JP6897073B2 - 地域施策評価方法及び地域施策評価システム - Google Patents

地域施策評価方法及び地域施策評価システム Download PDF

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Description

本発明は、地域施策評価方法及び地域施策評価システムに関する。
従来では、オープンデータによる地域特性の発見を目的とした地域評価ツールが知られている。この地域評価ツールでは、オープンデータを用いて全国の地域特性を市町村単位で比較することが可能であり、自治体の職員や都市開発を担う企業等に対し、自治体の特性や自治体における課題等の情報を提供している。
特開2002−288391号公報 特開2002−334185号公報 特開2007−328532号公報
ところで、多くの自治体は、国の指針等に基づき、様々な事柄について、施策を行っている。しかしながら、上述した地域評価ツールでは、自治体で行われている施策については考慮されておらず、自治体毎の評価に関する情報は提供できても、評価項目毎に取り組まれている施策に関する情報は提供できない。
このため、従来では、自治体において、評価対象とされる事柄に対する取り組みについての情報を得ようとした場合、各自治体のホームページにアクセスする等して、膨大な情報の中から目指す情報を辿って行かねばならず、多くの時間と手間を要していた。
本発明は、自治体の評価項目と、評価項目に対する取り組みに関する情報とを対応付けることが可能な地域施策評価方法及び地域施策評価システムを提供することを目的としている。
1つの態様では、自治体の地域特性を評価した評価情報が自治体毎に格納された地域評価装置と、前記地域評価装置と通信を行う地域施策評価装置と、を有する地域施策評価システムによる地域施策評価方法であって、前記地域施策評価装置が、指定された自治体と対応する評価情報を前記地域評価装置から取得し、前記評価情報において指定された評価項目と、施策とを含む検索キーワードを前記自治体のサーバに送信し、前記自治体のサーバから、検索キーワードに関連づけられた施策情報を取得し、前記評価項目と前記施策情報とを対応付けて出力する。

上記各手順は、上記各手順を実現する機能部、上記各手順としてコンピュータにより実行させる方法、プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とすることもできる。
1つの側面として、自治体の評価項目と、評価項目に対する取り組みに関する情報とを対応付けることができる。
第一の実施形態の地域施策評価システムの一例を示す図である。 第一の実施形態の地域施策評価装置のハードウェア構成を説明する図である。 第一の実施形態の地域施策評価装置の機能を説明する図である。 第一の実施形態の地域施策評価装置の処理を説明する図である。 第一の実施形態における自治体の評価項目の入力画面の一例を示す図である。 施策データベースの一例を示す図である。 費用対効果データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の地域施策評価装置による表示例を示す図である。 第二の実施形態の地域施策評価装置の機能を説明する図である。 第二の実施形態の地域施策評価装置の処理を説明する図である。 第二の実施形態における評価項目の抽出を説明する図である。 第三の実施形態の地域施策評価システムの一例を示す図である。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の地域施策評価システムの一例を示す図である。
本実施形態の地域施策評価システム100は、地域施策評価装置200と、地域評価装置300とを有し、地域施策評価装置200と地域評価装置300とは、ネットワークNを介して接続される。
本実施形態の地域施策評価装置200は、地域施策評価処理部210と、施策データベース220と、費用対効果データベース230と、を有する。
本実施形態の地域施策評価処理部210は、自治体毎に地域評価装置300において評価対象とされた評価項目と、評価項目に対する取り組みに関する情報と、を対応付けて、地域施策評価装置200の利用者に提示する。以下の説明では、自治体による評価項目に対する取り組みを、施策と呼び、評価項目に対する取り組みに関する情報を施策情報と呼ぶ。
本実施形態の地域評価装置300は、地域評価処理部310と、地域評価データベース320と、を有する。地域評価処理部310は、例えば、オープンデータによる地域特性の発見を目的とした地域評価ツール等により実現される。地域評価処理部310は、自治体毎の地域特性を評価した結果を、自治体毎の評価情報として地域評価データベース320へ格納する。この評価情報は、例えば、予め決められた評価項目と、評価項目毎の評価値とが対応付けられた情報である。
本実施形態の地域施策評価システム100において、地域施策評価装置200の地域施策評価処理部210は、自治体が指定されると、地域評価装置300に対し、指定された自治体の評価情報の表示要求を行う。
地域評価装置300は、この表示要求を受け付けると、地域評価データベース320を参照し、指定された自治体の評価情報を地域施策評価装置200へ送信する。
地域施策評価処理部210は、指定された自治体の評価情報を受信すると、この評価情報を表示させる。そして、地域施策評価処理部210は、自治体の評価情報において、評価項目の指定を受け付けると、指定された自治体が保有する自治体サーバ400に対し、指定された評価項目に対する施策情報の取得要求を送信する。
自治体サーバ400は、この取得要求を受け付けると、自治体が保有する自治体データベース410を、指定された評価項目で検索し、指定された評価項目に対する施策情報を抽出して地域施策評価装置200へ送信する。
尚、自治体サーバ400とは、例えば市町村等の自治体毎に有しているサーバであり、自治体データベース410は、自治体毎のオープンデータが格納されたデータベースである。
地域施策評価装置200は、自治体サーバ400から施策情報を受信すると、指定された評価項目と、施策情報とを対応付けて表示させる。また、地域施策評価装置200は、取得した施策情報を、指定された評価項目と対応付けて、施策データベース220へ格納する。施策データベース220の詳細は後述する。
さらに、本実施形態の地域施策評価装置200は、施策情報から、施策毎の予算に関連する予算情報を抽出し、施策毎の費用対効果を示す費用対効果情報を生成し、費用対効果データベース230に格納する。費用対効果データベース230の詳細は後述する。
以上のように、本実施形態の地域施策評価装置200は、地域評価装置300から取得した自治体の評価情報において、指定された評価項目と、自治体が有している自治体サーバ400から取得した、評価項目に対する施策情報と、を対応付ける。したがって、本実施形態によれば、利用者は、自治体と、自治体の評価情報に含まれる評価項目と、を指定するだけで、この自治体の評価項目と、評価項目に対する施策情報を得ることができる。
以下に、本実施形態の地域施策評価装置200について説明する。図2は、第一の実施形態の地域施策評価装置のハードウェア構成を説明する図である。
本実施形態の地域施策評価装置200は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置21、出力装置22、ドライブ装置23、補助記憶装置24、メモリ装置25、演算処理装置26及びインターフェース装置27を含む。
入力装置21は、各種の情報を入力するためのものであり、例えばキーボードやマウス等で実現される。出力装置22は、各種の情報を出力するためのものであり、例えばディスプレイ等により実現される。インターフェース装置27は、モデム、LANカード等を含み、ネットワークに接続する為に用いられる。
地域施策評価プログラムは、地域施策評価装置200を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。地域施策評価プログラムは例えば記憶媒体28の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。地域施策評価プログラムを記録した記憶媒体28は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記憶媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記憶媒体を用いることができる。
また、地域施策評価プログラムは、地域施策評価プログラムを記録した記憶媒体28がドライブ装置23にセットされると、記憶媒体28からドライブ装置23を介して補助記憶装置24にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた地域施策評価プログラムは、インターフェース装置27を介して補助記憶装置24にインストールされる。
補助記憶装置24は、インストールされた地域施策評価プログラムを格納すると共に、必要なファイル、データ等を格納する。メモリ装置25は、コンピュータの起動時に補助記憶装置24から地域施策評価プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置26はメモリ装置25に格納された地域施策評価プログラムに従って、後述するような各種処理を実現している。
尚、本実施形態の地域評価装置300のハードウェア構成は、地域施策評価装置200と同様であるから、説明を省略する。
次に、図3を参照して、本実施形態の地域施策評価装置200の有する地域施策評価処理部210の機能について説明する。
図3は、第一の実施形態の地域施策評価装置の機能を説明する図である。本実施形態の地域施策評価処理部210は、地域施策評価装置200の演算処理装置26が、補助記憶装置24等に格納された地域施策評価プログラムを読み出して実行することで実現される。
本実施形態の地域施策評価処理部210は、入力受付部211、評価情報取得部212、施策情報取得部213、施策成否判定部214、予算情報抽出部215、関数生成部216、格納制御部217、表示制御部218を有する。
本実施形態の入力受付部211は、地域施策評価装置200に対する各種の入力を受け付ける。具体的には、入力受付部211は、自治体の指定や、評価項目の指定を含む入力を受け付ける。
本実施形態の評価情報取得部212は、入力受付部211において、自治体の指定を受け付けると、地域評価装置300へ指定された自治体の評価情報の取得要求を行い、指定された自治体の評価情報を取得する。
本実施形態の施策情報取得部213は、入力受付部211において、評価項目の指定を受け付けると、指定された自治体の自治体サーバ400に対し、指定された評価項目による検索要求を行い、自治体データベース410から、評価項目と対応する施策情報を取得する。具体的には、本実施形態の施策情報取得部213は、検索キーワードとして、「指定された評価項目」と、「施策」とを自治体サーバ400へ送信する。そして、施策情報取得部213は、自治体データベース410を検索した結果、抽出された情報を施策情報として取得する。
ここで、本実施形態において、自治体データベース410から取得される施策情報について説明する。
自治体サーバ400は、市町村等の自治体毎に設けられたサーバであり、自治体データベース410は、自治体毎の情報が格納されている。自治体毎の情報とは、例えば、自治体における暮らしに関する情報、子育てに関する情報、各種の手続きに関する情報、福祉に関する情報、自治体としての政治に関する情報等の様々な情報を含む。
自治体としての政治に関する情報等には、例えば、評価項目に対応した施策や事業に関する情報、施策や事業の実施により発生する効果・成果(アウトカム)を表すアウトカム指標、アウトカム指標の目標達成度、施策や事業に対する予算額と決算額等が含まれる。
自治体データベース410では、これらの様々な情報が、自治体毎の自治体データベース410の設計に応じて格納されている。
本実施形態では、自治体データベース410に格納された情報のうち、「施策」というキーワードと関連付けられた情報を、施策情報として取得しても良い。尚、本実施形態の施策情報に含まれる情報は、自治体毎に異なるものであって良いが、少なくとも、評価項目の名称、アウトカム指標、アウトカム指標の目標達成度、予算額と決算額が含まれることが好ましい。
施策成否判定部214は、施策情報取得部213が取得した施策情報に基づき、施策が成功しているか否かを判定する。具体的には、本実施形態の施策成否判定部214は、施策情報として取得されたアウトカム指標な基づき、施策の成否を判定し、判定結果を示す施策判定情報を施策情報に付与する。
予算情報抽出部215は、施策情報取得部213により取得された施策情報から、施策の予算に関する予算情報を抽出し、この予算情報から、費用対効果情報を生成する。具体的には、予算情報抽出部215は、施策情報から、施策に対する予算額と、決算結果を示す決算額と、を予算情報として抽出し、予算情報を施策とアウトカム指標と対応付けて、費用対効果情報とする。
関数生成部216は、入力受付部211において、施策の選択を受け付けると、「施策」と、「アウトカム指標」を多変量解析した結果の関数を生成する。関数生成部216の処理の詳細は後述する。
格納制御部217は、施策情報取得部213が取得した施策情報を施策判定情報と共に、施策データベース220に格納する。また、格納制御部217は、予算情報抽出部215により抽出された予算情報から生成された費用対効果情報を、費用対効果データベース230に格納する。
表示制御部218は、施策データベース220と費用対効果データベース230に格納された情報や、関数生成部216により生成された関数を表示させる。
以下に、図4を参照して、本実施形態の地域施策評価処理部210の処理について説明する。図4は、第一の実施形態の地域施策評価装置の処理を説明する図である。
本実施形態の地域施策評価装置200の地域施策評価処理部210は、入力受付部211により、自治体の指定を受け付けたか否かを判定する(ステップS401)。ステップS401において、指定を受け付けない場合には、地域施策評価処理部210は、自治体の指定を受け付けるまで待機する。
ステップS401において、自治体の指定を受け付けた場合、地域施策評価処理部210は、評価情報取得部212により、地域評価装置300に対して指定された自治体の評価情報の取得要求を行う。そして、評価情報取得部212は、地域評価装置300から、地域評価データベース320に格納された評価情報のうち、指定された自治体の評価情報を取得し、表示制御部218により表示させる(ステップS402)。
続いて、地域施策評価処理部210は、入力受付部211により、評価情報に含まれる評価項目の指定を受け付けたか否かを判定する(ステップS403)。ステップS403において、評価項目の指定を受け付けない場合、地域施策評価処理部210は、評価項目の指定を受け付けるまで待機する。尚、このとき、所定時間が経過しても評価項目の指定を受け付けない場合には、地域施策評価処理部210は、処理を終了しても良い。
ステップS403において、評価項目の指定を受け付けると、地域施策評価処理部210は、施策情報取得部213により、指定された自治体の自治体サーバ400に対し、検索キーワードを、「指定された評価項目」と「施策」とした検索要求を行う。具体的には、例えば、指定された評価項目が「子育て支援」であった場合、施策情報取得部213は、検索キーワードを「子育て支援 施策」とした検索要求を自治体サーバ400へ行う(ステップS404)。
続いて、施策情報取得部213は、自治体サーバ400における、検索要求に応じた検索により、自治体データベース410から抽出された施策情報を取得する(ステップS405)。ここで、取得される施策情報は、評価項目と、評価項目に対する自治体の取り組みの内容を示す施策に関する情報とが対応付けられた情報である。
次に、地域施策評価処理部210は、施策成否判定部214により、施策データベース220に格納した施策情報が示す施策の成否を判定し、判定結果に応じた施策判定情報を施策情報に付与する(ステップS406)。
具体的には、本実施形態の施策成否判定部214は、施策情報に含まれるアウトカム指標の目標達成度を参照し、施策の成否を判定する。本実施形態では、例えば、成功と判定するための目標達成度の閾値が予め施策成否判定部214に設定されていても良い。例えば、施策成否判定部214は、目標達成度が70%以上である場合に、この施策を成功と判定しても良い。
次に、地域施策評価処理部210は、予算情報抽出部215により、施策情報から、予算情報を抽出する(ステップS407)。具体的には、予算情報抽出部215は、施策情報に含まれる予算額と決算額を予算情報として抽出する。
次に、格納制御部217は、予算情報から、費用対効果情報を生成し、費用対効果データベース230に格納する(ステップS408)。具体的には、格納制御部217は、予算情報(予算額及び決算額)と、施策と、アウトカム指標とを対応付けた費用対効果情報を生成し、費用対効果データベース230へ格納する。
次に、地域施策評価処理部210は、格納制御部217により、取得した施策情報と、施策判定情報と、を施策データベース220へ格納する(ステップS409)。ここで、施策データベース220に格納される施策情報は、予算情報が抽出された後の、予算情報を含まない施策情報の一部であっても良い。
続いて、地域施策評価処理部210は、表示制御部218により、指定した自治体と評価項目について、施策情報と施策判定情報の一覧を、施策判定情報に基づき決定された表示順に、地域施策評価装置200の出力装置22等に表示させる(ステップS410)。
具体的には、表示制御部218は、施策判定情報の値が「成功」とされた施策情報から順に表示させる。言い換えれば、表示制御部218は、施策が成功したと判定された施策情報から優先的に表示させる。
また、このとき、表示制御部218は、費用対効果データベース230に格納された費用対効果情報の一覧も、施策情報の一覧と共に表示しても良い。
続いて、地域施策評価処理部210は、入力受付部211により、表示された施策情報から、施策の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS411)。ステップS411において、施策の選択を受け付けない場合、地域施策評価処理部210は、施策の選択を受け付けるまで待機する。尚、ステップS411において、所定時間が経過しても施策の選択を受け付けない場合には、地域施策評価処理部210は、処理を終了しても良い。
ステップS411において、施策の選択を受け付けた場合、地域施策評価処理部210は、関数生成部216により、「施策」と、「アウトカム指標」を多変量解析した結果の関数を生成し、施策情報の一覧、費用対効果情報の一覧と共に表示させ(ステップS412)、処理を終了する。
以下に、図5乃至図8を参照して、本実施形態の地域施策評価装置200の処理について、具体的に説明する。
図5は、第一の実施形態における自治体の評価項目の入力画面の一例を示す図である。本実施形態の地域施策評価装置200では、自治体が指定されると、指定された自治体の評価情報が表示される。
図5に示す画面51は、地域施策評価装置200の出力装置(ディスプレイ)22に表示された評価情報の一例を示している。
画面51では、自治体として、「A市」が指定されている。そこで、本実施形態の地域施策評価装置200では、A市の位置を示すための地図50と、A市の評価情報52とを画面51に表示させている。
図5の例では、地図50上に指定された自治体(A市)を示すアイコン53が表示されても良い。また、図5の例では、本実施形態の評価情報52として、複数の評価項目と、評価項目毎の評価値とを示すレーダーチャートが表示されている。本実施形態では、例えば、このレーダーチャート上で、評価項目の指定を受け付けても良い。
例えば、評価情報52において、評価項目の1つである「市民参加」を示すボタン54が選択されたとする。この場合、地域施策評価装置200は、施策情報取得部213により、検索キーワード「市民参加 施策」と、検索要求とを、A市の自治体サーバ400へ送信することになる。
次に、図6を参照して、施策データベース220について説明する。図6は、施策データベースの一例を示す図である。
本実施形態の地域施策評価装置200は、施策情報取得部213が、検索キーワードと検索要求を自治体サーバ400へ送信すると、自治体サーバ400から施策情報61を取得し、施策データベース220へ格納する。
図6に示す施策データベース220において、施策情報61は、情報の項目として、自治体、評価項目、基本施策、施策、指標、目標達成度を有する。施策データベース220において、項目「自治体」と、その他の項目とが対応付けられており、項目「自治体」の値と、その他の項目の値とを含む情報を施策情報と呼ぶ。
項目「自治体」の値は、指定された市町村等の自治体の名称を示す。項目「評価項目」の値は、指定された評価項目の名称を示す。項目「基本施策」の値は、施策の名称を示す。項目「施策」の値は、基本施策に含まれる施策を示す。言い換えれば、項目「施策」の値は、項目「基本施策」の値が示す基本施策を細分化した施策である。
項目「アウトカム指標」の値は、施策の実施により発生する効果・成果を表す指標を示す。項目「目標達成度」の値は、アウトカム指標の目標達成度を示す。
また、施策データベース220では、施策毎の成否の判定結果を示す施策判定情報62が付与されている。施策判定情報62は、情報の項目として、「成否判定」を有する。項目「成否判定」の値は、施策成否判定部214による判定結果を示す。
図6の例では、自治体「A市」が指定され、評価項目「市民参加」が指定された場合の施策情報61と、施策判定情報62とを示している。言い換えれば、図6の例では、「A市」の自治体データベース410を「市民参加 施策」で検索した結果、抽出された施策情報61と、施策毎に成否を判定した結果を示す施策判定情報62とを示している。
この場合、A市の自治体データベース410からは、基本施策「市民参加の促進」、施策「地域活動・市民公益活動の活性化」が抽出されたことがわかる。また、図6では、施策「地域活動・市民公益活動の活性化」のアウトカム指標として、「人口に占める市民活動団体会員数の割合」が抽出され、目標達成度「80%」であり、この施策は、施策成否判定部214による判定結果が「成功」であることがわかる。
さらに、図6では、施策「地域活動・市民公益活動の活性化」のアウトカム指標として、「協働事業の特定契約数」が抽出され、目標達成度「20%」であり、この施策は、施策成否判定部214による判定結果が「遅延」であることがわかる。
このように、本実施形態では、施策データベース220において、指定された自治体の指定された評価項目について、この評価項目と対応する施策に関する施策情報を対応付けることができる。
尚、図6の例では、自治体「A市」が指定された場合に、A市によって設計された自治体データベース410から取得した施策情報を示している。
指定された自治体が、例えばB市であった場合には、B市によって設計された自治体データベース410から施策情報を取得することになる。したがって、その場合には、施策データベース220の施策情報に含まれる項目は、図6の例と異なっていても良い。
次に、図7を参照して、費用対効果データベース230について説明する。図7は、費用対効果データベースの一例を示す図である。
図7の例では、自治体「A市」が指定され、評価項目「市民参加」が指定された場合の施策情報から抽出された予算情報に基づき生成された費用対効果情報を示している。
費用対効果データベース230は、情報の項目として、施策、アウトカム指標、予算額、決算額を有し、項目「施策」と、その他の項目とが対応付けられている。
項目「予算額」の値は、対応する施策に割り当てられた予算額を示す。項目「決算額」の値は、対応する施策における決算額を示す。
図7の例では、施策「地域活動・市民公益活動の活性化」のアウトカム指標「人口に占める市民活動団体会員数の割合」の目標を達成するための予算額が100万円であり、決算額が80万円であることがわかる。
また、図7の例では、施策「地域活動・市民公益活動の活性化」のアウトカム指標「協働事業の特定契約数」の目標を達成するための予算額が100万円であり、決算額が120万円であることがわかる。
このように、本実施形態では、施策と、施策における予算額と決算額とが、費用対効果データベース230において対応付けられる。
次に、図8を参照し、地域施策評価装置200のディスプレイに表示された施策情報と、施策判定情報と、費用対効果情報について説明する。
図8は、第一の実施形態の地域施策評価装置による表示例を示す図である。図8に示す画面81は、自治体「A市」が指定され、評価項目「市民参加」が指定された場合の施策情報と、施策判定情報と、費用対効果情報とが表示された例を示している。
画面81では、施策データベース220に格納された施策情報61と、施策判定情報62と、費用対効果情報の一部である予算情報83とが対応付けられて表示されている。
このとき、画面81では、「成功」と判定された施策判定情報と対応付けられた施策情報から順に、施策情報を表示させる。
画面81の例では、施策「地域活動・市民公益活動の活性化」のうち、「人口に占める市民活動団体会員数の割合」をアウトカム指標とした施策は、「成功」と判定されている。また、施策「地域活動・市民公益活動の活性化」のうち、「協働事業の特定契約数」をアウトカム指標とした施策は、「遅延」と判定されている。したがって、本実施形態では、前者の施策から表示させる。
このように、本実施形態では、成功した施策に関する施策情報から順に表示させるため、地域施策評価システム100の利用者に対し、評価項目に対してどのような施策が有効であるかを容易に把握させることができる。
尚、本実施形態では、施策判定情報に基づき表示順を決定するものとしているが、これに限定されない。施策情報の表示順は、例えば目標達成度の値が高い順としても良い。
また、本実施形態では、施策毎の予算情報83を表示させることで、地域施策評価システム100の利用者に対して、評価項目に対する施策の費用対効果を提示することができる。よって、地域施策評価システム100の利用者は、例えば、この情報に基づき、施策にかかる予算の見積もり等の参考にすることができる。
また、本実施形態では、例えば画面81において、ある施策が選択された場合に、選択された施策の目標達成度と、アウトカム指標の目標達成度との関係を示す関数を生成し、表示させる。
図8の例では、施策「地域活動・市民公益活動の活性化」が選択された場合を示している。この場合、施策「地域活動・市民公益活動の活性化」の目標達成度と、この施策と対応付けられた2つのアウトカム指標の目標達成度との関係を示す関数84が表示される。尚、関数84において、A、Bは係数であり、Cは定数である。
本実施形態では、例えば、画面81において施策が選択されると、関数生成部216により、施策データベース220において、選択された施策と対応する自治体の施策情報のうち、選択された施策を含む施策情報を抽出する。
そして、施策情報における施策と、施策と対応するアウトカム指標と、を多変量解析することにより、関数84を生成することができる。
本実施形態では、この関数84を表示させることで、例えば、施策「地域活動・市民公益活動の活性化」の目標達成度に対して、2つのアウトカム指標の目標達成度の変化がどのように影響するかを地域施策評価システム100の利用者に提示することができる。
例えば、アウトカム指標「人口に占める市民活動団体会員数の割合」の目標達成度の方が、施策全体としての目標達成度に及ぼす影響が大きい場合には、アウトカム指標「人口に占める市民活動団体会員数の割合」の目標達成度の向上に注力すれば良いことがわかる。
また、本実施形態では、例えば、年度毎等に施策「地域活動・市民公益活動の活性化」の施策情報が施策データベース220に蓄積されても良い。この場合には、蓄積される回数が多い程、多変量解析の精度を向上させることができる。
以上のように、本実施形態では、自治体に対する評価情報における評価項目と、評価項目毎の施策情報とを対応付けて、提示することができる。また、本実施形態によれば地域施策評価システム100の利用者は、自治体と評価項目を指定するだけで、評価項目と、施策とを対応付けた情報を参照することができるため、自治体のホームページにアクセスして目当ての情報を探す、等といった手間を削減できる。
具体的には、例えば、地域施策評価システム100の利用者が、ある自治体の地域特性に興味をもち、地域施策評価装置200において、その自治体を指定して評価情報を表示させたとする。そのとき、この利用者が、各評価項目に対して、その自治体がどのような取り組みを行っているのか、ということに興味を持ったとする。
その場合には、この利用者は、表示された評価情報において、興味をもった評価項目を指定するだけで、その自治体が、指定した評価項目に対してどのような取り組みを行っているのか、を知ることができる。
(第二の実施形態)
以下に、図面を参照して第二の実施形態について説明する。第二の実施形態では、自治体の評価情報から、課題とされる評価項目が抽出され、抽出された評価項目に対する施策情報が表示される点が、第一の実施形態と相違する。よって、以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を要するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図9は、第二の実施形態の地域施策評価装置の機能を説明する図である。本実施形態の地域施策評価処理部210Aは、第一の実施形態の地域施策評価処理部210の有する各部に加え、課題項目抽出部219を有する。
課題項目抽出部219は、評価情報取得部212により取得された評価情報において、課題とされる評価項目として抽出し、施策情報取得部213に渡す。
具体的には、課題項目抽出部219は、例えば、ある自治体と、比較対象とする自治体とが指定された場合には、両者の評価情報を比較し、評価値の差が最も大きい評価項目を課題とされる評価項目とする。
また、課題項目抽出部219は、例えば自治体が指定されると、指定された自治体の評価情報において、評価値が最も低い項目を課題とされる評価項目としても良い。
本実施形態の施策情報取得部213は、課題項目抽出部219から渡された評価項目を検索キーワードとして、指定された自治体の自治体サーバ400に対して検索要求を行う。
図10は、第二の実施形態の地域施策評価装置の処理を説明する図である。
図10では、施策情報の表示対象とする自治体と、この自治体と比較される比較対象の自治体とが選択され、2つの自治体の評価情報の比較結果から、施策情報の表示対象とされた自治体における課題とされる評価項目が抽出される場合の処理を示している。
本実施形態の地域施策評価処理部210Aは、入力受付部211により、自治体の指定を受け付けたか否かを判定する(ステップS1001)。ここで、本実施形態では、施策情報の表示対象とされる自治体と、比較対象の自治体の両方の入力を受け付ける。
ステップS1001において、該当する入力を受け付けない場合、地域施策評価処理部210Aは、入力を受け付けるまで待機する。
ステップS1001において、該当する入力を受け付けると、地域施策評価処理部210Aは、評価情報取得部212により、地域評価装置300に対して指定された2つの自治体の評価情報の取得要求を行う。そして、評価情報取得部212は、地域評価装置300から、地域評価データベース320に格納された評価情報のうち、指定された2つ自治体の評価情報を取得し、表示制御部218により表示させる(ステップS1002)。
次に、地域施策評価処理部210Aは、課題項目抽出部219により、2つの自治体の評価情報を比較する(ステップS1003)。具体的には、課題項目抽出部219は、各自治体の評価情報の比較として、2つの評価情報の評価項目毎の評価値の差分を抽出する処理を行っても良い。
続いて、地域施策評価処理部210Aは、課題項目抽出部219により、課題とされる評価項目を抽出し、施策情報取得部213へ渡す(ステップS1004)。具体的には、課題項目抽出部219は、施策情報の表示対象とされた自治体の評価項目のうち、評価値が、比較対象の自治体の評価項目の評価値よりも小さく、且つ、その差分が最も大きい評価項目を、課題とされる評価項目として抽出しても良い。
図10のステップS1005からステップS1013まで処理は、図4のステップS404からステップS412の処理と同様であるから、説明を省略する。
以下に、図11を参照し、課題項目抽出部219による評価項目の抽出について説明する。図11は、第二の実施形態における評価項目の抽出を説明する図である。
図11では、施策情報の表示対象の自治体としてA市が指定され、比較対象の自治体としてY市が指定された場合を示している。
図11に示す画面111では、A市のレーダーチャート112とY市のレーダーチャート113とが表示されている。
本実施形態では、レーダーチャート112、113の評価項目毎の評価値を比較し、レーダーチャート112の評価値がレーダーチャート113の評価値よりも低く、且つ、その差分が最も大きい評価項目を課題とされる項目として抽出する。図11の例では、評価項目「市民参加」が課題とされる評価項目として抽出されることがわかる。
尚、課題項目抽出部219による評価項目の抽出は、上述した方法に限定されない。例えば、課題項目抽出部219は、比較対象とされた自治体よりも評価値の低い項目を、複数抽出しても良い。
また、本実施形態では、施策情報の表示対象とされる自治体以外に、比較対象の自治体を指定するものとしているが、これに限定されない。本実施形態では、例えば施策情報の表示対象とされた自治体のみが指定された場合に、最も評価値の低い評価項目を課題として抽出しても良いし、評価値が低い評価項目から順に、複数の評価項目を課題として抽出しても良い。
以上のように、本実施形態では、自治体の評価情報から、自治体の課題とされる評価項目を抽出し、抽出された評価項目と、この評価項目と対応する施策情報とを対応付けることができる。
したがって、本実施形態によれば、自治体が抱える課題を抽出し、課題と、課題に対する対策(施策)とを対応付けて表示させることができ、課題に対する対策の検証を支援することができる。
(第三の実施形態)
以下に図面を参照して、第三の実施形態について説明する。第三の実施形態では、地域施策評価装置200と地域評価装置300とを1つの装置により実現した点が、第一の実施形態と相違する。よって、以下の第三の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図12は、第三の実施形態の地域施策評価システムの一例を示す図である。本実施形態の地域施策評価システム100Aは、地域施策評価装置200Aと、端末装置500とを有する。
本実施形態の地域施策評価装置200Aは、地域評価処理部310、地域施策評価処理部210、地域評価データベース320、施策データベース220、費用対効果データベース230を有する。
本実施形態の地域施策評価装置200Aは、端末装置500に対し、自治体を指定させる入力画面を表示させ、端末装置500において自治体が指定されると、地域評価データベース320から対応する評価情報を端末装置500に表示させる。
また、地域施策評価装置200Aは、端末装置500において、評価項目が指定されると、地域施策評価処理部210により、自治体サーバ400から対応する施策情報を取得し、端末装置500に表示させると共に、施策データベース220へ格納する。
本実施形態の端末装置500は、例えば一般的なコンピュータであっても良いし、タブレット型コンピュータやスマートフォン等であっても良い。
以上のように、本実施形態では、地域施策評価装置200Aに、地域評価処理部310と地域施策評価処理部210とを設けることで、端末装置500には特別なアプリケーション等を導入する必要がなく、汎用性を高めることができる。また、端末装置500の処理負荷を軽減できる。
開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
自治体の地域特性を評価した評価情報が自治体毎に格納された地域評価装置と、前記地域評価装置と通信を行う地域施策評価装置と、を有する地域施策評価システムによる地域施策評価方法であって、
前記地域施策評価装置が、
指定された自治体と対応する評価情報を前記地域評価装置から取得し、
前記評価情報において指定された評価項目に対応する、前記指定された自治体の取り組みの内容を示す施策情報を、外部装置から取得し、
前記評価項目と前記施策情報とを対応付けて出力する、地域施策評価方法。
(付記2)
前記地域施策評価装置が、
前記施策情報に含まれる、前記取り組みにより発生する成果を表す指標に基づき、前記取り組みの成否を判定し、
成功と判定された取り組みから順に出力する、付記1記載の地域施策評価方法。
(付記3)
前記地域施策評価装置が、
前記施策情報から、前記取り組みに対する予算額と決算額を含む予算情報を抽出し、前記施策情報と共に出力する、付記1又は2記載の地域施策評価方法。
(付記4)
前記地域施策評価装置が、
前記取り組みに対する目標達成度と、前記取り組みにより発生する成果を表す指標の目標達成度と、関係を示す関数を生成し、
生成された前記関数を、前記施策情報と共に出力する、付記2又は3記載の地域施策評価方法。
(付記5)
前記評価情報に含まれる評価項目のうち、最も評価が低い評価項目を、前記指定された評価項目とする、付記1乃至4の何れか一項に記載の地域施策評価方法。
(付記6)
前記地域施策評価装置が、
施策情報の取得対象として指定された第一の自治体の第一の評価情報と、前記第一の自治体の比較対象として指定された第二の自治体の第二の評価情報とを比較した結果に応じて評価項目を抽出し、
抽出された評価項目を前記指定された評価項目とする、付記1乃至4の何れか一項に記載の地域施策評価方法。
(付記7)
前記外部装置は、指定された自治体毎に設けられたサーバ装置である、付記1乃至6の何れ一項に記載の地域施策評価方法。
(付記8)
前記施策情報は、
少なくとも、前記評価項目の名称と、前記取り組みの名称と、前記取り組みにより発生する成果を表す指標と、前記指標の目標達成度と、前記取り組みに対する予算額と決算額を含む予算情報と、を含む付記1乃至7の何れか一項に記載の地域施策評価方法。
(付記9)
自治体の地域特性を評価した評価情報が自治体毎に格納された地域評価装置と、前記地域評価装置と通信を行う地域施策評価装置と、を有する地域施策評価システムであって、
前記地域施策評価装置は、
指定された自治体と対応する評価情報を前記地域評価装置から取得する評価情報取得部と、
前記評価情報において指定された評価項目に対応する、前記指定された自治体の取り組みの内容を示す施策情報を、外部装置から取得する施策情報取得部と、
前記評価項目と前記施策情報とを対応付けて出力する出力部と、を有する地域施策評価システム。
(付記10)
端末装置と、自治体の地域特性を評価した評価情報が自治体毎に格納された地域施策評価装置と、を有する地域施策評価システムであって、
前記地域施策評価装置は、
前記評価情報が自治体毎に格納された評価情報記憶部と、
指定された自治体と対応する評価情報を前記地域評価装置から取得する評価情報取得部と、
前記評価情報において指定された評価項目に対応する、前記指定された自治体の取り組みの内容を示す施策情報を、外部装置から取得する施策情報取得部と、
前記評価項目と前記施策情報とを対応付けて出力する出力部と、を有する地域施策評価システム。
(付記11)
指定された自治体と対応する評価情報を、自治体の地域特性を評価した評価情報が自治体毎に格納された地域評価装置から取得する評価情報取得部と、
前記評価情報において指定された評価項目に対応する、前記指定された自治体の取り組みの内容を示す施策情報を、外部装置から取得する施策情報取得部と、
前記評価項目と前記施策情報とを対応付けて出力する出力部と、を有する地域施策評価装置。
(付記12)
自治体の地域特性を評価した評価情報が自治体毎に格納された評価情報記憶部と、
指定された自治体と対応する評価情報を、前記評価情報記憶部から取得する評価情報取得部と、
前記評価情報において指定された評価項目に対応する、前記指定された自治体の取り組みの内容を示す施策情報を、外部装置から取得する施策情報取得部と、
前記評価項目と前記施策情報とを対応付けて出力する出力部と、を有する地域施策評価装置。
(付記13)
コンピュータに、
指定された自治体と対応する評価情報を、自治体の地域特性を評価した評価情報が自治体毎に格納された地域評価装置から取得する処理と、
前記評価情報において指定された評価項目に対応する、前記指定された自治体の取り組みの内容を示す施策情報を、外部装置から取得する処理と、
前記評価項目と前記施策情報とを対応付けて出力する処理と、を実行させる地域施策評価プログラム。
本発明は、具体的に開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
100 地域施策評価システム
200 地域施策評価装置
210 地域施策評価処理部
211 入力受付部
212 評価情報取得部
213 施策情報取得部
214 施策成否判定部
215 予算情報抽出部
216 関数生成部
220 施策データベース
230 費用対効果データベース
300 地域評価装置
310 地域評価データベース
320 地域評価処理部
400 自治体サーバ
410 自治体データベース

Claims (5)

  1. 自治体の地域特性を評価した評価情報が自治体毎に格納された地域評価装置と、前記地域評価装置と通信を行う地域施策評価装置と、を有する地域施策評価システムによる地域施策評価方法であって、
    前記地域施策評価装置が、
    指定された自治体と対応する評価情報を前記地域評価装置から取得し、
    前記評価情報において指定された評価項目と、施策とを含む検索キーワードを前記自治体のサーバに送信し、
    前記自治体のサーバから、検索キーワードに関連づけられた施策情報を取得し、
    前記評価項目と前記施策情報とを対応付けて出力する、地域施策評価方法。
  2. 前記施策情報は、少なくとも、評価項目の名称、施策により発生する成果を表すアウトカム指標、前記アウトカム指標の目標達成度、前記施策に対する予算額と決算額を含み、
    前記地域施策評価装置が、
    前記アウトカム指標の目標達成度に基づき、前記施策の成否を判定し、
    成功と判定された施策から順に出力する、請求項1記載の地域施策評価方法。
  3. 前記施策情報は、少なくとも、評価項目の名称、施策により発生する成果を表すアウトカム指標、前記アウトカム指標の目標達成度、前記施策に対する予算額と決算額を含み、
    前記地域施策評価装置が、
    前記施策情報から、前記施策に対する予算額と決算額を含む予算情報を抽出し、前記施策と共に出力する、請求項1又は2記載の地域施策評価方法。
  4. 前記地域施策評価装置が、
    前記施策と前記アウトカム指標を多変量解析して関数を生成し、
    生成された前記関数を、前記施策情報と共に出力する、請求項2又は3記載の地域施策評価方法。
  5. 自治体の地域特性を評価した評価情報が自治体毎に格納された地域評価装置と、前記地域評価装置と通信を行う地域施策評価装置と、を有する地域施策評価システムであって、
    前記地域施策評価装置は、
    指定された自治体と対応する評価情報を前記地域評価装置から取得する評価情報取得部と、
    前記評価情報において指定された評価項目と、施策とを含む検索キーワードを前記自治体のサーバに送信し、前記自治体のサーバから、検索キーワードに関連づけられた施策情報を取得する施策情報取得部と、
    前記評価項目と前記施策情報とを対応付けて出力する出力部と、を有する地域施策評価システム。
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