JP6920088B2 - 自動車用表示装置 - Google Patents

自動車用表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6920088B2
JP6920088B2 JP2017070373A JP2017070373A JP6920088B2 JP 6920088 B2 JP6920088 B2 JP 6920088B2 JP 2017070373 A JP2017070373 A JP 2017070373A JP 2017070373 A JP2017070373 A JP 2017070373A JP 6920088 B2 JP6920088 B2 JP 6920088B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
route
change section
automobile
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017070373A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018171971A (ja
Inventor
徳昭 田口
徳昭 田口
雅俊 保科
雅俊 保科
隆良 仲井
隆良 仲井
俊介 真壁
俊介 真壁
寛基 加藤
寛基 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Subaru Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Subaru Corp filed Critical Subaru Corp
Priority to JP2017070373A priority Critical patent/JP6920088B2/ja
Publication of JP2018171971A publication Critical patent/JP2018171971A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6920088B2 publication Critical patent/JP6920088B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

この発明は、自動車用表示装置に係り、特に、自動運転される自動車に搭乗した搭乗者に対して自動車の走行画像を表示する自動車用表示装置に関する。
従来から、自動運転される自動車に搭乗した搭乗者に対して自動車の走行画像を表示する自動車用表示装置が用いられている。自動車用表示装置は、例えば、自動車を自動運転で走行させる目標経路を入力し、その目標経路を搭乗者に対して表示することで搭乗者が自動車の進路を把握することができ、搭乗者の不安を抑制することができる。
しかしながら、搭乗者に対して複雑な情報を表示すると搭乗者が表示内容をスムーズに理解できないおそれがあった。
そこで、搭乗者に表示内容をスムーズに伝達する技術として、例えば、特許文献1には、自動運転中の自車両が次に取ろうとしている走行行動を搭乗者に直観的かつ瞬間的に分かり易く予告表示する車両用画像表示システムが提案されている。この車両用画像表示システムは、自車両の走行行動を視覚的なイメージ画像として予告表示させるため、搭乗者に表示内容をスムーズに伝達することができる。
特開2016−182891号公報
しかしながら、特許文献1の車両用画像表示システムでは、自動車を走行させる目標経路と同じ経路の表示を行うため、その表示された経路が搭乗者の運転感覚と異なる場合には搭乗者を不安にさせるおそれがあった。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、自動運転される自動車の走行に対する搭乗者の不安を抑制する自動車用表示装置を提供することを目的とする。
この発明に係る自動車用表示装置は、自動運転される自動車に搭乗した搭乗者に対して自動車の走行画像を表示する表示部と、自動車の走行する経路が設定された目標経路において走行方向が変化する変化区間を特定する変化区間特定部と、変化区間特定部で特定された変化区間を滑らかにするように目標経路を変化させた表示経路を生成する表示経路生成部と、表示経路生成部で生成された表示経路を目標経路に換えて表示部に表示させる表示制御部とを備え、表示経路生成部は、変化区間の開始位置から変化区間の終了位置を過ぎた位置に設定される目標位置に向かって直線状に滑らかに延びる表示経路を生成し、変化区間特定部は、目標経路から外れた自動車の走行位置を戻すように目標経路が変更された場合には、変更された目標経路の変化区間を特定し、表示経路生成部は、変更された目標経路の変化区間を滑らかにするように表示経路を生成する、ものである。
た、変化区間特定部は、自動車が走行する車線内で目標経路から外れた場合には、目標経路から外れた区間を変化区間から除外し、表示制御部は、目標経路を表示部に表示することができる。
また、自動車が走行する車線の形状を取得する車線形状取得部をさらに有し、表示経路生成部は、車線形状取得部で取得された車線の形状に基づいて車線に沿って滑らかに延びる表示経路を生成することが好ましい。
この発明によれば、表示経路生成部が変化区間を滑らかにするように目標経路を変化させた表示経路を生成して、表示制御部が生成された表示経路を目標経路に換えて表示部に表示させるので、自動運転される自動車の走行に対する搭乗者の不安を抑制する自動車用表示装置を提供することが可能となる。
この発明の実施の形態1に係る自動車用表示装置を備えた自動車の構成を示す図である。 自動車用表示装置の構成を示すブロック図である。 目標経路に沿って自動車が走行する様子を示す図である。 表示経路を生成する様子を示す図である。 実施の形態2に係る自動車用表示装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2において表示経路を生成する様子を示す図である。 実施の形態3において表示経路を生成する様子を示す図である。 実施の形態4において表示経路を強調表示した様子を示す図である。 実施の形態1〜4の変形例において表示経路を生成する様子を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1に、この発明の実施の形態1に係る自動車用表示装置を備えた自動車の構成を示す。この自動車は、自動運転と手動運転とを切り換え可能に構成されたものであり、運転席1と、運転席1の前方に配置されたインストルメントパネル2と、運転席1とインストルメントパネル2との間に配置されたステアリング3と、インストルメントパネル2に配置された自動車用表示装置4とを有する。
インストルメントパネル2は、車室の前部を車幅方向に延びるように配置され、自動運転と手動運転とを切り換えるスイッチなどの様々な車載機器が設けられている。なお、自動運転としては、自動車の運転を完全に制御するものだけでなく、搭乗者Dの運転を部分的に支援する運転支援システムも含むものである。
ステアリング3は、手動運転時に搭乗者Dが自動車を操舵するためのものであり、自動運転時には収納可能に形成されている。
自動車用表示装置4は、運転席1に座る搭乗者Dに対して自動車の走行における安全性を表示するものであり、搭乗者Dの前方において視認可能な位置に配置されている。
次に、自動車用表示装置4の構成について詳細に説明する。
図2示すように、自動車用表示装置4は、変化区間特定部5を有し、この変化区間特定部5に表示経路生成部6、表示制御部7および表示部8が順次接続されている。また、表示制御部7には走行画像生成部9が接続され、表示経路生成部6と走行画像生成部9から画像生成部10が構成されている。また、変化区間特定部5、画像生成部10および表示制御部7には装置制御部11が接続され、この装置制御部11に運転制御部12が接続されている。
運転制御部12は、搭乗者Dによる自動運転と手動運転の切り換えに応じて自動車の運転を制御する。運転制御部12は、図示しない記憶部と位置取得部とを有し、自動運転時には、記憶部に予め記憶された地図データと位置取得部から得られる自動車の現在の位置とに基づいて、自動車が走行する目的地までの経路を示す目標経路が設定される。そして、運転制御部12は、算出された目標経路に沿って自動車が走行するように自動車の走行を制御する。一方、運転制御部12は、手動運転時には搭乗者Dによるステアリング3などの操作量に応じて自動車の運転を制御する。
変化区間特定部5は、運転制御部12で算出された目標経路において自動車の走行方向が変化する変化区間を特定する。
表示経路生成部6は、変化区間特定部5で特定された変化区間が滑らかになるように目標経路を変化させた表示経路を生成する。
走行画像生成部9は、運転制御部12における地図データと自動車の位置情報とに基づいて自動車が現在走行している位置の周辺情報を示す走行画像を生成する。
表示制御部7は、走行画像生成部9で生成された自動車の走行画像に表示経路生成部6で生成された表示経路を目標経路に換えて表示部8に表示させる。
表示部8は、インストルメントパネル2において搭乗者Dに視認可能な位置に配置され、表示制御部7の制御の下、搭乗者Dに対して自動車の走行画像と表示経路を表示する。
装置制御部11は、運転制御部12から入力される自動運転および手動運転の運転情報に基づいて自動車用表示装置4内の各部の制御を行うものである。
なお、画像生成部10、表示制御部7、装置制御部11および運転制御部12は、CPUと、CPUに各種の処理を行わせるための動作プログラムから構成されるが、それらをデジタル回路で構成してもよい。
次に、この実施の形態の動作について説明する。
まず、図1に示すように、運転席1に座る搭乗者Dがステアリング3を操舵して自動車が運転される。ここで、自動車が自動運転される場合には、図2に示すように、運転制御部12が、地図データと自動車の現在の位置とに基づいて目標経路を算出し、その目標経路に基づいて自動車の運転を制御する。
この時、運転制御部12は、装置制御部11を介して目標経路の情報を変化区間特定部5に出力する。また、運転制御部12は、装置制御部11を介して地図データおよび自動車の位置情報を画像生成部10の走行画像生成部9に出力する。
走行画像生成部9は、図3に示すように、運転制御部12から入力された地図データおよび自動車Mの位置情報に基づいて、車線R(走行レーン)を走行する自動車Mの周辺情報を示す走行画像を生成する。生成された走行画像は、走行画像生成部9から表示制御部7に出力される。
一方、変化区間特定部5は、運転制御部12から目標経路T1が入力されると、その目標経路T1に沿って自動車Mの走行方向の変化を特定する。この時、目標経路T1において特定された走行方向の変化が所定の値より小さい場合には、画像生成部10を介して目標経路T1の情報を表示制御部7にそのまま出力する。
表示制御部7は、自動車Mの走行画像が走行画像生成部9から入力されると共に目標経路T1が変化区間特定部5から入力されると、自動車Mの走行画像に目標経路T1を重ねて表示部8に表示させる。
これにより、自動車Mに搭乗した搭乗者Dが、表示部8に表示された目標経路T1を視認することで自動車Mの進路を明確に把握することができ、自動運転される自動車Mに安心して搭乗することができる。
ここで、自動車Mが外部環境の変化、例えば横風および轍などの外乱により目標経路T1から突然外れた場合には、運転制御部12により自動車Mの目標経路T1が新たに算出される。例えば、図4に示すように、自動車Mが、右側からの強い横風により目標経路T1から左側に外れたものとする。運転制御部12は、自動車Mの位置情報に基づいて自動車Mの走行位置が目標経路T1から外れていることを検知すると、目標経路T1から外れた自動車Mの走行位置を目標経路T1上に戻すために新たな目標経路T2を算出し、自動車Mの進路を目標経路T1から目標経路T2に変更する。
そして、運転制御部12は、算出した目標経路T2を変化区間特定部5に出力する。変化区間特定部5は、運転制御部12から目標経路T2が入力されると、目標経路T1と同様に、目標経路T2に沿って自動車Mの走行方向の変化を探索する。そして、目標経路T2において走行方向の変化が所定の値以上である場合には、その区間を目標経路T2の変化区間P1として特定する。
例えば、運転制御部12が、自動車Mの走行位置を早い段階で元の目標経路T1上に戻す目標経路T2を設定すると、走行方向が大きく変化する変化区間P1が形成される場合がある。なお、変化区間特定部5は、目標経路T2が変化する角度および角度の変化率などに基づいて変化区間P1を特定することができる。特定された変化区間P1は、変化区間特定部5から表示経路生成部6に出力される。
変化区間特定部5から表示経路生成部6に目標経路T2の変化区間P1が入力されると、表示経路生成部6は、変化区間P1が全体的に滑らかになるように目標経路T2を変化させた表示経路Sを生成する。
例えば、表示経路生成部6は、上記のように目標経路T1から外れた自動車の走行位置を戻すように目標経路T1が変更された場合には、目標経路T2における変化区間P1の開始位置P2から変化区間P1の終了位置を過ぎた位置に目標位置P3を設定する。目標位置P3としては、例えば、自動車Mが目標経路T2に従って走行した時に、自動車Mの走行位置が元の目標経路T1上に完全に戻ると推定される位置に設定することができる。このようにして、目標位置P3が設定されると、表示経路生成部6は、変化区間P1の開始位置P2から目標位置P3に向かって直線状に滑らかに延びる表示経路Sを生成する。すなわち、表示経路生成部6は、局所的に変化することなく滑らかに延びる表示経路Sを生成する。生成された表示経路Sは、表示経路生成部6から表示制御部7に出力される。
一方、走行画像生成部9が、上記と同様に、運転制御部12から入力された地図データと自動車Mの位置情報に基づいて自動車Mの走行画像を生成し、その走行画像が表示制御部7に出力される。
表示制御部7は、表示経路生成部6から表示経路Sが入力されると共に走行画像生成部9から自動車Mの走行画像が入力されると、目標経路T2に換えて表示経路Sを走行画像に重ねて表示部8に表示させる。
これにより、自動車Mに搭乗した搭乗者Dが、表示部8に表示された表示経路Sを視認することで自動運転される自動車Mに安心して搭乗することができる。ここで、自動車Mが走行する目標経路T2には、走行方向が大きく変化する変化区間P1が存在する。このため、目標経路T2をそのまま表示部8に表示すると、変化区間P1において自動車Mの走行方向が大きく変化する自動運転に搭乗者Dが不安になるおそれがある。
そこで、自動車Mが目標経路T2に沿って走行するのに対し、表示部8には自動車Mの目標経路T2とは異なる表示経路Sを表示する。この表示経路Sは、目標経路T2における変化区間P1の開始位置P2から目標位置P3に向かって直線状に滑らかに延びるように形成されており、搭乗者Dに対して自動車Mの走行方向を大まかに伝えることで、自動運転される自動車Mの走行に対する搭乗者Dの不安を抑制することができる。
本実施の形態によれば、目標経路T1から外れた自動車Mの走行位置を戻すように目標経路T1が変更された場合には、変化区間特定部5が変更された目標経路T2の変化区間P1を特定し、表示経路生成部6が目標経路T2における変化区間P1の開始位置P2から目標位置P3に向かって直線状に滑らかに延びる表示経路Sを生成するため、自動運転される自動車Mの走行に対する搭乗者Dの不安を抑制することができる。
なお、変化区間特定部5は、自動車Mが走行する車線R内で目標経路T1から外れた場合には、自動車Mの走行方向の変化が小さいとして目標経路T1から外れた区間を変化区間P1から除外することが好ましい。このため、表示経路生成部6は表示経路Sを生成せず、表示制御部7は目標経路T1を表示部8に表示させることになる。
実施の形態2
上記の実施の形態1では、表示経路生成部6は、目標経路T2における変化区間P1の開始位置P2から目標位置P3に向かって直線状に滑らかに延びる表示経路Sを生成したが、変化区間P1を滑らかにするように目標経路を変化させた表示経路Sを生成できればよく、この生成方法に限られるものではない。
例えば、図5に示すように、実施の形態1において車線形状取得部21を新たに表示経路生成部6に接続することができる。この車線形状取得部21は、自動車Mが走行する車線の形状を取得するものである。車線形状取得部21としては、例えばカメラなどから構成することができる。また、車線形状取得部21は、運転制御部12から地図データを取得して、その地図データに基づいて車線の形状を算出することもできる。
表示経路生成部6は、車線形状取得部21で取得された車線の形状に基づいて車線に沿って滑らかに延びる表示経路Sを生成する。
例えば、図6に示すように、自動車Mがほぼ一定の幅で緩やかに曲がる車線Rを走行する場合に、運転制御部12は、搭乗者Dに対して連続的に圧力がかかるため、自動車Mを車線Rに沿って走行させずに、自動車Mを目標経路Tに沿って直線的に走行させるものとする。
まず、変化区間特定部5が、運転制御部12から入力された目標経路Tに基づいて目標経路Tにおいて自動車Mの走行方向が変化する変化区間P1を特定する。また、車線形状取得部21が、自動車Mが走行する車線Rの形状を取得する。変化区間特定部5で特定された変化区間P1と車線形状取得部21で取得された車線Rの形状は、表示経路生成部6に出力される。
表示経路生成部6は、変化区間特定部5により変化区間P1が特定された場合には、車線形状取得部21で取得された車線Rの形状に基づいて、変化区間P1の開始位置P1から目標位置P3に向かって車線Rに沿って滑らかに延びる表示経路Sを生成する。この時、表示経路生成部6は、車線形状取得部21で取得された車線Rの形状が一定の幅で曲がる場合には、車線Rに沿って滑らかに延びる表示経路Sを生成することが好ましい。このようにして、表示経路生成部6は、車線Rの中央部を滑らかに延びる表示経路Sを容易に生成することができる。
これにより、自動車Mは目標経路Tに沿って直線的に走行するのに対し、表示部8には車線Rに沿って延びる表示経路Sが表示される。このように、搭乗者Dに対して自動車Mの走行方向を大まかに伝えることで、自動車Mの自動運転に対する搭乗者Dの不安を抑制することができる。
本実施の形態によれば、表示経路生成部6が車線Rの形状に基づいて車線Rに沿って滑らかに延びる表示経路Sを生成するため、自動車Mの自動運転に対する搭乗者Dの不安を抑制することができる。
実施の形態3
上記の実施の形態1では、表示経路生成部6は、目標経路T1から外れた自動車Mの走行位置を戻すように目標経路T1が変更された場合に表示経路Sを生成したが、目標経路における変化区間P1の開始位置P2から変化区間P1の終了位置を過ぎた位置に設定される目標位置P3に向かって直線状に延びる表示経路Sを生成できればよく、目標経路T1が変更された場合に限られるものではない。
例えば、図7に示すように、表示経路生成部6は、目標経路Tを変更しない場合でも表示経路Sを生成することができる。
ここで、自動車Mが走行する車線Rが拡幅するように形成されており、運転制御部12が、自動車Mの走行位置を早い段階で拡幅された車線Rの中央部に変更するように目標経路Tを生成する。これにより、目標経路Tには変化区間P1が生じ、この変化区間P1が変化区間特定部5により特定される。
表示経路生成部6は、目標経路Tにおける変化区間P1の開始位置P2から変化区間P1の終了位置を過ぎた位置に目標位置P3を設定する。そして、表示経路生成部6は、変化区間P1の開始位置P2から目標位置P3に向かって直線状に滑らかに延びる表示経路Sを生成する。
本実施の形態によれば、表示経路生成部6が、目標経路Tにおける変化区間P1の開始位置P2から目標位置P3に向かって直線状に滑らかに延びる表示経路Sを生成するため、自動運転される自動車Mの走行に対する搭乗者Dの不安を抑制することができる。
実施の形態4
上記の実施の形態1〜3において、表示経路生成部6は、目標経路において変化区間P1の開始位置P2近傍が自動車Mの走行方向とほぼ同じ方向に延びる場合には、表示経路を強調して表示部8に表示させることができる。
例えば、図8に示すように、自動車Mの走行位置を遅い段階、すなわち開始位置P2と目標位置P3との中間位置近傍において変更するものとする。この時、目標経路Tの変化区間P1は、開始位置P2近傍が自動車Mの現在の走行方向とほぼ同じ方向に延びるように形成される。
このように、目標経路Tにおいて変化区間P1の開始位置P2近傍が自動車Mの現在の走行方向とほぼ同じ方向に延びる場合には、自動車Mの走行方向が開始位置P2から緩やかに変更されるため自動車Mに搭乗する搭乗者Dに不安を与えるおそれがある。そこで、表示経路生成部6が、表示経路Sを強調して表示部8に表示することにより、自動車Mの走行方向が変更されることを明確に伝達し、自動運転される自動車Mの走行に対する搭乗者Dの不安を抑制することができる。
本実施の形態によれば、表示経路生成部6は、目標経路Tにおける変化区間P1の開始位置P2近傍が自動車Mの走行方向とほぼ同じ方向に延びる場合には、表示経路Sを強調して表示部8に表示させるため、自動運転される自動車Mの走行に対する搭乗者Dの不安を抑制することができる。
なお、上記の実施の形態1〜4では、表示経路生成部6は、変化区間P1が完全になくすように目標経路を変化させた表示経路Sを生成したが、変化区間P1を滑らか、すなわち変化区間P1の局所的な変化が搭乗者に不安を与えない程度に減少していればよく、変化区間P1を完全になくすものに限られるものではない。
例えば、図9に示すように、実施の形態1において、変化区間P1が変化する角度を搭乗者Dに不安を与えない程度に減少、例えば変化区間P1の変化を半分以上減少させるように表示経路Sを生成することができる。
また、上記の実施の形態1〜4において、走行画像生成部9は、自動車Mが表示経路Sに沿って走行するように自動車Mの表示を表示経路Sの位置に基づいて修正することができる。すなわち、走行画像生成部9は、目標経路に沿った実際の走行位置に自動車Mを表示するのではなく、表示経路Sに沿った位置に自動車Mの表示を修正する。これにより、表示部8には走行経路Sに沿って移動する自動車Mが表示されるため、表示部8を視認した搭乗者Dに無用な不安を与えることを抑制することができる。
1 運転席、2 インストルメントパネル、3 ステアリング、4 自動車用表示装置、5 変化区間特定部、6 表示経路生成部、7 表示制御部、8 表示部、9 走行画像生成部、10 画像生成部、11 装置制御部、12 運転制御部、21 車線形状取得部、D 搭乗者、M 自動車、R 車線、T,T1,T2 目標経路、P1 変化区間、P2 開始位置、P3 目標位置、S 表示経路。

Claims (3)

  1. 自動運転される自動車に搭乗した搭乗者に対して前記自動車の走行画像を表示する表示部と、
    前記自動車の走行する経路が設定された目標経路において走行方向が変化する変化区間を特定する変化区間特定部と、
    前記変化区間特定部で特定された前記変化区間を滑らかにするように前記目標経路を変化させた表示経路を生成する表示経路生成部と、
    前記表示経路生成部で生成された前記表示経路を前記目標経路に換えて前記表示部に表示させる表示制御部と
    を備え
    前記表示経路生成部は、前記変化区間の開始位置から前記変化区間の終了位置を過ぎた位置に設定される目標位置に向かって直線状に滑らかに延びる前記表示経路を生成し、
    前記変化区間特定部は、前記目標経路から外れた前記自動車の走行位置を戻すように前記目標経路が変更された場合には、変更された前記目標経路の前記変化区間を特定し、
    前記表示経路生成部は、変更された前記目標経路の前記変化区間を滑らかにするように前記表示経路を生成する、
    自動車用表示装置。
  2. 前記変化区間特定部は、前記自動車が走行する車線内で前記目標経路から外れた場合には、前記目標経路から外れた区間を前記変化区間から除外し、
    前記表示制御部は、前記目標経路を前記表示部に表示させる請求項に記載の自動車用表示装置。
  3. 前記自動車が走行する車線の形状を取得する車線形状取得部をさらに有し、
    前記表示経路生成部は、前記車線形状取得部で取得された前記車線の形状に基づいて前記車線に沿って滑らかに延びる前記表示経路を生成する請求項1または2に記載の自動車用表示装置。
JP2017070373A 2017-03-31 2017-03-31 自動車用表示装置 Active JP6920088B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017070373A JP6920088B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 自動車用表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017070373A JP6920088B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 自動車用表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018171971A JP2018171971A (ja) 2018-11-08
JP6920088B2 true JP6920088B2 (ja) 2021-08-18

Family

ID=64107681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017070373A Active JP6920088B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 自動車用表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6920088B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021085638A1 (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 株式会社三英技研 走行軌道修正装置および走行軌道修正方法
JP2021075256A (ja) * 2019-10-31 2021-05-20 株式会社 三英技研 走行軌道修正装置および走行軌道修正方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100896136B1 (ko) * 2008-03-25 2009-05-08 팅크웨어(주) 3d 벡터 확대도의 경로 표현 방법 및 장치
JP6642972B2 (ja) * 2015-03-26 2020-02-12 修一 田山 車輌用画像表示システム及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018171971A (ja) 2018-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10789490B2 (en) Method for calculating a display of additional information for an advertisement, a display unit, apparatus for carrying out the method, and transportation vehicle and computer program
US10012983B2 (en) Vehicle traveling control apparatus
US9522700B2 (en) Driving support apparatus for vehicle and driving support method
US20200346639A1 (en) Parking assistance device
US7739008B2 (en) Reversing assistant
JP5872517B2 (ja) 車両周辺表示装置
JP5803807B2 (ja) 駐車支援装置、駐車支援方法、プログラム及び媒体
CN111373461A (zh) 利用显示单元显示车辆或对象前方的安全区域的走向的方法、执行该方法的设备及机动车辆和计算机程序
JP5177105B2 (ja) 運転支援表示装置
JP5087885B2 (ja) 駐車支援装置、及び駐車支援方法
JP2010018074A (ja) 駐車支援装置および駐車支援方法
US11958496B2 (en) Driving intention recognition
JP2019051822A (ja) 駐車支援装置
JP6920088B2 (ja) 自動車用表示装置
CN113753027A (zh) 辅助机动车的驾驶员的方法、输出装置、控制器和机动车
KR100737578B1 (ko) 차량의 자동주차 시스템
JP4416000B2 (ja) 駐車支援装置
JP6595867B2 (ja) 車両の自動運転制御装置
JP2011255817A (ja) 車線逸脱防止装置
JP2017094964A (ja) 車載システム及び情報処理装置
JP7002207B2 (ja) 自動車用表示装置
JP6842344B2 (ja) 自動車用表示装置
JP5655919B2 (ja) 車線逸脱防止装置
JP2022126240A (ja) 車両用表示装置
JP6754472B2 (ja) 車両の情報表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210629

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6920088

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250