JP6892763B2 - 貫通孔措置ユニット及び貫通孔措置方法 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の区画体に形成された貫通孔を措置するための貫通孔措置ユニット及び貫通孔措置方法に関する。
一般に、建築物の内部空間は壁・床・天井等の区画体によって複数の室空間に区画されている。これら複数の室空間に亘って例えば配管やケーブル等の長尺体を配設するため、区画体に貫通孔を形成して当該貫通孔に長尺体を挿通させる場合がある。この場合、その貫通孔と長尺体との間の隙間を充填材で埋める等の後処理が必要となる。例えば、ある室空間において火災が発生した場合における延焼を防止するためには、貫通孔と長尺体との間の隙間に防火措置を施す必要がある。
例えば特開2005−73357号公報(特許文献1)には、袋体の内部に密封されたペースト状の熱膨張性耐火材を含むパック部材を閉塞部材として用いた防火措置構造が開示されている。閉塞部材(パック部材)は、区画体の貫通孔に設置された受け具の開口側で、長尺体の周囲に巻き付けられて、その後、貫通孔(受け具)に押し込まれる。そして、閉塞部材は、受け具に保持された状態で貫通孔の内面と長尺体の外面との間に生じる隙間を埋める。ここで、特許文献1の閉塞部材は、袋体の内面が全面で高稠度の熱膨張性耐火材と密着しており、そのままで自由自在に変形できるようになっている。
特許文献1の閉塞部材は、変形自在な柔軟性を有しているので、異形の隙間にもなじみやすいという利点があるものの、貫通孔へ挿入する際の摺動抵抗の影響を受け易いため、貫通孔の奥側(挿入方向先端側)まで挿入され難いという欠点があった。閉塞部材は、貫通孔の奥側まで挿入されることで、当該奥側を含む挿入方向のより広い領域において閉塞機能を発揮できることが好ましい。この点に関し、特許文献1には、閉塞部材が貫通孔のより広い領域において閉塞機能を発揮可能となるような具体的構成は開示されていない。
特開2005−73357号公報
柔軟性を有する閉塞部材に、貫通孔のより広い領域において閉塞機能を発揮させることができる技術が求められている。
本開示に係る貫通孔措置ユニットは、
柔軟性を有する閉塞部材と、
建築物の区画体に形成された貫通孔に前記閉塞部材と一体的に挿入されて、前記貫通孔内で前記閉塞部材を支持する支持部材と、を備え、
前記閉塞部材は、前記貫通孔を閉塞する機能を有する実体部と、前記支持部材に取り付けられる被取付部と、を有し、
前記被取付部が、前記実体部における挿入方向先端側の縁部に位置し又は前記縁部よりも挿入方向基端側に位置するように設けられている。
本構成によれば、柔軟性を有する閉塞部材は、ある程度の剛性を有する支持部材と一体的に貫通孔に挿入されるため、挿入時の摺動抵抗を受けても支持部材と共に貫通孔の奥側(挿入方向先端側)へ挿入される。更に、閉塞部材を支持部材に取り付けるための被取付部が、閉塞部材の実体部における挿入方向先端側の縁部よりも挿入方向基端側(縁部の位置を含む)に位置するように設けられているため、当該実体部をなるべく挿入方向の先端側に配置させることができる。よって、支持部材と共に閉塞部材を貫通孔に挿入した状態で、閉塞部材の実体部をなるべく貫通孔の奥側に配置させることができる。従って、本構成によれば、柔軟性を有する閉塞部材を用いつつ、貫通孔の奥側を含むより広い領域において、閉塞部材に閉塞機能を発揮させることができる。
以下、本発明に係る貫通孔措置ユニットの好適な態様について説明する。但し、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定される訳ではない。
1つの態様として、
前記閉塞部材は、前記実体部を封入する袋体を有すると共に、折り返し部を有し、
前記折り返し部が、前記袋体における前記挿入方向先端側の端部領域に設けられ、又は、前記袋体の前記挿入方向先端側から突出して設けられており、
前記折り返し部に前記被取付部が設けられていると好適である。
本構成によれば、実体部よりも挿入方向先端側に設けられた折り返し部が折り返されることにより、挿入方向における実体部の挿入方向先端側の縁部と折り返し部との相対位置が入れ替わる。よって、折り返し部に設けられた被取付部を、実体部における挿入方向先端側の縁部よりも挿入方向基端側に位置させることができ、その結果、挿入状態で、閉塞部材の実体部をなるべく貫通孔の奥側に配置させることができる。従って、本構成によれば、貫通孔のより広い領域において閉塞部材に閉塞機能を発揮させることが可能な構成を、折り返し部を利用して容易に得ることができる。
1つの態様として、
前記袋体が、合成樹脂製のシート状部材を重ね合わせて構成されていると共に、前記実体部を密封するためのシール部を少なくとも一部の側縁に沿って有し、
前記袋体における前記挿入方向先端側の端部領域に前記シール部が設けられ、そのシール部が前記折り返し部とされて当該シール部に前記被取付部が設けられていると好適である。
本構成によれば、閉塞部材を構成する袋体においてその内部に実体部を密封するためのシール部を利用して、特別な追加構成を要することなく、閉塞部材に折り返し部を設けることができる。よって、シール部によって実体部が密封された袋体を用いることにより、貫通孔のより広い領域において閉塞部材に閉塞機能を発揮させることが可能な構成を好適に実現することができる。
1つの態様として、
前記支持部材は、支持本体部と、前記支持本体部に対して前記挿入方向先端側に向かって揺動するように設けられた平板状の取付部と、を有し、
前記支持本体部と前記取付部との間に前記折り返し部が圧接された状態で、前記取付部に前記被取付部が係止されると好適である。
本構成によれば、閉塞部材の折り返し部が支持本体部と取付部との間で圧接されることで、閉塞部材が支持部材に対して強固に固定される。また、支持本体部と取付部との間に折り返し部が圧接された状態で取付部に被取付部が係止されるため、挿入時等の摺動抵抗によって被取付部に作用する荷重を、取付部と被取付部とが接触する面によって受けることができる。よって、閉塞部材の破損等を抑制することができる。
1つの態様として、
前記閉塞部材が前記支持部材に取り付けられた状態で、前記実体部における前記挿入方向先端側の縁部が前記支持部材における前記挿入方向先端側の端部の近傍に位置すると好適である。
本構成によれば、支持部材における挿入方向先端側の端部の近傍において、閉塞部材に閉塞機能を発揮させることができる。そして、貫通孔の奥側に支持部材を挿入することで、貫通孔の奥側の端部を含むより広い領域において閉塞部材に閉塞機能を発揮させることができる。
本開示に係る貫通孔措置方法は、
柔軟性を有する閉塞部材と、前記閉塞部材を支持する支持部材とを備えた貫通孔措置ユニットを用い、建築物の区画体に形成された貫通孔を措置する貫通孔措置方法であって、
前記閉塞部材と前記支持部材とを、前記閉塞部材における前記貫通孔を閉塞する機能を有する実体部の挿入方向先端側の縁部の位置又は前記縁部よりも挿入方向基端側の位置で一体的に取り付けた状態で、前記挿入方向先端側から前記貫通孔に挿入する。
本方法によれば、柔軟性を有する閉塞部材は、ある程度の剛性を有する支持部材と一体的に貫通孔に挿入されるため、挿入時の摺動抵抗を受けても支持部材と共に貫通孔の奥側(挿入方向先端側)へ挿入される。更に、閉塞部材を支持部材に取り付けるための被取付部が、閉塞部材の実体部における挿入方向先端側の縁部よりも挿入方向基端側(縁部の位置を含む)に位置するように設けられているため、当該実体部をなるべく挿入方向の先端側に配置させることができる。よって、支持部材と共に閉塞部材を貫通孔に挿入した状態で、閉塞部材の実体部をなるべく貫通孔の奥側に配置させることができる。従って、本方法によれば、柔軟性を有する閉塞部材を用いつつ、貫通孔の奥側を含むより広い領域において、閉塞部材に閉塞機能を発揮させることができる。
本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
防火措置構造の破断斜視図 防火措置構造の断面図 防火措置ユニットの斜視図 閉塞部材の展開図 支持部材の斜視図 支持部材の要部拡大斜視図 閉塞部材の取り付け手順を示す図 閉塞部材の取り付け手順を示す図 閉塞部材の取り付け手順を示す図 防火措置ユニットの要部拡大展開図 他の実施形態に係る支持部材の要部拡大展開図 他の実施形態に係る閉塞部材の展開図 他の実施形態に係る閉塞部材の取付構成を模式的に示す図 他の実施形態に係る閉塞部材の取付構成を模式的に示す図
本発明に係る貫通孔措置ユニットの実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態では、本発明に係る貫通孔措置ユニットを、延焼防止を目的とする防火措置ユニットに適用した例について説明する。
図1及び図2に示すように、防火措置ユニット1は、柔軟性を有する閉塞部材3と、建築物の区画体99に形成された貫通孔98に閉塞部材3と一体的に挿入されて、貫通孔98内で閉塞部材3を支持する支持部材5と、を備えている。図1には、円形状の貫通孔98に対して適用される防火措置ユニット1が例示されている。この例では、支持部材5は、全体として円筒状に形成されている。
なお、以下の説明において、「軸方向L」、「周方向C」、及び「径方向R」は、貫通孔98に挿入される円筒状の支持部材5を基準として定義するものとする。すなわち、支持部材5の中心軸が延びる方向が軸方向Lであり、支持部材5の中心軸周りに周回する方向が周方向Cであり、支持部材5の中心軸に対して直交する方向に延びる方向が径方向である。また、「軸方向L」における一方側を「軸方向第一側L1」とし、他方側を「軸方向第二側L2」とする。本実施形態では、「軸方向L」が、貫通孔98に対して支持部材5を挿入する挿入方向に相当する。また、本実施形態では、「軸方向第一側L1」が「挿入方向先端側」に相当し、「軸方向第二側L2」が「挿入方向基端側」に相当する。
以下の説明で用いる方向や寸法等に関する用語は、誤差(製造上許容され得る程度の誤差)による差異を有する状態も含む概念である。更に、以下の説明で参照する図面においては、図示の容易化や理解の容易化等の観点から、縮尺や上下左右の寸法比率等が実際の製品とは異なる場合がある。
防火措置ユニット1が適用される区画体99は、建築物内の空間を複数の室空間に区画する耐火性及び防火性の構造体である。区画体99は、例えば図1及び図2に示すように複数の室空間を水平方向に区画する壁部であっても良いし、複数の室空間を鉛直方向に区画する床(又は天井;図示せず)であっても良い。区画体99は、例えば鉄筋コンクリート造(RC)や軽量気泡コンクリート造(ALC)等の中実壁であっても良いし、石膏ボード等の中空壁であっても良い。もちろん、これら以外の構造を有する区画体99が、防火措置ユニット1の適用対象とされていても良い。
区画体99には、当該区画体99をその厚み方向(図示の例では水平方向)に貫通する貫通孔98が形成されている。図1に示す例では、円形状の貫通孔98が形成されている。但し、そのような構成に限定されることなく、貫通孔98の具体的形状は、例えば楕円状や多角形状、その他の各種形状であって良い。
貫通孔98には、区画体99によって区画される複数の室空間にまたがって設けられる長尺体97が挿通される。図1及び図2に示す例では、長尺体97は、内部を冷媒が流通する流体管、エアコンの結露水を排水するドレイン管等の管状部材や、電気ケーブル等が束となって構成されている。
このように、異なる種類の複数の管状部材等から構成される長尺体97が、貫通孔98に挿通されるため、貫通孔98の内周側と長尺体97の外周側との間には、隙間が形成される。この隙間により、例えばある室空間で火災が発生した場合に、当該隙間が炎の通り道となり、隣接する室空間に延焼するおそれがある。
このような延焼を抑制するため、防火措置ユニット1が用いられる。図3に示すように、防火措置ユニット1は、閉塞部材3と、この閉塞部材3を支持する支持部材5と、を備えている。閉塞部材3は、柔軟性を有している。閉塞部材3は、支持部材5に対して周方向Cに沿って重ねて配置された状態で支持されて、当該支持部材5と一体化される。この状態で、閉塞部材3及び支持部材5が貫通孔98に挿入される(図1等参照)。
図1に示すように、閉塞部材3を支持した支持部材5が貫通孔98に挿入されることで、当該閉塞部材3が、貫通孔98と長尺体97との間に形成された隙間を埋めるように構成されている。これにより、貫通孔98と長尺体97との間に形成された隙間を通じて延焼することを抑制できる。閉塞部材3は、柔軟性を有しているため、異形の隙間にも馴染み易く、当該隙間を埋めることが容易となる。一方、閉塞部材3が柔軟性を有することで、当該閉塞部材3を単独で貫通孔98に挿入しようとしても、当該閉塞部材3を貫通孔98に円滑に挿入できないことがある。本実施形態では、柔軟性を有する閉塞部材3は、ある程度の剛性を有する支持部材5と一体的に貫通孔98に挿入されるため、支持部材5と共に貫通孔98の奥側(挿入方向先端側:軸方向第一側L1)へ挿入される。従って、貫通孔98への閉塞部材3の挿入を円滑に行うことができる。
以下、閉塞部材3及び支持部材5の詳細な構成について説明する。
閉塞部材3は、柔軟性を有し、貫通孔98と長尺体97との間に形成された隙間を閉塞するための部材である。本実施形態の閉塞部材3は、周方向Cの長さが支持部材5の周方向Cの長さよりも長く形成され、軸方向Lの長さが支持部材5の軸方向Lの長さよりも長く形成されている。
図4に示すように、閉塞部材3は、貫通孔98(図1等参照)を閉塞する機能を有する実体部33と、支持部材5に取り付けられる被取付部34と、を有している。実体部33が、貫通孔98と長尺体97との間に形成された隙間を埋めることで、延焼が抑制される(図1及び図2参照)。閉塞部材3は、被取付部34により支持部材5に取り付けられることで、支持部材5と一体化される。
実体部33は、貫通孔を閉塞する機能を有する実体的部分であり、本実施形態では熱膨張性耐火材が用いられている。実体部33としての熱膨張性耐火材は、熱膨張性(加熱により体積が増加する性質)と耐火性(火熱に耐えやすい性質、溶融温度が高く燃えにくい性質)とを有している。熱膨張性耐火材としては、公知の材質のものを特に制限なく用いることができ、例えばパテ状部材(熱膨張性パテ状耐火材)を用いることができる。但し、本実施形態の熱膨張性耐火材は、可塑剤(水性の場合は水、油性の場合は油)の含有量が通常よりも多く、全体としてペースト状となっている。
図4に示すように、閉塞部材3は、実体部33としての熱膨張性耐火材を封入する袋体31を有している。袋体31は、合成樹脂製のシート状部材で形成することができ、具体的には、例えば可燃性のプラスチックフィルム(例えばポリエチレンフィルムやナイロンフィルム等)で形成することができる。袋体31は、合成樹脂製のシート状部材を重ね合わせて構成されていると共に、実体部33を密封するためのシール部32を少なくとも一部の側縁に沿って有している。本実施形態では、少なくとも、袋体31における軸方向第一側L1の端部領域にシール部32が設けられている。図4に示す例では、シール部32は、軸方向第一側L1の端部領域において、周方向Cの全域に亘って設けられている。
本実施形態では、軸方向第一側L1の端部領域のシール部32は、実体部33の軸方向第一側L1の縁部33E付近で折り返されて折り返し部35となる(図3参照)。すなわち、閉塞部材3は、袋体31における軸方向第一側L1の端部領域に設けられた折り返し部35を有している。図4に示すように、閉塞部材3を展開した状態で、折り返し部35は周方向Cの全域に亘って直線状に形成されている。本実施形態では、閉塞部材3は、折り返し部35において軸方向Lに折り返された状態で、支持部材5に取り付けられる(図3参照)。支持部材5への閉塞部材3の取り付けについての詳細は、後述する。
図4に示すように、折り返し部35に被取付部34が設けられている。本実施形態では、上述したように袋体31における軸方向第一側L1の端部領域のシール部32が折り返し部35となっており、当該軸方向第一側L1のシール部32に被取付部34が設けられている。
被取付部34は、閉塞部材3が支持部材5に取り付けられるための部分である。本実施形態では、被取付部34は、周方向Cに間隔をあけて複数設けられている。図4に示すように、被取付部34は、袋体31のシール部32を閉塞部材3の厚み方向に貫通する取付孔34Aと、当該取付孔34Aの周りに形成されて後述する取付部57(図5参照)に圧接される被圧接部34Bと、を有している。取付孔34Aには、後述する固定凸部59(図5参照)が貫通する。
次に、支持部材5について説明する。図1及び図2に示すように、支持部材5は、貫通孔98内において、閉塞部材3を支持するための部材である。本実施形態では、図5に示すように、支持部材5は、全体として円筒状に形成されている。これにより、円形状の貫通孔98に対して支持部材5を挿入することができる。但し、支持部材5は、円筒状に限らず、貫通孔98の形状に合わせて適宜変更が可能である。支持部材5の具体的形状は、例えば楕円筒状や多角形筒状、その他の各種形状であって良い。
支持部材5は、複数部分が開放された枠体状に形成されている。これにより、支持部材5の軽量化やコストの削減等が実現可能となる。図3に示すように、本実施形態では、支持部材5は、当該支持部材5に取り付けられた閉塞部材3を筒状にした状態で支持する支持本体部51を有している。支持本体部51は、全体として円筒状に形成されている。そして、支持部材5は、支持本体部51の内周面で閉塞部材3を支持する。これにより、支持部材5は、閉塞部材3を円筒状にした状態で支持することができる。
図5に示すように、支持本体部51は、軸方向Lに沿って延びる複数の軸方向延在部52と、周方向Cに沿って延びる筒状部53及びフランジ部54と、を有している。本実施形態では、軸方向延在部52は、周方向Cに間隔をあけて4つ配置されている。そして、筒状部53は、4つの軸方向延在部52のそれぞれと軸方向第一側L1の端部において連結されている。フランジ部54は、4つの軸方向延在部52のそれぞれと軸方向第二側L2の端部において連結されている。言い換えれば、支持本体部51は、筒状部53とフランジ部54とが、軸方向Lに離間して配置されていると共に複数の軸方向延在部52によって互いに連結されている構造となっている。
なお、複数の軸方向延在部52のそれぞれは、厳密には、軸方向Lに対して所定角度傾いた方向に延びている。具体的には、複数の軸方向延在部52のそれぞれは、支持本体部51の全体が軸方向第一側L1から軸方向第二側L2に向かって拡径するように延びている。これにより、支持部材5がテーパ状に形成され、貫通孔98に対して支持部材5を軸方向第一側L1に向かって挿入する際に、その挿入操作を容易化することができると共に、強固に嵌め込むことができる(図1及び図2参照)。
図2に示すように、フランジ部54は、径方向Rにおいて貫通孔98よりも大きく形成されている。フランジ部54は、支持部材5が貫通孔98に挿入された状態で区画体99に当接する当接面54Aと、区画体99にピン止めされるためのピン孔54Bと、を有している。これにより、支持部材5を、区画体99に対して強く押し付けた状態で当該区画体99に固定することができる。
図5及び図6に示すように、支持部材5は、支持本体部51に対して軸方向第一側L1に向かって揺動するように設けられた平板状の取付部57を有している。本実施形態では、取付部57は、支持本体部51のうち、筒状部53の内周面に設けられている。取付部57は、基端部を支点として軸方向Lに揺動自在に、筒状部53に連結されている。取付部57は、揺動することにより倒伏状態と起立状態とに切り換わることができ、倒伏状態でその主面が径方向Rを向き、起立状態でその主面が軸方向Lを向くように設けられている。取付部57には、当該取付部57を厚み方向に貫通する案内孔57Aが設けられている。
本実施形態では、筒状部53の内周面に、倒伏状態の取付部57を少なくとも部分的に収納する収納凹部58が形成されている。収納凹部58は、取付部57を収納できるように、取付部57以上の大きさに形成されていれば良い。また、収納凹部58の深さは、取付部57の厚みよりも深く形成されているのが好ましいが、図6及び図7の例のように収納凹部58の深さが取付部57の厚みよりも浅くても問題はない。なお、収納凹部58の深さが、取付部57の厚みと同じ深さに形成されても良い。このようにすれば、取付部57が倒伏して収納凹部58に収納された状態で、筒状部53の内周面を滑らかな面とすることができる。
本実施形態では、筒状部53の内周面には、径方向Rの内側に突出する固定凸部59が設けられている。固定凸部59は、筒状部53の内周面における、取付部57に対応する位置に設けられている。固定凸部59は、取付部57の倒伏状態で、案内孔57Aに案内されて当該案内孔57Aを貫通する。図6に示す例では、固定凸部59は、周方向Cで分断された一対構造となっている。一対の固定凸部59は、筒状部53側から突出する突出部59Cの先端側(径方向Rの内側)に、径方向Rの内側に向かって狭まるテーパ部59Aをそれぞれ有している。これにより、固定凸部59が案内孔57Aを貫通する際には、一対の固定凸部59が案内孔57Aの縁に接触して互いに周方向Cで接近し、テーパ部59Aが案内孔57Aへの案内機能を果たす。
一対の固定凸部59のそれぞれのテーパ部59Aにおける筒状部53側(径方向Rの外側)の端部は、突出部59Cよりも周方向Cに突出しており、当該部位は引掛部59Bとなっている。テーパ部59Aが案内孔57Aを貫通した後は、一対の固定凸部59が元の状態に戻る(周方向Cで離間する)と共に、引掛部59Bが案内孔57Aの縁に引っ掛かって固定凸部59の抜け止め機能を果たす。
次に、支持部材5への閉塞部材3の取り付け手順について説明する。まず、図7に示すように、支持部材5に対して閉塞部材3を接近させる。このとき、支持部材5の取付部57は起立状態である。この状態で、軸方向Lにおいて実体部33を被取付部34に対して支持部材5とは反対側に位置させた状態で、閉塞部材3を接近させる。
その後、図8に示すように、被取付部34の取付孔34Aに固定凸部59を貫通させると共に、取付部57を軸方向第一側L1に揺動させて倒伏状態にする。このとき、固定凸部59は、取付部57の案内孔57Aも貫通する。そして、引掛部59Bによって固定凸部59の抜け止めがなされる。取付部57が倒伏状態となることにより、支持本体部51と取付部57との間に被取付部34が圧接される。より具体的には、収納凹部58と取付部57との間に、被取付部34の被圧接部34Bが圧接される。閉塞部材3の被取付部34が支持本体部51と取付部57との間で圧接されることで、閉塞部材3が支持部材5に対して強固に固定される。
その後、図9に示すように、支持部材5の支持本体部51と取付部57との間に閉塞部材3の被取付部34が圧接されている状態で、閉塞部材3を軸方向第二側L2に折り返す。これにより、被取付部34が圧接された圧接状態で、取付部57における軸方向第一側L1の揺動端部57Eに折り返し部35が係止される。言い換えれば、支持本体部51と取付部57との間に折り返し部35(被取付部34)が圧接された状態で、取付部57に折り返し部35が係止される。
ここで、貫通孔98に対して閉塞部材3及び支持部材5を挿入する際には、挿入する向きとは反対向き(軸方向第二側L2)に摺動抵抗が生じる。この場合、閉塞部材3の被取付部34に応力が集中する結果、被取付部34の近傍から閉塞部材3が破損するおそれがある。しかし、本実施形態では、取付部57における揺動端部57Eに、被取付部34の圧接状態で折り返し部35が係止されるため、貫通孔98への挿入時等の摺動抵抗に起因して折り返し部35に作用する軸方向L(軸方向第二側L2)の荷重を、揺動端部57Eによって受けることができる。その結果、摺動抵抗に起因した閉塞部材3の破損等を抑制することができる。更に、図10に示すように、揺動端部57Eには、周方向Cに沿って折り返し部35が係止される。そのため、取付部57は、折り返し部35に作用する軸方向Lの荷重を周方向Cの一定幅で受けることができ、より一層、閉塞部材3の破損等を抑制することができる。
図9及び図10に示すように、本実施形態では、支持部材5に対して閉塞部材3が取り付けられた状態で、被取付部34が、実体部33における軸方向第一側L1の縁部33E
よりも軸方向第二側L2に位置するように設けられている。また、閉塞部材3が支持部材5に取り付けられた状態で、実体部33における軸方向第一側L1の縁部33Eが支持部材5における軸方向第一側L1の端部5Eの近傍に位置している。これにより、実体部33をなるべく軸方向第一側L1に配置させることができる。すなわち、この状態で閉塞部材3及び支持部材5を貫通孔98に挿入することで、実体部33を貫通孔98の奥側に配置させることができる(図2参照)。従って、貫通孔98の奥側においても、閉塞部材3の閉塞機能を発揮させることが可能となる。
以上のように構成されている閉塞部材3と支持部材5とは、互いに一体化した状態で貫通孔98に挿入される。そして、閉塞部材3の実体部33によって、貫通孔98と長尺体97との間に形成された隙間を埋めることができる。本実施形態では、実体部33として熱により膨張する熱膨張性耐火材を用いているため、火災発生時において、例えば長尺体97の熱変形により貫通孔98に隙間が生じた場合でも、火災の熱により実体部33が膨張して当該隙間を埋めることができ、区画体99によって隔てられた複数の室空間の間での延焼を抑制できる。
延焼を抑制する観点から、閉塞部材3が貫通孔98に挿入された状態で、閉塞機能を有する実体部33が貫通孔98の軸方向Lの全域に亘って配置されていることが好ましい。本実施形態では、閉塞部材3が支持部材5に取り付けられた状態で、実体部33における軸方向第一側L1の縁部33Eが支持部材5における軸方向第一側L1の端部5Eの近傍に位置している。そのため、閉塞部材3の実体部33を貫通孔98の奥側に配置させることができる。従って、貫通孔98の奥側を含むより広い領域(好ましくは、軸方向Lの全域)において、閉塞部材3の閉塞機能を発揮させることが可能となり、より一層、延焼を抑制することができる。
〔その他の実施形態〕
(1)上記の実施形態では、取付部57が、支持本体部51に対して軸方向第一側L1に向かって揺動するように設けられている例について説明した。しかし、本発明はこのような例に限定されない。図11に示すように、取付部57は、支持本体部51に対して周方向Cに向かって揺動するように設けられていても良い。この場合にも、被取付部34が圧接された圧接状態で取付部57における軸方向第一側L1の揺動端部57Eに折り返し部35が係止される。
(2)上記の実施形態では、閉塞部材3は、袋体31における軸方向第一側L1の端部領域に設けられた折り返し部35を有している例について説明した。しかし、本発明はこのような例に限定されない。図12に示すように、閉塞部材3は、袋体31の軸方向第一側L1から突出して設けられた折り返し部35を有していても良い。
(3)上記の実施形態では、被取付部34は、閉塞部材3の厚み方向に貫通する取付孔34Aと、当該取付孔34Aの周りに形成されて後述する取付部57に圧接される被圧接部34Bと、の双方を有している例について説明した。しかし、本発明はこのような例に限定されない。被取付部34は、取付孔34A及び被圧接部34Bのいずれか一方を有して構成されていても良い。すなわち、取付孔34Aが支持部材5の固定凸部59に貫通されることのみによって、支持部材5に対して閉塞部材3を取り付けることもできるし、被圧接部34Bが支持本体部51と取付部57との間に圧接されることのみによって、支持部材5に対して閉塞部材3を取り付けることもできる。
(4)上記の実施形態では、複数の軸方向延在部52のそれぞれは、支持本体部51の全体が軸方向第一側L1から軸方向第二側L2に向かって拡径するように延びている例について説明した。しかし、本発明はこのような例に限定されない。支持部材5は、軸方向Lの全域で一定の径を有するように構成されていても良い。
(5)上記の実施形態では、取付部57が平板状に形成されている例について説明した。しかし、本発明はこのような例に限定されない。取付部57は、閉塞部材3の被圧接部34Bを圧接可能な面を有して構成されていれば良く、平板状以外の形状に形成されていても良い。例えば図11に示すような取付部57が支持本体部51に対して周方向Cに揺動する例では、取付部57は、湾曲する板状に形成されても良い。
(6)上記の実施形態では、支持本体部51が、一体構造を有する構成を例として説明した。しかし、本発明はこのような例に限定されない。支持本体部51が、周方向Cに分割可能な複数のパーツによって構成された分割構造とされても良い。このようにすれば、支持本体部51の内周面に閉塞部材3を取り付ける際に、パーツ毎に当該閉塞部材3を取り付けることができる。その結果、支持本体部51の円筒状の内周面に沿わせて閉塞部材3を取り付けることが容易となる。この場合において、支持本体部51を構成する各パーツは、個別に閉塞部材3に取り付けられるのではなく、一体化されてから閉塞部材3に取り付けられても良い。
(7)上記の実施形態では、柔軟性を有する閉塞部材3として、袋体31の内部に封入されたペースト状の熱膨張性耐火材を用いる構成を例として説明した。しかし、本発明はこのような例に限定されない。閉塞機能を有する実体部33としては、熱膨張性耐火材に限定されることなく、繊維系や発泡プラスチック系等の様々な断熱材を用いることもできる。例えば、繊維系としてグラスウール等を用いることができ、発泡プラスチック系としてウレタンフォーム等を用いることができる。
(8)上記の実施形態では、閉塞部材3の被取付部34が折り返し部35に設けられ、折り返し部35が折り返されることにより、被取付部34が、実体部33における軸方向第一側L1の縁部33Eよりも軸方向第二側L2に位置するように設けられる構成を例として説明した。しかし、本発明はこのような例に限定されない。被取付部34が、当初より、実体部33における軸方向第一側L1の縁部33Eよりも軸方向第二側L2に設けられていても良い。
(9)上記の実施形態では、被取付部34が、実体部33における軸方向第一側L1(挿入方向先端側)の縁部33Eよりも軸方向第二側L2(挿入方向基端側)に位置するように設けられている例について説明した。しかし、本発明はこのような例に限定されない。例えば、図13及び14において模式的に示すように、被取付部34は、実体部33における軸方向第一側L1の縁部33Eに位置するように(軸方向Lにおいて同じ位置)設けられていても良い。また、この場合、図13に示すように、被取付部34は、取付部57によって径方向Rから挟まれるように係止されていても良く、図14に示すように、周方向から挟まれるように係止されていても良い。
(10)なお、前述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
本開示に係る技術は、建物の区画体に形成された貫通孔を措置するための貫通孔措置ユニットに利用することができる。
1 :防火措置ユニット(貫通孔措置ユニット)
3 :閉塞部材
5 :支持部材
5E :端部
31 :袋体
32 :シール部
33 :実体部
33E :縁部
34 :被取付部
35 :折り返し部
51 :支持本体部
57 :取付部
57E :揺動端部
98 :貫通孔
99 :区画体
C :周方向
L :軸方向(挿入方向)
L1 :軸方向第一側(挿入方向先端側)
L2 :軸方向第二側(挿入方向基端側)
R :径方向

Claims (5)

  1. 柔軟性を有する閉塞部材と、
    建築物の区画体に形成された貫通孔に前記閉塞部材と一体的に挿入されて、前記貫通孔内で前記閉塞部材を支持する支持部材と、を備え、
    前記閉塞部材は、前記貫通孔を閉塞する機能を有する実体部と、前記実体部を封入する袋体と、前記支持部材に取り付けられる被取付部と、折り返し部と、を有し、
    前記折り返し部は、前記袋体における挿入方向先端側の端部領域に設けられ、又は、前記袋体の挿入方向先端側から突出して設けられ、前記閉塞部材における挿入方向基端側に向けて折り返された部分であり、
    前記被取付部が、前記実体部における前記挿入方向先端側の縁部よりも前記挿入方向基端側に位置するように前記折り返し部に設けられている貫通孔措置ユニット。
  2. 前記袋体が、合成樹脂製のシート状部材を重ね合わせて構成されていると共に、前記実体部を密封するためのシール部を少なくとも一部の側縁に沿って有し、
    前記袋体における前記挿入方向先端側の端部領域に前記シール部が設けられ、そのシール部が前記折り返し部とされて当該シール部に前記被取付部が設けられている請求項に記載の貫通孔措置ユニット。
  3. 前記支持部材は、支持本体部と、前記支持本体部に対して前記挿入方向先端側に向かって揺動するように設けられた平板状の取付部と、を有し、
    前記支持本体部と前記取付部との間に前記折り返し部が圧接された状態で、前記取付部に前記被取付部が係止される請求項又はに記載の貫通孔措置ユニット。
  4. 前記閉塞部材が前記支持部材に取り付けられた状態で、前記実体部における前記挿入方向先端側の縁部が前記支持部材における前記挿入方向先端側の端部の近傍に位置する請求項1からのいずれか一項に記載の貫通孔措置ユニット。
  5. 柔軟性を有する閉塞部材と、前記閉塞部材を支持する支持部材とを備えた貫通孔措置ユニットを用い、建築物の区画体に形成された貫通孔を措置する貫通孔措置方法であって、
    前記閉塞部材は、前記貫通孔を閉塞する機能を有する実体部と、前記実体部を封入する袋体と、前記支持部材に取り付けられる被取付部と、折り返し部と、を有し、
    前記折り返し部は、前記袋体における挿入方向先端側の端部領域に設けられ、又は、前記袋体の挿入方向先端側から突出して設けられ、前記閉塞部材における挿入方向基端側に向けて折り返された部分であり、
    前記閉塞部材と前記支持部材とを、前記折り返し部に設けられた前記被取付部により、記実体部の前記挿入方向先端側の縁部よりも前記挿入方向基端側の位置で一体的に取り付けた状態で、前記挿入方向先端側から前記貫通孔に挿入する貫通孔措置方法。
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