JP6902718B2 - 機器制御システム、機器制御方法及び制御プログラム - Google Patents

機器制御システム、機器制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、機器制御システム、機器制御方法及び制御プログラムに関し、より詳細には、シーンに応じて施設に設けられた機器を制御する機器制御システム、機器制御方法及び制御プログラムに関する。
従来、施設に設けられた機器を施設外から制御するシステム(機器制御システム)が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この機器制御システムにより、外出、帰宅等、施設の住人の行動に応じて機器を制御することができる。
従来の機器制御システムでは、制御対象となる機器とその制御内容とを予め行動(シーン)に対応付けて記憶しておくことで、行動に応じた機器の制御が可能となる。
特開2009−118540号公報
しかしながら、制御内容を登録してから初めて実行するまでに長時間経過している場合、制御対象の機器が多い場合等において、施設の住人(利用者)は、機器が制御される時点で制御内容を把握できていない可能性がある。
本発明は上記事由に鑑みてなされており、シーンに応じて機器を制御する際に、制御対象の機器に対する制御内容を施設の利用者に把握させることができる機器制御システム、機器制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る機器制御システムは、入力部と、表示制御部と、機器制御部とを備える。前記入力部は、施設の利用者の操作結果に関する情報を受け付ける。前記表示制御部は、シーン情報が表示部で表示されている状態で前記利用者の操作により選択された前記シーン情報を前記入力部が受け付けると、前記シーン情報に対応付けられた制御情報に含まれる制御内容と、前記制御内容によって制御される機器における現在の動作状態と、前記制御内容の実行要求を受け付けるオブジェクトとを、前記表示部における一画面に表示させる。前記機器制御部は、前記制御内容、前記機器の現在の動作状態、及び前記オブジェクトが前記表示部で表示されている状態で前記オブジェクトに対する操作によって前記入力部が前記制御内容の実行を要求する情報である実行要求を受け付けると、前記制御内容によって制御される前記機器を、前記制御内容に基づいて制御する。
また、本発明の一態様に係る機器制御方法は、入力ステップと、表示制御ステップと、機器制御ステップとを含む。前記入力ステップは、施設の利用者の操作に関する情報を受け付ける。前記表示制御ステップは、シーン情報が表示部で表示されている状態で前記利用者の操作により選択された前記シーン情報を前記入力ステップが受け付けると、前記シーン情報に対応付けられた制御情報に含まれる制御内容と、前記制御内容によって制御される機器における現在の動作状態と、前記制御内容の実行要求を受け付けるオブジェクトとを、前記表示部における一画面に表示させる。前記機器制御ステップは、前記制御内容、前記機器の現在の動作状態、及び前記オブジェクトが前記表示部で表示されている状態で前記オブジェクトに対する操作によって前記入力ステップが前記制御内容の実行を要求する情報である実行要求を受け付けると、前記制御内容によって制御される前記機器を、前記制御内容に基づいて制御する。
また、本発明の一態様に係る制御プログラムは、コンピュータに、入力ステップと、表示制御ステップと、機器制御ステップとを実行させるためのプログラムである。前記入力ステップは、施設の利用者の操作に関する情報を受け付ける。前記表示制御ステップは、シーン情報が表示部で表示されている状態で前記利用者の操作により選択された前記シーン情報を前記入力ステップが受け付けると、前記シーン情報に対応付けられた制御情報に含まれる制御内容と、前記制御内容によって制御される機器における現在の動作状態と、前記制御内容の実行要求を受け付けるオブジェクトとを、前記表示部における一画面に表示させる。前記機器制御ステップは、前記制御内容、前記機器の現在の動作状態、及び前記オブジェクトが前記表示部で表示されている状態で前記オブジェクトに対する操作によって前記入力ステップが前記制御内容の実行を要求する情報である実行要求を受け付けると、前記制御内容によって制御される前記機器を、前記制御内容に基づいて制御する。
この発明によると、シーンに応じて機器を制御する際に、制御対象の機器に対する制御内容を施設の利用者に把握させることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る機器制御システム(サーバ装置)の構成を示すブロック図である。 図2は、同上の機器制御システムを含む全体構成を示すシステム構成図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る表示システム(情報端末装置)の構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の一実施形態に係るコントローラの構成を示すブロック図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る機器制御システムを含むシステム全体の基本的な動作を示すシーケンス図である。 図6は、本発明の一実施形態に係る設定画面の一例を示す図である。 図7は、本発明の一実施形態に係る機器設定画面の一例を示す図である。 図8は、本発明の一実施形態に係る制御設定画面の一例を示す図である。 図9Aは本発明の一実施形態に係るシーン一覧画面の一例を示す図であり、図9Bは本発明の一実施形態に係る確認画面の一例を示す図である。 図10A〜10Cは、本発明の一実施形態に係る機器制御システムによる機器の制御が失敗した場合の結果画面の一例を示す図である。 図11は、本発明の一実施形態に係る情報端末装置で制御情報が記憶された後、他の情報端末装置で制御情報の変更が行われる場合のシステム全体の動作を示すシーケンス図である。 図12Aは、本発明の一実施形態に係る変更確認画面の一例を示す図である。図12Bは、本発明の一実施形態に係る問い合わせ画面の一例を示す図である。 図13は、本発明の一実施形態の変形例1に係る機器制御システムを含むシステム全体の動作を示すシーケンス図である。 図14は、本発明の一実施形態の変形例2に係る機器制御システムを含むシステム全体の動作を示すシーケンス図である。 図15は、本発明の一実施形態の変形例3に係る機器制御システムを含むシステム全体の動作を示すシーケンス図である。
以下に説明する実施形態及び変形例は、本発明の一例に過ぎず、本発明は、実施形態及び変形例に限定されることなく、この実施形態及び変形例以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(実施形態)
(1)全体概要
本実施形態では、需要家施設(facility)に設けられた複数の機器のうち1つ以上の機器を、シーン(例えば、需要家施設の利用者の行動)に応じて制御する機能を、基本的な機能として有する機器制御システムについて説明する。本実施形態においては、機器制御システム10は、図1、図2に示すようにサーバ装置1にて構成されている。ここでいう「需要家施設」は、電力の需要家の施設を意味しており、電力会社等の電気事業者から電力の供給を受ける施設だけでなく、太陽光発電設備等の自家発電設備から電力の供給を受ける施設も含む。本実施形態では、戸建住宅を需要家施設7の一例として説明する。
需要家施設7には、図2に示すように、複数の機器40が設けられている。機器40は、例えば、エアコン(エアコンディショナー)41、照明装置42、空気清浄機43、シャッター(電動シャッター)44、サッシ(電動サッシ)45、給湯機46、換気扇47である。なお、機器40の各々は、ECHONET Lite(登録商標)に準拠した通信インタフェースを有しており、コントローラ2と通信可能である。
サーバ装置1は、図2に示すように、コントローラ2にネットワーク4を介して接続される。また、サーバ装置1は、図2に示すように、表示システム30としての情報端末装置3にネットワーク4を介して接続される。
表示システム30は、図2に示すように、表示部31を備える情報端末装置3にて構成されており、機器制御システム10(サーバ装置1)で出力された情報を表示部31に表示する。これにより、表示システム30は、機器制御システム10で作成された情報(制御対象である1つ以上の機器40に対する制御内容)を、表示システム30(情報端末装置3)の所有者(需要家施設7の利用者)である利用者に対して提示することが可能となる。つまり、利用者は、表示システム30に表示される画面を見ることで。視覚的に、シーンに応じて制御される1つ以上の機器40に対する制御内容を確認することができる。
なお、表示システム30によるサービスの提供を受ける利用者(情報端末装置3の所有者)は、住人(需要家施設7の利用者)と同一人である。ここで、「需要家施設7の利用者」は、需要家施設7を使用する人を意味しており、需要家施設7が住宅である本実施形態においては、需要家施設7の住人である。また、需要家施設7の住人が複数人である場合には、「需要家施設7の利用者」は、複数の住人のうちの一人を指すこともあり、二人以上(全員も含む)を指すこともある。以下では「需要家施設7の利用者」を単に「住人」ともいう。
(2)構成
次に、本実施形態に係る機器制御システム10(サーバ装置1)、表示システム30(情報端末装置3)及びコントローラ2の構成について説明する。
(2.1)機器制御システム
先ず、機器制御システム10の構成について説明する。
機器制御システム10は、上述したようにサーバ装置1にて構成されている。サーバ装置1は、情報端末装置3にネットワーク4を介して接続される。
サーバ装置1は、図1に示すように、記憶部11と、処理部12と、通信部13とを備える。サーバ装置1は、CPU(Central Processing Unit)及びメモリを有している。CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、処理部12の機能を実現する。プログラムは、ここではインターネット等の電気通信回線を通じて、あるいはメモリカード等の記録媒体に記録されて提供されるが、コンピュータのメモリに予め記録されていてもよい。
記憶部11は、例えばフラッシュメモリ等の電気的に書換可能な不揮発性の半導体メモリで構成される。記憶部11は、制御対象である1つ以上の機器40の制御内容を含む制御情報を、シーン情報ごとに記憶している。例えば、シーン情報は、需要家施設7の利用者の行動(外出、帰宅、起床、就寝等)を表す情報である。
処理部12は、図1に示すように、入力部14、設定部15、表示制御部16及び機器制御部17を有している。
入力部14は、情報端末装置3の所有者(需要家施設7の利用者)からの指示を、情報端末装置3を介して受け付ける。
設定部15は、需要家施設7に設けられた複数の機器40のうちシーン(住人の行動)に応じて制御される1つ以上の機器40に対する制御内容を含む制御情報を、当該シーン(行動)を表すシーン情報に対応付けて記憶部11に記憶する。設定部15は、記憶部11に記憶されている制御情報に含まれる制御内容を、入力部14で受け付けた住人からの指示に応じて変更する。ここで、住人の行動には、住人が現在行っている行動及びこれから行おうとする行動が含まれる。
表示制御部16は、情報端末装置3の表示部31に表示させる画面(コンテンツ)に係る情報を作成する。表示制御部16は、作成した情報をネットワーク4を介して情報端末装置3に出力し、作成した情報を情報端末装置3の表示部31に表示させる。
機器制御部17は、需要家施設7に設けられた機器40を制御するための情報を出力する。例えば、機器制御部17は、シーン(住人の行動)に応じた制御内容の実行の指示(実行指示)が入力部14で受け付けられると、制御内容に基づいて制御するための情報を制御対象である1つ以上の機器40に、コントローラ2を介して出力する。すなわち、機器制御部17の機能として、直接機器40を制御する場合に限らず、間接的に機器40を制御するための情報を出力する場合も含んでいる。ここで、コントローラ2は、HEMS(home energy management system)のコントローラであり、さらに、複数の機器40と通信可能である。
通信部13は、ネットワーク4に接続されることで、サーバ装置1と情報端末装置3との間、及びサーバ装置1とコントローラ2との間の通信を可能にする。なお、通信部13は、公衆無線LAN(Local Area Network)を介してネットワーク4に接続されてもよい。
(2.2)表示システム
先ず、表示システム30の構成について説明する。
表示システム30は、上述したように情報端末装置3にて構成されている。情報端末装置3は、サーバ装置1にネットワーク4を介して接続される。
情報端末装置3は、一例として表示部31を備えるスマートフォンである。情報端末装置3は、図3に示すように、表示部31と、処理部32と、通信部33と、入力部34と、記憶部35とを備える。情報端末装置3は、CPU及びメモリを有する組み込みのコンピュータを備えている。CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することによって、情報端末装置3の種々の機能(例えば処理部32の機能等)が実現される。プログラムは、コンピュータのメモリにあらかじめ記録されているが、インターネット等の電気通信回線を通じて提供されてもよいし、メモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよい。
表示部31は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(electroluminescence)ディスプレイのような薄型のディスプレイ装置である。
処理部32は、サーバ装置1から受け取った画面(コンテンツ)に係る情報に基づく画面を、表示部31に表示させる。
通信部33は、ネットワーク4に接続されることで、情報端末装置3とサーバ装置1との間の通信を可能にする。ここでは、情報端末装置3はスマートフォンであるから、通信部33は、通信事業者が提供する携帯電話網(キャリア網)を介して、例えばインターネットからなるネットワーク4に接続される。携帯電話網には、例えば3G(第3世代)回線、LTE(Long Term Evolution)回線等がある。なお、通信部13は、公衆無線LAN(Local Area Network)を介してネットワーク4に接続されてもよい。
入力部34は、情報端末装置3の利用者(住人等)の操作を受け付ける機能を有している。本実施形態では、情報端末装置3がタッチパネルディスプレイを搭載しており、タッチパネルディスプレイが表示部31及び入力部34として機能する。そのため、以下の説明では、表示部31に表示される画面上のボタンに対する種々のタッチ操作を、「タップ」等と表現する。ただし、入力部34は、タッチパネルディスプレイに限らず、例えばキーボードやポインティングデバイス、メカニカルなスイッチ等であってもよい。
記憶部35は、例えばフラッシュメモリなどの電気的に書換可能な不揮発性の半導体メモリで構成される。
なお、図2に示す情報端末装置3Aは、情報端末装置3と通信部33の構成が異なるが、情報端末装置3と同様の機能を有していればよく、情報端末装置3Aの説明は省略する。
また、図2に示す情報端末装置6は、HEMS専用のモニタ装置である。情報端末装置6は、CPU及びメモリを有するコンピュータを主構成としている。情報端末装置6のCPUがメモリに格納されているプログラムを実行することによって、情報端末装置6の種々の機能が実現される。プログラムは、ここではインターネットなどの電気通信回線を通じて、あるいはメモリカードなどの記録媒体に記録されて提供されるが、コンピュータのメモリに予め記録されていてもよい。情報端末装置6は、情報端末装置3と通信部33の構成が異なるが、情報端末装置3と同様の機能を有していればよい。そのため、情報端末装置6の説明は省略する。以下、情報端末装置6を専用端末装置6ともいう。
(2.3)コントローラ
コントローラ2は、サーバ装置1からの指示によりシーン(住人の行動)に応じて1つ以上の機器40を制御する。
コントローラ2は、図4に示すように、処理部21と、記憶部22、第1通信部23と、第2通信部24とを備える。コントローラ2は、CPU(Central Processing Unit)及びメモリを有している。CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、処理部21の機能を実現する。プログラムは、ここではインターネットなどの電気通信回線を通じて、あるいはメモリカードなどの記録媒体に記録されて提供されるが、コンピュータのメモリに予め記録されていてもよい。
処理部21は、サーバ装置1からの指示に従って、複数の機器40のうち1つ以上の機器40を制御する。
記憶部22は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、またはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等から選択されるデバイスで構成される。
第1通信部23は、複数の機器40と無線で通信を行うための通信インタフェースである。第1通信部23は、例えば、無線局の免許が不要な小電力無線の通信インタフェースである。この種の小電力無線については、用途等に応じて使用する周波数帯域や空中線電力等の仕様が各国で規定されている。日本国においては、920MHz帯または420MHz帯の電波を使用する小電力無線(特定小電力無線)が規定されている。なお、通信方法は、無線に限らず有線による通信であってもよい。
第2通信部24は、例えばイーサネット(登録商標)規格に準拠した通信インタフェースである。第2通信部24は、ルータ5を介して情報端末装置6と通信可能である。ルータ5は、ブロードバンドルータであり、例えばWi−Fi(登録商標)規格に準拠した無線LAN(Local Area Network)のインタフェースも備えている。したがって、コントローラ2は、ルータ5を介して、無線LANの通信インタフェースを備えるスマートフォン等の情報端末装置3Aと通信可能である。また、コントローラ2は、ルータ5及びネットワーク4を介してスマートフォン等の情報端末装置3、及びサーバ装置1と通信可能である。
(3)処理及び画面
ここでは、機器制御システム10(サーバ装置1)を含むシステム全体の処理及び情報端末装置3に表示される画面について説明する。
(3.1)基本動作及びこれに係る画面
ここでは、機器制御システム10(サーバ装置1)を含むシステム全体の基本的な処理の流れを図5に示すシーケンス図を用いて説明する。
情報端末装置3の処理部32は、情報端末装置3の所有者の入力操作により、シーン(行動)に応じた制御情報の記憶の指示(設定要求)を、通信部33を介してサーバ装置1に送信する(ステップS1)。ここで、制御情報は、シーンに応じて制御される1つ以上の機器40に対する制御内容を含んでいる。また、設定要求には、制御情報の他、情報端末装置3の所有者のユーザID、シーンの名称等が含まれている。
サーバ装置1の入力部14が通信部13を介して設定要求を受け付けると、設定部15は、設定処理を行う(ステップS2)。具体的には、設定部15は、シーン(行動)に応じて制御される1つ以上の機器40に対する制御内容を含む制御情報を、当該行動を表すシーン情報(シーンの名称)に対応付けて記憶部11に記憶する。このとき、設定部15は、設定関連情報を制御情報に付与して記憶部11に記憶する。設定関連情報とは、制御情報が記憶部11に記憶された(設定された)タイミングに関する時間情報、及び情報端末装置3の所有者に関する利用者情報(例えば、ユーザID)を含む情報である。時間情報は、例えば制御情報が記憶部11に記憶された(設定された)日付及び時刻を含む情報である。なお、時間情報には、制御情報が記憶部11に記憶された(設定された)日付及び時刻のうち少なくとも一方が含まれていればよい。
情報端末装置3の処理部32は、複数のシーン情報を含むシーン一覧画面が表示部31で表示されている状態で情報端末装置3の所有者の操作により一のシーン情報が選択されると、取得要求をサーバ装置1に送信する(ステップS3)。ここで、取得要求とは、選択されたシーン情報を含む情報であって、当該シーン情報に対応付けられた制御情報の送信を要求する情報である。シーン一覧画面の詳細については、後述する。
サーバ装置1の入力部14は、情報端末装置3の所有者の操作結果に関する情報として選択されたシーン情報を含む要求情報を通信部13を介して受け付ける。サーバ装置1の表示制御部16は、入力部14が受け付けた取得要求に含まれるシーン情報に対応する制御情報を通信部13を介して情報端末装置3に送信する(ステップS4)。これにより、表示制御部16は、情報端末装置3の表示部31に、制御情報に含まれる制御内容を表示させることができる。
情報端末装置3の処理部32は、制御内容を含む確認画面が表示部31に表示されている状態で情報端末装置3の所有者の操作により実行指示が入力されると、制御対象の1つ以上の機器40に対して制御内容の実行を要求する実行要求をサーバ装置1に送信する(ステップS5)。なお、確認画面については、後述する。
サーバ装置1の入力部14は、通信部13を介して情報端末装置3の所有者の操作結果に関する情報として実行要求を受け付ける。サーバ装置1の機器制御部17は、入力部14が実行要求を受け付けると、送信した制御情報に含まれる制御内容に基づいて、制御対象である1つ以上の機器40を制御する(ステップS6)。機器制御部17は、制御対象である1つ以上の機器40に対して当該機器の制御内容に基づく制御指示を、コントローラ2に送信(出力)する。コントローラ2の処理部21は、第2通信部24を介して制御対象である1つ以上の機器40ごとの制御指示を受け取る。コントローラ2の処理部21は、第1通信部23を介して制御対象である1つ以上の機器40ごとに通信で制御指示を送信する。制御指示を受け取った機器40は、受け取った制御指示に基づいた動作を行う。これにより、機器制御部17は、制御対象の1つ以上の機器40を制御内容に基づいて制御することができる。
コントローラ2は、制御対象の1つ以上の機器40から実行結果を受け取ると、受け取った実行結果をサーバ装置1へ送信する。サーバ装置1の表示制御部16は、コントローラ2から実行結果を受け取ると、実行結果に関する情報(結果通知)を、通信部13を介して情報端末装置3へ送信する(ステップS7)。情報端末装置3の表示部31は、結果通知で表される情報を表示する。
以下、上述した基本動作において情報端末装置3の表示部31で表示させる各画面について、図6〜図10Cを用いて説明する。図6〜図10Cの画面において、参照符号と、領域を囲む一点鎖線とは、説明のために記載しているのみであり、実際の画面には表示されない。
図6は、設定部15が制御内容を含む制御情報を記憶部11に記憶(設定)する場合に情報端末装置3で表示される設定画面100を示す。設定画面100は、タイトル領域101、日付表示領域102、設定項目表示領域103及びボタン104が設けられている。なお、図6に示す設定画面100の表示レイアウトは一例であり、設定画面100の表示レイアウトは設定画面100を表示する表示部のサイズに応じて変更されてもよい。
タイトル領域101では、表示される画面の名称、ここでは“シーン設定”が表示される。日付表示領域102では、現在の日時が表示される。
設定項目表示領域103では、設定に必要な複数の項目及び複数の項目に対応する複数のボタン105〜108が表示される。ここで、設定に必要な複数の項目として、シーンの名称、制御対象の機器及びその制御内容がある。
ボタン105がタップされると、シーンの名称(行動を区別するための名称)を設定または変更するための画面に遷移する。情報端末装置3の所有者は入力操作により、遷移された画面で名称を入力する。名称が決定されると、所有者の入力操作により設定画面100へ遷移する。例えば、名称は“未設定”から決定された名称に変更されて表示されている。なお、画面遷移の制御は、表示制御部16で行われる。
ボタン106〜108のいずれかがタップされると、機器40の設定を行うための機器設定画面150に遷移する。機器設定画面150の詳細については、後述する。なお、画面遷移の制御は、表示制御部16で行われる。
ボタン104は、設定画面100で設定された制御内容を含む制御情報をサーバ装置1へ送信するためのボタンである。ボタン104がタップされると、処理部32は、制御内容、情報端末装置3の所有者の情報(ユーザID等)、現在の日時を含む制御情報と、シーンの名称とを含む情報を設定要求として通信部33を介してサーバ装置1へ送信する。サーバ装置1の設定部15は、受信した制御情報に、シーン情報(シーンの名称)を対応付けて記憶部11に記憶する。
次に、機器設定画面150について説明する。機器設定画面150には、図7に示すように、タイトル領域151、日付表示領域152、機器種別表示領域153、対象機器選択領域154及びボタン155が設けられている。なお、図7に示す機器設定画面150の表示レイアウトは一例であり、機器設定画面150の表示レイアウトは機器設定画面150を表示する表示部のサイズに応じて変更されてもよい。
タイトル領域151では、表示される画面の名称、ここでは“機器設定”が表示される。日付表示領域152では、現在の日時が表示される。
機器種別表示領域153には、制御対象として選択可能な機器の種類が表示される。例えば、機器種別表示領域153には、「エアコン」、「照明」、「空気清浄機」、「シャッター」、「サッシ」、「給湯機」、「換気扇」に対応するボタンが表示される。
対象機器選択領域154は、例えば、機器種別表示領域153において選択された機器の種類に属する機器を表示する。図7では、機器種別表示領域153において「エアコン」が選択されている。対象機器選択領域154では、「エアコン」に属する機器(例えば、「エアコンA」、「エアコンB」、「エアコンC」、「エアコンD」、「エアコンE」)を選択するためのボタンが表示されている。さらに、対象機器選択領域154では、需要家施設7内にある「エアコン」に属する機器を一括して選択するためのボタン(「全てのエアコン」)が表示されている。
ボタン155は、後述する制御設定画面200を表示するためのボタンである。ボタン155がタップされると、画面は制御設定画面200に遷移する。制御設定画面200は、機器設定画面150で選択された機器40の制御内容を設定するための画面である。なお、画面遷移の制御は、表示制御部16で行われる。
なお、図6に示す設定画面、及び図7に示す機器設定画面150を用いて機器40を設定する場合、既に設定がされている機器40以外の機器40が設定対象の候補として表示されることが好ましい。例えば、図6において、エアコンAが既に設定対象の機器40として設定されている。この場合、図7においては、エアコンAは、機器設定画面150で表示されない。これにより、同一機器に対して設定の重複を防ぐことができる。
次に、制御設定画面200について説明する。制御設定画面200には、図8に示すように、タイトル領域201、日付表示領域202、制御表示領域203及びボタン204,205が設けられている。なお、図8に示す制御設定画面200の表示レイアウトは一例であり、制御設定画面200の表示レイアウトは制御設定画面200を表示する表示部のサイズに応じて変更されてもよい。
タイトル領域201では、表示される画面の名称、ここでは“機器設定”が表示される。日付表示領域202では、現在の日時が表示される。
制御表示領域203には、設定対象の機器40に対して、オン状態及びオフ状態のいずれを設定するためのボタン206が表示される。ボタン206がタップされると、機器40のオンオフを設定する画面に遷移し、遷移した画面にて制御実行時にオン状態とするのか、オフ状態とするのかを設定する。なお、機器40のオンオフを設定する画面に遷移することなく、ボタン206をタップする度に、オン状態とオフ状態とが切り替わる構成であってもよい。
さらに、制御表示領域203には、設定対象の機器40に対する詳細な制御を設定するためのボタンが表示される。例えば設定対象がエアコン41である場合には、運転モードを変更するためのボタン207、設定温度を変更するためのボタン208、風量を変更するためのボタン209及び風向を変更するためのボタン210が表示されている。情報端末装置3の所有者がこれらのボタンをタップして、タップしたボタンに応じた画面に遷移させて、情報端末装置3の所有者は詳細な制御の設定を行う。例えば、ボタン207がタップされると、運転モードを変更する画面に遷移し、遷移した画面にて運転モードとして、自動、暖房及び冷房のうちいずれかを設定する。
ボタン204は、図7に示す機器設定画面150に遷移するためのボタンである。ボタン205は、各画面で設定された内容(シーンの名称、選択された機器40の名称、制御内容)を一時的に保持した状態で、設定画面100に遷移するためのボタンである。ボタン205がタップされると、各画面で設定された内容を含む設定画面100が表示される。その後、上述したボタン104がタップされると、機器設定画面150及び制御設定画面200を用いて制御対象の機器40ごとに設定された内容(制御内容)が含まれる制御情報を含む設定要求がサーバ装置1に送信される。
次に、上述したシーン一覧画面について説明する。
シーン一覧画面250には、図9Aに示すように、情報端末装置3の所有者の行動を表すシーン情報を選択するためのボタンが含まれる。例えば、シーン一覧画面250では、“外出”を選択するためのボタン251、“起床”を選択するためのボタン252、“帰宅”を選択するためのボタン253及び“就寝”を選択するボタン254が表示される。シーン一覧画面250では、新たなシーン(行動)に応じた制御情報を設定するためのボタン255が表示される。ボタン255がタップされた場合には、上述した設定画面100に遷移する。ボタン251〜254のいずれかがタップされると、タップされたボタンに対応する行動(シーン)に応じた1つ以上の機器の制御内容、設定関連情報、及び制御対象である機器40の現在の状態を表示する確認画面300へ遷移する。なお、シーン一覧画面250から他の画面へ遷移する制御は、表示制御部16で行われる。なお、図9Aに示すシーン一覧画面250の表示レイアウトは一例であり、シーン一覧画面250の表示レイアウトはシーン一覧画面250を表示する表示部のサイズに応じて変更されてもよい。
例えば、ボタン253が選択される(タップされる)と、帰宅を表すシーン情報を含む取得要求がサーバ装置1に送信される。サーバ装置1の表示制御部16は、帰宅に応じて制御される1つ以上の機器40の制御内容、設定関連情報、及び制御対象である機器40の現在の状態を表示する確認画面300を、表示部31に表示させる。
次に、確認画面300について、図9Bを用いて説明する。確認画面300は、制御内容に係る情報を表示する第1表示領域301と、制御対象機器の現在の状態に係る情報を表示する第2表示領域302と、ボタン303〜305が設けられている。なお、図9Bに示す確認画面300の表示レイアウトは一例であり、確認画面300の表示レイアウトは確認画面300を表示する表示部のサイズに応じて変更されてもよい。
第1表示領域301には、領域306と、領域307とが設けられている。領域306では、シーン一覧画面250でタップされたボタンに対応する行動に応じた制御情報に含まれる制御内容が表示される。具体的には、制御対象の機器40と、当該機器40の制御の詳細とが表示される。例えば、制御対象の機器40がエアコン41である場合には、制御の詳細として制御実行時の状態(図9Bではオン状態)及び運転モード(図9Bでは暖房)が表示される。また、制御対象の機器40が照明装置42である場合には、制御の詳細として制御実行時の状態(図9Bではオン状態)が表示される。制御対象の機器40が給湯機46である場合には、制御の詳細として運転モード(自動運転モードや沸き増しモード)が表示される。なお、制御対象の機器40がエアコン41である場合において、制御実行時の状態は、エアコン41のオン、オフ状態の他、設定された温度、設定された風量及び設定された風向きのうち少なくとも1つを含んでもよい。
領域307では、領域306で表示されている制御情報に対する設定関連情報が表示される。図9Bでは、設定関連情報として時間情報及び利用者情報が表示されている。具体的には、利用者情報(ユーザID)として“B1”が、時間情報として日付“2016年6月20日”が表示されている。
第2表示領域302には、領域308と領域309とが設けられている。領域308では制御対象である機器40の現在の状態が表示され、領域309では制御対象機器の現在の状態を取得した日時が表示される。例えば、コントローラ2は、制御対象の機器40と通信を行い、制御対象の機器40の現在の状態に関する情報(状態情報)を取得する。コントローラ2は、取得した状態情報をサーバ装置1に送信する。サーバ装置1は、制御対象の機器40の現在の状態をコントローラ2から取得する。これにより、サーバ装置1は、制御対象の機器40の現在の状態を表示部31に表示させることができる。現在の状態として、例えば、制御対象の機器40がエアコン41である場合には、図9Bではオフ状態が表示される。制御対象の機器40が照明装置42である場合には、図9Bではオフ状態が表示される。制御対象の機器40が給湯機46である場合には、現在の状態として、運転モード(自動運転モードや沸き増しモード)が表示される。なお、制御対象の機器40がエアコン41である場合において、現在の状態は、制御実行時の状態と同様に、エアコン41のオン、オフ状態の他、設定された温度、設定された風量及び設定された風向きのうち少なくとも1つを含んでもよい。なお、制御対象の機器40の状態の取得のタイミングは、確認画面300が表示されるタイミングに限定されない。制御対象の機器40の状態の取得のタイミングは、確認画面300が表示されるタイミングより前であってもよい。
以上のように、タップされたボタンに対応する行動(シーン)に応じた1つ以上の機器の制御内容、設定関連情報、及び制御対象である機器40の現在の状態を一画面に表示する確認画面300により、現在の状態から、制御を実行した場合の変化をユーザに認識させることができる。
また、第1表示領域301の領域306に表示される制御内容は、第2表示領域302の領域308に表示される現在の状態に対して変化がある内容について、変化が無い内容とは異なる態様で表示させてもよい。異なる態様とは、例えば、異なる文字の色や太さ、フォント等である。また、第2表示領域302の領域308に表示される現在の状態も同様に、第1表示領域301の領域306に表示される制御内容と異なる内容について、同じ内容とは異なる態様で表示させてもよい。例えば、図9Bにおいて、照明装置42について領域306に表示される制御内容と領域308に表示される制御内容とは異なっている。一方、エアコン41について領域306に表示される制御内容としての運転モードと領域308に表示される制御内容としての運転モードとは、“暖房”で同一である。そこで、照明装置42について領域306で表示される制御内容と、エアコン41について領域306で表示される制御内容としての運転モードとは、異なる態様で表示される。同様に、照明装置42について領域308で表示される制御内容と、エアコン41について領域308で表示される制御内容としての運転モードとは、異なる態様で表示される。これにより、現在の状態から制御を実行した場合の変化を、よりわかりやすくユーザに認識させることができる。
ボタン303は、制御対象の1つ以上の機器40に対して制御内容の実行をサーバ装置1に要求するためのボタンである。ボタン303がタップされると、上述した実行要求が情報端末装置3の所有者の操作結果に関する情報としてサーバ装置1に送信される。
ボタン304は、図9Aに示すシーン一覧画面250に遷移するためのボタンである。ボタン305は、制御内容を含む制御情報を変更するためのボタンである。ボタン305がタップされると、例えば上述した設定画面100に遷移する。なお、確認画面300では、少なくとも制御内容が表示されていればよい。また、確認画面300から他の画面へ遷移する制御は、表示制御部16で行われる。
次に、結果通知に基づいて表示される画面(結果画面350)について、図10A〜図10Cを用いて説明する。
図10Aは、制御対象のエアコン41の制御に失敗した場合、つまり機器40(エアコン41)の制御に関するエラーが発生した場合のエラー通知を表示する結果画面350の一例である。結果画面350では、通知領域351とボタン352とが設けられている。図10Aでは、通知領域351に、エアコン41の制御に失敗した旨のメッセージと、情報端末装置3の所有者にエアコン41の動作等の確認を促すメッセージとを含む通知メッセージ353が表示されている。ボタン352は、表示を終了するためのボタンである。
図10B,10Cは、エアコン41の制御に失敗した場合に、図10Aで示す通知メッセージとは異なる通知メッセージを表示する結果画面350の一例である。図10B,10Cでは、通知領域351に、エアコン41の制御に失敗した旨のメッセージと、失敗したと判断した理由を含む通知メッセージ354,355が表示されている。通知メッセージ354は、エアコン41が応答しないため制御に失敗したと判断した旨のメッセージである。通知メッセージ355は、制御を中継するコントローラ2が応答しないため制御に失敗したと判断した旨のメッセージである。
なお、ここでは、結果通知に基づいて表示される画面として、制御に失敗した場合の画面の一例を図10A〜図10Cに示した。結果通知に基づいて表示される画面として、制御対象である1つ以上の機器40の一覧表を表示してもよい。この場合、表示されている1つ以上の機器40から少なくとも1つの機器40が選択可能である。情報端末装置3で少なくとも1つの機器40が選択される(タップされる)と、サーバ装置1の処理部12は、選択された機器40に対応する実行結果を表示部31に表示させる。
なお、図10A〜10Cに示す結果画面350の表示レイアウトは一例であり、結果画面350の表示レイアウトは結果画面350を表示する表示部のサイズに応じて変更されてもよい。また、制御対象の機器40の制御が成功した場合に、表示制御部16は、制御が成功した旨のメッセージを表示部31に表示させてもよい。
(3.2)制御情報の変更に係る動作及び画面
本実施形態において、サーバ装置1で記憶している制御情報は、情報端末装置3の所有者の指示によって変更可能である。
例えば、サーバ装置1の表示制御部16は、情報端末装置3から既存の制御情報の変更要求を入力部14が受け付けると、変更対象の制御情報に対応付けられたシーン情報の名称及び制御内容を含む設定画面100を、表示部31に表示させる。これにより、情報端末装置3の所有者(需要家施設7の利用者)は、新たな機器40の設定(追加)、及び設定済の機器40に対する制御内容の変更を行うことができる。
また、制御情報の記憶(設定)、変更は、情報端末装置3から行うとしているが、他の情報端末装置(例えば、情報端末装置3A)からも可能である。そこで、情報端末装置3で制御情報が記憶された後、情報端末装置3Aで当該制御情報の変更が行われる場合の動作について、図11に示すシーケンス図を用いて説明する。
情報端末装置3の処理部32は、情報端末装置3の所有者の入力操作により、シーン(行動)に応じた制御情報を含む設定要求を、通信部33を介してサーバ装置1に送信する(ステップS10)。
サーバ装置1の入力部14が通信部13を介して設定要求を受け付けると、設定部15は、設定処理を行う(ステップS11)。設定処理については、図5のステップS2で行われる処理と同一であるので、ここでの説明は省略する。
情報端末装置3Aの処理部32は、情報端末装置3Aの所有者の入力操作により、上記と同一のシーン(行動)に応じた制御情報を含む設定要求を、通信部33を介してサーバ装置1に送信する(ステップS12)。
サーバ装置1の入力部14が通信部13を介して設定要求を受け付けると、設定部15は、設定処理を行う(ステップS13)。設定部15は、制御情報をシーン情報に対応付ける前に、同一のシーン情報が他の情報端末装置(ここでは、情報端末装置3)から送信された制御情報と既に対応付けられているか否かを判断する。同一のシーン情報が他の情報端末装置からの制御情報と対応付けられていると判断する場合には、既に記憶されている制御情報を、情報端末装置3Aから受け取った制御情報に変更する。サーバ装置1の表示制御部16は、制御情報に変更があったことを表す設定変更通知を、通信部13を介して情報端末装置3へ送信する(ステップS14)。サーバ装置1の表示制御部16は、設定変更通知を情報端末装置3へ送信することで、制御情報に変更があった旨のメッセージを含む変更確認画面400を、情報端末装置3の表示部31に表示させる。なお、設定変更通知は、設定変更を行った情報端末装置3Aにも送信してもよい。この場合、情報端末装置3Aの所有者は、変更が確実に行われたことを知ることができる。
ここで、変更確認画面400について、図12Aを用いて説明する。
変更確認画面400には、領域401,402と、ボタン403とが設けられている。
領域401には、制御情報が変更された旨のメッセージが表示される。例えば、制御情報を変更した他の情報端末装置(ここでは、情報端末装置3A)の所有者の利用者情報(ユーザID)、及び変更された制御情報に対応付けられたシーン情報に係る行動の名称(例えば、「外出」)を含むメッセージが表示される。
領域402には、変更後の制御情報に含まれる制御内容が表示される。ボタン403は、表示を終了するためのボタンである。
なお、変更確認画面400の表示レイアウトは、変更確認画面400を表示する表示部のサイズに応じて変更されてもよい。また、変更確認画面400は、制御情報が変更された旨のメッセージのみを表示してもよい。つまり、変更後の制御内容の表示は必須ではない。変更後の制御内容が変更確認画面400に含まれる場合には、変更された旨のメッセージのみを表示する場合と比べて、情報端末装置3の所有者は、変更後の制御内容を把握することができ、利便性が高いという利点がある。
制御情報の更新は、情報端末装置の所有者により更新される場合だけでなく、自動で更新してもよい。例えば、設定部15は、需要家施設7に設けられる機器40の台数に変化が生じた場合、記憶部11に記憶されている制御情報に含まれる制御内容を機器40の台数の変化に応じて変更してもよい。この場合、コントローラ2は、複数の機器40と定期的に通信を行い、その結果をサーバ装置1へ送信する。サーバ装置1の設定部15は、所定期間以上応答がない機器40が存在する場合には、応答がない当該機器40は、需要家施設7から撤去されたと判断し、制御情報に含まれる制御対象から除外する。また、コントローラ2は、新たな機器40と通信が可能となった場合には、新たに通信が可能となった機器40の情報(種別等)をサーバ装置1に送信する。サーバ装置1の設定部15は、新たに通信が可能となった機器40と、制御内容において一括制御が指定された機器40(まとめて同じ制御が指定された機器)とが同一種類である場合には、新たに通信が可能となった機器40を一括制御の対象として追加する。これにより、需要家施設7に設けられる機器40の台数に変化が生じた場合、記憶部11に記憶されている制御情報に含まれる制御内容を機器40の台数の変化に応じて変更することができる。また、需要家施設7の設けられている機器40の構成が変化した場合に、制御情報は更新されてもよい。例えば、需要家施設7に設けられていたエアコンが撤去され、代わりに空気清浄機が設置された場合が考えられる。この場合、サーバ装置1の設定部15は、撤去されたエアコンを制御対象として含む制御情報に、エアコンの代わりに新たに設置された空気清浄機を制御対象として含めてもよい。
また、設定部15は、需要家施設7に設けられる機器40の台数または構成の変化に応じて、制御情報に含まれる制御内容を変更する場合、情報端末装置3の所有者に変更の許否を問い合わせてもよい。この場合、表示制御部16は、制御情報の変更の許否を問い合わせる問い合わせ画面410を、表示部31に表示させる。問い合わせ画面410には、図12Bに示すように、領域411とボタン412とが設けられている。領域411には、問い合わせメッセージが表示される。図12Bでは、エアコン41が削除されたため、制御情報から削除するか否かを問い合わせる旨のメッセージが表示されている。
(3.3)専用端末装置の動作
専用端末装置6は、情報端末装置3と同様に、制御情報の設定及び変更の要求、制御の実行要求が可能である。
専用端末装置6からサーバ装置1に制御情報の設定の要求を行った場合、情報端末装置3の設定要求とは関係なく制御情報が生成される。つまり、専用端末装置6から送信された制御情報と、情報端末装置3から送信された制御情報とに、同一のシーン情報を対応付けることができる。これにより、サーバ装置1は、同一行動であっても専用端末装置6からの設定内容と、情報端末装置3からの設定内容とを異ならせて記憶することができる。したがって、専用端末装置6からの実行要求と、情報端末装置3からの実行要求とで、異なる制御を実行することが可能となる。
なお、上述したように、情報端末装置3と情報端末装置3Aとでは、同一の行動であっても異なる制御情報を設定することはできない。
(4)変形例
以下に、上記実施形態の変形例について説明する。なお、以下に説明する変形例は、上記実施形態と適宜組み合わせて適用可能である。
(4.1)変形例1
上記実施形態では、行動に応じた制御を行う際に、情報端末装置3は、当該行動に対応付けられた制御情報をサーバ装置1から取得する構成としたが、この構成に限定されない。情報端末装置3は、設定要求を行う際に、制御情報を記憶部35に記憶しておき、行動に応じた制御を行うときには記憶部35で記憶している制御情報に基づいて実行要求を行ってもよい。
なお。本変形例では、上記実施形態と同様に、情報端末装置3と情報端末装置3Aとでは、同一の行動であっても異なる制御情報を設定することはできないことを前提とする。つまり、複数の情報端末装置3,3Aで1つの制御情報を共有する。
制御情報の設定、変更は、情報端末装置3Aからも可能である。そのため、情報端末装置3が設定要求を行った後、実行要求を行うまでの間に、情報端末装置3Aで制御情報が変更される可能性がある。そこで、情報端末装置3Aで制御情報が変更された後、情報端末装置3が実行要求を行った場合の動作について、図13に示すシーケンス図を用いて説明する。
情報端末装置3の処理部32は、情報端末装置3の所有者の入力操作により、シーン(行動)に応じた制御情報を含む設定要求を、通信部33を介してサーバ装置1に送信する(ステップS20)。
情報端末装置3の処理部32は、サーバ装置1に送信した送信情報と同一内容の制御情報を情報端末装置3の記憶部35に格納する(ステップS21)。
サーバ装置1の入力部14が通信部13を介して設定要求を受け付けると、設定部15は、設定処理を行う(ステップS22)。設定処理については、図5のステップS2で行われる処理と同一であるので、ここでの説明は省略する。
情報端末装置3Aの処理部32は、情報端末装置3Aの所有者の入力操作により、上記と同一のシーンに応じた制御情報を含む設定要求を、通信部33を介してサーバ装置1に送信する(ステップS23)。
情報端末装置3Aの処理部32は、サーバ装置1に送信した送信情報と同一内容の制御情報を情報端末装置3Aの記憶部35に格納する(ステップS24)。
サーバ装置1の入力部14が通信部13を介して設定要求を受け付けると、設定部15は、設定処理を行う(ステップS25)。設定処理については、図5のステップS2で行われる処理と同一であるので、ここでの説明は省略する。これにより、ステップS22で設定された制御情報は、ステップS25により新たな制御情報に更新される。
サーバ装置1にて制御情報が更新された後、情報端末装置3の処理部32は、自機の記憶部35で記憶している制御情報に基づいて実行要求をサーバ装置1に送信する(ステップS26)。
記憶部11で記憶している制御情報の内容と入力部14で受け付けた情報端末装置3からの制御情報の内容とは異なっている。したがって、サーバ装置1の表示制御部16は、制御情報が変更されていることを表すエラー通知を通信部13を介して情報端末装置3に送信する(ステップS27)。これにより、表示制御部16は、例えば、制御情報が変更されているメッセージを、情報端末装置3の表示部31に表示させることができる。
なお、表示制御部16は、エラー通知に、変更後の制御情報を付与して、表示部31に変更後の制御情報を表示させてもよい。このとき、変更後の制御情報を表示する画面において、実行ボタン及び変更ボタンを表示してもよい。実行ボタンとは、変更後の制御情報に含まれる制御内容に基づいて制御対象である1つ以上の機器40の制御を実行することを要求するためのボタンである。変更ボタンとは、変更後の制御情報に対して、さらに変更を要求するためのボタンである。実行ボタンがタップされると、変更後の制御情報に含まれる制御内容に基づいて、制御対象である1つ以上の機器40が制御される。変更ボタンがタップされると、変更対象の制御情報に対応付けられたシーン情報の名称及び制御内容を含む設定画面100が表示部31で表示される。
なお、本変形例では、複数の情報端末装置3,3Aで1つの制御情報を共有することを前提としている。そのため、情報端末装置3が実行要求を行うまでの間に情報端末装置3Aで制御情報の変更がなされると、サーバ装置1は、エラー通知を行う。複数の情報端末装置3,3A毎に、制御情報を有する場合には、サーバ装置1は、上記のエラー通知を行う必要はない。
(4.2)変形例2
上記実施形態において、サーバ装置1の設定部15は、制御情報を記憶部11に記憶(設定)する際に、制御情報に、当該制御情報を識別する設定IDを付与して記憶部11に記憶してもよい。設定IDは、制御情報が変更されるたびに変更される。
なお、本変形例では、上記実施形態と同様に、情報端末装置3と情報端末装置3Aとでは、同一の行動であっても異なる制御情報を設定することはできないことを前提とする。つまり、複数の情報端末装置3,3Aで1つの制御情報を共有する。
制御情報の設定、変更は、情報端末装置3Aからも可能である。そのため、情報端末装置3が取得要求を行った後、実行要求を行うまでの間に、情報端末装置3Aで制御情報が変更される可能性がある。そこで、情報端末装置3Aで制御情報が変更された後、情報端末装置3が実行要求を行った場合の動作について、図14に示すシーケンス図を用いて説明する。
情報端末装置3の処理部32は、情報端末装置3の所有者の入力操作により、シーン(行動)に応じた制御情報を含む設定要求を、通信部33を介してサーバ装置1に送信する(ステップS30)。
サーバ装置1の入力部14が通信部13を介して設定要求を受け付けると、設定部15は、設定処理を行う(ステップS31)。設定処理については、図5のステップS2で行われる処理と同一であるので、ここでの説明は省略する。
情報端末装置3の処理部32は、上述したシーン一覧画面250が表示部31で表示されている場合に情報端末装置3の所有者の行動に応じたシーン情報が選択されると、取得要求を通信部33を介してサーバ装置1に送信する(ステップS32)。ここで、情報端末装置3の所有者の行動には、上述したように、現在の行動及びこれから行う行動が含まれる。
サーバ装置1の表示制御部16は、入力部14が通信部13を介して取得要求を受け付けると、取得要求に応じた制御情報を通信部13を介して情報端末装置3に送信する(ステップS33)。このとき、表示制御部16は、制御情報に付与されている設定IDも送信する。
情報端末装置3Aの処理部32は、情報端末装置3Aの所有者の入力操作により、情報端末装置3の所有者が選択したシーン情報で表されるシーン(行動)に応じた制御情報を含む設定要求を、通信部33を介してサーバ装置1に送信する(ステップS34)。
サーバ装置1の入力部14が通信部13を介して設定要求を受け付けると、設定部15は、設定処理を行う(ステップS35)。設定処理については、図5のステップS2で行われる処理と同一であるので、ここでの説明は省略する。これにより、ステップS31で設定された制御情報は、ステップS35により新たな制御情報に更新される。このとき、制御情報に付与される設定IDは変更されている。
情報端末装置3の処理部32は、確認画面300が表示部31に表示されている場合に情報端末装置3の所有者により実行指示が入力されると、実行要求をサーバ装置1に送信する(ステップS36)。このとき、処理部32は、サーバ装置1から受け取った設定IDも送信する。
サーバ装置1の機器制御部17は、ID確認処理を行う(ステップS37)。具体的には、機器制御部17は、情報端末装置3から受け取った設定IDと、記憶部11にて制御情報に対応付けて記憶している設定IDとが同一であるか否かを判断する。
これら設定IDが同一でないと機器制御部17で判断された場合、表示制御部16は、制御情報が変更されていることを表すエラー通知を通信部13を介して情報端末装置3に送信する(ステップS38)。これにより、表示制御部16は、例えば、制御情報が変更されているメッセージを、情報端末装置3の表示部31に表示させることができる。なお、設定IDが同一である場合には、図5示すステップS6,S7と同様の処理が行われる。
なお、表示制御部16は、エラー通知に、変更後の制御情報を付与して、表示部31に変更後の制御情報を表示させてもよい。このとき、変形例1と同様に、変更後の制御情報を表示する画面において、実行ボタン及び変更ボタンを表示してもよい。
なお、本変形例では、複数の情報端末装置3,3Aで1つの制御情報を共有することを前提としている。そのため、情報端末装置3が実行要求を行うまでの間に情報端末装置3Aで制御情報の変更がなされると、サーバ装置1は、エラー通知を行う。複数の情報端末装置3,3A毎に、制御情報を有する場合には、サーバ装置1は、上記のエラー通知を行う必要はない。
(4.3)変形例3
上記実施形態において、サーバ装置1の設定部15は、制御情報を記憶部11に設定、変更する際に、制御情報が設定、変更されてから所定期間を制御の実行を禁止する期間(実行禁止期間)として制御情報に対して設定してもよい。
なお、本変形例では、上記実施形態と同様に、情報端末装置3と情報端末装置3Aとでは、同一の行動であっても異なる制御情報を設定することはできないことを前提とする。つまり、複数の情報端末装置3,3Aで1つの制御情報を共有する。
制御情報の設定、変更は、情報端末装置3Aからも可能である。そのため、情報端末装置3が取得要求を行った後、実行要求を行うまでの間に、情報端末装置3Aで制御情報が変更される可能性がある。そこで、情報端末装置3Aで制御情報が変更された後、情報端末装置3が実行要求を行った場合の動作について、図15に示すシーケンス図を用いて説明する。
情報端末装置3の処理部32は、情報端末装置3の所有者の入力操作により、シーン(行動)に応じた制御情報を含む設定要求を、通信部33を介してサーバ装置1に送信する(ステップS40)。
サーバ装置1の入力部14が通信部13を介して設定要求を受け付けると、設定部15は、設定処理を行う(ステップS41)。設定処理については、図5のステップS2で行われる処理と同一であるので、ここでの説明は省略する。
情報端末装置3の処理部32は、上述したシーン一覧画面250が表示部31で表示されている場合に情報端末装置3の所有者により現在の行動に応じたシーン情報が選択されると、取得要求を通信部33を介してサーバ装置1に送信する(ステップS42)。
サーバ装置1の表示制御部16は、入力部14が通信部13を介して取得要求を受け付けると、取得要求に応じた制御情報を通信部13を介して情報端末装置3に送信する(ステップS43)。
情報端末装置3Aの処理部32は、情報端末装置3Aの所有者の入力操作により、情報端末装置3の所有者が選択したシーン情報で表されるシーン(行動)に応じた制御情報を含む設定要求を、通信部33を介してサーバ装置1に送信する(ステップS44)。
サーバ装置1の入力部14が通信部13を介して設定要求を受け付けると、設定部15は、設定処理を行う(ステップS45)。設定処理については、図5のステップS2で行われる処理と同一であるので、ここでの説明は省略する。これにより、ステップS41で設定された制御情報は、ステップS45により新たな制御情報に更新される。
情報端末装置3の処理部32は、確認画面300が表示部31に表示されている場合に情報端末装置3の所有者により実行指示が入力されると、実行要求をサーバ装置1に送信する(ステップS46)。
サーバ装置1の機器制御部17は、期間確認処理を行う(ステップS47)。具体的には、機器制御部17は、現時点が実行禁止期間内であるか否かを判断する。
実行禁止期間であると機器制御部17で判断された場合、表示制御部16は、制御情報が変更されていることを表すエラー通知を通信部13を介して情報端末装置3に送信する(ステップS48)。これにより、表示制御部16は、例えば、制御情報が変更されて現在実行できない期間であるメッセージを、情報端末装置3の表示部31に表示させることができる。なお、実行禁止期間外である場合には、図5示すステップS6、S7と同様の処理が行われる。
なお、表示制御部16は、エラー通知に、変更後の制御情報を付与して、表示部31に変更後の制御情報を表示させてもよい。このとき、変形例1,2と同様に、変更後の制御情報を表示する画面において、実行ボタン及び変更ボタンを表示してもよい。
また、取得要求により、サーバ装置1から取得した制御情報に、当該制御情報が有効である期間(情報有効期間)を付与してもよい。制御情報をサーバ装置1から取得した情報端末装置3は、情報有効期間内に実行要求を送信が可能であり、情報有効期間外では実行要求を送信することができない。
情報有効期間が付与される場合、実行禁止期間は、情報有効期間よりも長く設定されることが好ましい。なぜなら、実行禁止期間は、情報有効期間よりも短いと、実行禁止期間を経過しているが情報有効期間内となる時点が存在する。この時点で、実行要求が送信されると、サーバ装置1は、送信された制御情報と、記憶部11で記憶している制御情報とを比較する必要がある。しかしながら、実行禁止期間が情報有効期間よりも長いと、実行禁止期間を経過しているが情報有効期間内となる時点が存在しない。そのため、サーバ装置1は、送信された制御情報と、記憶部11で記憶している制御情報とを比較する必要はない。
なお、本変形例では、複数の情報端末装置3,3Aで1つの制御情報を共有することを前提としている。そのため、情報端末装置3が実行要求を行うまでの間に情報端末装置3Aで制御情報の変更がなされると、サーバ装置1は、エラー通知を行う。複数の情報端末装置3,3A毎に、制御情報を有する場合には、サーバ装置1は、上記のエラー通知を行う必要はない。
また、実行禁止期間、情報有効期間外において、情報端末装置3Aからの制御の実行を禁止してもよい。この場合、サーバ装置1で情報端末装置のID管理を行う必要がないので、処理を簡易化することができる。
(4.4)その他の変形例
以下に、その他の変形例について列記する。なお、以下に説明する変形例は、上記実施形態及び変形例1〜3と適宜組み合わせて適用可能である。
上記実施形態及び上記変形例1〜3では、一例として、シーン情報は、利用者の行動を表す情報であるとした。しかしながら、シーン情報の内容はこれに限定されない。シーン情報は、需要家施設7の防犯に関する情報であってもよい。例えば、防犯に関する情報として、“防犯設定”、“防犯解除”等の情報がある。“防犯設定”が選択されると、サーバ装置1(機器制御システム10)は、シャッター44及びサッシ45を閉じる制御を行ったり、防犯センサをオン状態にする制御を行ったりする。また、“防犯解除”が選択されると、サーバ装置1は、シャッター44及びサッシ45を開ける制御を行ったり、防犯センサをオフ状態にする制御を行ったりする。また、シーン情報として、温度等に係る情報であってもよい。温度等に係る情報として、“暑い”、“寒い”等がある。“暑い”が選択されると、需要家施設7内のエアコンすべてに対して運転モードを“冷房”としてオン状態にする。“寒い”が選択されると、需要家施設7内のエアコンすべてに対して運転モードを“暖房”としてオン状態にする。
上記実施形態及び上記変形例1〜3において、表示制御部16は、変更後の制御情報を情報端末装置3に表示させる際に、変更前と変更後の相違部分の色を変えて表示させてもよい。
上記実施形態及び上記変形例1〜3において、情報端末装置3,3Aで一の行動に応じた制御情報の設定要求の競合があった場合、表示制御部16は、情報端末装置3,3Aの表示部31に、競合が生じたことを表す警告を表示させてもよい。競合とは、所定のタイミングで、情報端末装置3Aで同一の行動に応じた制御情報の設定要求を受け付けた場合のことである。ここで、所定のタイミングとは、サーバ装置1が設定要求の受付に係る処理を行っているタイミング、または制御情報の格納に係る処理を行っているタイミングである。
上記実施形態及び上記変形例1〜3において、サーバ装置1は、設定要求を受け付けてから所定時間が経過した後、設定処理を行うとしてもよい。この場合、サーバ装置1は、情報端末装置3から一の行動に応じた設定要求を受け付けると、所定時間が経過するまでは設定処理を行わない。所定時間が経過するまでの間に、サーバ装置1は、情報端末装置3Aから、同一の行動に応じた設定要求を受け付けると、情報端末装置3Aの表示部31に警告を表示させる。
上記実施形態及び上記変形例1〜3において、制御内容に含まれる制御対象の機器である1つ以上の機器40に実行待ち時間が対応付けられてもよい。実行待ち時間とは、制御内容を表示部31で表示してから機器制御を開始するまでの時間間隔である。サーバ装置1の表示制御部16は、通信部13が情報端末装置3から取得要求を受信すると、取得要求に応じた制御情報の制御内容に含まれる1つ以上の機器40の実行待ち時間に現在時刻を加算して、1つ以上の機器40ごとの実行予定時刻を求める。表示制御部16は、制御内容を情報端末装置3の表示部31に表示させる際に、制御内容に含まれる1つ以上の機器に実行予定時刻を対応付けて表示部31に表示させる。機器制御部17は、実行要求を受け付けると、制御対象である1つ以上の機器40について、時刻が機器40に対応付けられた予定時刻になると、当該機器40に対する制御内容に基づいて当該機器40を制御する。
上記実施形態及び上記変形例1〜3において、複数の機器40が、部屋ごとに管理されている場合、制御情報は、部屋ごとに設定されてもよい。
上記実施形態及び上記変形例1〜3では、情報端末装置3と情報端末装置3Aとでは、同一の行動であっても異なる制御情報を設定することはできないと構成としたが、この構成に限定されない。情報端末装置3と情報端末装置3Aとで、同一の行動であっても異なる制御情報を設定してもよい。これにより、需要家施設7の利用者ごとに、当該利用者の行動に応じて機器40を制御することができる。
上記実施形態において、確認画面300の第1表示領域301では、利用者情報としてユーザIDが表示される構成としたが、この構成に限定されない。利用者情報として設定要求を送信した情報端末装置3の所有者の名前を表示してもよい。この場合、サーバ装置1がユーザIDと名前とを対応付けて記憶することで、実現できる。また、変更確認画面400においても同様に、領域401で表示されるメッセージにおいて、当該メッセージに含まれるユーザIDの代わりに制御情報の設定または変更を指示した情報端末装置の所有者の名前を表示してもよい。
上記実施形態及び上記変形例1〜3において、確認画面300の第1表示領域301には、時間情報及び利用者情報が表示される構成としたが、この構成に限定されない。第1表示領域301には、時間情報及び利用者情報のうち少なくとも一方が表示されていればよい。または、双方とも表示されていなくてもよい。時間情報及び利用者情報のうち少なくとも一方が表示される構成の場合、情報端末装置3の処理部32は、制御情報を送信する際には、時間情報及び利用者情報のうち少なくとも一方を設定関連情報として、制御情報に含めてサーバ装置1に送信する。
本実施形態及び上記変形例1〜3において、情報端末装置3の所有者の行動に応じた機器40の制御は、サーバ装置1(機器制御システム10)の処理部12で行われる構成としたが、この構成に限定されない。情報端末装置3の所有者の行動に応じた機器40の制御に関する機能(処理部12の機能)は、複数の装置(例えば、サーバ装置1、コントローラ2及び情報端末装置3のうち2以上の装置)に分散してもよい。この場合、サーバ装置1が省略されても、コントローラ2または情報端末装置3で機器40の制御が行われ、シーン一覧画面250、確認画面300等の機器制御に係る画面が作成される。さらに、処理部12の機能は、サーバ装置1およびコントローラ2のそれぞれに設けられてもよい。この場合、機器制御に係る画面の送信先(情報端末装置3,3A,6のいずれか)によって、サーバ装置1とコントローラ2とのいずれかが機器制御に係る画面を作成するかが決まってもよい。例えば、機器制御に係る画面の送信先が情報端末装置3Aまたは情報端末装置6である場合にはコントローラ2が画面を作成し、送信先が情報端末装置3である場合にはサーバ装置1が画面を作成する。
さらに、機器制御システム10は、サーバ装置1、コントローラ2、情報端末装置3,3A,6のうち少なくとも1つの装置によって構成されてもよい。機器制御システム10の少なくとも一部の機能は、例えばクラウド(クラウドコンピューティング)によって実現されてもよい。
上記実施形態において、機器40は、ECHONET Lite(登録商標)に準拠した通信インタフェースを有しているとしたが、この構成に限定されない。機器40は、他の規格に準拠した通信インタフェースを有して、コントローラ2と通信可能であってもよい。または、機器40は、無線または有線によってコントローラ2と通信可能であってもよい。
上記実施形態において、専用端末装置6と、情報端末装置3,3Aとで、制御情報の設定を独立して行う構成としたが、この構成に限定されない。専用端末装置6と、情報端末装置3,3Aとで、設定を共用してもよい。
上記実施形態において、図9B、図10A〜10C、図12A,12Bでは、制御対象の機器40として照明装置、エアコン、お風呂として記載している。しかしながら、表示内容として、例えばエアコンA、リビングエアコン等のように同種の機器40のうちどの機器40を示すかを識別するために、場所等の情報を付加して表示することが好ましい。
(6)まとめ
以上説明したように、本発明に係る第1の態様の機器制御システム10は、入力部14と、表示制御部16と、機器制御部17とを備える。入力部14は、施設(需要家施設7)の利用者の操作結果に関する情報を受け付ける。表示制御部16は、シーン情報が表示部31で表示されている状態で利用者の操作により選択されたシーン情報を入力部14が受け付けると、シーン情報に対応付けられた制御情報に含まれる制御内容を、表示部31に表示させる。機器制御部17は、制御内容が表示部31で表示されている状態で入力部14が制御内容の実行を要求する情報である実行要求を受け付けると、制御内容によって制御される機器40を、制御内容に基づいて制御する。
この構成によると、シーンに応じて機器を制御するに先立って、シーンに対応付けられた制御情報に含まれる制御内容を表示部31に表示させている。そのため、シーンに応じて機器40を制御する際に、制御対象の機器40に対する制御内容を施設の利用者に把握させることができる。
本発明に係る第2の態様の機器制御システム10では、第1の態様において、表示制御部16は、機器制御部17が制御内容に基づいて機器40を制御した後、機器に対する制御結果に関する情報を、表示部31に表示させる。この構成によると、施設の利用者に、シーンに応じた機器の制御に対する結果を通知することができる。
本発明に係る第3の態様の機器制御システム10では、第2の態様において、表示制御部16は、機器制御部17が機器40を制御する際に機器40の制御に関するエラーが発生すると、エラーに関する情報を制御結果に関する情報として表示部31に表示させる。この構成によると、施設の利用者は、機器の制御においてエラーが発生したことを知ることができる。
本発明に係る第4の態様の機器制御システム10では、第1〜第3のいずれかの態様において、表示制御部16は、制御内容を表示部31に表示させる際に、さらに、制御内容によって制御される機器40における現在の動作状態を表示部31に表示させる。この構成によると、施設の利用者は、機器40が制御される際の機器40の現在の状態を知ることができる。
本発明に係る第5の態様の機器制御システム10では、第4の態様において、表示制御部16は、制御内容において、現在の動作状態に対して変化を有する内容を、現在の状態に対して変化が無い内容とは異なる態様で表示部31に表示させる。この構成によると、現在の状態から制御を実行した場合の変化を、よりわかりやすくユーザに認識させることができる。
本発明に係る第6の態様の機器制御システム10では、第1〜第5のいずれかの態様において、制御情報には、設定関連情報が含まれている。設定関連情報は、制御情報が設定される際のタイミングに関する情報(時間情報)、及び制御情報の設定を指示した利用者に関する利用者情報のうち少なくとも一方からなる情報である。表示制御部16は、制御内容を表示部31に表示させる際に、さらに、制御情報に含められた設定関連情報を表示部31に表示させる。この構成によると、施設の利用者は、制御情報が記憶部11に記憶されたタイミング及び記憶を指示した利用者のうち少なくとも一方を知ることができる。
本発明に係る第7の態様の機器制御システム10では、第1〜第6のいずれかの態様において、制御情報が変更されると、表示制御部16は、制御情報に変更が生じたことを、情報端末装置3から利用者に通知させる。この構成によると、施設の利用者は、制御情報に含まれる制御内容に変更があったことを知ることができる。
本発明に係る第8の態様の機器制御システム10では、第7の態様において、表示制御部16は、制御情報に変更が生じたことを、情報端末装置から利用者に通知させる際に、さらに変更内容を情報端末装置から利用者に通知させる。この構成によると、施設の利用者は、制御情報に含まれる制御内容に変更があった場合には、その変更内容を知ることができる。
本発明に係る第9の態様の機器制御システム10では、第1〜第8のいずれかの態様において、表示制御部16は、機器40を制御する予定時刻を、表示部にさらに表示させる。機器制御部17は、時刻が前記予定時刻になると、制御内容に基づいて機器40を制御する。この構成によると、制御対象の機器を予定時刻に基づいて制御することができる。
本発明に係る第10の態様の機器制御システム10では、第1〜第9のいずれかの態様において、施設に設けられた機器40は、複数台ある。制御内容には、複数の機器40のうち2以上の機器に対する制御が含まれている。この構成によると、シーンに応じて複数の機器40を制御することができる。
本発明に係る第11の態様の機器制御システム10では、第1〜第10のいずれかの態様において、施設に設けられた機器40の台数に変化が生じた場合、制御情報は、機器40の台数の変化に応じて更新される。この構成によると、施設に設けられた機器の台数に変化が生じた場合であっても、制御情報を変更することができる。
本発明に係る第12の態様の機器制御システム10では、第11の態様において、制御情報は、利用者が変更を許可する場合に更新される。この構成によると、施設に設けられた機器の台数に変化が生じた場合には、施設の利用者に変更の許否を問い合わせながら、制御情報を変更することができる。
また、本発明に係る第13の態様の機器制御方法は、入力ステップと、表示制御ステップと、機器制御ステップとを含む。入力ステップは、施設(需要家施設7)の利用者の操作に関する情報を受け付ける。表示制御ステップは、シーン情報が表示部31で表示されている状態で利用者の操作により選択されたシーン情報を入力ステップが受け付けると、シーン情報に対応付けられた制御情報に含まれる制御内容を、表示部31に表示させる。機器制御ステップは、制御内容が表示部31で表示されている状態で入力ステップが制御内容の実行を要求する情報である実行要求を受け付けると、制御内容によって制御される機器40を、制御内容に基づいて制御する。
この機器制御方法によると、シーンに応じて機器を制御するに先立って、シーンに対応付けられた制御情報に含まれる制御内容を表示部31に表示させている。そのため、シーンに応じて機器40を制御する際に、制御対象の機器40に対する制御内容を施設の利用者に把握させることができる。
また、本発明に係る第14の態様の制御プログラムは、コンピュータに、入力ステップと、表示制御ステップと、機器制御ステップとを実行させるためのプログラムである。入力ステップは、施設(需要家施設7)の利用者の操作に関する情報を受け付ける。表示制御ステップは、シーン情報が表示部31で表示されている状態で利用者の操作により選択されたシーン情報を入力ステップが受け付けると、シーン情報に対応付けられた制御情報に含まれる制御内容を、表示部31に表示させる。機器制御ステップは、制御内容が表示部31で表示されている状態で入力ステップが制御内容の実行を要求する情報である実行要求を受け付けると、制御内容によって制御される機器40を、制御内容に基づいて制御する。
このプログラムによると、シーンに応じて機器を制御するに先立って、シーンに対応付けられた制御情報に含まれる制御内容を表示部31に表示させている。そのため、シーンに応じて機器40を制御する際に、制御対象の機器40に対する制御内容を施設の利用者に把握させることができる。
1 サーバ装置
2 コントローラ
3,3A 情報端末装置
6 情報端末装置(専用端末装置)
7 需要家施設(施設)
10 機器制御システム
11 記憶部
14 入力部
15 設定部
16 表示制御部
17 機器制御部
40 機器

Claims (13)

  1. 施設の利用者の操作結果に関する情報を受け付ける入力部と、
    シーン情報が表示部で表示されている状態で前記利用者の操作により選択された前記シーン情報を前記入力部が受け付けると、前記シーン情報に対応付けられた制御情報に含まれる制御内容と、前記制御内容によって制御される機器における現在の動作状態と、前記制御内容の実行要求を受け付けるオブジェクトとを、前記表示部における一画面に表示させる表示制御部と、
    前記制御内容、前記機器の現在の動作状態、及び前記オブジェクトが前記表示部で表示されている状態で前記オブジェクトに対する操作によって前記入力部が前記制御内容の実行を要求する情報である実行要求を受け付けると、前記制御内容によって制御される前記機器を、前記制御内容に基づいて制御する機器制御部とを備える
    ことを特徴とする機器制御システム。
  2. 前記表示制御部は、
    前記機器制御部が前記制御内容に基づいて前記機器を制御した後、前記機器に対する制御結果に関する情報を、前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の機器制御システム。
  3. 前記表示制御部は、
    前記機器制御部が前記機器を制御する際に前記機器の制御に関するエラーが発生した場合、前記エラーに関する情報を、前記制御結果に関する情報として前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の機器制御システム。
  4. 前記表示制御部は、
    前記制御内容において、前記現在の動作状態に対して変化を有する内容を、前記現在の状態に対して変化が無い内容とは異なる態様で前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の機器制御システム。
  5. 前記制御情報には、前記制御情報が設定される際のタイミングに関する情報、及び前記制御情報の設定を指示した利用者に関する利用者情報のうち少なくとも一方が設定関連情報として含まれており、
    前記表示制御部は、前記制御内容を前記表示部に表示させる際に、さらに、前記制御情報に含められた前記設定関連情報を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の機器制御システム。
  6. 前記制御情報の変更が行われると、
    前記表示制御部は、
    前記制御情報に変更が生じたことを、情報端末装置から前記利用者に通知させる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の機器制御システム。
  7. 前記表示制御部は、
    前記制御情報に変更が生じたことを、前記情報端末装置から前記利用者に通知させる際に、さらに変更内容を前記情報端末装置から前記利用者に通知させる
    ことを特徴とする請求項6に記載の機器制御システム。
  8. 前記表示制御部は、前記機器を制御する予定時刻を、表示部にさらに表示させ、
    前記機器制御部は、時刻が前記予定時刻になると、前記制御内容に基づいて前記機器を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の機器制御システム。
  9. 前記施設に設けられた前記機器は、複数台あり、
    前記制御内容には、前記複数の機器のうち2以上の機器に対する制御が含まれている
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の機器制御システム。
  10. 前記施設に設けられた前記機器の台数に変化が生じた場合、前記制御情報は、前記機器の台数の変化に応じて更新される
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の機器制御システム。
  11. 前記制御情報は、前記利用者が変更を許可する場合に更新される
    ことを特徴とする請求項10に記載の機器制御システム。
  12. 施設の利用者の操作に関する情報を受け付ける入力ステップと、
    シーン情報が表示部で表示されている状態で前記利用者の操作により選択された前記シーン情報を前記入力ステップが受け付けると、前記シーン情報に対応付けられた制御情報に含まれる制御内容と、前記制御内容によって制御される機器における現在の動作状態と、前記制御内容の実行要求を受け付けるオブジェクトとを、前記表示部における一画面に表示させる表示制御ステップと、
    前記制御内容、前記機器の現在の動作状態、及び前記オブジェクトが前記表示部で表示されている状態で前記オブジェクトに対する操作によって前記入力ステップが前記制御内容の実行を要求する情報である実行要求を受け付けると、前記制御内容によって制御される前記機器を、前記制御内容に基づいて制御する機器制御ステップとを含む
    ことを特徴とする機器制御方法。
  13. コンピュータに、
    施設の利用者の操作に関する情報を受け付ける入力ステップと、
    シーン情報が表示部で表示されている状態で前記利用者の操作により選択された前記シーン情報を前記入力ステップが受け付けると、前記シーン情報に対応付けられた制御情報に含まれる制御内容と、前記制御内容によって制御される機器における現在の動作状態と、前記制御内容の実行要求を受け付けるオブジェクトとを、前記表示部における一画面に表示させる表示制御ステップと、
    前記制御内容、前記機器の現在の動作状態、及び前記オブジェクトが前記表示部で表示されている状態で前記オブジェクトに対する操作によって前記入力ステップが前記制御内容の実行を要求する情報である実行要求を受け付けると、前記制御内容によって制御される前記機器を、前記制御内容に基づいて制御する機器制御ステップとを実行させるための制御プログラム。
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