JP6922186B2 - サービス提供システム、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

サービス提供システム、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、サービス提供システム、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
近年、クラウドコンピューティング等の技術の進歩により多種多様なサービスが提供されるようになった。例えば、画像形成装置とクラウドサービスとが連携して、PCやスマートフォン等からクラウドサービスに送信した文書データ等の印刷対象データを、画像形成装置で印刷する技術が従来から知られている。
また、印刷サーバ等の情報処理装置に印刷ジョブを蓄積しておき、印刷ジョブの一覧の中からユーザにより選択された印刷ジョブを画像形成装置で実行する印刷システムが従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、クラウドサービスと連携して画像形成装置で印刷するためには、画像形成装置をクラウドサービスに予め登録する必要がある。このため、ユーザは、クラウドサービスに予め登録された画像形成装置以外では、印刷を行うことができなかった。
また、例えば、画像形成装置を故障等により交換した場合には、再度、画像形成装置をクラウドサービスに登録する必要があった。
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みてなされたものであり、クラウドサービスと連携した印刷サービスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態は、外部の印刷システムにより提供される印刷サービスと連携したサービスを提供するサービス提供システムであって、前記印刷サービスを利用するためのアカウント情報と、前記サービス提供システムにより発行されるユーザ情報とを関連付けて記憶する利用情報記憶手段と、前記印刷サービスを利用したユーザを識別するためのユーザ識別情報を含み、前記印刷サービスによる印刷ジョブが作成されたことを示す通知を前記印刷システムから受信すると、前記ユーザ識別情報に対応する前記アカウント情報の前記印刷ジョブを前記印刷システムから取得するジョブ取得手段と、前記ジョブ取得手段により取得された印刷ジョブを記憶手段に記憶させるジョブ管理手段と、前記サービス提供システムにネットワークを介して接続される画像形成装置からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶されていて、該要求に含まれる前記ユーザ情報に関連付けて前記利用情報記憶手段に記憶されている前記アカウント情報により利用することができる印刷ジョブを送信する送信手段と、を有する。
本発明の一実施形態によれば、クラウドサービスと連携した印刷サービスを提供することができる。
第一の実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 クラウド連携プリントを説明する図である。 第一の実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 第一の実施形態に係る画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。 第一の実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。 連携情報テーブルの一例の構成図である。 第一の実施形態に係る利用登録処理の一例のシーケンス図である。 利用登録処理における端末装置の一例の画面遷移図である。 第一の実施形態に係る印刷ジョブの蓄積処理の一例のシーケンス図である。 一時コードの一例を示す図である。 第一の実施形態に係る印刷実行処理における画像形成装置の一例の画面遷移図である。 第一の実施形態に係る印刷実行処理の一例のシーケンス図である。 第二の実施形態に係る印刷実行処理における画像形成装置の一例の画面遷移図である。 第二の実施形態に係る印刷実行処理の一例のシーケンス図である。 第三の実施形態に係る利用登録処理の一例のシーケンス図である。 利用登録処理における画像形成装置の一例の画面遷移図である。 第三の実施形態に係る印刷実行処理における画像形成装置の一例の画面遷移図である。 第三の実施形態に係る印刷実行処理の一例のシーケンス図である。 第四の実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。 第四の実施形態に係るスキャン実行処理における画像形成装置の一例の画面遷移図である。 第四の実施形態に係るスキャン実行処理の一例のシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第一の実施形態]
<システム構成>
まず、本実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、第一の実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。
図1に示す情報処理システム1は、サービス提供環境E1と、ユーザ環境E2と、外部プリントシステム40とを含み、インターネット等の広域的なネットワークN1を介して通信可能に接続されている。
サービス提供環境E1は、ネットワークN1を介して、クラウドサービス等の外部サービスと連携した所定のサービスを提供するシステム環境である。なお、本実施形態では、外部サービスの具体例としてクラウドサービスを採用して説明するが、これに限られない。本実施形態は、例えば、ASP(Application Service Provider)によって提供されるサービスやWebサービス等のネットワークを介して提供される各種のサービスに関して適用されても良い。
サービス提供環境E1は、一台以上の情報処理装置で実現されるサービス提供システム10を有する。サービス提供システム10は、ネットワークN1を介して所定のサービスを提供する。
例えば、サービス提供システム10は、後述する外部プリントシステム40により提供されるクラウドサービス(クラウドプリントサービス)と連携した印刷サービス(クラウド連携プリントサービス)を提供する。本実施形態に係るサービス提供システム10は、このようなクラウド連携プリントサービス(以降では、単に「クラウド連携プリント」とも表す。)を提供するものとして説明する。
なお、サービス提供システム10の全部又は一部は、ユーザ環境E2に設置されていても良い。すなわち、サービス提供システム10を構成する情報処理装置の全部又は一部は、ユーザ環境E2に包含されていても良い。
ユーザ環境E2は、例えば、画像形成装置20を使用するユーザである企業等のシステム環境である。ユーザ環境E2は、一台以上の画像形成装置20と、一台以上の端末装置30とが、例えばLAN(Local Area Network)等のネットワークN2を介して通信可能に接続されている。
本実施形態に係る画像形成装置20は、プリント機能(印刷機能)を有する装置である。なお、画像形成装置20は、プリント機能以外に、例えば、コピー機能やスキャン機能、ファクス(FAX)通信機能等の各種機能を有するMFP(Multifunction Peripheral)等の複合機であっても良い。
また、端末装置30は、ユーザの印刷指示に応じて、クラウドプリントサービスによる印刷要求を外部プリントシステム40に送信するPC(パーソナルコンピュータ)やスマートフォン等の装置である。
外部プリントシステム40は、ネットワークN1を介してクラウドプリントサービスを提供するコンピュータシステムである。ここで、クラウドプリントサービスは、例えば、端末装置30から送信された印刷要求に基づく印刷ジョブを、予め登録されたプリンタ等の装置に送信して印刷するサービスである。
なお、図1に示す情報処理システム1の構成は一例であって、他の構成であっても良い。例えば、ユーザ環境E2には、端末装置30が含まれなくても良い。また、端末装置30は、ネットワークN1に接続されていても良い。
ここで、本実施形態に係るサービス提供システム10により提供されるクラウド連携プリントについて、図2を参照しながら説明する。図2は、クラウド連携プリントを説明する図である。なお、図2では、ユーザがクラウドプリントサービスを利用するための登録等が完了しているものとして説明する。
まず、端末装置30は、当該端末装置30にインストールされているアプリケーション等において印刷指示を行うことで、印刷対象データ等を含む印刷要求を外部プリントシステム40に送信する(ステップS1)。なお、印刷対象データとは、印刷の対象となるデータのことであり、例えば、文書データや画像データ等が挙げられる。
外部プリントシステム40は、端末装置30から印刷要求を受信すると、当該印刷要求に基づく印刷ジョブをサービス提供システム10に送信する(ステップS2)。
次に、サービス提供システム10は、外部プリントシステム40から印刷ジョブを受信すると、当該印刷ジョブを保存する(ステップS3)。このように、サービス提供システム10は、外部プリントシステム40から受信した印刷ジョブを蓄積する。
一方で、画像形成装置20は、ユーザの操作に応じて、サービス提供システム10に蓄積されている印刷ジョブを取得して(ステップS4)、当該印刷ジョブに含まれる印刷データを印刷する(ステップS5)。これにより、ユーザは、所望の画像形成装置20において印刷を行うことができる。
すなわち、例えば、ユーザは、画像形成装置20−1を用いてサービス提供システム10から印刷ジョブを取得して印刷することもできるし、画像形成装置20−2を用いてサービス提供システム10から印刷ジョブを取得して印刷することもできる。このように、本実施形態に係るサービス提供システム10により提供されるクラウド連携プリントでは、ユーザは所望の画像形成装置20を用いて、外部プリントシステム40により提供されるクラウドプリントサービスによる印刷を行うことができる。
<ハードウェア構成>
次に、本実施形態に係るサービス提供システム10のハードウェア構成について、図3を参照しながら説明する。図3は、第一の実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
本実施形態に係るサービス提供システム10を実現する一台以上の情報処理装置は、図3に示すハードウェア構成のコンピュータ500により実現される。なお、端末装置30も同様に、図3に示すコンピュータ500により実現される。
図3に示すコンピュータ500は、入力装置11と、表示装置12と、外部I/F13と、RAM(Random Access Memory)14とを有する。また、コンピュータ500は、ROM(Read Only Memory)15と、CPU(Central Processing Unit)16と、通信I/F17と、HDD(Hard Disk Drive)18とを有する。これらの各ハードウェアは、それぞれがバスBで接続されている。
入力装置11は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置12は、ディスプレイ等を含み、コンピュータ500による処理結果を表示する。なお、入力装置11及び表示装置12の少なくとも一方は、必要なときにバスBに接続して利用する形態であっても良い。
通信I/F17は、コンピュータ500をネットワークN1に接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ500は、通信I/F17を介してデータ通信を行うことができる。
HDD18は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。HDD18に格納されるプログラムやデータには、コンピュータ500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア等がある。
なお、コンピュータ500は、HDD18に代え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであっても良い。また、HDD18は、格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステムやDBにより管理している。
外部I/F13は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体13a等がある。これにより、コンピュータ500は、外部I/F13を介して記録媒体13aの読み取りや書き込みを行うことができる。記録媒体13aには、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
ROM15は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM15には、コンピュータ500の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定等のプログラムやデータが格納されている。RAM14は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。
CPU16は、ROM15やHDD18等の記憶装置からプログラムやデータをRAM14上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ500全体の制御や機能を実現する演算装置である。
本実施形態に係るサービス提供システム10を実現する一台以上の情報処理装置は、図3に示すコンピュータ500のハードウェア構成を有することにより、後述するような各種処理を実現できる。また、本実施形態に係る端末装置30は、同様に、図3に示すコンピュータ500のハードウェア構成を有することにより、後述するような各種処理を実現できる。
次に、本実施形態に係る画像形成装置20のハードウェア構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、第一の実施形態に係る画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。
図4に示す画像形成装置20は、コントローラ21と、操作パネル22と、外部I/F23と、通信I/F24と、プリンタ25と、スキャナ26とを有する。また、コントローラ21は、CPU211と、RAM212と、ROM213と、NVRAM214と、HDD215とを有する。
ROM213は、各種プログラムやデータを格納している。RAM212は、プログラムやデータを一時保持する。NVRAM214は、例えば設定情報等を格納している。また、HDD215は、各種プログラムやデータを格納している。
CPU211は、ROM213やNVRAM214、HDD215等からプログラムやデータ、設定情報等をRAM212上に読み出し、処理を実行することで、画像形成装置20全体の制御や機能を実現する。
操作パネル22は、ユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを備えている。外部I/F23は、外部装置とのインタフェースである、外部装置には、記録媒体23a等がある。これにより、画像形成装置20は、外部I/F23を介して記録媒体23aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。なお、記録媒体23aには、例えば、ICカード、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
通信I/F24は、画像形成装置20をネットワークN2に接続するインタフェースである。これにより、画像形成装置20は、通信I/F24を介してデータ通信を行うことができる。
プリンタ25は、印刷データを被搬送物に印刷するための印刷装置である。なお、被搬送物は、紙に限られず、例えば、OHPシートやプラスチックフィルム、銅箔等であっても良い。スキャナ26は、原稿を読み取って、画像データを生成する読取装置である。
本実施形態に係る画像形成装置20は、図4に示すハードウェア構成を有することにより、後述するような各種処理を実現できる。
<機能構成>
次に、本実施形態に係る情報処理システム1の機能構成について、図5を参照しながら説明する。図5は、第一の実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。
端末装置30は、UI制御部301と、印刷要求部302とを有する。これら各機能部は、端末装置30にインストールされた1以上のプログラムが、CPU16に実行させる処理により実現される。
UI制御部301は、表示装置12に各種画面を表示させる。また、UI制御部301は、入力装置11に入力されたユーザの各種操作を受け付ける。
印刷要求部302は、UI制御部301により受け付けられたユーザの操作に応じて、印刷対象データ等を含む印刷要求を外部プリントシステム40に送信する。
画像形成装置20は、UI制御部201と、印刷処理部202とを有する。これら各機能部は、画像形成装置20にインストールされた1以上のプログラムが、CPU211に実行させる処理により実現される。
UI制御部201は、操作パネル22に各種画面を表示させる。また、UI制御部201は、操作パネル22に表示された各種画面におけるユーザの各種操作を受け付ける。
印刷処理部202は、サービス提供システム10から取得した印刷ジョブに含まれる印刷データをプリンタ25により印刷する。
サービス提供システム10は、認証部101と、認可部102と、登録部103と、一覧取得部104と、通知部105と、ジョブ取得部106とを有する。また、サービス提供システム10は、印刷変換部107と、コード生成部108と、ジョブ管理部109と、コード送信部110と、検証部111とを有する。これら各機能部は、サービス提供システム10にインストールされた1以上のプログラムが、CPU16に実行させる処理により実現される。
さらに、サービス提供システム10は、連携情報記憶部120と、ジョブ記憶部130とを有する。これら各記憶部は、HDD18を用いて実現可能である。なお、連携情報記憶部120及びジョブ記憶部130の少なくとも一方が、サービス提供システム10とネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現されていても良い。
認証部101は、ユーザの認証処理を行う。例えば、認証部101は、ユーザが端末装置30を用いてサービス提供システム10にログインする場合における認証処理を行う。
認可部102は、外部プリントシステム40との間においてOAuthに準拠した認可処理を行う。例えば、認可部102は、ユーザが端末装置30を用いてクラウド連携プリントの利用登録を行う際に、クラウドプリントサービスの利用登録を行うための認可処理を行う。
登録部103は、認可部102により認可処理が行われると、外部プリントシステム40に対してクラウドプリントサービスの利用登録を行う。
また、登録部103は、クラウドプリントサービスの利用登録を行うと、サービス提供システム10においてユーザを識別する識別情報の一例であるユーザIDと、外部プリントシステム40において当該ユーザを識別する識別情報の一例であるアカウントIDとを関連付けて連携情報テーブル121に記憶させる。このように、サービス提供システム10におけるユーザIDと、外部プリントシステム40におけるアカウントIDとを関連付けることで、クラウド連携プリントの利用登録が行われる。
なお、アカウントIDは、外部プリントシステム40においてユーザを識別する情報であり、例えば、メールアドレスが挙げられる。ただし、アカウントIDは、これに限られず、例えば、電話番号、英数字から構成される任意の文字列等が用いられても良い。
一覧取得部104は、外部プリントシステム40からの通知に応じて、当該外部プリントシステム40から印刷ジョブの一覧(以降、「ジョブ一覧」と表す。)を取得する。なお、ジョブ一覧には、例えば、印刷ジョブを一意に識別するジョブIDと、印刷ジョブのステータス(例えば、「印刷済」、「未処理」(未実行)等)とが含まれる。
通知部105は、外部プリントシステム40に対してサービス提供システム10の状態(例えば、「処理中」、「印刷可能」等)を通知する。
ジョブ取得部106は、一覧取得部104により取得されたジョブ一覧のうち、ステータスが「未処理」である印刷ジョブの取得要求を外部プリントシステム40に送信する。
印刷変換部107は、ジョブ取得部106により取得された印刷ジョブに含まれる印刷データについて、必要に応じて、画像形成装置20が印刷可能なデータ形式に変換する。
コード生成部108は、画像形成装置20で印刷ジョブを実行するための一時コードを生成する。なお、コード生成部108は、後述するジョブ記憶部130に記憶されている印刷ジョブ131に関連付けられている一時コードと重複しない一時コードを生成する。
ジョブ管理部109は、ジョブ取得部106により取得された印刷ジョブ又は印刷変換部107により印刷データが変換された印刷ジョブを、コード生成部108により生成された一時コードと関連付けてジョブ記憶部130に記憶させる。
コード送信部110は、コード生成部108により生成された一時コードを、例えば、所定のメールアドレス宛に送信する。
検証部111は、画像形成装置20で印刷ジョブを実行するために入力された一時コードの有効性を検証する。すなわち、検証部111は、画像形成装置20において入力された一時コードに関連付けられている印刷ジョブ131がジョブ記憶部130に記憶されているか否かを検証する。
ジョブ記憶部130は、一時コードと関連付けられている印刷ジョブ131を記憶する。印刷ジョブ131には、さらに、印刷ジョブ131の実行状態を示すジョブ状態が関連付けられている。ジョブ状態には、例えば、「未実行」、「実行中」、「中断」、及び「実行済」等がある。
なお、印刷ジョブ131は、さらに、印刷要求を送信した端末装置30のユーザのユーザIDと関連付けられていても良い。
連携情報記憶部120は、連携情報テーブル121を記憶する。ここで、連携情報テーブル121のデータ構成について、図6を参照しながら説明する。図6は、連携情報テーブルの一例の構成図である。
図6に示す連携情報テーブル121は、データ項目として、ユーザIDと、アカウントIDとを有する。ユーザIDは、上述したように、サービス提供システム10においてユーザを識別する識別情報である。また、アカウントIDは、外部プリントシステム40においてユーザを識別する識別情報である。このように、連携情報テーブル121では、ユーザIDとアカウントIDとが関連付けられている。なお、連携情報テーブル121において、1つのユーザIDに対して、複数のアカウントIDが関連付けられていても良い。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について説明する。
≪利用登録処理≫
まず、ユーザが端末装置30を用いて、クラウド連携プリントの利用登録を行う場合の処理について、図7を参照しながら説明する。図7は、第一の実施形態に係る利用登録処理の一例のシーケンス図である。なお、ユーザは、サービス提供システム10のユーザIDと、外部プリントシステム40のアカウントIDとを予め取得しているものとする。
また、以降では、ユーザIDと、当該ユーザIDに対するパスワードとの組を「ユーザ情報」と表し、アカウントIDと、当該アカウントIDに対するパスワードとの組を「アカウント情報」と表す。言い換えれば、ユーザ情報はサービス提供システム10に対する認証情報であり、アカウント情報は外部プリントシステム40に対する認証情報である。
まず、端末装置30には、UI制御部301により、例えば図8に示す登録開始画面G110が表示されているとする。このとき、ユーザID入力欄G111及びパスワード入力欄G112にそれぞれユーザID及びパスワードが入力された上で、ログインボタンG113が押下されると、UI制御部301は、ログイン要求をサービス提供システム10に送信する(ステップS701)。なお、当該ログイン要求には、ユーザID入力欄G111及びパスワード入力欄G112に入力されたユーザID及びパスワード(すなわち、ユーザ情報)が含まれる。
サービス提供システム10の認証部101は、ログイン要求を受信すると、当該ログイン要求に含まれるユーザ情報に基づいて認証処理を行う(ステップS702)。すなわち、認証部101は、例えば、ログイン要求に含まれるユーザ情報が、予め登録されたユーザ情報と一致するか否かを判定することにより認証処理を行う。
サービス提供システム10の認可部102は、認証部101による認証処理の処理結果が認証成功を示すものである場合、OAuthに準拠したリクエストトークンの要求を外部プリントシステム40に送信する(ステップS703)。すると、外部プリントシステム40は、リクエストトークンをサービス提供システム10に返信する。
なお、認証部101による認証処理の処理結果が認証失敗を示すものである場合、認証部101は、認証に失敗したことの通知を端末装置30に送信する。
次に、サービス提供システム10の認可部102は、リクエストトークンを受信すると、外部プリントシステム40の認証画面のURL(Uniform Resource Locator)を端末装置30に送信して、リダイレクトさせる(ステップS704)。これにより、端末装置30には、UI制御部301により、例えば図8に示す外部プリントシステム40の認証画面G120が表示される。
このとき、アカウントID入力欄G121及びパスワード入力欄G122にそれぞれアカウントID及びパスワードが入力された上で、ログインボタンG123が押下されると、UI制御部301は、ログイン要求を外部プリントシステム40に送信する(ステップS705)。なお、当該ログイン要求には、アカウントID入力欄G121及びパスワード入力欄G122に入力されたアカウントID(メールアドレス)及びパスワード(すなわち、アカウント情報)が含まれる。
すると、外部プリントシステム40において、ログイン要求に基づいて認証処理が行われる。ここで、外部プリントシステム40は、認証処理の処理結果が認証成功を示すものである場合、例えば図8に示す認可確認画面G130を端末装置30に表示させる。
このとき、認可ボタンG131が押下されると、UI制御部301は、認可要求を外部プリントシステム40に送信する(ステップS706)。すると、外部プリントシステム40は、認可済のリクエストトークンを端末装置30に返信する。
端末装置30のUI制御部301は、外部プリントシステム40から認可済のリクエストトークンを受信すると、当該認可済のリクエストトークンをサービス提供システム10に送信する(ステップS707)。
サービス提供システム10の認可部102は、認可済のリクエストトークンを受信すると、当該認可済のリクエストトークンを外部プリントシステム40に送信する(ステップS708)。すると、外部プリントシステム40は、アクセストークンをサービス提供システム10に返信する。これにより、サービス提供システム10が外部プリントシステム40に対してクラウドプリントサービスの利用登録を行うための認可処理が完了する。
サービス提供システム10の登録部103は、ステップS708で取得したアクセストークンを用いてクラウドプリントサービスの利用登録を行う(ステップS709)。このとき、登録部103は、クラウドプリントサービスを利用するプリンタ等の装置として、サービス提供システム10を登録する。すなわち、登録部103は、クラウドプリントサービスを利用する装置として、仮想的なプリンタを指定して利用登録を行う。
なお、外部プリントシステム40に対してクラウドプリントサービスを利用する装置の性能情報(例えば、両面印刷やカラー印刷の可否等)の登録が必要な場合、当該仮想的なプリンタの性能情報としては、一般的なプリンタに共通する性能情報を登録すれば良い。
次に、サービス提供システム10の登録部103は、ユーザIDとアカウントIDとを関連付けて連携情報テーブル121に記憶させる(ステップS710)。すなわち、登録開始画面G110のユーザID入力欄G111に入力されたユーザIDと、外部プリントシステム40の認証画面G120のアカウントID入力欄G121に入力されたアカウントIDとを関連付けて連携情報テーブル121に記憶させる。そして、サービス提供システム10は、例えば図8に示す登録完了画面G140を端末装置30に表示させる。
以上により、本実施形態に係るサービス提供システム10により提供されるクラウド連携プリントをユーザが利用するための利用登録が完了する。なお、上記において、ステップS701でログインしたユーザが既にクラウド連携プリントの利用登録をしている場合(すなわち、連携情報テーブル121にユーザIDが記憶されている場合)、追加登録するか否かをユーザに確認させる画面を表示させても良い。
≪印刷ジョブの蓄積処理≫
次に、ユーザが端末装置30を用いて、クラウドプリントサービスを利用した印刷を行って、サービス提供システム10に印刷ジョブを蓄積させる処理について、図9を参照しながら説明する。図9は、第一の実施形態に係る印刷ジョブの蓄積処理の一例のシーケンス図である。
まず、端末装置30の印刷要求部302は、UI制御部301がユーザによる印刷指示を受け付けると、印刷要求を外部プリントシステム40に送信する(ステップS901)。ここで、印刷要求には、ユーザにより指定された印刷を所望する文書データ等の印刷対象データと、印刷設定を示す印刷設定情報と、当該ユーザのアカウントIDとが含まれる。
ここで、外部プリントシステム40は、端末装置30から印刷要求を受信すると、例えば、当該印刷要求に基づく印刷ジョブを作成して、新規に印刷ジョブが作成されたことを示す新規ジョブ通知をサービス提供システム10に送信する。なお、当該新規ジョブ通知には、ステップS901で印刷指示を行ったユーザのユーザ識別情報が含まれる。
なお、ユーザ識別情報には、サービス提供システム10と外部プリントシステム40との間で印刷指示を行ったユーザを識別する任意の識別情報を用いれば良い。本実施形態では、ユーザ識別情報として、例えば、アカウントIDを用いれば良い。
サービス提供システム10の一覧取得部104は、新規ジョブ通知を受信すると、当該新規ジョブ通知に含まれる識別するユーザ識別情報に対応するアカウントIDの印刷ジョブの一覧であるジョブ一覧の取得要求を外部プリントシステム40に送信する(ステップS902)。すると、外部プリントシステム40は、ジョブ一覧をサービス提供システム10に返信する。なお、ジョブ一覧には、上述したように、例えば、印刷ジョブのジョブIDと、印刷ジョブのステータスとが含まれる。
サービス提供システム10の通知部105は、ジョブ一覧を受信すると、当該サービス提供システム10の状態(例えば、「処理中」、「印刷可能」等)を示す状態通知を外部プリントシステム40に送信する(ステップS903)。なお、ここでは、通知部105は、例えば、「処理中」を示す状態通知を外部プリントシステム40に送信すれば良い。
次に、サービス提供システム10のジョブ取得部106は、ステップS902で取得したジョブ一覧のうち、ステータスが「未処理」である印刷ジョブの取得要求を外部プリントシステム40に送信する(ステップS904)。すると、外部プリントシステム40は、取得要求に係る印刷ジョブを返信する。
なお、ジョブ取得部106は、ステップS902で取得したジョブ一覧の中にステータスが「未処理」の印刷ジョブが複数存在する場合には、ステップS904において、これら複数の印刷ジョブの取得要求を外部プリントシステム40に送信する。
次に、サービス提供システム10の印刷変換部107は、ジョブ取得部106により取得された印刷ジョブに含まれる印刷データを、画像形成装置20が印刷可能なデータ形式に変換する(ステップS905)。なお、ジョブ取得部106により取得された印刷ジョブに含まれる印刷データが、画像形成装置20が印刷可能なデータ形式である場合、印刷変換部107は、データ形式の変換を行わなくて良い。
次に、サービス提供システム10のコード生成部108は、画像形成装置20で印刷ジョブを実行するための一時コードを生成する(ステップS906)。なお、一時コードは、例えば、所定の時間が経過すると無効になる。
次に、サービス提供システム10のジョブ管理部109は、印刷ジョブを一時コードと関連付けてジョブ記憶部130に記憶させる(ステップS907)。これにより、本実施形態に係るサービス提供システム10には、クラウドプリントサービスによる印刷ジョブが、一時コードに対して一意に関連付けられて蓄積される。
続いて、サービス提供システム10のコード送信部110は、コード生成部108により生成された一時コードをメール送信する(ステップS908)。ここで、コード送信部110は、例えば、印刷ジョブに含まれるメールアドレス(アカウントID)宛に一時コードを送信すれば良い。
また、コード送信部110は、連携情報テーブル121を参照して、印刷ジョブに含まれるアカウントIDに関連付けられたユーザIDのユーザ宛に一時コードをメール送信しても良い。これ以外にも、例えば、外部プリントシステム40が印刷要求の要求元の端末装置30に一時コードを表示させることができる場合、コード送信部110は、一時コードを外部プリントシステム40に送信することで、一時コードを当該端末装置30に表示させても良い。
ここで、端末装置30にメール送信された一時コードの一例を図10に示す。図10に示すように、端末装置30には、画像形成装置20で印刷ジョブを実行して印刷を行うための一時コードがメール本文に表示される。なお、本実施形態では、一時コードは、一例として、数字であるものとしたが、これに限られない。一時コードは、英字と数字とを任意の文字数組み合わせた文字列でも良い。
次に、サービス提供システム10の通知部105は、当該サービス提供システム10の状態を示す状態通知を外部プリントシステム40に送信する(ステップS909)。なお、ここでは、通知部105は、例えば、「印刷可能」を示す状態通知を外部プリントシステム40に送信すれば良い。このように、本実施形態に係るサービス提供システム10は、印刷ジョブの取得から一時コードの送信まで間を「処理中」であると外部プリントシステム40に通知する。
以上により、本実施形態に係るサービス提供システム10には、外部プリントシステム40により提供されるクラウドプリントサービスによる印刷ジョブが蓄積される。また、本実施形態に係るサービス提供システム10は、蓄積された印刷ジョブを画像形成装置20で印刷するための一時コードを生成して、ユーザに通知する。これにより、ユーザは、後述するように、一時コードを画像形成装置20に入力することで、当該一時コードに関連付けられた印刷ジョブを実行して印刷を行うことができる。
≪印刷実行処理≫
次に、ユーザが画像形成装置20に一時コードを入力して、サービス提供システム10から印刷ジョブを取得することで印刷実行を行う処理について説明する。
まず、印刷実行処理における画像形成装置20の操作パネル22上の画面遷移について、図11を参照しながら説明する。図11は、第一の実施形態に係る印刷実行処理における画像形成装置の一例の画面遷移図である。
図11に示すように、トップ画面G310には、一時コードで実行ボタンG311が含まれる。トップ画面G310において、ユーザにより一時コードで実行ボタンG311が押下されると、UI制御部201は、一時コード画面G320を表示させる。
そして、一時コード画面G320において、ユーザにより一時コード入力欄G321に一時コードが入力された上で、OKボタンG322が押下されると、UI制御部201は、印刷中画面G330を表示させて、図12に示すシーケンスにより印刷実行処理を行う。図12は、第一の実施形態に係る印刷実行処理の一例のシーケンス図である。なお、印刷中画面G330において、キャンセルボタンG331が押下されると、印刷実行処理がキャンセルされる。
画像形成装置20のUI制御部201は、ジョブ実行要求をサービス提供システム10に送信する(ステップS1201)。なお、ジョブ実行要求には、一時コード入力欄G321に入力された一時コードが含まれる。
サービス提供システム10の検証部111は、ジョブ実行要求を受信すると、当該ジョブ実行要求に含まれる一時コードの有効性を検証する(ステップS1202)。すなわち、検証部111は、ジョブ実行要求に含まれる一時コードに関連付けられている印刷ジョブ131がジョブ記憶部130に記憶されているか否かを検証する。そして、検証部111は、検証結果を画像形成装置20に返信する。
なお、検証部111は、例えば、一時コードが生成されてから所定の時間経過していないか否か(すなわち、有効期限を経過していないか否か)を検証しても良い。
画像形成装置20のUI制御部201は、一時コードが有効であることを示す検証結果を受信した場合、ジョブの取得要求をサービス提供システム10に送信する(ステップS1203)。
サービス提供システム10のジョブ管理部109は、ジョブの取得要求を受信すると、ステップS1201で受信したジョブの実行要求に含まれる一時コードに関連付けられている印刷ジョブ131をジョブ記憶部130から取得する(ステップS1204)。そして、ジョブ管理部109は、取得した印刷ジョブ131を画像形成装置20に返信する。
なお、ジョブ管理部109は、ジョブの取得要求を受信すると、当該一時コードに関連付けられている印刷ジョブ131のジョブ状態が「実行済」又は「実行中」であるかを検証する。そして、ジョブ管理部109は、当該一時コードに関連付けられている印刷ジョブ131のジョブ状態が「実行済」又は「実行中」である場合には、この印刷ジョブ131を画像形成装置20に返信しない。
画像形成装置20の印刷処理部202は、印刷ジョブ131を受信すると、当該印刷ジョブ131を実行して、当該印刷ジョブ131に含まれている印刷データを印刷する(ステップS1205)。これにより、画像形成装置20において印刷ジョブ131が実行され、印刷データが印刷される。
なお、画像形成装置20の印刷処理部202は、上記のステップS1205で印刷ジョブ131の実行を開始すると、印刷ジョブ131が実行状態となったことを示す通知(ジョブ状態の通知(実行中))を送信する。そして、サービス提供システム10のジョブ管理部109は、ジョブ状態の通知(実行中)を受信すると、当該印刷ジョブ131を、ジョブ状態「実行中」と関連付けてジョブ記憶部130に保存する。
これにより、例えば、他の画像形成装置20が当該印刷ジョブ131(ジョブ状態「実行中」の印刷ジョブ131)の実行要求をサービス提供システム10に送信した場合であっても、この印刷ジョブ131は、当該他の画像形成装置20に返信されない。このため、同一の印刷ジョブ131が複数の画像形成装置20で同時に実行される事態を防止することができる。
ここで、上記のステップS1205における印刷ジョブ131の実行が中断された場合、印刷処理部202は、印刷ジョブ131が中断状態となったことを示す通知(ジョブ状態の通知(中断))をサービス提供システム10に送信する(ステップS1206)。なお、印刷ジョブ131の実行が中断される場合とは、例えば、印刷処理部202による印刷ジョブ131の実行中に、ジャムや紙切れ等が発生して、ユーザにより印刷がキャンセルされた場合や、画像形成装置20が故障した場合等が挙げられる。
サービス提供システム10のジョブ管理部109は、ジョブ状態の通知(中断)を受信すると、上記のステップS1204で取得した印刷ジョブ131を、ジョブ状態「中断」と関連付けてジョブ記憶部130に保存する(ステップS1207)。これにより、当該印刷ジョブ131が中断されたことが管理される。
なお、この後、サービス提供システム10は、例えば、他の画像形成装置20から当該印刷ジョブ131(ジョブ状態「中断」の印刷ジョブ131)の実行要求を受信した場合、上記のステップS1202〜ステップS1205を実行する。これにより、例えば、ジャムや紙切れ等が発生して、印刷ジョブ131の実行が中断された場合に、ユーザは、他の画像形成装置20を用いて、同一の印刷ジョブ131を実行することができる。同様に、例えば、画像形成装置20が故障して、印刷ジョブ131の実行が中断された場合に、ユーザは、他の画像形成装置20を用いて、同一の印刷ジョブ131を実行することができる。
一方、上記のステップS1205における印刷ジョブ131の実行が正常終了した場合、印刷処理部202は、印刷ジョブ131の実行が正常終了したことを示す通知(ジョブ状態の通知(実行済))をサービス提供システム10に送信する(ステップS1208)。
サービス提供システム10のジョブ管理部109は、ジョブ状態の通知(実行済)を受信すると、上記のステップS1204で取得した印刷ジョブ131を、ジョブ状態「実行済」と関連付けてジョブ記憶部130に保存する(ステップS1209)。これにより、当該印刷ジョブ131の実行が正常終了したことが管理される。
なお、サービス提供システム10のジョブ管理部109は、ジョブ状態「実行済」である印刷ジョブ131を、例えば、所定のタイミングで、ジョブ記憶部130から削除する。
なお、本実施形態では、ジョブ記憶部130に記憶されている印刷ジョブ131には、ジョブ状態「未実行」、「実行中」、「中断」、又は「実行済」が関連付けられているものとしたが、これに限られない。ジョブ記憶部130に記憶されている印刷ジョブ131には、例えば、印刷完了ページに関する情報が関連付けられていても良い。すなわち、画像形成装置20の印刷処理部202は、上記のステップS1205において、例えば、印刷データを1ページ印刷する毎に、印刷完了ページに関する情報をサービス提供システム10に通知しても良い。
これにより、例えば、ジョブ状態が「中断」である印刷ジョブ131の実行を他の画像形成装置20で実行する場合等に、ジョブ管理部109が当該印刷ジョブ131と印刷完了ページに関する情報とを返信することで、当該他の画像形成装置20の印刷処理部202は、印刷の再開を行うことができるようになる。すなわち、このとき、当該他の画像形成装置20の印刷処理部202は、印刷完了ページの次のページから印刷データの印刷を行うことができるようになる。
以上により、本実施形態に係る情報処理システム1では、画像形成装置20に一時データを入力することで、サービス提供システム10に蓄積された印刷ジョブを取得して実行することができる。このため、本実施形態に係る情報処理システム1では、所望の画像形成装置20においてクラウドプリントサービスによる印刷を行うことができるようになる。
したがって、本実施形態に係る情報処理システム1では、ユーザが印刷を所望する画像形成装置20においてクラウドプリントサービスによる印刷を行うことができるようになる。また、本実施形態に係る情報処理システム1では、例えば、画像形成装置20を故障等により交換した場合にも、交換後の画像形成装置20を外部プリントシステム40に再登録する必要なく印刷を行うことができる。
[第二の実施形態]
次に、第二の実施形態について説明する。第二の実施形態では、画像形成装置20からログインしたユーザに関連付けられている印刷ジョブ131の中から実行する印刷ジョブ131を選択することができるようにするものである。なお、第二の実施形態は、一部を除いて第一の実施形態と同様であるため、適宜説明を省略する。
<処理の詳細>
≪印刷実行処理≫
以降では、ユーザが画像形成装置20からサービス提供システム10にログインして、当該ユーザに関連付けられている印刷ジョブの中から実行する印刷ジョブを選択することで、印刷実行を行う処理について説明する。なお、本実施形態では、ジョブ記憶部130に記憶されている印刷ジョブ131は、印刷要求を送信した端末装置30のユーザのユーザIDとも関連付けられているものとする。
まず、本実施形態に係る印刷実行処理における画像形成装置20の操作パネル22上の画面遷移について、図13を参照しながら説明する。図13は、第二の実施形態に係る印刷実行処理における画像形成装置の一例の画面遷移図である。
図13に示すように、トップ画面G410には、一時コードで実行ボタンG311と、ログインして実行ボタンG411とが含まれる。トップ画面G410において、ユーザにより一時コードで実行ボタンG311が押下された場合、第一の実施形態において説明した印刷実行処理を行う。
一方、トップ画面G410において、ログインして実行ボタンG411が押下されると、UI制御部201は、ユーザ認証画面G420を表示させる。
そして、ユーザ認証画面G420において、ユーザID入力欄G421及びパスワード入力欄G422にそれぞれユーザID及びパスワードを入力した上で、ログインボタンG423を押下すると、UI制御部201は、図14に示すシーケンスの実行を開始する。図14は、第二の実施形態に係る印刷実行処理の一例のシーケンス図である。
画像形成装置20のUI制御部201は、ログイン要求をサービス提供システム10に送信する(ステップS1401)。なお、ログイン要求には、ユーザID入力欄G421及びパスワード入力欄G422に入力されたユーザID及びパスワード(すなわち、ユーザ情報)が含まれる。
サービス提供システム10の認証部101は、ログイン要求を受信すると、当該ログイン要求に含まれるユーザ情報に基づいて認証処理を行う(ステップS1402)。そして、認証部101は、認証処理の処理結果を画像形成装置20に返信する。
画像形成装置20のUI制御部201は、認証成功を示す処理結果を受信した場合、ジョブ一覧の取得要求をサービス提供システム10に送信する(ステップS1403)。なお、当該取得要求には、ユーザ情報が含まれる。
そして、サービス提供システム10のジョブ管理部109は、ジョブ一覧の取得要求を受信すると、当該取得要求に含まれるユーザIDに関連付けられている印刷ジョブの一覧(ジョブ一覧)を画像形成装置20に返信する。なお、ジョブ一覧には、例えば、印刷ジョブのジョブIDと、ジョブ名とが含まれる。
ここで、画像形成装置20は、ジョブ一覧を受信すると、UI制御部201により、ジョブ選択画面G430を表示させる。ジョブ選択画面G430には、ログインしたユーザのユーザIDに関連付けられている印刷ジョブのジョブ一覧G431が含まれている。ユーザによりジョブ一覧G431から印刷ジョブが選択された上で、OKボタンG432が押下されると、UI制御部201は、印刷中画面G330を表示させ、ステップS1404以降の処理が実行される。
画像形成装置20のUI制御部201は、ユーザにより選択された印刷ジョブの取得要求をサービス提供システム10に送信する(ステップS1404)。なお、当該取得要求には、ユーザにより選択された印刷ジョブのジョブIDが含まれる。
サービス提供システム10のジョブ管理部109は、印刷ジョブの取得要求を受信すると、当該取得要求に含まれるジョブIDの印刷ジョブ131をジョブ記憶部130から取得する(ステップS1405)。そして、ジョブ管理部109は、取得した印刷ジョブ131を画像形成装置20に返信する。
画像形成装置20の印刷処理部202は、印刷ジョブ131を受信すると、当該印刷ジョブ131を実行して、当該印刷ジョブ131に含まれている印刷データを印刷する(ステップS1406)。これにより、画像形成装置20において印刷ジョブが実行され、印刷データが印刷される。
ここで、上記のステップS1406における印刷ジョブ131の実行が中断された場合、印刷処理部202は、ジョブ状態の通知(中断)をサービス提供システム10に送信する(ステップS1407)。
サービス提供システム10のジョブ管理部109は、ジョブ状態の通知(中断)を受信すると、上記のステップS1405で取得した印刷ジョブ131を、ジョブ状態「中断」と関連付けてジョブ記憶部130に保存する(ステップS1408)。これにより、当該印刷ジョブ131が中断されたことが管理される。
一方、上記のステップS1406における印刷ジョブ131の実行が正常終了した場合、印刷処理部202は、ジョブ状態の通知(実行済)をサービス提供システム10に送信する(ステップS1409)。
サービス提供システム10のジョブ管理部109は、ジョブ状態の通知(実行済)を受信すると、上記のステップS1405で取得した印刷ジョブ131を、ジョブ状態「実行済」と関連付けてジョブ記憶部130に保存する(ステップS1410)。これにより、当該印刷ジョブ131の実行が正常終了したことが管理される。
以上により、本実施形態に係る情報処理システム1では、画像形成装置20からサービス提供システム10にログインしたユーザに関連付けられている印刷ジョブの中から選択された印刷ジョブを取得して実行することができる。このため、本実施形態に係る情報処理システム1では、ユーザは、所望の画像形成装置20を用いて、所望の印刷ジョブを実行して印刷を行うことができる。
[第三の実施形態]
次に、第三の実施形態について説明する。第三の実施形態では、ユーザが画像形成装置20を用いて、1以上のクラウドプリントサービスの中から所望のクラウドプリントサービスを選択することで、クラウド連携プリントの利用登録を行う場合について説明する。なお、第三の実施形態は、一部を除いて第一の実施形態と同様であるため、適宜説明を省略する。
以降では、複数のクラウドプリントサービスについて、それぞれを区別するときは、「クラウドプリントサービスA」(又は「サービスA」)、「クラウドプリントサービスB」(又は「サービスB」)等と表す。
<処理の詳細>
≪利用登録処理≫
以降では、ユーザが画像形成装置20を用いて、クラウド連携プリントの利用登録を行う場合について、図15を参照しながら説明する。図15は、第三の実施形態に係る利用登録処理の一例のシーケンス図である。なお、ユーザは、サービス提供システム10のユーザIDと、外部プリントシステム40のアカウントIDとを予め取得しているものとする。ただし、サービス提供システム10のユーザIDは、画像形成装置20を用いて新規作成しても良い。
まず、画像形成装置20には、UI制御部201により、例えば図16に示す登録開始画面G510が表示されているものとする。図16に示す登録開始画面G510には、ユーザが利用するクラウドプリントサービスを選択するためのサービス選択欄G511と、サービス選択欄G511で選択したクラウドプリントサービスで利用登録を行うための接続ボタンG512とが含まれる。
ユーザは、サービス選択欄G511の中から所望のクラウドプリントサービスを選択して、接続ボタンG512を押下する。すると、UI制御部201は、ユーザ・サービス登録要求をサービス提供システム10に送信する(ステップS1501)。なお、当該登録要求には、サービス選択欄G511の中から選択されたクラウドプリントサービスを識別する識別情報(外部サービス識別情報)が含まれる。
サービス提供システム10の認証部101は、ユーザ・サービス登録要求を受信すると、当該登録要求に含まれる外部サービス識別情報により識別されるクラウドプリントサービスを提供する外部プリントシステム40の認証画面のURLを画像形成装置20に送信して、リダイレクトさせる(ステップS1502)。これにより、画像形成装置20には、UI制御部201により、例えば図16に示す外部プリントシステム40の認証画面G520が表示される。なお、以降では、外部プリントシステム40は、サービス選択欄G511の中からユーザにより選択されたクラウドプリントサービスを提供する外部プリントシステム40であるものとする。
図16に示す外部プリントシステム40の認証画面G520において、ユーザは、アカウントID入力欄G521及びパスワード入力欄G522にそれぞれアカウントID及びパスワードを入力した上で、ログインボタンG523が押下したものとする。すると、UI制御部201は、ログイン要求を外部プリントシステム40に送信する(ステップS1503)。なお、当該ログイン要求には、アカウントID入力欄G521及びパスワード入力欄G522に入力されたアカウントID(メールアドレス)及びパスワード(すなわち、アカウント情報)が含まれる。
すると、外部プリントシステム40において、ログイン要求に基づいて認証処理が行われる。ここで、外部プリントシステム40は、認証処理の処理結果が認証成功を示すものである場合、例えば図16に示す認可確認画面G530を画像形成装置20に表示させる。
なお、図16に示す外部プリントシステム40の認証画面G520において、ユーザによりキャンセルボタンG524が押下された場合、画像形成装置20のUI制御部201は、登録開始画面G510を表示する(すなわち、登録開始画面G510に戻る。)。
図16に示す認可確認画面G530において、認可ボタンG531が押下されると、UI制御部201は、認可要求を外部プリントシステム40に送信する(ステップS1504)。すると、外部プリントシステム40は、認可済のリクエストトークンを画像形成装置20に返信する。
なお、図16に示す認可確認画面G530において、ユーザによりキャンセルボタンキャンセルボタンG532が押下された場合、画像形成装置20のUI制御部201は、登録開始画面G510を表示する(すなわち、登録開始画面G510に戻る。)。
画像形成装置20のUI制御部201は、外部プリントシステム40から認可済のリクエストトークンを受信すると、当該認可済のリクエストトークンをサービス提供システム10に送信する(ステップS1505)。
サービス提供システム10の認可部102は、認可済のリクエストトークンを受信すると、当該認可済のリクエストトークンを外部プリントシステム40に送信する(ステップS1506)。すると、外部プリントシステム40は、アクセストークンをサービス提供システム10に返信する。このとき、サービス提供システム10の登録部103は、この外部プリントシステム40のアカウントIDと連携しているユーザIDが存在しない場合、アクセストークンから得られる認証情報に基づいて、新規ユーザIDを生成する。そして、登録部103は、生成したユーザIDを連携情報テーブル121に記憶させる。これにより、サービス提供システム10が外部プリントシステム40に対してクラウドプリントサービスの利用登録を行うための認可処理が完了する。
サービス提供システム10の登録部103は、ステップS1506で取得したアクセストークンを用いてクラウドプリントサービスの利用登録を行う(ステップS1507)。
次に、サービス提供システム10の登録部103は、ユーザIDとアカウントIDとを関連付けて連携情報テーブル121に記憶させる(ステップS1508)。すなわち、登録部103は、例えば、生成した新規ユーザIDと、外部プリントシステム40の認証画面G520のアカウントID入力欄G521に入力されたアカウントIDとを関連付けて連携情報テーブル121に記憶させる。そして、サービス提供システム10は、例えば図16に示す登録完了画面G540を画像形成装置20に表示させる。
以上により、本実施形態に係るサービス提供システム10により提供されるクラウド連携プリントをユーザが利用するための利用登録が完了する。このとき、本実施形態に係るサービス提供システム10では、ユーザは、画像形成装置20を用いて、1以上のクラウドプリントサービスの中から所望のクラウドプリントサービスを選択した上で、クラウド連携プリントの利用登録を行うことができる。
≪印刷実行処理≫
次に、1以上のクラウドプリントサービスの中からユーザが所望のクラウドプリントサービスを選択した上で、画像形成装置20からサービス提供システム10にログインして、印刷実行処理を行う場合について説明する。これにより、本実施形態では、ユーザは、選択したクラウドプリントサービス及び当該ユーザに関連付けられている印刷ジョブ131の中から実行する印刷ジョブ131を選択することができる。
なお、本実施形態では、ジョブ記憶部130に記憶されている印刷ジョブ131は、印刷要求を送信した端末装置30のユーザのユーザIDと、この印刷ジョブ131を作成したクラウドプリントサービスの外部サービス識別情報とが関連付けられているものとする。
まず、本実施形態に係る印刷実行処理における画像形成装置20の操作パネル22上の画面遷移について、図17を参照しながら説明する。図17は、第三の実施形態に係る印刷実行処理における画像形成装置の一例の画面遷移図である。
図17に示すように、トップ画面G610には、一時コードで実行ボタンG311と、クラウドプリントサービスAで作成された印刷ジョブ131を実行するためのサービスAでログインして実行ボタンG611とが含まれる。また、トップ画面G610には、クラウドプリントサービスBで作成された印刷ジョブ131を実行するためのサービスBでログインして実行ボタンG612と、ユーザ・サービス登録ボタンG613とが含まれる。
なお、トップ画面G610には、これら以外にも、例えば、「サービスCでログインして実行ボタン」や「サービスDでログインして実行ボタン」等、外部プリントシステム40が提供するクラウドプリントサービス毎の実行ボタンが含まれていても良い。
トップ画面G610において、ユーザにより一時コードで実行ボタンG311が押下された場合、第一の実施形態で説明した印刷実行処理を行う。
一方、トップ画面G610において、サービスAでログインして実行ボタンG611又はサービスBでログインして実行ボタンG612が押下された場合、UI制御部201は、ユーザ認証画面G620を表示させる。以降では、サービスAでログインして実行ボタンG611が押下されたものとして説明する。なお、ユーザ・サービス登録ボタンG613が押下された場合、UI制御部201は、図16に示す登録開始画面G510を表示する。
ユーザ認証画面G620において、ユーザID入力欄G621及びパスワード入力欄G622にそれぞれユーザID及びパスワードを入力した上で、ログインボタンG623を押下すると、UI制御部201は、図18に示すシーケンスの実行を開始する。図18は、第三の実施形態に係る印刷実行処理の一例のシーケンス図である。
画像形成装置20のUI制御部201は、ログイン要求をサービス提供システム10に送信する(ステップS1801)。なお、ログイン要求には、ユーザID入力欄G421及びパスワード入力欄G422に入力されたユーザID及びパスワード(すなわち、ユーザ情報)と、クラウドプリントサービスAの外部サービス識別情報とが含まれる。
サービス提供システム10の認証部101は、ログイン要求を受信すると、当該ログイン要求に含まれるユーザ情報に基づいて認証処理を行う(ステップS1802)。そして、認証部101は、認証処理の処理結果を画像形成装置20に返信する。
画像形成装置20のUI制御部201は、認証成功を示す処理結果を受信した場合、ジョブ一覧の取得要求をサービス提供システム10に送信する(ステップS1803)。なお、当該取得要求には、ユーザ情報が含まれる。
そして、サービス提供システム10のジョブ管理部109は、ジョブ一覧の取得要求を受信すると、当該取得要求に含まれるユーザIDと、上記のステップS1802で受信したログイン要求に含まれる外部サービス識別情報とに関連付けられている印刷ジョブの一覧(ジョブ一覧)を画像形成装置20に返信する。なお、ジョブ一覧には、例えば、印刷ジョブのジョブIDと、ジョブ名とが含まれる。
ここで、画像形成装置20は、ジョブ一覧を受信すると、UI制御部201により、ジョブ選択画面G630を表示させる。ジョブ選択画面G630には、ログインしたユーザのユーザIDと、クラウドプリントサービスAの外部サービス識別情報とに関連付けられている印刷ジョブのジョブ一覧G631が含まれている。ユーザによりジョブ一覧G631から印刷ジョブが選択された上で、OKボタンG632が押下されると、UI制御部201は、印刷中画面G330を表示させ、ステップS1804以降の処理が実行される。なお、ステップS1804〜ステップS1810の処理は、図14のステップS1404〜ステップS1410と同様であるため、その説明を省略する。
以上により、本実施形態に係る情報処理システム1では、サービス提供システム10にログインしたユーザと、このユーザが選択したクラウドプリントサービスとに関連付けられている印刷ジョブの中から選択された印刷ジョブを取得して実行することができる。このため、本実施形態に係る情報処理システム1では、ユーザは、所望の画像形成装置20を用いて、所望のクラウドプリントサービスの所望の印刷ジョブを実行して印刷を行うことができる。
[第四の実施形態]
次に、第四の実施形態について説明する。クラウドサービスの中には、クラウドプリントサービスに加えて、例えば、ストレージサービスやメールサービス等の他のサービスも併せて提供している場合がある。このような場合には、例えば図8に示す認可確認画面G130において、ストレージサービスやメールサービス等の他のサービスの認可も行うことができる。
そこで、第四の実施形態では、一例として、画像形成装置20で原稿をスキャンして生成した画像データをメール送信するサービス(メールサービス)をユーザが利用する場合について説明する。なお、第四の実施形態は、一部を除いて第三の実施形態と同様であるため、適宜説明を省略する。
<機能構成>
まず、本実施形態に係る情報処理システム1の機能構成について、図19を参照しながら説明する。図19は、第四の実施形態に係る情報処理システム1の一例の機能構成図である。
画像形成装置20は、スキャン処理部203を有する。当該各機能部は、画像形成装置20にインストールされた1以上のプログラムが、CPU211に実行させる処理により実現される。
スキャン処理部203は、サービス提供システム10から取得したスキャンジョブ132に含まれるパラメータ(例えば、読み取り解像度の設定や出力ファイル形式の設定等)に基づいて、スキャナ26により原稿をスキャンして画像データを生成する。
また、サービス提供システム10は、画像送信部112を有する。当該機能部は、サービス提供システム10にインストールされた1以上のプログラムが、CPU16に実行させる処理により実現される。
画像送信部112は、画像形成装置20がスキャンすることにより生成した画像データを、例えば、スキャンジョブ132に含まれるアカウントIDに関連付けられているユーザIDのユーザ宛にメール送信する。また、画像送信部112は、画像形成装置20がスキャンすることにより生成した画像データを、例えば、スキャンジョブ132で指定されたストレージにアップロードする。
さらに、サービス提供システム10のジョブ記憶部130には、ユーザIDと外部サービス識別情報とに関連付けられているスキャンジョブ132が記憶されている。スキャンジョブ132は、例えば、ジョブ管理部109によりユーザID及び外部サービス識別情報毎に予め作成されていても良いし、スキャンを用いたサービスを提供する外部プリントシステム40から取得されても良い。
<処理の詳細>
≪スキャン実行処理≫
次に、例えばクラウドプリントサービスAが「メールサービス」も提供する場合において、ユーザが画像形成装置20からサービス提供システム10にログインして、スキャン実行処理を行って、メールサービスを利用する場合について説明する。
まず、本実施形態に係るスキャン実行処理における画像形成装置20の操作パネル22上の画面遷移について、図20を参照しながら説明する。図20は、第四の実施形態に係るスキャン実行処理における画像形成装置の一例の画面遷移図である。
図20に示すトップ画面G610及びユーザ認証画面G620は、第三の実施形態と同様である。以降では、トップ画面G610において、サービスAでログインして実行ボタンG611が押下されたものとして説明する。
ユーザ認証画面G620において、ユーザID入力欄G621及びパスワード入力欄G622にそれぞれユーザID及びパスワードを入力した上で、ログインボタンG623を押下すると、UI制御部201は、図21に示すシーケンスの実行を開始する。図21は、第四の実施形態に係るスキャン実行処理の一例のシーケンス図である。
画像形成装置20のUI制御部201は、ログイン要求をサービス提供システム10に送信する(ステップS2101)。なお、ログイン要求には、ユーザID入力欄G421及びパスワード入力欄G422に入力されたユーザID及びパスワード(すなわち、ユーザ情報)と、クラウドプリントサービスAの外部サービス識別情報とが含まれる。
サービス提供システム10の認証部101は、ログイン要求を受信すると、当該ログイン要求に含まれるユーザ情報に基づいて認証処理を行う(ステップS2102)。そして、認証部101は、認証処理の処理結果を画像形成装置20に返信する。
画像形成装置20のUI制御部201は、認証成功を示す処理結果を受信した場合、ジョブ一覧の取得要求をサービス提供システム10に送信する(ステップS2103)。なお、当該取得要求には、ユーザ情報が含まれる。
そして、サービス提供システム10のジョブ管理部109は、ジョブ一覧の取得要求を受信すると、当該取得要求に含まれるユーザIDと、上記のステップS2102で受信したログイン要求に含まれる外部サービス識別情報とに関連付けられているスキャンジョブの一覧(ジョブ一覧)を画像形成装置20に返信する。なお、ジョブ一覧には、例えば、スキャンジョブ132のジョブIDと、ジョブ名とが含まれる。
ここで、画像形成装置20は、ジョブ一覧を受信すると、UI制御部201により、図20に示すジョブ選択画面G710を表示させる。図20に示すジョブ選択画面G710には、ログインしたユーザのユーザIDと、クラウドプリントサービスAの外部サービス識別情報とに関連付けられているスキャンジョブのジョブ一覧G711が含まれている。ユーザによりジョブ一覧G711からスキャンジョブが選択された上で、OKボタンG712が押下されると、UI制御部201は、図20に示すスキャン中画面G720を表示させ、ステップS2104以降の処理が実行される。なお、スキャン中画面G720において、キャンセルボタンG721が押下されると、スキャン実行処理がキャンセルされる。
画像形成装置20のUI制御部201は、ユーザにより選択されたスキャンジョブの取得要求をサービス提供システム10に送信する(ステップS2104)。なお、当該取得要求には、ユーザにより選択されたスキャンジョブのジョブIDが含まれる。
サービス提供システム10のジョブ管理部109は、スキャンジョブの取得要求を受信すると、当該取得要求に含まれるジョブIDのスキャンジョブ132をジョブ記憶部130から取得する(ステップS2105)。そして、ジョブ管理部109は、取得したスキャンジョブ132を画像形成装置20に返信する。
画像形成装置20のスキャン処理部203は、スキャンジョブ132を受信すると、当該スキャンジョブ132を実行する(ステップS2106)。すなわち、スキャン処理部203は、当該スキャンジョブ132に含まれているパラメータに基づいて、スキャナ26により原稿をスキャンして画像データを生成する。
次に、画像形成装置20のスキャン処理部203は、スキャンジョブ132を実行することにより生成した画像データをサービス提供システム10に送信する(ステップS2107)。
サービス提供システム10の画像送信部112は、ジョブ管理部109により画像データを受信すると、この画像データを添付したメールを作成する。そして、画像送信部112は、ステップ2105で取得したスキャンジョブ132に含まれるアカウントIDに関連付けられているユーザIDのユーザ宛に当該メールを送信する(ステップS2108)。なお、送信先となるユーザのメールアドレスは、例えば、サービス提供システム10に記憶された所定のデータテーブル等において、ユーザIDと関連付けて記憶されている。ただし、送信先のメールアドレスがスキャンジョブ1312に含まれていても良い。
これにより、画像形成装置20でスキャンして生成された画像データが、メール送信される。なお、画像送信部112は、ステップ2105で取得したスキャンジョブ132に含まれるストレージに、画像形成装置20から受信した画像データをアップロードしても良い。
以上により、本実施形態に係る情報処理システム1では、ユーザは、画像形成装置20を用いて、クラウドプリントサービスに加えて、例えば、ストレージサービスやメールサービス等の他のサービスも同様に利用することができる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 情報処理システム
10 サービス提供システム
20 画像形成装置
30 端末装置
40 外部プリントシステム
101 認証部
102 認可部
103 登録部
104 一覧取得部
105 通知部
106 ジョブ取得部
107 印刷変換部
108 コード生成部
109 ジョブ管理部
110 コード送信部
111 検証部
120 連携情報記憶部
130 ジョブ記憶部
201 UI制御部
202 印刷処理部
301 UI制御部
302 印刷要求部
特開2013−242848号公報

Claims (17)

  1. 外部の印刷システムにより提供される印刷サービスと連携したサービスを提供するサービス提供システムであって、
    前記印刷サービスを利用するためのアカウント情報と、前記サービス提供システムにより発行されるユーザ情報とを関連付けて記憶する利用情報記憶手段と、
    前記印刷サービスを利用したユーザを識別するためのユーザ識別情報を含み、前記印刷サービスによる印刷ジョブが作成されたことを示す通知を前記印刷システムから受信すると、前記ユーザ識別情報に対応する前記アカウント情報の前記印刷ジョブを前記印刷システムから取得するジョブ取得手段と、
    前記ジョブ取得手段により取得された印刷ジョブを記憶手段に記憶させるジョブ管理手段と、
    前記サービス提供システムにネットワークを介して接続される画像形成装置からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶されていて、該要求に含まれる前記ユーザ情報に関連付けて前記利用情報記憶手段に記憶されている前記アカウント情報により利用することができる印刷ジョブを送信する送信手段と、
    を有するサービス提供システム。
  2. 一意のコード情報を生成するコード生成手段を有し、
    前記ジョブ管理手段は、
    前記ジョブ取得手段により取得された印刷ジョブを、前記コード生成手段により生成されたコード情報と関連付けて前記記憶手段に記憶させ、
    前記送信手段は、
    前記画像形成装置からの前記コード情報を指定した要求に応じて、該コード情報に関連付けて前記記憶手段に記憶されている前記印刷ジョブを送信する、請求項1に記載のサービス提供システム。
  3. 前記要求に指定された前記コード情報の有効性を検証する検証手段を有し、
    前記送信手段は、
    前記検証手段による検証結果が、前記要求に指定された前記コード情報が有効であることを示すものである場合、該コード情報に関連付けて前記記憶手段に記憶されている前記印刷ジョブを送信する、請求項2に記載のサービス提供システム。
  4. 前記コード生成手段により生成されたコード情報を、予め指定されたメールアドレス宛に送信するメール送信手段を有する、請求項2又は3に記載のサービス提供システム。
  5. 前記通知を受信すると、印刷ジョブの一覧を示すジョブ一覧を取得する一覧取得手段を有し、
    前記ジョブ取得手段は、
    前記一覧取得手段により取得されたジョブ一覧のうち、未実行の印刷ジョブを前記印刷システムから取得する、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  6. 前記ジョブ管理手段は、
    前記印刷ジョブの実行状態を前記画像形成装置から受信した場合、前記実行状態を前記
    印刷ジョブと関連付けて前記記憶手段に記憶させる、請求項1ないし5のいずれか一項に
    記載のサービス提供システム。
  7. 前記実行状態には、前記印刷ジョブが未実行であることを示す未実行状態と、前記印刷ジョブの実行が中断されたことを示す中断状態とが少なくとも含まれ、
    前記送信手段は、
    前記記憶手段に記憶されている前記印刷ジョブのうち、前記実行状態が未実行状態又は中断状態のいずれかである印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する、請求項6に記載のサービス提供システム。
  8. 前記ジョブ管理手段は、
    前記印刷ジョブに含まれる印刷データの印刷済ページを示すページ情報を前記画像形成装置から受信した場合、前記ページ情報を前記印刷ジョブと関連付けて前記記憶手段に記憶させ、
    前記送信手段は、
    前記画像形成装置からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶されている前記印刷ジョブと、該印刷ジョブと関連付けて前記記憶手段に記憶されている前記ページ情報とを送信する、請求項1ないし7のいずれか一項に記載のサービス提供システム。
  9. 前記サービス提供システムにネットワークを介して接続される端末装置又は前記画像形成装置からの要求に応じて、該要求に含まれるユーザ情報と、前記印刷サービスにより前記端末装置又は前記画像形成装置に表示された画面に入力されたアカウント情報とを関連付けて前記利用情報記憶手段に記憶させる利用登録手段と、
    を有する請求項1ないし8のいずれか一項に記載のサービス提供システム。
  10. 前記印刷サービスは、更に、スキャンサービスを提供し、
    前記記憶手段は、前記スキャンサービスにより作成されたスキャンジョブを、前記ユーザ情報と、前記印刷サービスの識別情報とに関連付けて記憶し、
    前記送信手段は、
    前記画像形成装置からの要求に応じて、該要求に含まれる前記ユーザ情報と、前記印刷サービスの識別情報とに関連付けて記憶されている前記スキャンジョブを、要求元の前記画像形成装置に送信する、請求項9に記載のサービス提供システム。
  11. 画像形成装置と、外部の印刷システムにより提供される印刷サービスと連携したサービスを提供するサービス提供システムとを有する情報処理システムであって、
    前記印刷サービスを利用するためのアカウント情報と、前記サービス提供システムにより発行されるユーザ情報とを関連付けて記憶する利用情報記憶手段と、
    前記印刷サービスを利用したユーザを識別するためのユーザ識別情報を含み、前記印刷サービスによる印刷ジョブが作成されたことを示す通知を前記印刷システムから受信すると、前記ユーザ識別情報に対応する前記アカウント情報の前記印刷ジョブを前記印刷システムから取得するジョブ取得手段と、
    前記ジョブ取得手段により取得された印刷ジョブを記憶手段に記憶させるジョブ管理手段と、
    前記画像形成装置からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶されていて、該要求に含まれる前記ユーザ情報に関連付けて前記利用情報記憶手段に記憶されている前記アカウント情報により利用することができる印刷ジョブを該画像形成装置に送信する送信手段と、
    を有する情報処理システム。
  12. 前記ジョブ管理手段は、
    前記印刷ジョブの実行状態を前記画像形成装置から受信した場合、前記実行状態を前記印刷ジョブと関連付けて前記記憶手段に記憶させる、請求項1に記載の情報処理システム。
  13. 前記実行状態には、前記印刷ジョブが未実行であることを示す未実行状態と、前記印刷ジョブの実行が中断されたことを示す中断状態とが少なくとも含まれ、
    前記送信手段は、
    前記記憶手段に記憶されている前記印刷ジョブのうち、前記実行状態が未実行状態又は中断状態のいずれかである印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する、請求項1に記載の情報処理システム。
  14. 前記ジョブ管理手段は、
    前記印刷ジョブに含まれる印刷データの印刷済ページを示すページ情報を前記画像形成装置から受信した場合、前記ページ情報を前記印刷ジョブと関連付けて前記記憶手段に記憶させ、
    前記送信手段は、
    前記画像形成装置からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶されている前記印刷ジョブと、該印刷ジョブと関連付けて前記記憶手段に記憶されている前記ページ情報とを送信する、請求項1に記載の情報処理システム。
  15. 前記画像形成装置が前記印刷ジョブを実行して、該印刷ジョブに含まれる印刷データを印刷する印刷手段を有し、
    前記送信手段は、
    前記画像形成装置からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶されている前記印刷ジョブと、該印刷ジョブと関連付けて前記記憶手段に記憶されている前記実行状態及び前記ページ情報とを送信し、
    前記印刷手段は、
    前記印刷ジョブの実行状態が中断状態である場合、前記印刷ジョブに含まれる印刷データを、前記ページ情報が示す印刷済ページの次のページから印刷する、請求項1に記載の情報処理システム。
  16. 外部の印刷システムにより提供される印刷サービスと連携したサービスを提供するサービス提供システムに用いられる情報処理方法であって、
    前記印刷サービスを利用するためのアカウント情報と、前記サービス提供システムにより発行されるユーザ情報とを関連付けて記憶する利用情報記憶手順と、
    前記印刷サービスを利用したユーザを識別するためのユーザ識別情報を含み、前記印刷サービスによる印刷ジョブが作成されたことを示す通知を前記印刷システムから受信すると、前記ユーザ識別情報に対応する前記アカウント情報の前記印刷ジョブを前記印刷システムから取得するジョブ取得手順と、
    前記ジョブ取得手順により取得された印刷ジョブを記憶手段に記憶させるジョブ管理手順と、
    前記サービス提供システムにネットワークを介して接続される画像形成装置からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶されていて、該要求に含まれる前記ユーザ情報に関連付けて前記利用情報記憶手順で記憶した前記アカウント情報により利用することができる印刷ジョブを送信する送信手順と、
    を有する情報処理方法。
  17. 外部の印刷システムにより提供される印刷サービスと連携したサービスを提供するサービス提供装置に、
    前記印刷サービスを利用するためのアカウント情報と、前記サービス提供システムにより発行されるユーザ情報とを関連付けて記憶する利用情報記憶手順、
    前記印刷サービスを利用したユーザを識別するためのユーザ識別情報を含み、前記印刷サービスによる印刷ジョブが作成されたことを示す通知を前記印刷システムから受信すると、前記ユーザ識別情報に対応する前記アカウント情報の前記印刷ジョブを前記印刷システムから取得するジョブ取得手順、
    前記ジョブ取得手順により取得された印刷ジョブを記憶手段に記憶させるジョブ管理手
    前記サービス提供装置にネットワークを介して接続される画像形成装置からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶されていて、該要求に含まれる前記ユーザ情報に関連付けて前記利用情報記憶手順で記憶した前記アカウント情報により利用することができる印刷ジョブを送信する送信手順、
    を実行させるためのプログラム。
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