JP6918592B2 - ポンプ装置及びその運転支援方法 - Google Patents

ポンプ装置及びその運転支援方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6918592B2
JP6918592B2 JP2017120210A JP2017120210A JP6918592B2 JP 6918592 B2 JP6918592 B2 JP 6918592B2 JP 2017120210 A JP2017120210 A JP 2017120210A JP 2017120210 A JP2017120210 A JP 2017120210A JP 6918592 B2 JP6918592 B2 JP 6918592B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
pump casing
water level
water
degree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017120210A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019002390A (ja
Inventor
宗俊 藤井
宗俊 藤井
茂雄 滝田
茂雄 滝田
雄二 中塩
雄二 中塩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP2017120210A priority Critical patent/JP6918592B2/ja
Publication of JP2019002390A publication Critical patent/JP2019002390A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6918592B2 publication Critical patent/JP6918592B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明は、河川からの流入水等の液体を排水するためのポンプ装置及びその運転支援方法に関する。
河川水等の液体を排水するポンプ装置では、ポンプケーシング内に呼び水をして羽根車を液体に没した後に、当該羽根車を回転させることで、ポンプ装置が起動する。また、羽根車の回転を停止させ、ポンプケーシングに空気を導入してポンプから液体を排出することにより、ポンプ装置を停止することができる。
ポンプ装置の定常運転時において、シール部材の劣化によるシール不良等により、移送すべき液体がその自重によりポンプケーシングから流れ出す(落水が生じる)ことがある。定常運転時に落水が生じると、液体の移送ができなくなるばかりでなく、羽根車の空転により軸受け等が損傷するおそれがある。そこで、ポンプ装置の吸込管に静電容量式または電極式の水位検知器を設け、定常運転時に落水が検知された場合には速やかにポンプ装置の運転を停止することで、落水に伴う装置の損傷を抑制するようにしている。
また、特許文献1に記載のポンプ装置では、ポンプの負荷に応じて変動するパラメータの計測値が第1の設定値に達したときに落水が起こりつつあると判断し、第2の設定値に達したときに落水が起こったと判断することが開示されている。これにより、水位検知器の汚れ等に起因する誤動作を防止し、定常運転時にポンプ内に液体が存在するかどうかを正確に検知することができる。
特許第4854478号
上記特許文献に記載のポンプ装置では、落水が起こりつつあることを判定するものではあるが、落水に近い状態であれば、落水に達する前に手動または自動でポンプケーシング内を真空引きしてポンプ装置の性能を復帰させることが望ましい。しかしながら、従来技術に係るポンプ装置では、ポンプ装置の作業員において、落水の程度ないし可能性がどの程度であるかを把握することはできなかった。このため、作業員が落水の程度を把握できるように、適切なガイダンスがなされることが望まれていた。
本発明は、上記に鑑みなされたものであり、簡易な構成で、落水の程度ないし可能性の程度を容易に把握できるようにしたポンプ装置及びその運転支援方法を提供することを目的とする。
本発明に係るポンプ装置は、羽根車とポンプケーシングを有するポンプと、ポンプケーシングを真空引きすることで、ポンプケーシング内に液体を吸入させるための真空ポンプと、ポンプケーシング内に備えられた羽根車を駆動する駆動源と、吸込水槽の水位Lsを計測する水位計と、ポンプの落水が生じるときの前記ポンプケーシング内の水位を示す設定値が定められ、ポンプケーシング内の真空度と吸込水槽の水位Lsからポンプケーシング内の水位Lpを算出するとともに、算出された水位Lpと前記設定値との割合を示す落水度を算出する落水度算出部を備えたことを特徴とする。これにより、簡易な構成で、落水の程度ないし可能性の程度を容易に把握することができ、ポンプを停止し、あるいは真空ポンプを起動して満水処理を行うといった措置を講じることが可能となる。
上記構成のポンプ装置において、落水度が閾値を超えた場合に、羽根車を駆動しながら真空ポンプを起動してポンプケーシングを真空引きすることで復帰処理を行うことが好ましい。落水に至る前に復帰処理を行うようにすることで、落水に伴うポンプ装置の損傷を防止することができる。
さらに、情報を出力表示する表示部と、復帰処理が行われた回数をカウントするカウンタを備え、当該カウンタによるカウント値が設定値に達した場合に、表示パネルに警告表示を行うようにすることが好ましい。これにより、例えばポンプケーシングに取り付けられたシーリング部材が劣化したことをポンプ装置の操作者に通知することで、落水のおそれを未然に防止することができる。
本発明に係るポンプ装置の運転支援方法は、羽根車とポンプケーシングを有するポンプを備えたポンプ装置における運転支援方法であって、ポンプケーシングを真空引きすることで、ポンプケーシング内に液体を吸入させるステップと、ポンプケーシング内に備えられた羽根車を駆動するステップと、前記吸込水槽の水位Lsを計測する計測ステップと、前記ポンプの落水が生じるときの前記ポンプケーシング内の水位を示す設定値が定められ、前記ポンプケーシング内の真空度と前記吸込水槽の水位Lsからポンプケーシング内の水位Lpを算出するとともに、算出された水位Lpと前記設定値との割合を示す落水度を算出する落水度算出ステップとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成で、落水の程度ないし可能性の程度を容易に把握することができる。本発明は、経験の浅いオペレータによってポンプ設備を運転する場合に、特に有効である。
本発明の一実施形態に係るポンプ装置の構成を示す模式図である。 ポンプ設備の構成を示すブロック図である。 ポンプ装置の動作を説明するフローチャートである。 落水度の表示例を示す説明図である。 別の実施形態に係るポンプ装置の動作を説明するフローチャートである。 別の実施形態に係るポンプ装置の動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る横軸ポンプ設備について、図面を参照して説明するが、本発明は横軸(斜流・軸流)ポンプに限定されるものではなく、渦巻ポンプにも適用することができる。なお、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、横軸ポンプ装置10の構成を示す模式図であり、吸込水槽11から吐出水槽12に液体(雨水等の流入水)を移送するポンプ13と、ポンプ13と吸込水槽11とを連通する吸込管15と、ポンプ13と吐出水槽12とを連通する吐出管16と、ポンプ13を駆動する駆動源17と、吐出管16とポンプ13とを連結する吐出弁18とを備えている。
ポンプ13は、ポンプケーシング20と、このポンプケーシング20に収容される羽根車21を備えている。羽根車21は、回転軸を介して減速機(動力伝達装置)22に接続され、この減速機22は駆動源17に接続されている。駆動源17は例えば電動モータであり、図示しない電源から電力が供給されて駆動し、減速機22を介して羽根車21を回転駆動する。
吸込管15は鉛直に伸びており、その吸込口15aは吸込水槽11の内部に位置している。ポンプ13は、吸込水槽11の上部に設けられた設置床11aの上に設置されており、曲管部を介して吸込管15と滑らかに連結されている。また、吐出管16は、吐出水槽12内で開口する吐出口16aを備えており、この吐出口16aはポンプ13よりも低い位置で、かつ吸込口15aよりも高い位置にある。吐出口16aには、吐出水槽12に移送された液体の逆流を防止するためのフラップ弁23が設けられている。
ポンプケーシング20の上部には、気液分離機構25を介して、内部に電極棒を有する満水検知器26が設けられており、この満水検知器26により、ポンプケーシング20内が液体で満たされているかが検知される。さらに、ポンプケーシング20の内部は、満水検知器26及び吸気弁27を介して真空ポンプ30に接続されている。
気液分離機構25は、旋回防止機構部と気液分離短管から構成されており、例えば特開2011−256769号に記載の構造を備えている。旋回防止機構部は、ポンプ始動時に生じるポンプケーシング20の内壁に発生する旋回流(水膜)をせき止めて、吸気口に水が流入するのを防止するものであり、気液分離短観は、気液混合水(気液二相流)を分離することで吸気口付近に空気溜りを形成する作用を奏するものである。
上記構成に係るポンプ装置10を起動するときは、まず、吐出弁18を全閉した状態で、真空ポンプ30によりポンプケーシング20の内部を真空引きして負圧を形成し、吸込管15内の水位(ポンプ内水位)Lpを上昇させる。そして、ポンプケーシング20の内部が液体で満たされたことを満水検知器26により検知されると、駆動部17が起動して羽根車21が回転する。その後、吐出弁18が開かれることで、液体が吸込水槽11から吐出水槽12に移送される。
図1に示されるとおり、ポンプ13は吸込水槽11の液面位置よりも高い位置に設置されているため、ポンプ装置10の定常運転中に落水が生じると、ポンプ13が排水不能に陥ってしまう。このため、ポンプケーシング20の内部でポンプ13の中心部とほぼ同じ高さの位置に、落水検知器31が設けられている。落水検知器31は、例えば静電容量式、電極式または音叉式のセンサであり、ポンプケーシング20内の落水の有無を検出する。
ポンプケーシング20の内部で羽根車21の上流側には、真空計24が設けられており、ポンプケーシング20の真空度を測定する。また、ポンプ装置10には、吸込水槽11の水位Lsを計測するための水位計33が設けられている。ポンプケーシング20の真空度は、吸込水槽11の水位Lsとポンプ内水位Lpとの差に起因するから、ポンプ内水位Lpは、ポンプケーシング20の真空度と吸込水槽11の水位Lsから算出することができる。
図2は、ポンプ装置10の電気的構成の概略を示したブロック図であり、上述した電動機17、吸気弁27、真空ポンプ30、落水検知器31、水位計33といった各構成要素は、制御部40に接続されてその動作が制御される。また、ポンプ装置10には、装置の稼働状況や操作支援情報を表示する表示パネル41と、操作者によってポンプ13の起動/停止等の指示、後述する落水度の閾値やカウンタの設定値を含む各種情報を入力するための入力部42が設けられている。なお、表示パネル41と入力部42を、タッチパネルで構成するようにしても良い。
ポンプ装置10には、ポンプケーシング20の落水度を算出する落水度算出部43と、カウンタ45が設けられている。落水度算出部43は、例えば、ポンプ内水位Lpが上限値(すなわち、ポンプケーシング20の内部が全て液体で満たされている状態)を0%と、落水検出器31にて落水が生じたと判断されるときのポンプ内水位を100%と定めておき、算出されたポンプ内水位Lpとこれらポンプ内水位の設定値との割合に基づき、落水度を算出することができる。
あるいは、ポンプ装置10に公知の電流計とトルクメータを追加し、ポンプケーシング20の内部が全て液体で満たされている状態でのトルクメータのトルク値及び/又は電流値と、落水が生じたときのトルク値及び/又は電流値とを設定値として定めておき、測定されたトルク値とこれら設定値との割合に基づき、落水度を算出するようにしても良い。
カウンタ45は、後述する落水復帰処理がなされた回数をカウントするものであり、カウント値が設定値に達したときに、制御部40は、ポンプケーシング20に取り付けられたシーリング部材(例えば、ポンプケーシング20と駆動部17との連結部に取り付けられる漏水防止用の部材)に劣化が生じたと判断し、その旨のメッセージを表示パネル41に出力表示させる。
図3は、上記構成によるポンプ装置10の動作を示すフローチャートである。制御部40によりポンプ13の起動指令が出されると、真空ポンプ30が起動されるとともに吸気弁27が開かれる(ステップS11)。これにより、ポンプケーシング20及び吸込管15に負圧が形成され、吸込管15の水位が徐々に上昇する。その後、ポンプケーシング20が液体で満たされたことが、満水検知器26により検出されると(ステップS12)、吸気弁22が閉じられて真空ポンプ30が停止し(ステップS13)、同時にポンプ(駆動源17)が起動する(ステップS14)。その後、ポンプ13が増速して所定の定格速度に達すると、吐出弁18が開かれて液体が吐出水槽12に排水され、ポンプ13が定常運転となる。
ポンプ13が定常運転となった後に、落水度算出部43においてポンプ内水位Lpが算出されるとともに(ステップS15)、算出されたポンプ内水位Lpよりポンプ13の落水度の算出が行われる(ステップS16)。算出された落水度の情報は、表示パネル41に表示される。これにより、ポンプ装置10の操作者は、ポンプ13の落水の程度を容易に把握することができ、落水防止のための措置(例えば真空ポンプ30を用いた真空引き)を早い段階で講じることができる。
また、制御部40では、落水検知器31による落水検知が行われ(ステップS17)、落水が検知されると、駆動源17を停止してポンプの運転を中止する(ステップS18)。一方、落水が検知されなかった場合には、制御部40において、算出された落水度が予め設定された閾値を超えたかどうかの判定が行われる(ステップS19)。判定の結果、落水度が閾値を超えていない場合には、ステップS15に戻されて、落水度の算出が再び行われる。
一方、落水度が閾値を超えた場合(ただし、落水には至っていない場合)には、真空ポンプ30を起動するとともに吸気弁27を開き、ポンプケーシング20内を真空引きすることで、満水処理が自動で行われる(ステップS20)。
満水処理が終了すると、カウンタ45は、カウント値を1増加して、満水処理が行われた回数をカウントする(ステップS21)。そして、制御部40は、カウントされた満水処理回数が設定値に達したかどうかを判定し(ステップS22)、達した場合には、ポンプのシーリングが劣化した旨の警告表示を表示パネル41に出力する(ステップS23)。これにより、ポンプ装置10の操作者に対して、シーリングが劣化していることを通知することができ、シーリングの交換を早期に促すことができる。
図4は、表示パネル41に落水度が表示された様子を示す説明図である。表示パネル41には、落水度算出部43にて算出された落水度の情報と、カウンタ45にてカウントされた満水復帰回数の情報が表示されており、ポンプ装置10の操作者は、これらの情報を確認して、ポンプを停止し、あるいは真空ポンプ30を起動して満水処理を行うといった措置を講じることが可能となる。
上記実施形態では、満水処理回数が所定値に達したときにメッセージ表示を行う例を説明したが、例えば満水処理に要した時間が閾値を超えた場合にも、メッセージを表示するようにしても良い。図5,6は、満水処理回数または満水処理時間をカウントしてメッセージ表示する例を示したフローチャートであり、図3の例と同じステップに対しては、同じ符番を付して詳細な説明は省略する。
この例では、真空ポンプを起動した際に、真空ポンプが満水に至るまでの時間をカウントし(ステップS31)、当該カウント値(満水時間)が閾値を超えた場合に(ステップS32でY)、警告メッセージを表示させる(ステップS33)。ここで表示されるメッセージ内容としては、シーリング部材の劣化(主ポンプ軸封部、主ポンプや主配管の漏れ)、または真空引き系統の異常(真空配管系の漏れ、真空ポンプの機能低下)を示すメッセージが考えられる。
また、自動満水処理(ステップ20)が行われた際にも、真空ポンプが満水に至るまでの時間をカウントし(ステップS34)、当該カウント値(満水時間)が閾値を超えた場合に(ステップS35でY)、警告メッセージを表示させる(ステップS33)。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
10 ポンプ装置
11 吸込水槽
12 吐出水槽
13 ポンプ
15 吸込管
17 駆動源
20 ポンプケーシング
21 羽根車
30 真空ポンプ
31 落水検出器
40 制御部
41 表示パネル
43 落水度算出部
45 カウンタ

Claims (7)

  1. 吸込水槽内の液体を排出するポンプ装置であって、
    羽根車とポンプケーシングを有するポンプと、
    前記ポンプケーシングを真空引きすることで、前記ポンプケーシング内に液体を吸入させるための真空ポンプと、
    前記ポンプケーシング内に備えられた前記羽根車を駆動する駆動源と、
    前記吸込水槽の水位Lsを計測する水位計と、
    前記ポンプの落水が生じるときの前記ポンプケーシング内の水位を示す設定値が定められ、前記ポンプケーシング内の真空度と前記吸込水槽の水位Lsから前記ポンプケーシング内の水位Lpを算出するとともに、前記算出された水位Lpと前記設定値との割合を示す落水度を算出する落水度算出部と、を備えたことを特徴とするポンプ装置。
  2. 前記落水度が閾値を超えた場合に、前記羽根車を駆動しながら前記真空ポンプを起動して前記ポンプケーシングを真空引きすることで復帰処理を行うことを特徴とする、請求項1記載のポンプ装置。
  3. 吸込水槽内の液体を排出するポンプ装置であって、
    羽根車とポンプケーシングを有するポンプと、
    前記ポンプケーシングを真空引きすることで、前記ポンプケーシング内に液体を吸入させるための真空ポンプと、
    前記ポンプケーシング内に備えられた前記羽根車を駆動する駆動源と、
    前記ポンプケーシングの上部に設けられた気液分離機構と、
    前記気液分離機構と前記真空ポンプとの間に設けられた満水検知器及び吸気弁と、
    前記吸込水槽の水位Lsを測定する計測する水位計と、

    前記ポンプの落水が生じるときの前記ポンプケーシング内の水位を示す設定値が定められ、前記ポンプケーシング内の真空度と前記吸込水槽の水位Lsから前記ポンプケーシング内の水位Lpを算出するとともに、前記算出された水位Lpと前記設定値との割合を示す落水度を算出する落水度算出部と、
    前記落水度が閾値を超えた場合に、前記羽根車を駆動しながら前記真空ポンプを起動して前記ポンプケーシングを真空引きすることで復帰処理を行うことを特徴とする、ポンプ装置。
  4. 前記落水度算出部は、前記ポンプケーシングの内部が液体で満たされている場合の水位を0%とし、前記ポンプの落水が生じるときの前記ポンプケーシング内の水位を100%としたときに、前記ポンプケーシング内の水位Lpの割合を落水度として算出することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項記載のポンプ装置。
  5. 算出された前記落水度の情報を出力表示する表示部を備えたことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のポンプ装置。
  6. 情報を出力表示する表示部と、前記復帰処理が行われた回数をカウントするカウンタを備え、当該カウンタによるカウント値が設定値に達した場合に、前記表示部に警告表示を行うことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のポンプ装置。
  7. 羽根車とポンプケーシングを有するポンプを備え、吸込水槽内の液体を排出するポンプ装置における運転支援方法であって、
    前記ポンプケーシングを真空引きすることで、前記ポンプケーシング内に液体を吸入させるステップと、
    前記ポンプケーシング内に備えられた前記羽根車を駆動するステップと、
    前記吸込水槽の水位Lsを計測する計測ステップと、
    前記ポンプの落水が生じるときの前記ポンプケーシング内の水位を示す設定値が定められ、前記ポンプケーシング内の真空度と前記吸込水槽の水位Lsから前記ポンプケーシング内の水位Lpを算出するとともに、前記算出された水位Lpと前記設定値との割合を示す落水度を算出する落水度算出ステップと、を備えたことを特徴とする運転支援方法。
JP2017120210A 2017-06-20 2017-06-20 ポンプ装置及びその運転支援方法 Active JP6918592B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017120210A JP6918592B2 (ja) 2017-06-20 2017-06-20 ポンプ装置及びその運転支援方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017120210A JP6918592B2 (ja) 2017-06-20 2017-06-20 ポンプ装置及びその運転支援方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019002390A JP2019002390A (ja) 2019-01-10
JP6918592B2 true JP6918592B2 (ja) 2021-08-11

Family

ID=65004809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017120210A Active JP6918592B2 (ja) 2017-06-20 2017-06-20 ポンプ装置及びその運転支援方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6918592B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7132877B2 (ja) * 2019-03-13 2022-09-07 株式会社酉島製作所 横軸ポンプ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4854478B2 (ja) * 2006-11-16 2012-01-18 株式会社 荏原由倉ハイドロテック ポンプ装置
JP2015087971A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 株式会社荏原製作所 ポンプの監視装置および当該監視装置を備えたポンプ設備

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019002390A (ja) 2019-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2021012884A1 (zh) 自动排空水泵的控制方法、装置相应设备及存储介质
JP6918592B2 (ja) ポンプ装置及びその運転支援方法
JP5364043B2 (ja) 横軸ポンプ設備、及びその運転方法
JP6967864B2 (ja) ポンプの制御システムおよび制御方法、ならびに、排水システム
JP2011256769A5 (ja)
CN215595898U (zh) 一种防空转多级离心节能水泵
JP5047747B2 (ja) 横軸ポンプの運転制御装置、及び運転制御方法
JP6535269B2 (ja) ポンプ制御装置およびポンプ制御方法ならびに排水システム
JP4854478B2 (ja) ポンプ装置
JP2017036669A (ja) 制御装置、制御方法及びポンプ機場
JP5404859B2 (ja) ポンプの軸受清掃装置およびその方法
JP3394432B2 (ja) 横軸ポンプ
JP5222203B2 (ja) ポンプ装置
JP2018135761A (ja) ポンプシステムおよび排水機場
JP2020143626A (ja) 給水装置
JP7077434B2 (ja) ポンプシステムおよび排水機場
JP6703844B2 (ja) 横軸ポンプ
JP6671231B2 (ja) 運転制御方法及び運転制御装置
JP6374998B2 (ja) 自吸式ポンプの運転装置、液体供給装置、及び自吸式ポンプの運転方法
JP5921085B2 (ja) ポンプ装置及びポンプ装置を搭載した作業車
JP2022161259A (ja) 塵芥除去機能付ポンプゲート
JP6581801B2 (ja) 給水装置
JP6797368B2 (ja) 横軸斜流ポンプの運転制御システム及び運転制御方法
CN210728847U (zh) 一种地沟过滤槽清理装置
JP6839041B2 (ja) ポンプ設備及びその運転支援方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210721

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6918592

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250