JP6889329B2 - 調理器具およびその保温性能の自動調節方法、装置 - Google Patents

調理器具およびその保温性能の自動調節方法、装置 Download PDF

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Description

「関連出願の相互参照」
本願は、出願番号が201711001399.5および201711002467.Xで、対応する出願日がいずれも2017年10月24日である中国特許出願に基づいて提出されるとともに、当該中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許出願の全体が参照によりここに組み込まれる。
本願は、生活関連電気機器の技術分野に関し、特に、調理器具の保温性能の自動調節方法、調理器具の保温性能の自動調節装置および該装置を含む調理器具に関する。
炊飯器を使用するとき、人々はよく保温機能を使用し、保温機能を使用するということ自体が楽しく、保温期間は一般的に24時間に達することができるが、保温期間が72時間に長く達することが要求される地域もある(インドネシアなどの東南アジア地域)。このような長い保温期間において、炊飯器は周囲温度の冷熱変化の不均一や、途中で蓋を開けられることなどのさまざまな状況に直面することになるが、いずれにしても、上蓋を開けて食事をする際に炊き上がった時のような美味しさで米飯を食べたいという使用者の要望が合致しているが、いかにそのような要望を実現できるか?
現在、炊飯器の底部および上蓋の温度を監視して、機器の加熱能力を制御することにより、保温に最適な温度に維持することが行われているが、このような調節は、長時間の保温要求を満たすことができないことが多く、長時間保温すると、米飯の表面が乾燥したり、黄変したりするという問題がある。
本願は、上記技術における課題の1つを少なくともある程度で解決することを目的とする。そのため、本願の第1の目的は、保温過程中で、器具本体内の米飯の重量に合わせて保温温度および電力を調節することにより、米飯の保温性能をより一層高精度にし、米飯の表面の乾燥や黄変を効果的に防止できる調理器具の保温性能の自動調節方法を提供することである。
本願の第2の目的は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供することである。
本願の第3の目的は、調理器具の保温性能の自動調節装置を提供することである。
本願の第4の目的は、調理器具を提供することである。
上記の目的を達成するために、本願の第1の側面の実施例は、調理器具の保温性能の自動調節方法を提供し、前記調理器具内に器具本体を秤量するための秤量装置が設けられ、前記方法は、前記調理器具が保温状態に入ると、前記秤量装置により前記器具本体内の米飯の初期重量を取得し、かつ前記調理器具の蓋開閉を検出することにより、保温過程中で前記調理器具の蓋開け操作が行われたか否かを判断するステップと、保温過程中で前記調理器具の蓋開け操作が行われた場合、前記秤量装置により前記器具本体内の米飯の実際重量をリアルタイムで取得し、かつ現在の実際重量が前記初期重量よりも大きいか否かを判断するステップと、現在の実際重量が前記初期重量よりも大きい場合、前記調理器具内の温度が予め設定された基準保温温度に達したとき、前記調理器具の上蓋の保温目標温度を低減させ、および前記調理器具の上蓋の加熱電力を低減させるように制御し、かつ前記調理器具の底部の保温目標温度および前記調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御するステップと、を含む。
本願の実施例による調理器具の保温性能の自動調節方法は、調理器具が保温状態に入ると、秤量装置により器具本体内の米飯の初期重量を取得し、かつ調理器具の蓋開閉を検出することにより、保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われたか否かを判断し、蓋開け操作が行われた場合、秤量装置により器具本体内の米飯の実際重量をリアルタイムで取得し、かつ現在の実際重量が初期重量よりも大きいか否かを判断し、大きい場合、調理器具内の温度が予め設定された基準保温温度に達したとき、調理器具の上蓋の保温目標温度を低減させ、および調理器具の上蓋の加熱電力を低減させるように制御し、かつ調理器具の底部の保温目標温度および調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御する。これにより、保温過程中で、器具本体内の米飯の重量に合わせて保温温度および電力を調節することにより、米飯の保温性能をより一層高精度にし、米飯の表面の乾燥や黄変を効果的に防止できる。
また、本願の上記実施例に基づいて提供される調理器具の保温性能の自動調節方法は以下の付加的な技術的特徴を含みてもよい。
本願の一実施例によれば、保温過程中で前記調理器具の蓋開け操作が行われた場合、前記現在の実際重量が前記初期重量よりも小さい場合、前記調理器具の上蓋の保温目標温度を増大させ、および前記調理器具の上蓋の加熱電力を増大させるように制御し、かつ前記調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、および前記調理器具の底部の保温目標温度を一定に維持するように制御する。
本願の一実施例によれば、保温過程中で前記調理器具の蓋開け操作が行われない場合、前記秤量装置により前記器具本体内の米飯の実際重量をリアルタイムで取得し、かつ前記初期重量と現在の実際重量との差を取得し、および前記初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値よりも大きいか否かを判断し、前記初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値よりも大きい場合、前記調理器具の底部の保温目標温度を低減させ、および前記調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の保温目標温度および前記調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御し、前記初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値以下である場合、前記調理器具の底部の保温目標温度および前記調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の保温目標温度および前記調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御する。
本願の一実施例によれば、前記調理器具の底部の保温目標温度を低減させ、および前記調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の保温目標温度および前記調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御した後、前記器具本体内の米飯の実際重量の変化値をさらに取得し、かつ前記器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値よりも大きいか否かを判断し、前記器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値よりも大きい場合、前記調理器具の底部の保温目標温度を増大させ、および前記調理器具の底部の加熱電力を増大させるように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の加熱電力を増大させるように制御し、および前記調理器具の上蓋の保温目標温度を一定に維持するように制御し、前記器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値以下である場合、前記調理器具の底部の保温目標温度および前記調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の保温目標温度および前記調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御する。
本願の一実施例によれば、上記調理器具の保温性能の自動調節方法は、前記調理器具が調理を完了して保温状態に入った後、リアルタイムで取得された前記器具本体内の米飯の実際重量に応じて前記器具本体内に残り米飯があるか否かを判断するステップと、前記器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、前記調理器具が残飯提示情報を発信するように制御するステップと、をさらに含む。
本願の一実施例によれば、リアルタイムで取得された前記器具本体内の米飯の実際重量に応じて前記器具本体内に残り米飯があるか否かを判断するステップは、リアルタイムで取得された米飯の実際重量に応じて前記器具本体内の米飯の重量変化状況を取得するステップと、前記米飯の重量変化状況に応じて前記器具本体内の米飯の実際重量が前記第1の予め設定された時間よりも小さい第2の予め設定された時間内で一定に維持し、予め設定された重量以上であると判断した場合、前記器具本体内に残り米飯があると判断するステップと、を含む。
本願の一実施例によれば、前記調理器具は、移動端末と無線通信し、前記器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、さらに前記移動端末によって残飯提示情報を発信する。
本願の一実施例によれば、前記調理器具は、クラウドサーバと通信し、前記器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、前記調理器具はさらに残り米飯情報を前記クラウドサーバに送信し、前記クラウドサーバは前記残り米飯情報を統計および解析し、かつ解析結果に応じて米飯量提示情報を生成し、および前記調理器具が調理しているときに前記調理器具に前記米飯量提示情報を送信する。
上記の目的を達成するために、本願の第2の側面の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、該プログラムがプロセッサに実行されるとき、上記の調理器具の保温性能の自動調節方法を実現する。
本願の実施例の非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、上記の調理器具の保温性能の自動調節方法を実行することにより、米飯の保温性能をより一層高精度にし、米飯の表面の乾燥や黄変を防止できる。
上記の目的を達成するために、本願の第3の側面の実施例は、調理器具の保温性能の自動調節装置を提供し、前記調理器具内に器具本体を秤量するための秤量装置が設けられ、前記装置は、前記調理器具が保温状態に入ると、前記秤量装置により前記器具本体内の米飯の初期重量を取得するように構成される重量取得モジュールと、前記調理器具が保温状態に入ると、前記調理器具の蓋開閉を検出することにより、保温過程中で前記調理器具の蓋開け操作が行われたか否かを判断するように構成される蓋開閉検出モジュールと、保温過程中で前記調理器具の蓋開け操作が行われた場合、前記重量取得モジュールにより前記器具本体内の米飯の実際重量をリアルタイムで取得し、かつ現在の実際重量が前記初期重量よりも大きいか否かを判断し、現在の実際重量が前記初期重量よりも大きい場合、前記調理器具内の温度が予め設定された基準保温温度に達したとき、前記調理器具の上蓋の保温目標温度を低減させ、および前記調理器具の上蓋の加熱電力を低減させるように制御し、かつ前記調理器具の底部の保温目標温度および前記調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御するように構成される制御モジュールと、を含む。
本願の実施例による調理器具の保温性能の自動調節装置は、調理器具が保温状態に入ると、重量取得モジュールにより器具本体内の米飯の初期重量を取得し、かつ蓋開閉検出モジュールにより調理器具の蓋開閉を検出することにより、保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われたか否かを判断する。制御モジュールは、保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われた場合、重量取得モジュールにより器具本体内の米飯の実際重量をリアルタイムで取得し、かつ現在の実際重量が初期重量よりも大きいか否かを判断し、大きい場合、調理器具内の温度が予め設定された基準保温温度に達したとき、調理器具の上蓋の保温目標温度を低減させ、および調理器具の上蓋の加熱電力を低減させるように制御し、かつ調理器具の底部の保温目標温度および調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御する。これにより、保温過程中で、器具本体内の米飯の重量に合わせて保温温度および電力を調節することにより、米飯の保温性能をより一層高精度にし、米飯の表面の乾燥や黄変を効果的に防止できる。
また、本願の上記実施例に基づいて提供される調理器具の保温性能の自動調節装置は以下の付加的な技術的特徴を含みてもよい。
本願の一実施例によれば、前記制御モジュールはさらに、保温過程中で前記調理器具の蓋開け操作が行われた場合、前記現在の実際重量が前記初期重量よりも小さい場合、前記調理器具の上蓋の保温目標温度を増大させ、および前記調理器具の上蓋の加熱電力を増大させるように制御し、かつ前記調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、および前記調理器具の底部の保温目標温度を一定に維持するように制御する。
本願の一実施例によれば、前記制御モジュールはさらに、保温過程中で前記調理器具の蓋開け操作が行われない場合、前記重量取得モジュールにより前記器具本体内の米飯の実際重量をリアルタイムで取得し、かつ前記初期重量と現在の実際重量との差を取得し、および前記初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値よりも大きいか否かを判断し、前記初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値よりも大きい場合、前記調理器具の底部の保温目標温度を低減させ、および前記調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の保温目標温度および前記調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御し、前記初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値以下である場合、前記調理器具の底部の保温目標温度および前記調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の保温目標温度および前記調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御する。
本願の一実施例によれば、前記制御モジュールはさらに、前記調理器具の底部の保温目標温度を低減させ、および前記調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の保温目標温度および前記調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御した後、前記重量取得モジュールにより前記器具本体内の米飯の実際重量の変化値を取得し、かつ前記器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値よりも大きいか否かを判断し、前記器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値よりも大きい場合、前記調理器具の底部の保温目標温度を増大させ、および前記調理器具の底部の加熱電力を増大させるように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の加熱電力を増大させるように制御し、および前記調理器具の上蓋の保温目標温度を一定に維持するように制御し、前記器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値以下である場合、前記調理器具の底部の保温目標温度および前記調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の保温目標温度および前記調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御する。
本願の一実施例によれば、前記制御モジュールはさらに、前記調理器具が調理を完了して保温状態に入った後、リアルタイムで取得された前記器具本体内の米飯の実際重量に応じて前記器具本体内に残り米飯があるか否かを判断し、前記器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、前記調理器具が残飯提示情報を発信するように制御する。
本願の一実施例によれば、前記制御モジュールはさらに、リアルタイムで取得された前記器具本体内の米飯の実際重量に応じて前記器具本体内の米飯の重量変化状況を取得し、かつ前記米飯の重量変化状況に応じて前記器具本体内の調理米飯の実際重量が前記第1の予め設定された時間よりも小さい第2の予め設定された時間内で一定に維持し、予め設定された重量以上であると判断した場合、前記器具本体内に残り米飯があると判断する。
本願の一実施例によれば、前記制御モジュールは、移動端末と無線通信し、前記器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、前記制御モジュールはさらに、前記移動端末によって提示するように、前記残飯提示情報を前記移動端末に送信する。
本願の一実施例によれば、前記制御モジュールはさらに、クラウドサーバと通信し、前記器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、前記制御モジュールはさらに残り米飯情報を前記クラウドサーバに送信し、前記クラウドサーバは前記残り米飯情報を統計および解析し、かつ解析結果に応じて米飯量提示情報を生成し、および前記調理器具が調理しているときに前記調理器具に前記米飯量提示情報を送信する。
上記の目的を達成するために、本願の第4の側面の実施例は、上記の調理器具の保温性能の自動調節装置を含む調理器具を提供する。
本願の実施例の調理器具は、上記の保温性能の自動調節装置によって、米飯の保温性能をより一層高精度にし、米飯の表面の乾燥や黄変を防止できる。
本願の一実施例による調理器具の概略ブロック図である。 本願の一実施例による秤量装置が器具本体上に設置される概略図である。 本願の一実施例による秤量装置が調理器具上に設置される構成図である。 本願の実施例による調理器具の保温性能の自動調節方法のフローチャートである。 本願の一実施例による保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われた場合の保温性能の自動調節方法のフローチャートである。 本願の一実施例による保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われない場合の保温性能の自動調節方法のフローチャートである。 本願の一実施例による調理器具の残飯検出方法のフローチャートである。 本願の実施例による調理器具の保温性能の自動調節の概略ブロック図である。 本願の一実施例による調理器具の保温性能の自動調節の概略ブロック図である。
以下、本願の実施例について詳細に説明し、前記実施例の例が図面に示されている。同一または類似の符号は常に同一または類似の要素、或いは同一または類似の機能を有する要素を表す。以下に図面を参照しながら説明された実施例は、例示するものであり、本願を解釈するためのものであり、本願を限定するものであると理解してはいけない。
本願の実施例の調理器具の保温性能の自動調節方法、調理器具の保温性能の自動調節装置および調理器具を、図面を参照しながら以下に説明する。
本願の実施例において、調理器具は、セパレートタイプの炊飯器またはセパレートタイプの電気圧力鍋などのセパレートタイプの調理器具であってもよい。
図1に示すように、本願の実施例の調理器具は、スタンド10、器具本体20および秤量装置30を含んでもよく、秤量装置30は、器具本体20内に入れられた調理対象食物の重量情報を取得するように、器具本体20を秤量する。
器具本体20は、スタンド10上に載置されることに適し、かつスタンド10に対して分離可能である。スタンド10は商用電源に直接接続できるが、器具本体20は商用電源に直接接続しない。器具本体20がスタンド10上に載置された場合、スタンド10は、当該器具本体20に調理電源または調理用熱源を供給できる。具体的には、スタンド10上の加熱装置は、無線給電または端子給電などの方式によってスタンド10上に載置された器具本体20に調理電源を供給でき、加熱皿加熱、マイクロ波照射加熱または電磁照射加熱などの方式によってスタンド10上に載置された器具本体20に調理電源を供給することもできる。
また、スタンド10上には、複数の異なる種類の器具本体20をそれぞれ載置するようにしてもよく、同一のスタンド10を異なる種類の器具本体20と協働して動作させることにより、異なる調理器具を構成できる。異なる種類の器具本体20は、異なる調理機能に対応する。例えば、圧力装置を含む器具本体20は、スタンド10とセパレートタイプの電気圧力鍋を構成でき、炊飯装置を含む器具本体20は、スタンド10とセパレートタイプの炊飯器などを構成できる。このように、1つのスタンドを利用して複数種類の異なる調理機能を実現でき、これによりキッチンの占有スペースを小さくできる。
スタンドのスペースを占有せずに器具本体20の重量情報を取得するために、器具本体20上に秤量装置30を設置でき、本願の一実施例において、秤量装置30は、例えば光電式の重量センサ、電磁力式の重量センサ、静電容量式の重量センサ、抵抗歪式の重量センサなどの重量センサ31を含むことができ、具体的には実際の必要に応じて選択され得る。図2に示すように、重量センサ31は、複数であってもよく、かつ重量センサ31は、器具本体20の底部に対応して設置されてもよい。
図3に示すように、器具本体20およびスタンド10が完全な調理器具を構成する時(即ち使用者が器具本体20をスタンド10上に対応して置く時)、秤量装置30は、重量センサ31によって器具本体20を秤量でき、したがって、スタンドを秤量することを効果的に避けることができ、秤量装置の秤量スパンを減らすことができ、これにより秤量の精度を向上できる。
図3に示すように、器具本体20の底部に支持部を設置でき、重量センサ31が支持部に対応して設置されている。支持部は、4つであってもよく、4つの支持部は、器具本体20の底部の四隅にそれぞれ対応して設置されており、重量センサ31は、4つであってもよく、4つの重量センサ31は、4つの支持部に一対一に対応して設置されており、このように各重量センサ31が取得した器具本体20の重量情報をほぼ一致させることができ、これにより、秤量の精度を向上できる。
なお、上記の実施例は、本願の一具体例にすぎず、他の方式によって器具本体20の秤量を実現することもでき、ここでは詳細な説明は省略する。
図4は、本願の実施例による調理器具の保温性能の自動調節方法のフローチャートである。図4に示すように、本願の実施例の調理器具の保温性能の自動調節方法は、ステップS1〜ステップS3を含む。
ステップS1において、調理器具が保温状態に入ると、秤量装置により器具本体内の米飯の初期重量を取得し、かつ調理器具の蓋開閉を検出することにより、保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われたか否かを判断する。
具体的に言えば、調理器具の電源が投入されると、調理器具が待機状態に入り、このとき使用者は自己の需要に応じて炊飯機能を選択し、使用者が選択した後、入れるべき米の量を使用者に提示し、かつ提示にしたがって該当する米の量および水を入れ、そして使用者が開始ボタンを選択すると、調理器具は炊飯開始状態に入る。通常、調理器具は、炊飯が終了すると、自動的に保温状態に入る。調理器具が保温状態に入った後、保温過程中で、使用者が食事をしている際、調理器具の上蓋を頻繁に開閉する必要があり、すなわち調理器具の上蓋が一定期間に亘って頻繁に開閉された場合、および、保温過程中で、食事と食事の間隔時間内に、使用者が調理器具の上蓋を開けることがなく、すなわち調理器具の上蓋が一定期間に亘って開閉されない場合が起こり得る。これらの2つの場合には、保温後の米飯の食感を炊き立てどおりにするためには、異なる保温方法を用いる必要がある。
具体的には、調理器具が保温状態に入ると、秤量装置により器具本体内の米飯の初期重量をm1として取得し、かつ調理器具の蓋開閉を検出することにより、保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われたか否かを判断し、従来技術を用いて調理器具の上蓋が開けられたか否かを判断できる。一定期間(例えば1時間)内に調理器具の上蓋が開けられた場合、上記第1の場合に対応する蓋が開けられた場合の保温調節方法を実行する。そうでない場合、上記第2の場合に対応する蓋が開けられない場合の保温調節方法を実行する。
ステップS2において、保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われた場合、秤量装置により器具本体内の米飯の実際重量をリアルタイムで取得し、かつ現在の実際重量が初期重量よりも大きいか否かを判断する。
ステップS3において、現在の実際重量が初期重量よりも大きい場合、調理器具内の温度が予め設定された基準保温温度に達したとき、調理器具の上蓋の保温目標温度を低減させ、および調理器具の上蓋の加熱電力を低減させるように制御し、かつ調理器具の底部の保温目標温度および調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御する。
具体的に言えば、調理器具が保温している間、保温の場合をさらに区別でき、例えば、第1の場合には、使用者が食事をしている際、米飯を器具本体内から盛り上げるように、調理器具の上蓋を頻繁に開閉する必要がある場合の他、冷やし米飯を器具本体内に入れる場合もあるおそれがあり、すなわち、第1の場合には、器具本体内の米飯の量が増加する(例えば、次の食事で食べるように、冷やし米飯を器具本体内に入れる)可能性があり、減少する(例えば、食事の際に米飯を盛り上げる)可能性もある。これらの2つの場合には、保温後の米飯をより美味に仕上るように、異なる保温方法を用いてもよい。
具体的には、保温過程中で調理器具の上蓋が開けられ、かつ秤量装置によりリアルタイムで取得した器具本体内の米飯の実際重量m2が初期重量m1よりも大きい場合、まず何の調節も行わず、器具本体内の温度を、通常の保温過程にしたがって、予め設定された基準保温温度(例えば、従来技術で達成された保温温度)に到達させる。そして、器具本体内の温度が予め設定された基準保温温度に達した後、米飯の表面の乾燥や黄変を防止するように、調理器具の上蓋の保温目標温度を低減させ、かつ調理器具の上蓋の加熱電力を低減させると同時に、調理器具の底部の保温目標温度および調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御し、すなわち底部の保温温度を維持すればよい。
さらに、本願の一実施例によれば、保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われた場合、現在の実際重量が初期重量よりも小さい場合、調理器具の上蓋の保温目標温度を増大させ、および調理器具の上蓋の加熱電力を増大させるように制御し、かつ調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、および調理器具の底部の保温目標温度を一定に維持するように制御する。
具体的に言えば、保温過程中で調理器具の上蓋が開けられ、かつ秤量装置によりリアルタイムで取得した器具本体内の米飯の実際重量m2が初期重量m1よりも小さい場合、調理器具の上蓋の保温目標温度を増大させ、かつ調理器具の上蓋の加熱電力を増大させると同時に、調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、および調理器具の底部の保温目標温度を一定に維持するように制御し、このように上下両端の温度差を最小限にすることができ、結露水の発生を防止することができる。
さらに、図5は、保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われた場合の保温性能の自動調節方法の論理的な手順を示し、図5に示すように、蓋開け操作が行われた場合の保温性能の自動調節方法は、
保温を開始するステップS101と、
秤量装置により保温を開始する時の器具本体内の米飯の重量を取得し、初期重量m1として記録するステップS102と、
秤量装置により器具本体内の米飯の重量を持続的に取得し、実際重量m2として記録するステップS103と、
m2>m1が存在するか否かを判断するステップS104と、
まず通常の保温過程にしたがって、器具本体内の温度を基準保温温度に到達させるステップS105と、
基準保温温度に達した後、上蓋の保温目標温度を低減させるステップS106と、
上蓋の加熱電力を低減させるステップS107と、
m2<m1が存在するか否かを判断するステップS108と、
上蓋の保温目標温度を増大させるステップS109と、
上蓋の加熱電力を増大させるステップS110と、
底部の加熱電力を低減させるステップS111と、
直近の蓋開け時間が1時間よりも大きいか否かを判断するステップS112と、
蓋が開けられない場合の保温過程に入るステップS113と、を含むことができ、
ステップS104において、そうであれば、ステップS105を実行し、そうでなければ、ステップS108を実行する。ステップS108において、そうであれば、ステップS109を実行し、そうでなければ、ステップS112を実行する。ステップS112において、そうであれば、ステップS113を実行し、そうでなければ、ステップS103に戻る。
本願の一実施例によれば、保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われない場合、秤量装置により器具本体内の米飯の実際重量をリアルタイムで取得し、かつ初期重量と現在の実際重量との差を取得し、および初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値よりも大きいか否かを判断し、初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値よりも大きい場合、調理器具の底部の保温目標温度を低減させ、および調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、かつ調理器具の上蓋の保温目標温度および調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御し、初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値以下である場合、調理器具の底部の保温目標温度および調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御し、かつ調理器具の上蓋の保温目標温度および調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御する。
具体的に言えば、上記の第2の場合には、保温過程中で、使用者が調理器具の上蓋を開けることがない場合、器具本体内で水分が蒸発し、上蓋に結露が発生し、最終的に蒸発水が器具本体内に還流するという過程を繰り返す。水分の蒸発と上蓋の結露が2つの異なる物理的変化過程であるので、これらの2つの場合をさらに区別でき、すなわち異なる保温方法を用いる。
具体的には、保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われない場合、秤量装置により器具本体内の米飯の実際重量をm2としてリアルタイムで取得し、かつ初期重量m1と現在の実際重量m2との差を取得し、および初期重量m1と現在の実際重量m2との差が第1の予め設定された閾値n1(n1は加熱システム全体に応じて予め調節でき、一般的には2〜4時間の保温蒸発量をとる)よりも大きいか否かを判断する。初期重量m1と現在の実際重量m2との差が第1の予め設定された閾値n1よりも大きい場合、調理器具の底部の保温目標温度を低減させ、かつ調理器具の底部の加熱電力を低減させて器具本体内の水分蒸発量を減らし、同時に調理器具の上蓋の保温目標温度および調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御する。そうでない場合、調理器具の底部の保温目標温度および調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御し、かつ調理器具の上蓋の保温目標温度および調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御し、すなわち通常の保温過程を維持し、調節しない。
さらに、本願の一実施例によれば、調理器具の底部の保温目標温度を低減させ、および調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、かつ調理器具の上蓋の保温目標温度および調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御した後、器具本体内の米飯の実際重量の変化値をさらに取得し、かつ器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値よりも大きいか否かを判断し、器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値よりも大きい場合、調理器具の底部の保温目標温度を増大させ、および調理器具の底部の加熱電力を増大させるように制御し、かつ調理器具の上蓋の加熱電力を増大させるように制御し、および調理器具の上蓋の保温目標温度を一定に維持するように制御し、器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値以下である場合、調理器具の底部の保温目標温度および調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御し、かつ調理器具の上蓋の保温目標温度および調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御する。
具体的に言えば、調理器具の底部の保温目標温度を低減させ、および調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、かつ調理器具の上蓋の保温目標温度および調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御した後、秤量装置により器具本体内の米飯の実際重量をm3としてリアルタイムで取得し、かつ器具本体内の米飯の実際重量の変化値m3−m2を計算し、実際重量の変化値m3−m2が第2の予め設定された閾値n2(n2は2〜4時間内の還流水の重量を取り得る値であり、具体的には実際の結露状況に合わせて調整できる)よりも大きいか否かを判断する。実際重量の変化値m3−m2が第2の予め設定された閾値n2よりも大きい場合、調理器具の上蓋の加熱電力を増大させ(側面から加熱する場合、側面の加熱電力を適宜増大させることもできる)、これにより結露水を急速に蒸発させるという効果を奏し、同時に調理器具の底部の保温目標温度を増大させ、かつ調理器具の底部の加熱電力を増大させ、および調理器具の上蓋の保温目標温度を一定に維持するように制御する。そうでなければ、調理器具の底部の保温目標温度および調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御し、かつ調理器具の上蓋の保温目標温度および調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御し、すなわち通常の保温過程を維持し、調節しない。
さらに、図6は、保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われない場合の保温性能の自動調節方法の論理的な手順を示し、図6に示すように、蓋開け操作が行われない場合の保温性能の自動調節方法は、
保温を開始するステップS201と、
秤量装置により保温を開始する時の器具本体内の米飯の重量を取得し、初期重量m1として記録するステップS202と、
秤量装置により器具本体内の米飯の重量を持続的に取得し、実際重量m2として記録するステップS203と、
m1−m2>n1が存在するか否かを判断するステップS204と、
底部の加熱電力を低減させるステップS205と、
底部の目標温度を低減させるステップS206と、
通常の保温過程を維持し、調節しないステップS207と、
秤量装置により器具本体内の米飯の重量を持続的に取得し、実際重量m3として記録するステップS208と、
m3−m2>n2が存在するか否かを判断するステップS209と、
上蓋の加熱電力を増大させるステップS210と、
底部の目標温度を増大させるステップS211と、
底部の加熱電力を増大させ、側面から電力を調節する場合、側面の加熱電力を増大させるステップS212と、
通常の保温過程を維持し、調節しないステップS213と、を含むことができ、
ステップS204において、そうであれば、ステップS205を実行し、そうでなければ、ステップS207を実行する。ステップS209において、そうであれば、ステップS210を実行し、そうでなければ、ステップS213を実行する。
以上より、本願の実施例の調理器具の保温性能の自動調節方法は、保温過程中で、器具本体内の米飯の重量に合わせて保温温度および電力を調節することにより、米飯の保温性能をより一層高精度にし、米飯の表面の乾燥、黄変および白ろう化を効果的に防止でき、米飯の食感を炊き立てどおりにし、高利用価値を有する。
実際使用において、使用者が調理器具を使用して炊飯する際、保温用やその他の用途で食べられる分より多く炊飯することが多く、つまり米飯が残ることが多く、残飯がすぐに処理されないと劣化や食感が悪くなり、使用者に悪影響を与える。そのため、本願の一実施例において、調理器具が調理を完了して保温状態に入った後、リアルタイムで取得された器具本体内の米飯の実際重量に応じて器具本体内に残り米飯があるか否かを判断し、器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、調理器具が残飯提示情報を発信するように制御する。
リアルタイムで取得された器具本体内の米飯の実際重量に応じて器具本体内に残り米飯があるか否かを判断するステップは、リアルタイムで取得された米飯の実際重量に応じて器具本体内の米飯の重量変化状況を取得するステップと、米飯の重量変化状況に応じて器具本体内の米飯の実際重量が第1の予め設定された時間よりも小さい第2の予め設定された時間内で一定に維持し、予め設定された重量以上であると判断した場合、器具本体内に残り米飯があると判断するステップと、を含み、具体的には第1の予め設定された時間、第2の予め設定された時間および予め設定された重量は実際の状況に応じて標定を行うことができ、例えば、第1の予め設定された時間は12hで、第2の予め設定された時間は1hで、予め設定された重量は100gであり得る。
具体的には、調理器具が調理を完了して保温状態に入った後、秤量装置により取得した器具本体内の米飯の初期重量m1およびリアルタイムで取得した器具本体内の米飯の実際重量m3に基づいて、器具本体内の米飯の重量変化状況をリアルタイムで取得する。
器具本体内の米飯の重量変化状況をリアルタイムで取得した後、該重量変化状況に応じて器具本体内に残り食べ物があるか否かを判断できる。例えば、炊飯完了後、それからしばらくして使用者が食事を開始し、食事の間、器具本体内の米飯の重量が変化していくが、しばらくして、例えば使用者が食事を終えた後、器具本体内の米飯の重量が変化しなくなるが、このとき、器具本体内に米飯がなくなり、そのときに得られた重量値が0gに近づく場合、および、器具本体内に米飯が残っており、そのときに得られた重量値が0gよりも大きい値となる場合があり得る。したがって、一定期間に亘って器具本体内の米飯の重量が変化するか否か、重量値が一定値よりも大きいか否かを判断することにより、器具本体内に残り食べ物があるか否かを判断できる。
例えば、炊飯完了時の初期重量を1000gとし、使用者が食事をした時に800g食べたとすると、使用者が食事をしてからしばらくの間、器具本体内の米飯の重量は200g(予め設定された重量100gよりも大きい)のまま維持され、このとき器具本体内に残飯があると判断できる。そして、器具本体内に残飯があると判断してから計時を開始するか、または現在の時間をもとに計時を継続し、計時時間が一定値(例えば12h)に達すると、器具本体内の残飯の保存時間が比較的長いことを示し、このとき調理器具が残飯提示情報を発信するように制御する。例えば、使用者が残飯の処理をすぐに行えるように、ブザー、音声またはランプで使用者に対して注意喚起し、使用者が長時間に亘って忘れて処理を行わないなどが原因で、残飯の食感が悪くなったり、ひいては変質して臭いが発生したりして、使用者の健康に影響を与えることを防止する。
さらに、図7は、本願の一実施例による調理器具の残飯検出方法のフローチャートである。図7に示すように、該調理器具の残飯検出方法は、
秤量データをクリアし、炊飯機能と米の種類を選択するステップS301と、
入れるべき米の量を使用者に提示し、使用者が提示にしたがって該当する米の量および水を入れるステップS302と、
炊飯を開始するステップS303と、
炊飯を完了するステップS304と、
保温するかまたは炊飯を終了するステップS305と、
炊飯完了後、秤量装置の秤量データを収集し、かつ初期重量m1を算出するステップS306と、
使用者が一定の食事量m4を食べた後、最後に残った食事量n3=m1−m4であるステップS307と、
n3≧100gで、一定期間に亘って変化しないと判断するステップS308と、
残飯保存時間t≧設定された残飯保存時間t2を満たすか否かを判断するステップS309と、
使用者が適時処理するように、使用者に対して注意喚起するステップS310と、を含むことができ、
ステップS309において、そうであれば、ステップS310を実行し、そうでなければ、ステップS309に戻る。
なお、残飯保存時間は、上記の例では12hと長めに設定されているのが一般的であるので、この期間に使用者が食事を取る場合があり、1つは再炊飯であり、もう1つは残飯を食べる場合である。前者の場合は、現在の記録状態を直接クリアし、再開すればよい。後者の場合は、残飯を食べた際に使用者が残飯を調理し直す場合があるので、使用者が炊飯を選択し直す可能性が高いが、残飯を調理する方の賞味期間は調理し直す方よりもはるかに短いため、現在の記録状態をクリアせずにそのまま計時を継続する。例えば、対応する残飯再調理ボタンを追加し、使用者が炊飯を開始する前に、まず該ボタンを押下して現在の計時時間を残してから調理を開始し、使用者が食事を終えた後に残飯があるか否かを上記のように判断し、あれば、直前の計時時間の上で計時を継続することにより、残飯を調理することによる残飯リマインダーの不確実という問題を防止し、残飯が使用者の健康に影響を与えることを防止できる。
また、残飯保存時間が長めに設定されているため、調理器具の内部に1本の電池を設け、該電池によって残飯リマインダーモジュールに電力を供給することで、商用電源の供給が断たれて使用者に対して注意喚起できなくなることを防止し、これにより残飯リマインダーの確実性をさらに高めることができる。また、パーソナライズカスタマイズを実現し、異なる使用者および異なる地域の実際のニーズを満たすように、第1の予め設定された時間および予め設定された重量を設定するための対応する設定ボタンを追加することもできる。例えば、6時間後の残飯を食べない使用者があり、また例えば、高温湿り地域の残飯保存時間は低温乾燥地域の保存時間よりもはるかに短く、したがって使用者の実際のニーズを満たすように、対応するボタンによって設定できる。
さらに、本願の一実施例において、調理器具は移動端末と無線通信し、器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、さらに移動端末によって残飯提示情報を発信する。
具体的に言えば、調理器具が使用者の移動端末とネットワーク接続されており、現在ネットワーク接続されている場合には、このとき使用者に対してリアルタイムで注意喚起するように、移動端末によって残飯提示情報を発信できる。例えば、サラリーマンにとっては、朝調理した食べ物が多くすぎて食べ切れず、忙しい一日を過ごした後、宅にまだ米飯が残っていることを完全に忘れて、野菜を買って再調理する可能性が高いが、帰宅後に調理器具内に米飯が残っていることを発見し、使用者が廃棄すべきかまたは再調理すべきかを知らず、或いは、使用者が外食しており、宅に米飯が残っていることを忘れるため、適時の処理が行われず、翌日の朝に炊飯したい場合、調理器具内にまだ米飯が残っていることを発見し、このときカビが生え、臭くなった食べ物を清掃するのに多大な時間を要し、使用者の気分が極めて悪く、使用者の体験を大きく低下させる。したがって、移動端末によって使用者に対してリアルタイムで注意喚起することにより、使用者が自宅に居るか屋外に居るかにかかわらず、残飯の状況をリアルタイムで知ることができ、このように残飯の状況に応じて使用者が自由に選択でき、上記のような事態の発生を効果的に回避できる。
本願の別の実施例において、調理器具は、クラウドサーバと通信し、器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、調理器具はさらに残り米飯情報をクラウドサーバに送信し、クラウドサーバは残り米飯情報を統計および解析し、かつ解析結果に応じて米飯量提示情報を生成し、および調理器具が調理しているときに調理器具に米飯量提示情報を送信する。
具体的に言えば、使用者が調理機能を選択する際に入れられる米の量および水を使用者に提示するが、これらの提示は入れられる米の量の上限および下限、および米の量と水の割合関係を示しているだけであり、使用者の実際の食事量に応じて決定されるものではなく、使用者自身も実際に必要な米の量を正確に把握できず、調理の都度残飯が多くあり、使用者に多大な迷惑をかけることになる。
一方、本願の実施例において、器具本体内に残り食べ物があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、すなわち調理器具が残飯提示情報を発信した場合、残り食べ物情報をクラウドサーバに送信し、クラウドサーバによって残り食べ物情報を統計および解析し、そして解析結果に応じて調理食物量提示情報を生成する。例えば、連続した3回の残飯の重量が一定値(例えば200g)を超えると、「残飯量が多すぎ、節約を心がけてください」などの調理食物量提示情報を生成し、かつ使用者が調理をやり直す際に、該提示情報を調理器具に送信することで、残飯を残しておく必要がなければ(例えば卵チャーハンの場合、残飯の方がよい)、調理食物量を適度に減らして無駄をなくすように使用者に対して注意喚起する。
なお、上記の例ではいずれも炊飯を例に挙げたが、本願は、おかゆの炊き、ポークリブの煮込み、スープの作り、ケーキおよびヨーグルトの作りなどにも同様に適用できるものであり、ここでは詳細な説明は省略する。
これにより、本願の実施例による調理器具の残飯検出方法は、調理器具が調理を完了した後、秤量装置の秤量データを収集することで器具本体内の調理食物の重量値をリアルタイムで取得し、かつリアルタイムで取得した調理食物の重量値に応じて器具本体内に残り食べ物があるか否かを判断し、器具本体内に残り食べ物があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、使用者が直ちに処理するように、調理器具が残飯提示情報を発信するように制御し、残飯保存時間が長すぎて食感が悪くなったり、ひいては変質して臭いが発生したりして、使用者の健康に影響を与えることを防止する。
また、本願の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、該プログラムがプロセッサに実行されるとき、上記の調理器具の保温性能の自動調節方法を実現する。
本願の実施例の非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、上記の調理器具の保温性能の自動調節方法を実行することにより、米飯の保温性能をより一層高精度にし、米飯の表面の乾燥、黄変および白ろう化を防止でき、米飯の食感を炊き立てどおりにする。
図8は、本願の実施例による調理器具の保温性能の自動調節装置の概略ブロック図である。
本願の実施例において、図1に示すように、調理器具内に器具本体を秤量するための秤量装置30が設けられ、詳細は既に詳述したので、ここでは説明は省略する。
図8に示すように、該調理器具の保温性能の自動調節装置は、重量取得モジュール100と、蓋開閉検出モジュール200と、制御モジュール300と、を含む。
重量取得モジュール100は、調理器具が保温状態に入ると、秤量装置30により器具本体内の米飯の初期重量を取得する。蓋開閉検出モジュール200は、調理器具が保温状態に入ると、調理器具の蓋開閉を検出することにより、保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われたか否かを判断する。制御モジュール300は、保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われた場合、重量取得モジュール100により器具本体内の米飯の実際重量をリアルタイムで取得し、かつ現在の実際重量が初期重量よりも大きいか否かを判断し、現在の実際重量が初期重量よりも大きい場合、調理器具内の温度が予め設定された基準保温温度に達したとき、調理器具の上蓋の保温目標温度を低減させ、および調理器具の上蓋の加熱電力を低減させるように制御し、かつ調理器具の底部の保温目標温度および調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御する。
本願の一実施例によれば、制御モジュール300はさらに、保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われた場合、現在の実際重量が初期重量よりも小さい場合、調理器具の上蓋の保温目標温度を増大させ、および調理器具の上蓋の加熱電力を増大させるように制御し、かつ調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、および調理器具の底部の保温目標温度を一定に維持するように制御する。
本願の一実施例によれば、制御モジュール300はさらに、保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われない場合、重量取得モジュール100により器具本体内の米飯の実際重量をリアルタイムで取得し、かつ初期重量と現在の実際重量との差を取得し、および初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値よりも大きいか否かを判断し、初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値よりも大きい場合、調理器具の底部の保温目標温度を低減させ、および調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、かつ調理器具の上蓋の保温目標温度および調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御し、初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値以下である場合、調理器具の底部の保温目標温度および調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御し、かつ調理器具の上蓋の保温目標温度および調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御する。
本願の一実施例によれば、制御モジュール300はさらに、調理器具の底部の保温目標温度を低減させ、および調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、かつ調理器具の上蓋の保温目標温度および調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御した後、重量取得モジュール100により器具本体内の米飯の実際重量の変化値を取得し、かつ器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値よりも大きいか否かを判断し、器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値よりも大きい場合、調理器具の底部の保温目標温度を増大させ、および調理器具の底部の加熱電力を増大させるように制御し、かつ調理器具の上蓋の加熱電力を増大させるように制御し、および調理器具の上蓋の保温目標温度を一定に維持するように制御し、器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値以下である場合、調理器具の底部の保温目標温度および調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御し、かつ調理器具の上蓋の保温目標温度および調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御する。
本願の一実施例によれば、制御モジュール300はさらに、調理器具が調理を完了して保温状態に入った後、リアルタイムで取得された器具本体内の米飯の実際重量に応じて器具本体内に残り米飯があるか否かを判断し、器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、調理器具が残飯提示情報を発信するように制御する。
本願の一実施例によれば、制御モジュール300はさらに、リアルタイムで取得された器具本体内の米飯の実際重量に応じて器具本体内の米飯の重量変化状況を取得し、かつ米飯の重量変化状況に応じて器具本体内の調理米飯の実際重量が第1の予め設定された時間よりも小さい第2の予め設定された時間内で一定に維持し、予め設定された重量以上であると判断した場合、器具本体内に残り米飯があると判断する。
さらに、本願の一実施例によれば、図9に示すように、制御モジュール300は、移動端末400と無線通信し、器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、制御モジュール300はさらに、移動端末400によって提示するように、残飯提示情報を移動端末400に送信する。
さらに、本願の別の実施例によれば、図9に示すように、制御モジュール300はさらに、クラウドサーバ500と通信し、器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、制御モジュール300はさらに残り米飯情報をクラウドサーバ500に送信し、クラウドサーバ500は残り米飯情報を統計および解析し、かつ解析結果に応じて米飯量提示情報を生成し、および調理器具が調理しているときに調理器具に米飯量提示情報を送信する。
なお、本願の実施例の調理器具の保温性能の自動調節装置に開示されていない詳細は、本願の実施例の調理器具の保温性能の自動調節方法に開示された詳細を参照されたい。ここでは説明は省略する。
本願の実施例による調理器具の保温性能の自動調節装置は、調理器具が保温状態に入ると、重量取得モジュールにより器具本体内の米飯の初期重量を取得し、かつ蓋開閉検出モジュールにより調理器具の蓋開閉を検出することにより、保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われたか否かを判断する。制御モジュールは、保温過程中で調理器具の蓋開け操作が行われた場合、重量取得モジュールにより器具本体内の米飯の実際重量をリアルタイムで取得し、かつ現在の実際重量が初期重量よりも大きいか否かを判断し、大きい場合、調理器具内の温度が予め設定された基準保温温度に達したとき、調理器具の上蓋の保温目標温度を低減させ、および調理器具の上蓋の加熱電力を低減させるように制御し、かつ調理器具の底部の保温目標温度および調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御する。これにより、保温過程中で、器具本体内の米飯の重量に合わせて保温温度および電力を調節することにより、米飯の保温性能をより一層高精度にし、米飯の表面の乾燥や黄変を効果的に防止できる。
また、本願の実施例は、上記の調理器具の保温性能の自動調節装置を含む調理器具をさらに提供する。調理器具は炊飯器を含むことができる。
本願の実施例の調理器具は、上記の保温性能の自動調節装置によって、米飯の保温性能をより一層高精度にし、米飯の表面の乾燥や黄変を防止できる。
本願の各要素は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはこれらの組み合わせで実装されてもよいことが理解される。上記の実施形態において、複数のステップまたは方法は、メモリに記憶され、適切な命令実行システムによって実行されるソフトウェアまたはファームウェアを用いて実装されてもよい。例えば、ハードウェアで実装される場合、別の実施形態と同様に、データ信号の論理機能を実現する論理ゲート回路を有するディスクリート論理回路、適切な組み合わせ論理ゲート回路を有する特定用途向け集積回路、プログラマブルゲートアレイ(PGA)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などの当該技術分野で公知の技術のいずれか、またはこれらの組み合わせにより実現することができる。
また、本願の記述において、用語「中心」、「縦方向」、「横方向」、「長さ」、「幅」、「厚さ」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」、「時計回り」、「反時計回り」、「軸方向」、「径方向」および「周方向」などにより指示される方位または位置関係は、図面に基づいて示される方位または位置関係であり、示される装置または素子が必ず特定の方位を有し、特定の方位で構築および操作することを指示または示唆せず、本願への説明を容易にし、および説明を簡単化させるために使用され、したがって、本願を限定するものであると理解してはならない。
また、用語「第1」、「第2」は、説明のためのものにすぎず、相対的重要性を指示または暗示し、または指示された技術的特徴の数を暗に示すと理解すべきではない。したがって、「第1」および「第2」で限定される特徴は、1つまたはより多くの該特徴を明示的または暗示的に含んでもよい。本願の記述において、特に明記しない限り、「複数」は2つまたは2つ以上を意味する。
本願では、明確な規定と限定が別途存在しない限り、用語「取り付け」、「連結」、「接続」、「固定」などは広義で解釈されるべきである。例えば、固定接続、着脱可能な接続或いは一体化接続であってもよいし、機械的接続或いは電気的接続であってもよいし、直接連結、中間媒体を介する間接連結、2つの素子内部の連通、或いは2つの素子の相互作用関係であってもよい。当業者であれば、具体的な状況に応じて上記用語の本願での具体的な意味を理解できる。
本願では、明確な規定と限定が別途存在しない限り、第1特徴が第2特徴の「上」または「下」にあることは、第1特徴と第2特徴との直接接触を含んでもよく、中間媒体を介する第1特徴と第2特徴との間接接触を含んでもよい。さらに、第1特徴が第2特徴の「上」、「上方」および「上面」にあることは、第1特徴が第2特徴の真上および斜め上にあることを含むか、或いは単に第1特徴の水平高さが第2特徴よりも高いことを示す。第1特徴が第2特徴の「下」、「下方」および「下面」にあることは、第1特徴が第2特徴の真下および斜め下にあることを含むか、或いは単に第1特徴の水平高さが第2特徴よりも低いことを示す。
本明細書の記述において、用語「1つの実施例」、「いくつかの実施例」、「例」、「具体例」、または「いくつかの例」などの説明は、該実施例または例に関して記載した具体的な特徴、構造、材料または特性が本願の少なくとも1つの実施例または例に含まれることを意味する。本明細書において、上記用語の例示的記述は同一の実施例または例を必ずしも意味しない。さらに、記載された具体的な特徴、構造、材料または特性をいずれか1つまたは複数の実施例または例において、適当な方式で組み合わせることができる。また、矛盾しない場合、当業者は本明細書に記載された異なる実施例または例および異なる実施例または例の特徴を結合し、および組み合わせることができる。
以上、本願の実施例を既に示し説明したが、上記実施例が例示的なものにすぎず、本願を限定するものであると理解されるべきではない。当業者であれば、本願の範囲内で、上記実施例に対して変更、修正、置換および変形を行うことができる。
100 重量取得モジュール
200 蓋開閉検出モジュール
300 制御モジュール
30 秤量装置

Claims (18)

  1. 調理器具の保温性能の自動調節方法であって、
    前記調理器具内に器具本体を秤量するための秤量装置が設けられ、前記方法は、
    前記調理器具が保温状態に入ると、前記秤量装置により前記器具本体内の米飯の初期重量を取得し、かつ前記調理器具の蓋開閉を検出することにより、保温過程中で前記調理器具の蓋開け操作が行われたか否かを判断するステップと、
    保温過程中で前記調理器具の蓋開け操作が行われた場合、前記秤量装置により前記器具本体内の米飯の実際重量をリアルタイムで取得し、かつ現在の実際重量が前記初期重量よりも大きいか否かを判断するステップと、
    現在の実際重量が前記初期重量よりも大きい場合、前記調理器具内の温度が予め設定された基準保温温度に達したとき、前記調理器具の上蓋の保温目標温度を低減させ、および前記調理器具の上蓋の加熱電力を低減させるように制御し、かつ前記調理器具の底部の保温目標温度および前記調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御するステップと、を含む、
    ことを特徴とする調理器具の保温性能の自動調節方法。
  2. 保温過程中で前記調理器具の蓋開け操作が行われた場合、前記現在の実際重量が前記初期重量よりも小さい場合、前記調理器具の上蓋の保温目標温度を増大させ、および前記調理器具の上蓋の加熱電力を増大させるように制御し、かつ前記調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、および前記調理器具の底部の保温目標温度を一定に維持するように制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の調理器具の保温性能の自動調節方法。
  3. 保温過程中で前記調理器具の蓋開け操作が行われない場合、前記秤量装置により前記器具本体内の米飯の実際重量をリアルタイムで取得し、かつ前記初期重量と現在の実際重量との差を取得し、および前記初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値よりも大きいか否かを判断し、
    前記初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値よりも大きい場合、前記調理器具の底部の保温目標温度を低減させ、および前記調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の保温目標温度および前記調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御し、
    前記初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値以下である場合、前記調理器具の底部の保温目標温度および前記調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の保温目標温度および前記調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の調理器具の保温性能の自動調節方法。
  4. 前記調理器具の底部の保温目標温度を低減させ、および前記調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の保温目標温度および前記調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御した後、前記器具本体内の米飯の実際重量の変化値をさらに取得し、かつ前記器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値よりも大きいか否かを判断し、
    前記器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値よりも大きい場合、前記調理器具の底部の保温目標温度を増大させ、および前記調理器具の底部の加熱電力を増大させるように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の加熱電力を増大させるように制御し、および前記調理器具の上蓋の保温目標温度を一定に維持するように制御し、
    前記器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値以下である場合、前記調理器具の底部の保温目標温度および前記調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の保温目標温度および前記調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の調理器具の保温性能の自動調節方法。
  5. 前記調理器具が調理を完了して保温状態に入った後、リアルタイムで取得された前記器具本体内の米飯の実際重量に応じて前記器具本体内に残り米飯があるか否かを判断するステップと、
    前記器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、前記調理器具が残飯提示情報を発信するように制御するステップと、をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の調理器具の保温性能の自動調節方法。
  6. リアルタイムで取得された前記器具本体内の米飯の実際重量に応じて前記器具本体内に残り米飯があるか否かを判断するステップは、
    リアルタイムで取得された米飯の実際重量に応じて前記器具本体内の米飯の重量変化状況を取得するステップと、
    前記米飯の重量変化状況に応じて前記器具本体内の米飯の実際重量が前記第1の予め設定された時間よりも小さい第2の予め設定された時間内で一定に維持し、予め設定された重量以上であると判断した場合、前記器具本体内に残り米飯があると判断するステップと、を含む、
    ことを特徴とする請求項5に記載の調理器具の保温性能の自動調節方法。
  7. 前記調理器具は、移動端末と無線通信し、前記器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、さらに前記移動端末によって残飯提示情報を発信する、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の調理器具の保温性能の自動調節方法。
  8. 前記調理器具は、クラウドサーバと通信し、前記器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、前記調理器具はさらに残り米飯情報を前記クラウドサーバに送信し、前記クラウドサーバは前記残り米飯情報を統計および解析し、かつ解析結果に応じて米飯量提示情報を生成し、および前記調理器具が調理しているときに前記調理器具に前記米飯量提示情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の調理器具の保温性能の自動調節方法。
  9. コンピュータプログラムが記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    該プログラムがプロセッサに実行されるとき、請求項1〜8のいずれか一項に記載の調理器具の保温性能の自動調節方法を実現する、
    非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  10. 調理器具の保温性能の自動調節装置であって、
    前記調理器具内に器具本体を秤量するための秤量装置が設けられ、
    前記調理器具の保温性能の自動調節装置は、
    前記調理器具が保温状態に入ると、前記秤量装置により前記器具本体内の米飯の初期重量を取得するように構成される重量取得モジュールと、
    前記調理器具が保温状態に入ると、前記調理器具の蓋開閉を検出することにより、保温過程中で前記調理器具の蓋開け操作が行われたか否かを判断するように構成される蓋開閉検出モジュールと、
    保温過程中で前記調理器具の蓋開け操作が行われた場合、前記重量取得モジュールにより前記器具本体内の米飯の実際重量をリアルタイムで取得し、かつ現在の実際重量が前記初期重量よりも大きいか否かを判断するように構成される制御モジュールと、を含み、
    現在の実際重量が前記初期重量よりも大きい場合、前記調理器具内の温度が予め設定された基準保温温度に達したとき、前記調理器具の上蓋の保温目標温度を低減させ、および前記調理器具の上蓋の加熱電力を低減させるように制御し、かつ前記調理器具の底部の保温目標温度および前記調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御する、
    ことを特徴とする調理器具の保温性能の自動調節装置。
  11. 前記制御モジュールはさらに、保温過程中で前記調理器具の蓋開け操作が行われた場合、前記現在の実際重量が前記初期重量よりも小さい場合、前記調理器具の上蓋の保温目標温度を増大させ、および前記調理器具の上蓋の加熱電力を増大させるように制御し、かつ前記調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、および前記調理器具の底部の保温目標温度を一定に維持するように制御する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の調理器具の保温性能の自動調節装置。
  12. 前記制御モジュールはさらに、保温過程中で前記調理器具の蓋開け操作が行われない場合、前記重量取得モジュールにより前記器具本体内の米飯の実際重量をリアルタイムで取得し、かつ前記初期重量と現在の実際重量との差を取得し、および前記初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値よりも大きいか否かを判断し、
    前記初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値よりも大きい場合、前記調理器具の底部の保温目標温度を低減させ、および前記調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の保温目標温度および前記調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御し、
    前記初期重量と現在の実際重量との差が第1の予め設定された閾値以下である場合、前記調理器具の底部の保温目標温度および前記調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の保温目標温度および前記調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御する、
    ことを特徴とする請求項10または11に記載の調理器具の保温性能の自動調節装置。
  13. 前記制御モジュールはさらに、前記調理器具の底部の保温目標温度を低減させ、および前記調理器具の底部の加熱電力を低減させるように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の保温目標温度および前記調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御した後、前記重量取得モジュールにより前記器具本体内の米飯の実際重量の変化値を取得し、かつ前記器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値よりも大きいか否かを判断し、
    前記器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値よりも大きい場合、前記調理器具の底部の保温目標温度を増大させ、および前記調理器具の底部の加熱電力を増大させるように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の加熱電力を増大させるように制御し、および前記調理器具の上蓋の保温目標温度を一定に維持するように制御し、
    前記器具本体内の米飯の実際重量の変化値が第2の予め設定された閾値以下である場合、前記調理器具の底部の保温目標温度および前記調理器具の底部の加熱電力を一定に維持するように制御し、かつ前記調理器具の上蓋の保温目標温度および前記調理器具の上蓋の加熱電力を一定に維持するように制御する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の調理器具の保温性能の自動調節装置。
  14. 前記制御モジュールはさらに、前記調理器具が調理を完了して保温状態に入った後、リアルタイムで取得された前記器具本体内の米飯の実際重量に応じて前記器具本体内に残り米飯があるか否かを判断し、
    前記器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、前記調理器具が残飯提示情報を発信するように制御する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の調理器具の保温性能の自動調節装置。
  15. 前記制御モジュールはさらに、リアルタイムで取得された前記器具本体内の米飯の実際重量に応じて前記器具本体内の米飯の重量変化状況を取得し、かつ前記米飯の重量変化状況に応じて前記器具本体内の調理米飯の実際重量が前記第1の予め設定された時間よりも小さい第2の予め設定された時間内で一定に維持し、予め設定された重量以上であると判断した場合、前記器具本体内に残り米飯があると判断する、
    ことを特徴とする請求項14に記載の調理器具の保温性能の自動調節装置。
  16. 前記制御モジュールは、移動端末と無線通信し、前記器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、前記制御モジュールはさらに、前記移動端末によって提示するように、前記残飯提示情報を前記移動端末に送信する、
    ことを特徴とする請求項14または15に記載の調理器具の保温性能の自動調節装置。
  17. 前記制御モジュールはさらに、クラウドサーバと通信し、前記器具本体内に残り米飯があり、かつ持続時間が第1の予め設定された時間に達した場合、前記制御モジュールはさらに残り米飯情報を前記クラウドサーバに送信し、前記クラウドサーバは前記残り米飯情報を統計および解析し、かつ解析結果に応じて米飯量提示情報を生成し、および前記調理器具が調理しているときに前記調理器具に前記米飯量提示情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項14に記載の調理器具の保温性能の自動調節装置。
  18. 請求項10〜17のいずれか一項に記載の調理器具の保温性能の自動調節装置を含む、
    ことを特徴とする調理器具。
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