JP6918293B1 - 燃焼完結装置及び燃焼完結方法 - Google Patents

燃焼完結装置及び燃焼完結方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6918293B1
JP6918293B1 JP2020106975A JP2020106975A JP6918293B1 JP 6918293 B1 JP6918293 B1 JP 6918293B1 JP 2020106975 A JP2020106975 A JP 2020106975A JP 2020106975 A JP2020106975 A JP 2020106975A JP 6918293 B1 JP6918293 B1 JP 6918293B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
incinerator
residue
combustion
discharge mechanism
stoker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020106975A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022001813A (ja
Inventor
浩嗣 坂尾
浩嗣 坂尾
彰宏 武山
彰宏 武山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Plantec Inc
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Plantec Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp, Plantec Inc filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP2020106975A priority Critical patent/JP6918293B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6918293B1 publication Critical patent/JP6918293B1/ja
Publication of JP2022001813A publication Critical patent/JP2022001813A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Abstract

【課題】先端火格子の焼損を防止しながら、焼却残渣の堆積厚を適切な状態に保持することが可能な燃焼完結装置を提供する。【解決手段】本発明の燃焼完結装置は、ストーカ式焼却炉から排出された焼却残渣を堆積可能で下方から供給される燃焼完結用空気が貫流可能であるとともに所定の頻度で焼却残渣を下層側から排出する焼却残渣排出機構と、焼却残渣排出機構の下方に位置する焼却残渣排出室と、焼却残渣排出室から焼却残渣排出機構に燃焼完結用空気を供給する燃焼完結用空気供給手段と、焼却残渣排出機構の排出頻度を制御する制御手段とを備える燃焼完結装置であって、焼却残渣排出機構に堆積した焼却残渣の堆積厚を検出する堆積厚検出手段を備え、制御手段は、堆積厚検出手段で検出された堆積厚が所定の範囲内に収まるよう焼却残渣排出機構の排出頻度及び/又はストーカの移送速度を制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、焼却残渣に含まれる未燃分を燃焼させ排出する燃焼完結装置において、ごみ焼却炉の火格子焼損を防止しながら未燃分を完全燃焼させる技術に関する。
従来、一般廃棄物や産業廃棄物を処理するにあたり、いわゆるストーカ式焼却炉が使用されている。ストーカ式焼却炉は、前後及び左右方向に複数配設されたストーカと呼ばれる火格子の前後の往復運動に伴い、ごみが前方に移動しながら徐々に乾燥及び燃焼する方式の焼却炉であり、比較的単純な構造でありながら、投入されるごみの水分量や蒸発量によらず大量の廃棄物を処理することができるため、多くの焼却処理施設において採用されている。
ストーカ式焼却炉においては、通常、乾燥ストーカ、燃焼ストーカ及び後燃焼ストーカの三段のストーカ、又は、乾燥ストーカ及び燃焼・後燃焼ストーカの二段のストーカによって全体の火格子が構成されるが、ごみを燃え残りなく確実に燃焼するために、ストーカの後段に燃焼完結装置を設けることがある。図6に、乾燥ストーカ91、燃焼ストーカ92、後燃焼ストーカ93及び燃焼完結装置94で構成される、従来のストーカ式焼却炉9の模式図を示す。図6に示す従来技術においては、後燃焼ストーカ93から排出された焼却残渣を燃焼完結装置94に堆積させ、燃焼完結装置の下方から燃焼完結用空気を供給することで、焼却残渣を十分な温度域で十分な時間にわたって滞留させて残渣中の未燃分を完全に燃焼させる。
燃焼完結装置94に堆積された焼却残渣は下層側から間欠的に順次冷却水槽95に排出されるが、後燃焼ストーカ93から供給される焼却残渣の量及び燃焼完結装置からの排出の頻度によって、燃焼完結装置93上に堆積される焼却残渣の堆積厚は変動する。堆積量が少ないと、燃焼完結用空気の吹き抜けが生じ未燃分の燃焼に悪影響を及ぼす場合がある。さらに、堆積量が少ないということは堆積層上面の位置が低くなるため、後燃焼ストーカ93上の焼却残渣が流れ落ちて後燃焼ストーカ93の先端火格子が露出し焼損する場合がある。一方、堆積量が多いと堆積厚が後燃焼ストーカより高くなりストーカ91、92、93上の廃棄物が安定して送られず、燃焼が不安定になるという問題がある。
このような堆積厚の変動に起因する問題に対応する技術として、特許文献1に示される手法が開発されている(特許文献1)。
特開昭63−14008号公報
特許文献1に開示された技術によると、燃焼完結装置に堆積した灰の温度と直前の灰排出からの経過時間に応じて、燃焼完結装置からの灰排出のタイミングを決定している。
このような手法によると、温度検出器を用いて、燃焼完結装置に堆積された焼却灰の温度を測定することによって、焼却残渣に含まれる未燃分の量の多少を判断し、燃焼完結装置における焼却残渣の滞留時間を制御し、完全燃焼することができるという効果がある。
ところで、このような制御においては、焼却残渣の温度が十分に低下していると判断された場合、所定の時間範囲内における最小時間で焼却残渣が排出されることとなり、次々と焼却残渣が排出される結果、燃焼完結装置における堆積層の高さが低下し後燃焼ストーカの最後段にあたる先端火格子が露出してしまう恐れがある。また、焼却残渣の温度が低下しないと判断された場合、焼却残渣排出の時間間隔が長くなり、堆積層の高さが上昇するとともに完全燃焼しないまま焼却残渣が排出される恐れがある。そして、投入されるごみ質によって焼却残渣の発生量は異なるため、焼却残渣排出からの経過時間と燃焼完結装置内の焼却残渣温度だけで焼却残渣排出の時間間隔を制御することは困難である。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、先端火格子の焼損を防止しながら、焼却残渣の堆積厚を適切な状態に保持することが可能な燃焼完結装置を提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
第1の特徴に係る発明は、ストーカ式焼却炉から排出された焼却残渣を堆積可能で下方から供給される燃焼完結用空気が貫流可能であるとともに所定の時間間隔で焼却残渣を下層側から排出する焼却残渣排出機構と、焼却残渣排出機構の下方に位置する焼却残渣排出室と、焼却残渣排出室から焼却残渣排出機構に燃焼完結用空気を供給する燃焼完結用空気供給手段と、焼却残渣排出機構による排出の時間間隔を制御する制御手段とを備える燃焼完結装置であって、焼却残渣排出機構に堆積した焼却残渣の堆積厚を検出する堆積厚検出手段を備え、制御手段は、堆積厚検出手段で検出された堆積厚が所定の範囲内に収まるよう焼却残渣排出機構による排出の時間間隔及び/又はストーカの移送速度を制御する、燃焼完結装置を提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、燃焼完結装置に堆積する焼却残渣の堆積厚が所定範囲内に収まるよう排出の時間間隔及び/又はストーカの移送速度を制御することで、焼却残渣の堆積厚を十分にとることができ、焼却残渣中の未燃分を完全燃焼させることができる。そして、堆積厚が不足することに伴う燃焼完結用空気の吹き抜けの問題や、後燃焼ストーカ先端火格子の焼損の問題、焼却残渣が厚くなりすぎることに伴う燃焼の不安定の問題を解決することができる。
第2の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であって、堆積厚検出手段として、焼却残渣排出室の圧力を検出する圧力検出器を備え、制御手段は、圧力検出器で検出された圧力が所定の範囲内に収まるよう焼却残渣排出機構による排出の時間間隔及び/又はストーカの移送速度を制御する。
第2の特徴に係る発明によれば、堆積厚検出手段として、焼却残渣排出室の圧力を検出する圧力検出器を使用する。焼却残渣排出室の圧力は焼却残渣排出機構上に堆積する焼却残渣の堆積厚に依存するため、焼却残渣の堆積厚が所定範囲内に収まるよう排出の時間間隔及び/又はストーカの移送速度を制御することで、焼却残渣の堆積厚を十分にとることができ、焼却残渣中の未燃分を完全燃焼させることができる。そして、堆積厚が不足することに伴う燃焼完結用空気の吹き抜けの問題や、後燃焼ストーカ先端火格子の焼損の問題、焼却残渣が厚くなりすぎることに伴う燃焼の不安定の問題を解決することができる。
第3の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であって、堆積厚検出手段として、焼却残渣排出機構に堆積された焼却残渣の高さ位置を検知する第一レベル計を備え、制御手段は、第一レベル計で検知した焼却残渣の高さが所定の範囲内に収まるよう焼却残渣排出機構による排出の時間間隔及び/又はストーカの移送速度を制御する。
第3の特徴に係る発明によれば、堆積厚検出手段として、焼却残渣排出機構に堆積された焼却残渣の高さ位置を検知する第一レベル計を使用する。第一レベル計で検知された堆積高さは堆積厚と一対一の関係にあるため、焼却残渣排出機構に堆積された焼却残渣の高さに基づいて排出の時間間隔及び/又はストーカの移送速度を制御することで、焼却残渣の厚さを十分にとることができ、焼却残渣中の未燃分を完全燃焼させることができる。そして、堆積厚が不足することに伴う燃焼完結用空気の吹き抜けの問題や、後燃焼ストーカ先端火格子の焼損の問題、焼却残渣が厚くなりすぎることに伴う燃焼の不安定の問題を解決することができる。
第4の特徴に係る発明は、第1ないし第3のいずれかの特徴に係る発明であって、ストーカ式焼却炉における先端火格子上の焼却残渣上端の高さ位置を検知する第二レベル計をさらに備え、制御手段は、第二レベル計で検出した先端火格子上における焼却残渣の堆積高さから算出される焼却残渣厚が200mm以下にならないよう、ストーカの移送速度を制御する。
第4の特徴に係る発明によれば、第二レベル計で検出した高さから算出した先端火格子上の堆積厚を所定値以上に保持することにより、火格子上を一定厚以上の焼却残渣で覆うことができ、焼却炉からの輻射熱による火格子の焼損を防止することができる。そして、燃焼完結装置上に堆積した焼却残渣の堆積厚を所定範囲内に保持する制御と併せて行うことにより、後燃焼ストーカによる焼却残渣排出機構への焼却残渣の供給速度と、焼却残渣排出機構からの焼却残渣の排出頻度とを適切に連動することができ、後燃焼ストーカの火格子の焼損を防止しつつ、燃焼完結用空気の吹き抜けの防止やストーカ上廃棄物の送り不良に伴う燃焼の不安定を防止し、焼却残渣中に含まれる未燃分を完全燃焼させることができる。
本発明によれば、先端火格子の焼損を防止しながら、焼却残渣の堆積厚を適切な状態に保持することが可能な燃焼完結装置を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る燃焼完結装置を含むストーカ式焼却炉を示す模式図である。 図2は、本実施形態に係る燃焼完結装置を示す模式図である。 図3は、実施形態1に係る燃焼完結方法を示すフロー図である。 図4は、実施形態2に係る燃焼完結方法を示すフロー図である。 図5は、実施形態3に係る燃焼調整方法を示すフロー図である。 図6は、従来技術に係るストーカ式焼却炉を示す模式図である。
以下、本発明を実施するための形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[ストーカ式焼却炉の全体構成]
図1を用いて、本実施形態に係る燃焼完結装置を含むストーカ式焼却炉の全体構成を説明する。
図1に示すように、本実施形態のストーカ式焼却炉は、不定形の一般廃棄物や、産業廃棄物等の廃棄物を焼却処理するものであり、投入される廃棄物の流れの上流側から順に乾燥ストーカ11、燃焼ストーカ12、後燃焼ストーカ13を備える燃焼室10と、燃焼室10に廃棄物を供給する供給装置20と、燃焼完結装置30と、冷却水槽40とを備える。
供給装置20は、廃棄物を一時的に貯留するホッパ及びプッシャ等の供給手段によって構成されており、図示しないごみピットからごみクレーンによって供給装置20に供給された廃棄物を貯留し、間欠的に燃焼室10に投入することができる。
供給装置20によって燃焼室10に供給された廃棄物は、乾燥ストーカ11、燃焼ストーカ12及び後燃焼ストーカ13が備える火格子上において火格子下方から供給される空気によって処理される。乾燥ストーカ11、燃焼ストーカ12及び後燃焼ストーカ13が備える複数の火格子は、それぞれ、所定の移送速度で前後に摺動しており、燃焼室10に供給された廃棄物は火格子の摺動又は揺動に伴い乾燥ないし燃焼しながら燃焼室10の下流側、つまり燃焼完結装置30側に進む。各火格子には下方から図示しない空気供給手段によって空気が供給され、火格子上の廃棄物はそれぞれのステージに応じて当該空気によって乾燥・燃焼・後燃焼する。つまり、乾燥火格子11には下方から乾燥空気が供給され、乾燥ストーカ11上の廃棄物は乾燥空気によって水分が蒸発し乾燥され、燃焼ストーカ12に供給される。燃焼ストーカ12には下方から燃焼空気が供給され、燃焼ストーカ12上の廃棄物は燃焼空気によって燃焼され、後燃焼ストーカ13に供給される。後燃焼ストーカ13には下方から後燃焼空気が供給され、後燃焼ストーカ13上の廃棄物は後燃焼空気によって後燃焼される。後燃焼ストーカ13で後燃焼された廃棄物は、燃焼完結装置30に送られる。燃焼完結装置30に送られた焼却残渣は、燃焼完結装置30で未燃分が完全燃焼され、下方に設けられた冷却水槽40に排出される。
[燃焼完結装置の構成]
図2を用いて、本実施形態に係る燃焼完結装置30について説明する。
燃焼完結装置30は、ストーカ式焼却炉の燃焼室10で廃棄物が燃焼することで生成された焼却残渣中に含まれる未燃分を完全燃焼させるために設けられており、焼却残渣を一時的に堆積させることができるとともに、所定の頻度で下方に排出する焼却残渣排出機構31と、外部とのシールが可能であり焼却残渣排出機構31の下方に位置する焼却残渣排出室32と、焼却残渣排出室32を介して燃焼完結用空気を供給する燃焼完結用空気供給手段33によって構成される。なお、焼却残渣排出室32の下方には、焼却残渣排出室32を介して排出された焼却残渣を水冷する冷却水槽40が設けられている。冷却水槽40には、冷却水槽から灰を排出するための、図示しない周知の灰排出手段が設けられている。本実施形態においては、冷却水槽40に焼却残渣排出室32の下端が連通することによって、焼却残渣排出室32が外部とシールされている。
本実施形態において、焼却残渣排出機構31は、ストーカ式焼却炉の燃焼室10から排出された焼却残渣を堆積可能で、かつ、堆積された焼却残渣を所定の頻度で下層から排出できるよう、反転して開閉する形式の反転ロストルが使用される。図2において実線で描かれたものは、焼却残渣を堆積可能な状態を示し、二点鎖線で描かれたものは、焼却残渣を排出している状態を示す。また、焼却残渣排出機構31は、下方から供給される燃焼完結用空気を貫流可能なよう構成される。なお、焼却残渣排出機構31は、焼却残渣を堆積できるとともに所定の間隔で下層側を排出可能で、かつ、空気を貫流させることができるものであれば、開閉可能なゲート式のロストル等も使用することができ、必ずしも反転ロストルでなくても構わない。
また、焼却残渣排出機構31の上方には、焼却残渣排出機構31に堆積された焼却残渣の堆積高さを検知する第一レベル計51が設けられている。さらに、焼却残渣排出機構31の上方には、後燃焼ストーカ13の最後段にあたる先端火格子13eに堆積された焼却残渣の堆積高さを検知する第二レベル計52が設けられている。第一レベル計51は、本発明における堆積厚検出手段の一実施形態として機能する。また、第一レベル計51及び第二レベル計52は、焼却残渣排出機構31の上方であってストーカ式焼却炉の天井部分に設置されているが、堆積高さを検知できるものであれば、設置個所はこれに限ったものではない。
焼却残渣排出室32は、焼却残渣排出機構31から排出された焼却残渣が通過するとともに、燃焼完結用空気供給手段33から供給される燃焼完結用空気が通過する、略鉛直に配設された経路である。焼却残渣排出室32の下端部は、下方に設けられる冷却水槽40に連通しており、焼却残渣排出室32は外部とシールされる。
また、焼却残渣排出室32には、圧力検出器53が設けられており、圧力検出器53は、焼却残渣排出機構31の下方の圧力として、焼却残渣排出室32の圧力を検知する。圧力検出器53は、本発明における堆積厚検出手段の一実施形態として機能する。
燃焼完結用空気供給手段33は、焼却残渣排出機構31に堆積している焼却残渣に対し、焼却残渣排出室32を介して燃焼完結用空気を供給するものであり、図示しない送風機や空気加熱器、ダンパ等から構成される。
制御手段60は、第一レベル計51、第二レベル計52、圧力検出器53の検出結果に基づき、焼却残渣排出機構31の排出頻度や、後燃焼ストーカ13の移送速度を制御する。
[燃焼完結フロー]
次に、図3及び図4を用いて、実施形態1及び実施形態2に係る燃焼完結装置を用いた焼却残渣の燃焼完結の流れについて説明する。なお、通常の燃焼運転中であって、既に焼却残渣排出機構31上に焼却残渣が堆積している状況について説明する。
<実施形態1>
まず、図3を用いて、実施形態1に係る燃焼完結運転について説明する。実施形態1においては、堆積厚検出手段として、焼却残渣排出室32に配設された圧力検出器53を用いる。
〔ステップS100:圧力の検出〕
まず、圧力検出器53は、焼却残渣排出室32における圧力を、焼却残渣排出機構31の下方における圧力として検知する(ステップS100)。
〔ステップS110:圧力検出結果の判定〕
ステップS100において圧力の検出を開始すると、制御手段60は、圧力の検出結果が所定の範囲内に収まるかどうかを判定する処理を実行する(ステップS110)。
〔ステップS120:排出頻度及び/又は移送速度の調整〕
ステップS110において、圧力検出結果が所定の範囲内に収まらないと判定されると(ステップS110においてY)、制御手段60は圧力検出結果が所定の範囲内に収まるよう、焼却残渣排出機構31による焼却残渣の排出頻度及び/又はストーカ11、12、13の移送速度を調整する(ステップS120)。そして、圧力検出結果が所定の範囲内に収まるまで、ステップS110とステップS120を繰り返す。
このようにして、圧力検出器53による検出結果に基づいて焼却残渣の排出頻度を調整することにより、所望の堆積厚を保持することができる。このことについて、以下に説明する。
焼却残渣排出機構31の上方に焼却残渣が堆積されると、燃焼完結用空気が供給される焼却残渣排出室32と、ストーカ式焼却炉の燃焼室10と連通している焼却残渣排出機構31の上方との間に、圧力差が生じる。焼却残渣排出機構31に堆積する焼却残渣の堆積厚が大きくなるほど、上方と下方の圧力差は大きくなるため、その圧力差を検出することで、堆積厚を推定することができる。特に、燃焼室10は大気圧に対して所定の負圧を保持するよう制御されているため、焼却残渣排出機構31下方における焼却残渣排出室32の圧力を計測することで、焼却残渣排出機構31上下の圧力差を検知することができ、その結果、焼却残渣排出機構31に堆積する焼却残渣の堆積厚を推定することができる。このようにして、圧力検出器53は堆積厚検出手段として機能する。
仮に、堆積厚が不足すると、焼却残渣排出機構31において燃焼完結用空気の吹き抜けが発生し、完全燃焼することができない。また、後燃焼ストーカ13の火格子が炉内に露出し、焼損する恐れがある。しかしながら、本実施形態によれば、圧力検出器53で検出された圧力が予め定められた所定の下限値を下回ると、堆積厚が不足していると判断し、焼却残渣排出機構31による排出頻度、すなわち排出の時間間隔を長くするよう制御手段60が調整することにより、燃焼完結用空気の吹き抜けが発生しない程度の十分な堆積厚を確保することができる。そして、圧力検出器53で検出される圧力が所定の下限値を下回らないよう排出頻度を調整することで、焼却残渣中に含まれる未燃分を完全燃焼させることができる。
また、仮に、焼却残渣排出機構31上方の堆積厚が厚くなり過ぎると、ストーカ11、12、13上の廃棄物の送りが不安定になるため、ストーカ11、12、13上での燃焼が不安定になり温度低下や一酸化炭素が発生する恐れがある。しかしながら、本実施形態によれば、圧力検出器53で検出された圧力が予め定められた所定の上限値を上回ると、堆積厚が過大であると判断し、焼却残渣排出機構31による排出頻度、すなわち排出の時間間隔を短くするよう制御手段60が調整することにより、焼却残渣中の温度が低下しない程度の堆積厚に抑えることができる。そして、圧力検出器53で検出される圧力が所定の上限値を上回らないよう排出頻度及び/又はストーカの移送速度を調整することで、焼却残渣中に含まれる未燃分を完全燃焼させてから排出することができる。
ここで、焼却残渣排出機構31上方の堆積厚が厚くなり過ぎた場合、焼却残渣排出機構31の排出頻度だけでなく、ストーカ11、12、13の移送速度を制御することにより、燃焼状態を適正に保持し、焼却残渣を完全燃焼させることができる。このことについて、以下に説明する。
焼却残渣排出機構31上方の堆積厚が厚くなり過ぎた場合、ストーカ11、12、13上の廃棄物の送りが不安定になり、廃棄物の流れがストーカ11、12、13上で滞る恐れがある。そこで、圧力検出器53で検出された圧力が予め定められた所定の上限値を上回った場合、ストーカ11、12、13の移送速度を速めるよう調整することにより、ストーカ11、12、13上で滞る可能性のある廃棄物を速やかに下流側に供給し、廃棄物の流れを適正に維持することによって、不安定燃焼に伴う温度低下や一酸化炭素の発生を防止する。このような制御を、単独で、あるいは焼却残渣排出機構31の排出頻度の制御と併せて行うことによって、ストーカ11、12、13上での燃焼を適正に保ち、焼却残渣中に含まれる未燃分を完全燃焼させてから排出することができる。
このようにして、圧力検出器53で検出される圧力が所定の上限値と下限値の間に収まるよう、焼却残排出機構31の排出頻度及び/又はストーカ11、12、13の移送速度を調整することで、燃焼完結用空気の吹き抜けに伴う不完全燃焼、火格子の焼損、及び、廃棄物の送り不安定に伴う燃焼の不安定を抑制し、焼却残渣中に含まれる未燃分を完全燃焼させてから排出することができる。
<実施形態2>
次に、図4を用いて、実施形態2における燃焼完結運転のフローについて説明する。実施形態2においては、堆積厚検出手段として、焼却残渣排出機構31上方に配設された第一レベル計51を用いる。
実施形態1においては、焼却残渣排出機構31下方における圧力計測結果から焼却残渣排出機構31上の堆積厚を推定したが、実施形態2においては、焼却残渣排出機構31上方に配設された第一レベル計51を用いて、焼却残渣排出機構31上に堆積する焼却残渣の堆積高さを直接的に検出し、そこから堆積厚を算出する。
〔ステップS200:堆積高さの検出〕
まず、第一レベル計51は、焼却残渣排出機構31の上方に堆積する焼却残渣の堆積高さを検出する(ステップS200)。
〔ステップS210:堆積高さ検出結果の判定〕
ステップS200において焼却残渣の堆積高さの検出を開始すると、制御手段60は、堆積高さの検出結果が所定の範囲内に収まるかどうかを判定する処理を実行する(ステップS210)。
〔ステップS220:排出頻度及び/又は移送速度の調整〕
ステップS210において、堆積高さ検出結果が所定の範囲内に収まらないと判定されると(ステップS210においてY)、制御手段60は堆積高さ検出結果が所定の範囲内に収まるよう、焼却残渣排出機構31による焼却残渣の排出頻度及び/又はストーカ11、12、13の移送速度を調整する(ステップS220)。そして、堆積高さの検出結果が所定の範囲内に収まるまで、ステップS210とステップS220を繰り返す。
ここで、第一レベル計51から焼却残渣排出機構31までの距離は、堆積厚によらず一定であるため、第一レベル計51で検出された堆積高さと堆積厚とは一対一の関係にある。したがって、第一レベル計51は堆積厚検出手段として機能する。このようにして、第一レベル計51による検出結果に基づいて焼却残渣の排出頻度及び/又はストーカの移送速度を調整することにより、所望の堆積厚を保持して焼却残渣中に含まれる未燃分を完全燃焼することができる。
仮に、堆積厚が不足すると、焼却残渣排出機構31において燃焼完結用空気の吹き抜けが発生し、完全燃焼することができない。また、後燃焼ストーカ13の火格子が炉内に露出し、焼損する恐れがある。しかしながら、本実施形態によれば、第一レベル計51で検出された堆積高さが予め定められた所定の下限値を下回ると、堆積厚が不足していると判断し、焼却残渣排出機構31による排出頻度、すなわち排出の時間間隔を長くするよう制御手段60が調整することにより、燃焼完結用空気の吹き抜けが発生しない程度の十分な堆積厚を確保することができる。そして、第一レベル計51で検出される堆積高さが所定の下限値を下回らないよう排出頻度を調整することで、焼却残渣中に含まれる未燃分を完全燃焼させることができる。
また、仮に、焼却残渣排出機構31上方の堆積厚が厚くなり過ぎると、ストーカ11、12、13上の廃棄物の送りが不安定になるため、ストーカ11、12、13上の燃焼が不安定になり、温度低下や一酸化炭素が発生する恐れがある。しかしながら、本実施形態によれば、第一レベル計51で検出された堆積高さが予め定められた所定の上限値を上回ると、堆積厚が過大であると判断し、焼却残渣排出機構31による排出頻度、すなわち排出の時間間隔を短くするよう制御手段60が調整することにより、焼却残渣中の温度が低下しない程度の堆積厚に抑えることができる。そして、第一レベル計51で検出される堆積高さが所定の上限値を上回らないよう排出頻度及び/又はストーカの移送速度を調整することで、焼却残渣中に含まれる未燃分を完全燃焼させてから排出することができる。
ここで、焼却残渣排出機構31上方の堆積厚が厚くなり過ぎた場合、焼却残渣排出機構31の排出頻度だけでなく、ストーカ11、12、13の移送速度の制御を単独で、あるいは、排出頻度の制御と併せて行うことにより、燃焼状態を適正に保つことができる点については、実施形態1と同様である。
このようにして、第一レベル計51で検出される堆積高さが所定の上限値と下限値の間に収まるよう、焼却残排出機構31の排出頻度及び/又はストーカ11、12、13の移送速度を調整することで、燃焼完結用空気の吹き抜けに伴う不完全燃焼、火格子の焼損、及び、廃棄物の送り不安定に伴う燃焼の不安定を抑制し、焼却残渣中に含まれる未燃分を完全燃焼させてから排出することができる。
<実施形態3>
次に、図5を用いて、実施形態3における燃焼調整フローについて説明する。実施形態1及び実施形態2においては、焼却残渣排出機構31上方における堆積厚を推定して排出頻度及び/又はストーカの移送速度を調整したが、実施形態3においては、後燃焼ストーカ13の最後段にあたる先端火格子13e上方に配設された第二レベル計52を用いて、先端火格子13e上方に堆積する焼却残渣の堆積高さを直接的に検出し、燃焼の調整を行う。
〔ステップS300:堆積高さの検出〕
まず、第二レベル計52は、後燃焼ストーカ13の最後段にあたる先端火格子13eの上方に堆積する焼却残渣の堆積高さを検出する(ステップS300)。
〔ステップS310:堆積高さ検出結果の判定〕
ステップS300において焼却残渣の堆積高さの検出を開始すると、制御手段60は、検出された堆積高さから先端火格子13e上の堆積厚を算出し、堆積厚が所定の範囲内、すなわち200mmを超えるかどうかを判定する処理を実行する(ステップS310)。
〔ステップS320:移送速度の調整〕
ステップS310において、堆積厚が200mm以下にとどまると判定されると(ステップS310においてY)、制御手段60は堆積厚が200mmを超えるよう、後燃焼ストーカ13の移送速度を調整する(ステップS320)。そして、堆積厚が200mmを超えるまで、ステップS310とステップS320を繰り返す。
このようにして、第二レベル計52による検出結果に基づいて後燃焼ストーカ13の移送速度を調整することにより、所望の堆積厚を保持して焼却炉からの輻射熱による火格子の焼損を防止することができる。
仮に、後燃焼ストーカ13上における焼却残渣の堆積厚が不足すると、後燃焼ストーカ13の火格子が炉内に露出し、焼却炉からの輻射熱を受け焼損する恐れがある。しかしながら、本実施形態によれば、第二レベル計52で検出された堆積高さから算出される焼却残渣厚が200mmという下限値を下回ると、堆積厚が不足していると判断し後燃焼ストーカ13の移送速度を制御手段60が調整することにより、火格子の露出が発生しない程度の十分な堆積厚を確保することができる。そして、第二レベル計52で検出される堆積高さから計算される堆積厚が下限値である200mmを下回らないよう後燃焼ストーカ13の移送速度を調整することで、火格子の焼損を防止することができる。
このようにして、第二レベル計52で検出される堆積高さから算出される堆積厚が所定の下限値を下回らないよう、後燃焼ストーカ13の移送速度を調整することで、堆積厚の不足による火格子の露出に伴う焼損を防止することができる。
そして、このような第二レベル計52での検出結果に基づいた後燃焼ストーカ13の移送速度の制御と、圧力検出器53での検出結果に基づいた焼却残渣排出機構31の排出頻度の制御、又は、第一レベル計51での検出結果に基づいた焼却残渣排出機構31の排出頻度の制御を組み合わせることにより、後燃焼ストーカ13によるに焼却残渣排出機構31への焼却残渣の供給速度と、焼却残渣排出機構31からの焼却残渣の排出頻度とを適切に連動することができ、後燃焼ストーカ13の火格子の焼損を防止しつつ、燃焼完結用空気の吹き抜けの防止や焼却残渣の温度低下に伴う不完全燃焼の発生を防止し、焼却残渣中に含まれる未燃分を完全燃焼させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
また、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
この発明の燃焼完結装置は、家庭ごみ、産業廃棄物、医療廃棄物、下水汚泥等、種々の廃棄物の焼却処理を行うごみ焼却設備に適用することができる。また、本発明の技術は、廃棄物を焼却処理するごみ焼却設備のみならず、バイオマスを含む各種固体燃料を燃焼室の下部に堆積させて燃焼する燃焼装置に適用することが可能である。
1 ストーカ式焼却炉
10 燃焼室
11 乾燥ストーカ
12 燃焼ストーカ
13 後燃焼ストーカ
13e 先端火格子
20 供給装置
30 燃焼完結装置
31 焼却残渣排出機構
32 焼却残渣排出室
33 燃焼完結用空気供給手段
40 冷却水槽
51 第一レベル計
52 第二レベル計
53 圧力検出器
60 制御手段

Claims (5)

  1. ストーカ式焼却炉から排出された焼却残渣を堆積可能で下方から供給される燃焼完結用空気が貫流可能であるとともに所定の時間間隔で当該焼却残渣を下層側から排出する焼却残渣排出機構と、前記焼却残渣排出機構の下方に位置する焼却残渣排出室と、前記焼却残渣排出室から前記焼却残渣排出機構に燃焼完結用空気を供給する燃焼完結用空気供給手段と、前記焼却残渣排出機構による排出の時間間隔を制御する制御手段とを備える燃焼完結装置であって、
    前記焼却残渣排出機構に堆積した焼却残渣の堆積厚を検出する堆積厚検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記堆積厚検出手段で検出された堆積厚が所定の範囲内に収まるよう前記焼却残渣排出機構による排出の時間間隔及び/又はストーカの移送速度を制御することを特徴とする燃焼完結装置。
  2. 前記堆積厚検出手段として、前記焼却残渣排出室の圧力を検出する圧力検出器を備え、
    前記制御手段は、前記圧力検出器で検出された圧力が所定の範囲内に収まるよう前記焼却残渣排出機構による排出の時間間隔及び/又はストーカの移送速度を制御することを特徴とする、請求項1に記載の燃焼完結装置。
  3. 前記堆積厚検出手段として、前記焼却残渣排出機構に堆積された焼却残渣の高さ位置を検知する第一レベル計を備え、
    前記制御手段は、前記第一レベル計で検知した焼却残渣の高さが所定の範囲内に収まるよう前記焼却残渣排出機構による排出の時間間隔及び/又はストーカの移送速度を制御する、請求項1に記載の燃焼完結装置。
  4. 前記ストーカ式焼却炉における先端火格子上の焼却残渣上端の高さ位置を検知する第二レベル計をさらに備え、
    前記制御手段は、前記第二レベル計で検出した前記先端火格子上における焼却残渣の堆積高さから算出される焼却残渣厚が200mm以下にならないよう、前記ストーカの移送速度を制御する、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の燃焼完結装置。
  5. ストーカ式焼却炉から排出された焼却残渣を堆積可能で下方からの燃焼完結用空気が貫流可能であるとともに所定の時間間隔で当該焼却残渣を排出する焼却残渣排出機構と、前記焼却残渣排出機構の下方に位置する焼却残渣排出室と、前記焼却残渣排出室から前記焼却残渣排出機構に燃焼完結用空気を供給する燃焼完結用空気供給手段と、前記焼却残渣排出機構による排出の時間間隔を制御する制御手段とを備える燃焼完結装置における燃焼完結方法であって、
    前記焼却残渣排出機構の上方に堆積した焼却残渣の堆積厚を検出するステップ、
    前記堆積厚検出するステップで検出された堆積厚が所定の範囲内に収まるよう前記焼却残渣排出機構による排出の時間間隔及び/又はストーカの移送速度を制御するステップ、を有する燃焼完結方法。
JP2020106975A 2020-06-22 2020-06-22 燃焼完結装置及び燃焼完結方法 Active JP6918293B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020106975A JP6918293B1 (ja) 2020-06-22 2020-06-22 燃焼完結装置及び燃焼完結方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020106975A JP6918293B1 (ja) 2020-06-22 2020-06-22 燃焼完結装置及び燃焼完結方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6918293B1 true JP6918293B1 (ja) 2021-08-11
JP2022001813A JP2022001813A (ja) 2022-01-06

Family

ID=77172728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020106975A Active JP6918293B1 (ja) 2020-06-22 2020-06-22 燃焼完結装置及び燃焼完結方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6918293B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114326643A (zh) * 2022-01-06 2022-04-12 国家能源集团国源电力有限公司 干式除渣***钢带机的调节方法、装置及电子设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114326643A (zh) * 2022-01-06 2022-04-12 国家能源集团国源电力有限公司 干式除渣***钢带机的调节方法、装置及电子设备
CN114326643B (zh) * 2022-01-06 2024-04-26 国家能源集团国源电力有限公司 干式除渣***钢带机的调节方法、装置及电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022001813A (ja) 2022-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1726876B1 (en) Improved method of combusting solid waste
JP6671326B2 (ja) 燃焼制御方法及び廃棄物焼却炉
JPH03156206A (ja) 廃棄物処理方法
WO2018003223A1 (ja) ごみ焼却設備及びごみ焼却設備の制御方法
JP6918293B1 (ja) 燃焼完結装置及び燃焼完結方法
JP3916450B2 (ja) ごみ焼却炉の燃焼制御方法および装置
JP4448799B2 (ja) ストーカ式ごみ焼却炉における火格子温度を用いたごみ燃焼状態検出方法と、これを用いたごみ焼却制御方法及び火格子温度制御方法。
JP4099195B2 (ja) ボイラ設備を持たないごみ焼却炉の燃焼制御方式
JPH1054531A (ja) ごみ層厚指標の推定方法及びこれを利用したごみ焼却炉の燃焼制御方式
JP4446449B2 (ja) 廃棄物の燃焼制御方法及びストーカ炉
JP6951789B2 (ja) 竪型ごみ焼却炉及び竪型ごみ焼却炉の廃棄物処理量調整方法
JP4088204B2 (ja) ストーカ式ゴミ焼却炉の燃焼制御装置
JP2005024126A (ja) 燃焼制御方法
JP3946603B2 (ja) 廃棄物焼却炉及びそれによる焼却方法
JP2021143768A (ja) 廃棄物焼却装置及び廃棄物焼却方法
JP2005214513A (ja) ストーカ型ごみ焼却炉によるごみの燃焼方法
JP7178814B2 (ja) ストーカ式廃棄物発電システム及びその廃棄物発電量の安定化方法
JP6797083B2 (ja) 一次燃焼用気体の供給制御方法、蒸発量安定化方法、発電量安定化方法、及び火格子式廃棄物焼却炉
JP6965842B2 (ja) 廃棄物焼却装置及び廃棄物焼却方法
JP2003287213A (ja) ごみ焼却炉の燃焼制御装置
JP3844333B2 (ja) ボイラ設備を持たないごみ焼却炉の燃焼制御方式
WO2021095431A1 (ja) 燃焼方法及び燃焼制御方法
JP7265671B2 (ja) ストーカ式廃棄物発電システム及びその廃棄物発電量の安定化方法
JPH08261431A (ja) 焼却炉における焼却処理帯のゴミ厚推定方法及びゴミ厚推定装置
JP2001248819A (ja) ごみ焼却炉の燃焼制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210622

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6918293

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250