、リテーナ57f4の軸方向に対して直交する方向に向く側面57f13がスプール孔部57f1の開口部57f5に対向して配置されて開口部57f5を覆う。本実施形態では、図4に示すように、リテーナ57f4は軸方向に延びてX軸方向の両側に側面57f13を有する。X軸方向マイナス側の側面57f13がスプール孔部57f1の開口部57f5に対向して配置されて開口部57f5を覆う。
リテーナ57f4は、貫通孔63をリテーナ57f4が貫通し、且つポンプボディ52の軸方向一方側の端面52dとポンプカバー57の軸方向他方側の端面57a1とが接合していることで、リテーナ57f4がポンプカバー57に固定される。リテーナ57f4の軸方向の一方側端部に軸方向に対して交差する方向に屈曲する屈曲部57f12を有する。本実施形態では、リテーナ57f4は、リア側の端部にX軸方向プラス側に屈曲する屈曲部57f12を有する。このため、リテーナ57f4は、貫通孔63をリテーナ57f4が貫通し、且つ収容凹部64に屈曲部57f12を収容し、ポンプボディ52の軸方向一方側の端面52dにポンプカバー57の軸方向他方側の端面57a1を接合することで、リテーナ57f4がポンプカバー57に固定される。リテーナ57f4の軸方向の他方側端部は、貫通孔63の軸方向他方側に開口する開口部62から突出する。
ポンプカバー57のリア側の径方向外側端部には、図4に示すように、フランジ部66が設けられる。フランジ部66には、周方向に間隔を有して径方向外側へ突出する複数の突出部67が設けられる。これらの突出部67は、ポンプボディ52にポンプカバー57を接触させた状態で、ポンプボディ52の複数の突出部52bと軸方向において重なる位置に配置される。複数の突出部67の夫々には、ボルト15が螺合可能な雌ねじ部68が設けられる。これらの雌ねじ部68に、モータハウジング13、中間部材70、ポンプボディ52及びポンプカバー57を貫通したボルト15が螺合することで、モータハウジング13、中間部材70、ポンプボディ52及びポンプカバー57を一体的に固定することができる。
(ポンプロータ47)
ポンプロータ47は、図1に示すように、シャフト11に取り付けられる。より詳細には、ポンプロータ47は、シャフト11のフロント側(−Z側)に取り付けられる。ポンプロータ47は、シャフト11に取り付けられるインナーロータ47aと、インナーロータ47aの径方向外側を囲むアウターロータ47bと、を有する。インナーロータ47aは、円環状である。インナーロータ47aは、径方向外側面に歯を有する歯車である。
インナーロータ47aは、シャフト11に固定される。より詳細には、インナーロータ47aの内側にシャフト11のフロント側(−Z側)の端部が圧入される。インナーロータ47aは、シャフト11と共に軸周り(θ方向)に回転する。アウターロータ47bは、インナーロータ47aの径方向外側を囲む円環状である。アウターロータ47bは、径方向内側面に歯を有する歯車である。
インナーロータ47aとアウターロータ47bとは互いに噛み合い、インナーロータ47aが回転することでアウターロータ47bが回転する。すなわち、シャフト11の回転によりポンプロータ47は回転する。言い換えると、モータ部10とポンプ部40とは同一の回転軸を有する。これにより、電動オイルポンプ1が軸方向に大型化することを抑制できる。
また、インナーロータ47aとアウターロータ47bとが回転することで、インナーロータ47aとアウターロータ47bの噛み合わせ部分の間の容積が変化する。容積が減少する領域が加圧領域なり、容積が増加する領域が負圧領域となる。ポンプロータ47の負圧領域のリア側(+Z側)には、吸入ポートが配置される。また、ポンプロータ47の加圧領域Apのリア側(+Z側)には、吐出ポートが配置される。ここで、ポンプカバー57に設けられた吸入口57i(図2参照)から収容部60内に吸入されるオイルは、インナーロータ47aとアウターロータ47bの間の容積部分に収容され、加圧領域に送られる。その後、オイルは、吐出ポートを通ってポンプカバー57に設けられた吐出口57j(図2参照)から吐出される。
<電動オイルポンプ1の作用・効果>
次に、電動オイルポンプ1の作用・効果について説明する。図1に示すように、電動オイルポンプ1のモータ部10が駆動すると、モータ部10のシャフト11が回転して、ポンプロータ47のインナーロータ47aの回転にともなってアウターロータ47bも回転する。ポンプロータ47が回転すると、ポンプ部40の吸入口57i(図2参照)から吸引されたオイルは、ポンプ部40の収容部60内を移動して、吐出ポートを通って吐出口57j(図2参照)から吐出される。
図5に示すように、パイロット油路57hから圧油の供給が無い場合には、スプール57f2は、ばね部材57f3の付勢力によって、第1のランド57f8がパイロット油路57hを塞ぐとともに、第2のランド57f9が、第1供給油路57e1及び第2供給油路57e2を塞ぐ。このため、収容部60から供給油路57eを介して流出口57d側へ圧油が流れることはない。一方、パイロット油路57hから圧油の供給がある場合には、ばね部材57f3の付勢力に抗して、スプール57f2がX軸方向プラス側へ移動して、第1のランド57f8がパイロット油路57hを開放するとともに、第2のランド57f9が第1供給油路57e1及び第2供給油路57e2を開放する。このため、第1供給油路57e1が第2供給油路57e2に連通する。このため、収容部60から供給油路57eを介して流出口57d側へ圧油が流れる。
(1)ここで、本実施形態に係る電動オイルポンプ1は、図5に示すように、リテーナ57f4が開口部57f5を覆うことで、スプール57f2の他方側への移動を規制することができる。また、貫通孔63をリテーナ57f4が貫通し、且つポンプボディ52の軸方向一方側の端面57a1とポンプカバー57の軸方向他方側の端面52dとが接合していることで、リテーナ57f4がポンプカバー57に固定される。このため、リテーナ57f4を固定するための特別の部材が不要であり、部品点数の増大を抑制することができ、電動オイルポンプ1の大型化を抑制することができる。
(2)また、リテーナ57f4は板状であって軸方向に延び、リテーナ57f4の軸方向に対して直交する方向に向く側面がスプール孔部57f1の開口部57f5に対向して配置されて開口部57f5を覆う。このため、開口部57f5をリテーナ57f4によって容易に覆うことができる。また、スプール57f2の他方側端部がリテーナ57f4の側面57f13に接触するので、接触面積を増大することができ、スプール57f2の他方側への移動の規制を確実に行うことができる。
(3)また、リテーナ57f4は屈曲部57f12を有し、屈曲部57f12は収容凹部64内に収容された状態で、ポンプボディ52の軸方向一方側の端面52dにポンプカバー57の軸方向他方側の端面57a1が接合することで、リテーナ57f4がポンプカバー57から抜脱される虞を防止することができる。また、簡易な構成でリテーナ57f4の抜脱が防止できるので、電動オイルポンプ1の大型化を抑制することができる。
(4)さらに、リテーナ57f4の軸方向の他方側端部は、貫通孔63の軸方向他方側に開口する開口部62から突出する。このため、リテーナ57f4と貫通孔63との接触面積を最大にすることができる。
(5)また、ポンプカバー57の軸方向他方側の端面57a1にシール部材61を設けることで、収容部60から漏れ出したオイルがポンプカバー57の外側に漏れ出す虞を防止することができる。
(6)また、収容部60は、シール部材61の領域内の一方側に配置され、開閉弁57fは、収容部60よりも径方向外側の中心軸Jに対して直交する方向の一方側で、且つ領域Sの周縁部に沿って配置される。このため、限られた領域S内を有効に活用して収容部60及び開閉弁57fを収容することができる。
(7)また、逆止弁57gは、収容部60よりも径方向外側の中心軸Jに対して直交する方向の他方側で、且つ領域Sの周縁部に沿って配置される。このため、限られた領域S内を有効に活用して収容部60及び開閉弁57f及び逆止弁57gを収容することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。これらの実施形態及びその変形は、発明の範囲及び要旨に含まれると同時に、特許請求の範囲に記載された発名とその均等の範囲に含まれる。
1 電動オイルポンプ
10 モータ部
11 シャフト
40 ポンプ部
47 ポンプロータ
51 ポンプハウジング
52d 端面(ポンプボディ側端面)
57 ポンプカバー
57a1 端面(ポンプカバー側端面)
57c 流入口
57d 流出口
57e 供給油路
57f 開閉弁
57f1 スプール孔部
57f2 スプール
57f3 ばね部材
57f4、62 開口部
57f12 屈曲部
57f13 側面
57h パイロット油路
60 収容部
61 シール部材
63 貫通孔
64 収容凹部
J 中心軸
S 領域

Claims (7)

  1. 軸方向に延びる中心軸を中心とするシャフトを有するモータ部と、
    前記モータ部の軸方向一方側に位置し、前記モータ部によって前記シャフトを介して駆動されオイルを吐出するポンプ部と、
    を有し、
    前記ポンプ部は、
    前記モータ部から軸方向一方側に突出する前記シャフトに取り付けられるポンプロータと、
    前記ポンプロータを収容する収容部を有したポンプハウジングと、
    を有し、
    前記ポンプハウジングは、
    前記モータ部の軸方向一方側に取り付けられるポンプボディと、
    前記ポンプボディの軸方向一方側に取り付けられるポンプカバーと、
    を有し、
    前記ポンプカバーは、
    前記オイルを流入させる流入口と、
    前記オイルを流出させる流出口と、
    前記収容部と前記流出口との間を繋ぐ供給油路と、
    前記供給油路に設けられ、前記収容部から供給される前記オイルを前記流出口側へ供給し、又は供給を遮断する開閉弁と、
    前記供給油路に設けられ、前記流出口側への前記オイルの流れを許容するとともに、前記収容部側への前記オイルの流れを阻止する逆止弁と、
    前記流入口と前記開閉弁との間を繋ぐパイロット油路と、
    を有し、
    前記開閉弁は、
    前記収容部よりも径方向外側に位置し、前記中心軸に対して直交する方向に延びるスプール孔部と、
    前記スプール孔部内に挿入され、前記スプール孔部の延びる方向に沿って移動可能なスプールと、
    前記スプールを前記スプール孔部の延びる方向の一方側へ付勢するばね部材と、
    前記スプール孔部の他方側に開口する開口部を覆うリテーナと、
    を有し、
    前記ポンプカバーは、軸方向に延びて前記スプール孔部の他方側に開口する開口部に連通する貫通孔を有し、
    前記貫通孔を前記リテーナが貫通し、且つ前記ポンプボディの軸方向一方側のポンプボディ端面と前記ポンプカバーの軸方向他方側のポンプカバー端面とが接合していることで、前記リテーナが前記ポンプカバーに固定される
    電動オイルポンプ。
  2. 前記リテーナは、板状であって軸方向に延び、前記リテーナの軸方向に対して直交する方向に向く側面が前記スプール孔部の前記開口部に対向して配置されて前記開口部を覆う
    請求項1に記載の電動オイルポンプ。
  3. 前記リテーナは、前記リテーナの軸方向の一方側端部に軸方向に対して交差する方向に屈曲する屈曲部を有し、
    前記ポンプカバーの軸方向他方側の前記ポンプカバー端面には、前記貫通孔に連通して前記屈曲部を収容する収容凹部を有し、
    前記リテーナは、前記貫通孔を前記リテーナが貫通し、且つ前記収容凹部に前記屈曲部を収容し、前記ポンプボディの軸方向一方側の前記ポンプボディ端面に前記ポンプカバーの軸方向他方側の前記ポンプカバー端面を接合することで、前記リテーナが前記ポンプカバーに固定される
    請求項1又は2に記載の電動オイルポンプ。
  4. 前記リテーナの軸方向の他方側端部は、前記貫通孔の軸方向他方側に開口する開口部から突出する
    請求項3に記載の電動オイルポンプ。
  5. 前記ポンプカバーの軸方向他方側の前記ポンプカバー端面には、前記ポンプカバー端面の径方向外側部分に環状に延びるシール部材が配置され、
    前記開閉弁は、前記シール部材により囲まれる領域内に配置される
    請求項1から4のいずれか1項に記載の電動オイルポンプ。
  6. 前記収容部は、前記シール部材の前記領域内の一方側に配置され、
    前記開閉弁は、前記収容部よりも径方向外側の前記中心軸に対して直交する方向の一方側で、且つ前記領域の周縁部に沿って配置される
    請求項5に記載の電動オイルポンプ。
  7. 前記逆止弁は、前記収容部よりも径方向外側の前記中心軸に対して直交する方向の他方側で、且つ前記領域の前記周縁部に沿って配置される
    請求項6に記載の電動オイルポンプ。


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