JP6914871B2 - 共用自動車利用支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、共用自動車の利用を支援する技術に関するものである。
共用自動車の利用を支援する技術としては、複数人で自動車を共用するカーシェアリングにおいて、第1のユーザが利用したい共用自動車が貸し出し中であるときに、当該第1のユーザと、当該共用自動車を貸し出し中の第2のユーザと間における共用自動車の返却の交渉を支援する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2016-148910号公報
さて、カーシェアリングにおいては、共用自動車をステーションから借り出して利用した後、共用自動車を借り出し元のステーションに返却する運用が一般的であり、ユーザは、片道だけ共用自動車を利用することはできない。
したがって、ユーザが遠方に共用自動車で出かけ滞在する場合などは、滞在先で共用自動車を使用しない場合であっても、当該ユーザは帰着するまで共用自動車を借り出し続ける必要がある。そして、このことは、ユーザにとっては、借り出し費用の増大という問題を招き、共用自動車の運用者にとっては、その期間中、共用自動車を他のユーザに貸し出すことができなくなるという問題を招き、この結果、ユーザ、運用者双方にとっての共用自動車の効率的な利用の妨げとなっていた。
そこで、本発明は、共用自動車のより効率的な利用を支援とすることを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、各地に配置されたステーションからユーザによって借り出され、借り出されたステーションに返却される共用自動車の利用を支援する共用自動車利用支援システムとして、各共用自動車に搭載された車載システムと、各共用自動車に搭載された車載システムと無線通信を介して接続可能な乗換支援サーバとを備えた共用自動車利用支援システムを提供する。ここで、各車載システムは、当該車載システムが搭載された共用自動車の借り出し元のステーションである所属ステーションと、当該共用自動車のユーザが共用自動車の利用を終了したい地点である利用終了地点とを当該ユーザの乗換希望情報として前記乗換支援サーバに通知する乗換希望情報通知手段と、乗換情報提示手段とを備えている。また、前記乗換支援サーバは、各車載システムから通知された各ユーザの乗換希望情報に基づいて、ユーザのグループであって、グループ内のユーザ間で共用自動車を乗り換えながら進行して、グループ内の各ユーザが当該ユーザの乗換希望情報が利用終了地点として示す地点の近くの、グループ内の他のユーザの乗換希望情報が所属ステーションとして示すステーションに、当該ステーションから借り出した共用自動車で到達する計画を策定可能なユーザのグループと、当該計画を算定する乗換計画算定手段と、前記乗換計画算定手段が前記計画を算定したグループの各ユーザが利用している共用自動車の車載システムに、当該乗換計画算定手段が算定した計画に従った共用自動車の乗換の提案を通知する乗換情報通知手段とを備えている。そして、前記車載システムの乗換情報提示手段は、前記乗換支援サーバから通知された乗換の提案を、当該車載システムが搭載された共用自動車を利用しているユーザに提示する。
ここで、このような共用自動車利用支援システムは、前記乗換計画算定手段において、通知された乗換希望情報のうちの第1の乗換希望情報が示す所属ステーションの近くの地点を利用終了地点とする第2の乗換希望情報であって、第1の乗換希望情報が示す利用終了地点近くのステーションを所属ステーションとする第2の乗換希望情報が、通知された乗換希望情報のうちに存在する場合に、第1の乗換希望情報のユーザと第2の乗換希望情報のユーザのグループと、第1の乗換希望情報のユーザと第2の乗換希望情報のユーザとが、第1の乗換希望情報の所属ステーションと第2の乗換希望情報の所属ステーションとの間にあるステーションを乗換地点として、当該乗換地点で共用自動車を相互に乗り換える計画とを算定するように構成してもよい。
また、これらの共用自動車利用支援システムは、前記乗換支援サーバに、当該乗換計画算定手段が算定した計画に従ってユーザが共用自動車を乗り換える乗換地点を、当該ユーザが利用している共用自動車の車載システムに目的地に設定する地点として通知する目的地設定手段を設けると共に、前記車載システムに、前記乗換支援サーバから目的地に設定する地点として通知された地点を目的地として設定し、設定した目的地までの経路案内を行う経路案内手段を設けるようにしてもよい。
また、以上の共用自動車利用支援システムは、前記車載システムの乗換情報提示手段において、前記乗換の提案をユーザに提示すると共に、当該乗換の提案の受諾の有無をユーザから受け付けて、前記乗換支援サーバに通知し、前記乗換支援サーバの乗換情報通知手段において、前記乗換情報通知手段が乗換の提案を通知した車載システムの全てから乗換の提案の受諾を通知された場合に乗換の成立を示す乗換成立有無情報を、当該車載システムの全てから乗換の提案の受諾を通知されなかった場合に乗換の不成立を示す乗換成立有無情報を、前記乗換情報通知手段が乗換の提案を通知した各車載システムに通知し、前記車載システムの乗換情報提示手段において、前記乗換支援サーバから、通知された乗換成立有無情報が示す乗換の成立/不成立を、当該車載システムが搭載された共用自動車を利用しているユーザに提示するように構成してもよい。
また、本発明は、前記課題達成のために、各地に配置されたステーションからユーザによって借り出され、借り出されたステーションに返却される共用自動車の利用を支援する共用自動車利用支援システムとして、各ユーザによって使用されるユーザ端末と、各ユーザ端末と通信を介して接続可能な乗換支援サーバとを有する共用自動車利用支援システムを提供する。ここで、各ユーザ端末は、当該ユーザ端末のユーザが利用予定の共用自動車の借り出し元のステーションである所属ステーションと、当該ユーザが共用自動車の利用を終了したい地点である利用終了地点とを当該ユーザの乗換希望情報として前記乗換支援サーバに通知する乗換希望情報通知手段と、乗換情報提示手段と備えている。また、前記乗換支援サーバは、各ユーザ端末から通知された各ユーザの乗換希望情報に基づいて、ユーザのグループであって、グループ内のユーザ間で共用自動車を乗り換えながら進行して、グループ内の各ユーザが当該ユーザの乗換希望情報が利用終了地点として示す地点の近くの、グループ内の他のユーザの乗換希望情報が所属ステーションとして示すステーションに、当該ステーションから借り出した共用自動車で到達する計画を策定可能なユーザのグループと、当該計画を算定する乗換計画算定手段と、前記乗換計画算定手段が前記計画を算定したグループの各ユーザのユーザ端末に、当該乗換計画算定手段が算定した計画に従った共用自動車の乗換の提案を通知する乗換情報通知手段とを備えている。そして、前記ユーザ端末の乗換情報提示手段は、前記乗換支援サーバから通知された乗換の提案を、ユーザ端末のユーザに提示する。
ここで、このような共用自動車利用支援システムは、前記乗換計画算定手段において、通知された乗換希望情報のうちの第1の乗換希望情報が示す所属ステーションの近くの地点を利用終了地点とする第2の乗換希望情報であって、第1の乗換希望情報が示す利用終了地点近くのステーションを所属ステーションとする第2の乗換希望情報が、通知された乗換希望情報のうちに存在する場合に、第1の乗換希望情報のユーザと第2の乗換希望情報のユーザのグループと、第1の乗換希望情報のユーザと第2の乗換希望情報のユーザとが、第1の乗換希望情報の所属ステーションと第2の乗換希望情報の所属ステーションとの間にあるステーションを乗換地点として、当該乗換地点で共用自動車を相互に乗り換える計画とを算定するように構成してもよい。
また、以上のユーザ端末を備えた共用自動車利用支援システムは、前記ユーザ端末の乗換情報提示手段において、前記乗換の提案をユーザに提示すると共に、当該乗換の提案の受諾の有無をユーザから受け付けて、前記乗換支援サーバに通知し、前記乗換支援サーバの乗換情報通知手段において、前記乗換情報通知手段が乗換の提案を通知したユーザ端末の全てから乗換の提案の受諾を通知された場合に乗換の成立を示す乗換成立有無情報を、当該ユーザ端末の全てから乗換の提案の受諾を通知されなかった場合に乗換の不成立を示す乗換成立有無情報を、前記乗換情報通知手段が乗換の提案を通知した各ユーザ端末に通知し、前記ユーザ端末の乗換情報提示手段において、前記乗換支援サーバから、通知された乗換成立有無情報が示す乗換の成立/不成立を、当該ユーザ端末のユーザに提示するように構成してもよい。
以上のような共用自動車利用支援システムによれば、各ユーザが共用自動車をに乗り換えながら所望の地点に向かって進み、所望の地点の近くのステーションに共用自動車を返却する形態での、共用自動車の利用を支援することができ、この結果、共用自動車の効率的な利用を促進することができる。
以上のように、本発明によれば、共用自動車のより効率的な利用を支援することができる。
本発明の実施形態に係る共用自動車利用支援システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る乗換支援サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るユーザ管理DBの内容を示す図である。 本発明の実施形態に係る車載システムとユーザ端末の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形に係る乗換マッチング処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態で支援する乗り換えの形態を示す図である。 本発明の実施形態で支援する乗り換えの形態を示す図である。 本発明の実施形態で支援する乗り換えの形態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係る共用自動車利用支援システムの構成を示す。
図示するように、共用自動車利用支援システムは、乗換支援サーバ1と、各共用自動車に搭載される車載システム2と、ユーザが所有するパーソナルコンピュータやモバイル装置であるユーザ端末3とを備えている。
そして、乗換支援サーバ1は、インターネットなどのWAN4上に配置されており、車載システム2、ユーザ端末3は、移動通信網やLANを介して、WAN4上の乗換支援サーバ1にアクセスすることができる。
また、車載システム2が搭載される各共用自動車は、複数のユーザによって共用される自動車であり、それぞれ、各地に配置されたステーションのうちのいずれか一つの特定のステーションに所属している。そして、共用自動車は、所属しているステーションからユーザに貸し出され、所属しているステーションにユーザによって返却される。
次に、図2に、乗換支援サーバ1の構成を示す。
図示するように、乗換支援サーバ1は、ユーザ状態管理部11、乗換マッチング処理部12、乗換希望ユーザ管理DB13、ステーションDB14、ユーザDB15、地図データを格納した地図DB16を備えている。そして、ステーションDB14には、ステーションの情報と共用自動車の情報が登録されており、ステーションの情報としては当該ステーションの所在位置や当該ステーションに所属している共用自動車の識別などの情報があり、共用自動車の情報としては、当該共用自動車の登録番号や車種や色やタイプの情報や当該共用自動車に搭載している車載システム2の通信用アドレスなどの情報がある。また、ユーザDB15には、各ユーザの氏名や電話番号やメールアドレスなどの連絡先と、各ユーザのユーザ端末3の通信用アドレスなどの情報が登録されている。
そして、図3に示すように、乗換希望ユーザDBには、共用自動車の乗換利用の希望を登録した各ユーザの情報として、ユーザの識別情報であるユーザID、ユーザが利用中もしくは利用を予約している共用自動車の識別情報である利用自動車ID、ユーザが利用中もしくは利用を予約している共用自動車が所属してるステーションを表す利用ステーション、ユーザが共用自動車の利用を終了したい地点を示す利用終了地点、ユーザが利用中もしくは利用を予約している共用自動車のセダンやミニバンといったタイプを表す自動車タイプ、ユーザが共用自動車を利用中である場合に登録される、当該共用自動車の現在の位置を示す現在位置、ユーザが共用自動車の利用を予約中である場合に登録される、当該共用自動車の利用ステーションからの出発を予定している時刻を示す出発予定時刻が登録される。
次に、図4aに共用自動車に搭載される車載システム2の構成を、図4bにユーザ端末3の構成を示す。
図4aに示すように、車載システム2は、入力装置21、表示装置22、乗換クライアント23、ナビゲーション部24、WAN4への接続に用いられる移動通信装置25を備えている。
ここで、ナビゲーション部24は、現在位置の算定や、ユーザから指定された目的地までの経路の設定や、現在位置や目的地までの経路を地図上で表す画面の表示装置22への表示などを行う。
また、図4bに示すように、ユーザ端末3は、入力装置31、表示装置32、乗換クライアント33、その他の機能部34、WAN4への接続に用いられる通信IF35を備えている。ここで、通信IF35は、移動通信や無線/有線LANなどとの通信を行う通信装置である。
さて、このような構成において、共用自動車を利用中であるユーザは、共用自動車を所属するステーションに返却せずに、所望の目的地近くで共用自動車の利用を終了したい場合には、車載システム2の乗換クライアント23を用いて、乗換支援サーバ1に共用自動車の乗換利用の希望を登録する。
すなわち、車載システム2の乗換クライアント23は、入力装置21を介して、ユーザからユーザIDと、ユーザが共用自動車の利用を終了したい地点である利用終了地点の入力を受け付け、入力ユーザIDと、利用終了地点と、予め車載システム2に登録されている自車の識別情報である利用自動車IDと、ナビゲーション部24が算定している自車の現在位置とを含めた、乗換利用希望登録要求を移動通信装置25を介して乗換支援サーバ1に発行する。
ここで、ユーザからの利用終了地点の入力の受け付けは、ナビゲーション部24が表示装置22に表示している画面の地図上での利用終了地点とする地点の選択をユーザから受け付けることによって行ってもよいし、ナビゲーション部24に設定されている目的地を利用終了地点として受け付けることによって行ってもよい。
そして、乗換利用希望登録要求を車載システム2の乗換クライアント23から受けた乗換支援サーバ1のユーザ状態管理部11は、乗換希望ユーザ管理DB13に新たなエントリを作成し、作成したエントリに乗換利用希望登録要求に含まれるユーザID、利用終了地点、利用自動車ID、現在位置を登録すると共に、利用自動車IDでステーションDB14を参照して利用ステーションと自動車タイプを求めて、作成したエントリに登録する。
また、乗換利用希望登録要求を乗換支援サーバ1に発行した車載システム2の乗換クライアント23は、その後、定期的にナビゲーション部24が算定している現在位置を、自車の識別情報である利用自動車IDと共に移動通信装置25を介して乗換支援サーバ1に通知し、通知を受けた乗換支援サーバ1のユーザ状態管理部11は、乗換希望ユーザ管理DB13の、通知に含まれるの利用自動車IDが登録されているエントリの現在位置を通知された現在位置に更新する。
また、乗換利用希望登録要求を乗換支援サーバ1に発行した車載システム2の乗換クライアント23は、その後、ナビゲーション部24が算出している現在位置が、乗換利用希望登録要求に含めた利用終了地点に到達したならば、乗換利用希望キャンセルを自車の識別情報である利用自動車IDと共に移動通信装置25を介して乗換支援サーバ1に通知し、通知を受けた乗換支援サーバ1のユーザ状態管理部11は、乗換希望ユーザ管理DB13の、通知に含まれるの利用自動車IDが登録されているエントリを消去する。
次に、共用自動車を予約中である共用自動車利用前のユーザは、共用自動車を所属するステーションに返却せずに、所望の目的地近くで共用自動車の利用を終了したい場合には、ユーザ端末3の乗換クライアント33を用いて、乗換支援サーバ1に共用自動車の乗換利用の希望を登録する。
すなわち、ユーザ端末3の乗換クライアント33は、入力装置31を介して、ユーザからユーザIDと、ユーザが共用自動車の利用を終了したい地点である利用終了地点と、予約している共用自動車の識別情報である利用自動車IDと、共用自動車の目的地に向けた出発予定時刻の入力を受け付け、これらを含めた乗換利用希望登録要求を通信IF35を介して乗換支援サーバ1に発行する。
そして、乗換利用希望登録要求をユーザ端末3の乗換クライアント33から受けた乗換支援サーバ1のユーザ状態管理部11は、乗換希望ユーザ管理DB13に新たなエントリを作成し、作成したエントリに乗換利用希望登録要求に含まれるユーザID、利用終了地点、利用自動車ID、出発予定時刻を登録すると共に、利用自動車IDでステーションDB14を参照して利用ステーション、自動車タイプを求めて、作成したエントリに登録する。
また、乗換支援サーバ1のユーザ状態管理部11は、乗換希望ユーザ管理DB13の、現在時刻よりも過去の出発予定時刻が登録されているエントリを削除する処理も行う。
次に、乗換支援サーバ1の乗換マッチング処理部12が行う乗換マッチング処理について説明する。
図5に、この乗換マッチング処理の手順を示す。
ここで、図示するように、この乗換マッチング処理では、乗換希望ユーザ管理DB13にユーザIDが登録されている各ユーザを、循環的に順次、対象ユーザとしながら(ステップ502、520、522)、対象ユーザについて以下の処理を行う
すなわち、まず、対象ユーザと乗換マッチングする他のユーザが存在するかどうかを調べる(ステップ504)。
ここで、ユーザ間で共用自動車を交換して乗換ながら、各共用自動車を、各ユーザが当該ユーザの利用終了地点の近くにある、当該共用自動車の所属するステーションに当該ステーションから共用自動車を借り出したユーザに代わって返却する計画である乗換計画を策定可能なユーザのグループを「マッチングユーザグループ」と呼ぶこととして、対象ユーザと乗換マッチングする他のユーザとは、対象ユーザと共にマッチングユーザグループを構成することのできるユーザである。
すなわち、より具体的には、たとえば、図6に示すように、対象ユーザAが、ステーションSAから当該ステーションSAに所属する共用自動車CAを借り出して、利用終了地点TAに向かう場合に、利用終了地点TAの近くにステーションSBがあり、ステーションSBから共用自動車CBを借り出してからステーションSAの近くにある利用終了地点TBに向かうユーザBが存在し、対象ユーザAが借り出した共用自動車CAで利用終了地点TAに進行するものとした場合の当該進行中の期間と、対象ユーザBが借り出した共用自動車CBで利用終了地点TBに進行するものとした場合の当該進行中の期間が重なっていたり近かったりする場合、ユーザAがステーションSAから、ステーションSAとステーションSBの間にあるステーションSXまで共用自動車CAを運転し、ユーザBがステーションSBからステーションSXまで共用自動車CBを運転して、ユーザA、ユーザBがステーションSXで落ち合い、ユーザAは、ステーションSXで共用自動車CAから共用自動車CBに乗り換えて、利用終了地点TA近くのステーションSBに進んで共用自動車CBを返却し、ユーザBは、ステーションSXで共用自動車CBから共用自動車CAに乗り換えて、利用終了地点TB近くのステーションSAに進んで共用自動車CAを返却する乗換計画を策定できるので、対象ユーザAとユーザBは、マッチングユーザグループを構成することができ、ユーザBは、対象ユーザと乗換マッチングするユーザとなる。
なお、この場合に、各ユーザが借り出した共用自動車で利用終了地点に進行するとした場合の当該進行中の期間は、出発予定時刻が登録されているエントリのユーザについては出発予定時刻に利用ステーションを出発して、利用終了地点に向かって、地図DB16を用いて算定した利用ステーションから利用終了地点までのルートを進行するものとし、現在位置が登録されているエントリのユーザについては、現在位置から利用終了地点に向かって、地図DB16を用いて算定した利用ステーションから利用終了地点までのルートを進行するものとして算定する。
また、たとえば、図7に示すように、ステーションSAとステーションSCの間にステーションSBが存在し、対象ユーザAが、ステーションSAから当該ステーションSAに所属する共用自動車CAを借り出して、利用終了地点TAに向かう場合に、利用終了地点TAの近くにステーションSCがあり、ステーションSCから共用自動車CCを借り出してから利用終了地点TCに向かうユーザCが存在し、利用終了地点TCの近くにステーションSBがあり、ステーションSBから共用自動車CBを借り出してから利用終了地点TBに向かうユーザBが存在し、利用終了地点TBの近くにステーションSAがあり、各ユーザが借り出した共用自動車で利用終了地点に進行するものとした場合の当該進行中の期間に重なりがあったり近く、ステーションSA、SBの間にステーションSX1が存在し、ステーションSC、SBの間にステーションSX2が存在する場合には、ステーションSA、SBの間のステーションSX1に、ユーザA、Bが借り出した共用自動車CA、CBで進んで落ち合い、ユーザAは、ステーションSX1で、共用自動車CAから共用自動車CBに乗り換えて、ステーションSC、SBの間にあるステーションSX2に進み、ユーザBは、共用自動車CBから共用自動車CAに乗り換えて利用終了地点TB近くのステーションSAに進んで共用自動車CAを返却すると共に、ユーザCがステーションSX2に借り出した共用自動車CCで進んで、ユーザAと落ち合い、ユーザAは、ステーションSX2で、共用自動車CBから共用自動車CCに乗り換えて利用終了地点TA近くのステーションSCに進んで共用自動車CCを返却し、ユーザCは、ステーションSX2で、共用自動車CCから共用自動車CBに乗り換えて利用終了地点TC近くのステーションSBに進んで共用自動車CBを返却する乗換計画を策定できるので、対象ユーザAとユーザBとユーザCは、マッチングユーザグループを構成することができ、ユーザBとユーザCは、対象ユーザAと乗換マッチングするユーザとなる。
また、たとえば、図8に示すように、対象ユーザAが、ステーションSAから当該ステーションSAに所属する共用自動車CAを借り出して、利用終了地点TAに向かう場合に、利用終了地点TAの近くにステーションSBがあり、ステーションSBから共用自動車CBを借り出してから利用終了地点TBに向かうユーザBが存在し、利用終了地点TBの近くにステーションSCがあり、ステーションSCから共用自動車CCを借り出してから利用終了地点TCに向かうユーザCが存在し、利用終了地点TCの近くにステーションSAがあり、各ユーザが借り出した共用自動車で利用終了地点に進行するものとした場合の当該進行中の期間に重なりがあったり近く、ステーションSA、SB、SCの間にステーションSXが存在する場合には、各ユーザA、B、Cが借り出した共用自動車CA、CB、CCでステーションSXに進んで落ち合い、ユーザAは、ステーションSXで、共用自動車CAから共用自動車CBに乗り換えて利用終了地点TA近くのステーションSBに進んで共用自動車CBを返却し、ユーザBは、ステーションSXで、共用自動車CBから共用自動車CCに乗り換えて利用終了地点TB近くのステーションSCに進んで共用自動車CCを返却し、ユーザCは、ステーションSXで、共用自動車CCから共用自動車CAに乗り換えて利用終了地点TC近くのステーションSAに進んで共用自動車CAを返却する乗換計画を策定できるので、対象ユーザAとユーザBとユーザCは、マッチングユーザグループを構成することができ、ユーザBとユーザCは、対象ユーザAと乗換マッチングするユーザとなる。
なお、対象ユーザと他のユーザでマッチングユーザグループが複数構成できる場合には、乗り換え回数が最小となるマッチングユーザグループや、乗換計画に従って乗換しながら走行した場合に各ユーザの走行距離の総和が最小となるマッチングユーザグループや、乗換計画に従って乗換しながら走行した場合の直接利用終了地点に走行した場合に対する走行距離の増加量が最小となるマッチングユーザグループなどの一つのマッチンググループを選定し、選定したマッチンググループを、対象ユーザと構成する他のユーザを、対象ユーザと乗換マッチングするユーザとする。
さて、図5に戻り、対象ユーザと乗換マッチングする他のユーザが存在しない場合には(ステップ504)、当該対象ユーザについての今回の処理を終了する。
一方、対象ユーザと乗換マッチングする他のユーザが存在した場合には(ステップ504)、乗換ステーションと乗換予定時刻を算出する(ステップ506)。
ここで乗換ステーションの算出は、出発予定時刻が登録されているエントリのユーザについては出発予定時刻に利用ステーションを出発して利用終了地点に向かって進行するものとし、現在位置が登録されているエントリのユーザについては、現在位置から利用終了地点に向かって進行するものとした場合に、上述した乗換計画に従って共用自動車を交換するユーザ同士が最も接近することとなる地点に最寄りのステーションを、当該共用自動車を交換するユーザの乗換ステーションとすることにより行う。なお、共用自動車を交換するユーザの利用終了地点に向かう進行ルートが交差する場合は、共用自動車を交換するユーザ同士が最も接近することとなる地点は当該交差する地点となるので、その地点に最寄りのステーションを、当該共用自動車を交換するユーザの乗換ステーションとし、進行ルートが交差しない場合は、共用自動車を交換するユーザ同士が最も接近することとなる地点はユーザ毎に異なる2地点となるので、当該2つの地点の中間地点に最寄りのステーションを、当該共用自動車を交換するユーザの乗換ステーションとする。
そして、次に、対象ユーザと当該対象ユーザと乗換マッチングする他のユーザとよりなるマッチングユーザグループの各ユーザに、乗換情報を伴う乗換問い合わせを送信する(ステップ508)。ここで、ユーザへの送信は、現在位置が登録されているエントリにユーザIDが登録されているユーザについては、当該エントリの利用自動車IDでステーションDB14を参照して求まる当該ユーザの車載システム2への送信により行い、出発予定時刻が登録されているエントリにユーザIDが登録されているユーザについてはユーザDB15より求まる当該ユーザのユーザ端末3への送信により行う。
また、各ユーザに送信する乗換情報としては、ステーションDB14より求まる当該ユーザが乗換計画に従って共用自動車の乗り換えを行う乗換ステーションの位置や名称などの情報と、ステーションDB14より求まる当該ユーザが乗換計画に従って走行して最後に共用自動車を返却することになるステーションの位置や名称などの情報と、当該ユーザが乗換計画に従って乗換を行う時刻である乗換予定時刻などを含める。
一方、乗換問い合わせを受信した車載システム2の乗換クライアント23は、表示装置22に乗換情報を表示し、乗換を行うかをユーザに問い合わせる。そして、ユーザから乗換を行う旨の指示入力が発生したならば乗換受託を乗換支援サーバ1の乗換マッチング処理部12に送信し、ユーザから乗換を行わない旨の指示入力が発生したならば乗換拒否を乗換支援サーバ1の乗換マッチング処理部12に送信する。
また、同様に、乗換問い合わせを受信したユーザ端末3の乗換クライアント33は、表示装置32に乗換情報を表示し、乗換を行うかをユーザに問い合わせる。そして、ユーザから乗換を行う旨の指示入力が発生したならば乗換受託を乗換支援サーバ1の乗換マッチング処理部12に送信し、ユーザから乗換を行わない旨の指示入力が発生したならば乗換拒否を乗換支援サーバ1の乗換マッチング処理部12に送信する。
そして、乗換問い合わせを送信した全ユーザから乗換受託を受信できたかどうかを調べる(ステップ510)。ここで、ステップ510では、乗換問い合わせを送信したユーザのうちのいずれかのユーザから乗換拒否を受信した場合と、所定期間内に乗換問い合わせを送信した全ユーザから乗換受託を受信できなかった場合に、乗換問い合わせを送信した全ユーザから乗換受託を受信できなかったと判定する。
そして、乗換問い合わせを送信した全ユーザから乗換受託を受信できなかった場合には(ステップ510)、乗換不成立を、乗換問い合わせを送信した全ユーザに送信し(ステップ512)、当該対象ユーザについての今回の処理を終了する。
ここで、乗換不成立を受信した車載システム2の乗換クライアント23は、乗換が成立しなかった旨を表示装置22に表示することにより乗換の不成立をユーザに通知し、乗換不成立を受信したユーザ端末3の乗換クライアント33は、乗換が成立しなかった旨を表示装置32に表示することにより乗換の不成立をユーザに通知する。
一方、乗換問い合わせを送信した全ユーザから乗換受託を受信できた場合には(ステップ510)、乗換受託を受信した各ユーザに乗換成立を乗換先情報と共に送信する(ステップ514)。ここで、各ユーザに送信する乗換先情報には、上述した乗換情報と、ステーションDB14より求まる当該ユーザの各乗換ステーションでの乗り換えの乗換先となる共用自動車の車種や色や登録番号などの識別情報と、ユーザDB15より求まる各乗換ステーションまで当該ユーザの乗り換え先の共用自動車を運転してくるユーザの氏名や連絡先などの識別情報などを含める。
ここで、乗換成立を受信した車載システム2の乗換クライアント23は、乗換が成立した旨を乗換先情報と共に表示装置22に表示することにより乗換の成立と乗換先をユーザに通知し、乗換成立を受信したユーザ端末3の乗換クライアント33は、乗換が成立した旨を乗換先情報と共に表示装置22に表示することにより乗換の成立と乗換先をユーザに通知する。
そして、次に、乗換成立を送信したユーザのユーザIDが登録されているエントリのうちの、現在位置が登録されているエントリの利用自動車IDでステーションDB14を参照して求まる当該ユーザの車載システム2に、乗換ステーションの座標を送信して、車載システム2の乗換クライアント23に乗換ステーションを、ナビゲーション部24の目的地として設定させる(ステップ516)。
ここで、乗換ステーションの座標を受信した車載システム2の乗換クライアント23は、受信した座標をナビゲーション部24に目的地として設定し、目的地を設定されたナビゲーション部24は、当該目的地に設定された乗換ステーションまでの経路案内を開始する。
そして、乗換成立を送信した各ユーザのユーザIDが登録されているエントリを乗換希望ユーザ管理DB13から削除し(ステップ518)、当該対象ユーザについての今回の処理を終了する。
以上、乗換支援サーバ1の乗換マッチング処理部12が行う乗換マッチング処理について説明した。
このように本実施形態によれば、各ユーザが共用自動車をに乗り換えながら所望の地点に向かって進み、所望の地点の近くのステーションに共用自動車を返却する形態での、共用自動車の利用を支援することができ、この結果、共用自動車の効率的な利用を促進することができる。
ところで、以上の実施形態の乗換マッチング処理のステップ504では、対象ユーザと乗換マッチングするユーザは、乗換希望ユーザ管理DB13の対象ユーザAのエントリに登録されている自動車タイプと同じ自動車タイプがエントリに登録されているユーザの内からのみ選定するようにしてもよい。
1…乗換支援サーバ、2…車載システム、3…ユーザ端末、4…WAN、11…ユーザ状態管理部、12…乗換マッチング処理部、13…乗換希望ユーザ管理DB、14…ステーションDB、15…ユーザDB、16…地図DB、21…入力装置、22…表示装置、23…乗換クライアント、24…ナビゲーション部、25…移動通信装置、31…入力装置、32…表示装置、33…乗換クライアント、34…機能部、35…通信IF。

Claims (7)

  1. 各地に配置されたステーションからユーザによって借り出され、借り出されたステーションに返却される共用自動車の利用を支援する共用自動車利用支援システムであって、
    各共用自動車に搭載された車載システムと、
    各共用自動車に搭載された車載システムと無線通信を介して接続可能な乗換支援サーバとを有し、
    各車載システムは、
    当該車載システムが搭載された共用自動車の借り出し元のステーションである所属ステーションと、当該共用自動車のユーザが共用自動車の利用を終了したい地点である利用終了地点とを当該ユーザの乗換希望情報として前記乗換支援サーバに通知する乗換希望情報通知手段と、
    乗換情報提示手段とを有し、
    前記乗換支援サーバは、
    各車載システムから通知された各ユーザの乗換希望情報に基づいて、ユーザのグループであって、グループ内のユーザ間で共用自動車を乗り換えながら進行して、グループ内の各ユーザが当該ユーザの乗換希望情報が利用終了地点として示す地点の近くの、グループ内の他のユーザの乗換希望情報が所属ステーションとして示すステーションに、当該ステーションから借り出した共用自動車で到達する計画を策定可能なユーザのグループと、当該計画を算定する乗換計画算定手段と、
    前記乗換計画算定手段が前記計画を算定したグループの各ユーザが利用している共用自動車の車載システムに、当該乗換計画算定手段が算定した計画に従った共用自動車の乗換の提案を通知する乗換情報通知手段とを有し、
    前記車載システムの乗換情報提示手段は、前記乗換支援サーバから通知された乗換の提案を、当該車載システムが搭載された共用自動車を利用しているユーザに提示することを特徴とする共用自動車利用支援システム。
  2. 請求項1記載の共用自動車利用支援システムであって、
    前記乗換計画算定手段は、通知された乗換希望情報のうちの第1の乗換希望情報が示す所属ステーションの近くの地点を利用終了地点とする第2の乗換希望情報であって、第1の乗換希望情報が示す利用終了地点近くのステーションを所属ステーションとする第2の乗換希望情報が、通知された乗換希望情報のうちに存在する場合に、第1の乗換希望情報のユーザと第2の乗換希望情報のユーザのグループと、第1の乗換希望情報のユーザと第2の乗換希望情報のユーザとが、第1の乗換希望情報の所属ステーションと第2の乗換希望情報の所属ステーションとの間にあるステーションを乗換地点として、当該乗換地点で共用自動車を相互に乗り換える計画とを算定することを特徴とする共用自動車利用支援システム。
  3. 請求項1または2記載の共用自動車利用支援システムであって、
    前記乗換支援サーバは、当該乗換計画算定手段が算定した計画に従ってユーザが共用自動車を乗り換える乗換地点を、当該ユーザが利用している共用自動車の車載システムに目的地に設定する地点として通知する目的地設定手段を有し、
    前記車載システムは、前記乗換支援サーバから目的地に設定する地点として通知された地点を目的地として設定し、設定した目的地までの経路案内を行う経路案内手段を有することを特徴とする共用自動車利用支援システム。
  4. 請求項1または2記載の共用自動車利用支援システムであって、
    前記車載システムの乗換情報提示手段は、前記乗換の提案をユーザに提示すると共に、当該乗換の提案の受諾の有無をユーザから受け付けて、前記乗換支援サーバに通知し、
    前記乗換支援サーバの乗換情報通知手段は、前記乗換情報通知手段が乗換の提案を通知した車載システムの全てから乗換の提案の受諾を通知された場合に乗換の成立を示す乗換成立有無情報を、当該車載システムの全てから乗換の提案の受諾を通知されなかった場合に乗換の不成立を示す乗換成立有無情報を、前記乗換情報通知手段が乗換の提案を通知した各車載システムに通知し、
    前記車載システムの乗換情報提示手段は、前記乗換支援サーバから、通知された乗換成立有無情報が示す乗換の成立/不成立を、当該車載システムが搭載された共用自動車を利用しているユーザに提示することを特徴とする共用自動車利用支援システム。
  5. 各地に配置されたステーションからユーザによって借り出され、借り出されたステーションに返却される共用自動車の利用を支援する共用自動車利用支援システムであって、
    各ユーザによって使用されるユーザ端末と、
    各ユーザ端末と通信を介して接続可能な乗換支援サーバとを有し、
    各ユーザ端末は、
    当該ユーザ端末のユーザが利用予定の共用自動車の借り出し元のステーションである所属ステーションと、当該ユーザが共用自動車の利用を終了したい地点である利用終了地点とを当該ユーザの乗換希望情報として前記乗換支援サーバに通知する乗換希望情報通知手段と、
    乗換情報提示手段とを有し、
    前記乗換支援サーバは、
    各ユーザ端末から通知された各ユーザの乗換希望情報に基づいて、ユーザのグループであって、グループ内のユーザ間で共用自動車を乗り換えながら進行して、グループ内の各ユーザが当該ユーザの乗換希望情報が利用終了地点として示す地点の近くの、グループ内の他のユーザの乗換希望情報が所属ステーションとして示すステーションに、当該ステーションから借り出した共用自動車で到達する計画を策定可能なユーザのグループと、当該計画を算定する乗換計画算定手段と、
    前記乗換計画算定手段が前記計画を算定したグループの各ユーザのユーザ端末に、当該乗換計画算定手段が算定した計画に従った共用自動車の乗換の提案を通知する乗換情報通知手段とを有し、
    前記ユーザ端末の乗換情報提示手段は、前記乗換支援サーバから通知された乗換の提案を、当該ユーザ端末のユーザに提示することを特徴とする共用自動車利用支援システム。
  6. 請求項5記載の共用自動車利用支援システムであって、
    前記乗換計画算定手段は、通知された乗換希望情報のうちの第1の乗換希望情報が示す所属ステーションの近くの地点を利用終了地点とする第2の乗換希望情報であって、第1の乗換希望情報が示す利用終了地点近くのステーションを所属ステーションとする第2の乗換希望情報が、通知された乗換希望情報のうちに存在する場合に、第1の乗換希望情報のユーザと第2の乗換希望情報のユーザのグループと、第1の乗換希望情報のユーザと第2の乗換希望情報のユーザとが、第1の乗換希望情報の所属ステーションと第2の乗換希望情報の所属ステーションとの間にあるステーションを乗換地点として、当該乗換地点で共用自動車を相互に乗り換える計画とを算定することを特徴とする共用自動車利用支援システム。
  7. 請求項5または6記載の共用自動車利用支援システムであって、
    前記ユーザ端末の乗換情報提示手段は、前記乗換の提案をユーザに提示すると共に、当該乗換の提案の受諾の有無をユーザから受け付けて、前記乗換支援サーバに通知し、
    前記乗換支援サーバの乗換情報通知手段は、前記乗換情報通知手段が乗換の提案を通知したユーザ端末の全てから乗換の提案の受諾を通知された場合に乗換の成立を示す乗換成立有無情報を、当該ユーザ端末の全てから乗換の提案の受諾を通知されなかった場合に乗換の不成立を示す乗換成立有無情報を、前記乗換情報通知手段が乗換の提案を通知した各ユーザ端末に通知し、
    前記ユーザ端末の乗換情報提示手段は、前記乗換支援サーバから、通知された乗換成立有無情報が示す乗換の成立/不成立を、当該ユーザ端末のユーザに提示することを特徴とする共用自動車利用支援システム。
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