JP6915363B2 - 画像形成装置及び液体吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及び液体吐出装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機などの画像形成装置として、例えば液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)を記録ヘッドとして用いる液体吐出記録方式の画像形成装置(インクジェット記録装置など)が知られている。
液体吐出記録方式の画像形成装置において画像形成する際には、ノズルから吐出される液滴の着弾精度が画像品質に大きく影響する。液滴の着弾精度が悪いと画像品質が低下するので、記録ヘッド位置を高精度に位置決めする必要がある。
この問題を解決するため、例えば特許文献1には、液滴を吐出する複数のノズルを有する記録ヘッドと、1または複数の記録ヘッドを保持するヘッドホルダと、ヘッドホルダを1または複数保持して主走査方向に移動可能なキャリッジとを備え、キャリッジに設けられ、主走査方向に沿って配置された基準部材と、キャリッジに設けられ、基準部材とは分離して設けられた従基準部材と、従基準部材の基準部材に対する平行を調整する調整機構とを有し、ヘッドホルダは基準部材に着脱可能に支持されているとともに、従基準部材に突き当たって位置決めされ、キャリッジに保持される画像形成装置が開示されている。
特許文献1の画像形成装置は、従基準部材と基準部材の平行を調整することで、実機上でヘッドホルダの倒れを調整可能である。しかし、これはヘッドホルダの傾きのみの調整であり、傾き調整によって記録ヘッドの液体吐出面とプラテン間の距離が変動してしまい、狙いの距離を保つことができない。
そこで、本発明は、ヘッドホルダの傾きを実機上で調整可能とするとともに、液体吐出面の上下方向の位置も調整可能な画像形成装置/液体吐出装置を提供することを目的とする。
上記課題は、液滴を吐出する複数のノズルを有する記録ヘッドと、1つ又は複数の前記記録ヘッドを保持するヘッドホルダと、前記ヘッドホルダを保持するサブキャリッジと、前記サブキャリッジを保持し、主走査方向に移動可能なキャリッジとを備え、前記キャリッジに、主走査方向に沿って延びる基準部材が設けられ、前記サブキャリッジは、前記基準部材により支持されるとともに、前記キャリッジに位置決めされ、前記ヘッドホルダと前記サブキャリッジに、前記サブキャリッジに対して前記ヘッドホルダを回転するための回転基準部材と、長手方向が前記ヘッドホルダの上下方向と平行な、前記回転基準部材を回転可能かつ上下方向に移動可能に支持する長穴と、前記ヘッドホルダの前記サブキャリッジに対する回転及び移動を固定する留め部とが設けられている画像形成装置において、前記基準部材に、前記サブキャリッジと当接し、前記サブキャリッジを上下方向に位置決めするカム部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置によって解決される。
また、上記課題は、液滴を吐出する複数のノズルを有する液体吐出ヘッドと、1つ又は複数の前記液体吐出ヘッドを保持するヘッドホルダと、前記ヘッドホルダを保持するサブキャリッジと、前記サブキャリッジを保持し、主走査方向に移動可能なキャリッジとを備え、前記キャリッジに、主走査方向に沿って延びる基準部材が設けられ、前記サブキャリッジは、前記基準部材により支持されるとともに、前記キャリッジに位置決めされ、前記ヘッドホルダと前記サブキャリッジに、前記サブキャリッジに対して前記ヘッドホルダを回転するための回転基準部材と、長手方向が前記ヘッドホルダの上下方向と平行な、前記回転基準部材を回転可能かつ上下方向に移動可能に支持する長穴と、前記ヘッドホルダの前記サブキャリッジに対する回転及び移動を固定する留め部とが設けられている液体吐出装置において、前記基準部材に、前記サブキャリッジと当接し、前記サブキャリッジを上下方向に位置決めするカム部材が設けられていることを特徴とする液体吐出装置によって解決される。
本発明の画像形成装置/液体吐出装置は、ヘッドホルダの傾きを実機上で調整できるとともに、液体吐出面の上下方向の位置も調整できる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す斜視図である。 キャリッジ走査機構部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るキャリッジを示す模式的斜視図である。 本発明の一実施形態に係るキャリッジを示す模式的側面図である。 本発明の一実施形態に係るヘッドホルダを示す模式的斜視図である。 調整板を配置したキャリッジを示す模式的側面図である。 カム部材を配置したキャリッジを示す模式的正面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す斜視図であり、図2はキャリッジ走査機構部を示す斜視図である。
図1に示すように、この画像形成装置はシリアル型インクジェット記録装置であり、装置本体1と、装置本体1を支持する支持台2とを備える。装置本体1の内部には、両側板にガイド部材であるガイドロッド3及びガイドステー4が掛け渡され、これらのガイドロッド3及びガイドステー4にキャリッジ5が矢印A方向(主走査方向)に移動可能に保持されている。
キャリッジ5には、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のインク滴を吐出する液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド6が搭載されている。各記録ヘッド6は、液滴を吐出する複数のノズルを備える。また、各記録ヘッド6は、各記録ヘッド6にインクを供給するヘッドタンクを一体的に備える。
キャリッジ5を移動走査する主走査機構部10は、主走査方向の一方側に配置される駆動モータ11と、駆動モータ11によって回転駆動される駆動プーリ12と、主走査方向の他方側に配置された従動プーリ13と、駆動プーリ12と従動プーリ13との間に掛け回された牽引部材であるタイミングベルト14とを備える。なお、従動プーリ13には、テンションスプリングによって外方(駆動プーリ12に対して離れる方向)にテンションが掛けられている。
このキャリッジ5における主走査領域のうち、記録領域では、用紙20が吸引搬送部によってキャリッジ5の主走査方向と直交する矢印B方向(副走査方向、用紙搬送方向)に間欠的に搬送される。
また、主走査領域のうち一方の端部側領域には、記録ヘッド6の維持回復を行う維持回復装置8が配置されている。さらに、主走査方向のキャリッジ移動領域外、又は上記主走査領域のうち他方の端部側領域には、記録ヘッド6のサブタンクに供給する各色のインクを収容したメインカートリッジ9が装置本体1に対して着脱自在に装着される。また、給紙手段21には、ロール紙(以下「用紙20」という。)がセットされているが、幅方向のサイズが異なるロール紙もセット可能である。
このように構成された画像形成装置において、画像形成は次のように行われる。まず、給紙手段21から搬送された用紙20は、装置本体1の後方から前方に向けて、搬送手段により記録領域へ搬送される。次に、キャリッジ5を主走査方向に移動し、吸引搬送部にて用紙20をプラテン7に間欠的に送りながら、記録ヘッド6を画像情報に応じて駆動して液滴を吐出させることにより、用紙20上に所要の画像が形成される。そして、画像形成後の用紙20は、所定の長さにカットされ、装置本体1の正面側に配置された排紙トレイへ排出される。
ここでは用紙20がカットされ、排紙される構成について説明したが、カットせず画像形成後の用紙を排紙部で巻き取る構成とすることもできる。
次に、本発明の特徴部分である画像形成装置のキャリッジ5の構成について詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係るキャリッジを示す模式的斜視図である。図3に示すように、キャリッジ5には、サブキャリッジ18を介して、ヘッドホルダ25が保持されている。
ヘッドホルダ25には、副走査方向に千鳥状に配置された記録ヘッド6a、6b、6cが搭載されている。なお、記録ヘッドを個々に区別しないときは、「記録ヘッド6」と称する。また、ヘッドホルダ25に搭載する記録ヘッド6は、1個でも2個でもよいし、3個より多くてもよい。
キャリッジ5には、ガイドロッド3と同じ方向(主走査方向)に延びる基準部材としての基準軸15が設けられている。また、サブキャリッジ18には、基準軸15に着脱可能で回転可能に掛けられるフック形状の引っ掛け部19が設けられている。引っ掛け部19により、サブキャリッジ18は基準軸15に掛けられ、その回転方向でキャリッジ5と当接し、保持(位置決め)される。また、サブキャリッジ18は、ヘッドホルダ25の両端に沿った保持部18a、18bにより、ヘッドホルダ25を保持する。したがって、ヘッドホルダ25も基準軸15の軸周り方向に回転可能に保持される。
このように、基準軸15をキャリッジ5のガイドロッド3と同じ方向(平行)に設けることで、記録ヘッド6の副走査方向、高さ方向、あおり方向、及び主走査方向の傾きの位置精度を向上できる。
なお、図3では、サブキャリッジ18が基準軸15とキャリッジ5の間に挟み込まれて保持されているが、これに代えて、サブキャリッジ18を基準軸15に手前から引っ掛けて保持されるように構成してもよい。
図4は本発明の一実施形態に係るキャリッジを示す模式的側面図であり、図5は本発明の一実施形態に係るヘッドホルダを示す模式的斜視図である。図4及び図5に示すように、ヘッドホルダ25は主走査方向の両端に回転基準部材31a、31bを有する。また、図面の都合上片側のみを示しているが、ヘッドホルダ25の両端に沿った保持部18a、18bに、長穴32a、32bと、留め部33が設けられている。
長穴32a、32bは、図4に示すように、長手方向がヘッドホルダの上下方向と平行に形成されているので、回転基準部材31a、31bを回転可能に支持するとともに、上下方向に移動可能に支持する。また、留め部33は、ヘッドホルダ25のサブキャリッジ18に対する回転及び移動を固定する部材である。留め部33としては、例えば、保持部18aに設けた留め用長穴34とピンや段付きネジなどのストッパ35の組み合わせとすることができる。留め用長穴34を介してストッパ35をヘッドホルダ25に差し込めば、ヘッドホルダ25をサブキャリッジ18に固定することができる。
このように構成されているので、ヘッドホルダ25は、サブキャリッジ18に対して回転基準部材31周りに回転可能であり、倒れ方向姿勢(回転角度)を調整できる。また、ヘッドホルダ25は、図4に示すように、長穴32に沿って上下に移動できるので、記録ヘッド6のインク吐出面(液体吐出面)とプラテン7の間の距離を適正な距離に調整することができる。そして、留め部33により、調整した位置/姿勢に固定できる。
なお、図4及び5では、ヘッドホルダ25に回転基準部材31が設けられ、サブキャリッジ18に長穴32が設けられているがこれに限定されない。これに代えて、ヘッドホルダ25に長穴を設け、サブキャリッジ18に回転基準部材を設けてもよい。
また、ヘッドホルダ25又はサブキャリッジ18に回転基準部材を設けず、ピン形状の部材や段付きネジを後から差し込むような構成としてもよい。
続いて、本発明の有利な構成について説明する。
図6は、調整板を配置したキャリッジを示す模式的側面図である。図6において、図3と同一物には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
図6に示すように、基準軸15は、キャリッジ5に対する位置を調整できる調整板36a、36bを介して、キャリッジ5に固定してもよい。基準軸15の位置を調整することで、ヘッドホルダ25の姿勢(高さ方向、回転方向、主走査方向の傾き)を調整可能とし、記録ヘッド6の取り付け位置精度を向上させることができる。
仮に調整板36にて位置決めした後、回転方向、及び/又は上下方向の再調整が必要な場合、上記したように、ヘッドホルダ25を長穴32に沿って回転、及び/又は上下に移動することにより、容易に再調整が可能である。
図7は、カム部材を配置したキャリッジを示す模式的正面図である。図7において、図3と同一物には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
図7に示すように、基準軸15にカム部材37を設けてもよい。カム部材37は、サブキャリッジ18と当接面38にて当接し、サブキャリッジ18の上下方向を位置決めする。カム部材37が回転することで、サブキャリッジ18を昇降させ、記録ヘッド6とプラテン7の距離を変更することができる。したがって、用紙厚さなどに応じて記録ヘッド6の高さを調整できる。
カム部材37を回転させる方法として、カム部材37を基準軸15に固定し、基準軸15を回転することでカム部材37を回転することができる。基準軸15を回転させる手段は、手動でもよいし、駆動源を配置し、自動で基準軸15を回転させて記録ヘッド6を昇降させてもよい。この方法は、キャリッジ5を外部からも操作可能となる。
カム部材37によるヘッド昇降と、ヘッドホルダ25とサブキャリッジ18の上下方向調整手段により、印字媒体に合わせて記録ヘッド6とプラテン7の距離を任意に実機上で調整可能であり、対応できる印字媒体の種類を拡大することができる。
以上、本発明に係る一実施形態として画像形成装置を説明した。本発明は画像形成装置に限定されず、液体吐出装置でも成立する。すなわち、上記実施形態において、「画像形成装置」を「液体吐出装置」として読み替えることができる。
ここで、「液体吐出装置」とは、液体吐出ヘッド又は液体吐出ユニットを備え、液体吐出ヘッドを駆動させて、液体を吐出する装置である。液体を吐出する装置には、液体が付着可能なものに対して液体を吐出することが可能な装置だけでなく、液体を気中や液中に向けて吐出する装置も含まれる。
この「液体吐出装置」は、液体が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置なども含むことができる。
「液体吐出装置」としては、例えば、インクを吐出させて用紙に画像を形成する装置である画像形成装置や、立体造形物(三次元造形物)を造形するために、粉体を層状に形成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)がある。
また、「液体吐出装置」は、吐出された液体によって文字、図形などの有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターンなどを形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」とは、液体が少なくとも一時的に付着可能なものであって、付着して固着するもの、付着して浸透するものなどを意味する。具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布などの被記録媒体、電子基板、圧電素子などの電子部品、粉体層(粉末層)、臓器モデル、検査用セルなどの媒体であり、特に限定しない限り、液体が付着するすべてのものが含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス、壁紙や床材などの建材、衣料用のテキスタイルなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
また、「液体」は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、又は加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒などの溶媒、染料や顔料などの着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤などの機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウムなどの生体適合材料、天然色素などの可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどである。これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液などの用途で用いることができる。
また、「液体吐出装置」は、液体吐出ヘッドと液体が付着可能なものとが相対的に移動する装置があるが、これに限定するものではない。具体例としては、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置などが含まれる。
また、「液体吐出装置」としては他にも、用紙の表面を改質するなどの目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置がある。また、原材料が溶液中に分散した組成液を、ノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装置などもある。
「液体吐出ユニット」とは、液体吐出ヘッドに機能部品、機構が一体化したものであり、液体の吐出に関連する部品の集合体である。例えば、「液体吐出ユニット」は、ヘッドタンク、キャリッジ、供給機構、維持回復機構、主走査移動機構の構成の少なくとも一つを液体吐出ヘッドと組み合わせたものなどが含まれる。
ここで、一体化とは、例えば、液体吐出ヘッドと機能部品、機構が、締結、接着、係合などで互いに固定されているもの、一方が他方に対して移動可能に保持されているものを含む。また、液体吐出ヘッドと、機能部品、機構が互いに着脱可能に構成されていてもよい。
主走査移動機構は、ガイド部材単体も含むものとする。また、供給機構は、チューブ単体、装填部単体も含むものする。
「液体吐出ヘッド」とは、ノズルから液体を吐出・噴射する機能装置である。液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子又は薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどが用いられる。
本明細書において、「用紙」とは材質を紙に限定するものではなく、OHP、布、ガラス、基板などを含み、インク滴、その他の液体などが付着可能なものの意味であり、被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものを含む。また、画像形成、記録、印字、印写、印刷はいずれも同義語とする。
「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。
「インク」とは、特に限定しない限り、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用い、例えば、DNA試料、レジスト、パターン材料、樹脂なども含まれる。
「画像」とは平面的なものに限らず、立体的に形成されたものに付与された画像、また立体自体を三次元的に造形して形成された像も含まれる。
以上、実施形態を用いて本発明を詳細に説明した。この実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して使用できる。
1 装置本体
2 支持台
3 ガイドロッド
4 ガイドステー
5 キャリッジ
6、6a、6b、6c 記録ヘッド
7 プラテン
8 維持回復装置
9 メインカートリッジ
10 主走査機構部
11 駆動モータ
12 駆動プーリ
13 従動プーリ
14 タイミングベルト
15 基準軸
18 サブキャリッジ
18a、18b 保持部
19 引っ掛け部
20 用紙
21 給紙手段
25 ヘッドホルダ
31、31a、31b 回転基準部材
32、32a、32b 長穴
33 留め部
34 留め用長穴
35 ストッパ
36、36a、36b 調整板
37 カム部材
38 当接面
特開2016−087873号公報

Claims (6)

  1. 液滴を吐出する複数のノズルを有する記録ヘッドと、
    1つ又は複数の前記記録ヘッドを保持するヘッドホルダと、
    前記ヘッドホルダを保持するサブキャリッジと、
    前記サブキャリッジを保持し、主走査方向に移動可能なキャリッジとを備え、
    前記キャリッジに、主走査方向に沿って延びる基準部材が設けられ、
    前記サブキャリッジは、前記基準部材により支持されるとともに、前記キャリッジに位置決めされ、
    前記ヘッドホルダと前記サブキャリッジに、
    前記サブキャリッジに対して前記ヘッドホルダを回転するための回転基準部材と、
    長手方向が前記ヘッドホルダの上下方向と平行な、前記回転基準部材を回転可能かつ上下方向に移動可能に支持する長穴と、
    前記ヘッドホルダの前記サブキャリッジに対する回転及び移動を固定する留め部とが設けられている画像形成装置において、
    前記基準部材に、前記サブキャリッジと当接し、前記サブキャリッジを上下方向に位置決めするカム部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. プラテンを備え、
    前記長穴は、前記回転基準部材を回転可能、かつ、前記記録ヘッドの液体吐出面と前記プラテン間の距離を調整する方向へ移動可能に支持することと、
    前記カム部材は、前記サブキャリッジの前記プラテンからの高さ方向を位置決めすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記留め部は、前記ヘッドホルダ又は前記サブキャリッジに設けられた留め用長穴と、前記留め用長穴を介して前記ヘッドホルダ又は前記サブキャリッジに取り付けられるストッパの組み合わせであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記基準部材は、前記基準部材の前記キャリッジに対する位置を調整する調整板を介して、前記キャリッジに固定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. プラテンを備え、
    前記長穴は、前記回転基準部材を回転可能、かつ、前記記録ヘッドの液体吐出面と前記プラテン間の距離を調整する方向へ移動可能に支持することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 液滴を吐出する複数のノズルを有する液体吐出ヘッドと、
    1つ又は複数の前記液体吐出ヘッドを保持するヘッドホルダと、
    前記ヘッドホルダを保持するサブキャリッジと、
    前記サブキャリッジを保持し、主走査方向に移動可能なキャリッジとを備え、
    前記キャリッジに、主走査方向に沿って延びる基準部材が設けられ、
    前記サブキャリッジは、前記基準部材により支持されるとともに、前記キャリッジに位置決めされ、
    前記ヘッドホルダと前記サブキャリッジに、
    前記サブキャリッジに対して前記ヘッドホルダを回転するための回転基準部材と、
    長手方向が前記ヘッドホルダの上下方向と平行な、前記回転基準部材を回転可能かつ上下方向に移動可能に支持する長穴と、
    前記ヘッドホルダの前記サブキャリッジに対する回転及び移動を固定する留め部とが設けられている液体吐出装置において、
    前記基準部材に、前記サブキャリッジと当接し、前記サブキャリッジを上下方向に位置決めするカム部材が設けられていることを特徴とする液体吐出装置。
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