JP6888687B2 - ねじ継手 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に油井やガス井の探査や生産に使用されるチュービングおよびケーシングを包含する油井管に用いられるねじ継手に関する。すなわち、本発明は、OCTG(Oil Country Tubular Goods)、ライザー管、およびラインパイプなどの鋼管の接続に用いられるねじ継手に関する。
ねじ継手は、油井管など産油産業設備に使用される鋼管の接続に広く使用されている。オイルやガスの探索または生産に使用される鋼管の接続には、従来、API(米国石油協会)規格に規定された標準的なねじ継手が典型的に使用されてきた。
近年、原油や天然ガスの井戸は深井戸化が進み、垂直井から水平井や傾斜井などに移行しており、掘削環境または生産環境がより苛酷になっている。また、海洋または極地などの劣悪な環境における井戸の開発が増加していることなどから、耐圧縮性能、耐曲げ性能、外圧シール性能など、ねじ継手への要求性能が多様化している。このような要求性能のために、近年、プレミアムジョイントと呼ばれる高性能なねじ継手を使用することが増加している。また、井戸開発時の掘削量を低減するためには、井戸をスリムにする必要がある。これに対処するために、プレミアムジョイントの中でも、カップリング部材を介さずに鋼管同士を直接接続するインテグラル形式のねじ継手(以下、「インテグラル継手」とも称する。)への要求も高まっている。
インテグラル継手は、一方の鋼管の端部に雄ねじが設けられたピンと、他方の鋼管の端部に雌ねじが設けられたボックスとを有する。また、インテグラル継手には、雌雄ねじが螺合してなるねじ列が段差(ショルダ)により二分されたものがある。この段差は、継手を締め付ける際にストッパの役目を担う。
特許文献1の図1には、段差を有するインテグラル継手が記載されている。特許文献1では、適当な剛性を維持し、改良されたシールを設けたねじ継手を生産することを課題としている。そして、特許文献1では、段差を有するねじ継手において、ボックスの最先端まで突出した補強セクションを設け、この補強セクションの長さおよび肉厚を規定し、かつ、補強セクションの全長が相対するピンの後端側の素管部と接触を生じないようにしている。
特許第5232475号公報
特許文献1のねじ継手によれば、補強セクションを設けることにより適当な剛性を維持することができるものの、引張強度については改善の余地があることが判明した。
本発明は、上記課題に鑑み、耐引張強度に優れたねじ継手を提供することを目的とする。
従来、段差(ショルダ)を有するねじ継手においては、鋼管の軸方向に引張負荷を加えると、雌雄ねじの後端部側の端部位置のうち断面積が小さいほうが優先的に破断すると認識されていた。ところが、ねじ継手に所定の荷重を付加する破断試験を実施した際に、破断するはずがないと従来認識されていたショルダ近傍部位において、ねじ継手が破断する場合があることを知見した。
本発明は、上記知見に基づくものであり、その要旨構成は以下のとおりである。
[1]第1の鋼管の先端部側外周に、段差を挟んで第1の雄ねじ部分と第2の雄ねじ部分とを備える雄ねじ部を有するピンと、第2の鋼管の先端部側内周に、段差を挟んで第1の雌ねじ部分と第2の雌ねじ部分とを備える雌ねじ部を有するボックスと、を前記雄ねじ部と前記雌ねじ部との螺合を介して連結するねじ継手であって、
前記第1の雄ねじ部分は、前記第2の雄ねじ部分に対して前記第1の鋼管の先端部側に設けられ、
前記第1の雌ねじ部分は、前記第2の雌ねじ部分に対して前記第2の鋼管の先端部側に設けられ、
前記第1の雄ねじ部分と前記第2の雌ねじ部分との螺合域を第1ねじ列と定義し、前記第2の雄ねじ部分と前記第1の雌ねじ部分との螺合域を第2ねじ列と定義し、
前記第1ねじ列の前記鋼管の軸方向長さをL1と定義し、前記第2ねじ列の前記鋼管の軸方向長さをL2と定義し、
前記ピンにおける、前記第1ねじ列の前記ピンの先端部逆側の端部位置での径方向断面積をP1と定義し、前記第2ねじ列の前記ピンの先端部逆側の端部位置での径方向断面積をP2と定義し、
前記ボックスにおける、前記第2ねじ列の前記ボックスの先端部逆側の端部位置での径方向断面積をB1と定義し、前記第1ねじ列の前記ボックスの先端部逆側の端部位置での径方向断面積をB2と定義したとき、
前記L1、前記L2、前記P1、前記P2、前記B1、および前記B2が下記(1)式および下記(2)式を満足するねじ継手。

(P2,B2)min≦P1/{L1/(L1+L2)}・・・(1)
(P2,B2)min≦B1/{L2/(L1+L2)}・・・(2)
但し、(P2,B2)minは、P2およびB2のうち小さいほうの値をとる。
[2]前記ピンと前記ボックスとは、鋼管の径方向に金属接触することにより流体をシールするラジアルシール構造を有する、上記[1]に記載のねじ継手。
[3]前記雌雄ねじは、テーパねじである、上記[1]または[2]に記載のねじ継手。
本発明によれば、耐引張強度に優れたねじ継手を得ることができる。
本発明の一実施形態におけるねじ継手1の断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。
図1は、2つの鋼管を相互に接続した状態を示す。本実施形態におけるねじ継手1は、第1の鋼管の先端部側外周に、段差Cを挟んで第1の雄ねじ部分と第2の雄ねじ部分とを備える雄ねじ部を有するピン2と、第2の鋼管の先端部側内周に、段差Cを挟んで第1の雌ねじ部分と第2の雌ねじ部分とを備える雌ねじ部を有するボックス3と、を当該雄ねじ部と当該雌ねじ部との螺合を介して直接連結するインテグラル形式のねじ継手(以下、「インテグラル継手」と称する。)である。第1の雄ねじ部分は、第2の雄ねじ部分に対して第1の鋼管の先端部側に設けられる。第1の雌ねじ部分は、第2の雌ねじ部分に対して第2の鋼管の先端部側に設けられる。ここで、第1の雄ねじ部分と第2の雌ねじ部分との螺合域を第1ねじ列Aと称する。また、第2の雄ねじ部分と第1の雌ねじ部分との螺合域を第2ねじ列Bと称する。なお、鋼管の軸方向に垂直な断面において、第1ねじ列Aは、鋼管の内径側に位置し、第2ねじ列Bは、鋼管の外径側に位置する。
段差Cは、ピン2側のショルダ面とボックス3側のショルダ面とから構成され、ねじ継手1を締め付ける際にストッパの役目を担う。段差Cを構成するピン2側のショルダ面の断面積およびボックス3側のショルダ面の断面積は、それぞれ鋼管本体(以下、「素管部」とも称する。)の断面積の15%以上35%以下とすることが好ましい。ショルダ面の断面積が15%以上であれば、管軸方向の圧縮力が作用した場合においても、段差Cがストッパとして十分に機能する。ショルダ面の断面積が35%以下であれば、シール部の断面積を十分に確保することができるので、シール性を十分に発揮する。より好ましいショルダ面の断面積は、素管部の断面積の20%以上30%以下とする。
ここで、段差を有するインテグラル継手には、フラッシュ型とセミフラッシュ型とがある。「セミフラッシュ型」とは、雌ねじ側の鋼管端を拡管加工により鋼管の外径側に張り出させてねじ加工した雌ねじと、雄ねじ側の鋼管端を縮径加工により鋼管の内径側に張り出させてねじ加工した雄ねじとを螺合させた継手を意味する。「フラッシュ型」とは、セミフラッシュ型における内外径の張り出しをなくした継手であり、必要に応じて縮径加工を行った後に、一方に雌ねじを、他方に雄ねじを加工して、これらを螺合させた継手を意味する。本発明は、フラッシュ型およびセミフラッシュ型のいずれにも適用することができる。
次に、本実施形態におけるねじ継手1の特徴的部分を説明する。
従来、ねじ継手1の継手効率は、素管部の公称断面積に対する端部位置5におけるピン2の径方向断面積の比率と、素管部の公称断面積に対する端部位置7におけるボックス3の径方向断面積の比率との小さいほうの比率で定義されており、この継手効率に基づいて引張強度が算出されていた。ところが、ねじ継手1において、端部位置4,6における強度が弱い場合、ねじ継手の引張強度が想定を下回り、端部位置5,7以外の位置(具体的には端部位置4,6)において、ねじ継手1が破断するリスクがあることが判明した。これは、以下の理由によると考えられる。すなわち、端部位置5の径方向断面と端部位置7の径方向断面とには、引張負荷のすべてが作用する。これに対して、端部位置4の径方向断面と端部位置6の径方向断面とには、第1ねじ列Aの鋼管の軸方向長さL1および第2ねじ列Bの鋼管の軸方向長さL2に応じた引張負荷しか作用しない。そのため、各端部位置4,5,6,7における径方向断面積を引張強度の指標に用いるのでは、実際の破断面を正しく特定することができないからである。そして、本発明者らが検討を進めたところ、下記(1)式および下記(2)式を引張強度の指標にすることにより、ねじ継手1に引張負荷を加えても、第1ねじ列Aの端部位置4および第2ねじ列Bの端部位置6において、ねじ継手1が最初に破断することを回避することができることを知見した。その結果、本発明者らは、優れた耐引張強度が得られることを確認した。
(P2,B2)min≦P1/{L1/(L1+L2)}・・・(1)
(P2,B2)min≦B1/{L2/(L1+L2)}・・・(2)
但し、(P2,B2)minは、P2およびB2のうち小さいほうの値をとる。P2=B2の場合は、P2およびB2のいずれの値を用いてもよい。
上記(1)式および上記(2)式において、P1、P2、B1、B2、L1、及びL2は以下の定義に従う。図1を参照して、第1ねじ列Aのピン後端側の端部位置4におけるピン2の径方向断面積をP1と定義する。第2ねじ列Bのピン後端側の端部位置5におけるピン2の径方向断面積をP2と定義する。第2ねじ列Bのボックス後端側の端部位置6におけるボックス3の径方向断面積をB1と定義する。第1ねじ列Aのボックス後端側の端部位置7におけるボックス3の径方向断面積をB2と定義する。第1ねじ列Aの鋼管の軸方向長さをL1と定義する。第2ねじ列Bの鋼管の軸方向長さをL2と定義する。L1の始点(端部位置7)は、第1ねじ列Aにおいて、ピンチャンファ部の傾きを示す直線とピンねじ山の頂部を結ぶ直線との交点である。L1の終点(端部位置4)は、第1ねじ列Aにおいて、ボックスチャンファ部の傾きを示す直線とボックスねじ山の頂部を結ぶ直線との交点である。L2の始点(端部位置6)は、第2ねじ列Bにおいて、ピンチャンファ部の傾きを示す直線とピンねじ山の頂部を結ぶ直線との交点である。L2の終点(端部位置5)は、第2ねじ列Bにおいて、ボックスチャンファ部の傾きを示す線とボックスねじ山の頂部を結ぶ線との交点である。
上記(1)式および上記(2)式は、ねじ継手1に引張負荷を加えると、第2ねじ列Bの端部位置5および第1ねじ列Aの端部位置7のいずれかにおいて、ねじ継手1に加わる応力が最大となるように、ねじ継手を設計することに相当する。これにより、ねじ継手1に引張負荷を加えても、第1ねじ列Aの端部位置4および第2ねじ列Bの端部位置6において、ねじ継手1が最初に破断することを回避することができる。その結果、優れた耐引張強度が得られる。
ピン2は、ピン先端側において、第1ねじ列Aに隣接し、かつ雄ねじが形成されていないピンノーズ部を有することができる。ボックス3は、ボックス先端側において、第2ねじ列Bに隣接し、かつ雌ねじが形成されていないボックスノーズ部を有することができる。そして、ねじ継手1を締め付けると、ピンノーズ部の外周面と該外周面に相対するボックス3の内周面とが鋼管の径方向に金属接触して、ピン先端部側のシール部8を形成する。これにより、鋼管内側の流体が第1ねじ列Aの領域に進入するのを防止することができる。また、ボックスノーズ部の内周面と当該内周面に相対するピン2の外周面とが鋼管の径方向に金属接触して、ボックス先端部側のシール部9を形成する。これにより、鋼管外側の流体が第2ねじ列Bの領域に進入するのを防止することができる。このように、ねじ継手1は、ピン2とボックス3とが鋼管の径方向に金属接触することによって流体をシールする構造(すなわち、「ラジアルシール構造」)を有することができる。なお、シール部8の鋼管の軸方向長さは、特に限定されず、例えば5〜25mmとすることができる。また、シール部9の鋼管の軸方向長さは、特に限定されず、例えば5〜25mmとすることができる。
本実施形態における雌雄ねじの形状は、特に限定されず、例えばねじ継手に一般的なテーパ形状とすることができる。また、スタビングフランク角度(雄ねじのねじ山前面が鋼管軸への垂線に対してなす角度)およびロードフランク角度(雄ねじのねじ山後面が鋼管軸への垂線に対してなす角度)も、特に限定されない。例えば、スタビングフランク角度は、10°〜30°とすることができる。ロードフランク角度は、−10°〜0°とすることができる。なお、これらの角度の符号は、ねじ山前面およびねじ山後面のそれぞれにおいて、ねじ山頂部が、ねじ山底部からみてこれら両面間の中心側に位置する場合を正と定義し、その逆側に位置する場合を負と定義する。
以上、本実施形態を例にして、本発明のねじ継手を説明したが、本発明はこれに限定されず、特許請求の範囲において適宜変更することができる。
各発明例および比較例として、表1に示す外径および肉厚を有するAPI−5CTの鋼種Q125の鋼管をそれぞれ用意した。各鋼管に公知の切削加工を施して、図1に示す第1ねじ列Aの鋼管の軸方向長さL1、第2ねじ列Bの鋼管の軸方向長さL2、第1ねじ列Aのピン後端側の端部位置4におけるピン2の径方向断面積P1、第2ねじ列Bのピン後端側の端部位置5におけるピン2の径方向断面積P2、第2ねじ列Bのボックス後端側の端部位置6におけるボックス3の径方向断面積B1、第1ねじ列Aのボックス後端側の端部位置7におけるボックス3の径方向断面積B2、段差Cの接触高さ、ロードフランク角、スタビングフランク角が表1に示す値であるねじ継手を作製した。
各発明例および比較例で得られたねじ継手を適切なトルクで締め付けた後に、各ねじ継手に対して、ISO13679:2002に規定されているLimit Load試験をLP3の条件で実施することにより、引張強度を評価した。表1に評価結果を示す。
Figure 0006888687
本発明によれば、耐引張強度に優れたねじ継手を得ることができる。本発明は、フラッシュ型およびセミフラッシュ型のいずれにも適用することができ、いずれにおいても優れた耐引張強度を得ることができる。
1 ねじ継手
2 ピン
3 ボックス
4 ピンにおける、第1ねじ列のピン後端側の端部位置
5 ピンにおける、第2ねじ列のピン後端側の端部位置
6 ボックスにおける、第2ねじ列のボックス後端側の端部位置
7 ボックスにおける、第1ねじ列のボックス後端側の端部位置
8 ピン先端部側のシール部
9 ボックス先端部側のシール部
A 第1ねじ列
B 第2ねじ列
C 段差
L1 第1ねじ列の鋼管の軸方向長さ
L2 第2ねじ列の鋼管の軸方向長さ

Claims (3)

  1. 第1の鋼管の先端部側外周に、段差を挟んで第1の雄ねじ部分と第2の雄ねじ部分とを備える雄ねじ部を有するピンと、第2の鋼管の先端部側内周に、段差を挟んで第1の雌ねじ部分と第2の雌ねじ部分とを備える雌ねじ部を有するボックスと、を前記雄ねじ部と前記雌ねじ部との螺合を介して連結するねじ継手であって、
    前記第1の雄ねじ部分は、前記第2の雄ねじ部分に対して前記第1の鋼管の先端部側に設けられ、
    前記第1の雌ねじ部分は、前記第2の雌ねじ部分に対して前記第2の鋼管の先端部側に設けられ、
    前記第1の雄ねじ部分と前記第2の雌ねじ部分との螺合域を第1ねじ列と定義し、前記第2の雄ねじ部分と前記第1の雌ねじ部分との螺合域を第2ねじ列と定義し、
    前記第1ねじ列の前記鋼管の軸方向長さをL1と定義し、前記第2ねじ列の前記鋼管の軸方向長さをL2と定義し、
    前記ピンにおける、前記第1ねじ列の前記ピンの先端部逆側の端部位置での径方向断面積をP1と定義し、前記第2ねじ列の前記ピンの先端部逆側の端部位置での径方向断面積をP2と定義し、
    前記ボックスにおける、前記第2ねじ列の前記ボックスの先端部逆側の端部位置での径方向断面積をB1と定義し、前記第1ねじ列の前記ボックスの先端部逆側の端部位置での径方向断面積をB2と定義したとき、
    前記L1、前記L2、前記P1、前記P2、前記B1、および前記B2が下記(1)式下記(2)式および下記(3)式を満足するねじ継手。

    (P2,B2)min≦P1/{L1/(L1+L2)} ・・・(1)
    (P2,B2)min≦B1/{L2/(L1+L2)} ・・・(2)
    L1≠L2 ・・・(3)
    但し、(P2,B2)minは、P2およびB2のうち小さいほうの値をとる。
  2. 前記ピンと前記ボックスとは、鋼管の径方向に金属接触することにより流体をシールするラジアルシール構造を有する、請求項1に記載のねじ継手。
  3. 前記雌雄ねじは、テーパねじである、請求項1または2に記載のねじ継手。
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