JP6890302B2 - 電力変換システム - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換システムに関し、特に、直流を交流に変換する電力変換システムに関する。
従来、分散電源を系統連系するパワーコンディショナと、追加電源を増設するための追加ユニットとを備えた電力制御システムがあった(例えば特許文献1参照)。
パワーコンディショナは、分散電源が出力する電力の電圧を昇圧又は降圧するDC/DCコンバータと、DC/DCコンバータの出力を交流に変換するインバータと、DC/DCコンバータ及びインバータの出力を制御するパワコン制御部と、を備える。インバータの出力端には系統及び負荷が接続されており、インバータは系統と連系して負荷に電力を供給する。
追加ユニットは、追加の分散電源が出力する電力の電圧を昇圧又は降圧するDC/DCコンバータと、DC/DCコンバータを制御する追加制御部と、を備えている。追加ユニットのDC/DCコンバータの出力端は、パワーコンディショナにおいてDC/DCコンバータとインバータとの接続箇所であるDC中間リンク部分に電気的に接続される。
パワコン制御部は、DC中間リンク部分の電圧を監視し、監視結果に基づいてパワーコンディショナ及び追加ユニットのDC/DCコンバータのPWM(Pulse Width Modulation)制御を行っている。
特開2015−122906号公報
特許文献1に記載の電力制御システムでは、パワーコンディショナが交流電源の系統に接続されているので、DC中間リンク部分(直流線路)に印加される直流電圧には、系統の交流電圧に起因したリップルノイズが発生する。パワコン制御部は、DC中間リンク部分の電圧の監視結果に基づいてPWM制御を行うので、リップルノイズによってDC中間リンク部分の直流電圧の監視結果に誤差が発生すると、DC/DCコンバータの制御に悪影響が発生するという問題があった。
本発明の目的は、計測誤差を低減できる電力変換システムを提供することにある。
本発明の一態様の電力変換システムは、直流電力を出力する直流電源装置と、電力変換装置と、を備える。前記電力変換装置は、前記直流電源装置が接続される直流線路から入力される前記直流電力を交流電力に変換して、負荷に前記交流電力を供給する動作と交流電力系統に前記交流電力を出力する動作との少なくとも一方を行うインバータ回路と、前記インバータ回路の制御を行う第1制御部と、を備え、前記第1制御部は、前記直流線路に接続される前記直流電源装置に、前記交流電力系統の周波数に基づくノイズ情報を通信により送信する。前記直流電源装置は、直流電源に接続される第1接続部と、前記直流線路に接続される第2接続部と、前記第1接続部と前記第2接続部との間で直流電圧の電圧値を変換するコンバータ回路と、前記直流線路からの入力と前記直流線路への出力との少なくとも一方の電気的特性値を計測する第1計測部と、前記第1計測部の計測値を計測期間で平均化した値に基づいて前記コンバータ回路の出力を制御する第2制御部と、前記電力変換装置から送信される前記ノイズ情報を受信する受信部と、を備える。前記第2制御部は、前記受信部が受信した前記ノイズ情報に基づいて、前記計測期間を決定する。
本発明によれば、計測誤差を低減できる電力変換システムを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る電力変換システムのシステム構成図である。 図2は、本発明の一実施形態の変形例1に係る電力変換システムのシステム構成図である。
以下に説明する実施形態は、本発明の種々の実施形態の一つに過ぎない。本発明の実施形態は、下記実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外も含み得る。また、下記の実施形態は、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(1)構成
図1は、本実施形態に係る電力変換システム1のシステム構成図である。
本実施形態の電力変換システム1は、需要家施設10に設けられ、交流電力系統100と連系して需要家施設10内の負荷5に電力を供給する。また、電力変換システム1は、太陽光発電装置11で発電された電力を交流電力系統100に出力(逆潮流)することもできる。ここにおいて、需要家施設10は、エネルギー資源の供給事業者からエネルギー資源の供給を受ける需要家の施設である。本実施形態では、戸建住宅を需要家施設10の一例として説明する。
電力変換システム1は、電力変換装置2の直流線路DC1に電気的に接続される直流電源装置3と、直流線路DC1から入力される直流電力を交流電力に変換する電力変換装置2と、を備える。
直流電源装置3には蓄電池ユニット12が接続されている。直流電源装置3は、蓄電池ユニット12から入力(放電)される直流電圧の電圧値を変換して直流線路DC1に出力する。また、直流電源装置3は、直流線路DC1から入力される直流電圧の電圧値を変換して蓄電池ユニット12に出力、すなわち蓄電池ユニット12を充電する。
次に、電力変換システム1の各部の構成を説明する。
(1.1)電力変換装置
電力変換装置2は、太陽光発電装置11から入力される直流電圧の電圧値を変換して直流線路DC1に出力するDC/DCコンバータ回路21と、直流線路DC1から入力される直流電力を交流電力に変換するDC/ACコンバータ22と、を備える。
DC/DCコンバータ回路21は、第1コンバータ回路211(電力変換装置のコンバータ回路)と、第1制御処理部212と、第1計測部213と、を備える。
第1コンバータ回路211は、例えば昇圧型のチョッパ回路を備え、太陽光発電装置11から入力される直流電圧を所定の電圧値(例えばDC300V)の直流電圧に変換して直流線路DC1に出力する。第1コンバータ回路211は、直流電圧の電圧値を変換する変換回路であればよく、降圧型、昇降圧型のチョッパ回路でもよい。
第1計測部213は、例えば、第1コンバータ回路211から直流線路DC1に出力される直流電圧を分圧する分圧回路と、分圧回路で分圧された電圧値をA/D変換するA/Dコンバータとを備える。第1計測部213は、所定のサンプリング間隔(例えば数mSの時間間隔)で、第1コンバータ回路211の出力電圧を計測する。
第1制御処理部212は第1コンバータ回路211の出力を制御する。第1制御処理部212は、例えば、CPU(Central Processing Unit)とメモリとを有するマイクロコンピュータを備えている。CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することによって、第1制御処理部212の機能が実現される。CPUが実行するプログラムは、例えば、マイクロコンピュータのメモリにあらかじめ記憶されているが、インターネットなどの電気通信回線を通じて提供されてもよいし、メモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよい。
第1制御処理部212は、システム管理部223から入力されるノイズ情報に基づいて、交流電力系統100の交流電圧(例えばAC100/200[V]、50/60[Hz]の交流電圧)の1周期の時間を計測期間とするように、計測期間を決定する。ここでいう「計測期間」とは、第1制御処理部212が第1計測部213の計測値の平均を求める期間の時間長のことであり、第1制御処理部212は第1計測部213の計測値の平均を求める処理を計測期間の周期で繰り返し行う。
第1制御処理部212は、第1計測部213の計測値を計測期間において平均化することで、第1コンバータ回路211の出力電圧の平均値(実効値)を求める。第1計測部213の計測値には交流電力系統100の交流電圧に起因したリップルノイズが含まれる可能性がある。このリップルノイズの周波数は、交流電力系統100の交流電圧又は交流電流の周波数の約2倍であり、第1制御処理部212は、第1計測部213の計測値を交流電圧の1周期の計測期間で平均化しているので、リップルノイズによる計測誤差を低減できる。計測期間は、交流電力系統100の交流電圧の1周期の時間に限定されず、交流電圧の(1/2)周期(半周期)の逓倍(正の整数倍)の時間であればよく、適宜変更が可能である。計測期間が交流電圧の(1/2)周期の逓倍の時間であれば、計測期間の開始時点が交流電圧のゼロクロス点に同期している必要はなく、計測期間の開始時点は任意のタイミングでよい。また、第1制御処理部212は、交流電圧の(1/2)周期の逓倍の計測期間で、第1コンバータ回路211の出力電圧(計測値)の中央値を求めてもよく、リップルノイズによる計測誤差を低減できる。
第1制御処理部212は、第1計測部213の計測結果をもとに出力電圧を計測しているが、出力電圧、出力電流、出力電力の1つ又は複数を電気的特性値として計測してもよい。また、第1制御処理部212は、所定の期間における出力電力量を電気的特性値として計測してもよい。第1コンバータ回路211の出力電流を計測する場合、第1計測部213は、第1コンバータ回路211から直流線路DC1に出力される電流値を計測するための電流センサ(例えばホール素子など)を備えていればよい。第1制御処理部212は、第1計測部213によって計測された出力電流を計測期間ごとに平均化することで、出力電流の平均値を測定する。また、第1コンバータ回路211の出力電力を計測する場合、第1計測部213は、第1コンバータ回路211の出力電流と出力電圧の両方を計測すればよい。第1制御処理部212は、第1計測部213によって計測された出力電流と出力電圧とから出力電力を演算し、出力電力の計算結果を計測期間ごとに平均化することで、出力電力の平均値を測定する。
第1制御処理部212は、第1コンバータ回路211の出力電圧の平均値(実効値)を求める処理を連続的に繰り返し、平均値が所定の電圧値となるように、第1コンバータ回路211が備えるスイッチング素子のPWM制御を行う。
DC/ACコンバータ22は、インバータ回路220と、制御部221とを備える。
インバータ回路220は、例えばフルブリッジ方式のインバータ回路であり、直流線路DC1から入力される直流電力を交流電力に変換する。インバータ回路220は、交流電力系統100と連系して負荷5に交流電力を供給する動作と、交流電力系統100に交流電力を出力する動作と、の少なくとも一方を行う。インバータ回路220は、フルブリッジ型のインバータ回路に限定されず、ハーフブリッジ型のインバータ回路でもよい。
制御部221はインバータ制御処理部222とシステム管理部223とを備える。制御部221は全体としてインバータ回路220を制御する。
インバータ制御処理部222は、システム管理部223から入力される制御信号に基づいて、インバータ回路220の出力を制御する。インバータ制御処理部222は、例えば、CPUとメモリとを有するマイクロコンピュータを備えている。CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することによって、インバータ制御処理部222の機能が実現される。CPUが実行するプログラムは、例えば、マイクロコンピュータのメモリにあらかじめ記憶されているが、インターネットなどの電気通信回線を通じて提供されてもよいし、メモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよい。
システム管理部223は、電力変換システム1の全体的な制御を行っており、第1コンバータ回路211及びインバータ回路220と直流電源装置3が有する第2コンバータ回路31(直流電源装置のコンバータ回路)の動作を制御する。システム管理部223は、例えば、CPUとメモリとを有するマイクロコンピュータを備えている。CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することによって、システム管理部223の機能が実現される。CPUが実行するプログラムは、例えば、マイクロコンピュータのメモリにあらかじめ記憶されているが、インターネットなどの電気通信回線を通じて提供されてもよいし、メモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよい。なお、システム管理部223とインバータ制御処理部222とは1つのマイクロコンピュータで実現されてもよい。
また、システム管理部223は、通信部224及び計測部225を備えている。
通信部224は、直流電源装置3との間で無線通信により通信を行う。通信部224は、無線局の免許が不要な小電力無線の通信モジュールを備えている。この種の小電力無線については、用途などに応じて使用する周波数帯域や空中線電力などの仕様が各国で規定されている。日本国においては、920MHz帯、420MHz帯、2.4GHz帯、5GHz帯などの電波を使用する小電力無線(特定小電力無線)が規定されている。なお、通信部224は、小電力無線の通信インタフェースに限定されず、適宜変更が可能であり、例えばZigBee(登録商標)規格に準拠した通信インタフェース、Bluetooth(登録商標)規格に準拠した通信インタフェースなどでもよい。
また、通信部224は、DC/DCコンバータ回路21の第1制御処理部212と通信する機能も備えている。通信部224と第1制御処理部212との通信は有線方式でも無線方式でもよい。
計測部225は、交流電力系統100の交流電圧を計測する。計測部225は、例えば交流電力系統100の交流電圧を分圧する分圧回路を備え、分圧回路によって分圧された電圧から交流電力系統100の交流電圧を計測する。計測部225は、ホールIC、カレントトランスなどを用いて交流電力系統100の交流電流を計測してもよく、交流電圧と交流電流の両方を計測してもよい。
システム管理部223は、計測部225によって計測された交流電圧又は交流電流の周波数に基づいて、交流電力系統100の周波数(電源周波数)を計測する。ここにおいて、交流電力系統100の周波数とは、交流電力系統100の交流電圧又は交流電流の周波数である。そして、システム管理部223は、交流電力系統100の周波数に基づくノイズ情報を通信部224(送信部)から直流電源装置3に所定の時間間隔(例えば100mS間隔)で送信する。ここで、交流電力系統100の周波数に基づくノイズ情報とは、例えば周波数の計測結果である。
また、システム管理部223は、DC/DCコンバータ回路21及び直流電源装置3の動作を制御するための制御信号を、通信部224から第1制御処理部212及び直流電源装置3の第2制御処理部32に送信する。システム管理部223は、DC/DCコンバータ回路21及び直流電源装置3を運転/停止させる制御信号、DC/DCコンバータ回路21及び直流電源装置3の出力電力を指示する制御信号などを通信部224から第1制御処理部212及び第2制御処理部32に送信する。
また、システム管理部223には、例えばディップスイッチのような操作部4が接続されており、スイッチのオン/オフに応じたデータがシステム管理部223に入力される。
(1.2)直流電源装置
直流電源装置3は、第1接続部301と、第2接続部302と、第2コンバータ回路31(コンバータ回路)と、第2制御処理部32(処理部)と、第2計測部33と、通信部34(受信部)と、を備える。直流電源装置3は、蓄電池ユニット12を充電又は放電する充放電装置である。
第1接続部301は、直流電源である蓄電池ユニット12に接続される。
第2接続部302は、電力変換装置2の直流線路DC1に電線6を介して電気的に接続される。
第2コンバータ回路31は、例えば昇降圧型の双方向DC/DCコンバータであり、第1接続部301と第2接続部302との間で直流電圧の電圧値を変換する。第2コンバータ回路31は、蓄電池ユニット12から放電する場合は、蓄電池ユニット12から入力される直流の電圧値を所定の電圧値に変換(昇圧)し、電線6を介して直流線路DC1に出力する。第2コンバータ回路31は、蓄電池ユニット12を充電する場合は、直流線路DC1から電線6を介して入力される直流の電圧値を変換(降圧)して、蓄電池ユニット12に出力、つまり蓄電池ユニット12を充電する。
第2計測部33は、例えば、第2コンバータ回路31が直流線路DC1に出力する直流電圧又は直流線路DC1から第2コンバータ回路31に入力される直流電圧を分圧する分圧回路と、分圧回路で分圧された電圧値をA/D変換するA/Dコンバータとを備える。第2計測部33は、所定のサンプリング間隔(例えば数mSの時間間隔)で、第2コンバータ回路31の出力電圧を計測する。
通信部34(受信部)は、電力変換装置2から送信されるノイズ情報を受信する。通信部34は、電力変換装置2の通信部224と同じ通信方式の通信モジュールを備えており、電力変換装置2との間で無線通信により通信を行う。
第2制御処理部32は第2コンバータ回路31の出力を制御する。第2制御処理部32は、例えば、CPUとメモリとを有するマイクロコンピュータを備えている。CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することによって、第2制御処理部32の機能が実現される。CPUが実行するプログラムは、例えば、マイクロコンピュータのメモリにあらかじめ記憶されているが、インターネットなどの電気通信回線を通じて提供されてもよいし、メモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよい。
第2制御処理部32は、通信部34が電力変換装置2から定期的に受信するノイズ情報(本実施形態では交流電力系統100の交流電圧の1周期の時間の情報)をもとに、交流電圧の1周期の時間に計測期間を決定する。
第2制御処理部32は、第2計測部33の計測値を計測期間において平均化することで、第2コンバータ回路31の出力電圧の平均値(実効値)を求める。第2計測部33の計測値には交流電力系統100の交流電圧に起因したリップルノイズが含まれる可能性があるが、第2制御処理部32は、第2計測部33の計測値を交流電圧の1周期の計測期間で平均化しているので、リップルノイズによる計測誤差を低減できる。計測期間は、交流電力系統100の交流電圧の1周期の時間に限定されず、(1/2)周期の逓倍の時間であればよく、適宜変更が可能である。また、計測期間が(1/2)周期の逓倍の時間であれば、計測期間の開始時点が交流電圧のゼロクロス点に同期している必要はなく、計測期間の開始時点は任意のタイミングでよい。なお、第2制御処理部32は、交流電圧の(1/2)周期の逓倍の計測期間で、第2コンバータ回路31の出力電圧(計測値)の中央値を求めてもよく、リップルノイズによる計測誤差を低減できる。
第2制御処理部32は、第2計測部33の計測結果をもとに、第2コンバータ回路31の出力電圧を計測しているが、出力電圧、出力電流、出力電力の1つ又は複数を電気的特性値として計測してもよい。また、第2制御処理部32は、所定の期間における出力電力量を電気的特性値として計測してもよい。第2コンバータ回路31の出力電流を計測する場合、第2計測部33は、第2コンバータ回路31から直流線路DC1に出力される電流値を計測するための電流センサ(例えばホール素子など)を備えていればよい。第2制御処理部32は、第2計測部33によって計測された出力電流を計測期間ごとに平均化することで、出力電流の平均値を測定する。また、第2コンバータ回路31の出力電力を計測する場合、第2計測部33は、第2コンバータ回路31の出力電流と出力電圧の両方を計測すればよい。第2制御処理部32は、第2計測部33によって計測された出力電流と出力電圧とから出力電力を演算し、出力電力の計算結果を計測期間ごとに平均化することで、出力電力の平均値を測定する。また、第2コンバータ回路31が蓄電池ユニット12を充電する場合、第1制御処理部212は、第1計測部213の計測結果をもとに入力電圧、入力電流、入力電力の1つ又は複数を電気的特性値として計測してもよい。
第2制御処理部32は、第2計測部33の計測結果をもとに、第2コンバータ回路31の出力を制御するように、第2コンバータ回路31が備えるスイッチング素子のPWM制御を行う。
(2)動作
本実施形態の電力変換システム1の動作について以下に説明する。
システム管理部223は、通信部224から直流電源装置3及びDC/DCコンバータ回路21に制御信号を送信し、直流電源装置3及びDC/DCコンバータ回路21の出力を制御する。また、システム管理部223は、計測部225の計測結果をもとに交流電力系統100の周波数(交流電圧又は交流電流の周波数)を定期的に監視する。そして、システム管理部223は、通信部224から直流電源装置3及びDC/DCコンバータ回路21に、交流電力系統100の周波数に基づくノイズ情報を所定の時間間隔で送信する。
DC/DCコンバータ回路21の第1制御処理部212が、システム管理部223からノイズ情報を受信すると、交流電力系統100の交流電圧の1周期の時間に計測期間を決定する。第1制御処理部212は、計測期間ごとに第1計測部213の計測結果を平均化することで、第1コンバータ回路211の出力電圧の平均値を求める。第1制御処理部212は、出力電圧の平均値が所定の電圧値(例えば、制御信号によって指示された電圧値)となるように、第1コンバータ回路211のスイッチング素子をPWM制御する。第1制御処理部212は、計測期間ごとに第1計測部213の計測結果を平均化することで出力電圧の平均値を求めているので、交流電圧に起因したリップルノイズによる計測誤差を低減でき、計測誤差による第1コンバータ回路211の出力の変動を抑制できる。
また、直流電源装置3の第2制御処理部32が、システム管理部223からノイズ情報を受信すると、交流電力系統100の交流電圧の1周期の時間に計測期間を決定する。第2制御処理部32は、計測期間ごとに第2計測部33の計測結果を平均化することで、第2コンバータ回路31の出力電圧の平均値を求める。第2制御処理部32は、出力電圧の平均値が所定の電圧値(例えば、制御信号によって指示された電圧値)となるように、第2コンバータ回路31のスイッチング素子をPWM制御する。第2制御処理部32は、計測期間ごとに第2計測部33の計測結果を平均化することで出力電圧の平均値を求めているので、交流電圧に起因したリップルノイズによる計測誤差を低減でき、計測誤差による第2コンバータ回路31の出力の変動を抑制できる。
このように、電力変換装置2のシステム管理部223が直流電源装置3及びDC/DCコンバータ回路21にノイズ情報を通信により送信しているので、直流電源装置3及びDC/DCコンバータ回路21が交流電力系統100の周波数を検出する回路を備える必要がない。
(3)変形例
以下に、上記実施形態の変形例に係る電力変換装置を列記する。なお、以下に説明する変形例の各構成は、上記実施形態で説明した各構成と適宜組み合わせて適用可能である。
(3.1)変形例1
図2は、変形例1に係る電力変換システム1Aのシステム構成図である。以下、上記実施形態と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。
上記実施形態の電力変換システム1では電力変換装置2がDC/DCコンバータ回路21を備えていたが、変形例1の電力変換システム1Aでは電力変換装置2AがDC/ACコンバータ22のみを備えている。そして、電力変換装置2Aの直流線路DC1に2つの直流電源装置3,3Aが電線6,6Aを介して接続されている。直流電源装置3には蓄電池ユニット12が接続されており、直流電源装置3Aには太陽光発電装置11が接続されている。
直流電源装置3Aは、直流電源装置3と同様の構成を備えている。直流電源装置3Aの第1接続部301A、第2接続部302A、第2制御処理部32A、第2計測部33A、通信部34Aは、それぞれ、直流電源装置3の第1接続部301、第2接続部302、第2制御処理部32、第2計測部33、通信部34に対応しており、その説明は省略する。また、直流電源装置3Aの第2コンバータ回路31Aは、片方向の電圧変換のみを行う点以外は直流電源装置3の第2コンバータ回路31と同様であるので、その説明は省略する。
変形例1では、直流電源から入力される直流電圧を所定の電圧値の直流電圧に変換する直流電源装置3,3Aと、DC/ACコンバータ22のみを備えた電力変換装置2Aをそれぞれモジュール化している。電力変換装置2Aの直流線路DC1には、所望の直流電源装置3,3Aを接続可能であり、電力変換装置2Aは直流電源装置3,3Aから入力される直流電力を交流電力に変換する。
変形例1では、電力変換装置2Aに、2つの直流電源装置3,3Aが接続されているが、電力変換装置2Aには1つの直流電源装置が接続されてもよいし、3つ以上の直流で源装置が接続されてもよい。
(3.2)変形例2
上記実施形態及び変形例1では、電力変換装置2,2Aの計測部225が、交流電力系統100の周波数を計測しているが、操作部4を用いて周波数が入力されてもよい。
操作部4は例えばディップスイッチであり、所定のビットの値が「0」であれば周波数が50Hzであり、所定のビットの値が「1」であれば周波数が60Hzである。
システム管理部223は、操作部4から上記ビットの値を読み込み、ビットの値から交流電力系統100の交流電圧の周波数が50Hzであるか60Hzであるかを判定する。
そして、システム管理部223は、交流電力系統100の周波数に基づく情報を通信部224から直流電源装置3に通信により送信する。変形例2では、システム管理部223は、電源の投入時及び操作部4による設定の変更時に、ノイズ情報を通信部224から直流電源装置3に送信すればよく、上記実施形態及び変形例1に比べて通信のトラフィックを低減できる。
(3.3)その他の変形例
上記実施形態及び変形例1、2では、システム管理部223は、交流電力系統100の周波数に基づくノイズ情報として、計測部225で計測された周波数の計測結果を送信しているが、ノイズ情報はこれに限定されない。日本国においては交流電力系統100の周波数(以下、系統基本周波数という)は50Hz及び60Hzのいずれかである。したがって、システム管理部223は、計測部225の計測結果から判別した系統基本周波数(50Hz又は60Hz)をノイズ情報として通信部224から直流電源装置3に通信により送信してもよい。例えば、計測部225の計測結果が50.01Hzの場合、システム管理部223は、系統基本周波数を50Hzと判別し、ノイズ情報として50という値を送信してもよい。また、システム管理部223は、計測部225の計測結果から判別した系統基本周波数が50Hzの場合は「0」を、60Hzの場合は「1」をノイズ情報として通信部224から直流電源装置3に送信してもよく、データ量を少なくできる。また、システム管理部223は、計測部225の計測結果から判別した系統基本周波数の交流の1周期の時間、又は系統基本周波数の交流の(1/2)周期の逓倍の時間を、周波数に基づくノイズ情報として通信部224から直流電源装置3に送信してもよい。
また、電力変換装置2は、通信部224から直流電源装置3及びDC/DCコンバータ回路21に交流電力系統100の周波数に基づくノイズ情報を所定の時間間隔で送信しているが、直流電源装置3及びDC/DCコンバータ回路21の初期稼働時にのみ送信してもよい。
通信部224は、直流電源装置3及びDC/DCコンバータ回路21にノイズ情報を無線通信で送信しているが、通信方式は無線通信に限定されず、有線通信でもよい。有線通信の場合、通信部224は、例えば電力線搬送通信方式で通信を行ってもよいし、専用の通信線を介して通信を行ってもよい。
上記実施形態及び変形例1、2では、直流電源として、発電装置である太陽光発電装置11と、定置型の蓄電池ユニット12とを例示したが、直流電源は、燃料電池、風力発電装置などの発電装置でもよいし、電動車両の蓄電池でもよい。電動車両は、例えばハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車などである。
なお、上記実施形態及び変形例1、2において、直流電源装置3,3A及びDC/DCコンバータ回路21が、直流線路DC1の直流電圧に重畳するリップルノイズから、交流電力系統100の周波数を求め、その結果から計測期間を決定してもよい。直流電源装置3,3A及びDC/DCコンバータ回路21が、直流線路DC1の直流電圧に重畳するリップルノイズから交流電力系統100の周波数を検出できれば、電力変換装置2,2Aからノイズ情報を送信する必要がなく、通信トラフィックを低減できる。
上記実施形態及び変形例1、2では、需要家施設10が戸建て住宅である場合を説明したが、需要家施設10は集合住宅の住戸でもよいし、オフィスビルや商業ビルのテナントでもよい。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様の電力変換装置(2,2A)は、インバータ回路(220)と、制御部(221)とを備える。インバータ回路(220)は、直流線路(DC1)から入力される直流電力を交流電力に変換する。直流線路(DC1)には、直流電力を出力する直流電源装置(3,3A)が接続される。インバータ回路(220)は、負荷(5)に交流電力を供給する動作と、交流電力系統(100)に交流電力を出力する動作と、の少なくとも一方を行う。制御部(221)は、直流線路(DC1)に接続される直流電源装置(3,3A)に、交流電力系統(100)の周波数に基づくノイズ情報を通信により送信する。
この構成によれば、直流電源装置(3,3A)は、電力変換装置(2,2A)から通信により送信されるノイズ情報をもとに、交流電力系統(100)の交流電圧に起因して発生するリップルノイズの周波数を把握できる。したがって、直流電源装置(3,3A)において、リップルノイズを低減する処理を行うことができ、それによって計測誤差を低減できる。
第2の態様の電力変換装置(2,2A)は、第1の態様において、交流電力系統(100)の交流電圧と交流電流との少なくとも一方から交流電力系統(100)の周波数を計測する計測部(225)を、更に備える。制御部(221)は、計測部(225)の計測結果から得た周波数に基づくノイズ情報を直流電源装置(3,3A)に送信する。
この構成によれば、交流電力系統100の周波数の変動によって、リップルノイズの周波数が変動する場合でも、直流電源装置(3,3A)において、リップルノイズの周波数の変動を把握できる。
第3の態様の電力変換装置(2,2A)は、第1の態様において、交流電力系統(100)の周波数を入力するための操作部(4)を、更に備える。制御部(221)は、操作部(4)で設定された周波数に基づくノイズ情報を直流電源装置(3,3A)に送信する。
この構成によれば、交流電力系統(100)の周波数を計測する計測部が不要になる。
第4の態様の電力変換装置(2,2A)では、第1〜3のいずれかの態様において、直流電源装置(3,3A)は、ノイズ情報に基づいて計測期間を決定する。直流電源装置(3,3A)は、直流線路(DC1)からの入力と直流線路(DC1)への出力との少なくとも一方の電気的特性値を計測期間ごとに計測する。
この構成によれば、直流電源装置(3,3A)は、電力変換装置(2,2A)から通信により送信されたノイズ情報をもとに計測期間を決定し、計測期間ごとに電気的特性値を計測するので、リップルノイズを低減することができる。
第5の態様の電力変換装置(2)は、第1〜4のいずれかの態様において、直流電源(11,12)から入力される直流電圧を所定の電圧値の直流電圧に変換して直流線路(DC1)に出力するコンバータ回路(211)を、更に備える。
この構成によれば、コンバータ回路(211)に接続される直流電源(11)と、直流電源装置(3,3A)に接続される直流電源(12,11)とから、直流電力の供給を受けることができる。
第2〜第5の態様に係る構成については、電力変換装置(2,2A)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
第6の態様の電力変換装置(2,2A)は、インバータ回路(220)と、制御部(221)とを備える。インバータ回路(220)は、直流線路(DC1)から入力される直流電力を交流電力に変換する。直流線路(DC1)には、直流電力を出力する直流電源装置(3,3A)が接続される。インバータ回路(220)は、負荷(5)に交流電力を供給する動作と、交流電力系統(100)に交流電力を出力する動作と、の少なくとも一方を行う。制御部(221)は、直流線路(DC1)に接続される直流電源装置(3,3A)に、交流電力系統(100)の周波数の情報を通信により送信する。
この構成によれば、直流電源装置(3,3A)は、電力変換装置(2,2A)から通信により送信される周波数の情報をもとに、交流電力系統(100)の交流電圧に起因して発生するリップルノイズの周波数を把握できる。したがって、直流電源装置(3,3A)において、リップルノイズを低減する処理を行うことができ、それによって計測誤差を低減できる。なお、交流電力系統(100)の周波数の情報は、周波数の情報のみに限定されず、周波数の逆数である周期の情報でもよい。
第7の態様の電力変換システム(1,1A)は、第1〜6のいずれかの態様の電力変換装置(2,2A)と、電力変換装置(2,2A)の直流線路(DC1)に直流電力を出力する直流電源装置(3,3A)と、を備える。
この構成によれば、直流電源装置(3,3A)での計測誤差を低減することができる。
第8の態様の直流電源装置(3,3A)は、第1接続部(301,301A)と、第2接続部(302,302A)と、コンバータ回路(31,31A)と、受信部(34,34A)と、処理部(32,32A)と、を備える。第1接続部(301,301A)は直流電源(11,12)に接続される。第2接続部(302,302A)は電力変換装置(2,2A)の直流線路(DC1)に接続される。電力変換装置(2,2A)は、直流線路(DC1)から入力される直流電力を交流電力に変換して、負荷(5)に交流電力を供給する動作と交流電力系統(100)に交流電力を出力する動作との少なくとも一方を行う。コンバータ回路(31,31A)は、第1接続部(301,301A)と第2接続部(302,302A)との間で直流電圧の電圧値を変換する。受信部(34,34A)は、電力変換装置(2,2A)から送信される交流電力系統(100)の周波数に基づくノイズ情報を受信する。処理部(32,32A)は、受信部(34,34A)が受信した情報に基づいて計測期間を決定し、コンバータ回路(31,31A)の入力と出力との少なくとも一方の電気的特性値を計測する。
この構成によれば、直流電源装置(3,3A)での計測誤差を低減することができる。
第9の態様の直流電源装置(3,3A)は、第1接続部(301,301A)と、第2接続部(302,302A)と、コンバータ回路(31,31A)と、受信部(34,34A)と、処理部(32,32A)と、を備える。第1接続部(301,301A)は直流電源(11,12)に接続される。第2接続部(302,302A)は電力変換装置(2,2A)の直流線路(DC1)に接続される。電力変換装置(2,2A)は、直流線路(DC1)から入力される直流電力を交流電力に変換して、負荷(5)に交流電力を供給する動作と交流電力系統(100)に交流電力を出力する動作との少なくとも一方を行う。コンバータ回路(31,31A)は、第1接続部(301,301A)と第2接続部(302,302A)との間で直流電圧の電圧値を変換する。受信部(34,34A)は、電力変換装置(2,2A)から送信される交流電力系統(100)の周波数の情報を受信する。処理部(32,32A)は、受信部(34,34A)が受信した周波数の情報に基づいて計測期間を決定し、コンバータ回路(31,31A)の入力と出力との少なくとも一方の電気的特性値を計測する。
この構成によれば、直流電源装置(3,3A)での計測誤差を低減することができる。
第10の態様の直流電源装置(3,3A)では、第8又は第9の態様において、直流電源(11,12)は、直流電力を発生する発電装置(11)及び蓄電池(12)のいずれかである。
この構成によれば、所望の直流電源を接続して使用することができる。
第10の態様に係る構成については、直流電源装置(3,3A)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1,1A 電力変換システム
2,2A 電力変換装置
3,3A 直流電源装置
4 操作部
5 負荷
11 太陽光発電装置(直流電源)
12 蓄電池ユニット(直流電源)
31,31A 第2コンバータ回路(直流電源装置のコンバータ回路)
32,32A 第2制御処理部(処理部)
34,34A 通信部(受信部)
100 交流電力系統
211 第1コンバータ回路(電力変換装置のコンバータ回路)
220 インバータ回路
221 制御部
222 インバータ制御処理部
223 システム管理部
224 通信部
225 計測部
301,301A 第1接続部
302,302A 第2接続部
DC1 直流線路

Claims (6)

  1. 直流電力を出力する直流電源装置と、電力変換装置と、を備え、
    前記電力変換装置は、
    前記直流電源装置が接続される直流線路から入力される前記直流電力を交流電力に変換して、負荷に前記交流電力を供給する動作と交流電力系統に前記交流電力を出力する動作との少なくとも一方を行うインバータ回路と、
    前記インバータ回路の制御を行う第1制御部と、を備え、
    前記第1制御部は、前記直流線路に接続される前記直流電源装置に、前記交流電力系統の周波数に基づくノイズ情報を通信により送信し、
    前記直流電源装置は、
    直流電源に接続される第1接続部と、
    前記直流線路に接続される第2接続部と、
    前記第1接続部と前記第2接続部との間で直流電圧の電圧値を変換するコンバータ回路と、
    前記直流線路からの入力と前記直流線路への出力との少なくとも一方の電気的特性値を計測する第1計測部と、
    前記第1計測部の計測値を計測期間で平均化した値に基づいて前記コンバータ回路の出力を制御する第2制御部と、
    前記電力変換装置から送信される前記ノイズ情報を受信する受信部と、を備え、
    前記第2制御部は、前記受信部が受信した前記ノイズ情報に基づいて、前記計測期間を決定する、
    電力変換システム。
  2. 前記第2制御部は、前記計測期間を、前記交流電力系統の交流電圧の半周期の逓倍の時間に決定する、
    請求項1記載の電力変換システム。
  3. 前記電力変換装置は、前記交流電力系統の交流電圧と交流電流との少なくとも一方から前記交流電力系統の周波数を計測する第2計測部を、更に備え、
    前記第1制御部は、前記第2計測部の計測結果から得た前記周波数に基づく前記ノイズ情報を前記直流電源装置に通信により送信する
    請求項1又は2記載の電力変換システム。
  4. 前記電力変換装置は、前記交流電力系統の周波数を入力するための操作部を、更に備え、
    前記第1制御部は、前記操作部で設定された前記周波数に基づく前記ノイズ情報を前記直流電源装置に通信により送信する
    請求項1又は2記載の電力変換システム。
  5. 前記ノイズ情報は、前記電力変換装置から送信される前記交流電力系統の周波数の情報である、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の電力変換システム。
  6. 前記直流電源は、前記直流電力を発生する発電装置及び蓄電池のいずれかである
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の電力変換システム。
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