JP6914082B2 - ケーブル、固定具、保護具、および電気接続具 - Google Patents

ケーブル、固定具、保護具、および電気接続具 Download PDF

Info

Publication number
JP6914082B2
JP6914082B2 JP2017073104A JP2017073104A JP6914082B2 JP 6914082 B2 JP6914082 B2 JP 6914082B2 JP 2017073104 A JP2017073104 A JP 2017073104A JP 2017073104 A JP2017073104 A JP 2017073104A JP 6914082 B2 JP6914082 B2 JP 6914082B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
fixture
mounting portion
connector
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017073104A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018174109A (ja
Inventor
直樹 花岡
直樹 花岡
哲史 津村
哲史 津村
孝浩 瀧野
孝浩 瀧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Facilities Inc
Original Assignee
NTT Facilities Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Facilities Inc filed Critical NTT Facilities Inc
Priority to JP2017073104A priority Critical patent/JP6914082B2/ja
Publication of JP2018174109A publication Critical patent/JP2018174109A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6914082B2 publication Critical patent/JP6914082B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Description

本発明は、ケーブル、固定具、保護具、および電気接続具に関する。
筐体に収容された複数の装置に対して電力を供給する複数のケーブルが設けられる場合がある。また、ワイヤーハーネスを束ねる部材を利用して当該ワイヤーハーネスを取付対象物に固定するワイヤーハーネス用部材セットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のワイヤーハーネス用部材セットは、ワイヤーハーネスに巻き付けられるバンド部を有した保持部材と、前記保持部材に取り付けられ、ワイヤーハーネスが固定される取付対象物の取付穴に係止されるクリップ部とを有する。
特開2013−236474号公報
ところで、特許文献1に記載のワイヤーハーネス用部材セットでは、保持部材のバンド部をワイヤーハーネスに巻き付ける作業と、前記保持部材に対してクリップ部を取り付ける作業と、取付対象物の取付穴に前記クリップ部を係止する作業とが必要になる。このため、施工が煩雑になる可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、施工性の向上を図ることができるケーブル、固定具、保護具、および電気接続具を提供することを目的とする。
(1)本発明の一態様は、ケーブルであって、ケーブル本体と、前記ケーブル本体に設けられた固定具を備える。前記固定具は、それぞれ前記ケーブルの延伸方向に延びるとともに互いに異なる方向に向いた複数の面と、前記ケーブル本体が電気的に接続される装置を収容する筐体の取付部、前記筐体内に配置される支持部材の取付部、またはコンセントユニットの取付部に前記固定具を係止する係止部と、別のケーブルの固定具の係止部が係止される取付部と、を有する。前記係止部と、前記固定具の取付部とは、前記複数の面のなかで互いに異なる面に設けられるとともに、前記ケーブルの延伸方向で互いにずれた位置に配置されている。
(2)上記のケーブルにおいて、前記固定具は、前記ケーブル本体に固着されている。
(3)上記のケーブルにおいて、前記筐体の取付部、前記支持部材の取付部、または前記コンセントユニットの取付部は、前記筐体、前記支持部材、または前記コンセントユニットに設けられた固定穴であり、前記係止部は、前記固定穴に挿入される突起部、または前記固定穴に取り付けられる取付具に向けてねじが通されるねじ穴を有する。
)上記のケーブルにおいて、前記固定具の取付部は、前記筐体の取付部、前記支持部材の取付部、若しくはコンセントユニットの取付部と略同一形状の部分、または前記筐体の取付部、前記支持部材の取付部、若しくは前記コンセントユニットの取付部に取り付けられる取付具のねじ穴と略同一形状の部分を含む。
)上記のケーブルにおいて、前記ケーブル本体は、前記固定具の内部を通って延びて前記装置に電気的に接続される第1接続導体を含み、前記固定具は、前記第1接続導体に接続された第1電気部品を含む。
)上記のケーブルにおいて、前記第1電気部品は、前記第1接続導体に介挿されたヒューズである。
)上記のケーブルにおいて、前記固定具は、それぞれ前記ケーブルの延伸方向に延びるとともに互いに異なる方向に向いた複数の面を有し、前記係止部は、前記複数の面のなかで、前記第1電気部品に最も近い面とは異なる面に設けられている。
本発明の一態様は、ケーブルであって、ケーブル本体と、固定具とを備える。前記固定具は、前記ケーブル本体に設けられた固定具とを備える。前記ケーブル本体は、それぞれ前記固定具の内部を通って延びて装置に電気的に接続される第1接続導体および第2接続導体を含む。前記固定具は、前記第1接続導体に接続された第1電気部品と、前記第2接続導体に接続された第2電気部品を含む。前記固定具は、それぞれ前記ケーブルの延伸方向に延びるとともに互いに異なる方向に向いた複数の面と、前記ケーブル本体が電気的に接続される前記装置を収容する筐体の取付部、前記筐体内に配置される支持部材の取付部、またはコンセントユニットの取付部に前記固定具を係止する係止部と、別のケーブルの固定具の係止部が係止される取付部と、を有する。前記係止部は、前記複数の面のなかで、前記第1電気部品に最も近い面とは異なる面に設けられている。前記固定具の取付部は、前記複数の面のなかで、前記第2電気部品に最も近い面とは異なる面に設けられている。
)上記のケーブルにおいて、前記第1電気部品および前記第2電気部品は、前記ケーブルの延伸方向および前記直交方向のそれぞれで互いにずれた位置に配置され、前記係止部は、前記直交方向で前記第1電気部品と並ぶとともに、前記ケーブルの延伸方向で前記第2電気部品とは異なる位置に配置されている。
10)上記のケーブルにおいて、前記固定具の取付部は、前記直交方向で前記第2電気部品と並ぶとともに、前記ケーブルの延伸方向で前記第1電気部品とは異なる位置に配置されている。
11)上記のケーブルにおいて、前記固定具は、別のケーブルの固定具の係止部が係止される取付部を前記複数の面のうち2以上の面にそれぞれ有する。
12)上記のケーブルにおいて、前記固定具は、前記ケーブル本体の途中に設けられている。
13)上記のケーブルにおいて、前記固定具は、前記ケーブル本体の端部に設けられたコネクタと一体に形成されている。
14)本発明の一態様は、固定具であって、保持部と、係止部と、別の固定具の係止部が係止可能な取付部とを備える。前記保持部は、コード部と、電気部品が設けられて前記コード部よりも外形が太い機能部とを含むケーブルの前記機能部を保持する。前記係止部は、前記ケーブルが電気的に接続される装置を収容する筐体の取付部、前記筐体内に配置される支持部材の取付部、またはコンセントユニットの取付部に前記保持部を係止する。前記保持部は、それぞれ前記コード部の延伸方向に延びるとともに互いに異なる方向に向いた複数の面を有する。前記係止部と、前記固定具の取付部とは、前記複数の面のなかで互いに異なる面に設けられるとともに、前記コード部の延伸方向で互いにずれた位置に配置されている。
15)本発明の一態様は、保護具であって、保持部と、係止部と、別の保護具の係止部が係止可能な取付部とを備える。前記保持部は、第1ケーブルの第1コネクタと、第2ケーブルの第2コネクタとが離れないように前記第1コネクタと前記第2コネクタとを保持する。前記係止部は、前記第1ケーブルが電気的に接続される装置を収容する筐体の取付部、前記筐体内に配置される支持部材の取付部、またはコンセントユニットの取付部に前記保持部を係止する。前記保持部は、前記第1ケーブルの延伸方向とは略直交した方向で、前記第1ケーブルに対して互いに異なる方向に位置した複数の面を有する。前記係止部と、前記保護具の取付部とは、前記複数の面のなかで互いに異なる面に設けられるとともに、前記第1ケーブルの延伸方向で互いにずれた位置に配置されている。
16)本発明の一態様は、第1ケーブルの第1コネクタと、第2ケーブルの第2コネクタとが離れないように前記第1コネクタと前記第2コネクタとを保持する保護具であって、前記第1コネクタは、前記第1ケーブルが電気的に接続される装置を収容する筐体の取付部、前記筐体内に配置される支持部材の取付部、またはコンセントユニットの取付部に係止される係止部と、別の第1コネクタの係止部が係止可能な取付部と、有する。前記保護具は、前記第1ケーブルの延伸方向とは略直交した方向で、前記第1ケーブルに対して互いに異なる方向に位置した複数の面を有する。前記係止部と、前記第1コネクタの前記取付部とは、前記複数の面のなかで互いに異なる面に設けられるとともに、前記第1ケーブルの延伸方向で互いにずれた位置に配置されている。前記保護具は、前記係止部および前記第1コネクタの取付部を外れた位置で、前記第1コネクタと前記第2コネクタとを保持する。
17)本発明の一態様は、電気接続具であって、接続部と、係止部と、別の電気接続部の係止部が係止可能な取付部とを備える。前記接続部は、第1ケーブルの第1コネクタと第2ケーブルの第2コネクタとが接続される。前記係止部は、前記第1ケーブルが電気的に接続される装置を収容する筐体の取付部、前記筐体内に配置される支持部材の取付部、またはコンセントユニットの取付部に前記接続部を係止する。前記接続部は、前記第1ケーブルの延伸方向とは略直交した方向で、前記第1ケーブルに対して互いに異なる方向に位置した複数の面を有する。前記係止部と、前記電気接続具の取付部とは、前記複数の面のなかで互いに異なる面に設けられるとともに、前記第1ケーブルの延伸方向で互いにずれた位置に配置されている
(18)本発明の一態様は、ケーブルであって、ケーブル本体と、前記ケーブル本体に設けられた固定具とを備える。前記固定具は、前記ケーブル本体が電気的に接続される装置を収容する筐体の取付部、前記筐体内に配置される支持部材の取付部、またはコンセントユニットの取付部に前記固定具を係止する係止部と、別のケーブルの固定具の係止部が係止される取付部とを有する。前記ケーブル本体は、それぞれ前記固定具の内部を通って延びて前記装置に電気的に接続される3つの接続導体であって、前記ケーブルの中心からの各接続導体の中心までの距離が略等距離になるように配置された3つの接続導体を有する。前記固定具は、前記ケーブルの延伸方向とは略直交した断面において、それぞれ前記3つの接続導体のなかで2つの接続導体に近いとともに当該2つの接続導体が並ぶ方向に延びた3つの平面を含む3角形状または6角形状に形成されている。前記3つの平面のうち1つの平面に前記係止部が設けられている。前記3つの平面のうち残りの2つの平面それぞれに前記取付部が設けられている。
本発明によれば、施工性の向上を図ることができるケーブル、固定具、保護具、および電気接続具を提供することができる。
第1の実施形態の給電システムの一例を示す斜視図である。 第1の実施形態のケーブルを用いた配線構造の一例を示す図である。 第1の実施形態のケーブルの一部を示す斜視図である。 第1の実施形態のケーブルの一部の内部構成を示す斜視図である。 第1の実施形態のケーブルを示す断面図である。 第1の実施形態のケーブルの電気的な接続関係を示す接続図である。 図3中に示されたケーブルのF7−F7線に沿う断面図である。 第1の実施形態の筐体の内部の一例を示す斜視図である。 第1の実施形態の支持部材およびケーブルを示す斜視図である。 第1の実施形態の固定具を利用したケーブルの固定方法を示す断面図である。 第1の実施形態の第1変形例のケーブルを示す断面図である。 第1の実施形態の第2変形例のケーブルを示す断面図である。 第2の実施形態のケーブルの一部を示す断面図である。 第3の実施形態のケーブルの一部を示す図である。 第3の実施形態のケーブルを示す断面図である。 第3の実施形態の固定具を利用したケーブルの固定方法の一例を示す断面図である。 第3の実施形態の変形例のケーブルを示す断面図である。 第4の実施形態のケーブルを示す斜視図である。 第5の実施形態のケーブルおよび固定具を示す図である。 第6の実施形態のケーブルおよび保護具を示す図である。 第7の実施形態のケーブルおよび保護具を示す図である。 第8の実施形態のケーブルおよび電気接続具を示す図である。 全ての実施形態の係止部および取付部の第1変形例を示す斜視図である。 全ての実施形態の係止部および取付部の第2変形例を示す斜視図である。
以下、実施形態のケーブル、固定具、保護具、および電気接続具について説明する。なお以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態のケーブル14が利用される給電システム1の一例について説明する。なお、給電システム1の構成は、後述する全ての実施形態(例えば、固定具90、保護具100、保護具110、および電気接続具120が利用される給電システム)でも例えば共通である。
図1は、本実施形態のケーブル14が利用される給電システム1の一例を示す斜視図である。図1に示すように、給電システム1は、例えば、電源装置11と、複数の負荷12と、コンセントユニット13と、複数のケーブル14と、筐体15とを含む。
電源装置11は、例えば、複数の負荷12に直流電力を供給する直流電源装置である。電源装置11は、電源PSから供給される交流電力を直流電力に変換する整流装置でもよく、電源PSから供給される電力を所定の電力に変換するコンバータでもよい。
負荷12は、例えば、電源装置11から供給される直流電力により機能する。負荷12は、「装置」の一例である。負荷12は、サーバ装置または通信機器などであるが、これらに限定されない。複数の負荷12は、例えば、共通の筐体15に収容されている。
コンセントユニット13は、複数の接続ポート21a(図2参照)が設けられたポート部(コンセント本体)21と、ポート部21を電源装置11に電気的に接続するための電源コード22とを有する。なお、コンセントユニット13は、電源コード22に代えて、電源装置11に電気的に接続されるための端子を有してもよい。また、電源装置11と筐体15との間の電路には、分電盤などが設けられてもよい。
ケーブル14は、コンセントユニット13の接続ポート21aに接続される。ケーブル14は、コンセントユニット13と負荷12とを電気的に接続し、電源装置11からの電力を負荷12に供給する。
筐体15は、複数の負荷12、コンセントユニット13のポート部21、および複数のケーブル14を収容する。なお、筐体15に収容される負荷12の数、コンセントユニット13の数、およびケーブル14の数は、図示した例に限定されず、それぞれ任意に決めることができる。
次に、本実施形態のケーブル14について説明する。
図2は、本実施形態のケーブル14を用いた筐体15内の配線構造の一例を示す図である。図2に示すように、コンセントユニット13は、電源装置11など外部電源から供給される電力をコンセントユニット13の内部回路によって複数の接続ポート21aに分配する。複数の接続ポート21aは、例えば、互いに同じ形状のコネクタが接続可能な形状を有する。「同じ形状のコネクタ」とは、端子の位置および配列が互いに同じコネクタを意味する。
ケーブル14は、例えば、第1コネクタ31、第2コネクタ32、およびコード部33を有する。第1コネクタ31は、コンセントユニット13の接続ポート21aに着脱可能に接続される。第2コネクタ32は、負荷12に設けられた不図示のコネクタに着脱可能に接続される。コード部33は、第1コネクタ31と第2コネクタ32との間を延びており、第1コネクタ31と第2コネクタ32とを電気的に接続する。本実施形態では、第1コネクタ31、第2コネクタ32、およびコード部33を合わせて「ケーブル本体」と称する。
また、本実施形態のケーブル14は、所望の電気的機能が付加された機能ケーブルである。本実施形態では、ケーブル14は、例えばコード部33の途中に設けられた機能部(機能付加部)35を有する。機能部35は、ケーブル14に付加される所望の機能を実現するための任意の電気部品(電気機能素子)を含む。機能部35は、コード部33よりも外形が太い(周囲長が長い)。すなわち、機能部35は、ケーブル14の延伸方向Xとは略直交する方向Yに沿う断面積がコード部33よりも大きい(図3参照)。なお以下では、「ケーブル14の延伸方向X」を、単に「ケーブル延伸方向X」と称する。また、「ケーブル14の延伸方向Xとは略直交する方向Y」を、単に「直交方向Y」と称する。
次に、ケーブル14の機能部35について詳しく説明する。
図3は、ケーブル14の一部を示す斜視図である。図4は、ケーブル14の一部の内部構成を示す斜視図である。図5は、ケーブル14を示す断面図である。図6は、ケーブル14の電気的な接続関係を示す接続図である。図7は、図3中に示されたケーブル14のF7−F7線に沿う断面図である。
コード部33は、例えば、第1コネクタ31の端子と第2コネクタ31の端子とをそれぞれ接続するための3芯以上の接続導体と、接続導体を保護する絶縁部材(被膜材)42とを有する。3芯の接続導体は、例えば、接続導体H(第1接続導体)と、接続導体C(第2接続導体)と、接続導体G(第3接続導体)とである。接続導体Hには、電源側から正極が印加される。接続導体Cには、電源側から負極が印加される。接続導体Gは、接地される。なお、以下の説明において、接続導体H、接続導体C、および接続導体Gを互いに区別しない場合には、「接続導体41」と称する。
接続導体41は、第1コネクタ31と第2コネクタ32とを接続するように、機能部35の内部を通ってコード部33の略全長に延びている。接続導体41は、第2コネクタ32を介して負荷12に電気的に接続される。例えば、接続導体41は、負荷12の消費電力に適合するように太さや材質などが決められている。
本実施形態では、機能部35は、コード部33に対してケーブル延伸方向Xに移動しないように、コード部33に固着されている。機能部35は、例えば、第1電気部品(第1電気機能素子)51と、第2電気部品(第2電気機能素子)52と、保護部53とを有する。
本実施形態では、第1電気部品51は、接続導体Hに接続された第1ヒューズである。第2電気部品52は、接続導体Cに接続された第2ヒューズである。なお、以下の説明では、理解容易のため、「第1電気部品51」を「第1ヒューズ51」、「第2電気部品52」を「第2ヒューズ52」とそれぞれ称する。ただし、第1電気部品51および第2電気部品52は、ヒューズに限定されない。第1電気部品51および第2電気部品52の別の例は、後述する。
第1ヒューズ51および第2ヒューズ52は、例えば、電流遮断特性が互いに同じタイプである。第1ヒューズ51および第2ヒューズ52の電流遮断特性の許容電流値は、負荷12の消費電力に適合し、かつ、ケーブル14の許容過電流特性に適合する。第1ヒューズ51は、接続導体Hに介挿されている。第1ヒューズ51は、接続導体Hに過電流が流れることにより接続導体Hの導通を遮断する。第2ヒューズ52は、接続導体Cに介挿されている。第2ヒューズ52は、接続導体Cに過電流が流れることにより接続導体Cの導通を遮断する。
第1ヒューズ51および第2ヒューズ52は、例えば、コード部33の絶縁部材42の外径よりも細い径の円筒状のガラス材50aで保護されている。ガラス材50aの外径は、接続導体41の外径よりも太い。このため、第1ヒューズ51および第2ヒューズ52の各々は、直交方向Yに沿う断面積が接続導体41よりも大きい。すなわち、第1ヒューズ51は、直交方向Yに沿う断面積が、接続導体H、接続導体C、および接続導体Gの各々よりも大きい。また、第2ヒューズ52は、直交方向Yに沿う断面積が、接続導体H、接続導体C、および接続導体Gの各々よりも大きい。
各ヒューズ51,52のガラス材50aの軸方向の両端部には、各ヒューズ51,52の端子がそれぞれ設けられている。各ヒューズ51,52の端子には、ガラス材50aの軸方向を接続導体41の延伸方向とを略一致させるようにして、対応する接続導体41が接続される。この接続方法としては、溶接、カシメなどの方法により、各ヒューズ51,52と各接続導体41とを直接的に接続する各種方法が選択されてもよいし、各ヒューズ51,52と各接続導体41とを別の接続素子を介して間接的に接続する方法が選択されてもよい。間接的に接続する方法の一例は、いわゆるヒューズホルダーが前記接続素子として用いられる方法である。
第1ヒューズ51および第2ヒューズ52は、ケーブル延伸方向Xで互いに異なる位置(互いにずれた位置)に配置されている。例えば、第1ヒューズ51および第2ヒューズ52は、直交方向Yで互いに重ならないように、ケーブル延伸方向Xで離れた位置に配置されている。すなわち、第1ヒューズ51は、直交方向Yで、接続導体Cおよび接続導体Gと並ぶ。第2ヒューズ52は、直交方向Yで、接続導体Hおよび接続導体Gと並ぶ。本実施形態では、第1ヒューズ51および第2ヒューズ52は、ケーブル延伸方向Xで、距離xほど離間して配置される。距離xは、第1ヒューズ51の端子と接続導体Hとの接続部が、第2ヒューズ52の端子と接続導体Cとの接続部に対して、所望の電圧で電気的な絶縁が保たれるように決定される。また、第1ヒューズ51および第2ヒューズ52は、互いに異なる接続導体41に接続されることで、直交方向Yで互いにずれた位置に配置されている。
保護部53は、外力から第1ヒューズ51および第2ヒューズ52を保護するための部分である。保護部53は、第1ヒューズ51、第2ヒューズ52、および機能部35の内部に延びた3芯の接続導体41を一体に覆う絶縁部である。保護部53は、例えば、絶縁性の樹脂材料により形成されたモールド部である。保護部53の一例は、硬質材料で形成され、外力が作用した場合でも変形しない。ただし、保護部53は、上記例に限定されない。保護部53の一部または全部は、例えばゴム材料のような弾性体で形成され、外力が作用した場合に所定の許容範囲内で変形してもよい。保護部53は、第1ヒューズ51と第2ヒューズ52との間に、線間絶縁部を有してもよい。線間絶縁部は、第1ヒューズ51と第2ヒューズ52との間を電気的に絶縁する。
図5は、ケーブル14の複数の位置の断面を示す断面図である。
図5(a)は、図4中のS−S’線に沿う断面図である。図5(a)は、第1ヒューズ51および第2ヒューズ52が配置されていない位置であって、接続導体41がコード部33の絶縁部材42に覆われている位置を代表するものである。図5(a)に示すように、接続導体Hと、接続導体Cと、接続導体Gとは、ケーブル14の中心(軸心)Pから各接続導体41の中心までの距離が略等距離になるように配置され、これらを保護する絶縁部材42に覆われている。
図5(b)は、図4中のT−T’線に沿う断面図である。図5(b)は、第1ヒューズ51が配置された位置を代表するものである。図5(b)に示されるように、ケーブル14は、図5(a)の接続導体Hに代えて、第1ヒューズ51と、接続導体Cと、接続導体Gとが、ケーブル14の中心Pを基準に対称になるように配置され、これらを保護する保護部53に覆われている。なお、第1ヒューズ51の内部の記載を省略する。
図5(c)は、図4中のU−U’線に沿う断面図である。図5(c)は、第2ヒューズ52が配置された位置を代表するものである。図5(c)に示されるように、ケーブル14は、図5(a)の接続導体Cに代えて、第2ヒューズ52と、接続導体Hと、接続導体Gとが、ケーブル14の中心Pを基準に対称になるように配置され、これらを保護する保護部53に覆われている。なお、第2ヒューズ52の内部の記載を省略する。
複数の接続導体41のうち、例えば、第1ヒューズ51が配置された位置における接続導体H以外の接続導体Cおよび接続導体Gについては、切断されずにそのまま利用されてもよい。同様に、複数の接続導体41のうち、第2ヒューズ52が配置された位置における接続導体C以外の接続導体Hおよび接続導体Gについては、切断せずにそのまま利用されてもよい。これらの場合、第1ヒューズ51が配置された位置において、第1ヒューズ51が接続されていない2芯の接続導体41の径は、ヒューズ51,52が配置されていない部分の接続導体41の径と同じになる。同様に、第2ヒューズ52が配置された位置において、第2ヒューズ52が接続されていない2芯の接続導体41の径は、ヒューズ51,52が配置されていない部分の接続導体41の径と同じになる。
次に、本実施形態の機能部35の固定具としての機能について説明する。
本実施形態の機能部35は、ケーブル14に所望の電気的機能を付加する機能部であるとともに、筐体15または筐体15内に配置される支持部材60に対してケーブル14を固定する固定具として機能する。言い換えると、複数のヒューズ51,52を保護するための保護部53が利用されてケーブル14を固定する固定具が形成されている。以下、固定具としての機能部35について説明する。なお以下の説明では、理解容易のため、「機能部35」を「固定具35」と称し、「保護部53」を「固定具本体53」と称する。なお、本願でいう「固定具」とは、固定または取り付けのために用いられる部材を広く意味する。例えば、「固定具」とは、他の部材(例えば、ねじやその他の留め具)と組み合わされることで固定機能を発揮するものも含む。このため、「固定具」は、「固定用部材」または「取付用部材」のような別の表現で称されてもよい。
図3に示すように、固定具35は、固定具本体53と、係止部70とを有する。
固定具本体53は、例えば、直方体状に形成されている。固定具本体53は、第1面部S1と、第2面部S2とを有する。第1面部S1および第2面部S2は、ケーブル14の中心Pに対して互いに反対側に位置する(図5参照)。第1面部S1および第2面部S2は、互いに略平行に、ケーブル延伸方向Xに延びている。図5に示すように、接続導体Hおよび第1ヒューズ51は、第1面部S1に対してよりも、第2面部S2の近くに位置する。一方で、接続導体C、接続導体G、および第2ヒューズ52は、第2面部S2に対してよりも、第1面部S1の近くに位置する。本実施形態では、第1面部S1は、接続導体Cおよび接続導体Gが並ぶ方向と略平行に広がる。
また、図3に示すように、固定具本体53は、第1部分53aと、第2部分53bとを含む。第1部分53aは、固定具本体53のなかで、第1ヒューズ51を覆う部分である。第1部分53aは、直交方向Yで第1ヒューズ51と並ぶ。一方で、第2部分53bは、固定具本体53のなかで、第2ヒューズ52を覆う部分である。第2部分53bは、直交方向Yで第2ヒューズ52と並ぶ。
次に、係止部70について説明する。
図8は、筐体15の内部の一例を示す斜視図である。図8に示すように、筐体15の内部には、1つ以上の支持部材60が配置されている。支持部材60は、例えば、鉛直方向に延びた支柱である。支持部材60は、負荷12を支持する支持部材でもよいし、負荷12とは異なる別の部材(例えば、ケーブル14など負荷12の付属部品)を支持する支持部材でもよい。
図9は、支持部材60およびケーブル14を示す斜視図である。図9に示すように、支持部材60は、複数の取付部61を有する。複数の取付部61は、支持部材60の長手方向(例えば、鉛直方向)に沿って、所定の間隔(例えば間隔L1)で配置されている。支持部材60は、例えば、前壁63と、前壁63の両側端部から前壁63に対して折れ曲がった第1側壁64および第2側壁65(図16参照)を有する。取付部61は、例えば、支持部材60の前壁63を貫通した固定穴である。固定穴は、例えば、四角形状に形成されている。ただし、固定穴の形状は、上記例に限定されない。固定穴は、円形状や楕円形状でもよいし、四角形以外の多角形状でもよいし、その他の形状でもよい。また、固定穴は、貫通穴でもよいし、凹部のような有底の穴でもよい。
また、コンセントユニット13のポート部21は、当該ポート部21を略鉛直方向にして筐体15の内側に配置されている。複数のポート21aは、ポート部21の長手方向(例えば、略鉛直方向)に沿って、所定の間隔(例えば間隔L2)で配置されている。間隔L2は、間隔L1と同じでもよく、異なってもよい。
係止部70は、支持部材60の取付部61に、固定具35を係止するための部材である。本願でいう「係止」とは、要素Aと要素Bとが特定の関係(位置関係)を満たした場合に、一方の要素が他方の要素の少なくとも一方向の動きを停止させることを意味する。また、本願でいう「係止」とは、例えば、要素Aが要素Bに直接に接することで要素Aが要素Bに対して係止される場合に限定されず、要素Aが別部材を介して要素Bに関係することで、要素Aと要素Bとが接しない状態で要素Aが要素Bに対して係止される場合も含む。例えば、図23および図24を用いて後述するように、本願でいう「係止」とは、別部材であるねじなどによって固定具35が支持部材60に固定される場合なども含む。このため、係止部70は、「固定部」と称されてもよい。
図7に示すように、本実施形態では係止部70は、固定具本体53に設けられている。、係止部70は、例えば、固定具本体53に埋め込まれた基部71と、固定具本体53の外部に突出した突起部72とを有する。突起部72は、固定具本体53から直交方向Yに沿って突出した第1部分72aと、第1部分72aの先端から折れ曲がった第2部分72bとを有する。第2部分72bは、当該第2部分72bと固定具本体53との間に隙間を空けて、例えばケーブル延伸方向Xに延びている。
係止部70は、支持部材60の取付部61に係止部70の突起部72が挿入されて突起部72の第2部分72bが支持部材60の前壁63の裏面に引っ掛かることで、支持部材60から外れなくなる。これにより、係止部70は、支持部材60に対して固定具35を係止する。その結果、ケーブル14が支持部材60に対して固定される。本実施形態では、複数のケーブル14の各々は、上記の係止部70を有した固定具35を備えている。複数のケーブル14の係止部70は、互いに同じ形状を有する。
次に、固定具本体53に設けられた取付部80について説明する。
取付部80は、複数のケーブル14に含まれる別のケーブル14の固定具35の係止部70を係止するための部分である。例えば、取付部80は、別のケーブル14の固定具35の係止部70が挿入される固定穴である。本実施形態では、取付部80は、第1部分80aと、第2部分80bとを有する。
第1部分80aは、直交方向Yで固定具本体53の外部に開口している。第1部分80aは、直交方向Yに沿って見た場合、支持部材60の取付部61と略同一形状を有する。すなわち、本実施形態では、第1部分80aは、四角形状に形成されている。ただし、第1部分80aの形状は、支持部材60の取付部61の形状に合わせて、円形状や楕円形状でもよいし、四角形以外の多角形状でもよいし、その他の形状でもよい。また、固定穴は、貫通穴でもよいし、凹部のような有底の穴でもよい。
第2部分80bは、第1部分80aのなかで固定具本体53の内側に奥まった部分から、例えばケーブル延伸方向Xに延びている。第2部分80bが第1部分80aから延びた方向は、係止部70の第2部分72bが第1部分72aから延びた方向と同じ方向である。第2部分80bと固定具本体53の表面との間には、固定具本体53の一部である壁部83が存在する。複数のケーブル14の固定具35の各々は、上記取付部80を有する。複数のケーブル14の取付部80は、互いに同じ形状を有する。
図10は、本実施形態の固定具35を利用したケーブル14の固定方法を示す断面図である。図10に示すように、本実施形態では、別のケーブル14の固定具35の係止部70は、固定具本体53の取付部80に挿入され、係止部70の第2部分72bが取付部80の第2部分80bに入って壁部83の裏面に引っ掛かることで、固定具本体53から外れなくなる。これにより、別のケーブル14の固定具35の係止部70は、固定具本体53に対して前記別のケーブル14の固定具35を係止する。その結果、別のケーブル14が固定具本体53に対して固定される。以上のような固定方法が繰り返されることで、複数(例えば3つ以上)のケーブル14の固定具35は、順に積み重ねられて固定可能である。
また、図10に示すように、固定具35の係止部70および取付部80は、複数のケーブル14の固定具35が順に積み重ねられたとき、複数の固定具35が距離L3ずつ互いにずれるように配置されている。距離L3は、例えば、コンセントユニット13の複数のポート21aが配置された間隔L2および支持部材60の複数の取付部61が配置された間隔L1の少なくとも一方と略同じである。例えば、距離L3が複数のポート21aが配置された間隔L2と略同じであると、各ケーブル14の固定具35と、対応するコンセントユニット13のポート21aとの間の距離(言い換える、各固定具35とポート21aとの間のケーブル14の長さ)が複数のケーブル14において互いに略同じとなる。これにより、複数のケーブル14は、撓みにくい、または撓み量が互いに同じになる。このため、施工性を高めることができる。
次に、係止部70および取付部80の配置位置について説明する。
図7に示すように、係止部70は、固定具本体53の第1部分53aのなかで、第1面部S1に設けられている。すなわち、係止部70は、直交方向Yで第1ヒューズ51と並ぶ。係止部70は、接続導体Cの少なくとも一部に対して、第1ヒューズ51とは反対側に位置する(図5(b)参照)。また、係止部70は、ケーブル延伸方向Xで第2ヒューズ52とは異なる位置に配置されている。すなわち、係止部70は、直交方向Yで第2ヒューズ52とは並ばない。
別の観点で見ると、固定具35は、それぞれケーブル延伸方向Xに延びるとともに互いに異なる方向に向いた複数の面を有する。係止部70は、前記複数の面のなかで、第1ヒューズ51に最も近い面(第2面部S2)とは異なる面(第1面部S1)に設けられている。言い換えると、本実施形態では、係止部70は、第1ヒューズ51と第2ヒューズ52との配置位置が直交方向Yで異なることに起因して存在する固定具本体53のなかでスペース的に比較的余裕がある領域に設けられている。
一方で、取付部80は、固定具本体53の第2部分53bのなかで、第2面部S2に設けられている。すなわち、取付部80は、直交方向Yで第2ヒューズ52と並ぶ。取付部80は、接続導体Hの少なくとも一部に対して、第2ヒューズ52とは反対側に位置する(図5(c)参照)。また、取付部80は、ケーブル延伸方向Xで第1ヒューズ51とは異なる位置に配置されている。すなわち、取付部80は、直交方向Yで第1ヒューズ51とは並ばない。
別の観点で見ると、取付部80は、前記複数の面のなかで、第2ヒューズ52に最も近い面(第1面部S1、または側面部)とは異なる面(第2面部S2)に設けられている。言い換えると、本実施形態では、取付部80は、第1ヒューズ51と第2ヒューズ52との配置位置が直交方向Yで異なることに起因して存在する固定具本体53のなかでスペース的に比較的余裕がある領域に設けられている。
以上のような構成によれば、施工性の向上を図ることができるケーブル14を提供することができる。すなわち、本実施形態のケーブル14は、固定具35を有する。固定具35は、筐体15内に配置される支持部材60の取付部61に固定具35を係止する係止部70を有する。このような構成によれば、固定具35の係止部70を支持部材60の取付部61に取り付ける簡単な作業で、支持部材60に対してケーブル14を固定することができる。これにより、施工性を高めることができる。
本実施形態では、固定具35は、コード部33に固着されている。このような構成によれば、コード部33に対して固定具35を取り付ける作業が必要でなく、また、コード部33に対してケーブル延伸方向Xに固定具35が意図せず移動することを避けることができる。これにより、施工性をさらに高めることができる。
本実施形態では、支持部材60の取付部61は、固定穴である。係止部70は、前記固定穴に挿入される突起部72を有する。このような構成によれば、支持部材60の固定穴に係止部70の突起部72を挿入する簡単な作業で支持部材60の取付部61に係止部70を取り付けることができる。これにより、施工性をさらに高めることができる。
本実施形態では、固定具35は、別のケーブルの固定具35の係止部70が係止される取付部80を有する。このような構成によれば、複数の固定具35を積み重ねて固定することができる。これにより、支持部材60の取付部61の数が不足する場合や、複数の固定具35を略同じ位置(例えば、略同じ高さ)に固定したい場合でも対応可能になる。これにより、施工性をさらに高めることができる。
本実施形態では、固定具35は、接続導体Hに接続された第1ヒューズ51を含む。このような構成によれば、固定具35を利用して第1ヒューズ51を収容し、ケーブル14に所望の機能を付与することができる。また別の観点で見ると、本実施形態によれば、ケーブル14に所望の機能を付与するために設けられた機能部35の保護部53が利用されて、支持部材60の取付部61に固定可能な固定具35が実現されている。
本実施形態では、第1ヒューズ51は、直交方向Yで接続導体Cと並ぶとともに、直交方向Yに沿う断面積が接続導体Cよりも大きい。係止部70は、接続導体Cの少なくとも一部に対して第1ヒューズ51とは反対側に配置されている。このような構成によれば、固定具35のなかでスペース的に比較的余裕がある領域を利用して係止部70を設けることができる。これにより、固定具35の小型化(薄型化)を図ることができる。
本実施形態では、固定具35は、接続導体Cに接続された第2ヒューズ52を含む。第2ヒューズ52は、直交方向Yで接続導体Hと並ぶとともに、直交方向Yに沿う断面積が接続導体Hよりも大きい。固定具35の取付部80は、接続導体Hの少なくとも一部に対して第2ヒューズ52とは反対側に配置されている。このような構成によれば、固定具35のなかでスペース的に比較的余裕がある領域を利用して取付部80を設けることができる。これにより、固定具35の小型化(薄型化)を図ることができる。
以上、第1の実施形態として、筐体15内に配置された支持部材60の取付部61に固定具35の係止部70が取り付けられる例について説明した。ただし、取付部61は、支持部材60に代えて、筐体15に設けられてもよい(図9参照)。この場合、取付部61は、例えば、筐体15の内壁面に開口した固定穴である。この場合、取付部61は、例えば上述した固定具35の取付部80と同様の形状を有してもよい。固定具35の係止部70は、筐体15に設けられた取付部61に挿入されて、筐体15に対して固定具35を係止してもよい。これは以下の全ての実施形態および変形例でも同様である。すなわち、以下の全ての実施形態および変形例において、支持部材60の取付部61は、筐体15の取付部61と読み替えられてもよい。
また、取付部61は、支持部材60および筐体15に代えて、コンセントユニット13に設けられてもよい。例えば、コンセントユニット13のポート部21は、筐体15内で任意の高さに配置されている。コンセントユニット13は、ポート部21の外郭を形成するコンセントケース13aを有する。取付部61は、コンセントケース13aに設けられてもよい(図9参照)。この場合、取付部61は、例えば、コンセントケース13aに設けられた固定穴である。この場合、取付部61は、例えば上述した固定具35の取付部80と同様の形状を有してもよい。固定具35の係止部70は、コンセントケース13aに設けられた取付部61に挿入されて、コンセントケース13aに対して固定具35を係止してもよい。これは以下の全ての実施形態および変形例でも同様である。すなわち、以下の全ての実施形態および変形例において、支持部材60の取付部61は、コンセントユニット13の取付部61と読み替えられてもよい。なお、本願でいう「コンセントユニット」とは、ケースと、ケースに収容された端子とを有して電源プラグを受けることができるものを広く意味し、特定の機能や形状のものに限定されない。
次に、本実施形態のいくつかの変形例について説明する。なお、以下に説明する変形例は、以下の全ての実施形態と組み合わせて適用可能である。
図11は、第1変形例のケーブル14を示す断面図である。図11に示すように、本変形例では、接続導体41、第1ヒューズ51、および第2ヒューズ52に対する係止部70および取付部80の位置が第1の実施形態とは異なる。
上述した第1の実施形態では、第1面部S1および係止部70は、第1ヒューズ51に比べて接続導体Cおよび接続導体Gの近くに位置するとともに、接続導体Cおよび接続導体Gの両方に対して略等距離に位置する。また、上述した第1の実施形態では、第2面部S2および取付部80は、接続導体Gおよび第2ヒューズ52に比べて接続導体Hの近くに位置する。これに対して、本変形例では、第1面部S1および係止部70は、接続導体Gおよび第1ヒューズ51に比べて接続導体Cの近くに位置する。一方で、第2面部S2および取付部80は、第2ヒューズ52に比べて接続導体Gおよび接続導体Hの近くに位置するとともに、接続導体Gおよび接続導体Hの両方に対して略等距離に位置する。このような構成でも、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
図12は、第2変形例のケーブル14を示す断面図である。図12に示すように、本変形例では、接続導体Gおよび第2ヒューズ52に対する取付部80の位置が第1の実施形態とは異なる。
上述した第1の実施形態では、第1面部S1および係止部70は、第1ヒューズ51に比べて接続導体Cおよび接続導体Gの近くに位置するとともに、接続導体Cおよび接続導体Gの両方に対して略等距離に位置する。また、上述した第1の実施形態では、第2面部S2および取付部80は、接続導体Gおよび第2ヒューズ52に比べて接続導体Hの近くに位置する。これに対して、本変形例では、機能部35の内部でコード部33が捩られており、接続導体H,接続導体C,接続導体Gの位置が第1部分53aと第2部分53bとで異なる。そして、本変形例では、第1面部S1および係止部70は、第1の実施形態と同様に、第1ヒューズ51に比べて接続導体Cおよび接続導体Gの近くに位置するとともに、接続導体Cおよび接続導体Gの両方に対して略等距離に位置する。また、本変形例では、第2面部S2および取付部80は、第2ヒューズ52に比べて接続導体Gおよび接続導体Hの近くに位置するとともに、接続導体Gおよび接続導体Hの両方に対して略等距離に位置する。このような構成によれば、第1の実施形態と同様の効果を奏することができるとともに、第1の実施形態に比べて固定具35のさらなる小型化を図ることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態のケーブル14について説明する。本実施形態は、固定具本体53に段差部53cが設けられた点で、第1の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図13は、本実施形態のケーブル14の一部を示す断面図である。図13に示すように、本実施形態では、固定具本体53の第2面部S2は、固定具本体53の第1部分53aと第2部分53bとの間に段差部53cを有する。これにより、第2部分53bは、直交方向Yにおいて、第1部分53aよりも薄く形成されている。言い換えると、段差部53cが設けられることで、第2ヒューズ52と第2面部S2との間のスペース的に比較的余裕がある領域が、第1の実施形態に比べて薄く形成されている。
このような構成によれば、第1の実施形態と同様の効果を奏することができるとともに、第1の実施形態に比べて固定具35のさらなる小型化を図ることができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態のケーブル14について説明する。本実施形態は、固定具本体53が六角柱状に形成された点で、第1の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図14は、本実施形態のケーブル14の一部を示す図である。図14に示すように、本実施形態では、固定具本体53は、六角柱状に形成されている。固定具本体53は、第1から第6の面部S1,S2,S3,S4,S5,S6を有する。第1から第6の面部S1,S2,S3,S4,S5,S6は、互いに異なる方向に向いた面を有する。
第1面部S1には、複数の係止部70が設けられている。複数の係止部70は、ケーブル延伸方向Xで互いに離れて配置されている。複数の係止部70は、支持部材60に設けられた複数の取付部61の配置間隔と略同じ配置間隔で設けられている。ただし、固定具35に設けられる係止部70の数は、1つでもよい。
第3面部S3には、複数の取付部80が設けられている。第3面部S3は、第1面部S1に対して、180°とは異なる方向に向いた面である。例えば、第3面部S3は、第1面部S1に対して、120°異なる方向に向いた面である。複数の取付部80は、ケーブル延伸方向Xで互いに離れて配置されている。複数の取付部80は、支持部材60に設けられた複数の取付部61の配置間隔と略同じ配置間隔で設けられている。ただし、第3面部S3に設けられる取付部80の数は、1つでもよい。
第5面部S5には、複数の取付部80が設けられている。第5面部S5は、第1面部S1に対して、180°とは異なる方向に向いた面である。例えば、第5面部S5は、第1面部S1および第3面部S3に対して、120°ずつ異なる方向に向いた面である。複数の取付部80は、ケーブル延伸方向Xで互いに離れて配置されている。複数の取付部80は、支持部材60に設けられた複数の取付部61の配置間隔と略同じ配置間隔で設けられている。ただし、第5面部S5に設けられる取付部80の数は、1つでもよい。
図15は、本実施形態のケーブル14を示す断面図である。図15に示すように、第1面部S1、第3面部S3、および第5面部S5は、第1から第6の面部S1,S2,S3,S4,S5,S6のなかで、ケーブル14の中心Pから接続導体Gの中心に向かう方向の延長線上、ケーブル14の中心Pから第1ヒューズ51の中心に向かう方向の延長線上、およびケーブル14の中心Pから第2ヒューズ52の中心に向かう方向の延長線上から外れて位置する領域である。これら第1面部S1、第3面部S3、および第5面部S5は、接続導体G、第1ヒューズ51、および第2ヒューズ52に対して、第2面部S2、第4面部S4、および第6面部S6よりも遠くに位置する。そして、本実施形態では、これら第1面部S1、第3面部S3、および第5面部S5に、係止部70および取付部80が設けられている。
別の観点で見ると、固定具35は、それぞれケーブル延伸方向Xに延びるとともに互いに異なる方向に向いた複数の面を有する。係止部70は、前記複数の面のなかで、第1ヒューズ51に最も近い面(第4面部S4)とは異なる面(例えば第1面部S1)に設けられている。同様に、取付部80は、前記複数の面のなかで、第2ヒューズ52に最も近い面(第6面部S6)とは異なる面(第3面部S3、第5面部S5)に設けられている。
図16は、本実施形態の固定具35を利用したケーブル14の固定方法の一例を示す断面図である。なお以下では、説明の便宜上、複数のケーブル14に含まれる5本のケーブルを、第1ケーブル14A、第2ケーブル14B、第3ケーブル14C、第4ケーブル14D、および第5ケーブル14Eと称する場合がある。
図16に示すように、本実施形態では、第1ケーブル14Aの固定具35の第3面部S3の取付部80には、第2ケーブル14Bの固定具35の係止部70が係止される。また、第2ケーブル14Bの固定具35の取付部80には、第3ケーブル14Cの固定具35の係止部70が係止される。同様に、第1ケーブル14Aの固定具35の第5面部S5の取付部80には、第4ケーブル14Dの固定具35の係止部70が係止される。また、第4ケーブル14Dの固定具35の取付部80には、第5ケーブル14Eの固定具35の係止部70が係止される。
このような構成によれば、第1の実施形態と同様に、施工性の向上を図ることができるケーブル14を提供することができる。また本実施形態では、固定具35は、互いに異なる方向に向いた複数の面を有する。そして、別のケーブル14の固定具35の係止部70が係止される取付部80が前記複数の面のうち2つ面にそれぞれ設けられている。このような構成によれば、図16に示すように、1つの固定具35に対して2つの固定具35を固定することができる。これにより、より多くの固定具35を略同じ位置(例えば略同じ高さ)に配置することができる。なお、取付部80は、第1から第6の面部S1,S2,S3,S4,S5,S6のうち、3つ以上の面部にそれぞれ設けられてもよい。
次に、本実施形態の変形例について説明する。なお、本変形例は、以下の全ての実施形態と組み合わせて適用可能である。
図17は、変形例のケーブル14を示す断面図である。図17に示すように、本変形例では、固定具本体53は、三角柱状に形成されている。固定具本体53は、第1から第3の面部S1,S2,S3を有する。第1から第3の面部S1,S2,S3は、互いに異なる方向に向いた面を有する。
第1面部S1には、複数の係止部70が設けられている。複数の係止部70は、ケーブル延伸方向Xに互いに離れて配置されている。複数の係止部70は、支持部材60に設けられた複数の取付部61の配置間隔と略同じ配置間隔で設けられている。ただし、固定具35に設けられる係止部70の数は、1つでもよい。
第2面部S2には、複数の取付部80が設けられている。第2面部S2は、第1面部S1に対して、180°とは異なる方向に向いた面である。例えば、第2面部S2は、第1面部S1に対して、120°異なる方向に向いた面である。複数の取付部80は、ケーブル延伸方向Xに互いに離れて配置されている。複数の取付部80は、支持部材60に設けられた複数の取付部61の配置間隔と略同じ配置間隔で設けられている。ただし、第2面部S2に設けられる取付部80の数は、1つでもよい。
第3面部S3には、複数の取付部80が設けられている。第3面部S3は、第1面部S1に対して、180°とは異なる方向に向いた面である。例えば、第3面部S3は、第1面部S1および第2面部S2に対して、それぞれ120°ずつ異なる方向に向いた面である。複数の取付部80は、ケーブル延伸方向Xに互いに離れて配置されている。複数の取付部80は、支持部材60に設けられた複数の取付部61の配置間隔と略同じ配置間隔で設けられている。ただし、第3面部S3に設けられる取付部80の数は、1つでもよい。
図17に示すように、本実施形態では、第1ケーブル14Aの固定具35の第2面部S2の取付部80には、第2ケーブル14Bの固定具35の係止部70が係止される。また、第2ケーブル14Bの固定具35の取付部80には、第3ケーブル14Cの固定具35の係止部70が係止される。同様に、第1ケーブル14Aの固定具35の第3面部S3の取付部80には、第4ケーブル14Dの固定具35の係止部70が係止される。また、第4ケーブル14Dの固定具35の取付部80には、第5ケーブル14Eの固定具35の係止部70が係止される。このような構成によれば、第3の実施形態と同様の効果を奏することができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態のケーブル14について説明する。本実施形態は、固定具本体53がケーブル14の端部でコネクタ31,32と一体に設けられた点で、第1の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図18は、第4の実施形態のケーブル14を示す斜視図である。本実施形態では、ケーブル14は、第1固定具(第1機能部)35Aと、第2固定具(第2機能部)35Bとを有する。第1固定具35Aおよび第2固定具35Bにおいてケーブル14に付加された電気的機能は、互いに同じでもよく、互いに異なってもよい。本実施形態では、第1固定具35Aにおいて、接続導体Hに第1ヒューズ51が介挿されている。一方で、第2固定具35Bにおいて、接続導体Cに第2ヒューズ52が介挿されている。ただし、第1ヒューズ51および第2ヒューズ52の両方が第1固定具35Aに纏めて設けられてもよく、第2固定具35Bに纏めて設けられてもよい。
本実施形態では、第1固定具35Aは、ケーブル14の一端部に設けられた外部接続用の第1コネクタ31と一体に形成されている。「外部接続用」とは、ケーブル14に対する外部要素(例えば、負荷12、別のケーブル、またはその他の装置)にケーブル14を接続するためのコネクタを意味する。第1コネクタ31は、雄型のコネクタ(電源プラグ)でもよく、雌型のコネクタ(狭義でいう電源コネクタ)でもよい。同様に、第2固定具35Bは、ケーブル14の他端部に設けられた外部接続用の第2コネクタ32と一体に形成されている。第2コネクタ32は、雄型のコネクタでもよく、雌型のコネクタでもよい。
本実施形態では、第1固定具35Aは、係止部70および取付部80を有する。同様に、第2固定具35Bは、係止部70および取付部80を有する。ただし、係止部70および取付部80が設けられるのは、第1固定具35Aおよび第2固定具35Bのうちいずれか一方のみでもよい。
このような構成によれば、第1の実施形態と同様に、施工性の向上を図ることができるケーブル14を提供することができる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態の固定具90について説明する。本実施形態は、固定具90がケーブル14とは別体として設けられた固定具である点で、第1の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図19は、第5の実施形態のケーブル14および固定具90を示す図である。図19に示すように、本実施形態では、ケーブル14は、第1コネクタ31、第2コネクタ32、コード部33、および機能部35Cを有する。機能部35Cは、第1の実施形態の機能部35と同様に、第1ヒューズ51、第2ヒューズ52、および保護部53を有する。機能部35Cの外形(例えば、直交方向Yでの大きさ)は、コード部33の直径よりも太い。機能部35Cは、コード部33の途中に設けられてもよく、コネクタ31,32と一体に設けられてもよい。
本実施形態では、固定具90は、ケーブル14とは別体として設けられている。固定具90は、ケーブル14に対して着脱可能に取り付けられる。なお、本実施形態において、固定具90とケーブル14とを合わせて「ケーブルセット」と称してもよい。本実施形態の固定具90は、保持部91と、係止部70とを有する。
保持部91は、ケーブル14に取り付けられ、機能部35Cを保持する部分である。図19(b)に示すように、保持部91は、ケーブル14の機能部35Cを収容する収容部91aと、収容部91aに収容された機能部35Cを下方から支持する支持壁91bとを有する。支持壁91bには、コード部33が通される貫通穴91cが設けられている。また、図19(a)に示すように、保持部91には、直交方向Yに沿って保持部91の側方から収容部91aおよび貫通穴91cの内部に向けてコード部33を通す挿通溝91dが設けられている。挿通溝91dの幅Wは、例えば、機能部35Cの幅(例えば直径)Dよりも小さく、コード部33の幅(直径)dよりも大きい。固定具90は、直交方向Yに沿ってコード部33が挿通溝91dに通されて収容部91aおよび貫通穴91cの内部に案内された後、ケーブル延伸方向Xに沿って機能部35Cに向けて移動されることで機能部35Cが収容部91aの内部に収容される。このような構成によれば、ケーブル14の途中に固定具90を容易に取り付けることができる。
そして、本実施形態では、保持部91には、第1の実施形態の固定具35と同様に、係止部70および取付部80が設けられている。係止部70は、例えば筐体15内に配置される支持部材60の取付部61に挿入され、支持部材60の取付部61に保持部91を係止する。取付部80には、例えば、別の固定具90の係止部70が係止される。
このような構成によれば、第1の実施形態のケーブル14と同様に、施工性の向上を図ることができる固定具90を提供することができる。ただし、固定具90の形状は、上記例に限定されない。固定具90の形状は、種々の目的に応じて適宜決めることができる。
(第6の実施形態)
次に、第6の実施形態の保護具(保持具)100について説明する。本実施形態は、2つのケーブルのコネクタ同士の接続を保持する保護具100に係止部70および取付部80が設けられた点で、第1の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図20は、第6の実施形態のケーブル14および保護具100を示す図である。図20に示すように、本実施形態では、第1ケーブル14aの端部に設けられた第1コネクタ31aと、第2ケーブル14bの端部に設けられた第2コネクタ31bとが互いに接続されている。例えば、第1コネクタ31aは、雄型コネクタまたは雌型コネクタのいずれか一方であり、第2コネクタ31bは、雄型コネクタまたは雌型コネクタのいずれか他方である。
保護具100は、第1コネクタ31aと第2コネクタ31bとが離れないように、第1コネクタ31aおよび第2コネクタ31bに取り付けられ、第1コネクタ31aおよび第2コネクタ31bを保持する(位置を拘束する)保持部100aを有する。保持部100aは、例えば、第1部分101、第2部分102、第3部分103、第4部分104、および第5部分105を有する。第1部分101は、第1コネクタ31aと第2コネクタ31bとが並ぶ方向に延びており、第1コネクタ31aおよび第2コネクタ31bと略平行に位置する。第2部分102は、第1部分101の第1端部101aから折れ曲がり、第1コネクタ31aに対して第2コネクタ31bとは反対側に位置する。第2部分102は、第1コネクタ31aが第2コネクタ31bから離れる方向に移動することを規制する。第3部分103は、第2部分102の端部からさらに折れ曲がり、第1コネクタ31aに対して第1部分101とは反対側に位置する。同様に、第4部分104は、第1部分101の第2端部101bから折れ曲がり、第2コネクタ31bに対して第1コネクタ31aとは反対側に位置する。第4部分104は、第2コネクタ31bが第1コネクタ31aから離れる方向に移動することを規制する。第5部分105は、第4部分104の端部からさらに折れ曲がり、第2コネクタ31bに対して第1部分101とは反対側に位置する。
本実施形態では、保護具100の第1部分101には、係止部70が設けられている。係止部70は、例えば筐体15内に配置される支持部材60の取付部61に挿入され、支持部材60の取付部61に保持部100aを係止する。一方で、保護具100の第3部分103には、取付部80が設けられている。取付部80は、例えば、第3部分103を貫通した固定穴である。取付部80には、例えば、別の保護具100の係止部70が係止される。
このような構成によれば、第1の実施形態のケーブル14と同様に、施工性の向上を図ることができる保護具100を提供することができる。ただし、保護具100の形状は、上記例に限定されない。保護具100の形状は、種々の目的に応じて適宜決めることができる。
(第7の実施形態)
次に、第7の実施形態の保護具(保持具)110について説明する。本実施形態は、ケーブル14のコネクタ31aが係止部70および取付部80を有し、保護具110が係止部70および取付部80を外れた位置で第1コネクタ31aと第2コネクタ31bとを保持する点で、第1の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図21は、本実施形態のケーブル14および保護具110を示す図である。図21に示すように、本実施形態では、第1ケーブル14aの第1コネクタ31aは、第4の実施形態と同様に、係止部70および取付部80を有する。
本実施形態では、保護具110は、例えば、第6の実施形態と同様に、第1から第5の部分101,102,103,104,105を含む保持部110aを有する。保持部110aは、係止部70および取付部80を外れた位置で第1コネクタ31aと第2コネクタ31bとを拘束する。例えば、第1部分101は、コネクタ31aの係止部70が通される開口部101cを有する。そして、コネクタ31aの係止部70を外れた位置で、第2部分102と第4部分104とを連結している。また、保持部110aは、コネクタ31aの取付部80を覆わない形状に形成されている。
このような構成によれば、第1の実施形態のケーブル14と同様に、施工性の向上を図ることができる保護具110を提供することができる。すなわち、それぞれ保護具110が取り付けられた複数のコネクタ31aを、互いに積み重ねて固定することができる。ただし、保護具110の形状は、上記例に限定されない。保護具110の形状は、種々の目的に応じて適宜決めることができる。
(第8の実施形態)
次に、第8の実施形態の電気接続具120について説明する。本実施形態は、2つのケーブル14a,14bのコネクタ31a,31bが接続される電気接続具120に係止部70および取付部80が設けられた点で、第1の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図22は、本実施形態のケーブル14および電気接続具120を示す図である。図22に示すように、第1コネクタ31aは、電気接続具120に着脱可能に接続される。電気接続具120は、第1ケーブル14aの第1コネクタ31aと第2ケーブル14bの第2コネクタ31bとの間に配置され、第1ケーブル14aの第1コネクタ31aと第2ケーブル14bの第2コネクタ31bとを電気的に接続する。電気接続具120は、例えば、第1コネクタ31aが電気接続具120から外れることを防止するロック機構121を有する。ロック機構121は、例えば、第1コネクタ31aに設けられた凹部121aに係合する係合部121bと、係合部121bを移動させる機械式スイッチ121cとを含む。なお、電気接続具120は、係合部121bが凹部121aの外部に移動されることに連動させて、第1コネクタ31aと電気接続具120との間の電気的接続を遮断する遮断機構122を有してもよい。遮断機構122は、電気部品(電気機能素子)の一例である。一方で、第2コネクタ31bは、例えば、ねじのような固定具で電気接続具120に固定されている。
そして、本実施形態では、電気接続具120は、第1の実施形態の固定具35と同様に、係止部70および取付部80を有する。係止部70は、例えば筐体15内に配置される支持部材60の取付部61に挿入され、支持部材60の取付部61に電気接続具120を係止する。取付部80には、例えば、別の電気接続具120の係止部70が係止される。
このような構成によれば、第1の実施形態のケーブル14と同様に、施工性の向上を図ることができる電気接続具120を提供することができる。ただし、電気接続具120の形状は、上記例に限定されない。電気接続具120の形状は、種々の目的に応じて適宜決めることができる。
次に、図23を参照して、全ての実施形態の係止部70、取付部61、および取付部80の第1変形例について説明する。図23に示すように、本変形例では、支持部材60の取付部61には、取付具130が取り付けられる。取付具130は、例えば、支持部材60の取付部61に着脱可能に取り付けられるケージナットである。例えば、取付具130は、本体部131と、本体部131に支持されるとともに支持部材60の取付部61に係合する係合部132と、本体部131に設けられたねじ穴133とを有する。ねじ穴133は、ねじ溝を有する。
本変形例の固定具35の係止部70は、支持部材60の取付部61に取り付けられた取付具130に向けてねじ140が通されるねじ穴70aを有する。ねじ穴70aは、例えばねじ溝を有しない挿通穴である。本変形例では、ねじ穴70aに通されたねじ140が取付具130のねじ穴133に係合することで、固定具35が支持部材60の取付部61に係止される。
また、本変形例では、固定具35の取付部80は、例えば、取付具130が着脱可能に取り付けられる固定穴である。すなわち、固定具35の取付部80には、取付具130が取り付けられる。そして、固定具35の取付部80に取り付けられた取付具130のねじ穴133に対して別のケーブル14の固定具35の係止部70のねじ穴70aに通されたねじ140が係合することで、複数の固定具35が重ねて固定される。このような係止部70、取付部61、および取付部80は、上述した全ての実施形態および変形例に適用することができる。このような構成にであっても、上述した全ての実施形態と同様の効果を奏することができる。
次に、図24を参照して、全ての実施形態の係止部70、取付部61、および取付部80の第2変形例について説明する。本変形例は、固定具35の取付部80が取付具130が取り付けられる固定穴に代えて、ねじ140が係合可能なねじ穴133を有した点で、第1変形例と異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第1変形例と同様である。
図24に示すように、本変形例では、固定具35の取付部80は、ねじ140が係合可能なねじ穴133を有する。ねじ穴133は、ねじ溝を有する。本変形例では、固定具35の取付部80のねじ穴133に対して別のケーブル14の固定具35の係止部70のねじ穴70aに通されたねじ140が係合することで、複数の固定具35が重ねて固定される。このような係止部70、取付部61、および取付部80は、上述した全ての実施形態および変形例に適用することができる。このような構成にであっても、上述した全ての実施形態と同様の効果を奏することができる。
以上、第1および第8の実施形態について説明した。ただし、実施形態の構成は、上記例に限定されない。例えば、上述した全ての実施形態において、ケーブル14の固定具35、固定具90、保護具100、および電気接続具120に設けられる電気部品(電気機能素子)は、ヒューズに限らず、各種の抵抗、インダクタ、コンデンサ、信号のノイズをカットするための種々のフィルタ、不具合発生時の大電流を遮断するためのブレーカ、落雷から装置を守るSPD(サージプロテクトデバイス)、電圧を変換したり安定化させるための変換器などから選ばれる1つ以上の電気部品でもよい。また、ケーブル14の固定具35、固定具90、保護具100、および電気接続具120は、電気部品を有しなくてもよい。また、1つの給電システム1において、上述したようなケーブル14の固定具35、固定具90、保護具100、および電気接続具120が組み合わされて使用されてもよい。すなわち、固定具35の取付部80に、固定具90や保護具100、または電気接続具120の係止部70が係止されてもよく、他の組み合わせが実現されてもよい。
14…ケーブル、15…筐体、31,32…コネクタ、35…固定具(機能部)、41…接続導体、H…第1接続導体、C…第2接続導体、60…支持部材、61…支持部材の取付部、70…係止部、71…基部、72…突起部、80…固定具の取付部、S1…第1面部、S2…第2面部、90…固定具、35C…機能部、91…保持部、100…保護具、101a…保持部、14a…第1ケーブル、14b…第2ケーブル、31a…第1コネクタ、31b…第2コネクタ、110…保護具、120…電気接続具、140…ねじ

Claims (18)

  1. ケーブルであって、
    ケーブル本体と、
    前記ケーブル本体に設けられた固定具と、
    を備え
    前記固定具は、それぞれ前記ケーブルの延伸方向に延びるとともに互いに異なる方向に向いた複数の面と、前記ケーブル本体が電気的に接続される装置を収容する筐体の取付部、前記筐体内に配置される支持部材の取付部、またはコンセントユニットの取付部に前記固定具を係止する係止部と、別のケーブルの固定具の係止部が係止される取付部と、を有し、
    前記係止部と、前記固定具の取付部とは、前記複数の面のなかで互いに異なる面に設けられるとともに、前記ケーブルの延伸方向で互いにずれた位置に配置された、
    ことを特徴とするケーブル。
  2. 前記固定具は、前記ケーブル本体に固着されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のケーブル。
  3. 前記筐体の取付部、前記支持部材の取付部、または前記コンセントユニットの取付部は、前記筐体、前記支持部材、または前記コンセントユニットに設けられた固定穴であり、
    前記係止部は、前記固定穴に挿入される突起部、または前記固定穴に取り付けられる取付具に向けてねじが通されるねじ穴を有した、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のケーブル。
  4. 前記固定具の取付部は、前記筐体の取付部、前記支持部材の取付部、若しくは前記コンセントユニットの取付部と略同一形状の部分、または前記筐体の取付部、前記支持部材の取付部、若しくは前記コンセントユニットの取付部に取り付けられる取付具のねじ穴と略同一形状の部分を含む、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のケーブル。
  5. 前記ケーブル本体は、前記固定具の内部を通って延びて前記装置に電気的に接続される第1接続導体を含み、
    前記固定具は、前記第1接続導体に接続された第1電気部品を含む、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載のケーブル。
  6. 前記第1電気部品は、前記第1接続導体に介挿されたヒューズである、
    ことを特徴とする請求項に記載のケーブル。
  7. 記係止部は、前記複数の面のなかで、前記第1電気部品に最も近い面とは異なる面に設けられた、
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載のケーブル。
  8. ケーブルであって、
    ケーブル本体と、
    前記ケーブル本体に設けられた固定具と、
    を備え、
    前記ケーブル本体は、それぞれ前記固定具の内部を通って延びて装置に電気的に接続される第1接続導体および第2接続導体を含み、
    前記固定具は、前記第1接続導体に接続された第1電気部品と、前記第2接続導体に接続された第2電気部品を含み、
    前記固定具は、それぞれ前記ケーブルの延伸方向に延びるとともに互いに異なる方向に向いた複数の面と、前記ケーブル本体が電気的に接続される前記装置を収容する筐体の取付部、前記筐体内に配置される支持部材の取付部、またはコンセントユニットの取付部に前記固定具を係止する係止部と、別のケーブルの固定具の係止部が係止される取付部と、を有し、
    前記係止部は、前記複数の面のなかで、前記第1電気部品に最も近い面とは異なる面に設けられ、
    前記固定具の取付部は、前記複数の面のなかで、前記第2電気部品に最も近い面とは異なる面に設けられた、
    ことを特徴とするケーブル。
  9. 前記第1電気部品および前記第2電気部品は、前記ケーブルの延伸方向および前記ケーブルの延伸方向とは略直交した直交方向のそれぞれで互いにずれた位置に配置され、
    前記係止部は、前記直交方向で前記第1電気部品と並ぶとともに、前記ケーブルの延伸方向で前記第2電気部品とは異なる位置に配置された、
    ことを特徴とする請求項に記載のケーブル。
  10. 前記固定具の取付部は、前記直交方向で前記第2電気部品と並ぶとともに、前記ケーブルの延伸方向で前記第1電気部品とは異なる位置に配置された、
    ことを特徴とする請求項に記載のケーブル。
  11. 前記固定具は、別のケーブルの固定具の係止部が係止される前記取付部を前記複数の面のうち2以上の面にそれぞれ有した、
    ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のケーブル。
  12. 前記固定具は、前記ケーブル本体の途中に設けられた、
    ことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のケーブル。
  13. 前記固定具は、前記ケーブル本体の端部に設けられたコネクタと一体に形成された、
    ことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のケーブル。
  14. 固定具であって、
    コード部と、電気部品が設けられて前記コード部よりも外形が太い機能部とを含むケーブルの前記機能部を保持する保持部と、
    前記ケーブルが電気的に接続される装置を収容する筐体の取付部、前記筐体内に配置される支持部材の取付部、またはコンセントユニットの取付部に前記保持部を係止する係止部と、
    別の固定具の係止部が係止される取付部と、
    を備え
    前記保持部は、それぞれ前記コード部の延伸方向に延びるとともに互いに異なる方向に向いた複数の面を有し、
    前記係止部と、前記固定具の取付部とは、前記複数の面のなかで互いに異なる面に設けられるとともに、前記コード部の延伸方向で互いにずれた位置に配置された、
    とを特徴とする固定具。
  15. 保護具であって、
    第1ケーブルの第1コネクタと、第2ケーブルの第2コネクタとが離れないように前記第1コネクタと前記第2コネクタとを保持する保持部と、
    前記第1ケーブルが電気的に接続される装置を収容する筐体の取付部、前記筐体内に配置される支持部材の取付部、またはコンセントユニットの取付部に前記保持部を係止する係止部と、
    別の保護具の係止部が係止可能な取付部と、
    を備え
    前記保持部は、前記第1ケーブルの延伸方向とは略直交した方向で、前記第1ケーブルに対して互いに異なる方向に位置した複数の面を有し、
    前記係止部と、前記保護具の取付部とは、前記複数の面のなかで互いに異なる面に設けられるとともに、前記第1ケーブルの延伸方向で互いにずれた位置に配置された、
    とを特徴とする保護具。
  16. 第1ケーブルの第1コネクタと、第2ケーブルの第2コネクタとが離れないように前記第1コネクタと前記第2コネクタとを保持する保護具であって、
    前記第1コネクタは、前記第1ケーブルが電気的に接続される装置を収容する筐体の取付部、前記筐体内に配置される支持部材の取付部、またはコンセントユニットの取付部に係止される係止部と、別の第1コネクタの係止部が係止可能な取付部と、有し、
    前記保護具は、前記第1ケーブルの延伸方向とは略直交した方向で、前記第1ケーブルに対して互いに異なる方向に位置した複数の面を有し、
    前記係止部と、前記第1コネクタの前記取付部とは、前記複数の面のなかで互いに異なる面に設けられるとともに、前記第1ケーブルの延伸方向で互いにずれた位置に配置され、
    前記保護具は、前記係止部および前記第1コネクタの取付部を外れた位置で、前記第1コネクタと前記第2コネクタとを保持する、
    ことを特徴とする保護具。
  17. 電気接続具であって、
    第1ケーブルの第1コネクタと第2ケーブルの第2コネクタとが接続される接続部と、
    前記第1ケーブルが電気的に接続される装置を収容する筐体の取付部、前記筐体内に配置される支持部材の取付部、またはコンセントユニットの取付部に前記接続部を係止する係止部と、
    別の電気接続具の係止部が係止可能な取付部と、
    を備え、
    前記接続部は、前記第1ケーブルの延伸方向とは略直交した方向で、前記第1ケーブルに対して互いに異なる方向に位置した複数の面を有し、
    前記係止部と、前記電気接続具の取付部とは、前記複数の面のなかで互いに異なる面に設けられるとともに、前記第1ケーブルの延伸方向で互いにずれた位置に配置された、
    とを特徴とする電気接続具。
  18. ケーブルであって、
    ケーブル本体と、
    前記ケーブル本体に設けられた固定具と、
    を備え、
    前記固定具は、前記ケーブル本体が電気的に接続される装置を収容する筐体の取付部、前記筐体内に配置される支持部材の取付部、またはコンセントユニットの取付部に前記固定具を係止する係止部と、別のケーブルの固定具の係止部が係止される取付部とを有し、
    前記ケーブル本体は、それぞれ前記固定具の内部を通って延びて前記装置に電気的に接続される3つの接続導体であって、前記ケーブルの中心からの各接続導体の中心までの距離が略等距離になるように配置された3つの接続導体を有し、
    前記固定具は、前記ケーブルの延伸方向とは略直交した断面において、それぞれ前記3つの接続導体のなかで2つの接続導体に近いとともに当該2つの接続導体が並ぶ方向に延びた3つの平面を含む3角形状または6角形状に形成され、
    前記3つの平面のうち1つの平面に前記係止部が設けられ、
    前記3つの平面のうち残りの2つの平面それぞれに前記固定具の前記取付部が設けられた、
    ことを特徴とするケーブル。
JP2017073104A 2017-03-31 2017-03-31 ケーブル、固定具、保護具、および電気接続具 Active JP6914082B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017073104A JP6914082B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 ケーブル、固定具、保護具、および電気接続具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017073104A JP6914082B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 ケーブル、固定具、保護具、および電気接続具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018174109A JP2018174109A (ja) 2018-11-08
JP6914082B2 true JP6914082B2 (ja) 2021-08-04

Family

ID=64107518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017073104A Active JP6914082B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 ケーブル、固定具、保護具、および電気接続具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6914082B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59134257U (ja) * 1983-02-25 1984-09-07 シャープ株式会社 ヒユ−ズホルダ−
JPH01159376U (ja) * 1988-04-25 1989-11-06
JPH0478782U (ja) * 1990-11-21 1992-07-09
JP2004152553A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Ricoh Co Ltd 中継コネクタ
JP5327083B2 (ja) * 2010-01-28 2013-10-30 住友電装株式会社 コネクタカバー
JP5459043B2 (ja) * 2010-04-23 2014-04-02 住友電装株式会社 電線用クランプ
JP5710233B2 (ja) * 2010-12-10 2015-04-30 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネスの製造方法
JP5853854B2 (ja) * 2012-05-09 2016-02-09 住友電装株式会社 ワイヤーハーネス用部材セット、保持部材、連結部材、クリップ部材及びワイヤーハーネス並びにワイヤーハーネス用部材セットの使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018174109A (ja) 2018-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5494236B2 (ja) アース接続装置およびそれを用いたワイヤハーネス
US9118137B2 (en) Connector capable of restricting a relative rotational movement between female and male connectors
JP2019009115A (ja) モジュールコネクタ
CN109980401B (zh) 电源分配箱的公差吸收结构和车辆电路体
KR102567271B1 (ko) 전원 커넥터
JP2021089890A5 (ja)
US9368919B2 (en) Plug connector comprising a protective conductor bridge
JP2017163654A (ja) プロテクタ、及び、固定構造
US9991025B1 (en) Exterior end portion cap and wire harness
JP6914082B2 (ja) ケーブル、固定具、保護具、および電気接続具
JP5840175B2 (ja) コネクタ、及びコネクタユニット
JP2013232377A (ja) 圧着端子及びこれを用いた電線接続構造並びに電気接続箱
JP2011234427A (ja) 電気接続箱
KR102250426B1 (ko) 보호 컨덕터 브리지를 갖는 플러그
JP2018182849A (ja) プロテクタ、ワイヤハーネス、及び、固定構造
JP6886447B2 (ja) コネクタ、及び、ワイヤハーネス
JP7239379B2 (ja) リレーユニット及びワイヤハーネス
JP2018182923A (ja) 電気接続箱およびワイヤハーネス
CN102405566A (zh) 用于导引导体通过壁体的电气连接端子
CN111819736B (zh) 用于电导体的电连接的电缆连接器
JP6540449B2 (ja) 接続構造及び接続部保護部材
JP6575594B2 (ja) 接続構造および接続部保護部材
JP7311410B2 (ja) 電気接続箱
WO2016143622A1 (ja) 電線群保護具およびワイヤハーネス
JP7268074B2 (ja) バスバ用プロテクタ及びプロテクタ付バスバ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210615

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6914082

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250