JP6894396B2 - 移動通信ネットワーク及び基地局 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信ネットワークのユーザ装置のデバイス間通信のための無線リソース制御に関する。
移動通信ネットワークのユーザ装置(UE)同士が基地局(BS)を介さずに直接通信を行うデバイス間(D2D:Device to Device)通信が提案されている。非特許文献1及び非特許文献2は、このD2D通信のための無線リソース制御を開示している。以下、非特許文献1及び非特許文献2が開示するD2D通信のための無線リソース制御について説明する。
図7(A)は、BSがUEに送信する物理チャネル(下りリンクチャネル)を示し、図7(B)は、UEがBSに送信する物理チャネル(上りリンクチャネル)を示している。図7(A)において、PDCCHは、下りリンクの制御チャネルであり、BSがUEに対して使用する無線リソースを通知するため等に使用される。また、図7(A)において、PDSCHは、下りリンクの共有チャネルであり、UEへのデータの送信及び制御情報の送信に使用される。また、図7(B)において、PUCCHは、上りリンクの制御チャネルであり、UEがBSに対して無線リソースの割り当て要求を行うため等に使用される。また、図7(B)において、PUSCHは、上りリンクの共有チャネルであり、UEからBSへのデータの送信及び制御情報の送信に使用される。
非特許文献1及び非特許文献2によると、下りリンク及び上りリンクと同様に、D2D通信のための物理チャネルとして、制御チャネルと共有チャネルが設けられる。D2D通信のための制御チャネルは、サイドリンク制御チャネル(PSCCH:Physical Sidelink Control Channel)と呼ばれ、D2D通信のための共有チャネルは、サイドリンク共有チャネル(PSSCH:Physical Sidelink Shared Channel)と呼ばれる。図7(B)に示す様に、PUSCHの一部がPSCCH及びPSSCHに割り当てられる。なお、以下の説明において、PSCCH及びPSSCHを纏めてサイドリンクチャネルと呼ぶものとする。
D2D通信を行うUEが移動通信ネットワークのサービス提供範囲内に存在する環境では、移動通信ネットワークがD2D通信のための無線リソース、つまり、サイドリンクチャネルを管理する。非特許文献1及び非特許文献2によると、BSは、当該BSへのPUSCHのどの領域をサイドリンクチャネルとするかをSIB(System Information Block) Type 18で、在圏するUEに通知する。なお、図7(A)に示す様に、SIB Type 18は、PDSCHで搬送される。また、以下の説明において、SIB Type 18で通知される領域を、サイドリンク無線リソースプールと呼ぶものとする。
SIB Type 18により、UEは、サイドリンク無線リソースプールを認識するが、UEがD2D通信のために、サイドリンク無線リソースプールのどの領域(どのサイドリンクチャネル)を使用するかについて、非特許文献1及び非特許文献2は、モード1とモード2の2つの方法を規定している。モード2とは、UEが、サイドリンク無線リソースプールから使用するサイドリンクチャネルを自律的に選択するモードである。一方、モード1とは、BSが、D2D通信を行う各UEにサイドリンク無線リソースプールのどのサイドリンクチャネルを使用するかを通知するモードである。この通知は、図7(A)に示すPDCCHのDCI(Downlink Control Information) format 5で搬送される。なお、DCI format 5では、D2D通信に使用するPUSCH内の無線リソース位置を、PUSCHの絶対的な位置で指定するのではなく、サイドリンク無線リソースプールの所定位置を基準とする相対的な位置で指定する。つまり、モード1において、UEは、自装置がD2D通信に使用するサイドリンクチャネルを、SIB Type 18で通知されるサイドリンク無線リソースプールと、DCI format 5で通知される相対位置の両方を使用して特定する。
3GPP,TS36.213,v14.4.0 3GPP,TS36.212,v15.0.0 3GPP,TS36.211,v14.5.0
モード1では、UEがD2D通信に使用するサイドリンクチャネルを移動通信ネットワークが指定するためD2D通信における干渉を抑制することができる。しかしながら、モード1において、DCI format 5による通知は、D2D通信を行うUEそれぞれに対して個別に行われるため、D2D通信を行うUEの数が増加するに従い、PDCCH内のこの通知に使用する無線リソース量が増加する。PDCCHは、UEとBSとの通信の制御にも使用され、かつ、その無線リソース量は基本的には一定であるため、D2D通信を行うUEの数が増加すると、PDCCHの無線リソース量が不足し、UEに対する必要な通知が適切なタイミングで行われなくなる。なお、非特許文献3は、PDCCHの枯渇対策として、PDSCHの一部をPDCCHとして使用することを開示しているが、PDSCHの無線リソース量が減少し、よって、UEへのデータ送信に影響を及ぼす。
一方、モード2では、UEが自律的にサイドリンク無線リソースプールから使用するサイドリンクチャネルを選択し、DCI format 5による通知を必要としないため、モード1での問題は生じない。しかしながら、D2D通信における干渉が生じ得る。
本発明は、デバイス間通信で使用する無線リソースを通知するための無線リソース量の増加を抑える技術を提供するものである。
本発明の一態様によると、移動通信ネットワークは、移動通信ネットワークが提供するセルに在圏し、デバイス間通信において送信を行う複数のユーザ装置を第1ユーザ装置と第2ユーザ装置に分類する分類手段と、前記第1ユーザ装置に分類したユーザ装置には、前記デバイス間通信で使用する無線リソースを指定し、前記第2ユーザ装置に分類したユーザ装置には、前記デバイス間通信で使用する無線リソースを前記第2ユーザ装置に分類したユーザ装置が選択するための無線リソースのプールを通知する通知手段と、を備え、前記分類手段は、前記複数のユーザ装置の総てを前記第2ユーザ装置に分類した場合の重複確率が閾値より大きいと、所定数のユーザ装置を前記第1ユーザ装置に分類して前記重複確率を計算することを、前記重複確率が前記閾値以下になるまで繰り返し、前記重複確率が前記閾値以下になったときに未分類であるユーザ装置を前記第2ユーザ装置に分類し、前記重複確率は、前記第2ユーザ装置に分類したユーザ装置が前記無線リソースのプールから同じ無線リソースを選択する確率であることを特徴とする。
本発明によると、デバイス間通信で使用する無線リソースを通知するための無線リソース量の増加を抑えることができる。
一実施形態による移動通信システムの構成図。 一実施形態による分類処理のフローチャート。 一実施形態による分類結果を示す図。 一実施形態によるサイドリンクチャネル通知のためのシーケンス図。 一実施形態によるセルとスモールセルとを示す図。 一実施形態によるサーバ装置及び基地局の構成図。 上りリンク及び下りリンクの物理チャネルを示す図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、本発明を実施形態の内容に限定するものではない。また、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態による移動通信システムの構成図である。移動通信ネットワークは、コアネットワーク2及びBS3を含んでいる。BS3は、コアネットワーク2に接続される。また、BS3は、セル5内のUE4にサービスを提供する。コアネットワーク2は、サーバ装置1を有している。サーバ装置1は、UE4と移動通信ネットワークとの事前のネゴシエーションにより、どのUE4とどのUE4がD2D通信を行うのかを認識している。
本実施形態において、サーバ装置1は、BS3がサービス提供を行うセル5に在圏し、かつ、D2D通信において送信を行うUE4を第1端末と第2端末に分類する。ここで、第1端末とは、D2D通信のために使用するサイドリンクチャネルを移動通信ネットワークから指定されるUE4であり、第2端末とは、D2D通信のために使用するサイドリンクチャネルを自律的に選択するUE4である。なお、第2端末が選択できるサイドリンクチャネルは、サイドリンク無線リソースプールに含まれるサイドリンクチャネルのうち、第1端末に割り当てなかったサイドリンクチャネルである。以下の説明において、BS3が提供するセルに在圏し、かつ、D2D通信において送信を行うUE4を分類対象UEと呼ぶものとする。
図2は、サーバ装置1が実行する分類対象UEに対する分類処理のフローチャートである。S10で、サーバ装置1は、重複確率Prを算出する。ここで、重複確率Prとは、第2端末に分類されたUE4が、同じサイドリンクチャネルを、サイドリンク無線リソースプールから選択する確率である。なお、S11では、分類対象UEの総てを第2端末に分類したものとして重複確率Prを算出する。分類対象UEの数をnとし、サイドリンク無線リソースプール内の第2端末のために確保されサイドリンクチャネル数をrとすると、重複確率Prは、以下の式(1)で求められる。
Pr=1−rPn/(r) (r≧n)、Pr=1 (r<n) (1)
サーバ装置1は、S11で、重複確率Prが所定の閾値以上であるか否かを判定する。なお、閾値は、異なるUE4が同じサイドリンク無線リソースを選択する確率の許容上限値に設定される。重複確率Prが閾値未満であると、サーバ装置1は、S16で、分類対象UEの総てを第2端末に分類して処理を終了する。一方、重複確率Prが閾値以上であると、サーバ装置1は、S12で、分類対象UEから第1端末に分類するUE4を決定する。なお、S12で、第1端末に分類するUE4の数は1以上の任意の数とすることができる。本実施形態では、S12で、第1端末に分類するUE4の数を1とし、分類対象UEから任意の1つのUE4を選択し、選択したUE4を第1端末に分類する。なお、第1端末に分類したUE4は、分類対象UEから除く。そして、サーバ装置1は、S13で重複確率Prを再度算出して、S14で閾値と比較する。S14において、重複確率Prが閾値以上であると、サーバ装置1は、重複確率Prが閾値未満となるまで、S12からの処理を繰り返す。そして、S14において、重複確率Prが閾値未満になると、サーバ装置1は、S15で、そのときの分類対象UE(未分類のUE)を第2端末に分類して処理を終了する。
図3(A)は、サーバ装置1が、分類対象UEを、第1端末と第2端末に分類した様子を示している。図3(A)によると、UE#A1、UE#A2、・・・が第1端末に分類され、UE#Z1、UE#Z2、・・・が第2端末に分類されている。サーバ装置1は、例えば、BS3に在圏するD2D通信を行うUEを第1端末又は第2端末に分類すると、分類結果をBS3に送信する。
BS3は、第1端末に分類された各UE4にサイドリンクチャネルを割り当てる。また、BS3は、サイドリンク無線リソースプールのうち、第1端末に分類されたUE4に割り当てなかったサイドリンクチャネルを判定する。そして、BS3は、図4のS20に示す様に、サイドリンク無線リソースプールと、サイドリンク無線リソースプールに含まれるサイドリンクチャネルのうち、第1端末に分類されたUE4に割り当てなかったサイドリンクチャネルを示す選択可能チャネル情報を、PDSCHのSIB Type 18で報知する。また、BS3は、S21に示す様に、第1端末に分類された各UE4に割り当てたサイドリンクチャネルをPDCCHのDCI format 5で報知する。例えば、UE4は、S23及びS24において、DCI format 5での指定内容の基づき、自装置が第1端末であるか第2端末であるかを判定する。具体的には、DCI format 5で自装置が使用するサイドリンクチャネルが指定されていると、自装置が第1端末に分類されたと判定し、DCI format 5で自装置が使用するサイドリンクチャネルが指定されていないと、自装置が第2端末に分類されたと判定する。そして、第1端末に分類されたUE4は、S25で、指定されたサイドリンクチャネルを使用してD2D通信のためのデータ送信を行う。また、第2端末に分類されたUE4は、S26で、選択可能チャネルから選択したサイドリンクチャネルを使用してD2D通信のためのデータ送信を行う。
以上、重複確率Prが閾値未満となる様にUE4を第1端末又は第2端末に分類する。したがって、同じサイドリンクチャネルを使用することによるD2D通信の干渉を抑えつつ、DCI format 5でサイドリンクチャネルの指定が必要なUE4の数を減少させ、これにより、サイドリンクチャネルを通知するための無線リソース量の増加を抑えることができる。
<第二実施形態>
続いて、第二実施形態について第一実施形態との相違点を中心に説明する。第一実施形態において、サーバ装置1は、図2のS12において分類対象UEの任意のUE4を第1端末に分類していた。本実施形態では、UE4の位置に関連する位置関連情報を第1端末への分類に使用する。具体的には、最初に第1端末に分類するUE4については、任意に決定する。そして、既に第1端末に分類したUE4が存在する場合、分類対象UEのうち、既に第1端末に分類したUE4それぞれとの距離が所定値以上のUE4から第1端末に分類するUE4を選択する。なお、既に第1端末に分類したUE4それぞれとの距離が所定値以上のUE4が存在しない場合、既に第1端末に分類したUE4それぞれとの距離の平均値が最も大きいUE4を第1端末に分類する。この様に、第1端末に分類するUEを選択することで、結果として、第2端末に分類されるUE4間の平均的な距離も大きくできる。よって、たとえ第2端末に分類されたUE4が同じサイドリンクチャネルを重複する期間に選択したとしても、干渉が発生する確率を抑えることができる。
なお、例えば、UE4の位置関連情報は、UE4がGPS等により取得することができる。この場合、サーバ装置1は、この位置関連情報を、UE4から直接、或いは、他の装置を介して間接的に取得することができる。また、BS3がUE4から受信する信号の強度及び方向に基づきUE4の大まかな位置を判定できる場合、BS3がUE4の位置を判定する構成とすることができる。その他、第三実施形態で説明する様に、CQIやスモールセルへの在圏情報も位置関連情報として使用することができる。
<第三実施形態>
第一実施形態及び第二実施形態において、第1端末に分類されたUE4には、DCI format 5により使用するサイドリンク無線リソースを個別に通知していた。本実施形態では、第1端末に分類したUE4をさらにグループ化する。なお、グループ化は、あるUE4が行うD2D通信のための送信信号が、同じグループに属する他のUE4のD2D通信に影響を与えない様に行う。図3(B)は、第1端末に分類したUE4の一部をグループ化した状態を示している。図3(B)によると、UE#A1とUE#A2の2つのUE4はグループ1(G1)に属し、UE#B1と、UE#B2と、UE#B3の3つのUE4はグループ2(G2)に属している。なお、その他の第1端末に分類したUE4はグループに属していない。
サーバ装置1は、グループ化を行うと、グループ化の結果をBS3に通知する。BS3は、各グループにグループ識別子(GID)を割り当て、グループに属するUE4に、当該グループのGIDを通知する。この通知は、SIB Type 20を使用することができる。SIB Type 20は、マルチキャスト通信のためのG−RNTI(Group−Radio Network Temporary ID)をUEに通知するためものであり、G−RNTIにより、各UE4にGIDを通知することができる。
BS3は、第1端末に分類され、かつ、グループに属さないUE4に対しては、使用するサイドリンクチャネルを個別に通知する。一方、第1端末に分類され、かつ、グループに属するUE4に対しては、GIDにより纏めて使用するサイドリンクチャネルを通知する。同じグループに属するUE4は、同じサイドリンクチャネルを使用してD2D通信を行うが、上述した様に、グループは、同じサイドリンクチャネルを使用しても影響が小さい様に選択されているため大きな問題は生じない。
なお、サーバ装置1は、UE4の位置関連情報に基づきグループ化を行う。サーバ装置1は、例えば、第二実施形態で説明した様に、UE4がGPS等により取得して移動通信ネットワークに送信する緯度及び経度を位置関連情報とすることできる。また、サーバ装置1は、例えば、第二実施形態で説明した様に、BS3がUE4から受信する信号の強度及び方向に基づき推定したUE4の位置を位置関連情報とすることができる。さらに、サーバ装置1は、UE4が移動通信ネットワークに通知するCQI(Channel Quality Indicator)を位置関連情報とすることができる。CQIは、UE4がBS3から受信する基準信号の受信電力に基づく値である。ここで、一般的には、BS3に近いUE4は、基準信号の受信電力が高くなり、BS3から遠いUE4は、基準信号の受信電力が低くなる。したがって、2つのUE4のCQIの差が大きいことは、当該2つのUE4の距離が離れていることを示していると考えることができる。したがって、CQIの差が所定値以上となるUE4を、サーバ装置1は、同じグループとすることができる。
また、サーバ装置1は、セル5内に設置されているスモール基地局(SBS)へのUE4の在圏情報を位置関連情報とすることができる。図5に示す様に、BS3が提供するセル5内に、複数のSBSが設けられる場合がある。なお、図5では、4つのSBSが設けられ、各SBSによりスモールセル51、52、53及び54が提供されている。SBSと通信しているUE4は、当該SBSが提供するスモールセル内に位置し、かつ、SBSのカバレッジは大変短いため、移動通信ネットワークは、SBSと通信しているUE4は、当該SBSの近傍にいると判定できる。例えば、図5のスモールセル51、52、53及び54の任意の2つのスモールセルの最短距離が、D2D通信に影響を与えない程度に離れているとすると、スモールセル51、52、53及び54に在圏する4つのUE4を1つのグループとすることができる。
なお、サーバ装置1は、先に、第1端末への分類を決定し、その後、第1端末に分類したUE4のグループ化を行う構成であっても、UE4のグループ化を考慮して第1端末への分類を決定する構成であっても良い。後者の場合、サーバ装置1は、図2のS12において、1つのグループに纏めることができ、かつ、グループに属する数を最大とできるUE4を判定し、判定したUE4を第1端末に分類する。なお、サーバ装置1は、ここで判定した第1端末を1つのグループとする。その後、S14がYesである場合に、次のS12においても同様に分類対象UEのうち、1つのグループに纏めることができ、かつ、グループに属する数を最大とできるUE4を判定し、判定したUE4を1つのグループとして第1端末に分類する。以後、S14での判定がNoとなるまで処理を繰り返す。なお、S12において、分類対象UEに1つのグループに纏めることができるものが存在しないと、任意の方法で第1端末に分類するUE4を1つ決定する。このUE4は、グループに属さないUE4となる。
以上の構成により、グループに属するUE4に対しては纏めてサイドリンクチャネルを指定でき、よって、サイドリンクチャネルを通知するための無線リソース量の増加を抑えることができる。
なお、図1では、1つのBS3と1つのサーバ装置1のみを示しているが、通信ネットワークには、複数のBS3が存在し、サーバ装置1は、これら複数のBS3それぞれについて上述した分類処理を行い、各BS3に分類結果を通知する。なお、第1端末のグループ化を行う場合には、サーバ装置1は、各BS3にグループ化の結果も通知する。また、複数のサーバ装置1を設け、各サーバ装置1が、所定の1つ以上のBS3に対する分類処理と、必要に応じてグループ化処理を行う構成とすることもできる。さらに、1つのBS3と1つのサーバ装置1とを1対1で対応させることもでき、この場合には、上述したサーバ装置1の機能をBS3に組み込むこともできる。さらに、コアネットワーク2の他の機能と同じコンピュータ上にサーバ装置1の機能を組み込むこともできる。
図6は、サーバ装置1及びBS3の構成図である。サーバ装置1の分類部11は、BS3のセル5に在圏するUE4を第1端末と第2端末に分類する。さらに、第1端末をグループ化する場合、分類部11は、図示しないグループ化部を有する。グループ化部は、上述した様に、各UE4の位置に関連する位置関連情報に基づきグループ化を行う。位置関連情報は、例えば、UE4がGPSにより取得してBS3経由でサーバ装置1に通知する緯度及び経度とすることができる。また、BS3が、UE4から受信する信号強度及び方向から推定した位置とすることができる。また、各UE4がBS3に通知するCQIとすることができる。さらに、BS3が提供するセル内のスモールセルへのUE4の在圏情報とすることができる。なお、グループ化部は、必要な位置関連情報を、移動通信ネットワークの各機能ブロックから取得できる様に構成される。通知部12は、分類部11による分類結果をBS3に通知する。また、第1端末のグループ化を行った場合、通知部12は、このグループ化の結果もBS3に通知する。
BS3の通信部34は、サーバ装置1から分類結果を受信すると、当該結果をリソース割当部33に出力する。リソース割当部33は、第1端末に分類されたUE4には、個別にサイドリンクチャネルを割り当てる。なお、第1端末をグループ化している場合、グループに属するUEには、グループに対してサイドリンクチャネルを割り当てる。通知部32は、D2D通信に利用できる全サイドリンクチャネルと、全サイドリンクチャネルのうち、第1端末に割り当てなかったサイドリンクチャネルをSIB Type 18で報知する。なお、第1端末に割り当てなかったサイドリンクチャネルは、全サイドリンクチャネルの部分集合である。また、通知部32は、第1端末に分類したUE4には、DCI format 5で個別に、つまり、ユニキャストで使用するサイドリンクを指定する。なお、第1端末をグループ化している場合、グループに属するUEには、当該UEが使用する同じサイドリンクをマルチキャストで、つまり、GIDを用いて指定する。
なお、サーバ装置1をBS3に組み込む場合には、分類部11は、BS3に設けられる。また、本実施形態によるUE4は、BS3が報知する、デバイス間通信で使用できる全サイドリンクチャネルを示す第1情報と、全サイドリンクチャネルの部分集合を示す第2情報と、UE4とデバイス間通信で使用する無線リソースとの関係を示す第3情報と、を受信する受信部と、自装置と無線リソースとの関係が第3情報で示されていると、第3情報が示す無線リソースを使用してデバイス間通信を行い、自装置と無線リソースとの関係が第3情報で示されていないと、第2情報が示す部分集合から無線リソースを選択し、選択した無線リソースを使用してデバイス間通信を行う通信部と、を備えている。
なお、本発明によるサーバ装置1は、コンピュータの1つ以上のプロセッサで実行されると、当該コンピュータを、上述したサーバ装置1として機能させるプログラムにより実現することができる。同様に、本発明によるBS3は、BSの1つ以上のプロセッサで実行されると、当該BSを、上述したBS3として機能させるプログラムにより実現することができる。さらに、本発明によるUE4は、UEの1つ以上のプロセッサで実行されると、当該UEを、上述したUE4として機能させるプログラムにより実現することができる。これらコンピュータプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶されて、又は、ネットワーク経由で配布が可能なものである。
11:分類部、33:リソース割当部、32:通知部

Claims (8)

  1. 移動通信ネットワークが提供するセルに在圏し、デバイス間通信において送信を行う複数のユーザ装置を第1ユーザ装置と第2ユーザ装置に分類する分類手段と、
    前記第1ユーザ装置に分類したユーザ装置には、前記デバイス間通信で使用する無線リソースを指定し、前記第2ユーザ装置に分類したユーザ装置には、前記デバイス間通信で使用する無線リソースを前記第2ユーザ装置に分類したユーザ装置が選択するための無線リソースのプールを通知する通知手段と、
    を備え
    前記分類手段は、前記複数のユーザ装置の総てを前記第2ユーザ装置に分類した場合の重複確率が閾値より大きいと、所定数のユーザ装置を前記第1ユーザ装置に分類して前記重複確率を計算することを、前記重複確率が前記閾値以下になるまで繰り返し、前記重複確率が前記閾値以下になったときに未分類であるユーザ装置を前記第2ユーザ装置に分類し、
    前記重複確率は、前記第2ユーザ装置に分類したユーザ装置が前記無線リソースのプールから同じ無線リソースを選択する確率であることを特徴とする移動通信ネットワーク。
  2. 前記分類手段は、未分類のユーザ装置の位置関連情報に基づき前記第1ユーザ装置に分類する前記所定数のユーザ装置を決定することを特徴とする請求項に記載の移動通信ネットワーク。
  3. 前記デバイス間通信に使用できる無線リソースから前記第1ユーザ装置に分類したユーザ装置が使用する無線リソースを割り当てる割当手段をさらに備えており、
    前記無線リソースのプールは、前記デバイス間通信に使用できる無線リソースから前記第1ユーザ装置に割り当てた無線リソースを除いたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動通信ネットワーク。
  4. 前記第1ユーザ装置に分類したユーザ装置を、ユーザ装置の位置関連情報に基づきグループ化するグループ化手段をさらに備えており、
    前記割当手段は、前記第1ユーザ装置に分類したユーザ装置のうちグループに属するユーザ装置にはグループに対して無線リソースを割り当て、
    前記通知手段は、前記第1ユーザ装置に分類したユーザ装置のうちグループに属するユーザ装置には当該グループに割当てた同じ無線リソースを指定することを特徴とする請求項に記載の移動通信ネットワーク。
  5. 移動通信ネットワークが提供するセルに在圏し、デバイス間通信において送信を行う複数のユーザ装置を第1ユーザ装置と第2ユーザ装置に分類する分類手段と、
    前記第1ユーザ装置に分類したユーザ装置には、前記デバイス間通信で使用する無線リソースを指定し、前記第2ユーザ装置に分類したユーザ装置には、前記デバイス間通信で使用する無線リソースを前記第2ユーザ装置に分類したユーザ装置が選択するための無線リソースのプールを通知する通知手段と、
    前記デバイス間通信に使用できる無線リソースから前記第1ユーザ装置に分類したユーザ装置が使用する無線リソースを割り当てる割当手段と、
    を備え、
    前記分類手段は、前記複数のユーザ装置の総てを前記第2ユーザ装置に分類した場合の重複確率が閾値より大きいと、未分類のユーザ装置の位置関連情報に基づきグループ化できるユーザ装置を判定し、グループ化できるユーザ装置が存在すると、グループ化できると判定したユーザ装置を1つのグループとして前記第1ユーザ装置に分類し、グループ化できるユーザ装置が存在しないと、未分類の所定数のユーザ装置を前記第1ユーザ装置に分類し、前記第1ユーザ装置に分類後、前記重複確率を計算することを、前記重複確率が前記閾値以下になるまで繰り返し、前記重複確率が前記閾値以下になったときに未分類であるユーザ装置を前記第2ユーザ装置に分類し、
    前記割当手段は、前記第1ユーザ装置に分類したユーザ装置のうちグループに属するユーザ装置にはグループに対して無線リソースを割り当て、
    前記通知手段は、前記第1ユーザ装置に分類したユーザ装置のうちグループに属するユーザ装置には当該グループに割当てた同じ無線リソースを指定し、
    前記無線リソースのプールは、前記デバイス間通信に使用できる無線リソースから前記第1ユーザ装置に割り当てた無線リソースを除いたものであり、
    前記重複確率は、前記第2ユーザ装置に分類したユーザ装置が前記無線リソースのプールから同じ無線リソースを選択する確率であることを特徴とする移動通信ネットワーク。
  6. ユーザ装置の前記位置関連情報は、当該ユーザ装置が取得する位置情報、前記移動通信ネットワークの当該ユーザ装置と通信する基地局が推定する当該ユーザ装置の位置情報、当該ユーザ装置が前記基地局から受信する基準信号の受信電力に基づく値、及び、前記セル内に設置されたスモール基地局が提供するスモールセルへの当該ユーザ装置の在圏情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項又はに記載の移動通信ネットワーク。
  7. 基地局と、サーバ装置と、を有する移動通信ネットワークであって、
    前記サーバ装置は、前記基地局が提供するセルに在圏し、デバイス間通信において送信を行う複数のユーザ装置を第1ユーザ装置と第2ユーザ装置に分類する分類手段と、
    前記分類手段による分類結果を前記基地局に通知する結果通知手段と、
    を備えており、
    前記基地局は、
    前記結果通知手段から通知された前記分類手段による分類結果に従い、前記第1ユーザ装置に分類されたユーザ装置には、前記デバイス間通信で使用する無線リソースを指定し、前記第2ユーザ装置に分類されたユーザ装置には、前記デバイス間通信で使用する無線リソースを前記第2ユーザ装置に分類されたユーザ装置が選択するための無線リソースのプールを通知する通知手段を備え
    前記分類手段は、前記複数のユーザ装置の総てを前記第2ユーザ装置に分類した場合の重複確率が閾値より大きいと、所定数のユーザ装置を前記第1ユーザ装置に分類して前記重複確率を計算することを、前記重複確率が前記閾値以下になるまで繰り返し、前記重複確率が前記閾値以下になったときに未分類であるユーザ装置を前記第2ユーザ装置に分類し、
    前記重複確率は、前記第2ユーザ装置に分類したユーザ装置が前記無線リソースのプールから同じ無線リソースを選択する確率であることを特徴とする移動通信ネットワーク。
  8. 移動通信ネットワークの基地局であって、
    前記基地局が提供するセルに在圏し、デバイス間通信において送信を行う複数のユーザ装置を第1ユーザ装置と第2ユーザ装置に分類する分類手段と、
    前記第1ユーザ装置に分類したユーザ装置には、前記デバイス間通信で使用する無線リソースを指定し、前記第2ユーザ装置に分類したユーザ装置には、前記デバイス間通信で使用する無線リソースを前記第2ユーザ装置に分類したユーザ装置が選択するための無線リソースのプールを通知する通知手段と、
    を備え
    前記分類手段は、前記複数のユーザ装置の総てを前記第2ユーザ装置に分類した場合の重複確率が閾値より大きいと、所定数のユーザ装置を前記第1ユーザ装置に分類して前記重複確率を計算することを、前記重複確率が前記閾値以下になるまで繰り返し、前記重複確率が前記閾値以下になったときに未分類であるユーザ装置を前記第2ユーザ装置に分類し、
    前記重複確率は、前記第2ユーザ装置に分類したユーザ装置が前記無線リソースのプールから同じ無線リソースを選択する確率であることを特徴とする基地局。
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