JP6917777B2 - 浴室空調・風呂システム - Google Patents

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Description

本発明は、浴槽の湯はりを行う湯はり運転を実行可能な風呂装置と、浴室を暖房する暖房運転を実行可能な浴室空調装置とを備える浴室空調・風呂システムに関する。
従来、例えば特許文献1もしくは特許文献2に見られるように、浴槽への湯はりを開始する際に、浴室の温度が、所定温度以下である場合に、浴室の暖房運転を行う技術が知られている。
特開2004−293925号公報 特開2002−276966号公報
湯はり後の浴槽内の温水(湯)の温度と、浴室の温度との温度差が大きいと、入浴者が浴槽内に入浴しようとしたときに、該入浴者のヒートショックを誘発する虞がある。
一方、湯はり運転によって浴槽に湯はりする温水の温度は、一般に、ユーザの希望によって、適宜、可変的に設定可能である。そして、ヒートショックの誘発を防止する上で、好ましい浴室の温度は、浴槽に湯はりする温水の温度に応じて変化する。例えば、浴槽に湯はりする温水の温度が高い場合には、該温水の温度が低い場合よりも、ヒートショックの誘発を防止する上で好ましい浴室の温度は高くなる。
しかるに、前記特許文献1,2に見られる技術では、湯はりの開始当初の浴室の温度が所定温度よりも低い場合に、浴室に湯はりする温水の温度を考慮することなく、湯はり運転に連動した浴室の暖房運転が実行される。
このため、例えば、浴槽に湯はりする温水の温度が比較的高い温度に設定されている場合に、浴槽の湯はりが終了したときの浴槽内の温水の温度と浴室の温度との温度差が大きなものとなる状況が発生する虞があり、このような場合に、入浴者のヒートショックを誘発する虞がある。
また、これを防止するために、浴室の温度を、一律に、高めの温度に暖房するようにすると、湯はりの終了後に入浴者が浴室に入室しようとするときに、浴室に隣接する脱衣室と浴室の温度との温度差が大きくなる状況が発生しやすくなる。ひいては、入浴者が浴室に入室しようとするときに、該入浴者のヒートショックを誘発する虞がある。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、湯はり運転に連動して浴室の暖房運転を実行する場合に、入浴者のヒートショックの誘発を極力防止し得るように湯はり運転及び暖房運転を実行することができる浴室空調・風呂システムを提供することを目的とする。
本発明の浴室空調・風呂システムは、上記の目的を達成するために、浴室内の浴槽の湯はりを行う湯はり運転を実行可能な風呂装置と、前記浴室を暖房する暖房運転を実行可能な浴室空調装置とを含み、前記風呂装置による湯はり運転を実行するとき、該湯はり運転の実行に連動して、前記浴室空調装置による暖房運転を実行する機能を有する浴室空調・風呂システムであって、
前記湯はり運転の実行に連動して、前記暖房運転を実行するとき、該暖房運転による前記浴室の目標温度を、前記湯はり運転により前記浴槽に湯はりする温水の温度との温度差の大きさが、あらかじめ定められた所定値以下の大きさに収まるように制限して決定する浴室目標温度決定部と、
前記浴室の目標温度に応じて、前記暖房運転を行うように前記浴室空調装置の作動制御を行う浴室空調制御部とを備えることを基本構成とする。
かかる基本構成によれば、前記湯はり運転の実行に連動して、前記暖房運転を実行するとき、該暖房運転による前記浴室の目標温度を、上記の如く設定し、該目標温度に応じて前記暖房運転を行うので、前記湯はり運転の終了後の浴槽内の温水の温度と、前記浴室の温度との温度差を前記所定値以下の大きさに収めることができる。従って、当該温度差が過大になるのが防止される。
よって、本発明によれば、湯はり運転の終了後に浴室に入室した入浴者が、浴槽内に入浴しようとしたときに、入浴者のヒートショックの誘発を極力防止し得るように湯はり運転及び暖房運転を実行することができる。
上記基本構成を有する本発明では、前記湯はり運転の実行に連動して、前記暖房運転を実行するとき、前記浴槽に湯はりする温水の温度の指令値としてユーザによりあらかじめ設定された湯はり設定温度が、あらかじめ定められた所定温度よりも高い場合に、該湯はり設定温度よりも低い湯はり目標温度を決定し、前記湯はり設定温度の代わりに前記湯はり目標温度を用いて、該湯はり目標温度の温水を前記浴槽に湯はりするように前記風呂装置の作動制御を行う風呂運転制御部をさらに備えることが好ましい。
そして、本発明は、前記基本構成に加えて、前記湯はり運転の実行に連動して、前記暖房運転を実行するとき、前記浴槽に湯はりする温水の温度の指令値としてユーザによりあらかじめ設定された湯はり設定温度が、あらかじめ定められた所定温度よりも高い場合に、該湯はり設定温度よりも低い湯はり目標温度を決定し、前記湯はり設定温度の代わりに前記湯はり目標温度を用いて、該湯はり目標温度の温水を前記浴槽に湯はりするように前記風呂装置の作動制御を行い、前記湯はり設定温度が、前記所定温度よりも低い場合に、該湯はり設定温度に一致させた湯はり目標温度の温水を前記浴槽に湯はりするように前記風呂装置の作動制御を行う風呂運転制御部をさらに備えることを特徴とする
この場合、さらに、前記風呂運転制御部は、前記湯はり運転の実行に連動して、前記暖房運転を実行するとき、前記湯はり設定温度が、前記所定温度よりも高い場合に、該所定温度以上の範囲内で、前記湯はり設定温度よりも所定値だけ低い温度を前記湯はり目標温度として決定するように構成されていることを特徴とする。
これによれば、ユーザによる湯はり設定温度が、前記所定温度よりも高い場合には、前記湯はり運転により浴槽に実際に湯はりする温水の温度の目標値たる前記湯はり目標温度が、前記湯はり設定温度よりも低い温度に強制的に制限される。このため、前記浴室の目標温度は、前記湯はり設定温度よりも低い湯はり目標温度との温度差が、前記所定値以下に収まるように決定されることとなる。ひいては、前記暖房運転により達成しようとする浴室の目標温度が高い温度になり過ぎるのが防止される。
この結果、湯はり運転の終了後の浴室の温度が、該浴室に隣接する脱衣室等の部屋の温度に比して高くなり過ぎるような状況が発生するのを極力防止することが可能となる。
ひいては、湯はり運転の終了後に、入浴者が浴室に隣接する脱衣室等の部屋から浴室に入室しようとしたときに、該入浴者のヒートショックの誘発を極力防止することが可能となる。また、前記湯はり設定温度が、前記所定温度よりも低い場合には、該湯はり設定温度に一致させた湯はり目標温度の温水を前記浴槽に湯はりすることができる。
本発明の一実施形態の浴室空調・風呂システムの全体構成を概略的に示す図。 図1に示す給湯・風呂装置の制御装置の制御処理を示すフローチャート。 図1に示す浴室空調装置の制御装置の制御処理を示すフローチャート。
本発明の一実施形態を図1〜図3を参照して以下に説明する。図1に示すシステムは、本実施形態の浴室空調・風呂システムである。この浴室空調・風呂システムは、浴室BRの浴槽BTの湯はり、追焚き、足し湯等を行う風呂運転と浴室BR及び台所等の給湯箇所への給湯を行う給湯運転とを実行可能な風呂給湯装置1と、浴室BRの暖房運転及び換気運転等の浴室BRの空調運転を実行可能な浴室空調装置10とを備える。本実施形態では、風呂給湯装置1が、本発明における風呂装置に相当する。
なお、浴室BRの空調運転には、暖房運転及び換気運転の他、浴室BRの乾燥を行う乾燥運転、あるいは、浴室BRへの涼風の送風を行う送風運転等が含まれ得る。
風呂給湯装置1は、熱源機2と、風呂給湯装置1の運転操作をユーザが行うための複数(図示例では2つ)の給湯・風呂運転用リモコン3,4とを含む。
給湯・風呂運転用リモコン3,4のうち、リモコン3は、浴室BRに設置されるリモコン、リモコン4は、浴室BR以外の箇所、例えば台所に設置されるリモコンである。以降、リモコン3を浴室リモコン3、リモコン4を台所リモコン4ということがある。
これらの浴室リモコン3又は台所リモコン4を操作することによって、風呂給湯装置1の各運転の実行指示、ユーザが希望する給湯温度あるいは浴槽BT内の湯温(風呂温度)の設定等を行うことが可能である。この場合、風呂温度の設定値(以降、風呂設定温度という)は、本発明における湯はり設定温度に相当する。
なお、風呂給湯装置1は、浴室リモコン3及び台所リモコン4以外の他の給湯・風呂運転用リモコンをさらに備えていてもよい。
熱源機2は、例えば、公知の構成の燃焼式の熱源機であり、図示を省略するバーナ(燃焼式加熱源)及び熱交換器等が搭載されている。なお、燃料は、燃料ガス、あるいは、灯油等の液体燃料のいずれであってもよい。
さらに、熱源機2には、該熱源機2内に水道水等の給湯用水を導入する給水管5と、熱源機2内で加熱した給湯用水(湯)を台所、浴室等の給湯箇所に供給する給湯管6とが接続されていると共に、浴槽BTとの間で温水を流通させる浴槽配管7,7とが接続されている。
そして、熱源機2は、給湯運転時に、給水管5から供給される給湯用水をバーナの燃焼熱により熱交換器を介して加熱しつつ、加熱した給湯用水(湯)を、台所や浴室BR等の給湯箇所に給湯管6を介して供給するという運転動作、浴槽BTの湯はり運転もしくは足し湯運転時に、給水管5から供給される給湯用水をバーナの燃焼熱により熱交換器を介して加熱しつつ、加熱した給湯用水(湯)を、浴槽BTに浴槽配管7,7の一方もしくは両方を介して供給するという運転動作、浴槽BTの追焚き運転時に、浴槽BTとの間で浴槽配管7,7を介して温水を循環させつつ、該温水をバーナの燃焼熱により熱交換器を介して加熱するという運転動作等を実行可能である。
浴室空調装置10は、その本体部である浴室空調本体部11と、浴室空調装置10の運転操作をユーザが行うための浴室空調運転用リモコン12とを含む。浴室空調運転用リモコン12は、例えば浴室BRに隣接する脱衣室UDRに設置されるリモコンである。該浴室空調運転用リモコン12を操作することで、浴室空調装置10の各運転の実行指示、暖房運転もしくは乾燥運転時にユーザが希望する温風の温度もしくは風量の設定、換気運転もしくは送風運転時にユーザが希望する風量の設定等を行うことが可能である。
なお、浴室空調装置10は、浴室空調運転用リモコン12以外に、さらに浴室BRに設置されるリモコンを含んでいてもよい。また、例えば浴室リモコン3が、浴室空調運転用リモコンとしての機能を含むように構成されていてもよい。
浴室空調本体部11は、本実施形態では浴室BRの天井に装着されている。該浴室空調本体部11には、図示を省略する発熱部、熱交換器、送風ファン、空気流路の切換用ダンパー等が搭載されている。本実施形態では、浴室空調本体部11の発熱部は、例えば、電気エネルギーを熱エネルギーに変換する電気式の発熱部である。
そして、浴室空調本体部11は、浴室BRの換気運転時(24時間換気運転を含む)に、送風ファンの作動により浴室BR内の空気を吸引しつつ、該空気を屋外に排気するという運転動作、浴室BRの暖房運転もしくは乾燥運転時に、発熱部の熱により熱交換器を介して加熱した空気(温風)を送風ファンの作動により浴室BR内に送風するという運転動作、送風運転時に、発熱部を作動させずに送風ファンを作動させることで、浴室BRに涼風を送風するという運転動作等を実行可能である。
なお、浴室空調本体部11は、発熱部を備える代わりに、風呂給湯装置1の熱源機2で加熱された温水が供給されるように構成されていてもよい。あるいは、浴室空調本体部11の発熱部は、燃焼式の発熱部であってもよい。また、浴室空調本体部11は、浴室BRの壁に装着されるものであってもよい。
また、熱源機2には、該熱源機2の作動制御を行う制御装置8が搭載され、浴室空調本体部11には、該浴室空調本体部11の作動制御を行う制御装置13が搭載されると共に、浴室BRの室温(以降、浴室温度という)を検出する温度センサ14が搭載されている。上記制御装置8,13は、それぞれ、CPU、RAM、ROM、インターフェース回路等を含む電子回路ユニットにより構成される。
熱源機2の制御装置8は、前記浴室リモコン3及び台所リモコン4と有線通信し得るように該浴室リモコン3及び台所リモコン4のそれぞれに接続されている。そして、制御装置8は、実装されたハードウェア構成及びプログラム(ソフトウェア構成)により実現される機能によって、浴室リモコン3又は台所リモコン4から与えられる運転指示情報等に応じて、熱源機2の作動制御を行い得るように構成されている。この場合、本実施形態では、制御装置8が、本発明における風呂運転制御部としての機能を含む。
また、本実施形態では、浴室リモコン3は、風呂給湯装置1の運転情報等を、適宜、赤外線通信等の無線通信により浴室空調本体部11の制御装置13に送信し得るように構成されている。例えば、浴室リモコン3は、浴槽BTの湯はり運転を開始するとき、その旨を示す情報、浴槽BTに湯はりする温水の目標温度である湯はり目標温度を示す情報等を浴室空調本体部11の制御装置13に送信する。
浴室空調本体部11の制御装置13は、浴室空調運転用リモコン12と有線通信し得るように該リモコン12に接続されている。また、制御装置13には、温度センサ14の検出信号(浴室温度を示す検出信号)、及び浴室リモコン3から送信される情報等が入力される。
そして、制御装置13は、実装されたハードウェア構成及びプログラム(ソフトウェア構成)により実現される機能によって、浴室空調運転用リモコン12から与えられる運転指示情報、温度センサ14の検出信号により示される浴室温度の検出値、あるいは、浴室リモコン3から送信される情報等に応じて、浴室空調本体部11の作動制御を行い得るように構成されている。この場合、本実施形態では、制御装置13が、本発明における浴室目標温度決定部としての機能と、浴室空調制御部としての機能とを含む。
補足すると、熱源機2の制御装置8と各給湯・風呂運転用リモコン3,4との間の通信、あるいは、浴室空調本体部11の制御装置13と各浴室空調運転用リモコン12との間の通信を無線により行い得るように構成されていてもよい。また、例えば、熱源機2の制御装置8と、浴室空調本体部11の制御装置13との間で、各種情報を有線又は無線により通信し得るように構成されていてもよい。
また、温度センサ14は、浴室温度、あるいは、該浴室温度とほぼ同等とみなし得る温度を検出し得るものであれば、浴室空調本体部11以外の箇所に配置されたものであってもよい。例えば、温度センサ14は、浴室リモコン3に搭載されていてもよい。この場合、浴室リモコン3から浴室空調本体部11の制御装置13への情報送信によって、該制御装置13は、浴室温度の検出値を取得することが可能である。
また、例えば、浴槽BTの湯はり前は、脱衣室UDRの室温は、浴室温度にほぼ一致するとみなし得る。従って、例えば、浴室空調運転用リモコン12に脱衣室UDRの室温を検出する温度センサが搭載されている場合には、浴槽BTの湯はり運転の開始当初(開始時、又はその近辺の時刻)に該温度センサにより検出される温度を、湯はり運転の開始当初の浴室温度として使用することも可能である。
また、熱源機2の制御装置8と、浴室空調本体部11の制御装置13とは、ひとまとめに統合して構成することも可能である。
次に、図2及び図3のフローチャートを参照して、浴槽BTの湯はりを行う場合の作動を説明する。なお、以降の説明では、熱源機2の制御装置8を風呂・給湯用制御装置8、浴室空調本体部11の制御装置13を浴室空調用制御装置13ということがある。
ユーザによる前記浴室リモコン3又は台所リモコン4を操作によって、湯はり運転の実行が指示されると、あるいは、ユーザが浴室リモコン3又は台所リモコン4であらかじめ設定したスケジュールに従って、湯はり運転の実行を開始すべき要求が発生すると、風呂・給湯用制御装置8は、図2のフローチャートに示す処理を実行する。
まず、STEP1において、風呂・給湯用制御装置8は、湯はり運転の開始を示す湯はり運転開始情報と、湯はり運転時における風呂給湯装置1及び浴室空調装置10の動作モードとして、暖房・湯はり温度自動調整モードが有効状態(オン)に設定されているか否かを示す運転モード情報とを浴室リモコン3から浴室空調本体部11に送信させる。
ここで、暖房・湯はり自動調整モードは、浴槽BTの湯はりの終了後に浴室BRに入室する入浴者のヒートショックが誘発されるのを予防するために、湯はり運転と並行して浴室BRの暖房運転を実行した場合に実現される浴室温度と、浴槽BTに湯はりされる温水の温度との差(絶対値)があまり大きくならないように浴室BRの暖房目標温度(暖房運転による浴室温度の目標値)を自動的に調整する動作モードである。なお、暖房・湯はり自動調整モードでは、浴槽BTに湯はりする温水の温度の調整も適宜行われる。
そして、本実施形態では、ユーザが浴室リモコン3又は台所リモコン4を事前に操作しておくことで、暖房・湯はり温度自動調整モードのオン・オフを、風呂・給湯用制御装置8に対して事前に選択設定することが可能となっている。
次いで、STEP2において、風呂・給湯用制御装置8は、暖房・湯はり温度自動調整モードがオンに設定されているか否かを判断する。この判断結果が否定的である場合には、風呂・給湯用制御装置8は、STEP10において、湯はり運転を実行する。このSTEP10の湯はり運転では、風呂・給湯用制御装置8は、ユーザが浴室リモコン3又は台所リモコン4を操作することによって事前に設定した風呂設定温度に一致もしくはほぼ一致させるように加熱した温水を浴槽BTに湯はりする(当該温水を熱源機2から浴槽配管7を介して浴槽BTに供給する)ように、熱源機2の作動制御を行う。
また、STEP2の判断結果が肯定的である場合(暖房・湯はり温度自動調整モードがオンに設定されている場合)には、風呂・給湯用制御装置8は、STEP3において、風呂設定温度(浴室リモコン3又は台所リモコン4の操作によりユーザが事前に設定した風呂温度)が、比較的高めの温度である第1閾値温度以上の温度(例えば45℃以上の温度)であるか否かを判断する。
このSTEP3の判断結果が肯定的である場合(風呂設定温度≧第1閾値温度(45℃)である場合)には、風呂・給湯用制御装置8は、STEP4において、湯はり目標温度(浴槽BTに実際に湯はりする温水の目標温度)として、風呂設定温度よりも所定値(例えば3℃)だけ低い温度を設定する。
また、STEP3の判断結果が否定的である場合(風呂設定温度<第1閾値温度(45℃)である場合)には、風呂・給湯用制御装置8は、さらにSTEP5において、風呂設定温度が、前記第1閾値温度(45℃)よりも若干低い第2閾値温度(例えば42℃)よりも高いか否かを判断する。
そして、このSTEP5の判断結果が肯定的である場合(第2閾値温度(42℃)<風呂設定温度<第1閾値温度(45℃)である場合)には、風呂・給湯用制御装置8は、STEP6において、湯はり目標温度として、第2閾値温度(42℃)を設定する。
また、STEP5の判断結果が否定的である場合(風呂設定温度≦第2閾値温度(42℃)である場合)には、STEP7において、風呂・給湯用制御装置8は、風呂設定温度をそのまま湯はり目標温度として設定する。
以上のSTEP3〜7の処理より、風呂設定温度が第2閾値温度(42℃)よりも高い場合には、湯はり目標温度は、第2閾値温度(42℃)以上の範囲内で、風呂設定温度よりも低い温度(風呂設定温度−3℃の温度又は第2閾値温度(42℃))に決定される。また、風呂設定温度が第2閾値温度(42℃)以下の温度である場合には、湯はり目標温度は、風呂設定温度に一致する温度に決定される。
ここで、湯はり目標温度が、上記第2閾値温度(42℃)よりも高いと、後述する浴室BRの暖房運転によって実現される浴室温度(≒後述の暖房目標温度)が浴室BRに隣接する部屋としての脱衣室UDRの温度に比して高くなり過ぎる虞がある。そして、このような場合には、脱衣室UDRから浴室BRに入浴者が入室したときに、該入浴者のヒートショックを誘発する虞がある。そこで、本実施形態では、風呂設定温度が第2閾値温度(42℃)よりも高い場合には、湯はり目標温度を、強制的に、風呂設定温度よりも低い温度に制限する。
次に、STEP8において、風呂・給湯用制御装置8は、上記の如く決定した湯はり目標温度を浴室リモコン3から浴室空調本体部11に送信させる。
さらに、STEP9において、風呂・給湯用制御装置8は、湯はり運転を実行する。このSTEP9の湯はり運転では、風呂・給湯用制御装置8は、上記の如く決定した湯はり目標温度に一致もしくはほぼ一致させるように加熱した温水を浴槽BTに湯はりするように、熱源機2の作動制御を行う。
なお、湯はり運転は、浴槽BTの湯はり量(浴槽BTに供給する温水の積算量)が、浴室リモコン3又は台所リモコン4で事前に設定された量に達すると終了される。
一方、前記浴室空調用制御装置13は、前記STEP1で浴室リモコン3から送信された前記湯はり運転開始情報及び運転モード情報を受信すると、図3のフローチャートに示す処理を実行する。
この場合、まず、STEP21において、前記浴室空調用制御装置13は、浴室BRの暖房運転の実行条件(暖房運転の実行のための必要条件)が成立しているか否かを判断する。本実施形態では、例えば、前記温度センサ14の検出信号により示される浴室温度の検出値(湯はり運転の開始当初の浴室温度の検出値)が、所定温度(例えば15℃)以下である場合に、暖房運転の実行条件が成立する。
なお、上記所定温度は、浴室空調運転用リモコン12の操作によってユーザが可変的に設定し得るものであってもよい。あるいは、上記所定温度は、例えば季節、もしくは気温状態等の環境条件に応じて浴室空調用制御装置13が可変的に設定してもよい。
また、例えば、湯はり運転に連動した浴室BRの暖房運転を実行することを許可するか否かを、浴室リモコン3もしくは台所リモコン4、あるいは、浴室空調運転用リモコン12の操作によってユーザが指定し得る場合には、湯はり運転に連動した浴室BRの暖房運転を実行することが許可されている場合に、暖房運転の実行条件が成立するものとしてもよい。
STEP21の判断結果が否定的である場合(暖房運転の実行条件が成立しない場合)には、浴室空調用制御装置13の処理は終了する(暖房運転は実行されない)。
また、STEP21の判断結果が肯定的である場合(暖房運転の実行条件が成立する場合)には、浴室空調用制御装置13は、次に、STEP22において、暖房・湯はり温度自動調整モードがオンに設定されているか否かを、浴室リモコン3から受信した運転情報に基づいて判断する。
このSTEP22の判断結果が否定的である場合には、浴室空調用制御装置13は、STEP28において、暖房運転を実行する。このSTEP28の暖房運転では、浴室空調用制御装置13は、ユーザが浴室空調運転用リモコン12を操作することによって事前に設定した暖房設定温度(暖房運転時の浴室温度の設定値)に、浴室温度の検出値を一致もしくはほぼ一致させるように、浴室空調本体部11の送風ファンの風量(温風の送風量)及び発熱部の発熱量の一方又は両方を制御することで、浴室空調本体部11の作動制御を行う。また、暖房運転の開始前に、24時間換気運転が実行されていた場合には、該換気運転を停止した上で、暖房運転が開始される。
また、STEP22の判断結果が肯定的である場合(暖房・湯はり温度自動調整モードがオンに設定されている場合)には、浴室空調用制御装置13は、STEP23において、浴室リモコン3から送信された湯はり目標温度(前記STEP4又は6又は7で決定された湯はり目標温度)を取得する。
そして、浴室空調用制御装置13は、取得した湯はり目標温度と、ユーザにより設定された暖房設定温度との温度差(=湯はり目標温度−暖房設定温度)が所定値(例えば15℃)よりも大きいか否かをSTEP24で判断する。
このSTEP24の判断結果が肯定的となる状況は、暖房設定温度を浴室温度の目標とする暖房運転を湯はり運転と並行して実行したと仮定した場合に、湯はり運転によって浴槽BTに湯はりされた温水の温度(≒湯はり目標温度)が、暖房運転により暖められた浴室温度(≒暖房設定温度)に比して高くなり過ぎるため、浴室BRに入室した入浴者が、浴槽BTに入浴したときに、該入浴者のヒートショックを誘発する虞がある状況である。
そこで、STEP24の判断結果が肯定的である場合(湯はり目標温度−暖房設定温度>所定値(15℃))である場合には、浴室空調用制御装置13は、STEP25において、暖房運転時の浴室温度の実際の目標温度として使用する暖房目標温度として、湯はり目標温度よりも上記所定値(15℃)だけ低い温度を設定する。
また、STEP24の判断結果が否定的である場合(湯はり目標温度−暖房設定温度≦所定値(15℃))である場合には、浴室空調用制御装置13は、STEP26において、暖房設定温度をそのまま暖房目標温度として設定する。
上記STEP24〜26の処理により、暖房目標温度は、湯はり目標温度との温度差(=湯はり目標温度−暖房目標温度)が上記所定値(15℃)以下に収まるように決定される。
このように暖房目標温度を決定した後、浴室空調用制御装置13は、STEP27において、暖房運転を実行する。このSTEP27の暖房運転では、浴室空調用制御装置13は、上記の如く決定した暖房目標温度に、浴室温度の検出値を一致もしくはほぼ一致させるように、浴室空調本体部11の送風ファンの風量(温風の送風量)及び発熱部の発熱量の一方又は両方を制御することで、浴室空調本体部11の作動制御を行う。また、暖房運転の開始前に、24時間換気運転が実行されていた場合には、該換気運転を停止した上で、暖房運転が開始される。
本実施形態では、湯はり運転を開始すると、以上の如く、風呂・給湯用制御装置8及び浴室空調用制御装置13の制御処理が協働して実行される。これにより、暖房運転の実行条件が成立する状態で、湯はり運転を開始すると、該湯はり運転と並行して浴室BRの暖房運転が自動的に実行される。
この場合、暖房・湯はり温度自動調整モードがオンに設定されている場合には、暖房運転で実際に使用する浴室温度の目標値としての暖房目標温度が、湯はり目標温度との温度差(=湯はり目標温度−暖房目標温度)を所定値(15℃)以下に収めるように決定される。このため、湯はり運転の終了後に、浴室BRに入室した入浴者が浴槽BTに入浴するときに、浴室温度(≒暖房目標温度)と、浴槽BT内の温水の温度(≒湯はり目標温度)との温度差が過大になるのが防止される。ひいては、入浴者は入浴するときに、該入浴者のヒートショックが誘発されるのを予防することができる。
また、ユーザにより設定された風呂設定温度が、前記第2温度閾値(42℃)よりも高い場合に、浴槽BTに実際に湯はりする温水の温度の目標値として湯はり目標温度が、強制的に、風呂設定温度よりも低い温度に設定される。ひいては、湯はり運転と並行して実行される暖房運転における暖房目標温度が、脱衣室UDR(浴室BRに隣接する部屋)の温度に対して高くなり過ぎるのが防止される。
このため、湯はり運転の終了後に入浴者が脱衣室UDRから浴室BRに入室するときに、該入浴者のヒートショックが誘発されるのを予防することができる。
なお、以上説明した実施形態では、図2のフローチャートに示した制御処理を風呂・給湯用制御装置8が実行し、図3のフローチャートに示した制御処理を浴室空調用制御装置13が実行するようにした。ただし、例えば、風呂・給湯用制御装置8及び浴室空調用制御装置13が相互に通信し得る場合には、図2のフローチャートに示した制御処理の一部を、浴室空調用制御装置13で実行し、あるいは、図3のフローチャートに示した制御処理の一部を、風呂・給湯用制御装置8で実行することも可能である。
また、前記実施形態では、ユーザによる暖房設定温度と湯はり目標温度との温度差が所定値(15℃)以下である場合には、暖房設定温度をそのまま暖房目標温度として設定した。ただし、例えば、暖房目標温度と湯はり目標温度との温度差が所定値以下に収まる範囲内で、暖房目標温度を、暖房設定温度に依存させずに設定してもよい。
また、本発明における風呂装置は、給湯機能を持たない装置であってもよい。
1…風呂給湯装置(風呂装置)、10…浴室空調装置、8…制御装置(風呂運転制御部)、13…制御装置(浴室目標温度決定部、浴室空調制御部)、BR…浴室、BT…浴槽。

Claims (2)

  1. 浴室内の浴槽の湯はりを行う湯はり運転を実行可能な風呂装置と、前記浴室を暖房する暖房運転を実行可能な浴室空調装置とを含み、前記風呂装置による湯はり運転を実行するとき、該湯はり運転の実行に連動して、前記浴室空調装置による暖房運転を実行する機能を有する浴室空調・風呂システムであって、
    前記湯はり運転の実行に連動して、前記暖房運転を実行するとき、該暖房運転による前記浴室の目標温度を、前記湯はり運転により前記浴槽に湯はりする温水の温度との温度差の大きさが、あらかじめ定められた所定値以下の大きさに収まるように制限して決定する浴室目標温度決定部と、
    前記浴室の目標温度に応じて、前記暖房運転を行うように前記浴室空調装置の作動制御を行う浴室空調制御部と、
    前記湯はり運転の実行に連動して、前記暖房運転を実行するとき、前記浴槽に湯はりする温水の温度の指令値としてユーザによりあらかじめ設定された湯はり設定温度が、あらかじめ定められた所定温度よりも高い場合に、該湯はり設定温度よりも低い湯はり目標温度を決定し、前記湯はり設定温度の代わりに前記湯はり目標温度を用いて、該湯はり目標温度の温水を前記浴槽に湯はりするように前記風呂装置の作動制御を行い、前記湯はり設定温度が、前記所定温度よりも低い場合に、該湯はり設定温度に一致させた湯はり目標温度の温水を前記浴槽に湯はりするように前記風呂装置の作動制御を行う風呂運転制御部とを備えることを特徴とする浴室空調・風呂システム。
  2. 請求項1記載の浴室空調・風呂システムにおいて、
    前記風呂運転制御部は、前記湯はり運転の実行に連動して、前記暖房運転を実行するとき、前記湯はり設定温度が、前記所定温度よりも高い場合に、該所定温度以上の範囲内で、前記湯はり設定温度よりも所定値だけ低い温度を前記湯はり目標温度として決定するように構成されていることを特徴とする浴室空調・風呂システム。
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