JP6897101B2 - 楽譜処理システム、楽譜処理方法および楽譜処理プログラム - Google Patents

楽譜処理システム、楽譜処理方法および楽譜処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、楽曲の楽譜を表示する技術に関する。
楽曲の楽譜を表示装置に表示させる各種の技術が従来から提案されている。例えば特許文献1には、楽曲の楽譜を表示させる処理に並行して利用者による現在の演奏位置を推定し、表示装置に表示された楽譜における演奏位置を強調表示する構成が開示されている。
特開2001−265326号公報
特許文献1に開示された演奏位置の推定のように、楽曲に関する各種の処理(以下「音楽処理」という)が楽譜の表示に並行して実行され得る。しかし、楽譜表示と音楽処理とが単体のプログラムにより実現される状況では、相異なる音楽処理に対応する複数のプログラムの各々について別個の楽譜を用意する必要があり、利用者の負担が大きいという問題がある。以上の事情を考慮して、本発明の好適な態様は、楽曲に関する機能を簡便に利用できるようにすることを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の好適な態様に係る楽譜処理システムは、楽譜処理プログラムにより実現される受信処理部および表示制御部を具備し、前記受信処理部は、前記楽譜処理プログラムとは別個の音楽処理プログラムにより実現されて楽曲に関する処理を実行する音楽処理部から、当該楽曲の表示に関する制御データをアプリケーション間通信により受信し、前記表示制御部は、前記楽曲の楽譜を表示装置に表示させ、前記受信処理部が受信した制御データに応じて当該表示を制御する。
本発明の好適な態様に係る情報処理システムは、楽譜処理プログラムにより実現される受信処理部および表示制御部と、前記楽譜処理プログラムとは別個の音楽処理プログラムにより実現される音楽処理部とを具備し、前記音楽処理部は、楽曲に関する処理と当該処理に応じた制御データの生成とを実行し、前記受信処理部は、音楽処理部から前記制御データをアプリケーション間通信により受信し、前記表示制御部は、前記楽曲の楽譜を表示装置に表示させ、前記受信処理部が受信した制御データに応じて当該表示を制御する。
本発明の好適な態様に係る楽譜処理プログラムは、受信処理部および表示制御部としてコンピュータを機能させる楽譜処理プログラムであって、前記受信処理部は、前記楽譜処理プログラムとは別個の音楽処理プログラムにより実現されて楽曲に関する処理を実行する音楽処理部から、当該楽曲の表示に関する制御データをアプリケーション間通信により受信し、前記表示制御部は、前記楽曲の楽譜を表示装置に表示させ、前記受信処理部が受信した制御データに応じて当該表示を制御する。
本発明の好適な態様に係る楽譜処理方法は、楽譜処理プログラムにより受信処理と表示制御処理とを実行し、前記受信処理では、前記楽譜処理プログラムとは別個の音楽処理プログラムにより実現されて楽曲に関する処理を実行する音楽処理部から、当該楽曲の表示に関する制御データをアプリケーション間通信により受信し、前記表示制御処理では、前記楽曲の楽譜を表示装置に表示させ、前記受信処理で受信した制御データに応じて当該表示を制御する。
第1実施形態における情報処理システムの構成図である。 情報処理システムの機能に着目した構成図である。 表示装置に表示される画像の模式図である。 楽譜処理部および音楽処理部の動作の説明図である。 第2実施形態において表示装置に表示される画像の模式図である。 第2実施形態における楽譜処理部および音楽処理部の動作の説明図である。 変形例の構成図である。 変形例における情報処理システムの機能に着目した構成図である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報処理システム100の構成図である。第1実施形態の情報処理システム100は、特定の楽曲(以下「対象楽曲」という)について楽譜の表示と所定の情報処理(音楽処理)とを実行するコンピュータシステムである。図1に例示される通り、情報処理システム100は、制御装置11と記憶装置12と通信装置13と表示装置14と操作装置15と放音装置16とを具備する。例えば携帯電話機およびスマートフォン等の可搬型の端末装置またはパーソナルコンピュータ等の情報処理装置が情報処理システム100として利用され得る。なお、情報処理システム100は、単体の装置として実現されるほか、相互に別体で構成された複数の装置の集合でも実現される。
制御装置11は、情報処理システム100を構成する各要素を統括的に制御するコンピュータであり、例えばCPU(Central Processing Unit)等の処理回路を含んで構成される。通信装置13は、外部装置と通信する。例えば、移動体通信網を利用した移動体通信またはWiFi(登録商標)等の近距離無線通信を実行する通信機器が通信装置13として利用される。なお、通信装置13による通信は有線通信および無線通信の何れでもよい。
表示装置14(例えば液晶表示パネル)は、制御装置11から指示された画像を表示する。例えば対象楽曲の楽譜が表示装置14に表示される。操作装置15は、利用者からの操作を受付ける入力機器である。具体的には、表示装置14の表示面に対する利用者の接触を検知するタッチパネルが操作装置15として好適である。放音装置16(例えばスピーカやヘッドホン)は、制御装置11から指示された音を再生する。
記憶装置12は、制御装置11が実行するプログラムと制御装置11が使用する各種のデータとを記憶する。例えば半導体記録媒体および磁気記録媒体等の公知の記録媒体、または複数種の記録媒体の組合せが、記憶装置12として任意に採用され得る。なお、情報処理システム100とは別体で記憶装置12(例えばクラウドストレージ)を用意し、移動体通信網またはインターネット等の通信網を介して制御装置11が記憶装置12に対する読出および書込を実行することも可能である。すなわち、記憶装置12は情報処理システム100から省略され得る。図1に例示される通り、第1実施形態の記憶装置12は、楽譜データDと楽譜処理プログラムPaと音楽処理プログラムPbとを記憶する。
楽譜データDは、対象楽曲の楽譜を表すデータである。例えばラスタ形式またはベクタ形式の画像として楽譜を表す画像ファイル(例えばビットマップファイルやPDFファイル)が楽譜データDとして好適である。なお、音楽記号等の楽譜の要素が論理的な情報として記述されたファイル(例えばMusicXML形式のファイル)を楽譜データDとして利用することも可能である。例えばウェブサーバ等の配信装置(図示略)から配信された楽譜データDが通信装置13により受信されたうえで記憶装置12に記憶される。なお、対象楽曲の1個の楽譜データDのみが図1では便宜的に図示されている。実際には、相異なる楽曲に対応する複数の楽譜データDが記憶装置12に記憶され、利用者が操作装置15に対する操作で対象楽曲を選択する。
楽譜処理プログラムPaおよび音楽処理プログラムPbの各々は、対象楽曲に関する処理のためのソフトウェア(アプリケーションプログラム)である。具体的には、楽譜処理プログラムPaは、対象楽曲の楽譜を表示装置14に表示させるためのソフトウェアであり、音楽処理プログラムPbは、対象楽曲の楽譜の表示に並行して実行される所定の音楽処理のためのソフトウェアである。音楽処理としては、例えば、周期的な発音により利用者に拍点を通知する拍点報知処理(メトロノーム)、または、利用者による対象楽曲の演奏(歌唱を含む)の巧拙を評価する演奏評価処理が例示され得る。
楽譜処理プログラムPaと音楽処理プログラムPbとは相互に別個のプログラムである。具体的には、楽譜処理プログラムPaと音楽処理プログラムPbとは、両者を包含する単体のソフトウェアとして提供されるのではなく、相互に独立のソフトウェアとして、例えば相異なる時点で個別に提供されて記憶装置12に記憶される。すなわち、楽譜処理プログラムPaおよび音楽処理プログラムPbは、各々が独立に実行され得る(すなわち一方が他方の存在を前提とせずに実行され得る)と表現することも可能である。なお、楽譜処理プログラムPaおよび音楽処理プログラムPbの各々は、例えばウェブサーバ等の配信装置(図示略)から配信され、通信装置13により受信されたうえで記憶装置12に記憶される。また、例えば半導体記録媒体または光ディスク等の可搬型の記録媒体に記憶された楽譜処理プログラムPaまたは音楽処理プログラムPbを記憶装置12に転送することも可能である。
図2は、情報処理システム100の機能に着目した構成図である。図2に例示される通り、制御装置11が楽譜処理プログラムPaを実行することで楽譜処理部20(楽譜処理システムの例示)が実現され、制御装置11が音楽処理プログラムPbを実行することで音楽処理部30が実現される。楽譜処理部20および音楽処理部30は、制御装置11がプログラムを実行することで実現される機能体である。具体的には、楽譜処理部20は、対象楽曲の楽譜を表示装置14に表示させ、音楽処理部30は、楽譜の表示に並行して所定の音楽処理を実行する。なお、制御装置11の一部の機能を専用の電子回路が実現することも可能である。楽譜処理プログラムPaと音楽処理プログラムPbとを制御装置11が並列に実行することで楽譜処理部20と音楽処理部30との双方が構成される。
楽譜処理部20と音楽処理部30とは、相互間で通信が可能である。具体的には、楽譜処理部20と音楽処理部30とは、例えば共有メモリを利用したアプリケーション間通信(プロセス間通信)によりデータを授受することで相互に連携する。楽譜処理部20と音楽処理部30との間の通信は、例えばMIDI(Musical Instrument Digital Interface)またはOpen Sound Control(OSC)等の通信プロトコルに準拠した通信である。以上の説明から理解される通り、楽譜の表示に関する機能(楽譜処理部20)と音楽処理の機能(音楽処理部30)とが、アプリケーション間通信を介して相互に分離される、とも換言され得る。
図2に例示される通り、楽譜処理部20は、表示制御部22と生成処理部24と通信制御部26とを含んで構成される。表示制御部22は、表示装置14に各種の画像を表示させる。図3は、表示制御部22が表示装置14に表示させる画像Gの模式図である。図3に例示される通り、表示装置14に表示される画像Gは、楽譜画像Gaと機能画像Gbとを包含する。楽譜画像Gaは、記憶装置12に記憶された楽譜データDが表す対象楽曲の楽譜の画像である。機能画像Gbは、音楽処理部30が実行する音楽処理に関する画像である。第1実施形態の機能画像Gbは、音楽処理部30が実行する音楽処理に関する各種の指示のために利用者が操作する図形(すなわちアイコン)である。図3に例示される通り、楽譜画像Gaに重ねて機能画像Gbが表示される。
利用者は、対象楽曲の楽譜画像Gaが表示装置14に表示された状態で、操作装置15を利用して機能画像Gbを適宜に操作することが可能である。図2の生成処理部24は、機能画像Gbに対する利用者からの操作に応じた制御データQaを生成する。制御データQaは、機能画像Gbに対する操作の発生と内容とを音楽処理部30に通知するためのメッセージ(例えばcallbackメッセージ)である。
通信制御部26は、音楽処理部30との間で通信(具体的には前述のアプリケーション間通信)を実行する。図2に例示される通り、第1実施形態の通信制御部26は、送信処理部262と受信処理部264とを含んで構成される。送信処理部262は、生成処理部24が生成した制御データQaを音楽処理部30に送信する。他方、受信処理部264は、音楽処理部30による音楽処理の結果に応じた制御データQbを音楽処理部30から受信する。表示制御部22は、受信処理部264が音楽処理部30から受信した制御データQbに応じて表示装置14による画像の表示を制御する。具体的には、表示装置14に表示された画像G(例えば機能画像Gb)を制御データQbに応じて変更する。
図2に例示される通り、音楽処理部30は、機能制御部32と生成処理部34と通信制御部36とを含んで構成される。通信制御部36は、楽譜処理部20との間で通信(具体的には前述のアプリケーション間通信)を実行する。第1実施形態の通信制御部36は、送信処理部362と受信処理部364とを含んで構成される。送信処理部362は、楽譜処理部20に制御データQbを送信する。受信処理部364は、楽譜処理部20から制御データQaを受信する。
機能制御部32は、音楽処理を実行する。第1実施形態の機能制御部32は、受信処理部364が楽譜処理部20から受信した制御データQaに応じて音楽処理を制御する。具体的には、機能制御部32は、音楽処理に適用される制御変数(パラメータ)の数値を制御データQaに応じて設定または変更する。生成処理部34は、機能制御部32による音楽処理の結果に応じた制御データQbを生成する。制御データQbは、例えば、表示装置14に表示された画像Gの変更(例えば機能画像Gbの配置や変更)を楽譜処理部20に指示するためのメッセージである。送信処理部362は、生成処理部34が生成した制御データQbを楽譜処理部20に送信する。
図4を参照して、第1実施形態における情報処理システム100の具体的な動作を説明する。なお、図4の説明では、対象楽曲の各拍点を利用者に報知するための音(以下「拍点音」という)を周期的に再生する拍点報知処理(メトロノーム)を、音楽処理プログラムPbにより実現される音楽処理として例示する。楽譜処理プログラムPaおよび音楽処理プログラムPbの起動が指示された場合に図4の処理が開始される。
まず、音楽処理部30において、対象楽曲の指定を含む制御データQb1を生成処理部34が生成し、送信処理部362が当該制御データQb1を楽譜処理部20に送信する(Sa1)。楽譜処理部20の表示制御部22は、受信処理部264が音楽処理部30から受信した制御データQb1に応じて対象楽曲の楽譜画像Gaを表示装置14に表示させる(Sa2)。具体的には、表示制御部22は、制御データQb1で指定された対象楽曲の楽譜データDを記憶装置12から取得し、楽譜データDが示す楽譜画像Gaを表示装置14に表示させる。
また、音楽処理部30において、機能画像Gbの表示を指示する制御データQb2を生成処理部34が生成し、送信処理部362が当該制御データQb2を楽譜処理部20に送信する(Sa3)。楽譜処理部20の表示制御部22は、受信処理部264が音楽処理部30から受信した制御データQb2に応じて機能画像Gbを表示装置14に表示させる(Sa4)。具体的には、表示制御部22は、図3に例示した通り、メトロノームを模式的に表現した機能画像Gbを楽譜画像Gaに重ねて表示する。
図3に拡大した通り、第1実施形態の機能画像Gbは、周期的に揺動する振り子を表現した指示画像Gb1と、演奏速度(テンポ)の数値を示す速度画像Gb2と、演奏速度の指定を受付ける操作画像Gb3とを含んで構成される。機能画像Gbの表示が開始された直後の段階では、速度画像Gb2が示す演奏速度は所定の初期値に設定される。利用者は、操作装置15を利用して操作画像Gb3を操作することで所望の演奏速度を指定することが可能である。利用者が操作画像Gb3を操作すると、生成処理部24は、操作画像Gb3に対する操作内容を示す制御データQa1を生成し、送信処理部262は当該制御データQa1を音楽処理部30に送信する(Sa5)。
音楽処理部30は、受信処理部364が楽譜処理部20から受信した制御データQa1に応じて変更後の演奏速度(以下「更新値」という)を設定する(Sa6)。生成処理部34は、音楽処理部30が設定した更新値の指定を含む制御データQb3を生成し、送信処理部362は、生成処理部34が生成した制御データQbを楽譜処理部20に送信する(Sa7)。制御データQb3は、演奏速度の更新の指示である。楽譜処理部20の表示制御部22は、受信処理部264が音楽処理部30から受信した制御データQb3に応じて機能画像Gbを更新する(Sa8)。具体的には、表示制御部22は、機能画像Gb内の速度画像Gb2が示す数値を、制御データQb3で指定された更新値に変更する。
以上の手順で所望の演奏速度を設定すると、利用者は、操作装置15を適宜に操作することで音楽処理の開始を指示することが可能である。音楽処理の開始が指示されると、楽譜処理部20の生成処理部24は、音楽処理の開始を指示する制御データQa2を生成し、送信処理部262は当該制御データQa2を音楽処理部30に送信する(Sa9)。
受信処理部364が制御データQa2を受信すると、音楽処理部30の機能制御部32は、演奏速度に対応した周期(すなわち相前後する拍点間の間隔)が経過するたびに、単位処理Sa10(Sa101,Sa102)を反復的に実行する。1回の単位処理Sa10は、機能制御部32が所定の拍点音を放音装置16に放音させる処理(Sa101)と、機能画像Gbの更新の制御データQb4を楽譜処理部20に送信する処理(Sa102)とを包含する。制御データQb4は、生成処理部34により生成されて送信処理部362から楽譜処理部20に送信される。制御データQb4は、機能画像Gbの指示画像Gb1を所定量だけ変位させる指示を意味する。
楽譜処理部20の表示制御部22は、受信処理部264が音楽処理部30から受信した制御データQb4に応じて機能画像Gbを更新する(Sa11)。具体的には、表示制御部22は、指示画像Gb1を所定量(具体的には角度)だけ変位させる。音楽処理部30による単位処理Sa10と楽譜処理部20による機能画像Gbの更新(Sa11)とが順次に反復されることで、演奏速度に対応した周期で発生する拍点に同期して指示画像Gb1が揺動するとともに、拍点毎に拍点音が放音装置16から放音される。すなわち、機械式のメトロノームの動作が表示装置14による表示(すなわちアニメーション表示)と放音装置16による放音とで模擬される。利用者は、拍点音の聴取と機能画像Gbの視認とにより対象楽曲の拍点を随時に把握しながら、楽譜画像Gaを参照して対象楽曲を演奏する。
以上に説明した通り、第1実施形態では、楽譜処理プログラムPaで実現される受信処理部264が、楽譜処理プログラムPaとは別個の音楽処理プログラムPbで実現される音楽処理部30から、アプリケーション間通信により制御データQbを受信する。そして、表示制御部22は、受信処理部264が受信した制御データQbに応じて表示を制御する。以上の構成によれば、楽譜処理部20と音楽処理部30とが単体のプログラムにより実現される構成と比較して、相異なる音楽処理プログラムPbで実現される複数種の音楽処理について、楽譜画像Gaの表示には共通の楽譜処理プログラムPaおよび楽譜データDを利用できる。したがって、対象楽曲または楽譜画像Gaに関する機能を簡便に利用することができる。
また、第1実施形態では、楽譜処理プログラムPaにより実現される送信処理部262が、利用者による操作に応じた制御データQaをアプリケーション間通信により音楽処理部30に送信する。したがって、相異なる音楽処理プログラムPbで実現される複数種の音楽処理について、利用者の操作に関する処理には共通の楽譜処理プログラムPaを利用できる。したがって、対象楽曲または楽譜画像Gaに関する機能を簡便に利用できるという効果は格別に顕著である。
なお、楽譜処理プログラムPaおよび音楽処理プログラムPbの一方を他方のプラグインとして提供することも想定され得る。しかし、情報処理システム100が採用するプラットフォーム(例えばOS(Operating System))によっては、仕様的にプラグインの提供が制限される状況があり得る。以上の状況では、第1実施形態の例示の通り、楽譜処理プログラムPaと音楽処理プログラムPbとがアプリケーション間通信により相互に連携する構成が好適である。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下に例示する各形態において作用または機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図5は、第2実施形態の表示制御部22が表示装置14に表示させる画像Gの模式図である。図5に例示される通り、第2実施形態において表示装置14に表示される画像Gは、楽譜画像Gaと複数の機能画像Gbとを包含する。楽譜画像Gaは、第1実施形態と同様に、楽譜データDが表す対象楽曲の楽譜の画像である。他方、第2実施形態の各機能画像Gbは、対象楽曲の音楽情報(例えば演奏記号)を表す画像である。具体的には、強弱記号(フォルテ,ピアノ,クレッシェンド等)、速度記号または修飾記号等の各種の音楽情報が機能画像Gbで表現される。
第2実施形態では、対象楽曲の演奏により演奏音を再生する楽曲演奏処理を、音楽処理プログラムPbにより実現される音楽処理として例示する。楽曲演奏処理には、対象楽曲の楽曲データが使用される。楽曲データは、対象楽曲の演奏内容(例えば複数の音符の時系列)を示す時系列データであり、例えば記憶装置12に事前に記憶される。なお、楽譜処理部20と音楽処理部30とがアプリケーション間通信により制御データQaまたは制御データQbを相互に授受する動作は、第1実施形態と同様である。
図6は、第2実施形態における楽譜処理部20および音楽処理部30の動作の説明図である。第1実施形態と同様の手順(ステップSa1およびステップSa2)により表示装置14に楽譜画像Gaが表示されると、利用者は、操作装置15を適宜に操作することで音楽情報の種類と位置とを指定する。楽譜処理部20の表示制御部22は、利用者が指定した音楽情報の機能画像Gbを利用者が指定した位置に配置する(Sb1)。生成処理部24は、利用者が指定した音楽情報を示す制御データQa1を生成し、送信処理部262は制御データQa1を音楽処理部30に送信する(Sb2)。受信処理部364が制御データQa1を受信すると、音楽処理部30の機能制御部32は、制御データQa1が指定する音楽情報を記憶装置12に記憶する(Sb3)。具体的には、機能制御部32は、制御データQa1が指定する音楽情報を記憶装置12内の楽曲データに付加する。以上の処理が反復されることで、対象楽曲の楽曲データには複数の音楽情報が付加される。
利用者は、操作装置15を操作することで対象楽曲の演奏の開始を指示することが可能である。対象楽曲の演奏の開始が指示されると、生成処理部24は、演奏開始を示す制御データQa2を生成し、送信処理部262は制御データQa2を音楽処理部30に送信する(Sb4)。受信処理部364が制御データQa2を受信すると、音楽処理部30の機能制御部32は、記憶装置12に記憶された楽曲データを利用して対象楽曲の演奏を開始する(Sb5)。具体的には、機能制御部32は、楽曲データが指定する複数の音符列を音楽情報が指定する特性(例えば強弱や速度)で演奏した演奏音を表す音響信号を生成し、音響信号を放音装置16に供給することで対象楽曲の演奏音を再生する。
以上に説明した対象楽曲の演奏が進行することで、対象楽曲内の演奏位置は経時的に後方に移動する。対象楽曲のうち音楽情報が付加された時点に演奏位置が近付くと、生成処理部34は、当該音楽情報に対応する機能画像Gbについて表示態様の変更を指示する制御データQb1を生成し、送信処理部362は制御データQb1を楽譜処理部20に送信する(Sb6)。受信処理部264が制御データQb1を受信すると、楽譜処理部20の表示制御部22は、楽譜画像Gaのうち現在の演奏位置の近傍に配置された機能画像Gbの表示態様を制御データQb1に応じて変更する(Sb7)。例えば、演奏位置の近傍の機能画像Gbが強調表示される。以上の説明から理解される通り、音楽処理部30による対象楽曲の演奏に連動して、楽譜画像Gaに配置された複数の機能画像Gbの各々が時系列の順番に強調表示される。したがって、利用者は、楽譜画像Gaおよび機能画像Gbを視認しながら、放音装置16が再生する対象楽曲の演奏音を聴取することが可能である。第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。
なお、以上の説明では、演奏位置の近傍の機能画像Gbについて表示態様を変更したが、操作装置15に対する操作で利用者が選択した機能画像Gbについて表示態様を変更することも可能である。また、例えば対象楽曲内で利用者が現に演奏している位置(演奏位置)を音楽処理部30が推定し、推定された演奏位置の近傍の機能画像Gbについて表示態様を変更することも可能である。
<第3実施形態>
第3実施形態の情報処理システム100の記憶装置12は、第1実施形態または第2実施形態と同様の楽譜処理プログラムPaと、相異なる種類の音楽処理に対応した複数の音楽処理プログラムPbとを記憶する。例えば、拍点報知処理を実行する第1実施形態の音楽処理プログラムPbと、楽曲演奏処理を実行する第2実施形態の音楽処理プログラムPbとが記憶装置12に記憶される。
第3実施形態の制御装置11は、記憶装置12に記憶された複数の音楽処理プログラムPbのうち、操作装置15に対する操作で利用者が選択した音楽処理プログラムPbを楽譜処理プログラムPaとともに実行する。楽譜処理プログラムPaと音楽処理プログラムPbとの連携(具体的には楽譜処理部20と音楽処理部30とのアプリケーション間通信)については第1実施形態または第2実施形態と同様である。例えば、楽譜処理部20の受信処理部264は、相異なる音楽処理プログラムPbにより実現される複数の音楽処理部30の各々から、対象楽曲の表示に関する制御データQbをアプリケーション間通信により受信する。第3実施形態では、複数の音楽処理プログラムPbが共通の楽譜処理プログラムPaと連携し、複数の音楽処理プログラムPbについて1個の楽譜データDが共用される。
第3実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。また、第3実施形態では、相異なる音楽処理プログラムPbで実現される複数の音楽処理部30の各々から、楽譜処理部20の受信処理部264がアプリケーション間通信により制御データQbを受信する。したがって、複数の音楽処理プログラムPbについて楽譜処理プログラムPaおよび楽譜データDを共用できるという利点がある。
各音楽処理プログラムPbの開発者は、楽譜画像Gaの表示に係る楽譜処理プログラムPaを独自に開発したり楽譜データDを独自に調達したりする必要がない。また、楽譜データDの作成者は、楽譜処理プログラムPaでの利用さえ許諾すれば、個々の音楽処理プログラムPbの開発者に楽譜データDの利用を許諾する必要がない。したがって、音楽処理プログラムPbの開発者または楽譜データDの作成者の負荷が軽減されるという利点がある。
<変形例>
以上に例示した各態様は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2個以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
(1)図7に例示される通り、複数の情報処理システム100がインターネット等の通信網300を介して管理装置200と通信する構成も好適である。例えば、複数の情報処理システム100の各々における楽譜処理部20は、第2実施形態で例示した音楽情報が付加された楽譜データDを通信装置13から管理装置200に送信する。管理装置200は、各情報処理システム100との間で通信可能なサーバ装置であり、複数の情報処理システム100から送信された楽譜データDを集約する。管理装置200は、複数の楽譜データDを集計することで音楽情報の付加の傾向(楽曲内の何れの位置に何れの種類の音楽情報が付加される傾向があるか)を特定する。また、管理装置200は、同様の傾向で音楽情報が付加された楽譜データDを送信してきた複数の情報処理システム100の利用者を相互に紹介する。また、例えば年齢,居住地,年代等の属性情報が近い利用者同士を相互に紹介する構成、または、共通の楽曲の楽譜データDを送信してきた利用者同士を相互に紹介する構成も採用され得る。
(2)前述の各形態では、楽譜処理部20と音楽処理部30とを1個の情報処理システム100が実現する構成を例示したが、楽譜処理部20と音楽処理部30とを別個の装置により実現することも可能である。例えば、図8に例示される情報処理システム100は、相互に別体で構成された第1システム100aと第2システム100bとを含んで構成される。第1システム100aの制御装置(図示略)が楽譜処理プログラムPaを実行することで楽譜処理部20が実現され、第2システム100bの制御装置(図示略)が音楽処理プログラムPbを実行することで音楽処理部30が実現される。楽譜処理部20と音楽処理部30とがアプリケーション間通信により制御データQaまたは制御データQbを相互に授受する動作は、前述の各形態と同様である。
(3)第1実施形態では拍点報知処理を音楽処理として例示し、第2実施形態では楽曲演奏処理を音楽処理として例示したが、音楽処理プログラムPbにより実現される音楽処理の内容は以上の例示に限定されない。例えば、対象楽曲内で利用者が現に演奏している位置(演奏位置)を推定する処理が音楽処理の他例として好適である。表示制御部22は、楽譜画像Gaのうち音楽処理部30が推定した演奏位置を示す画像を楽譜画像Gaに重ねて表示装置14に表示させる。
(4)第2実施形態では、音楽情報が付加された楽譜データDを記憶装置12に記憶する構成を例示したが、楽譜データDが示す楽譜画像Gaと音楽情報を示す機能画像Gbとを含む画像Gを印刷装置により印刷することも可能である。
(5)以上に例示した形態から、例えば以下の態様が把握される。
<態様1>
本発明の好適な態様(態様1)に係る楽譜処理システムは、楽譜処理プログラムにより実現される受信処理部および表示制御部を具備し、前記受信処理部は、前記楽譜処理プログラムとは別個の音楽処理プログラムにより実現されて楽曲に関する処理を実行する音楽処理部から、当該楽曲の表示に関する制御データをアプリケーション間通信により受信し、前記表示制御部は、前記楽曲の楽譜を表示装置に表示させ、前記受信処理部が受信した制御データに応じて当該表示を制御する。以上の態様によれば、相異なる音楽処理プログラムで実現される複数種の音楽処理について、楽譜の表示には共通の楽譜処理プログラムが利用される。したがって、楽曲に関する処理を簡便に利用することができる。
<態様2>
態様1の好適例(態様2)に係る楽譜処理システムは、前記楽譜処理プログラムにより実現され、利用者による操作に応じた制御データをアプリケーション間通信により前記音楽処理部に送信する送信処理部を具備する。以上の態様では、利用者の操作に関する処理についても共通の楽譜処理プログラムを利用できる。したがって、楽曲に関する機能を簡便に利用できるという効果は格別に顕著である。
<態様3>
態様1または態様2の好適例(態様3)において、前記受信処理部は、相異なる音楽処理プログラムにより実現される複数の音楽処理部の各々から、前記楽曲の表示に関する制御データをアプリケーション間通信により受信可能である。以上の態様によれば、複数の音楽処理プログラムについて楽譜処理プログラムを共用できるという利点がある。
<態様4>
本発明の好適な態様(態様4)に係る情報処理システムは、楽譜処理プログラムにより実現される受信処理部および表示制御部と、前記楽譜処理プログラムとは別個の音楽処理プログラムにより実現される音楽処理部とを具備し、前記音楽処理部は、楽曲に関する処理と当該処理に応じた制御データの生成とを実行し、前記受信処理部は、音楽処理部から前記制御データをアプリケーション間通信により受信し、前記表示制御部は、前記楽曲の楽譜を表示装置に表示させ、前記受信処理部が受信した制御データに応じて当該表示を制御する。
<態様5>
本発明の好適な態様(態様5)に係る楽譜処理プログラムは、受信処理部および表示制御部としてコンピュータを機能させる楽譜処理プログラムであって、前記受信処理部は、前記楽譜処理プログラムとは別個の音楽処理プログラムにより実現されて楽曲に関する処理を実行する音楽処理部から、当該楽曲の表示に関する制御データをアプリケーション間通信により受信し、前記表示制御部は、前記楽曲の楽譜を表示装置に表示させ、前記受信処理部が受信した制御データに応じて当該表示を制御する。
なお、以上に例示した楽譜処理プログラムは、コンピュータが読取可能な記録媒体に格納された形態で提供されてコンピュータにインストールされ得る。記録媒体は、例えば非一過性(non-transitory)の記録媒体であり、CD-ROM等の光学式記録媒体(光ディスク)が好例であるが、半導体記録媒体または磁気記録媒体等の公知の任意の形式の記録媒体を包含し得る。なお、非一過性の記録媒体とは、一過性の伝搬信号(transitory, propagating signal)を除く任意の記録媒体を含み、揮発性の記録媒体を除外するものではない。また、通信網を介した配信の形態でプログラムをコンピュータに提供することも可能である。
<態様6>
本発明の好適な態様(態様6)に係る楽譜処理方法は、楽譜処理プログラムにより受信処理と表示制御処理とを実行し、前記受信処理では、前記楽譜処理プログラムとは別個の音楽処理プログラムにより実現されて楽曲に関する処理を実行する音楽処理部から、当該楽曲の表示に関する制御データをアプリケーション間通信により受信し、前記表示制御処理では、前記楽曲の楽譜を表示装置に表示させ、前記受信処理で受信した制御データに応じて当該表示を制御する。
100……情報処理システム、100a…第1システム、100b…第2システム、200…管理装置、300…通信網、11…制御装置、12…記憶装置、13…通信装置、14…表示装置、15…操作装置、16…放音装置、20…楽譜処理部、22…表示制御部、24…生成処理部、26…通信制御部、262…送信処理部、264…受信処理部、30…音楽処理部、32…機能制御部、34…生成処理部、36…通信制御部、362…送信処理部、364…受信処理部。

Claims (11)

  1. 楽譜処理プログラムにより実現される受信処理部および表示制御部を具備し、
    前記表示制御部は、楽曲の楽譜と、前記楽曲の音楽処理に関する機能画像とを表示装置に表示させ、
    前記受信処理部は、前記楽譜処理プログラムとは別個の音楽処理プログラムにより実現されて前記音楽処理を実行する音楽処理部から、前記音楽処理に応じて前記機能画像の更新を指示する制御データ受信し、
    前記表示制御部は前記受信処理部が受信した制御データに応じて前記機能画像を更新する
    楽譜処理システム。
  2. 前記機能画像は、前記楽曲の拍点を指示する画像であり、
    前記音楽処理は、放音装置に周期的に拍点音を放音させる拍点報知処理を含み、
    前記制御データは、前記拍点に同期して前記機能画像が変化するように当該機能画像の更新を指示する
    請求項1の楽譜処理システム。
  3. 前記拍点報知処理は、利用者から指示された演奏速度に応じた周期で前記放音装置に前記拍点音を放音させる処理である
    請求項2の楽譜処理システム。
  4. 前記機能画像は、前記楽曲の音楽情報を表す画像であり、
    前記音楽処理は、前記楽曲の演奏音を再生する楽曲演奏処理を含み、
    前記制御データは、前記再生の進行に応じて前記機能画像の表示態様の更新を指示する
    請求項1の楽譜処理システム。
  5. 前記受信処理部は、前記楽曲内の演奏位置が前記機能画像に近付いた場合に、当該機能画像の更新を指示する前記制御データを受信する
    請求項4の楽譜処理システム。
  6. 楽譜処理プログラムにより受信処理と表示制御処理とを実行し、
    前記表示制御処理においては、楽曲の楽譜と、前記楽曲の音楽処理に関する機能画像とを表示装置に表示させ、
    前記受信処理においては、前記楽譜処理プログラムとは別個の音楽処理プログラムにより実現されて前記音楽処理を実行する音楽処理部から、前記音楽処理に応じて前記機能画像の更新を指示する制御データ受信し、
    前記表示制御処理においては、前記受信処理により受信した制御データに応じて前記機能画像を更新する
    楽譜処理方法。
  7. 前記機能画像は、前記楽曲の拍点を指示する画像であり、
    前記音楽処理は、放音装置に周期的に拍点音を放音させる拍点報知処理を含み、
    前記制御データは、前記拍点に同期して前記機能画像が変化するように当該機能画像の更新を指示する
    請求項6の楽譜処理方法。
  8. 前記拍点報知処理は、利用者から指示された演奏速度に応じた周期で前記放音装置に前記拍点音を放音させる処理である
    請求項7の楽譜処理方法。
  9. 前記機能画像は、前記楽曲の音楽情報を表す画像であり、
    前記音楽処理は、前記楽曲の演奏音を再生する楽曲演奏処理を含み、
    前記制御データは、前記再生の進行に応じて前記機能画像の表示態様の更新を指示する
    請求項6の楽譜処理方法。
  10. 前記受信処理においては、前記楽曲内の演奏位置が前記機能画像に近付いた場合に、当該機能画像の更新を指示する前記制御データを受信する
    請求項9の楽譜処理方法。
  11. 受信処理部および表示制御部としてコンピュータを機能させる楽譜処理プログラムであって、
    前記表示制御部は、楽曲の楽譜と、前記楽曲の音楽処理に関する機能画像とを表示装置に表示させ、
    前記受信処理部は、当該楽譜処理プログラムとは別個の音楽処理プログラムにより実現されて前記音楽処理を実行する音楽処理部から、前記音楽処理に応じて前記機能画像の更新を指示する制御データ受信し、
    前記表示制御部は前記受信処理部が受信した制御データに応じて前記機能画像を更新する
    楽譜処理プログラム。
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