JP6904998B2 - コンテナの角部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、コンテナの角部構造に関する。
コンテナの角部構造として、保冷庫の前壁と側壁と天井壁とが接合されるフロントルーフコーナー接合部に、インナーキャップを取り付けてその隙間にシール剤を塗布すると共に、インナーキャップに被せるようにアウターカバーを取り付けることが知られている。
特開2008−174171号公報
インナーキャップにアウターカバーを被せる構造であると、前壁、側壁及び天井壁の表面に対してアウターカバーが張り出すことになる。この場合、接触等によりアウターカバーの縁部に外力が作用すると、アウターカバーがめくれてしまうことがある。特に、航空用のコンテナに関しては、取扱いが極めて雑であることから、アウターカバーを取り付けた角部が損傷しやすい。
そこで本発明は、コンテナの角部の損傷を抑えることを目的としている。
本発明の一態様は、三つの壁部が互いに直交する位置周辺の第一角部に、前記三つの壁部の表面を覆う三つのキャップ面を備えるコーナーキャップが取り付けられ、前記三つの壁部のうち二つの壁部の縁部が互いに隣接する位置周辺の第二角部に、前記二つの壁部の表面を覆う二つのレール面を備えるコーナーレールが取り付けられるコンテナの角部構造である。前記コーナーキャップと前記コーナーレールとは、同一の前記壁部において表面が同一面で形成され、前記第一角部及び前記第二角部における前記コーナーキャップ及び前記コーナーレールの内側に、前記コーナーキャップと前記コーナーレールとにわたって延在する中子材が設けられている。前記コーナーキャップは、前記中子材の端部が当接して位置決めされる位置決め部を備えている。前記第一角部と前記第二角部とにわたり凹部が形成され、前記コーナーキャップの内面には前記凹部に入り込む凸部が形成され、前記凸部が入り込む位置の前記凹部に隣接して前記中子材が前記凹部に入り込む。前記位置決め部は、前記凸部によって形成されている。
また、本発明の一態様は、三つの壁部が互いに直交する位置周辺の第一角部に、前記三つの壁部の表面を覆う三つのキャップ面を備えるコーナーキャップが取り付けられ、前記三つの壁部のうち二つの壁部の縁部が互いに隣接する位置周辺の第二角部に、前記二つの壁部の表面を覆う二つのレール面を備えるコーナーレールが取り付けられるコンテナの角部構造である。前記コーナーキャップと前記コーナーレールとは、同一の前記壁部において表面が同一面で形成され、前記第一角部及び前記第二角部における前記コーナーキャップ及び前記コーナーレールの内側に、前記コーナーキャップと前記コーナーレールとにわたって延在する中子材が設けられている。前記中子材の外面と、この外面に接する前記コーナーキャップ及び前記コーナーレールの内面との少なくともいずれか一方に、シール剤が塗布されている。
本発明によれば、コーナーキャップの損傷を抑えることができる。
図1は、本実施形態の角部構造を備えるコンテナの斜視図である。 図2は、図1のコンテナの角部を示す斜視図である。 図3は、図2に対し一つのコーナーレール及び中子材を外した状態を示す斜視図である。 図4は、図2に対しコーナーキャップを外した状態を示す斜視図である。 図5は、コーナーキャップを裏側から見た斜視図である。 図6は、図3に対し中子材を取り付けた状態を示す斜視図である。 図7は、中子材の斜視図である。
以下、本実施形態に係わるコンテナの角部構造について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、一例として航空用のコンテナ1を示している。コンテナ1は、全体としてほぼ直方体形状のコンテナ本体3と、コンテナ本体3の前側の一面に設けられた観音開き式のドア5とを備えている。コンテナ本体3は、上壁部7、下壁部9、後壁部11及び左右の側壁部13,15を備えている。下壁部9の下には台座16が設けられている。
コンテナ本体3の前側の一面にはドア開口部17が形成され、ドア開口部17に上記したドア5が開閉可能に取り付けられている。ドア開口部17の上部には、コンテナ本体3の前壁部19が形成されている。ドア5は、左ドア21と右ドア23とを備えている。左ドア21は右ドア23よりも、左右方向の幅が小さい。左ドア21は、側壁部13のドア開口部17側の端部に設けられた上下二つのヒンジ25,27によって開閉する。右ドア23は、側壁部15のドア開口部17側の端部に設けられた上下三つのヒンジ29,31,33によって開閉する。
右ドア23の左ドア21近傍の内部には、上下方向に延在するロック用ロッド35が設けられている。ロック用ロッド35の下端には、ロック機構37が設けられている。ロック用ロッド35が回転することで、ロック用ロッド35側のロック爪がコンテナ本体3側の被係合部に係合することでロックされる。ロック用ロッド35の回転は、右ドア23のほぼ中央に設けられた操作レバー39を操作することによってなされる。
ロック操作を行う際には、左ドア21を先に閉じ、その後右ドア23を閉じた状態で行う。このとき、左ドア21の右ドア23側の縁部を、右ドア23の左ドア21側の縁部が覆うようにして重なることで、左ドア21の開放が規制される。
コンテナ本体3及びドア5は、いずれも外板、内板、外板と内板との間に充填される断熱材をそれぞれ備えた断熱構造となっている。したがって、本実施形態のコンテナ1は冷蔵もしくは冷凍用として利用できる。断熱材は、例えば発泡ウレタンで構成される。
次に、コンテナ本体3の角部の構造について説明する。
図2は、図1のA部を後方から見た図である。図2に示すように、上壁部7、側壁部15及び、後壁部11の三つの壁部が互いに直交する位置周辺に第一角部41が形成されている。第一角部41には、コーナーキャップ43が取り付けられている。三つの壁部のうち二つの壁部の縁部が互いに隣接する位置付近には、第二角部45(45A,45B,45C)が形成されている。第二角部45には、コーナーレール47(47A,47B,47C)が取り付けられている。
上壁部7と後壁部11との間の第二角部45Aにはコーナーレール47Aが、上壁部7と側壁部15との第二角部45Bにはコーナーレール47Bが、側壁部15と後壁部11との間の第二角部45Cにはコーナーレール47Cが、それぞれ取り付けられている。三つのコーナーレール47A,47B,47Cは、長さが異なる場合があるが、全体の形状に関しては基本的にほぼ同等であり、断面はほぼL形状である。
図3は、図2に対しコーナーレール47Aを後述する中子材87(図6、図7参照)と共に取り外した状態を示し、図4は、図2に対しコーナーキャップ43を取り外した状態を示している。図3に示すように、上壁部7は、断熱材49と、断熱材49の外側に設けられる外板51と、断熱材49の内側に設けられる内板50とを備えている。同様にして後壁部11は、断熱材53と、断熱材53の外側に設けられる外板55と、断熱材53の内側に設けられる内板56とを備えている。側壁部15についても、図4に示すように、断熱材57と、断熱材57の外側に設けられる外板59と、断熱材57の内側に設けられる図示しない内板とを備えている。外板51,55,59は、パネル材を構成している。
図3に示すように、上壁部7と後壁部11との突合せ部(図2の第二角部45Aに対応する部位)には、凹部61が形成されている。凹部61は、上壁部7側の端面61aと後壁部11側の端面61bとが、互いに直交する形状となっている。上壁部7と側壁部15との突合せ部(第二角部45Bに対応する部位)にも、凹部61と同様な図4に示す凹部63が形成されている。側壁部15と後壁部11との突合せ部(第二角部45Cに対応する部位)にも、凹部61と同様な図4に示す凹部65が形成されている。
図5はコーナーキャップ43を裏側から見ている。コーナーキャップ43は、上壁部7の外板51の表面に当接して重ねられるキャップ上壁67と、側壁部15の外板59の表面に当接して重ねられるキャップ側壁69と、後壁部11の外板55の表面に当接して重ねられるキャップ後壁71と、を備えている。キャップ上壁67、キャップ側壁69及びキャップ後壁71は、ほぼ正方形の板状に形成されており、キャップ面を構成している。
キャップ上壁67とキャップ側壁69との間は曲面部73に形成され、キャップ上壁67とキャップ後壁71との間は曲面部75に形成され、キャップ側壁69とキャップ後壁71との間は曲面部77に形成されている。三つの曲面部73,75,77が交差する第一角部41の頂点79付近は、球面形状となっている。
曲面部73,75,77の裏側には、ほぼ直方体形状の凸部81,83,85がそれぞれ形成されている。凸部81,83,85は、図3、図4で説明した凹部61,63,65にそれぞれ入り込む。三つの凸部81,83,85は同形状であるため、代表して凸部83について説明する。
凸部83は、凹部61の端面61aに当接する当接面83aと、端面61bに当接する当接面83bと、中子材87の端部が当接する位置決め部としての位置決め面83cとを備えている。位置決め面83cは、キャップ上壁67及びキャップ後壁71の端縁部に対して奥側に引っ込んだ位置にある。凸部81及び85の凸部83と同じ部位は、当接面81a,81b,位置決め面81c及び、当接面85a,85b、位置決め面85cとしている。
コーナーキャップ43は、タッピングネジ88によって固定する。タッピングネジ88は、キャップ上壁67、キャップ側壁69及びキャップ後壁71にそれぞれ形成してあるネジ挿入孔89及び、外板51,59,55に形成してあるネジ挿入孔91に挿入し、断熱材49,57,53にねじ込む。
三つのコーナーレール47A,47B,47Cは、前述したように形状がほぼ同等であるため、代表してコーナーレール47Aについて詳細に説明する。コーナーレール47Aは、上壁部7の外板51の表面に当接して重ねられるレール上壁47Aaと、後壁部11の外板55の表面に当接して重ねられるレール後壁47Abと、を備えている。レール上壁47Aaとレール後壁47Abとは90度の角度で屈曲している。レール上壁47Aaとレール後壁47Abとの間は曲面部47Acに形成されている。曲面部47Acの曲面形状は、コーナーキャップ43の曲面部73,75,77の曲面形状と同等である。レール上壁47Aa及びレール後壁47Abは、コーナーレール47Aのレール面を構成している。
コーナーレール47Bは、レール上壁47Baと図示されないレール側壁とを備え、互いに90度の角度で屈曲するレール上壁47Baとレール側壁との間に曲面部47Bcが形成される。コーナーレール47Cは、レール後壁47Caと図示されないレール側壁とを備え、互いに90度の角で屈曲するレール後壁47Caとレール側壁との間に曲面部47Ccが形成される。
三つのコーナーレール47は、コーナーキャップ43と同様に、タッピングネジ93によって固定される。タッピングネジ93は、コーナーレール47及び外板51,59,55にそれぞれ形成してある図示しないネジ挿入孔に挿入し、断熱材49,57,53にねじ込む。
コーナーキャップ43とコーナーレール47とは、コンテナ本体3の同一の壁部において、表面がほぼ同一面となっていて、両者間に段差が形成されていない。例えば、図2に示すように、上壁部7においては、コーナーキャップ43のキャップ上壁67と、コーナーレール47Aのレール上壁47Aa及びコーナーレール47Bのレール上壁47Baとは、表面が同一面である。同様にして、後壁部11においては、コーナーキャップ43のキャップ後壁71と、コーナーレール47Aのレール後壁47Ab及びコーナーレール47Cのレール後壁47Caとは、表面が同一面である。
コーナーキャップ43の曲面部75とコーナーレール47Aの曲面部47Acとは、表面が同一面になっていて、両者間に段差がほとんど形成されていない。同様にして、コーナーキャップ43の曲面部73とコーナーレール47Bの曲面部47Bcとは、表面が同一面になっていて、両者間に段差がほとんど形成されていない。コーナーキャップ43の曲面部77とコーナーレール47Cの曲面部47Ccとは、表面が同一面になっていて、両者間に段差がほとんど形成されていない。
図6は、図3に対して中子材87を取り付けている。中子材87の長手方向に直交する方向の断面形状は、図5に示す凸部81,83,85の断面形状と同等である。中子材87は、図6に示す凹部61に配置されるほか、図3に示す凹部63,65にも同様にして配置される。三つの凹部61,63,65に配置される中子材87は、すべて同じものである。
図6に示す中子材87は、図7に単品図として示すように、凹部61の端面61aに当接する第一側面87a、凹部61の端面61bに当接する第二側面87b、第一側面87aの反対側に位置する第三側面87c、第二側面87bの反対側に位置する第四側面87dを備えている。第三側面87cと第四側面87dとの間の角部は、曲面部87eに形成されている。中子材87の長手方向の両端部は、平坦面87f,87gとなっている。
図6のように、中子材87を凹部61に取り付けた状態では、一方の平坦面87fが図4に示すコーナーキャップ43の位置決め面83cに当接する。平坦面87fが位置決め面83cに当接することで、中子材87を取り付けるときの位置決めがなされる。位置決めされた状態で、第三側面87cは、コーナーレール47Aのレール後壁47Ab及びコーナーキャップ43のキャップ後壁71近傍に当接する。第三側面87cが当接するキャップ後壁71近傍は、図5に示すようにキャップ後壁71よりも肉厚となっている。第四側面87dは、コーナーレール47Aのレール上壁47Aa及びコーナーキャップ43のキャップ上壁67近傍に当接する。第四側面87dが当接するキャップ上壁67近傍は、図5に示すようにキャップ上壁67よりも肉厚となっている。曲面部87eは、コーナーキャップ43の曲面部75及びコーナーレール47Aの曲面部47Acに当接する。
同様にして、他の凹部63,65に配置される中子材87についても、平坦面87fが位置決め面81c,85cにそれぞれ当接して位置決めされる。中子材87は、図6のようにして取り付ける際に、第三側面87c、第四側面87d及び平坦面87fの三面にシール剤を塗布する。シール剤を特に外面である第三側面87c及び第四側面87dに塗布することで、コーナーキャップ43の曲面部73,75,77の端部と、コーナーレール47の曲面部47Ac,47Bc,47Ccの端部とが当接する部位周辺に対するシール効果が得られる。
次に、本実施形態の作用効果を説明する。
本実施形態のコンテナの角部構造は、三つの壁部(上壁部7、側壁部15、後壁部11)が互いに直交する位置周辺の第一角部41及び、三つの壁部のうち二つの壁部の縁部が互いに隣接する位置周辺の第二角部45を備えている。第一角部41に、三つの壁部の表面を覆う三つのキャップ面(キャップ上壁67、キャップ側壁69及びキャップ後壁71)を備えるコーナーキャップ43が取り付けられている。第二角部45に、二つの壁部の表面を覆う二つのレール面(レール上壁47Aa及びレール後壁47Ab)を備えるコーナーレール47が取り付けられる。
コーナーキャップ43とコーナーレール47とは、同一の壁部において表面が同一面で形成され、第一角部41及び第二角部45におけるコーナーキャップ43及びコーナーレール47の内側に、コーナーキャップ43とコーナーレール47とにわたって延在する中子材87が設けられている。
ここで、航空用のコンテナ1は、取扱いが極めて雑であり、コンテナ1同士が衝突するなどして損傷しやすい。特に上壁部7、側壁部15及び、後壁部11の三つの壁部が互いに直交する位置周辺の第一角部41に関しては、衝撃を受けやすい。しかし、本実施形態では、コーナーキャップ43とコーナーレール47とは、同一の壁部において表面が同一面で形成されていて、コーナーキャップ43とコーナーレール47との間に段差が形成されていない。このため、コーナーキャップ43の端縁部が引っ掛かってめくれ上がるなどの損傷を抑制できる。また、中子材87により、コーナーキャップ43とコーナーレール47との間のシール性を確保できるため、図3に示す断熱材49と断熱材53との突合せ部からコンテナ内部への雨水等の浸入を抑制できる。
本実施形態は、三つの壁部(上壁部7、側壁部15、後壁部11)は、断熱材49,53と、断熱材49,53の外側を覆うようにして設けられる外板51,55と、を備えている。コーナーキャップ43のキャップ面(キャップ上壁67、キャップ側壁69及びキャップ後壁71)及びコーナーレール47のレール面(レール上壁47Aa及びレール後壁47Ab)は、外板51,55の表面にそれぞれ当接している。
このため、コーナーキャップ43に外力が作用しても、外力は外板51,55に直接伝達されるので、コーナーキャップ43の凹みの発生は抑えられる。また、コーナーキャップ43は、凸部81,83,85が凹部61,63,65にそれぞれ嵌まり込むので、曲面部73,75,77及び頂点79の周辺に関しても、内部の断熱材49,53及び外板51,55に対して当接した状態であり、隙間がほぼ形成されていない。このため、コーナーキャップ43は、凹みが抑制されて損傷をより確実に抑制できる。
本実施形態は、コーナーキャップ43のキャップ面(キャップ上壁67、キャップ側壁69及びキャップ後壁71)とコーナーレール47のレール面(レール上壁47Aa及びレール後壁47Ab)とは、それぞれの端縁部が互いに突き合わされ、この突き合わされた部分の内側に中子材87が設けられている。このため、コーナーキャップ43とコーナーレール47との突合せ部のシール性を中子材87により確保することができる。
本実施形態のコーナーキャップ43は、中子材87の端部の平坦面87fが当接して位置決めされる位置決め面81cを備えている。このため、中子材87を取り付ける際には、平坦面87fを位置決め面81cに当接させればよく、中子材87の取付作業が容易となる。
本実施形態は、第一角部41と第二角部45とにわたり凹部61,63,65が形成され、コーナーキャップ43の内面には凹部61,63,65に入り込む凸部81,83,85が形成されている。凸部81,83,85が入り込む位置の凹部61,63,65に隣接する位置の凹部61,63,65に中子材87が入り込む。位置決め面81c,83c,85cは、凸部81,83,85によって形成されている。
この場合、コーナーキャップ43は凸部81,83,85を凹部61,63,65に入り込ませることで、容易に取り付けることができ、中子材87についても凹部61,63,65に入り込ませることで、容易に取り付けることができる。このとき、凸部81,83,85の端部は、中子材87の平坦面87fが当接して位置決めされる位置決め面81c,83c,85cとなるため、専用の位置決め部を設ける必要がない。
本実施形態は、中子材87の第三側面87c及び第四側面87dに、シール剤が塗布されている。塗布したシール剤によって、コーナーキャップ43とコーナーレール47との突合せ部のシール性をより確実に確保できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は本発明の理解を容易にするために記載された単なる例示に過ぎず、本発明は当該実施形態に限定されるものではない。本発明の技術的範囲は、上記実施形態で開示した具体的な技術事項に限らず、そこから容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含む。
例えば、上記した実施形態では、中子材87の第三側面87c及び第四側面87dにシール剤を塗布しているが、第三側面87c及び第四側面87dに当接するコーナーキャップ43及びコーナーレール47の内面にシール剤を塗布してもよい。
上記した実施形態では、航空用のコンテナを例にとって説明しているが、航空用のコンテナに限ることはなく、例えば船舶用、もしくはトラック(貨物自動車)用のコンテナにも本発明を適用できる。
7 上壁部(壁部)
11 後壁部(壁部)
13 側壁部(壁部)
41 第一角部
43 コーナーキャップ
45(45A,45B,45C) 第二角部
47(47A,47B,47C) コーナーレール
47Aa レール上壁(レール面)
47Ab レール後壁(レール面)
49,53,57 断熱材
51,55,59 外板(パネル材)
61 凹部
67 キャップ上壁(キャップ面)
69 キャップ側壁(キャップ面)
71 キャップ後壁(キャップ面)
81,83,85 凸部
81c,83c,85c 位置決め面(位置決め部)
87 中子材

Claims (4)

  1. 三つの壁部が互いに直交する位置周辺の第一角部に、前記三つの壁部の表面を覆う三つのキャップ面を備えるコーナーキャップが取り付けられ、前記三つの壁部のうち二つの壁部の縁部が互いに隣接する位置周辺の第二角部に、前記二つの壁部の表面を覆う二つのレール面を備えるコーナーレールが取り付けられるコンテナの角部構造であって、
    前記コーナーキャップと前記コーナーレールとは、同一の前記壁部において表面が同一面で形成され、
    前記第一角部及び前記第二角部における前記コーナーキャップ及び前記コーナーレールの内側に、前記コーナーキャップと前記コーナーレールとにわたって延在する中子材が設けられており、
    前記コーナーキャップは、前記中子材の端部が当接して位置決めされる位置決め部を備えており、
    前記第一角部と前記第二角部とにわたり凹部が形成され、前記コーナーキャップの内面には前記凹部に入り込む凸部が形成され、前記凸部が入り込む位置の前記凹部に隣接して前記中子材が前記凹部に入り込み、
    前記位置決め部は、前記凸部によって形成されていることを特徴とするコンテナの角部構造。
  2. 三つの壁部が互いに直交する位置周辺の第一角部に、前記三つの壁部の表面を覆う三つのキャップ面を備えるコーナーキャップが取り付けられ、前記三つの壁部のうち二つの壁部の縁部が互いに隣接する位置周辺の第二角部に、前記二つの壁部の表面を覆う二つのレール面を備えるコーナーレールが取り付けられるコンテナの角部構造であって、
    前記コーナーキャップと前記コーナーレールとは、同一の前記壁部において表面が同一面で形成され、
    前記第一角部及び前記第二角部における前記コーナーキャップ及び前記コーナーレールの内側に、前記コーナーキャップと前記コーナーレールとにわたって延在する中子材が設けられており、
    前記中子材の外面と、この外面に接する前記コーナーキャップ及び前記コーナーレールの内面との少なくともいずれか一方に、シール剤が塗布されていることを特徴とするコンテナの角部構造。
  3. 前記三つの壁部は、断熱材と、断熱材の外側を覆うようにして設けられるパネル材と、を備え、
    前記コーナーキャップのキャップ面及び前記コーナーレールのレール面は、前記パネル材の表面にそれぞれ当接していることを特徴とする請求項1または2に記載のコンテナの角部構造。
  4. 前記コーナーキャップのキャップ面と前記コーナーレールのレール面とは、それぞれの端縁部が互いに突き合わされ、この突き合わされた部分の内側に前記中子材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコンテナの角部構造。
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