JP6913433B2 - 微生物検査装置、方法およびプログラム - Google Patents

微生物検査装置、方法およびプログラム Download PDF

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Description

本願は、微生物検査装置、方法およびプログラムに関する。
近年、微生物の菌数等を計測する作業の現場では、各種形態を呈する取扱い容易な培地や、様々な自動化機器が普及しつつある。例えば、特許文献1には、取扱いが容易なシート状の培地が開示されている。また、特許文献2には、細菌コロニーを自動的に釣菌する装置が開示されている。また、特許文献3や非特許文献1には、食品等の微生物菌数の計測を自動化する装置であり、コロニーが発育した培地を撮像装置で撮像し、培地上に発育した菌数を画像解析で自動的に計数するコロニーカウンターが開示されている。
国際公開第01/044437号 特開2012−080802号公報 特開2000−270840号公報
インタ-サイエンス interscience、″Catalog 微生物学のための科学機器″、[online]、[平成26年6月12日検索]、インターネット〈URL:http://www.interscience.fr/IMG/pdf/interscience_scan_range_brochure_en_web.pdf〉
食品等の細菌検査は、例えば、次のような手順で行われている。すなわち、まず、培地の調製を行った後、調製された培地に対し、供試する検体種名や希釈倍率等の検査情報を記載する。そして、検体を処理および希釈したものを培地に接種し、培養後、培地上に発育した菌数を計測する。そして、計測した菌数を、検体情報とともに記録する。細菌検査は、このような手順で行われているため、多くの食品を検査する場合に多大な労力および時間を必要としているのが実情である。よって、菌数の計測の自動化のみならず、検査に関わる一連の煩雑な作業の合理化が望まれる。
そこで、本願は、微生物の検査に関わる作業を合理化可能な微生物検査装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、当該特定の検体の検査条件を記憶装置から読み出してシート状の培地に印刷する処理を行い、培地の画像が読み込まれると、検査条件および培地の種別を画像から取得して適合性の判定を行うことにした。
詳細には、本発明は、微生物検査装置であって、特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、検体の検査条件を定めた検査情報を格納した記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件を、前記特定の検体の検査に用いるシート状の培地に印刷する前処理部と、培地の画像が読み込まれると、培地に印刷されている検査条件および培地に予め識別表示されている培地の種別を前記画像から取得し、前記画像から取得した検査条件と培地の種別とが適合しているか否かの判定結果を出力する後処理部と、を備
える。
上記微生物検査装置は、微生物検査の前処理である準備段階において、検体の検査に用いるシート状の培地に検査条件を印刷する。培地に印刷される検査条件は、検体の検査条件を定めた検査情報を格納した記憶装置から読み出される情報なので、例えば、同じような検査が定期的に繰り返されるような場合に情報を再利用することができ、微生物検査の準備作業が省力化される。そして、検査の担当者は、培地に印刷されている検査条件を読めば、何れの検体の検査に用いる培地であるかを容易に把握することができるので、例えば、検体と培地とを取り扱う際に他のものと取り違えるといった間違いも抑制される。
更に、上記微生物検査装置は、微生物検査の後処理であるデータの処理段階において、読み込まれた培地の画像を解析し、培地に印刷されている検査条件と培地の識別表示とを照らし合わせて結果を出力しているため、上述したような培地の取り違えがあったとしても、これを検出して検査の担当者に知らせることができる。
上記微生物検査装置であれば、このように微生物検査の準備段階の作業の省力化のみならず、省力化の実現によって培地に印刷されることになった情報を、微生物検査の後処理であるデータの処理段階における検査の検証に有効活用することで、前処理と後処理とが有機的に関連し合い、微生物の検査に関わる作業の全体的な合理化が図られることになる。
なお、前記前処理部は、前記特定の検体を表す記号または名称、希釈倍率、及びその他の検査条件を符号化したコードを印刷してもよい。このような微生物検査装置であれば、微生物検査の後処理で用いる情報はコード化されつつ、検体や培地を取り扱う際に把握すべき情報は担当者が認識可能な表示形態となるので、微生物の検査に関わる作業の全体的な合理化を図りつつ、培地の取り違いを効果的に防ぐことができる。
また、前記培地には、培地の有効期限が予め表示されており、前記後処理部は、培地の画像が読み込まれると、培地に表示されている有効期限を前記画像から更に取得し、前記画像から取得した有効期限を経過しているか否かの判定結果を更に出力するものであってもよい。このような微生物検査装置であれば、培地の取り違えのみならず、無効な検査結果のデータを誤って処理することを抑制できる。
また、前記後処理部は、前記画像が読み込まれると、培地に生育したコロニー数を前記画像から特定するものであってもよい。このような微生物検査装置であれば、検査の検証に用いる画像を使うことで、微生物検査の後処理であるデータの処理段階の作業量を軽減することができ、微生物の検査に関わる作業の全体的な合理化が図られる。
また、前記検査条件には、コロニー数の良否判定の閾値が更に既定されており、前記後処理部は、特定した前記コロニー数と前記検査条件の閾値とに基づき、前記特定の検体の検査結果を出力するものであってもよい。このような微生物検査装置であれば、検査結果の判定結果が自動的に得られるので、微生物の検査に関わる作業の全体的な合理化が図られる。
また、前記前処理部は、前記特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、印刷する培地の画像を読み込むか、または、印刷する培地の形状もしくは大きさを判別することにより、前記記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件と印刷する培地の種別とが適合しているか否かを更に判定するものであってもよい。このような微生物検査装置であれば、種別の合わない培地を使った微生物の培養を防ぐことができる。
また、前記前処理部は、前記特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、培地に印刷を施す装置に予め用意されている複数種類の培地の中から、前記記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件に適合する培地を選択して印刷するものであってもよい。このような微生物検査装置であれば、微生物検査の準備作業において培地の交換作業が不要であり、また、一度の準備作業で複数種類の培地を取り扱う場合に準備作業が容易である。
なお、本発明は、方法の側面から捉えることもできる。例えば、本発明は、コンピュータが、特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、検体の検査条件を定めた検査情報を格納した記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件を、前記特定の検体の検査に用いるシート状の培地に印刷する前処理と、培地の画像が読み込まれると、培地に印刷されている検査条件および培地に予め識別表示されている培地の種別を前記画像から取得し、前記画像から取得した検査条件と培地の種別とが適合しているか否かの判定結果を出力する後処理と、を実行する微生物検査方法であってもよい。
また、本発明は、コンピュータプログラムの側面から捉えることもできる。例えば、本発明は、コンピュータに、特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、検体の検査条件を定めた検査情報を格納した記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件を、前記特定の検体の検査に用いるシート状の培地に印刷する前処理と、培地の画像が読み込まれると、培地に印刷されている検査条件および培地に予め識別表示されている培地の種別を前記画像から取得し、前記画像から取得した検査条件と培地の種別とが適合しているか否かの判定結果を出力する後処理と、を実行させる微生物検査プログラムであってもよい。
上記微生物検査装置、方法およびプログラムによれば、微生物の検査に関わる作業を合理化可能である。
図1は、本実施形態に係る微生物検査装置の構成図の一例を示した図である。 図2は、コンピュータによって実現される機能ブロックの一例を示した図である。 図3は、コンピュータによって実現される処理内容のフローチャートの一例を示した図である。 図4Aは、アプリケーションを起動すると表示装置に表示される画面の一例を示した図である。 図4Bは、培地に印刷を施す際に表示装置に表示される確認画面の一例を示した図である。 図4Cは、測定データが印刷された培地の一例を示した図である。 図4Dは、微生物を培養した培地の一例を示した図である。 図4Eは、登録する測定データの確認画面の一例を示した図である。 図4Fは、測定結果の登録画面の一例を示した図である。 図4Gは、編集ボタンを押した際に表示される画面の一例を示した図である。 図4Hは、測定範囲変更ボタンを押した際に表示される画面の一例を示した図である。
上記発明の実施形態を以下に説明する。以下に示す実施形態は例示であり、本願で開示
する発明の技術的範囲をこれらに限定するものではない。
図1は、本実施形態に係る微生物検査装置の構成図の一例を示した図である。微生物検査装置10は、図1に示すように、コンピュータ20、プリンタ機能とスキャナ機能とを複合した複合機30を備える。コンピュータ20は、各種の演算処理を行うCPU、メモリ或いはハードディスク等(ストレージ)の記憶装置類、入出力端子(I/O)、キーボードやマウス、タッチパッド、タッチパネル等の入力装置、液晶パネル等の表示装置を備えており、記憶装置類に記憶されたコンピュータプログラムを実行して各種機能を実現可能な情報処理機器である。複合機30は、コンピュータ20から取得したデータをシート類に印刷したり、シート状のものの表面を読み取って画像情報を生成したりすることが可能な装置である。
なお、コンピュータ20は、デスクトップタイプ、ノートタイプ、タブレットタイプ、その他各種のものを適用可能である。また、本実施形態に係る微生物検査装置10には、プリンタ機能とスキャナ機能とを兼ね備えた複合機30が図示されていたが、本実施形態に係る微生物検査装置10は、複合機30に代わり、別体のプリンタおよびスキャナを用いてもよい。また、スキャナ機能は、フラットヘッドタイプのものであってもよいし、シート状のものを取り込むシートフィードタイプのものであってもよいし、被写体から離間して配置された撮像素子が被写体の全体像を撮像するタイプ(例えば、スタンドタイプや、スマートフォンに内蔵されているカメラを利用するタイプ)のものであってもよい。
微生物検査装置10のコンピュータ20は、記憶装置に記憶されたコンピュータプログラムを実行すると、以下のような機能ブロックを実現するアプリケーションが起動する。図2は、コンピュータ20によって実現される機能ブロックの一例を示した図である。コンピュータ20は、記憶装置に記憶されたコンピュータプログラムを実行すると、前処理部40や後処理部50といった各種機能部を実現する。
前処理部40は、主に、特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、検体の検査条件を定めた検査情報を格納した記憶装置から読み出した特定の検体の検査条件を、特定の検体の検査に用いるシート状の培地に印刷する処理を司る。また、後処理部50は、培地の画像が読み込まれると、培地に印刷されている検査条件および培地に予め識別表示されている培地の種別を画像から取得し、画像から取得した検査条件と培地の種別とが適合しているか否かの判定結果を出力する処理を司る。
以下、コンピュータ20によって実現される処理内容について説明する。図3は、コンピュータ20によって実現される処理内容のフローチャートの一例を示した図である。コンピュータ20によって実現される処理内容を、図3のフローチャートに沿って説明する。
アプリケーションを起動すると、コンピュータ20は、各種操作を選択するメニューボタンや既存のデータを並べた画面を表示装置に表示する。図4Aは、アプリケーションを起動すると表示装置に表示される画面の一例を示した図である。アプリケーションを起動すると、コンピュータ20は、例えば、図4Aに示すように、測定データの一覧画面を呼び出す一覧ボタン1a、測定データの登録画面を呼び出す測定データ登録ボタン1b、各種設定を行う管理画面を呼び出す設定管理ボタン1c、測定データを検索するための測定データ検索欄1d、既存の登録データを並べたデータ一覧表1e、データ一覧表1eに並ぶ各測定データのうちチェックボックス1fにチェックが付いたデータを出力する出力ボタン1gと削除する削除ボタン1hを適宜配置した測定データ一覧画面1を表示装置に表示する。
データ一覧表1eに並ぶ各測定データは、設定管理ボタン1cを押した際に呼び出される管理画面を使って管理者が予め作成しておいたデータであり、検査対象の製品名や具材名、希釈倍率、使用すべき培地の種類を示すテンプレート名、検査日時、タイトルといった検査内容に関する各項目のデータを、定常的に行われる測定作業で用いるために雛形として予め用意したものである。例えば、データ一覧表1eに並ぶ各測定データのうち、ステータスが測定前となっている上から3つ目のデータには、2014年9月4日の14時に、ホイコーロ弁当に使われているレタスを、一般生菌用の培地を使って100倍希釈で検査する旨が示されている。
ここで、検査担当者がコンピュータ20を操作し、例えば、データ一覧表1eに並ぶ各測定データのうち、所望する検査内容のデータを選択してチェックボックス1fにチェックを付け、出力ボタン1gをクリックすると(S101)、コンピュータ20は、次のような処理を実行する。図4Bは、培地に印刷を施す際に表示装置に表示される確認画面の一例を示した図である。検査担当者がコンピュータ20を操作し、例えば、データ一覧表1eに並ぶ各測定データのうち、ステータスが測定前となっている上から3つ目のデータのチェックボックス1fにチェックを付けてから出力ボタン1gをクリックすると、コンピュータ20は、図4Bに示すように、印刷する培地は一般生菌用であり、検査対象はホイコーロ弁当のレタスであり、希釈倍率は100倍であり、菌数の閾値は1個であり、検査日は9月4日である旨の表示や、印刷ボタン2a、戻るボタン2bを並べた確認画面2を表示装置に表示する。そして、検査担当者がコンピュータ20を操作して印刷ボタン2aをクリックすると、複合機30が用紙トレーにセットされたシート状の培地を取り込んで印刷を開始し、測定データを培地に印刷する(S102)。上述したステップS101からステップS102までの一連の処理は、コンピュータ20が実現する各種機能部のうちの前処理部40が主に実現する。
なお、データ一覧表1eに所望の検査内容に関するデータが無い場合、検査担当者は、測定データ一覧画面1の設定管理ボタン1cを押して管理画面を開き、所望の検査内容のデータを入力してデータ一覧表1eに追加可能である。
図4Cは、測定データが印刷された培地の一例を示した図である。複合機30が印刷を施した培地60には、例えば図4Cに示されるように、検体名61や希釈倍率62、2次元バーコード63が印刷される。2次元バーコード63は、測定データが示す検査内容を符号化したものである。検査担当者は、検体名61や希釈倍率62、2次元バーコード63が印刷された培地60を使い、希釈や接種、培養を行う。
なお、培地60には、複合機30が印刷する情報の他に、培地60のロットナンバー64や有効期限65、培地の種別を表す識別表示67が元々印刷されている。
図4Dは、微生物を培養した培地の一例を示した図である。微生物を培養した培地60には、例えば、図4Dに示すように、微生物のコロニー66が多数発色している。検査担当者は、培地60を使った微生物の培養が完了した後、微生物のコロニー66が多数発色している培地60を複合機30にセットする。そして、検査担当者が図4Aに示した画面で測定データ登録ボタン1bをクリックすると(S103)、コンピュータ20は、以下の処理を行う。
すなわち、測定データ登録ボタン1bがクリックされると、コンピュータ20は、複合機30を作動させて培地60の画像を読み込む。そして、コンピュータ20は、読み込んだ培地60の画像に映っている2次元バーコード63や有効期限65を読み取る。コンピュータ20は、読み取った2次元バーコード63をデコードして得た測定データに一致するものをデータ一覧表1eの中から索出する。また、コンピュータ20は、読み取った有
効期限65に基づき、検査で使われた培地60が有効期限を徒過したものでないか否かを判定する。そして、コンピュータ20は、登録する測定データの確認画面を表示する(S104)。
図4Eは、登録する測定データの確認画面の一例を示した図である。登録する測定データの確認画面3には、検査対象の製品名や具材名、希釈倍率、使用すべき培地の種類を示すテンプレート名、タイトル、培養日、測定日が表示されている。測定日は、測定データの登録作業を行っている日の日付であり、コンピュータ20に内蔵されている時計から得られる日付である。また、登録する測定データの確認画面3には、測定ボタン3aや戻るボタン3bが表示されている。戻るボタン3bがクリックされると、コンピュータ20は、確認画面3を消去し、元の画面である測定データ一覧画面1を表示装置に表示する。
図4Fは、測定結果の登録画面の一例を示した図である。図4Eに示した確認画面3で測定ボタン3aがクリックされると、コンピュータ20は、検査対象の製品名や具材名、希釈倍率、使用すべき培地の種類を示すテンプレート名、タイトル、培養日、測定日の他、複合機30で読み取った培地60の画像4a、編集ボタン4b、測定範囲変更ボタン4c、測定結果欄4d、測定結果登録ボタン4e、使用テンプレート判定結果欄4gを並べた登録画面4を表示装置に表示する。培地60の画像4aには、微生物のコロニー66を各々取り囲む環状のマーク4fが付与されている。マーク4fは、測定ボタン3aがクリックされて画像4aを解析したコンピュータ20がコロニー66として識別したものに付与されている。測定結果欄4dの測定結果は、測定ボタン3aがクリックされて画像4aを解析したコンピュータ20が、コロニー66として識別したマーク4fの個数と、2次元バーコード63を復号化すると得られる検査内容が規定するコロニー数の判定条件の閾値とを比較して得た判定結果である。使用テンプレート判定結果欄4gの判定結果は、測定ボタン3aがクリックされて画像4aを解析したコンピュータ20が、2次元バーコード63を復号化すると得られる検査内容と識別表示67が示す培地60の種別とを照合して得た判定結果である。なお、コンピュータ20は、画像4aに映る有効期限65を読み取って取得した培地60の有効期限が既に経過しているか否かの判定結果を、使用テンプレート判定結果欄4gの判定結果に反映あるいは有効期限の判定結果欄に表示してもよい。
図4Gは、編集ボタン4bを押した際に表示される画面の一例を示した図である。編集ボタン4bがクリックされると、コンピュータ20は、培地60の拡大画像5aや閉じるボタン5bを配置した編集画面5を表示装置に表示させる。編集画面5は、画像解析においてコロニー66として識別された物標に付与されたマーク4fを取り消したり、コロニー66として識別されていない物標にマーク4fを付与したりする編集操作用の画面である。ここで、画像4aに表示されている何れかのマーク4fがクリックされると、コンピュータ20は、クリックされたマーク4fを、色あるいは線種の異なる他のマーク5cに変更し、或いはマーク4fを消去する。また、閉じるボタン5bがクリックされると、コンピュータ20は、編集画面5を閉じると共に、閉じた編集画面5でマーク4fが付与されていたコロニー66をカウントし、図4Fに示した登録画面4の測定結果欄4dにコロニー数として値を反映させる。
図4Hは、測定範囲変更ボタン4cを押した際に表示される画面の一例を示した図である。測定範囲変更ボタン4cがクリックされると、コンピュータ20は、培地60の拡大画像6aや正方形の範囲選択枠6b、選択範囲が全体に占める割合を百分率で示したステータスバー6c、閉じるボタン6dを配置した測定範囲変更画面6を表示装置に表示させる。測定範囲変更画面6は、画像解析においてコロニー66として識別する画像の測定範囲を変更する測定範囲変更操作用の画面である。ここで、範囲選択枠6bの右下の隅にある小さなハンドル6eがドラッグされると、コンピュータ20は、範囲選択枠6bを拡大
または縮小し、ステータスバー6cの値を増減する。また、範囲選択枠6bの枠線がドラッグされると、コンピュータ20は、範囲選択枠6bを移動する。また、範囲選択枠6bの拡大、縮小または移動中にドロップされると、コンピュータ20は、範囲選択枠6bの大きさ及び位置を固定する。また、閉じるボタン6dがクリックされると、コンピュータ20は、測定範囲変更画面6を閉じると共に、閉じた測定範囲変更画面6の範囲選択枠6b内でマーク4fが付与されていたコロニー66をカウントし、図4Fに示した登録画面4の測定結果欄4dに値を反映させる。
図4Fに示した登録画面4の測定結果登録ボタン4eがクリックされると、コンピュータ20は、図4Aに示した測定データ一覧画面1のデータ一覧表1eの先頭行に新たな測定データを追加する(S105)。図4Fに示したような測定データの結果の画面は、測定データ一覧画面1のデータ一覧表1eにある任意の行の測定データがクリックされると呼び出され、表示装置に表示される。よって、検査担当者は、測定データの登録後、培地60の画像4aや測定結果をいつでも再確認することができる。なお、上述したステップS103からステップS105までの一連の処理は、コンピュータ20が実現する各種機能部のうちの後処理部50が主に実現する。
上記実施形態に係る微生物検査装置10であれば、微生物検査の前処理である準備段階において、検体の検査に用いるシート状の培地に検査条件が印刷される。よって、検査の担当者は、培地に印刷されている検査条件を読めば、何れの検体の検査に用いる培地であるかを容易に把握することができ、例えば、検体と培地とを取り扱う際に他のものと取り違えるといった間違いも抑制される。更に、上記実施形態に係る微生物検査装置10は、微生物検査の後処理であるデータの処理段階において、読み込まれた培地の画像を解析し、培地に印刷されている検査条件と培地の識別表示67とを照らし合わせて結果を出力しているため、培地の取り違えがあったとしても、これを検出して検査の担当者に知らせることができる。また、上記実施形態に係る微生物検査装置10であれば、微生物検査の準備段階の作業の省力化のみならず、省力化の実現によって培地に印刷されることになった情報を、微生物検査の後処理であるデータの処理段階における検査の検証に有効活用することで、前処理と後処理とが有機的に関連し合い、微生物の検査に関わる作業の全体的な合理化が図られることになる。
なお、上記実施形態に係る微生物検査装置10は、例えば、次のように変形することも可能である。すなわち、上記実施形態に係る微生物検査装置10は、例えば、培地60に印刷を施す前処理において、複合機30にセットされた培地60の種別が、印刷しようとする検査内容のものと適合しているか否かを自動判定し、否定判定の場合に印刷を一時停止して判定結果を画面表示するようにしてもよい。複合機30にセットされている培地60の種別は、例えば、培地60に予め付与されている識別表示67を複合機30のスキャナ機能あるいは他のスキャナで読み取って識別するようにしてもよいし、或いは、培地60の形状や大きさを種別毎に互い違いにしておき、複合機30に備わっている用紙の大きさの判別機能、或いは、スキャナで読み取った画像から得られる培地60の形状や大きさの情報を使って培地60の種別を識別するようにしてもよい。上記実施形態に係る微生物検査装置10がこのように変形されていれば、種別の合わない培地60を使った微生物の培養を防ぐことができる。
また、例えば、印刷前の培地をセットする用紙トレーが複合機30あるいはプリンタに複数備わっている場合、上記実施形態に係る微生物検査装置10は、例えば、印刷しようとする検査内容のものと適合する培地60がセットされている用紙トレーを自動選択し、選択した用紙トレーにセットされている培地60に検査内容を印刷するようにしてもよい。上記実施形態に係る微生物検査装置10がこのように変形されていれば、微生物検査の準備作業において培地60の交換作業が不要であり、また、一度の準備作業で複数種類の
培地60を取り扱う場合に準備作業が容易である。
《コンピュータが読み取り可能な記録媒体》
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、ブルーレイディスク(ブルーレイは登録商標)、DAT、8mmテープ、フラッシュメモリなどのメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
なお、本願は、以下の付記的事項を含む。
[1] 特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、検体の検査条件を定めた検査情報を格納した記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件を、前記特定の検体の検査に用いるシート状の培地に印刷する前処理部と、
培地の画像が読み込まれると、培地に印刷されている検査条件および培地に予め識別表示されている培地の種別を前記画像から取得し、前記画像から取得した検査条件と培地の種別とが適合しているか否かの判定結果を出力する後処理部と、を備える、微生物検査装置。
[2] 前記前処理部は、前記特定の検体を表す記号または名称、希釈倍率、及びその他の検査条件を符号化したコードを印刷する、[1]に記載の微生物検査装置。
[3] 前記培地には、培地の有効期限が予め表示されており、
前記後処理部は、培地の画像が読み込まれると、培地に表示されている有効期限を前記画像から更に取得し、前記画像から取得した有効期限を経過しているか否かの判定結果を更に出力する、[1]または[2]に記載の微生物検査装置。
[4] 前記後処理部は、前記画像が読み込まれると、培地に生育したコロニー数を前記画像から特定する、[1]から[3]の何れか一項に記載の微生物検査装置。
[5] 前記検査条件には、コロニー数の良否判定の閾値が更に既定されており、
前記後処理部は、特定した前記コロニー数と前記検査条件の閾値とに基づき、前記特定の検体の検査結果を出力する、[4]に記載の微生物検査装置。
[6] 前記前処理部は、前記特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、印刷する培地の画像を読み込むか、または、印刷する培地の形状もしくは大きさを判別することにより、前記記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件と印刷する培地の種別とが適合しているか否かを更に判定する、[1]から[5]の何れか一項に記載の微生物検査装置。
[7] 前記前処理部は、前記特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、培地に印刷を施す装置に予め用意されている複数種類の培地の中から、前記記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件に適合する培地を選択して印刷する、[1]から[5]の何れか一項に記載の微生物検査装置。
[8] コンピュータが、
特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、検体の検査条件を定めた検査情報を格納した記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件を、前記特定の検体の検査に用いるシート状の培地に印刷する前処理と、
培地の画像が読み込まれると、培地に印刷されている検査条件および培地に予め識別表
示されている培地の種別を前記画像から取得し、前記画像から取得した検査条件と培地の種別とが適合しているか否かの判定結果を出力する後処理と、を実行する、微生物検査方法。
[9] 前記前処理の際、前記特定の検体を表す記号または名称、希釈倍率、及びその他の検査条件を符号化したコードを印刷する、[8]に記載の微生物検査方法。
[10] 前記培地には、培地の有効期限が予め表示されており、
前記後処理の際は、培地の画像が読み込まれると、培地に表示されている有効期限を前記画像から更に取得し、前記画像から取得した有効期限を経過しているか否かの判定結果を更に出力する、[8]または[9]に記載の微生物検査方法。
[11] 前記後処理の際は、前記画像が読み込まれると、培地に生育したコロニー数を前記画像から特定する、[8]から[10]の何れか一項に記載の微生物検査方法。
[12] 前記検査条件には、コロニー数の良否判定の閾値が更に既定されており、
前記後処理の際は、特定した前記コロニー数と前記検査条件の閾値とに基づき、前記特定の検体の検査結果を出力する、[11]に記載の微生物検査方法。
[13] 前記前処理の際は、前記特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、印刷する培地の画像を読み込むか、または、印刷する培地の形状もしくは大きさを判別することにより、前記記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件と印刷する培地の種別とが適合しているか否かを更に判定する、[8]から[12]の何れか一項に記載の微生物検査方法。
[14] 前記前処理の際は、前記特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、培地に印刷を施す装置に予め用意されている複数種類の培地の中から、前記記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件に適合する培地を選択して印刷する、[8]から[12]の何れか一項に記載の微生物検査方法。
[15] コンピュータに、
特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、検体の検査条件を定めた検査情報を格納した記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件を、前記特定の検体の検査に用いるシート状の培地に印刷する前処理と、
培地の画像が読み込まれると、培地に印刷されている検査条件および培地に予め識別表示されている培地の種別を前記画像から取得し、前記画像から取得した検査条件と培地の種別とが適合しているか否かの判定結果を出力する後処理と、を実行させる、微生物検査プログラム。
[16] 前記前処理の際、前記特定の検体を表す記号または名称、希釈倍率、及びその他の検査条件を符号化したコードを印刷させる、[15]に記載の微生物検査プログラム。
[17] 前記培地には、培地の有効期限が予め表示されており、
前記後処理の際は、培地の画像が読み込まれると、培地に表示されている有効期限を前記画像から更に取得し、前記画像から取得した有効期限を経過しているか否かの判定結果を更に出力させる、[15]または[16]に記載の微生物検査プログラム。
[18] 前記後処理の際は、前記画像が読み込まれると、培地に生育したコロニー数を前記画像から特定させる、[15]から[17]の何れか一項に記載の微生物検査プログラム。
[19] 前記検査条件には、コロニー数の良否判定の閾値が更に既定されており、
前記後処理の際は、特定した前記コロニー数と前記検査条件の閾値とに基づき、前記特定の検体の検査結果を出力させる、[18]に記載の微生物検査プログラム。
[20] 前記前処理の際は、前記特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、印刷する培地の画像を読み込むか、または、印刷する培地の形状もしくは大きさを判別することにより、前記記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件と印刷する培地の種別とが適合しているか否かを更に判定させる、[15]から[19]の何れか一項に記載の微生物検査プログラム。
[21] 前記前処理の際は、前記特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入
力されると、培地に印刷を施す装置に予め用意されている複数種類の培地の中から、前記記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件に適合する培地を選択して印刷させる、[15]から[19]の何れか一項に記載の微生物検査プログラム。
10・・・微生物検査装置:20・・・コンピュータ:30・・・複合機:40・・・前処理部:50・・・後処理部:60・・・培地:61・・・検体名:62・・・希釈倍率:63・・・2次元バーコード:64・・・ロットナンバー:65・・・有効期限:66・・・コロニー:67・・・識別表示
1・・・測定データ一覧画面:1a・・・一覧ボタン:1b・・・測定データ登録ボタン:1c・・・設定管理ボタン:1d・・・測定データ検索欄:1e・・・データ一覧表:1f・・・チェックボックス:1g・・・出力ボタン:1h・・・削除ボタン
2・・・確認画面:2a・・・印刷ボタン:2b・・・戻るボタン
3・・・確認画面:3a・・・測定ボタン:3b・・・戻るボタン
4・・・登録画面:4a・・・画像:4b・・・編集ボタン:4c・・・測定範囲変更ボタン:4d・・・測定結果欄:4e・・・測定結果登録ボタン:4f・・・マーク:4g・・・使用テンプレート判定結果欄
5・・・編集画面:5a・・・拡大画像:5b・・・閉じるボタン:5c・・・他のマーク
6・・・測定範囲変更画面:6a・・・拡大画像:6b・・・範囲選択枠:6c・・・ステータスバー:6d・・・閉じるボタン:6e・・・ハンドル

Claims (18)

  1. 特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、検体の検査条件を定めた検査情報を格納した記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件を、前記特定の検体の検査に用いるものであって、培地の種別が予め識別表示されているシート状の培地に印刷する前処理部と、
    前記培地の画像が読み込まれると、培地に印刷されている前記検査条件および培地に予め識別表示されている前記培地の種別を前記画像から取得し、前記画像から取得した検査条件と培地の種別とが適合しているか否かの判定結果を出力する後処理部と、を備え、
    前記前処理部は、前記シート状の培地がセットされたプリンタで前記特定の検体の検査条件を印刷する、
    微生物検査装置。
  2. 前記前処理部は、前記特定の検体を表す記号または名称、希釈倍率、及びその他の検査条件を符号化したコードを印刷する、
    請求項1に記載の微生物検査装置。
  3. 前記培地には、培地の有効期限が予め表示されており、
    前記後処理部は、培地の画像が読み込まれると、培地に表示されている有効期限を前記画像から更に取得し、前記画像から取得した有効期限を経過しているか否かの判定結果を更に出力する、
    請求項1または2に記載の微生物検査装置。
  4. 前記後処理部は、前記画像が読み込まれると、培地に生育したコロニー数を前記画像から特定する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の微生物検査装置。
  5. 前記検査条件には、コロニー数の良否判定の閾値が更に既定されており、
    前記後処理部は、特定した前記コロニー数と前記検査条件の閾値とに基づき、前記特定の検体の検査結果を出力する、
    請求項4に記載の微生物検査装置。
  6. 前記前処理部は、前記特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、培地に印刷を施すプリンタの各用紙トレーに予め用意されている複数種類の培地の中から、前記記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件に適合する培地の用紙トレーを自動選択して、前記特定の検体の検査条件を印刷する、
    請求項1から5の何れか一項に記載の微生物検査装置。
  7. コンピュータが、
    特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、検体の検査条件を定めた検査情報を格納した記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件を、前記特定の検体の検査に用いるものであって、培地の種別が予め識別表示されているシート状の培地に印刷する前処理と、
    前記培地の画像が読み込まれると、培地に印刷されている前記検査条件および培地に予め識別表示されている前記培地の種別を前記画像から取得し、前記画像から取得した検査条件と培地の種別とが適合しているか否かの判定結果を出力する後処理と、を実行し、
    前記前処理では、前記シート状の培地がセットされたプリンタで前記特定の検体の検査条件を印刷する、
    微生物検査方法。
  8. 前記前処理の際、前記特定の検体を表す記号または名称、希釈倍率、及びその他の検査条件を符号化したコードを印刷する、
    請求項に記載の微生物検査方法。
  9. 前記培地には、培地の有効期限が予め表示されており、
    前記後処理の際は、培地の画像が読み込まれると、培地に表示されている有効期限を前記画像から更に取得し、前記画像から取得した有効期限を経過しているか否かの判定結果を更に出力する、
    請求項7または8に記載の微生物検査方法。
  10. 前記後処理の際は、前記画像が読み込まれると、培地に生育したコロニー数を前記画像から特定する、
    請求項7から9の何れか一項に記載の微生物検査方法。
  11. 前記検査条件には、コロニー数の良否判定の閾値が更に既定されており、
    前記後処理の際は、特定した前記コロニー数と前記検査条件の閾値とに基づき、前記特定の検体の検査結果を出力する、
    請求項10に記載の微生物検査方法。
  12. 前記前処理の際は、前記特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、培地に印刷を施すプリンタの各用紙トレーに予め用意されている複数種類の培地の中から、前記記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件に適合する培地の用紙トレーを自動選択して、前記特定の検体の検査条件を印刷する、
    請求項7から11の何れか一項に記載の微生物検査方法。
  13. コンピュータに、
    特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、検体の検査条件を定めた検査情報を格納した記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件を、前記特定の検体の検査に用いるものであって、培地の種別が予め識別表示されているシート状の培地に印刷する前処理と、
    前記培地の画像が読み込まれると、培地に印刷されている前記検査条件および培地に予
    め識別表示されている前記培地の種別を前記画像から取得し、前記画像から取得した検査条件と培地の種別とが適合しているか否かの判定結果を出力する後処理と、を実行させ、
    前記前処理では、前記シート状の培地がセットされたプリンタに前記特定の検体の検査条件を印刷させる、
    微生物検査プログラム。
  14. 前記前処理の際、前記特定の検体を表す記号または名称、希釈倍率、及びその他の検査条件を符号化したコードを印刷させる、
    請求項13に記載の微生物検査プログラム。
  15. 前記培地には、培地の有効期限が予め表示されており、
    前記後処理の際は、培地の画像が読み込まれると、培地に表示されている有効期限を前記画像から更に取得し、前記画像から取得した有効期限を経過しているか否かの判定結果を更に出力させる、
    請求項13または14に記載の微生物検査プログラム。
  16. 前記後処理の際は、前記画像が読み込まれると、培地に生育したコロニー数を前記画像から特定させる、
    請求項13から15の何れか一項に記載の微生物検査プログラム。
  17. 前記検査条件には、コロニー数の良否判定の閾値が更に既定されており、
    前記後処理の際は、特定した前記コロニー数と前記検査条件の閾値とに基づき、前記特定の検体の検査結果を出力させる、
    請求項16に記載の微生物検査プログラム。
  18. 前記前処理の際は、前記特定の検体に対する微生物検査の内容が選択または入力されると、培地に印刷を施すプリンタの各用紙トレーに予め用意されている複数種類の培地の中から、前記記憶装置から読み出した前記特定の検体の検査条件に適合する培地の用紙トレーを自動選択して、前記特定の検体の検査条件を印刷させる、
    請求項13から17の何れか一項に記載の微生物検査プログラム。
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