JP6897333B2 - 電源装置及び溶着判定方法 - Google Patents

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本発明は、電源装置及び溶着判定方法に関する。
商用電力系統との系統連系を行うパワーコンディショナ(電力変換装置)には、系統連系を行わない時には開閉部(リレー接点)を開いて系統から解列する機能が設けられている。また、系統連系の他、自立出力が可能なパワーコンディショナは、出力端子との間に開閉部が設けられており、系統連系運転時には自立出力端子に電圧が出ないよう開閉部を開く(例えば、特許文献1の図1参照。)。
かかる開閉部として用いるリレーは、もし溶着すると、解列機能が果たせなくなるため、リレー接点の溶着を検出する補助接点を有するリレーが使用される。このようなリレーは、比較的高価である。また、閉路状態から開路するまでの復帰時間が比較的長いという特徴もある。
特開2017−11929号公報
近年、太陽光発電の発電電力を売電するのではなく、蓄電池に蓄電して需要家で使うという、電力の自給自足のシステムがある。例えば、蓄電池を搭載したUPS(Uninterruptible Power Supply)等の電源装置には、商用電力系統と系統連系した状態で、蓄電池の充電及び需要家への放電を行うことができるものもあるが、さらに、商用電力系統以外の補助入力として、例えば太陽光発電のパワーコンディショナからAC100Vを提供すれば、電力を無駄なく蓄え、かつ、使用することができる。
この場合、電源装置は、系統連系、自立出力、補助入力の3系統の入出力を備える。補助入力の電路にも、解列用のリレーが必要であるが、UPSの規格上、前述の復帰時間の長いリレーが使えない。ところが、復帰時間の短いリレーを採用すると、溶着検出の補助接点が無いので溶着検出ができない。
かかる課題に鑑み、本発明は、系統連系、自立出力、補助入力の3系統の入出力を備える電源装置において、補助入力用開閉部の溶着を、開閉部単体の性能に依存せず、容易に検出できるようにすることを目的とする。
本開示は以下の発明を含む。但し、本発明は、特許請求の範囲によって定められるものである。
開示の一表現に係る電源装置は、インバータを搭載し、直流から交流へ又はその逆の変換を行う電源装置であって、前記インバータの交流側にある交流電路を介して第1の電圧で商用電力系統と接続される系統接続端子と、前記交流電路と前記系統接続端子との間に設けられた系統連系用開閉部と、前記交流電路から分岐して前記第1の電圧より低い第2の電圧で出力する自立出力端子と、前記交流電路と前記自立出力端子との間に設けられた自立出力用開閉部と、外部から補助入力を受け入れる補助入力端子と、前記交流電路と前記補助入力端子との間に設けられた補助入力用開閉部と、前記交流電路の2線間の電圧を検出する第1電圧センサと、前記補助入力用開閉部と前記補助入力端子とを繋ぐ2線間の電圧を検出する第2電圧センサと、前記インバータのスイッチング制御を行う機能、及び、前記系統連系用開閉部、前記自立出力用開閉部、及び、前記補助入力用開閉部を全て開路させる制御をしていて、かつ、前記補助入力がない状態で、前記インバータに、前記第2の電圧より低い、常用しない検査用電圧を出力させ、前記第2電圧センサが前記検査用電圧に基づく電圧を検出しない場合は、前記補助入力用開閉部は正常、前記検査用電圧に基づく電圧を検出した場合は、前記補助入力用開閉部が溶着していると判定する機能を有する制御部と、を備えている。
また、本開示の一表現による溶着判定方法は、インバータを搭載し、商用電力系統と系統連系用開閉部を介して第1の電圧で系統連系する機能、自立出力用開閉部を介して前記第1の電圧より低い第2の電圧で自立出力を提供する機能、及び、補助入力用開閉部を介して外部から補助入力を受け入れる機能を有する電源装置において、当該電源装置の制御部が行う溶着判定方法であって、前記系統連系用開閉部、前記自立出力用開閉部、及び、補助入力用開閉部を全て開路させる制御をしていて、かつ、前記補助入力がない状態とし、その状態で、前記インバータに、前記第2の電圧より低い、常用しない検査用電圧を出力させ、前記補助入力用開閉部と補助入力端子との間で前記検査用電圧に基づく電圧が検出されない場合は、前記補助入力用開閉部は正常、前記検査用電圧に基づく電圧が検出された場合には、前記補助入力用開閉部が溶着していると判定する。
本発明によれば、補助入力用開閉部の溶着を、開閉部単体の性能に依存せず、容易に検出することができる。
電源装置の回路構成を示す図である。 電力変換部の内部の回路構成の一例を示す図である。 図1と同様の図に、系統連系時における各開閉部の動作を具体的に示した図である。 図1と同様の図に、自立出力時における各開閉部の動作を具体的に示した図である。 図1と同様の図に、補助入力時における各開閉部の動作を具体的に示した図である。 図1と同様の図に、補助入力用開閉部が溶着し、かつ、補助入力は無いときの、各開閉部の動作を具体的に示した図である。 図1と同様の図に、補助入力用開閉部が溶着し、かつ、補助入力があるときの、各開閉部の動作を具体的に示した図である。 補助入力用開閉部の溶着チェックの一例を示すフローチャートである。 補助入力用開閉部の溶着チェックの他の例を示すフローチャートである。 図1と同様の図に、自立出力用開閉部が溶着し、かつ、系統連系用開閉部及び補助入力用開閉部は正常に開路している状態を示す図である。
[実施形態の要旨]
本発明の実施形態の要旨としては、少なくとも以下のものが含まれる。
(1)これは、インバータを搭載し、直流から交流へ又はその逆の変換を行う電源装置であって、前記インバータの交流側にある交流電路を介して第1の電圧で商用電力系統と接続される系統接続端子と、前記交流電路と前記系統接続端子との間に設けられた系統連系用開閉部と、前記交流電路から分岐して前記第1の電圧より低い第2の電圧で出力する自立出力端子と、前記交流電路と前記自立出力端子との間に設けられた自立出力用開閉部と、外部から補助入力を受け入れる補助入力端子と、前記交流電路と前記補助入力端子との間に設けられた補助入力用開閉部と、前記交流電路の2線間の電圧を検出する第1電圧センサと、前記補助入力用開閉部と前記補助入力端子とを繋ぐ2線間の電圧を検出する第2電圧センサと、前記インバータのスイッチング制御を行う機能、及び、前記系統連系用開閉部、前記自立出力用開閉部、及び、前記補助入力用開閉部を全て開路させる制御をしていて、かつ、前記補助入力がない状態で、前記インバータに、前記第2の電圧より低い、常用しない検査用電圧を出力させ、前記第2電圧センサが前記検査用電圧に基づく電圧を検出しない場合は、前記補助入力用開閉部は正常、前記検査用電圧に基づく電圧を検出した場合は、前記補助入力用開閉部が溶着していると判定する機能を有する制御部と、を備えている。
このような電源装置では、系統連系用開閉部、自立出力用開閉部、及び、補助入力用開閉部を全て開路しているはずの状態で、インバータに、第2の電圧より低い、常用しない検査用電圧を出力させることで、補助入力用開閉部の溶着の有無を判定することができる。すなわち、補助入力用開閉部が正常に開路していれば、第2電圧センサが検査用電圧に基づく電圧を検出することはない。一方、第2電圧センサが検査用電圧に基づく電圧を検出した場合には、補助入力用開閉部が溶着していると判定することができる。こうして、補助入力用開閉部自身に、外部へ溶着信号を送る機能が無い場合でも、検査用電圧による検証によって、補助入力用開閉部の溶着の有無を判定することができる。なお、検査用電圧は第2の電圧より低いので、回路素子の損傷を防止し、人体への感電を抑制することができる。
(2)また、(1)の電源装置において、前記自立出力端子と前記自立出力用開閉部との間にノイズフィルタが設けられ、当該ノイズフィルタと前記自立出力用開閉部との間に流れる電流を検出する電流センサが設けられていてもよい。
この場合、自立出力用開閉部の溶着も検出可能となる。すなわち、自立出力用開閉部を開路する制御をした状態で、インバータに検査用電圧又は第2の電圧を出力させた場合に、電流センサが電流を検出しなければ自立出力用開閉部は正常であり、ノイズフィルタのキャパシタンス成分又は自立出力端子に接続された特定負荷に電流が流れることで電流センサが電流を検出した場合は、自立出力用開閉部が溶着していると判定できる。
(3)また、方法の観点から、インバータを搭載し、商用電力系統と系統連系用開閉部を介して第1の電圧で系統連系する機能、自立出力用開閉部を介して前記第1の電圧より低い第2の電圧で自立出力を提供する機能、及び、補助入力用開閉部を介して外部から補助入力を受け入れる機能を有する電源装置において、当該電源装置の制御部が行う溶着判定方法であって、(a)前記系統連系用開閉部、前記自立出力用開閉部、及び、補助入力用開閉部を全て開路させる制御をしていて、かつ、前記補助入力がない状態とし、(b)その状態で、前記インバータに、前記第2の電圧より低い、常用しない検査用電圧を出力させ、(c)前記補助入力用開閉部と補助入力端子との間で前記検査用電圧に基づく電圧が検出されない場合は、前記補助入力用開閉部は正常、前記検査用電圧に基づく電圧が検出された場合には、前記補助入力用開閉部が溶着していると判定する、溶着判定方法である。
このような電源装置における溶着判定方法では、系統連系用開閉部、自立出力用開閉部、及び、補助入力用開閉部を全て開路しているはずの状態で、インバータに、第2の電圧より低い、常用しない検査用電圧を出力させることで、補助入力用開閉部の溶着の有無を判定することができる。すなわち、補助入力用開閉部が正常に開路していれば、第2電圧センサが検査用電圧に基づく電圧を検出することはない。一方、第2電圧センサが検査用電圧に基づく電圧を検出した場合には、補助入力用開閉部が溶着していると判定することができる。こうして、補助入力用開閉部自身に、外部へ溶着信号を送る機能が無い場合でも、検査用電圧による検証によって、補助入力用開閉部の溶着の有無を判定することができる。なお、検査用電圧は第2の電圧より低いので、回路素子の損傷を防止し、人体への感電を抑制することができる。
[実施形態の詳細]
以下、本発明の一実施形態に係る電源装置及び溶着検出方法について、図面を参照して説明する。
《回路構成例》
図1は、電源装置100の回路構成を示す図である。電源装置100は、直流側の末端にある蓄電池1と、「系統連系」、「自立出力」、「補助入力」の3つの外部交流電路との間に設けられる。図において、蓄電池1から見て交流側へ行くほど、「上流側」であるとして説明する。
なお、蓄電池1は、電源装置100に内蔵されていれば電源装置100の構成要素であるが、例えば外置き(別設置)であれば、見かけ上は、必ずしも電源装置100の構成要素であるとは言えないこともある。
まず、主回路要素に関して、蓄電池1の直流出力(P線、N線)には電力変換部2が接続されている。電力変換部2は、直流から交流へ又はその逆の、双方向変換が可能である。電力変換部2の交流側には、交流リアクトル3及び交流側コンデンサ4によるLCフィルタ回路、及び、ノイズフィルタ(内部構成はコモンモードチョーク、以下同様。)5が接続されている。ノイズフィルタ5の上流側には、「系統連系」、「自立出力」、「補助入力」の3つの外部交流電路に対して共通の、内部の交流電路(交流バス)6が存在する。
交流電路6と、系統連系の系統接続端子12との間には、系統連系用開閉部(系統連系リレー)7と、コンデンサ8と、バリスタ9と、バリスタ10,11の直列体とが図示のように設けられている。
系統連系用開閉部7は、U線側、W線側にそれぞれ、開閉可能な接点を有している。U線−W線間には、例えば交流200Vが印加される。バリスタ10,11の直列体の中間接続点は系統接続端子12のO(N)線に接続される。従って、系統接続端子12のU線−W線間には交流200Vが印加され、U線−O線間、及び、W線−O線間にはそれぞれ交流100Vが印加される。
次に、交流電路6と、自立出力端子18との間には、コンデンサ13と、自立出力用開閉部(自立出力リレー)14と、ヒューズ15と、バリスタ16と、ノイズフィルタ17とが図示のように設けられている。
自立出力用開閉部14は、L1線側、N1線側にそれぞれ、開閉可能な接点を有している。L1線−N1線間には、例えば交流100Vが出力される。
さらに、交流電路6と、補助入力端子24との間には、補助入力用開閉部19p,19nと、ノイズフィルタ20と、コンデンサ21と、ヒューズ22と、バリスタ23とが図示のように設けられている。補助入力用開閉部19p,19nの2接点は同期して開閉動作する。以下、19p,19nを総称して言う場合は、補助入力用開閉部19という。なお、2接点に分かれているのは1接点リレーを2個使う、コスト面で有利な一例であるが、これに限定されるわけではなく、2接点を有する1つの開閉部であってもよい。
補助入力用開閉部19pは、L線側に、開閉可能な接点を有している。また、補助入力用開閉部19nは、N線側に、開閉可能な接点を有している。L線−N線間には、外部から例えば交流100Vが入力される。
また、計測制御用の回路構成要素としては、交流リアクトル3に流れる電流を検出する電流センサ31、コンデンサ8の両端電圧を検出する電圧センサ32、バリスタ11の両端電圧を検出する電圧センサ33、コンデンサ13の両端電圧を検出する電圧センサ34、自立出力用開閉部14とノイズフィルタ17との間にあってN1線側に設けられている電流センサ35と、コンデンサ21の両端電圧を検出する電圧センサ36とを備えている。
そして、各センサの検出出力は制御部40に送られる。制御部40は、これに基づいて、系統連系用開閉部7、自立出力用開閉部14、及び、補助入力用開閉部19の開閉を制御する。
制御部40は、例えばRS485方式によりリモコン装置50と通信可能に接続されている。リモコン装置50は、電源装置100としての運転状態表示、各種電力表示、エラーコード表示等の表示機能の他、各種の設定を行うことができる機能を有している。
図2は、電力変換部2の内部の回路構成の一例を示す図である。図において、電力変換部2は、直流側から順に、直流側コンデンサ201と、DC/DCコンバータ2Aと、中間コンデンサ204と、インバータ2Bとを備えている。DC/DCコンバータ2Aは、直流リアクトル202、ハイサイドのスイッチング素子Q1、及び、ローサイドのスイッチング素子Q2によって構成される第1のチョッパ回路と、直流リアクトル203、ハイサイドのスイッチング素子Q3、及び、ローサイドのスイッチング素子Q4によって構成される第2のチョッパ回路とが、並列に接続されたものである。
インバータ2Bは、フルブリッジ回路を構成するスイッチング素子Q5,Q6,Q7及びQ8によって構成されている。
スイッチング素子Q1〜Q8は、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)であるが、MOS−FET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)であってもよい。
計測制御用の回路要素としては、直流側コンデンサ201の両端に電圧センサ205が接続され、この電圧センサ205は、入力電圧を検出して制御部40に検出出力を送る。電流センサ206,207はそれぞれ、直流リアクトル202,203に流れる電流を検出して制御部40に検出出力を送る。中間コンデンサ204の両端に接続された電圧センサ208は、DCリンク電圧を検出してその検出出力を制御部40に送る。スイッチング素子Q1〜Q8は、制御部40によって制御される。
制御部40は例えば、コンピュータを含み、ソフトウェア(コンピュータプログラム)をコンピュータが実行することで、必要な制御機能を実現する。ソフトウェアは、制御部40の記憶装置(図示せず。)に格納される。制御部40の電源電圧(Vcc)は、例えば、蓄電池1から得ることができる。
蓄電池1を放電させるときは、DC/DCコンバータ2Aにより昇圧し、昇圧されたDC電圧をインバータ2Bにより交流電圧に変換する。蓄電池1を充電するときは、インバータ2Bで交流を全波整流し、さらに、中間コンデンサ204にて平滑されたDC電圧をDC/DCコンバータ2Aにより充電に適した電圧に降圧する。
《系統連系時の動作》
図3は、図1と同様の図に、系統連系時における各開閉部(7,14,19p,19n)の動作を具体的に示した図である。図において、系統連系時には、制御部40は、系統連系用開閉部7を閉路させ、その他の自立出力用開閉部14及び補助入力用開閉部19は開路させる。この状態で、例えば蓄電池1を放電させるときは、電力変換部2は交流200Vを出力する。従って、系統接続端子12には、単相3線出力が提供される。蓄電池1を充電するときはエネルギーの向きが逆になる。
系統連系時に交流電路6には交流200Vが印加されているが、自立出力用開閉部14及び補助入力用開閉部19は全て開路しているので、各開閉部の2次側(上流側)に交流200Vがかかることはない。なお、コンデンサ13は、200Vにも耐えられるものを選定してある。
《自立運転時の動作》
図4は、図1と同様の図に、自立出力時における各開閉部(7,14,19p,19n)の動作を具体的に示した図である。図において、自立出力時には、制御部40は、自立出力用開閉部14を閉路させ、その他の系統連系用開閉部7及び補助入力用開閉部19は開路させる。この状態で、電力変換部2は蓄電池1を放電させ、交流100Vを出力する。従って、自立出力端子18には、単相の交流100Vが提供される。
《補助入力を受ける時の動作》
図5は、図1と同様の図に、補助入力時における各開閉部(7,14,19p,19n)の動作を具体的に示した図である。図において、補助入力時には、2種類の運用があり、(a)補助入力で自立出力を提供する運用と、(b)補助入力で蓄電池1を充電する運用とがある。
上記(a)の場合には、制御部40は、補助入力用開閉部19及び自立出力用開閉部14を閉路させ、系統連系用開閉部7は開路させる。電力変換部2は停止している。この状態では、補助入力の交流100Vを、自立出力として提供することができる。
上記(b)の場合には、その状態を図示しないが、制御部40は、補助入力用開閉部19を閉路させ、その他の系統連系用開閉部7及び自立出力用開閉部14は開路させる。そして、制御部40は、電力変換部2に逆方向の変換動作をさせ、補助入力の電力を蓄電池1に蓄える。
《電源装置運転開始前の溶着チェック》
制御部40は、電源装置100を停止している状態から運転開始するときは、その都度、最初に、各開閉部に溶着が発生していないかどうかをチェックする。系統連系用開閉部7及び自立出力用開閉部14は、溶着時に信号を出力できる機能があるので、その信号の有無により、制御部40は、溶着チェックを行うことができる。もし、これらの信号に基づいて溶着が発生していることを検出した場合は、制御部40はリモコン装置50にエラーコードを表示するとともに、電源装置100の運転を行わない。溶着が無い正常な状態であれば、残る1つの開閉部すなわち、補助入力用開閉部19の溶着が発生していないかどうかを確かめる。しかしながら、補助入力用開閉部19には、それ自体に溶着を知らせる機能が無いので、独自のチェックが必要である。以下、このチェックについて詳細に説明する。
図6は、図1と同様の図に、補助入力用開閉部19が溶着し、かつ、補助入力は無いときの、各開閉部(7,14,19p,19n)の動作を具体的に示した図である。
図7は、図1と同様の図に、補助入力用開閉部19が溶着し、かつ、補助入力があるときの、各開閉部(7,14,19p,19n)の動作を具体的に示した図である。
《補助入力用開閉部の溶着チェック》
図8は、補助入力用開閉部19の溶着チェックの一例を示すフローチャートである。図において、電源装置100の運転開始操作が行われると、制御部40は、運転開始前にこのフローチャートの処理を実行する。
図8において、制御部40はまず、電圧センサ32,33,34,36の検出出力に基づいて各部の電圧の情報を取得する(ステップS1)。次に制御部40は、電圧センサ36の検出出力に基づいて補助入力が外部から与えられている状態か否かを判定する(ステップS2)。補助入力が無い場合は、制御部40は、電力変換部2を駆動して検査用電圧を交流電路6に出力させる(ステップS3)。ここで、検査用電圧とは、系統連系時の電圧(第1の電圧:AC200V)より低い自立出力時の電圧(第2の電圧:AC100V)よりもさらに低い電圧である。具体的には例えば、AC40V程度の、仮に人が、皮膚で直接触れたとしても人体に危険を及ぼすほどの電流が流れない、いわば安全電圧である。
ここで、電力変換部2の出力による交流電路6の電圧(V1とする。)は、電圧センサ34により検出でき、V1≒40Vである。一方、補助入力用開閉部19が正常に開路していれば、電圧センサ36が検出する電圧(V2とする。)は、V2=0Vである。従って、V1とV2とは互いに明らかに異なる電圧となり、補助入力用開閉部19が正常(溶着なし)であることがわかる(ステップS4のNo)。この場合、制御部40は、運転を開始(ステップS8)することができる。
一方、V2≒V1すなわち、電圧センサ36が、検査用電圧に基づく電圧を検出した場合は、溶着が発生していると判定し(ステップS4のYes)、制御部40は、補助入力用開閉部19の溶着を示すエラーコードをリモコン装置50に表示させる(ステップS5)。そして、制御部40は、電源装置100の運転を中止する(ステップS6)。なお、検査用電圧は、常用する電圧(AC200V又はAC100V)とは大きく異なるので、何らかの原因で偶然にAC40Vが検出されて溶着の誤検出となる可能性は、実質的に無いと言える。
一方、ステップS2において補助入力がある場合、制御部40は、溶着の条件が補助入力ありの状態で成り立つか否かを判定する(ステップS7)。仮に補助入力用開閉部19が溶着しているとすると、補助入力がある場合は電圧センサ36が検出する電圧V2は100V近傍であり、電圧センサ34が検出する電圧V1も、ほぼ同じである。溶着していない正常な状態では、補助入力がある場合は電圧センサ36が検出する電圧V2は100V近傍であり、これに対して、電圧センサ34が検出する電圧V1は概ね0Vである。従って、溶着条件はV2≒V1、正常である条件は、V2≠V1である。
ステップS7において条件が成り立たなければ運転開始となり(ステップS8)、逆に、成り立てば、制御部40は、補助入力用開閉部19の溶着を示すエラーコードをリモコン装置50に表示させる(ステップS5)。そして、制御部40は、電源装置100の運転を中止する(ステップS6)。
次に、図9は、補助入力用開閉部19の溶着チェックの他の例を示すフローチャートである。このフローチャートで行うのは、補助入力を喪失した場合に、次の運転に入る前の溶着チェックである。
まず、制御部40は、補助入力を受け入れている最中に、電圧センサ36が補助入力を検出しなくなった場合、このフローチャートの処理を開始する。そして、制御部40は、補助入力用開閉部19を開路する制御を行う(ステップS0)。正常であればこれにより補助入力用開閉部19は開路するが、溶着している場合は、制御上では開路しているはずでも、実際には閉路している状態となる。
そこで、制御部40は、電力変換部2を駆動して検査用電圧を交流電路6に出力させる(ステップS3)。ここで、検査用電圧とは、系統連系時の電圧(第1の電圧:AC200V)より低い自立出力時の電圧(第2の電圧:AC100V)よりもさらに低い電圧である。具体的には例えば、40V程度の、仮に人が、皮膚で直接触れたとしても人体に危険を及ぼすほどの電流が流れない安全電圧である。
ここで、電力変換部2の出力による交流電路6の電圧(V1とする。)は、電圧センサ34により検出でき、V1≒40Vである。一方、補助入力用開閉部19が正常に開路していれば、電圧センサ36が検出する電圧(V2とする。)は、V2=0Vである。従って、V1とV2とは明らかに互いに異なる電圧となり、補助入力用開閉部19が正常(溶着なし)であることがわかる(ステップS4のNo)。この場合、制御部40は、運転を開始(ステップS8)することができる。
一方、V2≒V1すなわち、電圧センサ36が、検査用電圧に基づく電圧を検出した場合は、溶着が発生していると判定し(ステップS4のYes)、制御部40は、補助入力用開閉部19の溶着を示すエラーコードをリモコン装置50に表示させる(ステップS5)。そして、制御部40は、電源装置100の運転を中止する(ステップS6)。なお、検査用電圧は常用する電圧(AC200V又はAC100V)とは大きく異なるので、何らかの原因で偶然にAC40Vが検出されて溶着の誤検出となる可能性は、実質的に無いと言える。
《まとめ》
上記の電源装置100では、系統連系用開閉部7、自立出力用開閉部14、及び、補助入力用開閉部19を全て開路しているはずの状態で、電力変換部2のインバータ2Bに、自立出力の電圧(第2の電圧)より低い、常用しない検査用電圧を出力させることで、補助入力用開閉部19の溶着の有無を判定することができる。すなわち、補助入力用開閉部19が正常に開路していれば、電圧センサ36が検査用電圧に基づく電圧を検出することはない。
一方、電圧センサ36が検査用電圧に基づく電圧を検出した場合には、補助入力用開閉部19が溶着していると判定することができる。こうして、補助入力用開閉部19自身に、外部へ溶着信号を送る機能が無い場合でも、検査用電圧による検証によって、補助入力開閉部19の溶着の有無を判定することができる。また、検査用電圧は、自立出力電圧より低いので、100V用の回路素子の損傷を防止し、人体への感電を抑制することができる。なお、40Vは一例であり、これより若干高い電圧や、逆に、さらに低い電圧でもよい。但し、あまり低すぎると(例えば10V以下)検出しにくくなり、また、インバータ2Bが安定した電圧を出しにくい。
《自立出力用開閉部の溶着時》
以上の説明は、補助入力用開閉部19の溶着に関してのみ述べたが、自立出力用開閉部14についても、同様の溶着チェックを行うことができる。この場合、自立出力用開閉部14にも、溶着検出機能の無い安価な開閉部(リレー)を採用することができる利点がある。
図10は、図1と同様の図に、自立出力用開閉部14が溶着し、かつ、系統連系用開閉部7及び補助入力用開閉部19は正常に開路している状態を示す図である。なお、制御上は、自立出力用開閉部14も開路する制御を行っているが、溶着のため、制御通りになっていない。この場合は、自立出力用開閉部14から見た自立負荷側に電圧センサを設けていないため、電圧比較では溶着を検出できない。なお、系統連系用開閉部7及び補助入力用開閉部19は共に開路しているので、外部から電圧が入ることはない。
そこで、電流センサ35を用いることを考える。ノイズフィルタ17にはキャパシタ成分が内蔵されているので、交流電圧がかかれば電流が流れる。また、自立出力端子18に特定負荷が接続されている場合がある。そこで、電力変換部2から検査用電圧のAC40V又は通常のAC100Vを出力し、電流センサ35に電流が流れると、自立出力用開閉部14は溶着していることになる。逆に流れなければ、自立出力用開閉部14は溶着しておらず、正常に開路している。
このように、自立出力用開閉部14の溶着も同様の要領で検出可能となる。すなわち、自立出力用開閉部14を開路する制御をした状態で、電力変換部2のインバータ2Bに検査用電圧又は自立出力電圧を出力させた場合に、電流センサ35が電流を検出しなければ自立出力用開閉部14は正常であり、ノイズフィルタ17のキャパシタンス成分又は自立出力端子18に接続された特定負荷に電流が流れることで電流センサ35が電流を検出した場合は、自立出力用開閉部14が溶着していると判定できる。
《補記》
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 蓄電池
2 電力変換部
2A DC/DCコンバータ
2B インバータ
3 交流リアクトル
4 交流側コンデンサ
5 ノイズフィルタ
6 交流電路
7 系統連系用開閉部
8 コンデンサ
9,10,11 バリスタ
12 系統接続端子
13 コンデンサ
14 自立出力用開閉部
15 ヒューズ
16 バリスタ
17 ノイズフィルタ
18 自立出力端子
19(19p,19n) 補助入力用開閉部
20 ノイズフィルタ
21 コンデンサ
22 ヒューズ
23 バリスタ
24 補助入力端子
31 電流センサ
32,33,34 電圧センサ
35 電流センサ
36 電圧センサ
40 制御部
50 リモコン装置
100 電源装置
201 直流側コンデンサ
202,203 直流リアクトル
204 中間コンデンサ
205 電圧センサ
206,207 電流センサ
208 電圧センサ
Q1〜Q4 スイッチング素子
Q5〜Q8 スイッチング素子

Claims (4)

  1. インバータを搭載し、直流から交流へ又はその逆の変換を行う電源装置であって、
    前記インバータの交流側にある交流電路を介して第1の電圧で商用電力系統と接続される系統接続端子と、
    前記交流電路と前記系統接続端子との間に設けられた系統連系用開閉部と、
    前記交流電路から分岐して前記第1の電圧より低い第2の電圧で出力する自立出力端子と、
    前記交流電路と前記自立出力端子との間に設けられた自立出力用開閉部と、
    外部から前記商用電力系統とは別に、交流の補助入力を受け入れる補助入力端子と、
    前記交流電路と前記補助入力端子との間に設けられた補助入力用開閉部と
    記補助入力用開閉部と前記補助入力端子とを繋ぐ2線間の電圧を検出する第電圧センサと、
    前記インバータのスイッチング制御を行う機能、及び、前記補助入力用開閉部の溶着の有無を判定する機能を有する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1電圧センサの検出出力に基づいて、前記補助入力の有無を判定し、前記補助入力が無いと判定した場合、前記系統連系用開閉部、前記自立出力用開閉部、及び、前記補助入力用開閉部を全て開路させる制御をし状態で、前記インバータに、前記第2の電圧より低い所定の電圧の検査用電圧を出力させ、前記第電圧センサが前記検査用電圧に基づく電圧を検出したか否かに基づいて、前記補助入力用開閉部の溶着の有無を判定する電源装置。
  2. 前記自立出力端子と前記自立出力用開閉部との間にノイズフィルタが設けられ、当該ノイズフィルタと前記自立出力用開閉部との間に流れる電流を検出する電流センサが設けられている請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記交流電路の2線間の電圧を検出する第2電圧センサをさらに備え、
    前記制御部は前記補助入力があると判定した場合、前記系統連系用開閉部、前記自立出力用開閉部、及び、前記補助入力用開閉部を全て開路させる制御をして、前記インバータに、前記検査用電圧を出力させずに、前記第1電圧センサ及び前記第2電圧センサの検出出力に基づいて前記補助入力用開閉部の溶着の有無を判定する請求項1又は請求項2に記載の電源装置。
  4. インバータを搭載し、商用電力系統と系統連系用開閉部を介して第1の電圧で系統連系する機能、自立出力用開閉部を介して前記第1の電圧より低い第2の電圧で自立出力を提供する機能、及び、補助入力端子から補助入力用開閉部を介して外部から、前記商用電力系統とは別に、交流の補助入力を受け入れる機能を有する電源装置において、当該電源装置の制御部が行う溶着判定方法であって、
    前記系統連系用開閉部、前記自立出力用開閉部、及び、前記補助入力用開閉部を全て開路させる制御をしていて、かつ、前記補助入力がない状態とし、
    その状態で、前記インバータに、前記第2の電圧より低い、所定の電圧の検査用電圧を出力させ、
    前記補助入力用開閉部と前記補助入力端子との間で前記検査用電圧に基づく電圧が検出されたか否かに基づいて、前記補助入力用開閉部の溶着の有無を判定する、
    溶着判定方法。
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