JP6897380B2 - 水処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、水処理システムに関する。
従来、水処理システムを流通する水の水質を測定する塩素濃度計や硬度計等の水質計(水質測定装置)に関して、電極式のものや比色式のものが用いられている(例えば、特許文献1及び2参照)。
電極式水質計は、水処理システムを流通する水の水質を連続的に測定でき、かつ、試薬を必要とせずに、低コストで水質を測定可能であるという利点がある。しかし、電極式水質計は、電極の汚れやサンプル水の流量が不足すること等により、測定値が不安定になりやすく、測定値の信頼性が低い。
一方、比色式水質計は、水処理システムを流通する水の水質を間欠的にしか測定できないが、測定値の信頼性が高いという利点がある。しかし、比色式水質計は、水の水質を測定する際に試薬を使用するため、比色式水質計の測定間隔を短くすると、試薬に要するコストが増大して、運転コストが高くなる。
特開2014−30780号公報 特開2013−188730号公報
上記のように、電極式水質計は比色式水質計に比較して測定値の信頼性が低いが、とりわけ、指示値がゼロになった場合、測定対象である水処理システムを流通する水が塩素を含まないのか、電極式水質計自体に不具合が発生しているのか、これまで判断することはできなかった。
RO装置等の水処理装置前段の残留塩素濃度がゼロであることを、間欠的ではなく連続的にモニタリングするために、電極式塩素検出手段としての電極式水質計が水処理システムに設置されることが多いが、より信頼性の高い監視のために、この電極式水質計が正確に測定できていることを定期的に確認できることが望ましい。
本発明は、簡便な手法で、電極式塩素検出手段としての電極式水質計が正確に測定できていることの確認が可能な水処理システムを提供することを目的とする。
本発明は、水処理装置と、前記水処理装置に供給水を供給する給水ラインと、前記給水ラインに設置され、供給水に含まれる塩素を除去する塩素除去装置と、前記給水ラインにおいて前記塩素除去装置の下流側に設置され、前記給水ラインを流通する供給水の水質を連続的に検出する電極式塩素検出手段と、前記給水ラインにおいて前記塩素除去装置の下流側に設置され、前記給水ラインを流通する供給水の水質を間欠的に検出する比色式塩素検出手段と、前記給水ラインにおいて前記電極式塩素検出手段及び前記比色式塩素検出手段の下流側に接続され、供給水を系外に排出する排水ラインと、前記排水ラインを開閉させる排水弁と、所定のタイミングで、前記水処理装置と前記塩素除去装置の動作を停止し、前記排水弁を開いた後、前記比色式塩素検出手段の検出値と、前記電極式塩素検出手段の検出値とを比較することにより、前記電極式塩素検出手段の動作確認を自動的に行う動作確認部と、を備える水処理システムに関する。
また、上記の水処理システムは、前記給水ラインにおける前記排水ラインとの接続部の上流側に配置されるプレフィルタを更に備えることが好ましい。
また、上記の水処理システムは、前記比色式塩素検出手段により検出された水質の検出値に基づいて、前記電極式塩素検出手段を自動的に校正する動作を実行する校正実行部を更に備えることが好ましい。
また、上記の水処理システムは、前記動作確認部が、前記比色式塩素検出手段の検出値と、前記電極式塩素検出手段の検出値とを比較した際、双方の検出値の差分が所定値以上である場合に、警報を発報する警報部を更に備えることが好ましい。
また、前記所定のタイミングは、事前に設定された時間間隔毎のタイミングであることが好ましい。
また、上記の水処理システムは、前記動作確認部が前記電極式塩素検出手段の動作確認を実行した直後に、前記塩素除去装置の動作を再開させてから、前記給水ラインが有する塩素を含む供給水を、前記排水弁から系外に排水させる、ブロー制御部を更に備えることが好ましい。
また、上記の水処理システムは、前記動作確認部が前記電極式塩素検出手段の動作確認を実行してから所定時間の後に、前記塩素除去装置の動作を再開させてから、前記給水ラインが有する塩素を含む供給水を、前記排水弁から系外に排水させる、ブロー制御部を更に備えることが好ましい。
また、上記の水処理システムは、前記動作確認部が前記電極式塩素検出手段の動作確認を実行した後、前記水処理装置に通水する直前に、前記給水ラインが有する塩素を含む供給水を、前記排水弁から系外に排水させる、ブロー制御部を更に備えることが好ましい。
また、前記塩素除去装置は、前記供給水に還元剤を注入する薬注装置であることが好ましい。
また、前記塩素除去装置は、活性炭ろ過装置であることが好ましい。
また、前記水処理装置は、RO(逆浸透膜)装置であることが好ましい。
また、前記水処理装置は、イオン交換式純水装置であることが好ましい。
本発明によれば、簡便な手法で、電極式塩素検出手段としての電極式水質計が正確に測定できていることの確認が可能となる。
本発明の第1実施形態に係る水処理システムの全体構成図である。 本発明の第1実施形態に係る制御装置の機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る水処理システムの動作フローを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る水処理システムの全体構成図である。 本発明の第3実施形態に係る水処理システムの全体構成図である。
〔第1実施形態〕
最初に、図1を参照することにより、本発明の第1実施形態に係る水処理システム1の全体構成について説明する。
図1は本発明に係る水処理システム1の全体構成図である。
図1に示すように、水処理システム1は、塩素除去装置としての薬注装置3と、電極式塩素検出装置4と、比色式塩素検出装置5と、プレフィルタ6と、第1排水弁7と、通水弁8と、加圧ポンプ9と、インバータ10と、水処理装置としてのRO装置11と、定流量弁12と、第2排水弁13と、流量センサFMと、制御部30と、を備える。なお、制御部30と被制御対象機器との電気的接続線の図示については、省略している。
水処理システム1は、ラインとして、供給水ラインL1と、排水ラインL2と、透過水ラインL3と、濃縮水ラインL4と、循環水ラインL5と、濃縮排水ラインL6と、を備える。「ライン」とは、流路、経路、管路等の流体の流通が可能なラインの総称である。また、その由来(出所)やその水質によらず、供給水ラインL1、濃縮水ラインL4又は循環水ラインL5を流通する水を、「供給水」ともいい、濃縮水ラインL4、循環水ラインL5又は濃縮排水ラインL6を流通する水を、「濃縮水」ともいう。なお、ここでは、供給水ラインを「給水ライン」とも呼称する。
供給水ラインL1は、供給水W11〜W14をRO装置11に向けて供給するラインである。供給水ラインL1は、上流側から下流側に向けて、第1供給水ラインL11、第2供給水ラインL12、及び第3供給水ラインL13を有する。
第1供給水ラインL11の上流側の端部は、供給水W11の水源2に接続されている。第1供給水ラインL11には、塩素除去装置としての薬注装置3、電極式塩素検出装置4、比色式塩素検出装置5、及びプレフィルタ6が、上流側から下流側に向けてこの順で設けられる。
薬注装置3は、供給水ラインL1、濃縮水ラインL4及び循環水ラインL5のうちの一つ以上の供給水が流通するラインに還元剤を注入する装置である。本実施形態においては、薬注装置3は、供給水ラインL1(第1供給水ラインL11)を流通する供給水W11に還元剤を注入することにより、供給水W12を得る装置である。薬注装置3は、制御部30と電気的に接続されている。なお、供給水W11に対する還元剤の添加量や供給水W11の水質によらず、薬注装置3の薬注位置よりも下流側で、接続部J1よりも上流側の供給水ラインL1(第1供給水ラインL11)を流通する水を「供給水W12」ともいう。
本実施形態においては、薬注装置3は、供給水W11の残留塩素を除去するために、間欠的に還元剤を注入する。なお、還元剤の例としては、例えばSBS(重亜硫酸ソーダ)等が挙げられる。
電極式塩素検出装置4は、第1供給水ラインL11において、薬注装置3の下流側に設置され、第1供給水ラインL11を流通する供給水W12の水質、とりわけ残留塩素濃度を連続的に検出するセンサである。電極式塩素検出装置4は、電極式の連続測定式(例えば、ポーラログラフ電極式)の残留塩素計である。電極式塩素検出装置4は、水処理システム1の運転中において、検出信号として、連続的に、例えば4〜20mAの伝送信号を制御部30へ出力する。
比色式塩素検出装置5は、第1供給水ラインL11において、薬注装置3の下流側に設置され、第1供給水ラインL11を流通する供給水W12の水質、とりわけ残留塩素濃度を間欠的に検出するセンサである。比色式塩素検出装置5としては、例えば、呈色試薬を添加したときの発色により残留塩素濃度を検出する比色式センサが用いられる。比色式塩素検出装置5は、供給水W12の一部を採取し、採取した供給水W12に呈色試薬を添加して反応させ、この反応による前処理水の吸光度(発色強度)を測定することで、供給水W12の残留塩素濃度を測定する。そして、比色式塩素検出装置5は、測定された吸光度に基づいて、試料水中の残留塩素濃度を測定(検出)する。
プレフィルタ6は、第1供給水ラインL11において、接続部J1の上流側に設置され、第1供給水ラインL11を流通する供給水W12に対して、予備的なろ過を簡易的に行う。
第1供給水ラインL11の下流側の端部は、接続部J1において、排水ラインL2及び第2供給水ラインL12に接続されている。
排水ラインL2の上流側の端部は、接続部J1において、第1供給水ラインL11に接続される。排水ラインL2には、とりわけ後述のブロー時に、プレフィルタ6から排出されるブロー水W20が流通する。また、排水ラインL2には、ブロー水W20を排出するための第1排水弁7が設けられる。
第1排水弁7は、排水ラインL2から装置外に排出されるブロー水W20の流量を調節する弁である。第1排水弁7は、制御部30と電気的に接続されている。第1排水弁7の弁開度は、制御部30から送信される駆動信号により制御される。制御部30から電流値信号(例えば、4〜20mA)を第1排水弁7に送信して、弁開度を制御することにより、ブロー水W20の排水流量を調節することができる。
第2供給水ラインL12の上流側の端部は、接続部J1において、第1供給水ラインL11に接続され、下流側の端部は、接続部J2において、第3供給水ラインL13に接続されている。第2供給水ラインL12には、プレフィルタ6により予備的にろ過された供給水W13が流通する。第2供給水ラインL12には、通水弁8が設けられる。
通水弁8は、第2供給水ラインL12における供給水W13の流通を制御するための弁であり、とりわけ後述のブロー時に、プレフィルタ6から排出されるブロー水W20を、排水ラインL2のみに流通させ、第2供給水ラインL12には流通させないために閉じられる弁である。通水弁8は、制御部30から送信される駆動信号により制御される。制御部30から電流値信号(例えば、4〜20mA)を通水弁8に送信して、通水弁8を閉じることにより、ブロー水W20を、第2供給水ラインL12に流通させず、排水ラインL2に設置される第1排水弁7から排出させることが可能となる。一方で、RO装置11の運転時には、通水弁8を開くことにより、供給水W13を第2供給水ラインL12、延いては第3供給水ラインL13に流通させ、RO装置11に通水することが可能となる。
第3供給水ラインL13の上流側の端部は、接続部J2に接続されている。第3供給水ラインL13の下流側の端部は、RO装置11の一次側入口ポートに接続されている。第3供給水ラインL13には、加圧ポンプ9が設けられる。
加圧ポンプ9は、供給水W14(後述)を吸入し、RO装置11に向けて圧送(吐出)する装置である。加圧ポンプ9には、インバータ10から周波数が変換された駆動電力が供給される。加圧ポンプ9は、供給(入力)された駆動電力の周波数(以下、「駆動周波数」ともいう)に応じた回転速度で駆動される。
インバータ10は、加圧ポンプ9に、周波数が変換された駆動電力を供給する電気回路(又はその回路を持つ装置)である。インバータ10は、制御部30と電気的に接続されている。インバータ10には、制御部30から指令信号が入力される。インバータ10は、制御部30により入力された指令信号(電流値信号又は電圧値信号)に対応する駆動周波数の駆動電力を加圧ポンプ9に出力する。
供給水W14は、加圧ポンプ9を介してRO装置11に供給される。また、供給水W14は、供給水W13及び循環水W50(後述)からなる。
RO装置11は、供給水W14を透過水W30と濃縮水W40とに分離する設備である。詳細には、RO装置11は、加圧ポンプ9から吐出された供給水W14を、溶存塩類が除去された透過水W30と、溶存塩類が濃縮された濃縮水W40とに膜分離処理する設備である。RO装置11は、単一又は複数の逆浸透膜エレメント(図示せず)を備える。RO装置11は、これら逆浸透膜エレメントにより供給水W14を膜分離処理し、透過水W30と濃縮水W40とを製造する。
透過水ラインL3は、RO装置11で分離された透過水W30を送出するラインである。透過水ラインL3の上流側の端部は、RO装置11の二次側ポートに接続されている。透過水ラインL3の下流側の端部は、貯留タンク(図示せず)に接続されている。透過水ラインL3には、流量センサFMが設けられる。
流量センサFMは、透過水ラインL3を流通する透過水W30の流量を検出する機器である。流量センサFMは、制御部30と電気的に接続されている。流量センサFMで検出された透過水W30の流量(以下、「検出流量値」ともいう)は、制御部30にパルス信号として送信される。
濃縮水ラインL4は、RO装置11で分離された濃縮水W40が流通するラインである。濃縮水ラインL4の上流側の端部は、RO装置11の一次側出口ポートに接続されている。また、濃縮水ラインL4の下流側は、接続部J3において、循環水ラインL5及び濃縮排水ラインL6に分岐している。
循環水ラインL5は、濃縮水ラインL4に接続され、供給水としての濃縮水(循環水W50)を供給水ラインL1に返送するラインである。本実施形態においては、循環水ラインL5は、濃縮水ラインL4を流通する濃縮水W40を循環水W50として、供給水ラインL1における加圧ポンプ9よりも上流側に返送(循環)させるラインである。循環水ラインL5の上流側の端部は、接続部J3において濃縮水ラインL4に接続されている。また、循環水ラインL5の下流側の端部は、接続部J2において、供給水ラインL1に接続されている。循環水ラインL5には、定流量弁12が設けられる。
定流量弁12は、循環水ラインL5を流通する循環水W50の流量を所定の一定流量値に保持するように調節する。定流量弁12において保持される「一定流量値」とは、一定流量値に幅がある概念であり、定流量弁12における目標流量値のみに限られない。例えば、定流量機構の特性(例えば、材質や構造に起因する温度特性等)を考慮して、定流量弁12における目標流量値に対して、±10%程度の調節誤差を有するものを含む。定流量弁12は、補助動力や外部操作を必要とせずに一定流量値を保持するものであり、例えば、水ガバナの名称で呼ばれるものが挙げられる。なお、定流量弁12は、補助動力や外部操作により動作して、一定流量値を保持するものでもよい。
濃縮排水ラインL6は、濃縮水ラインL4に接続され、濃縮排水W60としての濃縮水を系外へ排出するラインである。本実施形態においては、濃縮排水ラインL6は、接続部J3において濃縮水ラインL4に接続され、RO装置11で分離された濃縮水W40を、濃縮排水W60として装置外(系外)に排出するラインである。
第2排水弁13は、濃縮排水ラインL6から装置外に排出される濃縮排水W60の流量を調節する弁である。第2排水弁13は、制御部30と電気的に接続されている。第2排水弁13の弁開度は、制御部30から送信される駆動信号により制御される。制御部30から電流値信号(例えば、4〜20mA)を第2排水弁13に送信して、弁開度を制御することにより、濃縮排水W60の排水流量を調節することができる。
制御部30は、CPU、ROM、RAM、CMOSメモリ等を有し、これらはバスを介して相互に通信可能に構成される、当業者にとって公知のものである。
CPUは水処理システム1を全体的に制御するプロセッサである。該CPUは、ROMに格納された各種プログラムを、バスを介して読み出し、該各種プログラムに従って水処理システム1全体を制御することで、図2の機能ブロック図に示すように、制御部30が動作確認部31、校正実行部32、警報部33、ブロー制御部34の機能を実現するように構成される。RAMには一時的な計算データや表示データ等の各種データが格納される。CMOSメモリは図示しないバッテリでバックアップされ、水処理システム1の電源がオフされても記憶状態が保持される不揮発性メモリとして構成される。
動作確認部31は、所定のタイミングで、RO装置11と薬注装置3の動作を停止し、第1排水弁7を開いた後、比色式塩素検出装置5の検出値と、電極式塩素検出装置4の検出値とを比較することにより、電極式塩素検出装置4が正確に測定できているかに係る動作確認を、自動的に行う。より具体的には、動作確認部31は、通水弁8を閉じることにより、RO装置11に通水していない任意のタイミングで、薬注装置3による薬注を止めた状態で、 第1排水弁7を開き、残留塩素を含むブロー水W20をブローする。更に、動作確認部31は、ブローの間に、電極式塩素検出装置4と比色式塩素検出装置5で測定を行い、双方の検出値を比較することにより、電極式塩素検出装置4が正常に動作しているか、動作確認を行う。この動作確認のタイミングは、事前に設定した時刻でも良いし、事前に設定された時間間隔毎のタイミングでも良いし、RO装置11への通水の終了時でもよい。
校正実行部32は、比色式塩素検出装置5により検出された水質の検出値、とりわけ残留塩素濃度に基づいて、電極式塩素検出装置4を自動的に校正する動作を実行する。校正実行部32は、動作確認部31による動作確認後に、毎回校正を実行する。しかし、本発明の実施形態はこれには限られず、例えば、透過水W30の用途に応じて、校正のタイミングを決定してもよい。
警報部33は、動作確認部31が、比色式塩素検出装置5の検出値と、電極式塩素検出装置4の検出値とを比較した際、双方の検出値の差分が所定値以上である場合に、警報を発報する。また、警報部33は、電極式塩素検出装置4の検出値が、所定時間以上ゼロから変化しない場合にも、警報を発報してもよい。
ブロー制御部34は、動作確認部31が電極式塩素検出装置4の動作確認を実行した直後に、薬注装置3の動作を再開させてから、第1供給水ラインL11が有する塩素を含む供給水を、第1排水弁7から系外に排水させる。
あるいは、ブロー制御部34は、動作確認部31が電極式塩素検出装置4の動作確認を実行してから所定期間、塩素を含む供給水で第1供給水ラインL11を漬け置きした後、薬注装置3の動作を再開させてから、第1供給水ラインL11が有する塩素を含む供給水を、第1排水弁7から系外に排水させてもよい。
あるいは、ブロー制御部34は、動作確認部31が電極式塩素検出装置4の動作確認を実行した後、長期間、塩素を含む供給水で第1供給水ラインL11を漬け置きしてから、RO装置11に通水する直前に、第1供給水ラインL11が有する塩素を含む供給水を、第1排水弁7から系外に排水させてもよい。
続いて、図3のフローチャートを参照しながら、本発明の実施形態に係る水処理システム1の動作について説明する。図3は、本発明の実施形態に係る水処理システム1の動作例を示すフローチャートである。
ステップS1において、動作確認部31が、RO装置11の動作を停止すると共に、通水弁8を閉じることにより、RO装置11への通水を停止する。
ステップS2において、動作確認部31が、薬注装置3の動作を停止する。これにより、薬注装置3から供給水W11への、残留塩素を除去する還元剤の注入が停止する。
ステップS3において、動作確認部31が、第1排水弁7を開き、残留塩素を含む供給水W12を、ブロー水W20としてブローする。
ステップS4において、動作確認部31が、比色式塩素検出装置5により検出された残留塩素濃度の検出値と、電極式塩素検出装置4により検出された残留塩素濃度の検出値とを比較する。
ステップS5において、比色式塩素検出装置5により検出された残留塩素濃度の検出値と、電極式塩素検出装置4により検出された残留塩素濃度の検出値との差分が所定値以上の場合(S5:YES)には、処理はステップS6に移行する。上記の差分が所定値未満の場合(S5:NO)には、処理はステップS7に移行する。
ステップS6において、警報部33は警報を発報する。
ステップS7において、校正実行部32は、比色式塩素検出装置5により検出された残留塩素濃度に基づいて、電極式塩素検出装置4を校正する。
ステップS8において、ブロー制御部34は、薬注装置3の動作を再開させる。これにより、薬注装置3から供給水W11への、残留塩素を除去する還元剤の注入が再開する。
ステップS9において、ブロー制御部34は、第1供給水ラインL11が有する塩素を含む供給水を、第1排水弁7から系外に排水させる。その後、処理はステップS1に戻る(リターン)。
〔第1実施形態が奏する効果〕
上述した水処理システム1によれば、例えば、以下のような効果が奏される。
本発明の水処理システム1は、所定のタイミングで、RO装置11と薬注装置3の動作を停止し、第1排水弁7を開いた後、比色式塩素検出装置5の検出値と、電極式塩素検出装置4の検出値とを比較することにより、電極式塩素検出装置4の動作確認を自動的に行う動作確認部31を備える。
そのため、簡便な手法で、電極式塩素検出手段としての電極式水質計が正確に測定できていること、とりわけ、電極式水質計がゼロ値を表示している場合に、測定対象の供給水に実際に塩素が含まれていないことを、自動的に確認することが可能となる。また、排水ライン及び排水弁を設けることにより、塩素を含む供給水を第1供給水ラインL11に流通させることが可能となり、副次的な効果として、第1供給水ラインL11を殺菌することが可能となる。
また、第1供給水ラインL11における排水ラインL2との接続部J1の上流側に、プレフィルタ6が備わる。
そのため、RO装置11の負担が減るのみならず、動作確認部31による電極式塩素検出装置4の動作確認時に、敢えて塩素を含む水をプレフィルタ6に流すことにより、プレフィルタ6を殺菌することが可能となる。
また、水処理システム1は、比色式塩素検出装置5により検出された水質の検出値に基づいて、電極式塩素検出装置4を自動的に校正する動作を実行する校正実行部32を更に備える。
そのため、測定値の信頼性が高い比色式塩素検出装置5の検出値を用いて、低コストで連続的に測定可能な電極式塩素検出装置4を校正することにより、双方の利点を兼ね備えた水質検査を実行することが可能となる。また、電極式塩素検出装置4が、実際に塩素濃度を測定する際の供給水の流速下で校正することが可能となる。
また、水処理システム1は、動作確認部31が、比色式塩素検出装置5の検出値と、電極式塩素検出装置4の検出値とを比較した際、双方の検出値の差分が所定値以上である場合に、警報を発報する警報部33を更に備える。
そのため、電極式塩素検出装置4に、サンプル水の断水や電極汚れ等の異常が発生した可能性が高い場合に、当該可能性の高さを、水処理システム1の管理者に通知することが可能となる。
また、動作確認部31が、電極式塩素検出装置4の動作確認を自動的に行う所定のタイミングとは、事前に設定された時間間隔毎のタイミングである。
そのため、定期的に電極式塩素検出装置4の動作を確認することにより、電極式塩素検出装置4の異常を未然に防ぐ可能性が高まる。
また、水処理システム1は、動作確認部31が電極式塩素検出装置4の動作確認を実行した直後に、薬注装置3の動作を再開させてから、第1供給水ラインL11が有する塩素を含む供給水を、第1排水弁7から系外に排水させる、ブロー制御部34を更に備える。
そのため、電極式塩素検出装置4の動作確認の直後に、第1供給水ラインL11から塩素を含む供給水を排出することにより、RO装置11の速やかな起動が可能となる。
また、水処理システム1は、動作確認部31が電極式塩素検出装置4の動作確認を実行してから所定時間の後に、薬注装置3の動作を再開させてから、第1供給水ラインL11が有する塩素を含む供給水を、第1排水弁7から系外に排水させる、ブロー制御部34を更に備える。
そのため、所定の期間、塩素を含む供給水で第1供給水ラインL11を漬け置きすることにより、給水ラインが殺菌される度合いを高めることが可能となる。
また、水処理システム1は、動作確認部31が電極式塩素検出装置4の動作確認を実行した後、RO装置11に通水する直前に、第1供給水ラインL11が有する塩素を含む供給水を、第1排水弁7から系外に排水させる、ブロー制御部34を更に備える。
そのため、長期間、塩素を含む供給水で第1供給水ラインL11を漬け置きすることにより、給水ラインが殺菌される度合いを、一層高めることが可能となる。
また、水処理システム1において、塩素除去装置として、供給水W11に還元剤を注入する薬注装置3が備わる。
そのため、塩素除去装置として、具体的に、還元剤の薬注装置を用いている場合に、本発明の方法により、電極式塩素検出手段としての電極式水質計が正確に測定できていること、とりわけ、電極式水質計がゼロ値を表示している場合に、測定対象の供給水に実際に塩素が含まれていないことを、自動的に確認することが可能となる。
また、水処理システム1において、水処理装置として、RO装置11が備わる。
そのため、水処理装置として、RO装置のような塩素に弱い膜を含む装置を用いていながら、本発明の方法により、電極式塩素検出装置4の異常が未然に防がれることにより、RO装置11を構成するRO膜の劣化の度合いを下げることが可能となる。
〔第2実施形態〕
次に、図4を参照することにより、本発明の第2実施形態に係る水処理システム1Aの全体構成について説明する。
図4は本発明に係る水処理システム1Aの全体構成図である。なお、以下では、主として、水処理システム1Aが有する、水処理システム1との相違点について説明する。
水処理システム1Aは、水処理システム1と異なり、薬注装置3を備えず、その代わりに、活性炭ろ過装置3Aと、第1三方弁14及び第2三方弁15とを備える。
活性炭ろ過装置3Aは、供給水W11を活性炭を用いてろ過することにより、供給水W11中の残留塩素を除去する装置である。また、第1三方弁14及び第2三方弁15は、制御部30と電気的に接続されている。第1三方弁14及び第2三方弁15は、制御部30から送信される駆動信号により制御される。制御部30から電流値信号(例えば、4〜20mA)を第1三方弁14及び第2三方弁15に送信して、双方の三方弁を制御することにより、供給水W11を、活性炭ろ過装置3Aに通過させず、バイパスさせることが可能となる。
第1実施形態に係る水処理システム1においては、制御部30が薬注装置3の動作を停止することにより、塩素を含む供給水W12を第1供給水ラインL11に流通させ、この塩素を含む供給水W12の残留塩素濃度を、電極式塩素検出装置4及び比色式塩素検出装置5が検出していた。
一方、第2実施形態に係る水処理システム1Aにおいては、制御部30が、第1三方弁14及び第2三方弁15を制御して、供給水W11をバイパスさせることにより、塩素を含む供給水W12を第1供給水ラインL11に流通させ、この塩素を含む供給水W12の残留塩素濃度を、電極式塩素検出装置4及び比色式塩素検出装置5が検出する。
その他の動作は、基本的に第1実施形態に係る水処理システム1と同様である。
〔第2実施形態が奏する効果〕
上述した水処理システム1Aによれば、例えば、以下のような効果が奏される。
水処理システム1Aにおいて、塩素除去装置として、活性炭ろ過装置3Aが備わる。
そのため、塩素除去装置として、具体的に活性炭ろ過装置を用いている場合に、本発明の方法により、電極式塩素検出手段としての電極式水質計が正確に測定できていること、とりわけ、電極式水質計がゼロ値を表示している場合に、測定対象の供給水に実際に塩素が含まれていないことを、自動的に確認することが可能となる。
〔第3実施形態〕
次に、図5を参照することにより、本発明の第3実施形態に係る水処理システム1Bの全体構成について説明する。
図5は本発明に係る水処理システム1Bの全体構成図である。なお、以下では、主として、水処理システム1Bが有する、水処理システム1との相違点について説明する。
水処理システム1Bは、水処理システム1と異なり、RO装置11を備えず、その代わりに、イオン交換式純水装置11Bを備える。これに伴い、水処理システム1Bには、濃縮水ラインL4、循環水ラインL5、及び濃縮排水ラインL6が備わらない。更に、水処理システム1において、これらのラインに設置されていた定流量弁12及び第2排水弁も、水処理システム1Bには備わらない。
水処理システム1においては、RO装置11が、供給水W14を、溶存塩類が除去された透過水W30と、溶存塩類が濃縮された濃縮水W40とに膜分離処理することにより、当該透過水W30が得られていた。一方で、水処理システム1Bにおいては、イオン交換式純水装置11Bが、イオン交換樹脂を用いて、供給水W13に含まれる溶存塩類を除去することにより、処理水W30が得られる。
なお、制御部30の動作自体は、水処理システム1と同様である。
〔第3実施形態が奏する効果〕
上述した水処理システム1Bによれば、例えば、以下のような効果が奏される。
水処理システム1Bにおいて、水処理装置として、イオン交換式純水装置11Bが備わる。
そのため、水処理装置として、イオン交換式純水装置11Bのような塩素に弱い樹脂を含む装置を用いていながら、本発明の方法により、電極式塩素検出装置4の異常が未然に防がれることにより、イオン交換式純水装置11Bを構成するイオン交換樹脂の劣化の度合いを下げることが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の形態で実施することができる。
1 1A 1B 水処理システム
2 水源
3 薬注装置
3A 活性炭ろ過装置
4 電極式塩素検出装置
5 比色式塩素検出装置
6 プレフィルタ
7 第1排水弁
8 通水弁
9 加圧ポンプ
10 インバータ
11 RO装置
11B イオン交換式純水装置
13 第2排水弁
14 第1三方弁
15 第2三方弁
30 制御部
31 動作確認部
32 校正実行部
33 警報部
34 ブロー制御部
L1 供給水ライン(給水ライン)
L2 排水ライン

Claims (12)

  1. 水処理装置と、
    前記水処理装置に供給水を供給する給水ラインと、
    前記給水ラインに設置され、供給水に含まれる塩素を除去する塩素除去装置と、
    前記給水ラインにおいて前記塩素除去装置の下流側に設置され、前記給水ラインを流通する供給水の水質を連続的に検出する電極式塩素検出手段と、
    前記給水ラインにおいて前記塩素除去装置の下流側に設置され、前記給水ラインを流通する供給水の水質を間欠的に検出する比色式塩素検出手段と、
    前記給水ラインにおいて前記電極式塩素検出手段及び前記比色式塩素検出手段の下流側に接続され、供給水を系外に排出する排水ラインと、
    前記排水ラインを開閉させる排水弁と、
    前記水処理装置の上流側、かつ前記給水ラインと前記排水ラインとの接続部の下流側に設けられ、前記給水ラインにおける前記供給水の流通を制御する通水弁と、
    所定のタイミングで、前記水処理装置と前記塩素除去装置の動作を停止し、前記排水弁を開き、前記通水弁を閉じた後、前記比色式塩素検出手段の検出値と、前記電極式塩素検出手段の検出値とを比較することにより、前記電極式塩素検出手段の動作確認を自動的に行う動作確認部と、
    を備える水処理システム。
  2. 前記給水ラインにおける前記排水ラインとの接続部の上流側に配置されるプレフィルタを更に備える、請求項1に記載の水処理システム。
  3. 前記比色式塩素検出手段により検出された水質の検出値に基づいて、前記電極式塩素検出手段を自動的に校正する動作を実行する校正実行部を更に備える、請求項1又は2に記載の水処理システム。
  4. 前記動作確認部が、前記比色式塩素検出手段の検出値と、前記電極式塩素検出手段の検出値とを比較した際、双方の検出値の差分が所定値以上である場合に、警報を発報する警報部を更に備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の水処理システム。
  5. 前記所定のタイミングは、事前に設定された時間間隔毎のタイミングである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の水処理システム。
  6. 前記動作確認部が前記電極式塩素検出手段の動作確認を実行した直後に、前記塩素除去装置の動作を再開させてから、前記給水ラインが有する塩素を含む供給水を、前記排水弁から系外に排水させる、ブロー制御部を更に備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の水処理システム。
  7. 前記動作確認部が前記電極式塩素検出手段の動作確認を実行してから所定時間の後に、前記塩素除去装置の動作を再開させてから、前記給水ラインが有する塩素を含む供給水を、前記排水弁から系外に排水させる、ブロー制御部を更に備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の水処理システム。
  8. 前記動作確認部が前記電極式塩素検出手段の動作確認を実行した後、前記水処理装置に通水する直前に、前記給水ラインが有する塩素を含む供給水を、前記排水弁から系外に排水させる、ブロー制御部を更に備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の水処理システム。
  9. 前記塩素除去装置は、前記供給水に還元剤を注入する薬注装置である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の水処理システム。
  10. 前記塩素除去装置は、活性炭ろ過装置である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の水処理システム。
  11. 前記水処理装置は、RO(逆浸透膜)装置である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の水処理システム。
  12. 前記水処理装置は、イオン交換式純水装置である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の水処理システム。
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