JP6904292B2 - 顔画像抽出装置、照合システム、遊技システム、顔画像抽出方法、及びプログラム - Google Patents

顔画像抽出装置、照合システム、遊技システム、顔画像抽出方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、顔画像抽出装置、照合システム、遊技システム、顔画像抽出方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、遊技機の不正利用を検出した場合に、遊技機を利用する利用者の顔画像を取得して、不正者としてその顔画像を蓄積する監視装置が開示されている。
特許文献1 特開2011−139872号公報
撮像装置により撮像された画像から、マスクまたはサングラスなどで顔の一部を覆う人物の顔画像を抽出できない場合がある。
本発明の一態様に係る顔画像抽出装置は、撮像装置により撮像された遊技機の前方領域の画像を取得する画像取得部を備えてよい。顔画像抽出装置は、予め定められた第1の抽出条件に基づいて、画像から顔を含む顔画像を抽出する抽出部を備えてよい。抽出部は、遊技機が遊技中に第1の抽出条件に基づいて画像から顔画像を抽出できない場合、第1の抽出条件とは異なる予め定められた第2の抽出条件に基づいて、画像から顔を含む顔画像を抽出してよい。
抽出部は、遊技機が遊技中に予め定められた回数連続して、画像取得部により取得される画像から第1の抽出条件に基づいて顔画像を抽出できない場合、第2の抽出条件に基づいて、画像取得部により取得される画像から顔を含む顔画像を抽出してよい。
抽出部は、第2の抽出条件において、画像の予め定められた領域の画像を顔画像として抽出してよい。
抽出部は、第1の抽出条件において、画像取得部により取得される画像から顔の特徴を示す第1の数の器官を抽出することで、画像取得部により取得される画像から顔画像を抽出してよい。抽出部は、第2の抽出条件において、画像取得部により取得される画像から顔の特徴を示す第1の数より小さい第2の数の器官を抽出することで、画像取得部により取得される画像から顔画像を抽出してよい。
抽出部は、第1の抽出条件において、画像取得部により取得される画像から顔の特徴を示す第1の数の器官を抽出することで、画像取得部により取得される画像から顔画像を抽出してよい。抽出部は、第2の抽出条件において、画像取得部により取得される画像の予め定められた領域の画像を顔画像として抽出した後、遊技機が遊技中から非遊技中に切り替わるまで、画像取得部により取得される画像から顔の特徴を示す第1の数より小さい第2の数の器官を抽出することで、画像取得部により取得される画像から顔画像を抽出してよい。
第1の数の器官は、目、鼻、及び口の3つの器官を含んでよい。第2の数の器官は、目、鼻、及び口のうち1つまたは2つの器官を含んでよい。
抽出部は、第1の抽出条件において、予め定められた第1の特徴の顔を含む画像のテンプレートと、画像取得部により取得される画像とを比較することで、顔画像を抽出してよい。抽出部は、第2の抽出条件において、予め定められた第1の特徴とは異なる第2の特徴の顔を含む画像のテンプレートと、画像取得部により取得される画像とを比較することで、顔画像を抽出してよい。
第1の特徴の顔は、サングラス及びマスクを装着していない顔でよい。第2の特徴の顔は、サングラス及びマスクの少なくとも一方を装着している顔でよい。
抽出部は、画像取得部により取得された画像から、顔に相当するオブジェクトの顔らしさを示す顔信頼度を導出する顔信頼度導出部を有してよい。抽出部は、顔信頼度導出部により導出された顔信頼度が予め定められた基準顔信頼度より大きいか否かを判定する顔信頼度判定部を有してよい。抽出部は、顔信頼度判定部により顔信頼度が基準顔信頼度より大きいと判定されたオブジェクトから、顔の特徴を示す器官の器官らしさを示す器官信頼度を導出する器官信頼度導出部を有してよい。抽出部は、第1の抽出条件において、器官信頼度導出部により導出された器官信頼度が予め定められた第1基準器官信頼度より大きいか否かを判定し、第2の抽出条件において、器官信頼度導出部により導出された器官信頼度が予め定められた第1基準器官信頼度より小さい第2基準器官信頼度より大きいか否かを判定する器官信頼度判定部を有してよい。抽出部は、第1の抽出条件において、画像取得部により取得された画像から、器官信頼度判定部により器官信頼度が第1基準器官信頼度より大きいと判定されたオブジェクトを含む画像を顔画像として抽出してよい。抽出部は、第2の抽出条件において、画像取得部により取得された画像から、器官信頼度判定部により器官信頼度が第2基準器官信頼度より大きいと判定されたオブジェクトを含む画像を顔画像として抽出してよい。
顔画像抽出装置は、遊技機での遊技で使用された遊技媒体の数量、及び遊技機での遊技で獲得された遊技媒体の数量の少なくとも一方を示す遊技情報を取得する遊技情報取得部を備えてよい。顔画像抽出装置は、遊技情報に基づいて、遊技機が遊技中か非遊技中かを判定する判定部を備えてよい。
本発明の一態様に係る照合システムは、上記顔画像抽出装置を備えてよい。照合システムは、抽出部により抽出された顔画像と、顔データベースに格納されている顔画像とを照合する照合部を備えてよい。
本発明の一態様に係る遊技システムは、上記顔照合システムを備えてよい。遊技システムは、撮像装置と顔画像抽出装置とを有し、遊技機の遊技に関する処理を実行する遊技周辺機器を備えてよい。
本発明の一態様に係る顔画像抽出方法は、撮像装置により撮像された遊技機の前方領域の画像を取得する段階を備えてよい。顔画像抽出方法は、予め定められた第1の抽出条件に基づいて、画像から顔を含む顔画像を抽出する段階を備えてよい。顔画像抽出方法は、遊技機が遊技中に第1の抽出条件に基づいて画像から顔画像を抽出できない場合、第1の抽出条件とは異なる予め定められた第2の抽出条件に基づいて、画像から顔を含む顔画像を抽出する段階を備えてよい。
本発明の一態様に係るプログラムは、上記顔画像抽出装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムでよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
遊技システムの全体構成の一例を示すシステム構成図である。 画像処理ユニットの機能ブロックの一例を示す図である。 遊技機の遊技状態を判定する手順の一例を示すフローチャートである。 抽出条件の設定手順の一例を示すフローチャートである。 抽出部による顔画像の抽出処理の手順の一例を示すフローチャートである。 生体情報認識装置のより詳細な機能ブロックを示す機能ブロック図である。 ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
本発明の様々な実施形態は、フローチャート及びブロック図を参照して記載されてよく、ここにおいてブロックは、(1)操作が実行されるプロセスの段階または(2)操作を実行する役割を持つ装置の「部」を表わしてよい。特定の段階及び「部」が、プログラマブル回路、及び/またはプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタル及び/またはアナログハードウェア回路を含んでよい。集積回路(IC)及び/またはディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。再構成可能なハードウェア回路は、論理AND、論理OR、論理XOR、論理NAND、論理NOR、及び他の論理操作、フリップフロップ、レジスタ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)等のようなメモリ要素等を含んでよい。
コンピュータ可読媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよい。その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読媒体は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはオブジェクトコードの何れかを含んでよい。ソースコードまたはオブジェクトコードは、従来の手続型プログラミング言語を含む。従来の手続型プログラミング言語は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、またはSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語でよい。コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路に対し、ローカルにまたはローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供されてよい。プロセッサまたはプログラマブル回路は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
図1は、本実施形態に係る遊技システム1000の全体構成の一例を示すシステム構成図である。遊技システム1000は、遊技店に設置される。遊技システム1000は、台間機10、遊技機20、計数機70、精算機80、生体情報認識装置200、生体情報データベース230、遊技店管理装置300、遊技台管理データベース330、媒体貸出管理装置400、媒体貸出管理データベース430、及び表示装置250、350、及び450を備える。
遊技システム1000は、遊技者が遊技する遊技機20を管理する。例えば、遊技システム1000は、遊技者に貸し出された遊技媒体の情報を管理する。遊技システム1000は、例えば、遊技者の来店状況、遊技台の稼動状況などを収集し、遊技者の動向を分析する。遊技システム1000は、遊技者の不正行為などを監視してよい。
遊技機20は、例えば、パチンコ台又はスロット台である。計数機70は、遊技者が遊技機20を遊技することにより獲得した遊技媒体の数を計数し、計数結果を磁気カード、レシートなどに示して出力する。精算機80は、例えば、遊技媒体を借りるための点数を記録したプリペイドカードを販売する。精算機80は、販売したプリペイドカードの点数の情報と払い受けた金額の情報とを媒体貸出管理装置400に供給する。また、精算機80は、度数として貸し出した遊技媒体の残数の情報に基づいて現金を精算して払い出す。精算機80は、プリペイドカードの残度数の情報と払い戻した現金の金額の情報とを媒体貸出管理装置400に供給する。
台間機10は、遊技者が遊技機20で遊技する場合に、プリペイドカードなどの記録媒体、又は現金などにより遊技者が指定した点数、金額などを受け付け、受け付けた点数、金額などに応じた数量の遊技媒体を貸し出す。台間機10は、貸し出した遊技媒体の数量の情報を媒体貸出管理装置400に供給する。媒体貸出管理装置400は、受け付けた現金又はプリペイドカードの残数などの情報と共に、貸し出した遊技媒体の数量の情報を管理する。媒体貸出管理装置400は、遊技機20での遊技で使用された遊技媒体の数量(すなわち、アウト玉の数量)、及び遊技機20での遊技で獲得された遊技媒体の数量(すなわち、セーフ玉の数量)を示す遊技情報を、遊技機20に設けられた遊技媒体の数量を検出するカウンタなどを収集して、媒体貸出管理データベース430で管理する。媒体貸出管理装置400は、遊技島を構成する隣接する複数の遊技機20ごとに設けられてよい。
台間機10は、遊技機20の遊技に関する処理を実行する遊技周辺機器の一例である。台間機10は、撮像装置30及び画像処理ユニット100を備える。撮像装置30は、遊技機20の前方領域を撮像する。撮像装置30は、遊技者が遊技機20で遊技中に遊技者の顔が存在し得る遊技機20の前方領域を撮像してよい。撮像装置30は、遊技者が遊技中に遊技機20での遊技内容を視認可能な遊技機20の前方領域を撮像してよい。撮像装置30は、順次画像を撮像してよい。撮像装置30は、時間的に連続する複数の画像を撮像する。撮像装置30は、予め定められた周期(予め定められたフレームレート)で、時間的に連続する複数の画像を撮像してよい。撮像装置30は、遊技機20側から遊技機20を使用している遊技者の顔を含む画像を撮像する。画像処理ユニット100は、撮像装置30により撮像された複数の画像から遊技者の顔を含む画像を抽出する。画像処理ユニット100は、抽出された画像に含まれる顔を示すオブジェクトを画像分析して、オブジェクトの顔らしさを示す顔信頼度などを導出し、顔信頼度が高いオブジェクトを含む画像を顔画像として生体情報認識装置200に供給してよい。
なお、本実施形態では、遊技者の顔を撮像するための撮像装置30を台間機10に設置する例について説明する。しかし、撮像装置30は、任意の場所に設置されてよい。撮像装置30は、遊技者などのユーザが操作するユーザインタフェースであるボタン、タッチパネル、現金の投入口、プリペイドカード又はICカードの挿入口などの操作部の近傍に設置されてよい。撮像装置30は、遊技機20の周辺に設置されてよい。撮像装置30は、例えば、遊技者の顔を撮像できる遊技店内及び遊技店周辺の任意の場所に設置されてよい。撮像装置30は、計数機70及び精算機80の付近、遊技店の出入口付近に設置されてよい。
生体情報データベース230は、遊技店に来店した遊技者の属性情報を格納する。生体情報認識装置200は、遊技店に来店した遊技者の属性情報を生体情報データベース230に登録し、管理する。なお、生体情報データベース230は、顔データベースの一例である。
遊技店管理装置300は、いわゆるホールコンピュータであり、遊技機20の動作を監視する。遊技店管理装置300は、遊技機20の出玉又はメダルの払い出しの情報、遊技機20のエラー情報などを遊技台管理データベース330で管理する。
表示装置250、350、及び450は、遊技店の店員により利用される。表示装置250は、生体情報認識装置200で管理されている情報を表示する。表示装置350は、遊技店管理装置300に管理されている情報を表示する。表示装置450は、媒体貸出管理装置400に管理されている情報を表示する。
上記のように構成された遊技システム1000において、生体情報認識装置200は、台間機10に設置された撮像装置30により撮像された画像から抽出された遊技者の顔を含む顔画像と、生体情報データベース230に格納されている複数の遊技者の顔画像とを照合し、遊技者の個人認証を行う。
画像処理ユニット100は、撮像装置30により撮像された画像から顔を含む顔画像を順次抽出して、生体情報認識装置200に順次送信する。しかしながら、遊技者がマスクまたはサングラスなどで顔の一部を覆っている場合、遊技者が遊技機20で遊技しているにもかかわらず、画像処理ユニット100が撮像装置30により撮像された顔画像を抽出できない場合がある。例えば、マスクまたはサングラスなどで顔の一部を覆いながら遊技機20で不正に遊技している遊技者の顔画像を画像処理ユニット100が抽出できない場合がある。
そこで、本実施形態に係る画像処理ユニット100は、マスクまたはサングラスなどで顔の一部を覆いながら遊技者が遊技機20で遊技している場合でも、遊技者の顔を含む顔画像をより確実に抽出できるようにする。
図2は、画像処理ユニット100の機能ブロックの一例を示す。画像処理ユニット100は、画像取得部110、抽出部120、遊技情報取得部130、判定部140、抽出条件設定部150、及び送信部160を備える。
画像取得部110は、遊技機20側から撮像装置30により撮像された画像を取得する。画像取得部110は、撮像装置30により撮像された遊技機20の前方領域の画像を取得する。画像取得部110は、撮像装置30により時間的に連続して撮像された画像を順次取得する。画像取得部110は、予め定められた時間間隔毎に撮像装置30から画像を取得する。画像取得部110は、例えば、毎秒5枚(5fps)で撮像装置30から画像を取得する。画像取得部110は、撮像装置30から取得した時間的に連続する複数の画像をメモリに格納してよい。画像取得部110は、先入れ先出し方式で予め定められた数の複数の画像をメモリに格納してよい。画像取得部110は、撮像装置30から取得した最新の30枚の画像をメモリに格納してよい。
抽出部120は、予め定められた抽出条件に基づいて、画像から顔を含む顔画像を抽出する。抽出部120は、予め定められた第1の抽出条件に基づいて、画像から顔画像を抽出してよい。抽出部120は、遊技機20が遊技中に第1の抽出条件に基づいて画像から顔画像を抽出できない場合、第1の抽出条件とは異なる予め定められた第2の抽出条件に基づいて、画像から顔を含む顔画像を抽出してよい。
抽出部120は、画像取得部110により順次取得される画像から第1の抽出条件に基づいて顔画像を抽出してよい。抽出部120は、遊技機20が遊技中に予め定められた回数連続して、画像取得部110により順次取得される画像から顔画像を抽出できない場合、第2の抽出条件に基づいて、画像から顔を含む顔画像を抽出してよい。
抽出部120は、遊技機20が遊技中に第1の抽出条件に基づいて画像から顔画像を抽出できない場合、第2の抽出条件に従って、画像の予め定められた領域の画像を顔画像として抽出してよい。画像内の予め定められた領域は、遊技者が遊技中に撮像装置30により撮像される画像において遊技者の顔が存在する確率が高い予め定められた領域である。画像内の予め定められた領域は、画像の中央領域でもよい。
抽出部120は、第1の抽出条件において、画像から顔の特徴を示す第1の数の器官を抽出することで、画像から顔画像を抽出してよい。抽出部120は、第2の抽出条件において、画像から顔の特徴を示す第1の数より小さい第2の数の器官を抽出することで、画像から顔画像を抽出してよい。
抽出部120は、第2の抽出条件において、画像の予め定められた領域の画像を顔画像として抽出した後、遊技機20が遊技中から非遊技中に切り替わるまで、画像から顔の特徴を示す第1の数より小さい第2の数の器官を抽出することで、画像から顔画像を抽出してよい。
第1の数の器官は、目、鼻、及び口の3つの器官を含んでよい。第2の数の器官は、目、鼻、及び口のうち1つまたは2つの器官を含んでよい。
抽出部120は、第1の抽出条件において、予め定められた第1の特徴の顔を含む画像のテンプレートと画像とを比較することで、顔画像を抽出してよい。第1の特徴の顔は、サングラス及びマスクを装着していない顔でよい。抽出部120は、第1の抽出条件において、マスクまたはサングラスなどで顔の一部が覆われていない平均的な顔を含む少なくとも1つの画像のテンプレートと、画像とを比較することで、顔画像を抽出してよい。
抽出部120は、第2の抽出条件において、予め定められた第1の特徴とは異なる第2の特徴の顔を含む画像のテンプレートと画像とを比較することで、顔画像を抽出してよい。第2の特徴の顔は、サングラス及びマスクの少なくとも一方を装着している顔でよい。抽出部120は、第2の抽出条件において、マスク及びサングラスの少なくとも一方を装着した平均的な顔を含む少なくとも1つの画像のテンプレートと、画像とを比較することで、顔画像を抽出してよい。
遊技情報取得部130は、遊技機20での遊技で使用された遊技媒体の数量、及び遊技機での遊技で獲得された遊技媒体の数量の少なくとも一方を示す遊技情報を取得する。判定部140は、遊技情報に基づいて、遊技機20が遊技中か非遊技中かを判定する。判定部140は、遊技情報に基づいて、現時点で遊技機20での遊技で使用された遊技媒体の数量と、現時点から予め定められた期間前の遊技機20での遊技で使用された遊技媒体の数量とを比較して、それらの数量の間に差がある場合には、現時点で遊技機20が遊技中であると判定してよい。判定部140は、現時点で遊技機20での遊技で獲得された遊技媒体の数量と、現時点から予め定められた期間前の遊技機20での遊技で獲得された遊技媒体の数量とを比較して、それらの数量の間に差がある場合には、現時点で遊技機20が遊技中であると判定してよい。
抽出条件設定部150は、抽出部120で顔画像を抽出する際の抽出条件を設定する。抽出条件設定部150は、抽出部120が、遊技機20が遊技中に第1の抽出条件に基づいて画像から顔画像を抽出できない場合、第2の抽出条件に設定してよい。抽出条件設定部150は、抽出部120が、遊技機20が遊技中に予め定められた回数連続して画像取得部110により順次取得される画像から第1の抽出条件に基づいて顔画像を抽出できない場合、第2の抽出条件を設定してよい。
抽出部120は、遊技機20が遊技中で画像取得部110で取得された画像から遊技者の顔画像が抽出できる確率が高いにもかかわらず第1の抽出条件に基づいて、顔画像を抽出できない場合、第1の抽出条件より抽出基準が低い第2の抽出条件に基づいて顔画像を抽出する。これにより、抽出部120は、第1の抽出条件では顔と認識できない画像でも、第2の抽出条件に基づいて画像から顔画像を抽出できる。
抽出部120は、顔信頼度導出部122、顔信頼度判定部124、器官信頼度導出部126、及び器官信頼度判定部128を有する。顔信頼度導出部122は、撮像装置30により撮像された複数の画像から、顔に相当するオブジェクトの顔らしさを示す顔信頼度を導出する。顔信頼度は、画像から遊技者の顔の有無を判断できる情報であればよく、画像の画素値の情報、または画像に含まれる顔の目、鼻、口の間隔または大きさ、肌の色、髪型などの外見的特徴を数値で示した情報などでよい。画像に含まれるオブジェクトの顔信頼度が高いほど、そのオブジェクトが顔である可能性が高いことを示す。
顔信頼度判定部124は、顔信頼度導出部122により導出された顔信頼度が予め定められた基準顔信頼度より大きいか否かを判定する。顔信頼度判定部124は、判定対象のオブジェクトの顔信頼度が予め定められた基準顔信頼度より大きい場合、画像に含まれるそのオブジェクトが顔であると判定する。顔信頼度判定部124は、第1の抽出条件において、判定対象のオブジェクトの顔信頼度が予め定められた第1基準顔信頼度より大きい場合、画像に含まれるそのオブジェクトが顔であると判定してよい。顔信頼度判定部124は、第2の抽出条件において、判定対象のオブジェクトの顔信頼度が予め定められた第1基準顔信頼度より小さい第2基準顔信頼度より大きい場合、画像に含まれるそのオブジェクトが顔であると判定してよい。
器官信頼度導出部126は、顔信頼度判定部124により顔信頼度が基準顔信頼度より大きいと判定されたオブジェクトから、顔の特徴を示す器官の器官らしさを示す器官信頼度を導出する。器官信頼度導出部126は、画像内のオブジェクトから、顔を構成する器官(例えば、目、耳、鼻、口、額、顎、輪郭)を抽出し、抽出された器官の位置情報を導出する。そして、器官信頼度導出部126は、抽出された器官と、抽出された器官の位置情報とに基づいて、オブジェクトの器官信頼度を導出する。
ここで、器官信頼度は、顔を含む画像毎の照合処理に適する度合いを示すものである。したがって、器官信頼度が高い画像ほど、照合に適した画像である。例えば、器官信頼度は、器官のうち、目、耳、鼻、口、額、顎、輪郭などの有無により、器官毎に点数を設定した合計となる数値でよい。また、器官信頼度は、左右の目または耳と、鼻または口との距離の比率、あるいは、額および鼻の距離と、顎および鼻の距離との比率などに基づいて導出される数値でよい。
器官信頼度導出部126は、設定された抽出条件によって、器官毎の点数の重み付けを変更してよい。器官信頼度導出部126は、第1の抽出条件の場合に目、鼻、及び口に対して設定される点数の重み付けよりも、第2の抽出条件の場合に目、鼻、及び口の1つまたは2つに設定される点数の重み付けを小さくしてよい。
器官信頼度判定部128は、器官信頼度導出部126により導出された器官信頼度が予め定められた基準器官信頼度より大きいか否かを判定する。器官信頼度判定部128は、器官信頼度が予め定められた基準器官信頼度より大きい場合、画像に含まれるオブジェクトが顔による照合に適していると判断する。器官信頼度判定部128は、第1の抽出条件において、器官信頼度が予め定められた第1基準器官信頼度より大きい場合、画像に含まれるオブジェクトが顔による照合に適していると判断してよい。器官信頼度判定部128は、第2の抽出条件において、器官信頼度が予め定められた第1基準器官信頼度より小さい第2基準器官信頼度より大きい場合、画像に含まれるオブジェクトが顔による照合に適していると判断してよい。
図3は、遊技機20の遊技状態を判定する手順の一例を示すフローチャートである。遊技情報取得部130は、遊技店管理装置300から対象の遊技機20についての遊技情報を取得する(S100)。遊技情報取得部130は、遊技機20から排出される累計アウト玉数及び累計アウト玉数の現在値を遊技情報として遊技店管理装置300から取得して、メモリに記憶する。判定部140は、予め定められた時間前の遊技情報と、現在の遊技情報とを比較して、累計アウト玉数または累計セーフ玉数が変化したか否かを判定する(S102)。変化していれば、判定部140は、遊技機20の遊技状態を「ON:遊技中」に更新する(S104)。一方、変化していなければ、判定部140は、遊技機20の遊技状態を「OFF:非遊技中」に更新する(S106)。
図4は、抽出条件の設定手順の一例を示すフローチャートである。画像取得部110が、撮像装置30から遊技機20の前方領域の画像を取得する(S200)。抽出部120は、現在の抽出条件に基づいて、画像から顔画像を抽出する(S202)。抽出条件設定部150は、抽出部120が顔画像の抽出に成功した否かを判定する(S204)。
抽出に成功しなかった場合、抽出条件設定部150は、メモリに記憶された遊技状態を参照して、現在の遊技状態を確認する(S212)。抽出条件設定部150は、現在の遊技状態が「ON:遊技中」か否かを判定する(S214)。現在の遊技状態が「ON:遊技中」であれば、抽出条件設定部150は、メモリに記憶された顔画像抽出失敗継続数に1を加算する(S216)。一方、現在の遊技状態が「OFF:非遊技中」であれば、抽出条件設定部150は、メモリに記憶された顔画像抽出失敗継続数を0に更新する(S218)。
抽出に成功している場合、抽出条件設定部150は、メモリから現在の抽出条件を取得する(S206)。抽出条件設定部150は、現在の抽出条件が第1の抽出条件か否かを判定する(S208)。抽出条件が第1の抽出条件であれば、抽出条件設定部150は、メモリに記憶された顔画像抽出失敗継続数を0に更新する(S210)。
次いで、抽出条件設定部150は、顔画像抽出失敗継続数が閾値(例えば、180回)以上か否かを判定する(S220)。抽出条件設定部150は、顔画像抽出失敗継続数が閾値より小さければ、抽出条件を第1の抽出条件に設定する(S222)。抽出条件設定部150は、顔画像抽出失敗継続数が閾値以上であれば、抽出条件を第2の抽出条件に設定する(S224)。
以上の通り、抽出条件設定部150は、予め定められた回数連続して、抽出部120が第1の抽出条件で画像から顔画像を抽出できなければ、遊技機20が遊技中から非遊技中に切り替わるまで、抽出条件を第2の抽出条件に設定する。
図5は、抽出部120による顔画像の抽出処理の手順の一例を示すフローチャートである。
抽出部120は、抽出条件設定部150により設定された抽出条件を取得する(S300)。抽出部120は、現在の抽出条件が第1の抽出条件か否かを判定する(S302)。現在の抽出条件が第1の抽出条件でなければ、すなわち、現在の抽出条件が第2の抽出条件であれば、顔画像の取得状態を示す画像取得状態をメモリから取得する(S308)。抽出部120は、生体情報認識装置200に送信すべき顔画像がメモリに格納されているか否かを示す情報を画像取得状態として取得してよい。抽出部120は、画像取得状態が未取得であるか否かを判定する(S310)。未取得であれば、抽出部120は、撮像装置30から取得した画像から予め定められた固定領域の画像を顔画像として抽出する(S312)。次いで、抽出部120は、メモリに格納された画像取得状態を「ON:取得済み」に更新する(S314)。抽出部120は、画像取得状態が取得済みであれば、抽出部120は、第2の抽出条件に従って画像から顔画像を抽出する(S316)。
現在の抽出条件が第1の抽出条件であれば、抽出部120は、メモリに格納された画像取得状態を「OFF:未取得」に更新する(S304)。抽出部120は、第1の抽出条件に従って画像から顔画像を抽出する(S306)。
以上の通り、本実施形態に係る画像処理ユニット100によれば、遊技機20が遊技中に予め定められた回数連続して、抽出部120が画像取得部110により取得される画像から第1の抽出条件に基づいて顔画像を抽出できない場合、第2の抽出条件に基づいて、画像取得部110により取得される画像から顔を含む顔画像を抽出する。第2の抽出条件は、例えば、サングラス及びマスクの少なくとも一方を装着している顔に対応する顔画像を抽出するのに適している条件である。よって、抽出部120は、マスクまたはサングラスなどで顔の一部を覆いながら遊技機20で遊技している遊技者の顔画像をより確実に抽出することができる。抽出部120は、例えば、マスクまたはサングラスなどで顔の一部を覆いながら遊技機20で不正に遊技している遊技者の顔画像をより確実に抽出することができる。
図6は、生体情報認識装置200のより詳細な機能ブロックを示す機能ブロック図である。
生体情報認識装置200は、照合部210、操作部220、及び検索部222を備える。照合部210は、画像処理ユニット100から提供された顔画像を、生体情報データベース230に格納されている遊技者の顔画像と照合する。操作部220は、遊技者の顔画像に基づいて特定の情報を検索して表示する場合の表示条件を店員などのユーザから受け付ける。検索部222は、操作部220により受け付けられた表示条件に基づいて、生体情報データベース230を検索して、表示条件にあった遊技者の顔画像、その遊技者が遊技した遊技機20の台番号、その遊技者の遊技開始時間及び遊技終了時間などを検索結果として取得して、表示装置250に提供する。表示装置250は、検索部222による検索結果を表示する。
照合部210は、顔情報取得部211、特徴量抽出部212、類似度導出部213、類似度判定部214、及びデータベース登録部215を有する。顔情報取得部211は、画像処理ユニット100から遊技者の顔画像を取得する。顔情報取得部211は、遊技者の顔画像の他に、その遊技者が遊技中の遊技台の台番号、その画像が撮像された時刻情報などを画像処理ユニット100から取得してよい。
特徴量抽出部212は、顔画像に含まれる顔の情報から、顔画像に含まれる顔の特徴量を抽出する。特徴量は、人物などの対象物を識別可能な情報であればよく、画像の画素値の情報、又は画像に含まれる顔の目、鼻、口の間隔又は大きさ、肌の色、髪型などの外見的特徴を数値で示した情報などでよい。
類似度導出部213は、特徴量抽出部212により抽出された顔の特徴量と、生体情報データベース230に格納されている各登録画像に含まれる各顔の特徴量との類似度を導出する。類似度判定部214は、導出された類似度が基準値以上あり、最も類似度が高い登録画像であるかどうかを判定する。データベース登録部215は、導出された類似度が基準値以上あり、類似度が最も高い登録画像を、画像処理ユニット100により提供された今回の顔画像を用いて更新する。類似度判定部214により、類似度が基準値以上あり、類似度が最も高いと判定された登録画像が存在する場合、データベース登録部215は、今回の顔画像を既存の登録遊技者の顔画像として生体情報データベース230に登録する。一方、類似度判定部214により、類似度が基準値以上あり、類似度が最も高いと判定された登録画像が存在しない場合、今回の顔画像を新規の未登録遊技者の顔画像として生体情報データベース230に登録する。
以上の通り、本実施形態によれば、遊技機20が遊技中にもかかわらず、顔画像が抽出されず、生体情報データベース230の顔画像が更新されないことをより確実に防止できる。
図7は、本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ1200の一例を示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーションまたは当該装置の1または複数の「部」として機能させることができる。または、当該プログラムは、コンピュータ1200に当該オペレーションまたは当該1または複数の「部」を実行させることができる。当該プログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係るプロセスまたは当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつかまたはすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、及びRAM1214を含み、それらはホストコントローラ1210によって相互に接続されている。コンピュータ1200はまた、通信インタフェース1222、入力/出力ユニットを含み、それらは入力/出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続されている。コンピュータ1200はまた、ROM1230を含む。CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。
通信インタフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブが、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納してよい。ROM1230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/またはコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。プログラムが、CR−ROM、USBメモリまたはICカードのようなコンピュータ可読記録媒体またはネットワークを介して提供される。プログラムは、コンピュータ可読記録媒体の例でもあるRAM1214、またはROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置または方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーションまたは処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、またはUSBメモリのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、またはネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU1212は、USBメモリ等のような外部記録媒体に格納されたファイルまたはデータベースの全部または必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラムまたはソフトウェアモジュールは、コンピュータ1200上またはコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワークまたはインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスクまたはRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ1200に提供する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 台間機
20 遊技機
30 撮像装置
70 計数機
80 精算機
100 画像処理ユニット
110 画像取得部
120 抽出部
122 顔信頼度導出部
124 顔信頼度判定部
126 器官信頼度導出部
128 器官信頼度判定部
130 遊技情報取得部
140 判定部
150 抽出条件設定部
160 送信部
200 生体情報認識装置
210 照合部
211 顔情報取得部
212 特徴量抽出部
213 類似度導出部
214 類似度判定部
215 データベース登録部
220 操作部
222 検索部
230 生体情報データベース
250 表示装置
300 遊技店管理装置
330 遊技台管理データベース
350 表示装置
400 媒体貸出管理装置
430 媒体貸出管理データベース
450 表示装置
1000 遊技システム
1200 コンピュータ
1210 ホストコントローラ
1212 CPU
1214 RAM
1220 入力/出力コントローラ
1222 通信インタフェース
1230 ROM

Claims (14)

  1. 撮像装置により撮像された遊技機の前方領域の画像を取得する画像取得部と、
    予め定められた第1の抽出条件に基づいて、前記画像から顔を含む顔画像を抽出する抽出部と
    を備え、
    前記抽出部は、前記遊技機が遊技中に前記第1の抽出条件に基づいて前記画像から顔画像を抽出できない場合、前記第1の抽出条件とは異なる予め定められた第2の抽出条件に基づいて、前記画像から顔を含む顔画像を抽出し、
    前記抽出部は、
    前記第1の抽出条件において、前記画像取得部により取得される画像から顔の特徴を示す第1の数の器官を抽出することで、前記画像取得部により取得される画像から顔画像を抽出し、
    前記第2の抽出条件において、前記画像取得部により取得される画像から顔の特徴を示す第1の数より小さい第2の数の器官を抽出することで、前記画像取得部により取得される画像から顔画像を抽出し、
    前記第1の数の器官は、目、鼻、及び口の3つの器官を含み、
    前記第2の数の器官は、目、鼻、及び口のうち1つまたは2つの器官を含む、顔画像抽出装置。
  2. 前記抽出部は、前記遊技機が遊技中に予め定められた回数連続して、前記画像取得部により取得される画像から前記第1の抽出条件に基づいて顔画像を抽出できない場合、前記第2の抽出条件に基づいて、前記画像取得部により取得される画像から顔を含む顔画像を抽出する、請求項1に記載の顔画像抽出装置。
  3. 前記抽出部は、前記第2の抽出条件において、前記画像の予め定められた領域の画像を顔画像として抽出する、請求項1または2に記載の顔画像抽出装置。
  4. 前記抽出部は、
    前記第1の抽出条件において、前記画像取得部により取得される画像から顔の特徴を示す第1の数の器官を抽出することで、前記画像取得部により取得される画像から顔画像を抽出し、
    前記第2の抽出条件において、前記画像取得部により取得される画像の予め定められた領域の画像を顔画像として抽出した後、前記遊技機が遊技中から非遊技中に切り替わるまで、前記画像取得部により取得される画像から顔の特徴を示す第1の数より小さい第2の数の器官を抽出することで、前記画像取得部により取得される画像から顔画像を抽出する、請求項1から3の何れか1つに記載の顔画像抽出装置。
  5. 前記抽出部は、
    前記第1の抽出条件において、予め定められた第1の特徴の顔を含む画像のテンプレートと、前記画像取得部により取得される画像とを比較することで、顔画像を抽出し、
    前記第2の抽出条件において、予め定められた前記第1の特徴とは異なる第2の特徴の顔を含む画像のテンプレートと、前記画像取得部により取得される画像とを比較することで、顔画像を抽出する、請求項1から4の何れか1つに記載の顔画像抽出装置。
  6. 前記第1の特徴の顔は、サングラス及びマスクを装着していない顔であり、
    前記第2の特徴の顔は、サングラス及びマスクの少なくとも一方を装着している顔である、請求項に記載の顔画像抽出装置。
  7. 撮像装置により撮像された遊技機の前方領域の画像を取得する画像取得部と、
    予め定められた第1の抽出条件に基づいて、前記画像から顔を含む顔画像を抽出する抽出部と
    を備え、
    前記抽出部は、前記遊技機が遊技中に前記第1の抽出条件に基づいて前記画像から顔画像を抽出できない場合、前記第1の抽出条件とは異なる予め定められた第2の抽出条件に基づいて、前記画像から顔を含む顔画像を抽出し、
    前記抽出部は、
    前記第1の抽出条件において、予め定められた第1の特徴の顔を含む画像のテンプレートと、前記画像取得部により取得される画像とを比較することで、顔画像を抽出し、
    前記第2の抽出条件において、予め定められた前記第1の特徴とは異なる第2の特徴の顔を含む画像のテンプレートと、前記画像取得部により取得される画像とを比較することで、顔画像を抽出し、
    前記第1の特徴の顔は、サングラス及びマスクを装着していない顔であり、
    前記第2の特徴の顔は、サングラス及びマスクの少なくとも一方を装着している顔である、顔画像抽出装置。
  8. 前記抽出部は、
    前記画像取得部により取得された画像から、顔に相当するオブジェクトの顔らしさを示す顔信頼度を導出する顔信頼度導出部と、
    前記顔信頼度導出部により導出された前記顔信頼度が予め定められた基準顔信頼度より大きいか否かを判定する顔信頼度判定部と、
    前記顔信頼度判定部により前記顔信頼度が前記基準顔信頼度より大きいと判定された前記オブジェクトから、顔の特徴を示す器官の器官らしさを示す器官信頼度を導出する器官信頼度導出部と、
    前記第1の抽出条件において、前記器官信頼度導出部により導出された前記器官信頼度が予め定められた第1基準器官信頼度より大きいか否かを判定し、前記第2の抽出条件において、前記器官信頼度導出部により導出された前記器官信頼度が予め定められた前記第1基準器官信頼度より小さい第2基準器官信頼度より大きいか否かを判定する器官信頼度判定部と
    を有し、
    前記抽出部は、前記第1の抽出条件において、前記画像取得部により取得された画像から、前記器官信頼度判定部により前記器官信頼度が前記第1基準器官信頼度より大きいと判定されたオブジェクトを含む画像を顔画像として抽出し、前記第2の抽出条件において、前記画像取得部により取得された画像から、前記器官信頼度判定部により前記器官信頼度が前記第2基準器官信頼度より大きいと判定されたオブジェクトを含む画像を顔画像として抽出する、請求項1から7の何れか1つに記載の顔画像抽出装置。
  9. 前記遊技機での遊技で使用された遊技媒体の数量、及び前記遊技機での遊技で獲得された遊技媒体の数量の少なくとも一方を示す遊技情報を取得する遊技情報取得部と、
    前記遊技情報に基づいて、前記遊技機が遊技中か非遊技中かを判定する判定部と
    をさらに備える、請求項1からの何れか1つに記載の顔画像抽出装置。
  10. 請求項1からの何れか1つに記載の顔画像抽出装置と、
    前記抽出部により抽出された顔画像と、顔データベースに格納されている顔画像とを照合する照合部と
    を備える照合システム。
  11. 請求項10に記載の顔照合システムと、
    前記撮像装置と前記顔画像抽出装置とを有し、前記遊技機の遊技に関する処理を実行する遊技周辺機器と、
    を備える遊技システム。
  12. 撮像装置により撮像された遊技機の前方領域の画像を取得する段階と、
    予め定められた第1の抽出条件に基づいて、前記画像から顔を含む顔画像を抽出する段階と、
    前記遊技機が遊技中に前記第1の抽出条件に基づいて前記画像から顔画像を抽出できない場合、前記第1の抽出条件とは異なる予め定められた第2の抽出条件に基づいて、前記画像から顔を含む顔画像を抽出する段階と
    を備え、
    前記抽出する段階は、
    前記第1の抽出条件において、前記画像から顔の特徴を示す第1の数の器官を抽出することで、前記取得する段階で取得される画像から顔画像を抽出する段階と、
    前記第2の抽出条件において、前記取得する段階で取得される画像から顔の特徴を示す第1の数より小さい第2の数の器官を抽出することで、前記取得する段階で取得される画像から顔画像を抽出する段階と
    を含み、
    前記第1の数の器官は、目、鼻、及び口の3つの器官を含み、
    前記第2の数の器官は、目、鼻、及び口のうち1つまたは2つの器官を含む、顔画像抽出方法。
  13. 撮像装置により撮像された遊技機の前方領域の画像を取得する段階と、
    予め定められた第1の抽出条件に基づいて、前記画像から顔を含む顔画像を抽出する段階と、
    前記遊技機が遊技中に前記第1の抽出条件に基づいて前記画像から顔画像を抽出できない場合、前記第1の抽出条件とは異なる予め定められた第2の抽出条件に基づいて、前記画像から顔を含む顔画像を抽出する段階と
    を備え、
    前記抽出する段階は、
    前記第1の抽出条件において、予め定められた第1の特徴の顔を含む画像のテンプレートと、前記取得される取得される画像とを比較することで、顔画像を抽出する段階と、
    前記第2の抽出条件において、予め定められた前記第1の特徴とは異なる第2の特徴の顔を含む画像のテンプレートと、前記取得する段階で取得される画像とを比較することで、顔画像を抽出する段階と
    を含み、
    前記第1の特徴の顔は、サングラス及びマスクを装着していない顔であり、
    前記第2の特徴の顔は、サングラス及びマスクの少なくとも一方を装着している顔である、顔画像抽出方法。
  14. 請求項1からの何れか1つに記載の顔画像抽出装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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