JP6922593B2 - 情報処理システムおよび無線端末 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システムおよび無線端末に関する。
無線によるデータ通信が可能な携帯端末の普及に伴い、ビーコンのような無線局の識別情報を活用したサービスの提供が進んでいる。例えばレストランのオーナーは、自身のレストランにビーコンを設置し、ビーコンから一定間隔でビーコンの識別情報を送信させる。携帯端末のユーザは、レストランに接近することにより、ビーコンから送信される識別情報を含む無線信号を受信する。携帯端末はビーコンから受信した識別情報を含む無線信号に基づき、レストランのクーポン情報を取得することが出来る。
携帯端末は、検知した識別情報に対応するビーコン等の検知対象を特定するため、特定すべき識別情報に関連する検知対象の識別情報一覧をあらかじめ携帯端末に登録しておくことができる。検知対象は固有の識別情報を有するので、携帯端末は、検知した識別情報と、あらかじめ自身に登録した識別情報一覧とを照合することにより、検知した識別情報に対応する検知対象を特定することが出来る。例えば特許文献1には、自身の携帯端末と近距離通信可能な携帯端末をグループ化し、グループ中の自身の携帯端末のみサーバと通信可能とする技術が開示されている。
特開2008−011038号公報 特開2009−017217号公報 特開2007−201921号公報 特開2016−220150号公報 特開2016−217858号公報 特開2008−281490号公報
ビーコンは一般に建築物や地面等に固定的に設置されており、携帯端末がビーコンからの無線信号を受信できる範囲(カバレッジエリア)は、ビーコンから無線信号が届く範囲に限られる。そのため、複数のビーコンを設置してカバレッジエリアを広げることが考えられる。ここで、所望するカバレッジエリアにビーコンをまばらに設置すると、必要なビーコン数は抑えられるものの、いわゆるカバレッジホールが発生すること等により、無線端末がビーコンからの無線信号を確実に受信できないことが想定される。一方、所望するカバレッジエリアにビーコンを密に設置すると、カバレッジホールの発生は抑えられるものの、必要なビーコン数が増大し、コスト面等で問題が残る。
開示の技術は、必要なビーコンの数を押さえつつ、広い範囲を確実にカバーすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、情報処理システムは、所定情報を含む検知信号を無線送信する検知対象と、前記検知信号の受信に基づいて前記所定情報を含む仮想検知信号を無線送信する複数の特定無線端末と、前記検知信号と前記仮想検知信号のいずれも受信できない場合、前記仮想検知信号の発信を依頼する発信依頼信号を無線送信する無線端末とを有し、前記特定無線端末は、前記発信依頼信号を受信した場合であっても、他の前記特定無線端末から前記仮想検知信号を受信した場合には、前記仮想検知信号の無線送信を行わないことを特徴とする。
本件の開示する技術の一つの態様によれば、必要なビーコンの数を押さえつつ、広い範囲を確実にカバーすることが出来るという効果を奏する。
図1は、情報処理システムの一例である。 図2は、携帯端末のハードウェアブロック図である。 図3は、検知対象のハードウェアブロック図である。 図4は、検知対象に対応する仮想化ビーコン信号を携帯端末に発信させる状態を示す概念図である。 図5は、仮想ビーコン信号を発信する携帯端末が検知対象のエリア外に移動した場合の処理を示す概念図である。 図6は、他の携帯端末からの発信依頼を受信した携帯端末の動作を示す概念図である。 図7は、発信依頼を行う携帯端末が、担当する動作を変更する状態を示す概念図である。 図8は、発信依頼を行う携帯端末を変更する状態を示す概念図である。 図9は、携帯端末からの発信依頼を分散させる様子を示すタイムチャートである。 図10は、サーバから携帯端末にルール情報を配信するシステムの機能ブロック図である。 図11は、サーバのハードウェアブロック図である。 図12は、ルール情報の具体例である。 図13は、ルール情報に対応する通知情報の具体例である。 図14は、サーバから各携帯端末にルール情報を配信する場合の処理フローである。 図15Aは、携帯端末におけるイベント受信時の処理フローの一部である。 図15Bは、携帯端末におけるイベント受信時の処理フローの一部である。 図16は、携帯端末における通知発信の処理フローである。 図17は、携帯端末の通知発信におけるタイマー起動の処理フローである。 図18Aは、携帯端末における発信依頼の処理フローの一部である。 図18Bは、携帯端末における発信依頼の処理フローの一部である。 図19は、携帯端末の発信依頼におけるタイマー起動の処理フローである。 図20は、携帯端末における担当変更処理の詳細なフローである。
以下、本発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、情報処理システムの一例である。図1において情報処理システム1は、携帯端末3(以下、単に端末3ともいう)、検知対象4、ネットワーク5を有する。情報処理システム1は、識別情報を処理管理する情報処理システムの一つである。
携帯端末3は、携帯電話、スマートフォン等のデータ通信可能な無線端末である。携帯端末3は、基本的には人間に携帯されて移動することが想定される移動無線端末である。情報処理システム1において、一例として、携帯端末3は携帯端末3a〜3eを含む。検知対象4は、位置情報等を固有の識別情報と共に無線信号で発信する無線局である。検知対象4は例えばあらかじめ情報が設定された無線信号(ビーコン信号と称される)を一定周期で無線送信するビーコンであり、基本的には建築物や地面等に固定的に設置されることが想定される固定無線局である。ビーコン信号は例えば、各検知対象を識別するための識別情報や検知対象が設置された位置を示す設置位置情報、またはビーコン信号の送信時間などを含む。検出対象4は、ビーコンの他、NFC(Near Field Communication)、QR(Quick Response)コード、WiFiなどであってもよい。また後述の通り、検知対象4から発信される信号を受信可能な範囲をエリア6と定義しているが、例えばGPS信号を検知するために割り当てられた領域を検知対象としてもよい。
情報処理システム1において、検知対象4は検知対象4a、4bを含む。また図1において、エリア6a、6bはそれぞれ、検知対象4a、4bから送信されるビーコン信号を携帯端末3が受信可能な範囲である。図1の場合、携帯端末3b、3cは検知対象4aから送信されるビーコン信号を受信可能なエリア6aにあり、携帯端末3d、3eは検知対象4bから送信されるビーコン信号を受信可能なエリア6bにある。携帯端末3はそれぞれネットワーク5に有線または無線で接続されている。
検知対象4が送信する識別情報は、例えばiBeaconの場合、RFC4122規格で規定されたUUID(Universally Unique IDentifier)に、major番号、minor番号を付与したものである。検知対象4は、それぞれ固有のUUIDを有する。携帯端末3は、検知対象4が配信する信号を検知するため、検知したい検知対象4の識別情報を自身のOSに登録しておく必要がある。
携帯端末3が検知を望むまたは想定する検知対象4の識別情報は、情報処理システム1の設置エリアに入る前に、携帯端末3に割り振られる。検知対象4の識別情報は、後述の通り、例えば携帯端末3にインストールしたアプリケーションの制御により、携帯端末3に割り振られる。
本実施形態における携帯端末3の少なくとも一部は、検知対象4であるビーコンとしても振る舞う(擬似的にビーコンを装う)ことが出来る。すなわち、携帯端末3は所定の条件を満たす場合に、検知対象4であるビーコンとしても振る舞い、検知対象4の識別情報を含むビーコン信号(仮想ビーコン信号と称する)の送信を行う。これにより、検知対象4であるビーコンの数を抑えるとともに、カバレッジホールの発生を抑制しつつ広いエリアをカバーすることが可能となる。
ただし、検知対象4としても振る舞える携帯端末3の全てが検知対象4として振る舞ってしまうと、検知対象4から発信されるビーコン信号に加えて、携帯端末3から発信される仮想ビーコン信号の量も膨大となり、ビーコン信号の受信に支障を来たす恐れがある。この問題を解決するための一案として、どの携帯端末3がどの検知対象4として振る舞っているのか等を一元管理することも考えられる。しかしながら、この場合には一元管理のためのサーバ等を設置する必要があり、コストや運用面で課題が残る。
そこで、サーバ等による一元管理を行うことなく、検知対象4としても振る舞える携帯端末3が節度を保ちつつも柔軟にビーコン信号を発信するための仕組みが必要となる。
本実施形態における携帯端末3の少なくとも一部は、検知対象4を検知できない場合(検知対象4からのビーコン信号を受信できない場合)、他の携帯端末3に対し、仮想ビーコン信号の発信依頼を行う機能を有する。発信依頼を行う機能を有する端末3としては、例えば比較的低級(低機能)な端末3が想定される。これに対し、前述した検知対象4としても振る舞える携帯端末3としては、例えば比較的高級(高機能)な端末3が想定される。
発信依頼を行う機能を有する携帯端末3は、他の携帯端末3に対し、仮想ビーコン信号の発信を依頼する発信依頼信号を送信する。発信依頼信号を受信した携帯端末3は、仮想ビーコン信号を送信開始する。発信依頼信号を受信後、自身が仮想ビーコン信号を発信する前に、他の携帯端末3から発信された仮想ビーコン信号を受信した携帯端末3は、仮想ビーコン信号を発信しない。
以上の通り本実施形態の情報処理システム1は、一元管理のためのサーバに依存することなくそれぞれの携帯端末3の仮想ビーコン信号の発信状況を管理することが出来る。
図2は、携帯端末のハードウェアブロック図である。携帯端末3は、CPU22、メモリ23、ストレージ24、ネットワークIF25、センサ26、ディスプレイ27を有する。CPU22、メモリ23、ストレージ24、ネットワークIF25、センサ26、ディスプレイ27は、バス28により互いに接続され、データ通信可能となっている。メモリ23およびストレージ24はそれぞれ、情報を記憶する記憶部の一つである。
CPU22は、ストレージ24またはメモリ23に記憶されたソフトウェアプログラムを読み出して実行する。メモリ23は、ストレージ24から読み出したデータや、ネットワークIF25により外部から受信したデータなどを一時的に記憶する。ストレージ24は、OSやソフトウェアプログラム、プログラムの実行時に参照されるデータなどを記憶する。ネットワークIF25は、ネットワーク5を介して他の装置とデータの送受信を行う通信装置である。またネットワークIF25は、後述する局所化情報を配信する配信回路として機能する。センサ26は、例えば携帯端末3の動きを検知する加速度センサや、GPS(Global Positioning System)センサである。ディスプレイ27は、検知対象4からの信号検知情報や識別情報に基づく店舗のクーポン情報等を表示する。
図3は、検知対象のハードウェアブロック図である。検知対象4は、CPU32、メモリ33、送信モジュール35を有する。CPU32、メモリ33、および送信モジュール35は、バス36により互いに接続され、データ通信可能となっている。メモリ33は情報を記憶する記憶部の一つである。
CPU32は、メモリ33に記憶されたソフトウェアプログラムを読み出して実行する。メモリ33は、検知対象4の固有識別情報や設置位置情報、ソフトウェアプログラムなどを記憶する。送信モジュール35は、メモリ33に記録された情報を外部に無線送信する。
図4は、検知対象に対応する仮想化ビーコン信号を携帯端末に発信させる状態を示す概念図である。図4(a)は、検知対象4aのビーコン信号を受信可能なエリア6aの中に、携帯端末3a、3bが存在している状態を示す。図4(b)は、発信依頼を行う携帯端末31aの発信依頼信号の受信可能エリア7a内に、携帯端末3a、3bが存在している状態を示す。図4(c)は、携帯端末31aの発信依頼信号を受信した携帯端末3aが、仮想ビーコン信号をエリア7bで発信する状態を示す。図4(d)は、携帯端末3aから発信された仮想ビーコン信号を受信した携帯端末31aが発信依頼を停止する状態を示す。
図4(a)において、エリア6aに入った携帯端末3a、3bは、本実施例において、自律的には仮想ビーコンを発信しない。携帯端末31aは、他の携帯端末に対し仮想ビーコン信号の発信依頼を行う端末である。図4(b)の通り発信依頼を行う携帯端末31aがエリア6aに入ることで、携帯端末3a、3bが携帯端末31aの発信依頼信号を受信可能なエリア7aに入ったとする。ビーコン信号を受信している状態で発信依頼信号を受信した他の携帯端末は、条件に応じて仮想ビーコン信号を発信する。
図4(c)において、発信依頼信号を受信した携帯端末3aは、携帯端末3bよりも先に仮想ビーコン信号を発信する。携帯端末3aと同様に携帯端末31aから発信依頼信号を受信した携帯端末3bは、発信依頼信号を受信後に仮想ビーコン信号を受信したため、何も処理することなく仮想ビーコン信号発信処理を終了する。
図4(d)において、携帯端末3aの仮想ビーコン信号を受信した携帯端末31aは、発信依頼信号を停止する。
以上の通り携帯端末は、他の携帯端末から発信依頼を受けて特定の条件を満たした場合にのみ仮想ビーコン信号を発信することにより、不要に多数の携帯端末が仮想ビーコン信号を発信するのを防止することが出来る。
図5は、仮想ビーコン信号を発信する携帯端末が検知対象のエリア外に移動した場合の処理を示す概念図である。図5(a)は、携帯端末3aが検知対象4aの仮想ビーコン信号をエリア7bで発信している状態を示す。図5(b)は、携帯端末3aが検知対象4aのエリア6aの外部に移動し、仮想ビーコン信号の発信を停止した状態を示す。図5(c)は、携帯端末31aが再度仮想ビーコン信号の発信依頼を行う状態を示す。図5(d)は、発信依頼信号を受信した携帯端末3bが、仮想ビーコン信号の発信を開始した状態を示す。
図5(a)において、携帯端末31aは、携帯端末3aから発信される仮想ビーコン信号を受信している場合、発信依頼信号の発信を停止する。図5(b)において、携帯端末3aが検知対象4aから発信されるビーコン信号のエリア6aの外に移動すると、仮想ビーコン信号の発信を停止する。図5(c)において、携帯端末31aは、仮想ビーコン信号が受信できなくなると、再度発信依頼信号の発信を開始する。図5(d)において、検知対象4aのエリア6aの内部にある携帯端末3bは、携帯端末31aの発信依頼信号を受信し、仮想ビーコン信号の発信を行う。
以上の通り情報処理システムは、仮想ビーコン信号を発信する携帯端末がビーコン信号を受信可能なエリアの外に出た場合であっても、ビーコン信号を受信する他の携帯端末に対し、仮想ビーコン信号の発信動作を切り替えることが出来る。
図6は、他の携帯端末からの発信依頼を受信した携帯端末の動作を示す概念図である。図6(a)は、携帯端末3aから発信される仮想ビーコン信号のエリア7bの内部に、発信依頼を行う携帯端末31a、31bが存在する状態を示す。図6(b)は、仮想ビーコン信号を発信する携帯端末3aが、検知対象4aのビーコン信号のエリア6aの外部に移動し、仮想ビーコン信号の発信が停止した状態を示す。図6(c)は、携帯端末31aが仮想ビーコン信号の発信依頼を行い、携帯端末31bは携帯端末31aの発信依頼信号を受信し、発信依頼信号を発信していない状態を示す。図6(d)は、携帯端末31aから送信された発信依頼信号を受信した携帯端末3bが、仮想ビーコン信号を発信する状態を示す。
以上の通り情報処理システムは、1つのビーコン信号受信可能エリアに発信依頼を行う携帯端末が複数存在する場合であっても、1つの携帯端末に発信依頼動作を特定することが出来る。
図7は、発信依頼を行う携帯端末が、担当する動作を変更する状態を示す概念図である。図7(a)は、検知対象4aのビーコン信号を受信可能なエリア6aに、発信依頼を行う携帯端末31a、31bのみが存在する状態を示す。図7(b)は、発信依頼を行う携帯端末31aが発信依頼を行った後、仮想ビーコン信号の受信がないために自身の担当を発信依頼から仮想ビーコン信号の送信に変更した状態を示す。図7(c)は、携帯端末31bが仮想ビーコン信号の発信依頼を行っている状態を示す。図7(d)は、携帯端末31bから発信された発信依頼信号を受けて、携帯端末31aが仮想ビーコン信号を発信している状態を示す。ここで担当とは、携帯端末にあらかじめ設定された、複数の動作モードを示す。
図7(a)に示す通り、検知対象4aのビーコン信号を受信可能なエリアに仮想ビーコン信号を送信可能な携帯端末が存在しない場合、携帯端末31a、31bによる発信依頼は無駄になる。そこで、携帯端末31a、31bから発信依頼を行っても、仮想ビーコン信号を送信する携帯端末が出現しない場合、図7(b)に示す通り、発信依頼を行う携帯端末31aを仮想ビーコン信号を発信する携帯端末に担当変更する。これにより、発信依頼を行う他の携帯端末31bに対し、図7(c)に示す通り、携帯端末31aが応答可能となる。この結果、図7(d)に示す通り、携帯端末31aが発信依頼を受けて仮想ビーコン信号を発信することが出来る。
図8は、発信依頼を行う携帯端末を変更する状態を示す概念図である。図8(a)は、携帯端末31aが発信依頼を行い、発信依頼信号を受信した携帯端末31bは何も処理を実行していない状態を示す。図8(b)は、発信依頼信号の送信に対し仮想ビーコン信号が受信されないため、携帯端末31aが発信依頼の担当を変更した状態を示す。図8(c)は、発信依頼の担当変更後、携帯端末31bが発信依頼を行っている状態を示す。図8(d)は、発信依頼信号の送信に対し仮想ビーコン信号が受信されないため、携帯端末31bが発信依頼の担当を変更した状態を示す。
以上の通り発信依頼を行う携帯端末は、仮想ビーコン信号を発信する様、担当変更をしながら、発信依頼を定期的に行う。発信依頼を行う携帯端末を担当変更することにより、発信依頼信号を発信するエリアを分散させることが出来る。
図9は、携帯端末からの発信依頼を分散させる様子を示すタイムチャートである。図9において、上から順に、携帯端末31a、31b、31cのタイムチャートを示す。本実施形態において、携帯端末31aにはminor値として10、携帯端末31bにはminor値として20、携帯端末31cにはminor値として15が割り当てられている。本実施例において、それぞれの携帯端末31にはminor値がランダムに割り当てられている。
minor値の初期値は、以下のように決定することもできる。携帯端末3によりこのシステムが利用される時刻を元に計算し、近い時刻に利用を開始した端末のminor値を近い値とする。minor値が近いことで、発信依頼からの仮想ビーコン発信が早くなり、かつ、担当ビーコン喪失による仮想ビーコン発信停止からの発信依頼までの待ち時間が長くなる。これは、同じ移動をする場合に効果を発揮する。つまり、開始時刻が近い携帯端末3は、グループであると考えられるため、minor値を近づけて、上記の効果を狙っている。また、検知対象のビーコンの数の多さにより、minor値をばらけさせることも効果的である。ビーコンの数が少ないときは、担当を変える必要が少なく、minor値をばらけさせずに設定する。これにより、発信依頼からの仮想ビーコン発信が早くなる。ビーコンの数が多いときは、担当を変えながら検知対象のビーコンを検知することになるため、minor値をばらけさせる。これにより、発信依頼の待ち時間が短くなり、仮想ビーコン発信が行われない場合の担当変更が早く行われるようになる。
携帯端末31aは、時刻T1から時刻T2まで、時間raの間発信依頼を行う。携帯端末31aは、発信依頼終了後、あらかじめ設定された待ち時間の間待機状態となる。携帯端末31aの発信依頼を受信した他の携帯端末は、受信した携帯端末31aのminor値と自身のminor値との差分に応じて待ち時間を設定する。本実施形態において、各携帯端末はminor値の差分が大きいほど待ち時間を短く設定する。例えば、各携帯端末は、発信依頼信号に含まれるminor値と自身のminor値との差分の逆数に基づき、待ち時間を設定しても良い。本実施形態において、携帯端末31bのminor値は20であり、携帯端末31aのminor値は10であるので、その差分値は10となる。同様に、携帯端末31aと携帯端末31cとのminor値の差分値は5となる。よって差分値は携帯端末31bの方が大きいため、待ち時間は携帯端末31cよりも短くなる。以上の通りminor値の差分値に基づき待ち時間を決定することにより、それぞれの携帯端末の待ち時間を分散させることが出来る。
携帯端末31bは、時刻T2から上記差分に対応する待ち時間経過後、時間rbの間発信依頼を行う。携帯端末31bが発信依頼を開始した時刻T3において、携帯端末31a、31cはまだ待ち状態となっている。それぞれの携帯端末は、携帯端末31bが発信依頼を開始した時刻T3から、それぞれの携帯端末の待ち時間が終了するまでの時間を、携帯端末31bが発信依頼を終了する時刻T4からの待ち時間に加算する。例えば携帯端末31aは、時刻T3から待ち時間終了までの時間waの間、時刻T4から待機状態となる。同様に携帯端末31cは、時刻T3から待ち時間終了までの時間wcの間、時刻T4から待機状態となる。また、発信依頼を行う携帯端末31b以外の携帯端末の待ち時間は、携帯端末31aが発信依頼を行っていた場合と同様に、発信依頼を行う携帯端末31bのminor値に対するそれぞれの携帯端末のminor値の差分値に基づいて決定する。本実施例では携帯端末31bのminor値に対する差分値は携帯端末31aの方が大きいため、携帯端末31aの待ち時間は、携帯端末31cの待ち時間よりも短くなる。一方、時刻T4からの携帯端末31aの待ち時間waは、携帯端末31cの待ち時間wcよりも大きいため、時刻T4からの待ち時間は、携帯端末31aよりも携帯端末31cの方が短くなる。よって次に発信依頼を行うのは携帯端末31cとなる。
以上の通りminor値の差分に基づき各携帯端末の待ち時間を決定することに加え、発信依頼により中断された待ち時間を次回の待ち時間に加算することで、発信依頼を行う携帯端末を分散させることが出来る。
図10は、サーバから携帯端末にルール情報を配信するシステムの機能ブロック図である。サーバ2から携帯端末3へのルール情報の配信は、例えば事前に携帯端末3に対してサーバ2へアクセスするためのアプリケーションをインストールし、アプリケーションの実行により実現しても良い。なお、本実施形態におけるサーバ2は、上述したような携帯端末3の一元管理を行うものではないことには留意されたい。また、本実施形態において、サーバ2によるルール情報の配信は必須ではない。
サーバ2は、ルール情報41、ルール配信部42を有する。ルール情報41は、後述するサーバ2におけるメモリ13またはストレージ14に記憶されている。ルール情報41は、登録ルール情報、全ルール情報、通知情報を含む。登録ルール情報は、通知ルール情報と発信依頼ルール情報を含む。通知ルール情報は、各携帯端末3のOS(Operating System)に登録する、通知のための受発信用ビーコン情報である。通知ルール情報は、UUIDのみで構成されている。発信依頼ルール情報は、OSに登録する発信依頼の受発信用ビーコン情報である。発信依頼ルール情報は、UUIDおよびmajorで構成されている。全ルール情報は、全ての検出対象4のリストである。全ルール情報は、各検出対象4のUUID、major、およびminorを有する。通知情報は、携帯端末3自身が仮想ビーコン信号の発信源として動作する場合に通知する情報である。通知情報は、ルール情報に対応する検出対象4のリストである。
ルール配信部42は、メモリ13またはストレージ14に記憶されたプログラムを後述するサーバ2におけるCPU12が実行することにより実現する機能ブロックである。ルール配信部42は、ルール情報41に基づき、各携帯端末3に必要なルール情報を配信する。
携帯端末3は、ルール受信部43、通知発信部44、発信依頼部45、担当変更部46、イベント受信部47、ルール情報48、通知情報49、関係性情報50、検知情報51を有する。ルール受信部43、通知発信部44、発信依頼部45、担当変更部46、イベント受信部47は、メモリ23またはストレージ24に記憶されたプログラムをCPU22が実行することにより実現する機能ブロックである。
ルール受信部43は、サーバ2から配信されたルール情報に基づき、各携帯端末3のルール情報48および通知情報49を保存する。ルール受信部43の処理の詳細については後述する。イベント受信部47は、各携帯端末3におけるイベントの種類を判断し、各イベントの種類に応じて処理を実行する。イベント受信部47の処理の詳細については後述する。通知発信部44は、イベント受信部47により判断したイベントの種類に基づいて通知発信処理を実行する。通知発信部44の処理の詳細については後述する。発信依頼部45は、他の携帯端末3に対し仮想ビーコン信号の発信を依頼する。発信依頼部45の処理の詳細については後述する。担当変更部46は、各携帯端末3に割り当てられた担当ルールを変更する。担当変更部46の処理の詳細については後述する。
ルール情報48は、前述のサーバ2におけるルール情報41と同様に、登録ルール情報および全ルール情報を有する。通知情報49は、ルール情報41に含まれる通知情報と同様に、携帯端末3自身が仮想ビーコン信号の発信源として動作する場合に通知する情報である。関係性情報50は、整数の情報であり、例えばiBeaconでは、minor値が対応する。検知情報51は、担当ルールの検知状況および通知状況を示す情報である。検知状況は、携帯端末3が担当する検知対象4を検知または非検知であることを示す。通知状況は、携帯端末3が担当する検知対象4の仮想ビーコン信号を通知中、通知待ち、非通知のいずれの状況であるかを示す。検知情報51は、ルールに対応するビーコン情報のリストに対する検知状況であってもよい。
以上の通り、各携帯端末3は、事前にサーバ2に接続することにより、登録ルール情報、全ルール情報、および通知情報を把握することが出来る。
図11は、サーバのハードウェアブロック図である。サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)12、メモリ13、ストレージ14、ネットワークIF(InterFace)15を有する。CPU12、メモリ13、ストレージ14、およびネットワークIF15は、バス16により互いに接続され、データ通信可能となっている。メモリ13およびストレージ14はそれぞれ、情報を記憶する記憶部の一つである。
CPU12は、ストレージ14またはメモリ13に記憶されたソフトウェアプログラムを読み出して実行する。メモリ13は、ストレージ14から読み出したデータや、ネットワークIF15により外部から受信したデータなどを一時的に記憶する。ストレージ14は、OS(Operating System)やソフトウェアプログラム、プログラムの実行時に参照されるデータなどを記憶する。ネットワークIF15は、ネットワーク5を介して他の装置とデータの送受信を行う。
図12は、ルール情報の具体例である。図12(a)は、登録ルール情報の具体例を示す。図12(b)は、全ルール情報の具体例を示す。
図12(a)において、列61は登録ルール情報の各構成要素である通知ルール情報および発信依頼ルール情報を示す。列62は各ルール情報のUUIDを示す。列63は各ルール情報のmajorを示す。列62および列63に示す通り、通知ルール情報はUUIDのみを有する。発信依頼ルール情報は、通知ルール情報のUUIDと同じ値のUUIDを有する。発信依頼ルール情報のUUIDの値は、通知ルール情報のUUIDと違う値に設定しても良い。
図12(b)において、列64は検知対象を示す。列65はそれぞれの検知対象4のUUIDを示す。列66はそれぞれの検知対象4のmajor番号を示す。列67はそれぞれの検知対象4のminor番号を示す。
図13は、ルール情報に対応する通知情報の具体例である。図13(a)は、全ルール情報の具体例を示す。図13(b)は、通知情報を示す。図13(a)の内容は図12(b)と同じであるが、説明のために再掲する。
図13(b)において、列75は各携帯端末3に割り当てられる検知対象4を示す。列76は、検知対象4のいずれかが割り当てられた場合に、携帯端末3から発信するビーコン信号のUUIDである。このUUIDは、図12(a)の通知ルール情報のUUIDである。列77は、検知対象4のいずれかが割り当てられた場合に、携帯端末3から発信するビーコン信号のmajor番号である。図13(b)に示す通知情報は、全ての携帯端末3に記憶される。携帯端末3に登録可能なUUIDには、OS上の制約が存在する場合がある。図13(b)の列76に示す通り、各検知対象4に対応して携帯端末から発信するビーコン信号のUUIDを同じにし、列77に示す通りmajor番号が同じ値にならないようにすることにより、OSの制約を解消しつつ、各携帯端末3から発信されるビーコン信号を区別することが出来る。
図14は、サーバから各携帯端末にルール情報を配信する場合の処理フローである。携帯端末3は、サーバ2から全ルール情報を受信し、ルール情報と通知情報に保存する(ステップS11)。携帯端末3は、受信した全ルール情報に基づき、担当ルールを決定し、ルール情報の担当ルールとして保存する(ステップS12)。携帯端末3は、関係性情報の初期値を算出し、関係性情報として保存する(ステップS13)。初期値の算出は、例えば乱数計算により行う。算出された初期値は、例えばminor番号として保存する。携帯端末3は、検知情報を全て非検知と非通知に初期化する(ステップS14)。携帯端末3は、ルール情報の登録ルール(担当ルール、通知ルール、発信依頼ルール)を自身のOSに登録する(ステップS15)。携帯端末3は、検知対象4を検知した時と喪失した時、および仮想ビーコン検知と喪失時、発信依頼ビーコン検知と喪失時にOSのイベントを実行し、イベント受信の処理を行う。
以上の通り携帯端末3は、サーバ2から事前に受信した全ルール情報に基づき、各種情報の設定を行うことが出来る。
図15Aおよび図15Bは、携帯端末におけるイベント受信時の処理フローである。図15Aと図15Bとの処理は、丸で囲まれた符号A、B、Cにより接続される。
携帯端末3は、イベント情報を受信すると、受信したイベント情報が担当ルール、通知ルール、発信依頼ルールのいずれであるかを判別する(ステップS21)。
携帯端末3は、イベント情報が担当ルールである場合(ステップS21:担当ルール)、検知情報を更新する(ステップS22)。携帯端末3は、担当ルールが検知か非検知かを判定する(ステップS23)。携帯端末3は、担当ルールが非検知である場合(ステップS23:非検知)、通知発信に処理を移す(ステップS24)。携帯端末3は、検知情報に検知があるか否かを判別する(ステップS26)。携帯端末3は、検知情報に検知がない場合(ステップS26:NO)、発信依頼に処理を移す(ステップS27)。ここで発信依頼処理は、外部の携帯端末への発信依頼信号の送信を周期的に行う処理である。携帯端末3は、検知情報に検知がある場合(ステップS26:YES)、処理を終了する。携帯端末3は、担当ルールが検知である場合(ステップS23:検知)、発信依頼に処理を移す(ステップS25)。
携帯端末3は、イベント情報が通知ルールである場合(ステップS21:通知ルール)、検知情報を更新する(ステップS28)。携帯端末3は、通知ルールが検知か非検知かを判定する(ステップS29)。携帯端末3は、通知ルールが非検知である場合(ステップS29:非検知)、ステップS26の処理に進む。携帯端末3は、通知ルールが検知である場合(ステップS29:検知)、発信依頼に処理を移す(ステップS30)。携帯端末3は、発信依頼を周期的に行うモードとなっている場合には、発信依頼をキャンセルする。発信依頼中であれば、関係性情報を補正する。携帯端末3は、通知発信に処理を移す(ステップS31)。携帯端末3は、担当ルールに対応する通知であれば、通知待ちをキャンセルする。
携帯端末3は、イベント情報が発信依頼ルールである場合(ステップS21:発信依頼ルール)、発信依頼ルールが検知か非検知かを判定する(ステップS32)。携帯端末3は、発信依頼ルールが検知である場合(ステップS32:検知)、通知発信に処理を移し(ステップS33)、その後発信依頼に処理を移す(ステップS34)。携帯端末3は、担当ルール検知中であれば、通知待ちに入る。携帯端末3は、発信依頼ルールが非検知である場合(ステップS32:非検知)、発信依頼に処理を移す(ステップS34)。携帯端末3は、周期モード中であれば、非検知で待ち状態となり、検知で待機となる。
図16は、携帯端末における通知発信の処理フローである。携帯端末3は、外部からの依頼信号により呼ばれた理由を判定する(ステップS41)。
携帯端末3は、呼ばれた理由が担当ルール非検知である場合(ステップS41:担当ルール非検知)、通知状況が通知中であるか否かを判定する(ステップS42)。携帯端末3は、通知状況が通知中である場合(ステップS42:YES)、通知発信を停止し(ステップS43)、通知状況を非通知に変更する(ステップS44)。携帯端末3は、通知状況が通知中でない場合(ステップS42:NO)、通知発信処理を終了する。
携帯端末3は、呼ばれた理由が通知ルール検知である場合(ステップS41:通知ルール検知)、担当ルールに対応する通知ルールか否かを判定する(ステップS45)。携帯端末3は、検知した通知ルールが担当ルールに対応するものである場合(ステップS45:YES)、担当ルールの通知状況が通知待ちか否かを判定する(ステップS46)。携帯端末3は、担当ルールの通知状況が通知待ちである場合(ステップS46:YES)、タイマーをキャンセルし(ステップS47)、通知状況を非通知に変更する(ステップS48)。携帯端末3は、検知した通知ルールが担当ルールに対応しない場合(ステップS45:NO)、または担当ルールの通知状況が通知待ちでない場合(ステップS46:NO)、通知発信処理を終了する。
携帯端末3は、呼ばれた理由が発信依頼ルール検知である場合(ステップS41:発信依頼ルール検知)、担当ルールで検知中があるか否かを判定する(ステップS49)。携帯端末3は、担当ルールで検知中がある場合(ステップS49:YES)、検知中のルールの通知状況を通知待ちに変更し(ステップS50)、待ち時間を計算してタイマーを設定する(ステップS51)。携帯端末3は、担当ルールで検知中が無い場合(ステップS49:NO)、通知発信処理を終了する。
図17は、携帯端末の通知発信におけるタイマー起動の処理フローである。図17の処理フローは、図16のタイマーに関する処理をより詳細に説明したものである。携帯端末3は、次の通知発信までの待ち時間が設定されているか確認する(ステップS61)。携帯端末3は、待ち時間が設定されている場合(ステップS61:YES)、タイマーを設定する(ステップS62)。携帯端末3は、待ち時間が設定されていない場合(ステップS61:NO)、処理を終了する。
携帯端末3は、設定した待ち時間が経過したか否かを確認する(ステップS63)。携帯端末3は、設定した待ち時間が経過した場合(ステップS63:YES)、検出中の担当ルールの通知発信を行う(ステップS64)。携帯端末3は、通知状況を”通知中”に変更し(ステップS65)、処理を終了する。携帯端末3は、設定した待ち時間が経過しておらず(ステップS63:NO)、外部からの通知ルール検知等によりタイマーをキャンセルした場合(ステップS66:YES)、処理を終了する。携帯端末3は、設定した待ち時間が経過しておらず(ステップS63:NO)、タイマーもキャンセルされていない場合(ステップS66:NO)、待ち時間が経過するまで再度待機する。
図18Aおよび図18Bは、携帯端末における発信依頼の処理フローである。図18Aと図18Bとの処理は、丸で囲まれた符号D、Eにより接続される。携帯端末3は、初期状態として、発信依頼を周期的に行うモードとなっている。周期的に行うモードにおいて携帯端末3は、待ち時間を決定し、タイマーを設定している状態となる。
携帯端末3は、外部からの呼び出しを受けると、呼ばれた理由が検知か否かを判定する(ステップS71)。携帯端末3は、呼ばれた理由が検知である場合(ステップS71:YES)、検知したルールを判定する(ステップS73)。携帯端末3は、検知したルールが担当ルールである場合(ステップS73:担当ルール)、発信依頼の周期モードを解除する(ステップS72)。周期モードの解除において携帯端末3は、発信依頼中であれば発信を停止し、待ちの状態であればタイマーをキャンセルし、処理を終了する。
携帯端末3は、検知したルールが通知ルールである場合(ステップS73:通知ルール)、発信依頼中であるか否かを判定する(ステップS74)。携帯端末3は、発信依頼中である場合(ステップS74:YES)、発信を停止し(ステップS75)、通知ルールのminor値に基づき関係性情報を補正する(ステップS76)。携帯端末3は、周期モードであれば、周期モードを解除し(ステップS77)、タイマーをキャンセルする。携帯端末3は、発信依頼中でない場合(ステップS74:NO)、周期モードを解除する(ステップS77)。
携帯端末3は、検知したルールが発信依頼ルールであり(ステップS73:発信依頼ルール)、周期モードであれば(ステップS78:YES)、タイマーをキャンセルする(ステップS79)。携帯端末3は、検知したルールが発信依頼ルールであり(ステップS73:発信依頼ルール)、周期モードでなければ(ステップS78:NO)、処理を終了する。
携帯端末3は、外部からの呼び出し理由が非検知である場合(ステップS71:NO)、非検知となったルールが発信依頼ルールか否かを判定する(ステップS80)。非検知となったルールが発信依頼ルールである場合(ステップS80:YES)、携帯端末3は、周期モードか否かを判定する(ステップS81)。周期モードである場合(ステップS81:YES)、携帯端末3は、minor値を与えて発信依頼ルールの非検知待ちを解除し(ステップS82)、処理を終了する。
携帯端末3は、非検知となったルールが発信依頼ルールでない場合(ステップS80:NO)、または周期モードでない場合(ステップS81:NO)、周期モードに移行し(ステップS83)、処理を終了する。
以上の通り携帯端末3は、発信依頼処理を行うことが出来る。
図19は、携帯端末の発信依頼におけるタイマー起動の処理フローである。携帯端末3は、図19の処理フローに基づき、タイマー起動の発信依頼を行う。ステップS83の周期モード移行指示により、図19の処理が開始される。
携帯端末3は、周期モード開始時刻を保持し(ステップS91)、タイマーを設定する(ステップS92)。携帯端末3は、保持した周期モード開始時刻に基づき、タイマー設定した時間が経過したか否かを判定する(ステップS93)。携帯端末3は、設定した時間が経過している場合(ステップS93:YES)、発信依頼を行う(ステップS94)。携帯端末3は、設定した時間が経過していない場合(ステップS93:NO)、ステップS79によりタイマーがキャンセルされているか否かを判定する(ステップS101)。携帯端末3は、タイマーをキャンセルする場合(ステップS101:YES)、タイマーの残り時間を保持し(ステップS102)、発信依頼非検知待ちとなる(ステップS103)。ステップS82で非検知待ちを解除されない限り次の処理には進まない。携帯端末3は、タイマーをキャンセルしない場合(ステップS101:NO)、設定時間を経過したか否かの判定を繰り返す(ステップS93)。
携帯端末3は、発信依頼を実行(ステップS94)後、もしくは、発信依頼非検知待ちを解除された(ステップS103)後、周期モードを解除するかどうかを判定する(ステップS95)。周期モードを解除する場合(ステップS95:YES)、携帯端末3は発信依頼処理のタイマー起動の処理を終了する。周期モード解除は、ステップS72やステップS77にて指示される。携帯端末3は、周期モードを解除しない場合(ステップS95:NO)、周期モード経過時間を計測する(ステップS96)。携帯端末3は、周期モードの経過時間が閾値を超えた場合(ステップS97:YES)、担当変更に処理を移し(ステップS104)、周期モード開始時刻保持に戻る(ステップS91)。携帯端末3は、周期モードの経過時間が閾値を超えていない場合(ステップS97:NO)、待ち時間を計算し(ステップS98)、残り時間を待ち時間に加算し(ステップS99)、タイマー設定処理に戻る(ステップS92)。
以上の通り携帯端末3は、外部に対し発信依頼処理を行うことが出来る。
図20は、携帯端末における担当変更処理の詳細なフローである。図20は、図19におけるステップS104をより詳細に説明するものである。
担当変更処理において、携帯端末3は、メモリ23またはストレージ24に記憶されたルール情報を参照し、担当ルールおよび全ルールを取得する(ステップS111)。携帯端末3は、OSに登録している担当ルールを解除する(ステップS112)。携帯端末3は、新たな担当ルールを決定し、ルール情報としてメモリ23またはストレージ24に保存する(ステップS113)。携帯端末3は、新たな担当ルールをOSに登録する(ステップS114)。
以上の通り携帯端末3は、ルール情報に基づき、担当ルールを変更することが出来る。
発信依頼や通知発信のタイマー起動の待ち時間制御において、待ち時間の計算に以下の要素を加味することも可能である。携帯端末の加速度センサーなどから移動速度を計算し、移動速度が速い携帯端末の待ち時間は長くする。移動速度が速い携帯端末は、検知対象のビーコンから離れる可能性が高いため、待ち時間を長くすることで、発信依頼や通知発信を行いづらくする。これにより、無駄な発信依頼の回数を減らすことが可能である。また、検知対象のビーコンを検知している場合の電波強度に応じて待ち時間を設定することも効果がある。電波強度が弱い場合は、ビーコン喪失の可能性が高いため、待ち時間を長く設定する。
携帯端末により仮想ビーコン発信を行うことを述べてきたが、検知対象のビーコンにて仮想ビーコン発信を行う構成も可能である。この場合、ビーコンは、常時検知対象としてのビーコン発信は行わない。携帯端末からの発信依頼により、仮想ビーコン発信を一定期間行う。このような構成とすることにより、発信よりも受信の方が消費電力が少ないため、常時発信し続ける場合と比べて、ビーコンの電池が長持ちする。また、携帯端末側にて仮想ビーコン発信を行う必要がなくなり、携帯端末にも省電力の効果がある。
1:情報処理システム
2:サーバ
3:携帯端末
4:検知対象
41:ルール情報
42:ルール配信部
43:ルール受信部
44:通知発信部
45:発信依頼部
46:担当変更部
47:イベント受信部
48:ルール情報
49:通知情報
50:関係性情報
51:検知情報

Claims (8)

  1. 所定情報を含む検知信号を無線送信する検知対象と、
    前記検知信号の受信に基づいて前記所定情報を含む仮想検知信号を無線送信する複数の特定無線端末と、
    前記検知信号と前記仮想検知信号のいずれも受信できない場合、前記仮想検知信号の発信を依頼する発信依頼信号を無線送信する無線端末と
    を有し、
    前記特定無線端末は、前記発信依頼信号を受信した場合であっても、他の前記特定無線端末から前記仮想検知信号を受信した場合には、前記仮想検知信号の無線送信を行わないことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記特定無線端末は、前記検知信号を受信しなくなると前記仮想検知信号の無線送信を停止する
    請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 記無線端末は、前記仮想検知信号を受信しなくなると、前記発信依頼信号を再送信する
    請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 記無線端末は、所定時間を経過するまで前記発信依頼信号の無線送信を待つ
    請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記所定時間は、前記無線端末毎に異なる時間を設定可能である
    請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記特定無線端末及び前記無線端末は移動無線端末である
    請求項1に記載の情報処理システム。
  7. 前記検知対象は前記検知信号を所定周期で送信する
    請求項1に記載の情報処理システム。
  8. 検知対象の識別情報を含むビーコン信号を周期的に無線送信するように構成されたビーコンを含む情報処理システムにおける特定無線端末であって、
    前記情報処理システムにおける無線端末から発信依頼信号を受信した場合、前記ビーコンから受信した前記ビーコン信号に基づいて前記検知対象の識別情報を含む仮想ビーコン信号を周期的に無線送信することで、前記無線端末に対して疑似的にビーコンを装う制御部
    を有し、
    前記制御部は、前記発信依頼信号を受信した場合であっても、他の特定無線端末から前記仮想ビーコン信号を受信した場合には、周期的な前記仮想ビーコン信号の無線送信を行わない
    ことを特徴とする特定無線端末。
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