JP6906289B2 - 入力装置、車載装置、表示システムおよび入力装置の制御方法 - Google Patents

入力装置、車載装置、表示システムおよび入力装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、入力装置、車載装置、表示システムおよび入力装置の制御方法に関する。
従来、例えば人の指先とガラス等の操作面との間での静電容量の変化を捉えることで操作面におけるタッチ位置を検出する、いわゆる静電容量方式のタッチパネルを有する入力装置が知られている。
かかる入力装置は、操作面に対して一定のパルス数を有する検出信号を一定周期で出力し、出力した検出信号の変化を読み取ることでタッチ操作を検出する(たとえば、特許文献1参照)。
特開2007−10645号公報
しかしながら、従来の技術では、入力装置が配置される場所によっては、タッチ操作したユーザのグランド電位と、入力装置のグランド電位との電位差に起因するノイズが発生することがある。そして、かかるノイズの影響で、ユーザがタッチした位置とは別の位置をタッチ位置として誤検出するおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タッチ操作時の誤検出を防止することができる入力装置、車載装置、表示システムおよび入力装置の制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る入力装置は、操作受付部と、検出部と、信号制御部とを備える。操作受付部は、操作面を有し、前記操作面に対するタッチ操作を受け付ける。検出部は、前記操作受付部に対して所定のパルス数を有する検出信号を一定周期で出力し、当該検出信号の変化を読み取ることで前記タッチ操作を検出する。信号制御部は、前記検出部によって前記タッチ操作が検出された場合に、当該タッチ操作以降に出力される前記検出信号の前記パルス数を増やす制御を行う。
本発明によれば、タッチ操作時の誤検出を防止することができる。
図1は、実施形態に係る入力装置の制御方法の概要を示す図である。 図2は、実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係るパラメータ情報の説明図である。 図4は、実施形態に係る信号制御部の処理内容を示す図である。 図5は、実施形態に係る入力装置が実行する検出処理の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、実施形態の変形例に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 図7は、実施形態の変形例に係る入力装置が実行する切替処理の処理手順を示すフローチャートである。 図8は、実施形態の変形例に係るパラメータ情報の説明図である。 図9は、実施形態の変形例に係る信号制御部の処理内容を示す図である。 図10は、実施形態の変形例に係る表示システムの構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する入力装置、車載装置、表示システムおよび入力装置の制御方法の実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
以下の実施形態では、静電容量方式のタッチパネルを有する入力装置を例に挙げて説明するが、タッチパネルは、静電容量方式に限定されるものではなく、例えば抵抗膜方式であってもよい。
また、以下では、車載装置であるナビゲーション装置に搭載される入力装置を例に挙げて説明するが、入力装置の搭載対象は、ナビゲーション装置に限定されるものではない。例えば、入力装置は、スマートフォンや、PC(Personal Computer)、タブレット型端末や、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)等の車載装置以外の電子装置に搭載されてもよい。
まず、図1を用いて、実施形態に係る入力装置1(符号は図2参照)の制御方法の概要について説明する。図1は、実施形態に係る入力装置1の制御方法の概要を示す図である。
図1には、入力装置1によってタッチ操作が検出される場合の、タイミング図を示す。また、図1では、実施形態に係る入力装置1が所定のパルス数(図1では5パルスまたは10パルス)を有する検出信号を一定周期Tで出力していることとする。
図1に示すように、時刻t0において入力装置1の操作面に対してユーザがタッチ操作を開始したとする。入力装置1は、時刻t0以降の最初に出力される検出信号の変化を読み取ることで、時刻t1においてタッチ操作を検出する。例えば、入力装置1は、検出信号の全パルス(図1では5パルス)のうち所定比率以上のパルス数の電圧値が変化した場合、タッチ操作を検出する。
例えば、入力装置1は、5パルスを1セットとする検出信号を出力する場合に、計測された5パルスの電圧値が5パルスの出力値よりも低いときは、ユーザによるタッチ操作があったもの判定している。
実施形態に係る入力装置1は、タッチ操作を検出した場合に、タッチ操作以降に出力する検出信号のパルス数を増やす制御を行うものである。
ここで、従来の入力装置について説明する。従来の入力装置は、タッチ操作の有無に関わらず、常に一定のパルス数の検出信号を出力していた。つまり、従来は、タッチ操作を検出した場合であっても、タッチ操作以降に出力する検出信号のパルス数を変えることはなかった。
しかしながら、入力装置が配置される場所によっては、ユーザがタッチ操作を行う際に、タッチ操作に伴うノイズが発生することがある。このノイズは、タッチ操作したユーザのグランド電位と、入力装置のグランド電位との電位差に起因している。なお、このノイズは、予め実験等によって検出信号1回あたりのパルス数に相当する継続時間を有していることが確認されている。
このため、従来の入力装置は、発生したノイズの継続時間と、検出信号1回あたりのパルス数に相当する時間とが略同じであるため、かかるノイズをタッチ操作として検出してしまうおそれがあった。したがって、従来は、検出信号を出力させている時間以上にノイズが発生した場合には、計測された5パルスの電圧値が出力時の5パルスよりも低くなってしまい、ユーザ操作が無いにもかかわらずタッチ操作の誤判定がされてしまう。
そこで、実施形態に係る入力装置1では、タッチ操作中の検出信号1回あたりの時間を長くすることとした。具体的には、実施形態に係る入力装置1は、タッチ操作を検出した場合に、かかるタッチ操作以降に出力する検出信号のパルス数を増やす制御を行うこととした。
例えば、実施形態に係る入力装置1では、5パルスよりも増加させた10パルスを1セットとする検出信号を出力することで、検出信号の出力時間がノイズの発生時間よりも長くなり、結果、10パルスを計測した電圧値が10パルスの出力値よりも低くなることが無い。つまり、ノイズ発生によるユーザ操作の誤判定を防止することが出来る。また、このように増加させるパルス数は誤判定を防止しつつユーザによるタッチ操作を判定可能な数を設定している。
また、実施形態に係る入力装置1は、検出したタッチ操作が解除されてから、所定期間は検出信号のパルス数を増やしたまま維持するが、かかる点については、図4を用いて後述する。
次に、図2を参照して、実施形態に係る入力装置1を備えたナビゲーション装置10の構成について詳細に説明する。図2は、実施形態に係るナビゲーション装置10の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ナビゲーション装置10は、電源100に接続される。また、ナビゲーション装置10は、入力装置1と、AVN部11とを備える。なお、ナビゲーション装置10は、直流電力によって駆動される。
電源100は、ナビゲーション装置10へ駆動電力を供給することで、入力装置1およびAVN部11を駆動させる。なお、電源100の種類は、直流電源および交流電源のいずれであってもよく、駆動電力がナビゲーション装置10へ取り込まれる前に、変換器を介して直流へ変換されていれば足りる。
直流電源としては、例えば車両のバッテリ等がある。また、交流電源としては、例えば販売店等の施設内に設置された交流電源があり、ナビゲーション装置10を例えばデモ機として展示する場合に使用される。
AVN部11は、入力装置1から出力される信号に基づいてオーディオ、ビジュアル(映像)、ナビゲーション等の各種機能を制御する。例えば、AVN部11は、ナビゲーション機能を制御する場合、例えばユーザからのタッチ操作によって指定された目的地までの経路の設定および案内を行う。
また、AVN部11は、オーディオ機能を制御する場合、例えばユーザからのタッチ操作によって指定された楽曲を車室内に流したり、ユーザのタッチ操作に応じて音量等を調整したりする。また、AVN部11は、映像機能を制御する場合、例えばユーザからのタッチ操作によって指定されたテレビ放送局の電波を受信して音声および映像を出力する。
入力装置1は、制御部2と、記憶部3とを備える。制御部2は、操作受付部21と、検出部22と、信号制御部23とを備える。記憶部3は、パラメータ情報31を記憶する。
ここで、入力装置1は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、たとえば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部2の操作受付部21、検出部22および信号制御部23として機能する。
また、制御部2の操作受付部21、検出部22および信号制御部23の少なくともいずれか一つまたは全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
また、記憶部3は、たとえば、RAMやHDDに対応する。RAMやHDDは、パラメータ情報31や各種プログラムの情報を記憶することができる。なお、入力装置1は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得することとしてもよい。
なお、上記したナビゲーション装置10も、入力装置1と同様に、コンピュータや各種の回路にて構成することができる。また、図2では、入力装置1が備える制御部2および記憶部3は、ナビゲーション装置10が備える図示しない制御部および記憶部とは別構成としたが、入力装置1およびナビゲーション装置10は、共通の制御部および記憶部で構成されてもよい。
ここで、図3を用いて、記憶部3が記憶するパラメータ情報31について説明する。図3は、実施形態に係るパラメータ情報31の説明図である。図3に示すように、パラメータ情報31は、「パラメータID」および「パルス数」といった項目を有する。
「パラメータID」は、パラメータ情報31に含まれる各パラメータを識別する識別情報である。「パルス数」は、「非タッチ」時および「タッチ」時に出力される検出信号1回あたりのパルス数を示す。
「非タッチ」は、後述する検出部22によってタッチ操作が検出されていない期間である非タッチ期間(図4参照)を示す。また、「タッチ」は、検出部22によってタッチ操作が検出されている期間であるタッチ期間を示す。
図3に示すように、パラメータID「1」(以下、第1パラメータ)は、非タッチ期間に出力される検出信号のパルス数が、「5」であり、タッチ期間に出力される検出信号のパルス数が、「10」であることを示す。つまり、第1パラメータは、タッチ操作が検出された場合に、検出信号のパルス数を増やすパラメータである。
また、パラメータID「2」(以下、第2パラメータ)は、非タッチ期間およびタッチ期間に出力される検出信号のパルス数が共に「5」であることを示す。つまり、第2パラメータは、タッチ操作が検出された場合に、タッチ操作が検出される以前の検出信号のパルス数を維持するパラメータである。
そして、後述する信号制御部23は、第1パラメータおよび第2パラメータのうちいずれか一方に基づいて検出信号のパルス数を制御する。例えば、後述する操作受付部21は、ユーザから第1パラメータおよび第2パラメータのうちいずれかを選択する選択操作を受け付ける。これにより、ユーザは、パラメータを手動で切り替えることができる。
例えば、ユーザは、ナビゲーション装置10が販売店等に展示される場合に、第1パラメータを選択する。これは、販売店等の施設内にある電源100は、ナビゲーション装置10から比較的離れた位置にあるため、タッチ操作したユーザのグランド電位と、入力装置1のグランド電位との電位差に起因するノイズが発生しやすいためである。
また、ユーザは、ナビゲーション装置10が車両に搭載される場合に、第2パラメータを選択する。これは、車両という狭い環境下では、タッチ操作したユーザのグランド電位と、入力装置1のグランド電位との電位差に起因するノイズが発生しにくいためである。
このように、予めパラメータを複数記憶しておくことで、例えばノイズが発生しやすい状況でのみ検出信号のパルス数を増やすことができるため、不要な電力消費を抑えることができる。
なお、第1パラメータおよび第2パラメータの切り替えを操作受付部21への操作による手動切替としたが、第1パラメータおよび第2パラメータを自動で切り替えることとしてもよい。かかる点については、図6を用いて後述する。
制御部2は、操作面に対して検出信号を出力し、検出信号の変化を読み取ることでタッチ操作を検出するとともに、タッチ操作が検出された場合に、パラメータ情報31を参照して検出信号のパルス数を制御する。
操作受付部21は、ユーザから各種操作を受け付ける。操作受付部21は、操作面を有し、かかる操作面に対するタッチ操作を受け付ける。操作面は、例えばガラスやアクリル等の絶縁性部材である。
また、操作受付部21は、操作面に接続される第1電極および第2電極を備える。第1電極および第2電極は、例えば操作面に沿って互いに直交する向きに複数配列される。
また、操作受付部21は、記憶部3に記憶されたパラメータ情報31に含まれる第1パラメータおよび第2パラメータのうちいずれか一方を選択する選択操作をユーザから受け付ける。
例えば、操作受付部21は、第1パラメータおよび第2パラメータを含む選択画面を表示する表示部を備え、表示した選択画面へのタッチ操作を選択操作として受け付ける。
なお、操作受付部21は、選択画面を表示する表示部を備えることとしたが、これに限らず、例えば、パラメータを切り替えるための専用のスイッチを備えることとしてもよい。
検出部22は、操作受付部21に対して所定のパルス数の検出信号を一定周期で出力し、出力した検出信号の変化を読み取ることでタッチ操作を検出する。具体的には、検出部22は、まず、操作受付部21が備える第1電極へ所定の電圧値の検出信号を一定周期で印加する。そして、第1電極に印加された検出信号は、隣接する第2電極へ流れる。
検出部22は、第2電極に流れた検出信号の各パルスの電圧値を計測するとともに、計測した各パルスの電圧値と出力時の検出信号の電圧値とを比較することで、タッチ操作を検出する。検出部22は、検出信号1回あたりの全パルスの電圧値をそれぞれ計測し、比較する。
例えば、タッチ操作が行われている場合、検出部22によって計測される検出信号の電圧値は、出力時の検出信号の電圧値より低くなる。これは、タッチ操作を行ったユーザが導電体となることによって、検出信号の一部がタッチ位置を介してユーザ側へ流れるためである。
つまり、検出部22は、検出信号の全パルスの電圧値それぞれが所定値以上低下した場合に、タッチ操作を検出する。また、タッチ操作が行われていない場合、検出部22によって計測される検出信号の電圧値は、出力時の検出信号の電圧値と略同じ値となる。
なお、検出部22は、検出信号1回あたりの全パルスの電圧値が低下した場合に、タッチ操作を検出したが、全パルスが低下しなくともタッチ操作を検出してもよい。例えば、検出部22は、上記した全パルスのうち、所定比率のパルス数の電圧値が低下した場合に、タッチ操作を検出することとしてもよい。
また、検出部22は、全パルスの電圧値の平均値を用いてもよい。具体的には、検出部22は、検出信号1回あたりの全パルスの電圧値の平均値が、出力時の検出信号の全パルスの平均値より所定値以上低下した場合に、タッチ操作を検出することとしてもよい。
また、検出部22は、タッチ操作を検出した場合、検出信号の電圧値が変化した第2電極の位置をタッチ位置として検出する。タッチ位置は、例えば操作面に対するXY座標系によって表される。また、検出部22は、検出したタッチ位置の情報をAVN部11へ出力する。
信号制御部23は、記憶部3に記憶されたパラメータ情報31に基づいて検出信号の出力を制御する。例えば、信号制御部23は、検出部22によってタッチ操作が検出された場合に、かかるタッチ操作以降に出力される検出信号のパルス数を増やす制御を行う。ここで、図4を用いて信号制御部23の処理内容について具体的に説明する。
図4は、実施形態に係る信号制御部23の処理内容を示す図である。図4には、タッチ操作における信号制御部23の処理のタイミング図を示している。図4では、時刻t0においてユーザが操作受付部21の操作面にタッチ操作を行ったこととする。
ここで、図4に示すように、検出部22は、所定のパルス数(図4では、5パルスまたは10パルス)を有する検出信号を一定周期Tで出力している。なお、検出信号の各パルスの間隔は、例えば100kHz(0.01msec)である。
また、一定周期Tは、例えば10msecである。これは、人の瞬間的なタッチ操作が、20〜30msec程度であることを考慮している。これにより、検出部22は、ユーザがどのようなタッチ操作を行った場合であっても、確実にタッチ操作を検出することができる。
図4に示すように、検出部22は、時刻t1においてタッチ操作を検出する。なお、時刻t0においてタッチ操作を行ってから、時刻t1において実際にタッチ操作として検出するまでの時間のずれは、ごく短時間(10msec以下)であるため、タッチ操作を行ったユーザが違和感を覚えることはない。
信号制御部23は、例えばパラメータID「1」(図3参照)が選択されている場合、検出部22によってタッチ操作が検出されると、かかるタッチ操作以降に出力される検出信号のパルス数を増やす制御を行う。具体的には、図4に示すように、信号制御部23は、タッチ操作が検出された時刻t1以降に出力される検出信号のパルス数を5回から10回に増やすように検出部22に指示する。
これにより、タッチ操作中に、ノイズが発生した場合であっても、ノイズをタッチ操作として検出しなくなる。つまり、タッチ操作時の誤検出を防止することができる。
なお、パラメータID「2」が選択されている場合(図示せず)、信号制御部23は、検出部22によってタッチ操作が検出されると、タッチ操作が検出される以前の検出信号のパルス数を維持する制御を行う。
つまり、パラメータID「2」が選択されている場合、タッチ操作が検出された場合に、タッチ操作以降に出力される検出信号のパルス数を増やさない。これにより、不要な電力消費を抑えることができる。
また、図4に示すように、信号制御部23は、検出部22によってタッチ操作が解除された場合に、かかるタッチ操作が解除されてから所定期間Wが経過するまでは検出信号のパルス数を増やしたまま維持する制御を行う。
例えば、ユーザが、時刻t3において、操作受付部21の操作面から指を離したとする。このとき、まず、検出部22は、時刻t3以降の最初に出力される10回の検出信号の電圧値が所定値以上低下していないことを読み取ることで、時刻t4においてタッチ操作を解除する。
そして、信号制御部23は、タッチ操作が解除された時刻t4から所定期間Wの間は、出力する検出信号のパルス数を増やしたまま、つまり10パルスのままを維持するように検出部22に指示する。なお、所定期間Wは、例えば数秒であることが好ましい。
また、信号制御部23は、所定期間W内において、検出部22によってタッチ操作が再検出されたか否かを判定する。つまり、信号制御部23は、検出部22がタッチ操作を瞬間的に2回行うダブルタップ操作を検出したか否かを判定する。
例えば、図4に示すように、信号制御部23は、所定期間W内にタッチ操作が再検出されなかった場合、所定期間Wが経過した時刻t5以降に出力される検出信号のパルス数をタッチ操作が検出される以前のパルス数に戻すよう検出部22に指示する。
一方、信号制御部23は、所定期間W内にタッチ操作が再検出された場合、所定期間Wが経過した時刻t5以降も出力する検出信号のパルス数を増やした状態を維持するように検出部22に指示する。
これにより、ダブルタップ操作時において、1回目と2回目とのタッチ操作間に発生するノイズをタッチ操作として検出しないようにできるため、ダブルタップ操作時の誤検出を防止することができる。
なお、所定期間Wは、時間(例えば数秒)に限定されるものではなく、例えば、検出信号の回数としてもよい。例えば、所定期間Wは、タッチ操作が解除されてから(時刻t4)、一定周期Tで検出信号が所定回数出力されるまでの期間であってもよい。
次に、図5を用いて、実施形態に係る入力装置1が実行する検出処理の処理手順について説明する。図5は、実施形態に係る入力装置1が実行する検出処理の処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、まず、検出部22は、操作受付部21が備える第1電極に対して所定のパルス数の検出信号を一定周期Tで出力する(ステップS101)。つづいて、検出部22は、出力された検出信号の電圧の変化を読み取ることで、操作受付部21が有する操作面に対するタッチ操作を検出したか否かを判定する(ステップS102)。
この判定処理において、信号制御部23は、検出部22によってタッチ操作が検出された場合(ステップS102,Yes)、検出されたタッチ操作以降に出力される検出信号のパルス数を増加する指示を検出部22に行う(ステップS103)。
つづいて、検出部22は、タッチ期間中に出力された検出信号の電圧の変化を読み取ることで、タッチ操作の解除を検出したか否かを判定する(ステップS104)。この判定処理において、検出部22は、タッチ操作の解除を検出したと判定した場合(ステップS104,Yes)、タッチ操作の解除後の所定期間W内にタッチ操作を再検出したか否かを判定する(ステップS105)。
この判定処理において、信号制御部23は、検出部22によって所定期間W内にタッチ操作が再度検出された場合(ステップS105,Yes)、処理をステップS104に移行することで、検出信号のパルス数を増やしたままを維持する。
一方、ステップS102において、検出部22は、タッチ操作を検出しなかった場合(ステップS102,No)、検出信号のパルス数を維持する、つまり、検出信号のパルス数を増加させずに(ステップS106)、処理を終了する。
また、ステップS104において、信号制御部23は、検出部22がタッチ操作の解除を検出していないと判定した場合(ステップS104,No)、つまりスワイプ操作等のタッチ操作が継続して行われている場合、処理をステップS103へ移行させる。
また、判定処理ステップS105において、信号制御部23は、検出部22によって所定期間W内にタッチ操作が再度検出されなかった場合(ステップS105,No)、所定期間W後に検出信号のパルス数を元に戻し(ステップS107)、処理を終了する。
上述してきたように、実施形態に係る入力装置1は、操作受付部21と、検出部22と、信号制御部23とを備える。操作受付部21は、操作面を有し、操作面に対するタッチ操作を受け付ける。検出部22は、操作受付部21に対して所定のパルス数を有する検出信号を一定周期Tで出力し、出力した検出信号の変化を読み取ることでタッチ操作を検出する。信号制御部23は、検出部22によってタッチ操作が検出された場合に、検出されたタッチ操作以降に出力される検出信号のパルス数を増やす制御を行う。これにより、発生するノイズをタッチ操作として検出しないため、タッチ操作時の誤検出を防止することができる。
なお、上述した実施形態では、信号制御部23は、第1パラメータおよび第2パラメータをユーザの手動操作で切り替えたが、自動で切り替えるようにしてもよい。かかる点について、図6を用いて説明する。
図6は、実施形態の変形例に係るナビゲーション装置10の構成を示すブロック図である。なお、以下に示す変形例では、上記した実施形態との相違点に焦点をおいて説明するとともに、同一の構成要素については同一の符号を付すことでその説明を省略する。
図6に示すように、実施形態の変形例に係る入力装置1は、ノイズ検出部24を備える。ノイズ検出部24は、タッチ操作中に発生するノイズ(電源ノイズ)を検出する。具体的には、ノイズ検出部24は、ノイズの強度を検出する。ノイズの強度とは、ノイズ量の多さを示す度合であり、例えばノイズ1回あたりの継続時間で表される。
具体的には、ノイズ検出部24は、検出したノイズの強度に基づいてノイズの継続時間が検出信号の何パルス分に相当するかを算出し、検出信号1回あたりのパルス数を超えるか否かを判定する。ノイズ検出部24は、ノイズの継続時間が検出信号のパルス数を超えると判定した場合、ノイズを検出する。
一方、ノイズ検出部24は、ノイズの検出時間が検出信号のパルス数を超えない場合、ノイズを検出しない。これにより、ノイズ検出部24は、タッチ操作として誤検出するノイズのみを検出することができる。
そして、信号制御部23は、ノイズ検出部24によってノイズが検出された場合に、第1パラメータに基づいて検出信号のパルス数を制御する。また、信号制御部23は、ノイズ検出部24によってノイズが検出されない場合に、第2パラメータに基づいて検出信号のパルス数を制御する。
これにより、信号制御部23は、ノイズが発生する場合のみ検出信号のパルス数を増やす制御を自動で行うことができる。なお、信号制御部23は、ノイズ検出部24が検出したノイズの強度に基づいて検出信号のパルス数を変動させてもよいが、かかる点については、図8を用いて後述する。
次に、図7を用いて、実施形態の変形例に係る入力装置1が実行する切替処理の処理手順について説明する。図7は、実施形態に係る入力装置1が実行する切替処理の処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、ノイズ検出部24は、タッチ操作中に発生するノイズである電源ノイズを検出したか否かを判定する(ステップS201)。この判定処理において、ノイズ検出部24は、ノイズを検出した場合(ステップS201,Yes)、第1パラメータに基づいて検出信号のパルス数を制御し(ステップS202)、処理を終了する。
一方、ノイズ検出部24は、ノイズを検出しなかった場合(ステップS201,No)、第2パラメータに基づいて検出信号のパルス数を制御し(ステップS203)、処理を終了する。
なお、パラメータ情報31は、第1パラメータおよび第2パラメータの2つのパラメータが含まれる場合に限定されるものではなく、例えば検出されるノイズの強度に応じてパラメータを変動させてもよい。かかる点について、図8を用いて説明する。
図8は、実施形態の変形例に係るパラメータ情報31の説明図である。図8に示すように、実施形態の変形例に係るパラメータ情報31は、パラメータID「1」(第1パラメータ)の中に、「低ノイズ」、「中ノイズ」および「高ノイズ」の3つのパラメータがさらに存在する。
3つのパラメータは、「タッチ」時のパルス数が異なる。例えば、「高ノイズ」は、検出信号のパルス数が「60」に設定されている。「中ノイズ」は、検出信号のパルス数が「30」に設定されている。「低ノイズ」は、検出信号のパルス数が「10」に設定されている。
信号制御部23は、ノイズ検出部24によって検出されたノイズの強度に基づいて検出信号のパルス数を変動させる。具体的には、信号制御部23は、上記の3つのパラメータのうち、検出されたノイズの強度に応じたパラメータを選択する。
例えば、信号制御部23は、「タッチ」時において、検出されたノイズの強度が検出信号の5パルス以上、10パルス未満であった場合、「低ノイズ」を選択する。また、信号制御部23は、検出されたノイズの強度が検出信号の10パルス以上、30パルス未満であった場合、「中ノイズ」を選択する。また、信号制御部23は、検出されたノイズの強度が検出信号の30パルス以上、60パルス未満であった場合、「高ノイズ」を選択する。
これにより、あらゆる強度のノイズが発生してもタッチ操作時の誤検出を防止できるとともに、ノイズの強度に近いパルス数の検出信号を出力するため、電力消費を抑えることができる。なお、図8では3つのパラメータのパルス数を固定値としたが、例えば検出されたノイズの強度に応じてパルス数を動的に変動させてもよい。
また、上述した実施形態では、信号制御部23は、タッチ操作が解除された後の所定期間W内において、検出信号のパルス数を増やしたまま変えないように維持したが、非タッチ期間より多ければ、検出信号のパルス数を変更してもよい。かかる点について、図9を用いて説明する。
図9は、実施形態の変形例に係る信号制御部23の処理内容を示す図である。信号制御部23は、タッチ操作が解除されてから所定期間Wが経過するまでは、タッチ操作が検出される以前の検出信号のパルス数より増やしたままを維持する制御を行う。
具体的には、図9に示すように、信号制御部23は、時刻t4においてタッチ操作が解除された場合に、所定期間W内における検出信号のパルス数を10回から7回に減らす。つづいて、信号制御部23は、所定期間Wを経過すると、検出信号のパルス数を7回から5回に戻す。
つまり、信号制御部23は、タッチ操作が解除された後、検出信号のパルス数を段階的に戻すようにする。これにより、所定期間W内において検出信号のパルス数を増やしたまま変えないように維持する場合と比べて、電力消費を抑えることができる。
また、上述した実施形態では、信号制御部23は、タッチ期間中に、一定周期T(例えば10msec)を変更せずに、検出信号のパルス数のみを増やすこととしたが、例えば一定周期Tも併せて変更してもよい。
具体的には、信号制御部23は、検出部22によってタッチ操作が検出された場合に、タッチ操作以降に出力される検出信号のパルス数を増やし、かつ、一定周期Tを短くする制御を行う。これにより、タッチ期間中の誤検出を防止でき、かつ、タッチ時の反応性を向上させることができる。
なお、信号制御部23は、一定周期Tを短くする制御に限定されず、一定周期Tを長くしてもよい。これにより、単位時間あたりに出力される検出信号の数を減らせるため、タッチ操作中の消費電力を抑えることができる。
また、上述した実施形態では、入力装置1とナビゲーション装置10とを一体的に構成した場合について説明したが、入力装置1とナビゲーション装置10とが別体構成であってもよい。かかる点について、図10を用いて説明する。
図10は、実施形態の変形例に係る表示システムSを示す図である。図10に示すように、表示システムSは、入力装置1と、制御装置40と、ディスプレイ50とを備える。これら各装置は、有線または無線によるネットワークを介して接続される。
制御装置40は、入力装置1から出力される信号に基づいて電子機器を制御する。制御装置40が制御する電子機器の機能として、例えば上記のナビゲーション装置10の各種機能を制御する。すなわち、入力装置1と、ナビゲーション装置10(制御装置40)とは別体で構成される。
また、制御装置40は、エアコン60やスピーカ70等を制御する。例えば、制御装置40がエアコン60を制御する場合、ユーザのタッチ操作に基づいて風量や、風向き、温度等のパラメータを制御する。また、制御装置40がスピーカ70を制御する場合、ユーザのタッチ操作に基づいて経路案内時の音声やオーディオ、動画等の出力音量を設定する。
なお、制御装置40が制御する電子機器は、ナビゲーション装置10、エアコン60およびスピーカ70に限定されるものではなく、例えば、車両のウインドウや、ドア等の開閉を行う電子機器であってもよい。
ディスプレイ50は、例えば液晶パネルであり、センターコンソール等の車両の搭乗者が視認可能な位置に設けられる。また、ディスプレイ50は、入力装置1へのタッチ操作に応じた情報を表示する。
例えば、ディスプレイ50は、ナビゲーション機能における地図画像や、動画やテレビ等の映像、スピーカ70から流れている楽曲等の情報を表示する。また、ディスプレイ50は、エアコン60やスピーカ70のパラメータを設定する設定画面を表示することもできる。
なお、ディスプレイ50は、液晶パネルに限定されるものではなく、例えばフロントガラスに取り付けられるヘッドアップディスプレイであってもよい。
このように、表示システムSでは、入力装置1が、多様な電子機器の制御を統合して受け付けることで、例えば上記した電子機器を制御する物理的ボタンを省くことができるため、車室内における意匠性の向上およびユーザの操作性の向上を図ることができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 入力装置
2 制御部
3 記憶部
10 ナビゲーション装置
11 AVN部
21 操作受付部
22 検出部
23 信号制御部
24 ノイズ検出部
31 パラメータ情報
40 制御装置
50 ディスプレイ
60 エアコン
70 スピーカ
100 電源
S 表示システム

Claims (16)

  1. 操作面を有し、前記操作面に対するタッチ操作を受け付ける操作受付部と、
    前記操作受付部に対して所定のパルス数を有する検出信号を一定周期で出力し、当該検出信号の変化を読み取ることで前記タッチ操作を検出する検出部と、
    前記検出部によって前記タッチ操作が検出された場合に、当該タッチ操作以降に出力される前記検出信号の前記パルス数を増やす制御を行う信号制御部と、
    前記タッチ操作が検出された場合に、前記パルス数を増やすパラメータである第1パラメータと、前記タッチ操作が検出される以前の前記パルス数を維持するパラメータである第2パラメータとを記憶する記憶部と、
    を備え、
    前記信号制御部は、
    前記第1パラメータおよび前記第2パラメータのうちいずれか一方に基づいて前記検出信号の前記パルス数を制御すること
    を特徴とする入力装置。
  2. 前記信号制御部は、
    前記検出部によって検出された前記タッチ操作が解除された場合に、当該タッチ操作が解除されてから所定期間が経過するまでは前記検出信号の前記パルス数を増やしたまま維持する制御を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記操作受付部は、
    前記第1パラメータおよび前記第2パラメータのうちいずれか一方を選択する選択操作をユーザから受け付け、
    前記信号制御部は、
    前記操作受付部が受け付けた前記選択操作に応じたパラメータに基づいて前記検出信号の前記パルス数を制御すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の入力装置。
  4. 前記タッチ操作中に発生するノイズを検出するノイズ検出部をさらに備え、
    前記信号制御部は、
    前記ノイズ検出部によって前記ノイズが検出された場合には、前記第1パラメータに基づいて前記検出信号の前記パルス数を制御すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の入力装置。
  5. 前記ノイズ検出部は、
    前記ノイズの強度を検出し、
    前記信号制御部は、
    前記ノイズ検出部によって検出された前記ノイズの強度に基づいて前記検出信号の前記パルス数を変動させること
    を特徴とする請求項4に記載の入力装置。
  6. 操作面を有し、前記操作面に対するタッチ操作を受け付ける操作受付部と、
    前記操作受付部に対して所定のパルスの継続時間を有する検出信号を一定周期で出力し、当該検出信号の変化を読み取ることで前記タッチ操作を検出する検出部と、
    前記検出部によって前記タッチ操作が検出された場合に、当該タッチ操作以降に出力される前記検出信号の前記継続時間を増やす制御を行う信号制御部と
    前記タッチ操作が検出された場合に、前記継続時間を増やすパラメータである第1パラメータと、前記タッチ操作が検出される以前の前記継続時間を維持するパラメータである第2パラメータとを記憶する記憶部と、
    を備え
    前記信号制御部は、
    前記第1パラメータおよび前記第2パラメータのうちいずれか一方に基づいて前記検出信号の前記継続時間を制御すること
    を特徴とする入力装置。
  7. 前記信号制御部は、
    前記検出部によって検出された前記タッチ操作が解除された場合に、当該タッチ操作が解除されてから所定期間が経過するまでは前記検出信号の前記継続時間を増やしたまま維持する制御を行うこと
    を特徴とする請求項6に記載の入力装置。
  8. 前記操作受付部は、
    前記第1パラメータおよび前記第2パラメータのうちいずれか一方を選択する選択操作をユーザから受け付け、
    前記信号制御部は、
    前記操作受付部が受け付けた前記選択操作に応じたパラメータに基づいて前記検出信号の前記継続時間を制御すること
    を特徴とする請求項6または7に記載の入力装置。
  9. 前記タッチ操作中に発生するノイズを検出するノイズ検出部をさらに備え、
    前記信号制御部は、
    前記ノイズ検出部の検出結果に基づいて、前記継続時間を制御すること
    を特徴とする請求項6〜のいずれか1つに記載の入力装置。
  10. 前記ノイズ検出部は、
    前記ノイズの強度を検出し、
    前記信号制御部は、
    前記ノイズ検出部によって検出された前記ノイズの強度に基づいて前記検出信号のパルス数を変動させること
    を特徴とする請求項9に記載の入力装置。
  11. 操作面を有し、前記操作面に対するタッチ操作を受け付ける操作受付部と、
    前記操作受付部に対して所定のパルス数を有する検出信号を一定周期で出力し、当該検出信号の変化を読み取ることで前記タッチ操作を検出する検出部と、
    前記検出部によって前記タッチ操作が検出された場合に、当該タッチ操作以降に出力される前記検出信号の前記パルス数を増やす制御を行う信号制御部と、
    前記タッチ操作が検出された場合に、前記パルス数を増やすパラメータである第1パラメータと、前記タッチ操作が検出される以前の前記パルス数を維持するパラメータである第2パラメータとを記憶する記憶部と、
    を備え、
    前記信号制御部は、
    前記第1パラメータおよび前記第2パラメータのうちいずれか一方に基づいて前記検出信号の前記パルス数を制御する、入力装置を備えること
    を特徴とする車載装置。
  12. 操作面を有し、前記操作面に対するタッチ操作を受け付ける操作受付部と、
    前記操作受付部に対して所定のパルスの継続時間を有する検出信号を一定周期で出力し、当該検出信号の変化を読み取ることで前記タッチ操作を検出する検出部と、
    前記検出部によって前記タッチ操作が検出された場合に、当該タッチ操作以降に出力される前記検出信号の前記継続時間を増やす制御を行う信号制御部と
    前記タッチ操作が検出された場合に、前記継続時間を増やすパラメータである第1パラメータと、前記タッチ操作が検出される以前の前記継続時間を維持するパラメータである第2パラメータとを記憶する記憶部と、
    を有する入力装置を備え
    前記信号制御部は、
    前記第1パラメータおよび前記第2パラメータのうちいずれか一方に基づいて前記検出信号の前記継続時間を制御すること
    を特徴とする車載装置。
  13. 操作面を有し、前記操作面に対するタッチ操作を受け付ける操作受付部と、
    前記操作受付部に対して所定のパルス数を有する検出信号を一定周期で出力し、当該検出信号の変化を読み取ることで前記タッチ操作を検出する検出部と、
    前記検出部によって前記タッチ操作が検出された場合に、当該タッチ操作以降に出力される前記検出信号の前記パルス数を増やす制御を行う信号制御部と、前記タッチ操作が検出された場合に、前記パルス数を増やすパラメータである第1パラメータと、前記タッチ操作が検出される以前の前記パルス数を維持するパラメータである第2パラメータとを記憶する記憶部と、を備え、前記信号制御部は、前記第1パラメータおよび前記第2パラメータのうちいずれか一方に基づいて前記検出信号の前記パルス数を制御する、入力装置と、
    前記入力装置から出力される信号に基づいて電子機器を制御する制御装置と、
    前記入力装置への前記タッチ操作に応じた情報を表示するディスプレイと、
    を備えることを特徴とする表示システム。
  14. 操作面を有し、前記操作面に対するタッチ操作を受け付ける操作受付部と、
    前記操作受付部に対して所定のパルスの継続時間を有する検出信号を一定周期で出力し、当該検出信号の変化を読み取ることで前記タッチ操作を検出する検出部と、
    前記検出部によって前記タッチ操作が検出された場合に、当該タッチ操作以降に出力される前記検出信号の前記継続時間を増やす制御を行う信号制御部と、前記タッチ操作が検出された場合に、前記継続時間を増やすパラメータである第1パラメータと、前記タッチ操作が検出される以前の前記継続時間を維持するパラメータである第2パラメータとを記憶する記憶部と、を有する入力装置と、
    前記入力装置から出力される信号に基づいて電子機器を制御する制御装置と、
    前記入力装置への前記タッチ操作に応じた情報を表示するディスプレイと、
    を備え
    前記信号制御部は、
    前記第1パラメータおよび前記第2パラメータのうちいずれか一方に基づいて前記検出信号の前記継続時間を制御すること
    を特徴とする表示システム。
  15. 操作面を有し、前記操作面に対するタッチ操作を受け付ける操作受付工程と、
    前記操作受付工程に対して所定のパルス数を有する検出信号を一定周期で出力し、当該検出信号の変化を読み取ることで前記タッチ操作を検出する検出工程と、
    前記検出工程によって前記タッチ操作が検出された場合に、当該タッチ操作以降に出力される前記検出信号の前記パルス数を増やす制御を行う信号制御工程と、
    前記タッチ操作が検出された場合に、前記パルス数を増やすパラメータである第1パラメータと、前記タッチ操作が検出される以前の前記パルス数を維持するパラメータである第2パラメータとを記憶部に記憶する工程と、
    を含み、
    前記信号制御工程は、
    前記第1パラメータおよび前記第2パラメータのうちいずれか一方に基づいて前記検出信号の前記パルス数を制御すること
    を特徴とする入力装置の制御方法。
  16. 操作面を有し、前記操作面に対するタッチ操作を受け付ける操作受付工程と、
    前記操作受付工程に対して所定のパルスの継続時間を有する検出信号を一定周期で出力し、当該検出信号の変化を読み取ることで前記タッチ操作を検出する検出工程と、
    前記検出工程によって前記タッチ操作が検出された場合に、当該タッチ操作以降に出力される前記検出信号の前記継続時間を増やす制御を行う信号制御工程と
    前記タッチ操作が検出された場合に、前記継続時間を増やすパラメータである第1パラメータと、前記タッチ操作が検出される以前の前記継続時間を維持するパラメータである第2パラメータとを記憶部に記憶する記憶工程と、
    を含み、
    前記信号制御工程は、
    前記第1パラメータおよび前記第2パラメータのうちいずれか一方に基づいて前記検出信号の前記継続時間を制御すること
    を特徴とする入力装置の制御方法。
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