JP6899604B2 - 払出し装置 - Google Patents

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Description

本発明は、バケットに収容された食材を払い出す払出し装置に関する。
従来、上部が開口されたコンテナに収容されている、もやしなどの食材を、たとえば洗浄装置に投入するために設けられたコンベアに払い出すために、フォークリフトなどを用いて、コンテナを持ち上げた後、持ち上げたコンテナを反転させている。コンテナの内面に、もやしが付着している場合には、作業者がスコップなどを用いて付着しているもやしを払い落としており、作業者の負担が大きい。
このような作業者の負担を軽減するものとして、特許文献1には、上部投入口を備えた直方体の籠を回動させて、籠内の収容物を排出させる籠の傾転装置が記載されている。籠の傾転装置は、籠が上部投入口を上にして載せられる載置台を備えた主フレームと、主フレームの両側に設けられたサイド支持部材の上部にそれぞれ設けられ、載置台上の籠を回動可能に支持する籠支持手段と、チェーンを介して籠支持手段に連結された複数のスプロケットと、スプロケットを回転駆動する減速モータとを有している。
実用新案登録第3118677号公報
特許文献1に記載の籠の傾転装置では、傾転された籠が、最大傾転位置まで押上げられたときの籠の位置が高く、天井が低い場所には設置できない。また、収容物が、たとえばコンテナに収容されたもやしなどであれば、依然として、コンテナの内面に収容物が付着することがあり、付着した収容物を作業者が払い落とさなければならず、作業者の負担が大きい。
本発明の目的は、高さ方向の寸法を小さく抑えることができ、バケットに収容された食材を、確実に払い出すことができる食材の払出し装置を提供することである。
本発明は、食材が収容されたバケットを反転して、前記バケット内の食材を払い出す払出し装置であって、
基台と、
前記基台に、水平な第1軸線まわりに回動可能に連結された第1枠体と、
前記第1枠体に、前記第1軸線に平行な第2軸線まわりに回動可能に連結された第2枠体と、
前記第2枠体に、前記第1軸線に平行な第3軸線まわりに回動可能に連結され、前記バケットを保持する第3枠体と、
前記バケットの開口が上方に臨むように該バケットを支持する払出し開始位置と、前記バケットの開口が横方向に臨むように該バケットを回動させた状態で支持する第1回動位置とにわたって、前記第1枠体を前記第1軸線まわりに回動させる第1駆動手段と、
前記第1回動位置と、前記バケットの開口が斜め下方に臨むように回動した第2回動位置とにわたって、前記第2枠体を前記第2軸線まわりに回動させる第2駆動手段と、
前記第2回動位置と、前記バケットの開口が前記第2回動位置よりもさらに下方に回動した払出し完了位置とにわたって、前記第3枠体を前記第3軸線まわりに回動させる第3駆動手段と、
前記第3駆動手段が、前記第3枠体を前記第2回動位置から前記払出し完了位置に回動させたとき、前記第3枠体が当接して支持される第1当接部とを備えていることを特徴とする払出し装置である。
また本発明は、食材が収容されたバケットを反転して、前記バケット内の食材を払い出す払出し装置であって、
基台と、
前記基台に、水平な第1軸線まわりに回動可能に連結された第1枠体と、
前記第1枠体に、前記第1軸線に平行な第2軸線まわりに回動可能に連結された第2枠体と、
前記第2枠体に、前記バケットの開口が臨む方向に直線移動可能に連結された第3枠体と、
前記バケットの開口が上方に臨むように該バケットを支持する払出し開始位置と、前記バケットの開口が横方向に臨むように該バケットを回動させた状態で支持する第1回動位置とにわたって、前記第1枠体を前記第1軸線まわりに回動させる第1駆動手段と、
前記第1回動位置と、前記バケットの開口が斜め下方に臨むように回動した第2回動位置とにわたって、前記第2枠体を前記第2軸線まわりに回動させる第2駆動手段と、
前記第2回動位置と、前記バケットの開口が前記第2回動位置よりも、さらに第2開口位置において前記バケットの開口が臨む方向に移動した払出し完了位置とにわたって、前記第3枠体を、前記第2枠体から離間した状態で直線移動させる第3駆動手段と、
前記第3駆動手段が、前記第3枠体を前記第2回動位置から前記払出し完了位置に移動させたとき、前記第3枠体が当接して支持される第1当接部とを備えていることを特徴とする払出し装置である。
また本発明は、前記第2駆動手段が、前記第2枠体を前記第1回動位置から前記第2回動位置に回動させたとき、前記第2枠体が当接して支持される第2当接部を備えていることを特徴とする。
また本発明は、前記第1駆動手段が、前記第1枠体を前記払出し開始位置から前記第1回動位置に回動させたとき、前記第1枠体が当接して支持される第3当接部を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、第1枠体、第2枠体および第3枠体を、水平な第1軸線、第1軸線に平行な第2軸線および第1軸線に平行な第3軸線まわりに、低い位置で回動させるので、第1枠体、第2枠体および第3枠体を回動させるために必要な高さ方向の寸法を小さくすることができる。これによって、設置場所の高さを抑制することができ、たとえば、天井が低い室内に設置することができる。
また本発明によれば、第3駆動手段は、第3枠体を、第2回動位置と、払出し完了位置とにわたって、前記第2枠体から離間した状態で直線移動させて、前記第1当接部に当接させるので、第3枠体が第1当接部に当接したとき、第3枠体の全体に衝撃力を作用させることができる。これによって、第3枠体に保持されるバケットに、第3枠体に作用する衝撃力を伝達させて、バケットの内面に付着している食材を該内面から効果的に分離させることができる。
また本発明によれば、第2駆動手段が、第2枠体を第1回動位置から第2回動位置に回動させたとき、第2枠体が当接して支持される第2当接部を備えているので、第2枠体を第1回動位置から第2回動位置に回動させたとき、第2枠体は、第2当接部に当接して、衝撃力を受ける。第2枠体に作用した衝撃力がバケットに作用することによって、バケットに付着している食材を効果的に内面から分離させることができる。
また本発明によれば、第1駆動手段が、第1枠体を払出し開始位置から第1回動位置に回動させたとき、第1枠体が当接して支持される第3当接部を備えているので、第1枠体を払出し開始位置から第1回動位置に回動させたとき、第1枠体には、第3当接部に当接して、衝撃力が作用する。第1枠体に作用した衝撃力がバケットに作用することによって、バケットに付着している食材を、さらに効果的に内面から分離させることができる。
本発明の第1実施形態に係る第1枠体3が払出し開始位置にある払出し装置1の側面図である。 第1駆動手段が第1枠体3を第1回動位置に回動させた状態の払出し装置1の側面図である。 第2駆動手段が第2枠体5を第2回動位置に回動させた状態の払出し装置1の側面図である。 第3駆動手段が第3枠体8を払出し完了位置に回動させた状態の払出し装置1の側面図である。 本発明の第2実施形態に係る第1枠体53が払出し開始位置にある払出し装置51の側面図である。 第1枠体53が払出し開始位置にある払出し装置51の平面図である。 第1枠体53が払出し開始位置にある払出し装置51の正面図である。 第1駆動手段が第1枠体53を第1回動位置に回動させた払出し装置51の側面図である。 第2駆動手段が第2枠体55を第2回動位置に回動させた払出し装置51の側面図である。 第3枠体58が払出し完了位置に直線移動した払出し装置51の側面図である。 第2枠体55が第2回動位置に回動した状態の第1当接部20の拡大図である。 第3枠体58が払出し完了位置に直線移動した状態の第1当接部20の拡大図である。 第3枠体58が払出し完了位置に直線移動した状態の揺れ止め部50の拡大図である。
図1は、本発明の第1実施形態に係る第1枠体3が払出し開始位置にある払出し装置1の側面図である。図2は、第1シリンダ2が第1枠体3を第1回動位置に回動させた払出し装置1の側面図である。図3は、第2シリンダ4が第2枠体5を第2回動位置に回動させた払出し装置1の側面図である。図4は、第3シリンダ7が第3枠体8を払出し完了位置に回動させた払出し装置1の側面図である。
本実施形態に係る払出し装置1は、食材が収容されたバケット11を反転して、バケット11内の食材を払い出す払出し装置1である。払出し装置1は、基台12と、基台12に、水平な第1軸線13まわりに回動可能に連結された第1枠体3と、第1枠体3に、第1軸線13に平行な第2軸線14まわりに回動可能に連結された第2枠体5と、第2枠体5に、第1軸線13に平行な第3軸線17まわりに回動可能に連結され、第2枠体5に収容されたバケット11を保持する第3枠体8とを備える。
払出し装置1は、図1に示すように、さらに、バケット11の開口18が上方に臨むように該バケット11を支持する払出し開始位置と、図2に示すように、バケット1の開口18が横方向に臨むように該バケット1を回動させた状態で支持する第1回動位置とにわたって、第1枠体3を第1軸線13まわりに回動させる第1シリンダ2を備える。
払出し装置1は、さらに第1回動位置と、図3に示すように、バケット11の開口18が斜め下方に臨むように回動した第2回動位置とにわたって、第2枠体5を第2軸線14まわりに回動させる第2シリンダ4を備える。払出し装置1は、さらに第2回動位置と、図4に示すように、バケット11の開口18が、第2回動位置よりもさらに下方に回動した払出し完了位置とにわたって、第3枠体8を第3軸線17まわりに回動させる第3シリンダ7を備える。
払出し装置1は、さらに第3シリンダ7が、第3枠体8を第2回動位置から払出し完了位置に回動させたとき、第3枠体8が当接して支持される第1当接部20を備える。
本発明によれば、第1枠体3、第2枠体5および第3枠体8を、水平な第1軸線13、第1軸線13に平行な第2軸線14および第1軸線13に平行な第3軸線17まわりに、低い位置で回動させるので、第1枠体3、第2枠体5および第3枠体8を回動させるために必要な高さ方向の寸法を小さくすることができる。これによって、設置場所の高さを抑制することができ、たとえば、天井が低い室内に設置することができる。
第3シリンダ7が、第3枠体8を第2回動位置から払出し完了位置に回動させたとき、第3枠体8は、第1当接部20に当接して衝撃力を受ける。第3枠体8はバケット11を保持しており、第3枠体8が受けた衝撃力を効果的にバケット11に伝えることができる。バケット11に衝撃力が作用することによって、バケット11の内面22に付着している食材を、該内面22から分離させることができる。払出し完了位置では、バケット11の開口18は下方に臨んだ状態で衝撃力が作用するので、バケット11に収容された食材を払い出すことができる。
払出し装置1は、第2シリンダ4が、第2枠体5を第1回動位置から第2回動位置に回動させたとき、第2枠体5が当接して支持される第2当接部24を備えている。
第2シリンダ4が、第2枠体5を第1回動位置から第2回動位置に回動させたとき、第2枠体5が当接して支持される第2当接部24を備えているので、第2枠体5を第1回動位置から第2回動位置に回動させたとき、第2枠体5には、第2当接部24が当接して衝撃力が作用する。第2枠体5に作用した衝撃力が作用することによって、バケット11の内面22に付着している食材を、効果的に該内面22から分離させることができる。
第1シリンダ2が、第1枠体3を払出し開始位置から第1回動位置に回動させたとき、第1枠体3が当接して支持される第3当接部27を備えているので、第1枠体3を払出し開始位置から第1回動位置に回動させたとき、第1枠体3には、第3当接部27に当接して衝撃力が作用する。第1枠体3に作用する衝撃力がバケット11に作用することによって、バケット11の内面22に付着している食材を、さらに効果的に該内面22から分離させることができる。
第1当接部20、第2当接部24、第3当接部27は、たとえば鉛直方向に長尺なボルトをナットによって基台12に取付けたものであり、第1枠体3、第2枠体5、第3枠体8は、ボルトの頭部に当接する。第2当接部24の取付け場所は、基台12に限定されるものではなく、第1枠体3に取付けられてもよい。第3当接部27の取付け場所は、基台12に限定されるものではなく、第1枠体3または第2枠体5に取付けられてもよい。ボルトの頭部の位置は、ナットに螺合されるボルトの長さを調整して変更することができ、これによって、第1回動位置、第2回動位置、払出し完了位置の微調整を行なうことができる。
第1当接部20〜第3当接部27は、ボルトをナットで取付けるものに限定されるものではなく、たとえば円柱状の鋼材を用いることもできる。
本実施形体において、基台12には、基台12に固定された水平な固定軸31が配設されており、第1軸線13および第2軸線14は、ともに固定軸31の軸心に位置している。したがって、第1枠体3が、払出し開始位置と第1回動位置とにわたって第1軸線13まわりに回動した後、第2枠体5が、第1回動位置と第2回動位置とにわたって、第1軸線13と同一位置にある第2軸線14まわりに回動するが、もちろんこれに限定されるものではなく、第1軸線13と第2軸線14とを異なる位置とすることができる。
第1駆動手段、第2駆動手段、第3駆動手段として、それぞれ第1シリンダ2、第2シリンダ4、第3シリンダ7が使用される。第1シリンダ2は、シリンダチューブ41の端部が、第1軸線13から離れた基台12の端部95に回動可能に支持され、ピストンロッド42が、第1軸線13が位置する第1枠体3の一方側に対して、第1枠体3の他方側に配設されている。ピストンロッド42は、第1軸線13から離れた位置で第1枠体3を駆動するので、第1シリンダ2として構成が簡単な空気圧シリンダを使用することができる。第2シリンダ54は、シリンダチューブ61の端部が第1枠体3に回動可能に支持され、シリンダロッド62が第2枠体5に回動可能に支持されている。第3シリンダ7は、シリンダチューブ61の端部が第2枠体5に回動可能に支持され、シリンダロッド62が第3枠体8に回動可能に支持されている。
ここで、払出し装置1のバケット11に収容された食材を払い出す手順について説明する。作業者は、まず食材が収容された有底筒状のバケット11を、開口18が上方に臨んだ状態で、払出し開始位置にある払出し装置1の第2枠体5に収容する。バケット11は、開口18の周囲に鍔部71が設けられており、第2枠体5の水平な一対の図示しない腕部に、鍔部71の下面が支持された状態で第2枠体5に収容される。バケット11の底壁にはキャスタ81が配設されており、作業者は、開口18が上方に臨んだ状態で、バケット11を容易に移動させることができる。
バケット11の鍔部71が第2枠体5の腕部と第3枠体8との間に保持された状態で、第1駆動手段である第1シリンダ2が、基台12が有する水平な第1軸線13まわりに回動可能に保持された第1枠体3を、バケット11の開口18が上方に臨むように該バケット11を支持する払出し開始位置から、バケット11の開口18が横方向に臨むように該バケット11を傾斜させた状態で支持する第1回動位置まで、第2枠体5および第3枠体8とともに、第1軸線13まわりに回動させる。
次に、第2駆動手段である第2シリンダ4が、第1枠体3が有する、第1軸線13に平行な第2軸線14まわりに回動可能に保持された第2枠体5を、第1回動位置から、バケット11の開口18が斜め下方に臨むように回動した第2回動位置まで、第3枠体8とともに、第2軸線14まわりに回動させる。
次に、第3駆動手段である第3シリンダ7が、第1枠体3が有する、第1軸線13に平行な第3軸線17まわりに回動可能に保持された第3枠体8を、第2回動位置から、バケット11の開口が横方向に臨む第2回動位置よりもさらに下方に傾斜した払出し完了位置まで、第3軸線17まわりに回動させる。これによって、バケット11に収容された食材は、たとえば払出し装置1に隣接して配置された、食材を搬送するコンベア装置91に払い出される。コンベア装置91は、たとえばベルト92と、ベルト92が装着されるプーリ93とプーリ93を駆動する駆動部94とを有する。
食材がコンベア装置91に払い出された後、第3駆動手段である第3シリンダ7が、第3軸線17まわりに回動可能に保持された第3枠体8を、払出し完了位置から第2回動位置まで、第3軸線17まわりに回動させる。
次に、第2駆動手段である第2シリンダ4が、第1枠体3が有する、第1軸線13に平行な第2軸線14まわりに回動可能に保持された第2枠体5を、バケット11の開口18が斜め下方に臨む第2回動位置から、バケット11の開口18が横方向に臨む第1回動位置まで、第3枠体8とともに、第2軸線14まわりに回動させる。
さらに、第1シリンダ2が、水平な第1軸線13まわりに回動可能に保持された第1枠体3を、第1回動位置から払出し開始位置まで、第2枠体および第3枠体とともに、第1軸線13まわりに回動させる。その後、作業者は、鍔部71が第2枠体5の水平な一対の腕部に支持されたバケット11を、払出し装置1から取り外す。
払出し装置1は、第1枠体3が第2枠体5および第3枠体8とともに第1軸線13まわりに回動し、第2枠体5が第3枠体8とともに第2軸線14まわりに回動し、第3枠体8が第3軸線17まわりに回動する。払出し装置1は、第1枠体3、第2枠体5、第3枠体8がそれぞれの回動軸線まわりに回動しており、第1枠体3、第2枠体5、第3枠体8の軸線13,14,17を適当な位置に設けることによって、払出し装置1のバケット11が移動する移動経路を所望のものとすることができる。これによって、払出し装置1が設置される設置場所の天井が低い場合であっても、バケット11の移動経路を設置場所の天井の高さに応じたものとすることができる。
払出し装置1に隣接して、払出した食材を搬送するコンベア装置91が設置されている場合に、第1枠体3、第2枠体5、第3枠体8の軸線13,14,17を適当な位置とすることによって、食材をコンベア装置91の所望の位置に払い出すことができる。
第1シリンダ2が、水平な第1軸線13まわりに回動可能に保持された第1枠体3を、バケット11の開口18が上方に臨むように該バケット11を支持する払出し開始位置から、バケット11の開口18が横方向に臨むように、該バケット11を傾斜させた状態で支持する第1回動位置まで、第2枠体5および第3枠8体とともに、第1軸線13まわりに回動させる動作と、第2シリンダ4が、水平な第2軸線14まわりに回動可能に保持された第2枠体5を、第1回動位置から第2回動位置まで、第3枠体とともに、第2軸線14まわりに回動させる動作と、第3シリンダ7が、第3軸線17まわりに回動可能に保持された第3枠体8を、第2回動位置から、バケット11の開口が横方向に臨む第2回動位置よりもさらに下方に傾斜した払出し完了位置まで、第3軸線17まわりに回動させる動作とを同時に行なうことができる。
このような構成であれば、短時間のうちに、第3枠体8を第1当接部20に当接させ、第2枠体5を第2当接部24に当接させ、第1枠体3を第3当接部27に当接させて、バケット11の内面に付着している食材をさらに効果的に分離させることができる。
また、食材を搬送するコンベア装置91に払い出された後、第3シリンダ7が、第3軸線17まわりに回動可能に保持された第3枠体8を、払出し完了位置から第2回動位置まで、第3軸線17まわりに回動させる動作と、第2シリンダ4が、第2軸線14まわりに回動可能に保持された第2枠体5を、バケット11の開口18が斜め下方に臨む第2回動位置から第1回動位置まで、第3枠体とともに、第2軸線14まわりに回動させる動作と、第1シリンダ2が、水平な第1軸線13まわりに回動可能に保持された第1枠体3を、第1回動位置から払出し開始位置まで、第2枠体5および第3枠体8とともに、第1軸線13まわりに回動させる動作を同時に行なうこともできる。
図5は、本発明の第2実施形態に係る第1枠体53が払出し開始位置にある払出し装置51の側面図である。図6は、第1枠体53が払出し開始位置にある払出し装置51の平面図である。図7は、第1枠体53が払出し開始位置にある払出し装置51の正面図である。図8は、第1シリンダ52が第1枠体53を第1回動位置に回動させた状態の払出し装置51の側面図である。図9は、第2シリンダ54が第2枠体55を第2回動位置に回動させた払出し装置51の側面図である。図10は、第3枠体58が払出し完了位置に直線移動した払出し装置51の側面図である。図11は、第2枠体55が第2回動位置に回動した状態の第1当接部20周辺の拡大図である。図12は、第3枠体58が払出し完了位置に直線移動した状態の第1当接部20周辺の拡大図である。図13は、第3枠体58が払出し完了位置に直線移動した状態の揺れ止め部50の拡大図である。なお、図6において、コンベア装置91は省略している。
第1実施形態に係る払出し装置1と重複する部分については、説明を省略し、同一の参照符を用いる。
本実施形態においては、第2シリンダ54が第2枠体55を第2回動位置に回動させた状態で、第3シリンダ57は、バケット11の開口18の周囲に設けられた鍔部71を保持している第3枠体58を、第2回動位置において前記バケットの開口18が臨む方向に、第2枠体55から離間した状態で直線移動させる。第3枠体58は、第2回動位置において前記バケットの開口18が臨む方向に、予め定める距離だけ離れた払出し完了位置に配設された第1当接部20に当接する。予め定める距離は、たとえば150mmである。図11,図12に示すように、第1当接部20は、たとえば第2枠体55に配設されたウレタン製の板状部76を有しており、第3枠体58に配設された板状部75がこの板状部76に当接する。
第2枠体55には、第3枠体58の揺れを防止するための揺れ止め部50が配設されている。揺れ止め部50は、第2枠体55側に配設された棒状部材66と、第3枠体58側に配設され、棒状部材66が挿通される環状部材67とを有している。本実施形態においては、第1当接部20が当接した後、棒状部材66を保持するナット68と、環状部材67とを当接させることによって、第3枠体58にさらに衝撃力を作用させることができる。
これによって、バケット11をバケット11の開口18が臨む方向に第3枠体58とともに直線移動させて、第1当接部20の板状部76に、第3枠体58に配設された板状部75を当接させることによって、開口18の周囲に位置する額縁状の開口部19の全域に衝撃力を伝達させることができ、バケット11の内面22に付着している食材を、効果的に分離させることができる。なお、図10に示すように、第2枠体15の内面にローラー25を配設して、バケット11がこのローラー25上を移動するようにして、バケット11を滑らかに移動させることができる。
ここで、本実施形態に係る払出し装置51のバケット11に収容された食材を払い出す手順について説明する。作業者は、まず食材が収容された有底筒状のバケット11を、開口18が上方に臨んだ状態で、払出し装置1に保持する。バケット11は、開口18の周囲に鍔部71を有しており、第2枠体55が有する、払出し開始位置において平行な一対の図示しない腕部に、鍔部71の下面が支持された状態で保持される。バケット11の底壁にはキャスタ81が配設されており、作業者は、開口18が上方に臨んだ状態で、バケット11を容易に移動させることができる。
バケット11が第2枠体55の腕部と第3枠体8とによって保持された状態で、第1駆動手段である第1シリンダ52が、基台12が有する水平な第1軸線13まわりに回動可能に保持された第1枠体53を、バケット11の開口18が上方に臨むように該バケット11を支持する払出し開始位置から、バケット11の開口18が横方向に臨むように該バケット11を傾斜させた状態で支持する第1回動位置まで、第2枠体55および第3枠体58体とともに、第1軸線13まわりに回動させる。
次に、第2駆動手段である第2シリンダ54が、第1枠体53が有する、第1軸線13に平行な第2軸線14まわりに回動可能に保持された第2枠体55を、第1回動位置から、バケット11の開口18が斜め下方に臨むように回動した第2回動位置まで、第3枠体58とともに、第2軸線14まわりに回動させる。
次に、第3駆動手段である第3シリンダ57が、バケット11を保持している第3枠体58を、バケット11の開口18が臨む方向に、第2枠体55から離間した状態で、直線移動させる。第3枠体58は、板状部75を有しており、開口18から予め定める距離だけ離れた払出し完了位置に配設された第1当接部20である板状部76に、板状部75が当接する。板状部76は第2枠体55に配設されているがこれに限定されるものではない。バケット11は、第3枠体58とともに、払出し完了位置に直線移動して、板状部76に当接した第3枠体58に当接する。これによって、バケット11の内面22にまんべんなく衝撃力を伝達させることができ、該内面22に付着している食材を分離させて、たとえば払出し装置51に隣接して配置されたコンベア装置91に払い出すことができる。
食材がコンベア装置91に払い出された後、第3駆動手段である第3シリンダ57が、第3枠体58を原点に戻し、第2駆動手段である第2シリンダ54が、第1枠体53が有する、第1軸線13に平行な第2軸線14まわりに回動可能に保持された第2枠体55を、バケット11の開口18が斜め下方に臨む第2回動位置から、バケット11の開口18が横方向に臨む第1回動位置まで、第3枠体58とともに、第2軸線14まわりに回動させる。
さらに、第1シリンダ52が、水平な第1軸線13まわりに回動可能に保持された第1枠体3を、第1回動位置から払出し開始位置まで、第2枠体55および第3枠体58とともに、第1軸線13まわりに回動させる。その後、作業者は、鍔部71が第2枠体5の水平な一対の腕部に支持されたバケット11を、払出し装置51から取り外す。
1,51 払出し装置
2,52 第1シリンダ
3,53 第1枠体
4,54 第2シリンダ
5,55 第2枠体
7,57 第3シリンダ
8,58 第3枠体
11 バケット
12 基台
13 第1軸線
14 第2軸線
17 第3軸線
18 開口
20 第1当接部
22 内面
24 第2当接部
27 第3当接部
31 固定軸
41 シリンダ
42 ピストンロッド
71 鍔部

Claims (4)

  1. 食材が収容されたバケットを反転して、前記バケット内の食材を払い出す払出し装置であって、
    基台と、
    前記基台に、水平な第1軸線まわりに回動可能に連結された第1枠体と、
    前記第1枠体に、前記第1軸線に平行な第2軸線まわりに回動可能に連結された第2枠体と、
    前記第2枠体に、前記第1軸線に平行な第3軸線まわりに回動可能に連結され、前記バケットを保持する第3枠体と、
    前記バケットの開口が上方に臨むように該バケットを支持する払出し開始位置と、前記バケットの開口が横方向に臨むように該バケットを回動させた状態で支持する第1回動位置とにわたって、前記第1枠体を前記第1軸線まわりに回動させる第1駆動手段と、
    前記第1回動位置と、前記バケットの開口が斜め下方に臨むように回動した第2回動位置とにわたって、前記第2枠体を前記第2軸線まわりに回動させる第2駆動手段と、
    前記第2回動位置と、前記バケットの開口が前記第2回動位置よりもさらに下方に回動した払出し完了位置とにわたって、前記第3枠体を前記第3軸線まわりに回動させる第3駆動手段と、
    前記第3駆動手段が、前記第3枠体を前記第2回動位置から前記払出し完了位置に回動させたとき、前記第3枠体が当接して支持される第1当接部とを備えていることを特徴とする払出し装置。
  2. 食材が収容されたバケットを反転して、前記バケット内の食材を払い出す払出し装置であって、
    基台と、
    前記基台に、水平な第1軸線まわりに回動可能に連結された第1枠体と、
    前記第1枠体に、前記第1軸線に平行な第2軸線まわりに回動可能に連結された第2枠体と、
    前記第2枠体に、前記バケットの開口が臨む方向に直線移動可能に連結された第3枠体と、
    前記バケットの開口が上方に臨むように該バケットを支持する払出し開始位置と、前記バケットの開口が横方向に臨むように該バケットを回動させた状態で支持する第1回動位置とにわたって、前記第1枠体を前記第1軸線まわりに回動させる第1駆動手段と、
    前記第1回動位置と、前記バケットの開口が斜め下方に臨むように回動した第2回動位置とにわたって、前記第2枠体を前記第2軸線まわりに回動させる第2駆動手段と、
    前記第2回動位置と、前記バケットの開口が前記第2回動位置よりも、さらに第2回動位置において前記バケットの開口が臨む方向に移動した払出し完了位置とにわたって、前記第3枠体を、前記第2枠体から離間した状態で直線移動させる第3駆動手段と、
    前記第3駆動手段が、前記第3枠体を前記第2回動位置から前記払出し完了位置に移動させたとき、前記第3枠体が当接して支持される第1当接部とを備えていることを特徴とする払出し装置
  3. 前記第2駆動手段が、前記第2枠体を前記第1回動位置から前記第2回動位置に回動させたとき、前記第2枠体が当接して支持される第2当接部を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の払出し装置。
  4. 前記第1駆動手段が、前記第1枠体を前記払出し開始位置から前記第1回動位置に回動させたとき、前記第1枠体が当接して支持される第3当接部を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の払出し装置。
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